JPH08177617A - スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造 - Google Patents
スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造Info
- Publication number
- JPH08177617A JPH08177617A JP31639294A JP31639294A JPH08177617A JP H08177617 A JPH08177617 A JP H08177617A JP 31639294 A JP31639294 A JP 31639294A JP 31639294 A JP31639294 A JP 31639294A JP H08177617 A JPH08177617 A JP H08177617A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- lubricating oil
- combustion engine
- internal combustion
- type internal
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 33
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract description 18
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダブロック5におけるシリンダボア2
の軸線3を、クランク軸の方向から見て、シリンダヘッ
ド6における一方側に設けた吸気ポート12が上側にな
り他方側に設けた排気ポート14が下側になるように傾
斜して成るスラント型内燃機関1において、その潤滑油
が排気ガスの熱によって劣化することを低減する。 【構成】 前記シリンダヘッド5の他方側の側面に、そ
の動弁機構室8の内底面8aに開口する潤滑油樋23
を、当該潤滑油樋が前記他方側の側面から突出する排気
ポート用ボス部15の上面との間に空間24をあけた状
態でクランク軸の方向にオイル落とし孔21に向かって
延びるように一体的に設ける。
の軸線3を、クランク軸の方向から見て、シリンダヘッ
ド6における一方側に設けた吸気ポート12が上側にな
り他方側に設けた排気ポート14が下側になるように傾
斜して成るスラント型内燃機関1において、その潤滑油
が排気ガスの熱によって劣化することを低減する。 【構成】 前記シリンダヘッド5の他方側の側面に、そ
の動弁機構室8の内底面8aに開口する潤滑油樋23
を、当該潤滑油樋が前記他方側の側面から突出する排気
ポート用ボス部15の上面との間に空間24をあけた状
態でクランク軸の方向にオイル落とし孔21に向かって
延びるように一体的に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダボアの軸線
を、クランク軸の方向から見て水平面に対して傾斜して
成るスラント型の内燃機関において、そのシリンダヘッ
ドの構造に関するものである。
を、クランク軸の方向から見て水平面に対して傾斜して
成るスラント型の内燃機関において、そのシリンダヘッ
ドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
キャブオーバ型の車両には、スラント型内燃機関が適用
されるが、従来におけるスラント型内燃機関は、例え
ば、実開平6−40314号公報等に記載されているよ
うに、そのシリンダヘッドにおける長手方向の左右両側
のうち上側の部分に吸気ポートを、下側の部分に排気ポ
ートを各々設けると言う構成にしている。
キャブオーバ型の車両には、スラント型内燃機関が適用
されるが、従来におけるスラント型内燃機関は、例え
ば、実開平6−40314号公報等に記載されているよ
うに、そのシリンダヘッドにおける長手方向の左右両側
のうち上側の部分に吸気ポートを、下側の部分に排気ポ
ートを各々設けると言う構成にしている。
【0003】一方、内燃機関においては、その吸気弁及
び排気弁を開閉作動する動弁機構を潤滑したあとの潤滑
油を、前記動弁機構を収容する動弁機構室の内底面をク
ランク軸の方向に伝い流れたのち内底面に開口するよう
に設けたオイル落とし孔を介してシリンダブロックの下
面におけるオイルパンに戻すように構成している。従っ
て、前記スラント型内燃機関において、動弁機構を潤滑
したあとの潤滑油は、動弁機構室における内底面のうち
最も低い部分、つまり、排気ポート側の部分を、クラン
ク軸の方向に伝い流れることになる。
び排気弁を開閉作動する動弁機構を潤滑したあとの潤滑
油を、前記動弁機構を収容する動弁機構室の内底面をク
ランク軸の方向に伝い流れたのち内底面に開口するよう
に設けたオイル落とし孔を介してシリンダブロックの下
面におけるオイルパンに戻すように構成している。従っ
て、前記スラント型内燃機関において、動弁機構を潤滑
したあとの潤滑油は、動弁機構室における内底面のうち
最も低い部分、つまり、排気ポート側の部分を、クラン
ク軸の方向に伝い流れることになる。
【0004】しかし、前記動弁機構室における内底面の
うち排気ポート側の部分は、排気ポートと一体的に構成
されていることにより排気ガスにて高い温度になってい
るから、この部分を伝い流れる潤滑油は、高い温度に加
熱されることになる。すなわち、従来におけるスラント
型内燃機関では、動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、
動弁機構室からオイルパンに戻る途中において、排気ガ
スにて高い温度に加熱されるから、当該潤滑油が、通常
の非スラント型内燃機関の場合よりも、早く劣化すると
言う問題があった。
うち排気ポート側の部分は、排気ポートと一体的に構成
されていることにより排気ガスにて高い温度になってい
るから、この部分を伝い流れる潤滑油は、高い温度に加
熱されることになる。すなわち、従来におけるスラント
型内燃機関では、動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、
動弁機構室からオイルパンに戻る途中において、排気ガ
スにて高い温度に加熱されるから、当該潤滑油が、通常
の非スラント型内燃機関の場合よりも、早く劣化すると
言う問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解消できるようにし
たシリンダヘッドの構造を提供することを技術的課題と
するものである。
たシリンダヘッドの構造を提供することを技術的課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「シリンダブロックにおけるシリンダ
ボアの軸線を、クランク軸の方向から見て、シリンダヘ
ッドにおける左右両側のうち一方側に設けた吸気ポート
が上側になり他方側に設けた排気ポートが下側になるよ
うに傾斜して成るスラント型内燃機関において、前記シ
リンダヘッドにおける他方側の側面に、当該シリンダヘ
ッド内の動弁機構室における内底面に対して開口する潤
滑油樋を、当該潤滑油樋が前記他方側の側面から突出す
る排気ポート用ボス部の上面との間に空間をあけた状態
でクランク軸の方向にシリンダブロック側へのオイル落
とし孔に向かって延びるように一体的に設ける。」と言
う構成にした。
るため本発明は、「シリンダブロックにおけるシリンダ
ボアの軸線を、クランク軸の方向から見て、シリンダヘ
ッドにおける左右両側のうち一方側に設けた吸気ポート
が上側になり他方側に設けた排気ポートが下側になるよ
うに傾斜して成るスラント型内燃機関において、前記シ
リンダヘッドにおける他方側の側面に、当該シリンダヘ
ッド内の動弁機構室における内底面に対して開口する潤
滑油樋を、当該潤滑油樋が前記他方側の側面から突出す
る排気ポート用ボス部の上面との間に空間をあけた状態
でクランク軸の方向にシリンダブロック側へのオイル落
とし孔に向かって延びるように一体的に設ける。」と言
う構成にした。
【0007】
【作 用】この構成において、シリンダヘッドにおけ
る動弁機構室内の動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、
動弁機構室の内底面から潤滑油樋内に流入し、この潤滑
油樋内をクランク軸の方向に伝い流れたのちオイル落と
し孔よりシリンダブロック側におけるオイルパンに戻る
ことになる。
る動弁機構室内の動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、
動弁機構室の内底面から潤滑油樋内に流入し、この潤滑
油樋内をクランク軸の方向に伝い流れたのちオイル落と
し孔よりシリンダブロック側におけるオイルパンに戻る
ことになる。
【0008】この場合において、前記潤滑油樋とシリン
ダヘッドの側面から突出する排気ポート用ボス部の上面
との間における空間が存在し、前記潤滑油樋には、排気
ガスの熱が伝わり難い構造になっていることに加えて、
前記空間内には、大気の空気が絶えず流通していること
により、前記潤滑油樋における排気ガスによる温度上昇
を低くすることができるから、この潤滑油樋内を伝い流
れる潤滑油が、排気ガスにて高い温度に加熱されること
を確実に防止できるのである。
ダヘッドの側面から突出する排気ポート用ボス部の上面
との間における空間が存在し、前記潤滑油樋には、排気
ガスの熱が伝わり難い構造になっていることに加えて、
前記空間内には、大気の空気が絶えず流通していること
により、前記潤滑油樋における排気ガスによる温度上昇
を低くすることができるから、この潤滑油樋内を伝い流
れる潤滑油が、排気ガスにて高い温度に加熱されること
を確実に防止できるのである。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によると、スラント型内
燃機関において、その潤滑油に劣化が発生することを大
幅に低減できる効果を有する。
燃機関において、その潤滑油に劣化が発生することを大
幅に低減できる効果を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図3の図面
について説明する。この図において符号1は、クランク
軸の方向から見た場合におけるシリンダボア2の軸線3
を水平面4に対して斜め上向きに適宜角度θだけ傾斜し
て成るスラント型の内燃機関を示し、この内燃機関1
は、下部にオイルパンに(図示せず)を備えたシリンダ
ブロック5と、このシリンダブロック5の上面に対して
複数本のヘッドボルト7にて締結したシリンダヘッド6
と、このシリンダヘッド6の上面に、当該上面における
動弁機構室8を塞ぐように取付けたヘッドカバー9とに
よって構成されている。
について説明する。この図において符号1は、クランク
軸の方向から見た場合におけるシリンダボア2の軸線3
を水平面4に対して斜め上向きに適宜角度θだけ傾斜し
て成るスラント型の内燃機関を示し、この内燃機関1
は、下部にオイルパンに(図示せず)を備えたシリンダ
ブロック5と、このシリンダブロック5の上面に対して
複数本のヘッドボルト7にて締結したシリンダヘッド6
と、このシリンダヘッド6の上面に、当該上面における
動弁機構室8を塞ぐように取付けたヘッドカバー9とに
よって構成されている。
【0011】前記シリンダヘッド6には、その左右両側
のうち一方側の部位、つまり、シリンダボア2の軸線3
に対して上側の部分に燃焼室10に対する吸気弁11を
備えた吸気ポート12が、他方側の部位、つまり、シリ
ンダボア2の軸線3に対して下側の部分に燃焼室10に
対する排気弁13を備えた排気ポート14が各々設けら
れている。この場合において、排気ポート14は、前記
シリンダヘッド5の側面から一体的に突出するボス部1
5内に形成されている。
のうち一方側の部位、つまり、シリンダボア2の軸線3
に対して上側の部分に燃焼室10に対する吸気弁11を
備えた吸気ポート12が、他方側の部位、つまり、シリ
ンダボア2の軸線3に対して下側の部分に燃焼室10に
対する排気弁13を備えた排気ポート14が各々設けら
れている。この場合において、排気ポート14は、前記
シリンダヘッド5の側面から一体的に突出するボス部1
5内に形成されている。
【0012】また、前記シリンダヘッド6における動弁
機構室8内には、前記吸気弁11及び排気弁13を開閉
作動するためのカム軸16及びリフタ17,18等から
成る動弁機構が設けられ、この動弁機構には、従来から
良く知られているように、前記オイルパン内における潤
滑油を供給するように構成されている。更にまた、前記
シリンダヘッド6には、前記吸気ポート12内に燃料を
噴射供給するための燃料噴射弁19と、前記燃焼室10
に対する点火栓20とが取付けられていると共に、前記
動弁機構室8の内底面8aに開口するオイル通し孔21
が、前記シリンダブロック5の側面に形成されているオ
イル落とし通路22に連通するように穿設されている。
機構室8内には、前記吸気弁11及び排気弁13を開閉
作動するためのカム軸16及びリフタ17,18等から
成る動弁機構が設けられ、この動弁機構には、従来から
良く知られているように、前記オイルパン内における潤
滑油を供給するように構成されている。更にまた、前記
シリンダヘッド6には、前記吸気ポート12内に燃料を
噴射供給するための燃料噴射弁19と、前記燃焼室10
に対する点火栓20とが取付けられていると共に、前記
動弁機構室8の内底面8aに開口するオイル通し孔21
が、前記シリンダブロック5の側面に形成されているオ
イル落とし通路22に連通するように穿設されている。
【0013】そして、前記シリンダヘッド6における左
右両側の側面のうち下側になる側面に、前記動弁機構室
8における内底面8aに対して開口する潤滑油樋23
を、当該潤滑油樋23が前記排気ポート用ボス部15の
上面との間に空間24をあけた状態でクランク軸の方向
に前記オイル落とし孔21に向かって延びるように一体
的に設ける。
右両側の側面のうち下側になる側面に、前記動弁機構室
8における内底面8aに対して開口する潤滑油樋23
を、当該潤滑油樋23が前記排気ポート用ボス部15の
上面との間に空間24をあけた状態でクランク軸の方向
に前記オイル落とし孔21に向かって延びるように一体
的に設ける。
【0014】この構成において、シリンダヘッド6の動
弁機構室8内におけるカム軸16及びリフタ17,18
等の動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、動弁機構室8
の内底面8aから潤滑油樋23内に流入し、この潤滑油
樋23内をクランク軸の方向に伝い流れたのちオイル落
とし孔21及びオイル落とし通路22を介してシリンダ
ブロック側におけるオイルパンに戻ることになる。
弁機構室8内におけるカム軸16及びリフタ17,18
等の動弁機構を潤滑したあとの潤滑油は、動弁機構室8
の内底面8aから潤滑油樋23内に流入し、この潤滑油
樋23内をクランク軸の方向に伝い流れたのちオイル落
とし孔21及びオイル落とし通路22を介してシリンダ
ブロック側におけるオイルパンに戻ることになる。
【0015】この場合において、前記潤滑油樋23とシ
リンダヘッド6の側面から突出する排気ポート用ボス部
15の上面との間における空間24が存在し、前記潤滑
油樋23には、排気ポート14内における排気ガスの熱
が伝わり難い構造になっていることに加えて、前記空間
24内には、大気の空気が絶えず流通していることによ
り、前記潤滑油樋23における排気ガスによる温度上昇
を低くすることができから、この潤滑油樋23内を伝い
流れる潤滑油が、排気ガスにて高い温度に加熱されるこ
とを確実に防止できる。
リンダヘッド6の側面から突出する排気ポート用ボス部
15の上面との間における空間24が存在し、前記潤滑
油樋23には、排気ポート14内における排気ガスの熱
が伝わり難い構造になっていることに加えて、前記空間
24内には、大気の空気が絶えず流通していることによ
り、前記潤滑油樋23における排気ガスによる温度上昇
を低くすることができから、この潤滑油樋23内を伝い
流れる潤滑油が、排気ガスにて高い温度に加熱されるこ
とを確実に防止できる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図で図2のI−
I視断面図である。
I視断面図である。
【図2】図1のII−II視平断面図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
1 スラント型内燃機関 2 シリンダボア 3 シリンダボアの軸線 4 水平面 5 シリンダブロック 6 シリンダヘッド 8 動弁機構室 8a 動弁機構室の内底面 10 燃焼室 12 吸気ポート 14 排気ポート 16 カム軸 17,18 リフタ 21 オイル落とし孔 22 オイル落とし通路 23 潤滑油樋 24 空間
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダブロックにおけるシリンダボアの
軸線を、クランク軸の方向から見て、シリンダヘッドに
おける左右両側のうち一方側に設けた吸気ポートが上側
になり他方側に設けた排気ポートが下側になるように傾
斜して成るスラント型内燃機関において、前記シリンダ
ヘッドにおける他方側の側面に、当該シリンダヘッド内
の動弁機構室における内底面に対して開口する潤滑油樋
を、当該潤滑油樋が前記他方側の側面から突出する排気
ポート用ボス部の上面との間に空間をあけた状態でクラ
ンク軸の方向にシリンダブロック側へのオイル落とし孔
に向かって延びるように一体的に設けることを特徴とす
るスラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31639294A JPH08177617A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31639294A JPH08177617A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177617A true JPH08177617A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18076575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31639294A Pending JPH08177617A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08177617A (ja) |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31639294A patent/JPH08177617A/ja active Pending
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