JPH08162191A - 雄端子及び雄端子の製造方法 - Google Patents

雄端子及び雄端子の製造方法

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JPH08162191A
JPH08162191A JP6297303A JP29730394A JPH08162191A JP H08162191 A JPH08162191 A JP H08162191A JP 6297303 A JP6297303 A JP 6297303A JP 29730394 A JP29730394 A JP 29730394A JP H08162191 A JPH08162191 A JP H08162191A
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Ryukichi Endo
隆吉 遠藤
Osamu Sugiyama
杉山  修
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/16Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接触部と他の部分との連結部の強度を向
上して、接触における信頼性を向上することが出来る雄
端子及び雄端子の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、電線端末に接続される電線接続部
35と、基板部53の一側自由縁部55を基板部53に
向けて折り返し重合して形成されると共に、相手端子と
電気的に接続される電気接触部37と、電線接続部35
と電気接触部37との間に設けられてコネクタへの収容
時に端子収容室内に係合する係止部39と、係止部39
と電気接触部37とを繋ぐ連結部33とを備えた雄端子
31において、基板部53から係止部39側に延設され
ると共に基板より幅広の下片部59と、一側自由縁部5
5から係止部39側に延設されて一側自由縁部55の基
板部53側への折り返し重合わせ時に下片部59に向け
て折り返されると共に一側自由縁部55より幅広の上片
部61とで連結部33を形成したことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板部の一側自由縁部
を基板部側へ折り返して重合した電気接触部を有する雄
端子及び雄端子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7乃至図11は、実開平3−1165
72号公報に記載の雄端子1を示す。この雄端子1は、
相手端子である雌端子3と嵌合して電気的に接続され
る。雄端子1は、電線端末に加締め接続される電線接続
部5と、雌端子3と嵌合される電気接触部7とからな
る。電気接触部7は、基板部9の両側自由縁部11、1
3を基板部9側に同方向に折り返して重合わされて形成
されている。このため、図10に示すように、両側自由
縁部11、13の合せ部15は中央部分に位置してい
る。この理由は、電線接続部5が、底部の両側から同方
向に屈曲された一対の側壁で形成されており、この側壁
を中央部分で屈曲させることで電線の端末部分を加締め
るためである。
【0003】そして、図9に示すように、雄端子1を雌
端子3の電気接触部17内に嵌合すると、図10に示す
ように、電気接触部7内の弾性接触片19が合せ部15
上に接触することで、雄端子1が雌端子3と電気的に接
触するようになっている。
【0004】ところが、図11に示すように、弾性接触
片19が合せ部15内に落ち込むことがあり、この場合
には、所定の接触荷重を得ることが出来ない。また、合
せ部15は、加工時にメッキが剥がれやすく導電性が低
い。従って、合せ部15に弾性接触片19を接触させる
ことは、接触が不安定になるという問題がある。
【0005】そこで、図12乃至図14に示すように、
相手端子の弾性接触片19が当接する部分では、合せ部
23を側部に位置させた端子25、27が提案されてい
る。図12に示す端子25では、電気接触部7の先端部
から中間部にかけては、合せ部23が側部に位置し、根
元部分で自由縁部11、13が交差して他の部分(連結
部21)と繋がっている。また、図15に示す端子27
では、電気接触部7の根元部分で自由縁部24、26の
合せ部23がセンター側にオフセットしている。これら
の端子25、27では、弾性接触片19が合せ部23に
落ち込むことがなく、メッキ剥がれが生じやすい合せ部
23が弾性接触片19と接触しないので、安定した接触
が得られ、接触における信頼性が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記端
子25において電気接触部7以外の部分では、略対称に
形成されているため、電気接触部7と他の部分との連結
部21では基板部9と両側自由縁部11、13が交差し
ている。このため、両側自由縁部11、13の幅寸法が
短くなるため、強度が低下し電気接触部7に不用意に外
力が加わると応力が集中して変形するおそれがある。
【0007】また、自由縁部13の端面13aが自由縁
部11上にあるため、電気接触部7に外力が加わると端
面13aと自由縁部11との当接部分に応力が集中し容
易に変形するおそれがある。
【0008】さらに、上記端子27においても、自由縁
部24の幅寸法が急激に短くなっているため、電気接触
部7に外力が加わると応力が集中しやすく容易に変形す
るおそれがある。
【0009】また、自由縁部24の端面24aが自由縁
部26上にあるため、電気接触部7に不用意に外力が加
わると端面24aと自由縁部26との当接部分に応力が
集中し容易に変形するおそれがある。
【0010】また、小型の雄端子になればなるほど、雄
端子部の幅が狭く、板厚も薄くなるため、上述した形状
では変形し易くなる。
【0011】従って、上記雄端子25、27のように、
合わせ部分が横方向にある電気接触部7を有する形状で
は、電気接触部7の根元部分に応力が集中し易く強度が
弱いという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、接触における信頼性を
向上することが出来ると共に、電気接触部と連結部との
間に応力が集中することがない雄端子及び雄端子の製造
方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、電線端末に接続される電線接続
部と、基板部の一側自由縁部を基板部に向けて折り返し
重合して形成されると共に、相手端子と電気的に接続さ
れる電気接触部と、電線接続部と電気接触部との間に設
けられてコネクタへの収容時に端子収容室内に係合する
係止部と、係止部と電気接触部とを繋ぐ連結部とを備え
た雄端子において、基板部から係止部側に延設されると
共に、基板より幅広の下片部と、一側自由縁部から係止
部側に延設されて一側自由縁部の基板部側への折り返し
重合わせ時に下片部に向けて折り返されると共に一側自
由縁部より幅広の上片部とで連結部を形成したことを特
徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、係止部が下片部から延設された底壁部と、
この底壁部の両側部に設けた側壁と、側壁間を閉鎖する
上壁部とで形成され、上壁部が上片部から延設されてい
ることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明であって、上片部と前記下片部との合わ
せ部が一側自由縁部の基板部への合せ部の延長上にある
ことを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明であって、上片部の自由縁部と下片部の
自由縁部との間に隙間があることを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明であって、下片部の自由縁部を上片部と
下片部との間に延設したことを特徴としている。
【0018】請求項6記載の発明は、電線端末に接続さ
れる電線接続部と、基板部の一側自由縁部を基板部に向
けて折り返し重合して形成されると共に、相手端子と電
気的に接続される電気接触部と、電線接続部と電気接触
部との間に設けられてコネクタへの収容時に端子収容室
内に係合する係止部と、係止部と電気接触部とを繋ぐ連
結部とを備えた雄端子の製造方法において、基板部から
係止部側に基板部より幅広の下片部を延設し、一側自由
縁部から係止部側に一側自由縁部より幅広の上片部を延
設し、一側自由縁部の基板部側への折り返し重合わせ時
に下片部に向けて上片部を折り返して連結部を形成する
ことを特徴としている。
【0019】
【作用】請求項1の発明によれば、基板部から係止部側
に延設された下片部に向けて、一側自由縁部から係止部
側に延設された上片部を折り返し重合わせて連結部が形
成される。この場合、上片部が一側自由縁部より幅広に
形成され、下片部が基板部より幅広に形成されているの
で、強度が低下することがない。
【0020】また、上片部及び下片部が一側自由縁部及
び基板部から延設されているので、一側自由縁部の係止
部側の端面が基板部上に形成されることがなく、電気接
触部に外力が付与されても応力が集中することがない。
【0021】また、一側自由縁部を基板部に向けて折り
返して重合して合せ部を形成したことにより、相手端子
の接触片が合せ部に接触することがない。
【0022】請求項2の発明によれば、係止部の底壁部
が基板部と一体に形成された下片部から延設され、上壁
部が一側自由縁部と一体に形成された上片部から延設さ
れているので、一側自由縁部の係止部側の端面が基板部
上に形成されることがない。請求項3の発明によれば、
上片部と下片部との合わせ部を一側自由縁部と基板部と
の合わせ部の延長上に設けることにより一側自由縁部の
係止部側の端面が基板部上に形成されることがない。
【0023】請求項4の発明によれば、上片部と下片部
との自由縁部間に隙間があっても、上片部が一側自由縁
部から幅広に延設され、下片部が基板部から幅広に延設
されているので、強度の低下がなく、一側自由縁部の係
止部側の端面が基板部上に形成されることがない。
【0024】請求項5記載の発明は、下片部の自由縁部
を上片部と下片部との間に延設することにより、連結部
の強度が向上する。
【0025】請求項6記載の発明は、基板部から係止部
側に基板部より幅広の下片部を延設し、一側自由縁部か
ら係止部側に一側自由縁部より幅広の上片部を延設す
る。次に、一側自由縁部の基板部側への折り返し重合わ
せ時に下片部に向けて上片部を折り返して連結部を形成
する。
【0026】この場合、上片部が一側自由縁部より幅広
に形成され、下片部が基板部より幅広に形成されている
ので、強度が低下することがない。
【0027】また、上片部及び下片部が一側自由縁部及
び基板部から延設されているので、一側自由縁部の係止
部側の端面が基板部上に形成されることがなく、電気接
触部に外力が付与されても応力が集中することがない。
【0028】また、一側自由縁部を基板部に向けて折り
返して重合して合せ部を形成したことにより、相手端子
の接触片が合せ部に接触することがない。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係る雄端子及び雄端子の製造
方法の実施例について説明する。第1実施例 図1は第1実施例の雄端子31を示す斜視図、図2
(a)、(b)は、図1のa−a線及びb−b線に沿っ
て切断した断面図である。また、図3は雄端子31の展
開状態を示す平面図である。
【0030】図1に示すように、雄端子31は、電線端
末に接続される電線接続部35と、相手端子と電気的に
接続される電気接触部37と、電線接続部35と電気接
触部37との間に設けられてコネクタへの収容時に端子
収容室内に係合する係止部39と、係止部39と電気接
触部37とを繋ぐ連結部33とからなる。
【0031】電線接続部35は、電線端末の絶縁被覆が
加締められる絶縁加締め部41と、導電体が加締められ
る導電加締め部43とからなる。これらの絶縁加締め部
41と導電加締め部43は、同方向に向けて略U字状に
形成されている。この電線接続部35の電気接触部37
側に係止部39が一体に屈曲形成されている。
【0032】係止部39は、底壁部45(図3参照)の
両側から同方向に一対の側壁47、47と、一方の側壁
47に一体に形成されて側壁47、47間の開口を閉鎖
する上壁49、51とで箱型形状に形成されている。こ
の係止部39は、雄端子31がコネクタの端子収容室内
に収容されると、端子収容室の内壁に設けられた係止突
起と係合して、端子収容室に係止する。この係止部39
に、連結部33を介して電気接触部37が一体に形成さ
れている。
【0033】電気接触部37は、図1及び図2(a)、
(b)に示すように長尺板状で、基板部53の一側自由
縁部55を基板部53側へ折り返して重ね合わされて形
成されている。このため、基板部53と一側自由縁部5
5の合せ部57は、係止部39の一方の側壁47側(す
なわち横方向)に形成されている。なお、合せ部57
は、基板部53の端縁と一側自由縁部55の端縁とが対
向する部分をいう。この電気接触部37は、図示しない
相手端子と嵌合して電気的に接続される。また、電気接
触部37は根元部分が連結部33を介して係止部39に
一体に形成されている。
【0034】連結部33は、図1及び図3に示すよう
に、電気接触部37の基板部53から係止部39側に延
設された下片部59と、一側自由縁部55から係止部3
9側に延設された下片部59上に折り返される上片部6
1とからなる。下片部59は基板部53より幅広に形成
され、上片部61は一側自由縁部55より幅広に形成さ
れている。また、上片部61と下片部59との合せ部6
3は、電気接触部37の基板部53と一側自由縁部55
との合せ部57の延長上に形成されている。この連結部
33は、電気接触部37より幅寸法及び高さ寸法が係止
部39側に向かって次第に大きく形成されている。
【0035】次に上記雄端子31の製造方法について説
明する。図3に示すように、薄板を打ち抜いて展開状態
の雄端子31を形成する。この展開状態の雄端子31を
点線で示す折れ線65部分で屈曲成形する。この場合、
電線接続部35は略U字状に屈曲して、内部に電線が載
置可能な状態にする。また、係止部39は、略箱型に屈
曲する。さらに、電気接触部37は、基板部53の一側
自由縁部55を基板53側に向けて折り返し重合する。
このとき、連結部33の上片部61も一側縁部55と同
様に下片部59側に向けて折り返し重合する。そして、
一側自由縁部55と基板部53の合せ部53の延長上
に、下片部59と上片部61との合せ部63が位置する
ように重ね合わせる(図3において矢印c、d方向)。
これにより、雄端子31が製造される。
【0036】本実施例によれば、上片部61及び下片部
59が一側自由縁部55及び基板部53より幅広に形成
されているので強度が低下することがなく、外力が付与
されても応力集中が生じることがない。従って、強度を
向上することが出来る。
【0037】また、本実施例によれば、一側自由縁部5
5の端面が基板部53上に位置することがなく不連続と
ならない。このため、外力が付与されても応力が集中し
ないので、連結部33の強度を向上することが出来る。
【0038】また、相手端子と嵌合させても弾性接触片
が合せ部57に当接することがないので、合せ部57に
弾性接触片が落ち込むことがなく、接触圧力が変化しな
いので、接触における信頼性を向上することが出来る。
【0039】さらに、上記の形状で連結部33を形成す
ることにより、小型の雄端子においても、連結部の強度
を確保して、変形を防止することが出来る。
【0040】第2実施例 次に第2実施例について図4を用いて説明する。本実施
例は、係止部39の高さが低い雄端子の連結部67の例
である。本実施例の連結部67は、基板部53から延設
されると共に基板部53より幅広の下片部59と、一側
自由縁部55から延設されると共に一側自由縁部55よ
り幅広の上片部61とからなる。また、係止部39が、
下片部59から延設された底壁部45と、この底壁部4
5の両側部に設けた側壁47、47と、側壁47、47
間を閉鎖する上壁部51とで形成され、上壁部51が上
片部61から延設されている。このため、本実施例の連
結部67は、電気接触部37の一側自由縁部55から上
片部61、上壁部51が延設されたことになり、不連続
部分が生じない。
【0041】本実施例によれば、上記実施例と同様に、
上片部61、下片部59を基板部53、一側自由縁部5
5より幅広に形成したことにより、連結部67の強度が
低下することがなく、不連続部分も生じない。
【0042】さらに、本実施例では、係止部39の上壁
部51を上片部61に延設したことにより、連結部67
の強度をより向上することが出来る。
【0043】また、本実施例でも、相手端子と嵌合させ
ても弾性接触片が合せ部57に当接することがないの
で、合せ部57に弾性接触片が落ち込むことがなく、接
触圧力が変化しないので、接触における信頼性を向上す
ることが出来る。
【0044】第3実施例 第3実施例について図5を用いて説明する。第3実施例
の連結部69は、上片部71と下片部73との合わせ部
分に隙間75があいている場合である。この場合にも、
上片部71が一側自由縁部55から延設され、下片部7
3が基板部53から延設されているので、一側自由縁部
55の端面が基板部53上に位置することがなく不連続
とならない。
【0045】本実施例によれば、上片部71と下片部7
3との合わせ部分に隙間75があいていても、上片部7
1と下片部73が一側自由縁部55、基板部53より幅
広に形成されているので強度が低下することがなく、外
力が付与されても応力集中が生じることがない。
【0046】また、上片部71、下片部73を基板部5
3、一側自由縁部55から延出させたことにより不連続
部分が生じることがなく外力が付与されても応力集中が
発生することがない。
【0047】さらに、本実施例においても、合わせ部5
7に相手端子の弾性接触片が落ち込むことがなく、接触
圧力が変化しないので、接触における信頼性を向上する
ことが出来る。
【0048】第4実施例 次に図6に示す第4実施例について説明する。本実施例
の連結部77は、一側自由縁部55から延設された上片
部79と、基板部53から延設された下片部81とから
なり、下片部81の自由縁部を上片部79と下片部81
との間に折り返して延設されている。
【0049】本実施例によれば、一側自由縁部55から
幅広の上片部79を延設し、基板部53から幅広の下片
部81を延設したことにより、一側自由縁部55の端面
が基板部53上に位置することがなく不連続とならな
い。このため、外力が付与されても応力が集中しないの
で、連結部77の強度を向上することが出来る。
【0050】また、本実施例では、上片部79と下片部
81の幅寸法が一側自由縁部55、基板部53の幅寸法
より短くないので強度が低下することがなく、外力が付
与されても応力集中が生じることがない。
【0051】さらに、本実施例では、下片部81の自由
縁部を上片部79と下片部81との間に折り返したこと
により、連結部77の強度をより向上することが出来
る。
【0052】また、合わせ部57に相手端子の弾性接触
片が落ち込むことがなく、接触圧力が変化しないので、
接触における信頼性を向上することが出来る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、上片部及び下片部が基板部及び一側自由端部
より幅広に形成されているので強度が低下することがな
く、外力が加わっても応力集中が生じることがない。ま
た、一側自由縁部の係止部側の端面が基板部上に形成さ
れることがないので、電気接触部に外力が付与されても
応力が集中することがない。
【0054】さらに、一側自由縁部を基板部に向けて折
り返して重合して合せ部を形成したことにより、相手端
子の接触片が合せ部に接触することがない。
【0055】従って、接触における信頼性を向上するこ
とが出来ると共に、電気接触部と連結部との間に応力集
中することがない。
【0056】請求項2の発明によれば、係止部の底壁部
が基板部と一体に形成された下片部から延設され、上壁
部が一側自由縁部と一体に形成された上片部から延設さ
れているので、一側自由縁部の係止部側の端面が基板部
上に形成されることがない。従って、電気接触部に外力
が付与されても応力が集中することがない。
【0057】請求項3の発明によれば、上片部と下片部
との合わせ部を一側自由縁部と基板部との合わせ部の延
長上に設けることにより一側自由縁部の係止部側の端面
が基板部上に形成されることがないので、一側自由縁部
の係止部側の端面が基板部上に形成されることがない。
従って、電気接触部に外力が付与されても応力が集中す
ることがない。
【0058】請求項4の発明によれば、上片部と下片部
との自由縁部間に隙間があっても、上片部が一側自由縁
部から延設され、下片部が基板部から延設されているの
で、一側自由縁部の係止部側の端面が基板部上に形成さ
れることがなく、電気接触部に外力が付与されても応力
が集中することがない。
【0059】請求項5の発明によれば、下片部の自由縁
部を上片部と下片部との間に延設することにより、連結
部の強度が向上する。
【0060】請求項6の発明によれば、基板部から係止
部側に下片部を延設し、一側自由縁部から係止部側に上
片部を延設する。次に、一側自由縁部の基板部側への折
り返し重合わせ時に下片部に向けて上片部を折り返して
連結部を形成する。
【0061】この場合、一側自由縁部の係止部側の端面
が基板部上に形成されることがないので、電気接触部に
外力が付与されても応力が集中することがない。このた
め、連結部の強度が向上する。
【0062】また、一側自由縁部を基板部に向けて折り
返して重合して合せ部を形成したことにより、相手端子
の接触片が合せ部に接触することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雄端子の第1実施例を示す斜視図
である。
【図2】雄端子の電気接触部を示し、(a)は、図1の
a−a線に沿って切断した断面図、(b)は、図2のb
−b線に沿って切断した断面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の雄端子の展開状態を
示す平面図である。
【図4】本発明に係る第2実施例の雄端子の連結部を示
す斜視図である。
【図5】本発明に係る第3実施例の雄端子の連結部を示
す斜視図である。
【図6】本発明に係る第4実施例の雄端子の連結部を示
す斜視図である。
【図7】従来の雄端子と雌端子とが嵌合した状態を示す
側面図である。
【図8】従来の雄端子の電気接触部を示す断面図であ
る。
【図9】従来の雄端子が雌端子の電気接触部に嵌合した
状態を示す断面図である。
【図10】従来の雄端子が雌端子電気接触部と雌端子の
電気接触部との関係を示す断面図である。
【図11】従来の雄端子の電気接触部の合せ部を拡大し
た断面図である。
【図12】従来の他の雄端子を示す平面図である。
【図13】従来の他の雄端子の電気接触部と雌端子の電
気接触部との関係を示す断面図である。
【図14】従来の他の雄端子の電気接触部を示す斜視図
である。
【図15】連結部の異なる従来の他の雄端子を示す斜視
図である。
【符号の説明】
31 雄端子 33、67、69、77 連結部 35 電線接続部 37 電気接触部 39 係止部 53 基板部 55 一側自由縁部 59、73、81 下片部 61、71、79 上片部
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】そこで、図12乃至図15に示すように、
相手端子の弾性接触片(図10参照)が当接する部分で
は、合せ部を側部に位置させた端子25(図12、図1
3、図14に示す)、端子27(図15に示す)が提案
されている。図12に示す端子25では、電気接触部7
の部分では先端部から中間部まで合せ部23が側部に位
置し、中間部から合せ部23が電気接触部7の幅方向の
中央部分に位置して連結部21と繋がっている。また、
図15に示す端子27では、電気接触部7の根元部分で
自由縁部24、26の合せ部23がセンター側にオフセ
ットしている。これらの端子25、27では、弾性接触
片19が合せ部23に落ち込むことがなく、メッキ剥が
れが生じやすい合せ部23が弾性接触片19と接触しな
いので、安定した接触が得られ、接触における信頼性が
向上する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記端
子25において電気接触部7の中間部から連結部21側
にかけて合せ部23が電気接触部7の幅方向の中央部分
に位置していると、上部側の自由縁部11及び自由縁部
13の幅方向の寸法が短くなるので強度が低下し電気接
触部7に不用意に外力が加わると変形するおそれがあ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、合せ部23が電気接触部7の幅方向
の中央部分に位置していると、電気接触部7に外力が加
わった場合、自由縁部13の端面13a及び自由縁部1
1の端面11a(図14参照)が下部側に位置している
自由縁部11に当接し、この当接部分に応力が集中して
容易に変形するおそれがある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線端末に接続される電線接続部と、基
    板部の一側自由縁部を基板部に向けて折り返し重合して
    形成されると共に、相手端子と電気的に接続される電気
    接触部と、電線接続部と電気接触部との間に設けられて
    コネクタへの収容時に端子収容室内に係合する係止部
    と、係止部と電気接触部とを繋ぐ連結部とを備えた雄端
    子において、前記基板部から係止部側に延設されると共
    に基板部より幅広の下片部と、前記一側自由縁部から係
    止部側に延設されて前記一側自由縁部の基板部側への折
    り返し重合わせ時に前記下片部に向けて折り返されると
    共に、一側自由縁部より幅広の上片部とで前記連結部を
    形成したことを特徴とする雄端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記係止
    部が下片部から延設された底壁部と、この底壁部の両側
    部に設けた側壁と、側壁間を閉鎖する上壁部とで形成さ
    れ、前記上壁部が前記上片部から延設されていることを
    特徴とする雄端子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記上片部と前記下片部との合わせ部が一側自由縁
    部の基板部への合せ部の延長上にあることを特徴とする
    雄端子。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記上片部の自由縁部と前記下片部の自由縁部との
    間に隙間があることを特徴とする雄端子。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記下片部の自由縁部を前記上片部と下片部との間
    に延設したことを特徴とする雄端子。
  6. 【請求項6】 電線端末に接続される電線接続部と、基
    板部の一側自由縁部を基板部に向けて折り返し重合して
    形成されると共に、相手端子と電気的に接続される電気
    接触部と、電線接続部と電気接触部との間に設けられて
    コネクタへの収容時に端子収容室内に係合する係止部
    と、係止部と電気接触部とを繋ぐ連結部とを備えた雄端
    子の製造方法において、前記基板部から係止部側に基板
    部より幅広の下片部を延設し、前記一側自由縁部から係
    止部側に一側自由縁部より幅広の上片部を延設し、前記
    一側自由縁部の基板部側への折り返し重合わせ時に前記
    下片部に向けて上片部を折り返して前記連結部を形成す
    ることを特徴とする雄端子の製造方法。
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