JPH0816381B2 - 木製直階段とその施工方法 - Google Patents
木製直階段とその施工方法Info
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Description
プレファブ家屋におけるサブユニット化した屋内用の木
製直階段とその施工方法に関するものである。
おける木製階段として、段板受桟付き階段壁パネルと階
段ユニットを組み合わせる技術は、実開昭56−174
630号公報により公知となっている。
めすると共に、その左右両端に側板を組み付けて木製階
段ユニットを構成し、その蹴込板と隣接する他の木製階
段ユニットの段板とを互いに実留めして組み立てる技術
が、実公平4−24026号公報により公知となってい
る。
におけるサブユニット化は行われているが、先ず、前記
実開昭56−174630号公報に開示の技術では、階
段ユニットの他に、段板受桟付きの階段壁パネルを特別
に用意する必要があり、即ち、階段室の壁パネルに特別
な加工を施さなければならなかった。
開示の技術では、階段の段数分だけのユニットを少なく
とも用意して、互いの実留めによる結合の他に、その都
度、壁パネルに結合する作業が必要となり、即ち、組立
作業の面で改善の余地がある。
点数を減少しながらも作業性を考慮して、適切なサブユ
ニット化を行うようにすることが望ましい。
ルに対する特別な加工や、一段毎の繁雑な組立作業を要
することなく、納まりを良好とする必要最小限のサブユ
ニット化と作業性の向上を併せて達成し、品質の安定と
工期の短縮が得られるようにした屋内用の木製直階段を
提供することにある。
本発明は、踊場を持たない木製直階段であって、下階の
床面に仮止めした階段下端位置決め治具定木により位置
決めして、前記下階の床面に下端を接続されると共に、
前記下階の床面と上階の床端部に仮止めした階段最上段
位置決め治具定木により位置決めして、前記上階の床面
に上端を接続され、左右の側板間に多数の段板を平行に
組み付けてなる木製の直階段ユニットと、この直階段ユ
ニットの中途部分下と下階の床面との間に介設される木
製の軸組ユニットとからなることを特徴とする。
側板に一側面が接続されて、前記下階の床面と前記上階
の床面との間に介設される木製の仕切壁ユニットを備え
ることを特徴とする。
いて、具体的には、側板はささら桁である。さらに、具
体的には、以上の木製直階段は、一側方の壁面に沿って
据え付けられる。
ット化した木製直階段において、階段下端位置決め治具
定木を、下階の床面に仮止めする第1の組立工程と、階
段最上段位置決め治具定木を、下階の床面と上階の床端
部に仮止めする第2の組立工程と、前記直階段ユニット
を、前記階段下端位置決め治具定木と前記階段最上段位
置決め治具定木により位置決めして、下階の床面と上階
の床面に固定すると共に、一側方の壁面に固定する第3
の組立工程と、前記軸組ユニットを、前記直階段ユニッ
トの中途部分下に固定すると共に、下階の床面と一側方
の壁面に固定する第4の組立工程と、前記仕切壁ユニッ
トを、前記直階段ユニットの側面と前記軸組ユニットの
側面に固定すると共に、下階の床面に固定する第5の組
立工程とからなる施工方法も特徴とする。
る直階段ユニットと、その中途部分の下面を支持する軸
組ユニットとによる少なくとも2ユニットで構成され、
さらには、直階段ユニットの側方を仕切る仕切壁ユニッ
トを加えた3ユニットにより構成されるので、屋内にお
ける良好な納まりが得られると共に、品質の安定が得ら
れる。
に側板が表れないものとなる。また、一側方の壁面に沿
って据え付けるので、直階段としての強度を確保でき、
手摺を別途設ける必要もない。
段ユニットの下端を位置決めするための治具定木を、下
階の床面に仮止めする。次に、直階段ユニットの最上段
を位置決めするための治具定木を、下階の床面と上階の
床端部に仮止めする。次に、直階段ユニットを、階段下
端位置決め治具定木と階段最上段位置決め治具定木によ
り位置決めして、下階の床面と上階の床面に固定し、且
つ一側方の壁面に固定する。次に、軸組ユニットを、直
階段ユニットの中途部分下に固定し、且つ下階の床面と
一側方の壁面に固定する。次に、仕切壁ユニットを、直
階段ユニットの側面と軸組ユニットの側面に固定し、且
つ下階の床面に固定する。
直階段の組立作業が終了し、しかも、その組立作業は5
工程(治具定木の仮止めを除けば3工程)と簡素化され
ているので、工期の短縮が図れる。
図1乃至図7に基づいて説明する。先ず、本発明に係る
木製直階段の組立状態を示す図1および図2において、
1は階段下端位置決め治具定木、2は階段最上段位置決
め治具定木、3は直階段ユニット、4は軸組ユニット、
5は仕切壁ユニットである。
すように、板材による木製のもので、この階段下端位置
決め治具定木1を1枚用意しておく。
示すように、角材による木製のもので、この階段最上段
位置決め治具定木2を2本用意しておく。
すように、側板をなす左右のささら桁31,31間に、
1段目から最上段の14段目までをなす14枚の段板3
3,33,33,33,33,…,34と、その2段目
から13段目までの間の蹴込板35,35,35,3
5,35,…,35と、最上段の段板34下の半割材に
よる段鼻受部材36を接合一体化すると共に、ささら桁
31の外側面に壁調整材37を接合一体化してなる木製
のものである。なお、図5および図6に示すように、1
段目の段板33下の蹴込板38と、最上段の段板34下
の蹴込板39は、各々後付けされる。
に示すように、仕切枠を構成するもので、上下の横枠材
41,41および3本の横枠材43,43,43を接合
一体化すると共に、その上部横枠材41上に、断面三角
形の結合桁45を接合一体化してなる木製のものであ
る。
壁パネル51の奥側端面に沿って半割材52およびまぐ
さ53を接合一体化する一方、壁パネル51の手前側端
面に沿って小幅壁パネル55を接合一体化して、この小
幅壁パネル55の手前側端面に半割材56を介して手摺
壁パネル57を接合一体化してなる木製のものである。
品は、図1、図2および図5に示すように、下階である
1階部分については、左右の床パネル111,112、
左側の手前から順に壁パネル121,122,123,
124等により構成される。125は半割材、126は
小壁パネル、127は梁受補強合板、128は梁受金
物、129はまぐさ、131は玄関、132は出入口、
133は階段下物入れスペース、134は食堂・台所部
分である。また、上階である2階部分については、階段
最上段が接続される奥側の床パネル211、その手前側
の階段吹抜け部分の左右両側の胴差212,213、そ
の手前側の床パネル214および胴差215、他の床パ
ネル216,217,218…、壁パネル221…等に
より構成される。231は手摺、232,233は出入
口である。
90mm、幅910mm、高さ2578mmであって、
1階壁パネル121,122,123,124に対する
仕切壁ユニット5の壁パネル51,55,57の芯々距
離が910mmとなっている。また、胴差と2階床パネ
ルの高さは180mmとなっている。そして、本発明に
係る木製直階段を構成する直階段ユニット3は、以上の
屋内構成部品による階段室内に納まる寸法に予め設計さ
れている。
について説明する。なお、組立施工に先立って、治具定
木ラインおよびポイント、仕切枠ライン、仕切壁ライン
等、必要な墨付けを施しておく。
め治具定木1を、図2に矢印で示すように、1階床パネ
ル111の所定位置(ライン)にセットして、その1階
床パネル111に釘打ちする。こうして、直階段ユニッ
ト3の下端を位置決めする治具定木1を初めに仮止めし
ておく。
上段位置決め治具定木2,2を、図2に矢印で示すよう
に、1階床パネル111の所定位置(ポイント等)にセ
ットして、その1階床パネル111に治具定木2,2の
下端を各々釘打ちすると共に、階段吹抜け部分奥側の2
階床パネル211の前面にも、治具定木2,2の上端を
各々釘内する。こうして、直階段ユニット3の最上段を
位置決めする治具定木2,2を2番目に仮止めしてお
く。
1上の階段下端位置決め治具定木1に、後方から直階段
ユニット3のささら桁31,31の下端を突き当てると
共に、2階床パネル211前面の階段最上段位置決め治
具定木2,2の上端に、図4に示すように、直階段ユニ
ット3の最上段の段板34下の段鼻部材36を載せて、
位置決めセットする。そして、左右のささら桁31,3
1の下端を、1階床パネル111に釘打ちして、最上段
の段板34下の段鼻部材36を、2階床パネル211前
面の芯材211aに釘打ちすると共に、左側のささら桁
31を、その壁調整材37部分で1階壁パネル121,
122,123,124に釘打ちする。こうして、直階
段ユニット3を初めに固定してから、その位置決めに用
いた治具定木1,2,2を各々取り外しておく。
ら桁31,31の下端間において、床パネル111に蹴
込板受野縁32を釘打ちして、図6に示すように、前方
から後付けの蹴込板38を釘打ちする。さらに、図7に
示すように、ささら桁31,31の上端間においても、
その最上段の段板34下の段鼻部材36に対し、前方か
ら後付けの蹴込板39を釘打ちしておく。なお、図7の
ように、段鼻部材36を2階床パネル211前面の芯材
211aに直接取り付けるようにしたので、2階床パネ
ル211前面への階段取り付けのための胴差を削除し
て、コストダウンできる。
図5に示すように、直階段ユニット3の7番目の段板3
3の下方の所定位置(床パネル111では仕切枠ライ
ン)に軸組ユニット4をセットする。そして、その下部
横枠材41を、床パネル111に釘止めすると共に、左
側の壁パネル123に縦枠材43を釘打ちする。さら
に、上部結合材45も、左右のささら桁31,31に釘
打ちする。こうして、直階段ユニット3の真中部分(1
4段の内の7段目)下を支持する軸組ユニット4を2番
目に固定する。
に、直階段ユニット3の右側に仕切壁ユニット5をセッ
トして、その壁パネル51,55,57およびまぐさ
に、直階段ユニット3の右側ささら桁31をその壁調整
材37部分で釘打ちすると共に、軸組ユニット4の縦枠
材43も釘打ちする。そして、壁パネル51,55,5
7の下端を、床パネル111,112の合わせ部に釘打
ちして、壁パネル51,55の上端を、胴差213およ
び2階床パネルに釘打ちする。こうして、仕切壁ユニッ
ト5を最後に固定する。
に、本発明に係る木製直階段の組み立てが終了する。そ
の後で、壁面に石膏ボードを貼り付けて、さらに、適宜
の内装仕上げを施す。なお、石膏ボードは、ささら桁3
1外面の壁調整材37上に沿って貼り付けられるように
なっている。
33下方のささら桁31,31下間に、まぐさ141が
結合桁142を介して架設されており、このまぐさ14
1の下方が、階段下物入れスペース133への出入口1
43となっている。この例の他、例えば、仕切壁ユニッ
ト5の壁パネル51に物入れ開口部を形成してもよい。
係る屋内用の木製直階段により得られる利点を以下に列
挙する。先ず、各ユニットを工場生産できる。品質を安
定して供給できる。そして、現場においては、二人で安
全に組立作業が行える。特殊な墨出しが不要となる。各
ユニットの取り付けが正しく簡単に行える。技能的判断
を必要としない。採寸および加工を必要としない。ゴミ
がでない。納まりがよい。品質が安定する。作業時間を
短縮できる。
ニットに手摺壁を一体化して設けたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、手摺壁のない仕切壁ユニット
や、直階段の側方全面を仕切る仕切壁ユニットであって
もよい。また、各ユニットの寸法やデザイン等も任意で
あり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変
更可能であることは勿論である。
によれば、左右の側板を備える直階段ユニットと、その
中途部分の下面を支持する軸組ユニットとによる少なく
とも2ユニットからなり、さらには、請求項2のよう
に、直階段ユニットの側方を仕切る仕切壁ユニットを加
えた3ユニットからなるため、屋内における良好な納ま
りを得ることができると共に、品質の安定を得ることが
できる。
とすることで、壁面に側板が表れないものとなる。ま
た、請求項4のように、一側方の壁面に沿って据え付け
るので、直階段としての強度を確保でき、手摺を別途設
ける必要もない。
ニットの下端を位置決めするための治具定木を、下階の
床面に仮止めし、直階段ユニットの最上段を位置決めす
るための治具定木を、下階の床面と上階の床端部に仮止
めし、直階段ユニットを、階段下端位置決め治具定木と
階段最上段位置決め治具定木により位置決めして、下階
の床面と上階の床面と一側方の壁面に固定し、軸組ユニ
ットを、直階段ユニットの中途部分下と下階の床面と一
側方の壁面に固定し、仕切壁ユニットを、直階段ユニッ
トの側面と軸組ユニットの側面と下階の床面に固定する
ことにより、組立作業が終了し、即ち、簡素化した5工
程(治具定木の仮止めを除けば3工程)による組立作業
としたため、工期の短縮を達成することができる。
ニットを分解して示す概略斜視図である。
である。
を示す拡大斜視図である。
を示す拡大斜視図である。
破断の概略側面図である。
示す拡大縦断側面図である。
示す拡大縦断側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 踊場を持たない木製直階段であって、下階の床面に仮止めした階段下端位置決め治具定木によ
り位置決めして、前記 下階の床面に下端を接続されると
共に、前記下階の床面と上階の床端部に仮止めした階段
最上段位置決め治具定木により位置決めして、前記上階
の床面に上端を接続され、左右の側板間に多数の段板を
平行に組み付けてなる木製の直階段ユニットと、 この直階段ユニットの中途部分下と下階の床面との間に
介設される木製の軸組ユニットとからなることを特徴と
する木製直階段。 - 【請求項2】 前記直階段ユニットの側板に一側面が接
続されて、前記下階の床面と前記上階の床面との間に介
設される木製の仕切壁ユニットを備えることを特徴とす
る請求項1記載の木製直階段。 - 【請求項3】 前記側板はささら桁であることを特徴と
する請求項1または2記載の木製直階段。 - 【請求項4】 一側方の壁面に沿って据え付けられるこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の木製直階
段。 - 【請求項5】 左右の側板間に多数の段板を平行に組み
付けてなる木製の直階段ユニットと、この直階段ユニッ
トの中途部分を支持する木製の軸組ユニットと、前記直
階段ユニットの側方を仕切る木製の仕切壁ユニットとか
らなる木製直階段を、一側方の壁面に沿って据え付ける
施工方法であって、 階段下端位置決め治具定木を、下階の床面に仮止めする
第1の組立工程と、 階段最上段位置決め治具定木を、下階の床面と上階の床
端部に仮止めする第2の組立工程と、 前記直階段ユニットを、前記階段下端位置決め治具定木
と前記階段最上段位置決め治具定木により位置決めし
て、下階の床面と上階の床面に固定すると共に、一側方
の壁面に固定する第3の組立工程と、 前記軸組ユニットを、前記直階段ユニットの中途部分下
に固定すると共に、下階の床面と一側方の壁面に固定す
る第4の組立工程と、 前記仕切壁ユニットを、前記直階段ユニットの側面と前
記軸組ユニットの側面に固定すると共に、下階の床面に
固定する第5の組立工程とからなることを特徴とする木
製直階段の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259210A JPH0816381B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 木製直階段とその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259210A JPH0816381B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 木製直階段とその施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108600A JPH06108600A (ja) | 1994-04-19 |
| JPH0816381B2 true JPH0816381B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17330927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4259210A Expired - Fee Related JPH0816381B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 木製直階段とその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0816381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6535195B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-06-26 | トヨタホーム株式会社 | 階段の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035716Y2 (ja) * | 1980-06-25 | 1985-10-23 | 大建工業株式会社 | 階段ユニツト用定規 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4259210A patent/JPH0816381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 佐藤日出男「木造階段の工法」(昭55−2−25)理工学社P.36 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06108600A (ja) | 1994-04-19 |
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