JPH10314210A - 温熱治療用アプリケータ - Google Patents

温熱治療用アプリケータ

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Publication number
JPH10314210A
JPH10314210A JP9127192A JP12719297A JPH10314210A JP H10314210 A JPH10314210 A JP H10314210A JP 9127192 A JP9127192 A JP 9127192A JP 12719297 A JP12719297 A JP 12719297A JP H10314210 A JPH10314210 A JP H10314210A
Authority
JP
Japan
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applicator
channel
tube
coolant
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9127192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Namioka
保宏 浪岡
Makoto Inaba
誠 稲葉
Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH10314210A publication Critical patent/JPH10314210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、曲がった管腔においても所定位置に
治療用挿入物を誘導して体腔内の患部を均一に治療する
ことが可能であり、加温と併用される治療を一様に施し
て患部を効果的に治療することができる治療併用型の温
熱治療用アプリケータを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明のアプリケータ1は、アプリケータ
シャフト2に加温用電極3を設け、この電極3の部分を
少なくとも覆う柔軟なバルーン4を設け、上記アプリケ
ータシャフト2に形成されたチャンネル11に連通する
チューブ23を設け、上記チューブ23は上記バルーン
4内において上記アプリケータシャフト2の外周部分よ
り外側に偏位可能であり、上記チャンネル11に挿通さ
れた小線源治療用カテーテル45を誘導して、上記アプ
リケータシャフト2の中心より外側に小線源用カテーテ
ル45を偏位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温熱治療用アプリケ
ータに係り、特に腫瘍などの患部に加温と同時に放射線
を照射して治療する等、治療併用型の温熱治療用アプリ
ケータに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−173553号公報におい
て、患者の、体腔内における腫瘍等の患部を加温すると
同時に放射線を照射して治療するようにした放射線治療
併用型の温熱治療装置が提案されている。この放射線治
療併用型の温熱治療装置はアプリケータシャフトの先端
部分に、腔内高周波電極と、この腔内高周波電極を覆う
柔軟なバルーンを設け、さらにアプリケータシャフト
に、中央ルーメンを設けて、その中央ルーメン内に小線
源治療用カテーテルを挿入できる、放射線治療併用型の
温熱治療アプリケータ構造を実現したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
放射線治療併用型の温熱治療装置ではアプリケータ本体
におけるアプリケータシャフトの部分及び腔内高周波電
極の部分が、柔軟なバルーンに比べて硬いために、例え
ば図13で示す如く曲がった管腔101内に挿入する場
合、バルーン102が偏って膨張し、アプリケータシャ
フト103及び腔内高周波電極104の部分が管腔10
1の中心からずれてしまう。アプリケータシャフト10
3及び腔内高周波電極104の部分が管腔101の曲り
に追従できない結果、中央ルーメン内に挿入された小線
源も患者の管腔の中心からずれ、放射線を管腔101内
の全周面に均一に照射することが困難となり、ずれた側
の部位の放射線照射強度が局部的に強くなり、反面、他
の部分に照射される放射線が通常予定される線量よりも
不足する傾向が発生し、周方向に放射線が均一に照射さ
れず、放射線治療が不完全なものとなる虞があった。
【0004】本発明は上記従来技術における問題点を解
消し、仮に曲がった管腔においても所定位置に治療用挿
入物を誘導して体腔内の患部を均一に治療することが可
能であり、加温と併用される治療を一様に施して患部を
効果的に治療することができる治療併用型の温熱治療用
アプリケータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、曲がった体腔
内部位に挿入可能なように柔軟性を有したアプリケータ
シャフトと、このアプリケータシャフトに設けられた加
温用電極と、この加温用電極の部分を少なくとも覆う柔
軟なバルーンと、上記アプリケータシャフトに形成され
治療用挿入物を導入するチャンネルと、上記チャンネル
に連通するチューブを有し、上記チューブは上記バルー
ン内において上記アプリケータシャフトの外周部分より
外側に偏位可能であり、上記チャンネルに挿通された治
療用挿入物を誘導して上記アプリケータシャフトの外側
に上記挿入物を位置させるようにした治療用挿入物配置
手段とを具備し、治療用挿入物配置手段は上記チャンネ
ルに挿通された治療用挿入物、例えば小線源治療用カテ
ーテルを、上記アプリケータシャフトの中心より外側に
偏位させて、例えば屈曲し管腔の中心と一致させるよう
に調整できる温熱治療用アプリケータである。
【0006】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>図1乃至図5を参照して本発明の第1
の実施形態を説明する。 (構成)図1は温熱治療装置のアプリケータ1を示して
いる。アプリケータ1はその本体部材としてのアプリケ
ータシャフト2を備え、このアプリケータシャフト2の
先端部には腔内高周波電極3と、この腔内高周波電極3
を覆うように取り付けられた柔軟なバルーン4が設けら
れている。バルーン4上には温度センサーとしての熱電
対5が付設されている。この熱電対5はバルーン4を押
し当てる生体部位の温度を検出する。アプリケータシャ
フト2の先端部には上記バルーン4内の領域に位置して
冷却液入口6と冷却液出口7が形成されている。
【0007】アプリケータシャフト2は5つのルーメン
を有して一体的に形成されたチューブからなり、その各
ルーメンによって、図1(b)に示すように、中心部分
に位置したチャンネル11、チャンネル11の上下に位
置した2つの冷却液管路12a,12b、チャンネル1
1の左右にそれぞれ位置した電極線管路13と熱電対管
路14が形成されている。チャンネル11は治療用挿入
物、例えば後述する小線源治療用カテーテル45を挿入
させるためのガイド用チャンネルである。
【0008】一方の冷却液管路12aは上記冷却液入口
6に連通し、他方の冷却液管路12bは上記冷却液出口
7に連通する。そして、一方の冷却液管路12aから冷
却液入口6を通じてバルーン4内に冷却液を注入し、バ
ルーン4内の冷却液を冷却液出口7から他方の冷却液管
路12bを通じて排出することによりアプリケータ1内
に冷却液を循環させると共に、上記バルーン4を膨張さ
せるようになっている。電極線管路13は上記腔内高周
波電極3に通じる電極線(図示せず)を通すものであ
り、熱電対管路14は上記熱電対5を通すものである。
【0009】図1(a)で示すように、アプリケータシ
ャフト2の基端部分にはチャンネル口金15、熱電対コ
ネクター16、高周波コネクター17、冷却液INコネ
クター18及び冷却液OUTコネクター19が設けられ
ている。チャンネル口金15は上記チャンネル11に接
続され、このチャンネル口金15よりチャンネル11内
に小線源治療用カテーテル45を挿入するようになって
いる。チャンネル口金15はその口金本体に図示しない
ネジ部を設け、そのネジを締めることによりチャンネル
11内へ挿入した挿入物を固定することができるように
なっている。
【0010】高周波コネクター17は腔内高周波電極3
に通じる電極線に接続される。冷却液INコネクター1
8は冷却液入口6に通じる一方の冷却液管路12aに接
続され、冷却液OUTコネクター19は冷却液出口7に
通じる他方の冷却液管路12bに接続される。
【0011】図2(a)(b)で示すように、腔内高周
波電極3及びバルーン4が設けられた、アプリケータシ
ャフト2の先端部にはそのアプリケータシャフト2の軸
方向に沿って形成されたスリット状の孔21が設けられ
ている。その結果、アプリケータシャフト2の先端部は
図2(b)で示す如く、左右に2つの、断面形状が半円
状の部分22a,22bに分けられる。上記腔内高周波
電極3はその各部分22a,22bにワイヤー状の導電
線を巻き付けることにより構成されている。もっともス
リット状の孔21の内部は空間が空けられた状態になっ
ている。
【0012】上記チャンネル11はアプリケータシャフ
ト2の略全長にわたり形成されるが、そのチャンネル1
1の先端部分は上記孔21内に配設される収縮自在なチ
ューブによって構成される。つまり、電極部におけるチ
ャンネル11の部分はチャンネルチューブ23によって
形成されている。チャンネルチューブ23は特に伸縮自
在で弾性のある、いわゆるゴム性の素材で作られてい
る。そして、チャンネルチューブ23は通常の状態では
図1及び図2で示すように収縮し、上記孔21の内部空
間により形成された収納空間の内部に、アプリケータシ
ャフト2と同軸的に配置された状態で収まっている。ま
た、チャンネルチューブ23の先端と基端がアプリケー
タシャフト2に固定されている。尚、チャンネルチュー
ブ23はアプリケータシャフト2と一体的に形成したも
のでもよい。
【0013】ここで、図3で示す如く、チャンネルチュ
ーブ23は上記孔21内に配置される部分がこれ以外の
部分よりも外径が細く形成されている。チャンネルチュ
ーブ23は弾性的に収縮するチューブからなるため、通
常、上記孔21内において上記腔内高周波電極3に隣接
して直線的に収納され、アプリケータシャフト2の孔2
1内中央にアプリケータシャフト2と同軸的に配置され
ている。そして、チャンネルチューブ23の中間部は湾
曲変形することにより孔21内から外へ露出できる偏位
可能な構成になっている。これによりチャンネルに挿通
された治療用挿入物を誘導してアプリケータシャフト2
の外側に上記治療用挿入物を位置させることができる治
療用挿入物配置手段を構成している。
【0014】図3で示す如く、チャンネル11の遠位端
は他の部分の内径よりも径の細い孔24として形成され
ている。チャンネル11を通じて小線源治療用カテーテ
ル45を挿入させたとき、その遠位端に、小線源治療用
カテーテルの先端が突き当るようになっている。
【0015】図4は上記アプリケータ1を使用して治療
を行う治療装置を示す。治療室31内にはベット32、
患者33の体外表皮に装着する体外電極34、温熱治療
装置本体35、小線源治療装置本体36が設けられてい
る。アプリケータ1は熱電対ケーブル41、体内高周波
供給コード42、冷却液注入チューブ43及び冷却液回
収チューブ44を介して温熱治療装置本体35に接続さ
れる。アプリケータ1のチャンネル11は小線源治療用
カテーテル45を介して小線源治療装置本体36に接続
される。また、体外電極34は体外高周波供給コード4
6を介して温熱治療装置本体35に接続される。治療室
31外のコントローラー室30には小線源治療器コント
ローラー47が設けられている。治療室31内の状況は
コントローラー室46から透明な放射線シールド窓48
を通して観察できるようになっている。
【0016】(作用)上記アプリケータ1を用いて治療
を行う場合、まず、図4で示すように、べッド32の上
に乗せた患者33の管腔49内にアプリケータ1を挿入
する。また、患者33に体外電極34を装着する。温熱
治療装置本体35からの体内高周波供給コード42を高
周波コネクター17に接続し、体外電極34に温熱治療
装置本体35からの体内高周波供給コード42を接続す
る。熱電対コネクター16に温熱治療装置本体35から
の熱電対ケーブル41を接続し、熱電対5で検出した温
度の信号を温熱治療装置本体35に伝えるようにする。
また、冷却液INコネクター18と冷却液OUTコネク
ター19には温熱治療装置本体35側から導出する冷却
液注入チューブ43及び冷却液回収チューブ44をそれ
ぞれ接続し、アプリケータ1に冷却液を循環させるよう
にする。
【0017】そこで、温熱治療装置本体35を作動さ
せ、腔内高周波電極3と体外電極34の2つの電極の間
に高周波電流を流すことにより患者33の患部は誘電加
温によっての温熱治療が施される。
【0018】一方、上記温熱治療を開始する前に、予め
小線源治療装置本体36に接続される小線源治療用カテ
ーテル45をアプリケータ1のチャンネル口金15より
チャンネル11内に挿入し、チャンネル遠位端のチャン
ネル径の細くなったところの壁に突き当てる。その後、
小線源治療用カテーテル45に、さらに押圧力を加え
て、小線源治療用カテーテル45と共にチャンネルチュ
ーブ23をたわませる。透視下によりチャンネルチュー
ブ23をたわみ始めから監視すると共に、その押圧力の
強さを調節してチャンネルチューブ23が湾曲しながら
孔21から外に露出して偏位し、管腔49の中央に位置
するようにする。つまり、収縮自在なチャンネルチュー
ブ23をたわませ、アプリケータシャフト2の中心位置
からずらすことにより図5で示すように屈曲した管腔4
9の中央に位置させるようにする。
【0019】ここで、小線源治療用カテーテル45の屈
曲が管腔49の屈曲と同じになり、小線源治療用カテー
テル45が管腔49の中央に位置したところで、チャン
ネル口金15のネジ部で小線源治療用カテーテル45を
固定する。その後、この小線源治療用カテーテル45を
小線源治療装置本体36に接続する。
【0020】この治療手順の一例としては温熱治療装置
と小線源治療装置についての準備が完了した後、まず温
熱治療を開始する。加温温度が一定した時点で術者はシ
ールドルームである治療室31の外に出る。この場合、
温熱治療装置本体35は加温温度の自動制御機能を備え
ている必要がある。上記機能を備えていれば、術者が治
療室31の外にいても温熱治療により加温治療を継続で
きる。なお、温熱治療時の温度状況等が治療室31の外
のモニター等に表示されるようになっていることが望ま
しい。
【0021】続いて、術者は治療室31の外にある小線
源治療器コントローラー47を用いて、小線源治療装置
本体36から小線源治療用カテーテル45を介して患者
33の管腔49に小線源(図示せず)を送り込む。この
状態で、小線源から放射線が放射され、所定の時間、体
腔内の患部に放射線の照射が行われる。このとき、チャ
ンネルチューブ23は管腔49の中央に位置しているこ
とから小線源も管腔49の中央に位置することとなる。
その後、小線源は小線源治療装置本体36に回収する。
【0022】尚、温熱治療は小線源からの放射線の照射
後も継続されて、所定の加温時間が経過した時点で自動
的に終了となる。このプロトコル以外にも加温や照射時
間の組み合わせによりいろいろなプロトコルが考えられ
る。
【0023】(効果)屈曲した管腔49に挿入したアプ
リケータ1のバルーン4やアプリケータシャフト2が管
腔49の屈曲率に一致せず、アプリケータシャフト2と
管腔49との距離が周方向で不均一な場合でも、チャン
ネル11に挿入した小線源治療用カテーテル45を押
し、チャンネルチューブ23を屈曲させることにより、
小線源治療用カテーテル45が管腔49の中央に位置さ
せることができる。このため、体腔内の周方向の全周面
に均一に放射線を照射させることができ、放射線治療を
効果的に施すことが可能となる。
【0024】<第2実施形態>図6及び図7を参照して
本発明の第2の実施形態を説明する。 (構成)本実施形態の構成は第1の実施形態の温熱治療
用アプリケータ1において、チャンネル11が、チャン
ネル遠位端51、チャンネルチューブ52及びシャフト
内チャンネル部53よりなる1本のチューブ54で構成
したものである。チューブ54はアプリケータシャフト
2内のチャンネルルーメン55内に挿入されており、チ
ャンネルチューブ52はアプリケータシャフト2の先端
部の外に出てバルーン4内を通り、チャンネル遠位端5
1はアプリケータシャフト2内に導かれて固定されてい
る。チャンネル11の先端は塞がっている。
【0025】チャンネルルーメン55はバルーン4内で
の、電極3の付近でアプリケータシャフト2の外周部に
形成された、電極3の近位端側に位置するチャンネルチ
ューブ出口56と、電極3の遠位端側に位置するチャン
ネルチューブ入口57の2箇所で開口しており、チュー
ブ54の部分はチャンネルチューブ出口56からアプリ
ケータシャフト2の外へ露出し、チャンネルチューブ入
口57でアプリケータシャフト2の中に戻り固定されて
いる。そして、チャンネルチューブ出口56とチャンネ
ルチューブ入口57の間の部分においてチャンネルチュ
ーブ52の部分を構成している。少なくとも、このチャ
ンネルチューブ52の部分は上述したように、弾性のあ
る、いわゆるゴム性の素材で収縮自在なチューブによっ
て構成される。
【0026】チャンネルチューブ出口56とチャンネル
チューブ入口57にはチャンネルルーメン55内とアプ
リケータシャフト2外で水密が保たれるシール構造が付
設されている。
【0027】また、上記チューブ54はチャンネルルー
メン55内で進退可能であり、このチューブ54を押し
込むことによりチャンネルチューブ52の部分をアプリ
ケータシャフト2の外に露出させることができるように
なっている。チューブ54はアプリケータ把持部61に
設けた固定具62で固定させ得るようになっている。チ
ューブ54の近位端にはチューブ口金63が設けられて
いる。
【0028】(作用)第1の実施形態とほぼ同じである
が、以下の作用の点が異なる。小線源治療の準備の際、
患部にアプリケータ1を挿入し、アプリケータ1のチュ
ーブ54内にチャンネルチューブ口金63より小線源治
療用カテーテル45を挿入する。X線透視下で、チュー
ブ54を進退させて電極3の付近のチャンネルチューブ
52の露出した部分をたわませ、小線源治療用カテーテ
ル45が管腔49の中央に位置するようにする。図7で
示すように小線源治療用カテーテル45の屈曲が管腔4
9の屈曲と同じになったところで、チューブ54を固定
具62でアプリケータ把持部61に固定する。その後、
小線源治療用カテーテル45を小線源治療装置本体36
に接続し、小線源治療の準備を終了させる。
【0029】また、アプリケータ1を患者に挿入する前
に、チューブ54を進退させ、アプリケータ1の電極3
に曲がり癖をつけてからアプリケータ1を患者に挿入し
ても良い。
【0030】(効果)第1の実施形態と同じ効果の他
に、患者へ挿入する前にアプリケータ1の電極3の部分
を曲げることができるので、患部への挿入が容易とな
る。
【0031】<第3実施形態>図8を参照して本発明の
第3の実施形態を説明する。 (構成)アプリケータ1の冷却液INコネクター18に
造影剤注入コネクター71を付設し、冷却液OUTコネ
クター19には造影剤ろ過装置72を付設したものであ
る。上記造影剤注入コネクター71には逆止弁(図示せ
ず)を備えたシリンジテーパ付注入口73が設けられて
おり、アプリケータ1に供給する冷却液中に造影剤を注
入できるようになっている。造影剤注入コネクター71
は冷却液INコネクター18ではなく、冷却水INコネ
クター18とアプリケータシャフト2を結ぶ冷却液注入
チューブ43に設けてもよい。また、造影剤ろ過装置7
2は冷却液OUTコネクター19ではなく、アプリケー
タシャフト2と冷却液OUTコネクター19を結ぶ冷却
液回収チューブ44に設けてもよい。その他の構成は前
述した実施形態のいずれかのものと同一に構成されてい
る。
【0032】(作用)この実施形態ではアプリケータ1
の管腔49内で位置確認の際、造影剤をシリンジ等で造
影剤注入コネクター71より注入する。造影剤は冷却水
に混ざり、アプリケータ1内全体に拡がり、透視下でも
アプリケータ1の位置やバルーン4の膨張具合が確認で
きる。冷却水に混ざった造影剤は造影剤ろ過装置72で
ろ過され、純水な冷却液のみが温熱治療装置本体35に
回収され、再びアプリケータ1内を循環するようにな
る。
【0033】(効果)この実施形態によれば、特にバル
ーン4の膨張具合及びアプリケータ1の位置がX線透視
下で確認できるようになり、したがって、アプリケータ
1の位置決めが容易になる。
【0034】<第4実施形態>図9を参照して本発明の
第4の実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では温熱治療装置本体35と、ア
プリケータ1の冷却液INコネクター18及び冷却液O
UTコネクター19をそれぞれ中継する冷却液中継チュ
ーブ81においての冷却液注入側のチューブ部分81a
の途中に造影剤注入コネクター71を設け、冷却液排出
側のチューブ部分81bに造影剤ろ過装置72を設けた
ものである。その他の構成は前述した実施形態のいずれ
かのものと同一に構成されている。
【0035】(作用)この実施形態では温熱治療装置本
体35とアプリケータ1に冷却液中継チューブ91を接
続した後は前述した第3の実施形態と同じようになる。
【0036】(効果)この実施形態によれば、第3実施
形態と同じ効果の他に、造影剤注入コネクター71と造
影剤ろ過装置72がアプリケータ1とは別になっている
ので、アプリケータ1の使用回数に依らず、繰り返し使
用できる。
【0037】<第5実施形態>図10乃至図12を参照
して本発明の第5の実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では温熱治療装置本体35と、ア
プリケータ1の冷却液INコネクター18及び冷却液O
UTコネクター19を中継する冷却液中継チューブ91
の途中に順流・逆流切り換え装置92を設けたものであ
る。順流・逆流切り換え装置92は図10で示すよう
に、4つのバルブ94〜97を利用して管路を切り換え
る構成にしたものである。つまり、冷却液中継チューブ
91においての冷却液注入側のチューブ部分91aの途
中に第1のバルブ94を設け、冷却液排出側のチューブ
部分91bの途中に第2のバルブ95を設け、第1のバ
ルブ94の上流側部分と第2のバルブ95の上流側部分
を接続する第1の管路98と、第1のバルブ94の下流
側部分と第2のバルブ95の下流側部分を接続する第2
の管路99を設け、第1の管路98には第3のバルブ9
6を設け、第2の管路99には第4のバルブ97を設け
たものである。尚、各バルブ94〜97は活栓でも良
い。その他の構成は前述した実施形態のいずれかのもの
と同一に構成されている。
【0038】(作用)第5実施形態では順流・逆流切り
換え装置92のバルブ94〜97の開/閉を操作し、冷
却液中継チューブ91内を流れる冷却液の流れ方向を変
化させることができる。例えば第1のバルブ94と第2
のバルブ95を開にして、他の第3のバルブ96と第4
のバルブ97を閉にすると、冷却液はA方向(冷却液入
口6よりバルーン4内に入り、冷却液出口7よりアプリ
ケータシャフト2内に戻る向き)に流れる。また、第1
のバルブ94と第2のバルブ95を閉じて、第3のバル
ブ96と第4のバルブ97を開くと、冷却液はB方向
(冷却液出口7よりバルーン4内に入り、冷却液入口6
よりアプリケータシャフト2内に戻る)に流れる。
【0039】(効果)この実施形態では特に順流・逆流
切り換え装置92を設けたからアプリケータ1を上向き
に患者に挿入した場合のように、気泡100がバルーン
4内の冷却液入口6の付近に溜まり易いとき(図11参
照)、冷却液の流れを図10に示すB方向にすると、気
泡がバルーン4内に溜まりにくくなる。また、アプリケ
ータ1を下向きに患者に挿入した場合のように、気泡1
00がバルーン4内の冷却液出口7付近に溜まり易いと
き(図12参照)に冷却液の流れを図10に示すA方向
にすると、バルーン4内に溜まりにくくなる。その結
果、気泡による患部ヘの加温の偏りを防ぐことができ
る。
【0040】(付記) 1.曲がった体腔内部位に挿入可能なように柔軟性を有
したアプリケータシャフトと、このアプリケータシャフ
トに設けられた加温用電極と、この加温用電極の部分を
少なくとも覆う柔軟なバルーンと、上記アプリケータシ
ャフトに形成され治療用挿入物を導入するチャンネル
と、上記チャンネルに連通するチューブを有し、上記チ
ューブは上記バルーン内において上記アプリケータシャ
フトの中心より外側に偏位可能であり、上記チャンネル
に挿通された治療用挿入物を誘導して上記アプリケータ
シャフトの外側に上記挿入物を位置させるようにした治
療用挿入物配置手段とを具備したことを特徴とした温熱
治療用アプリケータ。 2.第1項において、治療用挿入物配置手段のチューブ
は収縮自在なチューブにより形成され、通常は収縮して
アプリケータシャフトに形成された収納空間内に収納さ
れることを特徴とする温熱治療用アプリケータ。 3.第1,2項において、チャンネルはアプリケータシ
ャフトに対して進退可能なチューブで形成され、このチ
ャンネル用チューブの先端に治療用挿入物配置手段用チ
ューブを接続し、この治療用挿入物配置手段用チューブ
はバルーン内でアプリケータシャフトからバルーン内空
間に出て遠位端でアプリケータシャフト内に戻る構成で
あり、上記チャンネル用チューブに押圧をかけると治療
用挿入物配置手段用チューブが上記アプリケータシャフ
トの中心より外側に偏位することを特徴とする温熱治療
用アプリケータ。 4.第1〜3項において、治療用挿入物が小線源治療用
カテーテルであることを特徴とする温熱治療用アプリケ
ータ。
【0041】5.アプリケータへの冷却液供給ライン
と、この冷却液供給ラインの中にX線不透過剤を注入す
る手段とを備えた温熱治療装置。 6.アプリケータとハイパーサーミア装置本体をつなぐ
冷却液中継チューブを有し、冷却液中継チューブに、上
記アプリケータへの冷却液供給ラインの中にX線不透過
剤を注入する手段を備えた温熱治療装置。 7.第5〜6項において、X線不透過剤排出手段を備え
た温熱治療装置。 8.第5〜6項において、X線不透過剤ろ過手段を備え
た温熱治療装置。 9.アプリケータを循環する冷却水を順流・逆流に切り
換える手段を冷却液供給ラインに設けた温熱治療装置。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バルーン
内において上記アプリケータシャフトの外周部分より外
側に偏位可能なチャンネルチューブを設け、治療用挿入
物を誘導して上記アプリケータシャフトの外側に上記挿
入物を位置させるようにしたので、例えば屈曲のある管
腔内でアプリケータシャフトが管腔の中心からずれた場
合でも、チャンネルチューブを管腔の中心に位置させる
調節が可能となり、チャンネルに挿入した治療用挿入
物、例えば小線源治療用カテーテルを屈曲した管腔の中
央に位置させてその小線源からの放射線を管腔の周方向
の全周面に均一に照射させることができ、併用治療を効
果的に施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1実施形態に係る温熱治療装置にお
けるアプリケータの縦断面図、(b)は(a)中A−A
線に沿う部分の断面図。
【図2】(a)は上記アプリケータの先端部の斜視図、
(b)は(a)中B−B線に沿う部分の断面図。
【図3】上記アプリケータのチャンネルチューブの縦断
面図。
【図4】第1実施形態に係る温熱治療装置の概略的な構
成の説明図。
【図5】上記アプリケータによる使用状態の説明図。
【図6】(a)は第2実施形態に係る温熱治療装置のア
プリケータの説明図、(b)は(a)中C−C線に沿う
部分の断面図。
【図7】上記アプリケータによる使用状態の説明図。
【図8】第3実施形態に係る温熱治療装置のアプリケー
タの説明図。
【図9】第4実施形態に係る温熱治療装置のアプリケー
タの説明図。
【図10】第5実施形態に係る温熱治療装置のアプリケ
ータの説明図。
【図11】上記アプリケータの使用状況の説明図。
【図12】上記アプリケータの使用状況の説明図。
【図13】従来の温熱治療用アプリケータの使用状況の
説明図。
【符号の説明】
1…アプリケータ、2…アプリケータシャフト、3…腔
内高周波電極、4…バルーン、6…冷却液入口、7…冷
却液出口、11…チャンネル、21…スリット状の孔、
23…チャンネルチューブ、45…小線源治療用カテー
テル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲がった体腔内部位に挿入可能なように柔
    軟性を有したアプリケータシャフトと、 このアプリケータシャフトに設けられた加温用電極と、 この加温用電極の部分を少なくとも覆う柔軟なバルーン
    と、 上記アプリケータシャフトに形成され治療用挿入物を導
    入するチャンネルと、 上記チャンネルに連通するチューブを有し、上記チュー
    ブは上記バルーン内において上記アプリケータシャフト
    の中心より外側に偏位可能であり、上記チャンネルに挿
    通された治療用挿入物を誘導して上記アプリケータシャ
    フトの外側に上記挿入物を位置させるようにした治療用
    挿入物配置手段とを具備したことを特徴とした温熱治療
    用アプリケータ。
JP9127192A 1997-05-16 1997-05-16 温熱治療用アプリケータ Withdrawn JPH10314210A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110151370A (zh) * 2019-05-05 2019-08-23 上海长征医院 一种可膨胀式带薄膜测温的食管偏转装置
WO2020139684A1 (en) * 2018-12-27 2020-07-02 Avent, Inc. Radiofrequency ablation probe with directional cooling for lesion size control

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