JPH08178018A - デファレンシャル装置 - Google Patents
デファレンシャル装置Info
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- JPH08178018A JPH08178018A JP32897294A JP32897294A JPH08178018A JP H08178018 A JPH08178018 A JP H08178018A JP 32897294 A JP32897294 A JP 32897294A JP 32897294 A JP32897294 A JP 32897294A JP H08178018 A JPH08178018 A JP H08178018A
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Abstract
せ、低コストにする。 【構成】 エンジンに回転駆動されるデフケース21
と、出力側サイドギヤ37,39と、ギヤ37,39の
軸方向外側で互いに噛み合いギヤ37,39を連結する
ピニオンギヤと、ピニオンギヤを収納するデフケース2
1の収納孔と、ギヤ37,39の間に配置されギヤ39
のボス部55の外周に支承されたワッシャ49と、ギヤ
37,39のボス部41,43の外周に支承されたワッ
シャ51,53とを備え、各ワッシャ49,51,53
の外径と内径とが同一であることを特徴とする。
Description
ャル装置に関する。
ようなデファレンシャル装置201が記載されている。
このデファレンシャル装置201において、デフケース
203を回転させるエンジンの駆動力はピニオンギヤ2
05,207からサイドギヤ209,211を介して車
輪に伝達される。ピニオンギヤ205,207は互いに
噛み合いながらデフケース203の収納孔213,21
5に収納されており、サイドギヤ209,211はピニ
オンギヤ205,207と各別に噛み合っている。
11間に差動回転が生じると、デフケース203の収納
孔213,215の内周壁とピニオンギヤ205,20
7の歯先とで摩擦抵抗が生じ、またピニオンギヤ20
5,207とサイドギヤ209,211がヘリカルギヤ
で構成されている際には、ピニオンギヤ205,207
はサイドギヤ209,211との噛み合い反力により収
納孔213,215の壁面に押し付けられて摩擦抵抗が
生じると共に、各ギヤ205,207、209,211
の噛み合いによるヘリカルギヤの噛み合いスラスト力に
よって、ピニオンギヤ205,207とサイドギヤ20
9,211の各端部がデフケース203に押圧されてさ
らに摩擦抵抗が生じ、これらの摩擦抵抗によりトルク感
応型の差動制限力を得ている。
ス203とサイドギヤ209,211とが差動回転する
ときにデフケース203とサイドギヤ209,211と
の摺動面に摩耗が生じたり、サイドギヤ209,211
がヘリカルギヤで構成されている際には噛み合いスラス
ト力によって差動制限力が生じる程強くデフケース20
3に押圧される。そこで、デフケース203とサイドギ
ヤ209,211との摺動面の摩耗及び軸方向のガタを
防止するために、デフケース203やサイドギヤ20
9,211を熱処理する必要があるが、これらは形状が
複雑であり、特にデフケース203は大型であるから、
熱処理は難しくコストが嵩む。
して摩耗を防止し、熱処理コストを削減することが行わ
れる。
1では、サイドギヤ209,211はそれぞれ軸方向の
外側から組付けられてデフケース203の付き当て部2
17に突き当たるから、サイドギヤ209,211とデ
フケース203との間には4箇所の摺動部219,22
1,223,225がある。従って、ワッシャは4個必
要であると共に、従来は矢印221,223の2箇所で
面倒な隙間調整をしなければならず組付け時の調整工数
が多く、不利である。
のためだけでなく、厚さの異なるものを交換して各部の
隙間調整を行うためにも用いられている。従って、各ワ
ッシャの大きさを同一にしないと、大きさの異なった多
種類のワッシャ毎に厚さの異なるものを用意しなければ
ならず、部品点数が非常に多くなり、コストが上昇す
る。
ぞれの摺動面積が異なるから差動制限特性が不安定にな
る。又、ワッシャを大径にすると、ピニオンギヤとの干
渉によりカジリや局部摩耗などが生じて、デファレンシ
ャル装置の故障の原因になる。
性が得られると共に、隙間調整箇所やワッシャの種類が
少なく低コストであり、ワッシャとピニオンギヤとのカ
ジリなどが生じないデファレンシャル装置の提供を目的
とする。
ャル装置は、エンジンの駆動力により回転駆動されるデ
フケースと、デフケースに形成された収納孔に摺動回転
自在に収納され、互いに噛み合った一対のピニオンギヤ
と、これらのピニオンギヤと各別に噛み合った一対の出
力側サイドギヤと、各サイドギヤの側面に配置されたワ
ッシャとを備え、前記各ワッシャは外径と内径とが互い
に等しいことを特徴とする。
項1記載のデファレンシャル装置であって、前記一対の
ピニオンギヤは前記サイドギヤの軸方向外側で互いに噛
み合い、前記一対のサイドギヤは前記ワッシャを介して
摺動することを特徴とする。
項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、前記
各サイドギヤの側面に配置されたワッシャのうち、前記
各サイドギヤと前記デフケースとの間に配置されたワッ
シャは前記各サイドギヤのボス部外周に支承され、前記
各サイドギヤ間に配置されたワッシャは一方のサイドギ
ヤ側面に設けられた凸部にその内周を支承されることを
特徴とする。
項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、前記
各サイドギヤの側面に配置されたワッシャのうち、前記
各サイドギヤと前記デフケースとの間に配置されたワッ
シャは各サイドギヤのボス部端面と前記デフケースとの
間に配置され、前記各サイドギヤ間に配置されたワッシ
ャは一方のサイドギヤ側面に設けられた凹部にその外周
を支承されることを特徴とする。
ジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、デフ
ケースに形成された収納孔に摺動回転自在に収納され、
互いに噛み合った一対のピニオンギヤと、これらのピニ
オンギヤと各別に噛み合った一対の出力側サイドギヤ
と、各サイドギヤの内周に跨がって配置されたブロック
と、各サイドギヤのボス部端面と前記デフケースとの間
に配置されたワッシャと、前記ブロックの外周に支承さ
れたワッシャとを備え、前記各ワッシャは外径と内径と
が互いに等しく、前記一対のピニオンギヤは前記サイド
ギヤの軸方向外側で互いに噛み合うことを特徴とする。
ジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、デフ
ケースに形成された収納孔に摺動回転自在に収納され、
互いに噛み合った一対のピニオンギヤと、これらのピニ
オンギヤと各別に噛み合った一対の出力側サイドギヤ
と、各サイドギヤの内周に設けられた凹部に跨がって配
置されたブロックと、前記各サイドギヤの側面とデフケ
ースとの間に配置されると共に前記各サイドギヤのボス
部外周に支承されたワッシャと、前記ブロックの外周に
支承されたワッシャとを備え、前記ブロックの外周径と
前記各サイドギヤのボス部外周径とを略同一径に設定し
たことを特徴とする。
項1乃至6のいずれかに記載のデファレンシャル装置で
あって、前記一対のピニオンギヤは、標準ギヤの歯丈よ
りも小さい歯丈を有することを特徴とする。
ギヤの側面に配置されたワッシャの外径と内径とを互い
に等しくした。
ワッシャ毎に隙間調整用の厚さの異なったものを用意す
る必要がないから、それだけ部品点数が低減し、低コス
トにできる。
ドギヤとデフケースの熱処理が不要になり、また熱処理
後の加工を行わずに済み、それだけ低コストになる。
したから各ワッシャの摺動面積が均等になり、サイドギ
ヤがヘリカルギヤで構成されている際には噛み合いスラ
スト力の方向が変わってもワッシャ部での差動制限力の
大きさが変わらず、従って差動制限特性が安定する。
ニオンギヤがサイドギヤの軸方向外側で噛み合い、両サ
イドギヤがワッシャを介して摺動するように構成されて
いる。
軸方向外側で噛み合わせることによって、両サイドギヤ
の間にピニオンギヤの噛み合い部用のスペースが不要に
なるから、両サイドギヤを近接配置しワッシャを介して
摺動させることが可能になる。従って、請求項1記載の
発明による効果に加え、両サイドギヤ間の摺動箇所は、
従来例のように2箇所ではなく、1箇所になると共にワ
ッシャの枚数も1枚減少し、それだけ組付け時の隙間調
整コストと部品点数とが低減し、低コストになる。
項1又は2のデファレンシャル装置において、各サイド
ギヤとデフケース間のワッシャを各サイドギヤのボス部
外周で支承し、各サイドギヤ間のワッシャを一方のサイ
ドギヤ側面に設けた凸部にてその内周を支承しているの
で、ワッシャの摺動面積を大きくとることができ、サイ
ドギヤの摺動面の面圧を低減することができる。
久性を向上することができる。またサイドギヤがヘリカ
ルギヤで形成されている際には、ワッシャの摺動面積が
大きいので差動制限力を強化することができる。
イドギヤとデフケース間のワッシャを各サイドギヤのボ
ス部端面とデフケースとの間に配置し、各サイドギヤ間
のワッシャを一方のサイドギヤ側面に設けられた凹部に
てその外周を支承しているので、請求項1又は2のデフ
ァレンシャル装置の作用に加え、ワッシャがピニオンギ
ヤと干渉する恐れがなくなる。
イドギヤとデフケース間のワッシャを各サイドギヤのボ
ス部端面とデフケースとの間に配置し、各サイドギヤの
内周に跨がって配置したブロックの外周にてサイドギヤ
間のワッシャを支承しているので、請求項1及び2のデ
ファレンシャル装置の作用に加え、サイドギヤ間のワッ
シャのセンタリングをサイドギヤによって行う必要がな
く、サイドギヤの形状が簡単になり、製造コストを低減
できる。
イドギヤとデフケース間のワッシャを各サイドギヤの側
面とデフケースとの間に配置し、サイドギヤ間のワッシ
ャを各サイドギヤの内周の凹部に跨がって配置したブロ
ックの外周にて支承すると共にブロックの外周径と各サ
イドギヤのボス部外周径とを略同一径に設定しているの
で、各ワッシャを大径に形成でき、かつサイドギヤの側
面にはワッシャの支承部を持たないからサイドギヤ側面
の形状が簡単になる。
切り欠き部間にオイル溜りが形成され遠心力によりオイ
ルがワッシャ摺動部を潤滑するので、ワッシャの潤滑性
が向上する。
項1乃至6のいずれかのデファレンシャル装置の作用に
加え、ピニオンギヤの歯丈が標準ギヤの歯丈よりも小さ
いので、ワッシャとピニオンギヤの干渉の恐れはなくな
る。従ってその分だけワッシャ径を大きくすることがで
き、差動制限力をさらに強化することができる。
デフケースの間あるいは各サイドギヤ間において摺動部
のカジリや局部摩耗によるデファレンシャル装置の故障
が避けられる。
する。この実施例は請求項1、2、3、7の特徴を備え
ている。図1、2は本実施例の断面図である。なお、左
右の方向は図1、2での左右の方向である。
7のデフケース21は、ケーシング本体31とカバー3
3とをボルト35で固定して構成されている。デフケー
ス21の内部にはヘリカルギヤで形成された左右のサイ
ドギヤ37,39(出力側サイドギヤ)が配置されてい
る。各サイドギヤ37,39は左方からケーシング本体
31に組付けられる。
1,43はデフケース21の支承部45,47によって
回転自在に支承されており、各ボス部41,43はそれ
ぞれ出力軸にスプライン連結されている。
ッシャ49(ワッシャ)が配置され、サイドギヤ37,
39とデフケース21との間にはそれぞれスラストワッ
シャ51,53(ワッシャ)が配置されている。スラス
トワッシャ49は右のサイドギヤ39に形成された凸部
55の外周に支承され、スラストワッシャ51,53は
各ボス部41,43の外周に支承されている。各スラス
トワッシャ49,51,53は外径と内径が同一であ
り、共通化されている。
59が周方向等間隔に形成されている。これらの収納孔
57,59にはそれぞれ長短のヘリカルギヤで形成され
たピニオンギヤ61,63が摺動回転自在に収納されて
いる。
ヤ部65,67とこれらを連結する小径の軸部69とか
らなり、第1ギヤ部65は右のサイドギヤ39と噛み合
っている。又、短いピニオンギヤ63(図2)は第1と
第2のギヤ部71,73からなり、第1ギヤ部71は左
のサイドギヤ37と噛み合い、第2ギヤ部73はピニオ
ンギヤ61の第2ギヤ部67と噛み合っている。
丈より低くしてあり、各スラストワッシャ49,51,
53は外径をサイドギヤ37,39の歯底径より大径に
してある。
通する開口75,76,77が設けられ、デフケース2
1のボス部79,81の内周には螺旋状のオイル溝83
が設けられている。デフケース21の回転に伴って、こ
れらの開口75,76,77やオイル溝83を介してデ
フキャリヤのオイル溜りからオイルがデフケース21に
流出入し、各ギヤの噛み合い部や摺動部等を潤滑する。
動力はピニオンギヤ61,63からサイドギヤ37,3
9を介して左右の出力軸に分配され、悪路などで出力軸
間に駆動抵抗差が生じるとピニオンギヤ61,63の自
転によってエンジンの駆動力は左右各側に差動分配され
る。
61,63の歯先はサイドギヤ37,39との噛み合い
反力により収納孔57,59の壁面に押しつけられて摩
擦抵抗が発生する。又、ヘリカルギヤの噛み合いスラス
ト力により、ピニオンギヤ61,63の端面とデフケー
ス21との間で摩擦抵抗が発生すると共に、スラストワ
ッシャ49を介してサイドギヤ37,39の間で、又ス
ラストワッシャ51,53を介してサイドギヤ37,3
9とデフケース21との間で摩擦抵抗が発生する。これ
らの摩擦抵抗によりトルク感応型の差動制限機能が得ら
れる。
ずれか一つを隙間調整用にして、他の二つの1.4〜
1.7倍の厚さのものを用意し、これらの中から所要の
厚さのものを選んでデファレンシャル装置7のスペース
調整を行う。
用にした場合、図1のように、カバー33とピニオンギ
ヤ61との摺動面85から右のサイドギヤ39の右側端
面87までの距離をAとし、摺動面85からケーシング
本体31とワッシャ53との摺動面89までの距離をB
とすると、用意した種々の厚さのスラストワッシャ53
の中から厚さがB−Aのものが選択されて用いられる。
なお、これで隙間を調整しきれない場合は、他のスラス
トワッシャ49,51のいずれかを隙間調整用にしてス
ペース調整を行う。
れている。
用した場合、発進時や加速時のように大きなトルクを掛
けた時の車体の挙動が、デファレンシャル装置7のトル
ク感応型差動制限機能によって安定し操縦性が向上す
る。
に、各スラストワッシャ49,51,53が同一の大き
さであり摺動面積が均等であるから、噛み合いスラスト
力の方向が左方向あるいは右方向に変化し、どのスラス
トワッシャ49,51,53で摺動が生じても、発生す
る差動制限力の大きさは変動せず、差動制限特性が安定
する。
9の凸部55の外周に配置し、スラストワッシャ51,
53は、サイドギヤ37、39のボス部41、43の外
周に配置すると共に、ピニオンギヤ61,63の歯丈を
標準の歯丈より低くしたから、スラストワッシャ49,
51,53の外径をそれだけ大径にすることが可能にな
り、摺動面積が広くなって大きな差動制限力が得られる
と共に、ピニオンギヤ61,63との干渉によるカジリ
や局部摩耗が防止され、デファレンシャル装置7の故障
が避けられる。
ッシャ49,51,53の内外径を共通化したから、従
来例と異なって、多種類のワッシャ毎に隙間調整用の厚
さの異なったものを用意する必要がなく、それだけ部品
点数が低減して低コストになる。
ヤ37,39の軸方向外側で噛み合わせることにより、
両サイドギヤ37,39を近接配置しスラストワッシャ
49を介して摺動させることが可能になった。従って、
サイドギヤ37,39間の摺動箇所は、従来例のように
2箇所ではなく、1箇所になると共にスラストワッシャ
の枚数も1枚減少し、部品点数と組付け時の隙間調整コ
ストとが低減して低コストになる。
用いることによって、サイドギヤ37,39とデフケー
ス21の熱処理が不要になり、それだけ熱処理コスト及
び熱処理後の加工コストが低減される。
る。この実施例は請求項1、2、6、7の特徴を備えて
いる。図3は実施例の断面図であり、左右の方向は図3
での左右の方向である。なお、この実施例において図1
の部材と同機能の部材は同一の符号で表示し、これら同
機能部材の説明は省く。
1の内部にはヘリカルギヤで形成された左右のサイドギ
ヤ93,95(出力側サイドギヤ)が配置されている。
各サイドギヤ93,95は左方からケーシング本体31
に組付けられる。
7,99はデフケース21の支承部45,47によって
回転自在に支承されており、各ボス部97,99はそれ
ぞれ出力軸にスプライン連結されている。
ッシャ49(ワッシャ)が配置され、サイドギヤ93,
95とデフケース21との間にはそれぞれスラストワッ
シャ51,53(ワッシャ)が配置されている。
跨がって円筒形の凹部101が形成されている。この凹
部101には出力軸を突き合わせる切り欠き部を設けた
2面幅形状のスラストブロック(ブロック)103が配
置されておリ、スラストワッシャ49はこのスラストブ
ロック103の外周に支承されている。又、スラストワ
ッシャ51,53は各ボス部97,99の外周に支承さ
れている。上記のように、各スラストワッシャ49,5
1,53は外径と内径とを同一にして共通化されてい
る。
サイドギヤ95と噛み合い、ピニオンギヤ63の第1ギ
ヤ部71は左のサイドギヤ93と噛み合っている。又、
各ピニオンギヤ61,63の歯丈は標準歯丈より低くし
てあり、各スラストワッシャ49,51,53の外径を
サイドギヤ93,95の歯底径より大径にしてある。
3からサイドギヤ93,95を介して左右の出力軸に分
配され、悪路などで出力軸間に駆動抵抗差が生じるとピ
ニオンギヤ61,63の自転によってエンジンの駆動力
は左右各側に差動分配される。
61,63の歯先はサイドギヤ93,95との噛み合い
反力により収納孔57,59の壁面に押しつけられて摩
擦抵抗が発生する。又、ヘリカルギヤの噛み合いスラス
ト力により、ピニオンギヤ61,63の端面とデフケー
ス21との間で摩擦抵抗が発生すると共に、スラストワ
ッシャ49を介してサイドギヤ93,95の間で、又ス
ラストワッシャ51,53を介してサイドギヤ93,9
5とデフケース21との間で摩擦抵抗が発生する。これ
らの摩擦抵抗によりトルク感応型の差動制限機能が得ら
れる。
成されている。
適用した場合、発進時や加速時のように大きなトルクを
掛けた時の車体の挙動が、デファレンシャル装置91の
トルク感応型差動制限機能によって安定し操縦性が向上
する。
トワッシャ49,51,53の摺動面積が均等であるか
ら、噛み合いスラスト力の方向が左方向あるいは右方向
に変化しても発生する差動制限力の大きさは変動せず、
差動制限特性が安定する。
ドギヤ93,95のボス部97、99の外周に配置する
と共に、スラストワッシャ49,51,53の外径をサ
イドギヤ93,95の歯底径より大径にしたから、それ
だけ摺動面積が広くなって大きな差動制限力が得られ
る。
ック103の切り欠き部とサイドギヤ93,95の凹部
101との間に溜まったオイルが遠心力でスラストワッ
シャ49とサイドギヤ93,95との摺動部に押し込ま
れて潤滑性が向上する。
95のスラスト面圧を低くすることができ、スラストワ
ッシャ49,51,53とピニオンギヤ61,63との
干渉によるカジリや局部摩耗が防止され、デファレンシ
ャル装置91の故障が避けられる。
トワッシャ49,51,53は、いずれか一つを隙間調
整用にして、デファレンシャル装置91のスペース調整
を行う。
共通化により、多種類のワッシャ毎に隙間調整用の厚さ
の異なったものを用意する必要がなく、それだけ部品点
数が低減して低コストになる。
ドギヤ93,95が摺動するから、サイドギヤ93,9
5間の摺動箇所が1箇所に減少すると共にスラストワッ
シャの枚数も1枚減って、部品点数と組付け時の隙間調
整コストとが低減する。
用いることによって、サイドギヤ93,95とデフケー
ス21の熱処理が不要になり、熱処理コストや熱処理後
の加工コストがそれだけ低減される。
る。この実施例は請求項1、2、4の特徴を備えてい
る。図4は実施例の断面図であり、左右の方向は図3で
の左右の方向である。なお、符号を与えていない部材等
は図示されていない。
5のデフケース107は、ケーシング本体109の左端
にカバー111を、又右端にリングプレート113を、
それぞれボルトで固定して構成されている。デフケース
107の内部にはヘリカルギヤで形成された左右のサイ
ドギヤ115,117(出力側サイドギヤ)が配置され
ている。各サイドギヤ115,117は左方からケーシ
ング本体109に組付けられる。
部119,121はデフケース107の支承部123,
125によって回転自在に支承されており、各ボス部1
19,121はそれぞれ出力軸にスプライン連結されて
いる。
トワッシャ127(ワッシャ)が配置され、サイドギヤ
115,117とデフケース107との間にはそれぞれ
スラストワッシャ129,131(ワッシャ)が配置さ
れている。スラストワッシャ127は右のサイドギヤ1
17に形成された凹部133の内周に支承され、スラス
トワッシャ129,131は各ボス部119,121の
端面とデフケース107との間に配置されている。各ス
ラストワッシャ127,129,131は外径と内径と
を同一にして共通化されている。
5,137が周方向等間隔に形成され、それぞれヘリカ
ルギヤで形成された長短のピニオンギヤ139,141
が摺動回転自在に収納されている。
ギヤ部143,145とこれらを連結する小径の軸部1
47とからなり、第1ギヤ部143は左のサイドギヤ1
15と噛み合っている。又、短いピニオンギヤ141は
第1と第2のギヤ部149,151からなり、第1ギヤ
部149は右のサイドギヤ117と噛み合い、第2ギヤ
部151はピニオンギヤ139の第2ギヤ部145と噛
み合っている。又、ピニオンギヤ139とデフケース1
07との間にはワッシャ153が配置されている。
7と連通する開口155,157が設けられ、デフケー
ス107のボス部159,161の内周には螺旋状のオ
イル溝が設けられている。デフケース107の回転に伴
って、これらの開口155,157やオイル溝を介して
デフキャリヤのオイル溜りからオイルがデフケース10
7に流出入し、各ギヤの噛み合い部や摺動部等を潤滑す
る。
駆動力はピニオンギヤ139,141からサイドギヤ1
15,117を介して左右の出力軸に分配され、悪路な
どで出力軸間に駆動抵抗差が生じるとピニオンギヤ13
9,141の自転によってエンジンの駆動力は左右各側
に差動分配される。
139,141の歯先はサイドギヤ115,117との
噛み合い反力により収納孔135,137の壁面に押し
つけられて摩擦抵抗が発生する。又、ヘリカルギヤの噛
み合いスラスト力により、ピニオンギヤ139の端面と
デフケース21(ワッシャ153)との間で、又ピニオ
ンギヤ141の端面とデフケース21との間で摩擦抵抗
が発生すると共に、スラストワッシャ127を介してサ
イドギヤ115,117の間で、又スラストワッシャ1
29,131を介してサイドギヤ115,117とデフ
ケース21との間で摩擦抵抗が発生する。これらの摩擦
抵抗によりトルク感応型の差動制限機能が得られる。
は、いずれか一つを隙間調整用にして種々の厚さのもの
を用意し、これらの中から所要の厚さのものを選んでデ
ファレンシャル装置105のスペース調整を行う。
構成されている。
に適用した場合、発進時や加速時のように大きなトルク
を掛けた時の車体の挙動が、デファレンシャル装置10
5のトルク感応型差動制限機能によって安定し操縦性が
向上する。
ように、各スラストワッシャ127,129,131の
摺動面積が均等であるから、噛み合いスラスト力の方向
が左方向あるいは右方向に変化しても発生する差動制限
力の大きさは変動せず、差動制限特性が安定する。
イドギヤ115,117のボス部119,121の端面
とデフケース107との間に配置した。こうして、スラ
ストワッシャ127,129,131を小径にしたか
ら、スラストワッシャ127,129,131がピニオ
ンギヤ139,141と干渉する恐れがなく、干渉によ
るカジリや局部摩耗及びデファレンシャル装置105の
故障が生じない。
31を共通化したことにより、多種類のワッシャ毎に隙
間調整用の厚さの異なったものを用意する必要がなく、
それだけ部品点数が低減して低コストになる。
イドギヤ115,117が摺動するから、サイドギヤ1
15,117間の摺動箇所が、従来例のように2箇所で
はなく、1箇所になると共にスラストワッシャの枚数も
1枚減少し、部品点数と組付け時の隙間調整コストとが
低減する。
31を用いることによって、サイドギヤ115,117
とデフケース107の熱処理が不要になり、熱処理コス
ト及び熱処理後の加工コストを削減できる。
置されるスラストワッシャ127は、サイドギヤ11
5,117の内周にスラストブロックを配置し、このス
ラストブロックの外周に配置してもよい。その場合はサ
イドギヤ117に凹部133を形成する必要がなく、構
造が簡単になる。
05を例にして説明したが、この発明のデファレンシャ
ル装置はリヤデフやフロントデフ(前輪側の車軸デフ)
又はセンターデフ(前輪と後輪とに駆動力を分配するデ
ファレンシャル装置)に用いることができる。
ば、各サイドギヤの側面に配置されたワッシャの外径と
内径とは互いに等しいので、従来例と異なって、多種類
のワッシャ毎に隙間調整用の厚さの異なったものを用意
する必要がなく、それだけ部品点数が低減し、低コスト
にできる。
ドギヤとデフケースの熱処理が不要になり、また熱処理
後の加工を行わずに済み、それだけ低コストになる。
したから各ワッシャの摺動面積が均等になり、サイドギ
ヤがヘリカルギヤで構成されている際には噛み合いスラ
スト力の方向が変わってもワッシャ部での差動制限力の
大きさが変わらず、従って差動制限特性が安定する。
ば、請求項1のデファレンシャル装置による効果に加
え、各ピニオンギヤがサイドギヤの軸方向外側で噛み合
い、両サイドギヤがワッシャを介して摺動するように構
成されているので、両サイドギヤの間にピニオンギヤの
噛み合い部用のスペースが不要になり、両サイドギヤを
近接配置しワッシャを介して摺動させることが可能にな
る。従って、両サイドギヤ間の摺動箇所は、従来例のよ
うに2箇所ではなく、1箇所になると共にワッシャの枚
数も1枚減少し、それだけ組付け時の隙間調整コストと
部品点数とが低減し、低コストになる。
ば、請求項1又は2のデファレンシャル装置による効果
に加え、各サイドギヤとデフケース間のワッシャを各サ
イドギヤのボス部外周で支承し、各サイドギヤ間のワッ
シャを一方のサイドギヤ側面に設けた凸部にてその内周
を支承しているので、ワッシャの摺動面積を大きくとる
ことができ、サイドギヤの摺動面の面圧を低減すること
ができる。
久性を向上することができる。またサイドギヤがヘリカ
ルギヤで形成されている際には、ワッシャの摺動面積が
大きいので差動制限力を強化することができる。
ば、各サイドギヤとデフケース間のワッシャを各サイド
ギヤのボス部端面とデフケースとの間に配置し、各サイ
ドギヤ間のワッシャを一方のサイドギヤ側面に設けられ
た凹部にてその外周を支承しているので、請求項1又は
2のデファレンシャル装置による効果に加え、ワッシャ
がピニオンギヤと干渉する恐れがなくなる。
ば、各サイドギヤとデフケース間のワッシャを各サイド
ギヤのボス部端面とデフケースとの間に配置し、各サイ
ドギヤの内周に跨がって配置したブロックの外周にてサ
イドギヤ間のワッシャを支承しているので、請求項1及
び2のデファレンシャル装置による効果に加え、サイド
ギヤ間のワッシャのセンタリングをサイドギヤによって
行う必要がなく、サイドギヤの形状が簡単になり、製造
コストを低減できる。
ば、各サイドギヤとデフケース間のワッシャを各サイド
ギヤの側面とデフケースとの間に配置し、サイドギヤ間
のワッシャを各サイドギヤの内周の凹部に跨がって配置
したブロックの外周にて支承すると共にブロックの外周
径と各サイドギヤのボス部外周径とを略同一径に設定し
ているので、各ワッシャを大径に形成でき、かつサイド
ギヤの側面にはワッシャの支承部を持たないからサイド
ギヤ側面の形状が簡単になる。
切り欠き部間にオイル溜りが形成され遠心力によりオイ
ルがワッシャ摺動部を潤滑するので、ワッシャの潤滑性
が向上する。
ば、請求項1乃至6のいずれかのデファレンシャル装置
による効果に加え、ピニオンギヤの歯丈が標準ギヤの歯
丈よりも小さいので、ワッシャとピニオンギヤの干渉の
恐れはなくなる。従ってその分だけワッシャ径を大きく
することができ、差動制限力をさらに強化することがで
きる。
デフケースの間あるいは各サイドギヤ間において摺動部
のカジリや局部摩耗によるデファレンシャル装置の故障
が避けられる。
断した断面図である。
断した断面図である。
(出力側サイドギヤ) 41,43,55、97,99、119,121 ボス
部 49,51,53、127,129,131 スラスト
ワッシャ(ワッシャ) 57,59、135,137 収納孔 61、63、139,141 ピニオンギヤ 103 スラストブロック 133 凹部
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンの駆動力により回転駆動される
デフケースと、デフケースに形成された収納孔に摺動回
転自在に収納され、互いに噛み合った一対のピニオンギ
ヤと、これらのピニオンギヤと各別に噛み合った一対の
出力側サイドギヤと、各サイドギヤの側面に配置された
ワッシャとを備え、前記各ワッシャは外径と内径とが互
いに等しいことを特徴とするデファレンシャル装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のデファレンシャル装置で
あって、 前記一対のピニオンギヤは前記サイドギヤの軸方向外側
で互いに噛み合い、 前記一対のサイドギヤは前記ワッシャを介して摺動する
ことを特徴とするデファレンシャル装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のデファレンシャル
装置であって、 前記各サイドギヤの側面に配置されたワッシャのうち、
前記各サイドギヤと前記デフケースとの間に配置された
ワッシャは前記各サイドギヤのボス部外周に支承され、
前記各サイドギヤ間に配置されたワッシャは一方のサイ
ドギヤ側面に設けられた凸部にその内周を支承されるこ
とを特徴とするデファレンシャル装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のデファレンシャル
装置であって、 前記各サイドギヤの側面に配置されたワッシャのうち、
前記各サイドギヤと前記デフケースとの間に配置された
ワッシャは各サイドギヤのボス部端面と前記デフケース
との間に配置され、前記各サイドギヤ間に配置されたワ
ッシャは一方のサイドギヤ側面に設けられた凹部にその
外周を支承されることを特徴とするデファレンシャル装
置。 - 【請求項5】 エンジンの駆動力により回転駆動される
デフケースと、デフケースに形成された収納孔に摺動回
転自在に収納され、互いに噛み合った一対のピニオンギ
ヤと、これらのピニオンギヤと各別に噛み合った一対の
出力側サイドギヤと、各サイドギヤの内周に跨がって配
置されたブロックと、各サイドギヤのボス部端面と前記
デフケースとの間に配置されたワッシャと、前記ブロッ
クの外周に支承されたサイドギヤ間のワッシャとを備
え、前記各ワッシャは外径と内径とが互いに等しく、前
記一対のピニオンギヤは前記サイドギヤの軸方向外側で
互いに噛み合うことを特徴とするデファレンシャル装
置。 - 【請求項6】 エンジンの駆動力により回転駆動される
デフケースと、デフケースに形成された収納孔に摺動回
転自在に収納され、互いに噛み合った一対のピニオンギ
ヤと、これらのピニオンギヤと各別に噛み合った一対の
出力側サイドギヤと、各サイドギヤの内周に設けられた
凹部に跨がって配置された切り欠き部を有するブロック
と、前記各サイドギヤの側面とデフケースとの間に配置
されると共に前記各サイドギヤのボス部外周に支承され
たワッシャと、前記ブロックの外周に支承されたワッシ
ャとを備え、前記ブロックの外周径と前記各サイドギヤ
のボス部外周径とを略同一径に設定したことを特徴とす
るデファレンシャル装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のデフ
ァレンシャル装置であって、 前記一対のピニオンギヤは、標準ギヤの歯丈よりも小さ
い歯丈を有することを特徴とするデファレンシャル装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32897294A JP3611887B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | デファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32897294A JP3611887B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | デファレンシャル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178018A true JPH08178018A (ja) | 1996-07-12 |
| JP3611887B2 JP3611887B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=18216180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32897294A Expired - Fee Related JP3611887B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | デファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3611887B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32897294A patent/JP3611887B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3611887B2 (ja) | 2005-01-19 |
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