JPH08168933A - 送りねじ機構 - Google Patents
送りねじ機構Info
- Publication number
- JPH08168933A JPH08168933A JP6333433A JP33343394A JPH08168933A JP H08168933 A JPH08168933 A JP H08168933A JP 6333433 A JP6333433 A JP 6333433A JP 33343394 A JP33343394 A JP 33343394A JP H08168933 A JPH08168933 A JP H08168933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed screw
- movable body
- split
- nut
- screw mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/24—Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
- F16H2025/2445—Supports or other means for compensating misalignment or offset between screw and nut
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型化を図ると共に剛性を低下させずにトル
クむらを低減させた送りねじ機構を提供する。 【構成】 直線移動可能な可動体と、可動体に設けられ
たナット部材2と、ナット部材を介して可動体を駆動す
る送りねじ54とを備え、ナット部材は、送りねじに螺
合する割りナット4a,4bと、可動体にそれぞれ揺動
可能に設けられ、割りナットをそれぞれ支持する一対の
支持部材5,6とを有する送りねじ機構において、一方
の支持部材5の揺動中心となるヒンジピン7の中心点と
他方の支持部材6の揺動中心となるヒンジピン8の中心
点とが送りねじ54のピッチ円の直径とほぼ同じ距離だ
け離れている。各中心点からピッチ円に渡した接線に対
する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くので、各割りナ
ットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度が増
す。
クむらを低減させた送りねじ機構を提供する。 【構成】 直線移動可能な可動体と、可動体に設けられ
たナット部材2と、ナット部材を介して可動体を駆動す
る送りねじ54とを備え、ナット部材は、送りねじに螺
合する割りナット4a,4bと、可動体にそれぞれ揺動
可能に設けられ、割りナットをそれぞれ支持する一対の
支持部材5,6とを有する送りねじ機構において、一方
の支持部材5の揺動中心となるヒンジピン7の中心点と
他方の支持部材6の揺動中心となるヒンジピン8の中心
点とが送りねじ54のピッチ円の直径とほぼ同じ距離だ
け離れている。各中心点からピッチ円に渡した接線に対
する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くので、各割りナ
ットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度が増
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はステージ等の可動体を
直進駆動させる直動装置の送りねじ機構に関する。
直進駆動させる直動装置の送りねじ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送りねじ機構としては、例えば図
5に示すようなものが知られている。図7はこの送りね
じ機構を備えた直動装置を示している。
5に示すようなものが知られている。図7はこの送りね
じ機構を備えた直動装置を示している。
【0003】直動装置は、ベース50上に設けられたガ
イド部51と、このガイド部51に直線移動可能に支持
された可動体52と、この可動体52をガイド部51に
沿って移動させる送りねじ機構53と、この送りねじ機
構53の送りねじ54を回転させるモータ55とを備え
ている。送りねじ54は、ガイド部51と平行になるよ
うに、ベース50に固定された左右の支持部材56a,
56bの軸受部で回転可能に支持されている。
イド部51と、このガイド部51に直線移動可能に支持
された可動体52と、この可動体52をガイド部51に
沿って移動させる送りねじ機構53と、この送りねじ機
構53の送りねじ54を回転させるモータ55とを備え
ている。送りねじ54は、ガイド部51と平行になるよ
うに、ベース50に固定された左右の支持部材56a,
56bの軸受部で回転可能に支持されている。
【0004】図5に示す従来の送りねじ機構53は、可
動体52に固定して設けられたナット部材57と、この
ナット部材57を介して可動体52を移動させる送りね
じ54とを備えている。ナット部材57は、可動体52
に固定された支持部材58と、送りねじ54に螺合した
割りナット59a,59bと、割りナット59a,59
bをそれぞれ支持する一対の支持部材60,61とを備
えている。各割りナット59a,59bは各支持部材6
0,61に固定されている。一対の支持部材60,61
は、一つのヒンジピン62によって支持部材58に揺動
可能に支持されている。また、支持部材60,61の反
ヒンジピン側端部には引っ張りばね63が掛られてお
り、このばね63によって割りナット59a,59bが
送りねじ54に押し付けられている。
動体52に固定して設けられたナット部材57と、この
ナット部材57を介して可動体52を移動させる送りね
じ54とを備えている。ナット部材57は、可動体52
に固定された支持部材58と、送りねじ54に螺合した
割りナット59a,59bと、割りナット59a,59
bをそれぞれ支持する一対の支持部材60,61とを備
えている。各割りナット59a,59bは各支持部材6
0,61に固定されている。一対の支持部材60,61
は、一つのヒンジピン62によって支持部材58に揺動
可能に支持されている。また、支持部材60,61の反
ヒンジピン側端部には引っ張りばね63が掛られてお
り、このばね63によって割りナット59a,59bが
送りねじ54に押し付けられている。
【0005】この送りねじ機構では、モータ55により
駆動されて送りねじ54が回転すると、この回転により
ナット部材57全体及び可動体52がガイド部51に沿
ってその回転方向に応じた方向へ直線移動する。また、
割りナット59a,59bが送りねじ54を挾むように
送りねじ54に螺合しているので、送りねじ54と割り
ナット59a,59bとの間のスラスト方向のガタが取
り除かれている。
駆動されて送りねじ54が回転すると、この回転により
ナット部材57全体及び可動体52がガイド部51に沿
ってその回転方向に応じた方向へ直線移動する。また、
割りナット59a,59bが送りねじ54を挾むように
送りねじ54に螺合しているので、送りねじ54と割り
ナット59a,59bとの間のスラスト方向のガタが取
り除かれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、(1)1本のヒンジピン62の周りに一対
の支持部材60,61及び支持部材58の3つの部材が
集中する構造、すなわち一対の支持部材60,61に挿
通したヒンジピン62の両端部を、支持部材60,61
の両側を覆うように延びる支持部材58の両支持壁部で
それぞれ支持する構造であるので、送りねじ54の軸方
向におけるナット部材57の幅が大きくなり、ナット部
材57全体が大型化してしまうという問題がある。
来技術では、(1)1本のヒンジピン62の周りに一対
の支持部材60,61及び支持部材58の3つの部材が
集中する構造、すなわち一対の支持部材60,61に挿
通したヒンジピン62の両端部を、支持部材60,61
の両側を覆うように延びる支持部材58の両支持壁部で
それぞれ支持する構造であるので、送りねじ54の軸方
向におけるナット部材57の幅が大きくなり、ナット部
材57全体が大型化してしまうという問題がある。
【0007】また、上記従来技術では、(2)各支持部
材60,61は一つのヒンジピン62を中心に揺動可能
であるので、各割りナット59a,59bの移動する軌
跡はヒンジピン62の中心点62aを中心とする円弧で
ある(図6参照)。中心点62aから送りねじ54のピ
ッチ円54aに渡した接線に対する法線ベクトル65
a,65bは、各割りナット59a,59bの微小範囲
での移動方向と一致する。したがって、送りねじ54が
法線ベクトル65a,65bとほぼ一致する方向にフレ
る場合には、各割りナット59a,59bがそのフレに
追従して中心点62aを中心にばね63の付勢力に抗し
て揺動してそのフレを吸収することができる。ところ
が、送りねじ54が法線ベクトル65a,65bとは異
なる方向にフレる場合には各支持部材60,61を揺動
させようとする力が小さく、特に送りねじ54が法線ベ
クトル65a,65bと直交する方向すなわち前記接線
に平行な方向にフレる場合には、各支持部材60,61
を揺動させようとする力がほとんど発生しないので、各
割りナット59a,59bはそのフレに追従して揺動し
にくく、そのフレを吸収しにくいという問題がある。こ
のように送りねじ54の特定の方向のフレしか吸収する
ことができないと、送りねじ54をモータ55で駆動す
る場合に、送りねじ54のトルクむらが発生し、可動体
52を定速で駆動することができず、モータ55を制御
する上で好ましくない。このようなトルクむらの発生
は、ヒンジピン62の中心点62aと送りねじ54の軸
心54bとの距離L3 が短くなるほど、或いは送りねじ
54の呼び径(外径)が大きくなるほど法線ベクトル6
5a,65bが図6で示す角度位置からさらにヒンジピ
ン62側へ傾くので顕著になる。
材60,61は一つのヒンジピン62を中心に揺動可能
であるので、各割りナット59a,59bの移動する軌
跡はヒンジピン62の中心点62aを中心とする円弧で
ある(図6参照)。中心点62aから送りねじ54のピ
ッチ円54aに渡した接線に対する法線ベクトル65
a,65bは、各割りナット59a,59bの微小範囲
での移動方向と一致する。したがって、送りねじ54が
法線ベクトル65a,65bとほぼ一致する方向にフレ
る場合には、各割りナット59a,59bがそのフレに
追従して中心点62aを中心にばね63の付勢力に抗し
て揺動してそのフレを吸収することができる。ところ
が、送りねじ54が法線ベクトル65a,65bとは異
なる方向にフレる場合には各支持部材60,61を揺動
させようとする力が小さく、特に送りねじ54が法線ベ
クトル65a,65bと直交する方向すなわち前記接線
に平行な方向にフレる場合には、各支持部材60,61
を揺動させようとする力がほとんど発生しないので、各
割りナット59a,59bはそのフレに追従して揺動し
にくく、そのフレを吸収しにくいという問題がある。こ
のように送りねじ54の特定の方向のフレしか吸収する
ことができないと、送りねじ54をモータ55で駆動す
る場合に、送りねじ54のトルクむらが発生し、可動体
52を定速で駆動することができず、モータ55を制御
する上で好ましくない。このようなトルクむらの発生
は、ヒンジピン62の中心点62aと送りねじ54の軸
心54bとの距離L3 が短くなるほど、或いは送りねじ
54の呼び径(外径)が大きくなるほど法線ベクトル6
5a,65bが図6で示す角度位置からさらにヒンジピ
ン62側へ傾くので顕著になる。
【0008】なお、各割りナット59a,59bの雌ね
じの、各割りナット59a,59bがフレに追従して揺
動しにくい方向に対応する部位を切り欠けば、この切欠
部によって送りねじ54が各割りナット59a,59b
に対して相対的に移動し易くなり、これによってトルク
むらはある程度軽減されるが、各割りナット59a,5
9bの雌ねじと送りねじ54の雄ねじとの接触面積が減
少して剛性や耐久性が低下してしまうという問題があ
る。
じの、各割りナット59a,59bがフレに追従して揺
動しにくい方向に対応する部位を切り欠けば、この切欠
部によって送りねじ54が各割りナット59a,59b
に対して相対的に移動し易くなり、これによってトルク
むらはある程度軽減されるが、各割りナット59a,5
9bの雌ねじと送りねじ54の雄ねじとの接触面積が減
少して剛性や耐久性が低下してしまうという問題があ
る。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は小型化を図ると共に剛性を低下さ
せずにトルクむらを低減させた送りねじ機構を提供する
ことである。
たもので、その課題は小型化を図ると共に剛性を低下さ
せずにトルクむらを低減させた送りねじ機構を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の送りねじ機構は、直線移動可能
な可動体と、前記可動体に設けられたナット部材と、前
記ナット部材を介して前記可動体を駆動する送りねじと
を備え、前記ナット部材は、前記送りねじに螺合する割
りナットと、前記可動体にそれぞれ揺動可能に設けら
れ、前記割りナットをそれぞれ支持する一対の支持部材
とを有する送りねじ機構において、一方の前記支持部材
の揺動中心と他方の前記支持部材の揺動中心とが所定距
離だけ離れている。
め請求項1記載の発明の送りねじ機構は、直線移動可能
な可動体と、前記可動体に設けられたナット部材と、前
記ナット部材を介して前記可動体を駆動する送りねじと
を備え、前記ナット部材は、前記送りねじに螺合する割
りナットと、前記可動体にそれぞれ揺動可能に設けら
れ、前記割りナットをそれぞれ支持する一対の支持部材
とを有する送りねじ機構において、一方の前記支持部材
の揺動中心と他方の前記支持部材の揺動中心とが所定距
離だけ離れている。
【0011】請求項2記載の発明の送りねじ機構は、前
記揺動中心間の距離と前記送りねじのピッチ円の直径と
がほぼ等しい。
記揺動中心間の距離と前記送りねじのピッチ円の直径と
がほぼ等しい。
【0012】請求項3記載の発明の送りねじ機構は、前
記割りナットのそれぞれを前記送りねじに押圧する付勢
手段を有する。
記割りナットのそれぞれを前記送りねじに押圧する付勢
手段を有する。
【0013】
【作用】請求項1記載の送りねじ機構では、一方の支持
部材の揺動中心と他方の支持部材の揺動中心とが所定距
離だけ離れている構成により、各支持部材が所定距離だ
け離れた別の箇所で可動体に揺動可能に支持されている
ので、各支持部材の支持部が一箇所に集中せず、送りね
じの軸方向におけるナット部材の幅が小さくなる。
部材の揺動中心と他方の支持部材の揺動中心とが所定距
離だけ離れている構成により、各支持部材が所定距離だ
け離れた別の箇所で可動体に揺動可能に支持されている
ので、各支持部材の支持部が一箇所に集中せず、送りね
じの軸方向におけるナット部材の幅が小さくなる。
【0014】また、一方の支持部材の揺動中心と他方の
支持部材の揺動中心とが所定距離だけ離れている構成に
より、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接線
に対する法線ベクトルが垂直方向に近づくので、送りね
じが法線ベクトルとほぼ一致する方向にフレる場合に、
各割りナットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に
揺動してそのフレを吸収することができると共に、送り
ねじが法線ベクトルと異なる任意の方向にフレる場合に
は、両割りナットに、両割りナットを揺動させようとす
る法線ベクトル方向の力が作用し、各割りナットがその
フレに追従して各揺動中心を中心に揺動してそのフレを
吸収することができる。これによって、各割りナットの
雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各割りナット
が送りねじのフレに追従して揺動する自由度が増す。
支持部材の揺動中心とが所定距離だけ離れている構成に
より、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接線
に対する法線ベクトルが垂直方向に近づくので、送りね
じが法線ベクトルとほぼ一致する方向にフレる場合に、
各割りナットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に
揺動してそのフレを吸収することができると共に、送り
ねじが法線ベクトルと異なる任意の方向にフレる場合に
は、両割りナットに、両割りナットを揺動させようとす
る法線ベクトル方向の力が作用し、各割りナットがその
フレに追従して各揺動中心を中心に揺動してそのフレを
吸収することができる。これによって、各割りナットの
雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各割りナット
が送りねじのフレに追従して揺動する自由度が増す。
【0015】請求項2記載の送りねじ機構では、揺動中
心間の距離と送りねじのピッチ円の直径とがほぼ等しい
構成により、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡し
た接線に対する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くの
で、送りねじが法線ベクトルとほぼ一致する方向にフレ
る場合に、各割りナットがそのフレに追従して各揺動中
心を中心に揺動してそのフレを吸収することができると
共に、送りねじが法線ベクトルと異なる任意の方向にフ
レる場合には、両割りナットに、両割りナットを揺動さ
せようとする法線ベクトル方向の力が作用し、各割りナ
ットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺動して
そのフレを吸収することができる。これによって、各割
りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各
割りナットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度
が増す。
心間の距離と送りねじのピッチ円の直径とがほぼ等しい
構成により、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡し
た接線に対する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くの
で、送りねじが法線ベクトルとほぼ一致する方向にフレ
る場合に、各割りナットがそのフレに追従して各揺動中
心を中心に揺動してそのフレを吸収することができると
共に、送りねじが法線ベクトルと異なる任意の方向にフ
レる場合には、両割りナットに、両割りナットを揺動さ
せようとする法線ベクトル方向の力が作用し、各割りナ
ットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺動して
そのフレを吸収することができる。これによって、各割
りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各
割りナットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度
が増す。
【0016】請求項3記載の送りねじ機構では、割りナ
ットのそれぞれを送りねじに押圧する付勢手段を有する
構成により、両付勢手段の付勢力を調整して各割りナッ
トの送りねじに対する押圧力を均一にすることができ
る。
ットのそれぞれを送りねじに押圧する付勢手段を有する
構成により、両付勢手段の付勢力を調整して各割りナッ
トの送りねじに対する押圧力を均一にすることができ
る。
【0017】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1はこの発明の一実施例に係る送りねじ
機構を示しており、図3は一実施例に係る送りねじ機構
を用いた直動装置を示している。なお、一実施例の説明
において、図5〜図7に示す上記従来技術と同様の部位
には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
機構を示しており、図3は一実施例に係る送りねじ機構
を用いた直動装置を示している。なお、一実施例の説明
において、図5〜図7に示す上記従来技術と同様の部位
には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0019】図1に示す送りねじ機構1は、可動体52
(図3参照)に固定して設けられたナット部材2と、こ
のナット部材2を介して可動体52を移動させる送りね
じ54とを備えている。
(図3参照)に固定して設けられたナット部材2と、こ
のナット部材2を介して可動体52を移動させる送りね
じ54とを備えている。
【0020】ナット部材2は、可動体52に固定された
支持部材3と、送りねじ54を挟んでこの送りねじ54
に螺合した割りナット4a,4bと、割りナット4a,
4bをそれぞれ支持する一対の支持部材5,6とを備え
ている。各割りナット4a,4bは各支持部材5,6に
固定されている。
支持部材3と、送りねじ54を挟んでこの送りねじ54
に螺合した割りナット4a,4bと、割りナット4a,
4bをそれぞれ支持する一対の支持部材5,6とを備え
ている。各割りナット4a,4bは各支持部材5,6に
固定されている。
【0021】一方の支持部材5は、支持部材3を挟むよ
うにその両側面に近接する支持部5a,5aを有してお
り、支持部材3及び支持部5a,5aに挿通するヒンジ
ピン7によって支持部材3の上部に揺動可能に支持され
ている。他方の支持部材6も、支持部材3を挟むように
その両側面に近接する支持部6a,6aを有しており、
支持部材3及び支持部6a,6aに挿通するヒンジピン
8によって支持部材3の下部に揺動可能に支持されてい
る。
うにその両側面に近接する支持部5a,5aを有してお
り、支持部材3及び支持部5a,5aに挿通するヒンジ
ピン7によって支持部材3の上部に揺動可能に支持され
ている。他方の支持部材6も、支持部材3を挟むように
その両側面に近接する支持部6a,6aを有しており、
支持部材3及び支持部6a,6aに挿通するヒンジピン
8によって支持部材3の下部に揺動可能に支持されてい
る。
【0022】一方の支持部材5の揺動中心であるヒンジ
ピン7と、他方の支持部材6の揺動中心であるヒンジピ
ン8とが、所定の方向に所定距離だけ離れている(図2
参照)。すなわち、各ヒンジピン7,8は送りねじ54
と平行に配置されており、各ヒンジピン7,8の中心点
(揺動中心)7a,8aがほぼ垂直方向にずれており、
かつ両中心点7a,8a間の距離L1 と送りねじ54の
ピッチ円54aとがほぼ等しくなっている(図2参
照)。
ピン7と、他方の支持部材6の揺動中心であるヒンジピ
ン8とが、所定の方向に所定距離だけ離れている(図2
参照)。すなわち、各ヒンジピン7,8は送りねじ54
と平行に配置されており、各ヒンジピン7,8の中心点
(揺動中心)7a,8aがほぼ垂直方向にずれており、
かつ両中心点7a,8a間の距離L1 と送りねじ54の
ピッチ円54aとがほぼ等しくなっている(図2参
照)。
【0023】支持部材5,6の反ヒンジピン側端部には
ばね掛け用のピン9,10が設けられており、このピン
9,10間に引っ張りばね11が設けられている。この
引っ張りばね11によって割りナット4a,4bが送り
ねじ54に押し付けられている。
ばね掛け用のピン9,10が設けられており、このピン
9,10間に引っ張りばね11が設けられている。この
引っ張りばね11によって割りナット4a,4bが送り
ねじ54に押し付けられている。
【0024】上記構成を有する一実施例に係る送りねじ
機構では、モータ55により駆動されて送りねじ54が
回転すると、この回転によりナット部材2全体及び可動
体52がガイド部51に沿ってその回転方向に応じた方
向へ直線移動する。また、割りナット4a,4bが送り
ねじ54を挾むように引っ張りばね11によって押し付
けられて送りねじ54に螺合しているので、送りねじ5
4のピッチ誤差や送りねじ54と割りナット4a,4b
間のバックラッシュ等に起因する送りねじ54と割りナ
ット4a,4bとの間のスラスト方向のガタが取り除か
れている。
機構では、モータ55により駆動されて送りねじ54が
回転すると、この回転によりナット部材2全体及び可動
体52がガイド部51に沿ってその回転方向に応じた方
向へ直線移動する。また、割りナット4a,4bが送り
ねじ54を挾むように引っ張りばね11によって押し付
けられて送りねじ54に螺合しているので、送りねじ5
4のピッチ誤差や送りねじ54と割りナット4a,4b
間のバックラッシュ等に起因する送りねじ54と割りナ
ット4a,4bとの間のスラスト方向のガタが取り除か
れている。
【0025】また、各支持部材5,6が所定距離だけ離
れた別の箇所で支持部材3に揺動可能に支持されてい
る、すなわち、一方の支持部材5は支持部材3及び支持
部5a,5aに挿通するヒンジピン7によって支持部材
3の上部に揺動可能に支持されていると共に他方の支持
部材6は支持部材3及び支持部6a,6aに挿通するヒ
ンジピン8によって支持部材3の下部に揺動可能に支持
されているので、各支持部材5,6の支持部が一箇所に
集中せず、送りねじ54の軸方向におけるナット部材2
の幅が小さくなる。これによって、ナット部材2の小型
化を図ることができると共にモータ55に対する負荷を
小さくすることができる。
れた別の箇所で支持部材3に揺動可能に支持されてい
る、すなわち、一方の支持部材5は支持部材3及び支持
部5a,5aに挿通するヒンジピン7によって支持部材
3の上部に揺動可能に支持されていると共に他方の支持
部材6は支持部材3及び支持部6a,6aに挿通するヒ
ンジピン8によって支持部材3の下部に揺動可能に支持
されているので、各支持部材5,6の支持部が一箇所に
集中せず、送りねじ54の軸方向におけるナット部材2
の幅が小さくなる。これによって、ナット部材2の小型
化を図ることができると共にモータ55に対する負荷を
小さくすることができる。
【0026】また、各ヒンジピン7,8の中心点(揺動
中心)7a,8aがほぼ垂直方向にずれており、かつ両
中心点7a,8a間の距離L1 と送りねじ54のピッチ
円54aとがほぼ等しくなっている構成により、各中心
点7a,8aから送りねじ54のピッチ円54aに渡し
た接線12a,12bに対する法線ベクトルがほぼ垂直
方向を向くので、送りねじ54が法線ベクトルとほぼ一
致する方向にフレる場合に、各割りナット4a,4bが
そのフレに追従して各中心点7a,8aを中心に揺動し
てそのフレを吸収することができる。送りねじ54が法
線ベクトルと異なる任意の方向にフレる場合には、両割
りナット4a,4bに、両割りナット4a,4bを揺動
させようとする垂直方向(法線ベクトル方向)の力が作
用し、各割りナット4a,4bがそのフレに追従して各
中心点7a,8aを中心に揺動してそのフレを吸収する
ことができる。したがって、各割りナット4a,4bの
雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各割りナット
4a,4bが送りねじ54のフレに追従して揺動する自
由度が増し、送りねじ54のトルクむらが少ないので、
送りねじ54をモータ55で駆動する場合に、可動体5
2を定速で駆動したり、可動体52の位置制御を正確に
行うことができる。
中心)7a,8aがほぼ垂直方向にずれており、かつ両
中心点7a,8a間の距離L1 と送りねじ54のピッチ
円54aとがほぼ等しくなっている構成により、各中心
点7a,8aから送りねじ54のピッチ円54aに渡し
た接線12a,12bに対する法線ベクトルがほぼ垂直
方向を向くので、送りねじ54が法線ベクトルとほぼ一
致する方向にフレる場合に、各割りナット4a,4bが
そのフレに追従して各中心点7a,8aを中心に揺動し
てそのフレを吸収することができる。送りねじ54が法
線ベクトルと異なる任意の方向にフレる場合には、両割
りナット4a,4bに、両割りナット4a,4bを揺動
させようとする垂直方向(法線ベクトル方向)の力が作
用し、各割りナット4a,4bがそのフレに追従して各
中心点7a,8aを中心に揺動してそのフレを吸収する
ことができる。したがって、各割りナット4a,4bの
雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各割りナット
4a,4bが送りねじ54のフレに追従して揺動する自
由度が増し、送りねじ54のトルクむらが少ないので、
送りねじ54をモータ55で駆動する場合に、可動体5
2を定速で駆動したり、可動体52の位置制御を正確に
行うことができる。
【0027】送りねじ54が水平方向(左右方向)にフ
レる場合には、両割りナット4a,4bにその間の間隔
を拡げる力が作用し、両支持部材5,6が互いに離れる
方向に揺動して水平方向のフレを吸収することができ
る。
レる場合には、両割りナット4a,4bにその間の間隔
を拡げる力が作用し、両支持部材5,6が互いに離れる
方向に揺動して水平方向のフレを吸収することができ
る。
【0028】なお、上記一実施例において、支持部材5
と割りナット4a、支持部材6と割りナット4bをそれ
ぞれ一体に形成してもよい。
と割りナット4a、支持部材6と割りナット4bをそれ
ぞれ一体に形成してもよい。
【0029】図4は他の実施例に係る送りねじ機構を示
している。
している。
【0030】この実施例では、割りナット4a,4bを
それぞれ送りねじ54に押圧する付勢手段が個別に設け
られている。具体的には、割りナット4aを送りねじ5
4に押圧する付勢手段としての板ばね20aと、割りナ
ット4bを送りねじ54に押圧する付勢手段としての板
ばね20bとが設けられている。
それぞれ送りねじ54に押圧する付勢手段が個別に設け
られている。具体的には、割りナット4aを送りねじ5
4に押圧する付勢手段としての板ばね20aと、割りナ
ット4bを送りねじ54に押圧する付勢手段としての板
ばね20bとが設けられている。
【0031】板ばね20aの一端は支持部材3の上面
に、板ばね20bの一端は支持部材3の下面にそれぞれ
固定されている。支持部材5には板ばね20aの他端部
に係合し、そのばね力を調節するための調節ねじ21a
が設けられている。同様に、支持部材6には板ばね20
bの他端部に係合し、そのばね力を調節するための調節
ねじ21bが設けられている。
に、板ばね20bの一端は支持部材3の下面にそれぞれ
固定されている。支持部材5には板ばね20aの他端部
に係合し、そのばね力を調節するための調節ねじ21a
が設けられている。同様に、支持部材6には板ばね20
bの他端部に係合し、そのばね力を調節するための調節
ねじ21bが設けられている。
【0032】この実施例によれば、調節ねじ21a,2
1bを調節することにより、割りナット4aを送りねじ
54に押圧する板ばね20aの付勢力と割りナット4b
を送りねじ54に押圧する板ばね20bの付勢力とを個
別に設定することができ、各割りナット4a,4bの送
りねじ54に対する押圧力を均一にすることができる。
1bを調節することにより、割りナット4aを送りねじ
54に押圧する板ばね20aの付勢力と割りナット4b
を送りねじ54に押圧する板ばね20bの付勢力とを個
別に設定することができ、各割りナット4a,4bの送
りねじ54に対する押圧力を均一にすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る送りねじ機構によれば、各支持部材が所定距離
だけ離れた別の箇所で可動体に揺動可能に支持されてい
るので、各支持部材の支持部が一箇所に集中せず、送り
ねじの軸方向におけるナット部材の幅が小さくなる。ま
た、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接線に
対する法線ベクトルが垂直方向に近づくので、各割りナ
ットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺動して
そのフレを吸収することができる。これによって、各割
りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各
割りナットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度
が増す。したがって、小型化を図ることができると共
に、剛性を低下させずにトルクむらを低減することがで
きる。
明に係る送りねじ機構によれば、各支持部材が所定距離
だけ離れた別の箇所で可動体に揺動可能に支持されてい
るので、各支持部材の支持部が一箇所に集中せず、送り
ねじの軸方向におけるナット部材の幅が小さくなる。ま
た、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接線に
対する法線ベクトルが垂直方向に近づくので、各割りナ
ットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺動して
そのフレを吸収することができる。これによって、各割
りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなくても、各
割りナットが送りねじのフレに追従して揺動する自由度
が増す。したがって、小型化を図ることができると共
に、剛性を低下させずにトルクむらを低減することがで
きる。
【0034】請求項2記載の発明に係る送りねじ機構に
よれば、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接
線に対する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くので、各
割りナットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺
動してそのフレを吸収することができる。これによっ
て、各割りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなく
ても、各割りナットが送りねじのフレに追従して揺動す
る自由度が増す。したがって、小型化を図ることができ
ると共に、剛性を低下させずにトルクむらを低減するこ
とができる。
よれば、各揺動中心から送りねじのピッチ円に渡した接
線に対する法線ベクトルがほぼ垂直方向を向くので、各
割りナットがそのフレに追従して各揺動中心を中心に揺
動してそのフレを吸収することができる。これによっ
て、各割りナットの雌ねじの一部を切り欠いたりしなく
ても、各割りナットが送りねじのフレに追従して揺動す
る自由度が増す。したがって、小型化を図ることができ
ると共に、剛性を低下させずにトルクむらを低減するこ
とができる。
【0035】また、請求項3記載の発明に係る送りねじ
機構によれば、両付勢手段の付勢力を調整して各割りナ
ットの送りねじに対する押圧力を均一にすることができ
る。
機構によれば、両付勢手段の付勢力を調整して各割りナ
ットの送りねじに対する押圧力を均一にすることができ
る。
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る送りねじ機構
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図2は図1の送りねじ機構を側方から見た概略
構成図である。
構成図である。
【図3】図3は図1の送りねじ機構を用いた直動装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】図4はこの発明の他の実施例に係る送りねじ機
構を示す斜視図である。
構を示す斜視図である。
【図5】図5は従来の送りねじ機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図6は図5の送りねじ機構を側方から見た概略
構成図である。
構成図である。
【図7】図7は図5の送りねじ機構を用いた直動装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
2 ナット部材 4a,4b 割りナット 5,6 支持部材 7a,8a ヒンジピンの中心点(揺動中心) 20a,20b 板ばね(付勢手段) 52 可動体 54 送りねじ 54a ピッチ円
Claims (3)
- 【請求項1】 直線移動可能な可動体と、 前記可動体に設けられたナット部材と、 前記ナット部材を介して前記可動体を駆動する送りねじ
とを備え、 前記ナット部材は、前記送りねじに螺合する割りナット
と、前記可動体にそれぞれ揺動可能に設けられ、前記割
りナットをそれぞれ支持する一対の支持部材とを有する
送りねじ機構において、 一方の前記支持部材の揺動中心と他方の前記支持部材の
揺動中心とが所定距離だけ離れていることを特徴とする
送りねじ機構。 - 【請求項2】 前記揺動中心間の距離と前記送りねじの
ピッチ円の直径とがほぼ等しいことを特徴とする請求項
1記載の送りねじ機構。 - 【請求項3】 前記割りナットのそれぞれを前記送りね
じに押圧する付勢手段を有することを特徴とする請求項
1又は2記載の送りねじ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6333433A JPH08168933A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 送りねじ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6333433A JPH08168933A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 送りねじ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168933A true JPH08168933A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18266057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6333433A Withdrawn JPH08168933A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 送りねじ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115615292A (zh) * | 2022-10-18 | 2023-01-17 | 国网福建省电力有限公司清流县供电公司 | 平行密封面间距调节测量装置 |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP6333433A patent/JPH08168933A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115615292A (zh) * | 2022-10-18 | 2023-01-17 | 国网福建省电力有限公司清流县供电公司 | 平行密封面间距调节测量装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |