JPH0815478A - 圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子 - Google Patents
圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子Info
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- JPH0815478A JPH0815478A JP6169033A JP16903394A JPH0815478A JP H0815478 A JPH0815478 A JP H0815478A JP 6169033 A JP6169033 A JP 6169033A JP 16903394 A JP16903394 A JP 16903394A JP H0815478 A JPH0815478 A JP H0815478A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力容器とノズルとの鞍型の溶接部の内面湾
曲部の超音波探傷を行う際に、欠陥の検出精度の向上を
図り確実な超音波探傷を行う。 【構成】 圧力容器のノズル2の外表面5を周回する走
行台車10と、走行台車10に搭載されて回動自在かつ
長手方向に伸縮自在に設置される支持アーム21と、支
持アーム21の先端に保持されてノズル内面湾曲部4の
探傷を行う超音波探触子23とを有する圧力容器ノズル
用超音波探傷装置1の超音波探触子23をを、ベアリン
グ35を介して支持アーム21の長手方向と直交する平
面において回動自在に保持されるとともに、被検査面で
ある外表面5との探触面が走査方向の4隅が面取りされ
た形状とした。
曲部の超音波探傷を行う際に、欠陥の検出精度の向上を
図り確実な超音波探傷を行う。 【構成】 圧力容器のノズル2の外表面5を周回する走
行台車10と、走行台車10に搭載されて回動自在かつ
長手方向に伸縮自在に設置される支持アーム21と、支
持アーム21の先端に保持されてノズル内面湾曲部4の
探傷を行う超音波探触子23とを有する圧力容器ノズル
用超音波探傷装置1の超音波探触子23をを、ベアリン
グ35を介して支持アーム21の長手方向と直交する平
面において回動自在に保持されるとともに、被検査面で
ある外表面5との探触面が走査方向の4隅が面取りされ
た形状とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子炉や化学プ
ラント等に用いられる圧力容器のノズルの内面湾曲部の
探傷を行う圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音
波探触子に関する。
ラント等に用いられる圧力容器のノズルの内面湾曲部の
探傷を行う圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音
波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子炉や化学プラント等は、安全
性を確認して操業を行うため、定期的に各種構成機器の
健全性の評価が行われる。
性を確認して操業を行うため、定期的に各種構成機器の
健全性の評価が行われる。
【0003】そのうち、商業用原子力発電所の運転に際
してもその安全性を確認するために、各種構成機器に対
して定期的な検査(通常、1回/年)の実施が義務付け
られている。特に、原子力発電所の主要構成機器である
原子炉圧力容器、配管、熱交換器等の母材や溶接部につ
いては、非破壊検査を主とした供用期間中検査(In-ser
vice inspection )を行うことによりその健全性を確認
している。
してもその安全性を確認するために、各種構成機器に対
して定期的な検査(通常、1回/年)の実施が義務付け
られている。特に、原子力発電所の主要構成機器である
原子炉圧力容器、配管、熱交換器等の母材や溶接部につ
いては、非破壊検査を主とした供用期間中検査(In-ser
vice inspection )を行うことによりその健全性を確認
している。
【0004】図5には原子炉圧力容器の一例の斜視図を
示すが、同図に示すように、円筒状の圧力容器50の円
周面を構成する胴部51に円筒状のノズル52が溶接さ
れるため、胴部51とノズル52との内面湾曲部54は
運転時に負荷がかかり他の部位に比較すると運転に伴う
欠陥が生じ易いとされるため、内面湾曲部54の探傷を
行う必要がある。
示すが、同図に示すように、円筒状の圧力容器50の円
周面を構成する胴部51に円筒状のノズル52が溶接さ
れるため、胴部51とノズル52との内面湾曲部54は
運転時に負荷がかかり他の部位に比較すると運転に伴う
欠陥が生じ易いとされるため、内面湾曲部54の探傷を
行う必要がある。
【0005】内面湾曲部54の探傷を行うには、永久磁
石車輪を備える走行台車をノズル外周面に吸着させて周
回自在に取付けるとともに、この走行台車にノズル軸方
向に移動自在でありかつノズル軸方向を含む平面におい
て回動自在である支持アームを搭載し、さらにこの支持
アームの先端に矩形の正面形状の超音波探触子を自在継
手を介して保持させておき、走行台車をノズル周方向に
あるピッチだけ断続的に周回させるとともに、停止時に
支持アームの先端に保持させた超音波探触子がノズル外
表面に届くように支持アームをノズル軸方向に移動させ
て超音波探触子をノズル外表面に押し付けながら支持ア
ームを移動させることにより、ノズルの全周の内面湾曲
部に超音波ビームを斜めに照射して、原子炉圧力容器ノ
ズル部の内面湾曲部の健全性を評価する超音波探傷検査
を行っていた。
石車輪を備える走行台車をノズル外周面に吸着させて周
回自在に取付けるとともに、この走行台車にノズル軸方
向に移動自在でありかつノズル軸方向を含む平面におい
て回動自在である支持アームを搭載し、さらにこの支持
アームの先端に矩形の正面形状の超音波探触子を自在継
手を介して保持させておき、走行台車をノズル周方向に
あるピッチだけ断続的に周回させるとともに、停止時に
支持アームの先端に保持させた超音波探触子がノズル外
表面に届くように支持アームをノズル軸方向に移動させ
て超音波探触子をノズル外表面に押し付けながら支持ア
ームを移動させることにより、ノズルの全周の内面湾曲
部に超音波ビームを斜めに照射して、原子炉圧力容器ノ
ズル部の内面湾曲部の健全性を評価する超音波探傷検査
を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のよう
に、原子炉圧力容器と給水ノズル等の各ノズルとは3次
元の曲面を有する複雑な構造であるため、超音波探触子
の先端面を自由に傾けることができてもノズル表面に完
全に接触させることができない部分が生じており、超音
波探触子の中心部を溶接部に確実に接触させることは極
めて難しかった。超音波探触子が溶接部に確実に接触し
ないと、超音波ビームがノズルの内面湾曲部に確実に照
射されないために、超音波探傷試験により検出される欠
陥発生数を実際よりも低く検出するか、または欠陥発生
数は正しくとも検出した各欠陥の程度を実際よりも低く
検出してしまうことがあった。
に、原子炉圧力容器と給水ノズル等の各ノズルとは3次
元の曲面を有する複雑な構造であるため、超音波探触子
の先端面を自由に傾けることができてもノズル表面に完
全に接触させることができない部分が生じており、超音
波探触子の中心部を溶接部に確実に接触させることは極
めて難しかった。超音波探触子が溶接部に確実に接触し
ないと、超音波ビームがノズルの内面湾曲部に確実に照
射されないために、超音波探傷試験により検出される欠
陥発生数を実際よりも低く検出するか、または欠陥発生
数は正しくとも検出した各欠陥の程度を実際よりも低く
検出してしまうことがあった。
【0007】本発明は上記の従来の技術が有する問題を
解決するためになされたものであり、例えば原子炉や化
学プラント等に用いられる圧力容器ノズル部の内面湾曲
部の超音波探傷を行う際に、欠陥の検出精度の向上を図
り確実な超音波探傷を行うことができる圧力容器ノズル
用超音波探傷装置および超音波探触子を提供することを
目的とする。
解決するためになされたものであり、例えば原子炉や化
学プラント等に用いられる圧力容器ノズル部の内面湾曲
部の超音波探傷を行う際に、欠陥の検出精度の向上を図
り確実な超音波探傷を行うことができる圧力容器ノズル
用超音波探傷装置および超音波探触子を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置は、圧力容器の
胴部に接続されたノズルの外表面を周回する走行台車
と、走行台車に搭載されてノズル軸方向と平行な方向を
含む平面において回動自在に設置されるとともに長手方
向に伸縮自在に設置される支持アームと、支持アームの
先端に保持されてノズル内面湾曲部の探傷を行う超音波
探触子とを有する圧力容器ノズル用超音波探傷装置にお
いて、超音波探触子はベアリングを介して接触面と直交
する回転軸回りに回動自在に保持されることを特徴とす
るものである。
記載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置は、圧力容器の
胴部に接続されたノズルの外表面を周回する走行台車
と、走行台車に搭載されてノズル軸方向と平行な方向を
含む平面において回動自在に設置されるとともに長手方
向に伸縮自在に設置される支持アームと、支持アームの
先端に保持されてノズル内面湾曲部の探傷を行う超音波
探触子とを有する圧力容器ノズル用超音波探傷装置にお
いて、超音波探触子はベアリングを介して接触面と直交
する回転軸回りに回動自在に保持されることを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明にかかる請求項2記載の超音
波探触子は、被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の全
長について面取りされた形状であることを特徴とするも
のである。
波探触子は、被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の全
長について面取りされた形状であることを特徴とするも
のである。
【0010】さらに、本発明にかかる請求項3記載の圧
力容器ノズル用超音波探傷装置は、圧力容器の胴部に接
続されたノズルの外表面を周回する走行台車と、走行台
車に搭載されてノズル軸方向と平行な方向を含む平面に
おいて回動自在に設置されるとともに長手方向に伸縮自
在に設置される支持アームと、支持アームの先端に保持
されてノズル内面湾曲部の探傷を行う超音波探触子とを
有する圧力容器ノズル用超音波探傷装置において、超音
波探触子はベアリングを介して接触面と直交する回転軸
回りに回動自在に保持されること、および超音波探触子
は被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の全長について
面取りされた形状であることを特徴とするものである。
力容器ノズル用超音波探傷装置は、圧力容器の胴部に接
続されたノズルの外表面を周回する走行台車と、走行台
車に搭載されてノズル軸方向と平行な方向を含む平面に
おいて回動自在に設置されるとともに長手方向に伸縮自
在に設置される支持アームと、支持アームの先端に保持
されてノズル内面湾曲部の探傷を行う超音波探触子とを
有する圧力容器ノズル用超音波探傷装置において、超音
波探触子はベアリングを介して接触面と直交する回転軸
回りに回動自在に保持されること、および超音波探触子
は被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の全長について
面取りされた形状であることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明にかかる請求項1記載の圧力容器ノズル
用超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介
して支持アームに超音波探触子の接触面と直交する回転
軸回りに回動自在に保持させるように構成しているた
め、超音波探触子が被検査面であるノズルの外表面に押
圧されると、押圧された超音波探触子が被検査面である
ノズルの外表面から受ける反力により、より接触が充分
に行われる方向に微少角度だけ回動し、前記の反力が最
少になった時点、すなわち超音波探触子とノズルの外表
面との隙間が最も小さくなった時点で停止する。そのた
め、超音波探傷を行う際に、常に超音波探触子と被検査
面であるノズルの外表面との接触が以前よりも確実に行
われるようになる。
用超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介
して支持アームに超音波探触子の接触面と直交する回転
軸回りに回動自在に保持させるように構成しているた
め、超音波探触子が被検査面であるノズルの外表面に押
圧されると、押圧された超音波探触子が被検査面である
ノズルの外表面から受ける反力により、より接触が充分
に行われる方向に微少角度だけ回動し、前記の反力が最
少になった時点、すなわち超音波探触子とノズルの外表
面との隙間が最も小さくなった時点で停止する。そのた
め、超音波探傷を行う際に、常に超音波探触子と被検査
面であるノズルの外表面との接触が以前よりも確実に行
われるようになる。
【0012】本発明にかかる請求項2記載の超音波探触
子は、被検査面との探触面の形状が探触子走査方向の4
隅が厚さ方向の全長について面取りされた形状であるた
め、超音波探傷試験を行うために超音波探触子を被検査
面たるノズル外表面に押圧する際、超音波探触子の探触
面の4つの隅部が中央部よりも先に被検査面に当接して
超音波探触子の中央部の被検査面への接触が不十分にな
ることが解消されるようになる。そのため、探傷精度に
影響を与える超音波探触子の中央部と被検査面であるノ
ズルの外表面との接触が以前よりも確実に行われるよう
になる。
子は、被検査面との探触面の形状が探触子走査方向の4
隅が厚さ方向の全長について面取りされた形状であるた
め、超音波探傷試験を行うために超音波探触子を被検査
面たるノズル外表面に押圧する際、超音波探触子の探触
面の4つの隅部が中央部よりも先に被検査面に当接して
超音波探触子の中央部の被検査面への接触が不十分にな
ることが解消されるようになる。そのため、探傷精度に
影響を与える超音波探触子の中央部と被検査面であるノ
ズルの外表面との接触が以前よりも確実に行われるよう
になる。
【0013】本発明にかかる請求項3記載の圧力容器ノ
ズル用超音波探傷装置は、請求項1記載の圧力容器ノズ
ル用超音波探傷装置が備える前述のベアリングと、請求
項2記載の超音波探触子とをともに有するため、超音波
探触子と被検査面であるノズル外表面との接触が以前よ
りも極めて確実に行われるようになる。
ズル用超音波探傷装置は、請求項1記載の圧力容器ノズ
ル用超音波探傷装置が備える前述のベアリングと、請求
項2記載の超音波探触子とをともに有するため、超音波
探触子と被検査面であるノズル外表面との接触が以前よ
りも極めて確実に行われるようになる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基いて本発明にかかる圧力
容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子の構成
および作動を詳細に説明する。
容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子の構成
および作動を詳細に説明する。
【0015】本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探
傷装置および超音波探触子の探傷対象は、前述した図5
に示す供用期間中検査時の原子炉圧力容器50である。
傷装置および超音波探触子の探傷対象は、前述した図5
に示す供用期間中検査時の原子炉圧力容器50である。
【0016】図1は、この原子炉圧力容器50のノズル
部に本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探傷装置を
搭載した場合に、ノズルの軸方向(図面上の左右方向)
を含む平面の一部に関する本発明にかかる圧力容器ノズ
ル用超音波探傷装置の側面図である。
部に本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探傷装置を
搭載した場合に、ノズルの軸方向(図面上の左右方向)
を含む平面の一部に関する本発明にかかる圧力容器ノズ
ル用超音波探傷装置の側面図である。
【0017】本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探
傷装置1は、原子炉圧力容器3のノズル2の付け根部の
ラジアス部5の外表面を周回する走行台車10と、回転
する支持アーム21を保持する回転部20と、図示しな
いホースを接続されて電力や水等を供給するジョイント
ボックス30とにより構成される。
傷装置1は、原子炉圧力容器3のノズル2の付け根部の
ラジアス部5の外表面を周回する走行台車10と、回転
する支持アーム21を保持する回転部20と、図示しな
いホースを接続されて電力や水等を供給するジョイント
ボックス30とにより構成される。
【0018】この走行台車10は図1に示すように、ノ
ズル2の付け根部のラジアス部5付近をノズル2の長手
方向と直交する平面内において周回しながら移動する走
行台車である。
ズル2の付け根部のラジアス部5付近をノズル2の長手
方向と直交する平面内において周回しながら移動する走
行台車である。
【0019】走行台車10はノズル2の付け根部の外周
面Aおよび傾斜面Bとそれぞれ対向して互いにへの字型
をなすように交差して接続されたフレーム11およびフ
レーム12を備え、フレーム11には外周面Aに吸着し
て走行する永久磁石車輪13aおよび13bが、フレー
ム12には傾斜面に吸着して走行する永久磁石車輪14
aおよび14bがそれぞれ軸支されている。永久磁石車
輪13a、13b、14aおよび14bはそれぞれ図面
上の奥方向にペアとなる永久磁石車輪13a´、13b
´、14a´および14b´(いずれも図示しない)を
有しており、ノズル外周方向に二つの車輪を有するボギ
ー台車を構成している。以降の説明では、便宜上、永久
磁石車輪13a´、13b´、14a´および14b´
に関する説明は省略する。
面Aおよび傾斜面Bとそれぞれ対向して互いにへの字型
をなすように交差して接続されたフレーム11およびフ
レーム12を備え、フレーム11には外周面Aに吸着し
て走行する永久磁石車輪13aおよび13bが、フレー
ム12には傾斜面に吸着して走行する永久磁石車輪14
aおよび14bがそれぞれ軸支されている。永久磁石車
輪13a、13b、14aおよび14bはそれぞれ図面
上の奥方向にペアとなる永久磁石車輪13a´、13b
´、14a´および14b´(いずれも図示しない)を
有しており、ノズル外周方向に二つの車輪を有するボギ
ー台車を構成している。以降の説明では、便宜上、永久
磁石車輪13a´、13b´、14a´および14b´
に関する説明は省略する。
【0020】永久磁石車輪13aおよび13bはノズル
2の付け根に形成された水平面であるA面に、永久磁石
車輪14aおよび14bは傾斜面であるB面にそれぞれ
沿って移動することにより、ノズル2の軸方向と直交す
る平面内において走行台車10を周回移動させる。
2の付け根に形成された水平面であるA面に、永久磁石
車輪14aおよび14bは傾斜面であるB面にそれぞれ
沿って移動することにより、ノズル2の軸方向と直交す
る平面内において走行台車10を周回移動させる。
【0021】永久磁石車輪13aおよび13bはフレー
ム11の後部に搭載したモータ15を備える駆動機構が
連結されて駆動され、走行量がフレーム11に取り付け
たエンコーダ16で検出されるようになっており、図示
しない制御装置からの信号を入力されることによりモー
タ15が起動して走行する。走行量はエンコーダ16に
より検出されるため、起動前の走行台車10の位置を特
定しておくことによりエンコーダ16からのデータと併
せて走行台車10の超音波探傷試験時の位置が正確に求
められる。
ム11の後部に搭載したモータ15を備える駆動機構が
連結されて駆動され、走行量がフレーム11に取り付け
たエンコーダ16で検出されるようになっており、図示
しない制御装置からの信号を入力されることによりモー
タ15が起動して走行する。走行量はエンコーダ16に
より検出されるため、起動前の走行台車10の位置を特
定しておくことによりエンコーダ16からのデータと併
せて走行台車10の超音波探傷試験時の位置が正確に求
められる。
【0022】走行台車10は永久磁石車輪13aおよび
13b、14aおよび14bによりノズル2の外表面に
吸着されながら走行するため、ノズル2の軸方向に位置
ずれすることなく走行するとともに、ノズル2の下部お
よび側部においても走行台車10がノズル2から落下す
るおそれはない。
13b、14aおよび14bによりノズル2の外表面に
吸着されながら走行するため、ノズル2の軸方向に位置
ずれすることなく走行するとともに、ノズル2の下部お
よび側部においても走行台車10がノズル2から落下す
るおそれはない。
【0023】フレーム11の上部には探傷装置搭載台1
7がノズル軸方向に往復移動自在に設置される。フレー
ム11に対して探傷装置搭載台17を往復移動自在に設
置する機構は図示していないが、フレーム11の上面に
スライド機構をなすリニアガイドとラックレールとが互
いに平行に固定されるとともに、ラックレールに噛合す
るピニオンおよびピニオン駆動モータとが探傷装置搭載
台17の下面に臨むようにして内蔵されて駆動される。
7がノズル軸方向に往復移動自在に設置される。フレー
ム11に対して探傷装置搭載台17を往復移動自在に設
置する機構は図示していないが、フレーム11の上面に
スライド機構をなすリニアガイドとラックレールとが互
いに平行に固定されるとともに、ラックレールに噛合す
るピニオンおよびピニオン駆動モータとが探傷装置搭載
台17の下面に臨むようにして内蔵されて駆動される。
【0024】図示しない制御装置からの信号によりピニ
オン駆動モータが作動し、フレーム11に対して走行台
車10の周回に応じて鞍型の溶接部に倣うように探傷装
置搭載台17を移動させて停止させる。なお、図示して
いないが、探傷装置搭載台17にもエンコーダが内蔵し
てあり、探傷装置搭載台17の移動量が正確に検出され
る。
オン駆動モータが作動し、フレーム11に対して走行台
車10の周回に応じて鞍型の溶接部に倣うように探傷装
置搭載台17を移動させて停止させる。なお、図示して
いないが、探傷装置搭載台17にもエンコーダが内蔵し
てあり、探傷装置搭載台17の移動量が正確に検出され
る。
【0025】この探傷装置搭載台17の上部には、回転
する支持アーム21を保持する昇降部20と、図示しな
いホースを接続されて電力や水等を超音波探触子21へ
供給するジョイントボックス30とが搭載されるが、昇
降部20およびジョイントボックス30を探傷装置搭載
台17に対して昇降移動(ノズル2の放射方向の移動)
させるために、探傷装置搭載台17の上面には上方に向
けてガイドレール(図示しない)およびラックレール1
8が延設されるとともに、昇降部20にはラックレール
18に噛合するピニオン22およびピニオン駆動モータ
(図示しない)と、ガイドレールを走行する車輪とが内
蔵されており、図示しない制御装置からの信号によりピ
ニオン駆動モータが作動し探傷装置搭載台17に対して
昇降部20およびジョイントボックス30が昇降移動す
ることにより、ノズル放射方向に移動する。また、ピニ
オン22と同心状にエンコーダ(図示しない)が設けら
れており、昇降移動量が求められる。
する支持アーム21を保持する昇降部20と、図示しな
いホースを接続されて電力や水等を超音波探触子21へ
供給するジョイントボックス30とが搭載されるが、昇
降部20およびジョイントボックス30を探傷装置搭載
台17に対して昇降移動(ノズル2の放射方向の移動)
させるために、探傷装置搭載台17の上面には上方に向
けてガイドレール(図示しない)およびラックレール1
8が延設されるとともに、昇降部20にはラックレール
18に噛合するピニオン22およびピニオン駆動モータ
(図示しない)と、ガイドレールを走行する車輪とが内
蔵されており、図示しない制御装置からの信号によりピ
ニオン駆動モータが作動し探傷装置搭載台17に対して
昇降部20およびジョイントボックス30が昇降移動す
ることにより、ノズル放射方向に移動する。また、ピニ
オン22と同心状にエンコーダ(図示しない)が設けら
れており、昇降移動量が求められる。
【0026】なお、図示していないが、ジョイントボッ
クス30の後端部には各ピニオン駆動モータへの電流、
超音波探触子23とノズル付け根部のラジアス部5との
間隙への水の供給を行う各種ホースが接続されており、
図示しない制御装置からの信号によりそれぞれの作動が
制御される。
クス30の後端部には各ピニオン駆動モータへの電流、
超音波探触子23とノズル付け根部のラジアス部5との
間隙への水の供給を行う各種ホースが接続されており、
図示しない制御装置からの信号によりそれぞれの作動が
制御される。
【0027】図1において、昇降部20の前端上部側近
傍に搭載したハーモニックドライブ24、図示しないハ
ーモニックドライブ駆動モータおよびエンコーダで構成
される回転駆動機構の出力軸に、L字型の縦断面形状の
フレーム25の後端部が軸支される。ハーモニックドラ
イブ駆動モータを図示しない制御装置からの信号により
起動させると、ハーモニックドライブ24が回転するた
め、図1に矢印で示す範囲においてフレーム25は昇降
部20に対して回動し、回動量はエンコーダ(図示しな
い)により検出される。
傍に搭載したハーモニックドライブ24、図示しないハ
ーモニックドライブ駆動モータおよびエンコーダで構成
される回転駆動機構の出力軸に、L字型の縦断面形状の
フレーム25の後端部が軸支される。ハーモニックドラ
イブ駆動モータを図示しない制御装置からの信号により
起動させると、ハーモニックドライブ24が回転するた
め、図1に矢印で示す範囲においてフレーム25は昇降
部20に対して回動し、回動量はエンコーダ(図示しな
い)により検出される。
【0028】このように昇降部20に回動自在に支持さ
れるフレーム25の上面に接するようにして、フレーム
25に対して支持アーム21が往復移動自在に搭載され
る。すなわち、支持アーム21の後端部はフレーム25
の後端の立上り部25aの前端側に固定されたシリンダ
26に接続されており、このシリンダ26が作動するこ
とによりフレーム25に対して支持アーム21が長手方
向に往復移動できるように構成されている。フレーム2
5の上面には長手方向について2本のガイドレール(図
示しない)が設けられており、フレーム25に支持され
た支持アーム21には前述のガイドレールを走行するロ
ーラ(図示しない)が下面に臨むようにして内蔵され
る。なお、フレーム25に対する支持アーム21の移動
量は前述のローラの回転軸に接続されたパルス発信器か
ら出力されるパルス信号により検出される。
れるフレーム25の上面に接するようにして、フレーム
25に対して支持アーム21が往復移動自在に搭載され
る。すなわち、支持アーム21の後端部はフレーム25
の後端の立上り部25aの前端側に固定されたシリンダ
26に接続されており、このシリンダ26が作動するこ
とによりフレーム25に対して支持アーム21が長手方
向に往復移動できるように構成されている。フレーム2
5の上面には長手方向について2本のガイドレール(図
示しない)が設けられており、フレーム25に支持され
た支持アーム21には前述のガイドレールを走行するロ
ーラ(図示しない)が下面に臨むようにして内蔵され
る。なお、フレーム25に対する支持アーム21の移動
量は前述のローラの回転軸に接続されたパルス発信器か
ら出力されるパルス信号により検出される。
【0029】支持アーム21の先端部には、超音波探触
子23の接触面をあらゆる角度に向けることができるよ
うに自在継手27が設けられる。図2は、自在継手27
により支持された超音波探触子23の三面図であり、図
2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は
正面図である。以下、図1および図2を参照しながら自
在継手27の構成を説明する。
子23の接触面をあらゆる角度に向けることができるよ
うに自在継手27が設けられる。図2は、自在継手27
により支持された超音波探触子23の三面図であり、図
2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は
正面図である。以下、図1および図2を参照しながら自
在継手27の構成を説明する。
【0030】すなわち、支持アーム21の先端部に平行
な2本の支持部28が締結され、この支持部28に自在
継手27の矩形の外枠29がリーマボルト31、31に
より締結されるとともに、外枠29の内側に配置された
コの字型の内枠32が超音波探触子23を上方から覆う
ようにしてピン33により回動自在に支持されている。
な2本の支持部28が締結され、この支持部28に自在
継手27の矩形の外枠29がリーマボルト31、31に
より締結されるとともに、外枠29の内側に配置された
コの字型の内枠32が超音波探触子23を上方から覆う
ようにしてピン33により回動自在に支持されている。
【0031】さらに、図2(a)におけるA−A´断面
図である図3に示すように、内枠32の中心部には、上
部を円板状のクランプ34により蓋をされた状態で、ボ
ールベアリング35の外輪36が取り付けてあり、そし
て、ボールベアリング35の内輪37に超音波探触子2
3の共端面と対向する端面の中心に形成してある取付け
軸23aが嵌合してある。これにより、超音波探触子2
3は先端が検査面と直交する軸の回りに回転できるとと
もに、この先端の検査面をあらゆる角度に傾けることが
できる。
図である図3に示すように、内枠32の中心部には、上
部を円板状のクランプ34により蓋をされた状態で、ボ
ールベアリング35の外輪36が取り付けてあり、そし
て、ボールベアリング35の内輪37に超音波探触子2
3の共端面と対向する端面の中心に形成してある取付け
軸23aが嵌合してある。これにより、超音波探触子2
3は先端が検査面と直交する軸の回りに回転できるとと
もに、この先端の検査面をあらゆる角度に傾けることが
できる。
【0032】なお、超音波探触子23の支持アーム21
への取付けは、図2(a)ないし図2(c)に示すよう
に、支持部28を介してボルト38aないし38dによ
り締結されて行われる。このように、支持アーム21の
長手方向に対して90度屈曲した方向に外枠29が延設
され、前記の方向と90度屈曲する方向、すなわち支持
アーム21の長手方向と平行な方向に向けて超音波探触
子23が設置される。
への取付けは、図2(a)ないし図2(c)に示すよう
に、支持部28を介してボルト38aないし38dによ
り締結されて行われる。このように、支持アーム21の
長手方向に対して90度屈曲した方向に外枠29が延設
され、前記の方向と90度屈曲する方向、すなわち支持
アーム21の長手方向と平行な方向に向けて超音波探触
子23が設置される。
【0033】このように構成された本発明にかかる圧力
容器ノズル用超音波探傷装置により、原子炉圧力容器の
ノズル部の内面湾曲部の超音波探傷試験を行う手順を図
1を参照しながら説明する。
容器ノズル用超音波探傷装置により、原子炉圧力容器の
ノズル部の内面湾曲部の超音波探傷試験を行う手順を図
1を参照しながら説明する。
【0034】まず、走行台車10をノズル2の外表面に
搭載する。そして、ジョイントボックス30に必要なケ
ーブルを接続し、電力や水等を供給できるようにする。
搭載する。そして、ジョイントボックス30に必要なケ
ーブルを接続し、電力や水等を供給できるようにする。
【0035】準備完了後、永久磁石車輪13aおよび1
3bがノズル外表面の水平部であるA面を、永久磁石車
輪14aおよび14bがノズル外表面の傾斜面であるB
面をそれぞれ走行できるように走行台車10をセットす
る。
3bがノズル外表面の水平部であるA面を、永久磁石車
輪14aおよび14bがノズル外表面の傾斜面であるB
面をそれぞれ走行できるように走行台車10をセットす
る。
【0036】走行台車10をセットした後に、フレーム
11に対する探傷装置昇降台17のノズル軸方向位置、
探傷装置昇降台17に対する昇降部20およびジョイン
トボックス30の放射方向位置、および支持アーム21
の回転角度をそれぞれ適宜調整して、超音波探触子23
が内面湾曲部4に超音波ビームを照射することが可能と
なる姿勢に支持アーム21をセットする。超音波探触子
23の位置は各エンコーダからの検出値により正確に求
められる。
11に対する探傷装置昇降台17のノズル軸方向位置、
探傷装置昇降台17に対する昇降部20およびジョイン
トボックス30の放射方向位置、および支持アーム21
の回転角度をそれぞれ適宜調整して、超音波探触子23
が内面湾曲部4に超音波ビームを照射することが可能と
なる姿勢に支持アーム21をセットする。超音波探触子
23の位置は各エンコーダからの検出値により正確に求
められる。
【0037】この状態で支持アーム21の先端部に取り
付けられた超音波探触子23をシリンダ26によりノズ
ル2の付け根部のラジアス部5に圧着するとともに、超
音波探触子23とラジアス部5との間に水を供給しなが
ら、支持アーム21の回転角度、フレーム11に対する
探傷装置昇降台17のノズル軸方向位置および探傷装置
昇降台17に対する昇降部20およびジョイントボック
ス30の放射方向位置を制御して、超音波探触子23か
ら超音波ビームを内面湾曲部4に向けて照射しつつ走行
台車10によりノズル2を周回させることにより、ノズ
ル2の内面湾曲部4の超音波探傷を行う。
付けられた超音波探触子23をシリンダ26によりノズ
ル2の付け根部のラジアス部5に圧着するとともに、超
音波探触子23とラジアス部5との間に水を供給しなが
ら、支持アーム21の回転角度、フレーム11に対する
探傷装置昇降台17のノズル軸方向位置および探傷装置
昇降台17に対する昇降部20およびジョイントボック
ス30の放射方向位置を制御して、超音波探触子23か
ら超音波ビームを内面湾曲部4に向けて照射しつつ走行
台車10によりノズル2を周回させることにより、ノズ
ル2の内面湾曲部4の超音波探傷を行う。
【0038】そして、この位置での超音波探傷が終了し
たら、ノズル外周方向に支持アーム21をあるピッチだ
け走行させて停止させた後、全く同様の手順で走行台車
10を動かして超音波探傷試験を行う。なお、前述のよ
うに、各エンコーダにより走行台車10の位置が求めら
れるためこの位置データを加味して、超音波探傷試験の
際の欠陥の程度および位置が特定される。
たら、ノズル外周方向に支持アーム21をあるピッチだ
け走行させて停止させた後、全く同様の手順で走行台車
10を動かして超音波探傷試験を行う。なお、前述のよ
うに、各エンコーダにより走行台車10の位置が求めら
れるためこの位置データを加味して、超音波探傷試験の
際の欠陥の程度および位置が特定される。
【0039】このようにしてノズル2の全周について超
音波探傷試験を行う際、ラジアス部5への超音波探触子
23の接触が不十分な部分があっても新たに設けられた
ベアリング35の作用により超音波探触子23は微少角
度だけ回動し、被検査面に確実に接触する。
音波探傷試験を行う際、ラジアス部5への超音波探触子
23の接触が不十分な部分があっても新たに設けられた
ベアリング35の作用により超音波探触子23は微少角
度だけ回動し、被検査面に確実に接触する。
【0040】次に、図4を参照しながら、被検査面との
接触面の形状が、これまで説明してきた図1ないし図3
に示す本発明の実施例で示した超音波探触子とは異な
る、本発明の請求項2記載の超音波探触子40を用い
て、圧力容器ノズル用超音波探傷装置を構成した場合を
説明する。なお、この場合、超音波探触子40の形状以
外の要素は図1ないし図3により示した実施例と全く同
様であるから、超音波探触子23の形状以外の説明は省
略する。
接触面の形状が、これまで説明してきた図1ないし図3
に示す本発明の実施例で示した超音波探触子とは異な
る、本発明の請求項2記載の超音波探触子40を用い
て、圧力容器ノズル用超音波探傷装置を構成した場合を
説明する。なお、この場合、超音波探触子40の形状以
外の要素は図1ないし図3により示した実施例と全く同
様であるから、超音波探触子23の形状以外の説明は省
略する。
【0041】図4は本発明の請求項2記載の超音波探触
子の一例の4面図であり、図4(a)は上面図、図4
(b)は正面図、図4(c)は側面図、図4(d)は底
面図である。
子の一例の4面図であり、図4(a)は上面図、図4
(b)は正面図、図4(c)は側面図、図4(d)は底
面図である。
【0042】図4により示す超音波探触子40は振動子
41を内蔵するとともに、上面にフィッティング42、
コネクタ43および絶縁ワッシャ44を備えるが、図4
に示す本発明にかかる超音波探触子40の特徴的な点
は、図4(d)に示すように、被検査面との探触面45
の4隅である46a乃至46dが厚さ方向の全長につい
て面取りされ曲面形状を呈する点である。
41を内蔵するとともに、上面にフィッティング42、
コネクタ43および絶縁ワッシャ44を備えるが、図4
に示す本発明にかかる超音波探触子40の特徴的な点
は、図4(d)に示すように、被検査面との探触面45
の4隅である46a乃至46dが厚さ方向の全長につい
て面取りされ曲面形状を呈する点である。
【0043】すなわち、従来の超音波探触子では隅部は
面取りされていないため、超音波探傷試験を行う際に被
検査面に押圧しようとすると、被検査面の凹凸や支持ア
ーム21の押圧方向等により超音波探触子の4つの隅部
のいずれかが被検査面に先に当接してしまい、超音波ビ
ームを照射するために最も必要と考えられる超音波探触
子の中央部の被検査面への接触が阻害されてしまう。こ
れに対し、図4(a)乃至図4(d)に示す本発明にか
かる超音波探触子40のように、接触面の4隅46a乃
至46dを面取りされた形状とすることにより、超音波
探触子40の中央部と被検査面との接触不良を防止し、
被検査面への超音波ビームの照射を確実に行うことがで
きるようになる。
面取りされていないため、超音波探傷試験を行う際に被
検査面に押圧しようとすると、被検査面の凹凸や支持ア
ーム21の押圧方向等により超音波探触子の4つの隅部
のいずれかが被検査面に先に当接してしまい、超音波ビ
ームを照射するために最も必要と考えられる超音波探触
子の中央部の被検査面への接触が阻害されてしまう。こ
れに対し、図4(a)乃至図4(d)に示す本発明にか
かる超音波探触子40のように、接触面の4隅46a乃
至46dを面取りされた形状とすることにより、超音波
探触子40の中央部と被検査面との接触不良を防止し、
被検査面への超音波ビームの照射を確実に行うことがで
きるようになる。
【0044】面取りする程度は、超音波探触子の接触不
良の抑制効果を考えて適宜行えばよいが、超音波ビーム
照射能力を落とさずに前述の抑制効果を最大限確保する
ために、接触面のうちの対向する二辺が円周を描くよう
に面取りを行うことが望ましい。なお、超音波探触子の
被検査面との接触面を完全な円形ないしは楕円形とする
ことが超音波探触子の接触不良の抑制効果を考えると有
効であるが、超音波ビーム照射能力が低下するため、超
音波探触子に求める仕様に応じて判断する必要がある。
良の抑制効果を考えて適宜行えばよいが、超音波ビーム
照射能力を落とさずに前述の抑制効果を最大限確保する
ために、接触面のうちの対向する二辺が円周を描くよう
に面取りを行うことが望ましい。なお、超音波探触子の
被検査面との接触面を完全な円形ないしは楕円形とする
ことが超音波探触子の接触不良の抑制効果を考えると有
効であるが、超音波ビーム照射能力が低下するため、超
音波探触子に求める仕様に応じて判断する必要がある。
【0045】さらに、変形例として、図1ないし図3に
示す本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探触子で用
いたベアリングと図4に示す形状の超音波探触子とを、
ともに備えるようにして、圧力容器ノズル用超音波探傷
装置を構成してもよい。このように構成することによ
り、前述のベアリングが有する超音波探触子接触性向上
効果と、面取りされた超音波探触子が有する超音波探触
子接触性向上効果とが相乗的に作用し、被検査面への超
音波探触子の接触性が極めて向上する。
示す本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探触子で用
いたベアリングと図4に示す形状の超音波探触子とを、
ともに備えるようにして、圧力容器ノズル用超音波探傷
装置を構成してもよい。このように構成することによ
り、前述のベアリングが有する超音波探触子接触性向上
効果と、面取りされた超音波探触子が有する超音波探触
子接触性向上効果とが相乗的に作用し、被検査面への超
音波探触子の接触性が極めて向上する。
【0046】なお、以上の本実施例では、原子炉の圧力
容器に本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探傷装置
を適用したが、原子炉の圧力容器以外に化学プラントに
おいて使用する圧力容器等に対しても同様に適用でき
る。
容器に本発明にかかる圧力容器ノズル用超音波探傷装置
を適用したが、原子炉の圧力容器以外に化学プラントに
おいて使用する圧力容器等に対しても同様に適用でき
る。
【0047】以上のようにして、本発明にかかる圧力容
器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子により、
被検査面への超音波探触子の接触を充分に確保でき、従
来よりも高精度で超音波探傷試験を行うことができるよ
うになる。
器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子により、
被検査面への超音波探触子の接触を充分に確保でき、従
来よりも高精度で超音波探傷試験を行うことができるよ
うになる。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の圧力容器ノズル
用超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介
して接触面と直交する回転軸回りに回動自在に保持した
ため、超音波探触子の被検査面への密着性を向上でき、
圧力容器ノズル部の内周湾曲部の超音波探傷を従来より
も高精度で行うことができるようになった。
用超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介
して接触面と直交する回転軸回りに回動自在に保持した
ため、超音波探触子の被検査面への密着性を向上でき、
圧力容器ノズル部の内周湾曲部の超音波探傷を従来より
も高精度で行うことができるようになった。
【0049】本発明の請求項2記載の超音波探触子で
は、超音波探触子の形状を被検査面との探触面の4隅が
厚さ方向の全長について面取りされた形状としたため、
超音波探触子を被検査面へ押圧する際の超音波探触子の
隅部の引掛かりを低減して密着性を向上でき、圧力容器
ノズル部の内周湾曲部の超音波探傷試験を従来よりも高
精度で行うことができるようになった。
は、超音波探触子の形状を被検査面との探触面の4隅が
厚さ方向の全長について面取りされた形状としたため、
超音波探触子を被検査面へ押圧する際の超音波探触子の
隅部の引掛かりを低減して密着性を向上でき、圧力容器
ノズル部の内周湾曲部の超音波探傷試験を従来よりも高
精度で行うことができるようになった。
【0050】本発明の請求項3記載の圧力容器ノズル用
超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介し
て接触面と直交する回転軸回りに回動自在に保持すると
ともに、超音波探触子の形状を被検査面との探触面の4
隅が厚さ方向の全長について面取りされた形状としたた
め、超音波探触子の被検査面への密着性を向上できると
ともに、超音波探触子を被検査面へ押圧する際の引掛か
りを低減して密着性を向上できるため、圧力容器のノズ
ル部の内周湾曲部の超音波探傷試験を従来よりも極めて
高精度で行うことができるようになった。
超音波探傷装置では、超音波探触子をベアリングを介し
て接触面と直交する回転軸回りに回動自在に保持すると
ともに、超音波探触子の形状を被検査面との探触面の4
隅が厚さ方向の全長について面取りされた形状としたた
め、超音波探触子の被検査面への密着性を向上できると
ともに、超音波探触子を被検査面へ押圧する際の引掛か
りを低減して密着性を向上できるため、圧力容器のノズ
ル部の内周湾曲部の超音波探傷試験を従来よりも極めて
高精度で行うことができるようになった。
【0051】さらに、本発明の請求項1または請求項3
記載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置、ないしは本発
明の請求項2記載の超音波探触子の実施に際して、圧力
容器にガイドレール等の補助具を設けておく必要がない
ため、これらの補助具が設置されていない圧力容器に対
しても簡単に超音波探傷試験を行うことができる。
記載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置、ないしは本発
明の請求項2記載の超音波探触子の実施に際して、圧力
容器にガイドレール等の補助具を設けておく必要がない
ため、これらの補助具が設置されていない圧力容器に対
しても簡単に超音波探傷試験を行うことができる。
【0052】また、本発明の請求項1または請求項3記
載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置、ないしは本発明
の請求項2記載の超音波探触子では、測定するノズルの
寸法には殆ど影響されないため、寸法の異なる複数種の
ノズルに対する汎用性が優れる。
載の圧力容器ノズル用超音波探傷装置、ないしは本発明
の請求項2記載の超音波探触子では、測定するノズルの
寸法には殆ど影響されないため、寸法の異なる複数種の
ノズルに対する汎用性が優れる。
【図1】ノズルの軸方向(図面上の左右方向)を含む平
面の一部に関する本発明にかかる圧力容器ノズル用超音
波探傷装置の側面図である。
面の一部に関する本発明にかかる圧力容器ノズル用超音
波探傷装置の側面図である。
【図2】超音波探触子23の三面図であり、図2(a)
は上面図、図2(b)は右側面図、図2(c)は正面図
である。
は上面図、図2(b)は右側面図、図2(c)は正面図
である。
【図3】図2(a)におけるA−A断面図である。
【図4】本発明にかかる超音波探触子を示す4面図であ
る。
る。
【図5】供用期間中検査時の原子炉圧力容器を示す斜視
図である。
図である。
1 圧力容器ノズル用超音波探傷装置 2、52 ノズル 4 ノズル内面湾曲部 5 外表面 10 走行台車 21 支持アーム 23、40 超音波探触子 23a 探触面 35 ベアリング 50 圧力容器 51 胴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 弘二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 成松 明格 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力容器の胴部に接続されたノズルの外
表面を周回する走行台車と、当該走行台車に搭載されて
ノズル軸方向と平行な方向を含む平面において回動自在
に設置されるとともに長手方向に伸縮自在に設置される
支持アームと、当該支持アームの先端に保持されてノズ
ル内面湾曲部の探傷を行う超音波探触子とを有する圧力
容器ノズル用超音波探傷装置において、前記超音波探触
子はベアリングを介して接触面と直交する回転軸回りに
回動自在に保持されることを特徴とする圧力容器ノズル
用超音波探傷装置。 - 【請求項2】 被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の
全長について面取りされた形状であることを特徴とする
超音波探触子。 - 【請求項3】 圧力容器の胴部に接続されたノズルの外
表面を周回する走行台車と、当該走行台車に搭載されて
ノズル軸方向と平行な方向を含む平面において回動自在
に設置されるとともに長手方向に伸縮自在に設置される
支持アームと、当該支持アームの先端に保持されてノズ
ル内面湾曲部の探傷を行う超音波探触子とを有する圧力
容器ノズル用超音波探傷装置において、前記超音波探触
子はベアリングを介して接触面と直交する回転軸回りに
回動自在に保持されること、および前記超音波探触子は
被検査面との探触面の4隅が厚さ方向の全長について面
取りされた形状であることを特徴とする圧力容器ノズル
用超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169033A JPH0815478A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169033A JPH0815478A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815478A true JPH0815478A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15879081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6169033A Pending JPH0815478A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 圧力容器ノズル用超音波探傷装置および超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815478A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7448271B2 (en) * | 2005-08-17 | 2008-11-11 | The Boeing Company | Inspection system and associated method |
| JP2009186489A (ja) * | 2002-10-31 | 2009-08-20 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 超音波探傷装置 |
| CN100578213C (zh) | 2007-12-18 | 2010-01-06 | 宝钢集团常州轧辊制造公司 | 轧辊辊身倒角的探伤方法 |
| JP2011247664A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Jtekt Corp | 被加工物の加工表面の欠陥検出装置 |
| JP2014163750A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Ihi Corp | 超音波探傷試験装置 |
| JP2015081864A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 三菱重工業株式会社 | 可搬式の超音波探傷装置及び超音波探傷方法 |
| CN116482235A (zh) * | 2023-04-13 | 2023-07-25 | 河北京车轨道交通车辆装备有限公司 | 一种超声波探伤用探头 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6169033A patent/JPH0815478A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10041909B2 (en) | 2013-10-23 | 2018-08-07 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Portable ultrasonic testing device and ultrasonic testing method |
| CN116482235A (zh) * | 2023-04-13 | 2023-07-25 | 河北京车轨道交通车辆装备有限公司 | 一种超声波探伤用探头 |
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