JPH0815851A - ハーフトーン方式位相シフトマスク及びレジスト露光方法 - Google Patents
ハーフトーン方式位相シフトマスク及びレジスト露光方法Info
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- JPH0815851A JPH0815851A JP16607894A JP16607894A JPH0815851A JP H0815851 A JPH0815851 A JP H0815851A JP 16607894 A JP16607894 A JP 16607894A JP 16607894 A JP16607894 A JP 16607894A JP H0815851 A JPH0815851 A JP H0815851A
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Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】サブピークの発生を抑制することができ、しか
も高い位相シフト効果を有するハーフトーン方式位相シ
フトマスクを提供することにある。また、本発明の目的
は、かかるハーフトーン方式位相シフトマスクを用いた
レジスト露光方法を提供する。 【構成】ハーフトーン方式位相シフトマスクは、光透過
領域と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する光と
半遮光領域を通過する光の位相差が180度ではないこ
とを特徴とする。光の位相差は100度乃至130度で
あることが望ましい。レジスト露光方法は、光透過領域
と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する光と半遮
光領域を通過する光の位相差が180度ではないハーフ
トーン方式位相シフトマスクを用いて、基板上に形成さ
れたレジスト材料を露光する。
も高い位相シフト効果を有するハーフトーン方式位相シ
フトマスクを提供することにある。また、本発明の目的
は、かかるハーフトーン方式位相シフトマスクを用いた
レジスト露光方法を提供する。 【構成】ハーフトーン方式位相シフトマスクは、光透過
領域と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する光と
半遮光領域を通過する光の位相差が180度ではないこ
とを特徴とする。光の位相差は100度乃至130度で
あることが望ましい。レジスト露光方法は、光透過領域
と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する光と半遮
光領域を通過する光の位相差が180度ではないハーフ
トーン方式位相シフトマスクを用いて、基板上に形成さ
れたレジスト材料を露光する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体装置の製
造における各種パターン形成技術等に用いられるハーフ
トーン方式位相シフトマスク、及びかかるハーフトーン
方式位相シフトマスクを用いたレジスト露光方法に関す
る。
造における各種パターン形成技術等に用いられるハーフ
トーン方式位相シフトマスク、及びかかるハーフトーン
方式位相シフトマスクを用いたレジスト露光方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造におけるパターン転写
工程、所謂リソグラフィ工程で使用されるフォトマスク
は、フォトマスク上のパターン形状をウエハ上に形成さ
れたレジスト材料に転写するために用いられる。半導体
装置等におけるパターン加工の寸法は年々微細化してい
る。そして、遮光領域と光透過領域とから構成された従
来型のフォトマスクでは、リソグラフィ工程で使用する
露光装置の露光光の波長程度の解像度を得ることができ
ず、半導体装置等の製造において要求される解像度を得
ることが困難になりつつある。そこで、近年、このよう
な従来型のフォトマスクに替わって、光の位相を異なら
せる位相シフト領域を具備した、所謂位相シフトマスク
が用いられるようになってきている。位相シフトマスク
を用いることによって、従来型のフォトマスクでは形成
不可能な微細パターンの形成が可能とされている。
工程、所謂リソグラフィ工程で使用されるフォトマスク
は、フォトマスク上のパターン形状をウエハ上に形成さ
れたレジスト材料に転写するために用いられる。半導体
装置等におけるパターン加工の寸法は年々微細化してい
る。そして、遮光領域と光透過領域とから構成された従
来型のフォトマスクでは、リソグラフィ工程で使用する
露光装置の露光光の波長程度の解像度を得ることができ
ず、半導体装置等の製造において要求される解像度を得
ることが困難になりつつある。そこで、近年、このよう
な従来型のフォトマスクに替わって、光の位相を異なら
せる位相シフト領域を具備した、所謂位相シフトマスク
が用いられるようになってきている。位相シフトマスク
を用いることによって、従来型のフォトマスクでは形成
不可能な微細パターンの形成が可能とされている。
【0003】従来の位相シフトマスクは、光透過領域、
光を遮光する遮光領域、及び光透過領域を通過する光の
位相と異なる位相の光を透過させる光透過物質から成る
位相シフト領域から構成されている。典型的な従来のエ
ッジ強調型位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図
10の(A)、(B)及び(C)に示す。図中、10は
基板、112は光透過領域、116は遮光領域、118
は位相シフト領域、122は光透過物質層、124は遮
光層である。光透過物質層122を設けることによっ
て、光透過領域112を通過した光の位相と、位相シフ
ト領域118を通過した光の位相を、例えば180度相
違させることができる。
光を遮光する遮光領域、及び光透過領域を通過する光の
位相と異なる位相の光を透過させる光透過物質から成る
位相シフト領域から構成されている。典型的な従来のエ
ッジ強調型位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図
10の(A)、(B)及び(C)に示す。図中、10は
基板、112は光透過領域、116は遮光領域、118
は位相シフト領域、122は光透過物質層、124は遮
光層である。光透過物質層122を設けることによっ
て、光透過領域112を通過した光の位相と、位相シフ
ト領域118を通過した光の位相を、例えば180度相
違させることができる。
【0004】従来の位相シフトマスクにおいては、位相
シフト領域の形状あるいは位置を精確に制御しないと微
細なパターンの形成ができない。また、パターン形状に
よっては、位相シフト領域が、本来光の干渉を受けては
ならない他の光透過領域にまで光の干渉を生じさせる場
合がある。このような場合には、位相シフト領域を形成
することができない。
シフト領域の形状あるいは位置を精確に制御しないと微
細なパターンの形成ができない。また、パターン形状に
よっては、位相シフト領域が、本来光の干渉を受けては
ならない他の光透過領域にまで光の干渉を生じさせる場
合がある。このような場合には、位相シフト領域を形成
することができない。
【0005】このような従来の位相シフトマスクの問題
点を解決するための位相シフトマスクの一種に、半遮光
領域と光透過領域とから構成され、半遮光領域を通過し
た光の位相と光透過領域を通過した光の位相とが異なる
ハーフトーン方式位相シフトマスクがある。ハーフトー
ン方式位相シフトマスクにおいては、光透過領域を除く
全面に半遮光領域が形成されている。ハーフトーン方式
位相シフトマスクは、上述の従来の位相シフトマスクの
問題点を解決できる。しかも、位相シフトマスクにおい
て要求される光透過物質層の形成及び遮光領域の形成と
いった2回の形成工程の代わりに、半遮光領域の形成と
いう1回の形成工程で済むために、ハーフトーン方式位
相シフトマスクの作製は容易であり、しかも、マスク作
製時に欠陥が生成される度合も低いという利点を有す
る。
点を解決するための位相シフトマスクの一種に、半遮光
領域と光透過領域とから構成され、半遮光領域を通過し
た光の位相と光透過領域を通過した光の位相とが異なる
ハーフトーン方式位相シフトマスクがある。ハーフトー
ン方式位相シフトマスクにおいては、光透過領域を除く
全面に半遮光領域が形成されている。ハーフトーン方式
位相シフトマスクは、上述の従来の位相シフトマスクの
問題点を解決できる。しかも、位相シフトマスクにおい
て要求される光透過物質層の形成及び遮光領域の形成と
いった2回の形成工程の代わりに、半遮光領域の形成と
いう1回の形成工程で済むために、ハーフトーン方式位
相シフトマスクの作製は容易であり、しかも、マスク作
製時に欠陥が生成される度合も低いという利点を有す
る。
【0006】ハーフトーン方式位相シフトマスクの模式
的な一部切断図を図2の(A)、(B)及び(C)に示
す。図中、参照番号10は基板、12は光透過領域、1
4は半遮光領域である。半遮光領域14は、半遮光層2
0及び光透過物質層である位相シフト層22から構成さ
れている。位相シフト層22は、光透過領域12を通過
した光の位相と半遮光領域14を通過した光の位相を異
ならせるための光透過物質から成る。あるい又、図2の
(C)に示したハーフトーン方式位相シフトマスクは、
所謂基板掘り込み型である。基板10に凹部を形成する
ことによって、光透過領域12を通過した光の位相と半
遮光領域14を通過した光の位相を異ならせることがで
きる。
的な一部切断図を図2の(A)、(B)及び(C)に示
す。図中、参照番号10は基板、12は光透過領域、1
4は半遮光領域である。半遮光領域14は、半遮光層2
0及び光透過物質層である位相シフト層22から構成さ
れている。位相シフト層22は、光透過領域12を通過
した光の位相と半遮光領域14を通過した光の位相を異
ならせるための光透過物質から成る。あるい又、図2の
(C)に示したハーフトーン方式位相シフトマスクは、
所謂基板掘り込み型である。基板10に凹部を形成する
ことによって、光透過領域12を通過した光の位相と半
遮光領域14を通過した光の位相を異ならせることがで
きる。
【0007】ハーフトーン方式位相シフトマスクにおい
ては、半遮光領域14の振幅透過率は、0より大きく且
つレジスト材料を解像させない程度、例えば20〜45
%程度である。尚、光強度透過率で表現すると、4〜2
0%程度である。従来、半遮光領域14の光強度透過率
は、マスク全面において、一様な値に設定されている。
そして、ハーフトーン方式位相シフトマスクに設けられ
たパターン形状をウエハ上に形成されたレジスト材料に
転写するために、所定の光強度透過率及び位相を有する
半遮光領域14を通過した光と、位相が180度半遮光
領域とは異なる光透過領域12を通過した光の干渉を利
用する。
ては、半遮光領域14の振幅透過率は、0より大きく且
つレジスト材料を解像させない程度、例えば20〜45
%程度である。尚、光強度透過率で表現すると、4〜2
0%程度である。従来、半遮光領域14の光強度透過率
は、マスク全面において、一様な値に設定されている。
そして、ハーフトーン方式位相シフトマスクに設けられ
たパターン形状をウエハ上に形成されたレジスト材料に
転写するために、所定の光強度透過率及び位相を有する
半遮光領域14を通過した光と、位相が180度半遮光
領域とは異なる光透過領域12を通過した光の干渉を利
用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ハーフトーン方式位相
シフトマスクの設計においては、半遮光領域14の光強
度透過率が最も重要なパラメータの1つである。通常、
光強度透過率は半遮光層20の厚さで制御する。半遮光
領域14の光強度透過率を高くすれば、一層高い位相シ
フト効果を得ることができる。しかしながら、光強度透
過率を高くし過ぎれば、半遮光領域14の本来的な機能
の1つである光の部分的な遮断という機能を果たさなく
なり、レジストが全面的に露光してしまう。一方、レジ
ストが全面的に露光せずしかも出来る限り高い光強度透
過率を設定した場合、図11の(A)に示すように、ハ
ーフトーン方式位相シフトマスクを通過しそしてレジス
トに到達した露光光の光強度分布には、主ピークの他に
所謂サブピークが発生し、本来露光されるべきでないレ
ジストの部分まで露光されてしまう。一般に、コヒーレ
ンス度(σ)が高くなるほど、サブピークは大きくな
る。
シフトマスクの設計においては、半遮光領域14の光強
度透過率が最も重要なパラメータの1つである。通常、
光強度透過率は半遮光層20の厚さで制御する。半遮光
領域14の光強度透過率を高くすれば、一層高い位相シ
フト効果を得ることができる。しかしながら、光強度透
過率を高くし過ぎれば、半遮光領域14の本来的な機能
の1つである光の部分的な遮断という機能を果たさなく
なり、レジストが全面的に露光してしまう。一方、レジ
ストが全面的に露光せずしかも出来る限り高い光強度透
過率を設定した場合、図11の(A)に示すように、ハ
ーフトーン方式位相シフトマスクを通過しそしてレジス
トに到達した露光光の光強度分布には、主ピークの他に
所謂サブピークが発生し、本来露光されるべきでないレ
ジストの部分まで露光されてしまう。一般に、コヒーレ
ンス度(σ)が高くなるほど、サブピークは大きくな
る。
【0009】このようなサブピークが発生すると、図1
1の(B)に示すように、例えばポジ型のレジストにお
いて、露光・現像後のレジストにサブピークに起因した
凹部が形成される。尚、図11の(B)の模式的な断面
図においては、半導体基板50上に形成された絶縁層5
1の上に塗布されたレジスト52を露光・現像した状態
を示す。このようなレジストを用いて絶縁層51をエッ
チングして絶縁層51に開口部を形成する場合、エッチ
ング工程中にレジストの側壁が崩れ、その結果、ハーフ
トーン方式位相シフトマスクに形成されたパターンを正
確に絶縁層51に転写できない。即ち、例えば開口部の
径が、ハーフトーン方式位相シフトマスクに形成された
パターンに基づいた径よりも大きくなる。
1の(B)に示すように、例えばポジ型のレジストにお
いて、露光・現像後のレジストにサブピークに起因した
凹部が形成される。尚、図11の(B)の模式的な断面
図においては、半導体基板50上に形成された絶縁層5
1の上に塗布されたレジスト52を露光・現像した状態
を示す。このようなレジストを用いて絶縁層51をエッ
チングして絶縁層51に開口部を形成する場合、エッチ
ング工程中にレジストの側壁が崩れ、その結果、ハーフ
トーン方式位相シフトマスクに形成されたパターンを正
確に絶縁層51に転写できない。即ち、例えば開口部の
径が、ハーフトーン方式位相シフトマスクに形成された
パターンに基づいた径よりも大きくなる。
【0010】半遮光領域14の光強度透過率を低下させ
れば、サブピークの発生を抑制することができる。しか
しながら、これでは、光透過領域と遮光領域から構成さ
れた通常のマスクと等価になってしまい、微細パターン
の形成に適さなくなる。
れば、サブピークの発生を抑制することができる。しか
しながら、これでは、光透過領域と遮光領域から構成さ
れた通常のマスクと等価になってしまい、微細パターン
の形成に適さなくなる。
【0011】従って、本発明の目的は、サブピークの発
生を抑制することができ、しかも高い位相シフト効果を
有するハーフトーン方式位相シフトマスクを提供するこ
とにある。また、本発明の目的は、かかるハーフトーン
方式位相シフトマスクを用いたレジスト露光方法を提供
することにある。
生を抑制することができ、しかも高い位相シフト効果を
有するハーフトーン方式位相シフトマスクを提供するこ
とにある。また、本発明の目的は、かかるハーフトーン
方式位相シフトマスクを用いたレジスト露光方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のハーフトーン方式位相シフトマスクは、光
透過領域と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する
光と半遮光領域を通過する光の位相差が180度ではな
いことを特徴とする。
めの本発明のハーフトーン方式位相シフトマスクは、光
透過領域と半遮光領域から成り、光透過領域を通過する
光と半遮光領域を通過する光の位相差が180度ではな
いことを特徴とする。
【0013】本発明のハーフトーン方式位相シフトマス
クにおいては、光透過領域を通過する光と半遮光領域を
通過する光の位相差が100度乃至130度であること
が望ましい。
クにおいては、光透過領域を通過する光と半遮光領域を
通過する光の位相差が100度乃至130度であること
が望ましい。
【0014】上記の目的を達成するための本発明のレジ
スト露光方法は、光透過領域と半遮光領域から成り、光
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差が180度ではないハーフトーン方式位相シフトマス
クを用いて、基板上に形成されたレジスト材料を露光す
ることを特徴とする。
スト露光方法は、光透過領域と半遮光領域から成り、光
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差が180度ではないハーフトーン方式位相シフトマス
クを用いて、基板上に形成されたレジスト材料を露光す
ることを特徴とする。
【0015】本発明のレジスト露光方法においては、光
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差が100度乃至130度であるハーフトーン方式位相
シフトマスクを用いて、基板上に形成されたレジスト材
料を露光することが好ましい。
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差が100度乃至130度であるハーフトーン方式位相
シフトマスクを用いて、基板上に形成されたレジスト材
料を露光することが好ましい。
【0016】
【作用】ハーフトーン方式位相シフトマスクにおける光
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差を変化させたときのレジスト上での光強度分布のシミ
ュレーションを以下の条件にて行った。 露光光 : 248nm(KrFエ
キシマレーザ) 開口数(NA) : 0.42 コヒーレンス度(σ) : 0.5 フォーカスオフセット値 : 0〜2.25μm 位相差 : 100〜180度 半遮光領域の光強度透過率 : 10% パターンサイズ(ホール径): 0.32μm
透過領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相
差を変化させたときのレジスト上での光強度分布のシミ
ュレーションを以下の条件にて行った。 露光光 : 248nm(KrFエ
キシマレーザ) 開口数(NA) : 0.42 コヒーレンス度(σ) : 0.5 フォーカスオフセット値 : 0〜2.25μm 位相差 : 100〜180度 半遮光領域の光強度透過率 : 10% パターンサイズ(ホール径): 0.32μm
【0017】ここで、フォーカスオフセット値を、以下
のように定義する。即ち、位相シフトマスクやハーフト
ーン方式位相シフトマスクではない、光透過領域と遮光
領域から構成された通常のマスクを用いて、縮小投影光
学系においてかかるマスクに形成されたパターンをレジ
ストに転写したとき、レジストに最もシャープな像が得
られるときの焦点距離をフォーカスオフセット値=0μ
mとする。また、この位置からレジストが形成された例
えばウエハをハーフトーン方式位相シフトマスクに近づ
ける方向に移動させる場合、フォーカスオフセット値は
「+」の値であるとする。逆に、ウエハをハーフトーン
方式位相シフトマスクから離れる方向に移動させる場
合、フォーカスオフセット値は「−」の値であるとす
る。シミュレーションにおける位相差は、半遮光領域を
通過する光の位相を0度とし、光透過領域を通過する光
の位相を100〜180度変化させた。パターンサイズ
は露光時のサイズ(即ち、ウエハ上での値)であり、1
/5倍の縮小投影系光学系を用いる場合には、ハーフト
ーン方式位相シフトマスク上でのパターンサイズは1.
6μmとなる。
のように定義する。即ち、位相シフトマスクやハーフト
ーン方式位相シフトマスクではない、光透過領域と遮光
領域から構成された通常のマスクを用いて、縮小投影光
学系においてかかるマスクに形成されたパターンをレジ
ストに転写したとき、レジストに最もシャープな像が得
られるときの焦点距離をフォーカスオフセット値=0μ
mとする。また、この位置からレジストが形成された例
えばウエハをハーフトーン方式位相シフトマスクに近づ
ける方向に移動させる場合、フォーカスオフセット値は
「+」の値であるとする。逆に、ウエハをハーフトーン
方式位相シフトマスクから離れる方向に移動させる場
合、フォーカスオフセット値は「−」の値であるとす
る。シミュレーションにおける位相差は、半遮光領域を
通過する光の位相を0度とし、光透過領域を通過する光
の位相を100〜180度変化させた。パターンサイズ
は露光時のサイズ(即ち、ウエハ上での値)であり、1
/5倍の縮小投影系光学系を用いる場合には、ハーフト
ーン方式位相シフトマスク上でのパターンサイズは1.
6μmとなる。
【0018】従来、ハーフトーン方式位相シフトマスク
においては光透過領域を通過する光と半遮光領域を通過
する光の位相差は180度が最適であると信じられてい
た。また、フォーカスオフセット値が0μmの場合、最
もコントラストが高くシャープな像が得られると信じら
れていた。ところが、図1に示すように、シミュレーシ
ョン結果を見ると必ずしもそうでないことが明らかであ
る。位相差が110度、フォーカスオフセット値が+
0.8μmの場合、光強度分布における主ピークの光強
度が最も高く、しかもサブピークは完全に消滅してい
る。尚、位相差が−110度、フォーカスオフセット値
が−0.8μmの場合も同様である。
においては光透過領域を通過する光と半遮光領域を通過
する光の位相差は180度が最適であると信じられてい
た。また、フォーカスオフセット値が0μmの場合、最
もコントラストが高くシャープな像が得られると信じら
れていた。ところが、図1に示すように、シミュレーシ
ョン結果を見ると必ずしもそうでないことが明らかであ
る。位相差が110度、フォーカスオフセット値が+
0.8μmの場合、光強度分布における主ピークの光強
度が最も高く、しかもサブピークは完全に消滅してい
る。尚、位相差が−110度、フォーカスオフセット値
が−0.8μmの場合も同様である。
【0019】最適な位相差とフォーカスオフセット値の
関係は、露光条件や半遮光領域の光強度透過率、パター
ンサイズ、使用するレジスト材料、レジスト厚さ等に依
存して変化する。従って、各種条件でのシミュレーショ
ンを行い、最適な位相差とフォーカスオフセット値の関
係を求めればよい。シミュレーションの結果、位相差が
大きくなるほど、フォーカスオフセット値の値は大きく
なるが、概ね0.8μm±0.2μm程度の範囲に収ま
ることが判った。
関係は、露光条件や半遮光領域の光強度透過率、パター
ンサイズ、使用するレジスト材料、レジスト厚さ等に依
存して変化する。従って、各種条件でのシミュレーショ
ンを行い、最適な位相差とフォーカスオフセット値の関
係を求めればよい。シミュレーションの結果、位相差が
大きくなるほど、フォーカスオフセット値の値は大きく
なるが、概ね0.8μm±0.2μm程度の範囲に収ま
ることが判った。
【0020】光透過領域を通過する光と半遮光領域を通
過する光の位相差は、ハーフトーン方式位相シフトマス
クの作製の際、位相シフト層の厚さを調整し、あるいは
又、基板に形成する凹部の深さを調整することによっ
て、容易に制御することができる。また、フォーカスオ
フセット値を考慮してレジストを露光することも、露光
装置への入力パラメータを1つ替えるだけで可能であ
る。従って、本発明のハーフトーン方式位相シフトマス
クは、従来のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製
工程をそのまま用いて作製することができる。一方、レ
ジスト露光方法も従来の方法を特に変更する必要はな
い。
過する光の位相差は、ハーフトーン方式位相シフトマス
クの作製の際、位相シフト層の厚さを調整し、あるいは
又、基板に形成する凹部の深さを調整することによっ
て、容易に制御することができる。また、フォーカスオ
フセット値を考慮してレジストを露光することも、露光
装置への入力パラメータを1つ替えるだけで可能であ
る。従って、本発明のハーフトーン方式位相シフトマス
クは、従来のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製
工程をそのまま用いて作製することができる。一方、レ
ジスト露光方法も従来の方法を特に変更する必要はな
い。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。尚、ウエハ上に形成されたレジスト材料
に対して露光光により転写パターン形状等を形成すると
き、縮小投影に使用されるものをレティクル、一対一投
影に使用されるものをマスクと称したり、あるいは原盤
に相当するものをレティクル、それを複製したものをマ
スクと称したりすることがあるが、本明細書において
は、このような種々の意味におけるレティクルやマスク
を総称してマスクと呼ぶ。
明を説明する。尚、ウエハ上に形成されたレジスト材料
に対して露光光により転写パターン形状等を形成すると
き、縮小投影に使用されるものをレティクル、一対一投
影に使用されるものをマスクと称したり、あるいは原盤
に相当するものをレティクル、それを複製したものをマ
スクと称したりすることがあるが、本明細書において
は、このような種々の意味におけるレティクルやマスク
を総称してマスクと呼ぶ。
【0022】(実施例1)実施例1のハーフトーン方式
位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図2の(A)
に示す。実施例1においては、光透過領域12を通過し
た光と、半遮光領域14を通過した光とは、位相が11
0度ずれている。半遮光領域14は、半遮光層20及び
位相シフト層22から構成されている。位相シフト層2
2は、例えばSOG(スピンオングラス)から成り、そ
の厚さdをd=(θ/360)(λ/(n−1))とす
れば、光透過領域12を通過した光と、半遮光領域14
を通過した光の位相はθ度相違する。尚、λは露光光の
波長、nはSOGの屈折率である。
位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図2の(A)
に示す。実施例1においては、光透過領域12を通過し
た光と、半遮光領域14を通過した光とは、位相が11
0度ずれている。半遮光領域14は、半遮光層20及び
位相シフト層22から構成されている。位相シフト層2
2は、例えばSOG(スピンオングラス)から成り、そ
の厚さdをd=(θ/360)(λ/(n−1))とす
れば、光透過領域12を通過した光と、半遮光領域14
を通過した光の位相はθ度相違する。尚、λは露光光の
波長、nはSOGの屈折率である。
【0023】以下、実施例1のハーフトーン方式位相シ
フトマスクの作製方法を図3を参照して説明する。尚、
以下の場合において、レジストとしてポジ型レジストを
用いた。
フトマスクの作製方法を図3を参照して説明する。尚、
以下の場合において、レジストとしてポジ型レジストを
用いた。
【0024】先ず、例えば石英製の基板10上に、d=
(θ/360)(λ/(n−1))を満足する厚さの位
相シフト層22を例えば塗布法にて形成する(図3の
(A)参照)。次に、光強度透過率が10%となるよう
に、一定厚さの半遮光層20を形成する。即ち、例えば
位相シフト層22の上に、例えばクロムから成る半遮光
層20を例えばスパッタリング法によって形成する。次
いで、半遮光層20上にレジスト30を塗布する(図3
の(B)参照)。
(θ/360)(λ/(n−1))を満足する厚さの位
相シフト層22を例えば塗布法にて形成する(図3の
(A)参照)。次に、光強度透過率が10%となるよう
に、一定厚さの半遮光層20を形成する。即ち、例えば
位相シフト層22の上に、例えばクロムから成る半遮光
層20を例えばスパッタリング法によって形成する。次
いで、半遮光層20上にレジスト30を塗布する(図3
の(B)参照)。
【0025】次に、電子線描画により光透過領域形成予
定領域上のレジスト30に電子線を照射し、レジストを
現像する(図3の(C)参照)。次に、塩素及び酸素の
混合ガスによるプラズマ中でのクロムから成る半遮光層
20のエッチング、四フッ化炭素及び酸素の混合ガスに
よるプラズマ中での位相シフト層22のエッチングを行
い、レジスト30を剥離する。こうして、図2の(A)
に示したハーフトーン方式位相シフトマスクを作製する
ことができる。
定領域上のレジスト30に電子線を照射し、レジストを
現像する(図3の(C)参照)。次に、塩素及び酸素の
混合ガスによるプラズマ中でのクロムから成る半遮光層
20のエッチング、四フッ化炭素及び酸素の混合ガスに
よるプラズマ中での位相シフト層22のエッチングを行
い、レジスト30を剥離する。こうして、図2の(A)
に示したハーフトーン方式位相シフトマスクを作製する
ことができる。
【0026】位相シフト層22と半遮光層20の形成順
序を逆にすれば、図2の(B)に示したハーフトーン方
式位相シフトマスクを作製することができるので、詳細
な説明は省略する。
序を逆にすれば、図2の(B)に示したハーフトーン方
式位相シフトマスクを作製することができるので、詳細
な説明は省略する。
【0027】こうして得られた所望のパターンを有する
ハーフトーン方式位相シフトマスクを露光装置にセット
し、波長λの露光光にてハーフトーン方式位相シフトマ
スクを照射し、ハーフトーン方式位相シフトマスクを通
過した光を、例えばウエハ上に形成された絶縁層上のレ
ジスト上に結像させる。このとき、各種条件でのシミュ
レーション結果によって得られた最適なフォーカスオフ
セット値(例えば+0.8μm)に基づきフォーカスを
決定する。こうして、露光されたレジストを現像し、レ
ジストをマスクとして例えば絶縁層をエッチングする。
その結果、絶縁層にコンタクトホールパターンや孤立ス
ペースパターンを形成することができる。尚、ハーフト
ーン方式位相シフトマスクの作製時、ポジ型レジスト3
0を使用したが、ネガ型レジストを使用すれば、ドット
パターンやラインパターンを形成することができる。
ハーフトーン方式位相シフトマスクを露光装置にセット
し、波長λの露光光にてハーフトーン方式位相シフトマ
スクを照射し、ハーフトーン方式位相シフトマスクを通
過した光を、例えばウエハ上に形成された絶縁層上のレ
ジスト上に結像させる。このとき、各種条件でのシミュ
レーション結果によって得られた最適なフォーカスオフ
セット値(例えば+0.8μm)に基づきフォーカスを
決定する。こうして、露光されたレジストを現像し、レ
ジストをマスクとして例えば絶縁層をエッチングする。
その結果、絶縁層にコンタクトホールパターンや孤立ス
ペースパターンを形成することができる。尚、ハーフト
ーン方式位相シフトマスクの作製時、ポジ型レジスト3
0を使用したが、ネガ型レジストを使用すれば、ドット
パターンやラインパターンを形成することができる。
【0028】(実施例2)実施例2のハーフトーン方式
位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図2の(C)
に示す。実施例2においては、光透過領域12を通過し
た光と、半遮光領域14を通過した光とは、位相が11
0度ずれている。半遮光領域14は、半遮光層20から
構成されている。光透過領域12の基板10には凹部1
2Aが形成されている。凹部12Aの深さd’をd’=
(θ/360)(λ/(n’−1))とすれば、光透過
領域12を通過した光と、半遮光領域14を通過した光
の位相はθ度相違する。尚、λは露光光の波長、n’は
基板の屈折率である。
位相シフトマスクの模式的な一部切断図を図2の(C)
に示す。実施例2においては、光透過領域12を通過し
た光と、半遮光領域14を通過した光とは、位相が11
0度ずれている。半遮光領域14は、半遮光層20から
構成されている。光透過領域12の基板10には凹部1
2Aが形成されている。凹部12Aの深さd’をd’=
(θ/360)(λ/(n’−1))とすれば、光透過
領域12を通過した光と、半遮光領域14を通過した光
の位相はθ度相違する。尚、λは露光光の波長、n’は
基板の屈折率である。
【0029】以下、実施例2のハーフトーン方式位相シ
フトマスクの作製方法を図4を参照して説明する。
フトマスクの作製方法を図4を参照して説明する。
【0030】例えば石英から成る基板10上に、光強度
透過率が10%となるように、例えばクロムから成る半
遮光層20をスパッタリング法によって形成する(図4
の(A)参照)。次いで、半遮光層20上にレジスト3
0を塗布する(図4の(B)参照)。次に、描画装置か
らの電子線による描画工程及びレジスト30の現像工程
を行う。次に、塩素及び酸素の混合ガスによるプラズマ
中での半遮光層20のエッチング(図4の(C)参
照)、四フッ化炭素及び酸素の混合ガスによるプラズマ
中での石英から成る基板10のエッチング工程、レジス
ト30の剥離工程を経て、最終的に図2の(C)に示し
た構造のハーフトーン方式位相シフトマスクを得ること
ができる。
透過率が10%となるように、例えばクロムから成る半
遮光層20をスパッタリング法によって形成する(図4
の(A)参照)。次いで、半遮光層20上にレジスト3
0を塗布する(図4の(B)参照)。次に、描画装置か
らの電子線による描画工程及びレジスト30の現像工程
を行う。次に、塩素及び酸素の混合ガスによるプラズマ
中での半遮光層20のエッチング(図4の(C)参
照)、四フッ化炭素及び酸素の混合ガスによるプラズマ
中での石英から成る基板10のエッチング工程、レジス
ト30の剥離工程を経て、最終的に図2の(C)に示し
た構造のハーフトーン方式位相シフトマスクを得ること
ができる。
【0031】(実施例3)実施例3においては、図2の
(D)に示すように、ハーフトーン方式位相シフトマス
クは、例えば石英から成る基板10と、基板上に形成さ
れ且つ半遮光膜が所望のパターン形状に形成された単層
のシフター層兼半遮光層40から成る。半遮光膜は、例
えばCrONあるいはMoSiOから成る。このような
材料を用いた場合、シフター層兼半遮光層40の厚さd
を決定すれば、シフター層兼半遮光層40を通過する光
と光透過領域12を通過する光の位相差及び光強度透過
率が一義的に決定される。従って、光の位相差と光強度
透過率とを独立して制御することはできないが、要求さ
れる光の位相差と光強度透過率とを満足し得るハーフト
ーン方式位相シフトマスクを作製できる場合がある。実
施例3のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製方法
は、実質的には実施例1にて説明したハーフトーン方式
位相シフトマスクの作製方法と同様の方法で作製するこ
とができるので、詳細な説明は省略する。
(D)に示すように、ハーフトーン方式位相シフトマス
クは、例えば石英から成る基板10と、基板上に形成さ
れ且つ半遮光膜が所望のパターン形状に形成された単層
のシフター層兼半遮光層40から成る。半遮光膜は、例
えばCrONあるいはMoSiOから成る。このような
材料を用いた場合、シフター層兼半遮光層40の厚さd
を決定すれば、シフター層兼半遮光層40を通過する光
と光透過領域12を通過する光の位相差及び光強度透過
率が一義的に決定される。従って、光の位相差と光強度
透過率とを独立して制御することはできないが、要求さ
れる光の位相差と光強度透過率とを満足し得るハーフト
ーン方式位相シフトマスクを作製できる場合がある。実
施例3のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製方法
は、実質的には実施例1にて説明したハーフトーン方式
位相シフトマスクの作製方法と同様の方法で作製するこ
とができるので、詳細な説明は省略する。
【0032】(実施例4)実施例4においては、図2の
(D)に示すように、ハーフトーン方式位相シフトマス
クは、例えば石英から成る基板10と、基板10上に形
成され且つ半遮光膜が所望のパターン形状に形成された
単層のシフター層兼半遮光層40から成り、半遮光膜
は、CVD法の成膜条件によって複素屈折率の実数部分
(n)と虚数部分(k)の値を変え得る材料から成る。
シフター層兼半遮光層40は、半遮光膜を所望のパター
ン形状に形成することによって得ることができる。シフ
ター層兼半遮光層40が形成されている半遮光領域14
を透過する光の位相と、シフター層兼半遮光層40が形
成されていない光透過領域12を透過した光の位相は、
θ度(例えば110度)異なる。このような半遮光膜を
用いることによって、シフター層兼半遮光層40を通過
する光と光透過領域12を通過する光の位相差と光強度
透過率とを独立して制御することができ、光の位相差と
光強度透過率のそれぞれを最適化することが可能にな
る。
(D)に示すように、ハーフトーン方式位相シフトマス
クは、例えば石英から成る基板10と、基板10上に形
成され且つ半遮光膜が所望のパターン形状に形成された
単層のシフター層兼半遮光層40から成り、半遮光膜
は、CVD法の成膜条件によって複素屈折率の実数部分
(n)と虚数部分(k)の値を変え得る材料から成る。
シフター層兼半遮光層40は、半遮光膜を所望のパター
ン形状に形成することによって得ることができる。シフ
ター層兼半遮光層40が形成されている半遮光領域14
を透過する光の位相と、シフター層兼半遮光層40が形
成されていない光透過領域12を透過した光の位相は、
θ度(例えば110度)異なる。このような半遮光膜を
用いることによって、シフター層兼半遮光層40を通過
する光と光透過領域12を通過する光の位相差と光強度
透過率とを独立して制御することができ、光の位相差と
光強度透過率のそれぞれを最適化することが可能にな
る。
【0033】半遮光膜を構成する材料としては、シフタ
ー層兼半遮光層40に要求される光強度透過率をTとし
たとき、下記の式(3)を満足する材料を選択すればよ
い。実施例4においては、この材料として、具体的に
は、SiOXNYを選択した。尚、半遮光膜の成膜条件に
よっては、SiOXNY中に水素が取り込まれ、SiOX
NYHZの形態となる場合があるが、このような形態も本
明細書においてはSiOXNYに包含される。
ー層兼半遮光層40に要求される光強度透過率をTとし
たとき、下記の式(3)を満足する材料を選択すればよ
い。実施例4においては、この材料として、具体的に
は、SiOXNYを選択した。尚、半遮光膜の成膜条件に
よっては、SiOXNY中に水素が取り込まれ、SiOX
NYHZの形態となる場合があるが、このような形態も本
明細書においてはSiOXNYに包含される。
【0034】シフター層兼半遮光層を構成する材料の複
素屈折率の実数部分の値をn、虚数部分の値をkとした
場合、光強度I0、波長λの光を膜厚dのシフター層兼
半遮光層40に入射させたとき、シフター層兼半遮光層
40を透過した後の光の光強度Iは、 I=I0・exp{(−4πkd)/λ} で表わされる。従って、光強度透過率Tは、 T=I/I0=exp{(−4πkd)/λ} 式(1) となる。一方、シフター層兼半遮光層40が形成された
半遮光領域14を透過した光の位相と、シフター層兼半
遮光層40が形成されていない光透過領域12を透過し
た光の位相をθ度相違させる場合には、シフター層兼半
遮光層40の膜厚dは、 d=(θ/360)(λ/(n−1)) 式(2) の関係を満足する必要がある。故に、式(1)及び式
(2)から、 lnT=(−4πkd)/λ =−4πk(θ/360)(1/(n−1)) 式(3) が導かれる。尚、位相差をθrad(ラジアン)で表現し
た場合には、 lnT=−2kθrad/(n−1) となる。
素屈折率の実数部分の値をn、虚数部分の値をkとした
場合、光強度I0、波長λの光を膜厚dのシフター層兼
半遮光層40に入射させたとき、シフター層兼半遮光層
40を透過した後の光の光強度Iは、 I=I0・exp{(−4πkd)/λ} で表わされる。従って、光強度透過率Tは、 T=I/I0=exp{(−4πkd)/λ} 式(1) となる。一方、シフター層兼半遮光層40が形成された
半遮光領域14を透過した光の位相と、シフター層兼半
遮光層40が形成されていない光透過領域12を透過し
た光の位相をθ度相違させる場合には、シフター層兼半
遮光層40の膜厚dは、 d=(θ/360)(λ/(n−1)) 式(2) の関係を満足する必要がある。故に、式(1)及び式
(2)から、 lnT=(−4πkd)/λ =−4πk(θ/360)(1/(n−1)) 式(3) が導かれる。尚、位相差をθrad(ラジアン)で表現し
た場合には、 lnT=−2kθrad/(n−1) となる。
【0035】従って、実施例4のハーフトーン方式位相
シフトマスクにおいては、シフター層兼半遮光層40に
要求される光強度透過率をT、シフター層兼半遮光層4
0を構成する材料の複素屈折率の実数部分をn、虚数部
分をkとしたとき、 lnT=−4πk(θ/360)(1/(n−1)) を満足する材料から、半遮光膜を構成する。
シフトマスクにおいては、シフター層兼半遮光層40に
要求される光強度透過率をT、シフター層兼半遮光層4
0を構成する材料の複素屈折率の実数部分をn、虚数部
分をkとしたとき、 lnT=−4πk(θ/360)(1/(n−1)) を満足する材料から、半遮光膜を構成する。
【0036】CVD法等の成膜条件によって複素屈折率
の実数部分と虚数部分の値を変え得る材料から半遮光膜
を構成することによってn及びkの値を所望の値とする
ことで、光透過領域12を通過した光の位相と、シフタ
ー層兼半遮光層40から成る半遮光領域14を通過した
光の位相の位相差を制御しつつ、シフター層兼半遮光層
40を通過する光の光強度透過率Tを所望の値に制御す
ることができる。半遮光膜を構成する材料をSiO
XNY、SiO、SiOX、SiNX又はSiC等から選択
すれば、実施例3の場合と異なり、半遮光膜の膜厚d、
位相変化量θ及び光強度透過率Tの各々の値を適切な値
に制御することができる。
の実数部分と虚数部分の値を変え得る材料から半遮光膜
を構成することによってn及びkの値を所望の値とする
ことで、光透過領域12を通過した光の位相と、シフタ
ー層兼半遮光層40から成る半遮光領域14を通過した
光の位相の位相差を制御しつつ、シフター層兼半遮光層
40を通過する光の光強度透過率Tを所望の値に制御す
ることができる。半遮光膜を構成する材料をSiO
XNY、SiO、SiOX、SiNX又はSiC等から選択
すれば、実施例3の場合と異なり、半遮光膜の膜厚d、
位相変化量θ及び光強度透過率Tの各々の値を適切な値
に制御することができる。
【0037】SiOXNYはCVD法にて成膜することが
できる。この場合、原料ガスとして、例えばSiH4と
N2Oを使用する。SiH4/N2Oのガス供給割合を変
えると、成膜されたSiOXNYの複素屈折率の実数部分
(n)と虚数部分(k)の値を変えることができること
は公知である。例えば、文献 "Practical resolution e
nhancement effect by new complete anti-reflective
layer in KrF laser lithography", T. Ogawa, et. a
l., SPIE vol. 1927, Optical/Laser Microlithograph
y, Vl (1993), pp.263-274 を参照のこと。
できる。この場合、原料ガスとして、例えばSiH4と
N2Oを使用する。SiH4/N2Oのガス供給割合を変
えると、成膜されたSiOXNYの複素屈折率の実数部分
(n)と虚数部分(k)の値を変えることができること
は公知である。例えば、文献 "Practical resolution e
nhancement effect by new complete anti-reflective
layer in KrF laser lithography", T. Ogawa, et. a
l., SPIE vol. 1927, Optical/Laser Microlithograph
y, Vl (1993), pp.263-274 を参照のこと。
【0038】この文献によれば、KrFエキシマレーザ
光(λ=248nm)を用いる場合においては、図5の
(A)に示すように、SiH4/N2Oのガス供給割合に
拘らず、nの値はほぼ一定(nは約2.1)である。一
方、図5の(B)に示すように、SiH4/N2Oのガス
供給割合が増加するに従い、kの値は増加する。尚、λ
=248nmにおけるnとkの関係を求めた実験値のグ
ラフを図6に示す。従って、光強度透過率Tを予め決定
しておけば、式(3)を変形した下記の式からkとnの
関係を求めることができる。 k=(−lnT/4π)(360/θ)(n−1) 式(4) 尚、位相差をθrad(ラジアン)で表現した場合には、 k=(−lnT/2θrad)(n−1) となる。
光(λ=248nm)を用いる場合においては、図5の
(A)に示すように、SiH4/N2Oのガス供給割合に
拘らず、nの値はほぼ一定(nは約2.1)である。一
方、図5の(B)に示すように、SiH4/N2Oのガス
供給割合が増加するに従い、kの値は増加する。尚、λ
=248nmにおけるnとkの関係を求めた実験値のグ
ラフを図6に示す。従って、光強度透過率Tを予め決定
しておけば、式(3)を変形した下記の式からkとnの
関係を求めることができる。 k=(−lnT/4π)(360/θ)(n−1) 式(4) 尚、位相差をθrad(ラジアン)で表現した場合には、 k=(−lnT/2θrad)(n−1) となる。
【0039】従って、Tをパラメータとして、求められ
たnを変数とするkの一次関数と、図6に示したnとk
の関係を求めた実験値のグラフの交点(n,k)を求め
れば、所望の位相変化量(θ度)と光強度透過率(T)
を得ることができる。即ち、このようなn及びkの値が
得られるようなCVD法の成膜条件を予め試験を行うこ
とにより求めておく。そして、式(2)から求めた厚さ
dの半遮光膜をかかるCVD成膜条件にて成膜すれば、
所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域14
を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光の位
相をθ度(例えば110度)変えることができる。
たnを変数とするkの一次関数と、図6に示したnとk
の関係を求めた実験値のグラフの交点(n,k)を求め
れば、所望の位相変化量(θ度)と光強度透過率(T)
を得ることができる。即ち、このようなn及びkの値が
得られるようなCVD法の成膜条件を予め試験を行うこ
とにより求めておく。そして、式(2)から求めた厚さ
dの半遮光膜をかかるCVD成膜条件にて成膜すれば、
所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域14
を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光の位
相をθ度(例えば110度)変えることができる。
【0040】以下、実施例4のハーフトーン方式位相シ
フトマスクの作製方法を説明する。シフター層兼半遮光
層40の光強度透過率Tを例えば10%とし、シフター
層兼半遮光層40を透過する光の波長λをKrFエキシ
マレーザ光の波長である248nmとした。このような
条件においては、図6から、式(4)にT=0.1を代
入した一次関数と、λ=248nmにおけるnとkの関
係を求めた実験値のグラフ(図6参照)との交点の
(n,k)の値は、概ね(2.09,0.68)とな
る。
フトマスクの作製方法を説明する。シフター層兼半遮光
層40の光強度透過率Tを例えば10%とし、シフター
層兼半遮光層40を透過する光の波長λをKrFエキシ
マレーザ光の波長である248nmとした。このような
条件においては、図6から、式(4)にT=0.1を代
入した一次関数と、λ=248nmにおけるnとkの関
係を求めた実験値のグラフ(図6参照)との交点の
(n,k)の値は、概ね(2.09,0.68)とな
る。
【0041】PECVD装置等に依存するが、このよう
な(n,k)の値を求めるために、SiH4/N2Oのガ
ス供給割合を変化させてSiOXNYを成膜する試験を行
った。 使用ガス : SiH4/N2O=50/25〜100sc
cm 成膜温度 : 360゜C RFパワー: 190W 圧力 : 3.3×102Pa(2.5Torr) 成膜時間 : 5秒 SiH4ガス供給量を50sccm一定量とし、N2Oガス供
給量を25〜100sccmまで変化させて得られた半遮光
膜のn及びkの値を図7に示す。図7から、(n,k)
=(2.09,0.68)とする場合には、概ねSiH
4/N2O=50/38sccm程度の条件にてSiOXNYか
ら成る半遮光膜を成膜すればよいことが判る。
な(n,k)の値を求めるために、SiH4/N2Oのガ
ス供給割合を変化させてSiOXNYを成膜する試験を行
った。 使用ガス : SiH4/N2O=50/25〜100sc
cm 成膜温度 : 360゜C RFパワー: 190W 圧力 : 3.3×102Pa(2.5Torr) 成膜時間 : 5秒 SiH4ガス供給量を50sccm一定量とし、N2Oガス供
給量を25〜100sccmまで変化させて得られた半遮光
膜のn及びkの値を図7に示す。図7から、(n,k)
=(2.09,0.68)とする場合には、概ねSiH
4/N2O=50/38sccm程度の条件にてSiOXNYか
ら成る半遮光膜を成膜すればよいことが判る。
【0042】尚、使用ガスとしては、SiH4/N2Oの
他にも、 SiH4/O2/N2 SiH4/N2O/Ar SiH4/O2/N2/Ar SiH4/N2O/N2/Ar SiH4/NH3/O2 を例示することができる。このような各種のガスを使用
して、図6及び図7と同様のグラフを作成すれば、所望
の(n,k)の組み合わせを得るためのCVD条件を求
めることができる。
他にも、 SiH4/O2/N2 SiH4/N2O/Ar SiH4/O2/N2/Ar SiH4/N2O/N2/Ar SiH4/NH3/O2 を例示することができる。このような各種のガスを使用
して、図6及び図7と同様のグラフを作成すれば、所望
の(n,k)の組み合わせを得るためのCVD条件を求
めることができる。
【0043】実施例4のハーフトーン方式位相シフトマ
スクを作製するために、平行平板PE(Plasma-Enhance
d)CVD装置を用いたPECVD法、ECRプラズマ
CVD法あるいはバイアスプラズマCVD法にて、先
ず、石英から成る基板10の表面に半遮光膜を成膜す
る。成膜条件は上述したとおりである。次いで、電子線
に感光するレジストを半遮光膜上に例えばスピンコート
法にて塗布し、次いで、描画装置からの電子線ビームに
よる描画及びレジストの現像を行った。その後、以下に
例示する方法によって半遮光膜のエッチングを行い、半
遮光膜を選択的に除去し、次いで、レジストを除去す
る。こうして、図2の(D)に示した、単層のシフター
層兼半遮光層40を形成することができた。 (A)CHF3(50〜100sccm)とO2(3〜20sc
cm)の混合ガスを使用し、2Pa程度の圧力下100〜
1000Wのパワーをかけてイオン性を高めたリアクテ
ィブイオンエッチング(RIE)法によるエッチング。 (B)C4F8(30〜70sccm)とCHF3(10〜3
0sccm)の混合ガスを使用し、2Pa程度の圧力下10
0〜1000Wのパワーをかけてイオン性を高めたRI
E法によるエッチング。あるいは又、 (C)S2F2(5〜30sccm)ガスを使用し、2Pa程
度の圧力下100〜1000Wのパワーをかけてイオン
性を高めたRIE法によるエッチング。
スクを作製するために、平行平板PE(Plasma-Enhance
d)CVD装置を用いたPECVD法、ECRプラズマ
CVD法あるいはバイアスプラズマCVD法にて、先
ず、石英から成る基板10の表面に半遮光膜を成膜す
る。成膜条件は上述したとおりである。次いで、電子線
に感光するレジストを半遮光膜上に例えばスピンコート
法にて塗布し、次いで、描画装置からの電子線ビームに
よる描画及びレジストの現像を行った。その後、以下に
例示する方法によって半遮光膜のエッチングを行い、半
遮光膜を選択的に除去し、次いで、レジストを除去す
る。こうして、図2の(D)に示した、単層のシフター
層兼半遮光層40を形成することができた。 (A)CHF3(50〜100sccm)とO2(3〜20sc
cm)の混合ガスを使用し、2Pa程度の圧力下100〜
1000Wのパワーをかけてイオン性を高めたリアクテ
ィブイオンエッチング(RIE)法によるエッチング。 (B)C4F8(30〜70sccm)とCHF3(10〜3
0sccm)の混合ガスを使用し、2Pa程度の圧力下10
0〜1000Wのパワーをかけてイオン性を高めたRI
E法によるエッチング。あるいは又、 (C)S2F2(5〜30sccm)ガスを使用し、2Pa程
度の圧力下100〜1000Wのパワーをかけてイオン
性を高めたRIE法によるエッチング。
【0044】(実施例5)実施例5は実施例4の変形で
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiNXを用い
た。SiNXは、平行平板PECVD装置を用いたPE
CVD法、ECRプラズマCVD法あるいはバイアスプ
ラズマCVD法によって成膜することができる。例えば
PECVD法において、SiH4/NH3ガスを使用し、
SiH4/NH3のガス供給割合を変化させると、図6に
示したとほぼ同様のnとkの関係が求まる。即ち、Kr
Fエキシマレーザ光(λ=248nm)を用いる場合に
おいては、SiH4/NH3のガス供給割合に拘らず、n
の値はほぼ一定(nは1.9〜2.2程度)である。一
方、SiH4/NH3のガス供給割合が増加するに従い、
kの値は増加する。従って、実施例4と同様に、光強度
透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkとnの
関係を求めることができる。この関係から得られた所定
のCVD成膜条件にて、式(2)から求めた厚さdのS
iNXから成る半遮光膜を成膜すれば、所定の光強度透
過率Tを有し、しかも、半遮光領域14を透過した光の
位相と光透過領域12を透過した光の位相をθ度(例え
ば110度)変えることができる。
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiNXを用い
た。SiNXは、平行平板PECVD装置を用いたPE
CVD法、ECRプラズマCVD法あるいはバイアスプ
ラズマCVD法によって成膜することができる。例えば
PECVD法において、SiH4/NH3ガスを使用し、
SiH4/NH3のガス供給割合を変化させると、図6に
示したとほぼ同様のnとkの関係が求まる。即ち、Kr
Fエキシマレーザ光(λ=248nm)を用いる場合に
おいては、SiH4/NH3のガス供給割合に拘らず、n
の値はほぼ一定(nは1.9〜2.2程度)である。一
方、SiH4/NH3のガス供給割合が増加するに従い、
kの値は増加する。従って、実施例4と同様に、光強度
透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkとnの
関係を求めることができる。この関係から得られた所定
のCVD成膜条件にて、式(2)から求めた厚さdのS
iNXから成る半遮光膜を成膜すれば、所定の光強度透
過率Tを有し、しかも、半遮光領域14を透過した光の
位相と光透過領域12を透過した光の位相をθ度(例え
ば110度)変えることができる。
【0045】尚、使用ガスとしては、SiH4/NH3の
他にも、 SiH2Cl2/NH3 SiH2Cl2/NH3/Ar SiH4/N2/Ar Si2H6/NH3 [(CH3)2N]3SiN3 [(C2H5)2N]3SiN3 (CH3)3SiN3 (C2H5)3SiN3 (Cp2N)3SiN3 Cp3SiN3 を例示することができる。尚、Cpはシクロペンタンの
略である。このような各種のガスを使用して、図6及び
図7と同様のグラフを作成すれば、所望の(n,k)の
組み合わせを得るためのCVD条件を求めることができ
る。また、SiNXから成る半遮光膜のエッチングは、
実施例4と同様の方法で行うことができる。
他にも、 SiH2Cl2/NH3 SiH2Cl2/NH3/Ar SiH4/N2/Ar Si2H6/NH3 [(CH3)2N]3SiN3 [(C2H5)2N]3SiN3 (CH3)3SiN3 (C2H5)3SiN3 (Cp2N)3SiN3 Cp3SiN3 を例示することができる。尚、Cpはシクロペンタンの
略である。このような各種のガスを使用して、図6及び
図7と同様のグラフを作成すれば、所望の(n,k)の
組み合わせを得るためのCVD条件を求めることができ
る。また、SiNXから成る半遮光膜のエッチングは、
実施例4と同様の方法で行うことができる。
【0046】(実施例6)実施例6は実施例4の変形で
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiOを用いた。
SiOから成る半遮光膜は、例えば、SiH4/O2/N
2ガスやSiH4/N2O/N2ガスを使用したCVD法に
て成膜することができる。成膜条件として、例えば、成
膜温度を常温〜500゜C、圧力を0.01〜10Pa
とすることができる。一方、成膜されたSiOから成る
半遮光膜は、CF4、CHF3、C2F6、C3F8、SF6
あるいはNF3系のエッチングガスをエッチャントと
し、Arを添加してイオン性を高めたRIE法にてエッ
チングすることができる。
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiOを用いた。
SiOから成る半遮光膜は、例えば、SiH4/O2/N
2ガスやSiH4/N2O/N2ガスを使用したCVD法に
て成膜することができる。成膜条件として、例えば、成
膜温度を常温〜500゜C、圧力を0.01〜10Pa
とすることができる。一方、成膜されたSiOから成る
半遮光膜は、CF4、CHF3、C2F6、C3F8、SF6
あるいはNF3系のエッチングガスをエッチャントと
し、Arを添加してイオン性を高めたRIE法にてエッ
チングすることができる。
【0047】各種CVD成膜条件にて成膜されたSiO
から成る半遮光膜の(n,k)の関係を求める。一方、
実施例4と同様に、光強度透過率Tを予め決定してお
く。これによって、式(4)からkとnの関係を求める
ことができ、この関係から得られた所定のCVD成膜条
件にて、式(2)から求めた厚さdのSiOから成る半
遮光膜を成膜すれば、所定の光強度透過率Tを有し、し
かも、半遮光領域14を透過した光の位相と光透過領域
12を透過した光の位相をθ度(例えば110度)変え
ることができる。
から成る半遮光膜の(n,k)の関係を求める。一方、
実施例4と同様に、光強度透過率Tを予め決定してお
く。これによって、式(4)からkとnの関係を求める
ことができ、この関係から得られた所定のCVD成膜条
件にて、式(2)から求めた厚さdのSiOから成る半
遮光膜を成膜すれば、所定の光強度透過率Tを有し、し
かも、半遮光領域14を透過した光の位相と光透過領域
12を透過した光の位相をθ度(例えば110度)変え
ることができる。
【0048】(実施例7)実施例7は実施例4の変形で
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiOXを用い
た。SiOXから成る半遮光膜は、以下の方法で成膜す
ることができる。 [平行平板型プラズマCVD装置を使用したプラズマC
VD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/O2 SiH4/O2/Ar [バイアスECRプラズマCVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/O2 SiH4/O2/Ar TEOS/O2 SiH4/N2O SiH4/N2O/Ar
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiOXを用い
た。SiOXから成る半遮光膜は、以下の方法で成膜す
ることができる。 [平行平板型プラズマCVD装置を使用したプラズマC
VD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/O2 SiH4/O2/Ar [バイアスECRプラズマCVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/O2 SiH4/O2/Ar TEOS/O2 SiH4/N2O SiH4/N2O/Ar
【0049】一方、成膜されたSiOXから成る半遮光
膜は、実施例4のSiOXNYから成る半遮光膜のエッチ
ング条件と同様の条件にてエッチングすることができ
る。
膜は、実施例4のSiOXNYから成る半遮光膜のエッチ
ング条件と同様の条件にてエッチングすることができ
る。
【0050】SiH4/O2ガスを使用し、バイアスEC
RプラズマCVD法にてSiOXから成る半遮光膜を各
種成膜条件(SiH4/O2のガス供給割合を変化)にて
成膜した。成膜されたSiOXから成る半遮光膜の
(n,k)の関係を図8に示す。実施例4と同様に、光
強度透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkと
nの関係を求めることができる。そして、kとnの関係
から得られた所定のCVD成膜条件にて、式(2)から
求めた厚さdのSiOXから成る半遮光膜を成膜すれ
ば、所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域
14を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光
の位相をθ度(例えば110度)変えることができる。
RプラズマCVD法にてSiOXから成る半遮光膜を各
種成膜条件(SiH4/O2のガス供給割合を変化)にて
成膜した。成膜されたSiOXから成る半遮光膜の
(n,k)の関係を図8に示す。実施例4と同様に、光
強度透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkと
nの関係を求めることができる。そして、kとnの関係
から得られた所定のCVD成膜条件にて、式(2)から
求めた厚さdのSiOXから成る半遮光膜を成膜すれ
ば、所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域
14を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光
の位相をθ度(例えば110度)変えることができる。
【0051】尚、SiOXを成膜するための原料ガス及
びCVD法として、その他、TEOS、OMCTS(S
i4O(CH3)8)、HMDS(Si2O(CH3)6)
等、あるいはこれらのガスとSiH4の併用、あるいは
又、平行平板型プラズマCVD装置を使用したプラズマ
CVD法を例示することができる。
びCVD法として、その他、TEOS、OMCTS(S
i4O(CH3)8)、HMDS(Si2O(CH3)6)
等、あるいはこれらのガスとSiH4の併用、あるいは
又、平行平板型プラズマCVD装置を使用したプラズマ
CVD法を例示することができる。
【0052】(実施例8)実施例8は実施例4の変形で
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiCを用いた。
尚、SiCから成る半遮光膜は、CVD法以外にもスパ
ッタ法にて成膜することが可能である。SiCから成る
半遮光膜は、以下の方法で成膜することができる。 [熱CVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiCl4/C3H8/H2 SiHCl3/C3H8/H2 SiCl4/CH4/H2 SiH4/C3H8/H2 SiH4/C2H4/H2 CVD法の条件: 温度: 100゜C〜800゜C 圧力: 1×10-2〜1×105Pa より好ましくは1×102〜1×105Pa [プラズマCVD法による光化学反応を利用] 使用ガスの組み合わせ: Si2H6/Si(CH3)H3/C2H2 [ECRプラズマCVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/CH4/H2 SiH4/C2H4 SiH4/C2H4/H2 [スパッタ法] ターゲット: SiC
あり、半遮光膜を構成する材料としてSiCを用いた。
尚、SiCから成る半遮光膜は、CVD法以外にもスパ
ッタ法にて成膜することが可能である。SiCから成る
半遮光膜は、以下の方法で成膜することができる。 [熱CVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiCl4/C3H8/H2 SiHCl3/C3H8/H2 SiCl4/CH4/H2 SiH4/C3H8/H2 SiH4/C2H4/H2 CVD法の条件: 温度: 100゜C〜800゜C 圧力: 1×10-2〜1×105Pa より好ましくは1×102〜1×105Pa [プラズマCVD法による光化学反応を利用] 使用ガスの組み合わせ: Si2H6/Si(CH3)H3/C2H2 [ECRプラズマCVD法] 使用ガスの組み合わせ: SiH4/CH4/H2 SiH4/C2H4 SiH4/C2H4/H2 [スパッタ法] ターゲット: SiC
【0053】一方、成膜されたSiCから成る半遮光膜
は、CF4、CHF3、C2F6、C3F8、SF6あるいは
NF3系のエッチングガスをエッチャントとし、Arを
添加してイオン性を高めたRIE法によってエッチング
することができる。
は、CF4、CHF3、C2F6、C3F8、SF6あるいは
NF3系のエッチングガスをエッチャントとし、Arを
添加してイオン性を高めたRIE法によってエッチング
することができる。
【0054】SiH4/C2H4/H2ガスを使用し、バイ
アスECRプラズマCVD法にてSiCから成る半遮光
膜を、以下に示す各種成膜条件(SiH4/C2H4のガ
ス供給割合を変化)にて成膜した。 使用ガス供給量: SiH4/C2H4=5〜10/2.5〜10sccm RFパワー : 300〜900W 圧力 : 0.4×10-2〜5.3×10-1Pa
アスECRプラズマCVD法にてSiCから成る半遮光
膜を、以下に示す各種成膜条件(SiH4/C2H4のガ
ス供給割合を変化)にて成膜した。 使用ガス供給量: SiH4/C2H4=5〜10/2.5〜10sccm RFパワー : 300〜900W 圧力 : 0.4×10-2〜5.3×10-1Pa
【0055】成膜されたSiCから成る半遮光膜の
(n,k)の関係を図9に示す。実施例4と同様に、光
強度透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkと
nの関係を求めることができる。そして、kとnの関係
から得られた所定のCVD成膜条件にて、式(2)から
求めた厚さdのSiCから成る半遮光膜を成膜すれば、
所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域14
を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光の位
相をθ度変えることができる。
(n,k)の関係を図9に示す。実施例4と同様に、光
強度透過率Tを予め決定しておけば、式(4)からkと
nの関係を求めることができる。そして、kとnの関係
から得られた所定のCVD成膜条件にて、式(2)から
求めた厚さdのSiCから成る半遮光膜を成膜すれば、
所定の光強度透過率Tを有し、しかも、半遮光領域14
を透過した光の位相と光透過領域12を透過した光の位
相をθ度変えることができる。
【0056】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例にて説明した条件や数値は例示であり、
適宜変更することができる。例えば、各領域における光
の位相差や振幅透過率は例示であり、適宜最適な値に変
更することができる。
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例にて説明した条件や数値は例示であり、
適宜変更することができる。例えば、各領域における光
の位相差や振幅透過率は例示であり、適宜最適な値に変
更することができる。
【0057】ハーフトーン方式位相シフトマスクの作製
工程で用いた各種材料も適宜変更することができる。半
遮光層20を構成する材料はクロムに限定されず、タン
グステン、タンタル、アルミニウムやMoSi2等の光
を適当量遮光することができる材料を用いることができ
る。また、位相シフト層22は、SOGから構成する代
わりに、ポリメチルメタクリレート、フッ化マグネシウ
ム、二酸化チタン、ポリイミド樹脂、二酸化珪素、酸化
インジウム、SiO2、SiN、各種レジスト等、透明
な材料であればよい。レジスト30として、ポジ型レジ
ストの代わりにネガ型レジストを用いてもよい。この場
合、電子線描画領域はポジ型の場合と逆になる点が異な
る。また、レジスト30の描画工程では、電子線描画装
置の代わりに、レーザ等の描画装置を用いてもよい。最
適な位相差とフォーカスオフセット値の関係も例示であ
り、各種条件でのシミュレーションを行い、これらを決
定すればよい。
工程で用いた各種材料も適宜変更することができる。半
遮光層20を構成する材料はクロムに限定されず、タン
グステン、タンタル、アルミニウムやMoSi2等の光
を適当量遮光することができる材料を用いることができ
る。また、位相シフト層22は、SOGから構成する代
わりに、ポリメチルメタクリレート、フッ化マグネシウ
ム、二酸化チタン、ポリイミド樹脂、二酸化珪素、酸化
インジウム、SiO2、SiN、各種レジスト等、透明
な材料であればよい。レジスト30として、ポジ型レジ
ストの代わりにネガ型レジストを用いてもよい。この場
合、電子線描画領域はポジ型の場合と逆になる点が異な
る。また、レジスト30の描画工程では、電子線描画装
置の代わりに、レーザ等の描画装置を用いてもよい。最
適な位相差とフォーカスオフセット値の関係も例示であ
り、各種条件でのシミュレーションを行い、これらを決
定すればよい。
【0058】先に述べたように、最適な位相差とフォー
カスオフセット値の関係は、露光条件や半遮光領域の光
強度透過率、パターンサイズ、使用するレジスト材料、
レジスト厚さ等に依存して変化する。従って、ハーフト
ーン方式位相シフトマスクの或る領域における位相差や
光強度透過率を他の領域における位相差や光強度透過率
と異ならせることが望ましい場合がある。この場合に
は、1つのハーフトーン方式位相シフトマスクの各領域
において、例えば、実施例1では半遮光層20や位相シ
フト層22の厚さを異ならせ、実施例2では基板10に
形成すべき凹部12Aの深さを異ならせればよい。この
ような厚さ若しくは深さの制御は、レジスト30の厚さ
を制御することによって達成することができる。
カスオフセット値の関係は、露光条件や半遮光領域の光
強度透過率、パターンサイズ、使用するレジスト材料、
レジスト厚さ等に依存して変化する。従って、ハーフト
ーン方式位相シフトマスクの或る領域における位相差や
光強度透過率を他の領域における位相差や光強度透過率
と異ならせることが望ましい場合がある。この場合に
は、1つのハーフトーン方式位相シフトマスクの各領域
において、例えば、実施例1では半遮光層20や位相シ
フト層22の厚さを異ならせ、実施例2では基板10に
形成すべき凹部12Aの深さを異ならせればよい。この
ような厚さ若しくは深さの制御は、レジスト30の厚さ
を制御することによって達成することができる。
【0059】例えば、Crから成る半遮光層を例にと
り、以下、説明する。反応性イオンエッチング法を用い
て塩素及び酸素の混合ガスで半遮光層20をエッチング
する場合のエッチング速度は、典型的には30nm/分
である。また、反応性イオンエッチング法を用いて塩素
及び酸素の混合ガスでレジスト30をエッチングする場
合のエッチング速度は、典型的には35nm/分であ
る。
り、以下、説明する。反応性イオンエッチング法を用い
て塩素及び酸素の混合ガスで半遮光層20をエッチング
する場合のエッチング速度は、典型的には30nm/分
である。また、反応性イオンエッチング法を用いて塩素
及び酸素の混合ガスでレジスト30をエッチングする場
合のエッチング速度は、典型的には35nm/分であ
る。
【0060】従って、異なる厚さを有する所望の半遮光
層を複数種同時に得るためには、半遮光層20のエッチ
ング前のレジスト30の厚さを精密に制御すればよい。
所望のレジスト30の厚さDrは、所望の半遮光層20
の厚さをDc、半遮光層20のエッチング速度をRc、レ
ジスト30のエッチング速度をRrとした場合、 Dr=(Rr/Rc)Dc で与えられる。
層を複数種同時に得るためには、半遮光層20のエッチ
ング前のレジスト30の厚さを精密に制御すればよい。
所望のレジスト30の厚さDrは、所望の半遮光層20
の厚さをDc、半遮光層20のエッチング速度をRc、レ
ジスト30のエッチング速度をRrとした場合、 Dr=(Rr/Rc)Dc で与えられる。
【0061】レジスト30の厚さは、電子線描画におけ
る電子線の照射量を精密に制御することにより得られ
る。即ち、レジスト30の厚さをより厚くしたければ、
ポジ型レジストを用いる場合、電子線の照射量をより少
なくすればよい。電子線の照射量は、容易且つ任意に変
えることができるので、レジスト30の現像後の膜厚を
任意に且つ正確に設定できる。
る電子線の照射量を精密に制御することにより得られ
る。即ち、レジスト30の厚さをより厚くしたければ、
ポジ型レジストを用いる場合、電子線の照射量をより少
なくすればよい。電子線の照射量は、容易且つ任意に変
えることができるので、レジスト30の現像後の膜厚を
任意に且つ正確に設定できる。
【0062】
【発明の効果】本発明においては、ハーフトーン方式位
相シフトマスクを通過した光の光強度分布中からサブピ
ークを減少若しくは除去することができ、しかもハーフ
トーン方式位相シフトマスクは高い位相シフト効果を有
するので、ハーフトーン方式位相シフトマスクに形成さ
れたパターンを精確にレジストに転写することができ
る。本発明のハーフトーン方式位相シフトマスクは、従
来のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製工程をそ
のまま用いて作製することができる。一方、レジスト露
光方法も従来の方法を特に変更する必要はない。
相シフトマスクを通過した光の光強度分布中からサブピ
ークを減少若しくは除去することができ、しかもハーフ
トーン方式位相シフトマスクは高い位相シフト効果を有
するので、ハーフトーン方式位相シフトマスクに形成さ
れたパターンを精確にレジストに転写することができ
る。本発明のハーフトーン方式位相シフトマスクは、従
来のハーフトーン方式位相シフトマスクの作製工程をそ
のまま用いて作製することができる。一方、レジスト露
光方法も従来の方法を特に変更する必要はない。
【0063】実施例4〜実施例8にて説明したハーフト
ーン方式位相シフトマスクにおいては、作製工程を一層
削減することができ、欠陥発生をより少なくすることが
できる。また、半遮光膜を構成する材料をSiOXNY、
SiO、SiOX、SiNX又はSiC等から選択すれ
ば、Crを用いる場合と異なり、半遮光膜の膜厚、位相
変化量及び光強度透過率の各々の値を適切な値に制御す
ることができる。更には、これらの材料からCVD法等
にて半遮光膜を形成することによって、シフター層兼半
遮光層と基板との間の密着力を高く保持することがで
き、所謂スクラブ洗浄を行うことが可能となる。更に
は、必要に応じて、半遮光膜を構成する材料を基板から
容易に除去することができる。例えば、半遮光膜をSi
OXNYから構成した場合、HFを用いることによって、
半遮光膜を基板から容易に除去できる。従って、基板を
再使用することも可能である。
ーン方式位相シフトマスクにおいては、作製工程を一層
削減することができ、欠陥発生をより少なくすることが
できる。また、半遮光膜を構成する材料をSiOXNY、
SiO、SiOX、SiNX又はSiC等から選択すれ
ば、Crを用いる場合と異なり、半遮光膜の膜厚、位相
変化量及び光強度透過率の各々の値を適切な値に制御す
ることができる。更には、これらの材料からCVD法等
にて半遮光膜を形成することによって、シフター層兼半
遮光層と基板との間の密着力を高く保持することがで
き、所謂スクラブ洗浄を行うことが可能となる。更に
は、必要に応じて、半遮光膜を構成する材料を基板から
容易に除去することができる。例えば、半遮光膜をSi
OXNYから構成した場合、HFを用いることによって、
半遮光膜を基板から容易に除去できる。従って、基板を
再使用することも可能である。
【図1】位相差及びフォーカスオフセット値と、露光光
の光強度分布の関係をシミュレーションした結果を示す
グラフである。
の光強度分布の関係をシミュレーションした結果を示す
グラフである。
【図2】各種ハーフトーン方式位相シフトマスクの模式
的な一部断面図である。
的な一部断面図である。
【図3】実施例1のハーフトーン方式位相シフトマスク
の作製工程を説明するための基板等の模式的な一部断面
図である。
の作製工程を説明するための基板等の模式的な一部断面
図である。
【図4】実施例2のハーフトーン方式位相シフトマスク
の作製工程を説明するための基板等の模式的な一部断面
図である。
の作製工程を説明するための基板等の模式的な一部断面
図である。
【図5】SiH4/N2Oのガス供給割合に対する、入射
する光の波長とn及びkの関係を示すグラフである。
する光の波長とn及びkの関係を示すグラフである。
【図6】SiOXNYの成膜条件を変化させたときのnと
kの関係を示すグラフである。
kの関係を示すグラフである。
【図7】SiOXNYの成膜条件を変化させたとき得られ
たnとkの値を示すグラフである。
たnとkの値を示すグラフである。
【図8】SiOXの成膜条件を変化させたときのnとk
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図9】SiCの成膜条件を変化させたときのnとkの
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図10】典型的な従来のエッジ強調型位相シフトマス
クの模式的な一部切断図である。
クの模式的な一部切断図である。
【図11】従来のハーフトーン方式位相シフトマスクに
おける問題点を説明するための、露光光の光強度分布及
び半導体基板等の模式的な一部断面図である。
おける問題点を説明するための、露光光の光強度分布及
び半導体基板等の模式的な一部断面図である。
10 基板 12 光透過領域 14 半遮光領域 20 半遮光層 22 位相シフト層 30 レジスト 40 シフター層兼半遮光層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 528
Claims (4)
- 【請求項1】光透過領域と半遮光領域から成り、光透過
領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相差が
180度ではないことを特徴とするハーフトーン方式位
相シフトマスク。 - 【請求項2】光透過領域を通過する光と半遮光領域を通
過する光の位相差が100度乃至130度であることを
特徴とする請求項1に記載のハーフトーン方式位相シフ
トマスク。 - 【請求項3】光透過領域と半遮光領域から成り、光透過
領域を通過する光と半遮光領域を通過する光の位相差が
180度ではないハーフトーン方式位相シフトマスクを
用いて、基板上に形成されたレジスト材料を露光するこ
とを特徴とするレジスト露光方法。 - 【請求項4】光透過領域を通過する光と半遮光領域を通
過する光の位相差が100度乃至130度であるハーフ
トーン方式位相シフトマスクを用いて、基板上に形成さ
れたレジスト材料を露光することを特徴とする請求項3
に記載のレジスト露光方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16607894A JPH0815851A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ハーフトーン方式位相シフトマスク及びレジスト露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16607894A JPH0815851A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ハーフトーン方式位相シフトマスク及びレジスト露光方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815851A true JPH0815851A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15824579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16607894A Pending JPH0815851A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ハーフトーン方式位相シフトマスク及びレジスト露光方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815851A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1048808A (ja) * | 1996-05-30 | 1998-02-20 | Hoya Corp | フォトマスクの製造方法 |
| JP2007072451A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-03-22 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 露光マスク |
| JP2008134669A (ja) * | 2008-02-25 | 2008-06-12 | Fujitsu Ltd | フォトマスクの製造方法 |
| JP2009042742A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | S & S Tech Co Ltd | グレートーンブランクマスク及びグレートーンフォトマスク並びにそれらの製造方法 |
| TWI400559B (zh) * | 2007-01-11 | 2013-07-01 | S&S Tech Co Ltd | 灰度光罩基板及光罩製造方法 |
| WO2015025922A1 (ja) * | 2013-08-21 | 2015-02-26 | 大日本印刷株式会社 | マスクブランクス、ネガ型レジスト膜付きマスクブランクス、位相シフトマスク、およびそれを用いるパターン形成体の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16607894A patent/JPH0815851A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1048808A (ja) * | 1996-05-30 | 1998-02-20 | Hoya Corp | フォトマスクの製造方法 |
| JP2007072451A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-03-22 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 露光マスク |
| TWI400559B (zh) * | 2007-01-11 | 2013-07-01 | S&S Tech Co Ltd | 灰度光罩基板及光罩製造方法 |
| JP2009042742A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | S & S Tech Co Ltd | グレートーンブランクマスク及びグレートーンフォトマスク並びにそれらの製造方法 |
| JP2008134669A (ja) * | 2008-02-25 | 2008-06-12 | Fujitsu Ltd | フォトマスクの製造方法 |
| WO2015025922A1 (ja) * | 2013-08-21 | 2015-02-26 | 大日本印刷株式会社 | マスクブランクス、ネガ型レジスト膜付きマスクブランクス、位相シフトマスク、およびそれを用いるパターン形成体の製造方法 |
| JP2015194673A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | マスクブランクス、ネガ型レジスト膜付きマスクブランクス、位相シフトマスク、およびそれを用いるパターン形成体の製造方法 |
| JP2015194758A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 位相シフトマスク |
| US9874808B2 (en) | 2013-08-21 | 2018-01-23 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Mask blank, mask blank with negative resist film, phase shift mask, and method for producing pattern formed body using same |
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