JPH0815877A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JPH0815877A
JPH0815877A JP14667694A JP14667694A JPH0815877A JP H0815877 A JPH0815877 A JP H0815877A JP 14667694 A JP14667694 A JP 14667694A JP 14667694 A JP14667694 A JP 14667694A JP H0815877 A JPH0815877 A JP H0815877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
fine particles
charge transport
transport layer
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14667694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Eto
嘉彦 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP14667694A priority Critical patent/JPH0815877A/ja
Publication of JPH0815877A publication Critical patent/JPH0815877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で感光層の減耗が少なく、画質低下、
感度劣化の少ない、画像安定性に優れた電子写真感光体
を提供する。 【構成】 基体上に電荷発生層と電荷輸送層を積層した
電子写真感光体の電荷輸送層に数平均粒径が0.05以上3.
0μm以下の有機微粒子を、数平均粒径3.0より大きく10.
0μmより小さい凝集状態で含有していることを特徴とす
る電子写真感光体。あるいは含有有機微粒子によって、
電荷輸送層へ入射した光に対する散乱光の割合が5〜40
%であることを特徴とする電子写真感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体に関す
る。より詳しくは有機電子写真感光体の感光層中に微粒
子を添加する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カールソン法の電子写真複写機に
おいては、感光体表面を一様に帯電させた後、露光によ
って画像様に電荷を消去して静電潜像を形成し、その静
電潜像をトナーによって現像し、次いでトナーを紙等に
転写、定着させる。
【0003】一方、感光体には付着トナーの除去や除
電、表面の清浄化が施され、長期に亘って反復使用され
る。
【0004】従って、電子写真感光体としては、帯電特
性および感度が良好でさらに暗減衰が小さい等の電子写
真特性は勿論、加えて繰り返し使用での耐刷性、耐摩耗
性、耐湿性等の物理的性質や、コロナ放電時に発生する
オゾン、露光時の紫外線等への耐性(耐環境性)におい
ても良好であることが要求される。
【0005】従来、電子写真感光体としては、セレン、
酸化亜鉛、硫化カドミウム等の無機光導電性物質を感光
層主成分とする無機感光体が広く用いられていた。近年
電子写真感光体の感光層として電荷発生機能と電荷輸送
機能とを異なる物質に分担させ、希望する特性に照らし
て各機能を発揮する物質を広い範囲から選択し、感度が
高く耐久性の大きい有機感光体を実用化する動向にあ
る。
【0006】このような機能分離型の有機感光体は従来
主として負帯電用として用いられ、特開昭60-247647号
に記載されるように支持体上に薄い電荷発生層を設け、
この上に比較的厚い電荷輸送層を設ける構成がとられて
いる。
【0007】このような感光体に使用されるバインダと
しては、帯電特性、感度、残留電位及び繰り返し特性等
の面で、ビスフェノールA型のポリカーボネートが良好
な特性を発揮することが良く知られている。
【0008】しかし、本発明者等が検討を加えた結果、
ビスフェノールA型ポリカーボネートは、高分子の結晶
性が高いためその溶液はゲル化を起こしやすく1〜2日
程度で使用不可能となるという欠点を有している。ま
た、塗布により膜形成を行うと塗膜形成時に膜表面に結
晶性ポリカーボネートが析出して凸部が生じやすく、こ
のために塗膜の尾引きが生じて収率が低下したり、ある
いは感光体としての使用時に凸部にトナーが付着してク
リーニングされずに残り、いわゆるクリーニング不良に
よる画像欠陥が生じやすい。
【0009】また、上記ビスフェノールA型ポリカーボ
ネートをバインダ樹脂として用いた電子写真感光体は、
電子写真複写機の感光体として用いると、磁気ブラシや
クリーニングブレードで擦過され感光層表面に傷がつい
たり、感光層が次第に摩耗するという欠点を有する。
【0010】他方、高画質と順調な複写作業性は、感光
体の均一な厚みを有する滑らかで均質な表面性に依存す
るので、感光体塗布構成層を形成する塗料組成或いは塗
布、乾燥に起因する柚子肌、ピンホール、塗布筋、亀裂
(ソルベントクラック)等の膜面故障は、複写特性に影
響を与えるので生産技術上大いに問題にされる所であ
る。
【0011】また、表面性或いは滑り性の改善には界面
活性剤が有用であり、懸濁系の塗料においては懸濁質の
分散及び分散安定性向上に有効であり、溶液系塗料にお
いても溶解促進などに、また塗布性の向上等の生産技術
上の価値を有する。しかしながら、その種類の選択を誤
ると、層間接着不良、その変質による故障或いは耐湿性
に係る支障を引き起こす。
【0012】前記したような支障に対して、フェニレン
環間の炭素にフッ素を有する置換基の導入(特開昭63-6
5444号)、フェニレン環へのアルキル基、ハロゲン原子
の置換(特開昭62-148263号)、或いは両フェニレン環
にフェニル基を、又はシクロヘキシル基を置換したモノ
マーの共重合体(特開平1-269942号、同1-269943号)或
いは電荷輸送物質としてジスチリルをビスフェノールZ
型ポリカーボネートに併用すること(特開昭64-32265
号)等が提案されているが、未だ充分な表面強度、表面
平滑性がなく、摩耗、傷に弱く、反復使用において画質
の低下が起こり、また摩耗による膜厚減少による感度低
下等の問題点を有している。
【0013】一方、感光層の減耗を防止する方法として
感光層に種々の微粒子を添加することが提案されてい
る。しかしながら微粒子の中には、添加により耐摩耗性
が向上する反面、感光体の帯電電位低下、暗減衰増加、
感度低下等の問題を引き起こすものが多く、フッ素樹脂
微粒子やシリコーン樹脂微粒子は、耐摩耗性と感光体の
電気特性を両立できる素材として注目されている。しか
しながら、いずれの微粒子も感光層中に分散させるのが
難しく、耐摩耗性向上効果もばらつきが大きかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが、詳細に
調べた結果、その分散状態を制御することにより優れた
耐摩耗性が得られることが判明した。即ち、平均粒径が
0.05〜3.0μmの微粒子を平均粒径3.0〜10.0μmの凝集状
態で含有させることにより優れた耐摩耗性が安定して得
られることがわかった。
【0015】特に、像露光光としてレーザーや発光ダイ
オード等のデジタル光を用いている時に、微粒子の散乱
効果を利用して画像上に発生する干渉縞を防止すること
ができるため添加によるメリットは大きい。
【0016】しかしながら微粒子の添加は、耐摩耗性が
向上する反面、本来透明性が求められる電荷輸送層に微
粒子を分散しているため入射光の過剰な散乱を引き起こ
し、画像パターンに滲みが生じることがあるという問題
があった。
【0017】本発明者らが、詳細に調べた結果、電荷輸
送層の光透過特性を制御することにより優れた耐摩耗性
と画像特性が得られることが判明した。即ち、電荷輸送
層へ入射した光に対する散乱光の割合が5〜40%とする
ことにより優れた耐摩耗性と画像特性が安定して得られ
ることがわかった。
【0018】本発明の目的は、高感度で、かつ電子写真
感光体感光層の減耗が少なく、画質低下、感度劣化の少
ない感光体を用いた画像安定性に優れた電子写真感光体
の提供にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記い
ずれかの構成によって達成される。
【0020】(1) 基体上に電荷発生層と電荷輸送層
を積層した電子写真感光体の電荷輸送層に数平均粒径が
0.05以上3.0μm以下の有機微粒子を、数平均粒径3.0よ
り大きく10.0μmより小さい凝集状態で含有しているこ
とを特徴とする電子写真感光体。
【0021】(2) 有機微粒子がフッ素樹脂微粒子で
ある事を特徴とする(1)項記載の電子写真感光体。
【0022】(3) 有機微粒子がシリコーン樹脂微粒
子である事を特徴とする(1)項記載の電子写真感光
体。
【0023】(4) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下
記構造式〔1〕のポリカーボネート樹脂であることを特
徴とする(1),(2),(3)項に記載の電子写真感
光体。
【0024】
【化9】
【0025】〔式中、R11〜R13は水素原子、ハロゲン
原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、
置換、無置換のアリール基または炭素原子数4〜10の環
状炭化水素残基、r、sは1〜4の正の整数で各々同一
でも異なっていてもよく、tは1〜10の正の整数で同一
でも異なっていてもよい。
【0026】(5) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下
記構造式〔2〕のポリカーボネート樹脂であることを特
徴とする(1),(2),(3)項に記載の電子写真感
光体。
【0027】
【化10】
【0028】〔式中、R21〜R22はハロゲン原子、炭素
原子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置
換のアリール基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素
残基、l、mは1〜4の正の整数で各々同一でも異なっ
ていてもよい。〕 (6) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造式
〔3〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とする
(1),(2),(3)項に記載の電子写真感光体。
【0029】
【化11】
【0030】〔式中、R31、R32、R33及びR34は水素
原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換
のアルキル基、置換、無置換のアリール基または炭素原
子4〜10の環状炭化水素基で、l、m、p、qは1〜4
の正の整数で各々同一でも異なっていてもよい。〕 (7) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造式
〔4〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とする
(1),(2),(3)項に記載の電子写真感光体。
【0031】
【化12】
【0032】〔式中、R41、R42、R43、R44、R45
46及びR47は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1
〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換のアリ
ール基または炭素原子4〜10の環状炭化水素基で、l、
m、p、qは1〜4の正の整数で各々同一でも異なって
いてもよい。〕 (8) 基体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を
積層した電子写真感光体の電荷輸送層に有機微粒子を含
有しており、電荷輸送層へ入射した光に対する散乱光の
割合が5〜40%であることを特徴とする電子写真感光
体。
【0033】(9) 前記有機微粒子がフッ素樹脂微粒
子である事を特徴とする(8)項に記載の電子写真感光
体。
【0034】(10) 前記有機微粒子がシリコーン樹脂
微粒子である事を特徴とする(8)項に記載の電子写真
感光体。
【0035】(11) 前記電荷輸送層のバインダ樹脂
が、下記構造式〔1〕のポリカーボネート樹脂であるこ
とを特徴とする(8),(9),(10)項に記載の電子
写真感光体。
【0036】
【化13】
【0037】〔式中、R11〜R13は水素原子、ハロゲン
原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、
置換、無置換のアリール基または炭素原子数4〜10の環
状炭化水素残基、r、sは1〜4の正の整数で各々同一
でも異なっていてもよく、tは1〜10の正の整数で同一
でも異なっていてもよい。〕 (12) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造式
〔2〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とする
(8),(9),(10)項に記載の電子写真感光体。
【0038】
【化14】
【0039】〔式中、R21〜R22はハロゲン原子、炭素
原子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置
換のアリール基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素
残基、l、mは1〜4の正の整数で各々同一でも異なっ
ていてもよい。〕 (13) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造式
〔3〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とする
(8),(9),(10)項に記載の電子写真感光体。
【0040】
【化15】
【0041】〔式中、R31、R32、R33及びR34は水素
原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換
のアルキル基、置換、無置換のアリール基または炭素原
子4〜10の環状炭化水素基で、l、m、p、qは1〜4
の正の整数である。〕 (14) 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造式
〔4〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とする
(8),(9),(10)項に記載の電子写真感光体。
【0042】
【化16】
【0043】〔式中、R41、R42、R43、R44、R45
46およびR47は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数
1〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換のア
リール基または炭素原子4〜10の環状炭化水素基で、
l、m、p、qは1〜4の正の整数で各々同一でも異な
っていてもよい。〕 有機微粒子としては、感光層の減耗抑制機能の高いもの
が好ましく、フッ素樹脂微粒子、シリコーン樹脂微粒子
が挙げられる。
【0044】また、数平均粒径の測定法については、一
次粒子径は走査型電子顕微鏡で観察し、画像解析装置で
測定した。一方、感光体中に添加後の凝集状態のもの
は、感光層を同じく電子顕微鏡で観察し、画像解析装置
で解析して測定した。
【0045】本発明における、電荷輸送層へ入射した光
に対する散乱光の割合は、透明なポリエステルのベース
上に電荷輸送層を塗布したサンプルを分光光度計(日立
自記分光光度計330型)で積分球を用いて波長550nmにお
ける透過率を測定することにより測定した。
【0046】即ち、散乱光の割合(%)=(1−透過
率)×100とした。
【0047】更に、電荷輸送層の結着剤樹脂は、上記一
般式〔1〕,〔2〕,〔3〕,〔4〕のいずれかのポリ
カーボネート樹脂が特に顕著に表される。
【0048】これらの具体的化合物例を挙げれば下記の
ごときものである。
【0049】
【化17】
【0050】
【化18】
【0051】
【化19】
【0052】
【化20】
【0053】
【化21】
【0054】
【化22】
【0055】
【化23】
【0056】
【化24】
【0057】
【化25】
【0058】
【化26】
【0059】
【化27】
【0060】
【化28】
【0061】
【化29】
【0062】
【作用】本発明の感光体においては、電荷発生物質(C
GM)として次の代表例で示されるような顔料が用いら
れる。
【0063】(1) モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、トリ
アゾ顔料、金属錯塩アゾ顔料等のアゾ顔料 (2) ペリレン酸無水物、ペリレン酸イミド等のペリレ
ン顔料 (3) アントラキノン誘導体、アントアントロン誘導
体、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導
体、ビオラントロン誘導体及びイソビオラントロン誘導
体等多環キノン顔料 (4) インジゴ誘導体及びチオインジゴ誘導体等のイン
ジゴイド顔料 (5) 金属フタロシアニン及び無金属フタロシアニン等
のフタロシアニン顔料 更に詳しく電荷発生物質について述べると、本発明にお
いて好ましく用いられる電荷発生物質としては、特開昭
59-184353号記載の多環キノン顔料、更に好ましくはジ
ブロムアンスアンスロン顔料、あるいは特開平2-20877
号記載のビスアゾ顔料、更に好ましくは、同明細書記載
の一般式〔III〕で表されるフルオレノン型ビスアゾ顔
料、特公平3-26384号記載のハロゲン置換型ペリレン系
顔料、特開昭62-54267号記載の非対称型ペリレン系顔
料、特開昭54-126036号、同昭58-152247号、同昭59-319
57号、同平2-251858号、同平4-62560号、同平5-6014号
記載のペリレン系顔料、特願平3-279764号記載のビスイ
ミダゾピリドノペリレン系顔料が良い。
【0064】又、特開昭61-239248号記載のα型チタニ
ルフタロシアニン、同昭62-67094号記載のβ型チタニル
フタロシアニン、同昭63-366号記載のC型チタニルフタ
ロシアニン、同平2-309362号記載のI型チタニルフタロ
シアニンがあり、更に好ましくは特願昭62-173640号記
載のY型チタニルフタロシアニンが良い。
【0065】本発明の電荷発生層に用いられるバインダ
としては、例えば次のものを挙げることができる。
【0066】(1) ポリエステル (2) メタクリル樹脂 (3) アクリル樹脂 (4) ポリ塩化ビニル (5) ポリ塩化ビニリデン (6) ポリスチレン (7) ポリビニルアセテート (8) スチレン共重合樹脂 (例えば、スチレン-ブタヂ
エン共重合体、スチレン-メタクリル酸メチル共重合
体、等) (9) アクリロニトリル系共重合体樹脂 (例えば、塩化
ビニリデン-アクリトロニトリル共重合体、等) (10) 塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体 (11) 塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸共重合体 (12) シリコーン樹脂 (13) シリコーン-アルキッド樹脂 (14) フェノール樹脂 (例えば、フェノールーホルムア
ルデヒド樹脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、等) (15) スチレン-アルキッド樹脂 (16) ポリ-N-ビニルカルバゾール (17) ポリビニルブチラール (18) ポリビニルホルマール (19) ポリヒドロキシスチレン これらのバインダは、単独であるいは2種以上の混合物
として併用することができる。
【0067】本発明の一般式〔1〕〜〔4〕のポリカー
ボネート樹脂は、電荷輸送層のバインダとして使用され
る。
【0068】一般に電荷輸送層は電荷輸送物質を含み、
電荷輸送物質としては、特に制限はない。例えばオキサ
ゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアゾール誘
導体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イ
ミダゾール誘導体、イミダゾロン誘導体、イミダゾリジ
ン誘導体、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリル化合
物、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン誘導体、アミン誘導
体、オキサゾロン誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ベ
ンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導体、ベンゾフ
ラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導体、ア
ミノスチルベン誘導体、ポリ-N-ビニルカルバゾール、
ポリ-1-ビニルピレン、ポリ-9-ビニルアントラセン等が
挙げられる。
【0069】本発明において、電荷輸送層のバインダと
して本発明の一般式〔1〕〜〔4〕のポリカーボネート
樹脂の外に上述した、電荷発生層で用いられるバインダ
を併用することができる。又、電荷輸送層は、上述した
有機溶媒に溶解されて、電荷発生層の上に塗布される。
【0070】又、本発明の感光体には、その他必要によ
り感光層を保護する目的で紫外線吸収剤等を含有しても
よく、また感色性補正の染料を含有してもよい。
【0071】又、本発明において、基体と電荷発生層の
間に必要に応じて中間層を設けることが出来る。前記中
間層は接着層又はブロッキング層等として機能するもの
で、上記バインダ樹脂の外に、例えばポリビニルアルコ
ール、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸
ビニル-無水マレイン酸共重合体、カゼイン、アルコー
ル可溶性ナイロン、澱粉等が用いられる。
【0072】本発明において感光層には感度の向上、残
留電位〜反復使用時の疲労低減等を目的として、一種又
は二種以上の電子受容性物質を含有せしめることができ
る。
【0073】ここに用いることのできる電子受容性物質
としては、例えば、無水琥珀酸、無水マレイン酸、ジブ
ロム無水マレイン酸、無水フタル酸、テトラクロル無水
フタル酸、テトラブロム無水フタル酸、3-ニトロ無水フ
タル酸、4-ニトロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、
無水メリット酸、テトラシアノエチレン、テトラシアノ
キノジメタン、o-ジニトロベンゼン、m-ジニトロベンゼ
ン、1,3,5-トリニトロベンゼン、パラニトロベンゾニト
リル、ピクリルクロライド、キノンクロルイミド、クロ
ラニル、ブルマニル、ジクロルジシアノパラベンゾキノ
ン、アントラキノン、ジニトロアントラキノン、2,7-ジ
ニトロフルオレノン、2,4,7-トリニトロフルオレノン、
2,4,5,7-テトラニトロフルオレノン、9-フルオレニリデ
ン(ジシアノメチレンマロノジニトリル)、ポリニトロ-9
-フルオレニリデン-(ジシアノメチレンマロノジニトリ
ル)、ピクリン酸、o-ニトロ安息香酸、p-ニトロ安息香
酸、3,5-ジニトロ安息香酸、ペンタフルオロ安息香酸、
5-ニトロサリチル酸、3,5-ジニトロサリチル酸、フタル
酸、メリット酸、その他の電子親和力の大きい化合物を
挙げることができる。又、電子受容性物質の添加割合
は、重量比で本発明に用いられる有機系顔料:電子受容
性物質=100:0.01〜200、好ましくは100:0.1〜100で
ある。
【0074】又、本発明の感光層中にはCGMの電荷発
生機能を改善する目的で有機アミン類を添加することが
でき、特に2級アミンを添加するのが好ましい。これら
の化合物は特開昭59-218447号、同62-8160号に記載され
ている。
【0075】本発明の電子写真感光体の構成に用いられ
る導電性基体としては、主として下記のものが用いられ
るが、これらにより限定されるものではない。
【0076】1)アルミニウム板、ステンレス板などの
金属板 2)紙あるいはプラスチックフィルムなどの支持体上
に、アルミニウム、パラジウム、金などの金属薄層をラ
ミネートもしくは蒸着によって設けたもの 3)紙あるいはプラスチックフィルムなどの支持体上
に、導電性ポリマ、酸化インジウム、酸化錫などの導電
性化合物の層を塗布もしくは蒸着によって設けたもの等
が挙げられる。
【0077】
【実施例】以下に本発明の実施例を具体的に説明する
が、本発明の態様はこれらに限定されない。
【0078】<実施例1> 感光体の作成 感光体1−1(実施例1−1用) ポリアミド樹脂CM-8000(東レ(株))30gをメタノール900
mlと1-ブタノール100mlの混合溶媒中に投入し50℃で加
熱溶解した。室温に冷却した後、この液を用いて、外径
80mm、長さ355.5mmのアルミニウムドラム上に、浸漬塗
布により厚さ0.5μmの中間層を形成した。
【0079】次いで、ポリビニルブチラール樹脂エスレ
ックBX-1(積水化学(株))5gをメチルエチルケトン(ME
K)1000ml中に溶解し、更に例示化合物G1 10gを混合
した後、サンドミルを用いて20時間分散を行った。この
液を用いて、上記中間層上に浸漬塗布により厚さ0.5μm
の電荷発生層を形成した。
【0080】
【化30】
【0081】次に、例示化合物T100gとBPZ型ポリカー
ボネート樹脂(化合物例1−1)パンライトTS-2050
(帝人化成(株))150gをジクロロメタン1000ml中に溶
解した。その後、フッ素樹脂微粒子ルブロンL-2(ダ
イキン工業(株))を20g添加し、超音波槽中で20分間分
散した。この液を用いて、上記電荷発生層上に浸漬塗布
により厚さ20μmの電荷輸送層を形成した。
【0082】最後に、100℃で1時間加熱乾燥し、中間
層、電荷発生層、電荷輸送層を順次積層してなる感光体
を作製した。
【0083】使用したフッ素微粒子の平均粒径は、0.2
μmである。一方、感光層を電子顕微鏡で観察し画像解
析装置スピカ(日本アビオニクス(株))で解析したとこ
ろ微粒子は凝集しており、その平均粒径は、5.4μmであ
った。
【0084】感光体1−2(実施例1−2用) ポリカーボネート樹脂を化合物例2−1に変更した他は
感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0085】感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、6.4μmであった。
【0086】感光体1−3(実施例1−3用) ポリカーボネート樹脂を化合物例3−1に変更した他は
感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0087】感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、8.3μmであった。
【0088】感光体1−4(実施例1−4用) ポリカーボネート樹脂を化合物例4−1に変更した他は
感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0089】感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、4.6μmであった。
【0090】感光体1−5(比較例1−1用) 微粒子を添加する際、超音波槽で分散する代わりに、撹
拌羽根により撹拌した他は感光体1−1と同様にして感
光体を作製した。
【0091】感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、11.1μmであった。
【0092】感光体1−6(比較例1−2用) 微粒子を添加する際、超音波槽で60分間分散した他は感
光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0093】感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、2.8μmであった。
【0094】感光体1−7(実施例1−5用) 微粒子をトスパール120(東芝シリコーン(株))に代え
た他は感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0095】使用したシリコーン微粒子の平均粒径は2
μmである。感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、4.7μmであった。
【0096】感光体1−8(実施例1−6用) 微粒子をトスパール130(東芝シリコーン(株))に代え
た他は感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0097】使用したシリコーン微粒子の平均粒径は3
μmである。感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、5.2μmであった。
【0098】感光体1−9(比較例1−3用) 微粒子をトスパール145(東芝シリコーン(株))に代え
た他は感光体1−1と同様にして感光体を作製した。
【0099】使用したシリコーン微粒子の平均粒径は4.
5μmである。感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装置
で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒径
は、5.9μmであった。
【0100】感光体1−10(比較例1−4用) 微粒子をシリカ微粒子R-972(日本アエロジル(株))に
代えた他は感光体1−1と同様にして感光体を作製し
た。
【0101】使用したシリコーン微粒子の平均粒径は0.
016μmである。感光層を電子顕微鏡で観察し画像解析装
置で解析したところ微粒子は凝集しており、その平均粒
径は、15.8μmであった。
【0102】感光体1−11(比較例1−5用) 微粒子を添加しなかった他は感光体1−1と同様にして
感光体を作製した。実施例1−1〜1−6及び比較例1
−1〜1−5 評価 感光体1−1〜11をコニカ(株)社製U-BIX4155に装着
し、下表の通り現像剤、現像条件を変えて10万コピーの
実写テストを行った。評価は、実写中の画像不良の有
無、実写前後の表面電位の変化量及び膜厚減耗量により
行った。
【0103】<感光体表面電位>感光体を−750Vに帯
電し、露光したときの、下記電位を示す。
【0104】Vb:原稿濃度1.3の黒色濃度分布に対応
した感光体表面電位 Vw:原稿濃度0.00の白色濃度分布に対応した感光体表
面電位 <膜厚減耗量>10万コピー前後の感光体表面10点の膜厚を
測定し、その平均減耗量で示した。
【0105】<画像不良、その他>10万コピー後の感光
体を機器から取りはずし、肉眼にて観察するとともに、
実写テスト中の実写画像を肉眼とルーペ(30倍)にて観
察した。結果を表1に示した。
【0106】
【表1】
【0107】上表の通り、本発明の感光体は、感度、残
留電位等の電子写真特性に優れ、繰り返し使用した時に
も膜厚減耗が少なく安定した特性を発揮する電子写真感
光体が得られることがわかった。
【0108】〔実施例2〕 感光体2−1(実施例2−1用) ポリアミド樹脂CM-8000(東レ(株))30gをメタノール900
mlと1-ブタノール100mlの混合溶媒中に投入し50℃で加
熱溶解した。室温に冷却した後、この液を用いて、外径
40mm、長さ270mmのアルミニウムドラム上に、浸漬塗布
により厚さ0.5μmの中間層を形成した。
【0109】次いで、ポリビニルブチラール樹脂エスレ
ックBX-1(積水化学(株))5gをメチルエチルケトン(ME
K)1000ml中に溶解し、更に例示化合物G1 10gを混合
した後、サンドミルを用いて20時間分散を行った。この
液を用いて、上記中間層上に浸漬塗布により厚さ0.5μm
の電荷発生層を形成した。
【0110】その後、例示化合物T100gとBPZ型ポリカ
ーボネート樹脂(化合物例1−1) パンライトTS-2050(帝人化成(株))150gをジクロロ
メタン1000ml中に溶解した。その後、フッ素樹脂微粒子
ルブロンL-2(ダイキン工業(株))を20g添加し、超
音波槽中で20分間分散した。この液を用いて、上記電荷
発生層上に浸漬塗布により厚さ20μmの電荷輸送層を形
成した。
【0111】最後に、100℃で1時間加熱乾燥し、中間
層、電荷発生層、電荷輸送層を順次積層してなる感光体
を作製した。
【0112】使用したフッ素微粒子の平均粒径は、0.2
μmである。一方、分光光度計で散乱光の割合を測定し
たところ、散乱光の割合は、16%であった。
【0113】感光体2−2(実施例2−2用) ポリカーボネート樹脂を化合物例2−1に変更した他は
感光体2−1と同様にして感光体を作製した。
【0114】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は27%であった。 感光体2−3(実施例2−3用) ポリカーボネート樹脂を化合物例3−1に変更した他は
感光体2−1と同様にして感光体を作製した。
【0115】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は38%であった。 感光体2−4(実施例2−4用) ポリカーボネート樹脂を前記構造の化合物例4−1に変
更した他は感光体2−1と同様にして感光体を作製し
た。
【0116】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は6%であった。 感光体2−5(比較例2−1用) 微粒子を添加する際、超音波槽で分散する代わりに、撹
拌羽根により撹拌した他は感光体2−1と同様にして感
光体を作製した。
【0117】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は45%であった。
【0118】感光体2−6(比較例2−2用) 微粒子を添加する際、超音波槽で60分間分散した他は感
光体2−1と同様にして感光体を作製した。
【0119】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は4%であった。 感光体2−7(実施例2−5用) 微粒子をトスパール120(東芝シリコーン(株))に代
え、添加量を50gに変えた他は感光体2−1と同様にし
て感光体を作製した。
【0120】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は20%であった。 感光体2−8(実施例2−6用) 微粒子をトスパール130(東芝シリコーン(株))に代え
た他は感光体7と同様にして感光体を作製した。
【0121】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は26%であった。 感光体2−9(比較例2−3用) 微粒子をトスパール145(東芝シリコーン(株))に代え
た他は感光体2−7と同様にして感光体を作製した。
【0122】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は45%であった。
【0123】感光体2−10(比較例2−4用) 微粒子をシリカ微粒子R-972(日本アエロジル(株))に
代えた他は感光体2−1と同様にして感光体を作製し
た。
【0124】分光光度計で散乱光の割合を測定したとこ
ろ、散乱光の割合は42%であった。 感光体2−11(比較例2−5用) 微粒子を添加しなかった他は感光体2−1と同様にして
感光体を作製した。散乱光の割合は1%であった。
【0125】評価 感光体2−1〜11をコニカ(株)社製LP−3110に装着
し、下表の通り現像剤、現像条件を変えて6万プリント
の実写テストを行った。評価は、実写中の画像不良の有
無、実写前後の表面電位の変化量及び膜厚減耗量により
行った。
【0126】尚、評価方法は実施例1と同じ方法によっ
た。
【0127】
【表2】
【0128】上表の通り、本発明の感光体は、感度、残
留電位等の電子写真特性に優れ、繰り返し使用した時に
も膜厚減耗が少なく安定した特性を発揮する電子写真感
光体が得られることがわかる。
【0129】
【発明の効果】本発明により、高感度で感光層の減耗が
少なく、画質低下、感度劣化の少ない、画像安定性に優
れた電子写真感光体を提供することが出来る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸
    送層を積層した電子写真感光体の電荷輸送層に数平均粒
    径が0.05以上3.0μm以下の有機微粒子を、数平均粒径3.
    0より大きく10.0μmより小さい凝集状態で含有している
    ことを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記有機微粒子がフッ素樹脂微粒子であ
    る事を特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記有機微粒子がシリコーン樹脂微粒子
    である事を特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記
    構造式〔1〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴
    とする請求項1、2、3記載の電子写真感光体。 【化1】 〔式中、R11〜R13は水素原子、ハロゲン原子、炭素原
    子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換
    のアリール基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素残
    基、r、sは1〜4の正の整数であり各々同一でも異な
    っていてもよく、tは1〜10の正の整数で同一でも異な
    っていてもよい。〕
  5. 【請求項5】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造
    式〔2〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とす
    る請求項1、2、3記載の電子写真感光体。 【化2】 〔式中、R21〜R22はハロゲン原子、炭素原子数1〜6
    の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換のアリール
    基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素残基、l、m
    は1〜4の正の整数で各々同一でも異なっていてもよ
    い。〕
  6. 【請求項6】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造
    式〔3〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とす
    る請求項1、2、3記載の電子写真感光体。 【化3】 〔式中、R31、R32、R33及びR34は水素原子、ハロゲ
    ン原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換のアルキル
    基、置換、無置換のアリール基または炭素原子4〜10の
    環状炭化水素基で、l、m、p、qは1〜4の正の整数
    で各々同一でも異なっていてもよい。〕
  7. 【請求項7】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構造
    式〔4〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴とす
    る請求項1、2、3記載の電子写真感光体。 【化4】 〔式中、R41、R42、R43、R44、R45、R46及びR47
    は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6の置換、
    無置換のアルキル基、置換、無置換のアリール基または
    炭素原子4〜10の環状炭化水素基で、l、m、p、qは
    1〜4の正の整数で各々同一でも異なっていてもよ
    い。〕
  8. 【請求項8】 基体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸
    送層を積層した電子写真感光体の電荷輸送層に有機微粒
    子を含有しており、電荷輸送層へ入射した光に対する散
    乱光の割合が5〜40%であることを特徴とする電子写真
    感光体。
  9. 【請求項9】 前記有機微粒子がフッ素樹脂微粒子であ
    る事を特徴とする請求項8記載の電子写真感光体。
  10. 【請求項10】 前記有機微粒子がシリコーン樹脂微粒
    子である事を特徴とする請求項8記載の電子写真感光
    体。
  11. 【請求項11】 前記電荷輸送層のバインダ樹脂が、下
    記構造式〔1〕のポリカーボネート樹脂であることを特
    徴とする請求項8、9、10記載の電子写真感光体。 【化5】 〔式中、R11〜R13は水素原子、ハロゲン原子、炭素原
    子数1〜6の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換
    のアリール基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素残
    基、r、sは1〜4の正の整数で各々同一でも、異なっ
    ていてもよく、tは1〜10の正の整数で同一でも異なっ
    ていてもよい。〕
  12. 【請求項12】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構
    造式〔2〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴と
    する請求項8、9、10記載の電子写真感光体。 【化6】 〔式中、R21〜R22はハロゲン原子、炭素原子数1〜6
    の置換、無置換のアルキル基、置換、無置換のアリール
    基または炭素原子数4〜10の環状炭化水素残基、l、m
    は1〜4の正の整数で各々同一でも異なっていてもよ
    い。〕
  13. 【請求項13】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構
    造式〔3〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴と
    する請求項8、9、10記載の電子写真感光体。 【化7】 〔式中、R31、R32、R33及びR34は水素原子、ハロゲ
    ン原子、炭素原子数1〜6の置換、無置換のアルキル
    基、置換、無置換のアリール基または炭素原子4〜10の
    環状炭化水素基で、l、m、p、qは1〜4の正の整数
    である。〕
  14. 【請求項14】 電荷輸送層のバインダ樹脂が、下記構
    造式〔4〕のポリカーボネート樹脂であることを特徴と
    する請求項8、9、10記載の電子写真感光体。 【化8】 〔式中、R41、R42、R43、R44、R45、R46及びR47
    は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6の置換、
    無置換のアルキル基、置換、無置換のアリール基または
    炭素原子4〜10の環状炭化水素基で、l、m、p、qは
    1〜4の正の整数で各々同一でも異なっていてもよ
    い。〕
JP14667694A 1994-06-28 1994-06-28 電子写真感光体 Pending JPH0815877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14667694A JPH0815877A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 電子写真感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14667694A JPH0815877A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0815877A true JPH0815877A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15413086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14667694A Pending JPH0815877A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0815877A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1298043A2 (en) 2001-09-26 2003-04-02 Nissan Motor Company, Limited Method and apparatus of assembling vehicular body
WO2006054805A1 (ja) * 2004-11-22 2006-05-26 Hodogaya Chemical Co., Ltd. 電子写真用感光体
JP2015184493A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US9785062B2 (en) 2015-06-08 2017-10-10 Kyocera Document Solutions Inc. Positively chargeable single-layer electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and image forming apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1298043A2 (en) 2001-09-26 2003-04-02 Nissan Motor Company, Limited Method and apparatus of assembling vehicular body
WO2006054805A1 (ja) * 2004-11-22 2006-05-26 Hodogaya Chemical Co., Ltd. 電子写真用感光体
JP4809777B2 (ja) * 2004-11-22 2011-11-09 保土谷化学工業株式会社 電子写真用感光体
EP2485092A1 (en) * 2004-11-22 2012-08-08 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Electrophotographic photosensitive body
US8808951B2 (en) 2004-11-22 2014-08-19 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Electrophotographic photosensitive body
JP2015184493A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US9785062B2 (en) 2015-06-08 2017-10-10 Kyocera Document Solutions Inc. Positively chargeable single-layer electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4835079A (en) Electrophotographic photosensitive member and electrophotographic process using the same
JP3312179B2 (ja) 電子写真感光体
JPH07199488A (ja) 電子写真感光体
JPH0815877A (ja) 電子写真感光体
JPH0738077B2 (ja) 電子写真正帯電感光体及びその像形成プロセス
JP3160772B2 (ja) 電子写真感光体
JP3807653B2 (ja) 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置
JP2920323B2 (ja) 電子写真感光体
JPH086452A (ja) 画像形成方法
JP2920315B2 (ja) 電子写真感光体
JP3201134B2 (ja) 電子写真感光体
JP3136378B2 (ja) 電子写真感光体
JPH0437762A (ja) 電子写真感光体
JPH1083093A (ja) 電子写真用感光体及び電子写真方式
JP2003186220A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2741449B2 (ja) 電子写真感光体
JP2942778B2 (ja) 電子写真感光体
JPH0713349A (ja) 電子写真感光体及び製造方法
JPH06214407A (ja) 電子写真感光体
JPH0437858A (ja) 電子写真感光体
JPH07104526A (ja) 画像形成方法
JPH07110589A (ja) 画像形成方法
JPS63244039A (ja) 感光体
JPH06222580A (ja) 電子写真感光体
JPH02146550A (ja) 電子写真感光体