JPH08176565A - ごみ固形化燃料製造方法 - Google Patents
ごみ固形化燃料製造方法Info
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- JPH08176565A JPH08176565A JP6322397A JP32239794A JPH08176565A JP H08176565 A JPH08176565 A JP H08176565A JP 6322397 A JP6322397 A JP 6322397A JP 32239794 A JP32239794 A JP 32239794A JP H08176565 A JPH08176565 A JP H08176565A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 都市ごみから固形化した燃料を製造する方法
であって、(1)ごみ1を破砕する工程2,7、(2)
破砕したごみ1に排ガス処理装置の電気集塵機、又はバ
グフィルタから捕集される飛灰14を混合し、混練する
攪拌工程13、(3)混練したごみを成形する成形工程
17、(4)成形したごみを加熱乾燥してごみ固形化燃
料を得る乾燥工程8からなる。 【効果】 破砕後のごみ1の水分調整を飛灰の混合で行
い、ごみの成形を行い、乾燥して、固化された燃料を得
るようにしたので従来の製造法により生じる不具合を解
消でき、生石灰を使用しないことにより取扱上、貯蔵上
の問題を解消できる。
であって、(1)ごみ1を破砕する工程2,7、(2)
破砕したごみ1に排ガス処理装置の電気集塵機、又はバ
グフィルタから捕集される飛灰14を混合し、混練する
攪拌工程13、(3)混練したごみを成形する成形工程
17、(4)成形したごみを加熱乾燥してごみ固形化燃
料を得る乾燥工程8からなる。 【効果】 破砕後のごみ1の水分調整を飛灰の混合で行
い、ごみの成形を行い、乾燥して、固化された燃料を得
るようにしたので従来の製造法により生じる不具合を解
消でき、生石灰を使用しないことにより取扱上、貯蔵上
の問題を解消できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみ等、収集され
たごみを、脱水し、固形化して燃料にする、ごみ固形化
燃料方法に関するものである。
たごみを、脱水し、固形化して燃料にする、ごみ固形化
燃料方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみや産業廃棄物(以下、単
にごみという)は、収集後、埋め立て処分されるか、ま
たは、そのまま、もしくは破砕した後、焼却処分されて
いた。また、最近は、ごみを分別して再資源化(リサイ
クル)することも多くなってきた。例えば、金属、ガラ
ス、土砂などを除去したごみを、所定の大きさに破砕、
もしくは粉砕し、均一の大きさにして、高密度の固形状
に成形・減容化し、輸送・貯蔵が容易な燃料として使用
する、ごみ燃料化の試みが行われはじめた。
にごみという)は、収集後、埋め立て処分されるか、ま
たは、そのまま、もしくは破砕した後、焼却処分されて
いた。また、最近は、ごみを分別して再資源化(リサイ
クル)することも多くなってきた。例えば、金属、ガラ
ス、土砂などを除去したごみを、所定の大きさに破砕、
もしくは粉砕し、均一の大きさにして、高密度の固形状
に成形・減容化し、輸送・貯蔵が容易な燃料として使用
する、ごみ燃料化の試みが行われはじめた。
【0003】図2は、従来試みられているごみ燃料化の
製造工程の一例を示す図である。図に示すように、本工
程による固形燃料は、 (1)収集したごみ1を一次破砕機2で破砕する。 (2)一次破砕したごみ1を二次破砕機7で破砕する。 (3)二次破砕したごみ1をふるい19によりふるい分
け、ふるい19を通過せず分離された、大きい粒子は二
次破砕機7に戻し、再破砕する。 (4)ふるい19を通過した小さい粒子は、比重選別機
10を通し、金属20、ガラス11、石12等の重い粒
子をごみ1から除去する。 (5)比重選別機10で重い粒子が選別された残りの比
重の軽いごみ1に、生石灰(CaO)21を添加し、反
応炉ミキサ22で混合反応させる。 (6)混合反応させた、ごみ1を圧縮成形機23で一定
粒状に加圧成形する。 (7)成形したごみ1をロータリドライヤ24で加熱、
乾燥処理を行う。 (8)乾燥処理した成形ごみ1を冷却器25で冷却し、
固形燃料18とする。 からなる製造工程で製造される。
製造工程の一例を示す図である。図に示すように、本工
程による固形燃料は、 (1)収集したごみ1を一次破砕機2で破砕する。 (2)一次破砕したごみ1を二次破砕機7で破砕する。 (3)二次破砕したごみ1をふるい19によりふるい分
け、ふるい19を通過せず分離された、大きい粒子は二
次破砕機7に戻し、再破砕する。 (4)ふるい19を通過した小さい粒子は、比重選別機
10を通し、金属20、ガラス11、石12等の重い粒
子をごみ1から除去する。 (5)比重選別機10で重い粒子が選別された残りの比
重の軽いごみ1に、生石灰(CaO)21を添加し、反
応炉ミキサ22で混合反応させる。 (6)混合反応させた、ごみ1を圧縮成形機23で一定
粒状に加圧成形する。 (7)成形したごみ1をロータリドライヤ24で加熱、
乾燥処理を行う。 (8)乾燥処理した成形ごみ1を冷却器25で冷却し、
固形燃料18とする。 からなる製造工程で製造される。
【0004】また、図3は、同様に、従来試みられてい
るごみ燃料化の製造工程の他の例を示す図である。図に
示すように、本工程による固形燃料は、上記(1)〜
(3)と同様な工程の後、 (4′)ふるい19の小さい目を通過した小さい粒子の
ごみ1は、風選機26でガラス11、石12等の重い粒
子を除去し、ふるい19の大きい目のふるいを通過した
大きい粒子のごみ1は、アルミ選別機6でアルミ5と鉄
3を除去する。 (5′)ガラス11、石12等の重い粒子が除去された
残りの小さい粒子のごみ1、およびアルミ5、鉄3が除
去された残りの大きい粒子のごみ1に、生石灰(Ca
O)21を添加し、ミキサ13で混合する。 (6′)生石灰(CaO)21と混合したごみ1を、ロ
ータリキルン28で加熱、乾燥処理を行う。 (7′)ロータリキルン28で加熱、乾燥処理を行った
ごみ1を、成形機29で成形する。 (8′)成形したごみ1を冷却器25で冷却し、固形燃
料18とする。 からなる製造工程で製造される。
るごみ燃料化の製造工程の他の例を示す図である。図に
示すように、本工程による固形燃料は、上記(1)〜
(3)と同様な工程の後、 (4′)ふるい19の小さい目を通過した小さい粒子の
ごみ1は、風選機26でガラス11、石12等の重い粒
子を除去し、ふるい19の大きい目のふるいを通過した
大きい粒子のごみ1は、アルミ選別機6でアルミ5と鉄
3を除去する。 (5′)ガラス11、石12等の重い粒子が除去された
残りの小さい粒子のごみ1、およびアルミ5、鉄3が除
去された残りの大きい粒子のごみ1に、生石灰(Ca
O)21を添加し、ミキサ13で混合する。 (6′)生石灰(CaO)21と混合したごみ1を、ロ
ータリキルン28で加熱、乾燥処理を行う。 (7′)ロータリキルン28で加熱、乾燥処理を行った
ごみ1を、成形機29で成形する。 (8′)成形したごみ1を冷却器25で冷却し、固形燃
料18とする。 からなる製造工程で製造される。
【0005】このように、従来試みられている、ごみ燃
料化の製造工程においては、ごみ1の水分調整を、生石
灰(CaO)21の添加、および工程(7)のロータリ
ドライヤ24による、圧縮成形後の加熱、乾燥、又は工
程(6′)のロータリキルン28による、ミキサ13を
使ったCaO21混合後の加熱、乾燥により行ってい
る。
料化の製造工程においては、ごみ1の水分調整を、生石
灰(CaO)21の添加、および工程(7)のロータリ
ドライヤ24による、圧縮成形後の加熱、乾燥、又は工
程(6′)のロータリキルン28による、ミキサ13を
使ったCaO21混合後の加熱、乾燥により行ってい
る。
【0006】特に、使用する収集したごみ1が、厨芥量
が多い都市ごみである場合を考慮して、ごみ1に生石灰
(CaO)21を添加し、混合反応、若しくは混合する
工程(5),(5′)が、設けられている。これは、都
市ごみの場合、 (ア)多量の水分を含み、そのままでは、ごみ燃料化す
るための成形が難しく、水分を除去する必要がある。
が多い都市ごみである場合を考慮して、ごみ1に生石灰
(CaO)21を添加し、混合反応、若しくは混合する
工程(5),(5′)が、設けられている。これは、都
市ごみの場合、 (ア)多量の水分を含み、そのままでは、ごみ燃料化す
るための成形が難しく、水分を除去する必要がある。
【0007】(イ)未処理のままでは、含まれている蛋
白質なとが腐敗・分解し、臭気を発生するため、保存性
を考慮する必要がある。 等の問題があるためである。
白質なとが腐敗・分解し、臭気を発生するため、保存性
を考慮する必要がある。 等の問題があるためである。
【0008】すなわち、生石灰(CaO)21が容易に
水分を吸収する性質を具えており、上記(ア)の問題を
解消でき、また、生石灰(CaO)21の、水分に吸収
される際の発熱現象に伴う高温化と、生石灰(CaO)
21に水分を吸収させて生成する消石灰(Ca(OH)
2 )の強アルカリ性発現による、蛋白質の変性作用によ
る生物学的安定化を利用して、上記(イ)の問題を解消
できるからである。
水分を吸収する性質を具えており、上記(ア)の問題を
解消でき、また、生石灰(CaO)21の、水分に吸収
される際の発熱現象に伴う高温化と、生石灰(CaO)
21に水分を吸収させて生成する消石灰(Ca(OH)
2 )の強アルカリ性発現による、蛋白質の変性作用によ
る生物学的安定化を利用して、上記(イ)の問題を解消
できるからである。
【0009】このため、水分量が多い都市ごみの場合、
ごみ1の成形のためには、成形工程前に、多量の生石灰
(CaO)21を添加することにより、水分を低下させ
る必要がある。従って、生石灰(CaO)21の添加分
がごみ1の減容化には結びつかず、輸送・貯蔵費が嵩
み、また、製造した固形燃料の重量当りの発熱量の減少
をまねくとともに、製造コストの高騰を招き、製造した
固形燃料が高価なものになるという不具合があった。
ごみ1の成形のためには、成形工程前に、多量の生石灰
(CaO)21を添加することにより、水分を低下させ
る必要がある。従って、生石灰(CaO)21の添加分
がごみ1の減容化には結びつかず、輸送・貯蔵費が嵩
み、また、製造した固形燃料の重量当りの発熱量の減少
をまねくとともに、製造コストの高騰を招き、製造した
固形燃料が高価なものになるという不具合があった。
【0010】また、生石灰(CaO)21は、消防法に
規定される危険物であるため、その取り扱いに資格を有
する責任者が必要である等の取扱い上の問題がある。
規定される危険物であるため、その取り扱いに資格を有
する責任者が必要である等の取扱い上の問題がある。
【0011】さらに、生石灰(CaO)21は、空気中
の炭酸ガス(CO2 )、あるいは水分と容易に反応する
こと、ならびに、反応の際に高熱を発生させるため、貯
蔵が容易でなく、貯蔵タンク等の管理上の問題があっ
た。
の炭酸ガス(CO2 )、あるいは水分と容易に反応する
こと、ならびに、反応の際に高熱を発生させるため、貯
蔵が容易でなく、貯蔵タンク等の管理上の問題があっ
た。
【0012】また、上述の工程においては、都市ごみ1
を粗く破砕する一次破砕工程、および一次破砕工程に続
く、ごみ1を細かく破砕する二次破砕工程を設け、この
二次破砕工程の後に、ごみ1から、アルミ5、鉄3を含
む金属20、ガラス11、石12等を除去するようにし
ているため、破砕機、特に、二次破砕を行う二次破砕機
の負荷が大きくなり、運転コストの上昇を招くととも
に、機器の損傷を招くという不具合もあった。
を粗く破砕する一次破砕工程、および一次破砕工程に続
く、ごみ1を細かく破砕する二次破砕工程を設け、この
二次破砕工程の後に、ごみ1から、アルミ5、鉄3を含
む金属20、ガラス11、石12等を除去するようにし
ているため、破砕機、特に、二次破砕を行う二次破砕機
の負荷が大きくなり、運転コストの上昇を招くととも
に、機器の損傷を招くという不具合もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来試みら
れている、上述したごみ固形化燃料の製造工程の不具合
を解消して、(1)生石灰(CaO)を使用することな
く、都市ごみによるごみ固形化燃料製造ができ、生石灰
(CaO)使用に伴う取扱い上、および貯蔵保管上の問
題を解消できるとともに、厨芥量の多い都市ごみ等の固
形燃料化に伴う特有の問題を解消して、都市ごみによる
固形燃料が製造でき、(2)ごみの減容化が達成でき、
(3)製造した固形燃料のコストを低減し、また発熱量
を低減することがなく、(4)製造時の運転負荷を小さ
くして、製造コストの低減、および製造装置の損傷を低
減できる。ごみ固形化燃料製造方法を提供することを課
題とする。
れている、上述したごみ固形化燃料の製造工程の不具合
を解消して、(1)生石灰(CaO)を使用することな
く、都市ごみによるごみ固形化燃料製造ができ、生石灰
(CaO)使用に伴う取扱い上、および貯蔵保管上の問
題を解消できるとともに、厨芥量の多い都市ごみ等の固
形燃料化に伴う特有の問題を解消して、都市ごみによる
固形燃料が製造でき、(2)ごみの減容化が達成でき、
(3)製造した固形燃料のコストを低減し、また発熱量
を低減することがなく、(4)製造時の運転負荷を小さ
くして、製造コストの低減、および製造装置の損傷を低
減できる。ごみ固形化燃料製造方法を提供することを課
題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に示
す本発明のごみ固形化燃料製造方法は、次の手段を採用
した。 (1)収集したごみを、取扱いが容易で、成形ができる
程度に破砕する破砕工程を設けた。 (2)破砕されたごみに、排ガス処理設備の集塵機で捕
集され、未反応消石灰、消石灰中和物、および反応助剤
のうちの1つ、ないし全部を含む飛灰を、添加し、混
合、混練する攪拌工程を設けた。 (3)飛灰と混合、混練されたごみを運搬、若しくは貯
蔵を含む取扱いが容易になるとともに、乾燥しやすいよ
うにする成形する成形工程を設けた。 (4)成形されたごみを固化し、生物学的に安定化する
ために、乾燥する乾燥工程を設けた。
す本発明のごみ固形化燃料製造方法は、次の手段を採用
した。 (1)収集したごみを、取扱いが容易で、成形ができる
程度に破砕する破砕工程を設けた。 (2)破砕されたごみに、排ガス処理設備の集塵機で捕
集され、未反応消石灰、消石灰中和物、および反応助剤
のうちの1つ、ないし全部を含む飛灰を、添加し、混
合、混練する攪拌工程を設けた。 (3)飛灰と混合、混練されたごみを運搬、若しくは貯
蔵を含む取扱いが容易になるとともに、乾燥しやすいよ
うにする成形する成形工程を設けた。 (4)成形されたごみを固化し、生物学的に安定化する
ために、乾燥する乾燥工程を設けた。
【0015】また、請求項2に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (5)上記工程(2)でごみに添加する飛灰の量は、破
砕されたごみ重量の1〜30重量%とした。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (5)上記工程(2)でごみに添加する飛灰の量は、破
砕されたごみ重量の1〜30重量%とした。
【0016】また、請求項3に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (6)上記工程(1)の破砕工程は、ごみに含まれる粗
大物を粗く破砕する一次破砕工程と、ごみの固形燃料化
が容易にできる、2m/m程度にごみを細かく破砕する
二次破砕工程とした。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (6)上記工程(1)の破砕工程は、ごみに含まれる粗
大物を粗く破砕する一次破砕工程と、ごみの固形燃料化
が容易にできる、2m/m程度にごみを細かく破砕する
二次破砕工程とした。
【0017】また、請求項4に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (7)破砕されたごみから、ごみに含まれる金属を磁力
選別機、アルミ選別機等を用いて除去する金属除去工程
を、破砕工程と攪拌工程との間に設けた。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)に加え、次の手段
を採用した。 (7)破砕されたごみから、ごみに含まれる金属を磁力
選別機、アルミ選別機等を用いて除去する金属除去工程
を、破砕工程と攪拌工程との間に設けた。
【0018】また、請求項5に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)および(6)に加
え、次の手段を採用した。 (8)破砕されたごみから、ごみに含まれる金属を磁力
選別機、アルミ選別機等を用いて除去する金属除去工程
を、一次破砕工程と二次破砕工程との間に設けた。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)および(6)に加
え、次の手段を採用した。 (8)破砕されたごみから、ごみに含まれる金属を磁力
選別機、アルミ選別機等を用いて除去する金属除去工程
を、一次破砕工程と二次破砕工程との間に設けた。
【0019】
【作用】請求項1に示す本発明のごみ固形化燃料製造方
法は、上記(1)〜(4)の手段の採用により、 (1)破砕したごみの水分調整、および生物学的安定化
のために従来使用していた生石灰(CaO)を使用しな
いので、ごみに添加する添加剤の量を少くしてごみの成
形ができ、これにより a.ごみの減容化、 b.ごみ固形化燃料の単位重量当りの発熱量アップ、 c.製造コストの低減 が図れ、低コストの固形燃料を都市ごみのような水分量
の多いごみから製造できる。また、生石灰の使用に伴い
発生する取扱い上の問題、および貯蔵管理上の問題が解
消する。
法は、上記(1)〜(4)の手段の採用により、 (1)破砕したごみの水分調整、および生物学的安定化
のために従来使用していた生石灰(CaO)を使用しな
いので、ごみに添加する添加剤の量を少くしてごみの成
形ができ、これにより a.ごみの減容化、 b.ごみ固形化燃料の単位重量当りの発熱量アップ、 c.製造コストの低減 が図れ、低コストの固形燃料を都市ごみのような水分量
の多いごみから製造できる。また、生石灰の使用に伴い
発生する取扱い上の問題、および貯蔵管理上の問題が解
消する。
【0020】(2)また、飛灰を、ごみ燃料化の際の添
加剤として使用することにより、以下の理由で、ごみの
成形が容易となる。
加剤として使用することにより、以下の理由で、ごみの
成形が容易となる。
【0021】a.飛灰の吸湿性が優れている。
【0022】b.粒度が小さい(平均10〜20μm)
ために、ごみとの混合性がよく、均一に分散される。一
方、生石灰(CaO)は所定の粒度にするためには粉砕
する必要がある。
ために、ごみとの混合性がよく、均一に分散される。一
方、生石灰(CaO)は所定の粒度にするためには粉砕
する必要がある。
【0023】c.飛灰は、特に分級することなく、捕集
灰をそのまま利用できる。
灰をそのまま利用できる。
【0024】さらに、添加剤として使用する飛灰には、
未反応消石灰、消石灰中和物、および反応助剤の少くと
も1つを含むものを使用することにより、 d.未反応消石灰を燃料化の際の固化剤として加えるこ
とにより、ごみ成形時のしまりがよくなるほか、未反応
消石灰のアルカリ性によって、生ごみの腐敗と大腸菌等
の菌体の繁殖を抑制することができる。これによって、
臭気の発生も抑えることができる。さらに、未反応消石
灰は、固形化されたごみ燃料を焼却する際、炉内脱硫反
応を起し、イオウ酸化物(SOx )の発生を抑制するこ
とができる。
未反応消石灰、消石灰中和物、および反応助剤の少くと
も1つを含むものを使用することにより、 d.未反応消石灰を燃料化の際の固化剤として加えるこ
とにより、ごみ成形時のしまりがよくなるほか、未反応
消石灰のアルカリ性によって、生ごみの腐敗と大腸菌等
の菌体の繁殖を抑制することができる。これによって、
臭気の発生も抑えることができる。さらに、未反応消石
灰は、固形化されたごみ燃料を焼却する際、炉内脱硫反
応を起し、イオウ酸化物(SOx )の発生を抑制するこ
とができる。
【0025】e.消石灰中和物、具体的には塩化カルシ
ウム(CaCl2 )であるが、吸湿性に優れている。従
って消石灰中和物を固化剤として加えることにより、生
ごみ中の水分を除湿することによって乾燥性を高め、ご
み固形化状態をよくすることができる。
ウム(CaCl2 )であるが、吸湿性に優れている。従
って消石灰中和物を固化剤として加えることにより、生
ごみ中の水分を除湿することによって乾燥性を高め、ご
み固形化状態をよくすることができる。
【0026】f.また、バグフィルタにて捕集される飛
灰中には、ケイソウ土を主成分とする反応助剤がふくま
れているが、反応助剤は加湿した粉体のべとつき防止す
る役割を持っており、固化剤として有効である。従っ
て、反応助剤を固化剤として加えることにより、固形状
態でのごみのしまりがよく、形状を保ちやすくすること
ができる。
灰中には、ケイソウ土を主成分とする反応助剤がふくま
れているが、反応助剤は加湿した粉体のべとつき防止す
る役割を持っており、固化剤として有効である。従っ
て、反応助剤を固化剤として加えることにより、固形状
態でのごみのしまりがよく、形状を保ちやすくすること
ができる。
【0027】なお、生石灰(CaO)に代えて使用する
集塵機、バグフィルタにおいて捕集される飛灰は、集塵
機等を設置する焼却炉において、燃焼中にタイヤなどか
ら発生する硫黄酸化物(SOX )、および塩化ビニル樹
脂などから発生する塩化水素(HCl)を捕集するため
に、また、火力プラント等においては、燃焼時に重油等
の燃料から発生する硫黄酸化物(SOX )を捕集するた
めに、消石灰を多量に添加しており、未反応消石灰、消
石灰中和物、および反応助剤が多量に含まれている。
集塵機、バグフィルタにおいて捕集される飛灰は、集塵
機等を設置する焼却炉において、燃焼中にタイヤなどか
ら発生する硫黄酸化物(SOX )、および塩化ビニル樹
脂などから発生する塩化水素(HCl)を捕集するため
に、また、火力プラント等においては、燃焼時に重油等
の燃料から発生する硫黄酸化物(SOX )を捕集するた
めに、消石灰を多量に添加しており、未反応消石灰、消
石灰中和物、および反応助剤が多量に含まれている。
【0028】すなわち、排ガス中の酸性ガスを中和する
ために、排ガス中に消石灰をスラリ状、または粒状で噴
射する、これらの施設の集塵機、またはバグフィルタで
捕集される飛灰中には、表1に示すように、20〜40
wt%(CaOとして計算)のCa成分が含まれてい
る。さらに、Ca成分のうち、40〜80wt%が通常
において消石灰(Ca(OH)2 )成分からなるため、
本発明のごみ固形化燃料製造法における、固化剤として
有効な成分を有していることになる。
ために、排ガス中に消石灰をスラリ状、または粒状で噴
射する、これらの施設の集塵機、またはバグフィルタで
捕集される飛灰中には、表1に示すように、20〜40
wt%(CaOとして計算)のCa成分が含まれてい
る。さらに、Ca成分のうち、40〜80wt%が通常
において消石灰(Ca(OH)2 )成分からなるため、
本発明のごみ固形化燃料製造法における、固化剤として
有効な成分を有していることになる。
【0029】また、サンプル2のバグフィルタを集塵機
とする飛灰中には、捕集飛灰重量に対して5〜30wt
%のケイソウ土を主成分とする反応助剤が含まれてい
る。
とする飛灰中には、捕集飛灰重量に対して5〜30wt
%のケイソウ土を主成分とする反応助剤が含まれてい
る。
【0030】
【表1】
【0031】(3)さらに、消石灰(Ca(OH)2 )
が含まれている飛灰を添加することにより、固形のごみ
燃料焼却時には、炉内脱硫効果が得られる。これは、焼
却炉に未反応消石灰(Ca(OH)2 )を添加すること
により、ごみを焼却炉で燃やす際に発生する硫黄酸化物
(SOX )に形態を変化させるためである。
が含まれている飛灰を添加することにより、固形のごみ
燃料焼却時には、炉内脱硫効果が得られる。これは、焼
却炉に未反応消石灰(Ca(OH)2 )を添加すること
により、ごみを焼却炉で燃やす際に発生する硫黄酸化物
(SOX )に形態を変化させるためである。
【0032】(4)また、固形燃料にされたごみの運
搬、若しくは貯蔵を含む取扱いが容易になる。さらに
は、乾燥工程における加熱の高温化による、ごみに含ま
れる蛋白質の変性作用でごみを生物学的に安定化でき
る。
搬、若しくは貯蔵を含む取扱いが容易になる。さらに
は、乾燥工程における加熱の高温化による、ごみに含ま
れる蛋白質の変性作用でごみを生物学的に安定化でき
る。
【0033】また、請求項2に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(5)の手段の採用により、上記(1)〜(4)に
加え、 (5)排ガス処理設備に設けた集塵機、又はバグフィル
タで捕集された飛灰のごみへの添加量の増加とともに、
固形化されて製造された燃料の燃焼排ガス中のイオウ酸
化物濃度(SOX )の低減効果は認められるものの、添
加量の増加とともに、ごみの減容化が阻害され、輸送、
貯蔵が難しくなり、また固形化ごみ燃料の発熱量低下を
招く不具合があるのを、好適な条件に保持できる。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(5)の手段の採用により、上記(1)〜(4)に
加え、 (5)排ガス処理設備に設けた集塵機、又はバグフィル
タで捕集された飛灰のごみへの添加量の増加とともに、
固形化されて製造された燃料の燃焼排ガス中のイオウ酸
化物濃度(SOX )の低減効果は認められるものの、添
加量の増加とともに、ごみの減容化が阻害され、輸送、
貯蔵が難しくなり、また固形化ごみ燃料の発熱量低下を
招く不具合があるのを、好適な条件に保持できる。
【0034】また、請求項3に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(6)の手段の採用により、上記(1)〜(4)に
加え、 (6)破砕機の負荷が大きい、ごみを小さく破砕する二
次破砕工程が、粗大ごみを粗く破砕する一次破砕工程の
後に行われるので、破砕作業が円滑にできるとともに、
破砕機の損傷を低減できる。また、二次破砕工程で破砕
されたごみを均一の大きさにでき、飛灰との混合が良好
になり、飛灰を均一に含む固形燃料が得られる。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(6)の手段の採用により、上記(1)〜(4)に
加え、 (6)破砕機の負荷が大きい、ごみを小さく破砕する二
次破砕工程が、粗大ごみを粗く破砕する一次破砕工程の
後に行われるので、破砕作業が円滑にできるとともに、
破砕機の損傷を低減できる。また、二次破砕工程で破砕
されたごみを均一の大きさにでき、飛灰との混合が良好
になり、飛灰を均一に含む固形燃料が得られる。
【0035】また、請求項4に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(7)の手段の採用により、 (7)ごみ固形化燃料を燃焼させるときに生じる、有害
物質の発生を防止できるとともに、燃焼炉の損傷を低減
できる。また、成形を行うごみに金属が含まれないた
め、混合、混練時のミキサー等の損傷がなくなり、さら
には、成形された固形状態でのごみのしまりが良く、形
状を保ちやすい。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段に加えて、
上記(7)の手段の採用により、 (7)ごみ固形化燃料を燃焼させるときに生じる、有害
物質の発生を防止できるとともに、燃焼炉の損傷を低減
できる。また、成形を行うごみに金属が含まれないた
め、混合、混練時のミキサー等の損傷がなくなり、さら
には、成形された固形状態でのごみのしまりが良く、形
状を保ちやすい。
【0036】また、請求項5に示す本発明のごみ固形化
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段および
(6)の手段に加えて、上記(8)の手段の採用によ
り、上記(1)〜(4)および(6)に加え、 (8)ごみ固形化燃料を燃焼させるときに生じる、有害
物質の発生の防止、および燃焼炉の損傷の低減が、請求
項4の発明と同様にできるとともに、破砕機の負荷が大
きい、ごみを細く破砕する二次破砕工程が金属除去工程
の後に行われるので、破砕機の負荷を小さくして、運転
コストを低減できるとともに、金属破砕に伴う破砕機の
損傷を低減できる。また、ごみに固着した金属は一次破
砕工程後に除去されるので、除去する金属のごみとの分
離が良好となる。
燃料製造方法は、上記(1)〜(4)の手段および
(6)の手段に加えて、上記(8)の手段の採用によ
り、上記(1)〜(4)および(6)に加え、 (8)ごみ固形化燃料を燃焼させるときに生じる、有害
物質の発生の防止、および燃焼炉の損傷の低減が、請求
項4の発明と同様にできるとともに、破砕機の負荷が大
きい、ごみを細く破砕する二次破砕工程が金属除去工程
の後に行われるので、破砕機の負荷を小さくして、運転
コストを低減できるとともに、金属破砕に伴う破砕機の
損傷を低減できる。また、ごみに固着した金属は一次破
砕工程後に除去されるので、除去する金属のごみとの分
離が良好となる。
【0037】
【実施例】以下、本発明のごみ固形化燃料製造法の一実
施態様を図面により説明する。図1は、本発明のごみ固
形化燃料製造法の、一実施態様としての製造工程を示す
図である。
施態様を図面により説明する。図1は、本発明のごみ固
形化燃料製造法の、一実施態様としての製造工程を示す
図である。
【0038】本実施態様におけるごみ固形化燃料製造法
においては、 (1)収集した都市ごみ1を、一次破砕機2で金属類の
選別に好適な程度に粗く破砕する。 (2)一次破砕機2で破砕した都市ごみ1から、鉄3を
磁力選別機4で選別し、除去する。 (3)鉄3を除去した都市ごみ1から、アルミ5をアル
ミ選別機6で選別し、除去する。 (4)金属類を除去した都市ごみ1を、二次破砕機7で
都市ごみの1の成形固化に都合の良い、2m/m程度に
細く破砕する。二次破砕機7で破砕できなかったごみ
は、再度、一次破砕機2へ戻し、(1)〜(3)の工程
を再度行った後、破砕する。 (5)二次破砕機7で細かく破砕された都市ごみ1は、
比重選別機10により選別される。すなわち、(2)の
工程で選別、除去されなかった鉄3、ガラス11、石1
2などの比重の大きい粒子は、選別され、除去される。 (6)(5)の工程で除去されなかった比重の小さい粒
子は、ごみ焼却を行う燃焼設備等の排ガス処理に使用さ
れる集塵機にて捕集した飛灰、又はバグフィルタにより
捕集した飛灰と、ミキサ13により混合攪拌される。 (7)混合攪拌した都市ごみ1と飛灰の混合物を、成形
機17で成形する。 (8)成形した都市ごみ1を、加熱・乾燥炉8で加熱、
乾燥処理を行って、ごみ固形化燃料18が得られる。
においては、 (1)収集した都市ごみ1を、一次破砕機2で金属類の
選別に好適な程度に粗く破砕する。 (2)一次破砕機2で破砕した都市ごみ1から、鉄3を
磁力選別機4で選別し、除去する。 (3)鉄3を除去した都市ごみ1から、アルミ5をアル
ミ選別機6で選別し、除去する。 (4)金属類を除去した都市ごみ1を、二次破砕機7で
都市ごみの1の成形固化に都合の良い、2m/m程度に
細く破砕する。二次破砕機7で破砕できなかったごみ
は、再度、一次破砕機2へ戻し、(1)〜(3)の工程
を再度行った後、破砕する。 (5)二次破砕機7で細かく破砕された都市ごみ1は、
比重選別機10により選別される。すなわち、(2)の
工程で選別、除去されなかった鉄3、ガラス11、石1
2などの比重の大きい粒子は、選別され、除去される。 (6)(5)の工程で除去されなかった比重の小さい粒
子は、ごみ焼却を行う燃焼設備等の排ガス処理に使用さ
れる集塵機にて捕集した飛灰、又はバグフィルタにより
捕集した飛灰と、ミキサ13により混合攪拌される。 (7)混合攪拌した都市ごみ1と飛灰の混合物を、成形
機17で成形する。 (8)成形した都市ごみ1を、加熱・乾燥炉8で加熱、
乾燥処理を行って、ごみ固形化燃料18が得られる。
【0039】なお、工程(6)で破砕した都市ごみ1へ
添加する飛灰の添加量は、添加量の増加とともに、製造
されたごみ固形燃料を燃焼させるときの、燃焼排ガス中
の硫黄酸化物濃度(SOX )低減効果は、認められる。
しかし、飛灰添加量の増加とともに、固形化ごみ燃料の
単位重量当りの発熱量低下を招き、また製造されるごみ
固形化燃料の量が増大するため、添加量は乾燥した都市
ごみに対して1〜30wt%の範囲が好適である。な
お、厨芥類が少なく、腐敗成分の少ないごみの場合は、
相対的に少量の飛灰添加でごみの燃料化ができる。
添加する飛灰の添加量は、添加量の増加とともに、製造
されたごみ固形燃料を燃焼させるときの、燃焼排ガス中
の硫黄酸化物濃度(SOX )低減効果は、認められる。
しかし、飛灰添加量の増加とともに、固形化ごみ燃料の
単位重量当りの発熱量低下を招き、また製造されるごみ
固形化燃料の量が増大するため、添加量は乾燥した都市
ごみに対して1〜30wt%の範囲が好適である。な
お、厨芥類が少なく、腐敗成分の少ないごみの場合は、
相対的に少量の飛灰添加でごみの燃料化ができる。
【0040】(実施例1)厨芥類が40wt%、紙類4
0wt%、プラスチック類12wt%、木くず6wt
%、その他2wt%から構成されるごみ(水分:40w
t%)100kgを2mm以下に粉砕し、Ca分(Ca
Oとして)を23.5wt%含有する、バグフィルタに
て捕集した飛灰を10kg添加し、混練機にて混合し
た。つぎに、混合物を造粒機にて棒状ペレットに成形
し、乾燥して固形のごみ燃料物を得た。この固形のごみ
燃料からの臭気はなかった。また、このようにして得ら
れた、固形のごみ燃料を50kg/hの流動燃焼炉にて
燃焼したところ、良好に燃焼できた。さらに、燃焼排ガ
ス中のイオウ酸化物濃度(SOX )は、ごみに飛灰を添
加しない場合に比べて、60%低い値を示した。
0wt%、プラスチック類12wt%、木くず6wt
%、その他2wt%から構成されるごみ(水分:40w
t%)100kgを2mm以下に粉砕し、Ca分(Ca
Oとして)を23.5wt%含有する、バグフィルタに
て捕集した飛灰を10kg添加し、混練機にて混合し
た。つぎに、混合物を造粒機にて棒状ペレットに成形
し、乾燥して固形のごみ燃料物を得た。この固形のごみ
燃料からの臭気はなかった。また、このようにして得ら
れた、固形のごみ燃料を50kg/hの流動燃焼炉にて
燃焼したところ、良好に燃焼できた。さらに、燃焼排ガ
ス中のイオウ酸化物濃度(SOX )は、ごみに飛灰を添
加しない場合に比べて、60%低い値を示した。
【0041】(実施例2)実施例1に記載したごみ10
0kgを2mm以下に粉砕し、Ca分(CaOとして)
を34.6wt%含有する、電気集じん機にて捕集した
飛灰を7kg添加し、混練機にて混合した。つぎに、混
合物を造粒機にて棒状ペレットに成形し、乾燥して固形
のごみ燃料物を得た。実施例1と同様に、固形のごみ燃
料からの臭気はなかった。また、実施例1と同様の方法
で燃焼したところ、良好な燃焼が得られた。燃焼排ガス
中のイオウ酸化物(SOX ) 濃度は、ごみに飛灰を添加
しない場合に比べて、55%低い値を示した。
0kgを2mm以下に粉砕し、Ca分(CaOとして)
を34.6wt%含有する、電気集じん機にて捕集した
飛灰を7kg添加し、混練機にて混合した。つぎに、混
合物を造粒機にて棒状ペレットに成形し、乾燥して固形
のごみ燃料物を得た。実施例1と同様に、固形のごみ燃
料からの臭気はなかった。また、実施例1と同様の方法
で燃焼したところ、良好な燃焼が得られた。燃焼排ガス
中のイオウ酸化物(SOX ) 濃度は、ごみに飛灰を添加
しない場合に比べて、55%低い値を示した。
【0042】(実施例3)厨芥類が15wt%、紙類5
0wt%、プラスチック類35wt%から構成されるご
み(水分20%)100kgを2mm以下に粉砕し、C
a分(CaOとして)23.5wt%含有する、バグフ
ィルターにて捕集した飛灰を5kg添加し、実施例1と
同様の方法に従って、ごみを燃料化した。得られたごみ
燃料固形物からの臭気はなかった。また、実施例1と同
じ方法で流動燃焼したところ、良好に燃焼できた。燃焼
排ガス中の硫黄酸化物(SOX )濃度は、ごみに飛灰を
添加しない場合に比べて58%低い値を示した。
0wt%、プラスチック類35wt%から構成されるご
み(水分20%)100kgを2mm以下に粉砕し、C
a分(CaOとして)23.5wt%含有する、バグフ
ィルターにて捕集した飛灰を5kg添加し、実施例1と
同様の方法に従って、ごみを燃料化した。得られたごみ
燃料固形物からの臭気はなかった。また、実施例1と同
じ方法で流動燃焼したところ、良好に燃焼できた。燃焼
排ガス中の硫黄酸化物(SOX )濃度は、ごみに飛灰を
添加しない場合に比べて58%低い値を示した。
【0043】
【発明の効果】本発明のごみ固形化燃料製造法によれ
ば、特許請求の範囲に示す構成により、 (1)厨芥類が多く、水分の多いごみにおいても、形く
ずれのしない良好で、発熱量が大きく、安価な固形燃料
とすることができた。 (2)ごみを生物学的に安定化でき、腐敗・分解がな
く、臭気の発生がない固形燃料を得ることができた。 (3)固形燃料を燃料として用いたとき、燃焼排ガス中
にイオウ酸化物の発生を抑制することができた。 (4)ごみを減容化できた。 (5)物理的にも、生物学的にも、安定化しているた
め、固形燃料製造プラントから燃焼設備に輸送すること
が可能となった。 (6)固形燃料製造時の運転コスト、並びに装置の損傷
を低減できる。
ば、特許請求の範囲に示す構成により、 (1)厨芥類が多く、水分の多いごみにおいても、形く
ずれのしない良好で、発熱量が大きく、安価な固形燃料
とすることができた。 (2)ごみを生物学的に安定化でき、腐敗・分解がな
く、臭気の発生がない固形燃料を得ることができた。 (3)固形燃料を燃料として用いたとき、燃焼排ガス中
にイオウ酸化物の発生を抑制することができた。 (4)ごみを減容化できた。 (5)物理的にも、生物学的にも、安定化しているた
め、固形燃料製造プラントから燃焼設備に輸送すること
が可能となった。 (6)固形燃料製造時の運転コスト、並びに装置の損傷
を低減できる。
【図1】本発明の一実施態様としてのごみ固形化燃料製
造法に係る製造工程図である。
造法に係る製造工程図である。
【図2】従来のごみ燃料化の一例を示す製造工程図であ
る。
る。
【図3】従来のごみ燃料化の他の例を示す製造工程図で
ある。
ある。
1 収集した都市ごみ 2 一次破砕機 3 鉄 4 磁力選別機 5 アルミ 6 アルミ選別機 7 二次破砕機 8 加熱・乾燥炉 10 比重選別機 11 ガラス 12 石 13 ミキサ 14 電気集塵機により捕集された飛灰 15 バグフィルタにより捕集された飛灰 16 消石灰 17 成形機 18 固形ごみ燃料 19 ふるい 20 金属 21 生石灰(CaO) 22 反応炉ミキサ 23 圧縮成型機 24 ロータリドライヤ 25 冷却器 26 風選機 28 ロータリキルン 29 成形機
Claims (5)
- 【請求項1】 収集したごみを破砕する破砕工程と、前
記破砕工程で破砕された前記ごみに、排ガス処理設備に
設けた集塵装置で捕集した、未反応消石灰、消石灰中和
物および反応助剤の少くとも1つを含む飛灰を添加し、
混合、混練する攪拌工程と、前記攪拌工程で、混合、混
練した前記ごみを成形する成形工程と、前記成形工程
で、成形した前記ごみを乾燥する乾燥工程とからなるこ
とを特徴とするごみ固形化燃料製造方法。 - 【請求項2】 前記攪拌工程で前記ごみに添加する飛灰
の量が、前記ごみの1〜30重量%であることを特徴と
する請求項1のごみ固形化燃料製造方法。 - 【請求項3】 前記破砕工程が、前記ごみを粗く破砕す
る一次破砕工程と、前記ごみを細かく破砕する二次破砕
工程からなることを特徴とする請求項1のごみ固形化燃
料製造方法。 - 【請求項4】 前記破砕工程と前記攪拌工程の間に、前
記破砕工程で破砕された前記ごみから金属を除去する金
属除去工程を設けたことを特徴とする請求項1のごみ固
形化燃料製造方法。 - 【請求項5】 前記金属除去工程が、前記一次破砕工程
と前記二次破砕工程の間に設けられていることを特徴と
する請求項3のごみ固形化燃料製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322397A JPH08176565A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | ごみ固形化燃料製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322397A JPH08176565A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | ごみ固形化燃料製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08176565A true JPH08176565A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18143212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6322397A Pending JPH08176565A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | ごみ固形化燃料製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08176565A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007023187A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 固形燃料の製造方法及び装置 |
| CN103447284A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-12-18 | 韩明杰 | 生活垃圾中可燃物无尘分选、熔炼制品一体机 |
| CN117816696A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-04-05 | 湖南军信环保股份有限公司 | 一种协同垃圾焚烧飞灰、市政污泥、陈腐垃圾及渗滤液的处理方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322397A patent/JPH08176565A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007023187A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 固形燃料の製造方法及び装置 |
| CN103447284A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-12-18 | 韩明杰 | 生活垃圾中可燃物无尘分选、熔炼制品一体机 |
| CN117816696A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-04-05 | 湖南军信环保股份有限公司 | 一种协同垃圾焚烧飞灰、市政污泥、陈腐垃圾及渗滤液的处理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000328 |