JPH08158546A - 防水材の軽量保護板 - Google Patents
防水材の軽量保護板Info
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- JPH08158546A JPH08158546A JP30472794A JP30472794A JPH08158546A JP H08158546 A JPH08158546 A JP H08158546A JP 30472794 A JP30472794 A JP 30472794A JP 30472794 A JP30472794 A JP 30472794A JP H08158546 A JPH08158546 A JP H08158546A
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- case
- mortar
- adhesive
- lightweight
- lightweight mortar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケースと軽量モルタルとの密着性を高めて、
ケースと軽量モルタルとの剥離をなくして、耐久性にす
ぐれた軽量モルタルを提供すること 【構成】 相対峙する2辺の側壁1、2と底板3とを有
する断面が略凹形状をした硬質合成樹脂製ケースaの内
側面の一部又は全面に、常温で粘着力を有する粘着剤又
は接着剤bを処理し、該ケースa内に軽量モルタルcを
注型・硬化してケースと軽量モルタルを一体成形し、そ
の軽量モルタルcが中空体のような軽量無機質粒子を含
有した流動性のスラリーを注型してなること 【効果】 合成樹脂製ケースと軽量モルタルが強く密着
し、粘着剤層へ軽量モルタルがくい込み一体化が向上
し、温度変化や衝撃等の負加に対しても剥離せず、ケー
スの補強効果を維持、耐久性にすぐれる。
ケースと軽量モルタルとの剥離をなくして、耐久性にす
ぐれた軽量モルタルを提供すること 【構成】 相対峙する2辺の側壁1、2と底板3とを有
する断面が略凹形状をした硬質合成樹脂製ケースaの内
側面の一部又は全面に、常温で粘着力を有する粘着剤又
は接着剤bを処理し、該ケースa内に軽量モルタルcを
注型・硬化してケースと軽量モルタルを一体成形し、そ
の軽量モルタルcが中空体のような軽量無機質粒子を含
有した流動性のスラリーを注型してなること 【効果】 合成樹脂製ケースと軽量モルタルが強く密着
し、粘着剤層へ軽量モルタルがくい込み一体化が向上
し、温度変化や衝撃等の負加に対しても剥離せず、ケー
スの補強効果を維持、耐久性にすぐれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般住宅のベランダや屋
上等の防水構造における防水材の保護のために用いる軽
量保護板に係り、合成樹脂製ケースと軽量モルタルとの
密着性を高めて耐久性にすぐれ、合成樹脂製ケースで補
強された軽量モルタル成形板に関するものである。
上等の防水構造における防水材の保護のために用いる軽
量保護板に係り、合成樹脂製ケースと軽量モルタルとの
密着性を高めて耐久性にすぐれ、合成樹脂製ケースで補
強された軽量モルタル成形板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものとして実開平5−71
317公報には一般住宅のベランダや屋上等の防水構造
において、防水シートなどからなる防水材の保護のため
に、側壁と底板とからなる合成樹脂製ケースの側壁と底
板とに突起状を設け、該合成樹脂製ケース内に軽量モル
タルを注型し一体成形することにより、物理的にモルタ
ルとケースとを密着するとともにケースからモルタルの
抜け防止とした軽量モルタル成形体が開示されている。
該ケースにおいて、4側壁と底板からなる箱状ケースの
場合は、各面が各々固定されて、ケースが強固なため
に、温度変化に対する合成樹脂製ケースの伸縮が小さい
ために、温度変化の繰り返し作用に対して、モルタルと
ケースとの密着性が良いので、長期使用においても、ケ
ースとモルタルとの間で剥離が生じ難く、耐久性上問題
はない。
317公報には一般住宅のベランダや屋上等の防水構造
において、防水シートなどからなる防水材の保護のため
に、側壁と底板とからなる合成樹脂製ケースの側壁と底
板とに突起状を設け、該合成樹脂製ケース内に軽量モル
タルを注型し一体成形することにより、物理的にモルタ
ルとケースとを密着するとともにケースからモルタルの
抜け防止とした軽量モルタル成形体が開示されている。
該ケースにおいて、4側壁と底板からなる箱状ケースの
場合は、各面が各々固定されて、ケースが強固なため
に、温度変化に対する合成樹脂製ケースの伸縮が小さい
ために、温度変化の繰り返し作用に対して、モルタルと
ケースとの密着性が良いので、長期使用においても、ケ
ースとモルタルとの間で剥離が生じ難く、耐久性上問題
はない。
【0003】しかし、相対する2側壁と底板からなる一
方の側壁が開放された断面が略凹形状ケースの場合は、
開口部で側壁と底板が支持されていないために、側壁と
底板が動きやすく、箱状ケースに比べて、温度変化に対
する伸縮が大きく、ケースの形状保持性が悪い。このた
めに、4側壁を有する箱状ケースに比べて温度変化の繰
り返し作用を長期受けると、モルタルとケースとの間で
剥離が生じて、モルタルが欠けたり、成形体の強度低下
を生じ、耐久性に問題を生じて好ましくない。
方の側壁が開放された断面が略凹形状ケースの場合は、
開口部で側壁と底板が支持されていないために、側壁と
底板が動きやすく、箱状ケースに比べて、温度変化に対
する伸縮が大きく、ケースの形状保持性が悪い。このた
めに、4側壁を有する箱状ケースに比べて温度変化の繰
り返し作用を長期受けると、モルタルとケースとの間で
剥離が生じて、モルタルが欠けたり、成形体の強度低下
を生じ、耐久性に問題を生じて好ましくない。
【0004】そこで、相対する2側壁からなるケースと
モルタルとの密着性を高めて、ケースの形状安定性を保
持する手段として、ケースの内側に砂やケイ砂等の粒子
を混合したエポキシ樹脂を塗布したり、サンドブラスト
により、内側表面を凹凸にして、アンカー効果でモルタ
ルとケースとの密着性を高めることも考えられ、処理す
ることにより効果は有るが、充分な密着性が得られない
ために、長期耐久性に欠けてやはり問題である。
モルタルとの密着性を高めて、ケースの形状安定性を保
持する手段として、ケースの内側に砂やケイ砂等の粒子
を混合したエポキシ樹脂を塗布したり、サンドブラスト
により、内側表面を凹凸にして、アンカー効果でモルタ
ルとケースとの密着性を高めることも考えられ、処理す
ることにより効果は有るが、充分な密着性が得られない
ために、長期耐久性に欠けてやはり問題である。
【0005】更に、該ケースへの注型として、軽量モル
タルのスラリー注型が作業性が良く好ましいが、セメン
ト硬化に必要以上の余剰水を含んでおり、注型後の軽量
モルタルが硬化する際に、軽量モルタルが収縮を生じる
ため及び軽量化のために火山灰を発泡させた中空体のよ
うな無機質の軽量粒子が混合されているために、該軽量
粒子の混合されていない通常のモルタルに比べて強度が
弱い上に、スラリー注型の場合、スリラーが流動性を有
するのでケース内への緻密な詰め込みが完全に出来ない
ことから、硬化体が粗になり、強度が弱くなるために、
ケースと軽量モルタルとの界面密着性が弱くなりやすく
なり、温度変化によるケースの寸法変化や衝撃等で軽量
モルタルとケースの界面で剥れが生じて好ましくない。
タルのスラリー注型が作業性が良く好ましいが、セメン
ト硬化に必要以上の余剰水を含んでおり、注型後の軽量
モルタルが硬化する際に、軽量モルタルが収縮を生じる
ため及び軽量化のために火山灰を発泡させた中空体のよ
うな無機質の軽量粒子が混合されているために、該軽量
粒子の混合されていない通常のモルタルに比べて強度が
弱い上に、スラリー注型の場合、スリラーが流動性を有
するのでケース内への緻密な詰め込みが完全に出来ない
ことから、硬化体が粗になり、強度が弱くなるために、
ケースと軽量モルタルとの界面密着性が弱くなりやすく
なり、温度変化によるケースの寸法変化や衝撃等で軽量
モルタルとケースの界面で剥れが生じて好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、その目的は
該ケースと軽量モルタルとの密着性を高めて、ケースと
軽量モルタルとの剥離をなくして、耐久性にすぐれた軽
量モルタルを提供することにある。
題点を解決するためになされたものであり、その目的は
該ケースと軽量モルタルとの密着性を高めて、ケースと
軽量モルタルとの剥離をなくして、耐久性にすぐれた軽
量モルタルを提供することにある。
【0007】
【発明が解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、本発明がなした技術的手段はケース内の側壁及び
/又は底板との一部又は全面に常温(10〜30℃)で
粘着性(タック)を有する粘着剤又は接着剤を付着さ
せ、該ケース内に軽量モルタルのスラリーを注型、硬化
せしめて一体成形したことである。
めに、本発明がなした技術的手段はケース内の側壁及び
/又は底板との一部又は全面に常温(10〜30℃)で
粘着性(タック)を有する粘着剤又は接着剤を付着さ
せ、該ケース内に軽量モルタルのスラリーを注型、硬化
せしめて一体成形したことである。
【0008】
【作 用】常温で粘着力を有するために、合成樹脂製ケ
ースと軽量モルタルとの相方を粘着力で結合するために
合成樹脂製ケースの樹脂組成に関係なく、軽量モルタル
とケースとの密着力を高めることができる。
ースと軽量モルタルとの相方を粘着力で結合するために
合成樹脂製ケースの樹脂組成に関係なく、軽量モルタル
とケースとの密着力を高めることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図中Aは本発明の軽量保護板を示し、該保護板A
は相対峙する2辺の側壁1、2と底板3とを有する合成
樹脂製ケースaと、該ケースaの内側面の一部又は全面
に処理した粘着剤又は接着剤bと、充填される軽量モル
タルcとからなるものである。
する。図中Aは本発明の軽量保護板を示し、該保護板A
は相対峙する2辺の側壁1、2と底板3とを有する合成
樹脂製ケースaと、該ケースaの内側面の一部又は全面
に処理した粘着剤又は接着剤bと、充填される軽量モル
タルcとからなるものである。
【0010】合成樹脂製ケースaはアクリロニトリル、
ブタジエン、スチレン共重合樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロビレン、ポリエステル等の所望の
熱可塑製樹脂を押出成型、射出成型、ブロ−成型、真空
成型等の任意の成型方法で、相対峙する2辺の側壁1,
2と底板3とを有し断面形状が偏平な略凹形状の硬質も
のであり、上記熱可塑性樹脂に、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハロゲン系難燃
剤等の難燃剤を添加して難燃配合としても良い。
ブタジエン、スチレン共重合樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロビレン、ポリエステル等の所望の
熱可塑製樹脂を押出成型、射出成型、ブロ−成型、真空
成型等の任意の成型方法で、相対峙する2辺の側壁1,
2と底板3とを有し断面形状が偏平な略凹形状の硬質も
のであり、上記熱可塑性樹脂に、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハロゲン系難燃
剤等の難燃剤を添加して難燃配合としても良い。
【0011】図1に示す合成樹脂製ケースaは板厚が1
〜2mm、高さが18〜25mm、幅が150〜300
mm、長さが300〜500mmの偏平な断面略凹形状
からなる硬質塩化ビニル樹脂製ケースで、このケースa
の側壁1,2の内側にはモルタルcの抜け防止とモルタ
ルcとの密着性を良くするために突出片12,22を設
けると共に外側には隣接する保護板Aのケースaにおけ
る側辺1,2とが互いに嵌合できるように凹凸形状1
1,21にして、保護板Aの敷設作業性が容易で保護板
同士を強固に接合でき、また底板3にはモルタルcとの
密着性を良くするためと、水切りのために側壁に平行な
幅10〜20mm、高さが1〜5mmの帯状の凹凸形状
31,32にして軽量モルタルの補強効果を有せしめ
る。
〜2mm、高さが18〜25mm、幅が150〜300
mm、長さが300〜500mmの偏平な断面略凹形状
からなる硬質塩化ビニル樹脂製ケースで、このケースa
の側壁1,2の内側にはモルタルcの抜け防止とモルタ
ルcとの密着性を良くするために突出片12,22を設
けると共に外側には隣接する保護板Aのケースaにおけ
る側辺1,2とが互いに嵌合できるように凹凸形状1
1,21にして、保護板Aの敷設作業性が容易で保護板
同士を強固に接合でき、また底板3にはモルタルcとの
密着性を良くするためと、水切りのために側壁に平行な
幅10〜20mm、高さが1〜5mmの帯状の凹凸形状
31,32にして軽量モルタルの補強効果を有せしめ
る。
【0012】なお、上記合成樹脂製ケースaは図示例に
限定されず、側壁1,2には突出片12,22が上端に
形成されても良く、互いに嵌合できる凹凸形状11,2
1は溝形状や突出片形状でも良い。また、底板3は内側
にやや湾曲させた形態でも、モルタルbと底板3との抵
抗を増大させるために底板3に設けた凹凸形状の凸形状
を逆テーパーにしても良く、凹部31と凸部32のいず
れか一方又は双方に突出片33を設けても良い。さら
に、このケースはその幅と長さの比率は1対1〜1対3
が好ましい。
限定されず、側壁1,2には突出片12,22が上端に
形成されても良く、互いに嵌合できる凹凸形状11,2
1は溝形状や突出片形状でも良い。また、底板3は内側
にやや湾曲させた形態でも、モルタルbと底板3との抵
抗を増大させるために底板3に設けた凹凸形状の凸形状
を逆テーパーにしても良く、凹部31と凸部32のいず
れか一方又は双方に突出片33を設けても良い。さら
に、このケースはその幅と長さの比率は1対1〜1対3
が好ましい。
【0013】このような形状の硬質塩化ビニル樹脂製ケ
ースaの側壁1,2及び/又は底板3の、好ましくは側
壁1,2及び底板3の内側面の一部又は全面に常温で粘
着性を有する粘着剤又は接着剤bをハケやスプレーなど
で0.03〜1mm厚に塗布し、乾燥させる。
ースaの側壁1,2及び/又は底板3の、好ましくは側
壁1,2及び底板3の内側面の一部又は全面に常温で粘
着性を有する粘着剤又は接着剤bをハケやスプレーなど
で0.03〜1mm厚に塗布し、乾燥させる。
【0014】常温(10〜30℃)で粘着性を有する粘
着剤又は接着剤bは、ブチル系重合体、スチレン−ブタ
ジェン系共重合体、ブタジェン−アクリクニトリル系共
重合体、アクリル酸エステル系重合体又は共重合体から
なるエマルジョンタイプまたは溶液タイプのもので、ホ
ットメルトタイプは加熱溶融させながら付着させ、フォ
ームや不織布等の基材の両面に塗布した両面粘着テープ
タイプのものは貼着する。
着剤又は接着剤bは、ブチル系重合体、スチレン−ブタ
ジェン系共重合体、ブタジェン−アクリクニトリル系共
重合体、アクリル酸エステル系重合体又は共重合体から
なるエマルジョンタイプまたは溶液タイプのもので、ホ
ットメルトタイプは加熱溶融させながら付着させ、フォ
ームや不織布等の基材の両面に塗布した両面粘着テープ
タイプのものは貼着する。
【0015】軽量モルタルcは普通ポルトランドセメン
ト、普通早強セメント、フライアッシュセメント、高炉
セメント等のセメントに、火山灰等を発泡させた無機質
発泡体で見掛け比重が0.2〜1.0g/cm3 で、粒
径が30〜500μの細粒子軽量骨材を骨材セメント比
で0.1〜0.6、繊維長が5〜25mmのガラス繊
維、ビニロン繊維、炭素繊維等の短繊維を0〜5容量
%、その他に粒径が2mm以下の砂や珪砂等の硬質細粒
子骨材、メチルセルロース、スチレン−ブタジエン系エ
マルジョン、アクリル系エマルジョン、エポキシ樹脂等
の粘結剤や減水剤等をモルタル硬化体の比重が0.8〜
1.5g/cm3 になるように適当に混合すると共に適
当量の水を加えてなる所望なスラリー、すなわち中空体
のようなを軽量無機質粒子を含有した流動性のスリラー
を、側壁1,2の両端開口部に仕切り板を設けて閉口
し、前述せる常温で粘着性を有する粘着剤又は接着剤b
を処理してなる合成樹脂製ケースa内に注入し微振動を
加えながら表面を平坦に注型したものである。
ト、普通早強セメント、フライアッシュセメント、高炉
セメント等のセメントに、火山灰等を発泡させた無機質
発泡体で見掛け比重が0.2〜1.0g/cm3 で、粒
径が30〜500μの細粒子軽量骨材を骨材セメント比
で0.1〜0.6、繊維長が5〜25mmのガラス繊
維、ビニロン繊維、炭素繊維等の短繊維を0〜5容量
%、その他に粒径が2mm以下の砂や珪砂等の硬質細粒
子骨材、メチルセルロース、スチレン−ブタジエン系エ
マルジョン、アクリル系エマルジョン、エポキシ樹脂等
の粘結剤や減水剤等をモルタル硬化体の比重が0.8〜
1.5g/cm3 になるように適当に混合すると共に適
当量の水を加えてなる所望なスラリー、すなわち中空体
のようなを軽量無機質粒子を含有した流動性のスリラー
を、側壁1,2の両端開口部に仕切り板を設けて閉口
し、前述せる常温で粘着性を有する粘着剤又は接着剤b
を処理してなる合成樹脂製ケースa内に注入し微振動を
加えながら表面を平坦に注型したものである。
【0016】上記注型したモルタルcが未硬化の時に、
その表面に粒径が2〜7mmのミカゲ石、ジャモン石、
伏見石等の天然小石または粒径が0.1〜3mmの着色
セラミック粒子,ケイ砂,セメント硬化物の粉砕粒子等
の無機粒子4を散布することは任意であり、自然養生し
てモルタルを硬化し、硬化後、仕切板を取り除く。
その表面に粒径が2〜7mmのミカゲ石、ジャモン石、
伏見石等の天然小石または粒径が0.1〜3mmの着色
セラミック粒子,ケイ砂,セメント硬化物の粉砕粒子等
の無機粒子4を散布することは任意であり、自然養生し
てモルタルを硬化し、硬化後、仕切板を取り除く。
【0017】また、モルタル2の表面に固着した無機粒
子4をより強固に固着するために、アクリル系樹脂、ス
チレン−ブタジエン系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ
系樹脂等の溶液、エマルジョンタイプの透明合成樹脂を
固形分にして難燃性に支障のない100〜300g/m
2 塗布、乾燥して透明層5を形成することも良い。
子4をより強固に固着するために、アクリル系樹脂、ス
チレン−ブタジエン系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ
系樹脂等の溶液、エマルジョンタイプの透明合成樹脂を
固形分にして難燃性に支障のない100〜300g/m
2 塗布、乾燥して透明層5を形成することも良い。
【0018】このようにして得られた保護板Aは全体重
量が20〜25kg/m2 と軽量であり、軽量モルタル
cは合成樹脂製ケースaで側壁1,2と底板3とで包ま
れていると共に側壁の内側突出片12又はおよび22が
モルタルc内にくい込んで脱型防止効果を有し、更に底
板3の凹凸形状31,32がモルタルcのずれ防止と引
っ掛かり抵抗の増大でモルタルcと合成樹脂製ケースa
とが一体、密着されているので、補強効果を有し、更に
モルタルcの表面に無機粒子4が露出固着されている場
合はモルタルcが保護される。
量が20〜25kg/m2 と軽量であり、軽量モルタル
cは合成樹脂製ケースaで側壁1,2と底板3とで包ま
れていると共に側壁の内側突出片12又はおよび22が
モルタルc内にくい込んで脱型防止効果を有し、更に底
板3の凹凸形状31,32がモルタルcのずれ防止と引
っ掛かり抵抗の増大でモルタルcと合成樹脂製ケースa
とが一体、密着されているので、補強効果を有し、更に
モルタルcの表面に無機粒子4が露出固着されている場
合はモルタルcが保護される。
【0019】次に具体的実施の態様について説明する。
図1に示すような形状の硬質塩化ビニル樹脂製ケースa
の側壁1,2及び底板3の中央部に常温で粘着性を有す
るアクリル酸エステル系共重合体エマルジョン(セメダ
イ(株)製のエクセルタック)をハケで約0.2mm厚
に塗布し、乾燥させる。
図1に示すような形状の硬質塩化ビニル樹脂製ケースa
の側壁1,2及び底板3の中央部に常温で粘着性を有す
るアクリル酸エステル系共重合体エマルジョン(セメダ
イ(株)製のエクセルタック)をハケで約0.2mm厚
に塗布し、乾燥させる。
【0020】ケースの開放側壁面両方を仕切板で密封
後、下記配合の軽量モルタルのスラリーを注型し、表面
を平らに均らした後、軽量モルタルを硬化するために養
生し、軽量モルタルとケースとを一体成形した軽量モル
タル成形体が得た。 (軽量モルタル配合) 普通セメント 100 ケイ砂 40 シラスバルーン(軽量骨材) 30 ガラス短繊維 2 水 60 上記軽量モルタル成形体の比重は1.1g/cm3 であ
る。
後、下記配合の軽量モルタルのスラリーを注型し、表面
を平らに均らした後、軽量モルタルを硬化するために養
生し、軽量モルタルとケースとを一体成形した軽量モル
タル成形体が得た。 (軽量モルタル配合) 普通セメント 100 ケイ砂 40 シラスバルーン(軽量骨材) 30 ガラス短繊維 2 水 60 上記軽量モルタル成形体の比重は1.1g/cm3 であ
る。
【0021】このようにして得た軽量モルタル成形体
と、粘着剤又は接着剤を付着させないで得た軽量モルタ
ル成形体との両者を、70℃に1日加熱した後15℃に
1日冷却することを1サイクルとして10サイクル繰り
返した結果、粘着剤又は接着剤を付着させていない成形
体はケースの側壁及び底板でモルタルとケースに剥離が
生じていたが、粘着剤又は接着剤を付着した成形体はケ
ースとモルタルとの剥離は認められなかった。
と、粘着剤又は接着剤を付着させないで得た軽量モルタ
ル成形体との両者を、70℃に1日加熱した後15℃に
1日冷却することを1サイクルとして10サイクル繰り
返した結果、粘着剤又は接着剤を付着させていない成形
体はケースの側壁及び底板でモルタルとケースに剥離が
生じていたが、粘着剤又は接着剤を付着した成形体はケ
ースとモルタルとの剥離は認められなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明の軽量保護板は常温で粘着力を有
する粘着剤又は接着剤を用いることによって、ケース内
に軽量モルタルのスラリーを注型しても、軽量モルタル
が硬化後、粘着剤の粘着力が再発現して、合成樹脂製ケ
ースと軽量モルタルが強く密着し、更に柔軟性を有する
ので、粘着剤層への軽量モルタルのくい込みが良く、該
ケースと軽量モルタルとの一体化が向上するので、温度
変化や衝撃等の負加に対しても軽量モルタルが該ケース
と剥離することがなく、合成樹脂製ケースの補強効果を
維持するために、耐久性にすぐれたものとなる。
する粘着剤又は接着剤を用いることによって、ケース内
に軽量モルタルのスラリーを注型しても、軽量モルタル
が硬化後、粘着剤の粘着力が再発現して、合成樹脂製ケ
ースと軽量モルタルが強く密着し、更に柔軟性を有する
ので、粘着剤層への軽量モルタルのくい込みが良く、該
ケースと軽量モルタルとの一体化が向上するので、温度
変化や衝撃等の負加に対しても軽量モルタルが該ケース
と剥離することがなく、合成樹脂製ケースの補強効果を
維持するために、耐久性にすぐれたものとなる。
【0023】また、この常温で粘着力を有する粘着剤又
は接着剤からなる被膜は柔軟性を有するために温度変化
によるケースの寸法変化や衝撃等に追随できるので、相
方の界面での剥離がなく、ケースと軽量モルタルとの密
着性の低下がない。常温で粘着力を有するためにケース
内に軽量モルタルのスラリーを注型した場合も、軽量モ
ルタルが硬化中は軽量モルタル中の水分のために粘着剤
又は接着剤の粘着力が無くなるが、軽量モルタルが硬化
し、養生中に余剰水分が蒸発すると粘着力が回復発現す
るために、ケースとモルタルとの密着に問題はなく、更
に、柔軟であるので、軽量モルタルのスラリーを注型し
た場合の軽量モルタルの粘着剤又は接着剤層へのくい込
みも良いので密着性が向上する。常温で粘着力を有しな
い粘着剤又は接着剤は軽量モルタルのスラリーを注型、
硬化した後も粘着力が発現しないために、好ましくな
い。
は接着剤からなる被膜は柔軟性を有するために温度変化
によるケースの寸法変化や衝撃等に追随できるので、相
方の界面での剥離がなく、ケースと軽量モルタルとの密
着性の低下がない。常温で粘着力を有するためにケース
内に軽量モルタルのスラリーを注型した場合も、軽量モ
ルタルが硬化中は軽量モルタル中の水分のために粘着剤
又は接着剤の粘着力が無くなるが、軽量モルタルが硬化
し、養生中に余剰水分が蒸発すると粘着力が回復発現す
るために、ケースとモルタルとの密着に問題はなく、更
に、柔軟であるので、軽量モルタルのスラリーを注型し
た場合の軽量モルタルの粘着剤又は接着剤層へのくい込
みも良いので密着性が向上する。常温で粘着力を有しな
い粘着剤又は接着剤は軽量モルタルのスラリーを注型、
硬化した後も粘着力が発現しないために、好ましくな
い。
【図1】 本発明軽量保護板の一実施例の断面図
【図2】 他実施例の断面図
a:合成樹脂製ケース、b:常温で粘着力を有する粘着
剤又は接着剤、c:軽量モルタル、1,2:側壁、3:
底板。
剤又は接着剤、c:軽量モルタル、1,2:側壁、3:
底板。
Claims (2)
- 【請求項1】相対峙する2辺の側壁と底板とを有する断
面が略凹形状をした硬質合成樹脂製ケースの内側面の一
部又は全面に、常温で粘着力を有する粘着剤又は接着剤
を処理し、該ケース内に軽量モルタルを注型・硬化して
ケースと軽量モルタルを一体成形したことを特徴とする
防水材の軽量保護板。 - 【請求項2】軽量モルタルが中空体のような軽量無機質
粒子を含有した流動性のスラリーを注型してなることを
特徴とする請求項1記載の防水材の軽量保護板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30472794A JPH08158546A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 防水材の軽量保護板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30472794A JPH08158546A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 防水材の軽量保護板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158546A true JPH08158546A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17936492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30472794A Pending JPH08158546A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 防水材の軽量保護板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08158546A (ja) |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30472794A patent/JPH08158546A/ja active Pending
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