JPH08154257A - 色復調装置ならびにそれを用いたテレビジョン受像機およびvtr - Google Patents

色復調装置ならびにそれを用いたテレビジョン受像機およびvtr

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JPH08154257A
JPH08154257A JP7247267A JP24726795A JPH08154257A JP H08154257 A JPH08154257 A JP H08154257A JP 7247267 A JP7247267 A JP 7247267A JP 24726795 A JP24726795 A JP 24726795A JP H08154257 A JPH08154257 A JP H08154257A
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color
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killer
demodulation
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英治 中村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力された映像信号を復調できるか否かをA
CCキラー回路24,IDキラー回路26およびACC
キラー回路28で判断する。各回路から復調可能か否か
を示すキラー信号をマイコン16に送り、メモリ36に
格納する。マイコン16は、そのキラー信号に応じて復
調モードを設定し、スイッチ32はマイコン16からの
指令に応じた復調器からの出力を選択する。スイッチ3
2で選択した復調器の出力をマトリクス回路34で処理
し、CRT・ドライブアンプ38を介してCRT40上
に再生する。ACCキラー回路24およびIDキラー回
路26からともに復調可能を示すキラー信号が出力され
たときに対応するために、SECAM復調モードおよび
PAL復調モードのいずれを優先するかをマイコン16
に設定しておくこともできる。このように、マイコン1
6によって色復調回路14を制御する。 【効果】 回路を変更することなしに、カラー方式の判
別動作を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は色復調装置ならびにそ
れを用いたテレビジョン受像機およびVTRに関し、特
にたとえばカラー方式を自動判別する色復調装置ならび
にそれを用いたテレビジョン受像機およびVTRに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー方式(PAL,NTSC,SEC
AM)を判定する機能は、色復調回路に組み込まれてい
る。この色復調回路は、一般的にICに集積化されてお
り、したがってカラー方式の自動判別機能もこれらIC
に組み込まれている。このため、ICの開発段階でカラ
ー方式の自動判別の動作が決定される。したがって、I
Cの開発が完了した後、この動作の変更や追加はIC内
部の回路変更を伴う。
【0003】色復調回路は一般的にバイポーラICで、
その集積度は年々上がっており、回路全体の規模も拡大
する傾向が顕著である。カラー方式の自動判別の動作を
変更または追加するということは、IC内部の回路の接
続を変更したり回路組織の追加を伴い、ICチップ面積
が増大する場合が多い。チップ面積の増大は、コストア
ップにつながる。
【0004】また、この変更や追加によって既に完成さ
れたICパターンレイアウトの一部の面積が増加する
と、増加した分は周辺回路パターンを移動しなければな
らず、上述のように大規模化したICにとっては、その
移動対象となる素子は膨大な量になるため、変更には時
間と手間を要す。さらに、チップのレイアウトを変更す
ると、IC内部の別の回路の特性が変化することも考え
られる。
【0005】実際にカラー方式の自動判別の動作を変更
しなければならなくなるのは、多くの場合、その動作で
は正確に自動判別できなくなるような特殊な状況が発生
し、その特殊な状況で判別動作を正常に行うための対策
を実施するためである。当然、対策であるからできるだ
け早く効果を確認し、対策を実施する必要がある。
【0006】しかしながら、上述したようにICパター
ンを変更して、ICの現物を作るためには、さらに数か
月を要し、そのうえ対策効果が十分でなければ、さらに
改良のためのICの変更を行う必要がある。これでは、
対策の実施が遅れる一方である。以下、図3を参照して
具体的に説明する。図3に色復調回路を備えた従来のテ
レビジョン受像機1を示し、そのカラー方式の自動判別
の動作について述べる。図3の例では、PALとSEC
AMとを自動的に判別する機能を備えている。IC“L
A7681”のPAL復調IC1aはNTSC復調器
(図示せず)およびPAL復調器2を備えるが、そのN
TSCとPALとの自動判別機能はもたない。IC“A
N5635N”のSECAM復調IC1bはSECAM
復調器3を備えている。
【0007】以下、PALとSECAMとを自動的に判
別する動作について説明する。SECAM復調IC1b
ではSECAMキラー回路4によって、14ピンから入
力されたクロマ信号がSECAM信号か非SECAM信
号かを判別する。SECAMキラー回路4がオフとなる
ことで14ピンからのクロマ信号をSECAM信号と判
断する。
【0008】SECAMキラー回路4は、11ピンから
入力された水平フライバック・パルスを波形成形して作
ったバーストゲートパルスによって、14ピンからのク
ロマ信号の中からSECAMバースト信号を抽出する。
このSECAMバースト信号は、SECAMキラー回路
4の中で、FM復調され、IDキラーフィルタに送ら
れ、復調レベルをほぼSECAMバースト信号の周波数
に応じたDC電圧に置き換える。SECAMキラー回路
4では、このDC電圧をコンパレータで比較した結果に
よって、SECAM信号か否かを判断する。
【0009】このようにして、SECAMキラー回路4
がクロマ信号をSECAM信号と判断した場合について
述べる。SECAM復調器3で復調して得られたSEC
AM色差信号すなわちR−YおよびB−Y信号は、PA
L・SECAMスイッチ5と呼ばれる色差信号のスイッ
チ回路に送られる。
【0010】PAL・SECAMスイッチ5には、さら
にPAL復調器2からR−YおよびB−Y信号も入力で
きるようにされている。SECAMキラー回路4がSE
CAM信号と判断した場合は、PAL・SECAMスイ
ッチ5はSECAM復調器3からのR−YおよびB−Y
信号を選択し、SECAM復調IC1bにあるマトリク
ス回路6に送る。
【0011】マトリクス回路6では、R−YおよびB−
Y信号からG−Y信号を作る。これら3つの色差信号
は、SECAM復調IC1bの1,2および3ピンから
それぞれ出力され、これらの色差信号はCRT・ドライ
ブアンプ7に送られ、CRT8上に再生される。すなわ
ち、SECAMキラー回路4がSECAM信号と判断す
れば、PAL復調器2から色差信号が送られてきても、
PALの色差信号はCRT8まで送られない。
【0012】次に、PAL信号が入力され、SECAM
キラー回路4が非SECAM信号と判断した場合につい
て述べる。PAL復調IC1aは、ユーザの設定により
PAL強制モードで動作する。PAL復調IC1aの4
0ピンから入力されたクロマ信号はACCキラー回路9
を介してPAL復調器2に送られ、R−YおよびB−Y
信号に復調され、PAL復調IC1aの21および23
ピンからそれぞれ出力される。
【0013】PALのR−YおよびB−Y信号は、それ
ぞれSECAM復調IC1aの22および4ピンを介し
て、PAL・SECAMスイッチ5に送られる。SEC
AM復調IC1bでは、SECAMキラー回路4が非S
ECAMと判断しているので、SECAM復調器3から
の信号は選択されず、22および4ピンからそれぞれ入
力されたPAL復調器2からのR−YおよびB−Y信号
が選択される。選択されたPALのR−YおよびB−Y
信号は、SECAM復調IC1bにあるマトリクス回路
6に送られる。
【0014】マトリクス回路6では、R−YおよびB−
Y信号からG−Y信号を作る。これら3つの色差信号
は、SECAM復調IC1bの1,2および3ピンから
出力され、これらの色差信号はCRT・ドライブアンプ
7に送られ、CRT8上に再生される。以上のごとく、
PALとSECAMとの自動判別は、SECAM復調I
C1bのSECAMキラー回路4の動作を判断基準とし
て、いずれの色差信号を選択し、画面上に再生するのか
が決定される。すなわち、図3のテレビジョン受像機1
では、SECAM復調IC1bのSECAMキラー回路
4の出力信号に応じて制御されるPAL・SECAMス
イッチ5によって、PALとSECAMとの切り換えの
自動化を実現している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ここで仮に、SECA
Mキラー回路4がSECAMでない信号であるのにSE
CAMと誤判断してしまうため、それを防止するため
に、PALのACCキラー回路9の動作を判断基準に変
更する場合を考える。すると、図示しないがSECAM
復調IC1bにあるクロマスイッチ(14ピンと15ピ
ン(図示せず)との選択)およびPAL・SECAMス
イッチ(色差信号切り換え)5は、PAL復調IC1a
のACCキラー回路9の出力(たとえば、キラーオン/
オフでHigh/Low )で制御される回路に変更しなければ
ならない。このためには、PAL復調IC1aにキラー
出力端子を設け、SECAM復調IC1bにはそれに対
応する入力端子を設けなければならない。その結果、こ
れら2つのICすなわちPAL復調回路1aおよびSE
CAM復調回路1bの回路変更を伴い、さらにICパッ
ケージの変更まで必要になり、大幅な回路の見直しをし
なければならない。
【0016】それゆえに、この発明の主たる目的は、回
路を変更することなくカラー方式の判別動作を変更でき
る、色復調装置ならびにそれを用いたテレビジョン受像
機およびVTRを提供することである。この発明の他の
目的は、回路を変更することなくカラー方式の判別動作
を変更できる、色復調方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のT
V放送方式に対応する放送信号を色復調する複数の復調
器、複数の復調器に対応するかつ受信した放送信号に含
まれるカラーバースト信号に基づいて復調の可否を判別
する複数の判別手段、および複数の判別手段からの判別
信号に基づいて特定の復調器を選択する第1選択手段を
備える、色復調装置である。
【0018】第2の発明は、(a) 複数のTV放送方式に
対応する放送信号を復調する複数の復調器から特定の復
調器を選択し、(b) 受信放送信号を特定の復調器で復調
できるか否かを受信放送信号に含まれるカラーバースト
信号に基づいて判別し、(c)復調が可能であるとき特定
の復調器の選択を確定させる、色復調方法である。
【0019】
【作用】第1の発明では、複数の復調器のそれぞれに対
応して設けられたたとえばカラーキラー回路に、受信放
送信号に含まれる映像信号が与えられる。それぞれのカ
ラーキラー回路は受信放送信号に含まれるカラーバース
ト信号に基づいて、対応する復調器がその映像信号を色
復調できるかどうか判別し、判別信号を出力する。たと
えばマイコンは、この判別信号に基づいて特定の復調器
を選択する。
【0020】なお、復調器を選択するときの優先順位を
設定するようにすれば、復調可能を示す複数の判別信号
が出力されたとき、その優先順位に応じて特定の復調器
が選択される。また、複数のTV放送方式に対応する放
送信号に含まれる音声信号をトラップする複数のトラッ
プ手段を設け、判別信号に基づいて特定のトラップ手段
を選択するようにすれば、カラーキラー回路に音声信号
が入力されることはない。
【0021】このような色復調装置を用いてテレビジョ
ン受像機やVTRが構成される。第2の発明では、たと
えばマイコンが、まず特定の復調器を選択し、次に受信
放送信号をその復調器で復調できるか否かをカラーバー
スト信号に基づいて判断する。そして、その復調器で復
調可能であれば、マイコンはその選択を確定させる。
【0022】
【発明の効果】これらの発明によれば、回路を変更する
ことなしに、カラー方式の判別動作を変更することがで
きる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴およ
び利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説
明から一層明らかとなろう。
【0023】
【実施例】図1を参照して、この実施例のテレビジョン
受像機10は色復調装置12を含む。色復調装置12に
は、色復調回路14とマイクロコンピュータ(マイコ
ン)16とが含まれる。色復調回路14は、PAL復調
器18,SECAM復調器20およびNTSC復調器2
2を含む。PAL復調器18,SECAM復調器20お
よびNTSC復調器22にそれぞれ対応して、ACCキ
ラー回路24,IDキラー回路26およびACCキラー
回路28が設けられる。これらのACCキラー回路2
4,IDキラー回路26およびACCキラー回路28
が、復調の可否を判別する判別手段として機能する。
【0024】すなわち、端子30から入力された映像信
号はACCキラー回路24,IDキラー回路26および
ACCキラー回路28に与えられ、その映像信号が復調
できるか否かが判断され、その結果に応じて復調可否を
示すキラー信号が、ACCキラー回路24,IDキラー
回路26およびACCキラー回路28から、色復調回路
14の外部のマイコン16に与えられる。なお、PAL
のカラーバースト信号はAM変調されかつ1H毎に90
°移相されたものであり、NTSCのカラーバースト信
号はAM変調されかつ移相はしていないものであり、そ
してSECAMのカラーバースト信号はFM変調されか
つ変調周波数が1H毎に変化しているものである。この
ような変調方式および位相の相違や周波数の相違などか
ら、ACCキラー回路24および28とIDキラー回路
26とが、入力信号の復調の可否を判別する。復調可能
を示すキラー信号が出力されれば、それに続く復調器で
映像信号が復調される。たとえば、映像信号がPAL信
号であれば、ACCキラー回路24から復調可能を示す
キラー信号が出力され、IDキラー回路26およびAC
Cキラー回路28からは復調不可能を示すキラー信号が
出力される。このときには、PAL復調器18でPAL
信号が復調されるが、SECAM復調器20およびNT
SC復調器22ではPAL信号は復調されない。
【0025】そして、PAL復調器18,SECAM復
調器20およびNTSC復調器22から出力される色差
信号すなわちR−YおよびB−Y信号はスイッチ32に
与えられる。スイッチ32はマイコン16からのカラー
方式コントロール信号に応じてスイッチング制御され、
PAL,SECAMおよびNTSCのうちいずれかのR
−YおよびB−Y信号を選択してマトリクス回路34に
送る。
【0026】ここで、マイコン16はメモリ36を含
み、メモリ36には図2に示すようなカラー方式の自動
判別のためのプログラムが記憶されているほか、そのエ
リアP,SおよびNにそれぞれキラー信号が格納され
る。したがって、マイコン16はエリアP,SおよびN
にそれぞれ格納されたキラー信号に応じて色復調回路1
4に対してカラー方式コントロール信号を出力して、復
調すべきカラー方式を指示する。
【0027】マトリクス回路34からは色差信号である
R−Y,B−Y,G−Y信号がCRT・ドライブアンプ
38に送られ、そして、CRT40上に再生される。ま
た、端子30からの映像信号はY信号処理回路40に送
られ、シャープネス,コントラストおよびブライトが調
整されて、CRTドライブアンプ38に送られる。この
ように、テレビジョン受像機10では、色復調回路14
の外部すなわちマイコン16から、どの方式(PAL/
SECAM/NTSC)で映像信号を復調するのかをコ
ントロールし、CRT40に出力すべき復調信号を決定
している。
【0028】このようなテレビジョン受像機10の主要
な動作を図2を参照して説明する。まず、図2に示すス
テップS1において、PAL復調モードに設定される。
すなわち、マイコン16は、映像信号をPAL信号とし
て復調するように、色復調回路14に対してカラー方式
コントロール信号を出力する。すると、ACCキラー回
路24は、入力された映像信号がPAL信号か否かを判
断する。PAL信号であれば復調可能を示すキラー信号
“1”が出力され、PAL信号でなければ、復調不可能
を示すキラー信号“0”が出力される。ステップS3に
おいて、このキラー信号はメモリ36のエリアPに格納
される。
【0029】次いで、ステップS5において、SECA
M復調モードに設定される。すなわち、マイコン16
は、映像信号をSECAM信号として復調するように、
色復調回路14に対しカラー方式コントロール信号を出
力する。すると、IDキラー回路26は、映像信号がS
ECAM信号か否かを判断し、SECAM信号であれば
復調可能を示すキラー信号“1”を出力し、SECAM
信号でなければ復調不可能を示すキラー信号“0”を出
力する。ステップS7において、このキラー信号はメモ
リ36のエリアSに格納される。
【0030】次いで、ステップS9において、NTSC
復調モードが設定される。すなわち、マイコン16は、
映像信号をNTSC信号として復調するように、色復調
回路14に対しカラー方式コントロール信号を出力す
る。すると、ACCキラー回路28は、映像信号がNT
SC信号か否かを判断する。ACCキラー回路28は、
映像信号がNTSC信号であれば復調可能を示すカラー
信号“1”を出力し、NTSC信号でなければ復調不可
能を示すキラー信号“0”を出力する。ステップS11
において、このキラー信号はメモリ36のエリアNに格
納される。
【0031】次いでステップS13において、エリアP
およびエリアSにそれぞれ格納されるキラー信号がとも
に“1”か否かが判断される。“NO”であればステッ
プS15に進み、エリアPに格納されるキラー信号が
“1”か否かが判断される。“YES”であれば、ステ
ップS17に進み、PAL復調モードに設定される。す
なわち、このときマイコン16から出力されるカラー方
式コントロール信号によって、ACCキラー回路24が
動作し、PAL復調器18で映像信号が復調され、スイ
ッチ32はPAL復調器18からの色差信号を選択す
る。次いで、ステップS19において、ACCキラー回
路24からのキラー信号は“0”になったか否かが判断
される。キラー信号が“0”にならない限りPAL復調
モードで処理を続け、“0”になればステップS1に戻
る。
【0032】ステップS15が“NO”であれば、ステ
ップS21において、エリアSに格納されたキラー信号
が“1”か否かが判断される。“YES”であればステ
ップS23において、SECAM復調モードに設定され
る。すなわち、このときマイコン16からのカラー方式
コントロール信号によって、IDキラー回路26が動作
し、SECAM復調器20で映像信号が復調され、スイ
ッチ32はSECAM復調器20からの色差信号を選択
する。そして、ステップS25において、IDキラー回
路26からのキラー信号は“0”であるか否かが判断さ
れる。キラー信号が“0”にならない限りSECAM復
調モードで処理を続け、“0”になればステップS1に
戻る。
【0033】ステップS21が“NO”であれば、ステ
ップS27において、エリアNに格納されるキラー信号
が“1”か否かが判断される。“YES”であればステ
ップS28において、NTSC復調モードが設定され
る。NTSC復調器22で映像信号が復調される。すな
わち、このときマイコン16から出力されるカラー方式
コントロール信号によって、ACCキラー回路28が動
作し、NTSC復調器22で映像信号が復調され、スイ
ッチ32はNTSC復調器22からの色差信号を選択す
る。そして、ステップS29において、ACCキラー回
路28からのキラー信号は“0”であるか否かが判断さ
れる。キラー信号が“0”にならない限りNTSC復調
モードで処理を続け、“0”になればステップS1に戻
る。
【0034】ステップS27が“NO”であれば、白黒
放送と判断され、ステップS1に戻る。ステップS13
において、ステップS13が“YES”、すなわちAC
Cキラー回路24およびIDキラー回路26からともに
復号可能を示すキラー信号“1”が出力されれば、ステ
ップS31に進む。ステップS13が“YES”になる
のは、PALの色搬送波周波数とSECAMの色搬送波
周波数とが近いためACCキラー回路24またはIDキ
ラー回路26のいずれかが誤動作する場合である。そこ
で、使用地域などに応じて、SECAM復調モードおよ
びPAL復調モードのうちいずれを優先するのかを予め
プログラミングしておく。
【0035】そして、ステップS31において、SEC
AM復調モードを優先するか否かが判断される。SEC
AM復調モードを優先するようにプログラミングしてい
れば、ステップS33に進む。ステップS33におい
て、SECAM復調モードが設定され、ステップS23
と同様に処理される。そして、ステップS35におい
て、IDキラー回路26からのキラー信号は“0”であ
るか否かが判断され、“0”にならない限りSECAM
復調モードで処理を続け、“0”になればステップS1
に戻る。
【0036】ステップS31が“NO”、すなわちPA
L復調モードを優先するようにプログラミングしていれ
ば、ステップS37に進む。ステップS37において、
PAL復調モードが設定され、ステップS17と同様に
処理される。次いで、ステップS39において、ACC
キラー回路24からのキラー信号は“0”であるか否か
が判断され、“0”にならない限りPAL復調モードで
処理を続け、“0”になればステップS1に戻る。
【0037】以下、テレビジョン受像機10の動作を、
より具体的に説明する。たとえば、映像信号としてNT
SC信号が入力されるとする。マイコン16は、まず映
像信号をPAL信号として復調するように、色復調回路
14に対しカラー方式コントロール信号を出力する。す
ると、ACCキラー回路24が動作する。入力された映
像信号(NTSC信号)はPAL信号でないので、AC
Cキラー回路24は、PAL復調器18ではその映像信
号を復調できないことを示すキラー信号“0”をマイコ
ン16に送る。
【0038】次いで、マイコン16は、映像信号をSE
CAM信号として復調するように、色復調回路14に対
してカラー方式コントロール信号を出力する。すると、
IDキラー回路26が動作する。入力された映像信号は
SECAM信号でないので、ACCキラー回路24は、
SECAM復調器20ではその映像信号を復調できない
ことを示すキラー信号“0”をマイコン16に送る。
【0039】次いで、マイコン16は、映像信号をNT
SC信号として復調するように、色復調回路14に対し
てカラーコントロール信号を出力する。すると、ACC
キラー回路28が動作する。入力された映像信号はNT
SC信号であるので、ACCキラー回路28は、NTS
C復調器22で映像信号を復調できることを示すキラー
信号“1”をマイコン16に送る。
【0040】するとマイコン16では、映像信号がNT
SC信号であることを認識し、復調モードをNTSC復
調モードに設定し、スイッチ32にNTSC復調器22
からの出力を選択させる。このようにして、プログラミ
ングされた動作に従って、カラー方式を順次サーチし、
入力された映像信号のカラー方式を自動的に判別する。
このテレビジョン受像機10は、マイコン16のメモリ
36内に格納されたプログラムによって動作するので、
その動作の変更にはプログラムを変更すればよい。この
動作の変更のためには、色復調回路14のICの回路変
更は不要となるので、EPROMやワンタイム・マイコ
ンを用いれば、従来より飛躍的に早く、変更後の動作を
確認できる。
【0041】また、この実施例において、マイコン16
がPAL,SECAM,NTSCをサーチした後、PA
LとSECAMについてそれぞれACCキラー回路24
およびIDキラー回路26から復調可能を示すキラー信
号“1”が出力されていると、PAL復調モードおよび
SECAM復調モードのうちいずれかを優先しなければ
ならないが、この実施例ではプログラムによって優先順
位を設定することも容易に行える。
【0042】さらに、SECAM方式のない地域や使用
方法では、SECAMへのサーチをプログラム上で禁止
すればよい。このように、使用する地域やニーズに応じ
てプログラムを書き換えることによって、最適なカラー
方式の自動判別システムを柔軟かつ迅速に開発すること
ができる。
【0043】図4を参照して、他の実施例のテレビジョ
ン受像機10はチューナ46を含む。チューナ46はア
ンテナ44で受信したTV高周波信号から希望するチャ
ネルの信号を選択し、その信号を中間周波数(IF)信
号に変換する。IF信号は、アンプ48を経て33.5
MHzのトラップ回路50に与えられる。トラップ回路
50は、チューナ46が選択した信号がNTSC方式の
放送信号でかつその色副搬送波周波数が3.58MHz
であるとき、マイコン68からの制御信号によってオン
し、与えられたIF信号の33.5MHz成分をトラッ
プする。このようなトラップ回路50を設けたのは、次
段のSAWフィルタ52が図6に示すフィルタ特性をも
ち、SAWフィルタ52によってはNTSC3.58M
Hz信号の音声信号S′成分を落とすことができず、復
調回路54において色信号と音声信号とがビートを起こ
してしまうからである。
【0044】トラップ回路50から出力されたIF信号
は、SAWフィルタ52を介して復調回路54に与えら
れ、復調回路54によってIF信号が復調される。した
がって、復調回路54からは図7(A)〜(D)に示す
スペクトラムをもつ復調信号が出力される。すなわち、
PAL方式の放送信号(PAL信号)が選局されたとき
は図7(A)に示すスペクトラムの復調信号が出力さ
れ、SECAM方式の放送信号(SECAM信号)が選
局されたときは図7(B)に示すスペクトラムの信号が
復調され、NTSC方式でかつ色副搬送波周波数が4.
43MHzの放送信号(NTSC4.43MHz信号)
が選局されたときは図7(C)に示すスペクトラムの復
調信号が出力され、そしてNTSC方式で色副搬送波周
波数が3.58MHzの放送信号(NTSC3.58M
Hz信号)が選局されたときは図7(D)に示すスペク
トラムの復調信号が出力される。
【0045】復調信号は、スイッチSW1およびSW2
を介して、4.5MHzのトラップ回路56および4.
5MHzのフィルタ60あるいは5.5MHzのトラッ
プ回路58および5.5MHzのフィルタ62に与えら
れる。すなわち、復調信号がPAL信号,SECAM信
号およびNTSC4.43MHz信号であるときは、ス
イッチSW1およびSW2はマイコン68によって端子
C2およびC4に接続され、復調信号かつNTSC3.
58MHz信号であるときスイッチSW1およびSW2
はマイコン68によって端子C1およびC3に接続され
る。これによってトラップ回路56および58からは色
成分を含む映像信号が出力され、フィルタ60および6
2からは音声信号が出力される。映像信号はスイッチS
W3を介して色復調回路63に含まれるPAL/NTS
C復調器64およびSECAM復調器66に与えられ
る。なお、スイッチSW3が端子C5と接続されたとき
は、VTR(図示せず)から出力された映像信号が、P
AL/NTSC復調器64およびSECAM復調器66
に与えられる。
【0046】PAL/NTSC復調器64は、マイコン
68からのモード切換信号に従って復調モードをPAL
復調モードまたはNTSC復調モードに設定する。PA
L/NTSC復調器64はまた、スイッチSW4が端子
C8に接続されたときクリスタルオシレータ70からの
4.43MHzの発振周波数信号を受け、設定モードに
従ってPAL信号またはNTSC4.43MHz信号を
色復調する。また、PAL/NTSC復調器64は、モ
ードがNTSC復調モードに設定されかつスイッチSW
4が端子C7に接続されたとき、クリスタルオシレータ
72から3.58MHzの発振周波数信号を受け、NT
SC3.58MHz信号を色復調する。一方、SECA
M復調器66は、スイッチSW4が端子C8に接続され
たときSECAM信号を色復調する。このようにしてP
AL/NTSC復調器64およびSECAM復調器66
で復調された色差信号は、それぞれ端子C9およびC1
0に与えられ、マイコン68からのスイッチング信号に
よって制御されるスイッチSW5の接続状態に従ってい
ずれかの色差信号が出力される。スイッチSW5から出
力された色差信号は、その後図1実施例と同様にマトリ
クス処理されCRT(図示せず)から出力される。
【0047】PAL/NTSC復調器64およびSEC
AM復調器66のそれぞれに含まれるACCキラー回路
64aおよびIDキラー回路66aは次のように動作す
る。スイッチSW4が端子C8に接続されているときに
SECAM信号以外の映像信号がSECAM復調器66
に与えられると、IDキラー回路66aはカラーバース
ト信号に基づいてその映像信号は復調不可能であると判
断する。そして、IDキラー回路66aはその映像信号
に含まれる色成分を除去するとともに、ローレベル
(“0”)のSECAMキラー信号を出力する。SEC
AM復調器66からは色成分を含まない信号が出力され
る。SECAM復調器66がSECAM信号を受けたと
きは、IDキラー回路66aは動作せず、IDキラー回
路66aはハイレベル(“1”)のSECAMキラー信
号を出力する。また、SECAM復調器66は色差信号
を出力する。一方、PAL/NTSC復調器64が設定
された復調モードおよび入力されている発振周波数信号
に対応する信号を受けたとき、ACCキラー64aは動
作せず、ハイレベルの87キラー信号が出力される。ま
た、PAL/NTSC復調器64は色差信号を出力す
る。PAL/NTSC復調器64がその設定モードおよ
び発振周波数信号に対応しない信号を受けたときは、A
CCキラー回路64aはその信号の色成分を除去すると
ともにローレベルの87キラー信号を出力する。PAL
/NTSC復調器64からは色成分を含まない信号が出
力される。
【0048】マイコン68は、具体的には図8〜図11
に示すフローに従って処理する。すなわち、まずステッ
プS1でスイッチSW5を端子C9に接続し、次にステ
ップS3でカウンタ68aを初期化する。続いて、ステ
ップS5でスイッチSW1のホールドを解除し、ステッ
プS7でスイッチSW3が端子C5に接続されているか
どうか判断する。ここで、“NO”であれば、ステップ
S9でスイッチSW1がホールドされているかどうか判
断する。ステップS7およびS9で“YES”であれ
ば、直接ステップS15に移行するが、ステップS9で
“NO”であれば、ステップS11でスイッチSW1を
端子C2に接続して、ステップS15に移行する。ステ
ップS15ではスイッチSW4を端子C8に接続し、次
にステップS17でPAL/NTSC復調器64をPA
L復調モードにセットして40ミリ秒待機する。
【0049】その後、ステップS19で87キラー信号
がハイレベルであるかどうか判断し、“YES”であれ
ばステップS21でもう一度87キラー信号がハイレベ
ルであるかどうか判断する。ここで“NO”と判断すれ
ば、ステップS27でカウンタ68aを初期化してステ
ップS19に戻るが、“YES”であれば、ステップS
23でスイッチSW2を端子C4に接続し、ステップS
25でスイッチSW1のホールドを解除し、その後ステ
ップS21に戻る。このようにステップS19およびS
21で“YES”と判断した後にスイッチSW2の接続
が切り換わり、スイッチSW1,SW2およびSW5の
接続状態が確定する。すなわち、カラー方式がPALに
確定する。これによって、受信状況の変化によって映像
信号が乱れたような場合でも、音声がすぐに別のチャネ
ルに切り換わることはない。
【0050】ステップS19で“NO”であれば、ステ
ップS27でSECAMキラー信号がハイレベルかどう
か判断する。ここで、“YES”であれば、ステップS
29でスイッチSW5を端子C10にセットし、次にス
テップS31で一旦87キラー信号がハイレベルかどう
か判断する。そして、“YES”であればステップS1
3でスイッチSW5を端子C9に接続してステップS1
5に戻るが、“NO”であれば、ステップS33でSE
CAMキラー信号がハイレベルであるかどうか再び判断
する。そして、“NO”であればステップS39でカウ
ンタを初期化してステップS27に戻るが、“YES”
であれば、ステップS35でスイッチSW2を端子C4
に接続し、ステップS37でスイッチSW1のホールド
を解除してステップS31に戻る。このように、ステッ
プS31で87キラー信号がハイレベルかどうか判断す
ることによって、ACCキラー回路64aおよびIDキ
ラー回路66aのいずれかが誤動作した場合、PAL復
調モードが優先される。なお、ステップS31〜S37
をループすることによって、スイッチSW1,SW2お
よびSW5の接続状態が確定し、カラー方式がSECA
Mに確定する。
【0051】ステップS27で“NO”であれば、次に
ステップS41でスイッチSW5が端子C10に接続さ
れているかどうか判断し、“NO”であれば直接ステッ
プS45に移行するが、“YES”であれば、ステップ
S43でスイッチSW5を端子C9に接続した後ステッ
プS45に移行する。ステップS45では、PAL/N
TSC復調器64をNTSC復調モードにセットして4
0ミリ秒待機する。これに続くステップS47〜S55
は上述のステップS19〜S27と同じ処理であるた
め、重複した説明を省略する。なお、ステップS49〜
S53をループすることによって、スイッチSW1,S
W2およびSW5の接続状態が確定し、カラー方式がN
TSC4.43MHzに確定する。ステップS47で
“NO”であれば、ステップS57でカウンタ68aの
カウント値が“4”であるかどうか判断し、“NO”で
あればステップS59でカウンタ68aをインクリメン
トしてステップS7に戻るが、“YES”であれば、ス
テップS61でカウンタ68aを初期化する。これによ
って、PAL,SECAMおよびNTSC4.43MH
zのサーチが4回繰り返される。
【0052】ステップS61の処理を終えると、次にス
テップS63でスイッチSW3が端子C5に接続されて
いるかどうか判断する。ここで“NO”であれば、ステ
ップS65でスイッチSW1がホールドされているかど
うか判断する。ステップS63およびS65で“YE
S”であれば、直接ステップS69に移行するが、ステ
ップS65で“NO”であれば、ステップS67でスイ
ッチSW2を端子C3に接続した後ステップS69に移
行する。ステップS69では、スイッチSW4を端子C
7に接続し、次にステップS71でPAL/NTSC復
調器64をNTSC復調モードにセットして40ミリ秒
待機する。これに続くステップS73〜S81は、ステ
ップS77でスイッチSW2を端子C3に接続する点を
除きステップS19〜S27と同じであるため、重複し
た説明を省略する。なお、ステップS75〜S79をル
ープすることによって、スイッチSW1,SW2および
SW5の接続状態が確定し、カラー方式がNTSC3.
58MHzに確定する。ステップS73で“NO”であ
れば、ステップS83でスイッチSW3が端子C5と接
続されているかどうか判断し、“YES”であればステ
ップS7に戻るが、“NO”であれば、ステップS85
でカウンタ68aのカウント値が“4”であるかどうか
判断する。そして、“NO”であればステップS87で
カウンタ68をインクリメントしてステップS63に戻
る。これによって、NTSC3.58MHzのサーチが
4回繰り返される。
【0053】ステップS85で“YES”であれば、ス
テップS89で入力信号に同期信号が含まれているかど
うか判断し、“NO”であれば入力信号は映像信号では
ないとしてステップS93に移行する。一方、ステップ
S89で“YES”であれば、ステップS91で同期信
号の垂直周波数が60Hzであるかどうか判断し、“N
O”であれば50Hzの白黒放送であるとしてステップ
S93に移行し、“YES”であれば、60Hzの白黒
放送であるとしてステップS101に移行する。ステッ
プS93では、スイッチSW1を端子C2に接続し、次
にステップS95でスイッチSW1をホールドする。続
いて、ステップS97でカウンタ68aを初期化し、ス
テップS99でスイッチSW2を端子C4に接続してス
テップS7に戻る。一方、ステップS101では、スイ
ッチSW1を端子C1に接続し、次にステップS103
でスイッチSW1をホールドする。その後、ステップS
105でカウンタ68aを初期化し、ステップS107
でスイッチSW2を端子C3に接続してステップS7に
戻る。これによって、白黒の映像信号がトラップ回路5
6または58から出力されたときは、NTSC復調モー
ドに設定されたPAL/NTSC復調器64からの信号
がCRTに与えられる。
【0054】チューナ46がたとえばNTSC3.58
MHz信号を選局したとき、マイコン68は以下に述べ
るように処理する。すなわち、まずスイッチSW5およ
びSW1をそれぞれ端子C9およびC2に接続し、次に
スイッチSW4を端子C8に接続して4.43MHzの
発振周波数信号をPAL/NTSC復調器64およびS
ECAM復調器66aに与える。続いてPAL/NTS
C復調器64をPAL復調モードにセットし、ACCキ
ラー回路64aから出力される87キラー信号を判別す
る。このとき87キラー信号はローレベルであるため、
マイコン68は次にカラーキラー回路66aから出力さ
れるSECAMキラー信号を判別する。このときもSE
CAMキラー信号はローレベルであるため、マイコンは
PAL/NTSC復調器64をNTSC復調モードにセ
ットする。しかし、このとき入力される発振周波数は
4.43MHzであるため、入力信号の変調周波数と一
致せず、87キラー信号はローレベルとなる。したがっ
て、マイコン68は上述の処理を4回繰り返した後、ス
イッチSW4を端子C7に接続して3.58MHzの発
振周波数信号をPAL/NTSC復調器64およびSE
CAM復調器66に与えるとともに、PAL/NTSC
復調器64をNTSC復調モードにセットする。このと
き、87キラー信号はハイレベルとなるため、マイコン
68はスイッチSW2をフィルタ60に接続し、NTS
C3.5MHz信号に含まれる音声信号を抽出する。ま
た、スイッチSW5は端子C9に接続されているため、
スイッチSW5からは色復調された色差信号が出力さ
れ、これに基づく映像がCRT(図示せず)から出力さ
れる。
【0055】このように、プログラミングされた動作に
従ってカラー方式を順次サーチし、入力された信号の方
式を自動的に判別するようにしたため、その動作の変更
やプログラムを変更すればよい。つまり、動作を変更す
るためにはICの変更は不要となるので、EPROMや
ワンタイム・マイコンを用いるようにすれば、従来より
飛躍的に速く、変更後の動作を確認できる。
【0056】また、この実施例はSECAMキラー信号
および87キラー信号のいずれもがハイレベルのときは
PAL復調モードを優先するようにしたが、この実施例
では優先順位についても容易に変更できる。さらにSE
CAM方式のない地域や使用方法では、SECAMへの
サーチをプログラム上で検出すればよい。このように、
使用する地域やニーズに応じてプログラムを書き換える
ことによって、最適なカラー方式の自動判別システムを
柔軟かつ迅速に開発することができる。
【0057】さらにまた、この実施例ではキラー信号に
応じてマイコン68がトラップ回路56および58のい
ずれかを選択するようにしたため、PAL/NTSC復
調器64またはSECAM復調器66が映像信号を色復
調するときに音声信号の影響を受けるのを防止すること
ができる。なお、これらの実施例では、色復調回路をテ
レビジョン受像機に用いた場合について説明したが、こ
の色復調回路はVTRやパソコンなどの映像信号処理回
路に適用できることはいうまでもない。
【0058】さらにこれらの実施例では、マイコンによ
って復調回路の動作を制御したが、これに限定されず、
色復調回路の外部に設けられたシーケンス回路によって
色復調回路の動作を制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この実施例の主要な動作を示すフロー図であ
る。
【図3】従来技術を示すブロック図である。
【図4】この発明の他の実施例の一部を示すブロック図
である。
【図5】この発明の他の実施例の一部を示すブロック図
である。
【図6】SAWフィルタの特性を示す波形図である。
【図7】各TV放送方式のスペクトラム特性を示す図解
図である。
【図8】図5実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図9】図5実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図10】図5実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図11】図5実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 …テレビジョン受像機 12 …色復調装置 14,63 …色復調回路 16 …マイコン 18 …PAL復調器 20 …SECAM復調器 22 …NTSC復調器 24,28 …ACCキラー回路 26 …IDキラー回路 32 …スイッチ 34 …マトリクス回路 36 …メモリ 38 …CRT・ドライブアンプ 40 …CRT 42 …Y信号処理回路 50,56,58 …トラップ回路 64 …PAL/NTSC復調器 66 …SECAM復調器 64a,66a …カラーキラー回路 68 …マイコン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のTV放送方式に対応する放送信号を
    色復調する複数の復調器、 前記複数の復調器に対応するかつ受信した放送信号に含
    まれるカラーバースト信号に基づいて復調の可否を判別
    する複数の判別手段、および前記複数の判別手段からの
    判別信号に基づいて特定の復調器を選択する第1選択手
    段を備える、色復調装置。
  2. 【請求項2】前記第1選択手段は、特定の復調器を選択
    するためのスイッチング手段、および前記複数の判別手
    段からの判別信号に基づいて前記スイッチング手段のス
    イッチング動作を制御するスイッチング制御手段を含
    む、請求項1記載の色復調装置。
  3. 【請求項3】前記複数の復調器はPAL復調器およびN
    TSC復調器を含む、請求項1または2記載の色復調装
    置。
  4. 【請求項4】前記復調器の優先順位を設定する優先順位
    設定手段を備え、 前記複数の判別手段から復調可能を示す複数の判別信号
    が出力されたとき、前記選択手段ないし前記スイッチン
    グ手段は前記優先順位に応じて特定の復調回路を選択す
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載の色復調装置。
  5. 【請求項5】複数のTV放送方式に対応する放送信号に
    含まれる音声信号をトラップする複数のトラップ手段、
    および前記判別信号に基づいて特定のトラップ手段を選
    択する第2選択手段を備える、請求項1ないし4のいず
    れかに記載の色復調装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の色復
    調装置を用いたテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】請求項1ないし5のいずれかに記載の色復
    調装置を用いたVTR。
  8. 【請求項8】(a) 複数のTV放送方式に対応する放送信
    号を復調する複数の復調器から特定の復調器を選択し、 (b) 受信放送信号を前記特定の復調器で復調できるか否
    かを前記受信放送信号に含まれるカラーバースト信号に
    基づいて判別し、 (c) 復調が可能であるとき前記特定の復調器の選択を確
    定させる、色復調方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006310980A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Toshiba Corp 電子機器および放送方式判定方法

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