JPH08160006A - 鋼板の欠陥検出方法 - Google Patents
鋼板の欠陥検出方法Info
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- JPH08160006A JPH08160006A JP6297089A JP29708994A JPH08160006A JP H08160006 A JPH08160006 A JP H08160006A JP 6297089 A JP6297089 A JP 6297089A JP 29708994 A JP29708994 A JP 29708994A JP H08160006 A JPH08160006 A JP H08160006A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロールマーク等の表面欠陥と、介在物欠陥と
を弁別して検出できる鋼板の欠陥検出方法を提供する。 【構成】 走行中の鋼板101 から生じる漏洩磁束を磁気
センサ111 〜11n で検出し、その出力信号に基づいて鋼
板101 の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設定
した基準長さL内で、鋼板101 の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nが、予め設定し
た順次の表面欠陥の間隔をr、許容値をΔN(但し、Δ
Nは0以上の整数)とするとき、 |N−L/r|≦ΔN を満足するときは、前記検出した欠陥を周期性の表面欠
陥と判別し、 |N−L/r|>ΔN を満足するときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出
する。
を弁別して検出できる鋼板の欠陥検出方法を提供する。 【構成】 走行中の鋼板101 から生じる漏洩磁束を磁気
センサ111 〜11n で検出し、その出力信号に基づいて鋼
板101 の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設定
した基準長さL内で、鋼板101 の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nが、予め設定し
た順次の表面欠陥の間隔をr、許容値をΔN(但し、Δ
Nは0以上の整数)とするとき、 |N−L/r|≦ΔN を満足するときは、前記検出した欠陥を周期性の表面欠
陥と判別し、 |N−L/r|>ΔN を満足するときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼板の表面疵や非金
属介在物等の欠陥を、通板状態のオンラインで自動的に
検出する鋼板の欠陥検出方法に関するものである。
属介在物等の欠陥を、通板状態のオンラインで自動的に
検出する鋼板の欠陥検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板の非破壊検査法の一つとして知られ
ている漏洩磁束探傷試験は、「非破壊検査ハンドブッ
ク」(日本非破壊検査協会編、日刊工業新聞社発行)第
517〜534頁にも記載されているように、金属材料
中のブローホール等の表面欠陥や非金属介在物を探傷す
る有力な手法の一つであり、例えば、特開昭57−10
8656号公報に開示されているように、薄鋼板の製造
時のオンライン探傷にも用いられている。
ている漏洩磁束探傷試験は、「非破壊検査ハンドブッ
ク」(日本非破壊検査協会編、日刊工業新聞社発行)第
517〜534頁にも記載されているように、金属材料
中のブローホール等の表面欠陥や非金属介在物を探傷す
る有力な手法の一つであり、例えば、特開昭57−10
8656号公報に開示されているように、薄鋼板の製造
時のオンライン探傷にも用いられている。
【0003】図8は、従来広く用いられている薄鋼板の
欠陥検出装置の回路構成を示すものである。この従来の
欠陥検出装置では、移動する薄鋼板(図示せず)を磁化
する位置に、薄鋼板と対向してその幅方向に多数(数1
00〜1000程度)の磁気センサ811 ,812 ,・
・・,81n を配置し、その各々(チャンネル)の磁気
センサにより薄鋼板の漏洩磁束を検出して、その各磁気
センサの出力すなわちチャンネル出力を、対応する増幅
器821 ,822 ,・・・,82n で増幅した後、バン
ドパスフィルタ(BPF)831 ,832 ,・・・,8
3n に供給して欠陥部信号の周波数帯域以外のノイズ成
分を除去している。
欠陥検出装置の回路構成を示すものである。この従来の
欠陥検出装置では、移動する薄鋼板(図示せず)を磁化
する位置に、薄鋼板と対向してその幅方向に多数(数1
00〜1000程度)の磁気センサ811 ,812 ,・
・・,81n を配置し、その各々(チャンネル)の磁気
センサにより薄鋼板の漏洩磁束を検出して、その各磁気
センサの出力すなわちチャンネル出力を、対応する増幅
器821 ,822 ,・・・,82n で増幅した後、バン
ドパスフィルタ(BPF)831 ,832 ,・・・,8
3n に供給して欠陥部信号の周波数帯域以外のノイズ成
分を除去している。
【0004】バンドパスフィルタ831 ,832 ,・・
・,83n は、通常、コンデンサや抵抗器およびインダ
クタ、さらに演算増幅器を組み合わせたアナログ回路で
構成され、これらバンドパスフィルタ831 ,832 ,
・・・,83n の出力は、必要に応じて対応する整流回
路841 ,842 ,・・・,84n で正符号のみの信号
に変換して演算回路85に供給し、ここで各チャンネル
の出力を予め決められたブロック毎に集合(この処理
は、後段でのチャンネル数を間引くためで、必ずしも必
要ではない)して閾値回路86に供給し、該閾値回路8
6において、演算回路85の出力と、予め設定した閾値
とを比較して、演算回路85の出力が閾値を越えたとき
に、欠陥検出信号を出力して警報を発するようにしてい
る。
・,83n は、通常、コンデンサや抵抗器およびインダ
クタ、さらに演算増幅器を組み合わせたアナログ回路で
構成され、これらバンドパスフィルタ831 ,832 ,
・・・,83n の出力は、必要に応じて対応する整流回
路841 ,842 ,・・・,84n で正符号のみの信号
に変換して演算回路85に供給し、ここで各チャンネル
の出力を予め決められたブロック毎に集合(この処理
は、後段でのチャンネル数を間引くためで、必ずしも必
要ではない)して閾値回路86に供給し、該閾値回路8
6において、演算回路85の出力と、予め設定した閾値
とを比較して、演算回路85の出力が閾値を越えたとき
に、欠陥検出信号を出力して警報を発するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の欠陥検出装置においては、鋼板がロールマーク
等の表面欠陥を有する場合でも、それらを全て介在物欠
陥として検出してしまうため、製品の歩留りを大幅に低
下させてしまうという問題があると共に、介在物発生状
況から製造工程に遡って対策を採る際に、誤った対策が
講じられ、これがため操業の安定性が阻害されるおそれ
がある。
た従来の欠陥検出装置においては、鋼板がロールマーク
等の表面欠陥を有する場合でも、それらを全て介在物欠
陥として検出してしまうため、製品の歩留りを大幅に低
下させてしまうという問題があると共に、介在物発生状
況から製造工程に遡って対策を採る際に、誤った対策が
講じられ、これがため操業の安定性が阻害されるおそれ
がある。
【0006】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解消し、ロールマーク等の表面欠陥と、介在物欠陥と
を弁別して検出できる鋼板の欠陥検出方法を提供しよう
とするものである。
を解消し、ロールマーク等の表面欠陥と、介在物欠陥と
を弁別して検出できる鋼板の欠陥検出方法を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、走行中の鋼板から生じる漏洩磁束を磁
気センサで検出し、その出力信号に基づいて鋼板の欠陥
を検出するにあたり、走行方向に予め設定した基準長さ
L内で、前記鋼板の幅方向の同一位置での欠陥の検出個
数を計数し、その計数値Nが、予め設定した順次の表面
欠陥の間隔をrとするとき、N=L/rのときは、前記
検出した欠陥を周期性の表面欠陥と判別し、N≠L/r
のときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出すること
を特徴とするものである。
め、本発明では、走行中の鋼板から生じる漏洩磁束を磁
気センサで検出し、その出力信号に基づいて鋼板の欠陥
を検出するにあたり、走行方向に予め設定した基準長さ
L内で、前記鋼板の幅方向の同一位置での欠陥の検出個
数を計数し、その計数値Nが、予め設定した順次の表面
欠陥の間隔をrとするとき、N=L/rのときは、前記
検出した欠陥を周期性の表面欠陥と判別し、N≠L/r
のときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出すること
を特徴とするものである。
【0008】即ち、本発明は、走行中の鋼板から生じる
漏洩磁束を磁気センサで検出し、その出力信号に基づい
て鋼板の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設定
した基準長さL内で、前記鋼板の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nが、予め設定し
た順次の表面欠陥の間隔をr、許容値をΔN(但し、Δ
Nは0以上の整数)とするとき、 |N−L/r|≦ΔN を満足するときは、前記検出した欠陥を周期性の表面欠
陥と判別し、 |N−L/r|>ΔN を満足するときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出
することを特徴とするものである。
漏洩磁束を磁気センサで検出し、その出力信号に基づい
て鋼板の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設定
した基準長さL内で、前記鋼板の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nが、予め設定し
た順次の表面欠陥の間隔をr、許容値をΔN(但し、Δ
Nは0以上の整数)とするとき、 |N−L/r|≦ΔN を満足するときは、前記検出した欠陥を周期性の表面欠
陥と判別し、 |N−L/r|>ΔN を満足するときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出
することを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明は、走行中の鋼板から生じ
る漏洩磁束を磁気センサで検出し、その出力信号に基づ
いて鋼板の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設
定した基準長さ毎に、前記鋼板の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その順次の基準長さにおける
計数値が、零と異なる同一値の場合は、前記検出した欠
陥を周期性の表面欠陥と判別し、異なる場合は、該欠陥
を介在物欠陥と判別して検出することを特徴とするもの
である。
る漏洩磁束を磁気センサで検出し、その出力信号に基づ
いて鋼板の欠陥を検出するにあたり、走行方向に予め設
定した基準長さ毎に、前記鋼板の幅方向の同一位置での
欠陥の検出個数を計数し、その順次の基準長さにおける
計数値が、零と異なる同一値の場合は、前記検出した欠
陥を周期性の表面欠陥と判別し、異なる場合は、該欠陥
を介在物欠陥と判別して検出することを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】鋼板にロールマークが発生する場合には、鋼板
の同一幅位置に、ロール周長に相当する距離を隔てて多
数の表面欠陥が等間隔に並ぶことになるが、介在物欠陥
の場合には、ロールマークのように周期的に発生するこ
とは殆どない。したがって、鋼板の同じ幅位置で検出さ
れる欠陥検出信号の周期性を調べれば、検出した欠陥が
ロールマークか否かを判別することが可能となる。
の同一幅位置に、ロール周長に相当する距離を隔てて多
数の表面欠陥が等間隔に並ぶことになるが、介在物欠陥
の場合には、ロールマークのように周期的に発生するこ
とは殆どない。したがって、鋼板の同じ幅位置で検出さ
れる欠陥検出信号の周期性を調べれば、検出した欠陥が
ロールマークか否かを判別することが可能となる。
【0011】ここで、ロールマークを発生させるロール
は、その製造工程を追跡すれば概ね特定でき、そのロー
ルから発生する順次の表面欠陥の間隔rを予め設定する
ことができる。したがって、第1の発明におけるよう
に、走行方向に予め設定した基準長さL内で、鋼板の幅
方向の同一位置での欠陥の検出個数を計数し、その計数
値Nと、基準長さL内で想定される予め設定した表面欠
陥の平均発生個数L/rとを比較すれば、検出した欠陥
がロールマークか否かを判別して検出することが可能と
なる。
は、その製造工程を追跡すれば概ね特定でき、そのロー
ルから発生する順次の表面欠陥の間隔rを予め設定する
ことができる。したがって、第1の発明におけるよう
に、走行方向に予め設定した基準長さL内で、鋼板の幅
方向の同一位置での欠陥の検出個数を計数し、その計数
値Nと、基準長さL内で想定される予め設定した表面欠
陥の平均発生個数L/rとを比較すれば、検出した欠陥
がロールマークか否かを判別して検出することが可能と
なる。
【0012】また、第2の発明におけるように、走行方
向に予め設定した基準長さL内で、鋼板の幅方向の同一
位置での欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nと、基
準長さL内で想定される予め設定した表面欠陥の平均発
生個数L/rとの差の絶対値を求め、その差の絶対値と
予め設定した許容値ΔN(但し、ΔNは自然数)とを比
較すれば、検出した欠陥がロールマークか否かを判別し
て検出することが可能となる。
向に予め設定した基準長さL内で、鋼板の幅方向の同一
位置での欠陥の検出個数を計数し、その計数値Nと、基
準長さL内で想定される予め設定した表面欠陥の平均発
生個数L/rとの差の絶対値を求め、その差の絶対値と
予め設定した許容値ΔN(但し、ΔNは自然数)とを比
較すれば、検出した欠陥がロールマークか否かを判別し
て検出することが可能となる。
【0013】さらに、第3の発明におけるように、走行
方向に予め設定した基準長さ毎に、幅方向の同一位置で
の欠陥の検出個数を計数し、その順次の基準長さにおけ
る計数値を比較すれば、検出した欠陥がロールマークか
否かを判別して検出することが可能となる。
方向に予め設定した基準長さ毎に、幅方向の同一位置で
の欠陥の検出個数を計数し、その順次の基準長さにおけ
る計数値を比較すれば、検出した欠陥がロールマークか
否かを判別して検出することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1は、この発明を実施する鋼板の欠
陥検出装置の一例の構成を示すものである。この実施例
は、ライン上を走行する鋼板101の表面欠陥や非金属
介在物等の欠陥を、通板状態のオンラインで自動的に検
出するものである。鋼板101の走行ラインの所定の位
置には、鋼板101と対向して磁化装置100を配置す
ると共に、この磁化装置100と鋼板101を介して対
向して多数の磁気センサ111 ,112 ,・・・,11
n を配置する。
ついて説明する。図1は、この発明を実施する鋼板の欠
陥検出装置の一例の構成を示すものである。この実施例
は、ライン上を走行する鋼板101の表面欠陥や非金属
介在物等の欠陥を、通板状態のオンラインで自動的に検
出するものである。鋼板101の走行ラインの所定の位
置には、鋼板101と対向して磁化装置100を配置す
ると共に、この磁化装置100と鋼板101を介して対
向して多数の磁気センサ111 ,112 ,・・・,11
n を配置する。
【0015】磁化装置100は、鋼板101を磁化する
ようにその幅方向に配置する。この磁化装置100は、
少なくとも磁気センサ111 ,112 ,・・・,11n
を配置する検出部分において鋼板101を磁化し得るよ
うに、例えば電磁石や、他の公知の磁化手段をもって構
成する。また、磁気センサ111 ,112 ,・・・,1
1n は、鋼板101の漏洩磁束を検出し得るように、鋼
板101の幅方向に配置する。これら磁気センサ1
11 ,112 ,・・・,11n は、磁気ダイオード、磁
気抵抗素子、ホール素子、磁気飽和型センサ、微小コイ
ル等の任意のものをもって構成する。なお、各磁気セン
サは、鋼板101の幅方向寸法にもよるが、微小な欠陥
が鋼板101の幅方向のどの部位にあっても、漏れなく
探傷し得るように、好適には、数mm程度の大きさのも
のを用いて、鋼板101の幅方向に多数並べて配置す
る。
ようにその幅方向に配置する。この磁化装置100は、
少なくとも磁気センサ111 ,112 ,・・・,11n
を配置する検出部分において鋼板101を磁化し得るよ
うに、例えば電磁石や、他の公知の磁化手段をもって構
成する。また、磁気センサ111 ,112 ,・・・,1
1n は、鋼板101の漏洩磁束を検出し得るように、鋼
板101の幅方向に配置する。これら磁気センサ1
11 ,112 ,・・・,11n は、磁気ダイオード、磁
気抵抗素子、ホール素子、磁気飽和型センサ、微小コイ
ル等の任意のものをもって構成する。なお、各磁気セン
サは、鋼板101の幅方向寸法にもよるが、微小な欠陥
が鋼板101の幅方向のどの部位にあっても、漏れなく
探傷し得るように、好適には、数mm程度の大きさのも
のを用いて、鋼板101の幅方向に多数並べて配置す
る。
【0016】磁気センサ111 ,112 ,・・・,11
n の各出力信号(チャンネル出力)は、対応する増幅器
121 ,122 ,・・・,12n で適切な電圧範囲に増
幅して信号処理回路131 ,132 ,・・・,13n に
供給し、ここで欠陥部信号の周波数帯域以外のノイズ成
分を除去した後、演算回路141 ,142 ,・・・,1
4n に供給して欠陥信号を検出する。これら演算回路1
41 ,142 ,・・・,14n の各出力は、対応する欠
陥性状判別回路151 ,152 ,・・・,15 n に供給
し、ここでパルス発生装置104からの鋼板101の走
行速度に比例したパルスに同期して、検出した欠陥信号
の性状を判別し、その結果を表示装置103に表示す
る。
n の各出力信号(チャンネル出力)は、対応する増幅器
121 ,122 ,・・・,12n で適切な電圧範囲に増
幅して信号処理回路131 ,132 ,・・・,13n に
供給し、ここで欠陥部信号の周波数帯域以外のノイズ成
分を除去した後、演算回路141 ,142 ,・・・,1
4n に供給して欠陥信号を検出する。これら演算回路1
41 ,142 ,・・・,14n の各出力は、対応する欠
陥性状判別回路151 ,152 ,・・・,15 n に供給
し、ここでパルス発生装置104からの鋼板101の走
行速度に比例したパルスに同期して、検出した欠陥信号
の性状を判別し、その結果を表示装置103に表示す
る。
【0017】増幅器121 ,122 ,・・・,12
n は、使用する磁気センサの磁気−電気変換特性に合わ
せた、例えばブリッジ回路や演算増幅器等で構成する。
また、信号処理回路131 ,132 ,・・・,13
n は、一般には、帯域通過フィルタと整流回路とを組み
合わせて構成するが、抵抗およびコンデンサを用いる簡
単なものや、反転増幅回路を用いるものでも良く、ある
いは省略することもできる。さらに、パルス発生装置1
04は、例えば、鋼板101に接触して回転するロータ
リーエンコーダを用いて構成することができるが、鋼板
101の走行速度が一定であれば、市販のパルス発生器
を単独で用いることもできる。
n は、使用する磁気センサの磁気−電気変換特性に合わ
せた、例えばブリッジ回路や演算増幅器等で構成する。
また、信号処理回路131 ,132 ,・・・,13
n は、一般には、帯域通過フィルタと整流回路とを組み
合わせて構成するが、抵抗およびコンデンサを用いる簡
単なものや、反転増幅回路を用いるものでも良く、ある
いは省略することもできる。さらに、パルス発生装置1
04は、例えば、鋼板101に接触して回転するロータ
リーエンコーダを用いて構成することができるが、鋼板
101の走行速度が一定であれば、市販のパルス発生器
を単独で用いることもできる。
【0018】図2は、図1に示す欠陥性状判別回路15
1 の一例の構成を示すものである。なお、他の欠陥性状
判別回路152 〜15n も、図2と同様に構成する。こ
の欠陥性状判別回路151 は、演算回路141 からの欠
陥信号Vを入力し、その欠陥信号Vが予め設定した閾値
を越えたときにパルスを発生する閾値回路22と、パル
ス発生回路104からのパルスを計数するカウンタ23
と、閾値回路22から発生するパルスを計数するカウン
タ24と、基準長さL内で間隔rをもって順次発生する
表面欠陥の平均発生個数N0 =L/rを予め設定する設
定回路25と、カウンタ24の計数値Nおよび設定回路
25の設定値N0 を比較する比較回路26とを具える。
1 の一例の構成を示すものである。なお、他の欠陥性状
判別回路152 〜15n も、図2と同様に構成する。こ
の欠陥性状判別回路151 は、演算回路141 からの欠
陥信号Vを入力し、その欠陥信号Vが予め設定した閾値
を越えたときにパルスを発生する閾値回路22と、パル
ス発生回路104からのパルスを計数するカウンタ23
と、閾値回路22から発生するパルスを計数するカウン
タ24と、基準長さL内で間隔rをもって順次発生する
表面欠陥の平均発生個数N0 =L/rを予め設定する設
定回路25と、カウンタ24の計数値Nおよび設定回路
25の設定値N0 を比較する比較回路26とを具える。
【0019】閾値回路22の出力パルスは、カウンタ2
3および24にそれぞれ供給する。カウンタ23は、こ
の閾値回路22からのパルスをトリガ信号としてパルス
発生装置104からのパルスを計数すると共に、これら
閾値回路22からのパルスおよびパルス発生装置104
からのパルスの計数値Mに基づいてカウンタ24および
比較回路26のゲートをそれぞれ制御する。すなわち、
閾値回路22からパルスが入力した時点で、カウンタ2
4および比較回路26のゲートを開とし、カウンタ24
において閾値回路22からのパルスを計数させる。ま
た、カウンタ23でのパルスの計数値Mが、予め設定し
た鋼板101の基準長さLに相当するパルス数ML を越
えた時点で、カウンタ24および比較回路26のゲート
を閉として、カウンタ24での計数値Nと、設定回路2
5からの設定値N0 とを比較回路26において比較し、
その比較結果を表示装置103に供給して表示させると
共に、カウンタ23をリセットして同様の動作を繰り返
すようにする。なお、これら閾値回路22、カウンタ2
3,24、比較回路26および設定回路25は、市販の
演算素子を使用することができる。
3および24にそれぞれ供給する。カウンタ23は、こ
の閾値回路22からのパルスをトリガ信号としてパルス
発生装置104からのパルスを計数すると共に、これら
閾値回路22からのパルスおよびパルス発生装置104
からのパルスの計数値Mに基づいてカウンタ24および
比較回路26のゲートをそれぞれ制御する。すなわち、
閾値回路22からパルスが入力した時点で、カウンタ2
4および比較回路26のゲートを開とし、カウンタ24
において閾値回路22からのパルスを計数させる。ま
た、カウンタ23でのパルスの計数値Mが、予め設定し
た鋼板101の基準長さLに相当するパルス数ML を越
えた時点で、カウンタ24および比較回路26のゲート
を閉として、カウンタ24での計数値Nと、設定回路2
5からの設定値N0 とを比較回路26において比較し、
その比較結果を表示装置103に供給して表示させると
共に、カウンタ23をリセットして同様の動作を繰り返
すようにする。なお、これら閾値回路22、カウンタ2
3,24、比較回路26および設定回路25は、市販の
演算素子を使用することができる。
【0020】以下、この実施例の動作を、図3に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。この実施例にお
いて、走行ラインに沿って移動する鋼板101は、上述
したように、所定の位置で磁化装置100により磁化さ
れ、これにより鋼板101の欠陥部から発生する漏洩磁
束が、磁気センサ111 ,112 ,・・・,11n で検
出される。これら磁気センサ111 ,112 ,・・・,
11n の各チャンネル出力は、増幅器121 ,122 ,
・・・,12n で増幅された後、信号処理回路131 ,
132 ,・・・,13n でノイズ成分が除去されて、演
算回路141 ,142 ,・・・,14n を経て欠陥性状
判別回路151 ,152 ,・・・,15nに供給され
る。
ローチャートを参照しながら説明する。この実施例にお
いて、走行ラインに沿って移動する鋼板101は、上述
したように、所定の位置で磁化装置100により磁化さ
れ、これにより鋼板101の欠陥部から発生する漏洩磁
束が、磁気センサ111 ,112 ,・・・,11n で検
出される。これら磁気センサ111 ,112 ,・・・,
11n の各チャンネル出力は、増幅器121 ,122 ,
・・・,12n で増幅された後、信号処理回路131 ,
132 ,・・・,13n でノイズ成分が除去されて、演
算回路141 ,142 ,・・・,14n を経て欠陥性状
判別回路151 ,152 ,・・・,15nに供給され
る。
【0021】欠陥性状判別回路151 ,152 ,・・
・,15n では、対応する演算回路141 ,142 ,・
・・,14n からの欠陥信号Vが、閾値回路22での閾
値を越えると、カウンタ23においてパルス発生装置1
04からのパルスの計数が開始されると共に、カウンタ
24において閾値回路22からのパルスの計数が開始さ
れる。なお、図3には、カウンタ23での計数動作は省
略してある。ここで、カウンタ23での計数値Mが、予
め設定した鋼板101の基準長さLに相当するパルス数
ML を越えると、その時点でカウンタ24での計数値N
と、設定回路25からの設定値N0 とが比較回路26に
おいて比較され、N=N0 のときは、表面欠陥に相当す
る信号が、また、それ以外のときは、介在物欠陥に相当
する信号が表示装置103に供給されて表示される。
・,15n では、対応する演算回路141 ,142 ,・
・・,14n からの欠陥信号Vが、閾値回路22での閾
値を越えると、カウンタ23においてパルス発生装置1
04からのパルスの計数が開始されると共に、カウンタ
24において閾値回路22からのパルスの計数が開始さ
れる。なお、図3には、カウンタ23での計数動作は省
略してある。ここで、カウンタ23での計数値Mが、予
め設定した鋼板101の基準長さLに相当するパルス数
ML を越えると、その時点でカウンタ24での計数値N
と、設定回路25からの設定値N0 とが比較回路26に
おいて比較され、N=N0 のときは、表面欠陥に相当す
る信号が、また、それ以外のときは、介在物欠陥に相当
する信号が表示装置103に供給されて表示される。
【0022】したがって、この実施例によれば、ロール
マーク等の表面欠陥と、介在物欠陥とを弁別して検出で
きるので、精度の良い探傷を行うことができ、製品の歩
留りを大幅に向上することができる。また、表面欠陥と
介在物欠陥とを弁別して検出できることから、それらの
発生頻度を別個に管理することができるので、操業改善
に効果がある。
マーク等の表面欠陥と、介在物欠陥とを弁別して検出で
きるので、精度の良い探傷を行うことができ、製品の歩
留りを大幅に向上することができる。また、表面欠陥と
介在物欠陥とを弁別して検出できることから、それらの
発生頻度を別個に管理することができるので、操業改善
に効果がある。
【0023】なお、上記の実施例では、N=N0 のとき
は、表面欠陥として、N≠N0 のときは、介在物欠陥と
して判別して検出するようにしたが、この発明の第2実
施例では、上記の第1実施例において、比較回路26に
|N−N0 |の許容値ΔN(但し、ΔNは0以上の整
数)を設定し、図3に示すように、|N−N0 |<ΔN
のときは、表面欠陥とし、それ以外のときは、介在物欠
陥として判別して検出する。
は、表面欠陥として、N≠N0 のときは、介在物欠陥と
して判別して検出するようにしたが、この発明の第2実
施例では、上記の第1実施例において、比較回路26に
|N−N0 |の許容値ΔN(但し、ΔNは0以上の整
数)を設定し、図3に示すように、|N−N0 |<ΔN
のときは、表面欠陥とし、それ以外のときは、介在物欠
陥として判別して検出する。
【0024】このように、|N−N0 |の許容値ΔNを
設定すれば、若干の誤検出信号があっても、表面欠陥と
介在物欠陥とを弁別して検出できるので、より精度の高
い探傷を行うことができる。
設定すれば、若干の誤検出信号があっても、表面欠陥と
介在物欠陥とを弁別して検出できるので、より精度の高
い探傷を行うことができる。
【0025】図4は、この発明の第3実施例の要部を示
すものである。この実施例は、演算回路141 ,1
42 ,・・・,14n の出力を、加算器161 162 ,
・・・,16n/L においてLチャンネル毎に加算し、そ
れらの加算出力を対応する欠陥性状判別回路151 ,1
52 ,・・・,15n/L に供給して、表面欠陥と介在物
欠陥とを弁別して検出するようにしたもので、その他の
構成は第1実施例と同様である。このように構成すれ
ば、部品点数を少なくできるので、安価にできる利点が
ある。なお、Lチャンネル毎に限らず、全チャンネルの
演算回路の出力を加算し、その出力を一つの欠陥性状判
別回路に供給して、表面欠陥と介在物欠陥とを弁別して
検出するようにすることもできる。
すものである。この実施例は、演算回路141 ,1
42 ,・・・,14n の出力を、加算器161 162 ,
・・・,16n/L においてLチャンネル毎に加算し、そ
れらの加算出力を対応する欠陥性状判別回路151 ,1
52 ,・・・,15n/L に供給して、表面欠陥と介在物
欠陥とを弁別して検出するようにしたもので、その他の
構成は第1実施例と同様である。このように構成すれ
ば、部品点数を少なくできるので、安価にできる利点が
ある。なお、Lチャンネル毎に限らず、全チャンネルの
演算回路の出力を加算し、その出力を一つの欠陥性状判
別回路に供給して、表面欠陥と介在物欠陥とを弁別して
検出するようにすることもできる。
【0026】図5は、この発明の第4実施例の要部の構
成を示すものである。この実施例は、順次の基準長さL
における欠陥の検出個数の比較に基づいて、表面欠陥、
介在物欠陥および欠陥無しを弁別して検出するようにし
たもので、図1に示す第1実施例とは、欠陥性状判別回
路151 ,152 ,・・・,15n の構成が異なるもの
で、その他の構成は図1と同様である。したがって、図
5には、欠陥性状判別回路151 の構成を示すが、他の
欠陥性状判別回路152 〜15n も、図5と同様に構成
する。
成を示すものである。この実施例は、順次の基準長さL
における欠陥の検出個数の比較に基づいて、表面欠陥、
介在物欠陥および欠陥無しを弁別して検出するようにし
たもので、図1に示す第1実施例とは、欠陥性状判別回
路151 ,152 ,・・・,15n の構成が異なるもの
で、その他の構成は図1と同様である。したがって、図
5には、欠陥性状判別回路151 の構成を示すが、他の
欠陥性状判別回路152 〜15n も、図5と同様に構成
する。
【0027】この欠陥性状判別回路151 は、演算回路
141 からの欠陥信号Vを入力し、その欠陥信号Vが予
め設定した閾値を越えたときにパルスを発生する閾値回
路22と、鋼板101の基準長さLに相当するパルス発
生回路104からのパルス数ML を繰り返し計数するカ
ウンタ23と、閾値回路22から発生するパルスを計数
するpビット(例えば、p=4)のカウンタ24と、こ
のカウンタ24の各ビット出力を入力するそれぞれq段
(q≧2)のシフトレジスタ271 ,272 ,・・・,
27p と、各シフトレジスタのq段の出力を比較する比
較回路281 ,282 ,・・・,28p と、これら比較
回路の出力を入力とするアンドゲート29と、シフトレ
ジスタ271 ,272 ,・・・,27p の任意の同一段
の出力を入力とするオアゲート30と、アンドゲート2
9およびオアゲート30の出力を入力とする判定回路3
1とを具える。
141 からの欠陥信号Vを入力し、その欠陥信号Vが予
め設定した閾値を越えたときにパルスを発生する閾値回
路22と、鋼板101の基準長さLに相当するパルス発
生回路104からのパルス数ML を繰り返し計数するカ
ウンタ23と、閾値回路22から発生するパルスを計数
するpビット(例えば、p=4)のカウンタ24と、こ
のカウンタ24の各ビット出力を入力するそれぞれq段
(q≧2)のシフトレジスタ271 ,272 ,・・・,
27p と、各シフトレジスタのq段の出力を比較する比
較回路281 ,282 ,・・・,28p と、これら比較
回路の出力を入力とするアンドゲート29と、シフトレ
ジスタ271 ,272 ,・・・,27p の任意の同一段
の出力を入力とするオアゲート30と、アンドゲート2
9およびオアゲート30の出力を入力とする判定回路3
1とを具える。
【0028】カウンタ23は、パルス発生回路104か
らのパルスの計数を開始するのに同期してカウンタ24
のゲートを開とし、これによりカウンタ24において閾
値回路22から発生するパルスを計数させる。また、カ
ウンタ23での計数値Mが、基準長さLに相当する予め
設定したパルス数ML を越えた時点で、カウンタ24の
ゲートを閉にし、その計数値Nを表す各ビット出力を、
例えば、最下位ビットをシフトレジスタ271 に、最上
位ビットをシフトレジスタ27p に対応させて、シフト
レジスタ271 ,272 ,・・・,27p の初段に記憶
して、過去の計数結果の各ビット出力をそれぞれ次段に
シフトさせる。このようにして、カウンタ23がパルス
数ML を計数する毎に、すなわち鋼板101が予め設定
された基準長さLを走行する毎に、その基準長さL内で
発生した欠陥信号をカウンタ24で計数して、その順次
の基準長さLにおける計数値の各ビット出力を、対応す
るシフトレジスタに、すなわち順次の計数値の最下位ビ
ットをシフトレジスタ27 1 に、最上位ビットをシフト
レジスタ27p に順次シフトして記憶する。
らのパルスの計数を開始するのに同期してカウンタ24
のゲートを開とし、これによりカウンタ24において閾
値回路22から発生するパルスを計数させる。また、カ
ウンタ23での計数値Mが、基準長さLに相当する予め
設定したパルス数ML を越えた時点で、カウンタ24の
ゲートを閉にし、その計数値Nを表す各ビット出力を、
例えば、最下位ビットをシフトレジスタ271 に、最上
位ビットをシフトレジスタ27p に対応させて、シフト
レジスタ271 ,272 ,・・・,27p の初段に記憶
して、過去の計数結果の各ビット出力をそれぞれ次段に
シフトさせる。このようにして、カウンタ23がパルス
数ML を計数する毎に、すなわち鋼板101が予め設定
された基準長さLを走行する毎に、その基準長さL内で
発生した欠陥信号をカウンタ24で計数して、その順次
の基準長さLにおける計数値の各ビット出力を、対応す
るシフトレジスタに、すなわち順次の計数値の最下位ビ
ットをシフトレジスタ27 1 に、最上位ビットをシフト
レジスタ27p に順次シフトして記憶する。
【0029】シフトレジスタ271 ,272 ,・・・,
27p の各々において、そのq段のビット出力N0 ,N
1 ,・・・,Nq は、対応する比較回路281 ,2
82 ,・・・,28p で比較して、そのq段のビット出
力が全て等しいときは論理「1」を、それ以外は論理
「0」をアンドゲート29に供給する。また、各シフト
レジスタ271 ,272 ,・・・,27p の任意の同一
段の出力、図5では初段の出力は、オアゲート30に供
給する。これらアンドゲート29およびオアゲート30
の出力は、判定回路31に供給し、ここでアンドゲート
29およびオアゲート30の出力に基づいて、介在物欠
陥、表面欠陥および欠陥無しを判別する。
27p の各々において、そのq段のビット出力N0 ,N
1 ,・・・,Nq は、対応する比較回路281 ,2
82 ,・・・,28p で比較して、そのq段のビット出
力が全て等しいときは論理「1」を、それ以外は論理
「0」をアンドゲート29に供給する。また、各シフト
レジスタ271 ,272 ,・・・,27p の任意の同一
段の出力、図5では初段の出力は、オアゲート30に供
給する。これらアンドゲート29およびオアゲート30
の出力は、判定回路31に供給し、ここでアンドゲート
29およびオアゲート30の出力に基づいて、介在物欠
陥、表面欠陥および欠陥無しを判別する。
【0030】図6は、判定回路31の一例の構成を示す
ものである。この判定回路31は、インバータ321 ,
322 と、アンドゲート331 ,332 とを有する。ア
ンドゲート29の出力は、インバータ321 に供給する
と共に、アンドゲート331,332 の一方の入力端子
にそれぞれ供給する。また、オアゲート30の出力は、
アンドゲート331 の他方の入力端子に供給すると共
に、インバータ322 を介してアンドゲート332 の他
方の入力端子に供給し、これにより、インバータ321
の出力が論理「1」のとき、介在物欠陥と判別し、アン
ドゲート331 の出力が論理「1」のとき、表面欠陥と
判別し、アンドゲート332 の出力が論理「1」のと
き、欠陥無しと判別して検出するようにする。なお、図
5および図6に示す各回路素子は、市販の演算素子また
はそれらの公知の組み合わせで構成することができる。
ものである。この判定回路31は、インバータ321 ,
322 と、アンドゲート331 ,332 とを有する。ア
ンドゲート29の出力は、インバータ321 に供給する
と共に、アンドゲート331,332 の一方の入力端子
にそれぞれ供給する。また、オアゲート30の出力は、
アンドゲート331 の他方の入力端子に供給すると共
に、インバータ322 を介してアンドゲート332 の他
方の入力端子に供給し、これにより、インバータ321
の出力が論理「1」のとき、介在物欠陥と判別し、アン
ドゲート331 の出力が論理「1」のとき、表面欠陥と
判別し、アンドゲート332 の出力が論理「1」のと
き、欠陥無しと判別して検出するようにする。なお、図
5および図6に示す各回路素子は、市販の演算素子また
はそれらの公知の組み合わせで構成することができる。
【0031】以下、この実施例の要部の動作を、図7に
示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図
7には、カウンタ23によるパルス発生装置104から
のパルスの計数動作は省略してある。各欠陥性状判別回
路151 ,152 ,・・・,15n において、カウンタ
23がパルス発生装置104からのパルスの計数を開始
すると、対応するカウンタ24のゲートが開となる。こ
れにより、閾値回路22において、対応する演算回路1
41 ,142 ,・・・,14n からの欠陥信号Vが閾値
を越えたときに発生されるパルスが、カウンタ24で計
数される。カウンタ23での計数値Mが、予め設定した
鋼板101の基準長さLに相当するパルス数ML を越え
ると、その時点でカウンタ24のゲートが閉となり、そ
の計数値Nを表す各ビット出力が対応するシフトレジス
タ271 ,272 ,・・・,27 p の初段に記憶される
と共に、過去の計数結果の各ビット出力がそれぞれ次段
にシフトされる。
示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図
7には、カウンタ23によるパルス発生装置104から
のパルスの計数動作は省略してある。各欠陥性状判別回
路151 ,152 ,・・・,15n において、カウンタ
23がパルス発生装置104からのパルスの計数を開始
すると、対応するカウンタ24のゲートが開となる。こ
れにより、閾値回路22において、対応する演算回路1
41 ,142 ,・・・,14n からの欠陥信号Vが閾値
を越えたときに発生されるパルスが、カウンタ24で計
数される。カウンタ23での計数値Mが、予め設定した
鋼板101の基準長さLに相当するパルス数ML を越え
ると、その時点でカウンタ24のゲートが閉となり、そ
の計数値Nを表す各ビット出力が対応するシフトレジス
タ271 ,272 ,・・・,27 p の初段に記憶される
と共に、過去の計数結果の各ビット出力がそれぞれ次段
にシフトされる。
【0032】各シフトレジスタ271 ,272 ,・・
・,27p のq段のビット出力N0 ,N1 ,・・・,N
q は、対応する比較回路281 ,282 ,・・・,28
p で比較され、それらの比較結果がアンドゲート29に
供給されると共に、各シフトレジスタ271 ,272 ,
・・・,27p の任意の同一段の出力がオアゲート30
に供給される。ここで、アンドゲート29は、各シフト
レジスタ271 ,272,・・・,27p において、そ
のq段のビット出力が全て等しいとき、すなわち過去q
回(最大)の欠陥個数の計数結果が等しいとき、論理
「1」を出力し、それ以外のときは、論理「0」を出力
することになる。また、オアゲート30は、ある基準長
さL内でカウンタ24が欠陥信号Vを計数したとき、す
なわち欠陥がある場合に、論理「1」を出力し、欠陥信
号Vが計数されない場合に、論理「0」を出力すること
になる。
・,27p のq段のビット出力N0 ,N1 ,・・・,N
q は、対応する比較回路281 ,282 ,・・・,28
p で比較され、それらの比較結果がアンドゲート29に
供給されると共に、各シフトレジスタ271 ,272 ,
・・・,27p の任意の同一段の出力がオアゲート30
に供給される。ここで、アンドゲート29は、各シフト
レジスタ271 ,272,・・・,27p において、そ
のq段のビット出力が全て等しいとき、すなわち過去q
回(最大)の欠陥個数の計数結果が等しいとき、論理
「1」を出力し、それ以外のときは、論理「0」を出力
することになる。また、オアゲート30は、ある基準長
さL内でカウンタ24が欠陥信号Vを計数したとき、す
なわち欠陥がある場合に、論理「1」を出力し、欠陥信
号Vが計数されない場合に、論理「0」を出力すること
になる。
【0033】したがって、判定回路31においては、表
1に真理値表を示すように、アンドゲート29の出力が
論理「0」のとき、インバータ321 の出力のみが論理
「1」となって、介在物欠陥と判別され、アンドゲート
29の出力が論理「1」で、かつオアゲート30の出力
が論理「1」のときに、アンドゲート331 の出力のみ
が論理「1」となって、表面欠陥と判別され、また、ア
ンドゲート29の出力が論理「1」で、かつオアゲート
30の出力が論理「0」のときに、アンドゲート332
の出力のみが論理「1」となって、欠陥無しと判別され
て、表示装置103にそれぞれ表示される。
1に真理値表を示すように、アンドゲート29の出力が
論理「0」のとき、インバータ321 の出力のみが論理
「1」となって、介在物欠陥と判別され、アンドゲート
29の出力が論理「1」で、かつオアゲート30の出力
が論理「1」のときに、アンドゲート331 の出力のみ
が論理「1」となって、表面欠陥と判別され、また、ア
ンドゲート29の出力が論理「1」で、かつオアゲート
30の出力が論理「0」のときに、アンドゲート332
の出力のみが論理「1」となって、欠陥無しと判別され
て、表示装置103にそれぞれ表示される。
【表1】
【0034】以上のように、この実施例によれば、ロー
ルマーク等の表面欠陥、介在物欠陥および欠陥無しを弁
別して検出できるので、上述した実施例におけると同様
に、製品の歩留りを大幅に向上することができると共
に、操業改善を容易にできる効果がある。
ルマーク等の表面欠陥、介在物欠陥および欠陥無しを弁
別して検出できるので、上述した実施例におけると同様
に、製品の歩留りを大幅に向上することができると共
に、操業改善を容易にできる効果がある。
【0035】なお、図5および図6では、欠陥個数の計
数から欠陥性状の判定に至るまでの全ての回路を、論理
素子やその組み合わせで構成しているが、同様の処理を
プログラム化してマイクロコンピュータ等で実現するこ
ともできる。また、この実施例においても、図4におい
て説明したと同様に、部品点数を削減して低コスト化を
図るために、各チャンネルの演算回路の出力をLチャン
ネル毎に加算して数個のブロックにしたり、あるいは全
体を一つにまとめたのち、表面欠陥、介在物欠陥および
欠陥無しを弁別して検出するようにすることもできる。
数から欠陥性状の判定に至るまでの全ての回路を、論理
素子やその組み合わせで構成しているが、同様の処理を
プログラム化してマイクロコンピュータ等で実現するこ
ともできる。また、この実施例においても、図4におい
て説明したと同様に、部品点数を削減して低コスト化を
図るために、各チャンネルの演算回路の出力をLチャン
ネル毎に加算して数個のブロックにしたり、あるいは全
体を一つにまとめたのち、表面欠陥、介在物欠陥および
欠陥無しを弁別して検出するようにすることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、鋼板
の探傷時に検出される欠陥を、内部介在物に相当する欠
陥と、ロールマーク等の表面欠陥とに弁別して検出でき
るので、表面欠陥を内部欠陥と誤検出する誤りを防止で
き、精度の良い探傷が可能となる。また、介在物欠陥と
表面欠陥とを弁別して検出できることから、それらの発
生頻度を別個に管理することが可能となるので、製品不
具合から製造工程へのフィードバックも的確に行うこと
ができ、操業改善を容易にできる利点がある。
の探傷時に検出される欠陥を、内部介在物に相当する欠
陥と、ロールマーク等の表面欠陥とに弁別して検出でき
るので、表面欠陥を内部欠陥と誤検出する誤りを防止で
き、精度の良い探傷が可能となる。また、介在物欠陥と
表面欠陥とを弁別して検出できることから、それらの発
生頻度を別個に管理することが可能となるので、製品不
具合から製造工程へのフィードバックも的確に行うこと
ができ、操業改善を容易にできる利点がある。
【図1】この発明を実施する欠陥検出装置の一例の構成
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】図1に示す欠陥性状判別回路の一例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】この発明の第1実施例および第2実施例の動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明の第3実施例を説明するためのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】この発明の第4実施例を説明するためのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】図5に示す判定回路の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】第4実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】従来の技術を説明するためのブロック図であ
る。
る。
111 〜11n 磁気センサ 121 〜12n 増幅器 131 〜13n 信号処理回路 141 〜14n 演算回路 151 〜15n 欠陥性状判別回路 22 閾値回路 23,24 カウンタ 25 設定回路 26 比較回路 271 〜27p シフトレジスタ 281 〜28p 比較回路 29 アンドゲート 30 オアゲート 31 判定回路 100 磁化装置 101 鋼板 103 表示装置 104 パルス発生装置
Claims (2)
- 【請求項1】 走行中の鋼板から生じる漏洩磁束を磁気
センサで検出し、その出力信号に基づいて鋼板の欠陥を
検出するにあたり、 走行方向に予め設定した基準長さL内で、前記鋼板の幅
方向の同一位置での欠陥の検出個数を計数し、 その計数値Nが、予め設定した順次の表面欠陥の間隔を
r、許容値をΔN(但し、ΔNは0以上の整数)とする
とき、 |N−L/r|≦ΔN を満足するときは、前記検出した欠陥を周期性の表面欠
陥と判別し、 |N−L/r|>ΔN を満足するときは、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出
することを特徴とする鋼板の欠陥検出方法。 - 【請求項2】 走行中の鋼板から生じる漏洩磁束を磁気
センサで検出し、その出力信号に基づいて鋼板の欠陥を
検出するにあたり、 走行方向に予め設定した基準長さ毎に、前記鋼板の幅方
向の同一位置での欠陥の検出個数を計数し、その順次の
基準長さにおける計数値が、零と異なる同一値である場
合は、前記検出した欠陥を周期性の表面欠陥と判別し、
異なる場合は、該欠陥を介在物欠陥と判別して検出する
ことを特徴とする鋼板の欠陥検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297089A JPH08160006A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鋼板の欠陥検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297089A JPH08160006A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鋼板の欠陥検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08160006A true JPH08160006A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17842067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297089A Pending JPH08160006A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 鋼板の欠陥検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08160006A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009123296A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | Jfeスチール株式会社 | 周期性欠陥検出装置及びその方法 |
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