JPH08168848A - 鋳造用金型の冷却通路構造 - Google Patents

鋳造用金型の冷却通路構造

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JPH08168848A
JPH08168848A JP31525294A JP31525294A JPH08168848A JP H08168848 A JPH08168848 A JP H08168848A JP 31525294 A JP31525294 A JP 31525294A JP 31525294 A JP31525294 A JP 31525294A JP H08168848 A JPH08168848 A JP H08168848A
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JP
Japan
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mold
mounting plate
cooling
die
passage
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JP31525294A
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Fumio Yamaguchi
二三夫 山口
Masatoshi Kawaguchi
正敏 川口
Nobuki Matsuo
伸樹 松尾
Masaaki Kurosawa
正明 黒沢
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型取付板と金型の間の冷却水通路の接続構
造を改良し、金型の取付け、取外し作業の容易化を図
る。 【構成】 金型取付板5に冷却水供給・排出通路23を
設け、この冷却水供給・排出通路23と、金型取付板5
に一体に接合される金型7の冷却通路22とを接合面p
で対面させ、この冷却水供給・排出通路23と冷却通路
22を、両端外周にOリング27を嵌着した継手管26
によって接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造用金型の金型取付
板に対して金型の取付け、取外しを簡単に行えるように
するための冷却通路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】金型鋳造において生産性の向上、製品の
高精度化、高寿命化等を図るため、熱伝導の高い金型を
用いて溶湯の表層を急速に凝固させ、表層が殻状に凝固
した時点で型開きするような鋳造法が従来から知られて
いる。そして、このような金型鋳造においては、型温の
管理を適切にして常に一定の凝固状態で型開きする必要
があり、金型内には型温を細かく制御するために多数の
冷却通路が設けられる。
【0003】例えば図7及び図8は、可動型100のキ
ャビティ面側から見た正面図(図7)と側面図(図8)
の一例であるが、金型取付板101の前面に取り付けら
れた金型102のキャビティ面Cに、湯口103に通じ
る縦湯道104、横湯道105、105、製品形状部1
06、106が形成されているような場合、これら縦湯
道104、横湯道105、製品形状部106等の近傍を
取り囲むように冷却通路107…が張り巡らされる。
【0004】そして、この冷却通路107…には、金型
102の両側面部に接続される冷却ホース108…から
冷却水が導入或いは排出され、この冷却ホース108…
は、図7に示すように後面側の金型取付板101の両側
面部に集約され図示しないマニホールド等に接続されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては金型102の補修又は点検等において、金型取
付板101から金型102を取り外す際に、すべての冷
却ホース108…を金型102側から取り外す必要があ
り、非常に手間と時間がかかる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、金型取付板の冷却水供給・排出通路と、この
金型取付板に一体に接合された金型の冷却通路とを接続
するようにした鋳造用金型の冷却通路構造において、前
記金型取付板には一端が冷却水供給・排出通路に連通
し、他端が金型との接合面に開口する連結孔を形成し、
また前記金型には一端が冷却通路に連通し、他端が前記
金型取付板の連結孔と対応する箇所に開口する連結孔を
形成し、これら金型取付板の連結孔と金型の連結孔とを
継手管にて接続する用にした。ここで、継手管としては
例えば外周にOリングを装着したストレート形状のもの
を用いる。
【0007】
【作用】継手管の一端側を金型取付板の冷却水供給・排
出通路に嵌入し、他端側を金型の冷却通路に嵌入して接
続する。この際、各通路と継手管は夫々のOリングでシ
ールする。そして、このように継手管を介して接続する
ことで、金型の位置決め機能を発揮することもでき、ま
た金型取付板から金型を取外し、又は取付ける時でも継
手管によってワンタッチで脱着できる。また、例えば金
型取付板と金型に熱膨張差がある時でも継手管によって
吸収することができ、水洩れ等が生じない。そして、継
手管の形状をストレートにすることで、金型の取外し、
取付けが一層容易になる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。ここで、図1は本発明に係る鋳造用金型を
適用した鋳造システム全体を示す構成図、図2は鋳造金
型のキャビティ部を断面にした縦断面図、図3は図2の
A−A方向から見た可動型の正面図、図4は一部を断面
にした可動型の平面図である。
【0009】本発明に係る冷却通路構造を採用した鋳造
装置は、例えば図1に示すような自動車の構成部品であ
るステアリングナックルを全自動で鋳造するシステムの
鋳造金型に適用され、このシステムでは、熱伝導率の高
い銅金型によって溶湯の表層に殻状の凝固層を形成し、
内部が未凝固の段階で型開きして払い出すいわゆるQC
(クイック・キャスチング)プロセスを採用している。
【0010】上記の鋳造システムの略中央には鋳造装置
1が配置され、この鋳造装置1は固定金型2と可動金型
3から構成され、また鋳造装置1の上流側には固定金型
2と可動金型3とを閉じた際に形成される製品キャビテ
ィ内に溶湯を注湯するための注湯ステーション40を設
けている。
【0011】この注湯ステーション40は加圧注湯炉4
1、ロードセル42、及び加圧注湯炉41から出湯する
溶湯を受け取って鋳造装置1に該溶湯を注湯する取り鍋
43を備え、ロードセル42によって取り鍋43内の溶
湯量を一定量にセットした後、取り鍋43を鋳造装置1
上に移動させ、湯口から製品キャビティ内に注湯するよ
うにしている。
【0012】また、前記加圧注湯炉41には、更に上流
側に配置した溶解炉44で生成した溶湯を搬送取り鍋4
5で供給するようにしている。更に、鋳造装置1の上方
には、黒鉛を球状化させるマグネシウム等の添加剤を溶
湯に添加するための添加剤計量装置50が設けられ、ま
た、この添加剤計量装置50に隣接して、キャビティ面
に離型剤を塗布するブロースモーク装置51が上下移動
自在に設けられている。
【0013】また、鋳造装置1の下流側上方には、型開
きした金型から鋳造品を取り出すワーク取出ロボット5
2が水平方向に移動自在に設けられ、取り出した鋳造品
を矯正・切断装置53に移送する。
【0014】そしてこの矯正・切断装置53でトリミン
グ等を行った後、移載ロボット54で熱処理炉55に向
けて移送する。尚、図中、56はフィルタ交換装置であ
り、湯道の途中に配設したスラグ等除去用のフィルタを
例えば毎ショットごとに交換する。
【0015】一方、鋳造装置1は図2に示すように、固
定型2と可動型3を備え、固定型2と可動型3は夫々の
金型取付板4、5にクランプ保持された金型6、7を備
えて鋳る。ここで、金型取付板4、5は鋳鉄製又は鋼製
であり、金型6、7は熱伝導性に優れた銅合金製として
いる。そして、固定型2と可動型3が型締めされると、
各金型6、7の型合わせ面にキャビティ8が形成され
る。
【0016】また、可動金型7側のキャビティ8は、図
3に示すように、中央に設けられた方案部8aと、両サ
イドに設けられた一対の製品部8b、8bからなり、方
案部8aは湯口10に連なる湯溜まり11及び縦湯道1
2と、この縦湯道12の底部から左右に分離する横湯道
13、13と、各横湯道13、13の端部に連なる連通
湯道14、14からなる。
【0017】横湯道13、13の途中には溶湯の不純物
を取り除くフィルタ15、15が設置され、製品部8b
はステアリングナックルの製品形状に合せて成形され、
またこの製品部8b内には、図2に示すように、製品形
状の一部に貫通孔を形成するための金属中子16及び鋳
抜きコア17が臨んでいる。そして、金属中子16は可
動金型取付板5に固定されて可動金型7の中子挿通孔7
aを挿通するとともに、鋳抜きコア17はシリンダユニ
ット18によって製品部8b内に出没自在にされてい
る。尚、図2において20、21は押出しピンである。
【0018】ところで、このようなキャビティ8に溶湯
を注湯して鋳造する操作を繰り返すと、特に高温の溶湯
に最初に接触する方案部8aと、若干冷えた状態の溶湯
に接触する製品部8bとは熱的損耗の程度が異なり、方
案部8aの方が補修頻度が高いため、本案では金型6、
7を複数の分割型に分け、補修時の金型交換作業を簡易
に行えるようにしている。すなわち、図3に示すよう
に、可動金型7を中央及び下方の方案部8aに対応する
逆T字状の第1分割型7aと、左右の製品部8b、8b
に対応する第2、第3分割型7b、7cに分割面q、r
に沿って分割し、共に同じ材質の銅合金製としている。
そして、方案部8aに損耗等が生じた際、第1分割型7
aだけを簡易に交換できるようにしている。尚、かかる
分割構成は固定金型6についても同様である。
【0019】ところで、固定型2と可動型3には、キャ
ビティ8内の溶湯の温度を管理するための加熱機構と冷
却機構が設けられており、加熱機構は各金型6、7に埋
設されたヒータにて構成され、冷却機構は各金型6、7
の冷却通路22…と各金型取付板4、5の冷却水供給・
排出通路23…(図2、図4)とマニホールド24、2
4(図4)等から構成されている。つまり、図4に示す
ようにマニホールド24、24は各金型取付板4、5の
両側面部に設けられ、可動金型7の冷却通路22…又は
冷却水供給・排出通路23…の接続部から延びる冷却ホ
ース25…が一括して集約されている。
【0020】ここで、実施例では前記第1分割型7aに
対する冷却通路構成と、第2、第3分割型7b、7cに
対する冷却通路構成は異ならしており、交換頻度の高い
第1分割型7aは、脱着が容易なように本発明の通路構
成を採用し、第2、第3分割型7b、7cに対する通路
構成は従来のままとしている。すなわち、第2、第3分
割型7b、7cに対する通路構成は、冷却ホース25…
を可動金型7の両側面部に接続する構成であるが、第1
分割型7aに対する本案の通路構成は、可動金型取付板
5と可動金型7との接合面pを介して通路を構成するよ
うにし、可動金型取付板5の冷却水供給・排出通路23
…と可動金型7の冷却通路22…とを継手管26…で接
続している。
【0021】即ち、金型取付板5には一端が冷却水供給
・排出通路23に連通し、他端が可動金型7との接合面
pに開口する連結孔30が形成され、また可動金型7に
は一端が冷却通路22に連通し、他端が前記金型取付板
5の連結孔30と対応する箇所に開口する連結孔31が
形成され、これら金型取付板5の連結孔30と可動金型
7の連結孔31とを継手管26にて接続するようにして
いる。
【0022】継手管26は図5に示すように、両端部に
Oリング27、27を嵌着してストレート形状に形成さ
れており、一端側を冷却水供給・排出通路23に差込
み、他端側を冷却通路22に差込むことで接続してい
る。また、この継手管26は図6に示すように、可動金
型取付板5側の連結孔30に雌ネジ部30aを形成し、
この雌ネジ部30aに螺合させるようにしてもよい。但
し、可動金型取付板5と可動金型7の熱膨張差が大きい
場合は、膨張差を吸収できる図5のタイプが有利であ
る。
【0023】因みに、冷却水供給・排出通路23と冷却
通路22に継手管26を介在させることなく、単に接合
面pを密着させて冷却水供給・排出通路23と冷却通路
22を連通させ、連通路の周囲の接合面pをシール部材
でシールするような方式も考えられ、実際にこのような
方式も採用してみたが、この場合は水洩れが生じてうま
くいかなかった。
【0024】以上のような冷却通路構造の作用について
説明する。固定型2と可動型3を型締めしてキャビティ
8内に溶湯を充填するとともに、冷却通路22に冷却水
を導入して急速に冷却する。この際、マニホールド24
を通った冷却水の一部は、金型取付板4、5の冷却水供
給・排出通路23…から継手管26を介して第1分割型
7aの冷却通路22…に送り込まれ、方案部8aの溶湯
を冷却した後、冷却水供給・排出通路23…を通ってマ
ニホールド24に排出される。また、マニホールド24
を介して冷却ホース25に供給された冷却水は、第2、
第3分割型7b、7cの冷却通路22…に送り込まれ、
製品部8b、8bの溶湯を冷却した後、冷却ホース25
を通ってマニホールド24に排出される。
【0025】そして、方案部7aが損傷し補修等が必要
になったら、第1分割型7aを可動金型取付板5から取
外して行うが、この際、継手管26…を引抜くだけで良
く、また、取付ける時は差込めばよい。つまり、交換等
作業が極めて簡略化される。また、継手管26と冷却通
路22又は冷却水供給・排出通路23との間には僅かな
クリアランスがあるため、熱膨張差を吸収することがで
きる。しかも継手管26によって位置決め機能も発揮さ
れる。勿論、第2、第3分割型7b、7cの通路構成
を、本発明のように接合面pから行うようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る冷却通路構造
は、金型取付板の冷却水供給・排出通路と金型の冷却通
路を、接合面の継手管で接続するようにしたため、金型
の取外し取付け作業が極めて簡単になる。また、継手管
による差込み方式を採用することで熱膨張差がある場合
でも水洩れをなくすことができ、しかも位置決め機能を
発揮させることができる。そして、継手管をストレート
形状にすれば、脱着作業は一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳造用金型を適用した鋳造システ
ム全体を示す構成図
【図2】鋳造装置のキャビティ部を断面にした縦断面図
【図3】図2のA−A方向から見た可動型の正面図
【図4】一部を断面にした可動型の平面図
【図5】継手管の拡大図であり、(A)は金型を取外し
た状態、(B)は金型を取付けた状態
【図6】継手管の別構成例図
【図7】従来の可動型の正面図
【図8】従来の可動型の側面図
【符号の説明】
1…鋳造装置、5…可動金型取付板、7…可動金型、2
2…冷却通路、23…冷却水供給・排出通路、26…継
手管、27…Oリング、30,31…連結孔、p…接合
面。
フロントページの続き (72)発明者 黒沢 正明 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型取付板の冷却水供給・排出通路と、
    この金型取付板に一体に接合された金型の冷却通路とを
    接続するようにした鋳造用金型の冷却通路構造におい
    て、前記金型取付板には一端が冷却水供給・排出通路に
    連通し、他端が金型との接合面に開口する連結孔が形成
    され、また前記金型には一端が冷却通路に連通し、他端
    が前記金型取付板の連結孔と対応する箇所に開口する連
    結孔が形成され、これら金型取付板の連結孔と金型の連
    結孔とを継手管にて接続することを特徴とする鋳造金型
    の冷却通路構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の鋳造用金型の冷却通路
    構造において、前記継手管は外周にOリングを装着する
    とともにストレート形状であることを特徴とする鋳造用
    金型の冷却通路構造。
JP31525294A 1994-12-19 1994-12-19 鋳造用金型の冷却通路構造 Withdrawn JPH08168848A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016147270A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 株式会社ワイテック ホットプレス装置用金型
JP2017209729A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 ユニバーサル製缶株式会社 缶成形装置
CN112276003A (zh) * 2020-10-29 2021-01-29 沪航科技集团有限公司 一种阀门浇注成型降温工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017209729A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 ユニバーサル製缶株式会社 缶成形装置
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Effective date: 20020305