JPH08176151A - 3−〔4−(1−置換された−4−ピペラジニル)ブチル〕−4−チアゾリジノンおよび関連した化合物 - Google Patents

3−〔4−(1−置換された−4−ピペラジニル)ブチル〕−4−チアゾリジノンおよび関連した化合物

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JPH08176151A
JPH08176151A JP7259162A JP25916295A JPH08176151A JP H08176151 A JPH08176151 A JP H08176151A JP 7259162 A JP7259162 A JP 7259162A JP 25916295 A JP25916295 A JP 25916295A JP H08176151 A JPH08176151 A JP H08176151A
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lower alkyl
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thiazolidinone
butyl
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JP7259162A
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English (en)
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Nicholas Joseph Hrib
ニコラス・ジヨーゼフ・フリブ
John G Jurcak
ジヨン・ジエラード・ジユアカク
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Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
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    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗精神病薬、鎮痛薬、抗痙れん薬および抗不
安薬として有用であるチアゾリジノン化合物。 【解決手段】 この化合物は式 【化1】 〔式中、nは0、1または2であり;Aは 【化2】 であり;それぞれの記載におけるXは、独立して水素、
ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニトロ、低級ア
ルコキシ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチルまたは
メチルチオであり;;KはNまたはCHであり;mは1
または2であり;kは1または2であり;R1およびR2
は、独立して水素、低級アルキル、 【化3】 であるか、またはR1+R2は、これらが結合している炭
素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタン、ピラン、チオピラン、インダンま
たはピペリジン環を形成し;R3およびR4は、独立して
水素または低級アルキルであるかまたはR3+R4は、こ
れらが結合している炭素原子と一緒になってシクロペン
タン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ピラン、チオ
ピラン、ピロリジンまたはピペリジン環を形成する〕で
表される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、抗精神病薬、鎮痛薬、抗痙れん
薬および抗不安薬として有用である式
【化5】 〔式中、nは0、1または2であり;Aは
【化6】 であり;それぞれの記載におけるXは、独立して水素、
ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニトロ、低級ア
ルコキシ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチルまたは
メチルチオであり;それぞれの記載におけるYは、独立
して水素、ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニト
ロ、低級アルコキシ、アミノ、シアノ、トリフルオロメ
チルまたはメチルチオであり;KはNまたはCHであ
り;mは1または2であり;kは1または2であり;R
1およびR2は、R1
【化7】 である場合は、R2は水素であるということを除いて
は、独立して水素、低級アルキル、
【化8】 であるか、またはR1+R2は、これらが結合している炭
素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタン、ピラン、チオピラン、インダンま
たはピペリジン環を形成し;R3およびR4は、独立して
水素または低級アルキルであるか、またはR3+R4は、
これらが結合している炭素原子と一緒になってシクロペ
ンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ピラン、チ
オピラン、ピロリジンまたはピペリジン環を形成し;ア
リールなる用語は、未置換のフェニル基またはその各々
が独立して低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、ハロゲン、低級アルキルチオ、シアノ、アミノまた
はトリフルオロメチルである1、2または3個の置換分
で置換されたフェニル基を意味する〕の化合物に関する
ものである。
【0002】明細書および特許請求の範囲を通じて、与
えられた化学式または名称は、異性体が存在する場合
は、すべてのその立体異性体、幾何学異性体および光学
異性体ならびにその医薬的に許容し得る酸付加塩および
溶媒和物、例えば水和物を包含する。
【0003】明細書および特許請求の範囲を通じて次の
術語の規定を適用する。特に断らない限りは、低級アル
キルなる用語は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状ま
たは分枝鎖状のアルキル基を示す。該低級アルキル基の
例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソブチル、ペ
ンチルおよびヘキシルを包含する。特に断らない限り
は、シクロアルキルなる用語は、3〜7個の炭素原子を
有する脂環式炭化水素基を示す。特に断らない限りは、
低級アルコキシなる用語は、1〜6個の炭素原子を有す
る直鎖状または分枝鎖状のアルコキシ基を示す。該低級
アルコキシの例は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、se
c−ブトキシ、t−ブトキシおよび直鎖状および分枝鎖
状のペントキシおよびヘキソキシを包含する。特に断ら
ない限りは、ハロゲンなる用語は、弗素、塩素、臭素ま
たは沃素を意味する。特に断らない限りは、アリールな
る用語は、その各々が独立して低級アルキル、低級アル
コキシ、ハロゲン、低級アルキルチオ、シアノ、アミノ
またはCF3である0、1、2または3個の置換分を有
するフェニル基を意味する。
【0004】本発明の化合物は、以下に記載する1また
は2以上の工程を利用することによって製造される。合
成工程の記載を通じて、特に断らない限りは、n、m、
k、A、K、X、YおよびR1〜R4の定義は、上述した
通りである。工程A 式IIの化合物を1,4−ジブロモブタンと反応させて式I
IIの化合物を得る。
【化9】 上記反応は、典型的には約23〜70℃の温度で適当な
媒質、例えばジメチルホルムアミドまたはTHFおよび
塩基、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたは
水素化ナトリウムの存在下において行われる。
【0005】工程B 化合物IIIを式IVの化合物と反応させて式Vの化合物を
得る。
【化10】 上記反応は、典型的には、約20〜100℃の温度で、
適当な媒質、例えば無水のアセトニトリル、酸捕捉剤、
例えば炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムおよび少量の
沃化カリウムまたは沃化ナトリウムの存在下で行われ
る。
【0006】工程C 化合物Vを適当な酸化剤、例えばNaIO4で酸化して
式VIの化合物を得る。
【化11】 上記反応は、典型的には、約−10〜23℃の温度で、
適当な媒質、例えばテトラヒドロフランおよび水の存在
下において行われる。
【0007】工程D 化合物IIIを実質的に工程Cにおけると同じ方法で酸化
して式VIIの化合物を得る。
【化12】
【0008】工程E 化合物VIIを、実質的に工程Bにおけると同じ方法で化
合物IVと反応させて式VIの化合物を得る。 (VII) + (IV) → (VI)
【0009】工程F 上記スキームに代わる他の方法として、式IXの化合物を
式Xの芳香族化合物と反応させることによって式VIII
(式中、Pは水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒ
ドロキシ、低級アルキルチオまたはアミノである)の化
合物を得ることができる。
【化13】 上記反応は、典型的には、約−10℃〜83℃の温度
で、H2SO4またはp−トルエンスルホン酸の存在下に
おいて行われる。
【0010】工程G 上記スキームに代わる他の方法として、次の方法で2価
の基−R−およびスピロ炭素が一緒になってシクロペン
タン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ピラン、チオ
ピラン、インダンまたはピペリジン環を構成する式XIの
化合物を得ることができる。はじめに、約20〜30℃
のような適当な温度でジクロロメタンのような適当な溶
媒において4−チアゾリジノンをt−ブチルジメチルシ
リルクロライドと反応させて式XIIおよびXIIIの化合物
の混合物を得る。典型的には化合物XIIと化合物XIIIと
の間のモル比は、約70:30である。
【化14】
【0011】テトラヒドロフランのような適当な媒質中
でそして−75℃〜−50℃のような低温度で、上述し
た混合物をリチウムビス(トリメチル−シリル)アミド
および式XIV(式中、Rは上述した通りでありそしてH
alはBrまたはIである)の化合物と反応させて化合
物XIを得る。
【化15】
【0012】同様に、Hal−R−Halの代わりに式R5
−Hal(式中R5は低級アルキルである)のモノ−ブ
ロマイドまたはモノ−アイオダイドを使用する場合は、
式XVおよび(または)XVIの化合物を得ることができ
る。この反応において、主生成物として化合物XVを得る
ことが望まれる場合は、化合物IIaおよびリチウムビス
(トリメチルシリル)アミドの間のモル比を約1:1に
調節することが好ましい。これに反して、主生成物とし
て化合物XVIを得ることが望まれる場合は、該モル比を
約1:2に調節することが好ましく、また、それぞれの
場合において使用されるハライド化合物の量において思
慮深い選定をすることが好ましい。2つの生成物は、慣
用の技術、例えばクロマトグラフィーの助けによって容
易に相互に分離することができる。
【化16】
【0013】工程H 実質的に工程Gにおけると同じ方法で、化合物IIIa
(R1=R2=H)を、リチウムビス(トリメチルシリ
ル)アミドおよび化合物VIVと反応させて式XVIIの化合
物を得ることができる。
【化17】
【0014】同様に、Hal−R−Halの代わりにR
5−Halを使用する場合は、式XVIIIおよび(または)
XIXの化合物を得ることができる。この反応において、
主生成物として化合物XVIIIを得ることが望まれる場合
は、化合物IIIaおよびリチウムビス(トリメチルシリ
ル)アミドの間のモル比を約1:1に調節することが好
ましい。これに反して、主生成物として化合物XIXを得
ることが望まれる場合は、該モル比を約1:2に調節す
ることが好ましく、また、それぞれの場合において使用
されるハライド化合物の量において思慮深い選定をする
ことが望ましい。これら2つの生成物は、慣用の技術、
例えばクロマトグラフィーの助けによって容易に相互に
分離することができる。
【化18】
【0015】工程I 実質的に工程Gにおけると同じ方法で、化合物IIIa
を、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドおよび約
3当量のアセトンと反応させて式XXの化合物を得る。
【化19】
【0016】工程J 化合物XXをジメチルアミノ硫黄トリフルオライドと反応
させて式XXIの化合物を得る。
【化20】 上記反応は、典型的には、−78℃〜0℃の温度でジク
ロロメタンのような適当な溶媒中で行われる。
【0017】工程K 化合物IIIを、適当な酸化剤、例えばカリウムパーオキ
シモノサルフェート(2KHSO5・KHSO4・H2
4)で酸化して式XXIIIの化合物を得る。
【化21】 上記反応は、典型的には、約−10℃〜25℃の温度で
水およびエタノールのような適当な媒質の存在下で行わ
れる。
【0018】工程L 化合物XXIIIを、実質的に工程Bにおけると同じ方法
で、化合物IVと反応させて式XXIIを得る。
【化22】
【0019】式Iを有する本発明の化合物は、抗精神病
薬として有用である。抗精神病活性は、P. Protais等
〔Psychopharmacol. 50, 1 (1976)〕およびB.Costall
〔Eur. J. Pharmacol. 50, 39 (1978)〕により記載され
ている方法と同様な方法によって、クライミングマウス
検定(climbing mice assay)で測定される。
【0020】被検動物のCK−1雄性マウス(23〜2
7g)を標準の実験室条件下でグループ収容する。マウ
スを個別にワイヤメッシュ棒ケージ(4″×4″×1
0″)中に入れ、そこに新しい環境に適応させかつ探査
させるために1時間放置する。次に全被検動物に30分
間よじ登りを生起させる用量の1.5mg/kgのアポモル
フィンを皮下投与する。抗精神病活性について試験すべ
き化合物をアポモルフィン攻撃の30分前に10mg/kg
のスクリーニング用量で腹腔内注射する。よじ登りの評
価のために3回の読取りをアポモルフィン投与の10分
後、20分後および30分後に下記基準に従って行う。
【0021】
【表1】
【0022】アポモルフィンの注射の前に絶えずよじ登
りつつあるマウスは排除する。アポモルフィンにより十
分に発現されたよじ登りに関して、動物はより長い期間
にわたって、むしろ静止状態でケージ壁にぶら下がって
いる。逆に、単なる動的刺激によるよじ登りは通常、ほ
んの数秒続くだけである。
【0023】よじ登り点数を個々に総計し(最高点数:
3回の読みでマウス1匹当たり6)、対照グループ(腹
腔内にビヒクル、皮下にアポモルフィンを投与された)
の合計点数を100%に設定する。いくつかの化合物に
ついての結果は表1に示されている通りである。95%
信頼限界を有するED50値は、いくつかの本発明化合物
の線形回帰分析により計算されている。
【0024】
【表2】
【0025】本発明化合物の有効量は種々の方法のいず
れかで、例えばカプセル剤または錠剤で経口的に、滅菌
溶液または懸濁液の形態で非経口的にそしてある場合に
は滅菌溶液の形態で静脈内に投与することができる。そ
れらの遊離塩基の最終生成物はそれ自体で有効であるけ
れども、安定性、結晶化の便宜、溶解度増大等のために
それらの医薬的に許容し得る酸付加塩の形態で処方され
かつ投与され得る。本発明の医薬的に許容し得る酸付加
塩を製造するのに有用な酸としては無機酸例えば塩酸、
臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸および過塩素酸並びに
有機酸例えば酒石酸、クエン酸、酢酸、コハク酸、マレ
イン酸、フマル酸およびシュウ酸を挙げることができ
る。
【0026】本発明の活性化合物は、例えば不活性希釈
剤または食用担体とともに経口投与され得るか、または
ゼラチンカプセル中に封入されるか、または錠剤に圧縮
され得る。経口治療投与の目的には、本発明の活性化合
物は賦形剤と混和しそして錠剤、トローチ剤、カプセル
剤、エリキシル、懸濁液、シロップ剤、カシエ剤、チュ
ーインガム剤等の形態で使用され得る。これらの製剤は
少なくとも0.5%の活性化合物を含有すべきである
が、しかし特定の形態によって変更されることができそ
して好都合には単位重量の5%〜約70%であるのがよ
い。このような組成物中における活性化合物の量は、適
当な投与量が得られるような量である。本発明による好
ましい組成物および製剤は、経口単位剤形が活性化合物
1.0〜300mgを含有するように調製される。
【0027】錠剤、丸剤、カプセル剤、トローチ剤等は
また次の成分すなわち、結合剤例えば微結晶性セルロー
ス、トラガカントゴムもしくはゼラチン;賦形剤例えば
デンプンもしくはラクトース;崩壊剤例えばアルギン
酸、プリモゲル(Primogel)、コーンスターチ等;滑沢
剤例えばステアリン酸マグネシウムもしくはステロテッ
クス(Sterotex);グライダント例えばコロイド性二酸
化ケイ素および甘味剤例えばスクロースもしくはサッカ
リンをも含有することができるし、または香味剤例えば
ペパーミント、サリチル酸メチルもしくはオレンジ香料
を加えてもよい。単位剤形がカプセルである場合には、
前記型の物質の外に液状担体例えば脂肪油を含有するこ
とができる。その他の単位剤形は、その投薬単位の物理
学的形態を調整するその他種々の物質を例えばコーティ
ング剤として含有しうる。すなわち錠剤または丸剤は
糖、セラックまたは他の腸溶コーティング剤で被覆され
うる。シロップ剤は活性化合物の外に甘味剤としてのス
クロースおよびある種の保存剤、色素ないし着色剤およ
び香料を含有することができる。これら種々の組成物を
製造する際に用いる物質は、当然製薬的に純粋であり、
かつその使用量において無毒でなければならない。
【0028】非経口治療投与の場合には、本発明の活性
化合物を溶液または懸濁液中に混入させることができ
る。これらの製剤は少なくとも0.1%の活性化合物を
含有すべきであるが、しかしその重量の0.5〜30%
で変更させてもよい。このような組成物中における活性
化合物の量は、適当な投与量が得られるような量であ
る。本発明による好ましい組成物および製剤は、非経口
投薬単位が0.5〜100mgの活性化合物を含有するよ
うに製造される。
【0029】前記溶液または懸濁液は次の成分すなわ
ち、滅菌希釈剤例えば注射用水、塩溶液、不揮発油、ポ
リエチレングリコール類、グリセリン、プロピレングリ
コールまたはその他の合成溶媒;抗菌剤例えばベンジル
アルコールまたはメチルパラベン類;抗酸化剤例えばア
スコルビン酸または亜硫酸水素ナトリウム;キレート剤
例えばエチレンジアミン四酢酸;緩衝剤例えば酢酸塩、
クエン酸塩またはリン酸塩並びに張度調整剤例えば塩化
ナトリウムまたはデキストロースを含有してもよい。非
経口多重投与用バイアルはガラスまたはプラスチック製
であることができる。
【0030】本発明化合物として挙げられるのは次のと
おりである。3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン−
2−イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,5,5−
トリメチル−4−チアゾリジノン 塩酸塩;3−〔4−
〔4−(ベンゾ〔b〕チエン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル〕ブチル〕−2,5,5−トリメチル−4−チアゾ
リジノン マレイン酸塩;および3−〔4−〔4−(ベ
ンゾ〔b〕チエン−3−イル)−1−ピペリジニル〕ブ
チル〕−5,5−ジメチル−1,1−ジオキソ−4−チア
ゾリジノン。
【0031】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。 実施例1 3−(4−ブロモブチル)−2,5,5−トリメチル−4
−チアゾリジノン 窒素下、3−(4−ブロモブチル)−2−メチル−4−
チアゾリジノン(6.00g)、ヨウ化メチル(10.9
9g)およびTHF(50ml)からなる−73℃溶液
に、THF(50ml)中のリチウムビス(トリメチルシ
リル)アミド(0.0500mol)を、−55℃より低い
内部温度を維持する速度で加えた。得られた溶液を−5
5℃で10分撹拌し、そのままで−40℃に昇温させ、
その温度で1N HCl(250ml)を加えた。水性混
合物を25%ベンゼン/エーテル(3×125ml)で抽
出した。合一した抽出物をブライン(200ml)で洗浄
し、乾燥し(Na2SO4)次いで濃縮して液体を得、そ
れをシリカゲルでクロマトグラフィー処理して液体5.
07gを得た。その液体を蒸留して透明な液体3.80
gを得た。b.p. 109〜114℃(0.20mmHgで)。 元素分析(C1018BrNOSとして): 計算値: 42.86%C 6.47%H 5.00%N 実測値: 42.93%C 6.47%H 5.00%N
【0032】実施例2 3−(4−クロロブチル)−2,5,5−トリメチル−
1,1−ジオキソ−4−チアゾリジノン 3−(4−クロロブチル)−2,5,5−トリメチル−4
−チアゾリジノン(8.0g)およびエタノール(80m
l)からなる2℃溶液にカリウムペルオキシモノスルフ
ェート(32.0g)および水(120ml)の懸濁液を
30分かけて加えた。冷浴を外し、得られた混合物を室
温で22時間撹拌し、その後酢酸エチル(200ml)を
加えた。混合物を濾過し、不溶性物を酢酸エチル(3×
30ml)で洗浄し次いで合一した濾液を水(200ml)
で希釈した。有機層を分離し、水性層を酢酸エチル(2
×100ml)で抽出した。合一した有機抽出物を飽和N
aHCO3水溶液(200ml)、水(200ml)および
ブライン(200ml)で洗浄し、乾燥し(Na2
4)、真空中で濃縮して灰色がかった白色固体8.62
gを得た。そのスルホンをエーテルから再結晶して白色
結晶性固体5.67g(62.4%)を得た。mp 71〜
73℃。 元素分析(C1018ClNO3Sとして): 計算値: 44.86%C 6.78%H 5.23%N 実測値: 44.71%C 6.67%H 5.20%N
【0033】実施例3 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン−2−イル)−
1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,5,5−トリメチル−
4−チアゾリジノン 塩酸塩 4−(ベンゾ〔b〕チエン−2−イル)−1−ピペリジ
ン(3.00g、13.8mmol)、3−(4−クロロブチ
ル)−2,5,5−トリメチル−4−チアゾリジノン
(4.07g、17.3mmol)、K2CO3(2.86g、
20.7mmol)、KI(0.68g)および90%アセト
ニトリル水溶液(100ml)からなる混合物を88時間
還流した。溶媒を真空中で除去し、残留物を5%NaO
H(250ml)で処理し、水性混合物をジクロロメタン
(3×100ml)で抽出した。合一した抽出物を水(1
50ml)で洗浄し、乾燥し(K2CO3)、真空中で濃縮
して褐色の液体を得た。粗生成物を、ジクロロメタン中
の10%メタノールで溶離するシリカゲルでのクロマト
グラフィーにより精製して生成物4.84gを油状物と
して得た。エタノール性塩化水素を使用してその塩酸塩
を製造し、エタノール−酢酸エチルから再結晶して結晶
1.73g(28%)を得た。mp 196〜198℃。 元素分析(C23322OS・HClとして): 計算値: 60.97%C 7.34%H 6.18%N 実測値: 60.80%C 7.28%H 6.04%N
【0034】実施例4 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン−3−イル)−
1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,5,5−トリメチル−
4−チアゾリジノン マレイン酸塩 4−(ベンゾ〔b〕チエン−3−イル)−ピペリジン
(3.30g、15.2mmol)、3−(4−クロロブチ
ル)−2,5,5−トリメチル−4−チアゾリジノン
(4.48g、19.0mmol)、K2CO3(3.15g、
22.8mmol)、KI(0.75g)および90%アセト
ニトリル水溶液(100ml)からなる混合物を48時間
還流した。溶媒を真空中で除去し、残留物を5%NaO
H(250ml)で処理し、水性混合物をジクロロメタン
(2×100ml)で抽出した。合一した抽出物を水(1
00ml)で洗浄し、乾燥し(K2CO3)、真空中で濃縮
して褐色の液体を得た。粗生成物を、酢酸エチル中の2
0%メタノールで溶離するシリカゲルでのクロマトグラ
フィーにより精製して生成物4.38gを油状物として
得た。この遊離塩基(3.01g、7.22mmol)のエタ
ノール中における溶液にマレイン酸(0.880g、7.
58mmol)を加え、その混合物を加熱して溶液を得た。
溶媒を真空中で除去し、その塩をメタノール/酢酸エチ
ルから再結晶して生成物2.89g(36%)をフレー
クとして得た。mp 165〜166℃。 元素分析(C23322OS2・C444として): 計算値: 60.88%C 6.81%H 5.26%N 実測値: 61.15%C 6.51%H 5.23%N
【0035】実施例5 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン−3−イル)−
1−ピペリジニル〕ブチル〕−5,5−ジメチル−1,1
−ジオキソ−4−チアゾリジノン 4−(ベンゾ〔b〕チエン−3−イル)−ピペリジン
(4.16g、19.1mmol)、3−(4−クロロブチ
ル)−5,5−ジメチル−1,1−ジオキソ−4−チアゾ
リジノン(4.00g、15.8mmol)、K2CO3(3.
50g、25.3mmol)、KI(0.75g)および90
%アセトニトリル水溶液(100ml)からなる混合物を
30時間還流した。混合物を水(50ml)で希釈し、そ
の溶液を真空中で濃縮した。残留物を5%NaOH(2
00ml)で処理し、混合物をジクロロメタン(2×10
0ml)で抽出した。合一した抽出物を水(100ml)で
洗浄し、乾燥し(K2CO3)、真空中で濃縮した。粗生
成物を、ジクロロメタン中の10%メタノールで溶離す
るシリカゲルでのクロマトグラフィーにより精製して生
成物5.00gを粘着性物質として得、それは徐々に固
化して白色固体になった。この遊離塩基を酢酸エチル/
ヘプタンから再結晶して生成物2.34g(34%)を
得た。mp 102〜104℃。 元素分析(C2330232として): 計算値: 60.80%C 6.96%H 6.45%N 実測値: 60.57%C 6.75%H 6.37%N
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/14 211 (72)発明者 ジヨン・ジエラード・ジユアカク アメリカ合衆国ニユージヤージー州07087. ユニオンシテイー.サーテイシツクススス トリート538

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 〔式中、nは0、1または2であり;Aは 【化2】 であり;それぞれの記載におけるXは、独立して水素、
    ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニトロ、低級ア
    ルコキシ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチルまたは
    メチルチオであり;それぞれの記載におけるYは、独立
    して水素、ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニト
    ロ、低級アルコキシ、アミノ、シアノ、トリフルオロメ
    チルまたはメチルチオであり;KはNまたはCHであ
    り;mは1または2であり;kは1または2であり;R
    1およびR2は、R1が 【化3】 である場合は、R2は水素であるということを除いて
    は、独立して水素、低級アルキル、 【化4】 であるか、またはR1+R2は、これらが結合している炭
    素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘキサ
    ン、シクロヘプタン、ピラン、チオピラン、インダンま
    たはピペリジン環を形成し;R3およびR4は、独立して
    水素または低級アルキルであるかまたはR3+R4は、こ
    れらが結合している炭素原子と一緒になってシクロペン
    タン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ピラン、チオ
    ピラン、ピロリジンまたはピペリジン環を形成し;アリ
    ールなる用語は、未置換のフェニル基またはその各々が
    独立して低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、
    ハロゲン、低級アルキルチオ、シアノ、アミノまたはト
    リフルオロメチルである1、2または3個の置換分で置
    換されたフェニル基を意味する〕の化合物またはその医
    薬的に許容しうる酸付加塩。
  2. 【請求項2】 R1=R2=CH3である請求項1記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン
    −2−イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,5,5
    −トリメチル−4−チアゾリジノン塩酸塩である請求項
    1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン
    −2−イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,5,5
    −トリメチル−4−チアゾリジノンマレイン酸塩である
    請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 3−〔4−〔4−(ベンゾ〔b〕チエン
    −3−イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−5,5−
    ジメチル−1,1−ジオキソ−4−チアゾリジノンであ
    る請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 精神病の軽減に有効な量の請求項1記載
    の化合物およびそれに適当な担体を含有する抗精神病組
    成物。
  7. 【請求項7】 精神病の軽減に有効な量の請求項1記載
    の化合物を投与することからなる精神病患者の治療方
    法。
JP7259162A 1994-09-01 1995-09-01 3−〔4−(1−置換された−4−ピペラジニル)ブチル〕−4−チアゾリジノンおよび関連した化合物 Abandoned JPH08176151A (ja)

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