JPH08157444A - アミノエタンスルホン酸の製造方法 - Google Patents
アミノエタンスルホン酸の製造方法Info
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- JPH08157444A JPH08157444A JP29622794A JP29622794A JPH08157444A JP H08157444 A JPH08157444 A JP H08157444A JP 29622794 A JP29622794 A JP 29622794A JP 29622794 A JP29622794 A JP 29622794A JP H08157444 A JPH08157444 A JP H08157444A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 クロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリウ
ムを反応させてアミノエタンスルホン酸を製造する方法
に於て、反応生成液中の水に対して鉱酸が0.3〜8.
0重量%になるように添加し、次にアルコールを添加し
てアミノエタンスルホン酸を晶析させるアミノエタンス
ルホン酸の製造方法。 【効果】 アミノエタンスルホン酸製造のための原料
系由来の金属を無機塩とともに簡便に除去することが可
能となり、高収率で高品質のアミノエタンスルホン酸を
得ることができる。
ムを反応させてアミノエタンスルホン酸を製造する方法
に於て、反応生成液中の水に対して鉱酸が0.3〜8.
0重量%になるように添加し、次にアルコールを添加し
てアミノエタンスルホン酸を晶析させるアミノエタンス
ルホン酸の製造方法。 【効果】 アミノエタンスルホン酸製造のための原料
系由来の金属を無機塩とともに簡便に除去することが可
能となり、高収率で高品質のアミノエタンスルホン酸を
得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品または染料用原料
として有用なアミノエタンスルホン酸の製造方法に関す
る。詳細にはクロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリ
ウムを反応させて得られるアミノエタンスルホン酸を含
有する反応生成液から品質良好なアミノエタンスルホン
酸を精製する改良された方法に関する。
として有用なアミノエタンスルホン酸の製造方法に関す
る。詳細にはクロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリ
ウムを反応させて得られるアミノエタンスルホン酸を含
有する反応生成液から品質良好なアミノエタンスルホン
酸を精製する改良された方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アミノ
エタンスルホン酸は、肝臓疾患治療薬・解毒剤・抗けい
れん薬等の薬剤や食品添加物としての用途が広く知られ
ている。
エタンスルホン酸は、肝臓疾患治療薬・解毒剤・抗けい
れん薬等の薬剤や食品添加物としての用途が広く知られ
ている。
【0003】アミノエタンスルホン酸の製造方法とし
て、従来以下の方法が知られている。 エチレンイミンに亜硫酸ガスと水を反応させる方法
(特公昭40−23007号公報、特公昭47−168
07号公報)
て、従来以下の方法が知られている。 エチレンイミンに亜硫酸ガスと水を反応させる方法
(特公昭40−23007号公報、特公昭47−168
07号公報)
【0004】塩化エチレンと亜硫酸ナトリウムとを反
応させて2−クロロエチルスルホン酸ナトリウムを製造
し、これを加圧下に無水アンモニアまたは27%−アン
モニア水と炭酸アンモニウムの混合液と加熱する方法
(Ind.Eng. Chem.,39,906(19
47))、
応させて2−クロロエチルスルホン酸ナトリウムを製造
し、これを加圧下に無水アンモニアまたは27%−アン
モニア水と炭酸アンモニウムの混合液と加熱する方法
(Ind.Eng. Chem.,39,906(19
47))、
【0005】ヒドロキシアルキルスルホン酸を加圧下
にアンモニアと反応させる方法(U.S.P.1,93
2,907; U.S.P.1,999,614)、
にアンモニアと反応させる方法(U.S.P.1,93
2,907; U.S.P.1,999,614)、
【0006】2,2−2置換チアゾリンを過酸化水素
で酸化する方法(特開昭57−26654号公報)、
で酸化する方法(特開昭57−26654号公報)、
【0007】2−アミノエタノール硫酸エステルと亜
硫酸ナトリウムを反応させる方法(J.Chem.So
c.,1943,4)、
硫酸ナトリウムを反応させる方法(J.Chem.So
c.,1943,4)、
【0008】2−ハロゲノエチルアミンのハロゲン化
水素塩と亜硫酸塩とを反応させる方法(Ind.En
g.Chem.,39,906(1947);J.A
m. Chem.Soc.,58,191(193
6)、特開昭60−23360号公報;特開昭63−4
8258号公報)。
水素塩と亜硫酸塩とを反応させる方法(Ind.En
g.Chem.,39,906(1947);J.A
m. Chem.Soc.,58,191(193
6)、特開昭60−23360号公報;特開昭63−4
8258号公報)。
【0009】からの方法に比べ、では原料とする
化合物が安全な化合物であり、取扱い易く、しかも、高
収率でアミノエタンスルホン酸が得られており、工業的
に製造するには有利な方法である。
化合物が安全な化合物であり、取扱い易く、しかも、高
収率でアミノエタンスルホン酸が得られており、工業的
に製造するには有利な方法である。
【0010】クロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリ
ウムとを反応させて得られるアミノエタンスルホン酸を
含有する反応生成液より、アミノエタンスルホン酸を得
る方法として、従来以下の方法が知られている。
ウムとを反応させて得られるアミノエタンスルホン酸を
含有する反応生成液より、アミノエタンスルホン酸を得
る方法として、従来以下の方法が知られている。
【0011】アミノエタンスルホン酸を含有する反応
液より、水中にて冷却晶析することにより単離方法(特
開昭60−214770号公報,特開昭61−2206
1号公報)
液より、水中にて冷却晶析することにより単離方法(特
開昭60−214770号公報,特開昭61−2206
1号公報)
【0012】アミノエタンスルホン酸を含有する反応
液よりアニオン交換膜とカチオン交換膜とを組み合わせ
て電気透析にて精製する方法(特開昭61−14920
9号公報,特開昭63−83058号公報)
液よりアニオン交換膜とカチオン交換膜とを組み合わせ
て電気透析にて精製する方法(特開昭61−14920
9号公報,特開昭63−83058号公報)
【0013】アミノエタンスルホン酸を含有する反応
液より強酸性型イオン交換樹脂と弱アニオン型イオン交
換樹脂とを組み合わせて精製する方法(特開昭57−7
0858号公報)
液より強酸性型イオン交換樹脂と弱アニオン型イオン交
換樹脂とを組み合わせて精製する方法(特開昭57−7
0858号公報)
【0014】〜の方法はいずれも反応により副生す
る塩化ナトリウム等の無機塩除去について記載されてい
るものであり、原料等に帰因する鉄やニッケル等の金属
類の除去については何ら記載されていない。
る塩化ナトリウム等の無機塩除去について記載されてい
るものであり、原料等に帰因する鉄やニッケル等の金属
類の除去については何ら記載されていない。
【0015】アミノエタンスルホン酸は鉄やニッケル等
の金属とキレート化合物を形成しやすく、アミノエタン
スルホン酸を含有する反応液にこれらの金属類が混入す
ると、アミノエタンスルホン酸と金属類とのキレート化
合物が形成され、得られるアミノエタンスルホン酸の着
色の原因となる。また前述した様にアミノエタンスルホ
ン酸は医薬品として扱われる為、工業的に製造するに当
たり不純物や色相に関して厳しい基準に合格していなけ
ればならない。
の金属とキレート化合物を形成しやすく、アミノエタン
スルホン酸を含有する反応液にこれらの金属類が混入す
ると、アミノエタンスルホン酸と金属類とのキレート化
合物が形成され、得られるアミノエタンスルホン酸の着
色の原因となる。また前述した様にアミノエタンスルホ
ン酸は医薬品として扱われる為、工業的に製造するに当
たり不純物や色相に関して厳しい基準に合格していなけ
ればならない。
【0016】特開昭60−214770号公報、特開昭
61−22061号公報、特開昭61−149209号
公報、特開昭63−8号公報に示す水からのアミノエタ
ンスルホン酸の再結晶法や電気透析処理法では、原料系
すなわちクロロエチルアミン塩酸塩、亜硫酸ナトリウム
由来の金属類の除去や反応生成液並びにアミノエタンス
ルホン酸結晶の色相改善は不可能であった。また再度同
様の操作を繰り返した場合でも、色相改善を行うことは
できなかった。
61−22061号公報、特開昭61−149209号
公報、特開昭63−8号公報に示す水からのアミノエタ
ンスルホン酸の再結晶法や電気透析処理法では、原料系
すなわちクロロエチルアミン塩酸塩、亜硫酸ナトリウム
由来の金属類の除去や反応生成液並びにアミノエタンス
ルホン酸結晶の色相改善は不可能であった。また再度同
様の操作を繰り返した場合でも、色相改善を行うことは
できなかった。
【0017】イオン交換樹脂処理法では、金属類の除去
や反応生成液並びにアミノエタンスルホン酸結晶の色相
改善は可能ではあるが、一般に操作が煩雑で設備の維持
に多大の費用を必要とする点が問題であった。
や反応生成液並びにアミノエタンスルホン酸結晶の色相
改善は可能ではあるが、一般に操作が煩雑で設備の維持
に多大の費用を必要とする点が問題であった。
【0018】また特開昭63−48258号公報は系中
に塩酸を加えることでアミノエタンスルホン酸を析出さ
せることなく無機塩を析出させて、アミノエタンスルホ
ン酸と無機塩の分離を行った後、アミノエタンスルホン
酸を含有する液に低級アルコールを加えてアミノエタン
スルホン酸を回収することを特徴とした方法である。こ
の場合金属類の除去や反応生成液並びにアミノエタンス
ルホン酸結晶の色相改善は可能であるが、無機塩の分離
を目的に塩酸を加えており、そのため使用塩酸量も非常
に多い点が問題であった。
に塩酸を加えることでアミノエタンスルホン酸を析出さ
せることなく無機塩を析出させて、アミノエタンスルホ
ン酸と無機塩の分離を行った後、アミノエタンスルホン
酸を含有する液に低級アルコールを加えてアミノエタン
スルホン酸を回収することを特徴とした方法である。こ
の場合金属類の除去や反応生成液並びにアミノエタンス
ルホン酸結晶の色相改善は可能であるが、無機塩の分離
を目的に塩酸を加えており、そのため使用塩酸量も非常
に多い点が問題であった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、アミノエタンスルホン酸を含有する反応生
成液から金属類を簡略化された方法で効率よく分離し、
色相を改善すると共に品質の良いアミノエタンスルホン
酸を製造する方法を提供する事である。
する課題は、アミノエタンスルホン酸を含有する反応生
成液から金属類を簡略化された方法で効率よく分離し、
色相を改善すると共に品質の良いアミノエタンスルホン
酸を製造する方法を提供する事である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アミノエ
タンスルホン酸の反応生成液中に含有される金属除去に
ついて種々検討した結果、反応液中に鉱酸を添加し、ア
ミノエタンスルホン酸の晶析時に粗結晶として回収され
るアミノエタンスルホン酸中に金属がほとんど含有され
ていない事を見い出し、得られるアミノエタンスルホン
酸結晶の色相改善並びに金属類除去が可能である事を確
認して本発明を完成させた。
タンスルホン酸の反応生成液中に含有される金属除去に
ついて種々検討した結果、反応液中に鉱酸を添加し、ア
ミノエタンスルホン酸の晶析時に粗結晶として回収され
るアミノエタンスルホン酸中に金属がほとんど含有され
ていない事を見い出し、得られるアミノエタンスルホン
酸結晶の色相改善並びに金属類除去が可能である事を確
認して本発明を完成させた。
【0021】すなわち、本発明は、クロロエチルアミン
塩酸塩と亜硫酸ナトリウムを反応させてアミノエタンス
ルホン酸を製造する方法において、反応生成液中の水に
対して鉱酸が0.3〜8.0重量%になるように鉱酸を
添加して、次にアルコールを添加してアミノエタンスル
ホン酸を晶析させる事を特徴とするアミノエタンスルホ
ン酸の製造方法である。
塩酸塩と亜硫酸ナトリウムを反応させてアミノエタンス
ルホン酸を製造する方法において、反応生成液中の水に
対して鉱酸が0.3〜8.0重量%になるように鉱酸を
添加して、次にアルコールを添加してアミノエタンスル
ホン酸を晶析させる事を特徴とするアミノエタンスルホ
ン酸の製造方法である。
【0022】本発明の方法によればアミノエタンスルホ
ン酸の製造に関して、金属類除去と同時に無機塩除去を
行ない色相の改善および金属類の除去を比較的容易に行
うことができる。
ン酸の製造に関して、金属類除去と同時に無機塩除去を
行ない色相の改善および金属類の除去を比較的容易に行
うことができる。
【0023】次に本発明の方法を具体的に説明する。ま
ずは特開昭63−48258号公報に示された方法に
て、クロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリウムを水
中で反応させ、アミノエタンスルホン酸反応液を得る。
具体的には亜硫酸ナトリウム水溶液中に等モルのクロロ
エチルアミン塩酸塩を添加し、55℃、65℃にて計1
6時間程反応させてアミノエタンスルホン酸反応液を得
る。この様にして得た反応液に鉱酸を反応液中の水に対
して0.3〜8.0重量%になるように添加する。すな
わち、反応生成液をそのまま晶析しても、金属分の除去
は不十分であり、アミノエタンスルホン酸結晶からの金
属類の除去を行うためには鉱酸を0.3%以上添加する
必要がある。また、一方鉱酸を8.0%を越えて添加す
ると、反応副生物である食塩の溶解度が低下し、次のろ
過操作でアミノエタンスルホン酸中に食塩の混入量が多
くなる。アミノエタンスルホン酸中の食塩含量が多いと
更に晶析時の水使用量が多くなりアミノエタンスルホン
酸の回収率が低くなり好ましくない。
ずは特開昭63−48258号公報に示された方法に
て、クロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリウムを水
中で反応させ、アミノエタンスルホン酸反応液を得る。
具体的には亜硫酸ナトリウム水溶液中に等モルのクロロ
エチルアミン塩酸塩を添加し、55℃、65℃にて計1
6時間程反応させてアミノエタンスルホン酸反応液を得
る。この様にして得た反応液に鉱酸を反応液中の水に対
して0.3〜8.0重量%になるように添加する。すな
わち、反応生成液をそのまま晶析しても、金属分の除去
は不十分であり、アミノエタンスルホン酸結晶からの金
属類の除去を行うためには鉱酸を0.3%以上添加する
必要がある。また、一方鉱酸を8.0%を越えて添加す
ると、反応副生物である食塩の溶解度が低下し、次のろ
過操作でアミノエタンスルホン酸中に食塩の混入量が多
くなる。アミノエタンスルホン酸中の食塩含量が多いと
更に晶析時の水使用量が多くなりアミノエタンスルホン
酸の回収率が低くなり好ましくない。
【0024】よって、鉱酸添加量は0.3〜8.0重量
%とする必要がある。通常反応液中には原料由来並びに
製造工程を通して混入してくる金属、例えば鉄、ニッケ
ル、バナジウム等が10ppm程度含有されており、鉱
酸を水に対して0.3〜8.0重量%となるように添加
する事で、次のアルコールによる晶析ろ過操作にてろ液
としてそれらの金属分が、効率よく系外に除去できる。
ここで言う鉱酸とは、例えば塩酸、硫酸及びリン酸等が
挙げられる。これらは一種または二種以上を併用しても
差し支えない。
%とする必要がある。通常反応液中には原料由来並びに
製造工程を通して混入してくる金属、例えば鉄、ニッケ
ル、バナジウム等が10ppm程度含有されており、鉱
酸を水に対して0.3〜8.0重量%となるように添加
する事で、次のアルコールによる晶析ろ過操作にてろ液
としてそれらの金属分が、効率よく系外に除去できる。
ここで言う鉱酸とは、例えば塩酸、硫酸及びリン酸等が
挙げられる。これらは一種または二種以上を併用しても
差し支えない。
【0025】なお反応生成液中にはアミノエタンスルホ
ン酸の他に、副生物の塩化ナトリウム、未反応物である
クロロエチルアミン塩酸塩及び亜硫酸ナトリウム等が存
在している。
ン酸の他に、副生物の塩化ナトリウム、未反応物である
クロロエチルアミン塩酸塩及び亜硫酸ナトリウム等が存
在している。
【0026】この反応液からアミノエタンスルホン酸を
効率よく回収するために低級アルコールを添加し、アミ
ノエタンスルホン酸を析出させて、濾過操作によりほと
んど金属類を含有しないアミノエタンスルホン酸を得る
ことができる。ここで言うアルコールとはメタノール、
エタノールのことであり混合して用いることも可能であ
る。アルコールの添加量が多いと、固体として回収され
るアミノエタンスルホン酸量は多いが、反応で副生され
る無機塩を除去できない。逆にアルコールの添加量が少
ないと、アミノエタンスルホン酸の水に対する溶解度が
高く、回収率が低くなる。アルコール添加量は系中の濃
度が20〜60%になるくらいが望ましい。またアルコ
ール添加時のアミノエタンスルホン酸反応液は、20〜
70℃で完溶であることが望ましい。
効率よく回収するために低級アルコールを添加し、アミ
ノエタンスルホン酸を析出させて、濾過操作によりほと
んど金属類を含有しないアミノエタンスルホン酸を得る
ことができる。ここで言うアルコールとはメタノール、
エタノールのことであり混合して用いることも可能であ
る。アルコールの添加量が多いと、固体として回収され
るアミノエタンスルホン酸量は多いが、反応で副生され
る無機塩を除去できない。逆にアルコールの添加量が少
ないと、アミノエタンスルホン酸の水に対する溶解度が
高く、回収率が低くなる。アルコール添加量は系中の濃
度が20〜60%になるくらいが望ましい。またアルコ
ール添加時のアミノエタンスルホン酸反応液は、20〜
70℃で完溶であることが望ましい。
【0027】以上に記載したように、アミノエタンスル
ホン酸精製時に、反応液を酸で処理し、色相の改善をは
かったあと、アルコールを添加し、アミノエタンスルホ
ン酸を析出させることで原料系由来の金属類を母液側に
除去することが可能となり、高純度でアミノエタンスル
ホン酸を製造することが可能となる。
ホン酸精製時に、反応液を酸で処理し、色相の改善をは
かったあと、アルコールを添加し、アミノエタンスルホ
ン酸を析出させることで原料系由来の金属類を母液側に
除去することが可能となり、高純度でアミノエタンスル
ホン酸を製造することが可能となる。
【0028】なお本発明方法は、特開昭63−4825
8号公報に示す方法に比べ、金属分の除去を目的に酸添
加を行うものであり、特開昭63−48258号公報に
示す方法の如く大過剰に酸を使用する必要がない。
8号公報に示す方法に比べ、金属分の除去を目的に酸添
加を行うものであり、特開昭63−48258号公報に
示す方法の如く大過剰に酸を使用する必要がない。
【0029】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。 実施例1 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
573g装入した。この反応液は97.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に7.5gのクロロエチルアミン、
59gの塩化ナトリウム、13gの亜硫酸ナトリウム、
6.7gの硫酸ナトリウム、51.6mgの鉄、43m
gのニッケル及び200mgのバナジウムを含んでい
た。この溶液に65℃にて13.35gの35%塩酸を
添加したところ(反応生成液中の水に対して1.2重量
%)、液は懸濁状態から淡青色の透明な状態となった。
この液にメタノールを405g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ94.6gの
アミノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミ
ノエタンスルホン酸以外に0.6mgの鉄(6.3pp
m)、0.5mgのニッケル(5.3ppm)、0.8
mgのバナジウム(8.5ppm)、また7.5gの塩
化ナトリウム、10mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.
7gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
に詳細に説明する。 実施例1 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
573g装入した。この反応液は97.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に7.5gのクロロエチルアミン、
59gの塩化ナトリウム、13gの亜硫酸ナトリウム、
6.7gの硫酸ナトリウム、51.6mgの鉄、43m
gのニッケル及び200mgのバナジウムを含んでい
た。この溶液に65℃にて13.35gの35%塩酸を
添加したところ(反応生成液中の水に対して1.2重量
%)、液は懸濁状態から淡青色の透明な状態となった。
この液にメタノールを405g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ94.6gの
アミノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミ
ノエタンスルホン酸以外に0.6mgの鉄(6.3pp
m)、0.5mgのニッケル(5.3ppm)、0.8
mgのバナジウム(8.5ppm)、また7.5gの塩
化ナトリウム、10mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.
7gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
【0030】実施例2 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
320g装入した。この反応液は54.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.1gのクロロエチルアミン、
34gの塩化ナトリウム、7.1gの亜硫酸ナトリウ
ム、3.9gの硫酸ナトリウム、26.5mgの鉄、2
4mgのニッケル及び110mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて6.2gの98%硫酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して2.8重量
%)、液は懸濁状態から淡青色の透明な状態となった。
この液にメタノールを220g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ60gのアミ
ノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエ
タンスルホン酸以外に0.5mgの鉄(8.3pp
m)、0.3mgのニッケル(5.0ppm)、0.5
mgのバナジウム(8.3ppm)、また4.2gの塩
化ナトリウム、5.6mgの亜硫酸ナトリウムおよび
2.1gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
320g装入した。この反応液は54.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.1gのクロロエチルアミン、
34gの塩化ナトリウム、7.1gの亜硫酸ナトリウ
ム、3.9gの硫酸ナトリウム、26.5mgの鉄、2
4mgのニッケル及び110mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて6.2gの98%硫酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して2.8重量
%)、液は懸濁状態から淡青色の透明な状態となった。
この液にメタノールを220g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ60gのアミ
ノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエ
タンスルホン酸以外に0.5mgの鉄(8.3pp
m)、0.3mgのニッケル(5.0ppm)、0.5
mgのバナジウム(8.3ppm)、また4.2gの塩
化ナトリウム、5.6mgの亜硫酸ナトリウムおよび
2.1gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
【0031】比較例1 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
320g装入した。この反応液は54.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.1gのクロロエチルアミン、
34gの塩化ナトリウム、7.1gの亜硫酸ナトリウ
ム、3.9gの硫酸ナトリウム26.5mgの鉄、24
mgのニッケル及び110mgのバナジウムを含んでい
た。この溶液にメタノールを220g装入し、アミノエ
タンスルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却
し、0℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58g
のアミノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はア
ミノエタンスルホン酸以外に24.1mgの鉄(415
ppm)、0.5mgのニッケル(8.6ppm)、1
7.3mgのバナジウム(298ppm)、また4.0
gの塩化ナトリウム、235mgの亜硫酸ナトリウムお
よび3.4gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
320g装入した。この反応液は54.4gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.1gのクロロエチルアミン、
34gの塩化ナトリウム、7.1gの亜硫酸ナトリウ
ム、3.9gの硫酸ナトリウム26.5mgの鉄、24
mgのニッケル及び110mgのバナジウムを含んでい
た。この溶液にメタノールを220g装入し、アミノエ
タンスルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却
し、0℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58g
のアミノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はア
ミノエタンスルホン酸以外に24.1mgの鉄(415
ppm)、0.5mgのニッケル(8.6ppm)、1
7.3mgのバナジウム(298ppm)、また4.0
gの塩化ナトリウム、235mgの亜硫酸ナトリウムお
よび3.4gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
【0032】比較例2 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて1.4gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.2重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にメタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に5.6mgの鉄(16ppm)、
1.8mgのニッケル(5ppm)、2.1mgのバナ
ジウム(6ppm)、また3.5gの塩化ナトリウム、
235mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.6gの硫酸ナ
トリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて1.4gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.2重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にメタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に5.6mgの鉄(16ppm)、
1.8mgのニッケル(5ppm)、2.1mgのバナ
ジウム(6ppm)、また3.5gの塩化ナトリウム、
235mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.6gの硫酸ナ
トリウムを含んでいた。
【0033】実施例3 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて2.7gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.4重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にメタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に1.1mgの鉄(3ppm)、0.
35mg以下のニッケル(1ppm以下)、0.35m
g以下のバナジウム(1ppm以下)、また3.9gの
塩化ナトリウム、250mgの亜硫酸ナトリウムおよび
3.2gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて2.7gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.4重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にメタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に1.1mgの鉄(3ppm)、0.
35mg以下のニッケル(1ppm以下)、0.35m
g以下のバナジウム(1ppm以下)、また3.9gの
塩化ナトリウム、250mgの亜硫酸ナトリウムおよび
3.2gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
【0034】比較例3 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて23.6gの35%塩酸を
添加したところ(反応生成液中の水に対して10.0重
量%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。
この液にメタノールを240g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミ
ノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエ
タンスルホン酸以外に5.6mgの鉄(16ppm)、
1.8mgのニッケル(5ppm)、2.1mgのバナ
ジウム(6ppm)、また25.0gの塩化ナトリウ
ム、235mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.6gの硫
酸ナトリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
350g装入した。この反応液は59.5gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.5gのクロロエチルアミン、
37gの塩化ナトリウム、7.8gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.3gの硫酸ナトリウム、7.6mgの鉄、5.
3mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて23.6gの35%塩酸を
添加したところ(反応生成液中の水に対して10.0重
量%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。
この液にメタノールを240g装入し、アミノエタンス
ルホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0
℃にて1時間程攪拌を行い濾過したところ58gのアミ
ノエタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエ
タンスルホン酸以外に5.6mgの鉄(16ppm)、
1.8mgのニッケル(5ppm)、2.1mgのバナ
ジウム(6ppm)、また25.0gの塩化ナトリウ
ム、235mgの亜硫酸ナトリウムおよび3.6gの硫
酸ナトリウムを含んでいた。
【0035】実施例4 攪拌棒、温度計、および冷却管を備えた四つ口フラスコ
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
360g装入した。この反応液は61.2gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.7gのクロロエチルアミン、
38gの塩化ナトリウム、7.9gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.5gの硫酸ナトリウム、8.1mgの鉄、5.
5mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて2.8gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.4重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にエタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ59gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に1.1mgの鉄(3ppm)、0.
35mg以下のニッケル(1ppm以下)、0.35m
g以下のバナジウム(1ppm以下)、また3.8gの
塩化ナトリウム、200mgの亜硫酸ナトリウムおよび
2.8gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
中に65℃にて17%のアミノエタンスルホン酸溶液を
360g装入した。この反応液は61.2gのアミノエ
タンスルホン酸の他に4.7gのクロロエチルアミン、
38gの塩化ナトリウム、7.9gの亜硫酸ナトリウ
ム、4.5gの硫酸ナトリウム、8.1mgの鉄、5.
5mgのニッケル及び5.5mgのバナジウムを含んで
いた。この溶液に65℃にて2.8gの35%塩酸を添
加したところ(反応生成液中の水に対して0.4重量
%)、液は懸濁状態から無色の透明な状態となった。こ
の液にエタノールを240g装入し、アミノエタンスル
ホン酸の結晶を析出させた。その後徐々に冷却し、0℃
にて1時間程攪拌を行い濾過したところ59gのアミノ
エタンスルホン酸の結晶を得た。この結晶はアミノエタ
ンスルホン酸以外に1.1mgの鉄(3ppm)、0.
35mg以下のニッケル(1ppm以下)、0.35m
g以下のバナジウム(1ppm以下)、また3.8gの
塩化ナトリウム、200mgの亜硫酸ナトリウムおよび
2.8gの硫酸ナトリウムを含んでいた。
【0036】参考例1 実施例1で得た94.6gの粗アミノエタンスルホン酸
に220gの蒸留水を装入し、80℃で溶解した。その
後、5℃で冷却・晶析させた後、ろ過し、少量の冷蒸留
水で洗浄した。得られた固体を60℃で乾燥させて8
1.3gのアミノエタンスルホン酸を得た。得られたア
ミノエタンスルホン酸の純度は100%であった。
に220gの蒸留水を装入し、80℃で溶解した。その
後、5℃で冷却・晶析させた後、ろ過し、少量の冷蒸留
水で洗浄した。得られた固体を60℃で乾燥させて8
1.3gのアミノエタンスルホン酸を得た。得られたア
ミノエタンスルホン酸の純度は100%であった。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、アミノエタンスル
ホン酸精製時に、反応生成液に鉱酸を添加し、低級のア
ルコールを用いて晶析を行うことにより、純度の高いア
ミノエタンスルホン酸を得ることが可能となった。この
方法により、アミノエタンスルホン酸製造のための原料
系由来の金属を無機塩とともに簡便に除去することが可
能となり、高収率で高品質のアミノエタンスルホン酸を
回収することができる。この様に本発明はアミノエタン
スルホン酸と反応液中に存在する金属との分離の簡略化
された手段を提供し、工業的に価値の高い方法である。
ホン酸精製時に、反応生成液に鉱酸を添加し、低級のア
ルコールを用いて晶析を行うことにより、純度の高いア
ミノエタンスルホン酸を得ることが可能となった。この
方法により、アミノエタンスルホン酸製造のための原料
系由来の金属を無機塩とともに簡便に除去することが可
能となり、高収率で高品質のアミノエタンスルホン酸を
回収することができる。この様に本発明はアミノエタン
スルホン酸と反応液中に存在する金属との分離の簡略化
された手段を提供し、工業的に価値の高い方法である。
Claims (3)
- 【請求項1】クロロエチルアミン塩酸塩と亜硫酸ナトリ
ウムを反応させてアミノエタンスルホン酸を製造する方
法に於て、反応生成液中の水に対して鉱酸が0.3〜
8.0重量%になるように添加し、次にアルコールを添
加してアミノエタンスルホン酸を晶析させる事を特徴と
するアミノエタンスルホン酸の製造方法。 - 【請求項2】鉱酸が塩酸、硫酸またはリン酸である請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】晶析に用いるアルコールがメタノールおよ
び/またはエタノールである請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29622794A JPH08157444A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | アミノエタンスルホン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29622794A JPH08157444A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | アミノエタンスルホン酸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157444A true JPH08157444A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17830831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29622794A Pending JPH08157444A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | アミノエタンスルホン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08157444A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10021790A1 (de) * | 2000-05-10 | 2001-11-22 | Raschig Gmbh | Verfahren zur Herstellung von omega-Aminoalkansulfonsäuren |
| EP2239251A1 (en) * | 2009-04-08 | 2010-10-13 | Rheln Pharma Consult GmbH | Process for refining 2-aminoethanesulfonic acid from crude 2-aminoethane-sulfonic acid, 2-aminoethanesulfonic acid obtained there from and use thereof |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29622794A patent/JPH08157444A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10021790A1 (de) * | 2000-05-10 | 2001-11-22 | Raschig Gmbh | Verfahren zur Herstellung von omega-Aminoalkansulfonsäuren |
| DE10021790B4 (de) * | 2000-05-10 | 2004-07-08 | Raschig Gmbh | Verfahren zur Herstellung von ω-Aminoalkansulfonsäuren und deren Verwendung als Biopuffer |
| US6900350B2 (en) | 2000-05-10 | 2005-05-31 | Raschig Gmbh | Method for the production of ω-aminoalkylsulphonic acids |
| EP2239251A1 (en) * | 2009-04-08 | 2010-10-13 | Rheln Pharma Consult GmbH | Process for refining 2-aminoethanesulfonic acid from crude 2-aminoethane-sulfonic acid, 2-aminoethanesulfonic acid obtained there from and use thereof |
| CN101857558A (zh) * | 2009-04-08 | 2010-10-13 | 莱茵制药咨询有限公司 | 由粗制2-氨基乙磺酸来精制2-氨基乙磺酸的方法、由此获得的2-氨基乙磺酸及其用途 |
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