JPH08170530A - 2重排気マニホルド構造 - Google Patents
2重排気マニホルド構造Info
- Publication number
- JPH08170530A JPH08170530A JP31528994A JP31528994A JPH08170530A JP H08170530 A JPH08170530 A JP H08170530A JP 31528994 A JP31528994 A JP 31528994A JP 31528994 A JP31528994 A JP 31528994A JP H08170530 A JPH08170530 A JP H08170530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- divided
- inner pipe
- divided inner
- exhaust manifold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/10—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
- F01N13/102—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds having thermal insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
- F01N13/14—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features having thermal insulation
- F01N13/141—Double-walled exhaust pipes or housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、外管の内部にシリンダからの排気
ガスが通過する内管を挿入する構成とされた2重排気マ
ニホルド構造を提供することを目的とする。 【構成】 排気マニホルド10は、外管11の内部に複
数個に分割された第1〜第3の分割内管12〜14が挿
入されている。第2の分割内管13の一端13aと第3
の分割内管14の一端14aには、フレア状に曲げられ
たフレア部16が設けられている。フレア部16は、分
割内管12〜14と外管11との間に形成された間隙1
7内に相対移動可能に嵌合する。各分割内管12〜14
と外管11の熱膨張量に差が生じた場合、フレア部16
は湾曲部分の曲率半径を小さくするように半径方向に弾
性変形しながら軸方向に摺動して熱膨張を吸収する。
ガスが通過する内管を挿入する構成とされた2重排気マ
ニホルド構造を提供することを目的とする。 【構成】 排気マニホルド10は、外管11の内部に複
数個に分割された第1〜第3の分割内管12〜14が挿
入されている。第2の分割内管13の一端13aと第3
の分割内管14の一端14aには、フレア状に曲げられ
たフレア部16が設けられている。フレア部16は、分
割内管12〜14と外管11との間に形成された間隙1
7内に相対移動可能に嵌合する。各分割内管12〜14
と外管11の熱膨張量に差が生じた場合、フレア部16
は湾曲部分の曲率半径を小さくするように半径方向に弾
性変形しながら軸方向に摺動して熱膨張を吸収する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2重排気マニホルド構造
に係り、特に外管の内部にシリンダからの排気ガスが通
過する内管を挿入する構成とされた2重排気マニホルド
構造に関する。
に係り、特に外管の内部にシリンダからの排気ガスが通
過する内管を挿入する構成とされた2重排気マニホルド
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンあるいはディーゼルエ
ンジン等の内燃機関では、吸気マニホルドから供給され
た燃料をシリンダ内で燃焼させると共に、燃焼により発
生した排気ガスを排気マニホルドから排気系統(エキゾ
ーストパイプ等)に導いて排出するようになっている。
ンジン等の内燃機関では、吸気マニホルドから供給され
た燃料をシリンダ内で燃焼させると共に、燃焼により発
生した排気ガスを排気マニホルドから排気系統(エキゾ
ーストパイプ等)に導いて排出するようになっている。
【0003】排気マニホルドには、排気系統に設けられ
た排気ガス浄化用の触媒を早期に暖めると共に、周辺へ
の熱害を防止するため、外気に晒される外管の内部にシ
リンダからの排気ガスが通過する内管を挿入する構成と
された2重排気マニホルド構造がある。このような2重
排気マニホルド構造においては、高温の排気ガスが内管
内を流れるため、内管が高温に加熱されるのに対し、内
管を覆う外管の表面は外気に晒されるため、内管よりも
低い温度になる。このように、内管と外管との間で温度
差が生ずるため、外管よりも内管の熱膨張量が大きくな
る。排気ガスにより内管が高温に加熱された際に生ずる
内管と外管との熱膨張量差は、内管の一部に応力集中を
生じさせて亀裂の発生原因となる。
た排気ガス浄化用の触媒を早期に暖めると共に、周辺へ
の熱害を防止するため、外気に晒される外管の内部にシ
リンダからの排気ガスが通過する内管を挿入する構成と
された2重排気マニホルド構造がある。このような2重
排気マニホルド構造においては、高温の排気ガスが内管
内を流れるため、内管が高温に加熱されるのに対し、内
管を覆う外管の表面は外気に晒されるため、内管よりも
低い温度になる。このように、内管と外管との間で温度
差が生ずるため、外管よりも内管の熱膨張量が大きくな
る。排気ガスにより内管が高温に加熱された際に生ずる
内管と外管との熱膨張量差は、内管の一部に応力集中を
生じさせて亀裂の発生原因となる。
【0004】このような問題を解決するため、内管と外
管との軸線方向の熱膨張差を吸収することにより内管へ
の応力集中を回避するように構成された2重排気マニホ
ルド構造が特開昭63−18124号公報により開示さ
れている。上記公報に記載された2重排気マニホルド構
造を図8に示す。排気マニホルド1は、外管2の内部に
小径な内管3を設けた構成とされる。外管2の流入側端
部は、シリンダヘッドに結合するためのフランジ2a〜
2cに溶接等により固着され、外管2の流出側端部は、
エキゾーストパイプに結合するためのフランジ2dに固
着されている。また、内管3の流入側端部及び流出側端
部もフランジ2a〜2dに固着されている。
管との軸線方向の熱膨張差を吸収することにより内管へ
の応力集中を回避するように構成された2重排気マニホ
ルド構造が特開昭63−18124号公報により開示さ
れている。上記公報に記載された2重排気マニホルド構
造を図8に示す。排気マニホルド1は、外管2の内部に
小径な内管3を設けた構成とされる。外管2の流入側端
部は、シリンダヘッドに結合するためのフランジ2a〜
2cに溶接等により固着され、外管2の流出側端部は、
エキゾーストパイプに結合するためのフランジ2dに固
着されている。また、内管3の流入側端部及び流出側端
部もフランジ2a〜2dに固着されている。
【0005】内管3は流入側端部及び流出側端部がフラ
ンジ2a〜2dに固着されることにより、外管2との間
に間隙4を有する状態で外管2の内部に支持される。そ
して、内管3には、熱膨張による軸線方向の変位を吸収
するように湾曲されたビード部5が設けられている。こ
のビード部5は、軸線方向の応力が加えられると湾曲部
分の曲率半径が変化して軸線方向に収縮するように形成
され、且つ、外周側5aが外管2の内面2aに当接する
ように形成されている。このような2重排気マニホルド
構造において、内管3に軸線方向の熱膨張が発生した場
合、流入側端部及び流出側端部がフランジ2a〜2dに
固着されているため、ビード部5には軸線方向の圧縮荷
重が作用する。その場合、ビード部5は、軸線方向に伸
縮して熱膨張による軸線方向の応力を吸収する。
ンジ2a〜2dに固着されることにより、外管2との間
に間隙4を有する状態で外管2の内部に支持される。そ
して、内管3には、熱膨張による軸線方向の変位を吸収
するように湾曲されたビード部5が設けられている。こ
のビード部5は、軸線方向の応力が加えられると湾曲部
分の曲率半径が変化して軸線方向に収縮するように形成
され、且つ、外周側5aが外管2の内面2aに当接する
ように形成されている。このような2重排気マニホルド
構造において、内管3に軸線方向の熱膨張が発生した場
合、流入側端部及び流出側端部がフランジ2a〜2dに
固着されているため、ビード部5には軸線方向の圧縮荷
重が作用する。その場合、ビード部5は、軸線方向に伸
縮して熱膨張による軸線方向の応力を吸収する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、内管3に設けられたビード部5の外周側5aが
外管2の内面2aに当接し、且つ、外管2の熱膨張量が
内管3よりも少ないため、内管3が排気ガスにより加熱
されて軸線方向及び半径方向に熱膨張すると、ビード部
5の外周側5aが外管2の内面2aに押圧されて潰され
た状態に変形する。そのため、外管2に対するビード部
5の摺動抵抗が増大し、内管3は軸線方向に熱膨張する
ことができなくなる。そのため、上記従来の構成では、
半径方向の熱膨張によりビード部5が軸線方向に収縮で
きなくなり、軸線方向の熱膨張による応力を効果的に吸
収することができないといった問題がある。
成では、内管3に設けられたビード部5の外周側5aが
外管2の内面2aに当接し、且つ、外管2の熱膨張量が
内管3よりも少ないため、内管3が排気ガスにより加熱
されて軸線方向及び半径方向に熱膨張すると、ビード部
5の外周側5aが外管2の内面2aに押圧されて潰され
た状態に変形する。そのため、外管2に対するビード部
5の摺動抵抗が増大し、内管3は軸線方向に熱膨張する
ことができなくなる。そのため、上記従来の構成では、
半径方向の熱膨張によりビード部5が軸線方向に収縮で
きなくなり、軸線方向の熱膨張による応力を効果的に吸
収することができないといった問題がある。
【0007】また、内管3にビード部5を設けた構成で
は、ビード部5自体に応力集中を招き、ビード部5の湾
曲加工部分に亀裂等が生ずるおそれがある。さらに、ビ
ード部5の代わりに内管3とは別材料により加工された
ベローズを内管3の途中に挿入して溶接等で固着する構
成も考えられるが、加工工程が複雑となるばかりか、か
なりの手間を要するため製造コストが高価になるといっ
た問題がある。
は、ビード部5自体に応力集中を招き、ビード部5の湾
曲加工部分に亀裂等が生ずるおそれがある。さらに、ビ
ード部5の代わりに内管3とは別材料により加工された
ベローズを内管3の途中に挿入して溶接等で固着する構
成も考えられるが、加工工程が複雑となるばかりか、か
なりの手間を要するため製造コストが高価になるといっ
た問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、内管
を複数に分割すると共に各分割内管が軸線方向に摺動可
能もしくは半径方向に弾性変形可能な構成として、内管
と外管との熱膨張量差に伴う内管の変形を抑えることを
目的とする。
を複数に分割すると共に各分割内管が軸線方向に摺動可
能もしくは半径方向に弾性変形可能な構成として、内管
と外管との熱膨張量差に伴う内管の変形を抑えることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
外管と内管から成る2重排気マニホルド構造において、
前記内管を複数に分割し、各分割内管が軸線方向に相対
移動可能となるように各々の分割内管の端部を隣接する
他の分割内管の端部に挿入したことを特徴とする。
外管と内管から成る2重排気マニホルド構造において、
前記内管を複数に分割し、各分割内管が軸線方向に相対
移動可能となるように各々の分割内管の端部を隣接する
他の分割内管の端部に挿入したことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、上記請求項1の
2重排気マニホルド構造において、前記外管と前記分割
内管との間に少なくとも前記分割内管の半径方向に変形
可能とされた支持部を設けたことを特徴とする。また、
請求項3の発明は、上記請求項1の2重排気マニホルド
構造において、前記分割内管の被挿入側端部を、前記外
管の内面に接するようなフレア状に加工したことを特徴
とする。
2重排気マニホルド構造において、前記外管と前記分割
内管との間に少なくとも前記分割内管の半径方向に変形
可能とされた支持部を設けたことを特徴とする。また、
請求項3の発明は、上記請求項1の2重排気マニホルド
構造において、前記分割内管の被挿入側端部を、前記外
管の内面に接するようなフレア状に加工したことを特徴
とする。
【0011】
【作用】上記請求項1によれば、内管を複数に分割する
と共に、各々の分割内管の端部を隣接する他の分割内管
の端部に挿入し、各分割内管が軸線方向に相対移動可能
とすることにより、分割内管が排気ガスに加熱されて外
管との熱膨張量に差が生じても各分割内管が相対移動し
て軸線方向の変位を相殺することが可能になる。従っ
て、2重排気マニホルド構造であるにもかかわらず、従
来の構造のように熱膨張により内管に設けられたビード
部の外管に対する摺動抵抗が増大するといった問題を生
ずることがないため、確実に内管の軸線方向の熱膨張を
吸収することができる。そのため、各分割内管では熱膨
張量差による応力集中が防止される。
と共に、各々の分割内管の端部を隣接する他の分割内管
の端部に挿入し、各分割内管が軸線方向に相対移動可能
とすることにより、分割内管が排気ガスに加熱されて外
管との熱膨張量に差が生じても各分割内管が相対移動し
て軸線方向の変位を相殺することが可能になる。従っ
て、2重排気マニホルド構造であるにもかかわらず、従
来の構造のように熱膨張により内管に設けられたビード
部の外管に対する摺動抵抗が増大するといった問題を生
ずることがないため、確実に内管の軸線方向の熱膨張を
吸収することができる。そのため、各分割内管では熱膨
張量差による応力集中が防止される。
【0012】また、請求項2によれば、外管と分割内管
との間に少なくとも分割内管の半径方向に変形可能とさ
れた支持部を設けることにより、外管の内側に分割内管
を安定に支持することができると共に、分割内管が半径
方向に熱膨張しても支持部が外管と分割内管との間で変
形して半径方向の熱膨張を吸収できる。また、請求項3
によれば、分割内管の被挿入側端部を外管の内面に接す
るようなフレア状に加工することにより、外管と分割内
管との間に別部材を設けることなく軸線方向の熱膨張及
び半径方向の熱膨張を吸収できる。
との間に少なくとも分割内管の半径方向に変形可能とさ
れた支持部を設けることにより、外管の内側に分割内管
を安定に支持することができると共に、分割内管が半径
方向に熱膨張しても支持部が外管と分割内管との間で変
形して半径方向の熱膨張を吸収できる。また、請求項3
によれば、分割内管の被挿入側端部を外管の内面に接す
るようなフレア状に加工することにより、外管と分割内
管との間に別部材を設けることなく軸線方向の熱膨張及
び半径方向の熱膨張を吸収できる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に本発明になる2重排気マニホ
ルド構造の一実施例を示す。尚、図1は2重排気マニホ
ルド構造の正面図、図2は図1中A−A線に沿う横断面
図である。両図において、排気マニホルド10は、外管
11の内部に複数個(本実施例では、3個)に分割され
た第1〜第3の分割内管12〜14が挿入された構成と
なっている。尚、本実施例の排気マニホルド10は、V
型6気筒エンジンの一方の排気側に取り付けられるもの
である。
ルド構造の一実施例を示す。尚、図1は2重排気マニホ
ルド構造の正面図、図2は図1中A−A線に沿う横断面
図である。両図において、排気マニホルド10は、外管
11の内部に複数個(本実施例では、3個)に分割され
た第1〜第3の分割内管12〜14が挿入された構成と
なっている。尚、本実施例の排気マニホルド10は、V
型6気筒エンジンの一方の排気側に取り付けられるもの
である。
【0014】また、外管11及び各分割内管12〜14
は、ステンレス等の耐熱金属により所望とする形状に形
成されている。外管11の流入側端部11a〜11c
は、シリンダヘッド側に結合されるフランジ15a〜1
5cの外周側に固着され、外管11の流出側端部11d
は、エキゾーストパイプ側に結合されるフランジ15d
の外周側に固着されている。
は、ステンレス等の耐熱金属により所望とする形状に形
成されている。外管11の流入側端部11a〜11c
は、シリンダヘッド側に結合されるフランジ15a〜1
5cの外周側に固着され、外管11の流出側端部11d
は、エキゾーストパイプ側に結合されるフランジ15d
の外周側に固着されている。
【0015】また、各分割内管12〜14は、外管11
の流入側端部11a〜11c及び流出側端部11dに合
致するように形成されており、外管11の内部で直列に
なるように配設されている。第1の分割内管12は、分
岐管としての一端12aがフランジ15aの内周側に固
着され、他端12bが外管11の形状に合わせて曲げら
れている。他端12bは一端12aから第1の分割内管
12内に流入した排気ガスを排出するため、流出側に延
在している。
の流入側端部11a〜11c及び流出側端部11dに合
致するように形成されており、外管11の内部で直列に
なるように配設されている。第1の分割内管12は、分
岐管としての一端12aがフランジ15aの内周側に固
着され、他端12bが外管11の形状に合わせて曲げら
れている。他端12bは一端12aから第1の分割内管
12内に流入した排気ガスを排出するため、流出側に延
在している。
【0016】第2の分割内管13は、T字管路に形成さ
れており、一端13aが上記第1の分割内管12の他端
12bに摺動可能に嵌合し、他端13bが流出側に延在
している。また、一端13aと他端13bとを結ぶ中心
線と直交する方向に突出するように形成された分岐管1
3cは、フランジ15bの内周側に固着されている。そ
して、分岐管13cから第2の分割内管13内に流入し
た排気ガスは、他端13b側に排気される。
れており、一端13aが上記第1の分割内管12の他端
12bに摺動可能に嵌合し、他端13bが流出側に延在
している。また、一端13aと他端13bとを結ぶ中心
線と直交する方向に突出するように形成された分岐管1
3cは、フランジ15bの内周側に固着されている。そ
して、分岐管13cから第2の分割内管13内に流入し
た排気ガスは、他端13b側に排気される。
【0017】第3の分割内管14は、第2の分割内管1
3と同様にT字管路に形成されており、一端14aが上
記第2の分割内管13の他端13bに摺動可能に嵌合
し、他端14bが流出側に延在してフランジ15dの内
周側に固着されている。また、一端14aと他端14b
とを結ぶ中心線と直交する方向に突出するように形成さ
れた分岐管14cは、フランジ15cの内周側に固着さ
れている。そして、分岐管14cから第3の分割内管1
4内に流入した排気ガスは、他端14b側に排気され
る。
3と同様にT字管路に形成されており、一端14aが上
記第2の分割内管13の他端13bに摺動可能に嵌合
し、他端14bが流出側に延在してフランジ15dの内
周側に固着されている。また、一端14aと他端14b
とを結ぶ中心線と直交する方向に突出するように形成さ
れた分岐管14cは、フランジ15cの内周側に固着さ
れている。そして、分岐管14cから第3の分割内管1
4内に流入した排気ガスは、他端14b側に排気され
る。
【0018】各分割内管12〜14は、外管11の内部
に直列に配設されているため、第3の分割内管14に
は、分岐管14cからの排気ガスだけでなく、第1の分
割内管12及び第2の分割内管13に流入された排気ガ
スも流れることになる。本実施例の場合、第2の分割内
管13の一端13aと第3の分割内管14の一端14a
には、図3に拡大して示すようなフレア状に曲げられた
フレア部16が設けられている。
に直列に配設されているため、第3の分割内管14に
は、分岐管14cからの排気ガスだけでなく、第1の分
割内管12及び第2の分割内管13に流入された排気ガ
スも流れることになる。本実施例の場合、第2の分割内
管13の一端13aと第3の分割内管14の一端14a
には、図3に拡大して示すようなフレア状に曲げられた
フレア部16が設けられている。
【0019】ここで、第2の分割内管13の一端13
a、及び第3の分割内管14の一端14aに設けられた
フレア部16について説明することにする。尚、第2の
分割内管13の一端13aと第3の分割内管14の一端
14aとは、同一形状であるので、以下第2の分割内管
13の一端13aに設けられたフレア部16について説
明する。
a、及び第3の分割内管14の一端14aに設けられた
フレア部16について説明することにする。尚、第2の
分割内管13の一端13aと第3の分割内管14の一端
14aとは、同一形状であるので、以下第2の分割内管
13の一端13aに設けられたフレア部16について説
明する。
【0020】図3に示されるように、フレア部16は、
外管11と分割内管12,13との間隙17内に嵌合す
るように断面がU字状に曲げられている。分割内管1
2,13の内径が同径であるので、フレア部16の内側
には、隣接する分割内管12の他端12bが嵌合できる
ようにするため、ほぼ分割内管12の肉厚分の段差18
が設けられている。
外管11と分割内管12,13との間隙17内に嵌合す
るように断面がU字状に曲げられている。分割内管1
2,13の内径が同径であるので、フレア部16の内側
には、隣接する分割内管12の他端12bが嵌合できる
ようにするため、ほぼ分割内管12の肉厚分の段差18
が設けられている。
【0021】そして、フレア部16は、通常、エンジン
始動前の状態のとき上記間隙17内にほとんど摺動抵抗
のない状態で挿入されるように形成されている。従っ
て、分割内管12,13が外管11内に組み込まれる
と、フレア部16の内周面16aが分割内管12の外周
に相対移動可能に嵌合し、且つフレア部16の外周面1
6bが外管11の内壁11eに相対移動可能に嵌合す
る。
始動前の状態のとき上記間隙17内にほとんど摺動抵抗
のない状態で挿入されるように形成されている。従っ
て、分割内管12,13が外管11内に組み込まれる
と、フレア部16の内周面16aが分割内管12の外周
に相対移動可能に嵌合し、且つフレア部16の外周面1
6bが外管11の内壁11eに相対移動可能に嵌合す
る。
【0022】上記のように間隙17がフレア部16によ
り閉塞されているため、間隙17における空気の対流を
防止することができると共に、熱伝達を防止することが
できる。これにより、2重構造とされた排気マニホルド
10の本来の目的である断熱効果を高めることができ
る。また、フレア部16が間隙17に介在することによ
り、フレア部16は分割内管12の他端12bを外管1
1内に支持する支持部としても機能することができる。
そのため、分割内管12〜14の組立後の強度が高めら
れ、且つ、熱膨張や振動が生じても各分割内管12〜1
4は外管11内でがたつくことがなく、安定に保持され
る。
り閉塞されているため、間隙17における空気の対流を
防止することができると共に、熱伝達を防止することが
できる。これにより、2重構造とされた排気マニホルド
10の本来の目的である断熱効果を高めることができ
る。また、フレア部16が間隙17に介在することによ
り、フレア部16は分割内管12の他端12bを外管1
1内に支持する支持部としても機能することができる。
そのため、分割内管12〜14の組立後の強度が高めら
れ、且つ、熱膨張や振動が生じても各分割内管12〜1
4は外管11内でがたつくことがなく、安定に保持され
る。
【0023】ここで、フレア部16を形成する際の加工
工程について説明する。尚、図4にフレア加工前の状態
を示し、図5にはフレア加工後の状態を示す。19はフ
レア加工用の金型で、所望の長さに切断された鋼管20
の内径よりも鋼管20の肉厚分だけ大径とされた突部1
9aと、突部19aの外周に設けられた環状溝19bを
有する。この環状溝19bは、断面がU字状に湾曲した
形状に形成されている。
工程について説明する。尚、図4にフレア加工前の状態
を示し、図5にはフレア加工後の状態を示す。19はフ
レア加工用の金型で、所望の長さに切断された鋼管20
の内径よりも鋼管20の肉厚分だけ大径とされた突部1
9aと、突部19aの外周に設けられた環状溝19bを
有する。この環状溝19bは、断面がU字状に湾曲した
形状に形成されている。
【0024】フレア部16を加工する際は、図4に示す
ように、鋼管20の端部20aが金型19の突部19a
に嵌合するようにあてがわれ、且つ軸方向に押圧され
る。そして、鋼管20は軸方向に押圧されると共に、そ
の端部20aが突部19aの外周に沿って拡径される。
さらに、鋼管20が軸方向に押圧されると、端部20a
は環状溝19bに沿ってカールされ、図3に示すような
所望のフレア部16となる。
ように、鋼管20の端部20aが金型19の突部19a
に嵌合するようにあてがわれ、且つ軸方向に押圧され
る。そして、鋼管20は軸方向に押圧されると共に、そ
の端部20aが突部19aの外周に沿って拡径される。
さらに、鋼管20が軸方向に押圧されると、端部20a
は環状溝19bに沿ってカールされ、図3に示すような
所望のフレア部16となる。
【0025】このように、フレア部16は、鋼管20を
金型19に押圧するだけで簡単に形成することができ、
これによりフレア加工にかかるコストを安価に抑えるこ
とができる。次に、上記のようにして形成されたフレア
部16の作用について説明する。図6(A)はエンジン
始動前の冷間時の状態を示し、図6(B)はエンジン始
動後の熱間時の状態を示す。
金型19に押圧するだけで簡単に形成することができ、
これによりフレア加工にかかるコストを安価に抑えるこ
とができる。次に、上記のようにして形成されたフレア
部16の作用について説明する。図6(A)はエンジン
始動前の冷間時の状態を示し、図6(B)はエンジン始
動後の熱間時の状態を示す。
【0026】分割内管13に設けられたフレア部16
が、隣接する分割内管12と外管11との間に挿入され
た組み立て状態においては、図6(A)に示されるよう
に、分割内管12と外管11との半径方向の離間距離で
ある間隙17がLaとなり、分割内管12の他端12b
と分割内管13の一端13aに設けられた段差18との
軸方向の間隔がSaとなる。
が、隣接する分割内管12と外管11との間に挿入され
た組み立て状態においては、図6(A)に示されるよう
に、分割内管12と外管11との半径方向の離間距離で
ある間隙17がLaとなり、分割内管12の他端12b
と分割内管13の一端13aに設けられた段差18との
軸方向の間隔がSaとなる。
【0027】ここで、エンジンからの排気ガスが各分割
内管12〜14内を通過してエキゾーストパイプ側に排
出されると、各分割内管12〜14は高温の排気ガスに
より加熱される。一方、各分割内管12〜14を覆うよ
うに形成された外管11には、フランジ15a〜15c
を介して加熱された各分割内管12〜14の熱が伝導す
るが、外側表面が空気に接触して放熱効果が得られると
共に、内側表面が間隙17を介して分割内管12〜14
と離間しているため、分割内管12〜14よりも低い温
度に保たれる。
内管12〜14内を通過してエキゾーストパイプ側に排
出されると、各分割内管12〜14は高温の排気ガスに
より加熱される。一方、各分割内管12〜14を覆うよ
うに形成された外管11には、フランジ15a〜15c
を介して加熱された各分割内管12〜14の熱が伝導す
るが、外側表面が空気に接触して放熱効果が得られると
共に、内側表面が間隙17を介して分割内管12〜14
と離間しているため、分割内管12〜14よりも低い温
度に保たれる。
【0028】各分割内管12〜14及び外管11は、上
記フランジ15a〜15dに固着された部分を基準とし
て軸方向及び半径方向に熱膨張するが、上記のように温
度差が生じるため、より高温に加熱される分割内管12
〜14の熱膨張量は、外管11よりも大きくなる。その
際、互いに隣接する各分割内管12〜14間で軸方向の
相対変位が生じ、同時に各分割内管12〜14と外管1
1との半径方向の間隙17が狭くなる。
記フランジ15a〜15dに固着された部分を基準とし
て軸方向及び半径方向に熱膨張するが、上記のように温
度差が生じるため、より高温に加熱される分割内管12
〜14の熱膨張量は、外管11よりも大きくなる。その
際、互いに隣接する各分割内管12〜14間で軸方向の
相対変位が生じ、同時に各分割内管12〜14と外管1
1との半径方向の間隙17が狭くなる。
【0029】つまり、図6(B)に示されるように、分
割内管12と外管11との半径方向の離間距離である間
隙17がLb(<La)となってエンジン始動前よりも
狭くなり、且つ、分割内管12の他端12bと分割内管
13の一端13aに設けられた段差18との軸方向の間
隔がSb(<Sa)となってエンジン始動前よりも狭く
なる。
割内管12と外管11との半径方向の離間距離である間
隙17がLb(<La)となってエンジン始動前よりも
狭くなり、且つ、分割内管12の他端12bと分割内管
13の一端13aに設けられた段差18との軸方向の間
隔がSb(<Sa)となってエンジン始動前よりも狭く
なる。
【0030】本実施例においては、前述したように分割
内管13,14の一端13a,14aにU字状に曲げ加
工されたフレア部16が設けられ、このフレア部16は
外管11との間隙17内に挿入されると共に、隣接する
分割内管12,13の他端13b,14bに摺動自在に
嵌合されている。そのため、上記温度差に基づいて各分
割内管12〜14と外管11の熱膨張量に差が生じた場
合、フレア部16は湾曲部分の曲率半径を小さくするよ
うに半径方向に弾性変形しながら軸方向に摺動する。
内管13,14の一端13a,14aにU字状に曲げ加
工されたフレア部16が設けられ、このフレア部16は
外管11との間隙17内に挿入されると共に、隣接する
分割内管12,13の他端13b,14bに摺動自在に
嵌合されている。そのため、上記温度差に基づいて各分
割内管12〜14と外管11の熱膨張量に差が生じた場
合、フレア部16は湾曲部分の曲率半径を小さくするよ
うに半径方向に弾性変形しながら軸方向に摺動する。
【0031】また、エンジンが停止して各分割内管12
〜14の温度が低下すると、温度低下とともに間隙17
の半径方向の間隔は広くなる。その際、フレア部16
は、半径方向に弾性変形可能に形成されているため、図
6(B)に示す熱間時の状態から図6(A)に示す冷間
時の状態に戻る。従って、フレア部16は、外管11及
び各分割内管12〜14の熱膨張及び熱収縮に応じて半
径方向に変形することができる。そのため、各分割内管
12〜14が熱膨張又は熱収縮した場合、フレア部16
は各分割内管12〜14の膨張・収縮に追従するように
変形して内周面16aが分割内管12,13の外周に当
接し、且つ外周面16bが外管11の内壁11eに当接
した状態を保つ。
〜14の温度が低下すると、温度低下とともに間隙17
の半径方向の間隔は広くなる。その際、フレア部16
は、半径方向に弾性変形可能に形成されているため、図
6(B)に示す熱間時の状態から図6(A)に示す冷間
時の状態に戻る。従って、フレア部16は、外管11及
び各分割内管12〜14の熱膨張及び熱収縮に応じて半
径方向に変形することができる。そのため、各分割内管
12〜14が熱膨張又は熱収縮した場合、フレア部16
は各分割内管12〜14の膨張・収縮に追従するように
変形して内周面16aが分割内管12,13の外周に当
接し、且つ外周面16bが外管11の内壁11eに当接
した状態を保つ。
【0032】このように、フレア部16が半径方向に弾
性変形すると共に、軸方向に摺動することにより、各分
割内管12〜14の熱膨張が吸収され、各分割内管12
〜14に熱膨張による応力集中の発生を防止できる。ま
た、フレア部16により外管11と分割内管12〜14
との間に別部材を設けることなく軸線方向の熱膨張及び
半径方向の熱膨張を吸収できる。
性変形すると共に、軸方向に摺動することにより、各分
割内管12〜14の熱膨張が吸収され、各分割内管12
〜14に熱膨張による応力集中の発生を防止できる。ま
た、フレア部16により外管11と分割内管12〜14
との間に別部材を設けることなく軸線方向の熱膨張及び
半径方向の熱膨張を吸収できる。
【0033】さらに、本実施例では、複数個に分割され
た各分割内管12〜14を嵌合させた構成であるが、エ
ンジン稼働中の熱膨張や振動により各分割内管12〜1
4間の嵌合部分が離間することがなく、2重排気マニホ
ルド構造の信頼性が高められている。また、第1〜第3
の分割内管12〜14は、夫々同一の内径を有するステ
ンレス鋼管を所定長さに切断して所望の形状に加工され
ている。そのため、各分割内管12〜14を製造する際
は、共通の素材を使用できるので、製造コストが安価に
抑えられている。さらに、内管が複数の各分割内管12
〜14に分割されることにより共振周波数が上昇する
が、上記のようにフレア部16が各分割内管12〜14
間を支持して各分割内管12〜14自体の剛性を高めて
いるので、エンジンのアイドル回転時や低回転時に発生
する排気異音を低減することができる。
た各分割内管12〜14を嵌合させた構成であるが、エ
ンジン稼働中の熱膨張や振動により各分割内管12〜1
4間の嵌合部分が離間することがなく、2重排気マニホ
ルド構造の信頼性が高められている。また、第1〜第3
の分割内管12〜14は、夫々同一の内径を有するステ
ンレス鋼管を所定長さに切断して所望の形状に加工され
ている。そのため、各分割内管12〜14を製造する際
は、共通の素材を使用できるので、製造コストが安価に
抑えられている。さらに、内管が複数の各分割内管12
〜14に分割されることにより共振周波数が上昇する
が、上記のようにフレア部16が各分割内管12〜14
間を支持して各分割内管12〜14自体の剛性を高めて
いるので、エンジンのアイドル回転時や低回転時に発生
する排気異音を低減することができる。
【0034】図7に本実施例の変形例を示す。図示され
るように、上記各分割内管12〜14と外管11との間
の一部あるいは全部に、セラミックウール等の断熱材2
1が充填されている。この断熱材21は、各分割内管1
2〜14が排気ガスにより加熱されたとき、各分割内管
12〜14の熱が外管11に伝わることを防止する。
るように、上記各分割内管12〜14と外管11との間
の一部あるいは全部に、セラミックウール等の断熱材2
1が充填されている。この断熱材21は、各分割内管1
2〜14が排気ガスにより加熱されたとき、各分割内管
12〜14の熱が外管11に伝わることを防止する。
【0035】そのため、各分割内管12〜14と外管1
1とは、断熱材21により互いの熱伝達が防止される。
このことにより、排気マニホルド10を2重構造とした
本来の目的である断熱効果をより一層高めることができ
る。尚、本実施例の排気マニホルド10は、V型6気筒
エンジンの一方の排気側に取り付けられるものである
が、本発明がこの形式以外のエンジンに取り付けられる
排気マニホルドにも適用することができるのは勿論であ
る。
1とは、断熱材21により互いの熱伝達が防止される。
このことにより、排気マニホルド10を2重構造とした
本来の目的である断熱効果をより一層高めることができ
る。尚、本実施例の排気マニホルド10は、V型6気筒
エンジンの一方の排気側に取り付けられるものである
が、本発明がこの形式以外のエンジンに取り付けられる
排気マニホルドにも適用することができるのは勿論であ
る。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
内管を複数に分割すると共に、各々の分割内管の端部を
隣接する他の分割内管の端部に挿入し、各分割内管が軸
線方向に相対移動可能とするため、分割内管が排気ガス
に加熱されて外管との熱膨張量に差が生じても各分割内
管が相対移動して軸線方向の変位を相殺することができ
る。従って、2重排気マニホルド構造であるにもかかわ
らず、従来の構造のように熱膨張により内管に設けられ
たビード部の外管に対する摺動抵抗が増大するといった
問題を生ずることがないため、確実に内管の軸線方向の
熱膨張を吸収することができる。そのため、各分割内管
では熱膨張量差による応力集中を防止することができ
る。
内管を複数に分割すると共に、各々の分割内管の端部を
隣接する他の分割内管の端部に挿入し、各分割内管が軸
線方向に相対移動可能とするため、分割内管が排気ガス
に加熱されて外管との熱膨張量に差が生じても各分割内
管が相対移動して軸線方向の変位を相殺することができ
る。従って、2重排気マニホルド構造であるにもかかわ
らず、従来の構造のように熱膨張により内管に設けられ
たビード部の外管に対する摺動抵抗が増大するといった
問題を生ずることがないため、確実に内管の軸線方向の
熱膨張を吸収することができる。そのため、各分割内管
では熱膨張量差による応力集中を防止することができ
る。
【0037】また、請求項2によれば、外管と分割内管
との間に少なくとも分割内管の半径方向に変形可能とさ
れた支持部を設けたため、分割内管が半径方向に熱膨張
しても支持部が外管と分割内管との間で弾性変形して半
径方向の熱膨張を吸収できると共に、外管の内側で分割
内管を支持することができ、分割内管の取付強度を高め
ることができる。そのため、熱膨張や振動が生じても各
分割内管が外管内でがたつくことがなく、各分割内管を
安定に保持することができる。
との間に少なくとも分割内管の半径方向に変形可能とさ
れた支持部を設けたため、分割内管が半径方向に熱膨張
しても支持部が外管と分割内管との間で弾性変形して半
径方向の熱膨張を吸収できると共に、外管の内側で分割
内管を支持することができ、分割内管の取付強度を高め
ることができる。そのため、熱膨張や振動が生じても各
分割内管が外管内でがたつくことがなく、各分割内管を
安定に保持することができる。
【0038】また、請求項3によれば、分割内管の被挿
入側端部を外管の内面に接するようなフレア状に加工す
るため、外管と分割内管との間に別部材を設けることな
く軸線方向の熱膨張及び半径方向の熱膨張を吸収でき
る。さらに、外管と分割内管との間がフレア状の部分で
閉塞されるため、外管と分割内管との間での空気の対流
を防止することができると共に、熱伝達を防止すること
ができる。これにより、2重構造とされた排気マニホル
ドの本来の目的である断熱効果をより高めることができ
る。
入側端部を外管の内面に接するようなフレア状に加工す
るため、外管と分割内管との間に別部材を設けることな
く軸線方向の熱膨張及び半径方向の熱膨張を吸収でき
る。さらに、外管と分割内管との間がフレア状の部分で
閉塞されるため、外管と分割内管との間での空気の対流
を防止することができると共に、熱伝達を防止すること
ができる。これにより、2重構造とされた排気マニホル
ドの本来の目的である断熱効果をより高めることができ
る。
【図1】本発明になる2重排気マニホルドの一実施例の
正面図である。
正面図である。
【図2】図1中A−A線に沿う横断面図である。
【図3】フレア部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】フレア部の加工直前の状態を説明するための図
である。
である。
【図5】フレア部の加工動作を説明するための図であ
る。
る。
【図6】熱膨張発生時のフレア部の動作を説明するため
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図7】本発明の変形例を示す正面図である。
【図8】従来の2重排気マニホルドを説明するための正
面図である。
面図である。
10 排気マニホルド 11 外管 12〜14 分割内管 16 フレア部 17 間隙 18 段差 21 断熱材
Claims (3)
- 【請求項1】 外管と内管から成る2重排気マニホルド
構造において、 前記内管を複数に分割し、各分割内管が軸線方向に相対
移動可能となるように各々の分割内管の端部を隣接する
他の分割内管の端部に挿入したことを特徴とする2重排
気マニホルド構造。 - 【請求項2】 請求項1の2重排気マニホルド構造にお
いて、 前記外管と前記分割内管との間に少なくとも前記分割内
管の半径方向に変形可能とされた支持部を設けたことを
特徴とする2重排気マニホルド構造。 - 【請求項3】 請求項1の2重排気マニホルド構造にお
いて、 前記分割内管の被挿入側端部を、前記外管の内面に接す
るようなフレア状に加工したことを特徴とする2重排気
マニホルド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31528994A JPH08170530A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 2重排気マニホルド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31528994A JPH08170530A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 2重排気マニホルド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170530A true JPH08170530A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18063611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31528994A Pending JPH08170530A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 2重排気マニホルド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170530A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6082104A (en) * | 1997-08-08 | 2000-07-04 | Nippon Soken, Inc. | Stainless double tube exhaust manifold |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31528994A patent/JPH08170530A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6082104A (en) * | 1997-08-08 | 2000-07-04 | Nippon Soken, Inc. | Stainless double tube exhaust manifold |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5390494A (en) | Pipe assembly for efficient light-off of catalytic converter | |
| US6334981B1 (en) | Double-walled housing, in particular for exhaust gas catalytic converters of motor vehicles and method of producing a double-walled housing | |
| CN1048537C (zh) | 固定在内外套管中的金属蜂窝体、特别是催化剂载体 | |
| US4142366A (en) | Exhaust double pipe of an internal combustion engine | |
| US5579639A (en) | Double walled exhaust pipe for an engine | |
| US5697215A (en) | Exhaust piping for a catalytic exhaust system | |
| JPH11336537A (ja) | 排気系部品とその製造方法 | |
| US4185463A (en) | Exhaust double pipe of an internal combustion engine | |
| JP2002285841A (ja) | 二重管エキゾーストマニホールド | |
| JPH08170530A (ja) | 2重排気マニホルド構造 | |
| EP1036920A2 (en) | Monolith supporting structure for use in catalytic converter | |
| JP2001263054A (ja) | 排気管 | |
| JP3250454B2 (ja) | 二重管 | |
| JP3248423B2 (ja) | 内燃機関の排気マニホルド | |
| US20040156761A1 (en) | Honeycomb assembly having a honeycomb body with an expansion-compensating mounting, especially for an exhaust-gas catalytic converter | |
| JPH08121158A (ja) | 内燃機関の二重排気管およびその製造方法 | |
| JP2004537414A (ja) | ハニカム要素のための収縮制限部 | |
| JP2003184548A (ja) | 排気二重管 | |
| JPS593136Y2 (ja) | 保温型排気導管 | |
| JP2007315368A (ja) | 車両の排気管 | |
| JP2004100598A (ja) | エンジンの排気ガス浄化装置及びこれを有する排気ガス浄化用ジョイントパイプ | |
| JP3964321B2 (ja) | 車両用排気装置 | |
| JPH11303630A (ja) | エンジンの保温型排気マニホールド | |
| JPH11303631A (ja) | エンジンの保温型排気マニホールド | |
| JPH08246870A (ja) | 二重構造排気管 |