JPH0975466A - 加温治療用アプリケータ - Google Patents
加温治療用アプリケータInfo
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- JPH0975466A JPH0975466A JP17376796A JP17376796A JPH0975466A JP H0975466 A JPH0975466 A JP H0975466A JP 17376796 A JP17376796 A JP 17376796A JP 17376796 A JP17376796 A JP 17376796A JP H0975466 A JPH0975466 A JP H0975466A
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は生体腔内に容易に挿入できるととも
に、十分な冷却効果が得られ、所望する加温分布が確実
に得られる加温治療用アプリケータを提供することを目
的とする。 【解決手段】本発明は生体の腔内に挿入可能な挿入部を
有した加温治療用アプリケータにおいて、前記挿入部は
チューブ6を螺旋状にして形成され、その螺旋状チュー
ブ部分の内側に加温用高周波電極8を配置したことを特
徴とする。
に、十分な冷却効果が得られ、所望する加温分布が確実
に得られる加温治療用アプリケータを提供することを目
的とする。 【解決手段】本発明は生体の腔内に挿入可能な挿入部を
有した加温治療用アプリケータにおいて、前記挿入部は
チューブ6を螺旋状にして形成され、その螺旋状チュー
ブ部分の内側に加温用高周波電極8を配置したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加温部を形成する挿
入部を生体腔内に挿入して生体の内部に生じた患部を加
温治療する加温治療用アプリケータに関する。
入部を生体腔内に挿入して生体の内部に生じた患部を加
温治療する加温治療用アプリケータに関する。
【0002】
【従来の技術】生体内部に生じた癌等の患部を生体腔内
に挿入するアプリケータを用いて加温治療するハイパー
サミア装置が知られている。この種のハイパーサミア装
置用アプリケータは生体腔内に挿入する部分に高周波電
極を備えてなり、高周波電極を生体内に配置するもので
ある。この種のハイパーサミア装置に用いられるアプリ
ケータの一例が特開昭63−174667号公報において提案さ
れている。これは生体内に配置される体内電極の裏側に
螺旋状に屈曲して形成された冷却用バルーンが添設され
ている。
に挿入するアプリケータを用いて加温治療するハイパー
サミア装置が知られている。この種のハイパーサミア装
置用アプリケータは生体腔内に挿入する部分に高周波電
極を備えてなり、高周波電極を生体内に配置するもので
ある。この種のハイパーサミア装置に用いられるアプリ
ケータの一例が特開昭63−174667号公報において提案さ
れている。これは生体内に配置される体内電極の裏側に
螺旋状に屈曲して形成された冷却用バルーンが添設され
ている。
【0003】一方、実開昭64-46056号公報で提案される
アプリケータはその挿入部を形成するシャフト(チュー
ブ)に高周波給電線用通路、温度センサリード線用通
路、冷却液還流路及び放射線源やガイドワイヤを挿通す
る複数の管路を形成し、これらの管路はシャフトの先端
部まで延びている。また、そのシャフト部材の外周に設
けた電極を1個のバルーンで覆ったものである。また、
シャフト内には放射線治療用の線源を挿通したものであ
る。
アプリケータはその挿入部を形成するシャフト(チュー
ブ)に高周波給電線用通路、温度センサリード線用通
路、冷却液還流路及び放射線源やガイドワイヤを挿通す
る複数の管路を形成し、これらの管路はシャフトの先端
部まで延びている。また、そのシャフト部材の外周に設
けた電極を1個のバルーンで覆ったものである。また、
シャフト内には放射線治療用の線源を挿通したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来例のもので
は体内電極の裏側に冷却用バルーンが配置され、体内電
極と生体表面との間には冷却手段が介在しない構成であ
る。このため、体内電極付近の冷却効果が十分に得られ
ない傾向がある。また体内電極の生体表面への装着性が
難しく、また、その電極との間でのインピーダンス整合
の調整も極めて困難となる。さらに、生体腔に体内電極
を挿入するにあたってはその電極のエッジ等が生体に擦
れることよって生体を損傷する虞がある。
は体内電極の裏側に冷却用バルーンが配置され、体内電
極と生体表面との間には冷却手段が介在しない構成であ
る。このため、体内電極付近の冷却効果が十分に得られ
ない傾向がある。また体内電極の生体表面への装着性が
難しく、また、その電極との間でのインピーダンス整合
の調整も極めて困難となる。さらに、生体腔に体内電極
を挿入するにあたってはその電極のエッジ等が生体に擦
れることよって生体を損傷する虞がある。
【0005】後者の従来例でのアプリケータはそのシャ
フト部材に設けた電極を1個のバルーンで覆ったもので
あるため、そのバルーン内でシャフトと一緒に電極がフ
リーに動く。このため、特に湾曲した管腔や狭搾して凹
凸が生じた腔内にアプリケータを押し込むように挿入し
た場合、シャフトがバルーン中心軸に対して偏って位置
し、電極の配置が不均一になる。また、バルーンが部分
的に潰され、冷却液の還流が不均一になる。このため、
電極部が生体表面の一方に偏ったり冷却効果が不均一に
なったり、加温分布に不都合な偏りが生じて、生体を均
一に加温する上で支障が生じる虞がある。また、シャフ
ト内に挿通された放射線治療用の線源も電極と同様に偏
りが生じ、所望の線量分布が得られなくなる虞がある。
フト部材に設けた電極を1個のバルーンで覆ったもので
あるため、そのバルーン内でシャフトと一緒に電極がフ
リーに動く。このため、特に湾曲した管腔や狭搾して凹
凸が生じた腔内にアプリケータを押し込むように挿入し
た場合、シャフトがバルーン中心軸に対して偏って位置
し、電極の配置が不均一になる。また、バルーンが部分
的に潰され、冷却液の還流が不均一になる。このため、
電極部が生体表面の一方に偏ったり冷却効果が不均一に
なったり、加温分布に不都合な偏りが生じて、生体を均
一に加温する上で支障が生じる虞がある。また、シャフ
ト内に挿通された放射線治療用の線源も電極と同様に偏
りが生じ、所望の線量分布が得られなくなる虞がある。
【0006】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは生体腔内に容易に挿入できると
ともに、十分な冷却効果が得られ、所望の加温分布が確
実に得られる加温治療用アプリケータを提供することに
ある。
その目的とするところは生体腔内に容易に挿入できると
ともに、十分な冷却効果が得られ、所望の加温分布が確
実に得られる加温治療用アプリケータを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明は生体の腔内に挿入可能
な挿入部を有した加温治療用アプリケータにおいて、前
記挿入部はチューブを螺旋状にして形成され、その螺旋
状のチューブ部分の内側に加温用高周波電極を配置した
ことを特徴とするものである。
な挿入部を有した加温治療用アプリケータにおいて、前
記挿入部はチューブを螺旋状にして形成され、その螺旋
状のチューブ部分の内側に加温用高周波電極を配置した
ことを特徴とするものである。
【0008】
<第1実施形態>図1ないし図4を参照して、本発明の
第1の実施形態を説明する。図1はそのアプリケータの
構造の概念図、図3は前記アプリケータのシャフトの側
面図、図4は前記アプリケータが実際に使用される場面
での状況を示す説明図である。
第1の実施形態を説明する。図1はそのアプリケータの
構造の概念図、図3は前記アプリケータのシャフトの側
面図、図4は前記アプリケータが実際に使用される場面
での状況を示す説明図である。
【0009】(構成)図1で示すように、加温治療用ア
プリケータ1はその図1中右側部分で示される手元部2
と図1中左側部分で示される加温部3とから構成されて
いる。加温部3の構造は後述する如くの中空な螺旋構造
であり、その中空部は小線源アプリケータ挿入通路4と
なっている。小線源アプリケータ挿入通路4には後述す
る子宮用小線源アプリケータ5の中央のアプリケータ部
分5aが挿入されるようになっている。
プリケータ1はその図1中右側部分で示される手元部2
と図1中左側部分で示される加温部3とから構成されて
いる。加温部3の構造は後述する如くの中空な螺旋構造
であり、その中空部は小線源アプリケータ挿入通路4と
なっている。小線源アプリケータ挿入通路4には後述す
る子宮用小線源アプリケータ5の中央のアプリケータ部
分5aが挿入されるようになっている。
【0010】加温部3の構造はある程度硬度のあるシリ
コン樹脂製の配管用チューブ6を図2(a)で示すよう
に途中で折り曲げ、図2(b)で示すようにその折曲げ
部分を先端に位置させ、その両端側部分を2本平行にし
て2条の螺旋状に密巻き状態とすることにより、図2
(c)で示すように中空の螺旋構造としてある。
コン樹脂製の配管用チューブ6を図2(a)で示すよう
に途中で折り曲げ、図2(b)で示すようにその折曲げ
部分を先端に位置させ、その両端側部分を2本平行にし
て2条の螺旋状に密巻き状態とすることにより、図2
(c)で示すように中空の螺旋構造としてある。
【0011】加温部3の外周の表面部には複数の温度セ
ンサ7の少なくとも感温部7aが図1(b)で示すよう
に露出して取り付けられている。感温部7a以外の、温
度センサ7のリード線7bの部分は加温部3内に収めて
配置されている。この場合、温度センサ7のリード線7
bの部分を例えば加温部3の中空部内面に沿って設け、
または加温部3の壁部内に配設する。また、温度センサ
7のリード線7bの部分を配管用チューブ6内に収める
てもよい。温度センサ7は例えば熱電対から構成され
る。さらに温度センサ7としては白金素子温度センサ、
光ファイバ温度センサ、またはサーミスタなどを用いる
ことができる。
ンサ7の少なくとも感温部7aが図1(b)で示すよう
に露出して取り付けられている。感温部7a以外の、温
度センサ7のリード線7bの部分は加温部3内に収めて
配置されている。この場合、温度センサ7のリード線7
bの部分を例えば加温部3の中空部内面に沿って設け、
または加温部3の壁部内に配設する。また、温度センサ
7のリード線7bの部分を配管用チューブ6内に収める
てもよい。温度センサ7は例えば熱電対から構成され
る。さらに温度センサ7としては白金素子温度センサ、
光ファイバ温度センサ、またはサーミスタなどを用いる
ことができる。
【0012】前記チューブ6の内部には高周波電極8が
配置されている。高周波電極8は線状のもので、例えば
錫メッキ銅線によって形成されている。錫メッキ銅線の
代わりにアルミニウム線等を用いてもよい。
配置されている。高周波電極8は線状のもので、例えば
錫メッキ銅線によって形成されている。錫メッキ銅線の
代わりにアルミニウム線等を用いてもよい。
【0013】前記手元部2の構造は前記チューブ6の両
端がそのまま延長され、またはその両端に接続すること
により給水チューブ11と排水チューブ12が別々に接
続されている。また、給水チューブ11の手元端には給
水コネクタ13が取着され、排水チューブ12の手元端
には排水コネクタ14が取着されている。そして、冷却
水が給水チューブ11から加温部3のチューブ6に供給
され、その冷却水は加温部3から排水チューブ12に戻
されるようになっている。
端がそのまま延長され、またはその両端に接続すること
により給水チューブ11と排水チューブ12が別々に接
続されている。また、給水チューブ11の手元端には給
水コネクタ13が取着され、排水チューブ12の手元端
には排水コネクタ14が取着されている。そして、冷却
水が給水チューブ11から加温部3のチューブ6に供給
され、その冷却水は加温部3から排水チューブ12に戻
されるようになっている。
【0014】高周波電極8の錫メッキ銅線の一端は加温
部3の根元付近でチューブ6から外へ取り出され、電極
ケーブル15に接続されている。また、加温部3の外周
面部に感温部77aを取着した温度センサ7のリード線
7bの部分は手元部2に設けられた温度センサケーブル
16に接続されている。
部3の根元付近でチューブ6から外へ取り出され、電極
ケーブル15に接続されている。また、加温部3の外周
面部に感温部77aを取着した温度センサ7のリード線
7bの部分は手元部2に設けられた温度センサケーブル
16に接続されている。
【0015】子宮用小線源アプリケータ5は、その中央
にタンデムと呼ばれるアプリケータ部分5aの他、その
両側それぞれに配置されるオボイドと呼ばれるアプリケ
ータ部分5b,5cとを備えている。左右両側のアプリ
ケータ部分5b,5cは、中央のアプリケータ部分5a
に対して両側に押し広げられるようになっている。各ア
プリケータ部分5a,5b,5bにはその内部を通じて
その先端部側へ小線源を供給することができるようにな
っている。
にタンデムと呼ばれるアプリケータ部分5aの他、その
両側それぞれに配置されるオボイドと呼ばれるアプリケ
ータ部分5b,5cとを備えている。左右両側のアプリ
ケータ部分5b,5cは、中央のアプリケータ部分5a
に対して両側に押し広げられるようになっている。各ア
プリケータ部分5a,5b,5bにはその内部を通じて
その先端部側へ小線源を供給することができるようにな
っている。
【0016】一方、図3で示すように、治療室20内に
は前記加温治療用アプリケータ1の他に体外電極アプリ
ケータ18が用意され、体外電極アプリケータ18には
体外電極ケーブル19が接続されている。さらに治療室
20内には患者用ベッド21、腔内ハイパーサミア装置
本体22、小線源治療装置本体23が設置されている。
治療室20の外には放射線シールド壁24を介して前記
小線源治療機本体23を操作する小線源治療機コントロ
ーラ25が設置されている。なお、図3中、26は前記
加温治療用アプリケータ1に接続されるパーサーミア用
ケーブルチューブ類であり、なお、図3中、27は前記
小線源アプリケータ5の各アプリケータ部分5a,5
b,5bに対して接続される小線源ガイドチューブであ
る。
は前記加温治療用アプリケータ1の他に体外電極アプリ
ケータ18が用意され、体外電極アプリケータ18には
体外電極ケーブル19が接続されている。さらに治療室
20内には患者用ベッド21、腔内ハイパーサミア装置
本体22、小線源治療装置本体23が設置されている。
治療室20の外には放射線シールド壁24を介して前記
小線源治療機本体23を操作する小線源治療機コントロ
ーラ25が設置されている。なお、図3中、26は前記
加温治療用アプリケータ1に接続されるパーサーミア用
ケーブルチューブ類であり、なお、図3中、27は前記
小線源アプリケータ5の各アプリケータ部分5a,5
b,5bに対して接続される小線源ガイドチューブであ
る。
【0017】(作用)実際の治療場面での使用例は次の
通りである。加温治療用アプリケータ1を加温・小線照
射併用として用いる場合には電磁シールドされた治療室
20で使用される。治療室20内において加温治療用ア
プリケータ1の給水チューブ11、排水チューブ12及
び電極ケーブル15をハイパーサミア装置本体22に接
続する。また、体外電極アプリケータ18を患者28の
体表面に装着し、その体外電極ケーブル19を同じくハ
イパーサミア装置本体22に接続する。そして、給水チ
ューブ11及び排水チューブ12を通じて加温部3のチ
ューブ6内に冷却水を流し循環させ得る状態とする。
通りである。加温治療用アプリケータ1を加温・小線照
射併用として用いる場合には電磁シールドされた治療室
20で使用される。治療室20内において加温治療用ア
プリケータ1の給水チューブ11、排水チューブ12及
び電極ケーブル15をハイパーサミア装置本体22に接
続する。また、体外電極アプリケータ18を患者28の
体表面に装着し、その体外電極ケーブル19を同じくハ
イパーサミア装置本体22に接続する。そして、給水チ
ューブ11及び排水チューブ12を通じて加温部3のチ
ューブ6内に冷却水を流し循環させ得る状態とする。
【0018】次に、小線源アプリケータ5を加温治療用
アプリケータ1の小線源アプリケータ挿入通路4に挿入
する。図1に示した子宮用小線源アプリケータ5のよう
に3本のアプリケータ部分5a,5b,5cが組み合わ
さった複雑な構造のものでも中央のアプリケータ部分5
aの先端部分をハイパーサミア用アプリケータ1の加温
部3内に挿入できる。したがって、加温治療用アプリケ
ータ1と小線源アプリケータ5とを同時に腔内に挿入す
ることができる。図4は子宮31に適用した場合を示す
ものである。
アプリケータ1の小線源アプリケータ挿入通路4に挿入
する。図1に示した子宮用小線源アプリケータ5のよう
に3本のアプリケータ部分5a,5b,5cが組み合わ
さった複雑な構造のものでも中央のアプリケータ部分5
aの先端部分をハイパーサミア用アプリケータ1の加温
部3内に挿入できる。したがって、加温治療用アプリケ
ータ1と小線源アプリケータ5とを同時に腔内に挿入す
ることができる。図4は子宮31に適用した場合を示す
ものである。
【0019】小線源アプリケータ5の中央のアプリケー
タ部分5aを挿入する小線源アプリケータ挿入通路4が
その小線源アプリケータ5に比べ、かなり細い場合はそ
の隙間にシリコンチューブ等を挿入してもよい。手元部
2は腔内に挿入した際、小線源アプリケータ5の隙間よ
り外へ取り出し、腔内ハイパーサミア装置本体22と接
続する。
タ部分5aを挿入する小線源アプリケータ挿入通路4が
その小線源アプリケータ5に比べ、かなり細い場合はそ
の隙間にシリコンチューブ等を挿入してもよい。手元部
2は腔内に挿入した際、小線源アプリケータ5の隙間よ
り外へ取り出し、腔内ハイパーサミア装置本体22と接
続する。
【0020】患者28への挿入後、透視下でアプリケー
タ1の加温部3を患部に位置させ、小線源アプリケータ
5を小線源治療装置本体23に接続する。そして、冷却
水の供給と共に加温を開始し、温度が安定したところで
術者は治療室20の外へ出る。術者は治療室20の外に
ある小線源治療装置コントローラ25を用いて、小線源
治療装置本体23から小線源アプリケータ5の各アプリ
ケータ部分5a,5b,5cを介して小線源を患者の体
腔内に位置する部位に送り込む。つまり、小線源アプリ
ケータ5の中央のアプリケータ部分5aは加温治療用ア
プリケータ1の加温部3の小線源アプリケータ挿入通路
4に挿入位置され、他のアプリケータ部分5b,5cの
先端部は子宮31の近くに位置するので、小線源は加温
治療用アプリケータ1の加温部3とその近くの部位に位
置させられる。そして、加温部3による加温と各アプリ
ケータ部分5a,5b,5cからの小線照射の併用した
治療がなされる。なお、中央のアプリケータ部分5aの
みを用いる形式の小線源アプリケータ5を用いて治療を
行ってもよい。
タ1の加温部3を患部に位置させ、小線源アプリケータ
5を小線源治療装置本体23に接続する。そして、冷却
水の供給と共に加温を開始し、温度が安定したところで
術者は治療室20の外へ出る。術者は治療室20の外に
ある小線源治療装置コントローラ25を用いて、小線源
治療装置本体23から小線源アプリケータ5の各アプリ
ケータ部分5a,5b,5cを介して小線源を患者の体
腔内に位置する部位に送り込む。つまり、小線源アプリ
ケータ5の中央のアプリケータ部分5aは加温治療用ア
プリケータ1の加温部3の小線源アプリケータ挿入通路
4に挿入位置され、他のアプリケータ部分5b,5cの
先端部は子宮31の近くに位置するので、小線源は加温
治療用アプリケータ1の加温部3とその近くの部位に位
置させられる。そして、加温部3による加温と各アプリ
ケータ部分5a,5b,5cからの小線照射の併用した
治療がなされる。なお、中央のアプリケータ部分5aの
みを用いる形式の小線源アプリケータ5を用いて治療を
行ってもよい。
【0021】(効果)この実施の態様では加温治療用ア
プリケータ1の加温部3における送水排水管路が中空螺
旋チューブで構成されるので、その管路が潰れにくくな
る。それによって以下のような効果が得られる。 (1)アプリケータ中心軸が腔内の中心軸から偏ること
を防止する。よって、チューブ6の部分の内側に収めた
高周波電極8の中心と、加温治療用アプリケータ1の中
心軸に位置している小線源アプリケータ5とが腔内の中
心軸からの偏りが無く配置され、その結果、加温分布と
放射線照射分布の偏りを無くすことができる。 (2)冷却水が加温部3において不均一に灌流するのを
防ぎ、加温分布が偏りを無くす。 (3)温熱療法と小線源治療の同時併用治療がそれぞれ
のアプリケータ1,5を別々に患者に挿入していたのに
比べ、挿入作業が1度で済み、治療が簡便に短時間で行
える。
プリケータ1の加温部3における送水排水管路が中空螺
旋チューブで構成されるので、その管路が潰れにくくな
る。それによって以下のような効果が得られる。 (1)アプリケータ中心軸が腔内の中心軸から偏ること
を防止する。よって、チューブ6の部分の内側に収めた
高周波電極8の中心と、加温治療用アプリケータ1の中
心軸に位置している小線源アプリケータ5とが腔内の中
心軸からの偏りが無く配置され、その結果、加温分布と
放射線照射分布の偏りを無くすことができる。 (2)冷却水が加温部3において不均一に灌流するのを
防ぎ、加温分布が偏りを無くす。 (3)温熱療法と小線源治療の同時併用治療がそれぞれ
のアプリケータ1,5を別々に患者に挿入していたのに
比べ、挿入作業が1度で済み、治療が簡便に短時間で行
える。
【0022】さらに、本発明はそのような治療において
さらに以下のような効果を奏する。 (4)小線源を小線源アプリケータ5へ遠隔操作で挿入
することにより術者の被爆を防ぐことができる。
さらに以下のような効果を奏する。 (4)小線源を小線源アプリケータ5へ遠隔操作で挿入
することにより術者の被爆を防ぐことができる。
【0023】(5)多種類の小線源治療装置で、かつ複
雑な構造の小線源アプリケータでも使用可能となり、多
くの施設で同時併用の実施が可能となる。 (6)小線源アプリケータ挿入通路4は小線源アプリケ
ータ5の挿入のみならず、次のような処置にも活用で
き、治療の範囲が広がる。 (a) 内視鏡を挿入することで、患部を観察できる。 (b) 吸引器を挿入することで、治療中の粘液等が吸引で
きる。 (c) 処置具類を挿入することで、他の処置も同時にでき
る。 (d) 気管支に適用した場合、気道の確保ができる。 (e) 何も挿入しない場合でも、加温分布の偏りの無い温
熱単独治療が行える。
雑な構造の小線源アプリケータでも使用可能となり、多
くの施設で同時併用の実施が可能となる。 (6)小線源アプリケータ挿入通路4は小線源アプリケ
ータ5の挿入のみならず、次のような処置にも活用で
き、治療の範囲が広がる。 (a) 内視鏡を挿入することで、患部を観察できる。 (b) 吸引器を挿入することで、治療中の粘液等が吸引で
きる。 (c) 処置具類を挿入することで、他の処置も同時にでき
る。 (d) 気管支に適用した場合、気道の確保ができる。 (e) 何も挿入しない場合でも、加温分布の偏りの無い温
熱単独治療が行える。
【0024】(7)チューブ6による配管を給水側と排
水側を2本平行にして同時に螺旋状にしたから、構造が
単純になり、その製作が容易になり、より安価なアプリ
ケータを提供することができる。
水側を2本平行にして同時に螺旋状にしたから、構造が
単純になり、その製作が容易になり、より安価なアプリ
ケータを提供することができる。
【0025】(8)配管用チューブ6内または加温部3
の壁部内に温度センサ7のリード部分を配置すれば、温
度センサ7のリード線7bの部分が加温部3の小線源ア
プリケータ挿入通路4内または加温部3の外部へはみ出
すことなく、また、温度センサ7を組み込んだ加温部3
をコンパクトに構成できる。
の壁部内に温度センサ7のリード部分を配置すれば、温
度センサ7のリード線7bの部分が加温部3の小線源ア
プリケータ挿入通路4内または加温部3の外部へはみ出
すことなく、また、温度センサ7を組み込んだ加温部3
をコンパクトに構成できる。
【0026】<第2実施形態>図5を参照して、本発明
の第2の実施形態を説明する。図5は第2の実施形態に
係る加温治療用アプリケータ1の構造の概念図である。
の第2の実施形態を説明する。図5は第2の実施形態に
係る加温治療用アプリケータ1の構造の概念図である。
【0027】(構成)この加温治療用アプリケータ1の
構成は第1の実施形態とほぼ同じであるが、本実施形態
では特にそのアプリケータ1の加温部の遠位端が閉じた
閉塞端35を形成した構造のものである。閉塞端35は
その先端部分を円錘形状に形成してある。また、電極ケ
ーブル15の手元部分は排水チューブ12の手元部分か
ら分岐し、温度センサケーブル16の手元部分は給水チ
ューブ11の手元部分から分岐している。この実施形態
でも温度センサ7は単数または複数個設けられる。ま
た、その感温部7のみが加温部3の外周表面部に取着さ
れており、感温部7a以外のリード線7bの部分は加温
部3の配管用チューブ6内に収められ、または加温部3
の壁部内に配設されている。
構成は第1の実施形態とほぼ同じであるが、本実施形態
では特にそのアプリケータ1の加温部の遠位端が閉じた
閉塞端35を形成した構造のものである。閉塞端35は
その先端部分を円錘形状に形成してある。また、電極ケ
ーブル15の手元部分は排水チューブ12の手元部分か
ら分岐し、温度センサケーブル16の手元部分は給水チ
ューブ11の手元部分から分岐している。この実施形態
でも温度センサ7は単数または複数個設けられる。ま
た、その感温部7のみが加温部3の外周表面部に取着さ
れており、感温部7a以外のリード線7bの部分は加温
部3の配管用チューブ6内に収められ、または加温部3
の壁部内に配設されている。
【0028】(作用)作用についても第1の実施形態と
同じであるが、本実施形態ではさらに以下の作用が加わ
る。本実施形態は小線源アプリケータ挿入通路4の遠位
端が閉じている為、腔内への挿入時に小線源アプリケー
タ5を強い力で押しても、その先端が、加温治療用アプ
リケータ1の先端から飛び出すことは無い。
同じであるが、本実施形態ではさらに以下の作用が加わ
る。本実施形態は小線源アプリケータ挿入通路4の遠位
端が閉じている為、腔内への挿入時に小線源アプリケー
タ5を強い力で押しても、その先端が、加温治療用アプ
リケータ1の先端から飛び出すことは無い。
【0029】(効果)効果についても第1実施形態と同
様であるが、本実施形態ではさらに以下の効果が加わ
る。狭搾の激しい患部への挿入でも、小線源アプリケー
タ挿入通路4の遠位端が閉じているので、強い力で小線
源アプリケータ5を安心して押し込んでいくことができ
る。また、電極ケーブル15は排水チューブ12の手元
部分から分岐し、温度センサケーブル16は給水チュー
ブ11の手元部分から分岐するため、手元部2の先端側
部分の部材の本数を減らし、構成がコンパクトかつシン
プルになり、作業性が向上する。
様であるが、本実施形態ではさらに以下の効果が加わ
る。狭搾の激しい患部への挿入でも、小線源アプリケー
タ挿入通路4の遠位端が閉じているので、強い力で小線
源アプリケータ5を安心して押し込んでいくことができ
る。また、電極ケーブル15は排水チューブ12の手元
部分から分岐し、温度センサケーブル16は給水チュー
ブ11の手元部分から分岐するため、手元部2の先端側
部分の部材の本数を減らし、構成がコンパクトかつシン
プルになり、作業性が向上する。
【0030】<第3実施形態>図6を参照して、本発明
の第3の実施形態を説明する。図6はその加温治療用ア
プリケータの加温部構造の概念図である。
の第3の実施形態を説明する。図6はその加温治療用ア
プリケータの加温部構造の概念図である。
【0031】(構成)この加温治療用アプリケータ1の
加温部3の構成は前述した第1の実施形態とほぼ同じで
あるが、次の点で相違する。すなわち、本実施形態では
加温部3はこれを形成するチューブ6が収縮性に優れた
ゴム等の材質で作られ、加温部3が収縮自在な構成とし
たものである。
加温部3の構成は前述した第1の実施形態とほぼ同じで
あるが、次の点で相違する。すなわち、本実施形態では
加温部3はこれを形成するチューブ6が収縮性に優れた
ゴム等の材質で作られ、加温部3が収縮自在な構成とし
たものである。
【0032】(作用)基本的な作用については第1の実
施形態のものと同じであるが、本実施形態ではさらに以
下の作用が加わる。本実施形態は冷却水の循環のさせ方
によって加温部3におけるチューブ6を膨らませたり、
縮ませたりすることができる。図6(a)は収縮した通
常の状態であり、図6(b)は膨脹した状態である。し
たがって、アプリケータ1を腔内に挿入するときにはチ
ューブ6内に入っている空気や冷却水を吸引して抜くこ
とによりチューブ6が収縮し、加温部3の外径を小さく
する。しかし、加温部3の内径は高周波電極8の存在に
よって積極的に小さくならない。もっとも、高周波電極
8を柔軟にするなどによって加温部3をその内径までも
収縮させるようにしてもよい。加温部3を腔内に挿入
後、冷却水をチューブ6内に満たし、その加温部3の外
径を広げ患部に密着させる。
施形態のものと同じであるが、本実施形態ではさらに以
下の作用が加わる。本実施形態は冷却水の循環のさせ方
によって加温部3におけるチューブ6を膨らませたり、
縮ませたりすることができる。図6(a)は収縮した通
常の状態であり、図6(b)は膨脹した状態である。し
たがって、アプリケータ1を腔内に挿入するときにはチ
ューブ6内に入っている空気や冷却水を吸引して抜くこ
とによりチューブ6が収縮し、加温部3の外径を小さく
する。しかし、加温部3の内径は高周波電極8の存在に
よって積極的に小さくならない。もっとも、高周波電極
8を柔軟にするなどによって加温部3をその内径までも
収縮させるようにしてもよい。加温部3を腔内に挿入
後、冷却水をチューブ6内に満たし、その加温部3の外
径を広げ患部に密着させる。
【0033】(効果)効果についても第1の実施形態と
同様であるが、本実施形態ではさらに以下の効果が加わ
る。挿入時の加温部3の外径を小さくできることにより
腔内への挿入がスムーズに行うことができる。また、冷
却水の圧力を調整することにより、加温部3の患部への
密着度を患部の状態により変化させることができる。
同様であるが、本実施形態ではさらに以下の効果が加わ
る。挿入時の加温部3の外径を小さくできることにより
腔内への挿入がスムーズに行うことができる。また、冷
却水の圧力を調整することにより、加温部3の患部への
密着度を患部の状態により変化させることができる。
【0034】<第4実施形態>図7を参照して、本発明
の第4の実施形態を説明する。図7は第4の実施形態に
係る加温治療用アプリケータ1の加温部3の斜視図であ
る。この実施形態の加温治療用アプリケータ1の加温部
3は小線源アプリケータ通路が無いものである。このた
め、チューブ6を小径の密巻き状態の螺旋構造とするこ
とができる。第1の実施形態での温熱治療に係わる部分
の作用が得られる。また、小線源治療と同時併用しない
場合の実施形態であるが、灌流液がより均一に加温部3
全体に循環され、高周波電極8の軸が腔内の中心軸と一
致することから加温分布の偏りを防ぐことができる。
の第4の実施形態を説明する。図7は第4の実施形態に
係る加温治療用アプリケータ1の加温部3の斜視図であ
る。この実施形態の加温治療用アプリケータ1の加温部
3は小線源アプリケータ通路が無いものである。このた
め、チューブ6を小径の密巻き状態の螺旋構造とするこ
とができる。第1の実施形態での温熱治療に係わる部分
の作用が得られる。また、小線源治療と同時併用しない
場合の実施形態であるが、灌流液がより均一に加温部3
全体に循環され、高周波電極8の軸が腔内の中心軸と一
致することから加温分布の偏りを防ぐことができる。
【0035】<第5実施形態>図8及び図9は本発明の
第5の実施形態を示す。図8は本実施形態によるアプリ
ケータ挿入部の外観図、図9は図8中A−A線に沿う向
きの断面図である。
第5の実施形態を示す。図8は本実施形態によるアプリ
ケータ挿入部の外観図、図9は図8中A−A線に沿う向
きの断面図である。
【0036】(構成)本実施形態の加温治療用アプリケ
ータ1はそのアプリケータ挿入部40が以下の如く構成
されている。すなわち、柔軟なシャフト41と、このシ
ャフト41の外周表面の一部に巻き付けて添設された高
周波電極42と、この高周波電極42の外周を覆うよう
にシャフト41の外周に巻き付けて添設された螺旋状チ
ューブ43と、この螺旋状チューブ43の表面に取り付
けられた温度センサ44を備えて構成されている。
ータ1はそのアプリケータ挿入部40が以下の如く構成
されている。すなわち、柔軟なシャフト41と、このシ
ャフト41の外周表面の一部に巻き付けて添設された高
周波電極42と、この高周波電極42の外周を覆うよう
にシャフト41の外周に巻き付けて添設された螺旋状チ
ューブ43と、この螺旋状チューブ43の表面に取り付
けられた温度センサ44を備えて構成されている。
【0037】前記シャフト41は図9で示すような5つ
の小孔を形成した多孔チューブからなる。シャフト41
の5つの孔はそれぞれ冷却液供給用孔45、冷却液排出
用孔46、温度センサ導線挿通用孔47、高周波導線挿
通用孔48、挿通管路49となっている。挿通管路49
は中央に配置され、これの先端は開口している。挿通管
路49以外の他の孔45,46,47,48はその挿通
管路49の周囲に配置され、いずれもシャフト先端で閉
塞されている。
の小孔を形成した多孔チューブからなる。シャフト41
の5つの孔はそれぞれ冷却液供給用孔45、冷却液排出
用孔46、温度センサ導線挿通用孔47、高周波導線挿
通用孔48、挿通管路49となっている。挿通管路49
は中央に配置され、これの先端は開口している。挿通管
路49以外の他の孔45,46,47,48はその挿通
管路49の周囲に配置され、いずれもシャフト先端で閉
塞されている。
【0038】冷却液供給用孔45はシャフト41の先端
に近い位置でそのシャフト41の側面に開口し、この開
口部51に螺旋状チューブ43の一端が取り付けられ、
冷却液供給用孔45に連通している。一方、冷却液排出
用孔46は孔45の開口よりも末端側位置でシャフト4
1の側面に開口し、この開口部52に螺旋状チューブ4
3の他端が取り付けられて連通している。
に近い位置でそのシャフト41の側面に開口し、この開
口部51に螺旋状チューブ43の一端が取り付けられ、
冷却液供給用孔45に連通している。一方、冷却液排出
用孔46は孔45の開口よりも末端側位置でシャフト4
1の側面に開口し、この開口部52に螺旋状チューブ4
3の他端が取り付けられて連通している。
【0039】温度センサ導線挿通用孔47の開口部53
は冷却液排出用孔46の開口部52より末端側に位置し
てシャフト41の側面に開口している。温度センサ44
の導線部54は図示しないアプリケータ末端部から温度
センサ導線挿通用孔47の中を通って孔47の開口部5
3から螺旋状チューブ43の外表面に導き出され、同表
面に装着されている。
は冷却液排出用孔46の開口部52より末端側に位置し
てシャフト41の側面に開口している。温度センサ44
の導線部54は図示しないアプリケータ末端部から温度
センサ導線挿通用孔47の中を通って孔47の開口部5
3から螺旋状チューブ43の外表面に導き出され、同表
面に装着されている。
【0040】高周波導線挿通用孔48の開口部55は冷
却液排出用孔46の開口部52近傍のシャフト41の側
面に開口している。先端部で高周波電極42を形成して
いる高周波導線は図示しないアプリケータ末端部から高
周波導線挿通用孔48の中を通ってその孔48の開口部
55からシャフト41の外に導き出されシャフト外周に
巻き付けられる。
却液排出用孔46の開口部52近傍のシャフト41の側
面に開口している。先端部で高周波電極42を形成して
いる高周波導線は図示しないアプリケータ末端部から高
周波導線挿通用孔48の中を通ってその孔48の開口部
55からシャフト41の外に導き出されシャフト外周に
巻き付けられる。
【0041】なお、挿通管路49は本例ではアプリケー
タ1の先端で開口しているが、先端で閉塞していてもよ
いものである。 (作用)生体腔内へアプリケータ1を挿入する場合には
図示しない冷却液供給装置によって螺旋状チューブ43
内の冷却液を一端排出して螺旋状チューブ43を収縮さ
せる。この状態でアプリケータ挿入部40を生体腔内に
挿入する。挿入時はX線透視下でそのアプリケータ挿入
部40の位置を確認したり、挿通管路49に挿入した内
視鏡で腔内を観察しながら挿入操作を行う。所望の位置
にアプリケータ1を挿入したところで螺旋状チューブ4
3内に冷却液を注入してそのチューブ43を膨脹させ、
腔内においてアプリケータ1を位置決め固定する。
タ1の先端で開口しているが、先端で閉塞していてもよ
いものである。 (作用)生体腔内へアプリケータ1を挿入する場合には
図示しない冷却液供給装置によって螺旋状チューブ43
内の冷却液を一端排出して螺旋状チューブ43を収縮さ
せる。この状態でアプリケータ挿入部40を生体腔内に
挿入する。挿入時はX線透視下でそのアプリケータ挿入
部40の位置を確認したり、挿通管路49に挿入した内
視鏡で腔内を観察しながら挿入操作を行う。所望の位置
にアプリケータ1を挿入したところで螺旋状チューブ4
3内に冷却液を注入してそのチューブ43を膨脹させ、
腔内においてアプリケータ1を位置決め固定する。
【0042】この後、治療を行う。すなわち、図示しな
い高周波発振器から高周波電極42に高周波電流を供給
することにより高周波電極42の周囲の患部を加温治療
する。この時、螺旋状チューブ43内に冷却液を還流す
ることにより高周波電極42近傍の組織の不要な加熱を
防ぐとともに、高周波電極42のインピーダンス整合を
容易にする。また、温度センサ44により生体腔内表面
の温度測定し、この温度情報を基に高周波出力を制御し
患部を一定温度に加温する。
い高周波発振器から高周波電極42に高周波電流を供給
することにより高周波電極42の周囲の患部を加温治療
する。この時、螺旋状チューブ43内に冷却液を還流す
ることにより高周波電極42近傍の組織の不要な加熱を
防ぐとともに、高周波電極42のインピーダンス整合を
容易にする。また、温度センサ44により生体腔内表面
の温度測定し、この温度情報を基に高周波出力を制御し
患部を一定温度に加温する。
【0043】さらに、加温治療中あるいは加温治療前後
に、挿通管路49を通じて、腔内放射線治療用放射線源
を導入することによって加温治療と放射線治療の同時併
用療法あるいは加温治療直前、直後の併用療法を行う。
放射線源を導入していないときは挿通管路49を腔内の
汚物除去用孔として、あるいは気道用孔として利用して
もよい。
に、挿通管路49を通じて、腔内放射線治療用放射線源
を導入することによって加温治療と放射線治療の同時併
用療法あるいは加温治療直前、直後の併用療法を行う。
放射線源を導入していないときは挿通管路49を腔内の
汚物除去用孔として、あるいは気道用孔として利用して
もよい。
【0044】生体腔内からアプリケータ1を抜去する場
合には図示しない冷却液供給装置によって螺旋状チュー
ブ43内の冷却液を排出して螺旋状チューブを収縮させ
た状態でアプリケータ挿入部40を生体腔内から抜去す
る。
合には図示しない冷却液供給装置によって螺旋状チュー
ブ43内の冷却液を排出して螺旋状チューブを収縮させ
た状態でアプリケータ挿入部40を生体腔内から抜去す
る。
【0045】本アプリケータ1を適用する部位は食道や
十二指腸、直腸などの消化器系管路、膵、胆管、尿道、
気管支といった細い管腔、腔、子宮頸などの婦人科系腔
等であるが、シャフト形状や螺旋状チューブ径の変更に
より、胃や膀胱といった広い体腔にも適用可能である。
十二指腸、直腸などの消化器系管路、膵、胆管、尿道、
気管支といった細い管腔、腔、子宮頸などの婦人科系腔
等であるが、シャフト形状や螺旋状チューブ径の変更に
より、胃や膀胱といった広い体腔にも適用可能である。
【0046】(効果)膨脹収縮自在な螺旋状チューブが
高周波電極を覆っているので、腔内へのアプリケータの
挿入抜去時や固定の際に敏感な腔内表面を傷つけること
なく安全に操作できる。また、挿入抜去の際の患者の苦
痛を低減できる。
高周波電極を覆っているので、腔内へのアプリケータの
挿入抜去時や固定の際に敏感な腔内表面を傷つけること
なく安全に操作できる。また、挿入抜去の際の患者の苦
痛を低減できる。
【0047】螺旋状チューブによって螺旋中心にシャフ
トが配置されるのでシャフトに巻いた高周波電極が常に
管腔中心に位置し、また冷却液通路が部分的に潰される
ことなく高周波電極周囲の冷却液還流が均一になされ、
安全で効率のよい加温ができる。また同様に挿通管路に
導入した放射線源も電極同様、管腔中心に配置できるの
で不要に偏芯した放射分布になることなく安全な放射線
治療ができる。
トが配置されるのでシャフトに巻いた高周波電極が常に
管腔中心に位置し、また冷却液通路が部分的に潰される
ことなく高周波電極周囲の冷却液還流が均一になされ、
安全で効率のよい加温ができる。また同様に挿通管路に
導入した放射線源も電極同様、管腔中心に配置できるの
で不要に偏芯した放射分布になることなく安全な放射線
治療ができる。
【0048】螺旋状チューブの介在により、高周波電極
と腔内表面の間の空気が除去され、電極と腔内表面との
距離が均一に保たれるので容易にインピーダンス整合が
できる。挿入抜去時に挿通管路に内視鏡等の観察手段を
挿入することで、腔内を観察しながら操作でき、安全で
ある。 <第6実施形態>図10を参照して、本発明の第6の実
施形態を示す。図10は本実施形態によるアプリケータ
挿入部の外観を示したものである。
と腔内表面の間の空気が除去され、電極と腔内表面との
距離が均一に保たれるので容易にインピーダンス整合が
できる。挿入抜去時に挿通管路に内視鏡等の観察手段を
挿入することで、腔内を観察しながら操作でき、安全で
ある。 <第6実施形態>図10を参照して、本発明の第6の実
施形態を示す。図10は本実施形態によるアプリケータ
挿入部の外観を示したものである。
【0049】(構成)本実施形態のアプリケータ挿入部
40は前述した第5実施形態の螺旋状チューブ43の表
面を覆って付設された薄く柔軟なバルーン部材61が特
徴であり、このバルーン部材61の表面に複数の温度セ
ンサ44が接着固定されている。その他の構成は第5の
実施形態と同じである。
40は前述した第5実施形態の螺旋状チューブ43の表
面を覆って付設された薄く柔軟なバルーン部材61が特
徴であり、このバルーン部材61の表面に複数の温度セ
ンサ44が接着固定されている。その他の構成は第5の
実施形態と同じである。
【0050】(作用)バルーン部材61は螺旋状チュー
ブ43の膨脹収縮動作に追従して伸縮する。その他の作
用は第5の実施形態と同じ。
ブ43の膨脹収縮動作に追従して伸縮する。その他の作
用は第5の実施形態と同じ。
【0051】(効果)これによれば、第5の実施形態の
効果に加えて、次のような効果が得られる。つまり、バ
ルーン部材61によって螺旋状チューブ43の表面がよ
り滑らかになるので、挿入性が向上し、内腔表面との密
着性も向上する。これによって挿入抜去時の患者の負担
が軽減され、インピーダンス整合も調整し易くなる。ま
た、製作上、温度センサの接着固定が容易になる。
効果に加えて、次のような効果が得られる。つまり、バ
ルーン部材61によって螺旋状チューブ43の表面がよ
り滑らかになるので、挿入性が向上し、内腔表面との密
着性も向上する。これによって挿入抜去時の患者の負担
が軽減され、インピーダンス整合も調整し易くなる。ま
た、製作上、温度センサの接着固定が容易になる。
【0052】[付記] (1) 生体の腔内に挿入可能な挿入部を有した加温治療用
アプリケータにおいて、前記挿入部はチューブを螺旋状
にして形成され、その螺旋状のチューブ部分の内側に加
温用高周波電極を配置したことを特徴とする温熱治療用
アプリケータ。
アプリケータにおいて、前記挿入部はチューブを螺旋状
にして形成され、その螺旋状のチューブ部分の内側に加
温用高周波電極を配置したことを特徴とする温熱治療用
アプリケータ。
【0053】(2) 前記チューブに流体を給排することに
より前記螺旋状のチューブ部分を膨脹収縮自在な構成と
したことを特徴とする付記第1項に記載の温熱治療用ア
プリケータ。 (3) 前記螺旋状のチューブ部分を形成するチューブに冷
却液を供給排出する手段を設けたことを特徴とする付記
第1,2項に記載の温熱治療用アプリケータ。
より前記螺旋状のチューブ部分を膨脹収縮自在な構成と
したことを特徴とする付記第1項に記載の温熱治療用ア
プリケータ。 (3) 前記螺旋状のチューブ部分を形成するチューブに冷
却液を供給排出する手段を設けたことを特徴とする付記
第1,2項に記載の温熱治療用アプリケータ。
【0054】(4) 前記螺旋状のチューブ部分の螺旋の内
側中心に管腔を有するように形成したことを特徴とする
付記第1〜3項に記載の温熱治療用アプリケータ。 (5) 前記チューブ内に高周波電極を挿通して配設したこ
とを特徴とする付記第1〜4項に記載の温熱治療用アプ
リケータ。 (6) 前記螺旋状のチューブ部分の螺旋内側にシャフト部
材を設け、このシャフト部材に高周波電極を配設したこ
とを特徴とする付記第1〜3項に記載の温熱治療用アプ
リケータ。 (7) 前記シャフト部材に放射線源を挿通できる管路を設
けたことを特徴とする付記第6項に記載の温熱治療用ア
プリケータ。 (8) 前記管腔の先端側を閉塞したことを特徴とする付記
第4項に記載の温熱治療用アプリケータ。 (9) 螺旋状チューブ部分の外表面をバルーンで覆った付
記第1〜8項に記載の温熱治療用アプリケータ。 前記付記の作用は付記(1)(3)(5)(6)項では螺旋状チュー
ブの内側に高周波電極を常にほぼ螺旋中心に位置させ、
電極周囲に均一に冷却媒体を供給する。付記(2)(3)項で
は挿入時に螺旋状チューブを収縮させ、挿入完了(位置
決め)後にチューブを膨脹させる。付記(4)(8)項では螺
旋中心の管腔に放射線源や観察手段または処置具類を挿
通する。付記(7) 項ではシャフト部材を螺旋中心に配置
することでシャフトに設けた管路に挿入した放射線源を
ほぼ螺旋中心に位置させる。加温と併用する放射線治療
が容易であるとともに所望する線量分布が確実に得られ
る。
側中心に管腔を有するように形成したことを特徴とする
付記第1〜3項に記載の温熱治療用アプリケータ。 (5) 前記チューブ内に高周波電極を挿通して配設したこ
とを特徴とする付記第1〜4項に記載の温熱治療用アプ
リケータ。 (6) 前記螺旋状のチューブ部分の螺旋内側にシャフト部
材を設け、このシャフト部材に高周波電極を配設したこ
とを特徴とする付記第1〜3項に記載の温熱治療用アプ
リケータ。 (7) 前記シャフト部材に放射線源を挿通できる管路を設
けたことを特徴とする付記第6項に記載の温熱治療用ア
プリケータ。 (8) 前記管腔の先端側を閉塞したことを特徴とする付記
第4項に記載の温熱治療用アプリケータ。 (9) 螺旋状チューブ部分の外表面をバルーンで覆った付
記第1〜8項に記載の温熱治療用アプリケータ。 前記付記の作用は付記(1)(3)(5)(6)項では螺旋状チュー
ブの内側に高周波電極を常にほぼ螺旋中心に位置させ、
電極周囲に均一に冷却媒体を供給する。付記(2)(3)項で
は挿入時に螺旋状チューブを収縮させ、挿入完了(位置
決め)後にチューブを膨脹させる。付記(4)(8)項では螺
旋中心の管腔に放射線源や観察手段または処置具類を挿
通する。付記(7) 項ではシャフト部材を螺旋中心に配置
することでシャフトに設けた管路に挿入した放射線源を
ほぼ螺旋中心に位置させる。加温と併用する放射線治療
が容易であるとともに所望する線量分布が確実に得られ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加温治療用
アプリケータによれば、湾曲したり凹凸がある生体腔内
であっても安全に挿入でき、十分な冷却効果が得られ、
所望する加温分布が得られるので、安全かつ確実な加温
治療が実施できる。また、放射線治療との併用が容易に
出来、加温分布と同様に所望する線量分布が得られるの
で、治療効果の高い併用療法が確実に実施できる。
アプリケータによれば、湾曲したり凹凸がある生体腔内
であっても安全に挿入でき、十分な冷却効果が得られ、
所望する加温分布が得られるので、安全かつ確実な加温
治療が実施できる。また、放射線治療との併用が容易に
出来、加温分布と同様に所望する線量分布が得られるの
で、治療効果の高い併用療法が確実に実施できる。
【図1】本発明の第1の実施形態のアプリケータの構造
を概略的に示す説明図。
を概略的に示す説明図。
【図2】前記アプリケータの配管用チューブ部の製作手
順を示す説明図。
順を示す説明図。
【図3】前記アプリケータによる治療場面を示す説明
図。
図。
【図4】前記アプリケータが実際に使用される場面での
状況を示す説明図。
状況を示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る加温治療用アプ
リケータ構造を示す斜視図。
リケータ構造を示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る加温治療用アプ
リケータの加温部構造の概念図。
リケータの加温部構造の概念図。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る加温治療用アプ
リケータの加温部の斜視図。
リケータの加温部の斜視図。
【図8】本発明の第5の実施形態に係る加温治療用アプ
リケータ挿入部の外観図。
リケータ挿入部の外観図。
【図9】図8中のA−A線に沿う向きの断面図。
【図10】本発明の第6の実施形態によるアプリケータ
挿入部の外観図。
挿入部の外観図。
1…加温治療用アプリケータ、2…手元部、3…加温
部、4…小線源アプリケータ挿入通路、5…子宮用小線
源アプリケータ、6…配管用チューブ、7…温度セン
サ、8…高周波電極、11…給水チューブ、12…排水
チューブ、13…吸水コネクタ、14…排水コネクタ、
15…電極ケーブル、16…温度センサケーブル、40
…アプリケータ挿入部、41…シャフト、42…高周波
電極、43…螺旋状チューブ、44…温度センサ、45
…冷却液供給用孔、46…冷却液排出用孔、47…温度
センサ導線挿通用孔、48…高周波導線挿通用孔、49
…挿通管路、61…バルーン部材。
部、4…小線源アプリケータ挿入通路、5…子宮用小線
源アプリケータ、6…配管用チューブ、7…温度セン
サ、8…高周波電極、11…給水チューブ、12…排水
チューブ、13…吸水コネクタ、14…排水コネクタ、
15…電極ケーブル、16…温度センサケーブル、40
…アプリケータ挿入部、41…シャフト、42…高周波
電極、43…螺旋状チューブ、44…温度センサ、45
…冷却液供給用孔、46…冷却液排出用孔、47…温度
センサ導線挿通用孔、48…高周波導線挿通用孔、49
…挿通管路、61…バルーン部材。
Claims (1)
- 【請求項1】生体の腔内に挿入可能な挿入部を有した加
温治療用アプリケータにおいて、前記挿入部はチューブ
を螺旋状にして形成され、その螺旋状のチューブ部分の
内側に加温用高周波電極を配置したことを特徴とする加
温治療用アプリケータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17376796A JPH0975466A (ja) | 1995-07-11 | 1996-07-03 | 加温治療用アプリケータ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-175168 | 1995-07-11 | ||
| JP17516895 | 1995-07-11 | ||
| JP17376796A JPH0975466A (ja) | 1995-07-11 | 1996-07-03 | 加温治療用アプリケータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975466A true JPH0975466A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=26495616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17376796A Withdrawn JPH0975466A (ja) | 1995-07-11 | 1996-07-03 | 加温治療用アプリケータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975466A (ja) |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17376796A patent/JPH0975466A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |