JPH08166773A - アナログ・ビデオ信号補正装置及びtft液晶表示装置 - Google Patents
アナログ・ビデオ信号補正装置及びtft液晶表示装置Info
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- JPH08166773A JPH08166773A JP6308526A JP30852694A JPH08166773A JP H08166773 A JPH08166773 A JP H08166773A JP 6308526 A JP6308526 A JP 6308526A JP 30852694 A JP30852694 A JP 30852694A JP H08166773 A JPH08166773 A JP H08166773A
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】デバイスのばらつき、温度及び電源電圧の変動
に対応することのできるTFT液晶表示パネルのドライ
バを提供すること。 【構成】基準電圧生成器により生成された基準電圧は、
制御回路によりバッファ・アンプ等価回路と制御回路に
より駆動されている表示セル等価回路に入力され、その
応答がTFTエミュレータ回路から出力される。そし
て、差分検出回路により、その出力と基準電圧生成器か
らの基準電圧とが比較され、その差に対応する出力信号
が補正回路に出力される。補正回路は、前段で生成され
たアナログ・ビデオ信号をその出力により補正する。補
正されたアナログ・ビデオ信号は、サンプル・ホールド
回路及びバッファ・アンプを経て、TFT液晶表示パネ
ルに出力される。
に対応することのできるTFT液晶表示パネルのドライ
バを提供すること。 【構成】基準電圧生成器により生成された基準電圧は、
制御回路によりバッファ・アンプ等価回路と制御回路に
より駆動されている表示セル等価回路に入力され、その
応答がTFTエミュレータ回路から出力される。そし
て、差分検出回路により、その出力と基準電圧生成器か
らの基準電圧とが比較され、その差に対応する出力信号
が補正回路に出力される。補正回路は、前段で生成され
たアナログ・ビデオ信号をその出力により補正する。補
正されたアナログ・ビデオ信号は、サンプル・ホールド
回路及びバッファ・アンプを経て、TFT液晶表示パネ
ルに出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TFT液晶表示パネル
のドライバに関し、より詳しくは、TFT液晶表示パネ
ルのアナログ・ドライバにおけるアナログ・ビデオ信号
の補正回路に関する。
のドライバに関し、より詳しくは、TFT液晶表示パネ
ルのアナログ・ドライバにおけるアナログ・ビデオ信号
の補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】TFT液晶表示パネルは、画面の縦方向
に走る、画面の横方向の解像度に対応する数(RGBの
3色を考えれば3倍になる。)のデータ線と、横方向に
走る、縦方向の解像度に対応する数のゲート線の組み合
わせにて構成され、ゲート線とデータ線の交差点にある
ピクセルにデータを与えることにより、データを表示す
るようになっている。実際には、まずデータ線にアナロ
グ電圧を与え、目的とする1本のゲート線に正電圧、残
りのゲート線に負電圧を与えることにより、横方向の1
ラインにデータの書き込みを行う。
に走る、画面の横方向の解像度に対応する数(RGBの
3色を考えれば3倍になる。)のデータ線と、横方向に
走る、縦方向の解像度に対応する数のゲート線の組み合
わせにて構成され、ゲート線とデータ線の交差点にある
ピクセルにデータを与えることにより、データを表示す
るようになっている。実際には、まずデータ線にアナロ
グ電圧を与え、目的とする1本のゲート線に正電圧、残
りのゲート線に負電圧を与えることにより、横方向の1
ラインにデータの書き込みを行う。
【0003】上述のようにデータ線に与える電圧はアナ
ログ電圧であるが、TFT液晶表示パネルの接続されて
いるコンピュータにおいては、データはディジタル信号
として扱われるのが通常である。よって、画像データ
は、どこかでディジタル/アナログ変換(D/A変換)
される。このようにD/A変換を行う場所が異なるため
扱う信号が異なり、いわゆるTFT液晶表示パネルのド
ライバはアナログ式とディジタル式に分けられる。
ログ電圧であるが、TFT液晶表示パネルの接続されて
いるコンピュータにおいては、データはディジタル信号
として扱われるのが通常である。よって、画像データ
は、どこかでディジタル/アナログ変換(D/A変換)
される。このようにD/A変換を行う場所が異なるため
扱う信号が異なり、いわゆるTFT液晶表示パネルのド
ライバはアナログ式とディジタル式に分けられる。
【0004】ディジタル式は画像データをディジタル信
号として取り扱うものであり、ドライバの出力段に画面
の横方向のピクセル数だけD/A変換器(DAC)を並
べて、ライン毎に画像データを書き込んでいく方法であ
る。すなわち、コンピュータから出力されるビデオ信号
はTFT液晶表示パネルのデータ線のところまでディジ
タル信号として扱われ、データ線に供給される直前にア
ナログ信号に変換される。この方法の亜流として、コン
ピュータから出力されたCRTインターフェースのアナ
ログ・ビデオ信号を一旦アナログ/ディジタル変換(A
/D変換)し、ディジタル信号としてTFT液晶表示パ
ネルのドライバに供給した後に、上述のようにD/A変
換してデータ線に渡すような方法(例えば、特開平成3
−125582号)も、ディジタル式と考えることがで
きる。
号として取り扱うものであり、ドライバの出力段に画面
の横方向のピクセル数だけD/A変換器(DAC)を並
べて、ライン毎に画像データを書き込んでいく方法であ
る。すなわち、コンピュータから出力されるビデオ信号
はTFT液晶表示パネルのデータ線のところまでディジ
タル信号として扱われ、データ線に供給される直前にア
ナログ信号に変換される。この方法の亜流として、コン
ピュータから出力されたCRTインターフェースのアナ
ログ・ビデオ信号を一旦アナログ/ディジタル変換(A
/D変換)し、ディジタル信号としてTFT液晶表示パ
ネルのドライバに供給した後に、上述のようにD/A変
換してデータ線に渡すような方法(例えば、特開平成3
−125582号)も、ディジタル式と考えることがで
きる。
【0005】このようなディジタル式の場合には、階調
に応じた数のリファレンス電圧とスイッチを用意してお
いて、階調に応じたスイッチを閉じるような構成(いわ
ゆるスイッチ式)により、均一性の高い画像を得ること
ができるという性質がある。
に応じた数のリファレンス電圧とスイッチを用意してお
いて、階調に応じたスイッチを閉じるような構成(いわ
ゆるスイッチ式)により、均一性の高い画像を得ること
ができるという性質がある。
【0006】但し、ディジタル式は回路サイズが階調に
比例して大きくなるので、階調を増やしていくとIC化
が難しくなるという欠点がある。また、ディジタル式の
ドライバの場合電源電圧は+5Vを用いるのが普通であ
るが、そのままではTFT液晶表示パネルの駆動に必要
な+/−5V程度の振幅が確保できない。液晶の損傷を
防止するために、液晶表示パネルの各セルには一定の極
性を持った電圧を与え続けることはできない。このため
コモン反転という回路技術を用いて、みかけの動作電圧
を大きくすることがある。コモン反転というのは、共通
電極の電位を平行移動させることにより、ドライバの出
力電圧を見かけ上−5Vから0V、0Vから+5Vとい
うように平行移動させることであるが、このコモン反転
を行うのにかかる数μ秒の時間が余分に必要となり、動
作速度の制限要因となる。高解像度のTFT液晶表示パ
ネルのように書き込み時間が切迫している場合には困難
になる。さらにコモン反転を用いた場合には、TFT液
晶表示パネルのドライブ方法のうちH反転というドライ
ブ方法に限定される。このH反転では画面の横方向のク
ロストークが出やすくなり、画質に問題がある。ここ
で、H反転とは、画面の縦方向に隣接するピクセルには
異なる極性の電圧が与えられることをいう。すなわち、
画面の横方向については同一の極性を有する電圧が加え
られる。
比例して大きくなるので、階調を増やしていくとIC化
が難しくなるという欠点がある。また、ディジタル式の
ドライバの場合電源電圧は+5Vを用いるのが普通であ
るが、そのままではTFT液晶表示パネルの駆動に必要
な+/−5V程度の振幅が確保できない。液晶の損傷を
防止するために、液晶表示パネルの各セルには一定の極
性を持った電圧を与え続けることはできない。このため
コモン反転という回路技術を用いて、みかけの動作電圧
を大きくすることがある。コモン反転というのは、共通
電極の電位を平行移動させることにより、ドライバの出
力電圧を見かけ上−5Vから0V、0Vから+5Vとい
うように平行移動させることであるが、このコモン反転
を行うのにかかる数μ秒の時間が余分に必要となり、動
作速度の制限要因となる。高解像度のTFT液晶表示パ
ネルのように書き込み時間が切迫している場合には困難
になる。さらにコモン反転を用いた場合には、TFT液
晶表示パネルのドライブ方法のうちH反転というドライ
ブ方法に限定される。このH反転では画面の横方向のク
ロストークが出やすくなり、画質に問題がある。ここ
で、H反転とは、画面の縦方向に隣接するピクセルには
異なる極性の電圧が与えられることをいう。すなわち、
画面の横方向については同一の極性を有する電圧が加え
られる。
【0007】一方アナログ式は、コンピュータから出力
される画像データをTFT液晶表示パネルのドライバの
入力の段階からアナログ信号として取り扱うものであ
る。このアナログ式では画面の横方向のピクセル数だけ
サンプル・ホールド回路を並べ、各データ線に供給する
アナログ信号を用意する。よって、アナログ式はサンプ
ル・ホールド回路の性能がそのまま画像の品位を左右す
るので、高品位の画像を得るためには高度の回路技術、
製造技術、実装技術を要求される。
される画像データをTFT液晶表示パネルのドライバの
入力の段階からアナログ信号として取り扱うものであ
る。このアナログ式では画面の横方向のピクセル数だけ
サンプル・ホールド回路を並べ、各データ線に供給する
アナログ信号を用意する。よって、アナログ式はサンプ
ル・ホールド回路の性能がそのまま画像の品位を左右す
るので、高品位の画像を得るためには高度の回路技術、
製造技術、実装技術を要求される。
【0008】しかし、アナログ式における回路サイズは
画像の階調にかかわらず一定であり、且つ小さい。ま
た、電圧の取扱いについてはディジタル式に比べて自由
度が大きいので、前述のコモン反転という回路技術が不
要になり、液晶表示パネルの動作速度が改善される。特
に、前述のように高解像度の液晶表示パネルにとって書
き込み時間が問題となるために、この効果は大きい。さ
らに、TFT液晶表示パネルのドライブにHV反転とい
う、最もクロストークの生じにくい方法を採用すること
が可能となる。HV反転とは、画面の縦方向及び横方向
についても異なる極性の電圧が印加されることをいう。
すなわち、 +−+−+−+− (ライン n) −+−+−+−+ (ライン n+1) といったように電圧が印加される。
画像の階調にかかわらず一定であり、且つ小さい。ま
た、電圧の取扱いについてはディジタル式に比べて自由
度が大きいので、前述のコモン反転という回路技術が不
要になり、液晶表示パネルの動作速度が改善される。特
に、前述のように高解像度の液晶表示パネルにとって書
き込み時間が問題となるために、この効果は大きい。さ
らに、TFT液晶表示パネルのドライブにHV反転とい
う、最もクロストークの生じにくい方法を採用すること
が可能となる。HV反転とは、画面の縦方向及び横方向
についても異なる極性の電圧が印加されることをいう。
すなわち、 +−+−+−+− (ライン n) −+−+−+−+ (ライン n+1) といったように電圧が印加される。
【0009】このように有効な点の多いアナログ式では
あるが、画質の安定性についてはディジタル式にはかな
わない。すなわち、アナログではノイズ・イミュニティ
がないので、温度変化、デバイスのばらつき、電源電圧
の変動等により、画質が低下するのである。また、液晶
表示パネルのドライバを通過した後には、サンプル・ホ
ールド回路とバッファ・アンプを通過してデータ線にア
ナログ信号が供給されるわけであるが、このバッファ・
アンプやサンプル・ホールド回路の誤差も発生する。
あるが、画質の安定性についてはディジタル式にはかな
わない。すなわち、アナログではノイズ・イミュニティ
がないので、温度変化、デバイスのばらつき、電源電圧
の変動等により、画質が低下するのである。また、液晶
表示パネルのドライバを通過した後には、サンプル・ホ
ールド回路とバッファ・アンプを通過してデータ線にア
ナログ信号が供給されるわけであるが、このバッファ・
アンプやサンプル・ホールド回路の誤差も発生する。
【0010】このようなアナログ式の欠点を矯正する方
法としては、特開平5−173504号がある。この方
法によると、データ電極駆動部の特性に応じた補正情報
を予め記憶しておき、それを用いてアナログ電圧を矯正
するようにしているが、これでは温度変化等があった場
合に、対応できなくなるという欠点がある。
法としては、特開平5−173504号がある。この方
法によると、データ電極駆動部の特性に応じた補正情報
を予め記憶しておき、それを用いてアナログ電圧を矯正
するようにしているが、これでは温度変化等があった場
合に、対応できなくなるという欠点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、デバイスのばらつき、温度及び電源電圧の変動に対
応することのできるTFT液晶表示パネルのドライバを
提供することである。
は、デバイスのばらつき、温度及び電源電圧の変動に対
応することのできるTFT液晶表示パネルのドライバを
提供することである。
【0012】TFT液晶表示パネルのドライバ回路、液
晶表示パネルの1つの表示セルに対応する回路等をエミ
ュレーションすることにより、温度、電源電圧の変動等
による総合的な誤差電圧を生成し、この誤差電圧により
ビデオ信号を補正することも目的である。
晶表示パネルの1つの表示セルに対応する回路等をエミ
ュレーションすることにより、温度、電源電圧の変動等
による総合的な誤差電圧を生成し、この誤差電圧により
ビデオ信号を補正することも目的である。
【0013】以上のようなドライバを提供することによ
り、画質の向上及び安定度の高い画像の提供を行うこと
も目的である。
り、画質の向上及び安定度の高い画像の提供を行うこと
も目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するためのものであって、基準電圧生成器と、TFT
液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・アンプ
と等価なバッファ・アンプ等価回路とTFT液晶表示パ
ネルの1つの表示セルに等価な表示セル等価回路とを含
む疑似回路と、疑似回路への基準電圧生成器の出力の供
給と、表示セル等価回路の駆動とを制御する制御回路と
を有し、基準電圧生成器の出力に対する疑似回路の応答
を出力するTFTエミュレータ回路と、基準電圧生成器
の出力とTFTエミュレータ回路の出力との差を検出す
る差分検出回路と、差分検出回路の出力により、アナロ
グ・ビデオ信号を補正する補正回路とを有するアナログ
・ビデオ信号補正装置である。これにより、アナログ信
号の動的な補正を行うことができる。
成するためのものであって、基準電圧生成器と、TFT
液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・アンプ
と等価なバッファ・アンプ等価回路とTFT液晶表示パ
ネルの1つの表示セルに等価な表示セル等価回路とを含
む疑似回路と、疑似回路への基準電圧生成器の出力の供
給と、表示セル等価回路の駆動とを制御する制御回路と
を有し、基準電圧生成器の出力に対する疑似回路の応答
を出力するTFTエミュレータ回路と、基準電圧生成器
の出力とTFTエミュレータ回路の出力との差を検出す
る差分検出回路と、差分検出回路の出力により、アナロ
グ・ビデオ信号を補正する補正回路とを有するアナログ
・ビデオ信号補正装置である。これにより、アナログ信
号の動的な補正を行うことができる。
【0015】また、先のTFTエミュレータ回路が、T
FT液晶表示パネルを駆動するのに用いるサンプル・ホ
ールド回路と等価な等価回路をさらに含むようにしても
よい。
FT液晶表示パネルを駆動するのに用いるサンプル・ホ
ールド回路と等価な等価回路をさらに含むようにしても
よい。
【0016】さらに、基準電圧生成器の出力が+の出力
と−の出力とを含み、TFTエミュレータ回路の疑似回
路が複数組あり、制御回路が、疑似回路の各組に+の出
力と−の出力とを交互に、且つ異なる態様で供給し、表
示セル等価回路に含まれるゲートを付勢しており、かつ
+の出力及び−の出力が入力された疑似回路の組の応答
をそれぞれTFTエミュレータ回路の出力として出力さ
せるようにすることも考えられる。
と−の出力とを含み、TFTエミュレータ回路の疑似回
路が複数組あり、制御回路が、疑似回路の各組に+の出
力と−の出力とを交互に、且つ異なる態様で供給し、表
示セル等価回路に含まれるゲートを付勢しており、かつ
+の出力及び−の出力が入力された疑似回路の組の応答
をそれぞれTFTエミュレータ回路の出力として出力さ
せるようにすることも考えられる。
【0017】また、本発明の他の態様としては、基準電
圧生成器と、TFT液晶表示パネルを駆動するのに用い
るバッファ・アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路
を含む疑似回路と、疑似回路への基準電圧生成器の出力
の供給を制御する制御回路とを有し、基準電圧生成器の
出力に対する疑似回路の応答を出力するTFTエミュレ
ータ回路と、基準電圧生成器の出力とTFTエミュレー
タ回路の出力との差を検出する差分検出回路と、差分検
出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号を補正する
補正回路とを有するアナログ・ビデオ信号補正装置もあ
る。
圧生成器と、TFT液晶表示パネルを駆動するのに用い
るバッファ・アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路
を含む疑似回路と、疑似回路への基準電圧生成器の出力
の供給を制御する制御回路とを有し、基準電圧生成器の
出力に対する疑似回路の応答を出力するTFTエミュレ
ータ回路と、基準電圧生成器の出力とTFTエミュレー
タ回路の出力との差を検出する差分検出回路と、差分検
出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号を補正する
補正回路とを有するアナログ・ビデオ信号補正装置もあ
る。
【0018】また、上述のようなアナログ・ビデオ信号
補正装置を含むTFT液晶表示装置も考えられる。
補正装置を含むTFT液晶表示装置も考えられる。
【0019】
【作用】第1に述べた発明の構成では、基準電圧生成器
により生成された基準電圧は、制御回路によりバッファ
・アンプ等価回路と制御回路により駆動されている表示
セル等価回路に入力され、その応答がTFTエミュレー
タ回路から出力される。そして、差分検出回路により、
その出力と基準電圧生成器からの基準電圧とが比較さ
れ、その差に対応する出力信号が補正回路に出力され
る。補正回路は、前段で生成されたアナログ・ビデオ信
号をその出力により補正する。補正されたアナログ・ビ
デオ信号は、サンプル・ホールド回路及びバッファ・ア
ンプを経て、TFT液晶表示パネルに出力される。
により生成された基準電圧は、制御回路によりバッファ
・アンプ等価回路と制御回路により駆動されている表示
セル等価回路に入力され、その応答がTFTエミュレー
タ回路から出力される。そして、差分検出回路により、
その出力と基準電圧生成器からの基準電圧とが比較さ
れ、その差に対応する出力信号が補正回路に出力され
る。補正回路は、前段で生成されたアナログ・ビデオ信
号をその出力により補正する。補正されたアナログ・ビ
デオ信号は、サンプル・ホールド回路及びバッファ・ア
ンプを経て、TFT液晶表示パネルに出力される。
【0020】サンプル・ホールド回路の疑似回路をさら
に含む疑似回路の場合も、基準電圧生成器により生成さ
れた基準電圧が供給されることは変わりない。
に含む疑似回路の場合も、基準電圧生成器により生成さ
れた基準電圧が供給されることは変わりない。
【0021】前述の疑似回路が複数組ある場合には、そ
の疑似回路の各々に、+の基準電圧と、−の基準電圧を
交互に、且つ+/−の遷移が異なる時間に起こるよう
に、+の基準電圧(+の出力)と−の基準電圧(−の出
力)を制御回路が供給する。そして、複数組ある疑似回
路のうち、表示セルの疑似回路に含まれるゲートが付勢
されており、+の基準電圧、−の基準電圧が供給された
後、その電圧を保持しているものを選択して、その出力
を差分検出回路に出力する。差分回路では、それぞれの
出力を同一の極性の基準電圧と比較することにより、差
分に対応する出力を生成する。
の疑似回路の各々に、+の基準電圧と、−の基準電圧を
交互に、且つ+/−の遷移が異なる時間に起こるよう
に、+の基準電圧(+の出力)と−の基準電圧(−の出
力)を制御回路が供給する。そして、複数組ある疑似回
路のうち、表示セルの疑似回路に含まれるゲートが付勢
されており、+の基準電圧、−の基準電圧が供給された
後、その電圧を保持しているものを選択して、その出力
を差分検出回路に出力する。差分回路では、それぞれの
出力を同一の極性の基準電圧と比較することにより、差
分に対応する出力を生成する。
【0022】また、TFTエミュレータ回路に含まれる
疑似回路がバッファ・アンプの疑似回路になったとして
も、動作は変わらない。
疑似回路がバッファ・アンプの疑似回路になったとして
も、動作は変わらない。
【0023】
【実施例】本発明の概要を図1(A)に示す。フレーム
・バッファ1は、表示すべき、ディジタルの画像データ
を格納している。そして、この画像データはフレーム・
バッファ1から読み出されて、D/A変換器3にてアナ
ログの画像データ(アナログ・ビデオ信号)になるよう
に構成されている。この図1では明示していないが、D
/A変換器3ではγ補正等の処理も行われるようになっ
ている。このアナログ・ビデオ信号は、補正回路5のフ
ィードフォワード回路19に入力されている。
・バッファ1は、表示すべき、ディジタルの画像データ
を格納している。そして、この画像データはフレーム・
バッファ1から読み出されて、D/A変換器3にてアナ
ログの画像データ(アナログ・ビデオ信号)になるよう
に構成されている。この図1では明示していないが、D
/A変換器3ではγ補正等の処理も行われるようになっ
ている。このアナログ・ビデオ信号は、補正回路5のフ
ィードフォワード回路19に入力されている。
【0024】この補正回路5は基準電圧生成器7と信号
反転回路9を含み、基準電圧生成器7は信号反転回路9
に接続され、信号反転回路9の出力はTFTエミュレー
タ11と差動増幅器13に入力されるようになってい
る。この信号反転回路9は、コンプリメンタルな2組の
差動回路から構成されており、GND(グランド)に対
して対称な+/−の出力を生成する。差動増幅器13は
フィードフォワード回路19に接続され、このフィード
フォワード19の出力はデータ線の数だけ存在するサン
プル・ホールド回路及びバッファ・アンプ21に入力さ
れるようになっている。このバッファ・アンプ21に接
続されたデータ線によりアナログ・ビデオ信号は各ピク
セルに供給され、TFT液晶表示装置23で画像を生成
することとなる。この補正回路5とサンプル・ホールド
回路及びバッファ・アンプ21は同一の半導体チップに
実装されることが好ましいが、D/A変換器3は同一の
チップに含めても、別にしてもかまわない。
反転回路9を含み、基準電圧生成器7は信号反転回路9
に接続され、信号反転回路9の出力はTFTエミュレー
タ11と差動増幅器13に入力されるようになってい
る。この信号反転回路9は、コンプリメンタルな2組の
差動回路から構成されており、GND(グランド)に対
して対称な+/−の出力を生成する。差動増幅器13は
フィードフォワード回路19に接続され、このフィード
フォワード19の出力はデータ線の数だけ存在するサン
プル・ホールド回路及びバッファ・アンプ21に入力さ
れるようになっている。このバッファ・アンプ21に接
続されたデータ線によりアナログ・ビデオ信号は各ピク
セルに供給され、TFT液晶表示装置23で画像を生成
することとなる。この補正回路5とサンプル・ホールド
回路及びバッファ・アンプ21は同一の半導体チップに
実装されることが好ましいが、D/A変換器3は同一の
チップに含めても、別にしてもかまわない。
【0025】ここで、図1(A)に示した構成の動作を
説明する。フレーム・バッファ1から読み出されたディ
ジタルのビデオ信号は、D/A変換器3にてアナログ・
ビデオ信号に変換される。一方基準電圧生成器7は、1
つの極性を有する基準電圧を信号反転回路9に出力し、
信号反転回路9は+/−両方の極性の基準電圧を生成す
る。この2つの基準電圧はTFTエミュレータ11に入
力され、TFTエミュレータ11は、補正回路5以降の
回路であるバッファ・アンプ21とTFT液晶表示パネ
ル23の1つの表示セル(図1(B))の疑似回路にて
エミュレーションを行い、エミュレーションの結果を差
動増幅器13に出力する。このTFTエミュレータ11
の出力は、2つの基準電圧に対応して2つある。差動増
幅器13では、このTFTエミュレータ11の2つの出
力と、信号反転回路9の2つの出力を比較し、同一極性
のものに関して差を出力する。そしてフィードフォワー
ド回路19は、入力されたアナログ・ビデオ信号の補正
を差動増幅器13が生成した差分を参照することにより
行う。
説明する。フレーム・バッファ1から読み出されたディ
ジタルのビデオ信号は、D/A変換器3にてアナログ・
ビデオ信号に変換される。一方基準電圧生成器7は、1
つの極性を有する基準電圧を信号反転回路9に出力し、
信号反転回路9は+/−両方の極性の基準電圧を生成す
る。この2つの基準電圧はTFTエミュレータ11に入
力され、TFTエミュレータ11は、補正回路5以降の
回路であるバッファ・アンプ21とTFT液晶表示パネ
ル23の1つの表示セル(図1(B))の疑似回路にて
エミュレーションを行い、エミュレーションの結果を差
動増幅器13に出力する。このTFTエミュレータ11
の出力は、2つの基準電圧に対応して2つある。差動増
幅器13では、このTFTエミュレータ11の2つの出
力と、信号反転回路9の2つの出力を比較し、同一極性
のものに関して差を出力する。そしてフィードフォワー
ド回路19は、入力されたアナログ・ビデオ信号の補正
を差動増幅器13が生成した差分を参照することにより
行う。
【0026】このようにしてアナログ・ビデオ信号の補
正が行われ、サンプル・ホールド回路及びバッファ・ア
ンプ21に補正されたアナログ・ビデオ信号が供給され
る。そして、TFT液晶パネルの各ピクセルにそのアナ
ログ電圧が供給されて、パネル上に画像が生成される。
サンプル・ホールド回路及びバッファ・アンプ21と補
正回路5が同一チップ上にあれば、熱結合されており、
また同一チップ上での素子の誤差は少ないことから、有
効に、温度変動や電源変動に動的対応を行うことができ
る。また、TFT液晶表示パネル23もこの補正回路5
から離れたところに配置されることは考えられず、エミ
ュレーションを行うのに適当である。
正が行われ、サンプル・ホールド回路及びバッファ・ア
ンプ21に補正されたアナログ・ビデオ信号が供給され
る。そして、TFT液晶パネルの各ピクセルにそのアナ
ログ電圧が供給されて、パネル上に画像が生成される。
サンプル・ホールド回路及びバッファ・アンプ21と補
正回路5が同一チップ上にあれば、熱結合されており、
また同一チップ上での素子の誤差は少ないことから、有
効に、温度変動や電源変動に動的対応を行うことができ
る。また、TFT液晶表示パネル23もこの補正回路5
から離れたところに配置されることは考えられず、エミ
ュレーションを行うのに適当である。
【0027】図2にTFTエミュレータ11の詳細を示
す。+Vrefと−Vrefは、信号反転回路9により生成さ
れた2つの基準電圧である。この2つの基準電圧は、ア
ナログ・スイッチ31に供給されるようになっている。
アナログ・スイッチ31は、2つの基準電圧を後述する
図4(a)〜(d)の波形を生ずるように4つの出力に
分配する。これは、このTFTエミュレータ11におい
てHV反転の動作をエミュレートし、その結果を用いて
実際のTFT液晶表示パネルもHV反転にて動作させる
ことを念頭においているものである。各エミュレーショ
ンを行う回路(疑似回路)は、バッファ・アンプ33、
TFT液晶表示パネルの1つの表示セルの疑似回路であ
るセル・エミュレータ35で構成される。各セル・エミ
ュレータ35の出力は、アナログ・スイッチ37に接続
されており、適当なタイミングで適当な出力を+Vtft
と−Vtftとして、差動増幅器13に出力するようにな
っている。
す。+Vrefと−Vrefは、信号反転回路9により生成さ
れた2つの基準電圧である。この2つの基準電圧は、ア
ナログ・スイッチ31に供給されるようになっている。
アナログ・スイッチ31は、2つの基準電圧を後述する
図4(a)〜(d)の波形を生ずるように4つの出力に
分配する。これは、このTFTエミュレータ11におい
てHV反転の動作をエミュレートし、その結果を用いて
実際のTFT液晶表示パネルもHV反転にて動作させる
ことを念頭においているものである。各エミュレーショ
ンを行う回路(疑似回路)は、バッファ・アンプ33、
TFT液晶表示パネルの1つの表示セルの疑似回路であ
るセル・エミュレータ35で構成される。各セル・エミ
ュレータ35の出力は、アナログ・スイッチ37に接続
されており、適当なタイミングで適当な出力を+Vtft
と−Vtftとして、差動増幅器13に出力するようにな
っている。
【0028】セル・エミュレータ35においてFET
(Field Effect Transistor)が組み込まれているが、こ
のゲート電圧に関してもHV反転をエミュレートすべく
制御回路(図示せず)によりゲート信号0及びゲート信
号1にて制御される。このゲート信号についても後に示
す。そして、アナログ・スイッチ37には4つの出力が
入力されているが、このうちの適当な2つを前述のよう
に+Vtftと−Vtftとして選択するよう、制御回路(図
示せず)が制御信号2にてアナログ・スイッチ37を制
御する。この制御信号2についても後に述べる。このよ
うにして、+Vtftと−Vtftが差動増幅器13に供給さ
れる。
(Field Effect Transistor)が組み込まれているが、こ
のゲート電圧に関してもHV反転をエミュレートすべく
制御回路(図示せず)によりゲート信号0及びゲート信
号1にて制御される。このゲート信号についても後に示
す。そして、アナログ・スイッチ37には4つの出力が
入力されているが、このうちの適当な2つを前述のよう
に+Vtftと−Vtftとして選択するよう、制御回路(図
示せず)が制御信号2にてアナログ・スイッチ37を制
御する。この制御信号2についても後に述べる。このよ
うにして、+Vtftと−Vtftが差動増幅器13に供給さ
れる。
【0029】このようにアナログ・スイッチ31、37
がTFTエミュレータ11に組み込まれているが、この
回路も信号に影響を与える要因となる。しかし、アナロ
グ・スイッチ回路の影響は他の2つの要素よりも小さい
ので、許容される。但し、このアナログ・スイッチ回路
の誤差は極力小さくするようにしなければならない。
がTFTエミュレータ11に組み込まれているが、この
回路も信号に影響を与える要因となる。しかし、アナロ
グ・スイッチ回路の影響は他の2つの要素よりも小さい
ので、許容される。但し、このアナログ・スイッチ回路
の誤差は極力小さくするようにしなければならない。
【0030】また、セル・エミュレータ35内に構成さ
れたコンデンサ(キャパシタンス,容量)Cは、実際の
TFT液晶表示パネルが図1(B)のような等価回路に
て表されるので、液晶による容量とFETのゲート−ソ
ース間の寄生容量を勘案して、その値を決めることにな
る。
れたコンデンサ(キャパシタンス,容量)Cは、実際の
TFT液晶表示パネルが図1(B)のような等価回路に
て表されるので、液晶による容量とFETのゲート−ソ
ース間の寄生容量を勘案して、その値を決めることにな
る。
【0031】図3は、補正回路5の詳細を示したもので
ある。図1とほぼ同一であるから、基準電圧生成器7、
信号反転回路9、TFTエミュレータ11、差動増幅器
13については説明の必要はない。フィードフォワード
回路19は、アナログ・ビデオ信号を+と−の2つの信
号にし、その各々の信号から差動増幅器13において生
成された+/−オフセット信号を足し算するように構成
されている。これにより、TFTエミュレータ11及び
差動増幅器13にて生成された、TFT液晶表示パネル
とそれを駆動する系の直流成分の歪みをキャンセルする
ことができる。
ある。図1とほぼ同一であるから、基準電圧生成器7、
信号反転回路9、TFTエミュレータ11、差動増幅器
13については説明の必要はない。フィードフォワード
回路19は、アナログ・ビデオ信号を+と−の2つの信
号にし、その各々の信号から差動増幅器13において生
成された+/−オフセット信号を足し算するように構成
されている。これにより、TFTエミュレータ11及び
差動増幅器13にて生成された、TFT液晶表示パネル
とそれを駆動する系の直流成分の歪みをキャンセルする
ことができる。
【0032】また、TFTエミュレータ11は、HV反
転をエミュレートするように動作するが、その制御は図
3における制御回路17の制御信号1及び2、ゲート信
号0及び1にて行われる。制御回路17の制御のようす
を図4に総合的に示した。なお、時間的な区切りは、1
ライン分の書き込みに必要な時間である。
転をエミュレートするように動作するが、その制御は図
3における制御回路17の制御信号1及び2、ゲート信
号0及び1にて行われる。制御回路17の制御のようす
を図4に総合的に示した。なお、時間的な区切りは、1
ライン分の書き込みに必要な時間である。
【0033】制御信号1は、アナログ・スイッチ31を
制御するために用いられるが、ここではHV反転を行う
ような形で基準電圧を変化させてエミュレーションを行
う必要がある。よって、図4の(a)(b)(c)
(d)のような信号を先の4つのエミュレーションを行
う疑似回路に供給するようにアナログ・スイッチ31を
構成し、それにあった制御信号1を制御回路17が供給
する。ここで、(a)〜(d)の各々の中心にある点線
は0Vを示す線であり、上側が+の極性、下側が−の極
性を表す。信号反転回路9からの出力を図4(a)〜
(d)のように出力するわけであるから、振幅は+/−
Vrefである。
制御するために用いられるが、ここではHV反転を行う
ような形で基準電圧を変化させてエミュレーションを行
う必要がある。よって、図4の(a)(b)(c)
(d)のような信号を先の4つのエミュレーションを行
う疑似回路に供給するようにアナログ・スイッチ31を
構成し、それにあった制御信号1を制御回路17が供給
する。ここで、(a)〜(d)の各々の中心にある点線
は0Vを示す線であり、上側が+の極性、下側が−の極
性を表す。信号反転回路9からの出力を図4(a)〜
(d)のように出力するわけであるから、振幅は+/−
Vrefである。
【0034】セル・エミュレータ35a及びc内のFE
Tには、ゲート0信号が入力される(図4(e))。ま
た、セル・エミュレータ35b及びd内のFETには、
ゲート1信号が入力される(図4(f))。図示したよ
うに、+の極性の電圧を与えるとサンプル・モードにな
り、−の極性を与えるとホールド・モードになる。この
FETは、バッファ・アンプからの出力を保持してTF
T液晶表示パネルのセルに1つのデータを表示するの
で、ホールド・モード時が実際の表示状態を表す。この
ゲート0信号及びゲート1信号の振幅は、図4では+/
−Vccと示してあるが、信号を入力されるFETが動作
できる電圧であればよい。
Tには、ゲート0信号が入力される(図4(e))。ま
た、セル・エミュレータ35b及びd内のFETには、
ゲート1信号が入力される(図4(f))。図示したよ
うに、+の極性の電圧を与えるとサンプル・モードにな
り、−の極性を与えるとホールド・モードになる。この
FETは、バッファ・アンプからの出力を保持してTF
T液晶表示パネルのセルに1つのデータを表示するの
で、ホールド・モード時が実際の表示状態を表す。この
ゲート0信号及びゲート1信号の振幅は、図4では+/
−Vccと示してあるが、信号を入力されるFETが動作
できる電圧であればよい。
【0035】バッファ・アンプ33及びセル・エミュレ
ータ35を通過した後の信号は、それぞれ図4(g)
(h)(i)(j)で示されるように、系の歪みを受け
て変形されている。しかし、ほぼ+Vtftと−Vtftに落
ち着くように変化するので、各時間間隔において+Vtf
tと−Vtftに落ち着いている出力であって、セル・エミ
ュレータ35内のFETがホールド・モードになってい
る出力を選択するように、アナログ・スイッチ37を構
成し、それにあった制御信号2を供給する。すると、図
3のAmp2a及びAmp2bの入力は、図4(k)
(l)に示したようになる。選択される疑似回路の出力
は図4(k)(l)に示されており、最初はTFT2o
utとTFT0outである。
ータ35を通過した後の信号は、それぞれ図4(g)
(h)(i)(j)で示されるように、系の歪みを受け
て変形されている。しかし、ほぼ+Vtftと−Vtftに落
ち着くように変化するので、各時間間隔において+Vtf
tと−Vtftに落ち着いている出力であって、セル・エミ
ュレータ35内のFETがホールド・モードになってい
る出力を選択するように、アナログ・スイッチ37を構
成し、それにあった制御信号2を供給する。すると、図
3のAmp2a及びAmp2bの入力は、図4(k)
(l)に示したようになる。選択される疑似回路の出力
は図4(k)(l)に示されており、最初はTFT2o
utとTFT0outである。
【0036】このようにすると、信号反転回路9からの
基準電圧(+/−Vref)と疑似回路の出力(+/−Vt
ft)の差が、Amp2a及びAmp2bで生成され、+
/−オフセット信号が出力される(図4(m)
(n))。この+/−オフセット信号によりフィード・
フォワード回路19で生成された+/−のアナログ・ビ
デオ信号が足し算され、図4(o)(p)に示されたよ
うな波形が生ずる。図4(o)(p)において、破線は
補正が行われる前の信号であり、実線が補正が行われた
後の信号である。
基準電圧(+/−Vref)と疑似回路の出力(+/−Vt
ft)の差が、Amp2a及びAmp2bで生成され、+
/−オフセット信号が出力される(図4(m)
(n))。この+/−オフセット信号によりフィード・
フォワード回路19で生成された+/−のアナログ・ビ
デオ信号が足し算され、図4(o)(p)に示されたよ
うな波形が生ずる。図4(o)(p)において、破線は
補正が行われる前の信号であり、実線が補正が行われた
後の信号である。
【0037】以上述べたような構成により、電源電圧の
変化及び温度変化による系の歪をキャンセルすることが
可能となったわけであるが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではない。すなわち、上述ではHV反転を
行うことを前提にTFTエミュレータ11が構成されて
いるたが、H反転を行うようにTFTエミュレータ11
を構成・動作するように変形することも考えられる。そ
の場合には、周辺の差動増幅器13フィード・フォワー
ド回路19等もそれに合わせて変更される。また、信号
反転回路9、差動増幅器13、フィードフォワード回路
19、TFTエミュレータ11内のアナログ・スイッチ
37等は、それぞれ同一の機能を達成する他の回路にて
置換することが可能である。
変化及び温度変化による系の歪をキャンセルすることが
可能となったわけであるが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではない。すなわち、上述ではHV反転を
行うことを前提にTFTエミュレータ11が構成されて
いるたが、H反転を行うようにTFTエミュレータ11
を構成・動作するように変形することも考えられる。そ
の場合には、周辺の差動増幅器13フィード・フォワー
ド回路19等もそれに合わせて変更される。また、信号
反転回路9、差動増幅器13、フィードフォワード回路
19、TFTエミュレータ11内のアナログ・スイッチ
37等は、それぞれ同一の機能を達成する他の回路にて
置換することが可能である。
【0038】さらに、本願発明では、サンプル・ホール
ド回路以降の回路をエミュレーションしているが、TF
T液晶表示パネルは同一の半導体チップに含まれるもの
ではないので、このセルの部分は除き、サンプル・ホー
ルド回路、バッファ・アンプ、特にバッファ・アンプの
エミュレーションを行うようにしてもよい。これは、同
一半導体チップ内の回路であって、熱結合による温度ド
リフト及び電源電圧の変動等に対応するという点では、
同様の効果を奏するからである。
ド回路以降の回路をエミュレーションしているが、TF
T液晶表示パネルは同一の半導体チップに含まれるもの
ではないので、このセルの部分は除き、サンプル・ホー
ルド回路、バッファ・アンプ、特にバッファ・アンプの
エミュレーションを行うようにしてもよい。これは、同
一半導体チップ内の回路であって、熱結合による温度ド
リフト及び電源電圧の変動等に対応するという点では、
同様の効果を奏するからである。
【0039】
【発明の効果】以上述べたとおり、デバイスのばらつ
き、温度及び電源電圧の変動に対応することのできるT
FT液晶表示パネルのドライバを提供することができ
た。
き、温度及び電源電圧の変動に対応することのできるT
FT液晶表示パネルのドライバを提供することができ
た。
【0040】また、TFT液晶表示パネルのドライバ以
降の回路、液晶表示パネルの1つの表示セルに対応する
回路等をエミュレーションすることにより、温度、電源
電圧の変動等による総合的な誤差電圧を生成し、この誤
差電圧によりビデオ信号を補正することもできた。
降の回路、液晶表示パネルの1つの表示セルに対応する
回路等をエミュレーションすることにより、温度、電源
電圧の変動等による総合的な誤差電圧を生成し、この誤
差電圧によりビデオ信号を補正することもできた。
【0041】さらに、上述のようなドライバを提供する
ことにより、画質の向上及び安定度の高い画像の提供を
行うこともできた。
ことにより、画質の向上及び安定度の高い画像の提供を
行うこともできた。
【図1】本発明の概略図である。
【図2】本発明の主要部分の概略図である。
【図3】図1を詳細にした図である。
【図4】動作を説明するための波形図である。
1 フレーム・バッファ 3 D/A変換器 5 補正回路 7 基準電圧生成器 9 信号反転回路 11 TFTエミュレ
ータ 13 差動増幅器 17 制御回路 19 フィードフォワード回路 21 サンプル・ホールド回路及びバッファ・アンプ 23 TFT液晶表示パネル 31 アナログ・ス
イッチ 33 バッファ・アンプ 35 セル・エミュ
レータ 37 アナログ・スイッチ
ータ 13 差動増幅器 17 制御回路 19 フィードフォワード回路 21 サンプル・ホールド回路及びバッファ・アンプ 23 TFT液晶表示パネル 31 アナログ・ス
イッチ 33 バッファ・アンプ 35 セル・エミュ
レータ 37 アナログ・スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 佳民 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内
Claims (6)
- 【請求項1】基準電圧生成器と、 TFT液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・
アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路と前記TFT
液晶表示パネルの1つの表示セルに等価な表示セル等価
回路とを含む疑似回路と、前記疑似回路への前記基準電
圧生成器の出力の供給と、前記表示セル等価回路の駆動
とを制御する制御回路とを有し、前記基準電圧生成器の
出力に対する前記疑似回路の応答を出力するTFTエミ
ュレータ回路と、 前記基準電圧生成器の出力と前記TFTエミュレータ回
路の出力との差を検出する差分検出回路と、 前記差分検出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号
を補正する補正回路とを有するアナログ・ビデオ信号補
正装置。 - 【請求項2】前記TFTエミュレータ回路が、前記TF
T液晶表示パネルを駆動するのに用いるサンプル・ホー
ルド回路と等価な等価回路をさらに含む請求項1記載の
アナログ・ビデオ信号補正装置。 - 【請求項3】前記基準電圧生成器の出力が+の出力と−
の出力とを含み、 前記TFTエミュレータ回路の前記疑似回路が複数組あ
り、 前記制御回路が、 前記疑似回路の各組に前記+の出力と前記−の出力とを
交互に、且つ異なる態様で供給し、 前記表示セル等価回路に含まれるゲートを付勢してお
り、かつ前記+の出力及び前記−の出力が入力された前
記疑似回路の組の応答をそれぞれ前記TFTエミュレー
タ回路の出力として出力させる請求項1記載のアナログ
・ビデオ信号補正回路。 - 【請求項4】TFT液晶表示パネルと、 基準電圧生成器と、 TFT液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・
アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路と前記TFT
液晶表示パネルの1つの表示セルに等価な表示セル等価
回路とを含む疑似回路と、前記疑似回路への前記基準電
圧生成器の出力の供給と、前記表示セル等価回路の駆動
とを制御する制御回路とを有し、前記基準電圧生成器の
出力に対する前記疑似回路の応答を出力するTFTエミ
ュレータ回路と、 前記基準電圧生成器の出力と前記TFTエミュレータ回
路の出力との差を検出する差分検出回路と、 前記差分検出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号
を補正する補正回路と、 前記補正回路に接続されたサンプル・ホールド回路と、 前記サンプル・ホールド回路に接続された前記バッファ
・アンプとを有するTFT液晶表示装置。 - 【請求項5】基準電圧生成器と、 TFT液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・
アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路を含む疑似回
路と、前記疑似回路への前記基準電圧生成器の出力の供
給を制御する制御回路とを有し、前記基準電圧生成器の
出力に対する前記疑似回路の応答を出力するTFTエミ
ュレータ回路と、 前記基準電圧生成器の出力と前記TFTエミュレータ回
路の出力との差を検出する差分検出回路と、 前記差分検出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号
を補正する補正回路とを有するアナログ・ビデオ信号補
正装置。 - 【請求項6】TFT液晶表示パネルと、 基準電圧生成器と、 TFT液晶表示パネルを駆動するのに用いるバッファ・
アンプと等価なバッファ・アンプ等価回路を含む疑似回
路と、前記疑似回路への前記基準電圧生成器の出力の供
給を制御する制御回路とを有し、前記基準電圧生成器の
出力に対する前記疑似回路の応答を出力するTFTエミ
ュレータ回路と、 前記基準電圧生成器の出力と前記TFTエミュレータ回
路の出力との差を検出する差分検出回路と、 前記差分検出回路の出力により、アナログ・ビデオ信号
を補正する補正回路と、 前記補正回路に接続されたサンプル・ホールド回路と、 前記サンプル・ホールド回路に接続された前記バッファ
・アンプとを有するTFT液晶表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6308526A JP2667373B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | アナログ・ビデオ信号補正装置及びtft液晶表示装置 |
| US08/571,745 US5739816A (en) | 1994-12-13 | 1995-12-13 | Analog video signal compensating apparatus and TFT liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6308526A JP2667373B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | アナログ・ビデオ信号補正装置及びtft液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08166773A true JPH08166773A (ja) | 1996-06-25 |
| JP2667373B2 JP2667373B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=17982099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6308526A Expired - Lifetime JP2667373B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | アナログ・ビデオ信号補正装置及びtft液晶表示装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5739816A (ja) |
| JP (1) | JP2667373B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE40772E1 (en) | 1998-01-26 | 2009-06-23 | Au Optronics Corporation | Digital liquid crystal display driving circuit |
| JP2017138588A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置、表示パネル、及び電子機器 |
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| KR100444008B1 (ko) | 1996-02-28 | 2004-12-04 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 표시소자구동장치,표시장치,정보처리장치및표시소자구동방법 |
| JP3317871B2 (ja) * | 1997-03-27 | 2002-08-26 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
| JP3166668B2 (ja) * | 1997-08-21 | 2001-05-14 | 日本電気株式会社 | 液晶表示装置 |
| US7002542B2 (en) * | 1998-09-19 | 2006-02-21 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Active matrix liquid crystal display |
| US6300945B1 (en) * | 1998-10-31 | 2001-10-09 | Duke University | Analog conditioning circuitry for imagers for a display |
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| JP4168668B2 (ja) * | 2002-05-31 | 2008-10-22 | ソニー株式会社 | アナログバッファ回路、表示装置および携帯端末 |
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Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| DE3620723C2 (de) * | 1986-06-20 | 1995-05-11 | Asea Brown Boveri | Verfahren und digitales Meßgerät zum Anzeigen eines sich zeitlich ändernden Meßwertes |
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