JPH08171643A - メッシュ状図形の輪郭抽出方式 - Google Patents

メッシュ状図形の輪郭抽出方式

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JPH08171643A
JPH08171643A JP6313383A JP31338394A JPH08171643A JP H08171643 A JPH08171643 A JP H08171643A JP 6313383 A JP6313383 A JP 6313383A JP 31338394 A JP31338394 A JP 31338394A JP H08171643 A JPH08171643 A JP H08171643A
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JP6313383A
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Masahisa Mochida
雅久 持田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値化された画像情報がメッシュ状の各格子
に任意に配列された図形において、第1の情報をもつ1
つの格子が第2の情報をもつ3つの格子に隣接されてい
る場合においても輪郭抽出を行うことが出来るメッシュ
状図形の輪郭抽出方式を提供する。 【構成】 右回りに輪郭を追跡する場合には、追跡方向
に対して追跡対象格子(着目格子)の左、前方、右、後
方の順に隣接格子の2値情報を検索する。左回りに輪郭
を追跡する場合には、追跡方向に対して着目格子の右、
前方、左、後方の順に隣接格子の2値情報を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2値化された画像または
地図情報等に用いられる輪郭抽出方式に関し、特にメッ
シュ状に配置された図形の輪郭抽出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】メッシュ状に配列された画像または地図
情報等において、2値化された情報のうち、どちらか一
方の2値情報をもつ図形パターンの輪郭を抽出しようと
する場合を考える。以下の記述において、輪郭を抽出し
ようとする図形の2値情報を第1の情報と記し、該情報
を論理1対応させる。
【0003】図6は格子点および格子を抽出する方式の
一例を示す流れ図である。この方式は同一の2値情報を
持つ隣接格子点を接続して閉ル一プを容易に抽出する手
順である。図7は、図6のステップ114の詳細な流れ
図である。図8はメツシュ状の格子点上に2値化された
情報をプロットした図の一例で、図9は5x5のそれぞ
れの格子に対して2値化された情報を与えた図である。
ここでは、図8における格子点の情報、および図9にお
ける格子の情報を空白と黒または斜線に2値化してい
る。以下、空白の格子点および格子を論理0に対応さ
せ、黒の格子点および斜線の格子を論理1に対応させ
る。したがって、以下の記述では、黒の格子点または斜
線の格子によって構成される図形が、輪郭を抽出しよう
とする図形である。
【0004】図8の図形において、輪郭抽出の初期条件
は次のようにして設定される。先ず、図形の最下段の左
から右に向かって格子点の検索を開始する。一段目が終
了したら上段に移動し、同様な検索処理を行う。そこ
で、論理1を表わす格子点が検索されたら、その格子点
を最初に抽出された格子点とし、その格子点を抽出開始
格子点として、図6の流れ図に従って輪郭の抽出が実行
される。図8の格子に対してこの手順を適用すると、前
記の左から右への検索によって、格子点12が最初に抽
出される(ステップ101)。したがって、この輪郭抽
出処理の初期条件は、「抽出開始格子点12、抽出方向
左→右」である。以後、この初期条件に基づいて、次に
説明するように、格子点12→格子点13→格子点14
→格子点15→格子点16→格子点17→格子点18→
格子点19の順序で格子点が抽出され、図中の太線の様
に閉ループを抽出することができる。
【0005】図6の流れ図では、簡略化された表現が用
いられているので、輪郭抽出処理について説明する前
に、各ステップで実行される判断または処理について説
明する。なお、前記したように、以下の記述では抽出対
象は論理1の格子点とする。図6のステップ102、1
05、108、111では判定条件が「抽出方向a→b
?」の形式で表わされている。抽出方向とは直前の着目
格子点(抽出対象格子点)から見た現在の着目格子点の
方向である。換言すれば、抽出方向とは輪郭追跡方向で
ある。この判定条件は、現在の着目格子点が抽出された
ときの抽出方向がa→bで表わされる方向であるときに
はYESと判定し、その他の方向であるときにはNOと
判定するという意味である。例えば、図8の格子におい
て論理1の格子点として12が抽出され、次に、論理1
の格子点として13が抽出されたとき、着目格子点13
の抽出方向は下→上である。着目格子点13に与えられ
たこの抽出条件に対して、ステップ102、108、1
11はNOと判定し、ステップ105はYESと判定す
る。
【0006】図6のステップ114、115、116、
117は「x、y、zの順で抽出」という形式で表現さ
れている。このステップは順次に実行される3つの判
断、すなわち第1、第2、第3の判断から成っている。
第1の判断は、着目格子点のx側に隣接した格子点を検
索し、該格子点の情報が論理1の場合にはYESと判定
し、論理0の場合にはNOと判定して第2の判断を起動
する。第2の判断は、着目格子点のy側に隣接した格子
点を検索し、該格子点の情報が論理1の場合にはYES
と判定し、論理0の場合にはNOと判定して第3の判断
を起動する。第3の判断は、着目格子点のz側に隣接し
た格子点を検索し、該格子点の情報が論理1の場合には
YESと判定し、論理0の場合にはNOと判定して処理
を終了する。第1〜第3の判断のYES分岐は次のステ
ップ104,107,110,113に入力される。
【0007】図7は、「x,y,zの順で抽出」型ステ
ップの一例であるステップ114の流れ図である。ステ
ップ114は判断ステップ1141、1142、1143
からなる。これらの判断ステップ1141、1142、1
143は、それぞれ、着目格子点の上、右、下の隣接格
子点を検索した結果、論理1を抽出した場合にはYES
判定を生成し、論理0を抽出した場合にはNO判定を生
成する。例えば、図8において、論理1をもつ格子点と
して格子点13が抽出された後、格子点14が抽出され
たとき、着目格子点14の抽出方向は左→右である。し
たがって、着目格子点14に基づいて次の格子点を抽出
する場合に、ステップ102はYES判定を生成する。
ステップ102のYES判定により、ステップ114の
第1の判断ステップ1141が起動され、まず、上方の
隣接格子点15が検索される。格子点15は論理1の情
報をもっているので、判断ステップ1141はYES判
定を生成する。この時以後、着目格子点は格子点15に
なる。次に、ステップ104によって、着目格子点15
が初期設定で定められた抽出格子点と一致するか否かが
判定され、一致しない時にはステップ102に戻り、輪
郭抽出処理が更に進行する。着目格子点15の抽出方向
は下→上(14→15)である。したがって、ステップ
102はNO判定を出力し、処理はステップ105に移
る。
【0008】「抽出方向a→b?」型ステップと「x、
y、zの順で抽出」型ステップがこのような処理を実行
することを前提にして、図6の処理フローは、次のよう
に図8の図形の輪郭抽出をする。先ず、ステップ101
によって、図形の最下段の左から右に向かって格子点の
検索を開始し、一段目が終了したら上段に移動し、同様
な検索処理を行って、抽出開始格子点として格子点12
を抽出する。前記したように、格子点12の抽出方向は
左→右である。したがって、ステップ102によってY
ES判定が出力される。次に、ステップ114によって
上の隣接格子点13が抽出される。この時、格子点13
の抽出方向は下→上である。次に、格子点13に着目
し、ステップ104によって格子点13が、抽出開始格
子点12と同一であるか否かが判定され、NO判定が出
力されると、格子点13を着目格子点として(格子点1
3を対象格子点として)ステップ102の判断が行われ
る。前記したように、格子点13の抽出方向は下→上で
あるから、ステップ102によってNO判定が出力さ
れ、処理はステップ105に分岐する。格子点13に関
して抽出方向が下→上であると判定されると(ステップ
105)、格子点13の左の隣接格子点、および抽出方
向(上)の隣接格子点が順次に検索される。この検索に
よって論理1は抽出されないので、次に右の隣接格子点
を検索して格子点14が得られる(ステップ115)。
したがって、格子点14の抽出方向は左→右である。次
に論理1の格子点が抽出されるまでの処理は、格子点1
4に着目して行われる。格子点14が抽出開始格子点1
2でないと判定され(ステップ107)、該格子点14
の抽出方向が左→右であると判定される(ステップ10
2)と、先ず、該格子点14の上方の隣接格子点15を
検索し、論理1を抽出する(ステップ114)。したが
って、格子点15の抽出方向は下→上である。次に、格
子点15が抽出開始格子点12でないと判定されると
(ステップ104)、格子点15に着目してステップ1
02、105の順序で抽出方向が判断され、ステップ1
05によってYES判断が生成される。以下、同様な処
理が次のように繰り返される。ステップ115(格子点
16抽出)→ステップ107→ステップ102→ステッ
プ114(格子点17抽出)→ステップ104→ステッ
プ102→ステップ105→ステップ108→ステップ
111→ステップ117(格子点18抽出)→ステップ
113→ステップ102→ステップ105→ステップ1
08→ステップ111→ステップ117(格子点19抽
出)→ステップ113→ステップ102→ステップ10
5→ステップ108→ステップ116(格子点12抽
出)→ステップ110→終了。このようにして、図8の
太線のように閉ループを抽出することができる。上述の
方式を図9の輪郭抽出に適用すると、格子20→格子2
1→格子22→格子23→格子24→格子25→格子2
6→格子27の順で論理1の図形(斜線部)の輸郭を抽
出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の輪郭抽
出方式は、隣接格子点を連結すると図8の様な、閉ルー
プが構成される図形パターンを対象としているため、図
2の格子4の様に、論理1をもつ1つの格子に論理0を
もつ3つの格子が隣接する(または、論理0をもつ1つ
の格子に論理1をもつ3つの格子が隣接する)パターン
を含む図形において、当該1つの格子点、または当該1
つの格子に前掲の「x、y、zの順で抽出」型処理を行
うと、x、y、zのいずれの側の隣接格子または隣接格
子点からも第1の情報を抽出することが出来ない場合が
生じる。この様な場合には、最初に抽出した格子に戻る
ことができないので、デッドロツクを起こしてしまうと
いう問題点があった。
【0010】本発明の目的は、メツシユ状のあらゆる図
形パターンの輪郭抽出を容易に行うことが出来る輪郭抽
出方式を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のメッシュ
状図形の輪郭抽出方式は、2次元格子を形成して配列さ
れている複数の単位格子の各々に、第1、第2の論理値
に対応させて2値化された画像の2値情報が配置されて
成るメッシュ状図形の、第1の論理値に対応する第1の
情報を持つ図形パターンの輪郭を抽出するメッシュ状図
形の輪郭抽出方式であって、輪郭を構成する、第1の情
報をもつ単位格子の1つを輪郭抽出開始格子として初期
設定し、該輪郭抽出開始格子を第0格子とし、第2の論
理値に対応する第2の情報をもち、かつ、第0格子に隣
接する単位格子に対する第0格子の方向を第0格子の抽
出方向と定め、第0格子の抽出方向を基準として第0格
子の左側、前方すなわち当該抽出方向、右側、後方すな
わち当該抽出方向の逆方向において第0格子に隣接して
いる単位格子の2値情報を、前記左側、前方、右側、後
方の順序に検索する第1検索を実行し、何れの単位格子
からも第1の情報が抽出されなかった場合には、輪郭抽
出処理を終了し、第1の情報が抽出される場合には、最
初に第1の情報が抽出された単位格子を第1格子と定め
て処理を次に進め、第0格子に対する第1格子の方向を
判定し、その方向を第1格子の抽出方向と定め、第1格
子の抽出方向を基準として第1格子の左側、前方すなわ
ち当該抽出方向、右側、後方すなわち当該抽出方向の逆
方向において第1格子に隣接している単位格子の2値情
報を、前記左側、前方、右側、後方の順序に検索する第
2検索を実行し、第2の検索において最初に第1の情報
が抽出された単位格子を第2格子と定め、第2格子が第
0格子に一致するか否かを判定し、一致する場合には輪
郭抽出処理を終了し、一致しない場合には処理を次に進
め、第1格子に対する第2格子の方向を判定し、その方
向を第2格子の抽出方向と定め、第2格子の抽出方向を
基準として第2格子の左側、前方すなわち当該抽出方
向、右側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向において
第2格子に隣接している単位格子の2値情報を、前記左
側、前方、右側、後方の順序に検索する第3検索を実行
し、第3検索において最初に第1の情報が抽出された単
位格子を第3格子と定め、第3格子が第0格子に一致す
るか否かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終
了し、一致しない場合には処理を次に進め、以後、第n
検索によって最初に第1の情報が抽出された単位格子を
第n格子とし、その直前の第nー1検索によって最初に
第1の情報が抽出された単位格子を第nー1格子とし
て、第n−1格子に対する第n格子の方向を判定し、そ
の方向を第n格子の抽出方向と定め、第n格子の抽出方
向を基準として第n格子の左側、前方、右側、後方にお
いて第n格子に隣接している単位格子の2値情報を、前
記左側、前方、右側、後方の順序に検索する第n+1検
索を実行し、第n+1検索において最初に第1の情報が
抽出された単位格子を第n+1格子と定め、第n+1格
子が第0格子に一致するか否かを判定し、一致する場合
には輪郭抽出処理を終了し、一致しない場合には一致す
るまで、抽出方向の判定、検索処理を繰返し、 第m格
子が第0格子に一致したとき輪郭抽出処理を終了し、第
0、第1、第2・・・・、第mー1格子を当該図形パタ
ーンの輪郭とする。
【0012】本発明の第1の輪郭抽出方式においては、
第n−1格子に対する第n格子の方向を第n格子の抽出
方向と定義する。しかし、この定義はn=0の場合、す
なわち輪郭抽出開始格子には適用することが出来ない。
したがって、第0格子の抽出方向は設定(初期設定)さ
れる。初期設定は、メツシユ状図形の最下段または最上
段の左から右へ格子の検索を行い、一段目が終了した
ら、それぞれ上段または下段に移動し、第1の情報の格
子が検索されたとき、当該格子を第0格子とし、前記左
から右に向く方向を第0格子の抽出方向に設定すること
によって、簡単なプログラムで容易に実行することがで
きる。
【0013】本発明の第2のメッシュ状図形の輪郭抽出
方式は、2次元格子を形成して配列されている複数の単
位格子の各々に、第1、第2の論理値に対応させて2値
化された画像の2値情報が配置されて成るメッシュ状図
形の、第1の論理値に対応する第1の情報を持つ図形パ
ターンの輪郭を抽出するメッシュ状図形の輪郭抽出方式
であって、前記輪郭を構成する、第1の情報をもつ単位
格子の1つを輪郭抽出開始格子として初期設定し、該輪
郭抽出開始格子を第0格子とし、第2の論理値に対応す
る第2の情報をもち、かつ、第0格子に隣接する単位格
子に対する第0格子の方向を第0格子の抽出方向と定
め、第0格子の抽出方向を基準として第0格子の右側、
前方すなわち当該抽出方向、左側、後方すなわち当該抽
出方向の逆方向において第0格子に隣接している単位格
子の2値情報を、前記右側、前方、左側、後方の順序に
検索する第1検索を実行し、何れの単位格子からも第1
の情報が抽出されなかった場合には、輪郭抽出処理を終
了し、第1の情報が抽出される場合には、最初に第1の
情報が抽出された単位格子を第1格子と定めて処理を次
に進め、第0格子に対する第1格子の方向を判定し、そ
の方向を第1格子の抽出方向と定め、第1格子の抽出方
向を基準として第1格子の右側、前方すなわち当該抽出
方向、左側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向におい
て第1格子に隣接している単位格子の2値情報を、前記
右側、前方、左側、後方の順序に検索する第2検索を実
行し、第2検索において最初に第1の情報が抽出された
単位格子を第2格子と定め、第2格子が第0格子に一致
するか否かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を
終了し、一致しない場合には処理を次に進め、第1格子
に対する第2格子の方向を判定し、その方向を第2格子
の抽出方向と定め、第2格子の抽出方向を基準として第
2格子の右側、前方すなわち当該抽出方向、左側、後方
すなわち当該抽出方向の逆方向において第2格子に隣接
している単位格子の2値情報を、前記右側、前方、左
側、後方の順序に検索する第3検索を実行し、第3検索
において最初に第1の情報が抽出された単位格子を第3
格子と定め、第3格子が第0格子に一致するか否かを判
定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終了し、一致し
ない場合には処理を次に進め、以後、第n検索によって
最初に第1の情報が抽出された単位格子を第n格子と
し、その直前の第nー1検索によって最初に第1の情報
が抽出された単位格子を第nー1格子として、第n−1
格子に対する第n格子の方向を判定し、その方向を第n
格子の抽出方向と定め、第n格子の抽出方向を基準とし
て第n格子の右側、前方、左側、後方において第n格子
に隣接している単位格子の2値情報を、前記右側、前
方、左側、後方の順序に検索する第n+1検索を実行
し、第n+1検索によって最初に第1の情報が抽出され
た単位格子を第n+1格子と定め、第n+1格子が第0
格子に一致するか否かを判定し、一致する場合には輪郭
抽出処理を終了し、一致しない場合には一致するまで、
抽出方向の判定および検索処理を繰返し、第m格子が第
0格子に一致したとき輪郭抽出処理を終了し、第0、第
1、第2・・・・第mー1格子を当該図形パターンの輪
郭とする。
【0014】第2の輪郭抽出方式においても、第1の輪
郭抽出方式と同一の処理で初期設定を行うことができ
る。また、第1の輪郭抽出方式の初期設定とは逆向きに
右から左へ検索して初期設定することもできる。
【0015】
【作用】本発明の第1のメッシュ状図形の輪郭抽出方式
は、第1の情報をもつ図形輪郭を右回りに追跡する。右
回りに図形輪郭を追跡する場合には、追跡方向に対して
左側に第2の情報の単位格子を見、右側に第1の情報の
単位格子を見るように、単位格子を追跡しなければなら
ない。換言すれば、追跡される単位格子は、追跡方向に
対して最も左にある第1の情報をもつ単位格子である。
したがって、本発明の第1の輪郭抽出方式においては、
追跡方向に対して左側の単位格子の2値情報を優先して
検索する。「第n格子の抽出方向を基準として第n格子
の左側、前方、右側、後方において第n格子に隣接して
いる単位格子の2値情報を、前記左側、前方、右側、後
方の順序に検索し、該検索によって最初に第1の情報が
抽出された格子を第n+1格子と定め」という手順は、
追跡方向に対して最も左側にある第1の情報をもつ単位
格子を抽出するための手順である。「第n格子の抽出方
向」とは第n格子が抽出されたときの輪郭追跡方向であ
る。
【0016】上記の検索においては、第n格子の左側、
前方、右側のみならず、「後方」において第n格子に隣
接している単位格子をも検索する。したがって、図2の
単位格子4のように、左側、前方、右側の隣接格子から
第1の情報が抽出できなくても、後方の隣接格子が抽出
されるので行き詰まりにならないで、輪郭の抽出処理を
進行させることができる。
【0017】本発明の第2のメッシュ状図形の輪郭抽出
方式は、第1の情報をもつ図形輪郭を左回りに追跡す
る。左回りに図形輪郭を追跡する場合には、追跡される
単位格子は、追跡方向に対して最も右にある第1の情報
をもつ単位格子である。したがって、本発明の第2の輪
郭抽出方式においては、追跡方向に対して右側の単位格
子の2値情報を優先して検索する。「第n格子の抽出方
向を基準として第n格子の右側、前方、左側、後方にお
いて第n格子に隣接している単位格子の2値情報を、前
記右側、前方、左側、後方の順序に検索し、該検索によ
って最初に第1の情報が抽出された格子を第n+1格子
と定め」という手順は、輪郭追跡方向に対して最も右側
にある第1の情報をもつ単位格子を抽出するための手順
である。
【0018】この場合においても、第n格子の右側、前
方、左側のみならず、後方において第n格子に隣接して
いる単位格子をも検索する。したがって、右側、前方、
左側の隣接格子から第1の情報が抽出できなくても、行
き詰まりにならないで、輪郭抽出の処理を進行させるこ
とができる。このように、本発明の第1、第2の輪郭抽
出方式の何れを用いても、あらゆるメツシュ状図形パタ
ーンの輪郭抽出を容易に行うことができる。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照にし
て説明する。図1は本発明の輪郭抽出方式の第1の実施
例の処理手順を示す流れ図である。図2および図3は5
x5の2値化された情報を持つメツシュ状図形に図1の
方式を適用して抽出された輪郭の実施例である。ここで
は、メッシュ状図形は、行方向と、それと直角に交わる
列方向に配列された2次元格子図形で、情報を空白部分
と斜線部分の2値に分け、斜線部分の輪郭が抽出され
る。以下の記述において、空白部分を論理0に対応さ
せ、斜線部分を論理1に対応させる。また、行方向を左
右と記し、列方向を上下と記す。更に、2次元格子の単
位格子を格子と記す。
【0020】図1の処理手順は、2つの処理段階に大別
される。第1段階はステップ101から成り、第1段階
の処理によって、輪郭抽出処理の初期設定が行われる。
後述するように、本発明においては、現在、処理(輪郭
追跡)の対象にしている格子(現在の着目格子)と、当
該現在の着目格子の抽出方向とに基づいて次の着目格子
が追跡される。したがって、前記初期設定によって、初
期時、すなわち抽出開始時における着目格子が抽出開始
格子として設定され、かつ、抽出開始格子の抽出方向が
設定される。第2段階は初期設定された格子から出発し
て順々に輪郭を構成する格子を追跡する処理段階であ
る。本実施例では、輪郭は右回り(時計方向回り)に追
跡される。
【0021】第2段階は、判断ステップ102、10
5、108、111と、処理ステップ103、106、
109、112と、判断ステップ104、107、11
0、113とを有する。判断ステップ102、105、
108、111は現在の着目格子の位置と直前の着目格
子の位置とを比較し、現在の着目格子の抽出方向を判定
する。処理ステップ103、106、109、112は
「x,y,z,uの順で抽出」型ステップであるが、こ
のステップの定義は、上記の従来技術の項で説明した
「x,y,zの順で抽出」する処理の後にu方向の隣接
格子の抽出を付加する処理である。処理ステップ10
3、106、109、112は、それぞれ判断ステップ
102、105、108、111によって判定された抽
出方向に向いて着目格子の左側に隣接した格子、前方
(抽出方向)に隣接した格子、右側に隣接した格子、後
方(当該抽出方向の逆方向)に隣接した格子を、この順
序に(左側から右側へ向って右回りに)検索して第1の
論理1をもつ格子を抽出し、この検索によって最初に抽
出された格子を次の着目格子と定める。判断ステップ1
04、107、110、113は前記次の着目格子が抽
出開始格子であるか否かを判定する。次の着目格子が抽
出開始格子に戻れば、輪郭抽出の手順は総て終了する。
前記次の着目格子が抽出開始格子でなければ、当該次の
着目格子を現在の着目格子(処理対象格子)として、判
断ステップ102、105、108、111に戻って次
の着目格子の抽出を開始する。
【0022】上記の現在の着目格子の抽出方向とは、従
来の技術の項に記されているのと同様に、直前の着目格
子に対する現在の着目格子の方向である。また、図1に
記載されている上、下、左、右の用語は、それぞれ、図
面(図2、3、4)の上、下および図面に向って左、右
の意味である。例えば、ステップ103は、ステップ1
02によって着目格子の抽出方向が左→右であると判定
されることを前提とする処理である。したがって、ステ
ップ103の「上」とは、左→右の方向を基準とすると
「左」である。ステップ103の「右」とは、左→右の
方向を基準とすると「前方」である。ステップ103の
「下」とは、左→右の方向を基準とすると「右」であ
る。ステップ103の「左」とは、左→右の方向を基準
とすると「後方」である。したがって、ステップ103
の「上、右、下、左の順」は、抽出方向を基準にする
と、左→前→右→後の順序、すなわち左から開始する右
回りの順序になる。同様に、ステップ106、109、
112における検索の順序も、抽出方向を基準にする
と、左→前→右→後の順序、すなわち左から開始する右
回りの順序、すなわち、左優先の順序になる。このよう
に、処理ステップ103、106、109、112にお
ける検索の順序が左優先であるのは、図形の輪郭を右回
りに追跡するとき、その追跡方向に対して、その図形の
最も左側にある格子を輪郭として抽出する必要があるた
めである。以下の記述では、上記の右回りの検索を右回
り検索と記し、右回り検索によって最初に検索された第
1の情報をもつ格子を着目格子として抽出する処理を左
優先抽出と記す。後述するように、図形の輪郭を左回り
に追跡する場合には左回り検索によって右優先抽出が行
われる。
【0023】次に、図2を参照して本実施例の動作を説
明する。先ず、初期条件を設定するために図形の最下段
の左から右に向かって格子の検索を行う。一段目が終了
したら上段に移動し、同様な検索処理を行う。そこで、
斜線部分の格子が検索されたら、その格子1を抽出開始
格子に設定し、かつ、抽出開始格子1の抽出方向を左→
右に設定する(ステップ101)。ステップ102によ
ってYES判定が生成され、処理はステップ103に移
る。ステップ103によって、右側の隣接格子2が左優
先抽出され、格子2が着目格子になる。着目格子2は抽
出開始格子ではないと判定される(ステップ104)。
現在の着目格子2の位置と抽出開始格子1の位置を比較
し抽出方向は左→右であると判定し(ステップ10
2)、処理をステップ103に移す。格子3を左優先抽
出し、該格子3を新着目格子とする。新着目格子3は抽
出開始格子1に戻っていないと判定する(ステップ10
4)。着目格子3の抽出方向は左→右でないと判定する
(ステップ102)。着目格子3の抽出方向は下→上で
あると判定する(ステップ105)。格子4を左優先抽
出し(ステップ106)、該格子4を新着目格子とす
る。新着目格子は抽出開始格子でないと判定する(ステ
ップ107)。着目格子4の抽出方向は左→右でないと
判定する(ステップ102)。着目格子4の抽出方向は
下→上であると判定する(ステップ105)。格子3を
左優先抽出し(ステップ106)、該格子3を新着目格
子とする。新着目格子3は抽出開始格子でないと判定す
る(ステップ107)。着目格子3の抽出方向は左→右
でないと判定する(ステップ102)。着目格子3の抽
出方向は下→上でないと判定する(ステップ105)。
着目格子3の抽出方向は右→左でないと判定する(ステ
ップ108)。着目格子3の抽出方向は上→下であると
判定する(ステップ111)。格子2を左優先抽出し
(ステップ112)、該格子2を新着目格子とする。新
着目格子2は抽出開始格子でないと判定する(ステップ
113)。着目格子2の抽出方向は左→右でないと判定
する(ステップ102)。着目格子2の抽出方向は下→
上でないと判定する(ステップ105)。着目格子2の
抽出方向は右→左でないと判定する(ステップ10
8)。着目格子2の抽出方向は上→下であると判定する
(ステップ111)。格子1を左優先抽出し(ステップ
112)、該格子1を新着目格子とする。新着目格子1
は抽出開始格子であると判定し(ステップ113)、輪
郭抽出を終了する。ここで、輪郭抽出された格子とその
内部の格子は抽出済とし、再度抽出されないように設定
する。輪郭抽出される図形が複数ある場合には、2回目
以降の輪郭抽出も同様な手順でメッシユ状図形の全てに
対して検索および抽出を行う。
【0024】図3は本実施例を適用する第2のメッシユ
状図形の例である。図3の格子8も図2の格子4と同様
に、論理1をもつ1つの格子8に論理0をもつ3つの格
子が隣接するパターンを含む図形例である。この場合に
も、図2の図形と同様に、格子5から出発して上→右→
上→下→右→下→左→左の順で格子5、格子6、格子
7,格子8、格子7、格子9、格子10、格子11が抽
出され、輪郭を抽出することが可能となる。
【0025】図4は本実施例を適用する第3のメッシユ
状図形パターンである。外枠の図形は論理1の図形の外
輪郭の抽出と論理0の図形の外輪郭の抽出を行うことに
よって、外側と内側との輪郭を抽出することが出来る。
内枠の図形の輪郭抽出も外枠を抽出する処理と同様な方
式を適用することにより輪郭を抽出することができる。
しかし、この場合には、図形が2つあるので、前掲のよ
うに、輪郭抽出された図形とその内部の格子は抽出済と
し、再度抽出されないように設定される。図4のメッシ
ユ状図形パターンの輪郭抽出方式は、地図情報等の等高
線の描画に応用することができる。以上説明した第1の
実施例は、図形の輪郭を右回りに抽出する例である。
同様の手順で図形の輪郭を左回りに抽出することも可能
である。
【0026】図5は、本発明のメッシュ状図形の輪郭抽
出方式の第2の実施例を示す流れ図である。第2の実施
例では、ステップ203、206、209、212が左
回り検索をし、右優先抽出をする点が第1の実施例と異
なる。その他のステップは図1の流れ図と同様である。
また、第1の実施例では、輪郭抽出処理の初めに、図形
の最下段の左から右に向かって格子の検索を行い、一段
目が終了したら上段に移動し、第1の情報を持つ格子が
検索されたら、その格子を抽出開始格子に設定し、か
つ、抽出開始格子の抽出方向を左→右に設定する方式に
よって初期設定が行われた。しかし、初期設定は必ずし
もこの方式による必要はない。抽出開始格子を輪郭上に
設定し、抽出開始格子の抽出方向を、行方向または列方
向に沿って図形の外側から内側に向って設定することが
出来るならば、任意の方式を採用することが出来る。例
えば、図形の最下段の右から左に向かって格子の検索を
行い、一段目が終了したら上段に移動し、第1の情報を
持つ格子が検索されたら、その格子を抽出開始格子に設
定し、かつ、抽出開始格子の抽出方向を右→左に設定す
る方式を用いても、簡単に初期設定を行うことができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、追跡対象の
単位格子の検索範囲を、追跡方向に対して左側、前方、
右側のみならず、後方にまで拡張することにより、第1
の情報をもつ1つの単位格子が、第2の情報をもつ3つ
の単位格子に隣接されている場合においても、行き詰ま
りを生じることなく輪郭抽出を行うことが出来、その結
果、あらゆる2値化されたメッシュ状図形の輪郭抽出を
容易に行うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輪郭抽出方式の第1の実施例の処理手
順を示す流れ図である。
【図2】5x5の2値化された情報を持つメツシュ状図
形に図1の方式を適用して抽出された輪郭の実施例であ
る。
【図3】5x5の2値化された情報を持つメツシュ状図
形に図1の方式を適用して抽出された輪郭の実施例であ
る。
【図4】図1の方式を適用するメッシユ状図形パターン
の一例である。
【図5】本発明の輪郭抽出方式の第2の実施例の処理手
順を示す流れ図である。
【図6】格子点および格子を抽出する方式の一例を示す
流れ図である。
【図7】図6のステップ114の詳細な流れ図である。
【図8】メツシュ状の格子点上に2値化された情報をプ
ロットした図の一例である。
【図9】5x5のそれぞれの格子に対して2値化された
情報を与えた図である。
【符号の説明】
101 初期設定ステップ 102、105、108、111 抽出方向判定ステッ
プ 103、106、109、112 左優先抽出ステップ 104、107、110、113 抽出開始格子に戻っ
たか否かを判定するステップ 203、206、209、212 右優先抽出ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元格子を形成して配列されている複
    数の単位格子の各々に、第1、第2の論理値に対応させ
    て2値化された画像の2値情報が配置されて成るメッシ
    ュ状図形の、第1の論理値に対応する第1の情報を持つ
    図形パターンの輪郭を抽出するメッシュ状図形の輪郭抽
    出方式であって、 前記輪郭を構成する、第1の情報をもつ単位格子の1つ
    を輪郭抽出開始格子として初期設定し、該輪郭抽出開始
    格子を第0格子とし、第2の論理値に対応する第2の情
    報をもち、かつ、第0格子に隣接する単位格子に対する
    第0格子の方向を第0格子の抽出方向と定め、 第0格子の抽出方向を基準として第0格子の左側、前方
    すなわち当該抽出方向、右側、後方すなわち当該抽出方
    向の逆方向において第0格子に隣接している単位格子の
    2値情報を、前記左側、前方、右側、後方の順序に検索
    する第1検索を実行し、何れの単位格子からも第1の情
    報が抽出されなかった場合には、輪郭抽出処理を終了
    し、第1の情報が抽出される場合には、最初に第1の情
    報が抽出された単位格子を第1格子と定めて処理を次に
    進め、 第0格子に対する第1格子の方向を判定し、その方向を
    第1格子の抽出方向と定め、第1格子の抽出方向を基準
    として第1格子の左側、前方すなわち当該抽出方向、右
    側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向において第1格
    子に隣接している単位格子の2値情報を、前記左側、前
    方、右側、後方の順序に検索する第2検索を実行し、第
    2の検索において最初に第1の情報が抽出された単位格
    子を第2格子と定め、第2格子が第0格子に一致するか
    否かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終了
    し、一致しない場合には処理を次に進め、 第1格子に対する第2格子の方向を判定し、その方向を
    第2格子の抽出方向と定め、第2格子の抽出方向を基準
    として第2格子の左側、前方すなわち当該抽出方向、右
    側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向において第2格
    子に隣接している単位格子の2値情報を、前記左側、前
    方、右側、後方の順序に検索する第3検索を実行し、第
    3検索において最初に第1の情報が抽出された単位格子
    を第3格子と定め、第3格子が第0格子に一致するか否
    かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終了し、
    一致しない場合には処理を次に進め、 以後、第n検索によって最初に第1の情報が抽出された
    単位格子を第n格子とし、その直前の第nー1検索によ
    って最初に第1の情報が抽出された単位格子を第nー1
    格子として、第n−1格子に対する第n格子の方向を判
    定し、その方向を第n格子の抽出方向と定め、第n格子
    の抽出方向を基準として第n格子の左側、前方、右側、
    後方において第n格子に隣接している単位格子の2値情
    報を、前記左側、前方、右側、後方の順序に検索する第
    n+1検索を実行し、第n+1検索において最初に第1
    の情報が抽出された単位格子を第n+1格子と定め、第
    n+1格子が第0格子に一致するか否かを判定し、一致
    する場合には輪郭抽出処理を終了し、一致しない場合に
    は一致するまで、抽出方向の判定、検索処理を繰返し、
    第m格子が第0格子に一致したとき輪郭抽出処理を終
    了し、第0、第1、第2・・・・、第mー1格子を当該
    図形パターンの輪郭とする、メッシュ状図形の輪郭抽出
    方式。
  2. 【請求項2】 輪郭抽出の初期時に、メツシユ状図形の
    最下段または最上段の左から右へ格子の検索を行い、一
    段目が終了したら、それぞれ上段または下段に移動し、
    第1の情報の単位格子が検索されたとき、当該単位格子
    を第0格子とし、前記左から右に向く方向を第0格子の
    抽出方向に設定する、請求項1に記載の輪郭抽出方式。
  3. 【請求項3】 2次元格子を形成して配列されている複
    数の単位格子の各々に、第1、第2の論理値に対応させ
    て2値化された画像の2値情報が配置されて成るメッシ
    ュ状図形の、第1の論理値に対応する第1の情報を持つ
    図形パターンの輪郭を抽出するメッシュ状図形の輪郭抽
    出方式であって、 前記輪郭を構成する、第1の情報をもつ単位格子の1つ
    を輪郭抽出開始格子として初期設定し、該輪郭抽出開始
    格子を第0格子とし、第2の論理値に対応する第2の情
    報をもち、かつ、第0格子に隣接する単位格子に対する
    第0格子の方向を第0格子の抽出方向と定め、 第0格子の抽出方向を基準として第0格子の右側、前方
    すなわち当該抽出方向、左側、後方すなわち当該抽出方
    向の逆方向において第0格子に隣接している単位格子の
    2値情報を、前記右側、前方、左側、後方の順序に検索
    する第1検索を実行し、何れの単位格子からも第1の情
    報が抽出されなかった場合には、輪郭抽出処理を終了
    し、第1の情報が抽出される場合には、最初に第1の情
    報が抽出された単位格子を第1格子と定めて処理を次に
    進め、 第0格子に対する第1格子の方向を判定し、その方向を
    第1格子の抽出方向と定め、第1格子の抽出方向を基準
    として第1格子の右側、前方すなわち当該抽出方向、左
    側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向において第1格
    子に隣接している単位格子の2値情報を、前記右側、前
    方、左側、後方の順序に検索する第2検索を実行し、第
    2検索において最初に第1の情報が抽出された単位格子
    を第2格子と定め、第2格子が第0格子に一致するか否
    かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終了し、
    一致しない場合には処理を次に進め、 第1格子に対する第2格子の方向を判定し、その方向を
    第2格子の抽出方向と定め、第2格子の抽出方向を基準
    として第2格子の右側、前方すなわち当該抽出方向、左
    側、後方すなわち当該抽出方向の逆方向において第2格
    子に隣接している単位格子の2値情報を、前記右側、前
    方、左側、後方の順序に検索する第3検索を実行し、第
    3検索において最初に第1の情報が抽出された単位格子
    を第3格子と定め、第3格子が第0格子に一致するか否
    かを判定し、一致する場合には輪郭抽出処理を終了し、
    一致しない場合には処理を次に進め、 以後、第n検索によって最初に第1の情報が抽出された
    単位格子を第n格子とし、その直前の第nー1検索によ
    って最初に第1の情報が抽出された単位格子を第nー1
    格子として、第n−1格子に対する第n格子の方向を判
    定し、その方向を第n格子の抽出方向と定め、第n格子
    の抽出方向を基準として第n格子の右側、前方、左側、
    後方において第n格子に隣接している単位格子の2値情
    報を、前記右側、前方、左側、後方の順序に検索する第
    n+1検索を実行し、第n+1検索によって最初に第1
    の情報が抽出された単位格子を第n+1格子と定め、第
    n+1格子が第0格子に一致するか否かを判定し、一致
    する場合には輪郭抽出処理を終了し、一致しない場合に
    は一致するまで、抽出方向の判定および検索処理を繰返
    し、 第m格子が第0格子に一致したとき輪郭抽出処理を終了
    し、第0、第1、第2・・・・第mー1格子を当該図形
    パターンの輪郭とする、メッシュ状図形の輪郭抽出方
    式。
  4. 【請求項4】 輪郭抽出の初期時に、メツシユ状図形の
    最下段または最上段の右から左へ格子の検索を行い、一
    段目が終了したら、それぞれ上段または下段に移動し、
    第1の情報の単位格子が検索されたとき、当該単位格子
    を第0格子とし、前記右から左に向く方向を第0格子の
    抽出方向に設定する、請求項3に記載の輪郭抽出方式。
JP6313383A 1994-12-16 1994-12-16 メッシュ状図形の輪郭抽出方式 Pending JPH08171643A (ja)

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