JPH08152976A - 記憶装置のアクセス方法 - Google Patents

記憶装置のアクセス方法

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JPH08152976A
JPH08152976A JP6292923A JP29292394A JPH08152976A JP H08152976 A JPH08152976 A JP H08152976A JP 6292923 A JP6292923 A JP 6292923A JP 29292394 A JP29292394 A JP 29292394A JP H08152976 A JPH08152976 A JP H08152976A
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Ryuta Tanaka
竜太 田中
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク装置等の記憶部を複数有する記
憶装置1のアクセス方法に関し、アクセススケジュール
変更要求に対しても容易に対処する。 【構成】 制御装置1と、複数の記憶部3−1〜3−n
を有する記憶装置2とを備え、制御装置1に、記憶装置
2の複数の記憶部3−1〜3−nのアクセス状況を管理
し、少なくとも1単位データに対応する1期間を空きと
したスケジュールテーブル13を設け、新たなアクセス
要求又はアクセス変更要求に対して、スケジュールテー
ブル13を参照して、要求受付の可否を判定し、受付可
能の場合は、スケジュールテーブル13を更新し、この
スケジュールテーブル13の内容を基に記憶装置2のア
クセス制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
記憶部を複数備えた記憶装置のアクセス方法に関する。
複数の記憶部に複数種類の一連のデータを単位データ毎
に分散して書込み、一連のデータを読出す時に、複数の
記憶部から順次単位データ毎に読出す記憶装置が知られ
ており、このような複数の記憶部からなる記憶装置に対
する効率の良いアクセス方法が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の記憶装置の概略説明図
であり、7台の磁気ディスク装置DSK1〜DSK7を
備えた記憶装置の場合を示し、title1−1,ti
tle1−2,title1−3,・・・は一連のデー
タtitle1を分割した単位データを示し、同様に、
title2−1,title2−2,title2−
3,・・・,title7−1,title7−2,・
・・は、それぞれ一連のデータtitle2〜titl
e7の単位データを示し、それぞれ分散して磁気ディス
ク装置DS1〜DS7に書込まれている。このように複
数の磁気ディスク装置等の記憶部に分散して単位データ
を記憶させる方式は、ストライピング方式と称されてい
る。
【0003】又一連のデータtitle1を指定して読
出す場合、磁気ディスク装置DSK1から単位データt
itle1−1を読出した後、磁気ディスク装置DS2
から単位データtitle1−2を読出し、次に磁気デ
ィスク装置DS3から単位データtitle1−3を読
出すことを順次繰り返すことになる。即ち、磁気ディス
ク装置は、DSK1,DSK2,DSK3,DSK4,
DSK5,DSK6,DSK7,DSK1,・・・の順
にアクセスされる。又一連のディスクtitle6を指
定して読出す場合、磁気ディスク装置は、単位データt
itle1−6,title1−7,・・・を読出す期
間と重複しないように、DSK6,DSK7,DSK
1,DSK2,DSK3,DSK4,DSK5,DSK
6,DSK7,・・・の順にアクセスされる。
【0004】例えば、一連のデータをビデオデータとす
ると、例えば、1フレーム分或いは数フレーム分を単位
データとし、指定されたタイトルが例えばtitle2
であると、最初の単位データが磁気ディスク装置DSK
2からtitle2−1として読出され、次の単位デー
タが磁気ディスク装置DSK3からtitle2−2と
して読出される。受信再生側では、単位データをバッフ
ァリングすることにより、一連の連続したビデオデータ
とすることができる。又ビデオデータの場合、例えば、
MPEG(Moving Picture Experts Group)等の
標準化された圧縮符号化方式によって圧縮して、1フレ
ーム分或いは数フレーム分を単位データとして分散記憶
させることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク装置DS
K1〜DSK7のような記憶部を備えた記憶装置に於い
て、一連のデータを分散記憶させ、その一連のデータを
先頭から最後まで読出す場合は、前述のような処理によ
って単位データ毎に順次磁気ディスク装置DSK1〜D
SK7から読出すことができるが、一連のデータについ
ての順序変更、例えば、動画データの早送り或いは巻き
戻し等の順序変更又は種類の異なる一連のデータへのア
クセス変更要求に対して迅速に対応することが困難であ
った。本発明は、比較的簡単なスケジュールテーブルに
よって各種のアクセス要求に対応させることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶装置のアク
セス方法は、図1を参照して説明すると、(1)制御装
置1と、複数の記憶部3−1〜3−nを含む記憶装置2
とを備え、複数種類の一連のデータをそれぞれ単位デー
タに分割して記憶装置2の記憶部3−1〜3−nに分散
して書込み、又は一連のデータを複数の記憶部3−1〜
3−nから単位データ毎に順次読出す記憶装置のアクセ
ス方法に於いて、制御装置に、少なくとも1単位データ
に対応する1期間を空きとし、且つ記憶装置1の複数の
記憶部3−1〜3−nに対する各期間毎のアクセス状況
を管理するスケジュールテーブル13を設け、新たなア
クセス要求に対して、制御装置1は、スケジュールテー
ブル13を参照してこのアクセス要求を受付けるか否か
を判定し、受付可能の場合に、記憶装置2に対するアク
セス制御を行うものである。
【0007】(2)又アクセス要求がアクセス中の一連
のデータのアクセス順序の変更要求又は他の種類の一連
のデータへのアクセス変更要求のアクセススケジュール
変更要求時、スケジュールテーブル13を参照し、1単
位データに対応する空きの期間を利用して、アクセスス
ケジュール変更要求に従った変更先へのアクセスを開始
させることができる。
【0008】(3)又アクセス要求がアクセス中の一連
のデータのアクセス順序の変更要求又は他の種類の一連
のデータへのアクセス変更要求のアクセススケジュール
の変更要求時、スケジュールテーブル13を参照し、1
単位データに対応する空きの期間を利用して、アクセス
要求による変更後の指定された先頭位置に対して、デー
タの連続性が維持される任意数の単位データ数ずれた位
置からアクセスを開始することができる。
【0009】(4)又制御装置1にファーストイン・フ
ァーストアウト(FIFO)形式のバッファメモリ9を
設け、記憶装置2の複数の記憶部3−1〜3−nから順
次読出した単位データ及び記憶装置2に対するアクセス
スケジュール変更要求時に変更先から読出した単位デー
タを、バッファメモリ9を介して一定の転送速度を維持
して送出することができる。
【0010】(5)又スケジュールテーブル13は、ア
クセス要求元を格納する領域と、空きの少なくとも1領
域とを形成し、各領域対応にアクセスする記憶部3−1
〜3−nの指定情報を格納し、その記憶部3−1〜3−
nにアクセスする時に参照する領域の内容を、次周期の
アクセス時に参照する領域にも格納し、アクセススケジ
ュール変更要求時に、空きの1領域を利用して変更要求
先へアクセス変更を行うことができる。
【0011】(6)又制御装置1は、スケジュールテー
ブル13の空きの期間に於いて、記憶装置2の複数の記
憶部3−1〜3−nに対するアクセス制御以外の処理を
実行することができる。
【0012】
【作用】
(1)記憶装置2は、複数の記憶部3−1〜3−nから
構成され、各記憶部3−1〜3−nは、例えば、磁気デ
ィスク,光ディスク等の記憶媒体4と、共通バス12と
の間でデータのバッファリングを行うバッファメモリ5
とを含む構成とすることができる。そして、複数の記憶
部3−1〜3−nに、それぞれ一連のデータを単位デー
タに分割して分散して書込み、又は一連のデータを複数
の記憶部3−1〜3−nから単位データ毎に順次読出
す。又制御装置1は、プロセッサ6とメインメモリ7と
入出力制御装置8とバッファメモリ9とインタフェース
部10と内部バス11とを含む構成とすることができ
る。又制御装置1のメインメモリ7等に形成されたスケ
ジュールテーブル13は、1単位データに対応する1期
間を空きとし、且つ複数の記憶部3−1〜3−nに対す
る各期間毎のアクセス状況を管理するもので、アクセス
要求に対してこのスケジュールテーブル13を参照して
アクセス受付可能か否かを判定する。受付可能の場合、
スケジュールテーブル13を更新してアクセス制御を行
う。
【0013】(2)又アクセス要求がアクセス中の一連
のデータの複数単位データを飛ばしてその先を読出す場
合や、前に戻って単位データを読出す場合、或いは他の
種類の一連のデータを読出す場合のようなアクセススケ
ジュール変更要求時に、スケジュールテーブル13を参
照し、空きの期間を利用して、そのアクセススケジュー
ル変更要求に従った単位データを読出すように制御し、
それに対応してスケジュールテーブル13も更新する。
【0014】(3)又アクセススケジュール変更要求に
より、指定された変更先へ正確に変更することなく、そ
の指定変更先の単位データに対して近い位置の単位デー
タを読出すようにアクセス制御し、それ以降は連続した
状態で単位データを順次読出すようにすることができ
る。即ち、単位データが比較的短い長さの場合、変更先
が複数単位データ数のずれであっても、それ以後は連続
したデータとして読出すことができる。
【0015】(4)又FIFO形式のバッファメモリ9
を設けて、記憶装置2からの単位データ毎の読出データ
をバッファリングすることにより、アクセススケジュー
ル変更要求に従って、単位データの読出周期が変化して
も、一定速度の転送速度を維持して送出することができ
る。
【0016】(5)スケジュールテーブル13に、アク
セス要求元を格納する領域と、空きの少なくとも1領域
を形成し、ポインタ等によりアクセス時に参照する領域
を指示し、その領域の内容の記憶部3−1〜3−nの指
定情報を次周期にアクセスする時に参照する領域にも格
納しておく、それによって、アクセススケジュール変更
要求時に、空きの領域と共に参照して、指定された変更
要求先へアクセス変更することができる。
【0017】(6)又アクセススケジュール変更要求が
なく、スケジュールテーブル13の空きの期間をポイン
タが指示した時、記憶装置2に対するアクセス制御を行
わないから、制御装置1はその空きの期間を識別して、
他の処理を実行し、効率の良い制御システムとすること
ができる。又その空きの期間に、記憶装置2の例えばヘ
ッド位置補正処理を実行することができる。従って、定
期的にヘッドの位置補正処理を行う必要がある場合は、
書込み読出しのスケジュールと同様に、ヘッド位置補正
処理をスケジュールできる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例のアクセス方法を適用
する記憶装置の説明図であり、1は制御装置、2は記憶
装置、3−1〜3−nは記憶部、4は磁気ディスク等の
記憶媒体(DSK)、5はバッファメモリ(BF)、6
はプロセッサ(CPU)、7はメインメモリ(ME
M)、8は入出力制御装置(IOC)、9はバッファメ
モリ(BM)、10はインタフェース部(IF)、11
は内部バス、12は共通バス、13はスケジュールテー
ブルを示す。
【0019】複数の記憶部3−1〜3−nを有する記憶
装置2は、共通バス12を介して制御装置1に接続され
ている。この共通バス12は、例えば、SCSI(Sma
llComputer System Interface)バスとすることがで
きるもので、その場合の入出力制御装置8は、SCSI
コントローラとすることができる。又メインメモリ7
に、点線矢印で示すスケジュールテーブル13を形成し
た場合を示すが、他のメモリ領域に形成することも可能
である。又入出力制御装置8とバッファメモリ9との
間、及びバッファメモリ9とインタフェース部10との
間を直結するように接続し、主としてプロセッサ6が占
有する内部バス11を介することなく、データを高速で
転送する構成とすることができる。
【0020】このスケジュールテーブル13は、記憶部
とアクセス要求元と記憶媒体4としての磁気ディスクの
シリンダ番号,セクタ番号等とを対応した領域を備え、
アクセス要求元の領域と、空きの少なくとも1領域とを
有するものである。例えば、記憶部3−1の指定情報に
対応して要求元A、シリンダ番号10,セクタ番号5が
書込まれ、記憶部3−2の指定情報に対応して空きが書
込まれ、空きの期間であることが表示される。又記憶部
3−3の指定情報に対応して要求元B、シリンダ番号
6,セクタ番号3が書込まれている。又一連のデータの
タイトル情報を含めて記憶させることもできる。
【0021】単位データは、記憶部3−1〜3−nから
読出す時、或いは書込む時のセクタ等によるデータ単位
と、記憶部3−1〜3−nの個数nと、バッファメモリ
9の容量と、磁気ディスク等の記憶媒体4からの読出速
度或いは書込速度とを基に設定することができる。
【0022】この単位データを小さくすると、転送速度
が低下し、共通バス12を効率良く使用する為には、記
憶部3−1〜3−nの個数nを大きくする必要がある。
又反対に、単位データを大きくすると、転送速度を向上
することができるが、バッファメモリ9の容量を大きく
する必要があり、又一連のデータの任意の位置を指定し
て読出しを行うような場合の柔軟性に欠けることになる
から、これらを考慮して最適な大きさの単位データに選
定することになる。又一連のデータの種類対応に単位デ
ータの大きさを異なるように選定することができる。
【0023】又最大サービス要求元数と空きの期間の個
数との和が、n・m+k(但し、mは1以上の任意の整
数、kは1≦k<nを満たす整数、n・m+kとnとは
互いに素)であることが条件となる。従って、スケジュ
ールテーブル13は、2 (n・m+k)の大きさとする
ことになる。例えば、タイトルを記憶部3−1〜3−n
の番号順に書込む場合、記憶部の個数n=7、最大サー
ビス要求元数34、空き期間の個数2の時、m=5,k
=1とすると、前述の条件を満足することになる。又タ
イトルを記憶部3−1〜3−nの一つおきに書込む場合
(例えば、n=7とした時、1,3,5,7,2,4,
6,1,3,・・・の順)、k=2とすることになる。
そして、ポインタが1を指示している時に、アクセス周
期に従って次に参照される領域に、記憶部3−1と要求
元Aとが書込まれ、シリンダ番号及びセクタ番号は、単
位データの大きさと、記憶部の個数とに対応した値が加
算された値となる。制御装置1は、このスケジュールテ
ーブル13を参照して記憶装置2に対してアクセスコマ
ンドを発行する。
【0024】図2は本発明の実施例のアクセス要求時の
フローチャートであり、制御装置1は、アクセス要求を
行ったユーザの受付けが可能か否かを判定する(A
1)。即ち、回線網(図1に於いて図示を省略)を介し
たユーザからのアクセス要求が、インタフェース部10
を介してプロセッサ6のキュー(図示を省略)に加えら
れると、これに従ってプロセッサ6に割込みが行われ
る。このような制御構成は、既に知られている各種の構
成を適用することができる。又プロセッサ6は、このア
クセス要求を受付けることができるか否かをスケジュー
ルテーブル13を参照して判定する。
【0025】スケジュールテーブル13の所定数kの空
き領域を除く要求元登録領域に総てユーザ(要求元)が
登録されている場合、即ち、最大サービス要求元数mの
ユーザが既にアクセス中の場合及び空きがあっても、要
求転送速度が大きい場合は、受付不可と判定し、アクセ
ス要求元に受付不可通知を行い(A6)、受付可能な転
送速度が存在する場合は、その転送速度を報告する(A
7)。そして、アクセス要求をキューから削除する(A
5)。
【0026】又アクセス要求を受付可能の場合は、スケ
ジュールテーブル13を検索して空きの領域を探し(A
2)、目的のディスク(記憶媒体)がアクセス可能か否
かを判定し(A3)、アクセス不可能の場合は、そのデ
ィスク(記憶媒体)が空くまで待ち(A8)、キューは
そのままとする。又アクセス可能の場合は、スケジュー
ルテーブル13にユーザ(要求元)と目的のディスク
(記憶媒体)とを書込み(A4)、キューからアクセス
要求を削除する。そして、スケジュールテーブル13に
従って制御装置1から記憶装置2へアクセスコマンドを
発行する。
【0027】図3は本発明の実施例の変更要求時のフロ
ーチャートであり、この場合のアクセス要求もキューに
加えられ、プロセッサ6に割込みが行われる。そして、
このアクセス要求がアクセスデータの変更か否かを判定
し(B1)、一連のデータのアクセス順序等の変更の場
合は、変更先の対象ディスク(記憶媒体)は何番かを識
別し(B2)、その対象ディスク(記憶媒体)はアクセ
ス可能か否かをスケジュールテーブル13を参照して判
定し(B3)、アクセス可能の場合は、アクセスする対
象ディスク(記憶媒体)を決定して、スケジュールテー
ブル13を更新する(B4)。そして、スケジュールテ
ーブル13の古いユーザ(要求元)についての内容を削
除し(B5)、アクセス要求をキューから削除する(B
6)。
【0028】又アクセス要求がアクセスデータの変更で
ない場合は、転送速度の変更か否かを判定し(B7)、
転送速度の変更の場合は、スケジュールテーブル13を
調査し、変更可能か否かを判定する(B9)。即ち、転
送速度を大きくする要求については、アクセス周期を短
くするか、又は単位データを大きくすることにより、転
送速度を大きくすることができるから、スケジュールテ
ーブル13を参照して、ユーザ(要求元)の空きが多い
場合は、変更可能と判断する。その場合はステップ(B
4)に移行する。又変更不可能の場合は、変更拒否をユ
ーザ(要求元)に通知する(B13)。
【0029】又転送速度の変更要求でない場合は、終了
要求か否かを判定し(B11)、終了要求でない場合
は、キューに加えられたアクセス要求はエラー(B1
3)としてステップ(B5)に移行し、又終了要求の場
合もステップ(B5)に移行して、スケジュールテーブ
ル13から古いユーザ(要求元)についての内容を削除
し、且つキューからアクセス要求を削除する。
【0030】図4は本発明の実施例のスケジュールテー
ブルの説明図であり、スケジュールテーブルは、前述の
ように、少なくとも2(n・m+k)の領域を有し、ス
ケジュールテーブルがポインタによって参照位置の指示
が行われ、その参照位置の記憶部の指定情報と要求元と
が読出されて、その記憶部に対するアクセスコマンドが
発行される。又このポインタによって指示された位置か
ら、アクセス周期Tの位置に、同様の内容が書込まれて
いる。即ち、スケジュールテーブルの2個の領域にそれ
ぞれ同一の要求元が書込まれている。又ポインタは所定
の時間間隔で順次移動し、そのポインタによって指示さ
れた領域のユーザ(要求元)と、それに対応する記憶部
とに従って、記憶装置2のアクセス制御が行われる。
【0031】例えば、図4の左側に示すように、ポイン
タによって指示された領域には、記憶部3−1の指定情
報とユーザ(要求元)Aとが書込まれており、その領域
からアクセス周期Tの領域に次にアクセスする記憶部3
−2の指定情報とユーザ(要求元)Aとが書込まれてい
る。このポインタによって指示された領域の記憶部3−
1に対するアクセスコマンドが制御装置1から記憶装置
2に発行されると、記憶部3−1に対応するユーザ(要
求元)Aは削除される。
【0032】次に、ポインタは図4の右側に示すよう
に、次にアクセスする記憶部3−2を指示することにな
る。そして、次にユーザ(要求元)Aに対する記憶部3
−2のアクセスを行う為の領域の内容を基に、アクセス
周期T後に参照する領域に、ユーザ(要求元)Aに対す
る記憶部3−3の指定情報が書込まれる。即ち、常に2
個の領域にユーザ(要求元)が書込まれている。
【0033】又図4の右側に示すように、ポインタによ
って指示された記憶部3−2の領域のユーザ(要求元)
が空きの場合、例えば、前述の空きの期間を設定した場
合、制御装置1から記憶装置2へのアクセスコマンドの
発行は休止となる。この休止期間内に、制御装置1は、
保守管理等の他の処理を実行することができる。従っ
て、制御装置1の効率化が可能となる。
【0034】又ユーザ(要求元)が空きの場合の領域に
ついても、アクセス周期T毎に存在することになり、記
憶部3−2に対する休止の後は、アクセス周期T後に記
憶部3−3に対して休止となる。従って、各記憶部に対
して順次休止の期間が存在することになり、この休止の
期間を利用して、アクセススケジュール変更要求等の処
理を行うことができる。
【0035】図5は本発明の実施例の読出動作の説明図
であり、(3−1)〜(3−n)は磁気ディスク装置等
の記憶部3−1〜3−nを示し、又(12)は共通バス
12上のデータを示す。例えば、制御装置1からスケジ
ュールテーブル13を参照して、記憶部3−1にシリン
ダ番号,セクタ番号等を含む読出依頼が加えられると、
記憶媒体4の指定されたシリンダ番号で且つセクタ番号
の領域から単位データの読出処理(D1)が行われてバ
ッファメモリ5に書込まれ、このバッファメモリ5から
共通バス12には、その転送速度に対応して(12)に
示すように送出される。
【0036】制御装置1は、入出力制御装置8からバッ
ファメモリ9に直結した経路でデータを高速転送して書
込み、又バッファメモリ9とインタフェース部10とを
直結した経路で、バッファメモリ9から読出したデータ
をユーザ(要求元)へ一定の速度で一連のデータとして
送出することができる。即ち、内部バス11の使用権獲
得等に要する処理を省き、データについては高速で、入
出力制御装置8からバッファメモリ9へ、又バッファメ
モリ9からインタフェース部10へそれぞれ転送するこ
とができる。又このバッファメモリ9を2面構成(ダブ
ルバッファ構成)として、その一方にデータを書込み、
他方からデータを読出してユーザ(要求元)にデータを
送出することができる。
【0037】又記憶部3−1から一連のデータの単位デ
ータの読出処理(D1)により、バッファメモリ5に一
旦蓄積され、その単位データはバッファメモリ5から読
出され、共通バス12と制御装置1の入出力制御部8と
を介してバッファメモリ9に転送される。又一連のデー
タの単位データの次の単位データの読出処理(D2)
は、(3−2)として示すように、記憶部3−2から読
出されてバッファメモリ5に一旦蓄積され、その単位デ
ータはバッファメモリ5から読出されて、共通バス12
と制御装置1の入出力制御部8とを介してバッファメモ
リ9に転送される。以下同様にして、一連のデータの単
位データは、記憶部3−3〜3−nから順次読出されて
バッファメモリ9に転送され、ユーザ(要求元)に対し
てバッファメモリ9から前記一連のデータが一定の速度
で読出されて送出される。又単位データに対応する期間
の空きの期間が形成されており、記憶部3−2に対する
アクセス後に、記憶部3−3が空きの期間となる場合を
示す。従って、共通バス12上に於いても、点線で示す
ように、読出依頼とデータ転送との空きタイムスロット
が生じる。この空きの期間は、記憶部3−3の次は記憶
部3−4に対して生じることになる。しかし、共通バス
12の使用効率に与える影響は僅かであり、問題となら
ない。
【0038】図6は本発明の実施例の書込動作の説明図
であり、図5と同様に、(3−1)〜(3−n)は記憶
部3−1〜3−nの動作を示し、(12)は共通バス1
2上のデータを示す。書込動作の場合は、書込依頼と書
込データとが連続して共通バス12を介して記憶装置2
に転送されることになり、読出動作中の例えば記憶部3
−3に書込データの先頭の単位データを書込む場合、共
通バス12上では、記憶部3−2に対する読出依頼の直
後に、記憶部3−3に対する書込依頼と書込データとが
転送され、書込データは、空きの期間終了後に、記憶部
3−3のバッファメモリ5を介して記憶媒体4に書込ま
れる。即ち、(WD1)として示すように、単位データ
の書込処理が行われる。
【0039】この場合に、一連のデータの中の単位デー
タ(WD1)の書込みが記憶部3−3に対して行われた
後、次の単位データ(WD2)の書込みは、記憶部3−
4に対して行われる。即ち、記憶部3−4の空きの期間
終了後に、書込依頼と書込データとを基に、記憶部3−
4に(WD2)に示すように書込みが行われる。
【0040】図7は本発明の実施例のアクセススケジュ
ール変更要求時の説明図であり、記憶部の個数nを7と
し、記憶部3−1〜3−7の動作を(3−1)〜(3−
7)で示し、共通バス12上の読出依頼や書込依頼を除
く転送データのみを(12)で示す。又BUFAA,B
UFAB,BUFBA,BUFBBは制御装置1のバッ
ファメモリ9のユーザA,B用のダブルバッファ領域を
示す。又AVW,BVWはユーザ(要求元)A,Bに対
するスケジュール変更可能範囲を示す。又同一の長さの
単位データを読出す為の期間をタイムスロットとし、空
きタイムスロット(点線で示す)を2個設け、且つ36
ユーザに対してサービス提供を可能とした場合について
示し、共通バス12上でも点線で示す。又バッファリー
ドポイントは、現時点のバッファ領域からの読出しのポ
インタを示す。
【0041】記憶部3−1から(3−1)のユーザAと
して示すように単位データを読出し、共通バス12には
(12)の黒印で示すように転送し、ユーザAの一方の
バッファ領域BUFAAに共通バス12の転送速度に対
応した速度で書込み、他方のバッファ領域BUFABか
ら先に書込んだ単位データを、ユーザAへの送出速度に
対応した速度で読出す。次に記憶部3−2から(3−
2)のユーザAとして示すように、ユーザAの単位デー
タを読出し、共通バス12には(12)の黒印で示すよ
うに転送し、ユーザAの他方のバッファ領域BUFAB
に書込み、一方のバッファ領域BUFAAから先に書込
んだ単位データを前述の場合と同様に読出してユーザA
へ送出する。このように記憶部から読出した単位データ
を共通バス12を介してユーザAのバッファ領域BUF
AA,BUFABの一方に書込み、他方から読出すこと
を繰り返して、ユーザAに一連のデータを一定速度で送
出することができる。
【0042】又ユーザBに対しても、例えば、(3−
6)のユーザBとして示すように記憶部3−6から単位
データを読出し、共通バス12には(12)の黒印で示
すように転送し、ユーザBの一方のバッファ領域BUF
BAにその単位データを、共通バス12の転送速度に対
応した速度で書込み、他方のバッファ領域BUFBBか
ら先に書込んだ単位データを読出してユーザBに送出す
る。次に、(3−7)のユーザBとして示すように記憶
部3−7から単位データを読出し、共通バス12を介し
てユーザBの他方のバッファ領域BUFBBに書込み、
一方のバッファ領域BUFBAから単位データを読出し
てユーザBに一連のデータを一定速度で送出することが
できる。
【0043】又ユーザAを(3−1)へとして示すよう
に変更要求があり、次にユーザBを(3−3)へとして
示すように要求変更があると、空きタイムスロットを利
用してアクセススケジュール変更を行うものであり、例
えば、ユーザAについて、次は記憶部3−2にアクセス
する順序を、記憶部3−4の空きタイムスロットに於い
てアクセスするように変更することができる。その場合
の変更可能範囲は、バッファ領域に対する読出し,書込
みの期間に相当する範囲で、ユーザAに対してAVW、
ユーザBに対してBVWで示す範囲となる。
【0044】図8は本発明の実施例のアクセススケジュ
ール変更要求時の説明図であり、図7と同一符号は同一
部分の動作を示し、同図の(a)は、前述のユーザAの
アクセススケジュール変更要求に対して、アクセススケ
ジュール変更可能範囲AVW内の空きタイムスロットの
うち、最も変更要求に近い位置の空きタイムスロットを
選択した場合を示す。即ち、矢印で示すように、ユーザ
Aのアクセススケジュールが変更され、いままでユーザ
Aのタイムスロットは空きとなる。
【0045】又図8の(b)は、前述のユーザAのアク
セススケジュールの変更後、前述のユーザBのアクセス
スケジュール変更要求に対して、アクセススケジュール
変更可能範囲BVW内の空きタイムスロットのうち、最
も変更要求に近い位置の空きタイムスロットを選択し、
所望の空きタイムスロットが存在して、記憶部3−3に
アクセスできるようにして、いままでユーザBのタイム
スロットの空きとした場合を示す。
【0046】図9は複数のアクセススケジュール変更要
求が同時的に発生した場合の説明図であり、図7と同一
符号は同一部分の動作を示し、空きタイムスロットとユ
ーザA,Bの次のアクセス予定とユーザA,Bのアクセ
ス変更要求とを基に、アクセススケジュールの組み替え
を行う。この場合、ユーザBのアクセス変更要求に対応
するアクセススケジュール変更可能範囲BVW内の空き
タイムスロットが存在するから、記憶部3−7のユーザ
Bのアクセス予定を次の記憶部3−3の空きタイムスロ
ットに矢印で示すように変更し、この記憶部3−7のユ
ーザBのアクセス予定タイムスロットが空きタイムスロ
ットとなるから、ユーザAのアクセス変更要求に対応す
るアクセススケジュール変更可能範囲AVW内の空きタ
イムスロットのうちに、最も要求に近い空きタイムスロ
ットは、ユーザBのアクセス予定タイムスロットの記憶
部3−7に対するものであるから、これをユーザAのア
クセス変更先とする。
【0047】前述のようなアクセススケジュールの変更
は、スケジュールテーブル(図1及び図4参照)の書換
えによってそれぞれ実行することができる。又前述のユ
ーザAのアクセス変更要求時に、目的の記憶部(目的の
単位データ)に変更できない時、その目的の記憶部(目
的の単位データ)に最も近い記憶部(単位データ)に変
更し、それ以降はアクセス周期Tに従ってアクセスする
ことにより、連続したデータを得ることができる。
【0048】例えば、ビデオデータの場合、目的の画面
に変更して再生する場合に、変更先が目的の画面の数フ
レーム分だけ前後しても、再生画面上に大きな変化がな
く、それ以降は連続した画面を再生することができる。
即ち、巻き戻し又は早送りを要求した時に、目的のタイ
ムスロットに空きタイムスロットがない場合は、変更先
の目的の画面の先頭フレームから再生できないことにな
るが、目的のフレームに相当する近傍のフレームから再
生できるように、記憶部に対するアクセススケジュール
変更を行っても、それ以降は連続した画面となるから、
再生画面としては問題はない。又音声データの場合も同
様である。
【0049】本発明は、前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、システム規模に応じて記憶装置2を構成する記憶部
の個数nを多くし、共通バス12の転送速度を大きくす
ることにより、多数のユーザに対してサービスを提供す
ることができる。又ビデオデータのみでなく、音声デー
タや他の各種の一連のデータを分散して書込み、又は読
出す用途に適用することができる。又前述のように、単
位データは、一連のデータの種類等やユーザの転送速度
等に対応してその大きさを異なるようにすることも可能
である。又本発明のアクセス方法を適用する記憶装置2
及び制御装置1は、複数の記憶部からなる記憶装置2で
あれば、図1に示す構成以外の各種の構成に適用できる
ものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、記憶装
置2の各記憶部3−1〜3−nを制御装置1に於いて一
括管理し、スケジュールテーブル13によって各記憶部
3−1〜3−nに対するアクセス要求の受付可否の判定
やアクセス変更要求等に対して容易に対処できるもので
あり、特に、スケジュールテーブル13に少なくとも空
きの期間を形成しておくことによって、アクセススケジ
ュール変更要求に対して、目的の単位データに対するア
クセス又はその近傍の単位データに対するアクセスを容
易に行うことができる利点がある。
【0051】又アクセススケジュール変更要求に対して
利用する空きの期間を、制御装置1のアクセス制御以外
の他の処理に利用することができるから、システムの効
率を向上することができる。又制御装置1のバッファメ
モリ9をFIFO形式やダブルバッファ形式とすること
により、アクセススケジュール変更時にも、ユーザに対
して連続して一定の転送速度でデータを転送することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のアクセス方法を適用する記憶
装置の説明図である。
【図2】本発明の実施例のアクセス要求時のフローチャ
ートである。
【図3】本発明の実施例の変更要求時のフローチャート
である。
【図4】本発明の実施例のスケジュールテーブルの説明
図である。
【図5】本発明の実施例の読出動作の説明図である。
【図6】本発明の実施例の書込動作の説明図である。
【図7】本発明の実施例のアクセススケジュール変更要
求時の説明図である。
【図8】本発明の実施例のアクセススケジュール変更要
求時の説明図である。
【図9】本発明の実施例のアクセススケジュール変更要
求時の説明図である。
【図10】従来例の記憶装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 記憶装置 3−1〜3−n 記憶部 4 記憶媒体(DSK) 5 バッファメモリ(BF) 6 プロセッサ(CPU) 7 メインメモリ(MEM) 8 入出力制御装置(IOC) 9 バッファメモリ(BM) 10 インタフェース部(IF) 12 共通バス 13 スケジュールテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、複数の記憶部を含む記憶装
    置とを備え、複数種類の一連のデータをそれぞれ単位デ
    ータに分割して前記記憶装置の前記複数の記憶部に分散
    して書込み、又は前記一連のデータを前記複数の記憶部
    から単位データ毎に順次読出す記憶装置のアクセス方法
    に於いて、 前記制御装置に、少なくとも1単位データに対応する1
    期間を空きとし、且つ前記記憶装置の前記複数の記憶部
    に対する各期間毎のアクセス状況を管理するスケジュー
    ルテーブルを設け、新たなアクセス要求に対して、前記
    制御装置は、前記スケジュールテーブルを参照して該ア
    クセス要求を受付けるか否かを判定し、受付可能の場合
    に、前記記憶装置に対するアクセス制御を行うことを特
    徴とする記憶装置のアクセス方法。
  2. 【請求項2】 前記アクセス要求がアクセス中の一連の
    データのアクセス順序の変更要求又は他の種類の一連の
    データへのアクセス変更要求のアクセススケジュールの
    変更要求時、前記スケジュールテーブルを参照し、前記
    1単位データに対応する空きの期間を利用して前記アク
    セススケジュール変更要求に従った変更先へのアクセス
    を開始させることを特徴とする請求項1記載の記憶装置
    のアクセス方法。
  3. 【請求項3】 前記アクセス要求がアクセス中の一連の
    データのアクセス順序の変更要求又は他の種類の一連の
    データへのアクセス変更要求のアクセススケジュールの
    変更要求時、前記スケジュールテーブルを参照し、前記
    1単位データに対応する空きの期間を利用して、前記ア
    クセス要求による変更後の指定された先頭位置に対し
    て、データの連続性が維持される任意数の単位データ数
    ずれた位置からアクセスを開始することを特徴とする請
    求項1記載の記憶装置のアクセス方法。
  4. 【請求項4】 前記制御装置にファーストイン・ファー
    ストアウト形式のバッファメモリを設け、前記記憶装置
    の前記複数の記憶部から順次読出した単位データ及び前
    記記憶装置に対するアクセススケジュール変更要求時に
    変更先から読出した単位データを、前記バッファメモリ
    を介して一定の転送速度を維持して送出することを特徴
    とする請求項1記載の記憶装置のアクセス方法。
  5. 【請求項5】 前記スケジュールテーブルは、アクセス
    要求元を格納する領域と、空きの少なくとも1領域とを
    形成し、各領域対応にアクセスする記憶部指定情報を格
    納し、前記記憶部にアクセスする時に参照する領域の内
    容を、次周期のアクセス時に参照する領域にも格納し、
    アクセススケジュール変更要求時に、前記空きの1領域
    を利用して変更要求先へアクセス変更を行うことを特徴
    とする請求項1記載の記憶装置のアクセス方法。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記スケジュールテー
    ブルの前記空きの期間に於いて、前記記憶装置の前記複
    数の記憶部に対するアクセス制御以外の処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶装置のアクセス方
    法。
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