JPH08155654A - インバータ式抵抗溶接制御装置 - Google Patents
インバータ式抵抗溶接制御装置Info
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- JPH08155654A JPH08155654A JP33022294A JP33022294A JPH08155654A JP H08155654 A JPH08155654 A JP H08155654A JP 33022294 A JP33022294 A JP 33022294A JP 33022294 A JP33022294 A JP 33022294A JP H08155654 A JPH08155654 A JP H08155654A
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Abstract
(57)【要約】
[目的]通電初期にオーバシュート現象を出さずに電流
を高速に立ち上げ、かつ安定した抵抗溶接を行って、溶
接品質の向上をはかる。 [構成]本インバータ式抵抗溶接制御装置は、電流検出
部40、リミッタ制御部42、PWM制御部44、シー
ケンス制御部46およびインバータ駆動部48を有して
いる。電流検出部40は、一次導体に取り付けられたホ
ールCT50からなる。リミッタ制御部42は、コンパ
レータ52、リミッタレベル発生部54、ラッチ回路
(D型フリップフロップ)56、ANDゲート58,6
0およびクロック回路62から構成される。PWM制御
部44は、電流実効値演算部68、電流設定部70、P
WM制御パルス生成部72、パルス幅測定部74および
クロック回路62から構成されている。シーケンス制御
部46は、インバータ回路18に対する制御手段をリミ
ッタ制御部42もしくはPWM制御部44のいずれかに
切り換える通電制御切換機能を有している。
を高速に立ち上げ、かつ安定した抵抗溶接を行って、溶
接品質の向上をはかる。 [構成]本インバータ式抵抗溶接制御装置は、電流検出
部40、リミッタ制御部42、PWM制御部44、シー
ケンス制御部46およびインバータ駆動部48を有して
いる。電流検出部40は、一次導体に取り付けられたホ
ールCT50からなる。リミッタ制御部42は、コンパ
レータ52、リミッタレベル発生部54、ラッチ回路
(D型フリップフロップ)56、ANDゲート58,6
0およびクロック回路62から構成される。PWM制御
部44は、電流実効値演算部68、電流設定部70、P
WM制御パルス生成部72、パルス幅測定部74および
クロック回路62から構成されている。シーケンス制御
部46は、インバータ回路18に対する制御手段をリミ
ッタ制御部42もしくはPWM制御部44のいずれかに
切り換える通電制御切換機能を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ式の抵抗溶
接機において溶接通電を制御する制御装置に関する。
接機において溶接通電を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のインバータ式抵抗溶接機
の主要な回路構成を示す。インバータ回路100は、G
TR、IGBTまたはパワーFET等からなるスイッチ
ング素子を内蔵しており、インバータ制御部116から
の制御パルスCPにしたがい、直流入力電圧Eを高周波
のスイッチングで切り刻むようにして高周波交流のパル
スを出力する。インバータ回路100より出力された交
流パルスは溶接トランス102の一次側コイルに供給さ
れ、その二次側には一次側と相似な交流パルスが得ら
れ、この二次側交流パルスは、一対のダイオード104
a,104bからなる整流回路106によって直流に変
換される。そして、この直流の電流IW が溶接電極10
8,110を介して被溶接材112,114に供給され
る。
の主要な回路構成を示す。インバータ回路100は、G
TR、IGBTまたはパワーFET等からなるスイッチ
ング素子を内蔵しており、インバータ制御部116から
の制御パルスCPにしたがい、直流入力電圧Eを高周波
のスイッチングで切り刻むようにして高周波交流のパル
スを出力する。インバータ回路100より出力された交
流パルスは溶接トランス102の一次側コイルに供給さ
れ、その二次側には一次側と相似な交流パルスが得ら
れ、この二次側交流パルスは、一対のダイオード104
a,104bからなる整流回路106によって直流に変
換される。そして、この直流の電流IW が溶接電極10
8,110を介して被溶接材112,114に供給され
る。
【0003】インバータ式の抵抗溶接機においても、溶
接通電では一定の電流を被溶接材に流すようにフィード
バックをかける定電流制御が最も多く用いられている。
その主な理由としては、加圧力および通電時間とともに
電流が抵抗溶接の3大溶接条件とされていること、トロ
イダルコイルまたはカレントトランス等によって容易か
つ正確に電流を測定できるためフィードバックループを
構成しやすいこと等が挙げられる。なお、定電流制御に
おける一定とは、抵抗発熱(ジュール熱)を規定する電
流実効値が一定という意味である。
接通電では一定の電流を被溶接材に流すようにフィード
バックをかける定電流制御が最も多く用いられている。
その主な理由としては、加圧力および通電時間とともに
電流が抵抗溶接の3大溶接条件とされていること、トロ
イダルコイルまたはカレントトランス等によって容易か
つ正確に電流を測定できるためフィードバックループを
構成しやすいこと等が挙げられる。なお、定電流制御に
おける一定とは、抵抗発熱(ジュール熱)を規定する電
流実効値が一定という意味である。
【0004】図5において、インバータ制御部116
は、二次側回路に設けられた電流センサ(トロイダルコ
イル)118からの電流検出信号DIを入力して、溶接
電流IW の実効値を求め、その電流実効値[IW ]を電
流設定値IS と比較して比較誤差を生成し、その比較誤
差を零にするような可変のパルス幅を有する制御パルス
CPをインバータ回路100に供給する。インバータ回
路100の各スイッチング素子は、制御パルスCPのパ
ルス幅に相当する時間だけオンするようになっている。
は、二次側回路に設けられた電流センサ(トロイダルコ
イル)118からの電流検出信号DIを入力して、溶接
電流IW の実効値を求め、その電流実効値[IW ]を電
流設定値IS と比較して比較誤差を生成し、その比較誤
差を零にするような可変のパルス幅を有する制御パルス
CPをインバータ回路100に供給する。インバータ回
路100の各スイッチング素子は、制御パルスCPのパ
ルス幅に相当する時間だけオンするようになっている。
【0005】これにより、実際の電流実効値[IW ]が
電流設定値IS よりも小さいときは制御パルスCPのパ
ルス幅が段々と大きくなり、したがってインバータ回路
100より出力される交流パルスのパルス幅が段々と大
きくなり、反対に[IW ]がIS よりも大きいときは制
御パルスCPのパルス幅が段々と小さくなり、したがっ
てインバータ回路100より出力される交流パルスのパ
ルス幅が段々と小さくなるようなPWM(パルス幅変
調)方式の定電流制御が行われる。
電流設定値IS よりも小さいときは制御パルスCPのパ
ルス幅が段々と大きくなり、したがってインバータ回路
100より出力される交流パルスのパルス幅が段々と大
きくなり、反対に[IW ]がIS よりも大きいときは制
御パルスCPのパルス幅が段々と小さくなり、したがっ
てインバータ回路100より出力される交流パルスのパ
ルス幅が段々と小さくなるようなPWM(パルス幅変
調)方式の定電流制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなPWM方
式の定電流制御によると、通電開始直後には図6に示す
ような波形で一次電流I1 および溶接電流IW が徐々に
立ち上がる。しかし、溶接性の点からすれば、電流は出
来るだけ早く設定値に到達するのが望ましい。このため
に、フィードバックループにおけるパルス幅可変制御の
ゲインを上げるような調整が行われている。
式の定電流制御によると、通電開始直後には図6に示す
ような波形で一次電流I1 および溶接電流IW が徐々に
立ち上がる。しかし、溶接性の点からすれば、電流は出
来るだけ早く設定値に到達するのが望ましい。このため
に、フィードバックループにおけるパルス幅可変制御の
ゲインを上げるような調整が行われている。
【0007】ところが、この調整が難しく、立ち上げを
早くしようとすると、図7の一点鎖線で示すように、電
流が設定値を大きく越えてしまう、つまりオーバシュー
トする現象が生じやすい。PWM方式の定電流制御は、
測定値と設定値との比較誤差から制御量(制御パルスの
パルス幅)を求める予測制御であるが、通電初期に電流
を零の値から設定値に向かって急激な勾配(変化率)で
立ち上げるときには、電流が設定値に達した時点でその
勢いを直ちには止めることは難しく、どうしてもオーバ
シュートを出してしまう。このような電流のオーバシュ
ート現象はスプラッシュの原因となり、望ましくないも
のである。
早くしようとすると、図7の一点鎖線で示すように、電
流が設定値を大きく越えてしまう、つまりオーバシュー
トする現象が生じやすい。PWM方式の定電流制御は、
測定値と設定値との比較誤差から制御量(制御パルスの
パルス幅)を求める予測制御であるが、通電初期に電流
を零の値から設定値に向かって急激な勾配(変化率)で
立ち上げるときには、電流が設定値に達した時点でその
勢いを直ちには止めることは難しく、どうしてもオーバ
シュートを出してしまう。このような電流のオーバシュ
ート現象はスプラッシュの原因となり、望ましくないも
のである。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、通電初期にはオーバシュート現象を出さずに電
流を高速に立ち上げ、立ち上げ後の通電時間中は抵抗溶
接を安定化させて溶接品質を向上させるようにしたイン
バータ式抵抗溶接制御装置を提供することを目的とす
る。
もので、通電初期にはオーバシュート現象を出さずに電
流を高速に立ち上げ、立ち上げ後の通電時間中は抵抗溶
接を安定化させて溶接品質を向上させるようにしたイン
バータ式抵抗溶接制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のインバータ式抵抗溶接制御装置
は、商用交流を整流して直流にし、この直流をインバー
タにより所定周波数の交流パルスに変換し、この交流パ
ルスを溶接トランスに通したのち整流器に通して再び直
流にし、この直流を溶接電極を介して被溶接材に供給す
るようにしたインバータ式抵抗溶接機において、前記被
溶接材に所定のリミッタレベル以下のピーク値を有する
電流が流れるよう前記インバータを制御する第1のイン
バータ制御手段と、前記被溶接材に所定の実効値を有す
る電流が流れるよう前記インバータを制御する第2のイ
ンバータ制御手段と、前記第1のインバータ制御手段に
よるインバータ制御で通電を立ち上げ、所定のタイミン
グで前記第2のインバータ制御手段によるインバータ制
御の通電に切り換える通電制御切換手段とを具備する構
成とした。
めに、本発明の第1のインバータ式抵抗溶接制御装置
は、商用交流を整流して直流にし、この直流をインバー
タにより所定周波数の交流パルスに変換し、この交流パ
ルスを溶接トランスに通したのち整流器に通して再び直
流にし、この直流を溶接電極を介して被溶接材に供給す
るようにしたインバータ式抵抗溶接機において、前記被
溶接材に所定のリミッタレベル以下のピーク値を有する
電流が流れるよう前記インバータを制御する第1のイン
バータ制御手段と、前記被溶接材に所定の実効値を有す
る電流が流れるよう前記インバータを制御する第2のイ
ンバータ制御手段と、前記第1のインバータ制御手段に
よるインバータ制御で通電を立ち上げ、所定のタイミン
グで前記第2のインバータ制御手段によるインバータ制
御の通電に切り換える通電制御切換手段とを具備する構
成とした。
【0010】本発明の第2のインバータ式抵抗溶接制御
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記第1のインバータ制御手段には、前記溶接ト
ランスの一次側回路または二次側回路を流れる電流を検
出し、その電流波形を表す電流検出信号を出力する電流
検出手段と、前記リミッタレベルを与えるリミッタレベ
ル発生手段と、前記電流検出手段からの前記電流検出信
号と前記リミッタレベル発生手段からの前記リミッタレ
ベルとを比較して両者間の大小関係を表す論理値を有す
る比較結果信号を出力する比較手段と、前記交流パルス
の周波数に等しい周波数を有し、かつ一定のパルス幅を
有するクロックパルスを発生するクロック回路と、前記
クロック回路からの前記クロックパルスと前記比較手段
からの前記比較結果信号とを入力し、前記インバータを
制御するために、前記クロックパルスの立上がりに応動
して立ち上がり、前記比較結果信号の論理値の変化また
は前記クロックパルスの立下がりに応動して立ち下がる
制御パルスを発生するインバータ制御パルス発生手段と
が含まれる構成とした。
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記第1のインバータ制御手段には、前記溶接ト
ランスの一次側回路または二次側回路を流れる電流を検
出し、その電流波形を表す電流検出信号を出力する電流
検出手段と、前記リミッタレベルを与えるリミッタレベ
ル発生手段と、前記電流検出手段からの前記電流検出信
号と前記リミッタレベル発生手段からの前記リミッタレ
ベルとを比較して両者間の大小関係を表す論理値を有す
る比較結果信号を出力する比較手段と、前記交流パルス
の周波数に等しい周波数を有し、かつ一定のパルス幅を
有するクロックパルスを発生するクロック回路と、前記
クロック回路からの前記クロックパルスと前記比較手段
からの前記比較結果信号とを入力し、前記インバータを
制御するために、前記クロックパルスの立上がりに応動
して立ち上がり、前記比較結果信号の論理値の変化また
は前記クロックパルスの立下がりに応動して立ち下がる
制御パルスを発生するインバータ制御パルス発生手段と
が含まれる構成とした。
【0011】本発明の第3のインバータ式抵抗溶接制御
装置は、上記第2のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記リミッタレベル発生手段を、所定時間毎に前
記リミッタレベルを段階的に高くするような構成とし
た。
装置は、上記第2のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記リミッタレベル発生手段を、所定時間毎に前
記リミッタレベルを段階的に高くするような構成とし
た。
【0012】本発明の第4のインバータ式抵抗溶接制御
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記第2のインバータ制御手段には、前記溶接ト
ランスの一次側回路または二次側回路を流れる電流を検
出し、その電流波形または電流微分波形を表す電流検出
信号を出力する電流検出手段と、前記電流検出信号から
の前記電流検出信号に基づいて前記電流の実効値を求め
る電流実効値演算手段と、所望の電流設定値を与える電
流値設定手段と、前記電流実効値演算手段からの前記電
流実効値と前記電流設定値発生手段からの前記電流設定
値とを比較して両者間の比較誤差を求め、その比較誤差
を零にするように前記インバータに対する制御パルスの
パルス幅を可変制御するパルス幅制御手段とが含まれる
構成とした。
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記第2のインバータ制御手段には、前記溶接ト
ランスの一次側回路または二次側回路を流れる電流を検
出し、その電流波形または電流微分波形を表す電流検出
信号を出力する電流検出手段と、前記電流検出信号から
の前記電流検出信号に基づいて前記電流の実効値を求め
る電流実効値演算手段と、所望の電流設定値を与える電
流値設定手段と、前記電流実効値演算手段からの前記電
流実効値と前記電流設定値発生手段からの前記電流設定
値とを比較して両者間の比較誤差を求め、その比較誤差
を零にするように前記インバータに対する制御パルスの
パルス幅を可変制御するパルス幅制御手段とが含まれる
構成とした。
【0013】本発明の第5のインバータ式抵抗溶接制御
装置は、上記第4のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記制御パルスのパルス幅を測定するパルス幅測
定手段が備えられ、前記パルス幅制御手段は前記通電制
御切換手段による切り換えの直前の前記制御パルスのパ
ルス幅を表す前記パルス幅測定手段からの出力信号に基
づいて前記パルス幅の可変制御を開始する構成とした。
装置は、上記第4のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記制御パルスのパルス幅を測定するパルス幅測
定手段が備えられ、前記パルス幅制御手段は前記通電制
御切換手段による切り換えの直前の前記制御パルスのパ
ルス幅を表す前記パルス幅測定手段からの出力信号に基
づいて前記パルス幅の可変制御を開始する構成とした。
【0014】本発明の第6のインバータ式抵抗溶接制御
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記通電制御切換手段は、前記所定周波数と等し
い周波数を有するクロックパルスを通電開始からカウン
トし、そのカウント値が所定値に達した時点で前記第2
のインバータ制御手段によるインバータ制御の通電に切
り換える構成とした。
装置は、上記第1のインバータ式抵抗溶接制御装置にお
いて、前記通電制御切換手段は、前記所定周波数と等し
い周波数を有するクロックパルスを通電開始からカウン
トし、そのカウント値が所定値に達した時点で前記第2
のインバータ制御手段によるインバータ制御の通電に切
り換える構成とした。
【0015】
【作用】本発明のインバータ式抵抗溶接制御装置では、
通電開始直後は第1のインバータ制御手段が動作し、被
溶接材に所定のリミッタレベル以下のピーク値を有する
溶接電流が流れるようにインバータ制御が行われる。こ
のリミッタ制御により、電流はそのピーク値をリミッタ
レベルに制限されつつオーバシュートすることなく設定
電流値まで高速に立ち上がる。そして、電流が立ち上が
った後は、第2のインバータ制御手段が動作し、被溶接
材に所定の実効値を有する電流が流れるようにインバー
タ制御が行われる。このインバータ制御は、好ましく
は、フィードバックループのPWM制御によって行われ
る。これにより、電源電圧変動や負荷変動があっても電
流の実効値が所定値に維持され、抵抗溶接が安定化され
る。
通電開始直後は第1のインバータ制御手段が動作し、被
溶接材に所定のリミッタレベル以下のピーク値を有する
溶接電流が流れるようにインバータ制御が行われる。こ
のリミッタ制御により、電流はそのピーク値をリミッタ
レベルに制限されつつオーバシュートすることなく設定
電流値まで高速に立ち上がる。そして、電流が立ち上が
った後は、第2のインバータ制御手段が動作し、被溶接
材に所定の実効値を有する電流が流れるようにインバー
タ制御が行われる。このインバータ制御は、好ましく
は、フィードバックループのPWM制御によって行われ
る。これにより、電源電圧変動や負荷変動があっても電
流の実効値が所定値に維持され、抵抗溶接が安定化され
る。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例によるインバー
タ式抵抗溶接制御装置の回路構成を示す。この制御装置
が適用されるインバータ式抵抗溶接機において、ブリッ
ジ接続された4つの大容量トランジスタ(GTR)10
〜16はインバータ回路18を構成している。このイン
バータ回路18の出力側に接続された溶接トランス2
0,ダイオード22a,22b、溶接電極24,26お
よび被溶接材28,30の回路は従来通りである(図5
のものと同様である)。また、インバータ回路18の入
力側に接続された三相整流回路32は、商用の三相交流
を所定電圧の直流に変換してインバータ回路18に供給
する。三相整流回路32とインバータ回路18との間に
は平滑用のコンデンサ34が接続されている。
タ式抵抗溶接制御装置の回路構成を示す。この制御装置
が適用されるインバータ式抵抗溶接機において、ブリッ
ジ接続された4つの大容量トランジスタ(GTR)10
〜16はインバータ回路18を構成している。このイン
バータ回路18の出力側に接続された溶接トランス2
0,ダイオード22a,22b、溶接電極24,26お
よび被溶接材28,30の回路は従来通りである(図5
のものと同様である)。また、インバータ回路18の入
力側に接続された三相整流回路32は、商用の三相交流
を所定電圧の直流に変換してインバータ回路18に供給
する。三相整流回路32とインバータ回路18との間に
は平滑用のコンデンサ34が接続されている。
【0018】本実施例のインバータ式抵抗溶接制御装置
は、電流検出部40、リミッタ制御部42、PWM制御
部44、シーケンス制御部46およびインバータ駆動部
48を有している。
は、電流検出部40、リミッタ制御部42、PWM制御
部44、シーケンス制御部46およびインバータ駆動部
48を有している。
【0019】電流検出部40は、コンデンサ34とイン
バータ回路18との間の一次導体に取り付けられた電流
センサたとえばホールCT50からなる。インバータ回
路18が作動している間、このホールCT50には、溶
接トランス20の一次側コイルに流れる交流のパルス電
流I1'を絶対値化したような波形、つまり正極性のパル
スはそのままで負極性のパルスを正極側に極性反転した
ような波形の直流のパルス電流I1 が流れる。ホールC
T50は、この一次電流I1 の波形を表すアナログの電
流検出信号HIを出力する。
バータ回路18との間の一次導体に取り付けられた電流
センサたとえばホールCT50からなる。インバータ回
路18が作動している間、このホールCT50には、溶
接トランス20の一次側コイルに流れる交流のパルス電
流I1'を絶対値化したような波形、つまり正極性のパル
スはそのままで負極性のパルスを正極側に極性反転した
ような波形の直流のパルス電流I1 が流れる。ホールC
T50は、この一次電流I1 の波形を表すアナログの電
流検出信号HIを出力する。
【0020】リミッタ制御部42は、コンパレータ5
2、リミッタレベル発生部54、ラッチ回路(D型フリ
ップフロップ)56、ANDゲート58,60およびク
ロック回路62から構成されている。コンパレータ52
の一方の入力端子(非反転入力端子)には上記電流検出
部40のホールCT50からの電流検出信号HIが供給
され、コンパレータ52の他方の入力端子(反転入力端
子)にはリミッタレベル発生部54よりリミッタレベル
LMを表す信号が供給される。
2、リミッタレベル発生部54、ラッチ回路(D型フリ
ップフロップ)56、ANDゲート58,60およびク
ロック回路62から構成されている。コンパレータ52
の一方の入力端子(非反転入力端子)には上記電流検出
部40のホールCT50からの電流検出信号HIが供給
され、コンパレータ52の他方の入力端子(反転入力端
子)にはリミッタレベル発生部54よりリミッタレベル
LMを表す信号が供給される。
【0021】コンパレータ52の出力端子は、プルアッ
プ抵抗64を介してHレベルの電源電圧Vccの端子に接
続されるとともに、ラッチ回路56の入力端子CKに接
続されている。コンパレータ52の入力側でHI<LM
のときその出力端子にはLレベルの出力電圧が得られ、
HI≧LMになると出力端子にHレベルの出力電圧が得
られるようになっている。
プ抵抗64を介してHレベルの電源電圧Vccの端子に接
続されるとともに、ラッチ回路56の入力端子CKに接
続されている。コンパレータ52の入力側でHI<LM
のときその出力端子にはLレベルの出力電圧が得られ、
HI≧LMになると出力端子にHレベルの出力電圧が得
られるようになっている。
【0022】本実施例では、リミッタレベル発生部54
がクロック回路62からの2相クロックパルスφA,φB
に応動し、クロック周波数の半サイクル毎にリミッタレ
ベルLMを段階的に上げるようになっている。
がクロック回路62からの2相クロックパルスφA,φB
に応動し、クロック周波数の半サイクル毎にリミッタレ
ベルLMを段階的に上げるようになっている。
【0023】ラッチ回路56の反転出力端子Q- はAN
Dゲート58,60のそれぞれの第1入力端子に接続さ
れている。ラッチ回路56のリセット端子Rには、クロ
ック回路62からの2相クロックパルスφA,φB がOR
ゲート66を介して与えられる。これらの2相クロック
パルスφA,φB は、インバータ回路18のスイッチング
周波数を規定する周波数(たとえば1KHz)を有して
おり、ANDゲート58,60のそれぞれの第3入力端
子にも供給される。ANDゲート58,60の出力端子
は、後述するインバータ駆動部48の4つのドライブ回
路80,82,84,86の入力端子に所定の対応関係
で接続されている。
Dゲート58,60のそれぞれの第1入力端子に接続さ
れている。ラッチ回路56のリセット端子Rには、クロ
ック回路62からの2相クロックパルスφA,φB がOR
ゲート66を介して与えられる。これらの2相クロック
パルスφA,φB は、インバータ回路18のスイッチング
周波数を規定する周波数(たとえば1KHz)を有して
おり、ANDゲート58,60のそれぞれの第3入力端
子にも供給される。ANDゲート58,60の出力端子
は、後述するインバータ駆動部48の4つのドライブ回
路80,82,84,86の入力端子に所定の対応関係
で接続されている。
【0024】PWM制御部44は、電流実効値演算部6
8、電流設定部70、PWM制御パルス生成部72、パ
ルス幅測定部74およびクロック回路62から構成され
ている。電流実効値演算部68は、上記電流検出部40
のホールCT50からの電流検出信号HIを入力し、こ
の電流検出信号HIに基づいて一定時間たとえばクロッ
ク周波数の半サイクル毎に一次電流I1 の実効値を演算
する。電流設定部70は、定電流制御における所望の電
流設定値(実効値)KIを表す電流設定値信号[KI]
を出力する。
8、電流設定部70、PWM制御パルス生成部72、パ
ルス幅測定部74およびクロック回路62から構成され
ている。電流実効値演算部68は、上記電流検出部40
のホールCT50からの電流検出信号HIを入力し、こ
の電流検出信号HIに基づいて一定時間たとえばクロッ
ク周波数の半サイクル毎に一次電流I1 の実効値を演算
する。電流設定部70は、定電流制御における所望の電
流設定値(実効値)KIを表す電流設定値信号[KI]
を出力する。
【0025】PWM制御パルス生成部72は、電流実効
値演算部68からの電流実効値[HI]と電流設定部7
0からの電流設定値信号[KI]とを比較して両者間の
比較誤差を求める誤差生成部と、この誤差生成部より得
られた比較誤差と直前のPWM制御パルスPA(i-1)また
はPB(i-1)のパルス幅の値とから次のPWM制御パルス
PA(i)またはPB(i)のパルス幅を決定するパルス幅決定
部と、該次の制御パルスPA(i)またはPB(i)をクロック
パルスφA またはφB に同期して出力するパルス出力部
とを内蔵している。PWM制御パルス生成部72の出力
端子に得られる2相のPWM制御パルスPA,PB のう
ち、PA はANDゲート58の第2入力端子に供給さ
れ、PB はANDゲート60の第2入力端子に供給され
る。
値演算部68からの電流実効値[HI]と電流設定部7
0からの電流設定値信号[KI]とを比較して両者間の
比較誤差を求める誤差生成部と、この誤差生成部より得
られた比較誤差と直前のPWM制御パルスPA(i-1)また
はPB(i-1)のパルス幅の値とから次のPWM制御パルス
PA(i)またはPB(i)のパルス幅を決定するパルス幅決定
部と、該次の制御パルスPA(i)またはPB(i)をクロック
パルスφA またはφB に同期して出力するパルス出力部
とを内蔵している。PWM制御パルス生成部72の出力
端子に得られる2相のPWM制御パルスPA,PB のう
ち、PA はANDゲート58の第2入力端子に供給さ
れ、PB はANDゲート60の第2入力端子に供給され
る。
【0026】パルス幅測定部74は、ANDゲート5
8,60よりそれぞれ出力される制御パルスCA,CB を
入力してそれらのパルス幅W(CA),W(CB)を測定し、各
パルス幅測定値[W(CA)],[W(CB)]を少なくとも次
の制御パルスが入力されるまで保持する。このパルス幅
測定部74で得られるパルス幅測定値[W(CA)],[W
(CB)]は、後述するようにリミッタ制御部42から定電
流制御部44に切り換えられた時に、つまりPWM制御
パルス生成部72が最初のPWM制御パルスを生成する
際に、直前の制御パルスのパルス幅の値として用いられ
る。
8,60よりそれぞれ出力される制御パルスCA,CB を
入力してそれらのパルス幅W(CA),W(CB)を測定し、各
パルス幅測定値[W(CA)],[W(CB)]を少なくとも次
の制御パルスが入力されるまで保持する。このパルス幅
測定部74で得られるパルス幅測定値[W(CA)],[W
(CB)]は、後述するようにリミッタ制御部42から定電
流制御部44に切り換えられた時に、つまりPWM制御
パルス生成部72が最初のPWM制御パルスを生成する
際に、直前の制御パルスのパルス幅の値として用いられ
る。
【0027】シーケンス制御部46は、この抵抗溶接機
における溶接通電のシーケンスを制御するものであり、
特に本実施例では外部からの起動信号STに応動して溶
接通電時間を規定する通電イネーブル信号ENを発生す
る通電時間制御機能と、インバータ回路18に対する制
御手段をリミッタ制御部42もしくはPWM制御部44
のいずれかに切り換える通電制御切換機能とを有してい
る。
における溶接通電のシーケンスを制御するものであり、
特に本実施例では外部からの起動信号STに応動して溶
接通電時間を規定する通電イネーブル信号ENを発生す
る通電時間制御機能と、インバータ回路18に対する制
御手段をリミッタ制御部42もしくはPWM制御部44
のいずれかに切り換える通電制御切換機能とを有してい
る。
【0028】通電時間制御機能において、シーケンス制
御部46は、通電イネーブル信号ENをANDゲート5
8,60の第4入力端子に与える。通電制御切換機能に
おいて、シーケンス制御部46は、通電開始直後の立ち
上げ時にはリミッタ制御部42にインバータ回路18の
制御を行わせ、PWM制御部44のほうは実質的に働か
ない状態にしておく。そして、通電開始時からクロック
パルスφA,φB をカウントし、そのカウント値が設定値
に達した時点でリミッタ制御部42の動作を停止させ、
代わってPWM制御部44にインバータ回路18の制御
を行わせる。
御部46は、通電イネーブル信号ENをANDゲート5
8,60の第4入力端子に与える。通電制御切換機能に
おいて、シーケンス制御部46は、通電開始直後の立ち
上げ時にはリミッタ制御部42にインバータ回路18の
制御を行わせ、PWM制御部44のほうは実質的に働か
ない状態にしておく。そして、通電開始時からクロック
パルスφA,φB をカウントし、そのカウント値が設定値
に達した時点でリミッタ制御部42の動作を停止させ、
代わってPWM制御部44にインバータ回路18の制御
を行わせる。
【0029】インバータ駆動部48は、4つのドライブ
回路80,82,84,86から構成されている。第1
および第4ドライブ回路80,86の入力端子にAND
ゲート58の出力端子が接続され、第2および第3ドラ
イブ回路82,84の入力端子にANDゲート60の出
力端子が接続されている。これらの第1〜第4ドライブ
回路80,82,84,86の出力端子は、インバータ
回路18の第1〜第4GTR10,12,14,16の
ベース端子にそれぞれ接続されている。
回路80,82,84,86から構成されている。第1
および第4ドライブ回路80,86の入力端子にAND
ゲート58の出力端子が接続され、第2および第3ドラ
イブ回路82,84の入力端子にANDゲート60の出
力端子が接続されている。これらの第1〜第4ドライブ
回路80,82,84,86の出力端子は、インバータ
回路18の第1〜第4GTR10,12,14,16の
ベース端子にそれぞれ接続されている。
【0030】ANDゲート58よりHレベルの制御パル
スCA が出力されると、この制御パルスCA が第1およ
び第4ドライブ回路80,86を介してインバータ回路
18の第1および第4GTR10,16を同時にオンさ
せ、これによりインバータ回路18の出力側に正方向の
一次電流I1'が流れる。この時、インバータ回路18の
入力側のホールCT50には、出力側の一次電流I1'と
極性も波形も同一の一次電流I1 が流れる。
スCA が出力されると、この制御パルスCA が第1およ
び第4ドライブ回路80,86を介してインバータ回路
18の第1および第4GTR10,16を同時にオンさ
せ、これによりインバータ回路18の出力側に正方向の
一次電流I1'が流れる。この時、インバータ回路18の
入力側のホールCT50には、出力側の一次電流I1'と
極性も波形も同一の一次電流I1 が流れる。
【0031】また、ANDゲート60よりHレベルの制
御パルスCB が出力された時は、この制御パルスCB が
第2および第3ドライブ回路82,84を介してインバ
ータ回路18の第2および第3GTR12,14を同時
にオンさせ、これによりインバータ回路18の出力側に
負方向の一次電流I1'が流れる。この時、インバータ回
路18の入力側のホールCT50には、出力側の一次電
流I1'と波形が同一で極性が逆の(正極性の)一次電流
I1 が流れる。このように、ホールCT50を流れる一
次電流I1 は、インバータ回路18の出力側で流れる交
流のパルス電流I1'を絶対値化した波形を有する直流の
パルス電流である。
御パルスCB が出力された時は、この制御パルスCB が
第2および第3ドライブ回路82,84を介してインバ
ータ回路18の第2および第3GTR12,14を同時
にオンさせ、これによりインバータ回路18の出力側に
負方向の一次電流I1'が流れる。この時、インバータ回
路18の入力側のホールCT50には、出力側の一次電
流I1'と波形が同一で極性が逆の(正極性の)一次電流
I1 が流れる。このように、ホールCT50を流れる一
次電流I1 は、インバータ回路18の出力側で流れる交
流のパルス電流I1'を絶対値化した波形を有する直流の
パルス電流である。
【0032】次に、図2の信号波形図につき本実施例の
インバータ式抵抗溶接制御装置の作用を説明する。
インバータ式抵抗溶接制御装置の作用を説明する。
【0033】外部より起動信号STが入力されると、こ
れに応動してシーケンス制御部46はHレベルの通電イ
ネーブル信号ENを発生し、この信号ENをANDゲー
ト58,60に与える。そして、リミッタレベル発生部
54を動作モードにするとともに、PWM制御パルス生
成部72を非動作モードにする。
れに応動してシーケンス制御部46はHレベルの通電イ
ネーブル信号ENを発生し、この信号ENをANDゲー
ト58,60に与える。そして、リミッタレベル発生部
54を動作モードにするとともに、PWM制御パルス生
成部72を非動作モードにする。
【0034】非動作モードのPWM制御パルス生成部7
2は、クロックパルスφA,φB と位相もパルス幅も等し
いPWM制御パルスPA,PB を出力する。これにより、
両ANDゲート58,60は、それぞれクロックパルス
φA,φB のパルス期間中にラッチ回路56の反転出力端
子Q- に得られる出力信号の論理レベルに依存した出力
信号(制御パルス)CA,CB を出力することになる。
2は、クロックパルスφA,φB と位相もパルス幅も等し
いPWM制御パルスPA,PB を出力する。これにより、
両ANDゲート58,60は、それぞれクロックパルス
φA,φB のパルス期間中にラッチ回路56の反転出力端
子Q- に得られる出力信号の論理レベルに依存した出力
信号(制御パルス)CA,CB を出力することになる。
【0035】動作モードで、リミッタレベル発生部54
は、最初に入力したクロックパルスφA の立ち上がりに
応動して最も低い値の第1リミッタレベルLM(1) を発
生する(図2の(A),(F))。この時点では、ホールCT5
0からの電流検出信号HIのレベルはまだ第1リミッタ
レベルLM(1) よりも低く、ラッチ回路56の反転出力
端子Q- の出力電圧はHレベルになっている。したがっ
て、クロックパルスφA の立ち上がりに応動してAND
ゲート58の出力電圧(制御パルスCA )がHレベルに
立ち上がる(図2の(G))。
は、最初に入力したクロックパルスφA の立ち上がりに
応動して最も低い値の第1リミッタレベルLM(1) を発
生する(図2の(A),(F))。この時点では、ホールCT5
0からの電流検出信号HIのレベルはまだ第1リミッタ
レベルLM(1) よりも低く、ラッチ回路56の反転出力
端子Q- の出力電圧はHレベルになっている。したがっ
て、クロックパルスφA の立ち上がりに応動してAND
ゲート58の出力電圧(制御パルスCA )がHレベルに
立ち上がる(図2の(G))。
【0036】ANDゲート58からの制御パルスCA が
Hレベルに立ち上がることで、インバータ回路18の第
1および第4GTR10,16が同時にオンし、本抵抗
溶接機の一次側および二次側回路でそれぞれ1パルス分
の一次電流I1 (I1'),溶接電流IW が流れ始める。
これにより、ホールCT50より出力される電流検出信
号HIのレベルが立ち上がり、クロックパルスφA が立
ち下がる前に第1リミッタレベルLM(1) に到達する
(図2の(F))。すると、コンパレータ52の出力端子が
Hレベルになり、これによってラッチ回路56の反転出
力端子Q- の出力電圧がLレベルになり、ANDゲート
58の出力電圧(制御パルスCA )もLレベルに立ち下
がる(図2の(G))。その直後に、クロックパルスφA が
立ち下がって、ラッチ回路56はリセットされ、その反
転出力端子Q- の出力電圧はHレベルに戻る。
Hレベルに立ち上がることで、インバータ回路18の第
1および第4GTR10,16が同時にオンし、本抵抗
溶接機の一次側および二次側回路でそれぞれ1パルス分
の一次電流I1 (I1'),溶接電流IW が流れ始める。
これにより、ホールCT50より出力される電流検出信
号HIのレベルが立ち上がり、クロックパルスφA が立
ち下がる前に第1リミッタレベルLM(1) に到達する
(図2の(F))。すると、コンパレータ52の出力端子が
Hレベルになり、これによってラッチ回路56の反転出
力端子Q- の出力電圧がLレベルになり、ANDゲート
58の出力電圧(制御パルスCA )もLレベルに立ち下
がる(図2の(G))。その直後に、クロックパルスφA が
立ち下がって、ラッチ回路56はリセットされ、その反
転出力端子Q- の出力電圧はHレベルに戻る。
【0037】次に、クロック回路62よりクロックパル
スφB が出力されると、その立ち上がりに応動してリミ
ッタレベル発生部54は上記第1リミッタレベルLM
(1) よりも一段高い第2リミッタレベルLM(2) をコン
パレータ52に与える(図2の(B),(F))。この場合は、
ANDゲート60より制御パルスCB が出力され、イン
バータ回路18の第2および第3GTR12,14が同
時にオンする。そして、ホールCT50からの電流検出
信号HIのレベルが第2リミッタレベルLM(2)に到達
すると(図2の(F))、コンパレータ52の出力端子がH
レベル、ラッチ回路56の反転出力端子Q- の出力電圧
がLレベルになり、ANDゲート60の出力電圧(制御
パルスCB )がLレベルに立ち下がる(図2の(H))。そ
の直後に、クロックパルスφB が立ち下がって、ラッチ
回路56はリセットされ、その反転出力端子Q- の出力
電圧はHレベルに戻る。
スφB が出力されると、その立ち上がりに応動してリミ
ッタレベル発生部54は上記第1リミッタレベルLM
(1) よりも一段高い第2リミッタレベルLM(2) をコン
パレータ52に与える(図2の(B),(F))。この場合は、
ANDゲート60より制御パルスCB が出力され、イン
バータ回路18の第2および第3GTR12,14が同
時にオンする。そして、ホールCT50からの電流検出
信号HIのレベルが第2リミッタレベルLM(2)に到達
すると(図2の(F))、コンパレータ52の出力端子がH
レベル、ラッチ回路56の反転出力端子Q- の出力電圧
がLレベルになり、ANDゲート60の出力電圧(制御
パルスCB )がLレベルに立ち下がる(図2の(H))。そ
の直後に、クロックパルスφB が立ち下がって、ラッチ
回路56はリセットされ、その反転出力端子Q- の出力
電圧はHレベルに戻る。
【0038】このようにして、通電開始直後はリミッタ
レベルLMを半サイクル毎に段階的に上げていくリミッ
タ制御によって得られる制御パルスCA,CB でインバー
タ回路18が制御され、抵抗溶接機の電流が立ち上げら
れる。この場合、制御パルスCA,CB のパルス幅は、ク
ロックパルスφA,φB の立ち上がりエッジから電流検出
信号HIのレベルが各段階のリミッタレベルLM(n) に
到達した時点まで、あるいは到達しなかったときはクロ
ックパルスφA,φB の立ち下がりエッジまで持続する。
これにより、一次電流I1 (I1') および溶接電流IW
は、クロック周波数の半サイクル毎にピーク値を一定値
に制限されつつ目一杯のパルス幅(持続時間)で流れ、
可及的に大きな速度(勾配)で立ち上がる。
レベルLMを半サイクル毎に段階的に上げていくリミッ
タ制御によって得られる制御パルスCA,CB でインバー
タ回路18が制御され、抵抗溶接機の電流が立ち上げら
れる。この場合、制御パルスCA,CB のパルス幅は、ク
ロックパルスφA,φB の立ち上がりエッジから電流検出
信号HIのレベルが各段階のリミッタレベルLM(n) に
到達した時点まで、あるいは到達しなかったときはクロ
ックパルスφA,φB の立ち下がりエッジまで持続する。
これにより、一次電流I1 (I1') および溶接電流IW
は、クロック周波数の半サイクル毎にピーク値を一定値
に制限されつつ目一杯のパルス幅(持続時間)で流れ、
可及的に大きな速度(勾配)で立ち上がる。
【0039】シーケンス制御部46は、通電開始からク
ロックパルスφA,φB をカウントする。そして、そのカ
ウント値が設定値に達した時点で、リミッタ制御部42
の動作を止めるためリミッタレベル発生部54にリミッ
タレベルを解除させる。本実施例において、リミッタレ
ベル発生部54は、シーケンス制御部46からの指示を
受けるとリミッタレベルを電流設定値KIに対応する一
次電流ピーク値よりも格段に高いレベルFMまで引き上
げる。これによって、コンパレータ52の出力電圧がH
レベルになることはなくなり、ラッチ回路56の反転出
力端子Q- はHレベルに保持される。
ロックパルスφA,φB をカウントする。そして、そのカ
ウント値が設定値に達した時点で、リミッタ制御部42
の動作を止めるためリミッタレベル発生部54にリミッ
タレベルを解除させる。本実施例において、リミッタレ
ベル発生部54は、シーケンス制御部46からの指示を
受けるとリミッタレベルを電流設定値KIに対応する一
次電流ピーク値よりも格段に高いレベルFMまで引き上
げる。これによって、コンパレータ52の出力電圧がH
レベルになることはなくなり、ラッチ回路56の反転出
力端子Q- はHレベルに保持される。
【0040】なお、リミッタ制御部42の動作が止まる
直前のリミッタレベルLM(n) は電流設定値KIに対応
した一次電流ピーク値付近の値に設定されるのが好まし
い。そうすることで、後述するPWM制御部44による
制御に円滑に移行することができる。
直前のリミッタレベルLM(n) は電流設定値KIに対応
した一次電流ピーク値付近の値に設定されるのが好まし
い。そうすることで、後述するPWM制御部44による
制御に円滑に移行することができる。
【0041】一方、シーケンス制御部46は、PWM制
御部44を動作させるため、PWM制御パルス生成部7
2に所定の制御信号を与える。そうすると、PWM制御
パルス生成部72は、この切り換えの直前に出力された
制御パルスCA またはCB のパルス幅を知るため、パル
ス幅測定部74からのパルス幅測定値(図2の例では
[W(CB)])を読み取る。また、この時点で、PWM制
御パルス生成部72は、この切り換えの直前の電流実効
値演算部68からの電流実効値[HI]と電流設定部7
0からの電流設定値[KI]との比較誤差を求めてい
る。したがって、PWM制御パルス生成部72は、この
切り換え直前の比較誤差とパルス幅測定値[W(CB)]と
から最初のパルス幅W(PA)を求め、この求めたパルス幅
W(PA)を有するPWM制御パルスPA をクロックパルス
φA に同期させて(それぞれの立ち上がりエッジをほぼ
一致させて)出力する。
御部44を動作させるため、PWM制御パルス生成部7
2に所定の制御信号を与える。そうすると、PWM制御
パルス生成部72は、この切り換えの直前に出力された
制御パルスCA またはCB のパルス幅を知るため、パル
ス幅測定部74からのパルス幅測定値(図2の例では
[W(CB)])を読み取る。また、この時点で、PWM制
御パルス生成部72は、この切り換えの直前の電流実効
値演算部68からの電流実効値[HI]と電流設定部7
0からの電流設定値[KI]との比較誤差を求めてい
る。したがって、PWM制御パルス生成部72は、この
切り換え直前の比較誤差とパルス幅測定値[W(CB)]と
から最初のパルス幅W(PA)を求め、この求めたパルス幅
W(PA)を有するPWM制御パルスPA をクロックパルス
φA に同期させて(それぞれの立ち上がりエッジをほぼ
一致させて)出力する。
【0042】ANDゲート58,60においては、それ
ぞれの第1入力端子に供給されるラッチ回路56の反転
出力端子Q- の電圧はHレベルに保持され、それぞれの
第4入力端子に供給されるシーケンス制御部46からの
通電イネーブル信号ENもHレベルに保持されている。
したがって、両ANDゲート58,60は、それぞれク
ロックパルスφA,φB のパルス期間中にPWM制御パル
ス生成部72より第3入力端子に与えられるPWM制御
パルスPA,PB の論理レベルに依存した出力信号(制御
パルス)CA,CB を出力することになる。
ぞれの第1入力端子に供給されるラッチ回路56の反転
出力端子Q- の電圧はHレベルに保持され、それぞれの
第4入力端子に供給されるシーケンス制御部46からの
通電イネーブル信号ENもHレベルに保持されている。
したがって、両ANDゲート58,60は、それぞれク
ロックパルスφA,φB のパルス期間中にPWM制御パル
ス生成部72より第3入力端子に与えられるPWM制御
パルスPA,PB の論理レベルに依存した出力信号(制御
パルス)CA,CB を出力することになる。
【0043】上記のようにPWM制御パルス生成部72
よりパルス幅W(PA)を有するPWM制御パルスPA が出
力されると、このPWM制御パルスPA はそのままAN
Dゲート58を通り抜けて制御パルスCA としてインバ
ータ回路18の第1および第4GTR10,16を同時
にオンさせる。これにより、リミッタ制御のときと同様
に、本抵抗溶接機の一次側および二次側回路でそれぞれ
半サイクル分の一次電流I1 (I1'),溶接電流IW が
流れ始める。ただし、PWM制御における制御パルスC
A のパルス幅W(CA)はその時点での電流実効値を設定電
流値に一致させるためのフィードバックループ内の制御
量である。
よりパルス幅W(PA)を有するPWM制御パルスPA が出
力されると、このPWM制御パルスPA はそのままAN
Dゲート58を通り抜けて制御パルスCA としてインバ
ータ回路18の第1および第4GTR10,16を同時
にオンさせる。これにより、リミッタ制御のときと同様
に、本抵抗溶接機の一次側および二次側回路でそれぞれ
半サイクル分の一次電流I1 (I1'),溶接電流IW が
流れ始める。ただし、PWM制御における制御パルスC
A のパルス幅W(CA)はその時点での電流実効値を設定電
流値に一致させるためのフィードバックループ内の制御
量である。
【0044】このようにして、本抵抗溶接機で半サイク
ル分の電流I1 (I1'),IW が流れると、直流の一次
電流I1 がホールCT50で検出され、ホールCT50
よりその電流波形を表す電流検出信号HIが電流実効値
演算部68に与えられる。電流実効値演算部68はその
半サイクル分の電流検出信号HIの実効値を演算し、そ
の演算した電流実効値[HI]をPWM制御パルス生成
部72に与える。PWM制御パルス生成部72は、この
電流実効値[HI]を電流設定部70からの電流設定値
[KI]と比較して両者間の比較誤差を求め、その比較
誤差と前回のパルス幅W(PA)とから次の半サイクルのた
めのパルス幅W(PB)を決定し、その決定したパルス幅W
(PB)を有するPWM制御パルスPB をクロックパルスφ
B に同期させて出力する。
ル分の電流I1 (I1'),IW が流れると、直流の一次
電流I1 がホールCT50で検出され、ホールCT50
よりその電流波形を表す電流検出信号HIが電流実効値
演算部68に与えられる。電流実効値演算部68はその
半サイクル分の電流検出信号HIの実効値を演算し、そ
の演算した電流実効値[HI]をPWM制御パルス生成
部72に与える。PWM制御パルス生成部72は、この
電流実効値[HI]を電流設定部70からの電流設定値
[KI]と比較して両者間の比較誤差を求め、その比較
誤差と前回のパルス幅W(PA)とから次の半サイクルのた
めのパルス幅W(PB)を決定し、その決定したパルス幅W
(PB)を有するPWM制御パルスPB をクロックパルスφ
B に同期させて出力する。
【0045】このPWM制御パルスPB はそのままAN
Dゲート60を通り抜けて制御パルスCB としてインバ
ータ回路18の第2および第3GTR12,14を同時
にオンさせる。これにより、本抵抗溶接機の一次側およ
び二次側回路でそれぞれ半サイクル分の一次電流I1
(I1'),溶接電流IW が流れ始める。
Dゲート60を通り抜けて制御パルスCB としてインバ
ータ回路18の第2および第3GTR12,14を同時
にオンさせる。これにより、本抵抗溶接機の一次側およ
び二次側回路でそれぞれ半サイクル分の一次電流I1
(I1'),溶接電流IW が流れ始める。
【0046】このようにして、通電の立ち上げ後は、フ
ィードバックループによるPWM制御が行われること
で、本抵抗溶接機で本抵抗溶接機の一次側および二次側
回路でそれぞれほぼ一定の実効値を有する一次電流I1
(I1'),溶接電流IW が流れる。これにより、特に溶
接電流IW の実効値がほぼ一定に維持されることによっ
て、良好な溶接品質が保証される。
ィードバックループによるPWM制御が行われること
で、本抵抗溶接機で本抵抗溶接機の一次側および二次側
回路でそれぞれほぼ一定の実効値を有する一次電流I1
(I1'),溶接電流IW が流れる。これにより、特に溶
接電流IW の実効値がほぼ一定に維持されることによっ
て、良好な溶接品質が保証される。
【0047】この点、通電の立ち上げ後もリミッタ制御
を継続させるようにした場合は、電流ピーク値を一定に
維持する(揃える)ことはできるが、図3に示すよう
に、たとえば電源電圧変動や負荷変動等によって電流パ
ルス幅Wが変動すると、電流実効値が変動してしまい、
抵抗発熱ひいては溶接性が不安定になるという不具合が
ある。本実施例のように、通電の立ち上げ後はフィード
バックループによるPWM制御でインバータを制御すれ
ば、電源電圧変動や負荷変動等があっても溶接電流の実
効値をほぼ一定に維持し、抵抗発熱ないし溶接性を安定
化させることができる。
を継続させるようにした場合は、電流ピーク値を一定に
維持する(揃える)ことはできるが、図3に示すよう
に、たとえば電源電圧変動や負荷変動等によって電流パ
ルス幅Wが変動すると、電流実効値が変動してしまい、
抵抗発熱ひいては溶接性が不安定になるという不具合が
ある。本実施例のように、通電の立ち上げ後はフィード
バックループによるPWM制御でインバータを制御すれ
ば、電源電圧変動や負荷変動等があっても溶接電流の実
効値をほぼ一定に維持し、抵抗発熱ないし溶接性を安定
化させることができる。
【0048】図4は、本実施例のインバータ式抵抗溶接
制御装置によって得られる溶接電流IW の波形を示す。
上記のように、通電開始直後はリミッタ制御によりイン
バータを制御することで、溶接電流IW を零の値から電
流設定値KIW までオーバーシュートさせることなく可
及的に高速に(短時間で)立ち上げることができる。そ
して、電流設定値KIW 付近に達した後はフィードバッ
クループのPWM制御によりインバータを制御すること
で、電源電圧変動や負荷変動等があっても溶接電流IW
の実効値を所定の電流設定値に維持し、安定した抵抗溶
接を行うことができる。
制御装置によって得られる溶接電流IW の波形を示す。
上記のように、通電開始直後はリミッタ制御によりイン
バータを制御することで、溶接電流IW を零の値から電
流設定値KIW までオーバーシュートさせることなく可
及的に高速に(短時間で)立ち上げることができる。そ
して、電流設定値KIW 付近に達した後はフィードバッ
クループのPWM制御によりインバータを制御すること
で、電源電圧変動や負荷変動等があっても溶接電流IW
の実効値を所定の電流設定値に維持し、安定した抵抗溶
接を行うことができる。
【0049】上記した実施例では、抵抗溶接機における
直流の一次電流I1 をホールCT50で検出したが、イ
ンバータ18の出力側の交流の一次電流I1'をホールC
Tで検出してもよく、あるいは二次側の溶接電流IW を
トロイダルコイル等で検出するようにしてもよい。
直流の一次電流I1 をホールCT50で検出したが、イ
ンバータ18の出力側の交流の一次電流I1'をホールC
Tで検出してもよく、あるいは二次側の溶接電流IW を
トロイダルコイル等で検出するようにしてもよい。
【0050】上記した実施例では、通電開始直後からリ
ミッタレベルを半サイクル毎に段階的に上げるようにし
たが、最初はリミッタレベルなしでクロックパルスのパ
ルス幅を有する制御パルスで立ち上げ、途中からあるい
は立ち上げの後半でリミッタ制御をかけるようにしても
よい。また、PWM制御における電流設定値を必要に応
じて可変制御し、電流実効値をそれに倣わせるようにし
てもよい。リミッタ制御とPWM制御の切り換えの条件
またはタイミングは任意に設定可能であり、必要に応じ
て立ち上げ時以外の場面で両制御の切り換えを行っても
よい。
ミッタレベルを半サイクル毎に段階的に上げるようにし
たが、最初はリミッタレベルなしでクロックパルスのパ
ルス幅を有する制御パルスで立ち上げ、途中からあるい
は立ち上げの後半でリミッタ制御をかけるようにしても
よい。また、PWM制御における電流設定値を必要に応
じて可変制御し、電流実効値をそれに倣わせるようにし
てもよい。リミッタ制御とPWM制御の切り換えの条件
またはタイミングは任意に設定可能であり、必要に応じ
て立ち上げ時以外の場面で両制御の切り換えを行っても
よい。
【0051】また、上記実施例ではリミッタ制御および
PWM制御がそれぞれクロック周波数の半サイクルを基
本サイクルとしたが、クロック周波数の1サイクルまた
はそれ以上のサイクルを基本サイクルとすることも可能
である。
PWM制御がそれぞれクロック周波数の半サイクルを基
本サイクルとしたが、クロック周波数の1サイクルまた
はそれ以上のサイクルを基本サイクルとすることも可能
である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインバー
タ式抵抗溶接制御装置によれば、通電開始直後は電流の
ピーク値を所定のリミッタレベル以下に制限する制御で
電流を零の値から電流設定値付近までオーバーシュート
させることなく可及的に高速に立ち上げ、立ち上げ後の
通電時間中は電流の実効値を電流設定値に維持する制御
によって抵抗溶接を安定化させるようにしたので、良好
な溶接結果を得ることができる。
タ式抵抗溶接制御装置によれば、通電開始直後は電流の
ピーク値を所定のリミッタレベル以下に制限する制御で
電流を零の値から電流設定値付近までオーバーシュート
させることなく可及的に高速に立ち上げ、立ち上げ後の
通電時間中は電流の実効値を電流設定値に維持する制御
によって抵抗溶接を安定化させるようにしたので、良好
な溶接結果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例によるインバータ式抵抗溶接
制御装置の回路構成を示すブロック図である。
制御装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のインバータ式抵抗溶接制御装置の作用
を説明するための各部の信号波形を示す信号波形図であ
る。
を説明するための各部の信号波形を示す信号波形図であ
る。
【図3】定電流制御におけるリミッタ制御の問題点を示
す電流波形図である。
す電流波形図である。
【図4】実施例のインバータ式抵抗溶接制御装置によっ
て得られる溶接電流波形を示す電流波形図である。
て得られる溶接電流波形を示す電流波形図である。
【図5】従来のインバータ式抵抗溶接制御装置を適用し
たインバータ式抵抗溶接機の回路構成を示す回路図であ
る。
たインバータ式抵抗溶接機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図6】従来のインバータ式抵抗溶接制御装置で得られ
る一次電流および溶接電流の立ち上がり特性を示す電流
波形図である。
る一次電流および溶接電流の立ち上がり特性を示す電流
波形図である。
【図7】図5のインバータ式抵抗溶接機における溶接電
流の立ち上がり時のオーバシュート現象を示す電流波形
図である。
流の立ち上がり時のオーバシュート現象を示す電流波形
図である。
10〜16 GTR(大容量トランジスタ) 18 インバータ回路 20 溶接トランス 22a,22b 整流用ダイオード 24,26 溶接電極 28,30 被溶接材 32 三相整流器 42 リミッタ制御部 44 PWM制御部 46 シーケンス制御部 48 インバータ駆動部
Claims (6)
- 【請求項1】 商用交流を整流して直流にし、この直流
をインバータにより所定周波数の交流パルスに変換し、
この交流パルスを溶接トランスに通したのち整流器に通
して再び直流にし、この直流を溶接電極を介して被溶接
材に供給するようにしたインバータ式抵抗溶接機におい
て、 前記被溶接材に所定のリミッタレベル以下のピーク値を
有する電流が流れるよう前記インバータを制御する第1
のインバータ制御手段と、 前記被溶接材に所定の実効値を有する電流が流れるよう
前記インバータを制御する第2のインバータ制御手段
と、 前記第1のインバータ制御手段によるインバータ制御で
通電を立ち上げ、所定のタイミングで前記第2のインバ
ータ制御手段によるインバータ制御の通電に切り換える
通電制御切換手段と、を具備することを特徴とするイン
バータ式抵抗溶接制御装置。 - 【請求項2】 前記第1のインバータ制御手段には、 前記溶接トランスの一次側回路または二次側回路を流れ
る電流を検出し、その電流波形を表す電流検出信号を出
力する電流検出手段と、 前記リミッタレベルを与えるリミッタレベル発生手段
と、 前記電流検出手段からの前記電流検出信号と前記リミッ
タレベル発生手段からの前記リミッタレベルとを比較
し、両者間の大小関係を表す論理値を有する比較結果信
号を出力する比較手段と、 前記交流パルスの周波数と等しい周波数を有し、かつ一
定のパルス幅を有するクロックパルスを発生するクロッ
ク回路と、 前記クロック回路からの前記クロックパルスと前記比較
手段からの前記比較結果信号とを入力し、前記インバー
タを制御するために、前記クロックパルスの立上がりに
応動して立ち上がり、前記比較結果信号の論理値の変化
または前記クロックパルスの立下がりに応動して立ち下
がる制御パルスを発生するインバータ制御パルス発生手
段と、が含まれることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンバータ式抵抗溶接制御装置。 - 【請求項3】 前記リミッタレベル発生手段は、所定時
間毎に前記リミッタレベルを段階的に高くするように構
成されたことを特徴とする請求項2に記載のインバータ
式抵抗溶接制御装置。 - 【請求項4】 前記第2のインバータ制御手段には、 前記溶接トランスの一次側回路または二次側回路を流れ
る電流を検出し、その電流波形または電流微分波形を表
す電流検出信号を出力する電流検出手段と、 前記電流検出信号からの前記電流検出信号に基づいて前
記電流の実効値を求める電流実効値演算手段と、 所望の電流設定値を与える電流値設定手段と、 前記電流実効値演算手段からの前記電流実効値と前記電
流値設定手段からの前記電流設定値とを比較して両者間
の比較誤差を求め、その比較誤差を零にするように前記
インバータに対する制御パルスのパルス幅を可変制御す
るパルス幅制御手段と、が含まれることを特徴とする請
求項1に記載のインバータ式抵抗溶接制御装置。 - 【請求項5】 前記制御パルスのパルス幅を測定するパ
ルス幅測定手段が備えられ、前記パルス幅制御手段は前
記通電制御切換手段による切り換えの直前の前記制御パ
ルスのパルス幅を表す前記パルス幅測定手段からの出力
信号に基づいて前記パルス幅の可変制御を開始するよう
にしたことを特徴とする請求項4に記載のインバータ式
抵抗溶接制御装置。 - 【請求項6】 前記通電制御切換手段は、前記交流パル
スの周波数と等しい周波数を有するクロックパルスを通
電開始からカウントし、そのカウント値が所定値に達し
た時点で前記第2のインバータ制御手段によるインバー
タ制御の通電に切り換えるように構成されたことを特徴
とする請求項1に記載のインバータ式抵抗溶接制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33022294A JPH08155654A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | インバータ式抵抗溶接制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33022294A JPH08155654A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | インバータ式抵抗溶接制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08155654A true JPH08155654A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18230223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33022294A Ceased JPH08155654A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | インバータ式抵抗溶接制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08155654A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014107360A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Fujitsu Ltd | 光増幅器 |
| US10065257B2 (en) | 2011-06-23 | 2018-09-04 | Lincoln Global, Inc. | Welding system with controlled wire feed speed during arc initiation |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP33022294A patent/JPH08155654A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10065257B2 (en) | 2011-06-23 | 2018-09-04 | Lincoln Global, Inc. | Welding system with controlled wire feed speed during arc initiation |
| JP2014107360A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Fujitsu Ltd | 光増幅器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040412 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040420 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20040824 |