JPH0815859B2 - 内外装用樹脂成形パネル構造 - Google Patents
内外装用樹脂成形パネル構造Info
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- JPH0815859B2 JPH0815859B2 JP62235593A JP23559387A JPH0815859B2 JP H0815859 B2 JPH0815859 B2 JP H0815859B2 JP 62235593 A JP62235593 A JP 62235593A JP 23559387 A JP23559387 A JP 23559387A JP H0815859 B2 JPH0815859 B2 JP H0815859B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/01—Liners for load platforms or load compartments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内外装用の樹脂成形パネルの一部領域を成形
パネル本体から容易に分離できるようにして、例えばグ
レードの違いや各種オプション仕様に対しても適用でき
るようにした内外装用樹脂成形パネル構造に関する。
パネル本体から容易に分離できるようにして、例えばグ
レードの違いや各種オプション仕様に対しても適用でき
るようにした内外装用樹脂成形パネル構造に関する。
従来のトランクルームを形成するトランクトリムは、
グレードの違いやオプション仕様の違いにより、その形
状がそれぞれ異なっていた。例えばセダンとハードトッ
プとでは、トランクトリム配設領域周辺の形状および構
造の違い等から僅かにその形状を異にし、それぞれのタ
イプに合致した形状のトランクトリムを別個に用意する
ようになってい。
グレードの違いやオプション仕様の違いにより、その形
状がそれぞれ異なっていた。例えばセダンとハードトッ
プとでは、トランクトリム配設領域周辺の形状および構
造の違い等から僅かにその形状を異にし、それぞれのタ
イプに合致した形状のトランクトリムを別個に用意する
ようになってい。
また、例えばリヤシートにオプション仕様のシートベ
ルトを装着するには、トランクトリムにシートベルト装
着固定用の開口部を形成しなければならず、予め開口部
の形成されたトランクトリムを用意しておくか、生産ラ
インで孔開け加工を行ってこれに対応していた。
ルトを装着するには、トランクトリムにシートベルト装
着固定用の開口部を形成しなければならず、予め開口部
の形成されたトランクトリムを用意しておくか、生産ラ
インで孔開け加工を行ってこれに対応していた。
〔発明の解決しようとする問題点〕 このように従来では、例えばハードトップ用のトラン
クトリムもセダン用のトランクトリムも僅かにその形状
が異なっているに過ぎない場合であっても、それぞれの
トランクトリムを製造しており、同一のトランクトリム
を使い分ける場合に比べて非常に不経済であるという問
題点があった。また生産ライン内で開口部を形成する等
の作業は非常に効率が悪いという問題点もあった。
クトリムもセダン用のトランクトリムも僅かにその形状
が異なっているに過ぎない場合であっても、それぞれの
トランクトリムを製造しており、同一のトランクトリム
を使い分ける場合に比べて非常に不経済であるという問
題点があった。また生産ライン内で開口部を形成する等
の作業は非常に効率が悪いという問題点もあった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は汎用性のある樹脂製成形パネル構造を提
供することにある。
で、その目的は汎用性のある樹脂製成形パネル構造を提
供することにある。
次に、本発明の一実施例を示す第1図〜第5図を参照
して本発明を説明する。
して本発明を説明する。
本発明に係る内外装用樹脂成形パネル構造は、樹脂製
成形パネル(サイドトリム10)の所定領域14,24が2以
上のわずかな未切断部16,26を残して切断され、この所
定領域14,24が前記未切断部16,26を介して成形パネル本
体につながり、必要に応じて成形パネル本体から分離で
きるようにされた内外装用樹脂成形パネル構造であっ
て、スタンピング成形により、成形パネル(サイドトリ
ム10)の所定部位に、周辺領域に比べて板厚の非常に厚
い薄肉凹部18,28を形成し、分離可能な所定領域14,24と
成形パネル本体とをつなぐ未切断部16,26を、この薄肉
凹部18,28の底面に設けるようにしたものである。
成形パネル(サイドトリム10)の所定領域14,24が2以
上のわずかな未切断部16,26を残して切断され、この所
定領域14,24が前記未切断部16,26を介して成形パネル本
体につながり、必要に応じて成形パネル本体から分離で
きるようにされた内外装用樹脂成形パネル構造であっ
て、スタンピング成形により、成形パネル(サイドトリ
ム10)の所定部位に、周辺領域に比べて板厚の非常に厚
い薄肉凹部18,28を形成し、分離可能な所定領域14,24と
成形パネル本体とをつなぐ未切断部16,26を、この薄肉
凹部18,28の底面に設けるようにしたものである。
分離可能な所定領域14,24をパネル裏面に押し込んだ
り、薄肉の未切断部16,26から折り曲げたりして所定領
域14,24をパネル本体から分離除去し、ここに開口部を
形成して、形状の異なるパネルとして利用できる。ま
た、分離可能な所定領域14,24とパネル本体とをつない
でいる薄肉の未切断部16,26は、パネルの使用に際し振
動等の外乱や負荷が作用しても所定領域14,24をパネル
本体につないでおくことができるに足りる十分な強度を
有しているので、通常の状態でパネルを用いたとしても
何ら問題はない。
り、薄肉の未切断部16,26から折り曲げたりして所定領
域14,24をパネル本体から分離除去し、ここに開口部を
形成して、形状の異なるパネルとして利用できる。ま
た、分離可能な所定領域14,24とパネル本体とをつない
でいる薄肉の未切断部16,26は、パネルの使用に際し振
動等の外乱や負荷が作用しても所定領域14,24をパネル
本体につないでおくことができるに足りる十分な強度を
有しているので、通常の状態でパネルを用いたとしても
何ら問題はない。
またスタンピング成形によれば、樹脂製パネルの未切
断部16,26の形成予定位置に精度よく薄肉凹部18,28を形
成できる。
断部16,26の形成予定位置に精度よく薄肉凹部18,28を形
成できる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、ト
ランクルームを形成するサイドトリムに本発明を適用し
た例である。
ランクルームを形成するサイドトリムに本発明を適用し
た例である。
第1図において、符号10は熱可塑性樹脂がスタンピン
グ成形されて製造された成形パネルで、自動車のトラン
クルームを構成する左サイドトリムである。この図で
は、立てた状態の左サイドトリムをトランクルーム後方
斜め上方から見降ろした状態を示す図で、サイドトリム
10の表側(トランクルームに臨む側)10aが見えてい
る。また符号12はリヤシートバックに連結されるパネル
側縁領域を示している。
グ成形されて製造された成形パネルで、自動車のトラン
クルームを構成する左サイドトリムである。この図で
は、立てた状態の左サイドトリムをトランクルーム後方
斜め上方から見降ろした状態を示す図で、サイドトリム
10の表側(トランクルームに臨む側)10aが見えてい
る。また符号12はリヤシートバックに連結されるパネル
側縁領域を示している。
サイドトリム10の上側縁部近傍には、第2図に拡大し
て示されるような円形状の第1の分離可能領域14が形成
されている。この第1分離可能領域14は、オプション仕
様であるリヤシート側3点式シートベルトを取付固定す
る際に、この分離可能領域14をサイドトリム本体から分
離して開口させ、シートベルト取付固定用のボルト挿通
孔としてこの開口部を利用しようとする部位で、一対の
未切断部16を除き、符号15,15で示す半円形状の切断線
で取囲まれている。未切断部16は、サイドトリム裏面10
bに形成された、例えば6×6mm角の略正方形状凹部18内
に位置しており、この凹部18における板厚は、第5図に
示されるように、周辺領域の平均板厚に比べて極端に薄
く、例えばサイドトリム10の平均板厚t1が1.2〜2.0mmで
あるのに対し、凹部18内の板厚t2は0.3〜0.4mmである。
またこの凹部18内に位置する未切断部16の巾dは、例え
ば1〜2mmと非常に狭いものとなっている。この凹部18
を形成するには、スタンピング成形装置の金型の成形面
にこの凹部18形成用の突起を設けておき、樹脂が半流動
状態となっているスタンピング成形の際に、サイドトリ
ム10の成形と同時に形成するようになっている。
て示されるような円形状の第1の分離可能領域14が形成
されている。この第1分離可能領域14は、オプション仕
様であるリヤシート側3点式シートベルトを取付固定す
る際に、この分離可能領域14をサイドトリム本体から分
離して開口させ、シートベルト取付固定用のボルト挿通
孔としてこの開口部を利用しようとする部位で、一対の
未切断部16を除き、符号15,15で示す半円形状の切断線
で取囲まれている。未切断部16は、サイドトリム裏面10
bに形成された、例えば6×6mm角の略正方形状凹部18内
に位置しており、この凹部18における板厚は、第5図に
示されるように、周辺領域の平均板厚に比べて極端に薄
く、例えばサイドトリム10の平均板厚t1が1.2〜2.0mmで
あるのに対し、凹部18内の板厚t2は0.3〜0.4mmである。
またこの凹部18内に位置する未切断部16の巾dは、例え
ば1〜2mmと非常に狭いものとなっている。この凹部18
を形成するには、スタンピング成形装置の金型の成形面
にこの凹部18形成用の突起を設けておき、樹脂が半流動
状態となっているスタンピング成形の際に、サイドトリ
ム10の成形と同時に形成するようになっている。
凹部18内の板厚は0.3〜0.4mmという極めて薄い厚さと
されており、サイドトリムのような樹脂成形パネルの所
定位置にこのような極薄板厚領域を形成するにはスタン
ピング成形が最適である。というのは、例えばインジェ
クション成形では、極薄板厚領域において材料(溶融樹
脂)が流れにくなって成形性が低下し、不良品率が高ま
り、あるいはウェルドマークが発生して大巾な物性の低
下につながるおそれが高い。また材料の流れをよくする
ためには高圧を作用させるための大型製造設備が必要
で、それだけコストもかさむことになる。また真空成形
では所定領域のみ位置精度よく0.3〜0.4mmという極薄板
厚に成形することは困難である。
されており、サイドトリムのような樹脂成形パネルの所
定位置にこのような極薄板厚領域を形成するにはスタン
ピング成形が最適である。というのは、例えばインジェ
クション成形では、極薄板厚領域において材料(溶融樹
脂)が流れにくなって成形性が低下し、不良品率が高ま
り、あるいはウェルドマークが発生して大巾な物性の低
下につながるおそれが高い。また材料の流れをよくする
ためには高圧を作用させるための大型製造設備が必要
で、それだけコストもかさむことになる。また真空成形
では所定領域のみ位置精度よく0.3〜0.4mmという極薄板
厚に成形することは困難である。
分離可能領域14の表側14a(第5図参照)はサイドト
リム本体の表面に面一とされ、さらに分離可能領域14外
周囲の切断線15によって形成される切断面は隙間なくサ
イドトリム本体に密着状態となっているので、切断線15
の位置はよく見ないと判別できないほどである。これは
未切断部16を除き、分離可能領域14が切断線位置15にお
いて後述する切断装置により一旦剪断された後、サイド
トリム本体の表面と分離可能領域の表面14aとが面一と
なるようにこの領域14を復帰させた構造としたので、切
断線15に巾がなく、切断線15で分離された切断面は互い
に接した状態となり、その結果、サイドトリムの表側10
aでは切断線15が分かりにくいようになっている。その
ためこの分離可能領域14を除去しないままサイドトリム
10を使用したとしても外観上の体裁が悪いという不具合
はない。
リム本体の表面に面一とされ、さらに分離可能領域14外
周囲の切断線15によって形成される切断面は隙間なくサ
イドトリム本体に密着状態となっているので、切断線15
の位置はよく見ないと判別できないほどである。これは
未切断部16を除き、分離可能領域14が切断線位置15にお
いて後述する切断装置により一旦剪断された後、サイド
トリム本体の表面と分離可能領域の表面14aとが面一と
なるようにこの領域14を復帰させた構造としたので、切
断線15に巾がなく、切断線15で分離された切断面は互い
に接した状態となり、その結果、サイドトリムの表側10
aでは切断線15が分かりにくいようになっている。その
ためこの分離可能領域14を除去しないままサイドトリム
10を使用したとしても外観上の体裁が悪いという不具合
はない。
またこの未切断部16の断面形状は、第5図に示される
ように、幅方向両端部が丸みを帯びた均一板厚形状とな
っており、サイドトリム10を単体に組付ける際の組付作
業や車体から伝わる振動その他の衝撃に対する十分な強
度を有している。なお凹部18は丸型その他の形状でもよ
く、その大きさはサイドトリムの外形および薄肉部を形
成するスタンピング成形工程と、パンチとダイとからな
る未切断部形成工程との位置ずれを吸収する(補う)こ
とができる大きさであればよい。
ように、幅方向両端部が丸みを帯びた均一板厚形状とな
っており、サイドトリム10を単体に組付ける際の組付作
業や車体から伝わる振動その他の衝撃に対する十分な強
度を有している。なお凹部18は丸型その他の形状でもよ
く、その大きさはサイドトリムの外形および薄肉部を形
成するスタンピング成形工程と、パンチとダイとからな
る未切断部形成工程との位置ずれを吸収する(補う)こ
とができる大きさであればよい。
またサイドトリム上側縁部には第3図に示されるよう
な変形長方形状の第2分離可能領域24が形成されてい
る。
な変形長方形状の第2分離可能領域24が形成されてい
る。
この第2分離可能領域24は、ボディの形状(ハードト
ップタイプやセダンタイプ)に応じてここを分離除去
し、どちらのタイプにも使用できるようにするための部
位で、切断線25a,25b,25c,25dで取囲まれ、薄板厚の凹
部28内に位置する未切断部26によってサイドトリム本体
につながっている。
ップタイプやセダンタイプ)に応じてここを分離除去
し、どちらのタイプにも使用できるようにするための部
位で、切断線25a,25b,25c,25dで取囲まれ、薄板厚の凹
部28内に位置する未切断部26によってサイドトリム本体
につながっている。
そしてこの凹部28,未切断部26の構造は前記第1の分
離可能領域14を構成する凹部18,未切断部16と同一の構
造であり、その説明は省略する。
離可能領域14を構成する凹部18,未切断部16と同一の構
造であり、その説明は省略する。
このように分離可能領域14,24を支えている未切断部1
6,26の板厚は非常に薄くされているので、サイドトリム
表側10aから、あるいはサイドトリム裏側10bからこの分
離可能領域14,24を例えば5〜10kg程度の力で反対側に
押し込むようにすれば、未切断部16,26が破壊されて、
ここを開口させることができる。
6,26の板厚は非常に薄くされているので、サイドトリム
表側10aから、あるいはサイドトリム裏側10bからこの分
離可能領域14,24を例えば5〜10kg程度の力で反対側に
押し込むようにすれば、未切断部16,26が破壊されて、
ここを開口させることができる。
第6図はサイドトリム10に分離可能領域14を形成する
金型装置の断面図である。
金型装置の断面図である。
この装置は、上下方向に昇降動作可能な円柱形状のパ
ンチ30と、このパンチ30の下方に対向配置され、パンチ
先端部の係合可能な係合孔42を有するダイ40とから主と
して構成されている。そしてパンチ30がダイ40に形成さ
れている孔42内に係合突出してパンチ先端外周縁30aと
ダイ内周縁40aとが互いに噛み合うことにより、分離可
能領域14が未切断部16を除いて切断されるようになって
いる。なお、符号32はパンチ30を支持するパンチリテー
ナ、符号34はダイ40の上端面と協働してサイドトリム10
をクランプするストリッパである。
ンチ30と、このパンチ30の下方に対向配置され、パンチ
先端部の係合可能な係合孔42を有するダイ40とから主と
して構成されている。そしてパンチ30がダイ40に形成さ
れている孔42内に係合突出してパンチ先端外周縁30aと
ダイ内周縁40aとが互いに噛み合うことにより、分離可
能領域14が未切断部16を除いて切断されるようになって
いる。なお、符号32はパンチ30を支持するパンチリテー
ナ、符号34はダイ40の上端面と協働してサイドトリム10
をクランプするストリッパである。
ダイ40の孔42内には圧縮スプリング43で支持されたプ
ッシュバック46が配置されており、このプッシュバック
46は常に上方に付勢された状態となっている。符号47は
プッシュバック46の復帰位置を設定するストッパ部、符
号41はダイ40が設置されている定盤である。
ッシュバック46が配置されており、このプッシュバック
46は常に上方に付勢された状態となっている。符号47は
プッシュバック46の復帰位置を設定するストッパ部、符
号41はダイ40が設置されている定盤である。
パンチ30の先端外周面には、第7図(a),(b)に
示されるような、一対の縦スリット44(他の一方のスリ
ットは見えないので図示せず)が形成されている。この
縦スリット44は、パンチ外周縁30aをダイ内周縁40a位置
から僅かに離間させ、この位置でのダイとパンチの噛み
合い状態を甘くすることにより未切断部16を形成するた
めのもので、スリット44の下端部にはハの字形状に広が
る一対の斜面45,45が形成されている。この斜面45はダ
イ内周縁40aと協働して凹部18内の薄肉底部を剪断する
ようになっており、これによって未切断部16の幅方向端
部(切断線15の両端部)が、第5図に示されるように、
ハサミを途中まで噛み合わせたときに得られる形状のよ
うな巾方向外方に凸なる断面形状となっている。
示されるような、一対の縦スリット44(他の一方のスリ
ットは見えないので図示せず)が形成されている。この
縦スリット44は、パンチ外周縁30aをダイ内周縁40a位置
から僅かに離間させ、この位置でのダイとパンチの噛み
合い状態を甘くすることにより未切断部16を形成するた
めのもので、スリット44の下端部にはハの字形状に広が
る一対の斜面45,45が形成されている。この斜面45はダ
イ内周縁40aと協働して凹部18内の薄肉底部を剪断する
ようになっており、これによって未切断部16の幅方向端
部(切断線15の両端部)が、第5図に示されるように、
ハサミを途中まで噛み合わせたときに得られる形状のよ
うな巾方向外方に凸なる断面形状となっている。
サイドトリム10の切断時には、パンチ外周縁30aとダ
イ内周縁40aとは互いにわずかに(例えば0.5〜1mm)噛
み合うようになっており、このときの様子が第8図
(a),(b)に示されている。パンチ外周縁30aとダ
イ内周縁40aとが噛み合うことによりサイドトリム10は
切断線15,15位置で剪断されるが、第8図(a)に示さ
れるように、パンチ30のスリット44の真下位置にはサイ
ドトリム10に形成された凹部18が位置するように設定さ
れている。また凹部18の板厚は薄くされ、さらにダイ内
周縁40aからスリット底面迄はスリット44の深さだけ離
れているため、即ちパンチ30とダイ40の噛み合いが甘く
なるように設定されているので、このスリット44とダイ
内周縁40aとで挾まれた凹部18の底部領域は、第8図
(b)に示されるように、剪断力よりもむしろ曲げモー
メントと引張力が作用して延伸された状態となる。ま
た、第9図に示されるように、スリット下端に形成され
ている斜面45が、第9図に示されるように、これと対向
するダイ内周縁40aと協働して凹部18の底部薄肉部18aを
切断するので、切りじまい(切断線端部)15aでは剪断
時の衝撃を受けず、1〜2mmというわずかの幅の未切断
部を形成することができる。延伸されたこの薄肉部18a
はその後、プッシュバック46の復帰により表面が面一と
なるようにされて未切断部16となり、第2図に示される
ような分離可能領域14が形成される。
イ内周縁40aとは互いにわずかに(例えば0.5〜1mm)噛
み合うようになっており、このときの様子が第8図
(a),(b)に示されている。パンチ外周縁30aとダ
イ内周縁40aとが噛み合うことによりサイドトリム10は
切断線15,15位置で剪断されるが、第8図(a)に示さ
れるように、パンチ30のスリット44の真下位置にはサイ
ドトリム10に形成された凹部18が位置するように設定さ
れている。また凹部18の板厚は薄くされ、さらにダイ内
周縁40aからスリット底面迄はスリット44の深さだけ離
れているため、即ちパンチ30とダイ40の噛み合いが甘く
なるように設定されているので、このスリット44とダイ
内周縁40aとで挾まれた凹部18の底部領域は、第8図
(b)に示されるように、剪断力よりもむしろ曲げモー
メントと引張力が作用して延伸された状態となる。ま
た、第9図に示されるように、スリット下端に形成され
ている斜面45が、第9図に示されるように、これと対向
するダイ内周縁40aと協働して凹部18の底部薄肉部18aを
切断するので、切りじまい(切断線端部)15aでは剪断
時の衝撃を受けず、1〜2mmというわずかの幅の未切断
部を形成することができる。延伸されたこの薄肉部18a
はその後、プッシュバック46の復帰により表面が面一と
なるようにされて未切断部16となり、第2図に示される
ような分離可能領域14が形成される。
なお発明者等の実験によると、スリット44先端に斜面
45を形成しない場合には、剪断時の衝撃のため巾狭(1
〜2mm)の未切断部を形成することはできなかった。ま
た多少巾広の未切断面を形成できたとしても切りじまい
15aに剪断時の衝撃によるクラックが生じており、分離
可能領域を分離しないままサイドトリムを使用する場合
に問題である。このように斜面45の存在が巾狭の未切断
部16を形成する上で大きく貢献している。
45を形成しない場合には、剪断時の衝撃のため巾狭(1
〜2mm)の未切断部を形成することはできなかった。ま
た多少巾広の未切断面を形成できたとしても切りじまい
15aに剪断時の衝撃によるクラックが生じており、分離
可能領域を分離しないままサイドトリムを使用する場合
に問題である。このように斜面45の存在が巾狭の未切断
部16を形成する上で大きく貢献している。
次に、この装置を使ってサイドトリム10に分離可能領
域14を形成する手順について簡単に説明する。
域14を形成する手順について簡単に説明する。
まずスタンピング成形により所定位置に凹部16の形成
されたサイドトリム10をダイ40の上所定位置にセットす
る。このときパンチ30のスリット44の位置に凹部18を位
置させる。そしてストリッパ34でサイドトリム10のパン
チ周辺領域をクランプする。次にパンチ30を下降させて
所定領域を切断し、パンチ30を元の位置に復帰させる。
その後、トリム10を取り出す。
されたサイドトリム10をダイ40の上所定位置にセットす
る。このときパンチ30のスリット44の位置に凹部18を位
置させる。そしてストリッパ34でサイドトリム10のパン
チ周辺領域をクランプする。次にパンチ30を下降させて
所定領域を切断し、パンチ30を元の位置に復帰させる。
その後、トリム10を取り出す。
第10図は分離可能領域24を形成するための金型装置を
示すもので、ダイ140およびパンチ130の形状は分離可能
領域24の形状にあわせた形状となっており、パンチ130
には第7図(a)に示された形状のスリット44、斜面45
が形成されている。プッシュバック146は分離可能領域2
4の下面を支持できるようにガイド100で支持された構造
となっている。その他は前記第6図に示す装置と概略同
一構成となっており、同一の符号を付すことによりその
説明は省略する。
示すもので、ダイ140およびパンチ130の形状は分離可能
領域24の形状にあわせた形状となっており、パンチ130
には第7図(a)に示された形状のスリット44、斜面45
が形成されている。プッシュバック146は分離可能領域2
4の下面を支持できるようにガイド100で支持された構造
となっている。その他は前記第6図に示す装置と概略同
一構成となっており、同一の符号を付すことによりその
説明は省略する。
このように本実施例に係るサイドトリム10では以下の
ような効果がある。
ような効果がある。
(1)分離可能領域24が形成されているのでこれを必要
に応じて分離除去して使用することにより、ハードトッ
プとセダンとの両方の車種に適用することができる。ま
た、オプションであるリヤシート用の三点式シートベル
トを装着する際に、ベルト機構取付固定用ボルト挿通孔
としてこの分離可能領域14を使用できる。
に応じて分離除去して使用することにより、ハードトッ
プとセダンとの両方の車種に適用することができる。ま
た、オプションであるリヤシート用の三点式シートベル
トを装着する際に、ベルト機構取付固定用ボルト挿通孔
としてこの分離可能領域14を使用できる。
(2)分離可能領域14,24は、パンチ30とダイ40との噛
み合いによる切断によって形成されるとともに、サイド
トリム表側10aにおいて面一とされているので、切断線1
5,15はサイドトリム表側から見えにくく外観体裁上の不
具合がない。
み合いによる切断によって形成されるとともに、サイド
トリム表側10aにおいて面一とされているので、切断線1
5,15はサイドトリム表側から見えにくく外観体裁上の不
具合がない。
(3)分離可能領域14,24をサイドトリム本体とつなぐ
未切断部16,26は0.3〜0.4mmという非常に薄厚に形成さ
れ、さらにわずか1〜2mmというわずかの幅に形成され
ているので、未切断部16,26を破壊してこれらの領域14,
24を分離除去することは容易である。
未切断部16,26は0.3〜0.4mmという非常に薄厚に形成さ
れ、さらにわずか1〜2mmというわずかの幅に形成され
ているので、未切断部16,26を破壊してこれらの領域14,
24を分離除去することは容易である。
(4)また、パンチ30外周面に形成したスリット44の斜
面45を使って凹部薄厚部18aを切断するようにしている
ので、切りじまいにクラックが生じることなく非常に幅
狭の未切断部16を残すことができる。
面45を使って凹部薄厚部18aを切断するようにしている
ので、切りじまいにクラックが生じることなく非常に幅
狭の未切断部16を残すことができる。
なお前記した実施例では、本発明をトランクルームを
形成する左サイドトリム10に適用した場合について説明
したが、右サイドトリムあるいはプロテクタフェンダや
樹脂キャビネットなど、各種樹脂製の内外装パネル製品
に広く適用することができる。
形成する左サイドトリム10に適用した場合について説明
したが、右サイドトリムあるいはプロテクタフェンダや
樹脂キャビネットなど、各種樹脂製の内外装パネル製品
に広く適用することができる。
また前記実施例では、ハードトップとセダンとの双方
に対応するための分離可能領域24の形成、およびオプシ
ョンとしてのリヤシートにおける三点式シートベルト取
付用のボルト挿通孔の形成について言及しているが、ハ
ーネスを通すための切欠や挿通孔を分離可能領域として
設けるようにしてもよい。
に対応するための分離可能領域24の形成、およびオプシ
ョンとしてのリヤシートにおける三点式シートベルト取
付用のボルト挿通孔の形成について言及しているが、ハ
ーネスを通すための切欠や挿通孔を分離可能領域として
設けるようにしてもよい。
(発明の効果〕 以上の説明から明かなように、本発明によれば汎用性
に優れその外観体裁上の問題のない内外装樹脂成形パネ
ルが得られ、バリエーション対応が容易となる。
に優れその外観体裁上の問題のない内外装樹脂成形パネ
ルが得られ、バリエーション対応が容易となる。
またスタンピング成形によって、未切断部形成予定位
置に適格に薄肉凹部が形成されているので、未切断部は
必ず薄肉部内に位置し、パネルの孔開けを容易かつ確実
に行うことができる。
置に適格に薄肉凹部が形成されているので、未切断部は
必ず薄肉部内に位置し、パネルの孔開けを容易かつ確実
に行うことができる。
第1図はトランクルームを形成する左サイドトリムに本
発明を適用した実施例の斜視図、第2図および第3図は
それぞれ分離可能領域を拡大して示す平面図、第4図は
第2図における一部を拡大して示す斜視図、第5図は未
切断部の断面図、第6図はサイドトリム所定領域に分離
可能領域を形成するための装置の断面図、第7図(a)
はその装着の一部を拡大して示す側面図、第7図(b)
はその斜視図、第8図(a),(b)は未切断部が形成
される状態を説明する説明図、第9図は薄肉部が切断さ
れる状態を示す断面図、第10図はサイドトリム所定領域
に分離可能領域を形成するための他の装置の断面図であ
る。 10……左サイドトリム、 14,24……分離可能領域、 15,25a〜25d……切断線、 16,26……未切断部、 18,28……凹部、 30,130……パンチ、 40,140……ダイ、 44……スリット、 45……斜面。
発明を適用した実施例の斜視図、第2図および第3図は
それぞれ分離可能領域を拡大して示す平面図、第4図は
第2図における一部を拡大して示す斜視図、第5図は未
切断部の断面図、第6図はサイドトリム所定領域に分離
可能領域を形成するための装置の断面図、第7図(a)
はその装着の一部を拡大して示す側面図、第7図(b)
はその斜視図、第8図(a),(b)は未切断部が形成
される状態を説明する説明図、第9図は薄肉部が切断さ
れる状態を示す断面図、第10図はサイドトリム所定領域
に分離可能領域を形成するための他の装置の断面図であ
る。 10……左サイドトリム、 14,24……分離可能領域、 15,25a〜25d……切断線、 16,26……未切断部、 18,28……凹部、 30,130……パンチ、 40,140……ダイ、 44……スリット、 45……斜面。
Claims (1)
- 【請求項1】トランクトリム等の樹脂製成形パネルの所
定領域が2以上のわずかな未切断部を残して切断され、
この所定領域が前記未切断部を介して成形パネル本体に
つながり、必要に応じて成形パネル本体から分離できる
ようにされた内外装用樹脂成形パネル構造であって、前
記成形パネル本体には、スタンピング成形により、周辺
領域に比べて板厚の非常に薄い薄肉凹部が形成され、こ
の薄肉凹部の底面に前記未切断部が設けられたことを特
徴とする内外装用樹脂成形パネル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62235593A JPH0815859B2 (ja) | 1987-09-20 | 1987-09-20 | 内外装用樹脂成形パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62235593A JPH0815859B2 (ja) | 1987-09-20 | 1987-09-20 | 内外装用樹脂成形パネル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6478945A JPS6478945A (en) | 1989-03-24 |
| JPH0815859B2 true JPH0815859B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16988300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62235593A Expired - Fee Related JPH0815859B2 (ja) | 1987-09-20 | 1987-09-20 | 内外装用樹脂成形パネル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815859B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6139660U (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-13 | 河西工業株式会社 | 自動車用インシユレ−タダツシユ |
-
1987
- 1987-09-20 JP JP62235593A patent/JPH0815859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6478945A (en) | 1989-03-24 |
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