JPH08174754A - ダル仕上げ金属板 - Google Patents

ダル仕上げ金属板

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Publication number
JPH08174754A
JPH08174754A JP32638394A JP32638394A JPH08174754A JP H08174754 A JPH08174754 A JP H08174754A JP 32638394 A JP32638394 A JP 32638394A JP 32638394 A JP32638394 A JP 32638394A JP H08174754 A JPH08174754 A JP H08174754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dull
metal plate
rolling
color tone
finished metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP32638394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shiokawa
隆 塩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP32638394A priority Critical patent/JPH08174754A/ja
Publication of JPH08174754A publication Critical patent/JPH08174754A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ダル仕上げ圧延ロールによる圧延時の圧下率を
変更しても、製品の色調に圧延方向とこれに垂直な圧延
幅方向とで大きな差を生じることがないダル仕上げ金属
板を提供するを提供する。 【構成】表面に多数の凹部または凸部からなるパターン
を有するダル仕上げ金属板の当該パターンを、透明な被
膜で覆った。その透明被膜は表面張力により真円に近い
平面形状をとり、金属板の表面に入射した可視光線は、
ほぼ全方向に同じく反射するのでダル仕上げ金属板の表
面の色調の等方性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築物の屋根,
壁,床等の建材用途をはじめとして多方面に使用される
ダル仕上げ金属板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の凹部または凸部からなるパターン
を有するダル仕上げ金属板は、従来、ショットダル仕上
げロールや放電加工ダル仕上げロールあるいはレーザダ
ル仕上げロール(以下、これらをまとめてダル仕上げ圧
延ロールという)を用いて金属板を圧延することにより
製造されている。
【0003】このようにして製造されたダル仕上げ金属
板は他の金属板に比べて特異な表面形状を有し、複数枚
を並べて一枚の大きな板にしたものが例えばビルの外板
等に使用されている。しかし、ダル仕上げ金属板を並べ
たものを建築物の屋根や外壁に使用した場合、板表面が
斑に見えて美観が劣る現象が起こる。斑に見える原因は
ダル仕上げ金属板の表面に形成された凹部又は凸部の形
状が不定形であるため、板を見る方向によって色調が変
化するという色調の異方性を生じるためである。
【0004】そこで、広い面積にわたってダル仕上げ金
属板を取り付けた場合に、さまざまな方向からの光の照
射に対してほぼ同じ程度の反射を行い、各金属板の色調
をできるだけ同じレベルに揃える、すなわちどこから見
ても同じ色に見える色調の等方性を確保するために、金
属板表面に平面形状がほぼ円形である多数の凹部または
凸部を表面にほぼ均一に分布させたダル仕上げ金属板
が、特開平6─57913号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示された従来の技術にあっては、金属板表面の凹
部または凸部の平面形状をほぼ円形に形成するために、
ダル仕上げ圧延ロールによる圧延時の圧下率を常に一定
に保つ必要がある。これは、金属板をダル仕上げ圧延ロ
ールで圧下するとき金属板が圧延方向に伸ばされる結
果、ダル目が圧延方向に圧延幅方向より長く伸びてしま
い色調の等方性がくずれるという事実があり、これを防
止するべく、予め所定の圧下率におけるダル目の伸びを
考慮して圧延後の凹部または凸部の平面形状がほぼ円形
になるようにダル仕上げ圧延ロールのダル加工を行って
いるためである。したがって、その圧下率を変更する際
には、新たにダル仕上げ圧延ロールのダル加工をやり直
すことが必要となり、作業性が良くないという問題点が
ある。
【0006】そこで、本発明は、ダル仕上げ圧延ロール
による圧延時の圧下率を変更しても、製品の色調に圧延
方向とこれに垂直な圧延幅方向とで大きな差を生じるこ
とがないダル仕上げ金属板を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のダル仕上げ金属板は、表面に多数の凹部また
は凸部からなるパターンを有するダル仕上げ金属板の当
該パターンを透明な被膜で覆ってなることを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】本発明者は、ダル仕上げ圧延ロールで圧延した
ダル仕上げ金属板の圧延方向と、これに垂直な圧延幅方
向との色調の異方性について様々な調査を行った。これ
によって、ダル仕上げ金属板の表面に透明な被膜を付加
すると色調の異方性が減少することが判明した。そこで
この点について、更に調査を進めたところ以下の知見を
得て、本発明を完成するに至った。
【0009】(1)ダル仕上げ圧延ロールにより圧延し
たダル仕上げ金属板の表面に透明被膜を付加すると、圧
延方向の色調は被膜付加の前後で殆ど変化しないが、圧
延幅方向の色調は大幅に変化して、その結果圧延方向と
圧延幅方向との両者の色調の差は減少する。 (2)透明被膜の厚さは3μmから100μmの範囲が
望ましい。
【0010】(3)色付きの被膜を付加すると膜厚の差
が色調の差となり、板表面に見苦しいムラができる。 本発明によれば、ロール表面に多数の凹部または凸部か
らなる繰り返しパターンを有するダル仕上げ圧延ロール
により圧延製造されたダル仕上げ金属板の表面を透明な
被膜で覆うことにより、圧延方向と圧延幅方向との間で
表面色調の差が少ない均一化されたダル仕上げ金属板製
品が得られる。
【0011】ここで、非透明な被膜を用いると被膜厚さ
の差が色調の差となって板表面に見苦しいムラが生じて
しまい不適当である。透明被膜の厚さは、3μmから1
00μmの範囲が望ましい。3μmより薄いと十分な色
調の均一化効果が得られない。一方、100μmを越え
ると色調の均一化効果に差がなく、無意味なコストアッ
プとなる。
【0012】透明な被膜によりダル仕上げ金属板の均一
化するメカニズムを図1,図2に示す。図1は、表面に
多数の凸部1を有するダル仕上げ金属板の表面に、透明
塗料を塗布して焼き付け、金属板表面に透明被膜2を固
定させたものである(矢符号Aが圧延方向)。その透明
被膜2は、塗布した透明塗料の表面張力により可及的に
真円に近い形をとる(図2参照)。これにより、金属板
表面の凸部1自体の平面形状は圧延方向(A方向)に伸
びた楕円形をしているにもかかわらず、その上を覆った
透明被膜2によって真円にちかい平面形状の凸部1が得
られる。このダル仕上げ金属板の表面に入射した可視光
線は、平面形状ほぼ真円の透明被膜2の表面でも反射
し、しかも圧延方向に対しても圧延幅方向に対しても同
様に反射するため、ダル仕上げ金属板の表面の色調の等
方性が得られるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に説明す
る。ステンレス鋼板SUS304のNo.2B表面仕上
げ工程において、板厚1.1mmの鋼帯をダル加工した
圧延ロールを用いて板厚1.0mmへ冷間圧延した。こ
れを連続焼鈍酸洗ラインに通した後、その表面に例えば
フッ素樹脂系塗料,アクリル樹脂系塗料,シリコンポリ
エステル樹脂系塗料等の透明塗料を厚さ30μmの膜厚
となるように塗布して実施例の試験片を得た。一方、透
明塗料を塗布しないままのものを比較片とした。
【0014】これらの試験片に、板直上に配置したリン
グ状光源より可視光線を照射し(照射角0度)、その反
射光を垂線から20°傾いた光量測定器(測定角度70
度)で全円周方向360℃で測定した。図3はこのよう
にして求めた実施例の試験片の輝度測定値(実線)と比
較片の輝度測定値(破線)を表したものであり、矢符号
Aが圧延方向である。この図から、両測定値の比すなわ
ち 圧延方向の色調/圧延幅方向の色調 の値を求めると、比較片の場合の比の値0.7が実施例
の試験片の場合は0.8となっており、およそ15%の
改善が認められる。
【0015】また、直上からの照射に対して、反射光の
ピーク値は圧延幅方向に存在するが、そのピーク値が透
明被膜による反射効果で低下した結果、マイルドな落ち
ついた色調に変化している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダル仕上
げ金属板によれば、ダル仕上げ金属板表面の凹部または
凸部の平面形状がほぼ円形でなくても、その上に形成し
た透明被膜がその表面張力で自然に真円に近い平面形状
を形成し、色調の等方性が改善される。そのため、ダル
仕上げ金属板表面のダル目が圧延方向に伸びることを予
め考慮してダル仕上げ圧延ロールのダル加工を行ったり
する手間が省け、また圧下率を変更する際にも、新たに
ダル仕上げ圧延ロールのダル加工をやり直すことも不要
であり、ダル仕上げ金属板の製造工程において良好な作
業性が得られて、生産能率が向上するという効果を奏す
る。
【0017】また、透明被膜による反射効果で、反射光
のピーク値(圧延方向と垂直な圧延幅方向に生じる)が
下がり、マイルドな色調に変化してダル仕上げに相応し
い落ちついた色調が容易に得られるという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】凹部または凸部からなるパターンを有するダル
仕上げ金属板の表面状態を概念的に表した斜視図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】実施例と比較例の試験片の輝度測定値を表した
グラフである。す図である。
【符号の説明】
1 ダル仕上げ金属板の表面の凸部 2 透明被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の凹部または凸部からなるパ
    ターンを有するダル仕上げ金属板の当該パターンを透明
    な被膜で覆ってなるダル仕上げ金属板。
JP32638394A 1994-12-27 1994-12-27 ダル仕上げ金属板 Pending JPH08174754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32638394A JPH08174754A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ダル仕上げ金属板

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JP32638394A JPH08174754A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ダル仕上げ金属板

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JPH08174754A true JPH08174754A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18187196

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JP32638394A Pending JPH08174754A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ダル仕上げ金属板

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