JPH08161702A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08161702A
JPH08161702A JP32921894A JP32921894A JPH08161702A JP H08161702 A JPH08161702 A JP H08161702A JP 32921894 A JP32921894 A JP 32921894A JP 32921894 A JP32921894 A JP 32921894A JP H08161702 A JPH08161702 A JP H08161702A
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circuit
amplifier circuit
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input
camera
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JP32921894A
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Kazuhiro Izukawa
和弘 伊豆川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で増幅度が抵抗比のみで決まる低
雑音の差動増幅回路を用いたカメラの磁気再生回路。 【構成】 トランジスタ2と3で構成する第1の差動増
幅回路に磁気ヘッド1の各出力を接続し、トランジスタ
4と5で構成する第2の差動増幅回路には基準電圧と、
出力から帰還抵抗16、15を介して帰還電圧を印加
し、トランジスタ2と4、3と5のコレクタを共通の負
荷抵抗12、13に接続し演算増幅器20の入力に接続
して加算回路を構成し、抵抗15と16の比のみで増幅
度が決まる4入力の増幅回路46を構成する。この増幅
回路の出力をフィルタ回路部47とデジタル化回路部4
8で信号処理して、PPM信号の磁気情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録部付フィルム
上の磁気情報の再生回路を有するカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラの磁気再生回路は特開平5
−107627号に示される様に構成されていた。
【0003】図9は従来のカメラの磁気再生回路のブロ
ック図である。図9において、1は磁気ヘッドであり、
132〜134は演算増幅器(以下オペアンプとい
う)、135〜145、150〜153は抵抗、14
6、147はコンパレータ、148はフリップフロップ
である。
【0004】また、破線内のオペアンプ132〜134
と、抵抗139〜145により構成され、磁気ヘツド1
の出力を増幅する差動増幅回路149の増幅度は、 (1+2Ra/Rb)(Rc/Rd) となる。但し、Ra:抵抗140、Rb:抵抗139、
Rc:抵抗145、Rd:抵抗142であり、各抵抗値
を140=141、142=143、144=145と
すれば、この差動増幅回路149は抵抗値の比によって
決まる増幅度で動作する。
【0005】コンパレータ146、147は夫々抵抗1
50、151と、152、153により分圧された電圧
により、差動増幅回路149の出力電圧を比較しRSフ
リップフロップ148へ出力する。
【0006】図10は図9に示す磁気再生回路の動作波
形図である。図9の磁気再生回路は米国特許第4976
697に開示されるPPM(Pules Position Modulatio
n)方式を採用しているので、この場合差動増幅回路1
49の増幅電圧波形は図10(a)に示す波形となる。
【0007】いま、抵抗150と151により分圧され
た電圧をVH、抵抗152と153により分圧された電
圧をVLとすると、コンパレータ146、147の出力
波形は夫々図10(c)、(b)のようになる。
【0008】また、フリップフロップ148の出力は図
10(d)となり、PPM方式では「立下がり−立上が
り」間の時間の長短で“1”、“0”が決まり、従っ
て、図10(e)に示すように時刻t0〜t4間には
“0”レベル、t4〜t8間には“1”レベルのPPM信
号が出力されて、所定のデコードが行われる。
【0009】ここで、磁気記録部付フィルムを用いるカ
メラの特徴として磁気ヘッド1には微小な出力しか現れ
ない。それに対し磁気ヘッド1からは熱雑音の発生、外
来雑音の混入等がある。その雑音電圧の最大波高値は増
幅度が既知とすれば予測可能であり、雑音電圧の最大波
高値とPPM信号の状況を図10(f)に示す。図で破
線は雑音電圧の最大波高値の包絡線であり、実線は
(a)図のPPM信号である。従って、VH、VLを決め
るには雑音電圧の最大波高値が必要であり、最大波高値
は外来雑音が無視できる時は磁気ヘッド1の熱雑音と、
オペアンプ132と133により生ずる雑音によりほぼ
決定される。
【0010】更に、磁気記録再生回路については米国特
許第3562660号に、増幅度が帰還抵抗の抵抗比の
みで決まる差動増幅回路が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、特開平5−107627号の差動増幅回路1
49の場合は、オペアンプ132、133、134と3
個必要としたため、回路が複雑で大規模になり小型のカ
メラに用いるには困難であるという問題がある。
【0012】また、米国特許第3562660号の差動
増幅回路の場合は、並列接続の差動増幅回路により帰還
抵抗比のみで増幅度が決まる構成になっているが、入力
段のバイアス回路が示されていないので、磁気ヘッドの
ように電位の定まらない信号源にそのまま使用できな
い。
【0013】更に、信号源と入力段のFETとの間に直
列に抵抗が接続されるので、雑音源となり低雑音化の点
で不都合である。
【0014】更に、初段のトランジスタのコレクタ抵抗
を、次段のトランジスタのコレクタに接続しているた
め、低雑音化の点で不都合である等の問題がある。
【0015】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で増
幅度が抵抗比のみで決まる低雑音で安定した差動増幅回
路の磁気再生回路を有して小型化が可能なカメラを提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に示した本発明は、磁気記録部付フィルム
の磁気情報の再生回路を有するカメラにおいて、4個の
能動素子を2個づつ各々差動増幅回路を構成するように
接続して第1の差動増幅回路の入力に各々磁気ヘッドの
出力を接続し、第2の差動増幅回路の正入力には基準電
圧を負入力には出力からの帰還電圧を印加し、前記第1
および第2の差動増幅回路の出力を各々接続して加算回
路を構成した4入力の増幅回路を備えたことを要旨とし
ている。
【0017】更に、請求項2に示した本発明は、前記能
動素子をトランジスタとしたことを要旨としている。
【0018】更に、請求項3に示した本発明は、前記能
動素子を電界効果型トランジスタとしたことを要旨とし
ている。
【0019】更に、請求項4に示した本発明は、前記能
動素子に負荷抵抗と演算増幅回路の入力を接続した4入
力の増幅回路を備えたことを要旨としている。
【0020】更に、請求項5に示した本発明は、前記能
動素子の出力を増幅する手段を有する4入力の増幅回路
を備えたことを要旨としている。
【0021】更に、請求項6に示した本発明は、前記能
動素子の負荷抵抗値を下げ電源との間にダイオードを直
列接続したことを要旨としている。
【0022】
【作用】請求項1に示した本発明によれば、第1の差動
増幅回路と第2の差動増幅回路の出力を各々接続して、
第1の差動増幅回路には磁気ヘッドの各出力を接続し、
第2の差動増幅回路には出力段からの帰還電圧と基準電
圧とを印加する、加算回路構成の4入力の増幅回路とし
たので、簡単な構成で帰還電圧により増幅度一定の差動
増幅回路として機能させることができる。
【0023】請求項4および5に示した本発明によれ
ば、能動素子に負荷抵抗と演算増幅回路の入力を接続し
た4入力の増幅回路か、又は能動素子の出力を増幅する
手段を有する4入力の増幅回路として構成することによ
り、差動増幅回路の正確な増幅度を与える帰還系を構成
することができる。
【0024】請求項6に示した本発明によれば、能動素
子の負荷抵抗値を下げ該負荷抵抗と電源の間に直列にダ
イオードを接続したので、ダイオードにより演算増幅回
路の入力電圧を下げることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1〜図5は本発明のカメラについて第1実施例を
示している。図1は本発明の第1実施例に係るカメラの
磁気再生回路のブロック図である。図2は本実施例のカ
メラの要部の斜視図である。図3は図2に示すカメラの
電気ブロック図である。図4は図2に示すカメラの動作
のフローチャートである。図5は図1に示す磁気再生回
路の動作の説明図である。
【0026】図2、図3に示すカメラは、フィルムカー
トリッジ101、フィルム102、フィルム102のパ
ーフォレーション104、105、磁気情報記録用の磁
気トラック106、フィルム給送用フォーク110、フ
ィルム給送用ギアユニット111、フィルム給送用モー
ター112、磁気信号記録再生用の磁気ヘッド113
(1)、パッド押えユニツト114、パツド押え11
5、パーフォレーション検出用フォトリフレクタ11
6。
【0027】レリーズスイッチ117、レリーズスイッ
チボタン118、磁気ヘッド113(1)の磁気記録再
生回路120、カメラ全体の動作を制御するマイクロコ
ンピュータ121、モータードライブ回路122、その
他AE、AF等の制御回路123、液晶などの表示回路
124等を有している。
【0028】つぎに図4を参照してカメラの主要な動作
を説明する。先ず、操作がスタートして(S101)、
バッド押えユニット114により押えパッド115をフ
ィルム102より離す、その他の制御回路123により
レンズを初期位置に移動する(S102)。
【0029】次に、フィルム102上の磁気情報を読込
むために、パッド押えユニット114により押えパッド
115をフィルムに圧接し、給送用モーター112によ
りフィルム102を磁気ヘッド113に対し移動する。
それによって磁気ヘッド113(1)の出力を、磁気記
録再生回路120の再生回路により増幅しディジタル化
して読取る。その信号により撮影可能駒を検出してフィ
ルム102を停止する(S103)。
【0030】そして従来のカメラと同様にレリーズスイ
ッチ117がONされると、AFによりレンズを所定位
置に動かし、自動絞りによりシャッタ速度と絞りを決め
て、シャッターを開き(S104)、終了する(S10
5)。
【0031】次に図1を参照して本発明の磁気再生回路
について詳しく説明する。図1に示す磁気再生回路は、
磁気ヘッド1、NPNトランジスタ2〜9、抵抗10〜
18、23、24、26〜28、31〜33、39〜4
4と、コンデンサ19、22、29、30、34、3
5、38と、オペアンプ20、21、25、36、コン
パレータ45と、定電圧回路37を有し、斜線で示す初
段アンプ部46と、フィルタ回路部47と、ディジタル
化回路部48を構成している。
【0032】つぎに動作について説明する。磁気ヘッド
1の出力信号は差動出力v+、v-として初段アンプ部4
6に出力される。この磁気ヘッド1はフイルム102上
の微小な磁束密度の信号を検出するために、コイルの巻
数を多くしているのでインピーダンスが高く、その出力
も数百マイクロボルト程度と低い。
【0033】初段アンプ部46では磁気ヘッド1からの
信号を正確に増幅するために、磁気ヘッド1のインピー
ダンスの10倍程度の高入力インピーダンスとしてい
る。また、差動出力を単一出力とする変換も行う。
【0034】次に、フィルタ回路部47では、磁気ヘッ
ド1からの信号には熱雑音等の不要な雑音が重畳してい
るため、不要な周波数を除去し必要な信号のSN比を向
上させている。
【0035】ディジタル化回路部48では、予め決めら
れた雑音電圧よりも高い基準電圧でコンパレートし、デ
ィジタル化したPPM信号を得て、デコードによるフィ
ルム情報等の検出用とする。
【0036】先ず、初段アンプ部46において、抵抗1
2はトランジスタ2と4の共通負荷抵抗であり、抵抗1
3はトランジスタ3と5の共通負荷抵抗である。トラン
ジスタ2と3で第1の差動増幅回路を、トランジスタ4
と5で第2の差動増幅回路を構成している。
【0037】この負荷抵抗12、13に生じた電圧は夫
々演算増幅回路(オペアンプ)20の負入力と正入力に
入力する。又、トランジスタ5のベースにはフィードバ
ック(帰還)抵抗15と16による比で決まる電圧。
【0038】 {R1/(R1+R2)}(Vout−Vref) が入力する。ここで、R1=抵抗15の値、R2=抵抗1
6の値、Vout=オペアンプ20の出力、Vref=
オペアンプ21の出力で基準電圧である。
【0039】抵抗10、11はトランジスタ2と3のバ
イアス抵抗で、電源Vccを抵抗23、24により分圧
した電位としている。そして先述のように、初段の入力
インピーダンスは磁気ヘッド1のインピーダンスの約1
0倍以上になるように、トランジスタ2、3、4、5に
流れるコレクタ電流と、抵抗10、11の値を決定す
る。なお、トランジスタ2、3、4、5のコレクタ電流
はトランジスタ6、7、8、9により構成されるミラー
回路と抵抗17によって決めることができる。
【0040】共通の負荷抵抗12、13は熱雑音源にな
るため小さい値が望まれるが、トランジスタ2、3、
4、5のコレクタ電流と、オペアンプ20の同相入力動
作電圧を考慮して決定する。コンデサ22は抵抗16と
並列に接続して、1次のローパスフィルタ回路を構成し
ている。
【0041】オペアンプ21は抵抗18とコンデンサ1
9とにより直流電圧帰還回路を構成している。例えば、
Voutが直流的に上昇するとオペアンプ21の出力V
refは下がり、トランスタ4のベース電位を下げコレ
クタ電位を上げて、オペアンプ20の負入力電位が上昇
し、Voutが下降して直流的に安定する。
【0042】なお、トランジスタ5のベース電位はVr
efが下がる量と、Voutにより上がる量とがある
が、トランジスタ4のベース電位よりも下がらない。
又、抵抗14と15はほぼ同じ値で、トランジスタ4と
5のバイアス電流のマッチングをとっている。
【0043】次に、図5を参照して差動増幅部の動作に
ついて更に詳しく説明する。図5中、V、V、Vr
ef、Voutと、抵抗15(R1)、16(R2)と、
オペアンプ20は図1と同じである。
【0044】図1の初段アンプ部は図5のように、加算
回路49、50、反転回路51、52等として要約して
示すことができる。図1との対比では、トランジスタ2
と4が加算回路49と反転回路51に相当し、トランジ
スタ3と5が加算回路50と反転回路52に相当する。
【0045】ここで、反転回路51と52の増幅度を−
1、オペアンプ20の増幅度をA2とすると、 Vout={V+Vref−V−R1/(R1
2)(Vout−Vref)}・A1・A2 〔1+{R1/(R1+R2)}・A1・A2〕Vout=
〔V−V+Vref{1−R1/(R1+R2)}〕
・A1・A2 Vout=〔V−V+Vref{R1/(R1
2)}〕・A1・A2/{1+〔R1/(R1+R2)}・
1・A2 ここで、交流信号のみ考えて、Vref=0とし、A1
・A2>1とすると、 Vout(V−V)(R1+R2)/R1 と収約されるので、増幅度、(R1+R2)/R1の差動
増幅回路とすることができる。
【0046】以下フィルタ回路部47は、公知の多重帰
還型ローパスフィルタ回路を2段接続して、さらに抵抗
16とコンデンサ22とで成る1次のローパスフィルタ
とにより、5次のローパスフィルタを構成している。
【0047】次段のデジタル回路部48では、Vccの
変動を除くため定電圧回路37の出力Vrefによりコ
ンパレートレベルを安定させている。又、フィルタ回路
部47の出力の直流電圧レベルの変化の影響を除くため
コンデンサ38で低周波成分を除いている。更に、ヒス
テリシスを付加するため抵抗43で、抵抗41と42に
よる分圧回路の分圧値を変えている。
【0048】このように、本実施例によれば、トランジ
スタ2〜5の4個と、オペアンプ20、1個との簡単な
構成で、帰還抵抗比(R1+R2)/R1によって決まる
増幅度一定の差動増幅回路を構成できたので、微弱な磁
気ヘッド1の信号検出を安定且つ正確におこなうことが
可能になった。
【0049】次に本発明の第2実施例について説明す
る。図6は本発明の第2実施例に係るカメラの磁気再生
回路のブロック図である。図6に示す第2実施例で、第
1実施例と異なる点は、トランジスタ2、3、4、5の
共通負荷抵抗12、13をより小さな抵抗値の負荷抵抗
53、54に変え、更に電源Vccと負荷抵抗の間に直
列にダイオード55を接続したことである。その他の構
成は図1と同一であり、また図2以下のカメラ構成も同
一なので重複する部分の説明は省略する。
【0050】第2実施例では、負荷抵抗12、13が発
生する熱雑音電圧を抑制するために負荷抵抗を53、5
4に変更したが、そのままではトランジスタ6に流れる
電流が変わらないので、オペアンプ20の入力電圧がV
ccに近くなりオペアンプ20の安定動作が阻害され
る。そこで、ダイオード55を接続することによりオペ
アンプ20の入力電圧を下げ、オペアンプ20の安定動
作を図っている。
【0051】なお、本実施例では、ダイオード55を接
続しているが、NPNトランジスタのベースとコレクタ
を接続してダイオードの代用としても良いし、ダイオー
ド55の複数接続としても良い。
【0052】以降のフィルタ回路部47、デジタル回路
部48での処理は第1実施例と同様である このように、第2実施例では、オペアンプ20の安定動
作を図りながら、負荷抵抗の発生する熱雑音電圧を更に
低減することができる。
【0053】次に本発明の第3実施例について説明す
る。図7は本発明の第3実施例に係るカメラの磁気再生
回路のブロック図である。図7に示す第3実施例で第1
実施例と異なる点は、負荷抵抗を抵抗値の小さい負荷抵
抗53、54に変更し、トランジスタ2、3、4、5を
電界効果型トランジスタ(以下FETと呼ぶ)56、5
7、58、59に変更した点である。
【0054】その他の構成は図1と同一であり、図2以
下のカメラ構成も同一なので重複する部分の説明は省略
する。
【0055】第3実施例では、負荷抵抗12、13の発
生する熱雑音電圧を抑制するため負荷抵抗を抵抗値を下
げた抵抗53、54に変更したが、そのままではトラン
ジスタ6に流れる電流が変わらないので、オペアンプ2
0の入力電圧が電源電圧に近くなりオペアンプ20の動
作が不安定になる。そこでトランジスタ6に流れる電流
を増すために、抵抗17の値を小さくし、トランジスタ
2〜5をFET56〜59に変更した。
【0056】トランジスタはコレクタ電流が増すと、ベ
ース電流も増すため高インピーダンスの磁気ヘッド1の
出力に影響を及ぼし、正しい再生信号を得られなくなる
が、FETの場合はドレイン電流の影響をゲート電流は
受けないので、安定した動作が可能になる。以降のフィ
ルタ回路部47、デジタル化回路部48での動作は第1
実施例と同様である。
【0057】このように、第3実施例によれば、負荷抵
抗が発生する熱雑音電圧をより低減し、且つ磁気ヘッド
の出力を安定に正確に増幅できる。
【0058】次に本発明の第4実施例について説明す
る。図8は本発明の第4実施例に係るカメラの磁気再生
回路のブロック図である。図8に示す第3実施例は、第
1実施例が差動増幅回路トランジスタ2〜5を、負荷抵
抗12、13とオペアンプ20の入力に接続して、トラ
ンジスタ2〜5の出力を電圧出力としたのに対し、IC
化を容易にする意味で、増幅する手段として電流帰還型
の回路を採用し、トランジスタ65、66、67、68
の出力を電流出力として構成している。
【0059】図8に示す実施例は、初段アンプ部部分を
示し、バイアス抵抗60、61と64、帰還抵抗62、
63、差動増幅による加算回路を構成するPNPトラン
ジスタ65、66、67、68と、カレントミラー回路
のNPNトンジスタ69、70、電流供給源のPNPト
ランジスタ71〜74、増幅段を構成するプリアンプの
NPNトランジスタ75、磁気ヘッド1の周波数特性よ
り容量が決まる位相補償用コンデンサ76、出力段のバ
イアス用ダイオード77、78、出力段のNPNトラン
ジスタ79とPNPトランジスタ80、定電流源81と
で構成されている。なお、図2以下のカメラ構成は第1
実施例と同一なので説明は省略する。
【0060】つぎに動作について説明する。トランジス
タ65〜68の電流出力は、カレントミラー回路を構成
するトランジスタ69、70と、次段のトランジスタ7
5に入力する。
【0061】例えば、トランジスタ65のベース電流が
減少すると、コレクタ電流も減少しトランジスタ69に
流れる電流も減少する。それにつれカレントミラーであ
るからトランジスタ70に流れる電流も減少し、トラン
ジスタ75のベース電流が増加する。トランジスタ75
のベース電流が増すと、トランジスタ79、80のベー
ス電位が下がり、出力段Voutの電位が下がる。
【0062】よって帰還抵抗63、62によりトランジ
スタ67のベース電位が下がり、コレクタ電流が増加し
てトランジスタ69のコレクタ電流が増加し安定する。
【0063】以降は前実施例と同様に、フィルタ回路部
47、デジタル化回路部48の処理が行われる。
【0064】このように、第4実施例によれば、集積化
が容易で安定な動作の磁気再生回路を構成することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明のカメラは、4個の能動素子を2個づつ各々差動
増幅回路を構成するよう接続し、第1の差動増幅回路の
入力に磁気ヘッドの各出力を接続し、第2の差動増幅回
路には基準電圧と出力からの帰還電圧をを印加し、第
1、第2の差動増幅回路の出力を各々接続して加算回路
を構成した4入力の増幅回路を構成したので、抵抗比の
みで増幅度が決まる高入力インピータンス、高同相信号
除去比の差動増幅回路を、能動素子4個とオペアンプ1
個による簡単な構成で実現して、カメラの小型化と低コ
スト化を達成したものである。
【0066】更に、請求項3に示した本発明のカメラ
は、能動素子を電界効果型トランジスタで構成したの
で、抵抗より発生する熱雑音を低減して微小な磁気ヘッ
ドの出力も正確に増幅できるものである。
【0067】更に、請求項4に示した本発明のカメラ
は、能動素子に負荷抵抗と演算増幅回路の入力を接続し
たので、帰還抵抗比のみで増幅度が決まる差動増幅回路
の電圧出力による帰還系を構成して、微弱な磁気ヘッド
の出力を確実に増幅できるものである。
【0068】更に、請求項5に示した本発明のカメラ
は、能動素子の出力を増幅する手段を有する4入力の増
幅回路を構成したので、抵抗比のみで増幅度が決まる安
定した電流出力型の差動増幅回路として磁気再生回路の
IC化を容易にすることができものである。
【0069】更に、請求項6に示した本発明のカメラ
は、能動素子の負荷抵抗値を下げダイオードを直列に接
続したので、抵抗より発生する熱雑音をより抑制し微小
な磁気ヘッドの信号を正確に検出できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラの磁気再生回
路のブロック図である。
【図2】本発明のカメラの要部を示す斜視図である。
【図3】図2に示すカメラの電気ブロック図である。
【図4】図2に示すカメラの主要動作のフローチャート
である。
【図5】図1に示す磁気再生回路の動作説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るカメラの磁気再生回
路のブロック図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るカメラの磁気再生回
路のブロック図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るカメラの磁気再生回
路のブロック図である。
【図9】従来のカメラの磁気再生回路のブロック図であ
る。
【図10】図9に示す磁気再生回路の動作波形図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2〜5 トランジスタ 6〜9 ミラー回路用トランジスタ 10,11 バイアス用抵抗 12,13 負荷抵抗 14 基準電圧印加用の抵抗 15,16 帰還抵抗 18,19 直流電圧帰還回路用CR 20,21,25,36 オペアンプ 22 ローパスフィルタ用コンデンサ 23,24 分圧抵抗 45 コンパレータ 46 初段アンプ部 47 フィルタ回路部 48 デジタル化回路部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部付フィルムの磁気情報の再生
    回路を有するカメラにおいて、 4個の能動素子を2個づつ各々差動増幅回路を構成する
    ように接続した第1の差動増幅回路の入力に各々磁気ヘ
    ッドの出力を接続し、第2の差動増幅回路の正入力には
    基準電圧を負入力には出力からの帰還電圧を印加し、前
    記第1および第2の差動増幅回路の出力を各々接続して
    加算回路を構成した4入力の増幅回路を備えたことを特
    徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、前記能
    動素子をトランジスタとしたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカメラにおいて、前記能
    動素子を電界効果型トランジスタとしたことを特徴とす
    るカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラにおいて、前記能
    動素子に負荷抵抗と演算増幅回路の入力を接続した4入
    力の増幅回路を備えたことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカメラにおいて、前記能
    動素子の出力を増幅する手段を有する4入力の増幅回路
    を備えたことを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記能動素子の負荷抵抗値を下げ電源と
    の間にダイオードを直列接続したことを特徴とする請求
    項4記載のカメラ。
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