JPH08163848A - 扁平モータ - Google Patents
扁平モータInfo
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- JPH08163848A JPH08163848A JP30458994A JP30458994A JPH08163848A JP H08163848 A JPH08163848 A JP H08163848A JP 30458994 A JP30458994 A JP 30458994A JP 30458994 A JP30458994 A JP 30458994A JP H08163848 A JPH08163848 A JP H08163848A
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- JP
- Japan
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- magnet
- shaped yoke
- disk
- rotor
- flat motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ロータに対する円板状ヨークの接触部に工夫を
凝らすことで、モータ構造上のビビリやコイルの振動等
に基づく聴感上のノイズを低減する。 【構成】円板状のマグネット6をもつロータ4に対し、
マグネット6の吸着力により円板状ヨーク7がロータ4
の周端面に圧着され、その間にマグネット6及び円板状
ヨーク7に対面する駆動用コイル9を有するステータ8
を配置しており、円板状ヨーク7は、マグネット6に対
面する領域以外の領域の磁路を狭して斜め方向の磁束の
通過をなくすため、外周側を薄くして段下げ薄肉部10
a,10cを形成している。また、円板状ヨーク7の厚
さを薄くした領域には、厚みを残したロータ4との接触
部を少なくとも3箇所設ける。
凝らすことで、モータ構造上のビビリやコイルの振動等
に基づく聴感上のノイズを低減する。 【構成】円板状のマグネット6をもつロータ4に対し、
マグネット6の吸着力により円板状ヨーク7がロータ4
の周端面に圧着され、その間にマグネット6及び円板状
ヨーク7に対面する駆動用コイル9を有するステータ8
を配置しており、円板状ヨーク7は、マグネット6に対
面する領域以外の領域の磁路を狭して斜め方向の磁束の
通過をなくすため、外周側を薄くして段下げ薄肉部10
a,10cを形成している。また、円板状ヨーク7の厚
さを薄くした領域には、厚みを残したロータ4との接触
部を少なくとも3箇所設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRやCDプレーヤ
ーに使用する扁平モータに関し、特に、モータ構造上の
ビビリやコイルの振動等に基づく聴感上のノイズを低減
した扁平モータに関する。
ーに使用する扁平モータに関し、特に、モータ構造上の
ビビリやコイルの振動等に基づく聴感上のノイズを低減
した扁平モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扁平モータとしては、例
えば図8に示すものがある。図8のモータ21におい
て、固定軸22に回転可能に支持された軸受部23にロ
ータ24が固定され、ロータ24には多極着磁した円板
状マグネット26を有するバックヨーク25が固定され
ている。更にロータ24には、マグネット26に対し軸
方向に対面して円板状ヨーク27が配置されている。円
板状ヨーク27は、マグネット26の吸引力によりロー
タ24の周端面に圧着している。
えば図8に示すものがある。図8のモータ21におい
て、固定軸22に回転可能に支持された軸受部23にロ
ータ24が固定され、ロータ24には多極着磁した円板
状マグネット26を有するバックヨーク25が固定され
ている。更にロータ24には、マグネット26に対し軸
方向に対面して円板状ヨーク27が配置されている。円
板状ヨーク27は、マグネット26の吸引力によりロー
タ24の周端面に圧着している。
【0003】マグネット26と円板状ヨーク27との間
に発生している磁界中には、複数の駆動用コイル29を
有するステータ28が位置し、駆動用コイル29に通電
するとマグネット26との相対力により回転力が発生す
る。
に発生している磁界中には、複数の駆動用コイル29を
有するステータ28が位置し、駆動用コイル29に通電
するとマグネット26との相対力により回転力が発生す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】このような構造をも
つ従来の扁平モータの場合、駆動用コイル29を有する
ステータ28が扁平な円板形状であり、スピーカーのコ
ーン紙ともいえる構造をもっている。いま、駆動用コイ
ル29に対し完全に垂直な磁界が発生していれば、駆動
用コイル29に働く相対力は完全に回転方向に発生し、
コーン紙としてのステータ28の振幅方向には力は発生
しない。この関係を図9(a)により詳細に説明する。
つ従来の扁平モータの場合、駆動用コイル29を有する
ステータ28が扁平な円板形状であり、スピーカーのコ
ーン紙ともいえる構造をもっている。いま、駆動用コイ
ル29に対し完全に垂直な磁界が発生していれば、駆動
用コイル29に働く相対力は完全に回転方向に発生し、
コーン紙としてのステータ28の振幅方向には力は発生
しない。この関係を図9(a)により詳細に説明する。
【0005】図9(a)は第8図のステータ28の周端
部分の拡大図である。まずマグネット26を配置した領
域では、マグネット26に対面して円板状ヨーク27が
存在し、この領域では垂直の磁束30となる。ところが
マグネット26を外れた外側の領域では、円板状ヨーク
27の対面する所にマグネット26が存在しないため、
駆動用コイル29を通る磁束31は斜めになってしま
う。
部分の拡大図である。まずマグネット26を配置した領
域では、マグネット26に対面して円板状ヨーク27が
存在し、この領域では垂直の磁束30となる。ところが
マグネット26を外れた外側の領域では、円板状ヨーク
27の対面する所にマグネット26が存在しないため、
駆動用コイル29を通る磁束31は斜めになってしま
う。
【0006】この斜めの磁束31となってしまう領域で
は、駆動用コイル29に流れる電流は円周方向であるこ
とから、駆動用コイル29に回転方向以外の相対力が働
くことになる。つまり、ステータ28に軸方向の力32
が働き、スピーカーのコーン紙のような振動源となって
音波を発生する。この振動の周波数はモータの動作原理
及び使い方によって変わるが、例えば2000rpm、
3相バイポーラ駆動、6コイルの場合、基本周波数は、 (2000×4×6)/60=800Hz となって、高周波も含んだ音となる。
は、駆動用コイル29に流れる電流は円周方向であるこ
とから、駆動用コイル29に回転方向以外の相対力が働
くことになる。つまり、ステータ28に軸方向の力32
が働き、スピーカーのコーン紙のような振動源となって
音波を発生する。この振動の周波数はモータの動作原理
及び使い方によって変わるが、例えば2000rpm、
3相バイポーラ駆動、6コイルの場合、基本周波数は、 (2000×4×6)/60=800Hz となって、高周波も含んだ音となる。
【0007】この近辺の周波数は聴感上耳につく帯域で
あり、モータを使用する商品によっては問題となるケー
スがある。またマグネット26と円板状ヨーク27との
間には駆動用コイル29が存在し、その時の消費電流に
生じた磁束を発生している。この駆動用コイル29で発
生する磁束は、マグネット26と円板状ヨーク27間の
磁束を変調することになる。この時の変調周波数は、上
記で計算された周波数と同一である。
あり、モータを使用する商品によっては問題となるケー
スがある。またマグネット26と円板状ヨーク27との
間には駆動用コイル29が存在し、その時の消費電流に
生じた磁束を発生している。この駆動用コイル29で発
生する磁束は、マグネット26と円板状ヨーク27間の
磁束を変調することになる。この時の変調周波数は、上
記で計算された周波数と同一である。
【0008】一方、円板状ヨーク27は、マグネット2
6の吸引力でロータ24の周端面に圧着している。この
圧着力は、マグネット26の材質とマグネット26と円
板状ヨーク27との隙間により、略決定される。また駆
動用コイル29で発生する磁束による変調力は、駆動用
コイル29の巻き数と電流で略決定される。図9(b)
は、円板状ヨーク27とロータ24との圧着部の拡大図
であり、圧着部に円板状ヨーク27のバリ27aが存在
している場合である。規則性無く発生するバリは、どの
場所にどのように発生するかは不定であるが、とにかく
バリ27aが存在し、円板状ヨーク27とロータ24が
図示のような状態で圧着力の変調を受けると、いわゆる
ビビリ音を発生することになる。
6の吸引力でロータ24の周端面に圧着している。この
圧着力は、マグネット26の材質とマグネット26と円
板状ヨーク27との隙間により、略決定される。また駆
動用コイル29で発生する磁束による変調力は、駆動用
コイル29の巻き数と電流で略決定される。図9(b)
は、円板状ヨーク27とロータ24との圧着部の拡大図
であり、圧着部に円板状ヨーク27のバリ27aが存在
している場合である。規則性無く発生するバリは、どの
場所にどのように発生するかは不定であるが、とにかく
バリ27aが存在し、円板状ヨーク27とロータ24が
図示のような状態で圧着力の変調を受けると、いわゆる
ビビリ音を発生することになる。
【0009】このような場合、バリをなくす努力をする
のが一つの解決法であるが、たとえバリが無くなったと
しても、円板状ヨーク27とロータ24の接触部の平面
度が良くない時は、やはり触るか触らないかのギリギリ
の状態である場所が、円周面のどこかに同様に存在す
る。ビビリ音の発生は、円板状ヨーク27とロータ24
の隙間がμmm単位の時に、圧着力の変調により触った
り離れたりしてハタキ音を出すことによる。どの程度の
隙間でどのようなビビリ音を出すかは、変調力及び接触
部の円周方向での環境で左右されほぼ不定である。この
ため、両者の平面度の改良でビビリ音を減少させる努力
は現実的な方法ではない。仮に平面度が完全であったと
しても、圧着部にゴミが入れば同じ事になる。このため
ビビリ音を無くすことは非常に難しい課題である。
のが一つの解決法であるが、たとえバリが無くなったと
しても、円板状ヨーク27とロータ24の接触部の平面
度が良くない時は、やはり触るか触らないかのギリギリ
の状態である場所が、円周面のどこかに同様に存在す
る。ビビリ音の発生は、円板状ヨーク27とロータ24
の隙間がμmm単位の時に、圧着力の変調により触った
り離れたりしてハタキ音を出すことによる。どの程度の
隙間でどのようなビビリ音を出すかは、変調力及び接触
部の円周方向での環境で左右されほぼ不定である。この
ため、両者の平面度の改良でビビリ音を減少させる努力
は現実的な方法ではない。仮に平面度が完全であったと
しても、圧着部にゴミが入れば同じ事になる。このため
ビビリ音を無くすことは非常に難しい課題である。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
するため、従来の単純な円板形状のヨークに対して、ロ
ータとの接触部に工夫を凝らすことで、モータ構造上の
ビビリやコイルの振動等に基づく聴感上のノイズを低減
するようにした扁平モータを提供することを目的とす
る。
するため、従来の単純な円板形状のヨークに対して、ロ
ータとの接触部に工夫を凝らすことで、モータ構造上の
ビビリやコイルの振動等に基づく聴感上のノイズを低減
するようにした扁平モータを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、次のように構成する。まず本発明の扁平モー
タは、着磁した円板状のマグネットを有し、軸受部に回
転可能に支持されたロータと、マグネットに対し軸方向
に対面して配置され、マグネットの吸着力によりロータ
の周端面に圧着した円板状ヨークと、マグネットと円板
状ヨークの間に配置され、マグネット及び円板状ヨーク
に対面するロータ駆動用コイルを有するステータとを備
える。
本発明は、次のように構成する。まず本発明の扁平モー
タは、着磁した円板状のマグネットを有し、軸受部に回
転可能に支持されたロータと、マグネットに対し軸方向
に対面して配置され、マグネットの吸着力によりロータ
の周端面に圧着した円板状ヨークと、マグネットと円板
状ヨークの間に配置され、マグネット及び円板状ヨーク
に対面するロータ駆動用コイルを有するステータとを備
える。
【0012】このような扁平モータの構造につき、本発
明は、円板状ヨークのマグネットに対面する領域以外の
領域の磁路を狭くしたことを特徴とする。例えば、円板
状ヨークがロータの外周側の周端面に圧着されているモ
ータ構造の場合、円板状ヨークの前記マグネットに対面
する領域以外の外周部の厚さを薄くする。また円板状ヨ
ークがロータの内周側の周端面に圧着されているモータ
構造の場合、円板状ヨークのマグネットに対面する領域
以外の内周部の厚さを薄くする。更に、円板状ヨークの
厚さを薄くした領域には、厚みを残したロータとの接触
部を少なくとも3箇所設ける。
明は、円板状ヨークのマグネットに対面する領域以外の
領域の磁路を狭くしたことを特徴とする。例えば、円板
状ヨークがロータの外周側の周端面に圧着されているモ
ータ構造の場合、円板状ヨークの前記マグネットに対面
する領域以外の外周部の厚さを薄くする。また円板状ヨ
ークがロータの内周側の周端面に圧着されているモータ
構造の場合、円板状ヨークのマグネットに対面する領域
以外の内周部の厚さを薄くする。更に、円板状ヨークの
厚さを薄くした領域には、厚みを残したロータとの接触
部を少なくとも3箇所設ける。
【0013】
【作用】このような本発明の扁平モータによれば次の作
用が得られる。まず従来の扁平モータが放射ノイズを発
生する原因は、ステータを通る磁束の一部が斜めになっ
て軸方向の力が生じ、このためステータがスピーカコー
ンのように振動して音を発生する第1の原因と、円板状
ヨークの圧着力が変調されてビビリ音を発生する第2の
原因が存在する。
用が得られる。まず従来の扁平モータが放射ノイズを発
生する原因は、ステータを通る磁束の一部が斜めになっ
て軸方向の力が生じ、このためステータがスピーカコー
ンのように振動して音を発生する第1の原因と、円板状
ヨークの圧着力が変調されてビビリ音を発生する第2の
原因が存在する。
【0014】そこで、ステータが振動して音を発生する
第1の原因に対応するため、円板状ヨークのうち、マグ
ネットに対面する領域(マグネットの投影領域)を外れ
た領域の磁路を狭く(薄く)してマグネットとの間隔を
広げる。同時に円板状ヨークの圧着力の変調によるビビ
リ音を発生する第2の原因に対応するため、円板状ヨー
クの磁路を狭くするために薄くした領域について、円板
状ヨークとロータとの接触面積をできるだけ減少させる
ように、少なくとも3箇所のみを薄くせずに厚みを残し
て圧着させる構造としている。
第1の原因に対応するため、円板状ヨークのうち、マグ
ネットに対面する領域(マグネットの投影領域)を外れ
た領域の磁路を狭く(薄く)してマグネットとの間隔を
広げる。同時に円板状ヨークの圧着力の変調によるビビ
リ音を発生する第2の原因に対応するため、円板状ヨー
クの磁路を狭くするために薄くした領域について、円板
状ヨークとロータとの接触面積をできるだけ減少させる
ように、少なくとも3箇所のみを薄くせずに厚みを残し
て圧着させる構造としている。
【0015】
【実施例】図1は、本発明における第1実施例のモータ
構造を示したもので、筐体側に対し軸を固定し、軸受側
を回転させる構造を例にとっている。扁平モータ1にお
いて、固定軸2に回転可能に軸受部3が支持され、軸受
部3にロータ4が固定され、ロータ4には多極着磁した
円板状マグネット6を有するバックヨーク5が固定され
ている。更にロータ4にはマグネット6の軸方向に対面
して円板状ヨーク7が配置されている。円板状ヨーク7
は、マグネット6の吸引力によりロータ4の外周側の周
端面に圧着している。
構造を示したもので、筐体側に対し軸を固定し、軸受側
を回転させる構造を例にとっている。扁平モータ1にお
いて、固定軸2に回転可能に軸受部3が支持され、軸受
部3にロータ4が固定され、ロータ4には多極着磁した
円板状マグネット6を有するバックヨーク5が固定され
ている。更にロータ4にはマグネット6の軸方向に対面
して円板状ヨーク7が配置されている。円板状ヨーク7
は、マグネット6の吸引力によりロータ4の外周側の周
端面に圧着している。
【0016】マグネット6と円板状ヨーク7との間に発
生している磁界中には、複数の駆動用コイル9を有する
ステータ8が固定軸2への装着で位置し、駆動用コイル
9に通電するとマグネット6との相対力により回転力が
発生する。マグネット6の着磁状態は図3に示す通りで
あり、これに対してコイル9の配置状態は図4のように
設定されている。
生している磁界中には、複数の駆動用コイル9を有する
ステータ8が固定軸2への装着で位置し、駆動用コイル
9に通電するとマグネット6との相対力により回転力が
発生する。マグネット6の着磁状態は図3に示す通りで
あり、これに対してコイル9の配置状態は図4のように
設定されている。
【0017】図2は円板状ヨーク7の詳細であり、図2
(a)は断面図、図2(b)は底面図である。円板状ヨ
ーク7は、マグネット6に対面しない外周部について、
3箇所の圧着支持部7a,7b,7cを残して薄くする
ことで段下げ薄肉部10a,10b,10cを形成して
磁路を狭くしており、マグネット6に対面している部分
を薄くせずに残して磁路を確保して磁気的に強調してい
る。この圧着支持部7a,7b,7cの3箇所は、ロー
タ4との接触部となる。また段下げ薄肉部10a,10
b,10cを形成するための径φDは、マグネット6の
外径に略一致する。
(a)は断面図、図2(b)は底面図である。円板状ヨ
ーク7は、マグネット6に対面しない外周部について、
3箇所の圧着支持部7a,7b,7cを残して薄くする
ことで段下げ薄肉部10a,10b,10cを形成して
磁路を狭くしており、マグネット6に対面している部分
を薄くせずに残して磁路を確保して磁気的に強調してい
る。この圧着支持部7a,7b,7cの3箇所は、ロー
タ4との接触部となる。また段下げ薄肉部10a,10
b,10cを形成するための径φDは、マグネット6の
外径に略一致する。
【0018】図5は図2の円板状ヨーク7を組み込んだ
図1の扁平モータ1の外周部の拡大図である。円板状ヨ
ーク7の外周部を、段下げ薄肉部10cのにように薄く
すると、マグネット6に対する段下げ薄肉部10cとの
ギャップが大きくなり、ステータ8のほとんどの領域が
磁束10,11のように垂直の向きの磁界となる。この
ため図8の従来例における斜めの磁束31はほぼ存在せ
ず、ステータ8が振動して音を発生する原因が除去でき
る。
図1の扁平モータ1の外周部の拡大図である。円板状ヨ
ーク7の外周部を、段下げ薄肉部10cのにように薄く
すると、マグネット6に対する段下げ薄肉部10cとの
ギャップが大きくなり、ステータ8のほとんどの領域が
磁束10,11のように垂直の向きの磁界となる。この
ため図8の従来例における斜めの磁束31はほぼ存在せ
ず、ステータ8が振動して音を発生する原因が除去でき
る。
【0019】この時、マグネット6に対面しない円板状
ヨーク8の領域、即ち図2(b)の段下げ薄肉部10
a,10b,10cの厚みを完全に零にすることで切欠
いてもかまわないが、モータを使用する際の外部への漏
れ磁束やモータ内部に進入するゴミを防ぐため、完全に
零とせずに段下げ薄肉部10a,10b,10cは残し
ておいたほうが良い。
ヨーク8の領域、即ち図2(b)の段下げ薄肉部10
a,10b,10cの厚みを完全に零にすることで切欠
いてもかまわないが、モータを使用する際の外部への漏
れ磁束やモータ内部に進入するゴミを防ぐため、完全に
零とせずに段下げ薄肉部10a,10b,10cは残し
ておいたほうが良い。
【0020】また、図2の円板状ヨーク7の構造は、同
時に円板状ヨーク7の圧着力の変調によりビビリ音を発
生する第2の原因を解消することもできる。円板状ヨー
ク7とロータ4との接触部のビビリは、原理的にその接
触面積をできるだけ減少させれば良いが、完全に零にす
ることは出来ないので、図2(b)のように、必要最小
限の3箇所のみを薄くせず圧着支持部7a,7b,7c
として残しておく。
時に円板状ヨーク7の圧着力の変調によりビビリ音を発
生する第2の原因を解消することもできる。円板状ヨー
ク7とロータ4との接触部のビビリは、原理的にその接
触面積をできるだけ減少させれば良いが、完全に零にす
ることは出来ないので、図2(b)のように、必要最小
限の3箇所のみを薄くせず圧着支持部7a,7b,7c
として残しておく。
【0021】図6は本発明の第2実施例であり、本発明
を軸回転構造の扁平モータに適用したことを特徴とす
る。扁平モータ11において、軸受部13に回転可能に
支持された回転軸12にロータ14が固定され、ロータ
14には多極着磁した円板状マグネット16を有するバ
ックヨーク15が固定されている。更にロータ14に
は、マグネット16に対し軸方向に対面して円板状ヨー
ク17が配置され、円板状ヨーク17は内側の周端面で
ロータ14に対しマグネット16の吸引力により圧着し
ている。
を軸回転構造の扁平モータに適用したことを特徴とす
る。扁平モータ11において、軸受部13に回転可能に
支持された回転軸12にロータ14が固定され、ロータ
14には多極着磁した円板状マグネット16を有するバ
ックヨーク15が固定されている。更にロータ14に
は、マグネット16に対し軸方向に対面して円板状ヨー
ク17が配置され、円板状ヨーク17は内側の周端面で
ロータ14に対しマグネット16の吸引力により圧着し
ている。
【0022】マグネット16と円板状ヨーク17との間
に発生している磁界中には、複数の駆動用コイル19を
有するステータ18が固定側の支持で位置し、駆動用コ
イル19に通電するとマグネット16との相対力により
回転力が発生する。ここで、マグネット16の着磁状態
は、第1の実施例と同様、図3に示されている通りであ
り、またコイル19の配置状態も図4のように設定され
ている。
に発生している磁界中には、複数の駆動用コイル19を
有するステータ18が固定側の支持で位置し、駆動用コ
イル19に通電するとマグネット16との相対力により
回転力が発生する。ここで、マグネット16の着磁状態
は、第1の実施例と同様、図3に示されている通りであ
り、またコイル19の配置状態も図4のように設定され
ている。
【0023】図7は円板状ヨーク17の詳細でであり、
図7(a)は断面図、図7(b)は底面図である。円板
状ヨーク17は、マグネット16と対面しない内周部の
部分に、圧着支持部17a,17b,17cを3箇所に
残して段付き薄肉部20a,20b,10cを形成して
磁路を狭くし、それ以外のマグネット16に対面する部
分を磁気的に強調している。
図7(a)は断面図、図7(b)は底面図である。円板
状ヨーク17は、マグネット16と対面しない内周部の
部分に、圧着支持部17a,17b,17cを3箇所に
残して段付き薄肉部20a,20b,10cを形成して
磁路を狭くし、それ以外のマグネット16に対面する部
分を磁気的に強調している。
【0024】この圧着支持部17a,17b,17cは
ロータ14との接触部となる。また段下げ薄肉部20
a,20,20cを形成している径φDは、マグネット
16の内径に略一致する。この第2実施例の場合にも、
第1の実施例と同様に、ステータ18の振動や円板状ヨ
ーク17のビビリを十分に抑えることができる。尚、本
発明は、円板状ヨークについてロータとの圧着部に図2
又は図7に示す構造をもてばよく、扁平モータとしての
構造は、図1及び図6の実施例に限定されない。
ロータ14との接触部となる。また段下げ薄肉部20
a,20,20cを形成している径φDは、マグネット
16の内径に略一致する。この第2実施例の場合にも、
第1の実施例と同様に、ステータ18の振動や円板状ヨ
ーク17のビビリを十分に抑えることができる。尚、本
発明は、円板状ヨークについてロータとの圧着部に図2
又は図7に示す構造をもてばよく、扁平モータとしての
構造は、図1及び図6の実施例に限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、円
板状ヨークのステータに対する圧着部分の構造を変える
だけて、振動や放射ノイズが十分に低減でき、実際にノ
イズが1/4程度に激減する場合があることが確認され
ている。また本発明による円板状ヨーク板の加工は、従
来と同様、プレス加工による板の打ち抜きで可能で、コ
スト上昇は殆ど無く、その意味でも有効である。
板状ヨークのステータに対する圧着部分の構造を変える
だけて、振動や放射ノイズが十分に低減でき、実際にノ
イズが1/4程度に激減する場合があることが確認され
ている。また本発明による円板状ヨーク板の加工は、従
来と同様、プレス加工による板の打ち抜きで可能で、コ
スト上昇は殆ど無く、その意味でも有効である。
【図1】本発明の扁平モータの第1実施例の構造図
【図2】図1の円板状ヨークの説明図
【図3】図1のマグネット着磁状態の概念図
【図4】図1のコイル配置状態の説明図
【図5】図1の実施例によるノイズ防止作用の説明図
【図6】本発明の扁平モータの第2実施例の構造図
【図7】図6の第2実施例の円板状ヨークの説明図
【図8】従来の扁平モータの構造図
【図9】従来の扁平モータのノイズ発生の説明図
1,11:モータ 2:固定軸 3,13:軸受部 4,14:ロータ 5,15:バックヨーク 6,16:マグネット 7,17:円板状ヨーク 7a〜7c,17a〜17c:圧着支持部 8,18:ステータ 9,19:コイル 10a〜10c,20a〜20c:段下げ薄肉部
Claims (4)
- 【請求項1】多極着磁した円板状のマグネットを有し、
軸受部に回転可能に支持されたロータと、 前記マグネットに対し軸方向に対面して配置され、前記
マグネットの吸着力により前記ロータの周端面に圧着し
た円板状ヨークと、 前記マグネットと前記円板状ヨークの間に配置され、前
記マグネット及び前記円板状ヨークに対面するロータ駆
動用コイルを有するステータとを備え、 前記円板状ヨークの前記マグネットに対面する領域以外
の領域の磁路を狭くしたことを特徴とする扁平モータ。 - 【請求項2】請求項1記載の扁平モータに於いて、前記
円板状ヨークは前記ロータの外周側の周端面に圧着され
ており、前記円板状ヨークの前記マグネットに対面する
領域以外の外周部の厚さを薄くしたことを特徴とする扁
平モータ。 - 【請求項3】請求項1記載の扁平モータに於いて、前記
円板状ヨークは前記ロータの内周側の周端面に圧着され
ており、前記円板状ヨークの前記マグネットに対面する
領域以外の内周部の厚さを薄くしたことを特徴とする扁
平モータ。 - 【請求項4】請求項2乃至3記載の扁平モータに於い
て、前記円板状ヨークの厚さを薄くした領域に、厚みを
残した前記ロータとの接触部を少なくとも3箇所設けた
ことを特徴とする扁平モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30458994A JPH08163848A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 扁平モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30458994A JPH08163848A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 扁平モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08163848A true JPH08163848A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17934822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30458994A Pending JPH08163848A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 扁平モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08163848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7714478B2 (en) | 2006-05-10 | 2010-05-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Electric rotary machine |
| JP2010200472A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Sadayuki Amiya | 円盤型同期電動機 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30458994A patent/JPH08163848A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7714478B2 (en) | 2006-05-10 | 2010-05-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Electric rotary machine |
| JP2010200472A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Sadayuki Amiya | 円盤型同期電動機 |
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