JPH08177171A - 金属折板の支持フレーム - Google Patents

金属折板の支持フレーム

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JPH08177171A
JPH08177171A JP33564194A JP33564194A JPH08177171A JP H08177171 A JPH08177171 A JP H08177171A JP 33564194 A JP33564194 A JP 33564194A JP 33564194 A JP33564194 A JP 33564194A JP H08177171 A JPH08177171 A JP H08177171A
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健治 稗島
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茂 花谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持フレームの受部を屋根面に敷設する金属
折板の流れ方向へ軽動調整でき、工具等で支持フレーム
を曲げて調整する必要がなく、金属折板の敷設作業を能
率的に施工できる金属折板の支持フレームを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 屋根基材上面に設置され、かつ、屋根面の流
れ方向に向け間隔をおいて設置されて金属折板14の両
側面で形成された山形部を支持するための金属折板の支
持フレームであって、該屋根基材上面に設置された支持
フレーム10は、屋根基材に固定される支持部24と、
該支持部の頭頂部に設けられ、金属折板の山形部に下方
から係着する受部28とを備え、支持部の頭頂部には、
受部に金属折板を載置させた状態で受部をその流れ方向
に傾動可能なように案内支持する傾動案内部30が設け
られて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根面に葺設する金属
折板の両側面を重合させて形成された山形部を支持する
ための金属折板の支持フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工場施設、体育館等の大形建造物
の屋根面においては、金属シートに山形部を折曲した金
属折板で葺設した金属折板屋根が、耐久性が高く、材料
が安価で、施工コストも軽減できるために普及しつつあ
る。この金属折板を屋根面に葺設するときには、建物の
屋根面の流れ方向と交差する方向にH型鋼等で屋根基材
を枠組する。そして、略円弧状の受部を上部に固定した
支持フレームを屋根基材の上面に一定間隔をおいて固定
し、屋根面の流れ方向、即ち前記屋根基材と交差する方
向に金属折板を載着しながら、図13、図14に示す様
に、受部の上面に一つの金属折板の第1側面の第1円弧
部を載着し、更に、他の金属折板の第2側面の第2円弧
部を、前記第1円弧部の上面側に載着係着して山形部を
形成し、この山形部を支持フレームの受部で下方から支
持しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
金属折板の支持フレームは屋根基材の略水平な上面に垂
直に立設される反面、屋根面に敷設する金属折板は、雨
水の排水を確保するために通常1/50ないし1/10
0の勾配で支持フレームに配置できる様に各屋根基材の
高さが設定されており、屋根面の流れ方向に傾斜した金
属折板の山形部内に支持フレームの上部の受部を密着状
に嵌着させるために、パイプレンチ等で支持フレームを
曲げながら受部の上面が、傾斜状に敷設される金属折板
の山形部と一致する様に補正しなけばならず、この作業
に多くの手数を要し、能率的に金属折板の布設施工がで
きない等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、支持フレームの受部を屋
根面に敷設する金属折板の流れ方向へ軽動調整でき、工
具を用いて支持フレームを曲げたりして調整する必要が
なく、金属折板の敷設作業を能率的に施工できる金属折
板支持フレームを提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、屋根基材上面に設置さ
れ、かつ、屋根面の流れ方向に向け間隔をおいて設置さ
れ、金属のシート状部材から成る金属折板の両側面を重
合させて形成された山形部を支持するための金属折板の
支持フレームであって、前記屋根基材12は屋根面の流
れ方向と交差する方向に向けて設けられ、この屋根基材
12上面に設置された前記支持フレーム10は、該屋根
基材12に固定される支持部24と、該支持部24の頭
頂部26に設けられ、前記金属折板14の山形部16に
下方から係着する受部28と、を備え、前記支持部24
の頭頂部26には、前記受部28に前記金属折板14を
載置させた状態で該受部28をその流れ方向に傾動可能
なように案内支持する傾動案内部30が設けられて成る
金属折板の支持フレーム10から構成される。
【0006】また、請求項2に係る発明においては、前
記傾動案内部30は、少なくとも上面に円弧状の湾曲面
36を備え、前記金属折板14の流れ方向と交差する方
向を軸線100として形成される円弧に沿って設けられ
る円弧面部40から成ることとしても良い。
【0007】また、請求項3の発明では、前記受部28
は、前記円弧面部40上に摺動係合する円弧支持板42
を備えて成ることとしても良い。
【0008】また、請求項4の発明では、前記受部28
には、前記円弧面部40を間に挟装した状態で該受部2
8全体が傾動し得るように円弧案内間隙52が形成され
て成ることとして良い。
【0009】また、請求項5の発明では、前記受部28
は、前記円弧面部40を間に挟装した状態で前記受部2
8を下方から支持する下部支持板54を備えて成ること
としても良い。
【0010】更に、請求項6の発明では、前記受部28
は、前記円弧支持板42と前記下部支持板54とを一体
的に組み付けて形成しても良い。
【0011】また、請求項7の発明では、前記傾動案内
部30は、前記金属折板14の流れ方向と交差する方向
を軸線100として形成される円弧に沿うように設けら
れた円弧面部40を有し、該円弧面部40には流れ方向
に案内溝60が開溝され、前記受部28には、該案内溝
60内に貫入係合しつつ前記金属折板14を載置させた
状態で該受部28をその流れ方向に傾動案内させる案内
ピン64が固定されて成ることとしても良い。
【0012】
【作用】本発明に係る金属折板の支持フレームは、屋根
面の流れ方向と交差する方向に向けて設置された各屋根
基材の上面に固定するものであり、各支持フレームの略
三角形の支持脚部から成る支持部の下端の取付部を屋根
基材の上面に熔接等により一定間隔で、かつ各屋根基材
の上面に固定する支持フレームが、流れ方向に相互に並
列する様に固定する。そこで、金属折板の隣接する相互
の両側面を、屋根基材の上面の流れ方向に並列設置され
た支持フレームの受部の上面や屋根基材の間隔位置等で
相互に重合係着させて山形部を形成しながら敷設してゆ
くものである。
【0013】各屋根基材に設置された支持フレームは、
その受部の上面に金属折板の両側面を載着係止して山形
部を形成するときに、支持部の頭頂部に設けた傾動案内
部で受部が流れ方向に傾動案内されて山形部の内面に密
着され、受部で山形部が強固に係止されて受部からの離
脱を防止できる。また、各支持フレームの受部を金属折
板の山形部の流れ方向に自動的に傾動調整できるため
に、他の工具類で支持部や受部を曲げ調整する必要がな
く、金属折板による屋根葺き作業を能率的に施工できる
こととなる。
【0014】また、前記傾動案内部は、少なくとも上面
に円弧状の湾曲面を備え、前記金属折板の流れ方向と交
差する方向を軸線として形成される円弧に沿って設けら
れる円弧面部から成ることにより、受部の上面を金属折
板の流れ方向に合わせて傾動させながら微調整でき、金
属折板の山形部内側に受部を密着状に嵌着させて受部か
らの金属折板の離脱を確実に防止できる。
【0015】また、前記受部は、前記円弧面部上に摺動
係合する円弧支持板を備えて成ることにより、支持部の
円弧面部上に受部の円弧支持板が載置されて円弧面どう
しで当接され、円弧面部による受部の傾動案内が円滑と
なり、受部の上面で金属折板の山形部を上方から押圧す
るだけで、受部は金属折板の山形部内の流れ方向に沿っ
て順応しながら即座に嵌着できる。
【0016】また、前記受部には、前記円弧面部を間に
挟装した状態で該受部全体が傾動し得るように円弧案内
間隙が形成されて成ることにより、円弧面部に沿って受
部を傾動させると、円弧案内間隙に案内されながら受部
が傾動され、受部上に載置した金属折板を確実に支持フ
レームに対して嵌着できる。
【0017】また、前記受部は、前記円弧面部を間に挟
装した状態で前記受部を下方から支持する下部支持板を
備えて成ることにより、円弧面部に対して受部を安定し
て傾動でき、受部が円弧面部から離脱することがない。
【0018】また、前記受部は、前記円弧支持板と前記
下部支持板とを一体的に組み付けて形成されて成ること
により、支持部に対して受部が円弧案内間隙に貫挿状に
係合されて管理、運搬性が極めて良好であり、また、屋
根上での持ち運びも極めて便宜となる。
【0019】また、前記傾動案内部は、前記金属折板の
流れ方向と交差する方向を軸線として形成される円弧に
沿うように設けられた円弧面部を有し、該円弧面部には
流れ方向に案内溝が開溝され、前記受部には、該案内溝
内に貫入係合しつつ前記金属折板を載置させた状態で該
受部をその流れ方向に傾動案内させる案内ピンが固定さ
れて成ることにより、屋根基材に固定した支持フレーム
の頭頂部の受部を金属折板の流れ方向に傾動調整でき、
したがって、諸種の工具等で金属折板の流れ勾配に対応
した傾斜を得るように支持フレームを曲げ調整する必要
がなく、金属折板の敷設作業を能率的に施工できる。ま
た、円弧面部に設けた案内溝に、受部に下方へ固定した
案内ピンが貫挿係止されて、製造が容易にでき、更に、
案内ピンを案内溝から引き外して受部の交換も容易にで
きる。
【0020】
【実施例】以下添付図面に基づき、本発明の好適な実施
例を説明する。図1ないし図5には、本発明の第1実施
例に係る金属折板の支持フレーム(以下、支持フレーム
と略する)10が示されている。図より明らかな様に、
前記支持フレーム10は、図12にも見られるように、
屋根基材12の上面に設置され、かつ、屋根面の流れ方
向に向け間隔をおいて設置され、金属のシート状部材か
ら成る一つの金属折板14の側面と、他の金属折板14
の側面とを重合させて形成された山形部16を支持する
ものである。
【0021】図12において、屋根基材12は、H型鋼
等を素材とし、屋根棟部等と平行で屋根面の流れ方向と
交差する方向に向けて設けられている。前記金属折板1
4は、図2、図3の仮想線で示す様に、薄金属板から成
る平面部18の両側端に接続され、相互に重合係着して
山形部16を形成するための第1側面20と、第2側面
22を備え、屋根基材12の上面に設置された支持フレ
ーム10の上面に一つの金属折板14の第1側面20を
載着し、これに他の第2側面22を覆蓋状に重合して山
形部16を形成するものである。
【0022】図1、図2に示す様に、屋根基材12に設
置された支持フレーム10は、屋根基材12の上面に固
定される支持部24と、該支持部24の頭頂部26に設
けられ、金属折板14の山形部16に下方から係着する
受部28とを備え、該支持部24の頭頂部26には、受
部28に前記金属折板14を載置させた状態で受部28
をその流れ方向に傾動可能なように案内支持する傾動案
内部30が設けられている。
【0023】これにより、傾動案内部30で受部28の
上面を屋根面に敷設した金属折板14の山形部16の流
れ方向に傾動調節でき、支持フレーム10をパイプレン
チ等の他の工具を用いて曲げ調整する必要がなく、金属
折板の敷設作業を能率的に施工できることとなる。
【0024】図1、図2において、前記支持部24は、
例えば金属帯板等を素材とし、八字状に拡開した支持脚
部32と、この支持脚部32に連接され屋根基材12上
に水平に当接する板状の取付部34、34を有してい
る。なお、支持部24全体としては、このように支持脚
部32を八字状に形成したものに限ることなく、例え
ば、台形枠、矩形枠その他の枠体、その他これらの中実
体として構成してもよい。
【0025】図3、図4、図5に示す様に、前記傾動案
内部30は、少なくとも上面に円弧状の湾曲面36を備
える様に形成されている。該傾動案内部30は、八字状
に拡開した支持脚部32の頭頂部26に、左右対向して
上方へ突設された脚部38、38と、この脚部38、3
8に連設され、金属折板14の流れ方向と交差する方向
を軸線100として形成される円弧に沿って設けられた
円弧面部40とを有している。
【0026】これにより、円弧面部40の上面の湾曲面
36に受部28を接合支持しながら湾曲面36に沿って
受部28の上面を金属折板の流れ方向に合わせて傾動さ
せつつ微調整でき、金属折板の山形部16を下方から支
持する受部28の上面が山形部16の内面に密着されて
山形部16を強固に支持できることとなる。なお、前記
円弧面部40は、必ずしも脚部38、38を介して略八
字状の支持脚部32に設けることなく、略八字状の支持
脚部32の頭頂部26に直接設けてもよい。
【0027】図1、図2、図3、図5に示す様に、前記
受部28は、前記円弧面部40上に摺動係合する円弧支
持板42を備えている。前記受部28は、その中央部に
金属折板の流れ方向に向け凹設された凹陥部44を有
し、この凹陥部44の底面に前記円弧支持板42が設け
られている。また、凹陥部44の両側縁には、金属折板
の山形部16を受着するための円弧受板46、46が斜
め下がりに連設され、更に、凹陥部44及び円弧受板4
6、46の両端には補強板48、48が連設され、この
補強板48、48の下端中央部には、後述する下部支持
板を係止する爪片50、50が接続されている。
【0028】これにより、円弧面部40の上面の湾曲面
36に受部28の円弧支持板42を当接させて受部28
を円滑に傾動案内でき、また、円弧受板46、46の上
面に金属折板の山形部16を載着して押圧するだけで、
受部28は円弧支持板42が円弧面部40で案内されつ
つ金属折板の山形部16の流れ方向に沿って順応しなが
ら敏速に山形部16内に嵌着でき、能率的な施工ができ
ることとなる。
【0029】図4、図6に示す様に、前記受部28に
は、前記円弧面部40を間に挟装した状態で該受部28
全体が傾動し得るように円弧案内間隙52が形成されて
いる。この円弧案内間隙52は、円弧支持板42の下面
側に沿って設けられており、円弧支持板42を肉厚に形
成し、この肉厚部の両側面に連通する様に円弧案内間隙
52が穿設され、この円弧案内間隙52内に円弧面部4
0を貫挿されている。これにより、円弧面部40の上面
に円弧支持板42が接摺しながら円弧案内間隙52に沿
って受部28を傾動でき、この受部28に載置した金属
折板の山形部16を確実に嵌着保持できる。
【0030】実施例において、前記受部28は、図4、
図5に示す様に、前記円弧面部40を間に挟装した状態
で同受部28を下方から支持する下部支持板54を備え
ている。該下部支持板54は、円弧面部40の下面に沿
って摺動できる様に円弧状の形状で、かつ円弧面部40
の上面を摺動する円弧支持板42の円弧長と略同一長さ
に形成され、更に、図5に示す様に、下部支持板54の
長手方向の両端にはフラット状の縁板56、56が設け
られると共に両側端には下方へ向け補強リブ58、58
が折曲されている。図4に示す様に、下部支持板54は
円弧面部40の下面に接合され、更に、下部支持板54
の両端の縁板56、56が、円弧面部40の上面に載着
された円弧支持板42の両端側に連設された爪片50、
50で係止されている。
【0031】これにより、円弧支持板42と下部支持板
54とで円弧面部40を挟装しながら受部28を安定し
て傾動でき、また、円弧面部40から受部28が離脱す
るのを防止できる。また、前記円弧支持板42と下部支
持板54とを一体的に組み付けて形成したことにより、
支持部24に対して受部28が円弧案内間隙52により
移動できる分を除いて貫挿状に係合されて傾動できるた
め、支持フレーム10の保管、管理、運搬性が良好で、
屋根面における持ち運びも容易となる。なお、この支持
フレーム10上に金属折板を敷設する際に片面側の金属
折板をこの支持フレーム上に嵌着させてその上から、板
バネ状の仮固定具等を用いて固定状態とし、その上から
接合すべき他の金属折板を敷設することとしても良いこ
と等は勿論のことである。
【0032】次に、本発明に係る金属折板の支持フレー
ムの作用を説明する。建物の屋根面に金属折板14を敷
設する場合に、図12に示す様に、屋根面の流れ方向と
交差する方向に向けて設置された各屋根基材12の上面
に支持フレーム10を固定するものである。各支持フレ
ーム10は、略八字状の支持脚部32から成る支持部2
4の下端の取付部34、34を屋根基材12の上面に熔
接等により一定間隔で、かつ各屋根基材12の上面に固
定する支持フレーム10が、流れ方向に相互に並列する
様に固定するものである。
【0033】そこで、金属折板14の隣接する相互の第
1側面20と第2側面22とを、屋根基材12の上面の
流れ方向に並列設置された支持フレーム10の受部28
の上面や屋根基材12の間隔位置等で相互に重合係着さ
せて山形部16を形成しながら敷設してゆくものであ
る。各屋根基材12に設置された各支持フレーム10
は、その受部28の上面に金属折板14の第1側面20
と第2側面22とを載着係止して山形部16を形成する
ときに、この山形部16の内面に受部28の円弧受板4
6、46が接合される。
【0034】この時に、支持部24の頭頂部に設けた円
弧面部40を挟装した受部28の円弧支持板42と下部
支持板54とが、図6に示す様に、円弧面部40で案内
されながら山型部16の流れ方向へ傾動し、受部28の
上面が山形部16の内面に密着されて受部28の円弧受
板46、46に山形部16を強固に係止でき、受部28
からの離脱を防止できる。また、図7に示す様に、各支
持フレーム10の上端の受部28を金属折板14の山形
部16の流れ方向に自動的に傾動調整できるために、他
の工具類で支持部16や受部28を曲げ調整する必要が
なく、金属折板による屋根葺き作業を能率的に施工でき
ることとなる。
【0035】次に、図8、図9、図10には、本発明の
第2実施例に係る金属折板の支持フレーム10が設けら
れている。図において、支持フレーム10は、支持部2
4と、この支持部24の頭頂部26に設けられた傾動案
内部30と、を備え、この傾動案内部30に蝶板状に形
成された受部28が設けられている。
【0036】前記支持部24は、略八字状の支持脚部3
2から成り、該傾動案内部30は、支持脚部32の上端
に立設された脚部38、38と、この脚部38、38に
金属折板14の流れ方向と交差する方向を軸線100と
して形成される円弧に沿う様に設けられた円弧面部40
とを有し、該円弧面部40には、流れ方向に案内溝60
が開孔されている。
【0037】前記受部28は、中央部に凹陥部44と、
該凹陥部44の両側縁に斜め下がりに連設された円弧受
板46、46と、を有し、該凹陥部44の底板62の略
中央位置には、前記案内溝60内に貫入係合しつつ前記
金属折板14を載置させた状態で該受部28を、その流
れ方向に傾動案内させる案内ピン64が固定されてい
る。そして、支持部24の上端の円弧面部40の上面に
受部28の凹陥部44の底板62の下面を接摺させ、円
弧受板46、46を支持脚部32、32側へ向けて載着
すると共に、案内溝60に案内ピン64を、図11に示
す様に貫入させ、円弧面部40の下面側で案内ピン64
の端部に座金を介してナット66を締着する。
【0038】本実施例の支持フレーム10においても、
先の支持フレームと同様に、屋根基材12の上面に支持
部24を、屋根面の流れ方向に相互に並列する様に固定
するものである。そして、金属折板14の隣接する相互
の第1側面20と第2側面22とを、屋根基材12の上
面の流れ方向に並列設置された支持フレーム10の受部
28の上面や屋根基材12の間隔位置等で相互に重合係
着させて山形部12を形成しながら敷設してゆくもので
ある。
【0039】各屋根基材12に設置された各支持フレー
ム10は、その受部28の上面に金属折板14の第1側
面20と第2側面22とで山形部16を形成するとき
に、この山形部16の内面に受部28の円弧受板46、
46が接合される。この時に、受部28は円弧受板4
6、46が山形部16の内面に接合し、受部28は、円
弧面部40の案内溝60に沿って案内ピン64が案内さ
れながら山型部16の流れ方向へ傾動し、受部28の上
面が山形部16の内面に密着されて受部28の円弧受板
46、46に山形部16を強固に係止でき、受部28か
らの離脱を防止できる。また、図12に示す様に、各支
持フレーム10の上端の受部28を金属折板14の山形
部16の流れ方向に自動的に傾動調整できるために、他
の工具類で支持部16や受部28を曲げ調整する必要が
なく、金属折板による屋根葺き作業を能率的に施工でき
ることとなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る集
成材の製造装置によれば、屋根基材上面に設置され、か
つ、屋根面の流れ方向に向け間隔をおいて設置され、金
属のシート状部材から成る金属折板の両側面を重合させ
て形成された山形部を支持するための金属折板の支持フ
レームであって、前記屋根基材は屋根面の流れ方向と交
差する方向に向けて設けられ、この屋根基材上面に設置
された前記支持フレームは、該屋根基材に固定される支
持部と、該支持部の頭頂部に設けられ、前記金属折板の
山形部に下方から係着する受部と、を備え、前記支持部
の頭頂部には、前記受部に前記金属折板を載置させた状
態で該受部をその流れ方向に傾動可能なように案内支持
する傾動案内部を設けたことにより、屋根基材に固定し
た支持フレームの頭頂部の受部を金属折板の流れ方向に
傾動調整でき、したがって、諸種の工具等で金属折板の
流れ勾配に対応した傾斜を得るように支持フレームを曲
げ調整する必要がなく、金属折板の敷設作業を能率的に
行える。
【0041】また、請求項2によれば、前記傾動案内部
は、少なくとも上面に円弧状の湾曲面を備え、前記金属
折板の流れ方向と交差する方向を軸線として形成される
円弧に沿って設けられる円弧面部から成ることとしてい
るので、受部の上面を金属折板の流れ方向に合わせて傾
動させながら微調整でき、金属折板の山形部内側に受部
を密着状に嵌着させ受部からの金属折板の離脱を確実に
防止できる。
【0042】また、請求項3によれば、前記受部は、前
記円弧面部上に摺動係合する円弧支持板を備えたことに
より、支持部の円弧面部上に受部の円弧支持板が載置さ
れた状態であるから、円弧面どうしで当接していること
により、円弧面部による受部の傾動案内が円滑である結
果、受部の上面で金属折板の山形部を上方から押圧する
だけで、受部は金属折板の山形部内の流れ方向に沿って
順応しながら即座に嵌着し、能率的な施工ができる。
【0043】また、請求項4によれば、前記受部には、
前記円弧面部を間に挟装した状態で該受部全体が傾動し
得るように円弧案内間隙を形成しているので、円弧面部
に沿って受部を傾動させると、円弧案内間隙に案内され
ながら受部を傾動させることとなり、受部上に載置した
金属折板を確実に支持フレームに対して嵌着させ得る。
【0044】また、請求項5によれば、前記受部は、前
記円弧面部を間に挟装した状態で前記受部を下方から支
持する下部支持板を備えているので、円弧面部に対して
受部を安定して傾動でき、受部が円弧面部から離脱する
ことがない。
【0045】また、請求項6によれば、前記受部は、前
記円弧支持板と前記下部支持板とを一体的に組み付けて
形成されているので、支持部に対して受部が円弧案内間
隙に貫挿状に係合するから、管理、運搬性が極めて良好
であり、また、屋根上での持ち運びに極めて便宜であ
る。
【0046】また、請求項7によれば、前記傾動案内部
は、前記金属折板の流れ方向と交差する方向を軸線とし
て形成される円弧に沿うように設けられた円弧面部を有
し、該円弧面部には流れ方向に案内溝が開溝され、前記
受部には、該案内溝内に貫入係合しつつ前記金属折板を
載置させた状態で該受部をその流れ方向に傾動案内させ
る案内ピンが固定されているので、屋根基材に固定した
支持フレームの頭頂部の受部を金属折板の流れ方向に傾
動調整でき、したがって、諸種の工具等で金属折板の流
れ勾配に対応した傾斜を得るように支持フレームを曲げ
調整する必要がなく、金属折板の敷設作業を能率的に施
工できる。また、円弧面部に設けた案内溝に、受部に下
方へ固定した案内ピンを貫挿係止させるため、製造が容
易にでき、更に、案内ピンを案内溝から引き外して受部
の交換も容易に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る金属折板の支持フレ
ームの要部平面図である。
【図2】本発明の実施例に係る金属折板の支持フレーム
の要部正面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例に係る金属折板の支持フレーム
の分解斜視構成図である。
【図6】支持フレームに対する受部の傾動状態を示す作
用説明図である。
【図7】本発明の実施例に係る金属折板の支持フレーム
に金属折板を敷設する状態の要部を示す作用説明図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例に係る金属折板の支持フレ
ームの要部平面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る金属折板の支持フレ
ームの要部正面図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る金属折板の支持フ
レームの分解斜視構成図である。
【図11】第2実施例の支持フレームに対する受部の傾
動状態を示す作用説明図である。
【図12】本発明の実施例に係る金属折板の支持フレー
ムを用いて金属折板屋根を敷設する状態を示す一部省略
全体斜視説明図である。
【図13】従来の支持フレームに対する金属折板の嵌合
状態を示す正面説明図である。
【図14】従来の支持フレームに対する金属折板の嵌合
状態を示す側面説明図である。
【符号の説明】
10 金属折板の支持フレーム 12 屋根基材 14 金属折板 16 山形部 24 支持部 26 頭頂部 28 受部 30 傾動案内部 36 湾曲面 40 円弧面部 42 円弧支持板 46 円弧受板 52 円弧案内間隙 54 下部支持板 60 案内溝 64 案内ピン 100 軸線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根基材上面に設置され、かつ、屋根面
    の流れ方向に向け間隔をおいて設置され、金属のシート
    状部材から成る金属折板の両側面を重合させて形成され
    た山形部を支持するための金属折板の支持フレームであ
    って、 前記屋根基材は屋根面の流れ方向と交差する方向に向け
    て設けられ、 この屋根基材上面に設置された前記支持フレームは、該
    屋根基材に固定される支持部と、該支持部の頭頂部に設
    けられ、前記金属折板の山形部に下方から係着する受部
    と、を備え、 前記支持部の頭頂部には、前記受部に前記金属折板を載
    置させた状態で該受部をその流れ方向に傾動可能なよう
    に案内支持する傾動案内部が設けられて成る金属折板の
    支持フレーム。
  2. 【請求項2】 前記傾動案内部は、少なくとも上面に円
    弧状の湾曲面を備え、前記金属折板の流れ方向と交差す
    る方向を軸線として形成される円弧に沿って設けられる
    円弧面部から成る請求項1または2記載の金属折板の支
    持フレーム。
  3. 【請求項3】 前記受部は、前記円弧面部上に摺動係合
    する円弧支持板を備えて成る請求項1または2に記載の
    金属折板の支持フレーム。
  4. 【請求項4】 前記受部には、前記円弧面部を間に挟装
    した状態で該受部全体が傾動し得るように円弧案内間隙
    が形成されて成る請求項1ないし3のいずれかに記載の
    金属折板の支持フレーム。
  5. 【請求項5】 前記受部は、前記円弧面部を間に挟装し
    た状態で前記受部を下方から支持する下部支持板を備え
    て成る請求項1ないし4のいずれかに記載の金属折板の
    支持フレーム。
  6. 【請求項6】 前記受部は、前記円弧支持板と前記下部
    支持板とを一体的に組み付けて形成されて成る請求項1
    ないし5のいずれかに記載の金属折板の支持フレーム。
  7. 【請求項7】 前記傾動案内部は、前記金属折板の流れ
    方向と交差する方向を軸線として形成される円弧に沿う
    ように設けられた円弧面部を有し、 該円弧面部には流れ方向に案内溝が開溝され、 前記受部には、該案内溝内に貫入係合しつつ前記金属折
    板を載置させた状態で該受部をその流れ方向に傾動案内
    させる案内ピンが固定されて成る請求項1又は2記載の
    支持フレーム。
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