JPH08161798A - 磁気記録再生装置のシリンダモータ回転速度・位相制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のシリンダモータ回転速度・位相制御装置

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JPH08161798A
JPH08161798A JP6300430A JP30043094A JPH08161798A JP H08161798 A JPH08161798 A JP H08161798A JP 6300430 A JP6300430 A JP 6300430A JP 30043094 A JP30043094 A JP 30043094A JP H08161798 A JPH08161798 A JP H08161798A
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JP
Japan
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cylinder motor
cylinder
speed
gain
phase
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Pending
Application number
JP6300430A
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English (en)
Inventor
Shuji Inoue
修司 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08161798A publication Critical patent/JPH08161798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転ヘッド型磁気記録再生装置において、ソフ
トウェア処理中のデータを大きくし、分解能を上げるこ
とができるようにして再生画像のジッタを低減する。 【構成】従来のソフトウェアによるシリンダモータ制御
装置に、ゲインを下げたもう1つのシリンダモータ駆動
装置9と、シリンダモータの起動処理完了のタイミング
信号を出力するポート10と、シリンダモータの起動処
理完了のタイミング信号出力により2つのシリンダモー
タ駆動装置8,9を切り替えるスイッチ11a,11b
とを加え、シリンダモータ起動時にはシリンダモータ駆
動装置のゲインを大きくとって最大加速トルクを確保
し、定常回転時にはシリンダモータ駆動装置のゲインを
小さくするが、その代わりにソフトウェア処理中のデー
タを大きくして分解能を上げる。これにより、定常回転
時のシリンダ回転速度変動を減らし、再生画像のジッタ
を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転磁気ヘッド方式の
磁気記録再生装置におけるシリンダ回転速度・位相制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダ回転速度・位相制御装置
の構成と動作を図2のブロック図で説明する。シリンダ
モータ1に付けられた速度検出器2からモータ回転速度
に比例した周期のパルスが得られる。このパルスを以下
ではFGパルスと呼ぶ。速度誤差検出装置4では、FG
パルス周期をサンプル周期として、このFGパルスの周
期と基準周期との差を速度系計測クロック周波数fCK1
[HZ ]の分解能で計測し、シリンダ回転速度誤差を得
る。速度誤差範囲判定処理61でこの誤差の絶対値の大
きさを判定し、この誤差がある一定の値より大きいとき
は最大加速・減速データ62をトルク指令としてDAコ
ンバータ7から出力する。またこの誤差がある一定の値
内であるときは速度ゲイン乗算処理63で速度誤差に速
度ゲインをかけたものをシリンダ速度誤差に対するトル
ク指令としてDAコンバータ7から出力する。ここで速
度ゲイン乗算処理63における速度系ゲインは、速度制
御帯域が速度系のサンプリング周波数の約1/20にな
るようにした値である。
【0003】シリンダモータ1に付けられた位相検出器
3からモータ回転位相に比例した周期のパルスが得られ
る。このパルスを以下ではPGパルスと呼ぶ。位相誤差
検出装置5では、PGパルス周期をサンプル周期とし
て、このPGパルスの位相と基準位相との位相差を位相
系計測クロック周波数fCK2 [HZ ]の分解能で計測
し、シリンダ回転位相誤差を得る。位相ゲイン乗算処理
64で位相誤差に位相ゲインをかけたものと位相系低域
補償処理65を加えたものをシリンダ位相誤差に対する
トルク指令として、速度ゲイン乗算処理63で速度誤差
に速度ゲインをかけたものに加える。ここで位相ゲイン
乗算処理64における位相系ゲインは位相制御帯域が位
相系サンプリング周波数の約1/15になるようにした
値である。
【0004】61から65まではソフトウェア処理によ
るシリンダ速度・位相制御処理装置6である。DAコン
バータ7から出力された電圧はトルク指令としてシリン
ダモータ駆動装置8に加わり、シリンダモータ1が駆動
される。
【0005】速度誤差に対するトルク指令の分解能は、
速度ゲイン乗算処理63における速度系ゲインが1より
大きければ、速度誤差検出装置4の分解能が保たれる。
また位相誤差に対するトルク指令の分解能も、位相ゲイ
ン乗算処理64における位相系ゲインが1より大きけれ
ば、位相誤差検出装置5の分解能が保たれる。ところ
が、速度誤差・位相誤差の検出の分解能が不十分であっ
たり、速度・位相ゲインが1より小さくてゲイン乗算で
の分解能低下が起こりトルク指令の分解能が低下する
と、量子化外乱によるシリンダ回転速度変動が現れ、再
生映像のジッタの原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シリンダ制御系を伝達
関数を用いてモデル化したものを図3に示す。速度ゲイ
ン乗算処理63における速度ゲインAV 、位相ゲイン乗
算処理64における位相ゲインAP が1より小さくなり
トルク指令の分解能が低下する場合の定量的な説明をこ
の図を用いて行う。
【0007】シリンダモータ1を起動するために必要な
トルクをTqmax[gf・ cm]、シリンダモータ1のト
ルク定数をKt [gf・ cm/ mA]、シリンダモータ
駆動装置8のゲインをGm [mA/ mV]、DAコンバ
ータ7のビット数をm[bit]、DAコンバータ7の出
力電圧の最大値をVDA[mV]、DAコンバータ7に与
えるデータをDTqとすると、これらの関係は(1)式の
ようになる。
【0008】
【数1】
【0009】起動時に最大加速データDTq=2m をDA
コンバータに与えたとき、最大トルクが得られるよう
に、各パラメータが決まる。一方定常時の速度・位相制
御状態では、速度系、位相系折れ点周波数をfV [H
Z ]、fP [HZ ]とすると速度ゲインAV 、位相ゲイ
ンAP は(2)式、(3)式で表せる。
【0010】
【数2】
【0011】
【数3】
【0012】(2)式を書き直すと、(4)式のように
なる。
【0013】
【数4】
【0014】ここで第1項は物理定数であるから固定
値、第2項はシリンダモータ1の機械的定数、第3項は
(1)式で示した起動トルクで決まってしまう値であ
る。従って、AV・fCK1 の積は一定値に固定されてしま
うので、シリンダモータ1の機械的定数と起動トルクが
決まり、速度ゲインAV を1より大きくしようとする
と、fCK1 の上限が決まってしまう。また、その上限を
越えてfCK1 を決めるとAVが1より小さくなり、Av
乗算時に分解能が低下してfCK1 を上限値にしたときと
同じ分解能になってしまう。同様に(3)式を書き直す
と、(5)式のようになる。
【0015】
【数5】
【0016】速度系の場合と同様に、シリンダモータの
機械的定数と起動トルクとでAP・f CK2 の積は一定値に
固定されてしまうので、トルク指令の分解能はAP =1
とした時のfCK2 の値で決まってしまう。
【0017】シリンダ定常回転時の速度、位相誤差に対
するトルク指令の分解能を上げるためには、(4),
(5)式におけるシリンダモータ1の機械的定数か起動
トルクの項を変えざるを得ないが、モータの機械的定数
の項とKt は他の要因で決まっているので自由に変える
ことはできず、起動トルクの項でDAコンバータのビッ
ト数mはコストアップにつながるため安易に大きくする
ことはできない。
【0018】本発明は上記問題を解決するもので、ソフ
トウェア処理中のデータを大きくして分解能を上げるこ
とができるようにすることにより、再生画像のジッタを
低減できる磁気記録再生装置のシリンダモータ回転速度
・位相制御装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、従来のシリンダ回転速度・位相制御装置
に、加速・減速時と定常回転時とでシリンダモータ駆動
装置のゲインGm を切り替える機構を加えたものであ
る。
【0020】
【作用】上記構成により、起動時のシリンダモータ駆動
装置のゲインGm を必要な起動トルクTqmaxが確保でき
るように(1)式で求められる値とする。これで起動ト
ルクを確保できる。起動後は、シリンダ回転速度誤差が
ある一定値内に入ったらシリンダモータ駆動装置のゲイ
ンをGm より小さいGm ’に切り替える。すると、
(4),(5)式の第3項の値が大きくなり、制御帯域
V 、fP を同じ値にしたときのAV・fCK1 、AP・f
CK2 積を大きくとれるので、トルク指令の分解能を上げ
ることができる。Gm ’は必要なトルク指令の分解能が
得られるように決めればよい。
【0021】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1に本発明の一実施例の構成図を
示す。回転ヘッド型磁気記録再生装置において、1はシ
リンダモータ、8は加速・減速時のシリンダモータ駆動
装置、9は定常回転時のシリンダモータ駆動装置、2は
シリンダ回転速度検出器、3はシリンダ回転位相検出
器、4は速度検出器からのFGパルスの1周期と基準周
期に対する差を速度計測クロック周波数fCK1 で計測す
る速度誤差検出装置、5は位相検出器からのPGパルス
の位相との基準位相との差を位相計測クロック周波数f
CK2 で計測する位相誤差検出装置、6はシリンダ回転速
度検出器2とシリンダ回転位相検出器3の出力を用いて
シリンダの回転速度・位相を制御するソフトウェアによ
るシリンダ回転速度・位相制御処理装置、7はトルク指
令電圧を出力するDAコンバータ、8はトルク指令出力
によりシリンダモータを駆動するシリンダモータ駆動装
置、9はゲインを下げたもう1つのシリンダモータ駆動
装置、10はシリンダモータ駆動装置8,9を切り替え
るタイミングを発生するパラレルポート、11a,11
bはシリンダモータ駆動装置8,9を切り替えるスイッ
チである。シリンダモータ駆動装置9と、シリンダモー
タ駆動装置8,9を切り替えるタイミングを発生するパ
ラレルポート10と、シリンダモータ駆動装置8,9を
切り替えるスイッチ11a,11bとが、従来のシリン
ダモータ制御装置に対して本実施例で新たに加わった部
分である。
【0022】ソフトウェアによるシリンダ速度・位相制
御処理装置6の内部処理について説明する。63は速度
誤差検出装置4から出力される誤差データに速度ゲイン
をかける速度ゲイン乗算処理、64は位相誤差検出装置
5から出力される誤差データに位相ゲインをかける位相
ゲイン乗算処理、65は位相誤差検出装置5から出力さ
れる誤差データを積算して低域補償を行う低域補償処
理、61は速度誤差検出装置4から出力される誤差デー
タがある値以内であるか否かを判定する速度誤差範囲判
定処理、62は誤差データがある値以内でないときにD
Aコンバータ7から出力するトルク指令電圧を最大・最
小にするための加減速データを出力する最大加速・減速
データ処理、66は速度誤差範囲判定処理61の結果に
よりDAコンバータ7から出力するデータを切り替える
スイッチである。ここまでの処理は、従来のソフトウェ
アによるシリンダ速度・位相制御処理装置である。本実
施例で新たに加えるのは、速度誤差範囲判定処理61の
結果をパラレルポート10から出力する処理である。
【0023】本実施例の動作を説明する。従来の動作に
加えて、速度誤差検出装置4で検出された速度誤差があ
る範囲から外れていた場合にシリンダモータ駆動装置を
ゲインGm の駆動装置8に切り替える信号をパラレルポ
ート10から出力する。速度制御範囲がある範囲内に入
ったら、シリンダモータ駆動装置8をゲインGm より小
さいゲインGm ’のシリンダモータ駆動装置9に切り替
える信号をパラレルポート10から出力する。
【0024】これにより、起動時にはゲインが大きいシ
リンダモータ駆動装置8に切り替えて起動に必要な最大
トルクを確保し、定常回転時にはゲインが小さいシリン
ダモータ駆動装置9に切り替えて速度ゲイン・位相ゲイ
ンを大きくとってトルク指令の分解能を上げることがで
きる。
【0025】なお、シリンダモータ駆動装置のゲインの
切り替えは、本実施例のように、ゲインの異なる2つの
シリンダモータ駆動装置を切り替える代りに、1つのシ
リンダモータ駆動装置のゲインを変えることによって行
ってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、起動時に
はシリンダモータ駆動装置のゲインをGm として、DA
コンバータから出力される最大加速トルク電圧値でシリ
ンダモータが起動するために必要な最大トルクを発生で
きる。シリンダ回転速度がある一定範囲内に入れば、シ
リンダモータ駆動装置のゲインをGm ’に切り替える。
m ’はGm より小さいので、AV・fCK1 、AP・fCK2
を大きくとることにより、トルク指令の分解能を上げて
シリンダ回転速度変動を減らし、再生画像のジッタを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシリンダモータ回転速度・
位相制御装置の構成図である。
【図2】従来のシリンダ速度・位相制御装置の構成図で
ある。
【図3】従来のシリンダ速度・位相制御装置の構成図を
伝達関数モデルで表したものである。
【符号の説明】
1 シリンダモータ 2 速度検出器 3 位相検出器 4 速度誤差検出装置 5 位相誤差検出装置 6 ソフトウェアによるシリンダ速度・位相制御処理装
置 7 DAコンバータ 8,9 シリンダモータ駆動装置 10 パラレルポート 11a,11b シリンダモータ駆動装置の切り替え
スイッチ 61 速度誤差範囲判定処理 62 最大加速・減速データ 63 速度ゲイン乗算処理 64 位相ゲイン乗算処理 65 位相系低域補償処理 66 トルク指令切り替えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッド型磁気記録再生装置におい
    て、シリンダの回転速度を制御する速度制御機能と、シ
    リンダの回転位相を制御する位相制御機能とを実現する
    ソフトウェアによるシリンダ速度・位相制御処理装置
    と、そのトルク指令出力によりシリンダモータを駆動す
    るシリンダモータ駆動装置と、シリンダモータの起動処
    理完了のタイミング信号を出力するポートと、ポートか
    ら出力されるシリンダモータの起動完了のタイミング信
    号出力によりシリンダモータ駆動装置ゲインを切り替え
    るスイッチとを備えたことを特徴とする磁気記録再生装
    置のシリンダモータ回転速度・位相制御装置。
  2. 【請求項2】 ゲインを下げたもう1つのシリンダモー
    タ駆動装置を備え、シリンダモータ駆動装置ゲインの切
    り替えは、2つのシリンダモータ装置をスイッチにより
    切り替えることを特徴とする磁気記録再生装置のシリン
    ダモータ回転速度・位相制御装置。
JP6300430A 1994-12-05 1994-12-05 磁気記録再生装置のシリンダモータ回転速度・位相制御装置 Pending JPH08161798A (ja)

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