JPH08158414A - 全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置 - Google Patents

全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置

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JPH08158414A
JPH08158414A JP30623494A JP30623494A JPH08158414A JP H08158414 A JPH08158414 A JP H08158414A JP 30623494 A JP30623494 A JP 30623494A JP 30623494 A JP30623494 A JP 30623494A JP H08158414 A JPH08158414 A JP H08158414A
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JP
Japan
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traveling
solenoid valve
construction machine
running
solenoid
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Application number
JP30623494A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
浩之 塚本
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全旋回式建設機械の下部走行体に対する上部
旋回体の旋回位置を検出し、走行レバーの操作方向と下
部走行体の進行方向とを一致させて走行誤操作を防止す
る。 【構成】 ロータリジョイント20にリミットスイッチ
27,28を使用した旋回位置検出装置を設ける。方向
制御弁32,33のスプールを移動させるパイロット油
路40a,40b及び41a,41bの途中に電磁弁4
4を介装する。旋回位置検出装置により上部旋回体の旋
回位置が前後逆向きになったと判定された場合には、ソ
レノイド45をオンまたはオフして電磁弁44を切り替
えれば、方向制御弁32,33のスプールが反対位置へ
移動して走行モータ15,16への油の流入方向が前後
左右に入れ替わる。斯くして、下部走行体は逆方向に進
行し、走行レバー18,19の操作方向と下部走行体の
進行方向とが一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下部走行体に対して上部
旋回体が水平全方向へ旋回自在な全旋回式建設機械に関
するものであり、特に、上部旋回体の旋回位置によって
下部走行体の進行方向を切り替えるようにした全旋回式
建設機械の走行誤操作防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種全旋回式建設機械の走行誤操
作防止装置としては、実公平6−3888号公報記載の
ものが知られている。該公報記載の装置は、下部走行体
に対して上部旋回体が後向きになった場合に、左右の走
行モータへの油路を電磁弁により前後左右に入れ替え
て、走行レバーの操作方向と下部走行体の進行方向が一
致するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行誤操作防止
装置は、上部旋回体の旋回位置によって左右の走行モー
タへの油路を電磁弁により切り替えるが、下部走行体が
走行中に上部旋回体を旋回させた場合は、前記電磁弁が
自動的に作動して左右の走行モータへの油路が切り替わ
る。然るときには、左右の走行モータが突然逆回転して
下部走行体が逆方向へ進行することになり、オペレータ
の意に反した動作によって事故を起こす虞がある。
【0004】そこで、全旋回式建設機械の上部旋回体の
旋回位置が前後逆向きになった場合に、下部走行体の停
止時には左右の走行モータへの油の流入方向を前後左右
に入れ替えてオペレータの誤操作を防止するとともに、
下部走行体の走行時には旋回中に左右の走行モータが突
然逆回転しないようにするために解決すべき技術的課題
が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、左右のクローラを備
えた下部走行体に上部旋回体を水平全方向へ旋回自在に
載設し、夫々のクローラを前後方向へ独立して駆動する
左右の走行モータと、夫々の走行モータへの油路を正転
方向若しくは逆転方向へ切り替える左右の方向制御弁
と、夫々の方向制御弁のスプールを切り替える左右の走
行レバーとからなる油圧回路を備え、ロータリジョイン
トを介して前記油圧回路を接続した全旋回式建設機械に
於いて、前記ロータリジョイントに旋回位置検出装置を
設けて、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を判
定可能にし、前記左右の走行レバーのノブに夫々進行方
向の表示装置を設けるとともに、夫々の走行レバーの操
作を検出する圧力センサを設け、更に、前記油圧回路に
左右の走行モータへの油の流入方向を前後左右に入れ替
える電磁弁を介装した全旋回式建設機械の走行誤操作防
止装置、及び、前記旋回位置検出装置によって上部旋回
体の旋回位置が前後逆向きになったと判定したときに
は、前記電磁弁のソレノイドをオンまたはオフして電磁
弁を切り替えるようにした全旋回式建設機械の走行誤操
作防止装置、及び、前記旋回位置検出装置によって上部
旋回体の旋回位置が左向きまたは右向きになったと判定
したときには、前記左右の走行レバーのノブに設けられ
た進行方向の表示装置を点灯若しくは点滅させるように
した全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置、並びに、
前記電磁弁のソレノイドに保持回路を設け、圧力センサ
により走行レバーが操作中であることを検出したときに
は、前記旋回位置検出装置の判定結果に拘わらず、該保
持回路が作動して電磁弁のソレノイドがオンまたはオフ
の状態を保持するようにした全旋回式建設機械の走行誤
操作防止装置を提供するものである。
【0006】
【作用】上部旋回体が旋回したときには、ロータリジョ
イントに設けられた旋回位置検出装置により、下部走行
体に対する上部旋回体の旋回位置が判定され、上部旋回
体の旋回位置が前後逆向きになったときには、電磁弁の
ソレノイドがオンとなって左右の走行モータへの油の流
入方向が前後左右に入れ替わる。従って、例えば上部旋
回体が後向き領域にある場合に走行レバーを前進側へ操
作すれば、下部走行体が後進方向へ移動することにな
り、走行レバーの操作方向と下部走行体の進行方向が一
致する。
【0007】また、下部走行体が走行中である場合は圧
力センサにより走行レバーが操作中であることが検出さ
れ、然るときには、前記旋回位置検出装置の判定に拘わ
らず、保持回路が作動して電磁弁のソレノイドがオンま
たはオフの状態を保持する。従って、下部走行体が走行
継続中であるときには左右の走行モータが逆転すること
はない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は全旋回式建設機械の一例として油圧ショベ
ル11を示したものであり、左右のクローラを備えた下
部走行体12にボールレース13を介して上部旋回体1
4を水平全方向へ旋回自在に載設してある。下部走行体
12の左右後部には左右の走行モータ15及び16が搭
載されており、キャビン17に設けた2本の走行レバー
18及び19により油圧回路を制御して、左右の走行モ
ータ15及び16を夫々独立して駆動する。また、ボー
ルレース13の中心部にロータリジョイント20を設
け、該ロータリジョイント20を介して下部走行体12
の油圧回路と上部旋回体14の油圧回路を接続する。
【0009】ここで、下部走行体12の前進方向Fに対
しての範囲を前向き領域、の範囲を後向き領域、
の範囲を左向き領域、の範囲を右向き領域と設定す
る。そして、前記ロータリジョイント20に後述する旋
回位置検出装置を設け、該旋回位置検出装置の検出値に
基づいて、上部旋回体14のブームの中心線Cがどの領
域に位置しているかを制御回路21にて判定する。
【0010】図2乃至図5に従って旋回位置検出装置2
2について説明する。図2及び図3に示すように、前記
ロータリジョイント20は下部走行体12に固設された
ハウジング23と、回り止め(図示せず)により上部旋
回体14と同時に回転するロータ24とからなり、ハウ
ジング23の上部にはロータ24を囲繞するように中空
円筒状のカム25を固設してある。該カム25は上下2
段に形成されており、該カム25の外径寸法は図4及び
図5に示すように、前向き領域に於いては上段と下段
の双方が小径であり、後向き領域に於いては上段と下
段の双方が大径となっている。また、左向き領域に於
いては該カム25の上段が大径で下段を小径にし、右向
き領域に於いては上段が小径で下段を大径にしてあ
る。
【0011】一方、図2及び図3に示したように、上部
旋回体14にブラケット26を介して2個のリミットス
イッチ27及び28が固設され、一方のリミットスイッ
チ27のアームは前記カム25の上段側面に当接し、他
方のリミットスイッチ28のアームはカム25の下段側
面に当接している。そして、各リミットスイッチ27及
び28は前記カム25の大径位置に接触しているときは
アームが押圧されてオンとなり、カム25の小径位置に
接触しているときはアームの押圧が解除されてオフにな
るように設定されている。
【0012】而して、下部走行体12に対して上部旋回
体14が前向き領域にあるときは、上下のリミットス
イッチ27及び28のアームは双方ともカム25の小径
位置に接触しているので、リミットスイッチ27及び2
8はともにオフとなる。ここで、下部走行体12に対し
て上部旋回体14が左向き領域に入ると、下のリミッ
トスイッチ28はオフのままであるが上のリミットスイ
ッチ27がオンに切り替わる。
【0013】更に、下部走行体12に対して上部旋回体
14が後向き領域に入ると、下のリミットスイッチ2
8もオンに切り替わり、リミットスイッチ27及び28
はともにオンとなる。そして、下部走行体12に対して
上部旋回体14が右向き領域に入ると、下のリミット
スイッチ28はオンのままであるが上のリミットスイッ
チ27がオフに切り替わる。
【0014】
【表1】
【0015】斯くして、表1に示すように、上下2個の
リミットスイッチ27及び28の相互のスイッチング状
態により、制御回路21にて上部旋回体14の旋回位置
がどの領域にあるかを判定する。尚、本実施例では旋回
位置検出装置22にリミットスイッチ27及び28を使
用しているが、特にこれに限定されるものではなく、例
えば近接スイッチや光センサ等他の検出手段であっても
よい。
【0016】また、図6に示すように、前記キャビン1
7に設けた左右の走行レバー18及び19のノブ18a
及び19aの表面には、夫々左の表示装置29と右の表
示装置30が設けられている。左の表示装置29は、ノ
ブ18aの前部側に左向きの発光部29aを装着し、ノ
ブ18aの後部側に右向きの発光部29bを装着してあ
る。一方、右の表示装置30はノブ19aの前部側に右
向きの発光部30aを装着し、ノブ19aの後部側に左
向きの発光部30bを装着してある。各表示部29a,
29b及び30a,30bは夫々LEDやランプ、ネオ
ン管等を使用し、後述するように該表示部29a,29
bまたは30a,30bが点灯若しくは点滅することに
よって、オペレータに下部走行体の進行方向を認識させ
るものである。
【0017】図7は油圧回路を示し、メインポンプ31
から吐出された作動油は左右の方向制御弁32及び33
によって方向制御され、ロータリジョイント20を経て
左走行モータ15への油路34aまたは34b、並びに
右走行モータ16への油路35aまたは35bへ導出さ
れる。左右の油路34a,34b並びに35a,35b
の途中にはカウンタバランス弁36及び37が介装され
ている。
【0018】前記左右の走行レバー18及び19は夫々
パイロット弁38及び39に接続され、左右のパイロッ
ト油路40a,40b及び41a,41bは前記方向制
御弁32及び33の各パイロットポート42a,42b
及び43a,43bに接続されている。左右のパイロッ
ト油路42a,42b及び43a,43bの途中には電
磁弁44を介装してあり、該電磁弁44はソレノイド4
5がオフのときは図示したようにスプールが44aの位
置にあり、左のパイロット油路40a,40bが夫々左
の方向制御弁32のパイロットポート42a,42bに
接続されるとともに、右のパイロット油路41a,41
bが夫々右の方向制御弁33のパイロットポート43
a,43bに接続される。
【0019】これに対して、ソレノイド45がオンのと
きは図8に示すようにスプールが44bの位置へ移動
し、左のパイロット油路40a,40bが夫々右の方向
制御弁33のパイロットポート43b,43aに接続さ
れるとともに、右のパイロット油路41a,41bが夫
々左の方向制御弁32のパイロットポート42b,42
aに接続される。従って、走行レバー18及び19の操
作に対して左右の方向制御弁32及び33のスプールが
図7とは逆方向に移動し、左右の走行モータ15及び1
6への油の流れが前後左右に入れ替わることになる。ま
た、電磁弁44が何れの位置にあっても、左右の走行レ
バー18または19を操作したときには、シャトル弁4
6,47及び48を経て圧力センサ49へパイロット油
が導出され、該圧力センサ49がオンとなって走行レバ
ー18または19が操作されたことを検出する。
【0020】図9は制御回路21を含む電気回路を示
し、下部走行体12に対して上部旋回体14の旋回位置
が前向き領域にあるときは、表1に示したようにリミ
ットスイッチ27及び28が双方ともオフであるためリ
レー50及び51は励磁されず、ソレノイド45がオフ
となって電磁弁44は図7に示した状態となる。この状
態で左右の走行レバー18及び19を前進側へ操作すれ
ばパイロット油路40a及び41aへパイロット油が導
出され、左右の方向制御弁32及び33のスプールが前
進位置32a及び33aに切り替わって左右の走行モー
タ15及び16が正転し、下部走行体12が前進方向へ
走行する。
【0021】次に、下部走行体12を前進させながら上
部旋回体14を右旋回し、下部走行体12の走行を継続
しながら上部旋回体14を後向き領域で旋回停止す
る。然るときは、表1に示したようにリミットスイッチ
27及び28が双方ともオンであるため、図10に示す
ように、双方のリミットスイッチのB接点27b及び2
8bが開いて双方のA接点27a及び28aが閉じる。
然し、走行レバー18及び19の操作を検出して前記圧
力スイッチ49がオン状態であり、圧力スイッチのB接
点49bが開状態であるためリレー50は励磁されな
い。このため、リレー50のA接点50aが開放状態を
保持してリレー51は励磁されず、該リレー51のA接
点51aも開放状態を保持するのでソレノイド45はオ
フ状態のままとなる。
【0022】斯くして、前記電磁弁44は図7に示した
位置を保持し、左右の方向制御弁32及び33が切り替
わることはない。従って、上部旋回体14が前向き領域
から後向き領域まで旋回した後も、左右の走行モー
タ15及び16が正転し続けて下部走行体12は前進方
向への走行を継続することになる。
【0023】ここで、走行レバー18及び19を中立位
置へ戻して下部走行体12の走行を停止すれば、図11
に示すように前記圧力スイッチ49がオフとなり、同図
の実線で示すように、圧力スイッチのB接点49bが閉
じ、リレー50が励磁される。依って、リレー50のA
接点50aが閉となる。この状態から走行レバー18及
び19を再度前進側へ操作した場合は、前記圧力スイッ
チ49がオンとなり、同図の二点鎖線で示すように圧力
スイッチのA接点49aが閉となる。前述したように、
リレー50のA接点50aは閉止しているので、リレー
51が励磁されて該リレー51のA接点51aが閉とな
り、自己保持回路によって閉止状態を保持し、ソレノイ
ド45がオンとなる。
【0024】斯くして、図8に示したように、電磁弁4
4のスプールが44bの位置に切り替わる。従って、左
右の走行レバー18及び19の操作はそのままの状態で
あるが、左右の方向制御弁32及び33のスプールが前
進位置32a及び33aから後進位置32b及び33b
へ切り替わり、走行モータ15及び16への油の流入方
向が前後左右に入れ替わり、左右の走行モータ15及び
16が逆転する。即ち、下部走行体12に対して上部旋
回体14が後向き領域の状態で、下部走行体12が後
進方向へ走行を開始することになり、走行レバー18及
び19の操作方向と下部走行体12の進行方向が一致す
る。
【0025】斯かる状態にて下部走行体12の走行を継
続しているときは、上部旋回体14を他の領域へ旋回し
てリミットスイッチ27及び28のA接点27a及び2
8aの何れか一方または双方が開いた場合でも、前述し
た自己保持回路によってリレー51のA接点51aが閉
止状態を保持するのでソレノイド45はオン状態のまま
となる。従って、電磁弁44は図8に示した位置を保持
し、左右の方向制御弁32及び33が切り替わることは
なく、下部走行体12は後進方向へ走行を継続する。
【0026】そして、走行レバー18及び19を中立位
置に戻せば前記圧力スイッチ49がオフとなって圧力ス
イッチのA接点49aが開き、リレー51のA接点51
aが開放されてソレノイド45は再びオフとなる。
【0027】このように、下部走行体12が走行中に上
部旋回体14を旋回させて、下部走行体12に対して上
部旋回体14が前後逆向きになった場合であっても、左
右の走行モータ15及び16が突然逆転して下部走行体
12が逆方向へ進行することがなくなり、走行と旋回の
複合操作を安心して行うことができる。そして、下部走
行体12の走行を停止した後には電磁弁44によって油
路が切り替わり、走行レバー18及び19の操作方向と
下部走行体12の進行方向とが一致して、オペレータの
走行誤操作を未然に防止できる。
【0028】ここで、下部走行体12に対して上部旋回
体14が左向き領域に位置している場合は、表1に示
したようにリミットスイッチ27がオンでリミットスイ
ッチ28がオフとなり、図12に示すように、リミット
スイッチ27のA接点27a及びリミットスイッチ28
のB接点28bが閉じて発光部30a,30bに通電さ
れる。従って、図6に示した右の走行レバーのノブ19
aに設けられた表示装置30が点灯若しくは点滅し、左
右の走行レバー18及び19を前方へ操作したときは下
部走行体12がオペレータの右方向へ進行し、走行レバ
ー18及び19を後方へ操作したときは下部走行体12
がオペレータの左方向へ進行することを視認できる。
【0029】一方、下部走行体12に対して上部旋回体
14が右向き領域に位置している場合は、表1に示し
たようにリミットスイッチ27がオフでリミットスイッ
チ28がオンとなり、図13に示すように、リミットス
イッチ27のB接点27b及びリミットスイッチ27の
A接点28aが閉じて発光部29a,29bに通電され
る。従って、図6に示した左の走行レバーのノブ18a
に設けられた表示装置29が点灯若しくは点滅し、左右
の走行レバー18及び19を前方へ操作したときは下部
走行体12がオペレータの左方向へ進行し、走行レバー
18及び19を後方へ操作したときは下部走行体12が
オペレータの右方向へ進行することを視認できる。
【0030】斯くして、下部走行体12の向きが確認し
にくい左向き領域及び右向き領域に於いて、走行レ
バー18及び19の操作方向に対する下部走行体12の
進行方向が表示装置29及び30にて明確となり、オペ
レータはその都度走行モータ15及び16の位置を確認
することなく走行操作が可能となる。
【0031】尚、本実施例に於いては、制御回路21に
リレー50及び51を使用して電磁弁44のソレノイド
45を制御しているが、マイクロコンピュータにて制御
部を構成し、同等のプログラムを実行させて電磁弁44
のソレノイド45を制御してもよい。
【0032】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、旋回位置検出装置によって上部旋回体の旋回位置が
前後逆向きになったと判定したときには、走行モータへ
の油の流入方向が前後左右に入れ替わるので、走行レバ
ーの操作方向と下部走行体の進行方向が一致し、オペレ
ータの操作に異和感が発生することがない。油路の切り
替えは下部走行体の走行停止時に行われるため、旋回と
走行の複合操作中に下部走行体が突然逆方向へ進行する
ことがなく、安全性も確保できる。
【0034】また、下部走行体に対して上部旋回体が左
向き或いは右向きに位置しているときには、走行レバー
のノブに設けられた表示装置が点灯若しくは点滅して進
行方向を告知するので、オペレータは左右の走行モータ
の位置を確認することなく下部走行体の進行方向を確認
でき、安心して走行レバーを操作できる。
【0035】斯くして、全旋回式建設機械の走行誤操作
を防止することができるとともに、操作性及び安全性の
向上にも寄与できる等、正に諸種の効果を奏する発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、油圧ショベルの平面
図。
【図2】旋回位置検出装置の平面図。
【図3】旋回位置検出装置の一部断面正面図。
【図4】図3に於けるカムのA−A線端面図。
【図5】図3に於けるカムのB−B線端面図。
【図6】走行レバーを背面側からみた要部斜視図。
【図7】電磁弁のソレノイドがオフ状態の油圧回路図。
【図8】電磁弁のソレノイドがオン状態の油圧回路図。
【図9】制御回路の作動状態を示す図。
【図10】制御回路の作動状態を示す図。
【図11】制御回路の作動状態を示す図。
【図12】制御回路の作動状態を示す図。
【図13】制御回路の作動状態を示す図。
【符号の説明】
11 油圧ショベル 12 下部走行体 14 上部旋回体 15,16 走行モータ 18,19 走行レバー 18a,19a ノブ 20 ロータリジョイント 21 制御回路 22 旋回位置検出装置 29,30 表示装置 32,33 方向制御弁 34a,34b,35a,35b 油路 38,39 パイロット弁 40a,40b,41a,41b パイロット油路 44 電磁弁 45 ソレノイド 49 圧力センサ 50,51 リレー 前向き領域 後向き領域 左向き領域 右向き領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のクローラを備えた下部走行体に上
    部旋回体を水平全方向へ旋回自在に載設し、夫々のクロ
    ーラを前後方向へ独立して駆動する左右の走行モータ
    と、夫々の走行モータへの油路を正転方向若しくは逆転
    方向へ切り替える左右の方向制御弁と、夫々の方向制御
    弁のスプールを切り替える左右の走行レバーとからなる
    油圧回路を備え、ロータリジョイントを介して前記油圧
    回路を接続した全旋回式建設機械に於いて、前記ロータ
    リジョイントに旋回位置検出装置を設けて、下部走行体
    に対する上部旋回体の旋回位置を判定可能にし、前記左
    右の走行レバーのノブに夫々進行方向の表示装置を設け
    るとともに、夫々の走行レバーの操作を検出する圧力セ
    ンサを設け、更に、前記油圧回路に左右の走行モータへ
    の油の流入方向を前後左右に入れ替える電磁弁を介装し
    たことを特徴とする全旋回式建設機械の走行誤操作防止
    装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回位置検出装置によって上部旋回
    体の旋回位置が前後逆向きになったと判定したときに
    は、前記電磁弁のソレノイドをオンまたはオフして電磁
    弁を切り替えるようにした請求項1記載の全旋回式建設
    機械の走行誤操作防止装置。
  3. 【請求項3】 前記旋回位置検出装置によって上部旋回
    体の旋回位置が左向きまたは右向きになったと判定した
    ときには、前記左右の走行レバーのノブに設けられた進
    行方向の表示装置を点灯若しくは点滅させるようにした
    請求項1記載の全旋回式建設機械の走行誤操作防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電磁弁のソレノイドに保持回路を設
    け、圧力センサにより走行レバーが操作中であることを
    検出したときには、前記旋回位置検出装置の判定結果に
    拘わらず、該保持回路が作動して電磁弁のソレノイドが
    オンまたはオフの状態を保持するようにした請求項2記
    載の全旋回式建設機械の走行誤操作防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101228505B1 (ko) * 2005-03-02 2013-01-31 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설중장비의 주행방향 자동변경장치
WO2014115908A1 (ko) * 2013-01-24 2014-07-31 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설기계의 주행 제어장치
CN114809180A (zh) * 2022-06-07 2022-07-29 力士德工程机械股份有限公司 挖掘机回转限位装置及具有该装置的挖掘机

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