JPH08173553A - 治療装置 - Google Patents
治療装置Info
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- JPH08173553A JPH08173553A JP6326078A JP32607894A JPH08173553A JP H08173553 A JPH08173553 A JP H08173553A JP 6326078 A JP6326078 A JP 6326078A JP 32607894 A JP32607894 A JP 32607894A JP H08173553 A JPH08173553 A JP H08173553A
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- radiation
- applicator
- treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は体腔内の温熱治療と放射線治療とを同
時に行い、患部の治療効果を高めるとともに、体腔内の
周方向の全面に形成された全周的な患部に対して均一に
放射線を照射させることを最も主要な特徴とする。 【構成】バルーン26内に加温治療用高周波電極25を
備えた腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の軸
心部に小線源挿入孔16を配置し、小線源挿入孔16内
の小線源28からアプリケータ本体14の軸心方向と直
交する平面上で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照
射させるようにした。
時に行い、患部の治療効果を高めるとともに、体腔内の
周方向の全面に形成された全周的な患部に対して均一に
放射線を照射させることを最も主要な特徴とする。 【構成】バルーン26内に加温治療用高周波電極25を
備えた腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の軸
心部に小線源挿入孔16を配置し、小線源挿入孔16内
の小線源28からアプリケータ本体14の軸心方向と直
交する平面上で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照
射させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者の体腔内の腫瘍発生
部位等を加温治療する治療装置に関する。
部位等を加温治療する治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、患者の体腔内の腫瘍発生部位等
を加温治療する装置として、特公平2−41971号公
報に示された加温治療用ハイパーサーミア・アプリケー
タが知られている。これは、アプリケータ本体に腔内用
高周波電極を備え、かつそれを覆うようにバルーンが設
けられるとともに、バルーン内に冷却水が流れる構成に
することにより、腔内加温に最適と見られている高周波
(RF)誘電加温用のアプリケータ構造を実現したもの
である。
を加温治療する装置として、特公平2−41971号公
報に示された加温治療用ハイパーサーミア・アプリケー
タが知られている。これは、アプリケータ本体に腔内用
高周波電極を備え、かつそれを覆うようにバルーンが設
けられるとともに、バルーン内に冷却水が流れる構成に
することにより、腔内加温に最適と見られている高周波
(RF)誘電加温用のアプリケータ構造を実現したもの
である。
【0003】また、実開昭64−46056号公報には
上記腔内加温に最適な構造を持つアプリケータ本体に、
更に放射線治療用の放射線放射源を設け、この放射線放
射源によって体腔内に放射線を照射可能にした構成のも
のもある。
上記腔内加温に最適な構造を持つアプリケータ本体に、
更に放射線治療用の放射線放射源を設け、この放射線放
射源によって体腔内に放射線を照射可能にした構成のも
のもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭64−46056号公報の従来技術ではアプリケー
タ本体の内部に配設される放射線放射源がアプリケータ
本体の軸心位置から外れた偏心位置に配置されているの
で、患者の体腔内にアプリケータ本体を挿入したのち、
バルーンを膨張させてアプリケータ本体を患者の体腔内
の患部の近傍部位で固定した際に、放射線放射源が腔内
のどの位置に挿入されているのかを確実には確認するこ
とができない問題がある。
開昭64−46056号公報の従来技術ではアプリケー
タ本体の内部に配設される放射線放射源がアプリケータ
本体の軸心位置から外れた偏心位置に配置されているの
で、患者の体腔内にアプリケータ本体を挿入したのち、
バルーンを膨張させてアプリケータ本体を患者の体腔内
の患部の近傍部位で固定した際に、放射線放射源が腔内
のどの位置に挿入されているのかを確実には確認するこ
とができない問題がある。
【0005】ここで、放射線放射源が患者の体腔内の中
心軸上に正しく配置されていない場合には放射線放射源
から放射される放射線を体腔内の全周面に均一に照射す
ることができない問題がある。そのため、患者の体腔内
の周方向の全面に形成された全周的な患部に対して放射
線放射源から放射される放射線を均一に照射することが
できないので、体腔内の周方向の一部の患部には放射線
が局部的に強く照射される反面、他の一部の患部に照射
される放射線が通常状態よりも不足する傾向が発生し、
放射線治療が不完全なものとなるおそれがある。
心軸上に正しく配置されていない場合には放射線放射源
から放射される放射線を体腔内の全周面に均一に照射す
ることができない問題がある。そのため、患者の体腔内
の周方向の全面に形成された全周的な患部に対して放射
線放射源から放射される放射線を均一に照射することが
できないので、体腔内の周方向の一部の患部には放射線
が局部的に強く照射される反面、他の一部の患部に照射
される放射線が通常状態よりも不足する傾向が発生し、
放射線治療が不完全なものとなるおそれがある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、患者の体腔内の温熱治療と放射線治療
とを同時に行うことができ、患部の治療効果を高めるこ
とができるとともに、患者の体腔内の周方向の全面に形
成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射させ
ることができ、放射線治療を効果的に施すことができる
治療装置を提供することにある。
で、その目的は、患者の体腔内の温熱治療と放射線治療
とを同時に行うことができ、患部の治療効果を高めるこ
とができるとともに、患者の体腔内の周方向の全面に形
成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射させ
ることができ、放射線治療を効果的に施すことができる
治療装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は先端部に加温治
療用高周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ
ている温熱治療用アプリケータの本体に、放射線治療用
の放射線放射源を前記アプリケータ本体の軸心方向と直
交する平面上で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照
射させる状態に配設したものである。
療用高周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ
ている温熱治療用アプリケータの本体に、放射線治療用
の放射線放射源を前記アプリケータ本体の軸心方向と直
交する平面上で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照
射させる状態に配設したものである。
【0008】
【作用】患者の体腔内の被治療部位の治療時にはバルー
ンをしぼませた状態でアプリケータ本体を患者の体腔内
に挿入させた後、バルーンを膨らませ、バルーン表面を
体腔内周面に密着させてアプリケータ本体の先端部を固
定させる。この状態で、温熱治療用アプリケータ本体の
加温治療用高周波電極によって被治療部位を加温すると
ともに、放射線放射源から放射させる放射線治療用の放
射線をアプリケータ本体の軸心方向と直交する平面上で
円周方向全体に亙り略均一に照射させることにより、患
者の体腔内の温熱治療と放射線治療とを同時に行い、患
部の治療効果を高め、さらに、患者の体腔内の周方向の
全面に形成された全周的な患部に対して均一に放射線を
照射させ、放射線治療効果を高めるようにしたものであ
る。
ンをしぼませた状態でアプリケータ本体を患者の体腔内
に挿入させた後、バルーンを膨らませ、バルーン表面を
体腔内周面に密着させてアプリケータ本体の先端部を固
定させる。この状態で、温熱治療用アプリケータ本体の
加温治療用高周波電極によって被治療部位を加温すると
ともに、放射線放射源から放射させる放射線治療用の放
射線をアプリケータ本体の軸心方向と直交する平面上で
円周方向全体に亙り略均一に照射させることにより、患
者の体腔内の温熱治療と放射線治療とを同時に行い、患
部の治療効果を高め、さらに、患者の体腔内の周方向の
全面に形成された全周的な患部に対して均一に放射線を
照射させ、放射線治療効果を高めるようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図5
を参照して説明する。図3は治療装置1が温熱治療と放
射線治療との併用療法の時に使用される状況の概略構成
を示すものである。図3中で、2は放射線シールド壁3
aによって放射線シールドされた部屋(治療室)3内で
使用される治療装置1の腔内アプリケータである。
を参照して説明する。図3は治療装置1が温熱治療と放
射線治療との併用療法の時に使用される状況の概略構成
を示すものである。図3中で、2は放射線シールド壁3
aによって放射線シールドされた部屋(治療室)3内で
使用される治療装置1の腔内アプリケータである。
【0010】この腔内アプリケータ2には治療室3内の
ベッド4上の患者5の体内に挿入される挿入部6と、こ
の挿入部6の基端部に連結された手元側端部7とが設け
られている。
ベッド4上の患者5の体内に挿入される挿入部6と、こ
の挿入部6の基端部に連結された手元側端部7とが設け
られている。
【0011】また、治療装置1には患者5の体外に装着
される体外アプリケータ8、温熱治療用のハイパーサー
ミア装置本体9および放射線治療用の小線源治療器本体
10がそれぞれ設けられている。ここで、ハイパーサー
ミア装置本体9および小線源治療器本体10は治療室3
内に設置されている。
される体外アプリケータ8、温熱治療用のハイパーサー
ミア装置本体9および放射線治療用の小線源治療器本体
10がそれぞれ設けられている。ここで、ハイパーサー
ミア装置本体9および小線源治療器本体10は治療室3
内に設置されている。
【0012】さらに、ハイパーサーミア装置本体9には
ハイパーサーミア用のケーブル、チューブ類11を介し
て腔内アプリケータ2および体外アプリケータ8がそれ
ぞれ接続されている。また、小線源治療器本体10には
小線源ガイドチューブ12を介して腔内アプリケータ2
が接続されているとともに、治療室3の室外に配設され
た小線源治療器コントローラ13が接続されている。
ハイパーサーミア用のケーブル、チューブ類11を介し
て腔内アプリケータ2および体外アプリケータ8がそれ
ぞれ接続されている。また、小線源治療器本体10には
小線源ガイドチューブ12を介して腔内アプリケータ2
が接続されているとともに、治療室3の室外に配設され
た小線源治療器コントローラ13が接続されている。
【0013】また、図1は腔内アプリケータ2の要部の
概略構成を示すものである。このアプリケータ2の本体
には挿入部6を形成する可撓性を備えたシャフト部15
が設けられている。
概略構成を示すものである。このアプリケータ2の本体
には挿入部6を形成する可撓性を備えたシャフト部15
が設けられている。
【0014】このシャフト部15は図2に示すように内
部に平行な5つのルーメン16〜20が形成されたマル
チルーメンの断面構造になっている。ここで、シャフト
部15の軸心部には中央ルーメンである小線源挿入孔1
6が配置され、この小線源挿入孔16の周囲に4つのル
ーメン17〜20が配置されている。さらに、小線源挿
入孔16の周囲の4つのルーメンはそれぞれ冷却水の給
水路17と、排水路18と、温度センサ挿入路19と、
電極ケーブル挿入路20としてそれぞれ使用されてい
る。
部に平行な5つのルーメン16〜20が形成されたマル
チルーメンの断面構造になっている。ここで、シャフト
部15の軸心部には中央ルーメンである小線源挿入孔1
6が配置され、この小線源挿入孔16の周囲に4つのル
ーメン17〜20が配置されている。さらに、小線源挿
入孔16の周囲の4つのルーメンはそれぞれ冷却水の給
水路17と、排水路18と、温度センサ挿入路19と、
電極ケーブル挿入路20としてそれぞれ使用されてい
る。
【0015】なお、小線源挿入孔16以外の各ルーメン
17〜20については必ずしも図2に示す場所に配置さ
れている必然性は無く、このシャフト部15の先端部側
の各ルーメン17〜20の開口部と手元側端部7側の各
ルーメン17〜20の開口部との間がシャフト部15内
の各ルーメン17〜20を通して連通されていれば良
い。さらに、小線源挿入孔16についてはシャフト部1
5の先端部以外の部分では必ずしもこのシャフト部15
の軸心位置に配置する必要は無いが、このシャフト部1
5の先端部においては小線源挿入孔16がシャフト部1
5の軸心位置に正確に配置されている。
17〜20については必ずしも図2に示す場所に配置さ
れている必然性は無く、このシャフト部15の先端部側
の各ルーメン17〜20の開口部と手元側端部7側の各
ルーメン17〜20の開口部との間がシャフト部15内
の各ルーメン17〜20を通して連通されていれば良
い。さらに、小線源挿入孔16についてはシャフト部1
5の先端部以外の部分では必ずしもこのシャフト部15
の軸心位置に配置する必要は無いが、このシャフト部1
5の先端部においては小線源挿入孔16がシャフト部1
5の軸心位置に正確に配置されている。
【0016】また、アプリケータ2の手元側端部7には
シャフト部15の5つのルーメン16〜20の手元側の
各開口部16a〜20aが形成されている。そして、給
水路17の手元側開口部17aには給水チューブ21の
先端部、排水路18の手元側開口部18aには排水チュ
ーブ22の先端部がそれぞれ連結されている。
シャフト部15の5つのルーメン16〜20の手元側の
各開口部16a〜20aが形成されている。そして、給
水路17の手元側開口部17aには給水チューブ21の
先端部、排水路18の手元側開口部18aには排水チュ
ーブ22の先端部がそれぞれ連結されている。
【0017】さらに、温度センサ挿入路19の手元側開
口部19aには温度センサケーブル23、電極ケーブル
挿入路20の手元側開口部20aには電極ケーブル2
4、小線源挿入孔16の手元側開口部16aには小線源
ガイドチューブ12がそれぞれ導入されている。
口部19aには温度センサケーブル23、電極ケーブル
挿入路20の手元側開口部20aには電極ケーブル2
4、小線源挿入孔16の手元側開口部16aには小線源
ガイドチューブ12がそれぞれ導入されている。
【0018】また、シャフト部15の先端部外周面には
図1に示すようにコイル状の加温治療用高周波電極25
が巻き付けられているとともに、この高周波電極25を
囲む状態で膨張可能なバルーン26が取付けられてい
る。なお、加温治療用高周波電極25は本実施例ではシ
ャフト部15に巻き付けたコイル状のものを示したが、
それに限定されるものでは無く、例えばメッシュ状の加
温治療用高周波電極や、板状の加温治療用高周波電極等
でもよい。
図1に示すようにコイル状の加温治療用高周波電極25
が巻き付けられているとともに、この高周波電極25を
囲む状態で膨張可能なバルーン26が取付けられてい
る。なお、加温治療用高周波電極25は本実施例ではシ
ャフト部15に巻き付けたコイル状のものを示したが、
それに限定されるものでは無く、例えばメッシュ状の加
温治療用高周波電極や、板状の加温治療用高周波電極等
でもよい。
【0019】また、バルーン26はリング状の弾性体シ
ートによって形成されており、この弾性体シートの前端
部が高周波電極25の前方位置でシャフト部15の先端
部外周面に固定され、さらにこの弾性体シートの後端部
が高周波電極25の後方位置でシャフト部15の先端部
外周面に固定されている。
ートによって形成されており、この弾性体シートの前端
部が高周波電極25の前方位置でシャフト部15の先端
部外周面に固定され、さらにこの弾性体シートの後端部
が高周波電極25の後方位置でシャフト部15の先端部
外周面に固定されている。
【0020】さらに、シャフト部15の先端部外周面に
は冷却水給水路17の先端開口部17b、排水路18の
先端開口部18b、温度センサ挿入路19の先端開口部
19b、電極ケーブル挿入路20の先端開口部20bが
それぞれ形成されている。ここで、給水路17の先端開
口部17b、排水路18の先端開口部18bおよび電極
ケーブル挿入路20の先端開口部20bはバルーン26
の内部に配置されている。そして、シャフト部15の冷
却水給水路17および排水路18を通してバルーン26
の内部に入る冷却水の給水と、排水とを行えるようにな
っており、このバルーン26の内部に冷却水が循環され
るようになっている。
は冷却水給水路17の先端開口部17b、排水路18の
先端開口部18b、温度センサ挿入路19の先端開口部
19b、電極ケーブル挿入路20の先端開口部20bが
それぞれ形成されている。ここで、給水路17の先端開
口部17b、排水路18の先端開口部18bおよび電極
ケーブル挿入路20の先端開口部20bはバルーン26
の内部に配置されている。そして、シャフト部15の冷
却水給水路17および排水路18を通してバルーン26
の内部に入る冷却水の給水と、排水とを行えるようにな
っており、このバルーン26の内部に冷却水が循環され
るようになっている。
【0021】また、電極ケーブル挿入路20の内部には
電極ケーブル24が配設されている。この電極ケーブル
24の先端部は電極ケーブル挿入路20の先端開口部2
0bからバルーン26内に取り出され、加温治療用高周
波電極25に接続されている。
電極ケーブル24が配設されている。この電極ケーブル
24の先端部は電極ケーブル挿入路20の先端開口部2
0bからバルーン26内に取り出され、加温治療用高周
波電極25に接続されている。
【0022】また、温度センサ挿入路19の先端開口部
19aはバルーン26の外部に配置されている。この温
度センサ挿入路19の内部には温度センサケーブル23
が配設されている。この温度センサケーブル23の先端
部には温度センサ27が接続されている。そして、温度
センサケーブル23の先端部は温度センサ挿入路19の
先端開口部19aからバルーン26の手前でシャフト部
15の外に取り出され、バルーン26の表面に温度セン
サ27が取付けられている。なお、温度センサ27とし
ては例えば熱電対、白金素子温度センサ、光ファイバ温
度センサ、サーミスタ等があり、どれを用いても良い。
19aはバルーン26の外部に配置されている。この温
度センサ挿入路19の内部には温度センサケーブル23
が配設されている。この温度センサケーブル23の先端
部には温度センサ27が接続されている。そして、温度
センサケーブル23の先端部は温度センサ挿入路19の
先端開口部19aからバルーン26の手前でシャフト部
15の外に取り出され、バルーン26の表面に温度セン
サ27が取付けられている。なお、温度センサ27とし
ては例えば熱電対、白金素子温度センサ、光ファイバ温
度センサ、サーミスタ等があり、どれを用いても良い。
【0023】また、シャフト部15の小線源挿入孔16
内には小線源ガイドチューブ12が挿入されている。こ
の小線源ガイドチューブ12には放射線治療用の放射線
放射源である小線源28が挿入されている。この場合、
小線源28は図1に示すように加温治療用高周波電極2
5による加温部に重なるように配置されている。
内には小線源ガイドチューブ12が挿入されている。こ
の小線源ガイドチューブ12には放射線治療用の放射線
放射源である小線源28が挿入されている。この場合、
小線源28は図1に示すように加温治療用高周波電極2
5による加温部に重なるように配置されている。
【0024】なお、シャフト部15の小線源挿入孔16
は必ずしも図1のようにこのシャフト部15の先端面ま
で貫通している必要は無い。例えば、シャフト部15の
小線源挿入孔16の先端側は小線源28をバルーン26
と対応する内部位置まで挿入するために必要な部分まで
穿設し、この小線源挿入孔16の先端部分を閉塞する構
成にしてもよい。この場合、小線源挿入孔16はシャフ
ト部15の先端部では確実にシャフト部15の軸心部位
に配置されている。そして、小線源挿入孔16内に小線
源ガイドチューブ12を挿入した際に、小線源ガイドチ
ューブ12の先端部を小線源挿入孔16の先端閉塞部に
付き当てることにより、小線源28は小線源挿入孔16
の軸心方向の位置決めが行われ、小線源28がバルーン
26の中心位置に正しく配置されるようになっている。
このとき、小線源28はシャフト部15の軸心方向と直
交する平面上で、円周方向全体に亙り略均一に放射線を
照射させる状態に配置されるようになっている。
は必ずしも図1のようにこのシャフト部15の先端面ま
で貫通している必要は無い。例えば、シャフト部15の
小線源挿入孔16の先端側は小線源28をバルーン26
と対応する内部位置まで挿入するために必要な部分まで
穿設し、この小線源挿入孔16の先端部分を閉塞する構
成にしてもよい。この場合、小線源挿入孔16はシャフ
ト部15の先端部では確実にシャフト部15の軸心部位
に配置されている。そして、小線源挿入孔16内に小線
源ガイドチューブ12を挿入した際に、小線源ガイドチ
ューブ12の先端部を小線源挿入孔16の先端閉塞部に
付き当てることにより、小線源28は小線源挿入孔16
の軸心方向の位置決めが行われ、小線源28がバルーン
26の中心位置に正しく配置されるようになっている。
このとき、小線源28はシャフト部15の軸心方向と直
交する平面上で、円周方向全体に亙り略均一に放射線を
照射させる状態に配置されるようになっている。
【0025】次に、上記構成の作用について説明する。
上記治療装置1は図3に示すように放射線シールドされ
た治療室3内で使用される。そして、この治療装置1の
実際の使用時にはまず、送水・排水管路系の空気抜きを
行い、その後、腔内アプリケータ2のバルーン26内の
冷却水を吸引することによってバルーン26をしぼませ
る。
上記治療装置1は図3に示すように放射線シールドされ
た治療室3内で使用される。そして、この治療装置1の
実際の使用時にはまず、送水・排水管路系の空気抜きを
行い、その後、腔内アプリケータ2のバルーン26内の
冷却水を吸引することによってバルーン26をしぼませ
る。
【0026】その状態で、腔内アプリケータ2の挿入部
6を患者5の体腔内に挿入する。なお、小線源ガイドチ
ューブ12はアプリケータ2の挿入部6を患者5に挿入
する前にアプリケータ2の小線源挿入孔16に入れても
よく、或いはアプリケータ2の挿入部6を患者5に挿入
後、小線源ガイドチューブ12をアプリケータ2の小線
源挿入孔16に入れてもよい。
6を患者5の体腔内に挿入する。なお、小線源ガイドチ
ューブ12はアプリケータ2の挿入部6を患者5に挿入
する前にアプリケータ2の小線源挿入孔16に入れても
よく、或いはアプリケータ2の挿入部6を患者5に挿入
後、小線源ガイドチューブ12をアプリケータ2の小線
源挿入孔16に入れてもよい。
【0027】また、アプリケータ2を患者5の体腔内に
挿入後、バルーン26内に冷却水を再度循環させ、バル
ーン26を膨らませる。これによって、バルーン26の
表面が体腔内周面に密着し、アプリケータ2の先端部が
体腔内に固定される。
挿入後、バルーン26内に冷却水を再度循環させ、バル
ーン26を膨らませる。これによって、バルーン26の
表面が体腔内周面に密着し、アプリケータ2の先端部が
体腔内に固定される。
【0028】なお、図4(A)はアプリケータ2を患者
の口H1 から食道H2 に挿入し、固定した状態、図4
(B)はアプリケータ2を肛門H3 から直腸H4 、S字
結腸H5 、結腸H6 に挿入し、固定した状態、図4
(C)はアプリケータ2を肝臓H7の近傍の胆管H8 に
挿入し、固定した状態、図4(D)はアプリケータ2を
気管H9 や、肺H10の近傍の気管支H11に挿入し、固定
した状態、図4(E)はアプリケータ2を尿道H12から
膀胱H13や、手前の前立腺H14に挿入し、固定した状
態、図5はアプリケータを膣H15、子宮H16等に挿入
し、固定した状態をそれぞれ示すものである。
の口H1 から食道H2 に挿入し、固定した状態、図4
(B)はアプリケータ2を肛門H3 から直腸H4 、S字
結腸H5 、結腸H6 に挿入し、固定した状態、図4
(C)はアプリケータ2を肝臓H7の近傍の胆管H8 に
挿入し、固定した状態、図4(D)はアプリケータ2を
気管H9 や、肺H10の近傍の気管支H11に挿入し、固定
した状態、図4(E)はアプリケータ2を尿道H12から
膀胱H13や、手前の前立腺H14に挿入し、固定した状
態、図5はアプリケータを膣H15、子宮H16等に挿入
し、固定した状態をそれぞれ示すものである。
【0029】また、腔内アプリケータ2の挿入部6を患
者5の体腔内の目的の被治療部位に挿入し、固定したの
ち、被治療部位の加温治療および放射線治療が行われ
る。なお、実際の治療の手順については、この治療装置
1を使用する医師のプロトコルによって異なる。
者5の体腔内の目的の被治療部位に挿入し、固定したの
ち、被治療部位の加温治療および放射線治療が行われ
る。なお、実際の治療の手順については、この治療装置
1を使用する医師のプロトコルによって異なる。
【0030】なお、ここでは治療手順の一例として、放
射線の高線量照射治療と、ハイパーサーミアの同時併用
について記述する。まず、加温治療用高周波電極25に
高周波電流を通電し、ハイパーサーミアを開始する。そ
して、ハイパーサーミアによる加温治療における加温温
度が安定した時点で、術者はシールドルームである治療
室3の外に出る。
射線の高線量照射治療と、ハイパーサーミアの同時併用
について記述する。まず、加温治療用高周波電極25に
高周波電流を通電し、ハイパーサーミアを開始する。そ
して、ハイパーサーミアによる加温治療における加温温
度が安定した時点で、術者はシールドルームである治療
室3の外に出る。
【0031】この場合、ハイパーサーミア装置本体9に
ついては加温温度の自動制御機能を備えている必要があ
る。上記機能を備えていれば、術者が治療室3の外にい
ても正しくハイパーサーミアによる加温治療を継続でき
る。なお、ハイパーサーミアによる加温治療時の温度状
況等が治療室3の外のモニタ等に表示されるようになっ
ていることが望ましい。これは、例えばハイパーサーミ
ア装置本体9の表示パネル部分が治療室3の外から見え
る方向に向いているだけでも良い。
ついては加温温度の自動制御機能を備えている必要があ
る。上記機能を備えていれば、術者が治療室3の外にい
ても正しくハイパーサーミアによる加温治療を継続でき
る。なお、ハイパーサーミアによる加温治療時の温度状
況等が治療室3の外のモニタ等に表示されるようになっ
ていることが望ましい。これは、例えばハイパーサーミ
ア装置本体9の表示パネル部分が治療室3の外から見え
る方向に向いているだけでも良い。
【0032】続いて、術者はシールドルームの治療室3
の外で放射線治療の作業を行う。この作業時には治療室
3の外にある小線源治療器コントローラ13を用いて、
小線源治療装置本体10から小線源ガイドチューブ12
を介して患者5の体腔内に小線源28を送り込む。ここ
で、小線源ガイドチューブ12はアプリケータ2のシャ
フト部15の軸心部に配設された小線源挿入孔16に挿
入されているので、結果として小線源28は図1に示さ
れるようにアプリケータ2のシャフト部15の先端部の
軸心部に配置される。
の外で放射線治療の作業を行う。この作業時には治療室
3の外にある小線源治療器コントローラ13を用いて、
小線源治療装置本体10から小線源ガイドチューブ12
を介して患者5の体腔内に小線源28を送り込む。ここ
で、小線源ガイドチューブ12はアプリケータ2のシャ
フト部15の軸心部に配設された小線源挿入孔16に挿
入されているので、結果として小線源28は図1に示さ
れるようにアプリケータ2のシャフト部15の先端部の
軸心部に配置される。
【0033】この状態で、小線源28から放射線が放射
され、所定の時間、体腔内の被治療部位に腔内照射が行
われる。その後、小線源28は小線源治療装置本体10
に回収される。なお、ハイパーサーミア装置本体9によ
る被治療部位の加温は、小線源28からの放射線の照射
終了後も継続され、所定の加温時間が経過した時点で自
動的に加温終了となる。
され、所定の時間、体腔内の被治療部位に腔内照射が行
われる。その後、小線源28は小線源治療装置本体10
に回収される。なお、ハイパーサーミア装置本体9によ
る被治療部位の加温は、小線源28からの放射線の照射
終了後も継続され、所定の加温時間が経過した時点で自
動的に加温終了となる。
【0034】また、小線源28からの放射線の照射が低
線量照射の場合には被治療部位への放射線の照射時間が
長い為、小線源治療装置本体10による放射線の照射中
にハイパーサーミア装置本体9による加温が開始され、
終了するというプロトコルで、ハイパーサーミアと放射
線治療との同時併用が行われる。
線量照射の場合には被治療部位への放射線の照射時間が
長い為、小線源治療装置本体10による放射線の照射中
にハイパーサーミア装置本体9による加温が開始され、
終了するというプロトコルで、ハイパーサーミアと放射
線治療との同時併用が行われる。
【0035】また、ハイパーサーミア装置本体9による
被治療部位の加温と、小線源治療装置本体10による放
射線の照射とを同時に行わずに、小線源治療装置本体1
0による放射線の照射後にハイパーサーミア装置本体9
による被治療部位の加温を行うというプロトコル、また
はハイパーサーミア装置本体9による被治療部位の加温
後に小線源治療装置本体10による放射線の照射という
プロトコルもこの治療装置1の腔内アプリケータ2を用
いて行われる。
被治療部位の加温と、小線源治療装置本体10による放
射線の照射とを同時に行わずに、小線源治療装置本体1
0による放射線の照射後にハイパーサーミア装置本体9
による被治療部位の加温を行うというプロトコル、また
はハイパーサーミア装置本体9による被治療部位の加温
後に小線源治療装置本体10による放射線の照射という
プロトコルもこの治療装置1の腔内アプリケータ2を用
いて行われる。
【0036】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、ハイパーサーミア装置本体9に
よる被治療部位の加温と、小線源治療装置本体10によ
る放射線の照射とを同時併用が可能となるので、患者の
体腔内の癌治療等の患部の治療効果を増大させることが
できる。
果を奏する。すなわち、ハイパーサーミア装置本体9に
よる被治療部位の加温と、小線源治療装置本体10によ
る放射線の照射とを同時併用が可能となるので、患者の
体腔内の癌治療等の患部の治療効果を増大させることが
できる。
【0037】また、放射線治療用の放射線放射源である
小線源28がアプリケータ2のシャフト部15の軸心部
に配置されているので、患者の体腔内の周方向の全面に
形成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射さ
せることができる。そのため、全周的な患部に対して、
ハイパーサーミアによる加温治療および放射線照射の併
用療法を偏り無く施すことができるので、被治療部位の
治療を効果的に施すことができる。
小線源28がアプリケータ2のシャフト部15の軸心部
に配置されているので、患者の体腔内の周方向の全面に
形成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射さ
せることができる。そのため、全周的な患部に対して、
ハイパーサーミアによる加温治療および放射線照射の併
用療法を偏り無く施すことができるので、被治療部位の
治療を効果的に施すことができる。
【0038】また、アプリケータ2の本体に加温治療用
高周波電極25と、放射線治療用の放射線放射源である
小線源28を設けたので、患者の体腔内の癌治療で、全
身的な副作用の少ない放射線照射の小線源治療と腔内ハ
イパーサーミアとの併用療法を行う際に、患者5にアプ
リケータ2を挿入する作業の回数が1回ですみ、簡便に
行える。
高周波電極25と、放射線治療用の放射線放射源である
小線源28を設けたので、患者の体腔内の癌治療で、全
身的な副作用の少ない放射線照射の小線源治療と腔内ハ
イパーサーミアとの併用療法を行う際に、患者5にアプ
リケータ2を挿入する作業の回数が1回ですみ、簡便に
行える。
【0039】また、小線源28を加温治療用高周波電極
25の内部に配置したので、小線源28の為にハイパー
サーミアによる加温治療による被治療部位の加温分布が
歪められることがない。
25の内部に配置したので、小線源28の為にハイパー
サーミアによる加温治療による被治療部位の加温分布が
歪められることがない。
【0040】また、シャフト部15の小線源挿入孔16
における先端部分を塞いだ場合には患者の体腔内にアプ
リケータ2の挿入部6を挿入した際に、小線源挿入孔1
6が患者5の保有する菌で汚染されるおそれが無い。
における先端部分を塞いだ場合には患者の体腔内にアプ
リケータ2の挿入部6を挿入した際に、小線源挿入孔1
6が患者5の保有する菌で汚染されるおそれが無い。
【0041】なお、シャフト部15の小線源挿入孔16
が先端まで開いている場合には小線源挿入孔16におけ
る先端部分を塞いだ場合に比べてアプリケータ2のシャ
フト部15の製作が容易であり、この小線源挿入孔16
を例えばガイドワイヤの挿入、内視鏡の挿入、通風孔等
のように小線源28の挿入以外の用途に使用することも
できる。
が先端まで開いている場合には小線源挿入孔16におけ
る先端部分を塞いだ場合に比べてアプリケータ2のシャ
フト部15の製作が容易であり、この小線源挿入孔16
を例えばガイドワイヤの挿入、内視鏡の挿入、通風孔等
のように小線源28の挿入以外の用途に使用することも
できる。
【0042】また、図6は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、第1の実施例の温熱治療装置のア
プリケータ2におけるシャフト部15の小線源挿入孔1
6の内周面にテフロンコーティング等の潤滑コーティン
グを施したコーティング層31を設けたものである。
ものである。これは、第1の実施例の温熱治療装置のア
プリケータ2におけるシャフト部15の小線源挿入孔1
6の内周面にテフロンコーティング等の潤滑コーティン
グを施したコーティング層31を設けたものである。
【0043】そこで、上記構成のものにあってはシャフ
ト部15の小線源挿入孔16の内周面のコーティング層
31によって小線源挿入孔16の内周面の摩擦を減ら
し、潤滑性を高めることができるので、シャフト部15
の軸心方向の長さが長い場合であっても小線源挿入孔1
6への小線源ガイドチューブ12の挿入性を高めること
ができる。そのため、本実施例では小線源挿入孔16の
内周面がシリコン等の表面によって形成され、小線源挿
入孔16の内周面の摩擦が大きい場合のように小線源挿
入孔16の軸心方向の長さが長くなると小線源挿入孔1
6の内径を大きくしても小線源ガイドチューブ12をシ
ャフト部15の先端側まで挿入することが難しくなるこ
とを防止することができ、小線源挿入孔16への小線源
ガイドチューブ12の挿入性を良好な状態で保持するこ
とができる。
ト部15の小線源挿入孔16の内周面のコーティング層
31によって小線源挿入孔16の内周面の摩擦を減ら
し、潤滑性を高めることができるので、シャフト部15
の軸心方向の長さが長い場合であっても小線源挿入孔1
6への小線源ガイドチューブ12の挿入性を高めること
ができる。そのため、本実施例では小線源挿入孔16の
内周面がシリコン等の表面によって形成され、小線源挿
入孔16の内周面の摩擦が大きい場合のように小線源挿
入孔16の軸心方向の長さが長くなると小線源挿入孔1
6の内径を大きくしても小線源ガイドチューブ12をシ
ャフト部15の先端側まで挿入することが難しくなるこ
とを防止することができ、小線源挿入孔16への小線源
ガイドチューブ12の挿入性を良好な状態で保持するこ
とができる。
【0044】なお、本実施例ではシャフト部15の小線
源挿入孔16の内周面にコーティング層31を設けたも
のを示したが、シャフト部15の小線源挿入孔16にテ
フロンチューブ等の内周面の摩擦の少ない潤滑チューブ
を入れ、この潤滑チューブの内側に小線源ガイドチュー
ブ12を挿入する構成にしてもよい。
源挿入孔16の内周面にコーティング層31を設けたも
のを示したが、シャフト部15の小線源挿入孔16にテ
フロンチューブ等の内周面の摩擦の少ない潤滑チューブ
を入れ、この潤滑チューブの内側に小線源ガイドチュー
ブ12を挿入する構成にしてもよい。
【0045】また、図7は本発明の第3の実施例を示す
ものである。これは、第1の実施例のアプリケータ2の
手元側端部7における小線源挿入孔16の開口部16a
側の内周面にシリンジテーパー面32を形成したもので
ある。そして、このアプリケータ2の手元側端部7のシ
リンジテーパー面32にシリンジ33を連結し、このシ
リンジ33を用いて潤滑剤を小線源挿入孔16内に流し
込むことができる。
ものである。これは、第1の実施例のアプリケータ2の
手元側端部7における小線源挿入孔16の開口部16a
側の内周面にシリンジテーパー面32を形成したもので
ある。そして、このアプリケータ2の手元側端部7のシ
リンジテーパー面32にシリンジ33を連結し、このシ
リンジ33を用いて潤滑剤を小線源挿入孔16内に流し
込むことができる。
【0046】そのため、本実施例ではアプリケータ2の
小線源挿入孔16への潤滑剤の流し込みが容易になり、
小線源挿入孔16への小線源ガイドチューブ12の挿入
性が向上する。さらに、小線源挿入孔16のシリンジテ
ーパー面32に連結されたシリンジ33の操作によって
小線源挿入孔16の管腔内の空気の吸引や、小線源挿入
孔16内への薬液の注入などを行うこともできる。
小線源挿入孔16への潤滑剤の流し込みが容易になり、
小線源挿入孔16への小線源ガイドチューブ12の挿入
性が向上する。さらに、小線源挿入孔16のシリンジテ
ーパー面32に連結されたシリンジ33の操作によって
小線源挿入孔16の管腔内の空気の吸引や、小線源挿入
孔16内への薬液の注入などを行うこともできる。
【0047】また、図8(A)〜(C)は本発明の第4
の実施例を示すものである。図8(A)は温熱治療装置
の腔内アプリケータ41全体の概略構成を示すもので、
42は患者5の体内に挿入される挿入部、43はこの挿
入部42の基端部に連結された手元側端部である。
の実施例を示すものである。図8(A)は温熱治療装置
の腔内アプリケータ41全体の概略構成を示すもので、
42は患者5の体内に挿入される挿入部、43はこの挿
入部42の基端部に連結された手元側端部である。
【0048】この腔内アプリケータ41の挿入部42に
は柔軟なシリコンゴム等で構成されるシャフト部44が
設けられている。このシャフト部44の先端部外周面に
は図8(B)に示すように前後一対の同極の加温治療用
電極45a,45bが装着されているとともに、各電極
45a,45bを別々に内包する薄肉のシリコンゴム等
で構成された膨張可能な2つの袋状のバルーン46a,
46bが取付けられている。ここで、2つの加温治療用
電極45a,45bはシャフト部44上に錫メッキ銅線
を螺旋状に巻き付けたものである。
は柔軟なシリコンゴム等で構成されるシャフト部44が
設けられている。このシャフト部44の先端部外周面に
は図8(B)に示すように前後一対の同極の加温治療用
電極45a,45bが装着されているとともに、各電極
45a,45bを別々に内包する薄肉のシリコンゴム等
で構成された膨張可能な2つの袋状のバルーン46a,
46bが取付けられている。ここで、2つの加温治療用
電極45a,45bはシャフト部44上に錫メッキ銅線
を螺旋状に巻き付けたものである。
【0049】また、前方のバルーン46aの表面上には
2つの温度センサ47a,47bの感応点がそれぞれ取
付けられている。後方のバルーン46bの表面上にも同
様に2つの温度センサ47c,47dの感応点がそれぞ
れ取付けられている。
2つの温度センサ47a,47bの感応点がそれぞれ取
付けられている。後方のバルーン46bの表面上にも同
様に2つの温度センサ47c,47dの感応点がそれぞ
れ取付けられている。
【0050】さらに、シャフト部44は図8(C)に示
すように内部に平行な5つのルーメン48〜52が形成
されたマルチルーメンの断面構造になっている。ここ
で、シャフト部44の軸心部には中央ルーメンである小
線源挿入孔48が配置され、この小線源挿入孔48の周
囲に4つのルーメン49〜52が配置されている。さら
に、小線源挿入孔48の周囲の4つのルーメンはそれぞ
れ精製水等の冷媒の給水路49と、排水路50と、温度
センサ挿入路51と、電極ケーブル挿入路52としてそ
れぞれ使用されている。なお、図8(C)中で、一点鎖
線はバルーン46a,46bの膨脹時の外形を示すもの
である。
すように内部に平行な5つのルーメン48〜52が形成
されたマルチルーメンの断面構造になっている。ここ
で、シャフト部44の軸心部には中央ルーメンである小
線源挿入孔48が配置され、この小線源挿入孔48の周
囲に4つのルーメン49〜52が配置されている。さら
に、小線源挿入孔48の周囲の4つのルーメンはそれぞ
れ精製水等の冷媒の給水路49と、排水路50と、温度
センサ挿入路51と、電極ケーブル挿入路52としてそ
れぞれ使用されている。なお、図8(C)中で、一点鎖
線はバルーン46a,46bの膨脹時の外形を示すもの
である。
【0051】また、小線源挿入孔48の内周面の表面に
は摩擦抵抗の小さいフッ素樹脂等の材料で形成された被
覆層53が設けられている。なお、本実施例では小線源
挿入孔48はシャフト部44の先端部で閉塞されている
が、この小線源挿入孔48はシャフト部44の先端部を
貫通していてもよい。
は摩擦抵抗の小さいフッ素樹脂等の材料で形成された被
覆層53が設けられている。なお、本実施例では小線源
挿入孔48はシャフト部44の先端部で閉塞されている
が、この小線源挿入孔48はシャフト部44の先端部を
貫通していてもよい。
【0052】さらに、シャフト部44の先端部外周面に
はバルーン46a,46bの内部空間と、給水路49お
よび排水路50との間を連通する連通孔54a,54
b、55a,55bがそれぞれ設けられている。
はバルーン46a,46bの内部空間と、給水路49お
よび排水路50との間を連通する連通孔54a,54
b、55a,55bがそれぞれ設けられている。
【0053】また、アプリケータ41の手元側端部43
には小線源挿入孔48内に導入される密封小線源56の
導入口金57と、給水路49の基端部に連結された冷媒
供給用の入口コネクタ58と、排水路50の基端部に連
結された冷媒排水用の出口コネクタ59と、温度センサ
47a,47b、47c,47dの信号を伝達するため
の信号ケーブルが接続されるコネクタ60および61
と、加温治療用電極45a,45bへRF(高周波)電
力を供給するためのケーブルが接続されるRFコネクタ
62とがそれぞれ設けられている。
には小線源挿入孔48内に導入される密封小線源56の
導入口金57と、給水路49の基端部に連結された冷媒
供給用の入口コネクタ58と、排水路50の基端部に連
結された冷媒排水用の出口コネクタ59と、温度センサ
47a,47b、47c,47dの信号を伝達するため
の信号ケーブルが接続されるコネクタ60および61
と、加温治療用電極45a,45bへRF(高周波)電
力を供給するためのケーブルが接続されるRFコネクタ
62とがそれぞれ設けられている。
【0054】そして、給水路49の入口コネクタ58に
は図示しない給水チューブ、排水路50の出口コネクタ
59には図示しない排水チューブがそれぞれ連結されて
いる。さらに、温度センサ挿入路51には各温度センサ
47a,47b、47c,47dの信号線63が配設さ
れているとともに、電極ケーブル挿入路52には加温治
療用電極45a,45bへRF電力を供給する導線64
が配設されている。
は図示しない給水チューブ、排水路50の出口コネクタ
59には図示しない排水チューブがそれぞれ連結されて
いる。さらに、温度センサ挿入路51には各温度センサ
47a,47b、47c,47dの信号線63が配設さ
れているとともに、電極ケーブル挿入路52には加温治
療用電極45a,45bへRF電力を供給する導線64
が配設されている。
【0055】また、小線源挿入孔48の小線源導入口金
57には小線源ガイドチューブ65が挿入されている。
この小線源ガイドチューブ65の基端部は密封小線源5
6の遠隔操作装置66に設けられた線源供給・回収孔に
接続されている。そして、小線源遠隔操作装置66に接
続された小線源ガイドチューブ65は密封小線源56の
導入口金57から腔内アプリケータ41の小線源挿入孔
48内に導入されるとともに、アプリケータ41の内部
に挿入された密封小線源56は図8(B)に示すように
2つの加温治療用電極45a,45b間の線源照射部に
位置決めされて配置されるように設定されている。
57には小線源ガイドチューブ65が挿入されている。
この小線源ガイドチューブ65の基端部は密封小線源5
6の遠隔操作装置66に設けられた線源供給・回収孔に
接続されている。そして、小線源遠隔操作装置66に接
続された小線源ガイドチューブ65は密封小線源56の
導入口金57から腔内アプリケータ41の小線源挿入孔
48内に導入されるとともに、アプリケータ41の内部
に挿入された密封小線源56は図8(B)に示すように
2つの加温治療用電極45a,45b間の線源照射部に
位置決めされて配置されるように設定されている。
【0056】次に、上記構成の作用について説明する。
腔内アプリケータ41の使用時には予めこのアプリケー
タ41の手元側端部43の入口コネクタ58、出口コネ
クタ59、温度センサコネクタ60および61、RFコ
ネクタ62にハイパーサーミア装置本体9(図3参照)
側の給水チューブ、排水チューブ、温度センサ47a,
47b、47c,47dの信号ケーブル、加温治療用電
極45a,45bへのRF電力供給ケーブルがそれぞれ
接続された状態で、このアプリケータ41の挿入部42
が患者の体腔内へ挿入される。さらに、加温治療用電極
45a,45bに対極する体外アプリケータ8(図3参
照)の電極もハイパーサーミア装置本体9に接続され、
加温治療が可能な状態が作られる。
腔内アプリケータ41の使用時には予めこのアプリケー
タ41の手元側端部43の入口コネクタ58、出口コネ
クタ59、温度センサコネクタ60および61、RFコ
ネクタ62にハイパーサーミア装置本体9(図3参照)
側の給水チューブ、排水チューブ、温度センサ47a,
47b、47c,47dの信号ケーブル、加温治療用電
極45a,45bへのRF電力供給ケーブルがそれぞれ
接続された状態で、このアプリケータ41の挿入部42
が患者の体腔内へ挿入される。さらに、加温治療用電極
45a,45bに対極する体外アプリケータ8(図3参
照)の電極もハイパーサーミア装置本体9に接続され、
加温治療が可能な状態が作られる。
【0057】また、図8(B)は腔内アプリケータ41
の挿入部42を患者の体腔内に挿入した状態を示すもの
である。なお、図8(B)中で、67は生体管腔を示
し、同図中、生体管腔67の中央部分には腫瘍発生に伴
う管腔壁の変形部68を表現したものである。ここで、
腔内アプリケータ41は患部である変形部68が前後の
バルーン46a,46b間に配置される状態でセットさ
れる。
の挿入部42を患者の体腔内に挿入した状態を示すもの
である。なお、図8(B)中で、67は生体管腔を示
し、同図中、生体管腔67の中央部分には腫瘍発生に伴
う管腔壁の変形部68を表現したものである。ここで、
腔内アプリケータ41は患部である変形部68が前後の
バルーン46a,46b間に配置される状態でセットさ
れる。
【0058】さらに、小線源遠隔操作装置66に接続さ
れた小線源ガイドチューブ65は密封小線源56の導入
口金57から腔内アプリケータ41の小線源挿入孔48
内に導入されるとともに、アプリケータ41の内部に挿
入された密封小線源56が図8(B)に示すように2つ
の加温治療用電極45a,45b間の線源照射部に位置
決めされて生体管腔67の変形部68に放射線の照射療
法が可能な状態が作られる。
れた小線源ガイドチューブ65は密封小線源56の導入
口金57から腔内アプリケータ41の小線源挿入孔48
内に導入されるとともに、アプリケータ41の内部に挿
入された密封小線源56が図8(B)に示すように2つ
の加温治療用電極45a,45b間の線源照射部に位置
決めされて生体管腔67の変形部68に放射線の照射療
法が可能な状態が作られる。
【0059】なお、ここで使用される代表的な高線量率
の密封小線源56として例えば192Ir(φ1.1×
3.5mm、370GBq)が用られる。そして、この密
封小線源56は遠隔操作装置66から操作ワイヤ、また
はエアー等による遠隔操作により、小線源ガイドチュー
ブ65を通して生体内部に投入されておよそ10分程度
の照射治療が行われる。
の密封小線源56として例えば192Ir(φ1.1×
3.5mm、370GBq)が用られる。そして、この密
封小線源56は遠隔操作装置66から操作ワイヤ、また
はエアー等による遠隔操作により、小線源ガイドチュー
ブ65を通して生体内部に投入されておよそ10分程度
の照射治療が行われる。
【0060】また、加温治療用電極45a,45bから
の電磁波による加温治療は約1時間の治療時間が一般的
であるため、本実施例のアプリケータ41を使用すれば
加温治療を行う間に密封小線源56からの照射療法を同
時に併用することができる。
の電磁波による加温治療は約1時間の治療時間が一般的
であるため、本実施例のアプリケータ41を使用すれば
加温治療を行う間に密封小線源56からの照射療法を同
時に併用することができる。
【0061】また、放射線の生物効果は一般に下の数1
に示されるように線量分布と線量率を相乗したものとし
て表される。そして、線量分布は距離の2乗で急激に低
下するのと同時に、線量率の低下も加わるため、生体内
で線源を使用する場合には線源より約5mm以上距離が離
れると、その生物効果は急激に低下するといわれてい
る。なお、K:const. R:distance
に示されるように線量分布と線量率を相乗したものとし
て表される。そして、線量分布は距離の2乗で急激に低
下するのと同時に、線量率の低下も加わるため、生体内
で線源を使用する場合には線源より約5mm以上距離が離
れると、その生物効果は急激に低下するといわれてい
る。なお、K:const. R:distance
【0062】
【数1】
【0063】よって、加温治療用電極45a,45bか
らの電磁波による加温治療に密封小線源56からの放射
線療法を併用する場合には、放射線の生物効果の低下を
十分に考慮しなければならない。つまり、電磁波による
有効加温領域と小線源56による照射領域を極近傍に配
置する必要が生じる。
らの電磁波による加温治療に密封小線源56からの放射
線療法を併用する場合には、放射線の生物効果の低下を
十分に考慮しなければならない。つまり、電磁波による
有効加温領域と小線源56による照射領域を極近傍に配
置する必要が生じる。
【0064】そして、本実施例の2つの加温治療用電極
45a,45bと1つの小線源56の照射部の位置関係
は、上記生物効果を考慮して設定されたものであり、小
線源56の照射部の外周には加温治療用電極45a,4
5b及び冷媒を還流するバルーン46a,46bが存在
しないため、小線源56と患部である変形部68の間に
小線源56から放射される放射線を遮蔽する部材を少な
くすることができるとともに、加温領域と放射線照射領
域とが極近傍に設定される。そのため、放射線源である
小線源56の生物効果が損なわれ難く、有効な照射が可
能となる。
45a,45bと1つの小線源56の照射部の位置関係
は、上記生物効果を考慮して設定されたものであり、小
線源56の照射部の外周には加温治療用電極45a,4
5b及び冷媒を還流するバルーン46a,46bが存在
しないため、小線源56と患部である変形部68の間に
小線源56から放射される放射線を遮蔽する部材を少な
くすることができるとともに、加温領域と放射線照射領
域とが極近傍に設定される。そのため、放射線源である
小線源56の生物効果が損なわれ難く、有効な照射が可
能となる。
【0065】なお、加温治療用電極45a,45bから
の電磁波による加温は2つの電極45a,45b間の距
離が50mm以内であれば、小線源56からの放射線照射
領域はほぼ一様に加温することができる。
の電磁波による加温は2つの電極45a,45b間の距
離が50mm以内であれば、小線源56からの放射線照射
領域はほぼ一様に加温することができる。
【0066】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施例によれば加温治療用電
極45a,45bからの電磁波による加温分布の有効領
域において、小線源56から放射される放射線の生物効
果を高く保持したままで放射線の照射療法が同時に実施
できるため、治療効果の向上、治療時間の短縮、患者5
の負担の低減を図ることができる。また、予め加温治療
のためにアプリケータ41の位置決めが行われるため、
小線源ガイドチューブ65の位置決めが確実かつ容易な
ものとなり、治療の安全性の向上を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施例によれば加温治療用電
極45a,45bからの電磁波による加温分布の有効領
域において、小線源56から放射される放射線の生物効
果を高く保持したままで放射線の照射療法が同時に実施
できるため、治療効果の向上、治療時間の短縮、患者5
の負担の低減を図ることができる。また、予め加温治療
のためにアプリケータ41の位置決めが行われるため、
小線源ガイドチューブ65の位置決めが確実かつ容易な
ものとなり、治療の安全性の向上を図ることができる。
【0067】また、放射線治療用の放射線放射源である
小線源56がアプリケータ41のシャフト部44の軸心
部に配置されているので、患者の体腔内の周方向の全面
に形成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射
させることができる。そのため、全周的な患部に対し
て、ハイパーサーミアによる加温治療および放射線照射
の併用療法を偏り無く施すことができるので、被治療部
位の治療を効果的に施すことができる。
小線源56がアプリケータ41のシャフト部44の軸心
部に配置されているので、患者の体腔内の周方向の全面
に形成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射
させることができる。そのため、全周的な患部に対し
て、ハイパーサーミアによる加温治療および放射線照射
の併用療法を偏り無く施すことができるので、被治療部
位の治療を効果的に施すことができる。
【0068】また、図9は本発明の第5の実施例を示す
ものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケータ
41におけるシャフト部44の先端部にロッド状の細径
部71を設け、この細径部71の外周面に前後一対の同
極の加温治療用電極45a,45bを装着するととも
に、これらの加温治療用電極45a,45bを一緒に内
包する薄肉のシリコンゴム等で構成された膨張可能な1
個のバルーン72を設けたものである。この場合、シャ
フト部44の細径部71と太径部73との間の段か部の
端面74にはバルーン72の内部空間と、給水路49お
よび排水路50との間を連通する連通孔75、76がそ
れぞれ設けられている。
ものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケータ
41におけるシャフト部44の先端部にロッド状の細径
部71を設け、この細径部71の外周面に前後一対の同
極の加温治療用電極45a,45bを装着するととも
に、これらの加温治療用電極45a,45bを一緒に内
包する薄肉のシリコンゴム等で構成された膨張可能な1
個のバルーン72を設けたものである。この場合、シャ
フト部44の細径部71と太径部73との間の段か部の
端面74にはバルーン72の内部空間と、給水路49お
よび排水路50との間を連通する連通孔75、76がそ
れぞれ設けられている。
【0069】そこで、上記構成のものにあっては第4の
実施例と同様に小線源56の照射部の外周部位には加温
治療用電極45a,45bが存在しないため、小線源5
6と患部との間に放射線を遮蔽する部材が少なくなる。
実施例と同様に小線源56の照射部の外周部位には加温
治療用電極45a,45bが存在しないため、小線源5
6と患部との間に放射線を遮蔽する部材が少なくなる。
【0070】また、本実施例では特にバルーン72が1
つであるため、温度センサ47a,47bや、冷媒の還
流用の連通孔75、76の数が少なくて済み、シャフト
部44の構造が簡単になる。その為、より細いアプリケ
ータ41を作ることが可能となる。
つであるため、温度センサ47a,47bや、冷媒の還
流用の連通孔75、76の数が少なくて済み、シャフト
部44の構造が簡単になる。その為、より細いアプリケ
ータ41を作ることが可能となる。
【0071】さらに、バルーン72が患部を遠方に押し
広げることにより、小線源56と患部との間の距離を比
較的大きくすることができるので、小線源56から放射
される放射線の深さ方向の線量分布がより理想的にな
る。すなわち、腔内表面からの深さ方向の放射線の線量
変化が緩やかになり、より深くまで治療が可能となる。
広げることにより、小線源56と患部との間の距離を比
較的大きくすることができるので、小線源56から放射
される放射線の深さ方向の線量分布がより理想的にな
る。すなわち、腔内表面からの深さ方向の放射線の線量
変化が緩やかになり、より深くまで治療が可能となる。
【0072】また、図10は本発明の第6の実施例を示
すものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケー
タ41のシャフト部44の軸心部位に形成されたルーメ
ン部分である小線源挿入孔48の内壁面の表面に摩擦抵
抗の小さいフッ素樹脂等の材で構成される被覆壁(チュ
ーブ部材)81を設けるとともに、この小線源挿入孔4
8の先端部(図10でd=0〜50mm程度) 以外の部分
と小線源56の導入口金57の部分に放射線遮蔽部材8
2を設けたものである。
すものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケー
タ41のシャフト部44の軸心部位に形成されたルーメ
ン部分である小線源挿入孔48の内壁面の表面に摩擦抵
抗の小さいフッ素樹脂等の材で構成される被覆壁(チュ
ーブ部材)81を設けるとともに、この小線源挿入孔4
8の先端部(図10でd=0〜50mm程度) 以外の部分
と小線源56の導入口金57の部分に放射線遮蔽部材8
2を設けたものである。
【0073】そこで、上記構成のものにあっては密封小
線源56をアプリケータ41の小線源挿入孔48に挿通
させて先端の照射部へ導く操作の途中での外部側への放
射線漏洩を放射線遮蔽部材82により防止することがで
きる。そのため、本実施例によれば、アプリケータ41
の放射線照射部(小線源挿入孔48の先端部dの部分)
以外からの不用意な放射線照射が防止できるため、治療
の安全性の向上を図ることができる。
線源56をアプリケータ41の小線源挿入孔48に挿通
させて先端の照射部へ導く操作の途中での外部側への放
射線漏洩を放射線遮蔽部材82により防止することがで
きる。そのため、本実施例によれば、アプリケータ41
の放射線照射部(小線源挿入孔48の先端部dの部分)
以外からの不用意な放射線照射が防止できるため、治療
の安全性の向上を図ることができる。
【0074】また、図11は本発明の第7の実施例を示
すものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケー
タ41における小線源挿入孔48の小線源導入口の部分
に密封小線源56の遠隔操作装置66に直接接続可能な
コネクタ91を設けたものである。なお、コネクタ91
は各種の小線源56の遠隔操作装置66に適合した形状
に構成されることが望ましい。
すものである。これは、第4の実施例の腔内アプリケー
タ41における小線源挿入孔48の小線源導入口の部分
に密封小線源56の遠隔操作装置66に直接接続可能な
コネクタ91を設けたものである。なお、コネクタ91
は各種の小線源56の遠隔操作装置66に適合した形状
に構成されることが望ましい。
【0075】そこで、上記構成のものにあってはアプリ
ケータ41の小線源挿入孔48に小線源56を直接挿通
させることができるので、第4の実施例で使用した小線
源ガイドチューブ65が不要となる。そのため、本実施
例によれば第4の実施例で使用した小線源ガイドチュー
ブ65を省略することができるので、アプリケータ41
のシャフト部44の外径寸法を小径化することができ
(シャフト部44の直径φを1〜1.5mm程度減少でき
る)、アプリケータ41の挿入性を向上できるととも
に、アプリケータ41の小線源挿入孔48と小線源ガイ
ドチューブ65との間の相対的位置ずれを防止すること
ができ、治療の安全性の更なる向上が可能となる。
ケータ41の小線源挿入孔48に小線源56を直接挿通
させることができるので、第4の実施例で使用した小線
源ガイドチューブ65が不要となる。そのため、本実施
例によれば第4の実施例で使用した小線源ガイドチュー
ブ65を省略することができるので、アプリケータ41
のシャフト部44の外径寸法を小径化することができ
(シャフト部44の直径φを1〜1.5mm程度減少でき
る)、アプリケータ41の挿入性を向上できるととも
に、アプリケータ41の小線源挿入孔48と小線源ガイ
ドチューブ65との間の相対的位置ずれを防止すること
ができ、治療の安全性の更なる向上が可能となる。
【0076】また、図12および図13は本発明の第8
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の腔
内アプリケータ2におけるシャフト部15の先端部の高
周波電極25の前後に放射線の無用放射を防ぐ鉛製の2
つの円筒部材101,102を装着したものである。こ
れらの円筒部材101,102はバルーン26の内部側
に配設されている。
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の腔
内アプリケータ2におけるシャフト部15の先端部の高
周波電極25の前後に放射線の無用放射を防ぐ鉛製の2
つの円筒部材101,102を装着したものである。こ
れらの円筒部材101,102はバルーン26の内部側
に配設されている。
【0077】また、アプリケータ2の手元側端部7には
シャフト部15の給水路17に連通された給水コネクタ
103、排水路18に連通された排水コネクタ104、
温度センサ挿入路19内に配設された温度センサケーブ
ル23に接続されたセンサコネクタ105、電極ケーブ
ル挿入路20内に配設された電極ケーブル24に接続さ
れた電極ケーブルコネクタ106および小線源挿入孔1
6に小線源ガイドチューブ12を導入するための小線源
導入口金107がそれぞれ連結されている。
シャフト部15の給水路17に連通された給水コネクタ
103、排水路18に連通された排水コネクタ104、
温度センサ挿入路19内に配設された温度センサケーブ
ル23に接続されたセンサコネクタ105、電極ケーブ
ル挿入路20内に配設された電極ケーブル24に接続さ
れた電極ケーブルコネクタ106および小線源挿入孔1
6に小線源ガイドチューブ12を導入するための小線源
導入口金107がそれぞれ連結されている。
【0078】そして、上記構成のアプリケータ2を使用
して治療を行う場合にはまずアプリケータ2を患者の食
道、直腸、膣等の体腔内の患部位置まで挿入する。続い
て、加温治療を行う場合には冷却水によりバルーン26
を膨らませた状態で、温度センサ27からの測温データ
に基いて電極25の動作を制御し、電極25に高周波を
通電させたり、停止させたりしながら患部を42〜43
℃に保つ。
して治療を行う場合にはまずアプリケータ2を患者の食
道、直腸、膣等の体腔内の患部位置まで挿入する。続い
て、加温治療を行う場合には冷却水によりバルーン26
を膨らませた状態で、温度センサ27からの測温データ
に基いて電極25の動作を制御し、電極25に高周波を
通電させたり、停止させたりしながら患部を42〜43
℃に保つ。
【0079】また、放射線治療を行う場合には小線源導
入口金107から放射線治療用の放射線放射源である小
線源28を小線源ガイドチューブ12を介して小線源挿
入孔16内に突き当たるまで挿入した状態にセットす
る。この状態で、小線源28から放射線が放射され、患
部の放射線治療が行われる。このとき、円筒部材10
1,102は鉛製であるため放射線を遮蔽する機能を持
つので、放射線は円筒部材101,102の間からのみ
放射される。
入口金107から放射線治療用の放射線放射源である小
線源28を小線源ガイドチューブ12を介して小線源挿
入孔16内に突き当たるまで挿入した状態にセットす
る。この状態で、小線源28から放射線が放射され、患
部の放射線治療が行われる。このとき、円筒部材10
1,102は鉛製であるため放射線を遮蔽する機能を持
つので、放射線は円筒部材101,102の間からのみ
放射される。
【0080】そこで、上記構成のものにあっては第1の
実施例と同様に温熱治療と放射線治療とが同時または、
連続的に続けて行うことができる。しかも、本実施例で
は特に放射線治療時に円筒部材101,102によって
放射線が患部以外の部分に放射されることを防ぐことが
できるので、放射線を患部のみに正確に放射することが
できる。
実施例と同様に温熱治療と放射線治療とが同時または、
連続的に続けて行うことができる。しかも、本実施例で
は特に放射線治療時に円筒部材101,102によって
放射線が患部以外の部分に放射されることを防ぐことが
できるので、放射線を患部のみに正確に放射することが
できる。
【0081】また、円筒部材101,102の位置はバ
ルーン26の外側でもよい。さらに、円筒部材101,
102は必ずしも円筒形でなくともよく、平面板であっ
てもよい。また、円筒部材101,102をシャフト部
15に沿って軸心方向に移動可能な構成にして遮蔽部位
を変えられるようにしても良い。また、円筒部材10
1,102の材質は鉄、鉛ガラス、アルミニウムでもよ
い。
ルーン26の外側でもよい。さらに、円筒部材101,
102は必ずしも円筒形でなくともよく、平面板であっ
てもよい。また、円筒部材101,102をシャフト部
15に沿って軸心方向に移動可能な構成にして遮蔽部位
を変えられるようにしても良い。また、円筒部材10
1,102の材質は鉄、鉛ガラス、アルミニウムでもよ
い。
【0082】また、図14は本発明の第9の実施例を示
すものである。これは、第8の実施例のアプリケータ2
におけるシャフト部15の先端部分に鉛製の円筒状の高
周波電極111を設けるとともに、この円筒状の高周波
電極111に放射線放出用の開口部112を設けたもの
である。
すものである。これは、第8の実施例のアプリケータ2
におけるシャフト部15の先端部分に鉛製の円筒状の高
周波電極111を設けるとともに、この円筒状の高周波
電極111に放射線放出用の開口部112を設けたもの
である。
【0083】そして、上記構成のアプリケータ2を使用
して加温治療を行う場合には冷却水によりバルーン26
を膨らませた状態で、温度センサ27からの測温データ
に基いて電極111の動作を制御し、電極111に高周
波を通電させたり、停止させたりしながら患部を42〜
43℃に保つ。
して加温治療を行う場合には冷却水によりバルーン26
を膨らませた状態で、温度センサ27からの測温データ
に基いて電極111の動作を制御し、電極111に高周
波を通電させたり、停止させたりしながら患部を42〜
43℃に保つ。
【0084】また、放射線治療を行う場合には小線源導
入口金107から放射線治療用の放射線放射源である小
線源28を小線源ガイドチューブ12を介して小線源挿
入孔16内に突き当たるまで挿入した状態にセットす
る。この状態で、小線源28から放射線が放射され、患
部の放射線治療が行われる。このとき、小線源28から
放射される放射線は電極111の放射線放出用の開口部
112からのみ外部側に放射され、その他の部分は電極
111によって遮蔽される。
入口金107から放射線治療用の放射線放射源である小
線源28を小線源ガイドチューブ12を介して小線源挿
入孔16内に突き当たるまで挿入した状態にセットす
る。この状態で、小線源28から放射線が放射され、患
部の放射線治療が行われる。このとき、小線源28から
放射される放射線は電極111の放射線放出用の開口部
112からのみ外部側に放射され、その他の部分は電極
111によって遮蔽される。
【0085】そこで、上記構成のものにあっては第8の
実施例と同様に温熱治療と放射線治療とが同時または、
連続的に続けて行うことができる。しかも、本実施例で
は特に放射線治療時には電極111の放射線放出用の開
口部112からのみ外部側に放射線が放射され、その他
の部分は電極111によって遮蔽されるので、患部以外
の無用部分の放射線被爆を防ぐことができる。
実施例と同様に温熱治療と放射線治療とが同時または、
連続的に続けて行うことができる。しかも、本実施例で
は特に放射線治療時には電極111の放射線放出用の開
口部112からのみ外部側に放射線が放射され、その他
の部分は電極111によって遮蔽されるので、患部以外
の無用部分の放射線被爆を防ぐことができる。
【0086】なお、高周波電極111は円筒状でなく、
患部やアプリケータ2の形状に合わせて、角柱あるいは
平板状等の形状に形成してもよい。さらに、電極111
の放射線放出用の開口部112も四角形の他に円形、楕
円形、多角形でもよい。また、電極111の放射線放出
用の開口部112の数も任意である。さらに、電極11
1の材質は鉛だけでなく鉄、鉛ガラス、アルミニウムで
もよい。
患部やアプリケータ2の形状に合わせて、角柱あるいは
平板状等の形状に形成してもよい。さらに、電極111
の放射線放出用の開口部112も四角形の他に円形、楕
円形、多角形でもよい。また、電極111の放射線放出
用の開口部112の数も任意である。さらに、電極11
1の材質は鉛だけでなく鉄、鉛ガラス、アルミニウムで
もよい。
【0087】また、図15(A),(B)は第1の実施
例の腔内アプリケータ2と組合わせて使用される大型の
体外アプリケータ121を示すものである。この体外ア
プリケータ121は腔内アプリケータ2とは異なり、図
15(A)に示すように患者の体に巻いて使用される。
例えば、食道を加温する場合には胸部にこの体外アプリ
ケータ121が巻き付けられ、直腸や膣を加温する場合
には腰部にこの体外アプリケータ121が巻き付けられ
る。
例の腔内アプリケータ2と組合わせて使用される大型の
体外アプリケータ121を示すものである。この体外ア
プリケータ121は腔内アプリケータ2とは異なり、図
15(A)に示すように患者の体に巻いて使用される。
例えば、食道を加温する場合には胸部にこの体外アプリ
ケータ121が巻き付けられ、直腸や膣を加温する場合
には腰部にこの体外アプリケータ121が巻き付けられ
る。
【0088】この体外アプリケータ121の本体121
aには図15(B)に示すように平板状の体外電極12
2と、この電極122の外周を取り巻く状態に配置され
た鉛板123と、冷却液を循環させるボーラス124と
が設けられている。さらに、ボーラス124には冷却水
の給水チューブ125と、排水チューブ126とが連結
されている。
aには図15(B)に示すように平板状の体外電極12
2と、この電極122の外周を取り巻く状態に配置され
た鉛板123と、冷却液を循環させるボーラス124と
が設けられている。さらに、ボーラス124には冷却水
の給水チューブ125と、排水チューブ126とが連結
されている。
【0089】そして、患者に放射線治療を施す場合には
患者の体に使用体外アプリケータ121を巻くことによ
り、放射線の被爆を最小限にとどめることができる。例
えば、患者の食道に放射線を照射する場合には図15
(A)に示すように患者の胸部にこの体外アプリケータ
121を巻き付けることにより、放射線が脳などの治療
対象部位以外の部分に照射されることを防止することが
できる。
患者の体に使用体外アプリケータ121を巻くことによ
り、放射線の被爆を最小限にとどめることができる。例
えば、患者の食道に放射線を照射する場合には図15
(A)に示すように患者の胸部にこの体外アプリケータ
121を巻き付けることにより、放射線が脳などの治療
対象部位以外の部分に照射されることを防止することが
できる。
【0090】そこで、上記構成のものにあっては患者に
放射線治療を施す場合に放射線が治療対象部位以外の部
分に照射されることを防止して放射線の被爆を防ぐとと
もに、第1の実施例の腔内アプリケータ2と組合わせて
使用されることにより、温熱治療と放射線治療とを同
時、あるいは連続的に続けて行うことができる。
放射線治療を施す場合に放射線が治療対象部位以外の部
分に照射されることを防止して放射線の被爆を防ぐとと
もに、第1の実施例の腔内アプリケータ2と組合わせて
使用されることにより、温熱治療と放射線治療とを同
時、あるいは連続的に続けて行うことができる。
【0091】また、図16は本発明の第9の実施例を示
すものである。これは、第1の実施例の腔内アプリケー
タ2におけるシリコンからなるシャフト部15の先端部
に導電ゴムで平板状に形成された高周波電極131を巻
き付けたものである。
すものである。これは、第1の実施例の腔内アプリケー
タ2におけるシリコンからなるシャフト部15の先端部
に導電ゴムで平板状に形成された高周波電極131を巻
き付けたものである。
【0092】さらに、アプリケータ2の手元側端部7に
はシャフト部15の軸心部に形成された小線源挿入孔1
6に連通される小線源ガイドチューブ12の導入口16
aが設けられているとともに、シャフト部15の給水路
17に連通された給水コネクタ132、排水路18に連
通された排水コネクタ133、温度センサ挿入路19内
に配設された温度センサケーブル23に接続されたセン
サコネクタ134、電極ケーブル挿入路20内に配設さ
れた電極ケーブル24に接続された電極ケーブルコネク
タ135がそれぞれ連結されている。
はシャフト部15の軸心部に形成された小線源挿入孔1
6に連通される小線源ガイドチューブ12の導入口16
aが設けられているとともに、シャフト部15の給水路
17に連通された給水コネクタ132、排水路18に連
通された排水コネクタ133、温度センサ挿入路19内
に配設された温度センサケーブル23に接続されたセン
サコネクタ134、電極ケーブル挿入路20内に配設さ
れた電極ケーブル24に接続された電極ケーブルコネク
タ135がそれぞれ連結されている。
【0093】そして、上記構成のアプリケータ2を使用
して治療を行う場合には予めバルーン26をしぼませた
状態でアプリケータ2を患者の体腔内に挿入した後、冷
却水を給水コネクタ132から給水することにより、バ
ルーン26を膨脹させ、腔内にアプリケータ2を固定す
る。この冷却水は循環式になっていて、バルーン26内
の冷却水は排水路18を経て排水コネクタ133から排
水され、再び給水コネクタ132から給水される。
して治療を行う場合には予めバルーン26をしぼませた
状態でアプリケータ2を患者の体腔内に挿入した後、冷
却水を給水コネクタ132から給水することにより、バ
ルーン26を膨脹させ、腔内にアプリケータ2を固定す
る。この冷却水は循環式になっていて、バルーン26内
の冷却水は排水路18を経て排水コネクタ133から排
水され、再び給水コネクタ132から給水される。
【0094】また、患者の体腔内の患部の加温治療時に
は腔内アプリケータ2とは別の図15(A),(B)に
示すような体外アプリケータ121に装着された体外電
極122と腔内アプリケータ2の電極131との間の誘
導加温によって行われる。
は腔内アプリケータ2とは別の図15(A),(B)に
示すような体外アプリケータ121に装着された体外電
極122と腔内アプリケータ2の電極131との間の誘
導加温によって行われる。
【0095】さらに、放射線治療を行う場合にはアプリ
ケータ2の手元側端部7の小線源導入口16aから放射
線治療用の放射線放射源である小線源28を小線源ガイ
ドチューブ12を介して小線源挿入孔16内に挿入した
状態にセットする。この状態で、小線源28から放射線
が放射され、患部の放射線治療が行われる。
ケータ2の手元側端部7の小線源導入口16aから放射
線治療用の放射線放射源である小線源28を小線源ガイ
ドチューブ12を介して小線源挿入孔16内に挿入した
状態にセットする。この状態で、小線源28から放射線
が放射され、患部の放射線治療が行われる。
【0096】そこで、上記構成のものにあっては放射線
が透過する導電ゴムで平板状の高周波電極131を形成
したので、通常の金属製の電極を使った場合に比べて放
射線治療時の放射線の照射効率が向上する。そのため、
温熱治療と放射線治療とを同時併用した場合であっても
単独で放射線治療を行う場合と同じ条件で、放射線治療
を施すことができる。
が透過する導電ゴムで平板状の高周波電極131を形成
したので、通常の金属製の電極を使った場合に比べて放
射線治療時の放射線の照射効率が向上する。そのため、
温熱治療と放射線治療とを同時併用した場合であっても
単独で放射線治療を行う場合と同じ条件で、放射線治療
を施すことができる。
【0097】また、図17は本発明の第10の実施例を
示すものである。これは、通常使用されている錫メッキ
線をコイル状に巻いたコイル電極141を第1の実施例
と同様に腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の
先端側に巻き付けるとともに、このコイル電極141の
コイル素線142の巻き方をバルーン26内の中央部分
が前端部分および後端部分に比べて粗くなる状態に設定
し、バルーン26内の中央部分にコイル電極141のコ
イル素線142の巻き方が粗い粗巻き部141a、この
粗巻き部141aの前端部分および後端部分にコイル素
線142の巻き方が緻密な密巻き部141b,141c
をそれぞれ形成したものである。
示すものである。これは、通常使用されている錫メッキ
線をコイル状に巻いたコイル電極141を第1の実施例
と同様に腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の
先端側に巻き付けるとともに、このコイル電極141の
コイル素線142の巻き方をバルーン26内の中央部分
が前端部分および後端部分に比べて粗くなる状態に設定
し、バルーン26内の中央部分にコイル電極141のコ
イル素線142の巻き方が粗い粗巻き部141a、この
粗巻き部141aの前端部分および後端部分にコイル素
線142の巻き方が緻密な密巻き部141b,141c
をそれぞれ形成したものである。
【0098】そこで、上記構成のものにあっては放射線
が不透過な錫メッキ線で温熱治療用のコイル電極141
を形成した場合であってもバルーン26内の中央部分に
コイル電極141のコイル素線142の巻き方が粗い粗
巻き部141aを形成したことにより、放射線治療を行
う場合には放射線をコイル電極141の中央の粗巻き部
141aから外部側に放射させることができる。この場
合、粗巻き部141aの前端部分および後端部分の密巻
き部141b,141cの部分では放射線が遮蔽される
ので、患部以外の無用部分の放射線被爆を防ぐことがで
き、第8の実施例と同様の効果が得られる。
が不透過な錫メッキ線で温熱治療用のコイル電極141
を形成した場合であってもバルーン26内の中央部分に
コイル電極141のコイル素線142の巻き方が粗い粗
巻き部141aを形成したことにより、放射線治療を行
う場合には放射線をコイル電極141の中央の粗巻き部
141aから外部側に放射させることができる。この場
合、粗巻き部141aの前端部分および後端部分の密巻
き部141b,141cの部分では放射線が遮蔽される
ので、患部以外の無用部分の放射線被爆を防ぐことがで
き、第8の実施例と同様の効果が得られる。
【0099】また、図18は本発明の第11の実施例を
示すものである。これは、メッシュ状の錫メッキ線から
なるメッシュ電極151を第1の実施例と同様に腔内ア
プリケータ2におけるシャフト部15の先端側に巻き付
けるとともに、このメッシュ電極151のメッシュをバ
ルーン26内の中央部分が前端部分および後端部分に比
べて粗くなる状態に設定し、バルーン26内の中央部分
にメッシュ電極151のメッシュが粗い粗巻き部151
a、この粗巻き部151aの前端部分および後端部分に
メッシュが緻密な密巻き部151b,151cをそれぞ
れ形成したものである。
示すものである。これは、メッシュ状の錫メッキ線から
なるメッシュ電極151を第1の実施例と同様に腔内ア
プリケータ2におけるシャフト部15の先端側に巻き付
けるとともに、このメッシュ電極151のメッシュをバ
ルーン26内の中央部分が前端部分および後端部分に比
べて粗くなる状態に設定し、バルーン26内の中央部分
にメッシュ電極151のメッシュが粗い粗巻き部151
a、この粗巻き部151aの前端部分および後端部分に
メッシュが緻密な密巻き部151b,151cをそれぞ
れ形成したものである。
【0100】そこで、上記構成のものにあってはバルー
ン26内の中央部分にメッシュ電極151のメッシュが
粗い粗巻き部151aを形成したことにより、放射線治
療を行う場合には放射線をメッシュ電極151の中央の
粗巻き部151aから外部側に放射させることができ
る。この場合、粗巻き部151aの前端部分および後端
部分の密巻き部151b,151cの部分では放射線が
遮蔽されるので、患部以外の無用部分の放射線被爆を防
ぐことができ、第10の実施例と同様の効果が得られ
る。
ン26内の中央部分にメッシュ電極151のメッシュが
粗い粗巻き部151aを形成したことにより、放射線治
療を行う場合には放射線をメッシュ電極151の中央の
粗巻き部151aから外部側に放射させることができ
る。この場合、粗巻き部151aの前端部分および後端
部分の密巻き部151b,151cの部分では放射線が
遮蔽されるので、患部以外の無用部分の放射線被爆を防
ぐことができ、第10の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0101】また、図19は本発明の第12の実施例を
示すものである。これは、第1の実施例の腔内アプリケ
ータ2におけるシャフト部15の内部に4つの小線源挿
入孔161a,161b,161c,161dを設け、
これらの4つの小線源挿入孔161a,161b,16
1c,161dをシャフト部15の軸心位置からの距離
が等間隔で、かつ周方向に等間隔となる状態に配置した
ものである。
示すものである。これは、第1の実施例の腔内アプリケ
ータ2におけるシャフト部15の内部に4つの小線源挿
入孔161a,161b,161c,161dを設け、
これらの4つの小線源挿入孔161a,161b,16
1c,161dをシャフト部15の軸心位置からの距離
が等間隔で、かつ周方向に等間隔となる状態に配置した
ものである。
【0102】さらに、上記4つの小線源挿入孔161
a,161b,161c,161dにはそれぞれ放射線
治療用の放射線放射源である小線源28が小線源ガイド
チューブ12を介して導入されている。そして、放射線
治療時には4つの小線源挿入孔161a,161b,1
61c,161d内の小線源28から放射線が放射さ
れ、シャフト部15の軸心方向と直交する平面上で、円
周方向全体に亙り略均一に放射線が照射されるようにな
っている。
a,161b,161c,161dにはそれぞれ放射線
治療用の放射線放射源である小線源28が小線源ガイド
チューブ12を介して導入されている。そして、放射線
治療時には4つの小線源挿入孔161a,161b,1
61c,161d内の小線源28から放射線が放射さ
れ、シャフト部15の軸心方向と直交する平面上で、円
周方向全体に亙り略均一に放射線が照射されるようにな
っている。
【0103】また、図20(A),(B)は本発明の第
13の実施例を示すものである。これは、第1の実施例
の腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の先端部
に図20(A)に示すように円環状の細径部171を設
け、この細径部171の外周面にコイル状の加温治療用
電極25を装着するとともに、図20(B)に示すよう
にシャフト部15の内部に4つの小線源挿入孔181
a,181b,181c,181dを設け、これらの4
つの小線源挿入孔181a,181b,181c,18
1dをシャフト部15の軸心位置からの距離が等間隔
で、かつ周方向に等間隔となる状態に配置したものであ
る。
13の実施例を示すものである。これは、第1の実施例
の腔内アプリケータ2におけるシャフト部15の先端部
に図20(A)に示すように円環状の細径部171を設
け、この細径部171の外周面にコイル状の加温治療用
電極25を装着するとともに、図20(B)に示すよう
にシャフト部15の内部に4つの小線源挿入孔181
a,181b,181c,181dを設け、これらの4
つの小線源挿入孔181a,181b,181c,18
1dをシャフト部15の軸心位置からの距離が等間隔
で、かつ周方向に等間隔となる状態に配置したものであ
る。
【0104】この場合、バルーン26の前端部はシャフ
ト部15の細径部171の前方外周面に固定され、後端
部はシャフト部15の細径部171の後方外周面に固定
されている。さらに、シャフト部15の細径部171に
はバルーン26の内部空間と、給水路17および排水路
18との間を連通する連通孔17b、18bがそれぞれ
設けられている。
ト部15の細径部171の前方外周面に固定され、後端
部はシャフト部15の細径部171の後方外周面に固定
されている。さらに、シャフト部15の細径部171に
はバルーン26の内部空間と、給水路17および排水路
18との間を連通する連通孔17b、18bがそれぞれ
設けられている。
【0105】また、上記4つの小線源挿入孔181a,
181b,181c,181dにはそれぞれ放射線治療
用の放射線放射源である小線源28が小線源ガイドチュ
ーブ12を介して導入されている。そして、放射線治療
時には4つの小線源挿入孔181a,181b,181
c,181d内の小線源28から放射線が放射され、シ
ャフト部15の軸心方向と直交する平面上で、円周方向
全体に亙り略均一に放射線が照射されるようになってい
る。
181b,181c,181dにはそれぞれ放射線治療
用の放射線放射源である小線源28が小線源ガイドチュ
ーブ12を介して導入されている。そして、放射線治療
時には4つの小線源挿入孔181a,181b,181
c,181d内の小線源28から放射線が放射され、シ
ャフト部15の軸心方向と直交する平面上で、円周方向
全体に亙り略均一に放射線が照射されるようになってい
る。
【0106】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴
的な技術事項を下記の通り付記する。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴
的な技術事項を下記の通り付記する。
【0107】記 (付記項1) アプリケータに小線源挿入孔が設けら
れ、小線源挿入孔に小線源ガイドチューブまたは直接小
線源を挿入した時に、腔内全周に均一な照射が可能とな
る構造を有しており、先端部に加温治療用高周波電極と
それを囲むようにバルーンが設けられていることを特徴
とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
れ、小線源挿入孔に小線源ガイドチューブまたは直接小
線源を挿入した時に、腔内全周に均一な照射が可能とな
る構造を有しており、先端部に加温治療用高周波電極と
それを囲むようにバルーンが設けられていることを特徴
とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0108】(付記項2) 腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、前記挿入孔に小線源ガイド
チューブ越しでまたは直接に小線源を挿入し、前記アプ
リケータ先端部の前記加温治療用高周波電極を加温治療
時の腔内電極とし、加温治療と放射線治療の両方を1本
のアプリケータで行う治療法。
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、前記挿入孔に小線源ガイド
チューブ越しでまたは直接に小線源を挿入し、前記アプ
リケータ先端部の前記加温治療用高周波電極を加温治療
時の腔内電極とし、加温治療と放射線治療の両方を1本
のアプリケータで行う治療法。
【0109】(付記項3) アプリケータのシャフト中
心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入
する小線源挿入孔が空いていて、先端部に加温治療用高
周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ、バル
ーン内につながる送水路と排水路が設けられていること
を特徴とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入
する小線源挿入孔が空いていて、先端部に加温治療用高
周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ、バル
ーン内につながる送水路と排水路が設けられていること
を特徴とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0110】(付記項4) 腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、加温温度の自動制御機能の
ある加温治療装置と上記腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータを用いた加温治療の開始後、高線量率の小線源を
腔内ハイパーサーミア・アプリケータの小線源挿入孔に
リモートコントロールにて挿入し、所定時間照射後同じ
くリモートコントロールにて小線源を抜去することによ
り加温治療と放射線治療を同時に行う治療法。
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、加温温度の自動制御機能の
ある加温治療装置と上記腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータを用いた加温治療の開始後、高線量率の小線源を
腔内ハイパーサーミア・アプリケータの小線源挿入孔に
リモートコントロールにて挿入し、所定時間照射後同じ
くリモートコントロールにて小線源を抜去することによ
り加温治療と放射線治療を同時に行う治療法。
【0111】(付記項5) 腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、低線量率の小線源を腔内ハ
イパーサーミア・アプリケータの小線源挿入孔に挿入
し、照射が所定時間経過後、加温温度の自動制御機能の
ある加温治療装置と上記腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータを用いた加温治療を行うことにより、加温治療と
放射線治療を同時に行う治療法。
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、低線量率の小線源を腔内ハ
イパーサーミア・アプリケータの小線源挿入孔に挿入
し、照射が所定時間経過後、加温温度の自動制御機能の
ある加温治療装置と上記腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータを用いた加温治療を行うことにより、加温治療と
放射線治療を同時に行う治療法。
【0112】(付記項6) 腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、小線源を腔内ハイパーサー
ミア・アプリケータの小線源挿入孔にリモートコントロ
ールにて挿入し、所定時間照射後同じくリモートコント
ロールにて小線源を抜去し、その後腔内ハイパーサーミ
ア・アプリケータを用いた加温治療を行うことにより、
加温治療と放射線治療を1本の腔内ハイパーサーミア・
アプリケータにて順次行う治療法。
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、小線源を腔内ハイパーサー
ミア・アプリケータの小線源挿入孔にリモートコントロ
ールにて挿入し、所定時間照射後同じくリモートコント
ロールにて小線源を抜去し、その後腔内ハイパーサーミ
ア・アプリケータを用いた加温治療を行うことにより、
加温治療と放射線治療を1本の腔内ハイパーサーミア・
アプリケータにて順次行う治療法。
【0113】(付記項7) 腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータを用いた加温治療を行い、加温治療終了後、
小線源を腔内ハイパーサーミア・アプリケータの小線源
挿入孔にリモートコントロールにて挿入し、所定時間照
射後同じくリモートコントロールにて小線源を抜去する
ことにより、加温治療と放射線治療を1本の腔内ハイパ
ーサーミア・アプリケータにて順次行う治療法。
プリケータに小線源挿入孔が設けられ、小線源挿入孔に
小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入した時
に、腔内全周に均一な照射が可能となる構造を有してお
り、先端部に加温治療用高周波電極とそれを囲むように
バルーンが設けられていて、腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータを用いた加温治療を行い、加温治療終了後、
小線源を腔内ハイパーサーミア・アプリケータの小線源
挿入孔にリモートコントロールにて挿入し、所定時間照
射後同じくリモートコントロールにて小線源を抜去する
ことにより、加温治療と放射線治療を1本の腔内ハイパ
ーサーミア・アプリケータにて順次行う治療法。
【0114】(付記項8) アプリケータのシャフト中
心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入
する小線源挿入孔が空いていて、先端部に加温治療用高
周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ、バル
ーン内につながる送水路と排水路が設けられ、バルーン
表面には温度センサーの感温部が設けられていることを
特徴とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿入
する小線源挿入孔が空いていて、先端部に加温治療用高
周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられ、バル
ーン内につながる送水路と排水路が設けられ、バルーン
表面には温度センサーの感温部が設けられていることを
特徴とする腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0115】(付記項9) 小線源挿入孔内面に潤滑コ
ーティングを施してある付記項1,3,8に示す腔内ハ
イパーサーミア・アプリケータ。 (付記項10) 小線源挿入孔にフッ素樹脂のチューブ
が用いられている付記項1,3,8に示す腔内ハイパー
サーミア・アプリケータ。
ーティングを施してある付記項1,3,8に示す腔内ハ
イパーサーミア・アプリケータ。 (付記項10) 小線源挿入孔にフッ素樹脂のチューブ
が用いられている付記項1,3,8に示す腔内ハイパー
サーミア・アプリケータ。
【0116】(付記項11) 小線源挿入孔の手元側部
の端面がシリンジテーパーになっていることを特徴とす
る付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプ
リケータ。
の端面がシリンジテーパーになっていることを特徴とす
る付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプ
リケータ。
【0117】(付記項12) アプリケータのシャフト
中心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿
入する小線源挿入孔が空いていて、先端部に複数に分割
された加温治療用高周波電極とそれを囲むようにバルー
ンが設けられ、前記分割された加温治療用高周波電極の
間が小線源照射開口部として機能していることを特徴と
する付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータ。
中心軸に、小線源ガイドチューブまたは直接小線源を挿
入する小線源挿入孔が空いていて、先端部に複数に分割
された加温治療用高周波電極とそれを囲むようにバルー
ンが設けられ、前記分割された加温治療用高周波電極の
間が小線源照射開口部として機能していることを特徴と
する付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・ア
プリケータ。
【0118】(付記項13) 小線源挿入孔の手元側部
にチューブが接続されており、前記チューブのもう一方
の端面には小線源治療装置に直接接続可能なコネクタが
設けられていることを特徴とする付記項1,3,8に示
す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
にチューブが接続されており、前記チューブのもう一方
の端面には小線源治療装置に直接接続可能なコネクタが
設けられていることを特徴とする付記項1,3,8に示
す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0119】(付記項14) 小線源による照射の為に
小線源を一定時間留置する部分以外のところに放射線シ
ールドを設けたことを特徴とする付記項1,3,8に示
す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
小線源を一定時間留置する部分以外のところに放射線シ
ールドを設けたことを特徴とする付記項1,3,8に示
す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0120】(付記項15) 分割された加温治療用高
周波電極毎に別々にバルーンが設けられている付記項1
2,13,14に示す腔内ハイパーサーミア・アプリケ
ータ。
周波電極毎に別々にバルーンが設けられている付記項1
2,13,14に示す腔内ハイパーサーミア・アプリケ
ータ。
【0121】(付記項16) 腔内加温用高周波電極の
近傍に放射線遮蔽手段が設けられていることを特徴とす
る付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプ
リケータ。
近傍に放射線遮蔽手段が設けられていることを特徴とす
る付記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプ
リケータ。
【0122】(付記項17) 放射線遮蔽手段として、
筒状物体を用いることを特徴とする付記項16に示す腔
内ハイパーサーミア・アプリケータ。 (付記項18) 筒状物体が分割されていることを特徴
とする付記項17に示す腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータ。
筒状物体を用いることを特徴とする付記項16に示す腔
内ハイパーサーミア・アプリケータ。 (付記項18) 筒状物体が分割されていることを特徴
とする付記項17に示す腔内ハイパーサーミア・アプリ
ケータ。
【0123】(付記項19) 筒状物体に照射用の孔が
空いていることを特徴とする付記項17に示す腔内ハイ
パーサーミア・アプリケータ。 (付記項20) 体表面に接触する面積方向に広がって
いる放射線遮蔽手段が設けられていることを特徴とす
る、体外用ハイパーサーミア・アプリケータ。
空いていることを特徴とする付記項17に示す腔内ハイ
パーサーミア・アプリケータ。 (付記項20) 体表面に接触する面積方向に広がって
いる放射線遮蔽手段が設けられていることを特徴とす
る、体外用ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0124】(付記項21) 温熱治療用高周波電極が
放射線透過性部材で構成されていることを特徴とする付
記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプリケ
ータ。
放射線透過性部材で構成されていることを特徴とする付
記項1,3,8に示す腔内ハイパーサーミア・アプリケ
ータ。
【0125】(付記項22) 小線源による照射の為に
小線源を一定時間留置する部分の加温治療用高周波電極
が、他の部分の上記加温治療用高周波電極より放射線透
過性に優れていることを特徴とする付記項1,3,8に
示す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
小線源を一定時間留置する部分の加温治療用高周波電極
が、他の部分の上記加温治療用高周波電極より放射線透
過性に優れていることを特徴とする付記項1,3,8に
示す腔内ハイパーサーミア・アプリケータ。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば先端部に加温治療用高周
波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられている温
熱治療用アプリケータの本体に、放射線治療用の放射線
放射源をアプリケータ本体の軸心方向と直交する平面上
で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照射させる状態
に配設したので、患者の体腔内の温熱治療と放射線治療
とを同時に行うことができ、患部の治療効果を高めるこ
とができるとともに、患者の体腔内の周方向の全面に形
成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射させ
ることができ、放射線治療を効果的に施すことができ
る。
波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられている温
熱治療用アプリケータの本体に、放射線治療用の放射線
放射源をアプリケータ本体の軸心方向と直交する平面上
で円周方向全体に亙り略均一に放射線を照射させる状態
に配設したので、患者の体腔内の温熱治療と放射線治療
とを同時に行うことができ、患部の治療効果を高めるこ
とができるとともに、患者の体腔内の周方向の全面に形
成された全周的な患部に対して均一に放射線を照射させ
ることができ、放射線治療を効果的に施すことができ
る。
【図1】 本発明の第1の実施例の治療装置の腔内アプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図2】 第1の実施例の腔内アプリケータのシャフト
の内部構造を示す平面図。
の内部構造を示す平面図。
【図3】 第1の実施例の治療装置が温熱治療と放射線
治療との併用療法の時に使用される状況の概略構成図。
治療との併用療法の時に使用される状況の概略構成図。
【図4】 (A)は第1の実施例の腔内アプリケータを
食道に挿入した状態を示す概略構成図、(B)は腔内ア
プリケータを直腸、結腸に挿入した状態を示す概略構成
図、(C)は腔内アプリケータを胆管に挿入した状態を
示す概略構成図、(D)は腔内アプリケータを気管や気
管支に挿入した状態を示す概略構成図、(E)は腔内ア
プリケータを前立腺や膀胱に挿入した状態を示す概略構
成図。
食道に挿入した状態を示す概略構成図、(B)は腔内ア
プリケータを直腸、結腸に挿入した状態を示す概略構成
図、(C)は腔内アプリケータを胆管に挿入した状態を
示す概略構成図、(D)は腔内アプリケータを気管や気
管支に挿入した状態を示す概略構成図、(E)は腔内ア
プリケータを前立腺や膀胱に挿入した状態を示す概略構
成図。
【図5】 腔内アプリケータを膣、子宮等に挿入した状
態を示す概略構成図。
態を示す概略構成図。
【図6】 本発明の第2の実施例の治療装置の腔内アプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図7】 本発明の第3の実施例の治療装置の腔内アプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図8】 本発明の第4の実施例を示すもので、(A)
は腔内アプリケータ全体の概略構成を示す概略構成図、
(B)はアプリケータの挿入部を生体内に挿入した状態
を示す要部の概略構成図、(C)はアプリケータのシャ
フトの横断面図。
は腔内アプリケータ全体の概略構成を示す概略構成図、
(B)はアプリケータの挿入部を生体内に挿入した状態
を示す要部の概略構成図、(C)はアプリケータのシャ
フトの横断面図。
【図9】 本発明の第5の実施例の治療装置のアプリケ
ータの要部の概略構成図。
ータの要部の概略構成図。
【図10】 本発明の第6の実施例の治療装置のアプリ
ケータの要部の概略構成図。
ケータの要部の概略構成図。
【図11】 本発明の第7の実施例の治療装置の概略構
成図。
成図。
【図12】 本発明の第8の実施例の治療装置の概略構
成図。
成図。
【図13】 第8の実施例のアプリケータの先端部の縦
断面図。
断面図。
【図14】 本発明の第9の実施例のアプリケータの先
端部の縦断面図。
端部の縦断面図。
【図15】 (A)は体外に装着される大型の体外アプ
リケータの装着状態を示す斜視図、(B)は体外アプリ
ケータの概略構成図。
リケータの装着状態を示す斜視図、(B)は体外アプリ
ケータの概略構成図。
【図16】 本発明の第9の実施例の治療装置の概略構
成図。
成図。
【図17】 本発明の第10の実施例の治療装置のアプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図18】 本発明の第11の実施例の治療装置のアプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図19】 本発明の第12の実施例の治療装置のアプ
リケータの要部の概略構成図。
リケータの要部の概略構成図。
【図20】 本発明の第13の実施例を示すもので、
(A)はアプリケータの要部の概略構成図、(B)は
(A)のL1 −L1 線断面図。
(A)はアプリケータの要部の概略構成図、(B)は
(A)のL1 −L1 線断面図。
2,41…腔内アプリケータ、15,44…シャフト
部、16,48,161a,161b,161c,16
1d,181a,181b,181c,181d…小線
源挿入孔、25,45a,45b,131,141,1
51…加温治療用高周波電極、26,46a,46b,
72…バルーン、28,56…小線源(放射線放射
源)。
部、16,48,161a,161b,161c,16
1d,181a,181b,181c,181d…小線
源挿入孔、25,45a,45b,131,141,1
51…加温治療用高周波電極、26,46a,46b,
72…バルーン、28,56…小線源(放射線放射
源)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61N 5/10 C (72)発明者 古川 喜之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部に加温治療用高周波電極とそれを
囲むようにバルーンが設けられている温熱治療用アプリ
ケータの本体に、放射線治療用の放射線放射源を前記ア
プリケータ本体の軸心方向と直交する平面上で円周方向
全体に亙り略均一に放射線を照射させる状態に配設した
ことを特徴とする治療装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6326078A JPH08173553A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 治療装置 |
| AT95120604T ATE297787T1 (de) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | Medizinische vorrichtung |
| EP95120604A EP0719571B1 (en) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | Medical apparatus |
| DE69534275T DE69534275T2 (de) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | Medizinische Vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6326078A JPH08173553A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173553A true JPH08173553A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18183871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6326078A Pending JPH08173553A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08173553A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046799A1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | (주)휴먼드림 | 전립선 고주파 치료기 |
| JP2017535384A (ja) * | 2014-12-19 | 2017-11-30 | 楊凱琳YANG, Kai−Lin | 導管装置 |
| WO2023120680A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 東レ株式会社 | バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルシステム |
| CN120000967A (zh) * | 2025-04-16 | 2025-05-16 | 广东省新兴激光等离子体技术研究院 | 一种进行射线发射的自动控制装置、方法及系统 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6326078A patent/JPH08173553A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046799A1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | (주)휴먼드림 | 전립선 고주파 치료기 |
| JP2017535384A (ja) * | 2014-12-19 | 2017-11-30 | 楊凱琳YANG, Kai−Lin | 導管装置 |
| US10335610B2 (en) | 2014-12-19 | 2019-07-02 | Braxx Biotech Co., Ltd | Catheter apparatus, brachytherapy system and method using the same |
| WO2023120680A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 東レ株式会社 | バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルシステム |
| CN120000967A (zh) * | 2025-04-16 | 2025-05-16 | 广东省新兴激光等离子体技术研究院 | 一种进行射线发射的自动控制装置、方法及系统 |
| CN120000967B (zh) * | 2025-04-16 | 2025-08-15 | 广东省新兴激光等离子体技术研究院 | 一种进行射线发射的自动控制装置、方法及系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040914 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041115 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041125 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20041217 |