JPH08160115A - 磁気抵抗センサ - Google Patents
磁気抵抗センサInfo
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- JPH08160115A JPH08160115A JP6302543A JP30254394A JPH08160115A JP H08160115 A JPH08160115 A JP H08160115A JP 6302543 A JP6302543 A JP 6302543A JP 30254394 A JP30254394 A JP 30254394A JP H08160115 A JPH08160115 A JP H08160115A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
Landscapes
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- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い精度を有し、磁気特性の低下しない磁気
抵抗体からなる磁気抵抗センサを得ること。 【構成】 磁気抵抗センサの磁気抵抗素子部11Aの第
1の抵抗体13Aは、線状パターン51を互いに平行に
配置し、これらの端部を接続部パターン52で互い違い
に接続したパターン形状となっている。接続部パターン
52の端部は磁界の印加方向の影響を防止するため線状
パターン51の長手方向に対して±45度の方向に切り
取られた形状となっている。最も外側の線状パターン5
1には隣接パターン54が隣接配置されている。第2〜
第4の抵抗体14A〜16Aも同一構造となっており、
これらがブリッジ接続され、端子18A、19Aから磁
界の変化に応じた電位差が得られる。接続部パターン5
2には導体が被覆されていないので、そのばらつきによ
る特性の劣化を防止することができる。
抵抗体からなる磁気抵抗センサを得ること。 【構成】 磁気抵抗センサの磁気抵抗素子部11Aの第
1の抵抗体13Aは、線状パターン51を互いに平行に
配置し、これらの端部を接続部パターン52で互い違い
に接続したパターン形状となっている。接続部パターン
52の端部は磁界の印加方向の影響を防止するため線状
パターン51の長手方向に対して±45度の方向に切り
取られた形状となっている。最も外側の線状パターン5
1には隣接パターン54が隣接配置されている。第2〜
第4の抵抗体14A〜16Aも同一構造となっており、
これらがブリッジ接続され、端子18A、19Aから磁
界の変化に応じた電位差が得られる。接続部パターン5
2には導体が被覆されていないので、そのばらつきによ
る特性の劣化を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば部品や装置の回転
や位置の検出に使用される強磁性体磁気抵抗素子と、こ
れから出力される信号の波形整形処理回路とを備えた磁
気抵抗センサに係わり、例えばこれらを同一チップ上に
集積化した磁気抵抗センサに関する。
や位置の検出に使用される強磁性体磁気抵抗素子と、こ
れから出力される信号の波形整形処理回路とを備えた磁
気抵抗センサに係わり、例えばこれらを同一チップ上に
集積化した磁気抵抗センサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に磁気抵抗センサは、給湯器の流水
量を測定する流水量メータや、自動車のスピードメータ
等の回転部品を有する機器で、回転による磁界の変化を
検出してそれらの回転を検出するために利用されてい
る。また、スイッチング動作を行わせて、例えばロボッ
トに内蔵されたシリンダの位置を検出するような用途に
も使用されている。
量を測定する流水量メータや、自動車のスピードメータ
等の回転部品を有する機器で、回転による磁界の変化を
検出してそれらの回転を検出するために利用されてい
る。また、スイッチング動作を行わせて、例えばロボッ
トに内蔵されたシリンダの位置を検出するような用途に
も使用されている。
【0003】図5は、従来の磁気抵抗センサの一例を示
す等価回路を示したものである。この磁気抵抗センサ
は、磁気抵抗素子部11と、その出力の波形整形を行う
波形整形処理回路部12とを有している。磁気抵抗素子
部11は、4個の抵抗体13〜16がブリッジ回路接続
されている。これらの各接続点としての端子17〜20
のうち第1および第2の抵抗体13、14を接続した端
子17は、図示しない電圧VCCの電源の電源端子22と
接続されている。また、第3および第4の抵抗体15、
16を接続した端子20は、同じく図示しないグランド
に接地されたグランド端子23と接続されている。
す等価回路を示したものである。この磁気抵抗センサ
は、磁気抵抗素子部11と、その出力の波形整形を行う
波形整形処理回路部12とを有している。磁気抵抗素子
部11は、4個の抵抗体13〜16がブリッジ回路接続
されている。これらの各接続点としての端子17〜20
のうち第1および第2の抵抗体13、14を接続した端
子17は、図示しない電圧VCCの電源の電源端子22と
接続されている。また、第3および第4の抵抗体15、
16を接続した端子20は、同じく図示しないグランド
に接地されたグランド端子23と接続されている。
【0004】第2および第4の抵抗体14、16を接続
した端子18は、波形整形処理回路部12内のコンパレ
ータ24の(+)入力端子(非反転入力端子)および帰
還抵抗25の一端と接続されている。帰還抵抗25の他
端は帰還端子27と接続されている。第1と第3の抵抗
体13、15を接続した端子19はコンパレータ24の
(−)入力端子と接続されている。前記した電源端子2
2はコンパレータ24の電源端子に、またグランド端子
23はコンパレータ24のグランド端子にそれぞれ接続
されている。このコンパレータ24の出力端子は、エミ
ッタ接地型のNPNトランジスタ28のベースと接続さ
れている。このNPNトランジスタ28のオープンコレ
クタが出力端子29となっている。NPNトランジスタ
28は、出力端子29に外部回路を接続したとき、コン
パレータ24に電流が流れこむのを防止するために設け
られている。
した端子18は、波形整形処理回路部12内のコンパレ
ータ24の(+)入力端子(非反転入力端子)および帰
還抵抗25の一端と接続されている。帰還抵抗25の他
端は帰還端子27と接続されている。第1と第3の抵抗
体13、15を接続した端子19はコンパレータ24の
(−)入力端子と接続されている。前記した電源端子2
2はコンパレータ24の電源端子に、またグランド端子
23はコンパレータ24のグランド端子にそれぞれ接続
されている。このコンパレータ24の出力端子は、エミ
ッタ接地型のNPNトランジスタ28のベースと接続さ
れている。このNPNトランジスタ28のオープンコレ
クタが出力端子29となっている。NPNトランジスタ
28は、出力端子29に外部回路を接続したとき、コン
パレータ24に電流が流れこむのを防止するために設け
られている。
【0005】図6は、磁気抵抗素子部の具体的な構造を
表わしたものである。磁気抵抗素子部11は、この図に
示したように多数の磁気抵抗効果素子31がアレイ状に
整列された構造となっている。これらの磁気抵抗効果素
子31は、Ni−Fe合金からなる強磁性体薄膜で形成
されている。
表わしたものである。磁気抵抗素子部11は、この図に
示したように多数の磁気抵抗効果素子31がアレイ状に
整列された構造となっている。これらの磁気抵抗効果素
子31は、Ni−Fe合金からなる強磁性体薄膜で形成
されている。
【0006】第1〜第4の抵抗体13〜16における磁
気抵抗効果素子31の折り返し部分(この図で斜線で示
した部分であり、以下パターン折り返し部32とい
う。)には、Au膜やAl膜等の導体膜が被膜されてい
る。第2の抵抗体14の一端部のパターン折り返し部3
2A は、第1、第3および第4の抵抗体13、15、1
6の対応するパターン折り返し部32よりも導体膜間隔
dだけ長くなっている。これは、磁界が作用していない
ときの端子18の電位を、他の端子19の電位よりも高
くなるようにして、初期レベルを固定するためである。
気抵抗効果素子31の折り返し部分(この図で斜線で示
した部分であり、以下パターン折り返し部32とい
う。)には、Au膜やAl膜等の導体膜が被膜されてい
る。第2の抵抗体14の一端部のパターン折り返し部3
2A は、第1、第3および第4の抵抗体13、15、1
6の対応するパターン折り返し部32よりも導体膜間隔
dだけ長くなっている。これは、磁界が作用していない
ときの端子18の電位を、他の端子19の電位よりも高
くなるようにして、初期レベルを固定するためである。
【0007】この磁気抵抗素子部11では、磁界の方向
を検出できるように、隣接する抵抗体同士の最大検出方
向が互いに異なるように配置されている。例えば図6で
第1および第4の抵抗体13、16の磁気抵抗効果素子
31の長手方向に直交する矢印A方向の磁界が与えられ
ると、第1および第4の抵抗体13、16の抵抗値が最
小となり、第2および第3の抵抗体14、15の抵抗値
が最大となる。これとは反対に、磁気抵抗効果素子31
の長手方向の矢印B方向の磁界が与えられると、第1お
よび第4の抵抗体13、16の抵抗値が最大となり、第
2および第3の抵抗体14、15の抵抗値が最小とな
る。
を検出できるように、隣接する抵抗体同士の最大検出方
向が互いに異なるように配置されている。例えば図6で
第1および第4の抵抗体13、16の磁気抵抗効果素子
31の長手方向に直交する矢印A方向の磁界が与えられ
ると、第1および第4の抵抗体13、16の抵抗値が最
小となり、第2および第3の抵抗体14、15の抵抗値
が最大となる。これとは反対に、磁気抵抗効果素子31
の長手方向の矢印B方向の磁界が与えられると、第1お
よび第4の抵抗体13、16の抵抗値が最大となり、第
2および第3の抵抗体14、15の抵抗値が最小とな
る。
【0008】一般に、抵抗値が最大となる磁界の方向を
磁化容易軸方向と呼んでおり、抵抗値が最小となる磁界
の方向を磁化困難軸方向と呼んでいる。なお、第1〜第
4の抵抗体13〜16は、蛇腹状に折り曲げられた形状
をとってそれらの全長を調整することによって、それぞ
れ10KΩ以上の電気抵抗値を有するように設定されて
いる。
磁化容易軸方向と呼んでおり、抵抗値が最小となる磁界
の方向を磁化困難軸方向と呼んでいる。なお、第1〜第
4の抵抗体13〜16は、蛇腹状に折り曲げられた形状
をとってそれらの全長を調整することによって、それぞ
れ10KΩ以上の電気抵抗値を有するように設定されて
いる。
【0009】図5に戻って説明を続ける。波形整形処理
回路部12内のコンパレータ24は、その(+)入力端
子に入力される電圧値と(−)入力端子に入力される電
圧値との電位差を求める処理を行う。このコンパレータ
24には、第1および第2のスレッショルドレベルが設
けられている。電位差のレベルが第1のスレッショルド
レベルを越えると、コンパレータ24は出力端子29に
L(ロー)レベルの信号を出力する。また、電位差のレ
ベルが第2のスレッショルドレベルよりも低下すると、
コンパレータ24はH(ハイ)レベルの信号を出力す
る。このようにコンパレータ24はヒステリシスコンパ
レータとして動作することになる。これは、両入力端子
に与えられる電位差が雑音によって変動した場合でも、
出力レベルが変動することを防止し、チャタリングのな
い出力特性のディジタル信号を得るためである。
回路部12内のコンパレータ24は、その(+)入力端
子に入力される電圧値と(−)入力端子に入力される電
圧値との電位差を求める処理を行う。このコンパレータ
24には、第1および第2のスレッショルドレベルが設
けられている。電位差のレベルが第1のスレッショルド
レベルを越えると、コンパレータ24は出力端子29に
L(ロー)レベルの信号を出力する。また、電位差のレ
ベルが第2のスレッショルドレベルよりも低下すると、
コンパレータ24はH(ハイ)レベルの信号を出力す
る。このようにコンパレータ24はヒステリシスコンパ
レータとして動作することになる。これは、両入力端子
に与えられる電位差が雑音によって変動した場合でも、
出力レベルが変動することを防止し、チャタリングのな
い出力特性のディジタル信号を得るためである。
【0010】第1および第2のスレッショルドレベルの
電位差は、帰還抵抗25によって決定される。この帰還
抵抗25は、通常の場合、コンパレータ24の出力を正
帰還するように接続される。図5に示したこの従来例で
は、コンパレータ24の(+)入力端子と帰還端子27
の間に接続されている。これは、電池を電源として使用
した場合の消費電力を低減させる必要性から、帰還端子
27を磁気抵抗センサの間欠動作に使用するようにして
いるからである。
電位差は、帰還抵抗25によって決定される。この帰還
抵抗25は、通常の場合、コンパレータ24の出力を正
帰還するように接続される。図5に示したこの従来例で
は、コンパレータ24の(+)入力端子と帰還端子27
の間に接続されている。これは、電池を電源として使用
した場合の消費電力を低減させる必要性から、帰還端子
27を磁気抵抗センサの間欠動作に使用するようにして
いるからである。
【0011】すなわち、この磁気抵抗センサでは、前回
の出力レベルを図示しない外部メモリに一旦記憶させて
おき、その記憶させたレベルに応じて帰還端子27に与
える帰還量を変化させ、前回の動作の続きを行わせるた
めである。このような外部メモリへのアクセスは、同じ
く図示しないCPU(中央処理装置)によって行われ
る。このような間欠動作を行わせずに連続動作させる場
合には、コンパレータ24の出力をその(+)入力端子
に帰還させるようにすればよい。この例で帰還抵抗25
の抵抗値は1MΩ以上の値となっている。
の出力レベルを図示しない外部メモリに一旦記憶させて
おき、その記憶させたレベルに応じて帰還端子27に与
える帰還量を変化させ、前回の動作の続きを行わせるた
めである。このような外部メモリへのアクセスは、同じ
く図示しないCPU(中央処理装置)によって行われ
る。このような間欠動作を行わせずに連続動作させる場
合には、コンパレータ24の出力をその(+)入力端子
に帰還させるようにすればよい。この例で帰還抵抗25
の抵抗値は1MΩ以上の値となっている。
【0012】図7は、図6に示した磁気抵抗素子部およ
びその周辺の断面構造を表わしたものである。この図は
図6の点線部yで切断した状態を示している。Si基板
41には、拡散層12a、p層12b、n層12c、A
l電極配線層12d等から構成されたバイポーラ型ある
いはMOS型の波形整形処理回路部12の一部が形成さ
れている。この波形整形処理回路部12の上には、接続
パッド部44を除く部分に、Si−Nからなる絶縁膜4
5が形成されている。ここで接続パッド部44には、図
6の端子17に与えられる電源電圧VCCが印加されるよ
うになっている。
びその周辺の断面構造を表わしたものである。この図は
図6の点線部yで切断した状態を示している。Si基板
41には、拡散層12a、p層12b、n層12c、A
l電極配線層12d等から構成されたバイポーラ型ある
いはMOS型の波形整形処理回路部12の一部が形成さ
れている。この波形整形処理回路部12の上には、接続
パッド部44を除く部分に、Si−Nからなる絶縁膜4
5が形成されている。ここで接続パッド部44には、図
6の端子17に与えられる電源電圧VCCが印加されるよ
うになっている。
【0013】波形整形処理回路部12の絶縁膜45上に
は、導体下地膜11a、強磁性体薄膜11bおよび導体
層11cで構成される磁気抵抗素子部11が形成されて
いる。ここで導体下地膜11aは、数10〜150オン
グストローム程度のCrまたはTiからなり、強磁性体
薄膜11bは300〜600オングストローム程度のN
i−Fe合金あるいはNi−Fe−Co合金からなって
いる。導体層11cは、1〜1.5μm程度のAuから
構成されている。磁気抵抗素子部11は、接続パッド部
44を除く部分にSiO2 からなる保護層46によって
覆われている。
は、導体下地膜11a、強磁性体薄膜11bおよび導体
層11cで構成される磁気抵抗素子部11が形成されて
いる。ここで導体下地膜11aは、数10〜150オン
グストローム程度のCrまたはTiからなり、強磁性体
薄膜11bは300〜600オングストローム程度のN
i−Fe合金あるいはNi−Fe−Co合金からなって
いる。導体層11cは、1〜1.5μm程度のAuから
構成されている。磁気抵抗素子部11は、接続パッド部
44を除く部分にSiO2 からなる保護層46によって
覆われている。
【0014】次にこのような構成の磁気抵抗センサの動
作を説明する。今、図6に示した第1〜第4の抵抗体1
3〜16の抵抗値をそれぞれR1 〜R4 とする。また、
この図でB方向となす角度をθとする。飽和磁界以上の
回転磁界中での抵抗値の変化は次の式で表わすことがで
きる。 R1 (θ)=R1 min sin2 θ+R1 max cos2 θ R2 (θ)=R2 min sin2 (π/2−θ)+R
2 max cos2 (π/2−θ) R3 (θ)=R3 min sin2 (π/2−θ)+R
3 max cos2 (π/2−θ) R4 (θ)=R4 min sin2 θ+R4 max cos2 θ ここで、Rn max (ただしn=1〜4)は最大抵抗値
(設計抵抗値)であり、R n min は最小抵抗値である。
Rn min は、困難軸方向に磁化されたときの第1〜第4
の抵抗体13〜16の抵抗値である。
作を説明する。今、図6に示した第1〜第4の抵抗体1
3〜16の抵抗値をそれぞれR1 〜R4 とする。また、
この図でB方向となす角度をθとする。飽和磁界以上の
回転磁界中での抵抗値の変化は次の式で表わすことがで
きる。 R1 (θ)=R1 min sin2 θ+R1 max cos2 θ R2 (θ)=R2 min sin2 (π/2−θ)+R
2 max cos2 (π/2−θ) R3 (θ)=R3 min sin2 (π/2−θ)+R
3 max cos2 (π/2−θ) R4 (θ)=R4 min sin2 θ+R4 max cos2 θ ここで、Rn max (ただしn=1〜4)は最大抵抗値
(設計抵抗値)であり、R n min は最小抵抗値である。
Rn min は、困難軸方向に磁化されたときの第1〜第4
の抵抗体13〜16の抵抗値である。
【0015】一方、コンパレータ24の(−)入力端子
と(+)入力端子に現われる電圧をそれぞれVIN1 、V
IN2 とすると、これらは次の式で表わすことができる。
ここでVCCは電源端子22とグランド端子23の間の電
圧(電源電圧)である。 VIN1 =VCC×R3 /(R1 +R3 ) VIN2 =VCC×R4 /(R2 +R4 )
と(+)入力端子に現われる電圧をそれぞれVIN1 、V
IN2 とすると、これらは次の式で表わすことができる。
ここでVCCは電源端子22とグランド端子23の間の電
圧(電源電圧)である。 VIN1 =VCC×R3 /(R1 +R3 ) VIN2 =VCC×R4 /(R2 +R4 )
【0016】波形整形処理回路部12の出力端子29の
出力レベルは、コンパレータ24の(−)入力端子と
(+)入力端子の電位差VIN(VIN2 −VIN1 )が第1
のスレッショルドレベルを越えると、HレベルからLレ
ベルに変化し、第2のスレッショルドレベルを切るとL
レベルからHレベルに変化する。ここで第1のスレッシ
ョルドレベルは、コンパレータ24に設けられているオ
フセット電圧VIOとヒステリシス幅VHYS との和であ
り、第2のスレッショルドレベルはオフセット電圧VIO
である。
出力レベルは、コンパレータ24の(−)入力端子と
(+)入力端子の電位差VIN(VIN2 −VIN1 )が第1
のスレッショルドレベルを越えると、HレベルからLレ
ベルに変化し、第2のスレッショルドレベルを切るとL
レベルからHレベルに変化する。ここで第1のスレッシ
ョルドレベルは、コンパレータ24に設けられているオ
フセット電圧VIOとヒステリシス幅VHYS との和であ
り、第2のスレッショルドレベルはオフセット電圧VIO
である。
【0017】今、Rn max をR0 とし、時間の印加によ
る最大変化量をΔRとする。コンパレータ24の(−)
入力端子と(+)入力端子の電位差VINの最大変化量を
ΔVとすると、これは次のように表わされる。 ΔV=|VIN(θ=0)−VIN(θ=π/2)| ≒VCC×ΔR/R0 ……(1) ただし、上記の(1)式は近似的に成立する。
る最大変化量をΔRとする。コンパレータ24の(−)
入力端子と(+)入力端子の電位差VINの最大変化量を
ΔVとすると、これは次のように表わされる。 ΔV=|VIN(θ=0)−VIN(θ=π/2)| ≒VCC×ΔR/R0 ……(1) ただし、上記の(1)式は近似的に成立する。
【0018】このように、コンパレータ24の2つの入
力端子の間の電位差VINの最大変化量ΔVは、抵抗体の
磁気抵抗変化率ΔR/R0 に比例することになる。
力端子の間の電位差VINの最大変化量ΔVは、抵抗体の
磁気抵抗変化率ΔR/R0 に比例することになる。
【0019】図6に示した磁気抵抗素子部11では、第
1〜第4の抵抗体13〜16の内の第2の抵抗体14
は、磁界が与えられていないときの抵抗値が、残りの第
1、第3および第4の抵抗体13、15、16に磁界が
与えられていないときの抵抗値と異なるように形成され
ている。これは、第2の抵抗体14の抵抗値を他の3つ
の抵抗体13、15、16よりも小さく調整してブリッ
ジ回路のバランスを崩すことで、初期オフセット電圧V
OSを設けるためである。このようにして、初期出力レベ
ルをHレベルに固定している。
1〜第4の抵抗体13〜16の内の第2の抵抗体14
は、磁界が与えられていないときの抵抗値が、残りの第
1、第3および第4の抵抗体13、15、16に磁界が
与えられていないときの抵抗値と異なるように形成され
ている。これは、第2の抵抗体14の抵抗値を他の3つ
の抵抗体13、15、16よりも小さく調整してブリッ
ジ回路のバランスを崩すことで、初期オフセット電圧V
OSを設けるためである。このようにして、初期出力レベ
ルをHレベルに固定している。
【0020】ここで、初期オフセット電圧VOSは次のよ
うな関係にある。 VIO+VHYS <VOS<1/2ΔV なお、オフセット電圧VIOは0±10mV程度であり、
ヒステリシス幅VHYS は7〜35mV程度である。
うな関係にある。 VIO+VHYS <VOS<1/2ΔV なお、オフセット電圧VIOは0±10mV程度であり、
ヒステリシス幅VHYS は7〜35mV程度である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の磁
気抵抗センサでは、磁気抵抗素子部11の各抵抗体13
〜16の抵抗値を、強磁性体薄膜パターンの折り返し部
の上層に、Au膜またはAl膜等の導体膜を形成するこ
とで設定していた。しかしながら、この導体膜はウエッ
トエッチングで形成しているため、各抵抗体13〜16
の抵抗値の精度が低いという問題があった。
気抵抗センサでは、磁気抵抗素子部11の各抵抗体13
〜16の抵抗値を、強磁性体薄膜パターンの折り返し部
の上層に、Au膜またはAl膜等の導体膜を形成するこ
とで設定していた。しかしながら、この導体膜はウエッ
トエッチングで形成しているため、各抵抗体13〜16
の抵抗値の精度が低いという問題があった。
【0022】また、ドライエッチングを用いると、強磁
性体薄膜の膜厚が薄いため、強磁性体薄膜パターンを損
傷する恐れがあった。
性体薄膜の膜厚が薄いため、強磁性体薄膜パターンを損
傷する恐れがあった。
【0023】更に、磁気抵抗素子部11の各抵抗体13
〜16の抵抗値が強磁性体薄膜パターンのみで形成され
ている場合には、折り返し部の磁化容易軸方向が他のパ
ターン部の磁化容易軸方向と異なるため、磁気特性を低
下させるという問題もあった。
〜16の抵抗値が強磁性体薄膜パターンのみで形成され
ている場合には、折り返し部の磁化容易軸方向が他のパ
ターン部の磁化容易軸方向と異なるため、磁気特性を低
下させるという問題もあった。
【0024】なお、特願平6−86647号には、折り
返し部に導体層を形成しないようにする技術が開示され
ている。この技術では、抵抗体を強磁性体薄膜で構成す
ると共に、折り返し部の幅を抵抗体の他の部分としての
線状パターンの幅よりも広くして、折り返し部の抵抗値
を小さくするようにしている。しかしながら、折り返し
部の幅を広くする必要があるために、パターン全体の占
める面積が大きくなるという問題がある。
返し部に導体層を形成しないようにする技術が開示され
ている。この技術では、抵抗体を強磁性体薄膜で構成す
ると共に、折り返し部の幅を抵抗体の他の部分としての
線状パターンの幅よりも広くして、折り返し部の抵抗値
を小さくするようにしている。しかしながら、折り返し
部の幅を広くする必要があるために、パターン全体の占
める面積が大きくなるという問題がある。
【0025】そこで本発明の目的は、高い精度を有し、
磁気特性の低下しない磁気抵抗体からなる磁気抵抗セン
サを提供することにある。
磁気特性の低下しない磁気抵抗体からなる磁気抵抗セン
サを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)基板上に互いに平行に配置され強磁性体薄膜
で形成された共に同一長の複数の線状パターン部と、こ
れら線状パターン部の延長としてその上に導体層を被覆
することなく基板上に同一の強磁性体薄膜で形成されて
おり、これら線状パターン部の互いに隣接するものの端
部同士を互い違いに連結して全体として蛇腹状の強磁性
体薄膜のパターンを構成すると共に、この連結部分が磁
界の向きによって抵抗の変化を生じさせないような形状
とされた接続部パターン部とを有する磁気抵抗体と、
(ロ)磁界の印加によってこの磁気抵抗体の抵抗値の変
化を検出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端
子とを磁気抵抗センサに具備させる。
は、(イ)基板上に互いに平行に配置され強磁性体薄膜
で形成された共に同一長の複数の線状パターン部と、こ
れら線状パターン部の延長としてその上に導体層を被覆
することなく基板上に同一の強磁性体薄膜で形成されて
おり、これら線状パターン部の互いに隣接するものの端
部同士を互い違いに連結して全体として蛇腹状の強磁性
体薄膜のパターンを構成すると共に、この連結部分が磁
界の向きによって抵抗の変化を生じさせないような形状
とされた接続部パターン部とを有する磁気抵抗体と、
(ロ)磁界の印加によってこの磁気抵抗体の抵抗値の変
化を検出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端
子とを磁気抵抗センサに具備させる。
【0027】すなわち請求項1記載の発明では、線状パ
ターン部の互いに隣接するものの端部同士を互い違いに
連結する接続部パターン部に導体層を被覆していない。
これにより、導体層の被膜状態により抵抗値がばらつく
といった問題を解消している。本発明では強磁性体薄膜
をセンサの配置されている領域内で同一の膜構成として
いるので、抵抗値のばらつきを発生させない。またこの
一方で、この形状を磁界の向きによって抵抗の変化を生
じさせないようなものに工夫している。これによって、
高精度で磁気特性の低下しない磁気抵抗センサを得るこ
とができる。
ターン部の互いに隣接するものの端部同士を互い違いに
連結する接続部パターン部に導体層を被覆していない。
これにより、導体層の被膜状態により抵抗値がばらつく
といった問題を解消している。本発明では強磁性体薄膜
をセンサの配置されている領域内で同一の膜構成として
いるので、抵抗値のばらつきを発生させない。またこの
一方で、この形状を磁界の向きによって抵抗の変化を生
じさせないようなものに工夫している。これによって、
高精度で磁気特性の低下しない磁気抵抗センサを得るこ
とができる。
【0028】請求項2記載の発明では、(イ)基板上に
互いに平行に配置され強磁性体薄膜で形成された共に同
一長の複数の線状パターン部と、これら線状パターン部
の延長としてその上に導体層を被覆することなく基板上
に同一の強磁性体薄膜で形成されており、これら線状パ
ターン部の互いに隣接するものの端部同士を互い違いに
連結して全体として蛇腹状の強磁性体薄膜のパターンを
構成すると共に、この連結部分が磁界の向きによって抵
抗の変化を生じさせないような形状とされた接続部パタ
ーン部とを有する磁気抵抗体と、(ロ)この磁気抵抗体
の蛇腹状の強磁性体薄膜のパターンを構成する最も外側
の線状パターン部に隣接してこれと平行に基板上に形成
された強磁性体薄膜からなる線状の隣接パターンと、
(ハ)磁界の印加によって磁気抵抗体の抵抗値の変化を
検出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端子と
を磁気抵抗センサに具備させる。
互いに平行に配置され強磁性体薄膜で形成された共に同
一長の複数の線状パターン部と、これら線状パターン部
の延長としてその上に導体層を被覆することなく基板上
に同一の強磁性体薄膜で形成されており、これら線状パ
ターン部の互いに隣接するものの端部同士を互い違いに
連結して全体として蛇腹状の強磁性体薄膜のパターンを
構成すると共に、この連結部分が磁界の向きによって抵
抗の変化を生じさせないような形状とされた接続部パタ
ーン部とを有する磁気抵抗体と、(ロ)この磁気抵抗体
の蛇腹状の強磁性体薄膜のパターンを構成する最も外側
の線状パターン部に隣接してこれと平行に基板上に形成
された強磁性体薄膜からなる線状の隣接パターンと、
(ハ)磁界の印加によって磁気抵抗体の抵抗値の変化を
検出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端子と
を磁気抵抗センサに具備させる。
【0029】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明と同様の磁気抵抗体を構成する最も外側の
線状パターン部に隣接してこれと平行に強磁性体薄膜か
らなる線状の隣接パターンを配置しており、基板上に形
成される最も外側の線状パターン部の幅が細ることによ
る特性の劣化を防止している。
1記載の発明と同様の磁気抵抗体を構成する最も外側の
線状パターン部に隣接してこれと平行に強磁性体薄膜か
らなる線状の隣接パターンを配置しており、基板上に形
成される最も外側の線状パターン部の幅が細ることによ
る特性の劣化を防止している。
【0030】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体を
少なくとも4つ備え、これらのうちの一部の磁気抵抗体
が他の磁気抵抗体と線状パターン部を交叉させる方向に
配置されていると共に、これらの磁気抵抗体がブリッジ
状に接続されていて、対向する2つの接続点の間に電圧
が印加され、残りの2つの接続点から磁界に応じた電位
差の電圧が取り出されることを特徴としている。
請求項2記載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体を
少なくとも4つ備え、これらのうちの一部の磁気抵抗体
が他の磁気抵抗体と線状パターン部を交叉させる方向に
配置されていると共に、これらの磁気抵抗体がブリッジ
状に接続されていて、対向する2つの接続点の間に電圧
が印加され、残りの2つの接続点から磁界に応じた電位
差の電圧が取り出されることを特徴としている。
【0031】すなわち請求項3記載の発明では、磁気抵
抗体を例えば4つ使用してこれらによってブリッジ回路
を構成することにしたので、磁界の印加に応じた電位差
を精度良く取り出すことができる。
抗体を例えば4つ使用してこれらによってブリッジ回路
を構成することにしたので、磁界の印加に応じた電位差
を精度良く取り出すことができる。
【0032】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
磁気抵抗センサにおいて、前記した残りの2つの接続点
に現われた電位を2つの入力端子に入力しこれらの電位
差を2つのスレッショルドレベルと比較して波形整形さ
れた信号を出力するヒステリシスコンパレータを具備す
ることを特徴としている。
磁気抵抗センサにおいて、前記した残りの2つの接続点
に現われた電位を2つの入力端子に入力しこれらの電位
差を2つのスレッショルドレベルと比較して波形整形さ
れた信号を出力するヒステリシスコンパレータを具備す
ることを特徴としている。
【0033】すなわち請求項4記載の発明では、ブリッ
ジ回路から得られた電位差を2つのスレッショルドレベ
ルと比較して2値化することで、出力特性にヒステリシ
スを持たせ、磁気抵抗センサの出力をノイズに強いもの
にしている。
ジ回路から得られた電位差を2つのスレッショルドレベ
ルと比較して2値化することで、出力特性にヒステリシ
スを持たせ、磁気抵抗センサの出力をノイズに強いもの
にしている。
【0034】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
磁気抵抗センサにおいて磁気抵抗体とヒステリシスコン
パレータが同一の基板上に集積化されていることを特徴
としている。これにより、デバイスの小型化とコストダ
ウンを図ることができる。
磁気抵抗センサにおいて磁気抵抗体とヒステリシスコン
パレータが同一の基板上に集積化されていることを特徴
としている。これにより、デバイスの小型化とコストダ
ウンを図ることができる。
【0035】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体は4つ備えられて
おり、これらが基板上で90度ずつ回転した方向に配置
されており、印加される磁界の向きがいずれかの磁気抵
抗体の線状パターン部の長手方向と同一方向とこれに直
角の方向の2種類であることを特徴としている。このよ
うに磁気抵抗センサを配置することによって、磁界の方
向等を高精度に検出することができる。
磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体は4つ備えられて
おり、これらが基板上で90度ずつ回転した方向に配置
されており、印加される磁界の向きがいずれかの磁気抵
抗体の線状パターン部の長手方向と同一方向とこれに直
角の方向の2種類であることを特徴としている。このよ
うに磁気抵抗センサを配置することによって、磁界の方
向等を高精度に検出することができる。
【0036】請求項7記載の発明では、請求項3記載の
磁気抵抗センサにおいて複数の磁気抵抗体のうちの1つ
がその線状パターン部の長さを他の磁気抵抗体のそれと
異ならせていることを特徴としている。これにより、磁
界が作用しない時点でブリッジ回路を不平衡として、回
路の安定化を図っている。
磁気抵抗センサにおいて複数の磁気抵抗体のうちの1つ
がその線状パターン部の長さを他の磁気抵抗体のそれと
異ならせていることを特徴としている。これにより、磁
界が作用しない時点でブリッジ回路を不平衡として、回
路の安定化を図っている。
【0037】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0038】図1は本発明の一実施例における磁気抵抗
センサの磁気抵抗素子部の平面構造を表わしたものであ
る。図6と対応する部分には同一の符号を使用してお
り、更に符号Aを付加している。第1〜第4の抵抗体1
3A〜16Aは、それぞれ強磁性体薄膜からなり蛇腹状
に折れ曲がった形状をしていて、これらが連続パターン
として形成されていると共に、それぞれの抵抗体13A
〜16Aが同一平面上で90度ずつ回転したような配置
構造となっている。各抵抗体13A〜16Aの隣接部分
には、端子17A〜20Aが取り付けられている。
センサの磁気抵抗素子部の平面構造を表わしたものであ
る。図6と対応する部分には同一の符号を使用してお
り、更に符号Aを付加している。第1〜第4の抵抗体1
3A〜16Aは、それぞれ強磁性体薄膜からなり蛇腹状
に折れ曲がった形状をしていて、これらが連続パターン
として形成されていると共に、それぞれの抵抗体13A
〜16Aが同一平面上で90度ずつ回転したような配置
構造となっている。各抵抗体13A〜16Aの隣接部分
には、端子17A〜20Aが取り付けられている。
【0039】各抵抗体13A〜16Aは、互いに近接し
て平行に配置された複数個の線状パターン51と、隣接
する2つの線状パターン51、51の先端部を互い違い
に接続する接続部パターン52とから構成されている。
各抵抗体13A〜16Aの最も外側に位置する線状パタ
ーン51の更に外側には、強磁性体薄膜からなる線状の
隣接パターン54がそれぞれ隣接して配置されている。
て平行に配置された複数個の線状パターン51と、隣接
する2つの線状パターン51、51の先端部を互い違い
に接続する接続部パターン52とから構成されている。
各抵抗体13A〜16Aの最も外側に位置する線状パタ
ーン51の更に外側には、強磁性体薄膜からなる線状の
隣接パターン54がそれぞれ隣接して配置されている。
【0040】各隣接パターン54の幅は、それぞれの抵
抗体13A〜16Aの線状パターン51の幅以上となっ
ている。隣接パターン54とこれら抵抗体13A〜16
Aの一番外側の線状パターン51との間隔は、それぞれ
の線状パターン51の間隔と等しくなっている。接続部
パターン52の折り返し部分は、楔形に尖っており、線
状パターン51の長手方向に対してそれぞれ+45度と
−45度の角度に切った形状となっている。
抗体13A〜16Aの線状パターン51の幅以上となっ
ている。隣接パターン54とこれら抵抗体13A〜16
Aの一番外側の線状パターン51との間隔は、それぞれ
の線状パターン51の間隔と等しくなっている。接続部
パターン52の折り返し部分は、楔形に尖っており、線
状パターン51の長手方向に対してそれぞれ+45度と
−45度の角度に切った形状となっている。
【0041】第2の抵抗体14Aのパターン長は、間隔
dの長さだけ他の第1、第3および第4の抵抗体13
A、15A、16Aに比して短くなっている。これは、
磁界が作用しない時点で、端子18の電位が端子19A
の電位よりも高くなるようにするためである。
dの長さだけ他の第1、第3および第4の抵抗体13
A、15A、16Aに比して短くなっている。これは、
磁界が作用しない時点で、端子18の電位が端子19A
の電位よりも高くなるようにするためである。
【0042】図5で説明した従来の磁気抵抗センサと同
様に本実施例の磁気抵抗センサも第1〜第4の抵抗体1
3A〜16Aがブリッジ構成となっている。これらの抵
抗体13A〜16Aを備える磁気抵抗素子部11Aの端
子17Aは、図5に示した電源端子22と接続され、端
子20Aがグランド端子23と接続されている。また、
端子19Aは同じく図5のコンパレータ24の(−)入
力端子に接続され、端子18Aはこのコンパレータ24
の(+)入力端子に接続されている。
様に本実施例の磁気抵抗センサも第1〜第4の抵抗体1
3A〜16Aがブリッジ構成となっている。これらの抵
抗体13A〜16Aを備える磁気抵抗素子部11Aの端
子17Aは、図5に示した電源端子22と接続され、端
子20Aがグランド端子23と接続されている。また、
端子19Aは同じく図5のコンパレータ24の(−)入
力端子に接続され、端子18Aはこのコンパレータ24
の(+)入力端子に接続されている。
【0043】波形整形処理回路部12のコンパレータ2
4は、その(−)入力端子と(+)入力端子に入力され
る信号の波形整形処理を行うようになっている。すなわ
ち、コンパレータ24はこれら両入力端子の電位差を求
め、これが第1のスレッショルドレベルを越えると出力
端子29にLレベルの信号を出力する。また、この電位
差が第2のスレッショルドレベルよりも低下すると、コ
ンパレータ24はHレベルの信号を出力する。本実施例
でも図5に示した回路と同様にコンパレータ24の
(+)入力端子と前回の出力レベルに応じた帰還量が与
えられる帰還端子27との間には、1MΩ以上の抵抗値
を有する帰還抵抗25が取り付けられている。また、コ
ンパレータ24にはNPNトランジスタ28が接続され
ており、オープンコレクタが出力端子29となってい
る。
4は、その(−)入力端子と(+)入力端子に入力され
る信号の波形整形処理を行うようになっている。すなわ
ち、コンパレータ24はこれら両入力端子の電位差を求
め、これが第1のスレッショルドレベルを越えると出力
端子29にLレベルの信号を出力する。また、この電位
差が第2のスレッショルドレベルよりも低下すると、コ
ンパレータ24はHレベルの信号を出力する。本実施例
でも図5に示した回路と同様にコンパレータ24の
(+)入力端子と前回の出力レベルに応じた帰還量が与
えられる帰還端子27との間には、1MΩ以上の抵抗値
を有する帰還抵抗25が取り付けられている。また、コ
ンパレータ24にはNPNトランジスタ28が接続され
ており、オープンコレクタが出力端子29となってい
る。
【0044】図2は、本実施例の磁気抵抗センサの断面
構造を表わしたものである。この図は図1の点線部yで
切断した状態を示している。Si基板41Aには、拡散
層12Aa、p層12Ab、n層12Ac、Al電極配
線層12Ad等から構成されたバイポーラ型あるいはM
OS型の波形整形処理回路部12Aの一部が形成されて
いる。この波形整形処理回路部12Aの上には、接続パ
ッド部44Aを除く部分に、Si−Nからなる絶縁膜4
5Aが形成されている。ここで接続パッド部44Aに
は、図6の端子17に与えられる電源電圧VCCが印加さ
れるようになっている。
構造を表わしたものである。この図は図1の点線部yで
切断した状態を示している。Si基板41Aには、拡散
層12Aa、p層12Ab、n層12Ac、Al電極配
線層12Ad等から構成されたバイポーラ型あるいはM
OS型の波形整形処理回路部12Aの一部が形成されて
いる。この波形整形処理回路部12Aの上には、接続パ
ッド部44Aを除く部分に、Si−Nからなる絶縁膜4
5Aが形成されている。ここで接続パッド部44Aに
は、図6の端子17に与えられる電源電圧VCCが印加さ
れるようになっている。
【0045】波形整形処理回路部12Aの絶縁膜45A
上には、導体下地膜11Aaおよび強磁性体薄膜11A
bで構成される磁気抵抗素子部11Aが形成されてい
る。ここで導体下地膜11Aaは、数10〜150オン
グストローム程度のCrまたはTiからなり、強磁性体
薄膜11Abは300〜600オングストローム程度の
Ni−Fe合金あるいはNi−Fe−Co合金からなっ
ている。
上には、導体下地膜11Aaおよび強磁性体薄膜11A
bで構成される磁気抵抗素子部11Aが形成されてい
る。ここで導体下地膜11Aaは、数10〜150オン
グストローム程度のCrまたはTiからなり、強磁性体
薄膜11Abは300〜600オングストローム程度の
Ni−Fe合金あるいはNi−Fe−Co合金からなっ
ている。
【0046】この磁気抵抗素子部11Aには、各抵抗体
13A〜16Aを除く部分に、1〜1.5μm程度の厚
さのAuからなる導体膜11AC が形成されている。ま
た接続パッド部44Aを除く部分は、0.5〜2.0μ
m程度の厚さのSiO2 からなる保護層46Aによって
覆われている。
13A〜16Aを除く部分に、1〜1.5μm程度の厚
さのAuからなる導体膜11AC が形成されている。ま
た接続パッド部44Aを除く部分は、0.5〜2.0μ
m程度の厚さのSiO2 からなる保護層46Aによって
覆われている。
【0047】このような構成の磁気抵抗センサの動作を
説明する。第1〜第4の抵抗体13A〜16Aの最も外
側のパターン幅は、これ以外のパターン幅よりもパター
ンの形成時に細くなる傾向にある。隣接パターン54
は、これら各抵抗体13A〜16Aの最も外側のパター
ン幅の細りを他のパターン幅の細りと同程度にし、磁気
抵抗変化率ΔR/Rを向上させる。
説明する。第1〜第4の抵抗体13A〜16Aの最も外
側のパターン幅は、これ以外のパターン幅よりもパター
ンの形成時に細くなる傾向にある。隣接パターン54
は、これら各抵抗体13A〜16Aの最も外側のパター
ン幅の細りを他のパターン幅の細りと同程度にし、磁気
抵抗変化率ΔR/Rを向上させる。
【0048】なお、磁気抵抗変化率は線状パターン51
における隣接パターンと抵抗体の間隔に反比例し、隣接
パターンの幅が0〜100μmの範囲内では隣接パター
ンの幅に比例する。各抵抗体13A〜16Aの磁化容易
軸方向は、形状磁気異方性による効果が大きいため、パ
ターンの長手方向になる。
における隣接パターンと抵抗体の間隔に反比例し、隣接
パターンの幅が0〜100μmの範囲内では隣接パター
ンの幅に比例する。各抵抗体13A〜16Aの磁化容易
軸方向は、形状磁気異方性による効果が大きいため、パ
ターンの長手方向になる。
【0049】図3は、線状パターンの長手方向とこれに
直角な方向に磁界が印加されたときの各抵抗体の接続部
パターンの抵抗値と、線状パターンの長手方向と接続パ
ターンのなす角度θ(−90°≦θ≦90°)との関係
を示したものである。ここで、実線61は線状パターン
51の長手方向の磁界が印加されたときを示しており、
破線62はこれと直角な方向に磁界が印加されたときを
示している。接続部パターン52の抵抗値をRとする。
Rmax は接続部パターン52の長手方向に平行な磁界が
印加されたときの抵抗値であり、Rmin はこれと直角方
向に磁界が印加されたときの抵抗値である。
直角な方向に磁界が印加されたときの各抵抗体の接続部
パターンの抵抗値と、線状パターンの長手方向と接続パ
ターンのなす角度θ(−90°≦θ≦90°)との関係
を示したものである。ここで、実線61は線状パターン
51の長手方向の磁界が印加されたときを示しており、
破線62はこれと直角な方向に磁界が印加されたときを
示している。接続部パターン52の抵抗値をRとする。
Rmax は接続部パターン52の長手方向に平行な磁界が
印加されたときの抵抗値であり、Rmin はこれと直角方
向に磁界が印加されたときの抵抗値である。
【0050】線状パターン51の長手方向に磁界が印加
されたときには、実線61で示すように接続部パターン
52が±90度(±π/2)のときに最小となり、0度
のときに最大となる。線状パターン51の長手方向と直
角方向に磁界が印加されたときにはこれと逆になる。し
たがって、角度θが±45度(±π/4)のときに抵抗
値Rが等しくなる。すなわち、磁気抵抗体を構成する線
状パターン51の各隣接する線状パターン間を先端部で
互い違いに接続するようにした接続部パターン52の楔
形の形状部分は、線状パターン51の長手方向に対して
±45度となるようにに設定することにより、実線61
および破線62で示した動作磁界印加時における接続パ
ターン部での磁気特性への影響を排除することができ
る。
されたときには、実線61で示すように接続部パターン
52が±90度(±π/2)のときに最小となり、0度
のときに最大となる。線状パターン51の長手方向と直
角方向に磁界が印加されたときにはこれと逆になる。し
たがって、角度θが±45度(±π/4)のときに抵抗
値Rが等しくなる。すなわち、磁気抵抗体を構成する線
状パターン51の各隣接する線状パターン間を先端部で
互い違いに接続するようにした接続部パターン52の楔
形の形状部分は、線状パターン51の長手方向に対して
±45度となるようにに設定することにより、実線61
および破線62で示した動作磁界印加時における接続パ
ターン部での磁気特性への影響を排除することができ
る。
【0051】変形例
【0052】図4は本発明の変形例における抵抗体の平
面形状の要部を表わしたものである。この図に示すよう
に線状パターン51は先の実施例と同様のものとして、
接続部パターン52Aおよび52Bをそれぞれ一方向に
のみ、かつこれらが互いに逆方向になるように折り曲げ
た形状としている。これにより、その線状パターン51
と平行な磁界とこれに直角な磁界に対して接続部分にお
ける抵抗変化を相殺することができる。
面形状の要部を表わしたものである。この図に示すよう
に線状パターン51は先の実施例と同様のものとして、
接続部パターン52Aおよび52Bをそれぞれ一方向に
のみ、かつこれらが互いに逆方向になるように折り曲げ
た形状としている。これにより、その線状パターン51
と平行な磁界とこれに直角な磁界に対して接続部分にお
ける抵抗変化を相殺することができる。
【0053】また同様の効果は、接続部パターンを円形
のリングを半分に切断したような形状とし、これに線状
パターン51を接続したような形状の抵抗体についても
得ることができる。
のリングを半分に切断したような形状とし、これに線状
パターン51を接続したような形状の抵抗体についても
得ることができる。
【0054】なお、実施例では磁気抵抗素子部11と波
形整形処理回路部12が同一の基板上に集積された集積
化磁気抵抗センサを例にして本発明を説明したが、これ
らは必ずしも同一基板上に形成される必要がないことは
もちろんである。
形整形処理回路部12が同一の基板上に集積された集積
化磁気抵抗センサを例にして本発明を説明したが、これ
らは必ずしも同一基板上に形成される必要がないことは
もちろんである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、線状パターン部の互いに隣接するものの端部
同士を互い違いに連結する接続部パターン部に導体層を
被覆していない。これにより、導体層の被膜状態により
抵抗値がばらつくといった問題を解消している。本発明
では強磁性体薄膜をセンサの配置されている領域内で同
一の膜構成としているので、抵抗値のばらつきを発生さ
せない。またこの一方で、この形状を磁界の向きによっ
て抵抗の変化を生じさせないようなものに工夫している
ので、高精度で磁気特性の低下しない磁気抵抗センサを
得ることができる。また、線状パターン部の長さを換え
れば抵抗値が変化するので、磁気抵抗体を精度良くかつ
容易に製造することができるという利点もある。磁気抵
抗体の抵抗値の高精度化は、オフセット電圧の高精度化
となり、更に磁気抵抗センサの電気的性能であるデュー
ティ比や、オン磁界強度の高精度化等の派生的な効果を
得ることができる。
によれば、線状パターン部の互いに隣接するものの端部
同士を互い違いに連結する接続部パターン部に導体層を
被覆していない。これにより、導体層の被膜状態により
抵抗値がばらつくといった問題を解消している。本発明
では強磁性体薄膜をセンサの配置されている領域内で同
一の膜構成としているので、抵抗値のばらつきを発生さ
せない。またこの一方で、この形状を磁界の向きによっ
て抵抗の変化を生じさせないようなものに工夫している
ので、高精度で磁気特性の低下しない磁気抵抗センサを
得ることができる。また、線状パターン部の長さを換え
れば抵抗値が変化するので、磁気抵抗体を精度良くかつ
容易に製造することができるという利点もある。磁気抵
抗体の抵抗値の高精度化は、オフセット電圧の高精度化
となり、更に磁気抵抗センサの電気的性能であるデュー
ティ比や、オン磁界強度の高精度化等の派生的な効果を
得ることができる。
【0056】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の発明と同様の効果を得ることができる他、磁気
抵抗体を構成する最も外側の線状パターン部に隣接して
これと平行に強磁性体薄膜からなる線状の隣接パターン
を配置して、基板上に形成される最も外側の線状パター
ン部の幅が細ることによる特性の劣化を防止しているの
で、高精度の特性を得ることができる。
1記載の発明と同様の効果を得ることができる他、磁気
抵抗体を構成する最も外側の線状パターン部に隣接して
これと平行に強磁性体薄膜からなる線状の隣接パターン
を配置して、基板上に形成される最も外側の線状パター
ン部の幅が細ることによる特性の劣化を防止しているの
で、高精度の特性を得ることができる。
【0057】更に請求項3記載の発明では、請求項1ま
たは請求項2記載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗
体を少なくとも4つ備え、これらのうちの一部の磁気抵
抗体が他の磁気抵抗体と線状パターン部を交叉させる方
向に配置されていると共に、これらの磁気抵抗体がブリ
ッジ状に接続されていて、対向する2つの接続点の間に
電圧が印加され、残りの2つの接続点から磁界に応じた
電位差の電圧が取り出されることを特徴としている。こ
のように各磁気抵抗体が全体としてブリッジ回路を構成
しているので、磁界の変化による抵抗値の変化をこの回
路から高精度に取り出すことができる。
たは請求項2記載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗
体を少なくとも4つ備え、これらのうちの一部の磁気抵
抗体が他の磁気抵抗体と線状パターン部を交叉させる方
向に配置されていると共に、これらの磁気抵抗体がブリ
ッジ状に接続されていて、対向する2つの接続点の間に
電圧が印加され、残りの2つの接続点から磁界に応じた
電位差の電圧が取り出されることを特徴としている。こ
のように各磁気抵抗体が全体としてブリッジ回路を構成
しているので、磁界の変化による抵抗値の変化をこの回
路から高精度に取り出すことができる。
【0058】請求項3記載の発明では、このように磁気
抵抗体を複数備えても、これらのパターンに段差が生じ
ないようにすることができるので、従来のパターン折り
返し部のように磁気抵抗効果薄膜、導体膜および保護膜
で構成する場合と比べて、保護膜のステップカバレッジ
の程度によらずパターンの断線を低減することができ
る。
抵抗体を複数備えても、これらのパターンに段差が生じ
ないようにすることができるので、従来のパターン折り
返し部のように磁気抵抗効果薄膜、導体膜および保護膜
で構成する場合と比べて、保護膜のステップカバレッジ
の程度によらずパターンの断線を低減することができ
る。
【0059】また請求項4記載の発明では、請求項3記
載の磁気抵抗センサにおいて、ブリッジ回路の出力をヒ
ステリシスコンパレータに入力し、2つのスレッショル
ドレベルと比較して波形整形された信号を出力すること
にしているので、磁気抵抗センサの出力をノイズに強い
ものにしている。
載の磁気抵抗センサにおいて、ブリッジ回路の出力をヒ
ステリシスコンパレータに入力し、2つのスレッショル
ドレベルと比較して波形整形された信号を出力すること
にしているので、磁気抵抗センサの出力をノイズに強い
ものにしている。
【0060】更に請求項5記載の発明では、請求項4記
載の磁気抵抗センサにおいて磁気抵抗体とヒステリシス
コンパレータが同一の基板上に集積化しているので、デ
バイスの小型化とコストダウンを図ることができる。
載の磁気抵抗センサにおいて磁気抵抗体とヒステリシス
コンパレータが同一の基板上に集積化しているので、デ
バイスの小型化とコストダウンを図ることができる。
【0061】また請求項6記載の発明では、請求項3記
載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体を4つとし、
これらを基板上で90度ずつ回転した方向に配置してお
り、印加される磁界の向きがいずれかの磁気抵抗体の線
状パターン部の長手方向と同一方向とこれに直角の方向
の2種類であることを特徴としているので、磁界の方向
等を高精度に検出することができる。
載の磁気抵抗センサにおいて、磁気抵抗体を4つとし、
これらを基板上で90度ずつ回転した方向に配置してお
り、印加される磁界の向きがいずれかの磁気抵抗体の線
状パターン部の長手方向と同一方向とこれに直角の方向
の2種類であることを特徴としているので、磁界の方向
等を高精度に検出することができる。
【0062】更に請求項7記載の発明では、請求項3記
載の磁気抵抗センサにおいて複数の磁気抵抗体のうちの
1つがその線状パターン部の長さを他の磁気抵抗体のそ
れと異なっているので、磁界が作用しない時点でブリッ
ジ回路を不平衡として、回路の安定化を図ることができ
る。
載の磁気抵抗センサにおいて複数の磁気抵抗体のうちの
1つがその線状パターン部の長さを他の磁気抵抗体のそ
れと異なっているので、磁界が作用しない時点でブリッ
ジ回路を不平衡として、回路の安定化を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例における磁気抵抗センサの磁
気抵抗素子部の平面図である。
気抵抗素子部の平面図である。
【図2】本実施例の磁気抵抗センサの断面図である。
【図3】線状パターンの長手方向とこれに垂直な方向に
磁界が印加されたときの各抵抗体の接続部パターンの抵
抗値と、線状パターンの長手方向と接続パターンのなす
角θとの関係を表わした特性図である。
磁界が印加されたときの各抵抗体の接続部パターンの抵
抗値と、線状パターンの長手方向と接続パターンのなす
角θとの関係を表わした特性図である。
【図4】本発明の変形例における磁気抵抗センサの抵抗
体の要部を示す平面図である。
体の要部を示す平面図である。
【図5】磁気抵抗センサの回路構成の一例を示す回路図
である。
である。
【図6】従来の磁気抵抗センサの磁気抵抗素子部を表わ
した平面図である。
した平面図である。
【図7】図6に示した磁気抵抗素子部およびその周辺の
断面構造を表わした説明図である。
断面構造を表わした説明図である。
11A 磁気抵抗素子部 12A 波形整形処理回路部 13A〜16A 第1〜第4の抵抗体 17A〜20A 端子 22 電源端子 23 グランド端子 24 コンパレータ 25 帰還抵抗 27 帰還端子 28 NPNトランジスタ 29 出力端子 51 線状パターン 52、52A、52B 接続部パターン 54 隣接パターン
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に互いに平行に配置され強磁性体
薄膜で形成された共に同一長の複数の線状パターン部
と、これら線状パターン部の延長としてその上に導体層
を被覆することなく前記基板上に同一の強磁性体薄膜で
形成されており、これら線状パターン部の互いに隣接す
るものの端部同士を互い違いに連結して全体として蛇腹
状の強磁性体薄膜のパターンを構成すると共に、この連
結部分が磁界の向きによって抵抗の変化を生じさせない
ような形状とされた接続部パターン部とを有する磁気抵
抗体と、 磁界の印加によってこの磁気抵抗体の抵抗値の変化を検
出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端子とを
具備することを特徴とする磁気抵抗センサ。 - 【請求項2】 基板上に互いに平行に配置され強磁性体
薄膜で形成された共に同一長の複数の線状パターン部
と、これら線状パターン部の延長としてその上に導体層
を被覆することなく前記基板上に同一の強磁性体薄膜で
形成されており、これら線状パターン部の互いに隣接す
るものの端部同士を互い違いに連結して全体として蛇腹
状の強磁性体薄膜のパターンを構成すると共に、この連
結部分が磁界の向きによって抵抗の変化を生じさせない
ような形状とされた接続部パターン部とを有する磁気抵
抗体と、 この磁気抵抗体の蛇腹状の強磁性体薄膜のパターンを構
成する最も外側の線状パターン部に隣接してこれと平行
に前記基板上に形成された強磁性体薄膜からなる線状の
隣接パターンと、 磁界の印加によって前記磁気抵抗体の抵抗値の変化を検
出するためにこの磁気抵抗体に接続された外部端子とを
具備することを特徴とする磁気抵抗センサ。 - 【請求項3】 前記磁気抵抗体を少なくとも4つ備え、
これらのうちの一部の磁気抵抗体が他の磁気抵抗体と前
記線状パターン部を交叉させる方向に配置されていると
共に、これらの磁気抵抗体がブリッジ状に接続されてい
て、対向する2つの接続点の間に電圧が印加され、残り
の2つの接続点から磁界に応じた電位差の電圧が取り出
されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
磁気抵抗センサ。 - 【請求項4】 前記残りの2つの接続点に現われた電位
を2つの入力端子に入力しこれらの電位差を2つのスレ
ッショルドレベルと比較して波形整形されたディジタル
信号を出力するヒステリシスコンパレータを具備するこ
とを特徴とする請求項3記載の磁気抵抗センサ。 - 【請求項5】 前記磁気抵抗体とヒステリシスコンパレ
ータが同一の基板上に集積化されていることを特徴とす
る請求項4記載の磁気抵抗センサ。 - 【請求項6】 前記磁気抵抗体は4つ備えられており、
これらが前記基板上で90度ずつ回転した方向に配置さ
れており、印加される磁界の向きがいずれかの磁気抵抗
体の前記線状パターン部の長手方向と同一方向とこれに
直角の方向の2種類であることを特徴とする請求項3記
載の磁気抵抗センサ。 - 【請求項7】 複数の前記磁気抵抗体のうちの1つがそ
の線状パターン部の長さを他の磁気抵抗体のそれと異な
らせていることを特徴とする請求項3記載の磁気抵抗セ
ンサ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302543A JP2655106B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 磁気抵抗センサ |
| US08/566,945 US5684397A (en) | 1994-12-07 | 1995-12-04 | Magnetoresistive sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302543A JP2655106B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 磁気抵抗センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08160115A true JPH08160115A (ja) | 1996-06-21 |
| JP2655106B2 JP2655106B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=17910238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6302543A Expired - Lifetime JP2655106B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 磁気抵抗センサ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5684397A (ja) |
| JP (1) | JP2655106B2 (ja) |
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| JP2013016630A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Yamanashi Nippon Denki Kk | 磁気抵抗効果素子及びこれを用いた磁気センサ |
| JP2013134084A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Yamanashi Nippon Denki Kk | 磁気センサ |
| JP2014509389A (ja) * | 2011-02-03 | 2014-04-17 | ゼンジテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 磁界感知デバイス |
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| JP2025120476A (ja) * | 2018-02-02 | 2025-08-15 | ミネベアミツミ株式会社 | ひずみゲージ |
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- 1995-12-04 US US08/566,945 patent/US5684397A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| US5684397A (en) | 1997-11-04 |
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