JPH0816509A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0816509A
JPH0816509A JP14913194A JP14913194A JPH0816509A JP H0816509 A JPH0816509 A JP H0816509A JP 14913194 A JP14913194 A JP 14913194A JP 14913194 A JP14913194 A JP 14913194A JP H0816509 A JPH0816509 A JP H0816509A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ空間がCPU及びDMACのアドレス
空間に等しい複数の資源を備えていても資源間のDMA
転送を実行させる。 【構成】 DMAC13として、DMA転送に必要な情
報がCPU15から設定されて独立に動作するN個の転
送制御ブロック13a、13bを有するものを適用し、
DMA転送の転送元資源及び転送先資源の組合せに対し
て、いずれかの転送制御ブロックを固定的に割当てた。
また、DMA転送の転送元資源及び転送先資源を選択し
て資源のリード動作及びライト動作を制御する資源選択
手段14を設けた。いずれかの転送制御ブロックにCP
UからDMA転送情報が設定されてその転送制御ブロッ
クがアクセス権を得たときに、資源選択手段に転送元及
び転送先となる資源を順次選択させてDMA転送を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、資源(例えばメモリ)
間のデータ転送をDMA(ダイレクトメモリアクセス)
方式によっても可能な情報処理装置に関し、特に、その
DMA転送方法に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】中央処理装置(以下、CPUと呼ぶ)を
使用した情報処理装置においては、記憶装置(以下、メ
モリと呼ぶ)へのデータ格納が必須であり、あるメモリ
空間からあるメモリ空間へのブロック転送にはCPUの
負荷を軽減させるためにDMA転送方式が採用されてい
る。
【0003】なお、この明細書において、情報処理装置
とは、コンピュータやワードプロセッサ等だけではな
く、CPUを有する装置を広く指すものである。
【0004】次に、一般的な従来のDMA転送制御を、
図2及び図3を参照して簡単に説明する。図2におい
て、CPU1及びDMA制御装置(以下、DMACと呼
ぶ)2は、図3に示すように、メモリ3が有するメモリ
空間(例えば“00000”〜“FFFFF”(16進
表記:H))と同一のアドレス空間を有し、CPU1が
DMAC2に転送元アドレス、転送先アドレス、転送バ
イト数等のDMA転送に必要な情報を設定してDMAC
2を起動すると、DMAC2が自律でメモリ3の転送元
アドレスエリアからデータを読出し、そのデータをメモ
リ3の転送先アドレスエリアに書込むことを転送バイト
数分だけ繰返し行ない、これによりデータのDMA転送
を実行している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CPUを使
用した情報処理装置の中には、扱うデータ量が次第に増
大し、メモリ空間の拡張が必要となるものもある。しか
も、このような拡張時において、現状のCPU及びDM
ACをそのまま継続して使用することを要求する装置が
ある。
【0006】しかしながら、CPUやDMACはそれぞ
れのアクセス可能範囲を拡張するためにはアーキテクチ
ャを大きく変更しなければならず、結局、別のCPU、
DMACを使用することになる。これでは、後者の要求
を満たすことはできない。
【0007】そこで、メモリ空間を拡張した場合にも、
従来のDMACをそのまま用いてDMA転送制御しよう
とすることも考えられるが、従来のDMACがアドレス
バスのみによって転送元、転送先のメモリエリアを指定
したため、既存のメモリ空間と拡張されたメモリ空間間
のメモリ間転送の際にアドレスによって転送元及び転送
先を指定しても、既存のメモリ空間及び拡張されたメモ
リ空間は転送元、転送先の両者としてアドレスを取込み
動作し、すなわち、従来のDMACは有効に転送先及び
転送元を指定することはできない。
【0008】以上、拡張時を例に挙げて課題を説明し
た。しかし、拡張時以外でも同様な課題が問題となるこ
とがある。例えば、CPUを有する装置を当初より、C
PUやDMACのアドレス空間よりメモリ空間が大きい
メモリを持たせて構成しようとした場合には、同様な課
題がある。
【0009】そのため、拡張による構成か当初からの構
成かは別にして、CPUやDMACのアドレス空間より
メモリ空間が大きい場合でもDMA転送を実現できる情
報処理装置が望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、CPU、メモリ空間を有する資
源に加えて、DMACを有する情報処理装置を、以下の
ようにした。
【0011】すなわち、資源として、メモリ空間がCP
U及びDMACのアドレス空間に等しい複数個備えると
共に、DMA転送の転送元資源及び転送先資源を選択し
て、資源のリード動作及びライト動作を制御する資源選
択手段を設けた。また、DMACとして、DMA転送に
必要な情報がCPUから設定されて独立に動作するN個
の転送制御ブロックを有するものを適用すると共に、資
源間のDMA転送及び又は同一資源でのDMA転送につ
いて、その転送元資源及び転送先資源の組合せに対し
て、DMAC内のいずれかの転送制御ブロックを固定的
に割当てた。そして、DMACが、内部のいずれかの転
送制御ブロックに、CPUからDMA転送に必要な情報
が設定されてその転送制御ブロックがアクセス権を得た
ときに、資源選択手段に、転送元及び転送先となる資源
を順次選択させてDMA転送を実行することとした。
【0012】
【作用】本発明は、情報処理装置が、CPU及びDMA
Cのアドレス空間に等しいメモリ空間を有する複数の資
源を備えた場合にはアドレスによってはDMA転送の転
送元資源及び転送先資源を特定できないことを考慮し、
資源選択手段を設けて、資源選択手段がアドレスに関係
なく転送元資源及び転送先資源を選択指定し、その資源
のリード動作及びライト動作を制御できるようにした。
【0013】ここで、資源選択手段がアドレスに関係な
く転送元資源及び転送先資源を選択指定できるように、
DMACとして、DMA転送に必要な情報がCPUから
設定されて独立に動作するN個の転送制御ブロックを有
するものを適用すると共に、資源間のDMA転送及び又
は同一資源でのDMA転送について、その転送元資源及
び転送先資源の組合せに対して、DMAC内のいずれか
の転送制御ブロックを固定的に割当てた。すなわち、D
MACが、内部のいずれかの転送制御ブロックに、CP
UからDMA転送に必要な情報が設定されてその転送制
御ブロックがアクセス権を得たときには、資源選択手段
は、アクセス権を得た転送制御ブロックの種類によって
DMA転送の転送元及び転送先となる資源を特定し、選
択動作を行なう。
【0014】
【実施例】以下、本発明による情報処理装置の一実施例
を図面を参照しながら詳述する。ここで、図1がこの実
施例の全体構成を示すものである。
【0015】図1において、この実施例の情報処理装置
10は、CPU15、2個のBANKメモリ(両者を区
別するため、以下では適宜、一方をBANK0メモリ、
他方をBANK1メモリと呼ぶ)11及び12、DMA
C13及びメモリ選択部14からなる。
【0016】なお、メモリ空間の拡張によって1個が追
加されたために2個のBANK0メモリ11及びBAN
K1メモリ12を有するようになったものであっても良
く、当初より2個設けられているものであっても良い。
【0017】CPU15及びDMAC13は、アドレス
バス16、データバス17、コントロールバス18の全
てに接続されている。一方、BANK0メモリ11及び
BANK1メモリ12はそれぞれ、アドレスバス16及
びデータバス17には接続されているが、コントロール
バス18には接続されておらず、メモリ選択部14から
延出されている1対のコントロール信号線20又は21
に接続されている。メモリ選択部14は、データバス1
7及びコントロールバス18に接続されているが、アド
レスバス16とは接続されていない。メモリ選択部14
は、DMAC13から延出されている複数本のコントロ
ール信号線19と接続されており、後述するようなコン
トロール信号が与えられ、また、2対のコントロール信
号線20及び21を延出させてBANK0メモリ11及
びBANK1メモリ12に接続させており、BANK0
メモリ11及びBANK1メモリ12に後述するような
コントロール信号を与えることができるようになされて
いる。
【0018】これらの接続関係から明らかなように、C
PU15及びDMAC13はアドレス空間を共有してお
り、そのアドレス空間は、例えば図4に示すように“0
0000”〜“FFFFF”(16進表記:H)であ
る。すなわち、CPU15及びDMAC13は、20ビ
ット分のアドレス空間内のアドレスを指定してアクセス
するものである。一方、メモリ空間は、図4に示すよう
に、そのアドレス空間の2倍であり、メモリ空間の半分
がBANK0メモリ11に係わり、他の半分がBANK
1メモリ12に係わっている。すなわち、各BANK0
メモリ11、BANK1メモリ12はそれぞれ、20ビ
ットのアドレス空間に等しいメモリ空間を持っており、
共通のアドレスバス16から20ビットのアドレスが入
力されるようになされている。
【0019】なお、この実施例の場合、後述するように
ブロックデータのDMA転送を、BANK0メモリ11
及びBANK1メモリ12間でのみ双方向に認めるよう
にしている。
【0020】データバス17は、CPU15、DMAC
13、BANK0メモリ11及びBANK1メモリ12
に共通のデータ幅(例えば8ビット)を有し、これら各
資源に同ビット数分接続されている。なお、データバス
17の数ビット又は全ビットの信号線はメモリ選択部1
4に接続されており、CPU15がBANK0メモリ1
1又はBANK1メモリ12をアクセスする際には、こ
れらデータ信号線を介してCPU15から送出されたB
ANK種類データをメモリ選択部14に入力できるよう
にしている。
【0021】この実施例において、CPU15は、BA
NK0メモリ11又はBANK1メモリ12をアクセス
する場合、アドレス空間が共通であるため、単にアドレ
スをアドレスバス16にのせてもアクセスできないの
で、予めデータバス17にBANK種類データをのせて
メモリ選択部14に与え、メモリ選択部14によって、
後述するようにアクセスさせるBANK0メモリ11又
はBANK1メモリ12を指定させるようにしている。
なお、CPU15は、BANK0メモリ11又はBAN
K1メモリ12をアクセスする場合、適宜コントロール
信号をコントロールバス18に出力するが、BANK0
メモリ11及びBANK1メモリ12がコントロールバ
ス18に接続されていないので、後述するようにこれら
コントロール信号もメモリ選択部14に取り込まれ、適
宜処理されて1対のコントロール信号線20又は21を
介してBANK0メモリ11又はBANK1メモリ12
に入力されるようになされている。
【0022】CPU15からメモリ選択部14に与えら
れるコントロール信号は、2個のBANKメモリ11及
び12に共通なリード及びライトを指示するリード/ラ
イト信号CPU−R/W*(*は“0”で有意を意味)
と、CPU15が2個のBANKメモリ11及び12の
いずれかをアクセス中であることを示すアドレスストロ
ーブ信号(アクセスストローブ信号)CPUASと、B
ANK種類データの取込みを指示するコントロール信号
LTである。
【0023】この実施例のDMAC13は、DMA転送
が複数並行処理可能な種類のものを適用している。ここ
で、並行処理可能数をN(なお以下の説明では2個とし
て行なう)とすると、DMAC13は、内部に2個の転
送制御ブロック(以下、チャネル0及びチャネル1)1
3a及び13bを持っている。各チャネル13a、13
bはそれぞれ、転送元アドレス、転送先アドレス、転送
バイト数等のDMA転送に必要な情報がCPU15から
設定されて動作し、1チャネルが内部の優先順位決定回
路により選択されてアクセス権を得る。
【0024】DMAC13からはアクセス中のチャネル
番号(0又は1)信号CH0A、CH1Aが、メモリ選
択部14への各チャネル番号用のコントロール信号線
(符号19参照)に出力されている。DMAC13は、
メモリ選択部14に対し、このようなチャネル番号信号
CH0A、CH1Aと、BANK0メモリ11及びBA
NK1メモリ12に共通なリード及びライトを指示する
リード/ライト信号DMA−R/W*と、DMAC13
がBANK0メモリ11及びBANK1メモリ12のい
ずれかをアクセス中であることを示すアクセスストロー
ブ信号DMAASとをコントロール信号線19を介して
送出する。
【0025】DMAC13が複数のチャネルを有してい
るためシステムで各チャネルの機能を任意に決定するこ
とができ、この実施例では、図5に示すように、チャネ
ル0をBANK0メモリ11からBANK1メモリ12
へのDMA転送用に使用することを決定しており、ま
た、チャネル1をBANK1メモリ12からBANK0
メモリ11へのDMA転送用に使用することに決定して
いる。
【0026】従って、CPU15は、BANK0メモリ
11からBANK1メモリ12へのDMA転送を実行さ
せるときには、チャネル0(13a)にDMA転送に必
要な情報を設定し、また、BANK1メモリ12からB
ANK0メモリ11へのDMA転送を実行させるときに
は、チャネル1(13b)にDMA転送に必要な情報を
設定する。
【0027】メモリ選択部14は、上述のように、DM
AC13からのコントロール信号線19に接続されてお
り、また、延出している2対のコントロール信号線20
及び21によってBANK0メモリ11及びBANK1
メモリ12に接続している。すなわち、メモリ選択部1
4は、DMAC13、及び、各BANK0メモリ11、
BANK1メモリ12の間に位置しているものである。
【0028】メモリ選択部14は、主として、BANK
0メモリ11及びBANK1メモリ12に共通のアドレ
スが入力されているために生じる弊害を除去すべく、D
MA転送時に、DMAC13からの信号に基づいて、B
ANK0メモリ11及びBANK1メモリ12のうち1
者を選択してアクセスさせる機能を担うものである。す
なわち、BANK0メモリ11及びBANK1メモリ1
2がCPU15及びDMAC13のアドレス空間に等し
いメモリ空間を有するため、アドレスによってはDMA
転送の転送元メモリ及び転送先メモリを特定できず、そ
のため、メモリ選択部14が設けられており、アドレス
に関係なく転送元メモリ及び転送先メモリを選択指定で
きるようにしている。
【0029】このようにBANK0メモリ11及びBA
NK1メモリ12間の選択をメモリ選択部14が担って
いるため、CPU15がBANK0メモリ11又はBA
NK1メモリ12をアクセスする際にも、このメモリ選
択部14がアクセスするBANKメモリ11又は12を
指示することとしている。
【0030】メモリ選択部14は、例えば図6に示す構
成を有する。メモリ選択部14は、BANKレジスタ3
0及び複数の論理ゲート31〜46からなる。
【0031】BANKレジスタ30は、CPU15がB
ANK0メモリ11又はBANK1メモリ12を直接ア
クセスする際にデータバス17に出力したBANK種類
データを、取込み用のコントロール信号LTに基づいて
取込み、そのBANK種類データが指示するBANK0
メモリ11又はBANK1メモリ12についてのイネー
ブル信号#0EN又は#1ENを有意にして出力するも
のである。取込み用コントロール信号LTは、例えばC
PU15内又はCPU15に関連して設けられているレ
ジスタに設定され、コントロールバス18の1本の信号
線を介して与えられるものである。
【0032】メモリ選択部14(論理ゲート群31〜4
6)は、CPU15からコントロールバス18のいくつ
かのコントロール信号線を介して与えられたコントロー
ル信号CPUAS、CPU−R/W*と、DMAC13
からコントロール信号線19を介して与えられたCH0
A、CH1A、DMA−R/W*、DMAASと、BA
NKレジスタ30からのイネーブル信号#0EN、#1
ENとに基づいて、BANK0メモリ11、BANK1
メモリ12についてのチップセレクト信号#0CS、#
1CSや、ライトイネーブル信号#0WE、#1WEの
論理レベルを変化させる。
【0033】以下では、BANK0メモリ11、BAN
K1メモリ12についてのチップセレクト信号#0C
S、#1CSと、ライトイネーブル信号#0WE、#1
WEとがどのような場合に有意になるかを説明し、各論
理ゲート31、…、46の入出力関係の説明に代える。
メモリ選択部14からの出力信号をどのような場合に有
意させるかが重要であり、そのためにどのような論理ゲ
ートを用いどのように接続するかは自由度が高くて実施
例のものに限定されない。
【0034】BANK0メモリ11へのチップセレクト
信号#0CSは、(1) CPU15からのアクセスストロ
ーブ信号CPUAS及び当該BANK0メモリ11につ
いてのイネーブル信号#0ENが共に有意(“1”)の
場合、(2) DMAC13からのアクセスストローブ信号
DMAAS及びチャネル0番号信号CH0Aが有意であ
ってリード/ライト信号DMA−R/W*がリードを指
示している場合、(3)DMAC13からのアクセススト
ローブ信号DMAAS及びチャネル1番号信号CH1A
が有意であってリード/ライト信号DMA−R/W*が
ライトを指示している場合に有意となる。
【0035】BANK1メモリ12へのチップセレクト
信号#1CSは、(1) CPU15からのアクセスストロ
ーブ信号CPUAS及び当該BANK1メモリ12につ
いてのイネーブル信号#1ENが共に有意の場合、(2)
DMAC13からのアクセスストローブ信号DMAAS
及びチャネル1番号信号CH1Aが有意であってリード
/ライト信号DMA−R/W*がライトを指示している
場合、(3) DMAC13からのアクセスストローブ信号
DMAAS及びチャネル0番号信号CH0Aが有意であ
ってリード/ライト信号DMA−R/W*がリードを指
示している場合に有意となる。
【0036】BANK0メモリ11へのライトイネーブ
ル信号#0WEは、(1) CPU15からのアクセススト
ローブ信号CPUAS及び相手BANK1メモリ12に
ついてのイネーブル信号#1ENが有意であってCPU
15からのリード/ライト信号CPU−R/W*がリー
ドをしている場合、(2) DMAC13からのアクセスス
トローブ信号DMAAS及びチャネル1番号信号CH1
Aが有意であってリード/ライト信号DMA−R/W*
がライトを指示している場合に有意となる。
【0037】BANK1メモリ12へのライトイネーブ
ル信号#1WEは、(1) CPU15からのアクセススト
ローブ信号CPUAS及び相手BANK0メモリ11に
ついてのイネーブル信号#0ENが有意であってCPU
15からのリード/ライト信号CPU−R/W*がリー
ドをしている場合、(2) DMAC13からのアクセスス
トローブ信号DMAAS及びチャネル0番号信号CH0
Aが有意であってリード/ライト信号DMA−R/W*
がライトを指示している場合に有意となる。
【0038】次に、BANK0メモリ11からBANK
1メモリ12へのDMA転送動作を図7に従って説明す
る。
【0039】このようなDMA転送をしたい場合は、C
PU15からDMAC13のチャネル0に対して、転送
元アドレス、転送先アドレス、転送バイト数等の転送動
作に必要な情報が与えられて設定される。かかる情報の
設定後、CPU15はDMAC13のチャネル0に対し
てDMA転送の起動をする。DMAC13はCPU15
から転送起動を受信すると、CPU15に対して、バス
権の獲得要求信号を送出する。
【0040】DMAC13はバス権を得ると(このとき
CPU15からのアドレスストローブ信号CPUASが
有意となることはない)、図7に示すタイミングで各種
信号を出力する。
【0041】まず、DMAC13(チャネル0)は、D
MAC13内のチャネル0がメモリアクセスすることを
示すためアドレスストローブ信号DMAASとチャネル
0番号信号CH0Aを有意にする。次に、転送元メモリ
からデータを読出すために、リード/ライト信号DMA
−R/W*をリード表示にし、転送元アドレスをアドレ
スバス16(A<19,0>)に出力する。このとき、
メモリ選択部14はチャネル0がアクセスするときの転
送元メモリの読出しはBANK0メモリ11であると判
断し、BANK0メモリ11を有効とし、BANK1メ
モリ12を無効とするために、BANK0メモリ11へ
のチップセレクト信号#0CSを有意にし、BANK0
メモリ11のチップセレクト入力端子に入力する。
【0042】DMAC13は、BANK0メモリ11か
らのデータの読込みが完了すると、転送先であるBAN
K1メモリ11にデータを書込むために、リード/ライ
ト信号DMA−R/W*をライト表示にし、転送先アド
レスを、アドレスバス16(A<19,0>)に出力す
る。このとき、DMAC13は、アドレスストローブ信
号DMAASとチャネル0番号信号CH0Aを有意にし
た状態を維持しており、メモリ選択部14はチャネル0
がライトするメモリは転送先であるBANK1メモリ1
2であると判断し、BANK1メモリ12を有効とし、
BANK0メモリ11を無効とするために、BANK0
メモリ12へのチップセレクト信号#1CSを有意に
し、BANK1メモリ12のチップセレクト入力端子に
入力する。DMAC13は、BANK1メモリ11へデ
ータの書込みを完了すると、アドレスストローブ信号D
MAAS、チャネル0番号信号CH0A及びチップセレ
クト信号#1CSを非有意にし、転送サイクルを終結す
る。
【0043】以上の転送サイクルを、設定された転送バ
イト数分、アドレスを順次インクリメントしながら繰り
返すことにより、BANK0メモリ11からBANK1
メモリ12へのDMA転送が完了する。
【0044】BANK1メモリ12からBANK0メモ
リ11にDMA転送する場合は、CPU15からDMA
C13のチャネル1に対し、チャネル0と同様の設定を
行ない、転送起動をする。
【0045】DMAC13は、バス権獲得後に図8に示
すように、アドレスストローブ信号DMAASとチャネ
ル1番号信号CH1Aを有意にし、転送元メモリからデ
ータを読出すためにアドレスバス16(A<19,0
>)に転送元アドレスを出力する。このとき、メモリ選
択部14は、チャネル1がアクセスするときの読出しメ
モリはBANK1メモリ12であると判断し、チップセ
レクト信号#1CS信号を有意にし、BANK1メモリ
12のチップセレクト入力端子に入力する。
【0046】DMAC13は、BANK1メモリ12か
らのデータ読込完了後に、転送先メモリにデータをライ
トするためにリード/ライト信号R/W*をライト表示
にし、データ書込みを行なうが、このとき、メモリ選択
部14は、チャネル1がアクセスするときの書込みはB
ANK0メモリ11であると判断し、チップセレクト信
号#0CS信号を有意にし、BANK0メモリ11のチ
ップセレクト入力端子に入力する。
【0047】以上の転送サイクルを、設定された転送バ
イト数分、アドレスを順次インクリメントしながら繰り
返すことにより、BANK1メモリ12からBANK0
メモリ11へのDMA転送が完了する。
【0048】以上では、チャネル0による転送、及び、
チャネル1による転送を別々に述べたが、実際上、チャ
ネル0及びチャネル1はDMAC13内の優先順位決定
回路により各サイクル毎にメモリアクセス権を獲得する
ため、チャネル0による転送及びチャネル1による転送
は並行処理が可能である。
【0049】なお、CPU15によるアクセス時の動作
は、チャネル0番号信号やチャネル1番号信号によらず
にアクセスするBANKメモリを規定するという点を除
けば、上記動作に類似しているのでその説明を省略す
る。
【0050】上記実施例によれば、CPU15及びDM
AC13がアクセス可能なメモリ空間がアドレス空間の
2倍であっても(例えばメモリ空間の拡張による)、ア
ドレス空間と等しいメモリ空間を有する各BANKメモ
リ間のDMA転送がDMAC13内のチャネルを転送方
向毎に割当てることにより実行できる。
【0051】例えば、拡張によってメモリ空間がアドレ
ス空間の整数倍になった場合、メモリ選択部14という
簡単な回路を追加するだけでかかる転送が可能であり、
既存のCPU15、DMAC13を使用してメモリ空間
を倍増できるため、システム性能も向上する。すなわ
ち、異なるCPUやDMACを用いずに済む。
【0052】なお、上記実施例においては、同一のBA
NKメモリにおけるメモリ空間間でのDMA転送は実行
できないものであったが、かかるDMA転送を他のチャ
ネルに割り当てると共に、メモリ選択部14内にかかる
チャネル用の構成を設けることで容易に対応することが
できる。
【0053】また、上記実施例においては、CPU15
及びDMAC13がアクセス可能なメモリ空間がアドレ
ス空間の2倍であるものを示したが、CPU15及びD
MAC13がアクセス可能なメモリ空間がアドレス空間
の3倍以上ある場合でも、本発明を同様に適用すること
ができる。
【0054】さらに、上記実施例においては、半導体メ
モリ等のCPUに近接して設けられるメモリを意識した
メモリ空間間のDMA転送の場合を示したが、一方又は
両方のBANKメモリが外部記憶装置や入出力装置等で
あっても良く、特許請求の範囲では「資源」と記載して
いる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DMA
転送の転送元資源及び転送先資源を選択して、資源のリ
ード動作及びライト動作を制御する資源選択手段を設
け、また、DMACとして、DMA転送に必要な情報が
CPUから設定されて独立に動作するN個の転送制御ブ
ロックを有するものを適用し、資源間のDMA転送及び
又は同一資源でのDMA転送について、その転送元資源
及び転送先資源の組合せに対して、DMAC内のいずれ
かの転送制御ブロックを固定的に割当て、DMACが、
内部のいずれかの転送制御ブロックに、CPUからDM
A転送に必要な情報が設定されてその転送制御ブロック
がアクセス権を得たときに、資源選択手段に、転送元及
び転送先となる資源を順次選択させてDMA転送を実行
させるようにしたので、メモリ空間がCPU及びDMA
Cのアドレス空間に等しい複数の資源を備えていても資
源間のDMA転送を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の情報処理装置を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の情報処理装置を示すブロック図である。
【図3】従来のアドレス空間及びメモリ空間の関係を示
す説明図である。
【図4】実施例のアドレス空間及びメモリ空間の関係を
示す説明図である。
【図5】実施例のDMAC内のチャネルと転送方向との
関係を示す説明図である。
【図6】実施例のメモリ選択部の詳細構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】実施例のチャネル0によるDMA転送を示すタ
イミングチャートである。
【図8】実施例のチャネル1によるDMA転送を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10…情報処理装置、11…BANK0メモリ(資
源)、12…BANK1メモリ(資源)、13…DMA
C、13a…チャネル0(転送制御ブロック)、13b
…チャネル1(転送制御ブロック)、14…メモリ選択
部(資源選択手段)、15…CPU。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU、及び、メモリ空間を有する資源
    に加えて、DMACを有する情報処理装置において、 メモリ空間が上記CPU及び上記DMACのアドレス空
    間に等しい複数の上記資源を備えると共に、 DMA転送の転送元資源及び転送先資源を選択して、上
    記資源のリード動作及びライト動作を制御する資源選択
    手段を設け、 上記DMACとして、DMA転送に必要な情報が上記C
    PUから設定されて独立に動作するN個の転送制御ブロ
    ックを有するものを適用すると共に、上記資源間のDM
    A転送及び又は同一資源でのDMA転送について、その
    転送元資源及び転送先資源の組合せに対して、上記DM
    AC内のいずれかの転送制御ブロックを固定的に割当
    て、 上記DMACは、内部のいずれかの上記転送制御ブロッ
    クに、上記CPUからDMA転送に必要な情報が設定さ
    れてその転送制御ブロックがアクセス権を得たときに、
    上記資源選択手段に、転送元及び転送先となる上記資源
    を順次選択させてDMA転送を実行することを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記CPUがいずれかの資源をアクセス
    するときに、上記資源選択手段に資源種類情報及びアク
    セス種類情報を与えて動作する資源を選択させてアクセ
    スを行なうことを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
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