JPH08174888A - 感熱転写用ヘッド及び陰極線管の蛍光面作製方法 - Google Patents
感熱転写用ヘッド及び陰極線管の蛍光面作製方法Info
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- JPH08174888A JPH08174888A JP33791694A JP33791694A JPH08174888A JP H08174888 A JPH08174888 A JP H08174888A JP 33791694 A JP33791694 A JP 33791694A JP 33791694 A JP33791694 A JP 33791694A JP H08174888 A JPH08174888 A JP H08174888A
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ラインの転写に使用される特定構造の感熱転写
用ヘッドを提供する。 【構成】ヘッド本体(32)の先端部が円弧状に形成さ
れ、当該円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする少な
くとも何れか一周方向に向かう周面が導電層(34a)
及び(34b)に接続された発熱体(36)によって加
熱可能に構成されている。
用ヘッドを提供する。 【構成】ヘッド本体(32)の先端部が円弧状に形成さ
れ、当該円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする少な
くとも何れか一周方向に向かう周面が導電層(34a)
及び(34b)に接続された発熱体(36)によって加
熱可能に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写用ヘッド及び
陰極線管(CRT)の蛍光面作製方法に関するものであ
り、詳しくは、ラインの転写に使用される特定構造の感
熱転写用ヘッド及び当該感熱転写用ヘッドを使用した工
業的有利な陰極線管の蛍光面作製方法に関するものであ
る。
陰極線管(CRT)の蛍光面作製方法に関するものであ
り、詳しくは、ラインの転写に使用される特定構造の感
熱転写用ヘッド及び当該感熱転写用ヘッドを使用した工
業的有利な陰極線管の蛍光面作製方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の蛍光面作製方法の従来技術に
ついて説明する。図9は、一般的な陰極線管の概略断面
図、図10は、従来の蛍光面の概略断面図、図11は、
従来の蛍光面作製方法の工程図である。
ついて説明する。図9は、一般的な陰極線管の概略断面
図、図10は、従来の蛍光面の概略断面図、図11は、
従来の蛍光面作製方法の工程図である。
【0003】図9に示すように、陰極線管(2)は、主
として、パネル(4)、ファンネル(6)、ネック
(8)から成る。パネル内面(4a)には、蛍光面が形
成され、パネル(4)の背面には、内面(4a)に対し
て平行にアパーチャーグリル(12)が装着されてい
る。ネック(8)の内部には、電子銃(14)が装着さ
れ、電子銃(14)からの電子ビームがアパーチャーグ
リル(12)のスリット開口を通して蛍光面に当たり、
そして、蛍光面が発光することにより、パネル(4)に
所定の画像が映写される。
として、パネル(4)、ファンネル(6)、ネック
(8)から成る。パネル内面(4a)には、蛍光面が形
成され、パネル(4)の背面には、内面(4a)に対し
て平行にアパーチャーグリル(12)が装着されてい
る。ネック(8)の内部には、電子銃(14)が装着さ
れ、電子銃(14)からの電子ビームがアパーチャーグ
リル(12)のスリット開口を通して蛍光面に当たり、
そして、蛍光面が発光することにより、パネル(4)に
所定の画像が映写される。
【0004】従来の蛍光面は、図10に示す様に、所定
ピッチで形成されたカーボンストライプ(16)、当該
カーボンストライプ間にR(赤)、G(緑)、B(青)
の順で形成された蛍光体ストライプ(18)、その上に
積層されたメタルバック層(20)によって構成され
る。そして、蛍光面を作製する方法としては、以下に説
明する所謂スラリー法が採用されている。
ピッチで形成されたカーボンストライプ(16)、当該
カーボンストライプ間にR(赤)、G(緑)、B(青)
の順で形成された蛍光体ストライプ(18)、その上に
積層されたメタルバック層(20)によって構成され
る。そして、蛍光面を作製する方法としては、以下に説
明する所謂スラリー法が採用されている。
【0005】先ず、図11(A)に示す様に、パネル内
面(4a)にカーボンストライプ(16)を形成する。
カーボンストライプ(16)は、次の様にして形成され
る。すなわち、スピンコート法などにより、パネル内面
(4a)の全面にポリビニルアルコール(PVA)感光
液を一定厚さに塗布して乾燥した後、光学マスクを使用
してストライプ状に露光現像する。そして、ストライプ
間の不要なPVA感光液を洗浄除去し、PVAストライ
プを形成する。その後、スピンコート法などにより、P
VAストライプの上から一定厚さにカーボンスラリーを
塗布して乾燥した乾燥、PVAストライプ間のカーボン
スラリーを露光現像し、不要なカーボンスラリー及びP
VAストライプを洗浄除去し、カーボンストライプ(1
6)を得る。
面(4a)にカーボンストライプ(16)を形成する。
カーボンストライプ(16)は、次の様にして形成され
る。すなわち、スピンコート法などにより、パネル内面
(4a)の全面にポリビニルアルコール(PVA)感光
液を一定厚さに塗布して乾燥した後、光学マスクを使用
してストライプ状に露光現像する。そして、ストライプ
間の不要なPVA感光液を洗浄除去し、PVAストライ
プを形成する。その後、スピンコート法などにより、P
VAストライプの上から一定厚さにカーボンスラリーを
塗布して乾燥した乾燥、PVAストライプ間のカーボン
スラリーを露光現像し、不要なカーボンスラリー及びP
VAストライプを洗浄除去し、カーボンストライプ(1
6)を得る。
【0006】次に、図11(B)に示す様に、カーボン
ストライプ(16)の上から、パネル内面(4a)の全
面に例えば赤色の蛍光体スラリーを均一に塗布して乾燥
した後、露光現像および洗浄を行って赤色の蛍光体スト
ライプ(18R)を形成する。また、緑色蛍光体ストラ
イプ(18G)及び青色の蛍光体ストライプ(18B)
も同様に形成する。
ストライプ(16)の上から、パネル内面(4a)の全
面に例えば赤色の蛍光体スラリーを均一に塗布して乾燥
した後、露光現像および洗浄を行って赤色の蛍光体スト
ライプ(18R)を形成する。また、緑色蛍光体ストラ
イプ(18G)及び青色の蛍光体ストライプ(18B)
も同様に形成する。
【0007】次に、図11(C)に示す様に、蛍光体ス
トライプが形成されたパネル内面(4a)を平坦化する
ため、中間膜スラリーを均一に塗布した後、乾燥して中
間膜(22)を形成する。その後、図11(D)に示す
様に、中間膜(22)の上にメタルバック層(24)を
形成する。
トライプが形成されたパネル内面(4a)を平坦化する
ため、中間膜スラリーを均一に塗布した後、乾燥して中
間膜(22)を形成する。その後、図11(D)に示す
様に、中間膜(22)の上にメタルバック層(24)を
形成する。
【0008】次に、図11(E)に示す様に、パネル内
面(4a)を焼成し、中間膜(22)、蛍光体ストライ
プ(18R)、(18G)、(18B)及びカーボンス
トライプ(16)中の有機物を熱分解除去し、陰極線管
の蛍光面とする。
面(4a)を焼成し、中間膜(22)、蛍光体ストライ
プ(18R)、(18G)、(18B)及びカーボンス
トライプ(16)中の有機物を熱分解除去し、陰極線管
の蛍光面とする。
【0009】上述の様に、スラリー法によりパネル内面
に蛍光面を作製する場合は、カーボンストライプ及び三
色の蛍光体ストライプを作製する毎にスラリーの塗布、
露光、現像および洗浄などの操作を必要とし、更には、
中間膜の作製も必要であるため、作業が極めて煩雑であ
る。また、これらの工程を行うための付帯設備も大型に
なり、生産性が悪いと共に材料の無駄が多く、製造コス
トが高いという課題を有している。
に蛍光面を作製する場合は、カーボンストライプ及び三
色の蛍光体ストライプを作製する毎にスラリーの塗布、
露光、現像および洗浄などの操作を必要とし、更には、
中間膜の作製も必要であるため、作業が極めて煩雑であ
る。また、これらの工程を行うための付帯設備も大型に
なり、生産性が悪いと共に材料の無駄が多く、製造コス
トが高いという課題を有している。
【0010】また、近年では、陰極線管に高解像度が要
求され、蛍光体ストライプ間のピッチ幅が狭まるに従っ
て次の様な問題点も生じている。すなわち、各蛍光体ス
トライプの表面を十分に平坦化するために十分な量の中
間膜スラリーを塗布すると、焼成時に中間膜から多量の
分解ガスが発生してメタルバック層を押し上げ、メタル
バック層の浮きや剥離を生じさせる。これに対して、中
間膜の分解ガス量を低滅させるため、中間膜スラリーの
塗布量を少なくすると、表面を十分に平坦化させること
が出来ず、メタルバック層の反射率が低下して輝度の低
い陰極線管となる。一方、蛍光体ストライプの作製法と
して印刷法が試みられているが、三次曲面のパネル内面
に印刷法を適用することは極めて困難である。
求され、蛍光体ストライプ間のピッチ幅が狭まるに従っ
て次の様な問題点も生じている。すなわち、各蛍光体ス
トライプの表面を十分に平坦化するために十分な量の中
間膜スラリーを塗布すると、焼成時に中間膜から多量の
分解ガスが発生してメタルバック層を押し上げ、メタル
バック層の浮きや剥離を生じさせる。これに対して、中
間膜の分解ガス量を低滅させるため、中間膜スラリーの
塗布量を少なくすると、表面を十分に平坦化させること
が出来ず、メタルバック層の反射率が低下して輝度の低
い陰極線管となる。一方、蛍光体ストライプの作製法と
して印刷法が試みられているが、三次曲面のパネル内面
に印刷法を適用することは極めて困難である。
【0011】上記の様なことから、感熱転写用ヘッド
(サーマルヘッド)を利用した蛍光面作製方法が期待さ
れる。感熱転写用ヘッドは、セラミック等の基板上に発
熱抵抗体素子(チップ)を一定の間隔で高密度に配列し
た構造を有し、感熱転写は、熱溶融性インクを積層した
転写紙と受像紙とを使用し、転写紙の裏面側から感熱転
写用ヘッドを接圧し、当該感熱転写用ヘッドの各発熱体
素子に画像信号に応じた通電を選択的に行わせ、発熱抵
抗体素子による熱圧処理によって転写記録を行う技術で
ある。
(サーマルヘッド)を利用した蛍光面作製方法が期待さ
れる。感熱転写用ヘッドは、セラミック等の基板上に発
熱抵抗体素子(チップ)を一定の間隔で高密度に配列し
た構造を有し、感熱転写は、熱溶融性インクを積層した
転写紙と受像紙とを使用し、転写紙の裏面側から感熱転
写用ヘッドを接圧し、当該感熱転写用ヘッドの各発熱体
素子に画像信号に応じた通電を選択的に行わせ、発熱抵
抗体素子による熱圧処理によって転写記録を行う技術で
ある。
【0012】しかしながら、従来公知の感熱転写用ヘッ
ドによる場合、発熱抵抗体素子による熱圧処理におい
て、十分な速度で伝熱が行われないため、蛍光体ストラ
イプを高速で作製するには転写性が悪く、蛍光面作製に
長時間を要するという課題を有している。
ドによる場合、発熱抵抗体素子による熱圧処理におい
て、十分な速度で伝熱が行われないため、蛍光体ストラ
イプを高速で作製するには転写性が悪く、蛍光面作製に
長時間を要するという課題を有している。
【0013】また、基材の表面に積層された物質層を他
の表面にライン状に熱転写する技術は、種々の分野で応
用することが考えられるが、何れにしても、従来公知の
感熱転写用ヘッドでは上記の様な問題がある。
の表面にライン状に熱転写する技術は、種々の分野で応
用することが考えられるが、何れにしても、従来公知の
感熱転写用ヘッドでは上記の様な問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、ラインの転写に
使用される特定構造の感熱転写用ヘッド及び当該感熱転
写用ヘッドを使用した工業的有利な陰極線管の蛍光面作
製方法を提供することにある。
鑑みなされたものであり、その目的は、ラインの転写に
使用される特定構造の感熱転写用ヘッド及び当該感熱転
写用ヘッドを使用した工業的有利な陰極線管の蛍光面作
製方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、ヘッド本体の先端部が円弧状に形成され、当
該円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする少なくとも
何れか一周方向に向かう周面が加熱可能に構成されてい
ることを特徴とする感熱転写用ヘッドに存し、第2の要
旨は、少なくとも熱溶融性バインダー含有蛍光体層が積
層してある転写紙を陰極線管のパネル内面に接触させ、
転写紙の裏面からパネル方向に感熱転写用ヘッドを押し
付けつつ感熱転写用ヘッドとパネルとを相対移動させる
ことにより、パネル内面に蛍光体ストライプを形成する
陰極線管の蛍光面作製方法において、上記の感熱転写用
ヘッドを使用し、当該感熱転写用ヘッドの移動方向に円
弧状先端部の加熱部を位置させることを特徴とする陰極
線管の蛍光面作製方法に存する。
の要旨は、ヘッド本体の先端部が円弧状に形成され、当
該円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする少なくとも
何れか一周方向に向かう周面が加熱可能に構成されてい
ることを特徴とする感熱転写用ヘッドに存し、第2の要
旨は、少なくとも熱溶融性バインダー含有蛍光体層が積
層してある転写紙を陰極線管のパネル内面に接触させ、
転写紙の裏面からパネル方向に感熱転写用ヘッドを押し
付けつつ感熱転写用ヘッドとパネルとを相対移動させる
ことにより、パネル内面に蛍光体ストライプを形成する
陰極線管の蛍光面作製方法において、上記の感熱転写用
ヘッドを使用し、当該感熱転写用ヘッドの移動方向に円
弧状先端部の加熱部を位置させることを特徴とする陰極
線管の蛍光面作製方法に存する。
【0016】以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に
説明する。図1は、本発明の感熱転写用ヘッドの一例の
斜視図、図2は、本発明の感熱転写用ヘッドの他の一例
の斜視図、図3は、図1に示す感熱転写用ヘッドの移動
方向の説明図、図4は、図2に示す感熱転写用ヘッドの
移動方向の説明図、図5は、転写状態の概略説明図、図
6は、蛍光体ストライプ作製装置の一例の概略斜視図で
ある。
説明する。図1は、本発明の感熱転写用ヘッドの一例の
斜視図、図2は、本発明の感熱転写用ヘッドの他の一例
の斜視図、図3は、図1に示す感熱転写用ヘッドの移動
方向の説明図、図4は、図2に示す感熱転写用ヘッドの
移動方向の説明図、図5は、転写状態の概略説明図、図
6は、蛍光体ストライプ作製装置の一例の概略斜視図で
ある。
【0017】先ず、図1及び図2に基づいて本発明の感
熱転写用ヘッドについて説明する。本発明の感熱転写用
ヘッド(30)において、ヘッド本体(32)は例えば
ステアタイト質などのセラミックスで構成され、その先
端部は円弧状に形成されている。そして、円弧状先端部
の最突出部近傍を基点とする少なくとも何れか一周方向
に向かう周面が加熱可能に構成されていることを特徴と
する。
熱転写用ヘッドについて説明する。本発明の感熱転写用
ヘッド(30)において、ヘッド本体(32)は例えば
ステアタイト質などのセラミックスで構成され、その先
端部は円弧状に形成されている。そして、円弧状先端部
の最突出部近傍を基点とする少なくとも何れか一周方向
に向かう周面が加熱可能に構成されていることを特徴と
する。
【0018】図1に示す感熱転写用ヘッド(30)は、
円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする両周方向に向
かう周面が加熱可能に構成されている。すなわち、円弧
状先端部の先端部全体が加熱可能に構成されている。具
体的には、ヘッド本体(32)の表面に所定のパターン
で通電用の導電層(34a)及び(34b)を形成し、
ヘッド本体(32)の先端部に発熱抵抗体を内蔵した発
熱体(36)を厚さ方向に渡って装着してある。なお、
発熱体(36)は導電層(34a)及び(34b)に接
続されている。
円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする両周方向に向
かう周面が加熱可能に構成されている。すなわち、円弧
状先端部の先端部全体が加熱可能に構成されている。具
体的には、ヘッド本体(32)の表面に所定のパターン
で通電用の導電層(34a)及び(34b)を形成し、
ヘッド本体(32)の先端部に発熱抵抗体を内蔵した発
熱体(36)を厚さ方向に渡って装着してある。なお、
発熱体(36)は導電層(34a)及び(34b)に接
続されている。
【0019】導電層(34a)及び(34b)は、例え
ば、Ag、Pt等で構成され、発熱抵抗体は、例えば、
TaN、RuO2 等で構成される。発熱体(36)は、
セラミックス製ヘッド本体(32)との熱膨張係数が近
似し、耐摩耗性に優れたダイヤモンド又はルビー等で構
成するのが好ましい。また、発熱体(36)の表面には
保護層(40)を形成するのが好ましい。保護層(4
0)は、例えば、ガラスセラミックス、Ta2 O5 等で
構成される。
ば、Ag、Pt等で構成され、発熱抵抗体は、例えば、
TaN、RuO2 等で構成される。発熱体(36)は、
セラミックス製ヘッド本体(32)との熱膨張係数が近
似し、耐摩耗性に優れたダイヤモンド又はルビー等で構
成するのが好ましい。また、発熱体(36)の表面には
保護層(40)を形成するのが好ましい。保護層(4
0)は、例えば、ガラスセラミックス、Ta2 O5 等で
構成される。
【0020】図2に示す感熱転写用ヘッド(30)は、
円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする一周方向に向
かう周面のみが加熱可能に構成されている。その他の点
は、図1に示す感熱転写用ヘッド(30)と同一であ
る。
円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする一周方向に向
かう周面のみが加熱可能に構成されている。その他の点
は、図1に示す感熱転写用ヘッド(30)と同一であ
る。
【0021】上記の各感熱転写用ヘッド(30)は、図
3及び図4に示す様に、移動方向に円弧状先端部の加熱
部(発熱体(36))を位置させて使用される。図3及
び図4中の符号(4)及び(58)は、それぞれ、後述
するパネル及び転写紙を表す。そして、図1に示す感熱
転写用ヘッド(30)においては、図3に示す様に、発
熱体(36)の最突出部が押圧部を構成し、図2に示す
感熱転写用ヘッド(30)においても、図4に示す様
に、その最突出部が押圧部を構成する。
3及び図4に示す様に、移動方向に円弧状先端部の加熱
部(発熱体(36))を位置させて使用される。図3及
び図4中の符号(4)及び(58)は、それぞれ、後述
するパネル及び転写紙を表す。そして、図1に示す感熱
転写用ヘッド(30)においては、図3に示す様に、発
熱体(36)の最突出部が押圧部を構成し、図2に示す
感熱転写用ヘッド(30)においても、図4に示す様
に、その最突出部が押圧部を構成する。
【0022】本発明の感熱転写用ヘッド(30)は次の
作用を有する。すなわち、感熱転写用ヘッドの移動方向
に円弧状先端部の加熱部を位置させて使用されるため、
転写紙の接圧に先立ってその予熱を行う作用を有する。
その結果、本発明の感熱転写用ヘッド(30)は、転写
紙(58)に対して十分な速度で伝熱を行うことが出来
る。換言すれば、転写紙(58)へ伝熱する総熱量を多
くすることが出来る。
作用を有する。すなわち、感熱転写用ヘッドの移動方向
に円弧状先端部の加熱部を位置させて使用されるため、
転写紙の接圧に先立ってその予熱を行う作用を有する。
その結果、本発明の感熱転写用ヘッド(30)は、転写
紙(58)に対して十分な速度で伝熱を行うことが出来
る。換言すれば、転写紙(58)へ伝熱する総熱量を多
くすることが出来る。
【0023】本発明の感熱転写用ヘッド(30)におい
て、円弧状先端部の厚さ及び円弧状周面に装着される発
熱体(36)の長さは、その使用目的などによって適宜
選択される。本発明の感熱転写用ヘッド(30)を陰極
線管の蛍光面作製方法に使用する場合は、図3に示す様
に、円弧状先端部の厚さ(D)及び転写紙の接圧に先立
ってその予熱作用を発揮する非押圧加熱部(予熱部)の
長さ(L)は、転写紙(58)から転写される後述の蛍
光体ストライプの幅などに応じて決定される。しかしな
がら、円弧状先端部の厚さ(D)は、通常30〜500
μm、好ましくは250〜350μm程度、予熱部を構
成する非押圧加熱部の長さ(L)は、伝熱の観点からは
長いほど好ましいが、100μm〜5mm程度が現実的
である。
て、円弧状先端部の厚さ及び円弧状周面に装着される発
熱体(36)の長さは、その使用目的などによって適宜
選択される。本発明の感熱転写用ヘッド(30)を陰極
線管の蛍光面作製方法に使用する場合は、図3に示す様
に、円弧状先端部の厚さ(D)及び転写紙の接圧に先立
ってその予熱作用を発揮する非押圧加熱部(予熱部)の
長さ(L)は、転写紙(58)から転写される後述の蛍
光体ストライプの幅などに応じて決定される。しかしな
がら、円弧状先端部の厚さ(D)は、通常30〜500
μm、好ましくは250〜350μm程度、予熱部を構
成する非押圧加熱部の長さ(L)は、伝熱の観点からは
長いほど好ましいが、100μm〜5mm程度が現実的
である。
【0024】次に、本発明の陰極線管の蛍光面作製方法
について説明する。本発明においては、転写紙として、
図5に示す様に、基材フィルム(68)の表面にメタル
バック層(70)と熱溶融性バインダー含有蛍光体層
(72)とを順次に有する転写紙(58)が好適に使用
される。斯かる転写紙を使用すると、蛍光体層とメタル
バック層とを同時に転写することが出来る。更には、転
写によって形成されるメタルバック層がストライプ状で
あるため、焼成時の分解生成ガスが抜け易く、メタルバ
ック層の浮きや剥離が殆ど発生せず、蛍光面作製作業の
効率化を図ることが出来る。なお、図5中の符号(7
4)は、任意に設けられるカラーフィルター層を表す。
について説明する。本発明においては、転写紙として、
図5に示す様に、基材フィルム(68)の表面にメタル
バック層(70)と熱溶融性バインダー含有蛍光体層
(72)とを順次に有する転写紙(58)が好適に使用
される。斯かる転写紙を使用すると、蛍光体層とメタル
バック層とを同時に転写することが出来る。更には、転
写によって形成されるメタルバック層がストライプ状で
あるため、焼成時の分解生成ガスが抜け易く、メタルバ
ック層の浮きや剥離が殆ど発生せず、蛍光面作製作業の
効率化を図ることが出来る。なお、図5中の符号(7
4)は、任意に設けられるカラーフィルター層を表す。
【0025】基材フィルム(68)は、例えばポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルム等で構成され、
その厚さは通常6μm程度である。メタルバック層(7
0)は、例えばアルミニウム蒸着層で構成される。熱溶
融性バインダー含有蛍光体層(72)は、赤(R)、緑
(G)又は青(B)の蛍光体ストライプを感熱転写方式
により形成するための層であり、それぞれの色を出す蛍
光体物質と熱溶融性バインダーとで構成される。熱溶融
性バインダー含有蛍光体層(72)の厚さは、通常12
μm程度である。熱溶融性バインダー含有蛍光体層(7
2)は、蛍光体、熱溶融性バインダーおよび溶剤から主
として成るインキ組成物の塗布乾燥によって形成され
る。
レンテレフタレート(PET)フィルム等で構成され、
その厚さは通常6μm程度である。メタルバック層(7
0)は、例えばアルミニウム蒸着層で構成される。熱溶
融性バインダー含有蛍光体層(72)は、赤(R)、緑
(G)又は青(B)の蛍光体ストライプを感熱転写方式
により形成するための層であり、それぞれの色を出す蛍
光体物質と熱溶融性バインダーとで構成される。熱溶融
性バインダー含有蛍光体層(72)の厚さは、通常12
μm程度である。熱溶融性バインダー含有蛍光体層(7
2)は、蛍光体、熱溶融性バインダーおよび溶剤から主
として成るインキ組成物の塗布乾燥によって形成され
る。
【0026】蛍光体としては、従来の陰極線管に使用さ
れている公知の蛍光体を制限なく使用することが出来
る。緑色蛍光体物質または青色蛍光体物質としては、例
えば、母体結晶が硫化亜鉛であり、銀、銅、アルミニウ
ム等を付加剤として含有する蛍光体が使用される。赤色
蛍光体物質としては、例えば、イットリウム・オキシ・
サルファイドを母体結晶とし、ユーロピュームを付加剤
として含有する蛍光体が使用される。蛍光体の粒径は1
〜20μmの範囲が好ましい。
れている公知の蛍光体を制限なく使用することが出来
る。緑色蛍光体物質または青色蛍光体物質としては、例
えば、母体結晶が硫化亜鉛であり、銀、銅、アルミニウ
ム等を付加剤として含有する蛍光体が使用される。赤色
蛍光体物質としては、例えば、イットリウム・オキシ・
サルファイドを母体結晶とし、ユーロピュームを付加剤
として含有する蛍光体が使用される。蛍光体の粒径は1
〜20μmの範囲が好ましい。
【0027】熱溶融性バインダーとしては、特に限定さ
れないが、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、カルナバワックス、各種合成ワックス等のワ
ックス類、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体など
の熱可塑性樹脂を使用することが出来る。
れないが、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、カルナバワックス、各種合成ワックス等のワ
ックス類、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体など
の熱可塑性樹脂を使用することが出来る。
【0028】蛍光体と熱溶融性バインダーとの比率は、
蛍光体20〜80重量%に対して熱溶融性バインダー8
0〜20重量%が好ましい。基材フィルム(68)上に
熱溶融性バインダー含有蛍光体層(72)を形成する方
法としては、蛍光体を分散させた熱溶融性バインダーを
ホットメルトコーティング、ソルベントコーティング、
エマルジュンコーティング等の方法により塗工する方法
が挙げられる。
蛍光体20〜80重量%に対して熱溶融性バインダー8
0〜20重量%が好ましい。基材フィルム(68)上に
熱溶融性バインダー含有蛍光体層(72)を形成する方
法としては、蛍光体を分散させた熱溶融性バインダーを
ホットメルトコーティング、ソルベントコーティング、
エマルジュンコーティング等の方法により塗工する方法
が挙げられる。
【0029】なお、溶剤としては、例えば、トルエン、
キシレン等の芳香族系溶剤、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノール等のケトン系
溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、イ
ソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセロソルブ
等のアルコール系溶剤、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル系溶剤が挙げられる。
キシレン等の芳香族系溶剤、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノール等のケトン系
溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、イ
ソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセロソルブ
等のアルコール系溶剤、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル系溶剤が挙げられる。
【0030】本発明の陰極線管の蛍光面作製方法の最大
の特徴は、前述した本発明の感熱転写用ヘッドを特定態
様で使用し、すなわち、その移動方向に円弧状先端部の
加熱部を位置させて使用し、陰極線管のパネル内面に蛍
光体ストライプを熱転写形成する点にある。そして、本
発明においては、感熱転写用ヘッドから転写紙へ伝熱す
る総熱量を多くすることが出来るため、次の効果が奏せ
られる。
の特徴は、前述した本発明の感熱転写用ヘッドを特定態
様で使用し、すなわち、その移動方向に円弧状先端部の
加熱部を位置させて使用し、陰極線管のパネル内面に蛍
光体ストライプを熱転写形成する点にある。そして、本
発明においては、感熱転写用ヘッドから転写紙へ伝熱す
る総熱量を多くすることが出来るため、次の効果が奏せ
られる。
【0031】すなわち、パネルに対する感熱転写用ヘッ
ドの相対移動速度を大きくした場合でも、押圧部におけ
る転写紙とパネル内面との界面温度が転写紙上に形成さ
れた熱溶融性バインダー含有蛍光体層中のバインダーの
融点以上になるため、転写紙上の熱溶融性バインダー含
有蛍光体層の一部が感熱転写用ヘッドの移動軌跡に沿っ
てストライプ状にパネル内面に転写される。また、発熱
体を加熱するための発熱抵抗体の発熱量も低減すること
が出来る。換言すれば、少ない発熱量によって良好な蛍
光体ストライプを形成することが出来る。
ドの相対移動速度を大きくした場合でも、押圧部におけ
る転写紙とパネル内面との界面温度が転写紙上に形成さ
れた熱溶融性バインダー含有蛍光体層中のバインダーの
融点以上になるため、転写紙上の熱溶融性バインダー含
有蛍光体層の一部が感熱転写用ヘッドの移動軌跡に沿っ
てストライプ状にパネル内面に転写される。また、発熱
体を加熱するための発熱抵抗体の発熱量も低減すること
が出来る。換言すれば、少ない発熱量によって良好な蛍
光体ストライプを形成することが出来る。
【0032】本発明において、感熱転写用ヘッドの操作
は、図6に示す様に、パネルに対して三軸制御可能なロ
ボットで相対移動制御するのが好ましい。図6に示す蛍
光体ストライプ作製装置において、感熱転写用ヘッド
(30)は、三軸方向(X、Y、Z方向)に制御可能な
直交型ロボット(44)の第1移動軸(46)の先端部
に装着され、第1移動軸(46)は、第2移動軸(4
8)に沿ってX軸方向に移動制御される。そして、X軸
方向は、感熱転写用ヘッド(30)の移動方向に一致さ
せられる。第1移動軸(46)には、Z軸方向に感熱転
写用ヘッド(30)を移動制御するアクチュエーター等
の手段が装着される。なお、符号(50)は基準軸を表
す。
は、図6に示す様に、パネルに対して三軸制御可能なロ
ボットで相対移動制御するのが好ましい。図6に示す蛍
光体ストライプ作製装置において、感熱転写用ヘッド
(30)は、三軸方向(X、Y、Z方向)に制御可能な
直交型ロボット(44)の第1移動軸(46)の先端部
に装着され、第1移動軸(46)は、第2移動軸(4
8)に沿ってX軸方向に移動制御される。そして、X軸
方向は、感熱転写用ヘッド(30)の移動方向に一致さ
せられる。第1移動軸(46)には、Z軸方向に感熱転
写用ヘッド(30)を移動制御するアクチュエーター等
の手段が装着される。なお、符号(50)は基準軸を表
す。
【0033】蛍光面が作製される陰極線管のパネル
(4)は、その内面(4a)が上を向く様にテーブル
(52)上に設置される。パネル(4)の位置決めを行
うため、テーブル(52)の四方には、吸着パッド(5
4)及び位置決めローラ(56)が配置されている。な
お、図6において、パネル(4)の全面は、平坦状に表
現されているが、実際は、図9に示す様に曲面状であ
る。従って、吸着パッドは、パネル(4)の前面(外
面)の浮き上がった部分にも配置するのが好ましい。
(4)は、その内面(4a)が上を向く様にテーブル
(52)上に設置される。パネル(4)の位置決めを行
うため、テーブル(52)の四方には、吸着パッド(5
4)及び位置決めローラ(56)が配置されている。な
お、図6において、パネル(4)の全面は、平坦状に表
現されているが、実際は、図9に示す様に曲面状であ
る。従って、吸着パッドは、パネル(4)の前面(外
面)の浮き上がった部分にも配置するのが好ましい。
【0034】転写紙(58)は、テープ状であり、パネ
ル(4)の両側に配置された供給ロール(60)と巻取
りロール(62)との間において、それぞれの案内ガイ
ド(64)により、パネル内面(4a)上に水平に張設
される。転写紙(58)の張設方向は、形成すべき蛍光
体ストライプの方向および感熱転写用ヘッド(30)の
移動方向に一致している。
ル(4)の両側に配置された供給ロール(60)と巻取
りロール(62)との間において、それぞれの案内ガイ
ド(64)により、パネル内面(4a)上に水平に張設
される。転写紙(58)の張設方向は、形成すべき蛍光
体ストライプの方向および感熱転写用ヘッド(30)の
移動方向に一致している。
【0035】蛍光体ストライプを形成する前のパネル内
面(4a)には、カーボンストライプが形成されてお
り、蛍光体ストライプは、カーボンストライプに対して
正確に位置決めされて形成される必要がある。そこで、
反射光検出型の撮像カメラ(66)、(66)が第1移
動軸(46)に接着されている。
面(4a)には、カーボンストライプが形成されてお
り、蛍光体ストライプは、カーボンストライプに対して
正確に位置決めされて形成される必要がある。そこで、
反射光検出型の撮像カメラ(66)、(66)が第1移
動軸(46)に接着されている。
【0036】撮像カメラ(66)、(66)により、カ
ーボンストライプの位置を検出する際、転写紙(58)
は、供給ロール(60)、巻取りロール(62)と共に
Y軸方向にずれる。この様にしてカーボンストライプの
位置を検出した後、カーボンストライプの位置に合わせ
て蛍光体ストライプを形成する。なお、撮像カメラとし
ては、反射方式のみならず、透過方式の撮像カメラを使
用することが出来る。
ーボンストライプの位置を検出する際、転写紙(58)
は、供給ロール(60)、巻取りロール(62)と共に
Y軸方向にずれる。この様にしてカーボンストライプの
位置を検出した後、カーボンストライプの位置に合わせ
て蛍光体ストライプを形成する。なお、撮像カメラとし
ては、反射方式のみならず、透過方式の撮像カメラを使
用することが出来る。
【0037】感熱転写用ヘッド(30)が転写紙(5
8)の裏面を移動することにより一本の蛍光体ストライ
プを形成した後は、次の蛍光体ストライプを形成するた
め、転写紙(58)は、供給ロール(60)から巻取り
ロール(62)の方向に移動するように構成するのが好
ましい。
8)の裏面を移動することにより一本の蛍光体ストライ
プを形成した後は、次の蛍光体ストライプを形成するた
め、転写紙(58)は、供給ロール(60)から巻取り
ロール(62)の方向に移動するように構成するのが好
ましい。
【0038】図6の装置による蛍光体ストライプの作製
方法は次の通りである。先ず、撮像カメラ(66)、
(66)を使用し、パネル内面(4a)に形成されたカ
ーボンストライプの位置を認識し、このカーボンストラ
イプの位置に対応して形成すべき蛍光体ストライプの位
置を決定する。この認識および決定は直交型ロボット
(44)の制御装置により行われる。
方法は次の通りである。先ず、撮像カメラ(66)、
(66)を使用し、パネル内面(4a)に形成されたカ
ーボンストライプの位置を認識し、このカーボンストラ
イプの位置に対応して形成すべき蛍光体ストライプの位
置を決定する。この認識および決定は直交型ロボット
(44)の制御装置により行われる。
【0039】次に、基準軸(50)に沿って、直交型ロ
ボット(44)の第2移動軸(48)をY軸方向に移動
させ、決定された蛍光体ストライプ形成位置に停止させ
る。それと同時に又はその前後に、蛍光体ストライプ形
成位置の上に供給ロール(60)及び巻取りロール(6
2)間に張設された転写紙(58)が位置する様にこれ
らを移動させる。
ボット(44)の第2移動軸(48)をY軸方向に移動
させ、決定された蛍光体ストライプ形成位置に停止させ
る。それと同時に又はその前後に、蛍光体ストライプ形
成位置の上に供給ロール(60)及び巻取りロール(6
2)間に張設された転写紙(58)が位置する様にこれ
らを移動させる。
【0040】その後、感熱転写用ヘッド(30)をZ軸
方向に押し下げ、その先端部を図5に示す様に、転写紙
(58)の基材フィルム(68)側に押圧させる。転写
紙(58)に対する感熱転写用ヘッド(30)の押圧力
は、通常10〜40kg/cm2 程度が好ましい。この
押圧により、発熱体(36)の円弧状先端部は、約10
0μm程度の幅で基材フィルム(68)に接する。
方向に押し下げ、その先端部を図5に示す様に、転写紙
(58)の基材フィルム(68)側に押圧させる。転写
紙(58)に対する感熱転写用ヘッド(30)の押圧力
は、通常10〜40kg/cm2 程度が好ましい。この
押圧により、発熱体(36)の円弧状先端部は、約10
0μm程度の幅で基材フィルム(68)に接する。
【0041】次に、図6に示す第1移動軸(46)をX
軸方向に沿って移動させ、転写紙(58)の長手方向に
沿って感熱転写用ヘッド(30)を移動させる。その
際、感熱転写用ヘッド(30)の先端部に設けられた図
1及び図2に示す発熱体(36)には、通常0.5〜2
W、好ましくは1W程度の電力が印加されて適温に加熱
される。感熱転写用ヘッド(30)の移動速度は、通常
100〜2000mm/secの範囲である。
軸方向に沿って移動させ、転写紙(58)の長手方向に
沿って感熱転写用ヘッド(30)を移動させる。その
際、感熱転写用ヘッド(30)の先端部に設けられた図
1及び図2に示す発熱体(36)には、通常0.5〜2
W、好ましくは1W程度の電力が印加されて適温に加熱
される。感熱転写用ヘッド(30)の移動速度は、通常
100〜2000mm/secの範囲である。
【0042】感熱転写用ヘッド(30)の移動速度は、
作業効率の観点から速いほど好ましいが、速いほど転写
紙(58)への伝熱が不十分となり良好な蛍光体ストラ
イプが得られない傾向にある。100mm/sec以上
の移動速度は、従来では困難であったが、本発明によれ
ば、図3及び図4に示す様に、感熱転写用ヘッド(3
0)が転写紙(58)上に沿って移動することにより、
その接触部分に対応する転写紙(58)がその上に形成
された熱溶融性バインダー含有蛍光体層中のバインダー
の融点以上の温度になる。
作業効率の観点から速いほど好ましいが、速いほど転写
紙(58)への伝熱が不十分となり良好な蛍光体ストラ
イプが得られない傾向にある。100mm/sec以上
の移動速度は、従来では困難であったが、本発明によれ
ば、図3及び図4に示す様に、感熱転写用ヘッド(3
0)が転写紙(58)上に沿って移動することにより、
その接触部分に対応する転写紙(58)がその上に形成
された熱溶融性バインダー含有蛍光体層中のバインダー
の融点以上の温度になる。
【0043】そのため、感熱転写用ヘッド(30)の移
動軌跡に沿って、メタルバック層(70)、熱溶融性バ
インダー含有蛍光体層(72)及びカラーフィルター層
(74)の一部がストライプ状にパネル内面(4a)に
転写され、良好な蛍光体ストライプ(42)が形成され
る。この様にして、一本の蛍光体ストライプを形成した
後、図6に示すZ軸方向に沿って感熱転写用ヘッド(3
0)を上方に引き上げ、供給ロール(60)から巻取り
ロール(62)方向に転写紙(58)を送り、パネル
(4)の上方に新たな転写紙(58)を位置させる。
動軌跡に沿って、メタルバック層(70)、熱溶融性バ
インダー含有蛍光体層(72)及びカラーフィルター層
(74)の一部がストライプ状にパネル内面(4a)に
転写され、良好な蛍光体ストライプ(42)が形成され
る。この様にして、一本の蛍光体ストライプを形成した
後、図6に示すZ軸方向に沿って感熱転写用ヘッド(3
0)を上方に引き上げ、供給ロール(60)から巻取り
ロール(62)方向に転写紙(58)を送り、パネル
(4)の上方に新たな転写紙(58)を位置させる。
【0044】その後は、前述と同様にして、カーボンス
トライプ間に対して所定の位置関係となる様に、パネル
内面(4a)に蛍光体ストライプを形成する。斯かる操
作を順次繰り返し、パネル内面(4a)に必要な数の蛍
光体ストライプを形成する。また、転写紙(58)に形
成された蛍光体層(72)は、R、G又はBの単色であ
るため、R、G、Bのそれぞれについて、上記操作を繰
り返す。
トライプ間に対して所定の位置関係となる様に、パネル
内面(4a)に蛍光体ストライプを形成する。斯かる操
作を順次繰り返し、パネル内面(4a)に必要な数の蛍
光体ストライプを形成する。また、転写紙(58)に形
成された蛍光体層(72)は、R、G又はBの単色であ
るため、R、G、Bのそれぞれについて、上記操作を繰
り返す。
【0045】また、本発明においては、図6に示す第1
移動軸(46)に複数の感熱転写用ヘッド(30)をY
軸方向に沿って取り付け、複数の蛍光体ストライプを同
時に形成することが出来る。この方法によれば、一度に
複数の蛍光体ストライプを形成することが出来るため生
産性が向上する。
移動軸(46)に複数の感熱転写用ヘッド(30)をY
軸方向に沿って取り付け、複数の蛍光体ストライプを同
時に形成することが出来る。この方法によれば、一度に
複数の蛍光体ストライプを形成することが出来るため生
産性が向上する。
【0046】上記の方法による場合は、形成すべき蛍光
体ストライプの位置に対応させて複数の感熱転写用ヘッ
ド相互のY軸方向間隔を調節可能にする必要がある。ま
た、テープ状の転写紙(58)の代わりに、パネル内面
(4a)の略全体が覆われる広い転写紙を使用する必要
がある。更に、感熱転写用ヘッドによる蛍光体ストライ
プの形成前に、パネル内面(4a)に形成されたカーボ
ンストライプの位置を認識し、同一パネルに対して形成
すべき全ての蛍光体ストライプの予定位置を決定する必
要がある。蛍光体ストライプの予定位置の決定方法とし
ては、例えば、特願平5−202115号公報に記載の
方法を採用することが出来る。
体ストライプの位置に対応させて複数の感熱転写用ヘッ
ド相互のY軸方向間隔を調節可能にする必要がある。ま
た、テープ状の転写紙(58)の代わりに、パネル内面
(4a)の略全体が覆われる広い転写紙を使用する必要
がある。更に、感熱転写用ヘッドによる蛍光体ストライ
プの形成前に、パネル内面(4a)に形成されたカーボ
ンストライプの位置を認識し、同一パネルに対して形成
すべき全ての蛍光体ストライプの予定位置を決定する必
要がある。蛍光体ストライプの予定位置の決定方法とし
ては、例えば、特願平5−202115号公報に記載の
方法を採用することが出来る。
【0047】また、本発明においては、カセット方式に
よって転写紙の張設および供給を行うことが出来る。例
えば、特願平5−189247号公報に記載したカセッ
トを使用し、図6に示す第1移動軸(46)にカセット
を取り付け、感熱転写用ヘッド(30)の移動に合わ
せ、転写紙の供給と巻取りを行い、蛍光体ストライプの
形成と同時に、転写紙の剥離を逐次行うことが出来る。
この方法によれば、転写紙の交換などの作業が容易とな
る。
よって転写紙の張設および供給を行うことが出来る。例
えば、特願平5−189247号公報に記載したカセッ
トを使用し、図6に示す第1移動軸(46)にカセット
を取り付け、感熱転写用ヘッド(30)の移動に合わ
せ、転写紙の供給と巻取りを行い、蛍光体ストライプの
形成と同時に、転写紙の剥離を逐次行うことが出来る。
この方法によれば、転写紙の交換などの作業が容易とな
る。
【0048】以上説明した様に、本発明の感熱転写用ヘ
ッドは、パネル内面に蛍光体ストライプを形成する際に
優れた効果を発揮するが、本発明の感熱転写用ヘッド
は、蛍光体ストライプ以外にカーボンストライプを形成
する際にも使用することが出来、更には、陰極線管の蛍
光面の作製に限らず、その他の各種のラインの転写に使
用することが出来る。そして、何れの場合も、転写紙に
対して十分な速度で伝熱を行うことが出来るため、ライ
ン転写の生産性が良好である。
ッドは、パネル内面に蛍光体ストライプを形成する際に
優れた効果を発揮するが、本発明の感熱転写用ヘッド
は、蛍光体ストライプ以外にカーボンストライプを形成
する際にも使用することが出来、更には、陰極線管の蛍
光面の作製に限らず、その他の各種のラインの転写に使
用することが出来る。そして、何れの場合も、転写紙に
対して十分な速度で伝熱を行うことが出来るため、ライ
ン転写の生産性が良好である。
【0049】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。
【0050】実施例1〜3 図1に示す様に円弧状先端部の先端部全体が加熱可能に
構成されている感熱転写用ヘッドを3種類作製した。発
熱体(36)はダイヤモンドで構成し、円弧状先端部の
厚さは、何れも300μmとし、非押圧加熱部(予熱
部)の長さ(L)は、500μm(実施例1)、400
μm(実施例2)、300μm(実施例3)とした。
構成されている感熱転写用ヘッドを3種類作製した。発
熱体(36)はダイヤモンドで構成し、円弧状先端部の
厚さは、何れも300μmとし、非押圧加熱部(予熱
部)の長さ(L)は、500μm(実施例1)、400
μm(実施例2)、300μm(実施例3)とした。
【0051】転写紙としては、基材フィルムが6μmの
PETで構成され、熱溶融性バインダー含有蛍光体層の
厚さが12μmである転写紙を使用した。パネルの初期
温度は25℃とし、更に、この発熱体を加熱するための
抵抗発熱体への印加電力は1Wとした。上記の各感熱転
写用ヘッドを使用し、転写紙をパネル内面方向に押圧
し、感熱転写用ヘッドを移動方向に沿って500mm/
secの速度で移動させた。転写紙とパネル内面との界
面において、ある一点(測定点)における温度の時間変
化を調査した。
PETで構成され、熱溶融性バインダー含有蛍光体層の
厚さが12μmである転写紙を使用した。パネルの初期
温度は25℃とし、更に、この発熱体を加熱するための
抵抗発熱体への印加電力は1Wとした。上記の各感熱転
写用ヘッドを使用し、転写紙をパネル内面方向に押圧
し、感熱転写用ヘッドを移動方向に沿って500mm/
secの速度で移動させた。転写紙とパネル内面との界
面において、ある一点(測定点)における温度の時間変
化を調査した。
【0052】図7は、蛍光体ストライプの転写性に関す
るグラフであり、上記の結果に基づいて作成したもので
ある。図7中の符号(1)は実施例1、(2)は実施例
2、(3)は実施例3の結果である。図7において、0
時間は測定点に感熱転写用ヘッドが到着した時点を表わ
す。また、Tmは、転写紙上に形成された熱溶融性バイ
ンダー含有蛍光体層中のバインダーの融点(約58℃)
であり、この温度に到達すると、熱溶融性バインダー含
有蛍光体層の一部がパネル内面に転写され、蛍光体スト
ライプが形成される。
るグラフであり、上記の結果に基づいて作成したもので
ある。図7中の符号(1)は実施例1、(2)は実施例
2、(3)は実施例3の結果である。図7において、0
時間は測定点に感熱転写用ヘッドが到着した時点を表わ
す。また、Tmは、転写紙上に形成された熱溶融性バイ
ンダー含有蛍光体層中のバインダーの融点(約58℃)
であり、この温度に到達すると、熱溶融性バインダー含
有蛍光体層の一部がパネル内面に転写され、蛍光体スト
ライプが形成される。
【0053】図7に示す結果から、実施例1、実施例2
及び実施例3の感熱転写用ヘッドは、感熱転写用ヘッド
の移動速度が500mm/secと高速であっても非押
圧加熱部(予熱部)の長さ(L)を300μm以上とす
ることにより、伝熱が十分であり、良好に転写されるこ
とが分かる。
及び実施例3の感熱転写用ヘッドは、感熱転写用ヘッド
の移動速度が500mm/secと高速であっても非押
圧加熱部(予熱部)の長さ(L)を300μm以上とす
ることにより、伝熱が十分であり、良好に転写されるこ
とが分かる。
【0054】実施例4〜6 非押圧加熱部(予熱部)の長さ(L)が900μm(実
施例4)、500μm(実施例5)、300μm(実施
例6)の3種の感熱転写用ヘッドを使用し、感熱転写用
ヘッドの移動速度を何れも1000mm/secに変更
した以外は、実施例1と同様にして、転写紙とパネル内
面との界面にある一点における温度の時間変化を調査し
た。
施例4)、500μm(実施例5)、300μm(実施
例6)の3種の感熱転写用ヘッドを使用し、感熱転写用
ヘッドの移動速度を何れも1000mm/secに変更
した以外は、実施例1と同様にして、転写紙とパネル内
面との界面にある一点における温度の時間変化を調査し
た。
【0055】図8は、蛍光体ストライプの転写性に関す
るグラフであり、上記の結果に基づいて作成したもので
ある。図8中の符号(4)は実施例4、(5)は実施例
5、(6)は実施例6の結果である。図8に示す結果か
ら明らかな様に、感熱転写用ヘッドの移動速度を100
0mm/secに高めても、感熱転写用ヘッドの非押圧
加熱部(予熱部)の長さ(L)を900μmとすれば十
分な転写を行うことが出来る。
るグラフであり、上記の結果に基づいて作成したもので
ある。図8中の符号(4)は実施例4、(5)は実施例
5、(6)は実施例6の結果である。図8に示す結果か
ら明らかな様に、感熱転写用ヘッドの移動速度を100
0mm/secに高めても、感熱転写用ヘッドの非押圧
加熱部(予熱部)の長さ(L)を900μmとすれば十
分な転写を行うことが出来る。
【0056】本発明の蛍光面作製方法によれば、パネル
に対する感熱転写用ヘッドの相対移動速度を大きくした
場合でも、押圧部における転写紙とパネル内面との界面
温度が転写紙上に形成された熱溶融性バインダー含有蛍
光体層中のバインダーの融点以上になるため、転写紙上
のバインダー含有樹脂蛍光体層の一部が感熱転写用ヘッ
ドの移動軌跡に沿ってストライプ状にパネル内面に転写
される。また、発熱体を加熱するための発熱抵抗体の発
熱量も低減することが出来る。換言すれば、少ない発熱
量によって良好な蛍光体ストライプを形成することが出
来る。
に対する感熱転写用ヘッドの相対移動速度を大きくした
場合でも、押圧部における転写紙とパネル内面との界面
温度が転写紙上に形成された熱溶融性バインダー含有蛍
光体層中のバインダーの融点以上になるため、転写紙上
のバインダー含有樹脂蛍光体層の一部が感熱転写用ヘッ
ドの移動軌跡に沿ってストライプ状にパネル内面に転写
される。また、発熱体を加熱するための発熱抵抗体の発
熱量も低減することが出来る。換言すれば、少ない発熱
量によって良好な蛍光体ストライプを形成することが出
来る。
【0057】また、本発明の蛍光面作製方法は、感熱転
写方式を採用しているため、スラリー法に比較して設備
の小型化、材料の有効利用などの低コスト化を図ること
が出来る。更に、熱溶融性バインダー含有蛍光体層およ
びメタルバック層を積層した転写紙を使用することによ
り、同時に上記の両層を形成することが出来る。また、
メタルバック層がストライプ状に形成されるため、焼成
時の分解生成ガスが抜け易く、メタルバック層の浮きや
剥離が殆ど生じないため、製造作業の効率化を図ること
が出来る。
写方式を採用しているため、スラリー法に比較して設備
の小型化、材料の有効利用などの低コスト化を図ること
が出来る。更に、熱溶融性バインダー含有蛍光体層およ
びメタルバック層を積層した転写紙を使用することによ
り、同時に上記の両層を形成することが出来る。また、
メタルバック層がストライプ状に形成されるため、焼成
時の分解生成ガスが抜け易く、メタルバック層の浮きや
剥離が殆ど生じないため、製造作業の効率化を図ること
が出来る。
【0058】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、転写紙
に対して十分な速度で伝熱を行うことが出来る感熱転写
用ヘッドが提供される。また、斯かる感熱転写用ヘッド
を使用した本発明の蛍光面作製方法によれば、パネルに
対する感熱転写用ヘッドの相対移動速度を大きくした場
合でも、良好な蛍光体ストライプが形成され、生産時間
の短縮を図ることが出来る。
に対して十分な速度で伝熱を行うことが出来る感熱転写
用ヘッドが提供される。また、斯かる感熱転写用ヘッド
を使用した本発明の蛍光面作製方法によれば、パネルに
対する感熱転写用ヘッドの相対移動速度を大きくした場
合でも、良好な蛍光体ストライプが形成され、生産時間
の短縮を図ることが出来る。
【図1】本発明の感熱転写用ヘッドの一例の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の感熱転写用ヘッドの他の一例の斜視図
である。
である。
【図3】図1に示す感熱転写用ヘッドの移動方向の説明
図である。
図である。
【図4】図2に示す感熱転写用ヘッドの移動方向の説明
図である。
図である。
【図5】転写状態の概略説明図である。
【図6】蛍光体ストライプ作製装置の一例の概略斜視図
である。
である。
【図7】蛍光体ストライプの転写性に関するグラフであ
り、実施例1〜3の結果を表す。
り、実施例1〜3の結果を表す。
【図8】蛍光体ストライプの転写性に関するグラフであ
り、実施例4〜6の結果を表す。
り、実施例4〜6の結果を表す。
【図9】一般的な陰極線管の概略断面図である。
【図10】従来の蛍光面の概略断面図である。
【図11】従来の蛍光面作製方法の工程図である。
4:パネル 30:感熱転写用ヘッド 36:発熱体 40:保護層 42:蛍光体ストライプ 44:X、Y、Z軸直交型ロボット 46:第1移動軸 48:第2移動軸 50:基準軸 52:テーブル 58:転写紙 60:供給ロール 62:巻取りロール 64:押圧用線材 68:基材フィルム 70:メタルバック層 72:熱溶融性バインダー含有蛍光体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川名 真 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 井原 優 東京都品川区北品川六丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大野 勝利 東京都品川区北品川六丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘッド本体の先端部が円弧状に形成さ
れ、当該円弧状先端部の最突出部近傍を基点とする少な
くとも何れか一周方向に向かう周面が加熱可能に構成さ
れていることを特徴とする感熱転写用ヘッド。 - 【請求項2】 少なくとも熱溶融性バインダー含有蛍光
体層が積層してある転写紙を陰極線管のパネル内面に接
触させ、転写紙の裏面からパネル方向に感熱転写用ヘッ
ドを押し付けつつ感熱転写用ヘッドとパネルとを相対移
動させることにより、パネル内面に蛍光体ストライプを
形成する陰極線管の蛍光面作製方法において、請求項1
に記載の感熱転写用ヘッドを使用し、当該感熱転写用ヘ
ッドの移動方向に円弧状先端部の加熱部を位置させるこ
とを特徴とする陰極線管の蛍光面作製方法。 - 【請求項3】 感熱転写用ヘッドがパネルに対して三軸
制御可能なロボットで相対移動制御される請求項2に記
載の陰極線管の蛍光面作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33791694A JPH08174888A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 感熱転写用ヘッド及び陰極線管の蛍光面作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33791694A JPH08174888A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 感熱転写用ヘッド及び陰極線管の蛍光面作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174888A true JPH08174888A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18313206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33791694A Withdrawn JPH08174888A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 感熱転写用ヘッド及び陰極線管の蛍光面作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174888A (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP33791694A patent/JPH08174888A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |