JPH08159672A - 鋳造製熱処理用治具 - Google Patents

鋳造製熱処理用治具

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JPH08159672A
JPH08159672A JP31945394A JP31945394A JPH08159672A JP H08159672 A JPH08159672 A JP H08159672A JP 31945394 A JP31945394 A JP 31945394A JP 31945394 A JP31945394 A JP 31945394A JP H08159672 A JPH08159672 A JP H08159672A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンのような小物が熱処理できるにも拘ら
ず、歪、変形等が起きにく、強度が大きく、しかも軽量
な熱処理用治具を安価に提供する。 【構成】 ワークを入れる治具(G)を底壁部(1)と
側壁部(10、11)とから箱状に形成する。このとき
底壁部(1)と側壁部(10、11)を棒状の第1の要
素(2、2、…)と、同様な棒状の第2の要素(3、
3、…)とから金網状の多数の透孔(4、4、…)を有
するように精密鋳造法により一体的に成形する。そして
透孔(4、4、…)は多角形に成形し、その少なくとも
1辺は15mm以下に選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の透孔が設けら
れている底壁部と側壁部とから略箱形に形成され、その
内部に被熱処理品が収納され、そして熱処理用の加熱炉
に入れられるようになっている熱処理用治具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複数個の被熱処理品が収納あるいは載置
されるようになっている熱処理用治具は、従来から色々
提案されている。例えば複数段に重ねる枠構造に改良が
施された熱処理用治具は、実開昭60ー71657号に
より、また被熱処理品であるワークの保持に工夫された
熱処理用治具は実開昭63ー13985号等により提案
されている。ところで、ワークの中にはピン、ワッシ
ャ、ボルトのように径が小さいもの、あるいは短い小物
があるが、前述の公報に記載されているような枠構造に
改良が施された熱処理用治具、特殊な形状のワークを保
持するように改良された熱処理用治具等では、小物のワ
ークは処理できない。
【0003】そこで、小物の熱処理には不銹鋼製の枠に
不銹鋼製の金網を取り付けた治具が使用されていた。し
かしながら、不銹鋼は熱間強度が低いために寿命が短い
欠点がある。そこで、図3に示されているように枠を鋳
造により形成した熱処理用治具が使用されている。すな
わちこの小物用の熱処理用治具は、複数本のリブ50、
50、…51、51、…から箱状に形成されている鋳造
製の枠本体52と、ワークが落ちない目の大きさの不銹
鋼製の金網53とから構成されている。そして金網は、
不銹鋼製の針金により枠本体52のリブ50、50、…
51、51、…に固定されるか、あるいはスポット溶接
により固着されている。また、図には示されていない
が、枠本体が不銹鋼棒鋼から形成され、この枠本体内に
不銹鋼製の金網を、同様に溶接等で固着した熱処理用治
具も使用されている。いずれにしても、従来の小物用の
熱処理用治具は、枠本体と不銹鋼製の金網とから溶接等
の接合手段を使用して製作されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋳造製の枠本体と、不
銹鋼製の金網とから構成されている熱処理用治具による
と、金網の目は比較的容易に任意の大きさに形成するこ
とができるので、ピンのような小物も熱処理することは
できる。しかしながら、色々改良すべき問題点もある。
例えば、枠本体と金網は別工程で製造しなければならな
いので、コスト高になる欠点がある。さらには、不銹鋼
製の金網を鋳造製の枠本体に不銹鋼製の針金により固定
するには手間が掛かりコストを引き上げる。また、スポ
ット溶接によって固定するにしても手間が掛かることに
変わりはない。
【0005】上記のように、鋳造製の枠本体と不銹鋼製
の金網とから構成されている従来の熱処理用治具には、
製作上の欠点があるが、使用する上にも問題がある。例
えば熱処理温度が1100°C以下であっても不銹鋼は
熱膨張率が大きく、熱間強度が低いために不銹鋼製の金
網の方が変形する。また、変形に加えて、耐酸化性、耐
浸炭性が劣るために早期に破損する。金網が破損する
と、破損した箇所からワークが落下することがあり、ま
た破損した金網がワークに混入しロッド不良を招くこと
もある。このように不銹鋼製の金網の方が早期に破損す
るので、鋳造製の枠本体の寿命の間に、不銹鋼製の金網
を2〜5回交換しているのが実状である。また、不銹鋼
製の金網は熱処理炉内で変形し易いが、変形すると、ワ
ークが金網で均一に支持されていても、支持点が変化し
ワークに歪等の悪影響を与える。このような欠点は、枠
本体が不銹鋼棒鋼と不銹鋼の金網とから形成されている
熱処理用治具についてもいえる。
【0006】本発明は、上記したような従来の問題点あ
るいは欠点を解決しようとするもので、具体的には、ピ
ンのような小物が熱処理できるにも拘らず、変形等が起
きにくく、強度が大きく、しかも軽量な熱処理用治具を
安価に提供することを目的としている。また、他の発明
は、上記目的に加えて、複数段に重ねて使用するのに便
利な熱処理用治具を提供することを目的とし、さらに他
の発明は均一な熱処理ができる熱処理用治具を、そして
他の発明は、比較的大きな熱処理用治具を安価に提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数個の透孔が設けられている底壁部と
側壁部とから略箱形に形成され、その内部に被熱処理品
が収納され、そして熱処理用の加熱炉に入れられるよう
になっている鋳造製の熱処理用治具であって、前記底壁
部と側壁部は、棒状の第1の要素と、同様な棒状の第2
の要素とから金網状の多数の透孔を有するように同じ材
料により鋳造成形されていると共に、前記透孔は多角形
に成形され、その少なくとも1辺は15mm以下に選定
されている。請求項2記載の発明は、請求項1記載の第
2の要素の径は、第1の要素の径よりも大きく、これら
の第1の要素の適当本数毎に配置され、請求項3記載の
発明は、請求項1または2記載の側壁部の角部には、積
み重ねるときの位置合わせ用兼補強用のリブが一体的に
鋳造成形され、そして請求項4記載の発明は請求項1〜
3のいずれかの項に記載の、少なくとも底壁部を構成し
ている第1、2の要素の断面形状は、上側は円弧状に成
形されている。
【0008】
【作用】熱処理用治具の内部に被熱処理品を入れる。そ
うすると、被熱処理品は第1、2要素で支持される。そ
して熱処理用の加熱炉に入れて所定温度に加熱する。底
壁部と側壁部には、第1、2の要素により多数の透孔が
成形されているので、窒化、浸炭等の炉内雰囲気はこれ
らの透孔を通って直接被熱処理品を加熱処理する。これ
により被熱処理品は万遍なく加熱されて従来周知のよう
に熱処理される。請求項2記載の発明も同様に作用する
が、第2の要素の径は、第1の要素の径よりも大きく、
これらの第1の要素の適当本数毎に配置されているの
で、比較的重量のある被熱処理品を同様にして熱処理す
る。請求項3記載の発明によると、側壁部の角部には位
置合わせ兼用の補強リブが一体的に鋳造成形されている
ので、被熱処理品の数が多いときは、補強リブを利用し
て熱処理用治具を複数段に重ねて加熱炉に入れて、同様
に熱処理する。請求項4記載の発明では、底壁部を構成
している第1、2要素の断面形状は上側が円弧状に成形
されているので、被熱処理品は第1、2要素で線接触に
より支持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。初めに、
本実施例に係わる熱処理用治具Gの形状、構造について
説明し、次いで製造方法について説明する。熱処理用治
具Gは、図1の(イ)に示されているように、略方形を
した底壁部1と、比較的浅い4個の側壁部10、10、
11、11とから箱状に構成されている。底壁部1は、
図1の(ロ)にもその一部が断面で示されているよう
に、複数本の棒状の第1、2の要素2、2、…3、3、
…から略方形をした多数の透孔4、4、…を有するよう
に網目状に形成されている。第1の要素2、2、…の径
dは、本実施例では5mmで比較的小さく、第2の要素
3、3、…の径Dは、補強リブを兼ねて第1の要素2、
2、…より僅かに大きく6mmに選定されている。そし
て、第2の要素3、3、…は、2本の第1の要素2、
2、…に対して1本の割合で配置されている。このよう
な大きさに選定されている第1、2の要素2、2、…、
3、3、…の間隔Lは、16mm程度に選定されてい
る。したがって、透孔4、4、…の1辺は、11mmに
なっている。また、図1の(ロ)に示されているよう
に、これらの要素2、2、…、3、3、…の断面形状
は、上側すなわち治具Gの内側は、図に示されている実
施例では円弧状に形成されている。したがって、熱処理
されるワークは線接触して支持されることになる。
【0010】4個の側壁部10、10、11、11は、
同じ形状に構成されているので、以下、主として図2の
(イ)を参照しながら1個の側壁部10について説明す
る。側壁部10も、縦方向に16mmの間隔をおいて配
置されている複数本の縦方向の第1、2の要素12、1
2、…、13、13と、横方向に同様に同じ間隔に配置
されている複数本の横方向の要素14、14、…とから
多数の透孔15、15、…を有するように金網状に形成
されている。しかしながら、これらの要素12〜14の
形状は、底壁部1を構成している第1、2の要素2、
2、…、3、3、…の形状とは異なり、断面は略方形に
形成されている。
【0011】縦方向の第1の要素12、12、…は比較
的小さく、その幅hは6mmで、厚さは4mmになって
いる。これに対し、縦方向の第2の要素13、13、…
は、補強リブの作用も奏し、上端の幅hは8mmに、そ
して下端部における幅Hは9mmに選定されている。そ
して厚さは7mmになっている。なお、第2の要素1
3、13、…は、底壁部1と同様に第1の要素12、1
2、…の所定本数毎に配置されている。このように、縦
方向の第1、2の要素12、12、…13、13、…の
厚さは異なるので、縦方向の第2の要素13、13、…
は、厚さが厚い分だけ治具Gの内側に突き出ている。し
たがって、厚さは異なるが、外表面は同一面になってい
る。
【0012】横方向の要素14、14、…の厚さは4m
mに、そして幅Wは5mmに選定されている。しかしな
がら、上下端部に位置する横方向の要素14、14の幅
は広く6mmになっている。
【0013】上記のように構成されている側壁部10〜
11の4角には、図1の(イ)に示されているように、
比較的広幅の強度部材20、20、…が側壁部10〜1
1を直角に接続するような形で一体的に成形されてい
る。そして強度部材20、20、…の上方に、横方向の
要素14、14…より外方に出た半円弧状の位置合わせ
部材21、21、…が強度部材20、20、…と一体的
に成形されている。これらの位置合わせ部材21、2
1、…により、治具Gはワークを入れて複数段に重ね合
わせることができる。
【0014】底壁部1の略中央部には、本実施例では4
本の支柱30、30、…が一体的に成形されている。こ
れらの支柱30、30、…は、図2の(ロ)、(ハ)に
示されているように、隣合った2本の第1の要素2、2
と、これらの要素2、2を結合している1本の第1の要
素2とに一体的に成形され、そこから立ち上がってい
る。したがって、こららの支柱30、30、…は、平面
に見るとH型鋼の形状をしている。なお、こららの支柱
30、30、…の根元における幅Yは20mmになって
いるが、上方の幅yは15mmと狭くなっている。そし
て高さTは、側壁部10〜11と同じ高さの75mmに
なっている。
【0015】本実施例に係わる鋳造製熱処理用治具G
も、多数の透孔4、4、…の1辺が11mm程度になっ
ているので、従来の金網製の治具と同様にしてピン等の
小物のワークを熱処理できることは明らかである。
【0016】ところで、本実施例によると、底壁部1は
410×560mmに選定されているので、底壁部1に
は約1000個、したがって1平方メートル当たり約4
000個の透孔4、4、…が形成され、しかも透孔4、
4、…の1辺が11mm程度と小さく、接点の数が多い
ため、大きな透孔の熱処理用治具に比較して、剛性が大
きくなっている。また、本実施例によると、強度部材2
0、20、…が設けられているので、鋳造製熱処理用治
具Gの強度あるいは剛性は向上しているが、これらの強
度部材20、20、…は、治具Gの4角部に、しかも縦
方向に成形されているので、加熱するときにワークに悪
影響を与えることなく、均一な熱処理ができる。さらに
は、本実施例によると、4本の支柱30、30、…が設
けられているで、大きな重量のワークを入れ、そして重
ねて熱処理炉に入れることができる。このとき、これら
の支柱30、30、…は、第1の要素2、2、2と一体
的にその上方に成形されているので、透孔4、4、…が
支柱30、30、…により塞がれるようなことはない。
したがって、支柱30、30、…が設けれているが、熱
処理するときにワークに悪影響を及ぼすようなことはな
い。
【0017】本発明は、上記実施例に限定されることな
く、色々な形で実施できる。例えば透孔4、4、…は、
本実施例では方形に成形されているが、方形に限定され
ることなく、長方形、6角形等の多角形に成形しても同
様に実施できることは明らかである。また透孔4、4、
…の1辺は、ワークの大きさによっては15mmでも実
施できる。このときは第1、2の要素2、2、…3、
3、…の径、あるいは透孔4、4、…の数、または両方
の数を適宜決める。例えば透孔4、4、…の数を1平方
メートル当たり約3000個程度にすると、第1、2の
要素2、2、…3、3、…の径はそのままでよい。この
大きさで実施しても、従来の熱処理用治具に比較して、
剛性の大きい鋳造製熱処理用治具を得ることができる。
さらには、本実施例では支柱30、30、…は、4本成
形されているが、熱処理用治具Gの大きさにより1本で
も良いし、なくても良い。また位置合わせ部材は、4角
部に強度部材20、20、…と一体的に成形されている
が、治具Gの底壁部1の底に成形することもできる。
【0018】次に治具Gの鋳造方法について説明する。 [鋳造材料の準備]本実施例で適用される鋳造材料は、
Fe、Ni、Cr、Co、Mo、W、Nb等を含むオー
ステナイト系およびオーステナイト+フェライトの2相
組織からなる耐熱合金で、代表的にはJIS SCH1
3、SCH15、SCH24である。これらの合金で製
造すると、耐酸化性、熱間強度等に優れ、熱歪の少ない
治具が得られる。
【0019】[治具の鋳造]上記のように準備した鋳造
材料を用いて、精密鋳造法により前述した鋳造製熱処理
用治具Gを鋳造する。精密鋳造法にはインベストメント
法(ロストワックス法)、セラミックスモールド法、プ
ラスターモールド法等の消失模型を使用した鋳造法ある
いはシェルモード法が知られているので、これらの鋳造
方法を適宜選択して鋳造することができる。例えば、ロ
ウ、合成樹脂等で治具Gと同形の模型いわゆる消失模型
を作り、この模型の周わりにセラミックス耐火物を被覆
し、周りだけを薄く覆ったセラミックス鋳型を作り、そ
して消失模型を溶出あるいは燃焼消失して鋳型を作る。
次いでこの鋳型に溶湯を注湯して熱処理用治具Gを鋳造
する。
【0020】上記実施例では、治具Gは略方形をした底
壁部1と、比較的浅い4個の側壁部10、10、11、
11とが一体的に鋳造されているが、比較的大きな治具
を製作するときは、底壁部1、側壁部10、10、1
1、11等を2〜3個に分割して鋳造し、そして溶接に
より一体化することもできる。このようにして製造して
も同じ材料で鋳造しているので、すなわち不銹鋼製の金
網は使用されていないので、前述した実施例と同様な効
果が得られることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明による鋳造製熱処
理用治具は、底壁部と側壁部は棒状の第1の要素と、同
様な棒状の第2の要素とから多数の透孔を有するように
鋳造により金網状に一体成形され、しかもこれらの透孔
は多角形で、その少なくとも1辺は15mm以下である
ので、鋳造製であるにも拘らずピン、ボルト、ワッシャ
等の小物を熱処理できるという本発明特有の効果が得ら
れる。上記のように、本発明による鋳造製熱処理用治具
は、鋳造という1種類の製造方法により製造されている
ので、製造工程が少なく安価に得られる。また、同じ材
料により鋳造成形されているので、すなわち従来のよう
に不銹鋼製の金網が使用されていないので、歪、変形、
破損等が起きにくい。したがって、耐用年数の長い鋳造
製熱処理用治具が得られる。破損が起きると、破損した
箇所から被熱処理品が落下することがあり、また破損し
た金網が被熱処理品に混入しロッド不良を招く恐れもあ
るが、本発明によると破損しにくいので、このような恐
れもない。さらには、治具が変形すると、ロボットある
いはマニュプレータによる取扱いが困難になるが、本発
明による鋳造製熱処理用治具は、変形しにくいのでロボ
ット等による操作性に優れている。また、本発明による
鋳造製熱処理用治具は、棒状の第1の要素と、同様な棒
状の第2の要素とから多数の透孔を有するように鋳造に
より一体成形され、従来のように重量を増すリブがない
ので、軽量である。また、透孔の1辺は15mm以下の
小さな孔径に選定され、多数の接点を有するので、大き
な透孔の熱処理用治具に比較して剛性が大きくなってい
る。したがって、第1、2の要素を細くすることがで
き、軽量化されている。本発明の第1、2の要素は、従
来の不銹鋼製の金網のように、被熱処理品を乗せた状態
で加熱炉内で変形することがないので、熱処理中は常に
均一な状態で支持され、被熱処理品に変形、歪等が生じ
ないという、用途上も本発明特有の効果が得られる。ま
た、底壁部および側壁部にはリブがないので、熱の廻り
が均一となり、均一な熱処理ができる効果も得られる。
請求項2記載の発明によると、第2の要素の径は、第1
の要素より大きく、そして適当な間隔毎に配置されてい
るので、前述の効果に加えて剛性が向上している。請求
項3記載の発明によると、側壁部の角部には、積み重ね
るときの位置合わせ用兼補強用のリブが一体的に鋳造成
形されているので、積み重ねて使用するとき便利であ
り、請求項4記載の発明によると、底壁部を構成してい
る第1、2要素の断面は、上側は円弧状に成形されてい
るので、被熱処理品は線により支持され、均一な熱処理
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる鋳造製熱処理用治具を
示す図で、その(イ)は模式的に示す斜視図、(ロ)は
底壁部の一部断面図である。
【図2】図1に示す本発明の実施例に係わる鋳造製熱処
理用治具の要部を示す図で、その(イ)は側壁部の一部
を示す斜視図、その(ロ)は支柱の正面図、そしてその
(ハ)は、支柱の上面図である。
【図3】従来の熱処理用治具を示す模式的斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 底壁部 2 第1の要素 3 第2の要素 4 透孔 10、11 側壁部 20 強度部材 21 位置合わせ部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の透孔が設けられている底壁部と
    側壁部とから略箱形に形成され、その内部に被熱処理品
    が収納され、そして熱処理用の加熱炉に入れられるよう
    になっている鋳造製の熱処理用治具であって、 前記底壁部と側壁部は、棒状の第1の要素と、同様な棒
    状の第2の要素とから金網状の多数の透孔を有するよう
    に同じ材料により鋳造成形されていると共に、前記透孔
    は多角形に成形され、その少なくとも1辺は15mm以
    下に選定されていることを特徴とする鋳造製熱処理用治
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第2の要素の径は、第1
    の要素の径よりも大きく、これらの第1の要素の適当本
    数毎に配置されている鋳造製熱処理用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の側壁部の角部に
    は、積み重ねるときの位置合わせ用兼補強用のリブが一
    体的に鋳造成形されている鋳造製熱処理用治具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の、
    少なくとも底壁部を構成している第1、2の要素の断面
    形状は、上側は円弧状になっている鋳造製熱処理用治
    具。
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