JPH08157740A - チタニルフタロシアニンおよびこれを用いる電子写真感光体 - Google Patents
チタニルフタロシアニンおよびこれを用いる電子写真感光体Info
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- JPH08157740A JPH08157740A JP30611294A JP30611294A JPH08157740A JP H08157740 A JPH08157740 A JP H08157740A JP 30611294 A JP30611294 A JP 30611294A JP 30611294 A JP30611294 A JP 30611294A JP H08157740 A JPH08157740 A JP H08157740A
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- JP
- Japan
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- titanyl phthalocyanine
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- sulfuric acid
- production example
- aromatic compound
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0001—Post-treatment of organic pigments or dyes
- C09B67/0017—Influencing the physical properties by treatment with an acid, H2SO4
- C09B67/0019—Influencing the physical properties by treatment with an acid, H2SO4 of phthalocyanines
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 芳香族化合物を溶解させた硫酸にチタニルフ
タロシアニンを溶解させた後、水で希釈することにより
析出する低結晶性チタニルフタロシアニン、および当該
低結晶性チタニルフタロシアニンを光導電性物質として
含有する感光層を有する電子写真用感光体。 【効果】 白色光に対してのみならず、長波長の光、特
に半導体レーザー光に対しても高い感度を有する電子写
真感光体を製造することができる。
タロシアニンを溶解させた後、水で希釈することにより
析出する低結晶性チタニルフタロシアニン、および当該
低結晶性チタニルフタロシアニンを光導電性物質として
含有する感光層を有する電子写真用感光体。 【効果】 白色光に対してのみならず、長波長の光、特
に半導体レーザー光に対しても高い感度を有する電子写
真感光体を製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導電性材料として有
用な低結晶性チタニルフタロシアニンおよびこれを用い
た電子写真用感光体に関し、更に詳しくは、とくに半導
体レーザー光等の近赤外域の光に対して高い感度を有す
る光導電性の低結晶性チタニルフタロシアニンおよびこ
れを用いた電子写真用感光体に関するものである。
用な低結晶性チタニルフタロシアニンおよびこれを用い
た電子写真用感光体に関し、更に詳しくは、とくに半導
体レーザー光等の近赤外域の光に対して高い感度を有す
る光導電性の低結晶性チタニルフタロシアニンおよびこ
れを用いた電子写真用感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導電性物質を感光材料として用いる電
子写真用感光体の光導電性物質としては、従来、セレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系光導電性物質
が使用されてきた。しかしながら、これらの物質は、一
般に、加工性に劣り、また、毒性が強く、その廃棄に関
して問題を有する材料もある。
子写真用感光体の光導電性物質としては、従来、セレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系光導電性物質
が使用されてきた。しかしながら、これらの物質は、一
般に、加工性に劣り、また、毒性が強く、その廃棄に関
して問題を有する材料もある。
【0003】このような無機系物質の欠点を改善するた
め、有機化合物を光導電性物質として用いた電子写真用
感光体の研究が広範に行われており、無毒性、易加工
性、軽量、可撓性等の利点を生かして実用化されてい
る。
め、有機化合物を光導電性物質として用いた電子写真用
感光体の研究が広範に行われており、無毒性、易加工
性、軽量、可撓性等の利点を生かして実用化されてい
る。
【0004】一方、コンピューターの出力端末として、
半導体レーザーを光源としたレーザービームプリンタが
広く使われている。また、複写機に関しても機能の高度
化に対応するため、デジタル化への動きが活発である。
これらの機器に搭載される電子写真用感光体に用いられ
る光導電性物質は、半導体レーザーの発振波長に感度を
有することはもちろん、その前後の波長域においてフラ
ットな分光感度特性を示し、半導体レーザーの発振波長
の温度依存性に十分対応できることが要求される。ま
た、機器の小型化、軽量化のため、より感度の高い感光
体が要求されている。
半導体レーザーを光源としたレーザービームプリンタが
広く使われている。また、複写機に関しても機能の高度
化に対応するため、デジタル化への動きが活発である。
これらの機器に搭載される電子写真用感光体に用いられ
る光導電性物質は、半導体レーザーの発振波長に感度を
有することはもちろん、その前後の波長域においてフラ
ットな分光感度特性を示し、半導体レーザーの発振波長
の温度依存性に十分対応できることが要求される。ま
た、機器の小型化、軽量化のため、より感度の高い感光
体が要求されている。
【0005】これらの用途に用いられる有機系光導電性
物質として、フタロシアニン系化合物は、比較的合成が
容易であること、アゾ結合のように光化学反応を受けや
すい部分がなく、優れた耐光性が期待できること、等の
理由より、幅広く研究されており、特にチタニルフタロ
シアニンは感度が高いという利点を有する。
物質として、フタロシアニン系化合物は、比較的合成が
容易であること、アゾ結合のように光化学反応を受けや
すい部分がなく、優れた耐光性が期待できること、等の
理由より、幅広く研究されており、特にチタニルフタロ
シアニンは感度が高いという利点を有する。
【0006】チタニルフタロシアニンには、他のフタロ
シアニン化合物と同様、多型が存在することが知られて
おり、α型、β型、Y型を始めとして、異なるX線回折
パターンを示す数多くの結晶性チタニルフタロシアニン
が報告されている。また、特開昭62−229253号
公報には、硫酸に溶解させた後、水中に注いで晶出させ
る、いわゆるアシッドペースト法により得られる低結晶
性チタニルフタロシアニンとそれを用いた電子写真用感
光体が記載されており、特開平1−161060号公報
には置換基を有するフタロシアニン誘導体とともにアシ
ッドペースト処理された低結晶性チタニルフタロシアニ
ンとそれを用いた電子写真用感光体が記載されている。
シアニン化合物と同様、多型が存在することが知られて
おり、α型、β型、Y型を始めとして、異なるX線回折
パターンを示す数多くの結晶性チタニルフタロシアニン
が報告されている。また、特開昭62−229253号
公報には、硫酸に溶解させた後、水中に注いで晶出させ
る、いわゆるアシッドペースト法により得られる低結晶
性チタニルフタロシアニンとそれを用いた電子写真用感
光体が記載されており、特開平1−161060号公報
には置換基を有するフタロシアニン誘導体とともにアシ
ッドペースト処理された低結晶性チタニルフタロシアニ
ンとそれを用いた電子写真用感光体が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−229253号公報記載の低結晶性チタニル
フタロシアニンを用いた電子写真用感光体は、感度が不
十分であり、また、特開平1−161060号公報記載
の低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた電子写真用
感光体は、併用する置換基を有するフタロシアニン誘導
体の製造が煩雑であり、いずれも実用性に乏しいもので
あった。
開昭62−229253号公報記載の低結晶性チタニル
フタロシアニンを用いた電子写真用感光体は、感度が不
十分であり、また、特開平1−161060号公報記載
の低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた電子写真用
感光体は、併用する置換基を有するフタロシアニン誘導
体の製造が煩雑であり、いずれも実用性に乏しいもので
あった。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、光導電
性物質として電子写真用感光体に用いた場合に高感度の
感光体を与え、かつ製造の容易なチタニルフタロシアニ
ンを提供することにある。
性物質として電子写真用感光体に用いた場合に高感度の
感光体を与え、かつ製造の容易なチタニルフタロシアニ
ンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような現状から、本
発明者らは鋭意研究した結果、芳香族化合物を溶解させ
た硫酸に溶解後、水で希釈、析出させて得た低結晶性チ
タニルフタロシアニンが優れた光導電性を示し、これを
用いた電子写真用感光体が優れた電子写真特性、特に高
い感度を示すことを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
発明者らは鋭意研究した結果、芳香族化合物を溶解させ
た硫酸に溶解後、水で希釈、析出させて得た低結晶性チ
タニルフタロシアニンが優れた光導電性を示し、これを
用いた電子写真用感光体が優れた電子写真特性、特に高
い感度を示すことを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0010】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、芳香族化合物を溶解させた硫酸にチタニルフタロシ
アニンを溶解させた後、水で希釈することにより析出す
る低結晶性チタニルフタロシアニンを提供する。
に、芳香族化合物を溶解させた硫酸にチタニルフタロシ
アニンを溶解させた後、水で希釈することにより析出す
る低結晶性チタニルフタロシアニンを提供する。
【0011】本発明において、芳香族化合物を溶解させ
た硫酸に溶解させるチタニルフタロシアニン(粗製チタ
ニルフタロシアニン)としては、従来公知の方法によ
り、フタロシアニン環を生成し得る有機化合物とチタン
化合物を、求核性化合物の存在下もしくは不存在下に、
有機溶剤中で反応させて得られる、結晶性もしくは低結
晶性の任意のチタニルフタロシアニンを用いることがで
きる。
た硫酸に溶解させるチタニルフタロシアニン(粗製チタ
ニルフタロシアニン)としては、従来公知の方法によ
り、フタロシアニン環を生成し得る有機化合物とチタン
化合物を、求核性化合物の存在下もしくは不存在下に、
有機溶剤中で反応させて得られる、結晶性もしくは低結
晶性の任意のチタニルフタロシアニンを用いることがで
きる。
【0012】フタロシアニン環を生成し得る有機化合物
としては、例えば、フタロニトリル、1,3−ジイミノ
イソインドリン、1−アルコキシ−3−イミノイソイン
ドリン等が挙げられ、チタン化合物の例としては、四塩
化チタン、四臭化チタン等のハロゲン化物類;チタンエ
トキシド、チタンプロポキシド、チタンイソプロポキシ
ド、チタンブトキシド、チタンイソブトキシド、チタン
(2−エチルヘキシオキシド)等のアルコキシド類;チ
タノセンジクロリド等が挙げられる。
としては、例えば、フタロニトリル、1,3−ジイミノ
イソインドリン、1−アルコキシ−3−イミノイソイン
ドリン等が挙げられ、チタン化合物の例としては、四塩
化チタン、四臭化チタン等のハロゲン化物類;チタンエ
トキシド、チタンプロポキシド、チタンイソプロポキシ
ド、チタンブトキシド、チタンイソブトキシド、チタン
(2−エチルヘキシオキシド)等のアルコキシド類;チ
タノセンジクロリド等が挙げられる。
【0013】求核性化合物としては、例えば、尿素、ア
ンモニア、キノリン、ジアザビシクロウンデセン、ジア
ザビシクロノネン等が挙げられる。
ンモニア、キノリン、ジアザビシクロウンデセン、ジア
ザビシクロノネン等が挙げられる。
【0014】反応に用いる有機溶媒としては、例えば、
プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イソブ
タノール、ペンタノール、オクタノール等のアルコール
類;1−クロロナフタレン、トリクロロベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素類;スルホラン等の硫黄化合物類が挙
げられる。
プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イソブ
タノール、ペンタノール、オクタノール等のアルコール
類;1−クロロナフタレン、トリクロロベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素類;スルホラン等の硫黄化合物類が挙
げられる。
【0015】本発明のアシッドペースト工程において溶
媒ベースである硫酸には、濃度が85重量%以上のもの
が用いられ、また、硫酸に溶解する芳香族化合物として
は、硫酸に可溶なものであれば任意のものが使用できる
が、経済性を考慮するとベンゼンまたはその誘導体やナ
フタレンまたはその誘導体が好ましい。
媒ベースである硫酸には、濃度が85重量%以上のもの
が用いられ、また、硫酸に溶解する芳香族化合物として
は、硫酸に可溶なものであれば任意のものが使用できる
が、経済性を考慮するとベンゼンまたはその誘導体やナ
フタレンまたはその誘導体が好ましい。
【0016】硫酸に可溶なベンゼン、ナフタレンまたは
これらの誘導体としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、メシチレン、ノニルベ
ンゼン、ナフタレン、メチルナフタレン等の炭化水素
類;クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、クロロナフタレン等のハロゲン化炭化水素類;アニ
ソール、ジフェニルエーテル等のエーテル類;フェノー
ル、クレゾール、ナフトール等のフェノール類;安息香
酸、フタル酸、サリチル酸、ナフトエ酸、フタル酸ジメ
チル、サリチル酸メチル等のカルボン酸およびそのエス
テル類;アニリン、トルイジン等のアミン類;アセトフ
ェノン、ベンゾフェノン等のケトン類が挙げられ、ま
た、これらのスルホン酸類も用いることができる。これ
らは単独でもまた適宜混合して用いても良い。また用い
られた芳香族化合物が、硫酸に溶解することによって、
スルホン化等の化学的変化を受けても本発明においては
その使用の差し障りとはならないが、化学的変化に伴っ
て水が生成する場合には、それにより硫酸濃度が低下す
ることを考慮する必要がある。また、硫酸濃度が85%
以上に収まる範囲で、芳香族化合物を水溶液として添加
することもできる。
これらの誘導体としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、メシチレン、ノニルベ
ンゼン、ナフタレン、メチルナフタレン等の炭化水素
類;クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、クロロナフタレン等のハロゲン化炭化水素類;アニ
ソール、ジフェニルエーテル等のエーテル類;フェノー
ル、クレゾール、ナフトール等のフェノール類;安息香
酸、フタル酸、サリチル酸、ナフトエ酸、フタル酸ジメ
チル、サリチル酸メチル等のカルボン酸およびそのエス
テル類;アニリン、トルイジン等のアミン類;アセトフ
ェノン、ベンゾフェノン等のケトン類が挙げられ、ま
た、これらのスルホン酸類も用いることができる。これ
らは単独でもまた適宜混合して用いても良い。また用い
られた芳香族化合物が、硫酸に溶解することによって、
スルホン化等の化学的変化を受けても本発明においては
その使用の差し障りとはならないが、化学的変化に伴っ
て水が生成する場合には、それにより硫酸濃度が低下す
ることを考慮する必要がある。また、硫酸濃度が85%
以上に収まる範囲で、芳香族化合物を水溶液として添加
することもできる。
【0017】芳香族化合物と硫酸の使用割合は、芳香族
化合物を溶解させた硫酸において、芳香族化合物の占め
る割合が0.0005〜20重量%の範囲が好ましい
が、発現する効果は溶解させる粗製チタニルフタロシア
ニンによって異なる。
化合物を溶解させた硫酸において、芳香族化合物の占め
る割合が0.0005〜20重量%の範囲が好ましい
が、発現する効果は溶解させる粗製チタニルフタロシア
ニンによって異なる。
【0018】例えば、塩素含有量が0.2重量%以下の
粗製チタニルフタロシアニンを用いた場合、芳香族化合
物を溶解させた硫酸における芳香族化合物の占める割合
が、0.0005〜15重量%の範囲の硫酸で処理して
得られる低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた電子
写真用感光体は、高感度化する効果が認められる。一
方、塩素含有量が1〜6重量%、好ましくは1〜4重量
%のチタニルフタロシアニンを用いた場合、芳香族化合
物を溶解させた硫酸における芳香族化合物の占める割合
が、0.01〜4重量%の範囲では、暗所での電荷保持
性を保ったまま高感度化するが、芳香族化合物の占める
割合が増加し5〜20重量%になると、暗所での電荷保
持性が極端に低下し、実際的なプロセス時間内に表面電
位を保持していることが困難になる。しかしながら、こ
の電子写真用感光体を熱処理すると、十分な暗所での電
荷保持性と感度を有する光導電体に変化するか、あるい
は絶縁体に変化する。この現象を利用すれば、熱エネル
ギーにより不可逆的な静電潜像を形成することができ、
書込み(Write Once)型電子写真用感光体を構成でき
る。
粗製チタニルフタロシアニンを用いた場合、芳香族化合
物を溶解させた硫酸における芳香族化合物の占める割合
が、0.0005〜15重量%の範囲の硫酸で処理して
得られる低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた電子
写真用感光体は、高感度化する効果が認められる。一
方、塩素含有量が1〜6重量%、好ましくは1〜4重量
%のチタニルフタロシアニンを用いた場合、芳香族化合
物を溶解させた硫酸における芳香族化合物の占める割合
が、0.01〜4重量%の範囲では、暗所での電荷保持
性を保ったまま高感度化するが、芳香族化合物の占める
割合が増加し5〜20重量%になると、暗所での電荷保
持性が極端に低下し、実際的なプロセス時間内に表面電
位を保持していることが困難になる。しかしながら、こ
の電子写真用感光体を熱処理すると、十分な暗所での電
荷保持性と感度を有する光導電体に変化するか、あるい
は絶縁体に変化する。この現象を利用すれば、熱エネル
ギーにより不可逆的な静電潜像を形成することができ、
書込み(Write Once)型電子写真用感光体を構成でき
る。
【0019】本発明における電子写真用感光体では、光
導電性物質や電荷発生物質(光導電性物質等)として、
その他の既に公知の、種々の電荷発生物質等を本発明の
低結晶性チタニルフタロシアニンと併用することもでき
る。併用できる光導電性物質等の例としては、例えば、
α型、β型、γ型、Y型のチタニルフタロシアニン、特
開平2−8256号公報記載のチタニルフタロシアニ
ン、特開平2−267563号公報記載のチタニルフタ
ロシアニン、特開平3−269064号公報記載のチタ
ニルフタロシアニン、特開平5−257307号公報記
載のチタニルフタロシアニン、特開平5−273775
号公報記載のチタニルフタロシアニン、α型、β型、γ
型、τ型、τ’型、π型、η型、η’型、K型の無金属
フタロシアニン、USP3357989号明細書記載の
X型無金属フタロシアニン、特開昭60−243089
号公報に記載の無金属フタロシアニン、特開平2−23
3769号公報に記載の無金属フタロシアニン、銅、イ
ンジウム、マンガン、アルミニウム、マグネシウム、ス
ズ、ケイ素等の中心金属を有するフタロシアニン系化合
物、無金属または中心金属を有するナフタロシアニン系
化合物、ビスアゾおよびトリスアゾ系化合物、アントラ
キノン系化合物、ペリレン系化合物、ペリノン系化合
物、多環式キノン系化合物、ジオキサジン系化合物、キ
ナクリドン系化合物、アズレニウム系化合物、スクアリ
リウム塩系化合物、ピリリウム塩系化合物、ピロロピロ
ール系化合物等を挙げることができる。
導電性物質や電荷発生物質(光導電性物質等)として、
その他の既に公知の、種々の電荷発生物質等を本発明の
低結晶性チタニルフタロシアニンと併用することもでき
る。併用できる光導電性物質等の例としては、例えば、
α型、β型、γ型、Y型のチタニルフタロシアニン、特
開平2−8256号公報記載のチタニルフタロシアニ
ン、特開平2−267563号公報記載のチタニルフタ
ロシアニン、特開平3−269064号公報記載のチタ
ニルフタロシアニン、特開平5−257307号公報記
載のチタニルフタロシアニン、特開平5−273775
号公報記載のチタニルフタロシアニン、α型、β型、γ
型、τ型、τ’型、π型、η型、η’型、K型の無金属
フタロシアニン、USP3357989号明細書記載の
X型無金属フタロシアニン、特開昭60−243089
号公報に記載の無金属フタロシアニン、特開平2−23
3769号公報に記載の無金属フタロシアニン、銅、イ
ンジウム、マンガン、アルミニウム、マグネシウム、ス
ズ、ケイ素等の中心金属を有するフタロシアニン系化合
物、無金属または中心金属を有するナフタロシアニン系
化合物、ビスアゾおよびトリスアゾ系化合物、アントラ
キノン系化合物、ペリレン系化合物、ペリノン系化合
物、多環式キノン系化合物、ジオキサジン系化合物、キ
ナクリドン系化合物、アズレニウム系化合物、スクアリ
リウム塩系化合物、ピリリウム塩系化合物、ピロロピロ
ール系化合物等を挙げることができる。
【0020】電子写真用感光体の感光層を構成するため
には、例えば、上記した光導電性物質等をバインダー樹
脂中に分散し、得られた塗布液を、既に公知の種々の導
電性基体上に塗布した後、乾燥させて製膜すればよい。
には、例えば、上記した光導電性物質等をバインダー樹
脂中に分散し、得られた塗布液を、既に公知の種々の導
電性基体上に塗布した後、乾燥させて製膜すればよい。
【0021】バインダーとしては製膜性を有する物質で
あれば任意のものが使用できるが、誘電率が高く、電気
絶縁性のよい高分子重合体が特に好ましい。そのような
高分子重合体としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルカルバゾール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸
ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン
樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、メタ
クリル樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、メラミ
ン樹脂、メラミンーアルキッド樹脂、フェノール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−無水マレイン酸共重合体、等を挙げることができ
る。
あれば任意のものが使用できるが、誘電率が高く、電気
絶縁性のよい高分子重合体が特に好ましい。そのような
高分子重合体としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルカルバゾール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸
ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン
樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、メタ
クリル樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、メラミ
ン樹脂、メラミンーアルキッド樹脂、フェノール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−無水マレイン酸共重合体、等を挙げることができ
る。
【0022】また塗布液を調製する際に使用できる溶剤
としては、例えば、トルエン、キシレン、ミネラルスピ
リット等の炭化水素類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン類;ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロ
エタン、トリクロロエチレン、クロロベンゼン等のハロ
ゲン化炭化水素類;テトロヒドロフラン、ジオキサン、
モノグライム、ジグライム、アニソール等のエーテル
類;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、シクロヘキサノール等のアルコール類;酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、セロソルブアセテー
ト、ブチルセロソルブアセテート等のエステル類;ジメ
チルホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミド
類;水などを挙げることができる。さらにこれらの溶剤
2種以上の混合物も用いることができる。
としては、例えば、トルエン、キシレン、ミネラルスピ
リット等の炭化水素類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン類;ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロ
エタン、トリクロロエチレン、クロロベンゼン等のハロ
ゲン化炭化水素類;テトロヒドロフラン、ジオキサン、
モノグライム、ジグライム、アニソール等のエーテル
類;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、シクロヘキサノール等のアルコール類;酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、セロソルブアセテー
ト、ブチルセロソルブアセテート等のエステル類;ジメ
チルホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミド
類;水などを挙げることができる。さらにこれらの溶剤
2種以上の混合物も用いることができる。
【0023】塗布液は、上記の光導電性物質等、バイン
ダー、溶剤を、ボールミル、ビーズミル、ペイントシェ
ーカー、サンドグラインダー、アトライター、ディスパ
ーザー、ホモミキサーなどの公知の分散手段により分散
することで調製することができる。
ダー、溶剤を、ボールミル、ビーズミル、ペイントシェ
ーカー、サンドグラインダー、アトライター、ディスパ
ーザー、ホモミキサーなどの公知の分散手段により分散
することで調製することができる。
【0024】電子写真用感光体の感光層は、上記塗布液
を、例えば、スピンコーター、アプリケーター、バーコ
ーター、ドクターブレード、ロールコーター、スプレー
コーター、ディッピング等の手段を用いて導電性基体上
に展開することにより形成することができる。
を、例えば、スピンコーター、アプリケーター、バーコ
ーター、ドクターブレード、ロールコーター、スプレー
コーター、ディッピング等の手段を用いて導電性基体上
に展開することにより形成することができる。
【0025】電子写真用感光体に用いる導電性基体とし
ては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、ステンレス、
クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウム、インジウ
ム、金、白金等の金属又は合金を用いた金属板、金属ド
ラム、金属ベルト、あるいは導電性ポリマー、酸化イン
ジウム等の導電性化合物やアルミニウム、パラジウム、
金等の金属又は合金を塗布、蒸着、あるいはラミネート
した紙、プラスチックフィルム、ベルト等が挙げられ
る。
ては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、ステンレス、
クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウム、インジウ
ム、金、白金等の金属又は合金を用いた金属板、金属ド
ラム、金属ベルト、あるいは導電性ポリマー、酸化イン
ジウム等の導電性化合物やアルミニウム、パラジウム、
金等の金属又は合金を塗布、蒸着、あるいはラミネート
した紙、プラスチックフィルム、ベルト等が挙げられ
る。
【0026】本発明の電子写真用感光体の構造として
は、単層型構造および電荷発生機能と電荷輸送機能をそ
れぞれ別の層に受け持たせた積層型構造のいずれをも用
いることができる。さらに上記した単層型構造或いは積
層型構造の構造層のほかに導電性基体上に中間層を設け
る、或いは/更に最上部に表面保護層を設けることもで
きる。単層型構造の電子写真用感光体では正帯電用感光
体として用いるのが好ましい。機能を分離した、いわゆ
る分離積層型構造の電子写真用感光体では電荷発生層と
電荷輸送層の位置関係により、正帯電用感光体としても
負帯電用感光体としても使用できる。
は、単層型構造および電荷発生機能と電荷輸送機能をそ
れぞれ別の層に受け持たせた積層型構造のいずれをも用
いることができる。さらに上記した単層型構造或いは積
層型構造の構造層のほかに導電性基体上に中間層を設け
る、或いは/更に最上部に表面保護層を設けることもで
きる。単層型構造の電子写真用感光体では正帯電用感光
体として用いるのが好ましい。機能を分離した、いわゆ
る分離積層型構造の電子写真用感光体では電荷発生層と
電荷輸送層の位置関係により、正帯電用感光体としても
負帯電用感光体としても使用できる。
【0027】前記のような機能分離型電子写真用感光体
において使用できる電荷輸送物質としては、例えば、ヒ
ドラゾン系化合物、オキサゾール系化合物、オキサジア
ゾール系化合物、オキサチアゾール系化合物、チアゾー
ル系化合物、チアジアゾール系化合物、トリアゾール系
化合物、スチリル・スチルベン系化合物、ピラゾリン系
化合物、トリアリールアミン系化合物、ジアリールアミ
ン系化合物、ジベンジルアミン系化合物、トリアリール
メタン系化合物、アジン系化合物、イミダゾール系化合
物、イミダゾリジン系化合物、ジシアノメチレン系化合
物、等を挙げることができる。また、これらの化合物の
うち、芳香族環を有するものについては、当該部分がベ
ンゾ類縁体等の縮合多環構造をしていてもよい。
において使用できる電荷輸送物質としては、例えば、ヒ
ドラゾン系化合物、オキサゾール系化合物、オキサジア
ゾール系化合物、オキサチアゾール系化合物、チアゾー
ル系化合物、チアジアゾール系化合物、トリアゾール系
化合物、スチリル・スチルベン系化合物、ピラゾリン系
化合物、トリアリールアミン系化合物、ジアリールアミ
ン系化合物、ジベンジルアミン系化合物、トリアリール
メタン系化合物、アジン系化合物、イミダゾール系化合
物、イミダゾリジン系化合物、ジシアノメチレン系化合
物、等を挙げることができる。また、これらの化合物の
うち、芳香族環を有するものについては、当該部分がベ
ンゾ類縁体等の縮合多環構造をしていてもよい。
【0028】さらに、本発明の電子写真用感光体におい
ては、感度の向上、残留電位の低減等を目的に、電子受
容性物質を存在させることもできる。電子受容性物質と
しては、例えば、コハク酸、マレイン酸、安息香酸、フ
タル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、メリット
酸、およびこれらの酸無水物、ならびにこれらカルボン
酸および酸無水物のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
等、電子吸引性置換基による置換誘導体、ニトロベンゼ
ンおよびその置換誘導体、ベンゾキノンおよびその置換
誘導体、ナフトキノンおよびその置換誘導体、アントラ
キノンおよびその置換誘導体、フルオレンおよびその置
換誘導体、サリチル酸およびその置換誘導体、テトラシ
アノエチレン、テトラシアノキノジメタン、その他の電
子親和力の大きい化合物を挙げることができる。電子受
容性物質の添加量としては、電荷発生物質100重量部
に対し、0.01〜100重量部の範囲が好ましく、
0.1〜20重量部の範囲が特に好ましい。
ては、感度の向上、残留電位の低減等を目的に、電子受
容性物質を存在させることもできる。電子受容性物質と
しては、例えば、コハク酸、マレイン酸、安息香酸、フ
タル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、メリット
酸、およびこれらの酸無水物、ならびにこれらカルボン
酸および酸無水物のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
等、電子吸引性置換基による置換誘導体、ニトロベンゼ
ンおよびその置換誘導体、ベンゾキノンおよびその置換
誘導体、ナフトキノンおよびその置換誘導体、アントラ
キノンおよびその置換誘導体、フルオレンおよびその置
換誘導体、サリチル酸およびその置換誘導体、テトラシ
アノエチレン、テトラシアノキノジメタン、その他の電
子親和力の大きい化合物を挙げることができる。電子受
容性物質の添加量としては、電荷発生物質100重量部
に対し、0.01〜100重量部の範囲が好ましく、
0.1〜20重量部の範囲が特に好ましい。
【0029】本発明の電子写真用感光体は、白色光に対
してのみならず、近赤外域の光に対しても高感度である
ことが確かめられた。具体的には以下の実施例で説明す
る。
してのみならず、近赤外域の光に対しても高感度である
ことが確かめられた。具体的には以下の実施例で説明す
る。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、例中に於て部は重量部を意味する。
明する。なお、例中に於て部は重量部を意味する。
【0031】<合成例1>温度計、攪拌装置および還流
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、尿素601部、チタンブトキシド851部、n−
ペンタノール2650部を仕込んだ後、攪拌しながら加
熱し、約1時間で還流状態に到達させた。7時間、還流
状態で反応させた後、放冷した。反応混合物の液温が5
0℃まで低下した時点で、反応生成物を瀘過し、残渣を
2−プロパノール各2500部で2回洗浄した。得られ
たケーキを2−プロパノール12000部に解膠し、室
温で30分攪拌した後、瀘過し、残渣を2−プロパノー
ル3000部および熱純水5000部で洗浄した。得ら
れたケーキを純水12000部に解膠し、80℃で1時
間攪拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部で2
回洗浄した。90℃の熱風乾燥器で一昼夜乾燥し、粗製
チタニルフタロシアニン1153部を得た。
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、尿素601部、チタンブトキシド851部、n−
ペンタノール2650部を仕込んだ後、攪拌しながら加
熱し、約1時間で還流状態に到達させた。7時間、還流
状態で反応させた後、放冷した。反応混合物の液温が5
0℃まで低下した時点で、反応生成物を瀘過し、残渣を
2−プロパノール各2500部で2回洗浄した。得られ
たケーキを2−プロパノール12000部に解膠し、室
温で30分攪拌した後、瀘過し、残渣を2−プロパノー
ル3000部および熱純水5000部で洗浄した。得ら
れたケーキを純水12000部に解膠し、80℃で1時
間攪拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部で2
回洗浄した。90℃の熱風乾燥器で一昼夜乾燥し、粗製
チタニルフタロシアニン1153部を得た。
【0032】得られた粗製チタニルフタロシアニンの塩
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、0.1重量%以下であった。
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、0.1重量%以下であった。
【0033】<合成例2>温度計、攪拌装置および還流
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、四塩化チタン474部、1−クロロナフタレン5
000部を仕込んだ後、攪拌しながら加熱し、約4時間
で220℃とした。220℃で8時間反応させた後、放
冷した。反応混合物の液温が120℃まで低下した時点
で、反応生成物を瀘過し、残渣をジメチルホルムアミド
(以下、DMFと省略する。)各2500部で2回洗浄
した。得られたケーキをDMF10000部に解膠し、
室温で2時間攪拌した後、瀘過し、残渣をDMF300
0部およびアセトン各3000部で2回洗浄した。得ら
れたケーキをアセトン10000部に解膠し、室温で1
時間攪拌した後、瀘過し、残渣をアセトン3000部お
よび純水各3000部で2回洗浄した。ケーキを14%
アンモニア水10000部に解膠し、80℃で2時間攪
拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部で5回洗
浄した。ケーキを純水12000部に解膠し、80℃で
1時間攪拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部
で5回洗浄した。90℃の熱風乾燥器で一昼夜乾燥し、
粗製チタニルフタロシアニン1108部を得た。
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、四塩化チタン474部、1−クロロナフタレン5
000部を仕込んだ後、攪拌しながら加熱し、約4時間
で220℃とした。220℃で8時間反応させた後、放
冷した。反応混合物の液温が120℃まで低下した時点
で、反応生成物を瀘過し、残渣をジメチルホルムアミド
(以下、DMFと省略する。)各2500部で2回洗浄
した。得られたケーキをDMF10000部に解膠し、
室温で2時間攪拌した後、瀘過し、残渣をDMF300
0部およびアセトン各3000部で2回洗浄した。得ら
れたケーキをアセトン10000部に解膠し、室温で1
時間攪拌した後、瀘過し、残渣をアセトン3000部お
よび純水各3000部で2回洗浄した。ケーキを14%
アンモニア水10000部に解膠し、80℃で2時間攪
拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部で5回洗
浄した。ケーキを純水12000部に解膠し、80℃で
1時間攪拌した後、瀘過し、残渣を熱純水各5000部
で5回洗浄した。90℃の熱風乾燥器で一昼夜乾燥し、
粗製チタニルフタロシアニン1108部を得た。
【0034】得られた粗製チタニルフタロシアニンの塩
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、1.35重量%であった。
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、1.35重量%であった。
【0035】<合成例3>温度計、攪拌装置および還流
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、四塩化チタン480部、1−クロロナフタレン3
000部を仕込んだ後、攪拌しながら加熱し、約1.5
時間で245℃とした。245℃で4時間反応させた
後、放冷した。以下、合成例2と同様にして、粗製チタ
ニルフタロシアニン987部を得た。
冷却装置を取り付けた反応器に、フタロニトリル128
1部、四塩化チタン480部、1−クロロナフタレン3
000部を仕込んだ後、攪拌しながら加熱し、約1.5
時間で245℃とした。245℃で4時間反応させた
後、放冷した。以下、合成例2と同様にして、粗製チタ
ニルフタロシアニン987部を得た。
【0036】得られた粗製チタニルフタロシアニンの塩
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、3.01重量%であった。
素含有量を、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法で
分析した結果、3.01重量%であった。
【0037】<製造例1>96%濃硫酸1350部およ
びトルエン150部(10重量%)を反応器に仕込み、
完全に溶解するまで室温で攪拌した。溶解後、0℃まで
冷却し、合成例1で得た塩素含有量0.1重量%以下の
粗製チタニルフタロシアニン100部を3〜5℃の範囲
で少しづつ加え、溶解させた。完全に溶解したことを確
認した後、15倍量の氷水に注ぎ、希釈、晶出させた。
晶出した無金属フタロシアニンを濾過し、残渣を水20
000部で洗浄した。得られたケーキを水1500部に
解膠し、濃アンモニア水20部を加え、約80℃で1時
間攪拌した後、濾過した。濾取したケーキを水3000
部で洗浄し、乾燥させて低結晶性チタニルフタロシアニ
ン90部を得た。
びトルエン150部(10重量%)を反応器に仕込み、
完全に溶解するまで室温で攪拌した。溶解後、0℃まで
冷却し、合成例1で得た塩素含有量0.1重量%以下の
粗製チタニルフタロシアニン100部を3〜5℃の範囲
で少しづつ加え、溶解させた。完全に溶解したことを確
認した後、15倍量の氷水に注ぎ、希釈、晶出させた。
晶出した無金属フタロシアニンを濾過し、残渣を水20
000部で洗浄した。得られたケーキを水1500部に
解膠し、濃アンモニア水20部を加え、約80℃で1時
間攪拌した後、濾過した。濾取したケーキを水3000
部で洗浄し、乾燥させて低結晶性チタニルフタロシアニ
ン90部を得た。
【0038】<製造例2>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸12
00部およびトルエン300部(20重量%)を用いた
以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸12
00部およびトルエン300部(20重量%)を用いた
以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0039】<製造例3>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸12
75部およびトルエン225部(15重量%)を用いた
以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸12
75部およびトルエン225部(15重量%)を用いた
以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0040】<製造例4>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
25部およびトルエン75部(5重量%)を用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
25部およびトルエン75部(5重量%)を用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
【0041】<製造例5>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
85部およびトルエン15部(1重量%)を用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
85部およびトルエン15部(1重量%)を用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
【0042】<製造例6>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
97部およびトルエン3部(0.2重量%)を用いた以
外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
97部およびトルエン3部(0.2重量%)を用いた以
外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0043】<製造例7>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
99部およびトルエン0.75部(0.05重量%)を
用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸14
99部およびトルエン0.75部(0.05重量%)を
用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0044】<製造例8>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸15
00部およびトルエン0.15部(0.01重量%)を
用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸15
00部およびトルエン0.15部(0.01重量%)を
用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0045】<製造例9>製造例1において、濃硫酸1
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸15
00部およびトルエン0.03部(0.002重量%)
を用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを得た。
350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸15
00部およびトルエン0.03部(0.002重量%)
を用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを得た。
【0046】<製造例10>製造例1において、濃硫酸
1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸1
500部およびトルエン0.012部(0.0008重
量%)を用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶
性チタニルフタロシアニンを得た。
1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸1
500部およびトルエン0.012部(0.0008重
量%)を用いた以外は、製造例1と同様にして、低結晶
性チタニルフタロシアニンを得た。
【0047】<製造例11>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、キシレン0.75部を用いた以
外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
ン0.75部に代えて、キシレン0.75部を用いた以
外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0048】<製造例12>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、クロロベンゼン0.75部を用
いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
ン0.75部に代えて、クロロベンゼン0.75部を用
いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0049】<製造例13>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、ナフタレン0.75部を用いた
以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
ン0.75部に代えて、ナフタレン0.75部を用いた
以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0050】<製造例14>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、1−メチルナフタレン0.75
部を用いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チ
タニルフタロシアニンを得た。
ン0.75部に代えて、1−メチルナフタレン0.75
部を用いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チ
タニルフタロシアニンを得た。
【0051】<製造例15>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、ニトロベンゼン0.75部を用
いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
ン0.75部に代えて、ニトロベンゼン0.75部を用
いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0052】<製造例16>製造例7において、トルエ
ン0.75部に代えて、ナフトエ酸メチル0.75部を
用いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
ン0.75部に代えて、ナフトエ酸メチル0.75部を
用いた以外は、製造例7と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0053】<製造例17>製造例6において、トルエ
ン3部に代えて、スルファニル酸3部を用いた以外は、
製造例6と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
ン3部に代えて、スルファニル酸3部を用いた以外は、
製造例6と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
【0054】<製造例18>製造例6において、トルエ
ン3部に代えて、スルホサリチル酸3部を用いた以外
は、製造例6と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
ン3部に代えて、スルホサリチル酸3部を用いた以外
は、製造例6と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
【0055】<製造例19>製造例6において、トルエ
ン3部に代えて、スルホフタル酸モノナトリウム3部を
用いた以外は、製造例6と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
ン3部に代えて、スルホフタル酸モノナトリウム3部を
用いた以外は、製造例6と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0056】<製造例20>製造例1において、96%
濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、9
6%硫酸1500部を用いた以外は、製造例1と同様に
して、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、9
6%硫酸1500部を用いた以外は、製造例1と同様に
して、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
【0057】<製造例21>製造例1において、合成例
1で得た塩素含有量0.1重量%以下の粗製チタニルフ
タロシアニンに代えて、合成例2で得た塩素含有量1.
35重量%の粗製チタニルフタロシアニンを用いた以外
は製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシア
ニンを得た。
1で得た塩素含有量0.1重量%以下の粗製チタニルフ
タロシアニンに代えて、合成例2で得た塩素含有量1.
35重量%の粗製チタニルフタロシアニンを用いた以外
は製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシア
ニンを得た。
【0058】<製造例22>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1275部およびトルエン225部(15重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1275部およびトルエン225部(15重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0059】<製造例23>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1200部およびトルエン300部(20重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1200部およびトルエン300部(20重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0060】<製造例24>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1125部およびトルエン375部(25重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1125部およびトルエン375部(25重量%)を用
いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを得た。
【0061】<製造例25>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1425部およびトルエン75部(5重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1425部およびトルエン75部(5重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
【0062】<製造例26>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1455部およびトルエン45部(3重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1455部およびトルエン45部(3重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
【0063】<製造例27>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1485部およびトルエン15部(1重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1485部およびトルエン15部(1重量%)を用いた
以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフ
タロシアニンを得た。
【0064】<製造例28>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1497部およびトルエン3部(0.2重量%)を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1497部およびトルエン3部(0.2重量%)を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0065】<製造例29>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1499部およびトルエン0.75部(0.05重量
%)を用いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶
性チタニルフタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1499部およびトルエン0.75部(0.05重量
%)を用いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶
性チタニルフタロシアニンを得た。
【0066】<製造例30>製造例21において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1500部およびトルエン0.3部(0.02重量%)
を用いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チ
タニルフタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1500部およびトルエン0.3部(0.02重量%)
を用いた以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チ
タニルフタロシアニンを得た。
【0067】<製造例31>製造例28において、トル
エン3部に代えて、キシレン3部を用いた以外は、製造
例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニン
を得た。
エン3部に代えて、キシレン3部を用いた以外は、製造
例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニン
を得た。
【0068】<製造例32>製造例28において、トル
エン3部に代えて、クロロベンゼン3部を用いた以外
は、製造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
エン3部に代えて、クロロベンゼン3部を用いた以外
は、製造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0069】<製造例33>製造例28において、トル
エン3部に代えて、ナフタレン3部を用いた以外は、製
造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
エン3部に代えて、ナフタレン3部を用いた以外は、製
造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
【0070】<製造例34>製造例21において、トル
エン150部に代えて、キシレン150部を用いた以外
は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
エン150部に代えて、キシレン150部を用いた以外
は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0071】<製造例35>製造例21において、トル
エン150部に代えて、クロロベンゼン150部を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
エン150部に代えて、クロロベンゼン150部を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0072】<製造例36>製造例21において、トル
エン150部に代えて、ナフタレン150部を用いた以
外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
エン150部に代えて、ナフタレン150部を用いた以
外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0073】<製造例37>製造例21において、96
%濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、
96%硫酸1500部を用いた以外は、製造例21と同
様にして、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
%濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、
96%硫酸1500部を用いた以外は、製造例21と同
様にして、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
【0074】<製造例38>製造例1において、合成例
1で得た塩素含有量0.1重量%以下の粗製チタニルフ
タロシアニンに代えて、合成例3で得た塩素含有量3.
01重量%の粗製チタニルフタロシアニンを用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
1で得た塩素含有量0.1重量%以下の粗製チタニルフ
タロシアニンに代えて、合成例3で得た塩素含有量3.
01重量%の粗製チタニルフタロシアニンを用いた以外
は、製造例1と同様にして、低結晶性チタニルフタロシ
アニンを得た。
【0075】<製造例39>製造例38において、濃硫
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1497部およびトルエン3部(0.2重量%)を用い
た以外は、製造例38と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
酸1350部およびトルエン150部に代えて、濃硫酸
1497部およびトルエン3部(0.2重量%)を用い
た以外は、製造例38と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0076】<製造例40>製造例21において、トル
エン150部に代えて、キシレン150部を用いた以外
は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
エン150部に代えて、キシレン150部を用いた以外
は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0077】<製造例41>製造例21において、トル
エン150部に代えて、クロロベンゼン150部を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
エン150部に代えて、クロロベンゼン150部を用い
た以外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニル
フタロシアニンを得た。
【0078】<製造例42>製造例21において、トル
エン150部に代えて、ナフタレン150部を用いた以
外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
エン150部に代えて、ナフタレン150部を用いた以
外は、製造例21と同様にして、低結晶性チタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0079】<製造例43>製造例28において、トル
エン3部に代えて、キシレン3部を用いた以外は、製造
例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニン
を得た。
エン3部に代えて、キシレン3部を用いた以外は、製造
例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニン
を得た。
【0080】<製造例44>製造例28において、トル
エン3部に代えて、クロロベンゼン3部を用いた以外
は、製造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
エン3部に代えて、クロロベンゼン3部を用いた以外
は、製造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロ
シアニンを得た。
【0081】<製造例45>製造例28において、トル
エン3部に代えて、ナフタレン3部を用いた以外は、製
造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
エン3部に代えて、ナフタレン3部を用いた以外は、製
造例28と同様にして、低結晶性チタニルフタロシアニ
ンを得た。
【0082】<製造例46>製造例38において、96
%濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、
96%硫酸1500部を用いた以外は、製造例38と同
様にして、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
%濃硫酸1350部およびトルエン150部に代えて、
96%硫酸1500部を用いた以外は、製造例38と同
様にして、低結晶性チタニルフタロシアニンを得た。
【0083】<実施例1>(単層型電子写真用感光体の
作成および評価) 100mlガラス製ポットに、製造例1で得た塩素含有
率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニン1
部、ポリエステル樹脂(東洋紡社製「バイロン20
0」)6部、ジクロロメタン15部、1,2−ジクロロ
エタン10部および直径2mmのガラスビーズ40部を
仕込み、ペイントシェーカーにて2時間振盪、分散し、
感光体塗布液を調製した。
作成および評価) 100mlガラス製ポットに、製造例1で得た塩素含有
率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニン1
部、ポリエステル樹脂(東洋紡社製「バイロン20
0」)6部、ジクロロメタン15部、1,2−ジクロロ
エタン10部および直径2mmのガラスビーズ40部を
仕込み、ペイントシェーカーにて2時間振盪、分散し、
感光体塗布液を調製した。
【0084】アルミニウムを蒸着したポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に、感光体塗布液をバーコーター
を用いて、乾燥後の膜厚が約17μmとなるよう塗布し
た後、乾燥させて電子写真用感光体を作成した。
フタレートフィルム上に、感光体塗布液をバーコーター
を用いて、乾燥後の膜厚が約17μmとなるよう塗布し
た後、乾燥させて電子写真用感光体を作成した。
【0085】このようにして得た電子写真用感光体の電
子写真特性を、静電複写紙試験装置「EPA−810
0」(川口電機製作所製)を用いて測定した。試料サイ
ズは20mmφとした。帯電はコロナ放電電圧+6k
V、スタティックモード4で行ない、光源には水銀−キ
セノンランプの光をモノクロメータを通して得た波長7
90nmの光(強度1マイクロワット)を用いた。
子写真特性を、静電複写紙試験装置「EPA−810
0」(川口電機製作所製)を用いて測定した。試料サイ
ズは20mmφとした。帯電はコロナ放電電圧+6k
V、スタティックモード4で行ない、光源には水銀−キ
セノンランプの光をモノクロメータを通して得た波長7
90nmの光(強度1マイクロワット)を用いた。
【0086】結果を表1に示した。なお、表1におい
て、V0は初期電位(V)、V10/VOは暗所10秒間の
電荷保持率(%)、E1/2は半減露光量(erg/cm2)、
VR15は15秒後の残留電位(V)を表わす。
て、V0は初期電位(V)、V10/VOは暗所10秒間の
電荷保持率(%)、E1/2は半減露光量(erg/cm2)、
VR15は15秒後の残留電位(V)を表わす。
【0087】<実施例2〜18>実施例1において、チ
タニルフタロシアニンとして、製造例3〜19で得た塩
素含有率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニ
ンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、電
子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子写
真特性を評価し、その結果を表1にまとめて示した。
タニルフタロシアニンとして、製造例3〜19で得た塩
素含有率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニ
ンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、電
子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子写
真特性を評価し、その結果を表1にまとめて示した。
【0088】<比較例1>実施例1において、チタニル
フタロシアニンして、製造例2で得た低結晶性チタニル
フタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表1に示した。
フタロシアニンして、製造例2で得た低結晶性チタニル
フタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表1に示した。
【0089】<比較例2>実施例1において、チタニル
フタロシアニンして、製造例20で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表1に示した。
フタロシアニンして、製造例20で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表1に示した。
【0090】
【表1】
【0091】<実施例19〜26>実施例1において、
チタニルフタロシアニンとして、製造例26〜33で得
た塩素含有率1.35%のチタニルフタロシアニンをそ
れぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、電子写真
用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子写真特性
を評価し、その結果を表2にまとめて示した。
チタニルフタロシアニンとして、製造例26〜33で得
た塩素含有率1.35%のチタニルフタロシアニンをそ
れぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、電子写真
用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子写真特性
を評価し、その結果を表2にまとめて示した。
【0092】<比較例3>実施例1において、チタニル
フタロシアニンして、製造例37で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表2に示した。
フタロシアニンして、製造例37で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして
電子写真特性を評価し、その結果を表2に示した。
【0093】
【表2】
【0094】<実施例27〜30>実施例1において、
チタニルフタロシアニンとして、製造例42〜45で得
た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、
電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子
写真特性を評価し、その結果を表3に示した。
チタニルフタロシアニンとして、製造例42〜45で得
た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、
電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にして電子
写真特性を評価し、その結果を表3に示した。
【0095】<比較例4>実施例1において、チタニル
フタロシアニンして、製造例46で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にし
て、電子写真特性を評価し、その結果を表3に示した。
フタロシアニンして、製造例46で得た低結晶性チタニ
ルフタロシアニンを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様にし
て、電子写真特性を評価し、その結果を表3に示した。
【0096】
【表3】
【0097】<実施例31>実施例4において、ポリエ
ステル樹脂に代えて、ポリスチレン樹脂(大日本インキ
化学工業(株)製「エラスチレン200」)を用いた以外
は、実施例4と同様にして電子写真用感光体を作成し、
実施例1と同様にして電子写真特性を評価した結果、以
下のような特性を示した。 V0 : 340(V) V10/VO : 95.1(%) E1/2 : 5.78(erg/cm2) VR15 : 5(V)
ステル樹脂に代えて、ポリスチレン樹脂(大日本インキ
化学工業(株)製「エラスチレン200」)を用いた以外
は、実施例4と同様にして電子写真用感光体を作成し、
実施例1と同様にして電子写真特性を評価した結果、以
下のような特性を示した。 V0 : 340(V) V10/VO : 95.1(%) E1/2 : 5.78(erg/cm2) VR15 : 5(V)
【0098】<実施例32>実施例1において、ポリエ
ステル樹脂に代えて、フェノキシ樹脂(ユニオンカーバ
イド社製「PKHH」)を用いた以外は、実施例1と同
様にして電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様に
して電子写真特性を評価した結果、以下のような特性を
示した。 V0 : 312(V) V10/VO : 89.5(%) E1/2 : 5.17(erg/cm2) VR15 : 4(V)
ステル樹脂に代えて、フェノキシ樹脂(ユニオンカーバ
イド社製「PKHH」)を用いた以外は、実施例1と同
様にして電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様に
して電子写真特性を評価した結果、以下のような特性を
示した。 V0 : 312(V) V10/VO : 89.5(%) E1/2 : 5.17(erg/cm2) VR15 : 4(V)
【0099】<実施例33>実施例1において、ポリエ
ステル樹脂に代えて、エポキシ樹脂(油化シェル社製
「エピケート1007」)を用いた以外は、実施例1と
同様にして電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様
にして電子写真特性を評価した結果、以下のような特性
を示した。 V0 : 353(V) V10/VO : 94.8(%) E1/2 : 6.48(erg/cm2) VR15 : 6(V)
ステル樹脂に代えて、エポキシ樹脂(油化シェル社製
「エピケート1007」)を用いた以外は、実施例1と
同様にして電子写真用感光体を作成し、実施例1と同様
にして電子写真特性を評価した結果、以下のような特性
を示した。 V0 : 353(V) V10/VO : 94.8(%) E1/2 : 6.48(erg/cm2) VR15 : 6(V)
【0100】<実施例34>(積層型電子写真用感光体
の作成および評価) 100mlガラス製ポットに、製造例1で得た塩素含有
率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニン0.
4部、ポリビニルブチラール樹脂(積水化学社製「エス
レックBH−3」)0.4部、ジクロロメタン18部、
1,2−ジクロロエタン12部および直径2mmのガラ
スビーズ40部を仕込み、ペイントシェーカーにて2時
間振盪、分散し、電荷発生層塗布液を調製した。
の作成および評価) 100mlガラス製ポットに、製造例1で得た塩素含有
率0.1%以下の低結晶性チタニルフタロシアニン0.
4部、ポリビニルブチラール樹脂(積水化学社製「エス
レックBH−3」)0.4部、ジクロロメタン18部、
1,2−ジクロロエタン12部および直径2mmのガラ
スビーズ40部を仕込み、ペイントシェーカーにて2時
間振盪、分散し、電荷発生層塗布液を調製した。
【0101】一方、ポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化
学社製「ユーピロンZ−200」)10部および式
[1]
学社製「ユーピロンZ−200」)10部および式
[1]
【0102】
【化1】
【0103】(式中、Etはエチル基を表わす。)で表
わされる電荷輸送物質10部を、ジクロロメタン80部
およびクロロベンゼン20部よりなる混合溶剤に溶解
し、電荷輸送層塗布液を調製した。
わされる電荷輸送物質10部を、ジクロロメタン80部
およびクロロベンゼン20部よりなる混合溶剤に溶解
し、電荷輸送層塗布液を調製した。
【0104】アルミニウムを蒸着したポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に、バーコーターを用いて、電荷
発生層塗布液を乾燥後の膜厚が約0.5μmとなるよう
塗布し、乾燥させて電荷発生層を形成した。続いて、バ
ーコーターを用いて、電荷輸送層塗布液を乾燥後の膜厚
が約20μmとなるよう塗布し、乾燥させて電荷輸送層
を形成し、積層型電子写真用感光体を作成した。
フタレートフィルム上に、バーコーターを用いて、電荷
発生層塗布液を乾燥後の膜厚が約0.5μmとなるよう
塗布し、乾燥させて電荷発生層を形成した。続いて、バ
ーコーターを用いて、電荷輸送層塗布液を乾燥後の膜厚
が約20μmとなるよう塗布し、乾燥させて電荷輸送層
を形成し、積層型電子写真用感光体を作成した。
【0105】このようにして得た電子写真用感光体の電
子写真特性を、静電複写紙試験装置「EPA−810
0」(川口電機製作所製)を用いて測定した。試料サイ
ズは20mmφとした。帯電はコロナ放電電圧−7k
V、スタティックモード4で行ない、光源は水銀−キセ
ノンランプの光をモノクロメータを通して得た790n
mの光を用いた。5サイクル目の測定結果を表4に示し
た。表4において、 V0は初期電位(V)、V2/VOは
暗所2秒間の電荷保持率(%)、 E1/2は半減露光量
(erg/cm2)、VR5は5秒後の残留電位(V)を表わ
す。
子写真特性を、静電複写紙試験装置「EPA−810
0」(川口電機製作所製)を用いて測定した。試料サイ
ズは20mmφとした。帯電はコロナ放電電圧−7k
V、スタティックモード4で行ない、光源は水銀−キセ
ノンランプの光をモノクロメータを通して得た790n
mの光を用いた。5サイクル目の測定結果を表4に示し
た。表4において、 V0は初期電位(V)、V2/VOは
暗所2秒間の電荷保持率(%)、 E1/2は半減露光量
(erg/cm2)、VR5は5秒後の残留電位(V)を表わ
す。
【0106】<実施例35〜43>実施例34におい
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例4〜9およ
び製造例11〜13で得た低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様にし
て電子写真特性を評価し、その結果を表4にまとめて示
した。
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例4〜9およ
び製造例11〜13で得た低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様にし
て、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様にし
て電子写真特性を評価し、その結果を表4にまとめて示
した。
【0107】<比較例5>実施例34において、チタニ
ルフタロシアニンして、製造例20で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表4に示し
た。
ルフタロシアニンして、製造例20で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表4に示し
た。
【0108】
【表4】
【0109】<実施例44〜50>実施例34におい
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例27〜33
で得た塩素含有率1.35%の低結晶性チタニルフタロ
シアニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様に
して、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様に
して電子写真特性を評価し、その結果を表5にまとめて
示した。
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例27〜33
で得た塩素含有率1.35%の低結晶性チタニルフタロ
シアニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様に
して、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様に
して電子写真特性を評価し、その結果を表5にまとめて
示した。
【0110】<比較例6>実施例34において、チタニ
ルフタロシアニンして、製造例37で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表5に示し
た。
ルフタロシアニンして、製造例37で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表5に示し
た。
【0111】
【表5】
【0112】<実施例51〜54>実施例34におい
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例42〜45
で得た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロ
シアニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様に
して、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様に
して電子写真特性を評価し、その結果を表6にまとめて
示した。
て、チタニルフタロシアニンとして、製造例42〜45
で得た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロ
シアニンをそれぞれ用いた以外は、実施例34と同様に
して、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様に
して電子写真特性を評価し、その結果を表6にまとめて
示した。
【0113】<比較例7>実施例34において、チタニ
ルフタロシアニンして、製造例46で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表6に示し
た。
ルフタロシアニンして、製造例46で得た低結晶性チタ
ニルフタロシアニンを用いた以外は、実施例34と同様
にして、電子写真用感光体を作成し、実施例34と同様
にして電子写真特性を評価し、その結果を表6に示し
た。
【0114】
【表6】
【0115】<実施例55>実施例1において、チタニ
ルフタロシアニンとして、製造例21で得た塩素含有率
1.35%の低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた
以外は、実施例1と同様にして、電子写真用感光体を作
成した。
ルフタロシアニンとして、製造例21で得た塩素含有率
1.35%の低結晶性チタニルフタロシアニンを用いた
以外は、実施例1と同様にして、電子写真用感光体を作
成した。
【0116】このようにして得た電子写真用感光体を、
実施例1に記載した条件で帯電させたところ、暗減衰時
に急激な表面電位の低下が認められ、1秒後の電荷保持
率(V1/VO)は12.5%であった。この電子写真用
感光体を電気加熱炉に入れ、200℃で30分、加熱処
理した後、同様に電子写真特性を評価した結果、1秒後
の電荷保持率(V1/VO)が93.2%に変化し、熱エ
ネルギー照射により部分的に暗所での電荷保持性を増加
させ、静電潜像を形成できることが判明した。
実施例1に記載した条件で帯電させたところ、暗減衰時
に急激な表面電位の低下が認められ、1秒後の電荷保持
率(V1/VO)は12.5%であった。この電子写真用
感光体を電気加熱炉に入れ、200℃で30分、加熱処
理した後、同様に電子写真特性を評価した結果、1秒後
の電荷保持率(V1/VO)が93.2%に変化し、熱エ
ネルギー照射により部分的に暗所での電荷保持性を増加
させ、静電潜像を形成できることが判明した。
【0117】また、加熱後の電子写真用感光体は、以下
のような正常な電子写真特性を示した。 V0 : 278(V) V10/VO : 85.1(%) E1/2 : 4.87(erg/cm2) VR15 : 4(V)
のような正常な電子写真特性を示した。 V0 : 278(V) V10/VO : 85.1(%) E1/2 : 4.87(erg/cm2) VR15 : 4(V)
【0118】<実施例56〜62>実施例1において、
チタニルフタロシアニンとして、製造例22〜25およ
び製造例34〜36で得た塩素含有率1.35%の低結
晶性チタニルフタロシアニンをそれぞれ用いた以外は、
実施例1と同様にして、電子写真用感光体を作成した。
チタニルフタロシアニンとして、製造例22〜25およ
び製造例34〜36で得た塩素含有率1.35%の低結
晶性チタニルフタロシアニンをそれぞれ用いた以外は、
実施例1と同様にして、電子写真用感光体を作成した。
【0119】このようにして得た電子写真用感光体は、
実施例55に記載の電子写真用感光体と同様の挙動を示
した。加熱前および実施例55に記載の方法で加熱後の
1秒間の暗所電荷保持率V1/VOを測定し、その結果を
表7にまとめて示した。
実施例55に記載の電子写真用感光体と同様の挙動を示
した。加熱前および実施例55に記載の方法で加熱後の
1秒間の暗所電荷保持率V1/VOを測定し、その結果を
表7にまとめて示した。
【0120】
【表7】
【0121】<実施例63〜66>実施例1において、
チタニルフタロシアニンとして、製造例38〜41で得
た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、
電子写真用感光体を作成した。
チタニルフタロシアニンとして、製造例38〜41で得
た塩素含有率3.01%の低結晶性チタニルフタロシア
ニンをそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様にして、
電子写真用感光体を作成した。
【0122】このようにして得た電子写真用感光体は、
実施例55に記載の電子写真用感光体と同様の挙動を示
した。加熱前および実施例55に記載の方法で加熱後の
1秒間の暗所電荷保持率V1/VOを測定し、その結果を
表8にまとめて示した。
実施例55に記載の電子写真用感光体と同様の挙動を示
した。加熱前および実施例55に記載の方法で加熱後の
1秒間の暗所電荷保持率V1/VOを測定し、その結果を
表8にまとめて示した。
【0123】
【表8】
【0124】<実施例67>実施例1において、ポリエ
ステル樹脂に代えて、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マ
レイン酸共重合体(積水化学社製の「エスレックM」)
を用いた以外は、実施例1と同様にして、電子写真用感
光体を作成した。
ステル樹脂に代えて、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マ
レイン酸共重合体(積水化学社製の「エスレックM」)
を用いた以外は、実施例1と同様にして、電子写真用感
光体を作成した。
【0125】このようにして得た電子写真用感光体を、
実施例1に記載した条件で帯電させたところ、電荷受容
性が著しく低く、 帯電後の表面電位VOは47Vに過ぎ
なかった。この電子写真用感光体を電気加熱炉に入れ、
200℃で30分、加熱処理した後、同様に電子写真特
性を評価した結果、 VOが256Vに変化し、熱エネル
ギー照射により部分的に暗所での電荷受容性を増加さ
せ、静電潜像を形成できることが判明した。
実施例1に記載した条件で帯電させたところ、電荷受容
性が著しく低く、 帯電後の表面電位VOは47Vに過ぎ
なかった。この電子写真用感光体を電気加熱炉に入れ、
200℃で30分、加熱処理した後、同様に電子写真特
性を評価した結果、 VOが256Vに変化し、熱エネル
ギー照射により部分的に暗所での電荷受容性を増加さ
せ、静電潜像を形成できることが判明した。
【0126】また、加熱後の電子写真用感光体は絶縁体
化しており、光を照射しても表面電位はほとんど低下し
なかった。
化しており、光を照射しても表面電位はほとんど低下し
なかった。
【0127】
【発明の効果】本発明の光導電性低結晶性チタニルフタ
ロシアニンは、特に電荷発生物質として優れた性能を有
しており、これを電子写真用感光体用いた場合には、白
色光に対してのみならず、長波長の光、特に半導体レー
ザー光に対しても高い感度を有する電子写真用感光体を
製造することができる。
ロシアニンは、特に電荷発生物質として優れた性能を有
しており、これを電子写真用感光体用いた場合には、白
色光に対してのみならず、長波長の光、特に半導体レー
ザー光に対しても高い感度を有する電子写真用感光体を
製造することができる。
【図1】製造例4で得たチタニルフタロシアニンのX線
回折図である。
回折図である。
【図2】製造例20で得たチタニルフタロシアニンのX
線回折図である。
線回折図である。
【図3】製造例38で得たチタニルフタロシアニンのX
線回折図である。
線回折図である。
【図4】製造例39で得たチタニルフタロシアニンのX
線回折図である。
線回折図である。
【図5】製造例4で得たチタニルフタロシアニンの可視
−近赤外吸収スペクトルである。
−近赤外吸収スペクトルである。
【図6】製造例20で得たチタニルフタロシアニンの可
視−近赤外吸収スペクトルである。
視−近赤外吸収スペクトルである。
【図7】製造例38で得たチタニルフタロシアニンの可
視−近赤外吸収スペクトルである。
視−近赤外吸収スペクトルである。
【図8】製造例39で得たチタニルフタロシアニンの可
視−近赤外吸収スペクトルである。
視−近赤外吸収スペクトルである。
Claims (12)
- 【請求項1】 芳香族化合物を溶解させた硫酸にチタニ
ルフタロシアニンを溶解させた後、水で希釈することに
より析出する低結晶性チタニルフタロシアニン。 - 【請求項2】 芳香族化合物が、硫酸に可溶なものであ
る請求項1記載のチタニルフタロシアニン。 - 【請求項3】 硫酸に可溶な芳香族化合物が、ベンゼ
ン、ナフタレンおよびそれらの誘導体から成る群から選
ばれる芳香族化合物である請求項2記載のチタニルフタ
ロシアニン。 - 【請求項4】 ベンゼン誘導体又はナフタレン誘導体
が、少なくともアルキル基、ハロゲン原子、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、スルホン基、ニトロ基
および水酸基より成る群から選ばれる1以上の置換基を
有する置換誘導体である請求項3記載のチタニルフタロ
シアニン。 - 【請求項5】 芳香族化合物を溶解させた硫酸におい
て、芳香族化合物の占める割合が0.0005〜20重
量%の範囲にある請求項1〜4のいずれかに記載のチタ
ニルフタロシアニン。 - 【請求項6】 塩素含有量が6重量%以下である請求項
1〜5のいずれかに記載のチタニルフタロシアニン。 - 【請求項7】 塩素含有量が1〜3重量%の範囲にあ
り、かつ、芳香族化合物を溶解させた硫酸において、芳
香族化合物の占める割合が0.01〜20重量%の範囲
にある請求項1〜4のいずれかに記載のチタニルフタロ
シアニン。 - 【請求項8】 芳香族化合物を溶解させた硫酸におい
て、芳香族化合物の占める割合が0.01〜4重量%の
範囲にある請求項7記載のチタニルフタロシアニン。 - 【請求項9】 芳香族化合物を溶解させた硫酸におい
て、芳香族化合物の占める割合が5〜20重量%の範囲
にある請求項7記載のチタニルフタロシアニン。 - 【請求項10】 塩素含有量が0.2重量%以下であ
り、かつ、芳香族化合物を溶解させた硫酸において、芳
香族化合物の占める割合が0.0005〜15重量%の
範囲にある請求項1〜4のいずれかに記載のチタニルフ
タロシアニン。 - 【請求項11】 光導電性物質として請求項1〜10の
いずれか1つの項に記載のチタニルフタロシアニンを含
有する感光層を有すること特徴とする電子写真用感光
体。 - 【請求項12】 光導電性物質として請求項9に記載の
チタニルフタロシアニンを含有する感光層を有する電子
写真用感光体を用い、熱エネルギーにより静電潜像を形
成することを特徴とする電子写真方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30611294A JPH08157740A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | チタニルフタロシアニンおよびこれを用いる電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30611294A JPH08157740A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | チタニルフタロシアニンおよびこれを用いる電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157740A true JPH08157740A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17953193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30611294A Pending JPH08157740A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | チタニルフタロシアニンおよびこれを用いる電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08157740A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1788037A1 (en) * | 2005-11-16 | 2007-05-23 | Kyocera Mita Corporation | Titanylphthalocyanin crystal, method for preparing the same, and electrophotographic photoreceptor |
| JP2007161992A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-28 | Kyocera Mita Corp | チタニルフタロシアニン結晶、その製造方法、及び電子写真感光体 |
| CN100403170C (zh) * | 2000-05-23 | 2008-07-16 | 富士电机电子技术株式会社 | 电子照相光电导体和含该光电导体的电子照相装置 |
| JP2009037058A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Orient Chem Ind Ltd | α型チタニルフタロシアニンの製造方法およびα型チタニルフタロシアニンを用いる電子写真感光体 |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30611294A patent/JPH08157740A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100403170C (zh) * | 2000-05-23 | 2008-07-16 | 富士电机电子技术株式会社 | 电子照相光电导体和含该光电导体的电子照相装置 |
| EP1788037A1 (en) * | 2005-11-16 | 2007-05-23 | Kyocera Mita Corporation | Titanylphthalocyanin crystal, method for preparing the same, and electrophotographic photoreceptor |
| JP2007161992A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-28 | Kyocera Mita Corp | チタニルフタロシアニン結晶、その製造方法、及び電子写真感光体 |
| JP2012246487A (ja) * | 2005-11-16 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | チタニルフタロシアニン結晶、及び電子写真感光体 |
| JP2009037058A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Orient Chem Ind Ltd | α型チタニルフタロシアニンの製造方法およびα型チタニルフタロシアニンを用いる電子写真感光体 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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