JPH08181733A - 通信システムにおける処理動作管理方法 - Google Patents

通信システムにおける処理動作管理方法

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JPH08181733A
JPH08181733A JP6324958A JP32495894A JPH08181733A JP H08181733 A JPH08181733 A JP H08181733A JP 6324958 A JP6324958 A JP 6324958A JP 32495894 A JP32495894 A JP 32495894A JP H08181733 A JPH08181733 A JP H08181733A
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JP
Japan
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fep
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library
communication
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Application number
JP6324958A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsuo
幸一 松尾
Yasunori Asano
保範 浅野
Masatoshi Uchida
匡俊 内田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
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Publication of JPH08181733A publication Critical patent/JPH08181733A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信動作に際しての処理手順を効率よく管理
できるようにした通信システムにおける処理動作管理方
法を提供すること。 【構成】 上位アプリケーションプロセス30と、FE
P部14と、FEP制御部31、32とにより通信シス
テムを構築する。FEP制御部は、通信動作の種類に応
じて複数の処理マトリックス51〜54を有し、各処理
マトリックスは、それぞれの通信動作において生じ得る
ポートの状態と、発生し得る事象とから次の処理を割り
出すためマトリックス構成に作成したから、処理マトリ
ックスの参照により次に実行すべき処理が即座に選択で
きる。また、或るポートについての処理の実行中に、他
のポートについて別の処理マトリックスにより割り出さ
れた処理を並行して実行することができる。このため、
複数の通信動作を実行するのに処理動作管理が楽に行な
え、且つ全体としての処理速度の向上を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信システム、特にワー
クステーション等を使った通信システムにおいて、通信
動作に際しての処理手順を効率よく管理できるようにし
た通信システムにおける処理動作管理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】汎用ワークステーションを通信回線用の
交換網に接続し、この交換網を介して複数のファクシミ
リ等の相手端末との間で通信を行なう通信システムが種
々構築され、且つ多用されている。このような通信シス
テムの例としては例えば図14に示すものがある。この
図において、符号1はデータ処理機能を有するデータ通
信装置としてのワークステーション、2はワークステー
ション1との間でデータの送受信を行なう相手側通信装
置(以下、相手装置という)としてのファクシミリであ
り、2a、2b、2c、………2nと、複数個接続され
ている。また、3はワークステーション1とファクシミ
リ2との間において通信回線に接続されて通信の交換動
作を行なう交換網である。
【0003】このような通信システムの従来の構成にあ
っては、個々のユーザが、自己の所有するワークステー
ション1内でアプリケーションを構築し、そのアプリケ
ーションにしたがってデータの送受信動作を行なってい
るのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信システムにあっては、通信動作を行なうための
プログラム作成に当たって、全てのコマンドをプログラ
ム内に組み込むとともに、これらのコマンドを時系列的
に処理手段へ読み出されるように作成しているから、1
つの処理が終わってから次の処理に移るのに、先の処理
が終わったことを確認するプログラムをメモリから読み
出し、次の処理のプログラムをまたメモリから読み出
す、という処理を繰り返さなければならず、処理が繁雑
になるばかりでなく時間がかかるという不具合があっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、通信動作に際しての処理手順を効率よく
管理できるようにした通信処理動作管理方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、上位アプリケーションプロセスと、その
要求に応じ通信動作を行なうFEP部と、処理要求をF
EP部に伝達しこのFEP部の動作を制御するFEP制
御部とにより通信システムを構築し、FEP制御部は、
通信動作の種類に応じて複数の処理マトリックスを有
し、各処理マトリックスは、それぞれの通信動作におい
て生じ得るポートの状態と、その通信動作において発生
し得る事象とから次の処理を割り出すためマトリックス
構成に作成したことを要旨とする。
【0007】
【作用】本発明は、上記構成により、或るポートの状態
の下に或る事象が発生した場合、その状態と事象を処理
マトリックスに照らし合わせ次に実行すべき処理を割り
出して処理動作を進めて行くことができる。そして、処
理マトリックスが各動作毎に分かれて作成されているか
ら、一の処理マトリックスに関する処理を一のポートに
ついて実行している間に、他の処理マトリックスに関す
る処理を別のポートについて実行することが可能とな
り、複数のポートを使って複数の処理を実行する場合の
処理動作管理が楽に行なえ、且つ全体としての処理速度
の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の処理動作管理方法が適用され
る通信システムの一実施例の概略構成を示すものであ
る。この図において符号11はデータ通信装置としての
ワークステーション、12はワークステーション11と
の間でデータの送受信を行なう相手装置としてのファク
シミリであり、12a、12b、12c、………12n
と、複数個接続されている。また、13はワークステー
ション11とファクシミリ12との間において通信回線
に接続されて通信の交換動作を行なう交換網、14はワ
ークステーション11からの指示に基づきファクシミリ
との間のデータの送受信を行なうフロント・エンド・プ
ロセッサ部(以下、FEP部という)である。この実施
例において、FEP部14は、最大8ポートにわたる処
理の要求に対して対応ができる構成になっている。
【0009】図2はこの実施例におけるワークステーシ
ョン11のハードウェア構成を示すブロック図である。
この図において、15はこのワークステーション11全
体の動作をコントロールする制御手段としてのCPU、
16はCPU15とCRTインタフェース部17を介し
て接続され画像を表示するCRT、18はキーボードイ
ンタフェース部19を介して接続されワークステーショ
ン11へ各所コマンドやデータを入力する手段であるキ
ーボード、20はワークステーション11における各種
機能を実現するプログラムが格納されたプログラムメモ
リ、21は上位アプリケーションからFEP部14を経
由して相手ファクシミリ12へ送付する画像データを一
時的に格納する画データ入力メモリ、22は相手ファク
シミリ12よりFEP部14を経由して受信された画像
データを一時的に格納して上位アプリケーションへ転送
するための画データ出力メモリ、23は上位アプリケー
ションからFEP部14を経由して相手ファクシミリ1
2へ送付する音声データを一時的に格納する音声データ
入力メモリ、24は相手ファクシミリ12よりFEP部
14を経由して受信されたPBデータを一時的に格納し
て上位アプリケーションへ転送するためのPBデータ出
力メモリ、24は相手ファクシミリ12へのコマンド送
付に基づくライブラリの完了情報を一時的に格納して上
位アプリケーションへ通知するための完了情報出力メモ
リである。また、26はワークステーション11とFE
P部14との間におけるデータの送受を実行するFEP
通信部、27はFEP部14に一連の処理動作をさせる
ための命令のいくつかを群としてまとめたコマンド(す
なわち、ライブラリ)を常駐させておくライブラリメモ
リである。
【0010】プログラムメモリ20には、このワークス
テーション11のデータ処理プログラムおよびデータ通
信プログラムに加え、図3に示すように、プロトコル変
換プロセス実行用のプログラム(以下、プロトコル変換
プロセスという)31と、プロトコル受信プロセス実行
用のプログラム(以下、プロトコル受信プロセスとい
う)32のソフトウェアが格納されている。プロトコル
変換プロセス31は上位アプリケーションプロセス30
から指示された内容にしたがって端末等に指示を出し、
また上位アプリケーションプロセス30に回答を返す機
能を有する。プロトコル受信プロセス32は後出のFE
P通信ソフト部33からのデータを受けてプロトコル変
換プロセス31へ渡す機能を有する。また、FEP通信
部26には、前記プロトコル変換プロセス31およびプ
ロトコル受信プロセス32がFEP部制御のための処理
動作を円滑に実行するためにFEP通信ソフト部33を
備えている。ライブラリメモリ27には、FEP部14
に送られてこれを制御すべく幾つかのコマンドが群とし
て集合されたライブラリが複数個のライブラリ(すなわ
ちFEP制御ライブラリ群)34が格納されている。
【0011】そして、ワークステーション11の基本的
なソフトウェア構成は、図3に示すように上位アプリケ
ーションプロセス30と、この上位アプリケーションプ
ロセス30の下位に設置されたFEP制御ライブラリ群
34と、FEP制御ライブラリ群34の下位に設けられ
たプロトコル変換プロセス31およびプロトコル受信プ
ロセス32と、その下位に設けられたFEP通信ソフト
部33とから構成される。とりわけ、このソフトウェア
構成において、プロトコル変換プロセス31とプロトコ
ル受信プロセス32とは、FEP制御ライブラリ群34
から出力されたコマンドにしたがってFEP部14の制
御を行なうものであるから、FEP制御実行部としての
役割を有している。
【0012】ライブラリメモリ27に格納されたライブ
ラリは関数のデータ形式で構成され、下の表に示すよう
な内容を有している。
【0013】
【表1】
【0014】この表において、「区分」の欄は、そのラ
イブラリが、FEP部14の動作である運用、保守、回
線制御のうち如何なる種類の動作に関係するコマンドで
あるかの区別を明らかにするものである。「関数名」の
欄は、そのライブラリを構成する関数の名称を示すもの
である。「種別」の欄は、そのライブラリが完了復帰型
のコマンドであるか即時復帰型のコマンドであるかの種
別を明らかにするものである。「機能名」の欄は、その
ライブラリの実行によって実現される機能の名前を示す
ものである。そして、前記表に示した各ライブラリの内
容を概略的に説明すると次の通りである。 (1)FEPコネクト:デーモンプロセスに対するコネ
クションの生成処理を行なう。このライブラリは完了復
帰型のライブラリである。 (2)FEPディスコネクト:デーモンプロセスに対す
るコネクションの消滅処理を行なう。このライブラリは
完了復帰型のライブラリである。 (3)FEPイニシャル:ファームウェア、音声データ
のダウンロード等のFEP部の初期化を行なう。このラ
イブラリは完了復帰型のライブラリである。 (4)FEPスタート:FEP部を起動し、FEP部に
対するシステム定数の設定を行ない、使用可能な状態に
する。このライブラリは完了復帰型のライブラリであ
る。 (5)FEPポートスタート:ポートを起動し回線とポ
ートに対する属性の設定を行ない、使用可能な状態にす
る。このライブラリは完了復帰型のライブラリである。 (6)FEPポートストップ:ポートを停止する(通
常、中断または強制の指定がある)。このライブラリは
即時復帰型のライブラリである。 (7)FEPストップ:FEP部の運用を終了する(通
常、または強制の指定がある)。このライブラリは即時
復帰型のライブラリである。 (8)FEPステータス:FEP部の状態を通知する。
このライブラリは完了復帰型のライブラリである。 (9)FEPポートステータス:ポートの状態を通知す
る。このライブラリは完了復帰型のライブラリである。 (10)FEPアップロード:上位から指示されたFE
P部内メモリ領域データをFEP部から転送する。この
ライブラリは完了復帰型のライブラリである。 (11)FEPダウンロード:上位から指示されたファ
ームウェア、音声データをFEP部へ転送する。このラ
イブラリは完了復帰型のライブラリである。 (12)FEPタイム:FEP部の時刻情報の表示、設
定を行なう。このライブラリは完了復帰型のライブラリ
である。 (13)FEPシャット:ドライバに対するコネクショ
ンをクローズし、FEP部の使用を終了する。このライ
ブラリは完了復帰型のライブラリである。 (14)FEPテーブル:FEPシステム定数テーブ
ル、G3/G4回線属性定数テーブルを共有テーブルを
共有メモリ上に展開する。このライブラリは完了復帰型
のライブラリである。 (15)FEPポートゲット:ポートの獲得処理を行な
う。このライブラリは完了復帰型のライブラリである。 (16)FEPポートレストア:ポートの返却処理を行
なう。このライブラリは完了復帰型のライブラリであ
る。 (17)FEPイネーブル:相手との発呼/着呼接続を
行なう。このライブラリは即時復帰型のライブラリであ
る。 (18)FEPディセーブル:回線を切断(オンフッ
ク)する。このライブラリは即時復帰型のライブラリで
ある。 (19)FEPディヴインフォ:相手端末の電話番号、
局名を獲得する。または、FAX送受信の開始を指示す
る。このライブラリは即時復帰型のライブラリである。 (20)FEPライト:データ(キャラクタ、ファクシ
ミリ、音声番号、音声データ)の送信依頼を行なう。こ
のライブラリは即時復帰型のライブラリである。 (21)FEPリード:受信データ(ファクシミリ、P
B、OMR)を獲得する。または各種コマンドの完了情
報を獲得する。このライブラリは完了復帰型のライブラ
リである。 (22)FEPキャンセル:データの送受信を強制終了
し、回線を切断(オンフック)する。または着信の待ち
合わせを解除する。このライブラリは即時復帰型のライ
ブラリである。
【0015】ここで、ライブラリの種別としての完了復
帰型のコマンドと即時復帰型のコマンドについて説明す
る。図4および図5は本発明においてライブラリとして
使用されるコマンドの種別による、処理手順の一般的な
例をタイムシーケンス図を概略的に示すものである。こ
れらのうち、図4は完了復帰型のコマンドに基づいて上
位アプリケーションプロセス30と、FEP制御実行部
(プロトコル変換プロセス31とプロトコル受信プロセ
ス32を合わせたもの)と、FEP部14との間におけ
る処理手順を示すタイムシーケンス図である。この完了
復帰型コマンドの場合は、上位アプリケーションプロセ
ス30から処理要求が出される(処理41)と、FEP
制御実行部からFEP部14へ処理要求が送付され(処
理42)、その処理要求に対する処理の結果、すなわち
完了情報がFEP部14およびFEP制御実行部を経由
して(処理43)上位アプリケーションプロセス30に
通知された(処理44)後、上位アプリケーションプロ
セス30は次の処理要求を出力する。
【0016】図5は即時復帰型のコマンドに基づいて上
位アプリケーションプロセス30と、FEP制御実行部
と、FEP部14との間における処理手順を示すタイム
シーケンス図である。この即時復帰型コマンドの場合
は、上位アプリケーションプロセス30から処理要求が
出される(処理41)と、FEP制御実行部はFEP部
14へ処理要求を送付する(処理42)一方で、この処
理要求をFEP部14に送付した旨の通知、すなわち要
求結果を上位アプリケーションプロセス30へ通知する
(処理45)。この要求結果を受け取ると、上位アプリ
ケーションプロセス30はそれまでデータの送受を行な
っていたポートから切り離され、まだその処理要求に対
する処理の結果である完了情報を受け取らないうちに次
の処理要求を出すかまたはデータの読み出し等の準備動
作に入ることができる。図5では、要求結果を受けたの
みの段階で「FEPリード」コマンドを出力している
(処理46)。そして、先の処理要求に基づく処理の結
果、すなわち完了情報は、前記FEPリードが出力され
た後にFEP部14およびFEP制御実行部を経由して
(処理43)上位アプリケーションプロセス30に通知
される(処理44)。
【0017】本発明では、前記各種のライブラリについ
て、FEPコネクトやFEPスタート等、装置の立ち上
げ、立ち下げ、或いは初期化等に関係する制御動作、す
なわちFEP部14の装置自体の基本的な制御動作に関
わるライブラリの構成を完了復帰型としている。一方、
FEPイネーブル、FEPリード、FEPライト等、デ
ータ通信動作中におけるポートの制御に関わるライブラ
リの構成を即時復帰型としている。例えば、ワークステ
ーション11がデータ送信動作を実行しているときにお
いて、本発明のプロトコル変換プロセス31およびプロ
トコル受信プロセス32の処理は上位アプリケーション
プロセス30との間でデータの送受を行なうことである
から、上位アプリケーションプロセス30にとってみる
と、例えば第1のポートに或る処理要求を出した後は、
第2のポートとか第8のポートとか、その時点でデータ
送受信処理を実行中の他のポートに対して次の仕事をす
る必要がある。この次の仕事を上位アプリケーションプ
ロセス30に迅速に行なわせるには、上位アプリケーシ
ョンプロセス30を元の第1のポートからすばやく切り
離してやらなければならない。これを実現するために、
ポートの制御に関わるライブラリの構成を即時復帰型と
している。
【0018】このような構成を有する通信システムにつ
いて、以下動作を説明する。ここではワークステーショ
ン11からみて相手ファクシミリ12に対しファクシミ
リ送信を行なう場合の動作と、相手ファクシミリ12か
らファクシミリ受信を行なう場合の動作について説明す
る。
【0019】図6はワークステーション11が音声送出
とPB検出を行なった後、ファクシミリ送信動作を行な
う場合における上位アプリケーションプロセス30、プ
ロトコル変換プロセス31、プロトコル受信プロセス3
2、FEP部14、およびファクシミリ12(12a〜
12nのうちのいずれか)の間における処理手順を示す
タイムシーケンス図である。この動作を行なうために、
先ず上位アプリケーションプロセス30が処理要求41
aとして「FEPイネーブル」を発すると、この処理要
求はFEP制御ライブラリ群34へ入力されて、そのラ
イブラリ群の中から「FEPイネーブル」のライブラリ
が読み出されプロトコル変換プロセス31へ転送され
る。この「FEPイネーブル」は即時復帰型のライブラ
リであるから、プロトコル変換プロセス31はこれを受
け取ると、相手ファクシミリ12への発呼処理要求を行
なうとともに、上位アプリケーションプロセス30に対
して要求結果(図6中点線45aで表す)を通知する。
相手ファクシミリ12が着呼処理を行なって16Hzの
信号を返送すると、この信号を受けたFEP部14はワ
ークステーション11へ向けて着呼通知を発する。この
着呼通知はワークステーション11内部においてFEP
通信ソフト部33を通してプロトコル受信プロセス32
へ送付され、プロトコル受信プロセス32はプロトコル
変換プロセス31に対してプロトコル変換依頼を発す
る。これに対してプロトコル変換プロセス31は、FE
P部14に対して通信要求を送付し、これに基づいて相
手ファクシミリ12により回線が接続されると、FEP
部14を通して「通信可」の信号が送られてくる。そこ
で、プロトコル変換プロセス31は、前記「FEPイネ
ーブル」に対応する処理結果44aとして完了情報を生
成しワークステーション11内の完了情報出力メモリ2
5に格納する。そしてプロトコル変換プロセス31は上
位アプリケーションプロセス30に対して「FEPリー
ド」のライブラリを送付することにより前記完了情報を
送る。
【0020】ここまでの処理手順において、上位アプリ
ケーションプロセス30は、ライブラリとして「FEP
イネーブル」を出力し、これに対応して「FEPリー
ド」のライブラリを受け取ったのみである。ところがそ
の間に、プロトコル変換プロセス31とFEP部14と
の間では発呼動作が行なわれた上、着呼通知の返送が行
なわれ、その後通信要求が行なわれ、さらに通信可信号
の受け渡しが行なわれている。すなわち、「FEPイネ
ーブル」のライブラリは上記各種処理動作を行なわせる
複数のコマンドが群として集合されて成る。そしてその
機能の内容が、相手との発呼/着呼接続を行なうもので
あることは、前記各種ライブラリについての説明中、
(17)の項で説明した通りである。このように、ライ
ブラリは、所定の複数段階にわたる処理を実行させる複
数のコマンドが集合して成るものであるから、このよう
なライブラリを複数作成してテーブル化しておくことに
より、ワークステーション11において上位アプリケー
ションプロセス30のアーキテクチュアの作成に当たっ
て、この作成作業の簡略化を図ることができる。
【0021】また、上位アプリケーションプロセス30
についてみると、この上位アプリケーションプロセス3
0は、「FEPイネーブル」を出力してから「FEPリ
ード」による完了情報を受け取るまでの間このファクシ
ミリ送受信を行なっているポートに接続されて完了情報
の到着を待っていなければならないものではない。すな
わち、本発明では、「FEPイネーブル」のようにポー
トの制御に関わりを持つライブラリを即時復帰型のライ
ブラリとしているから、プロトコル変換プロセス31が
そのライブラリを受け取ると、前記のように要求結果
(図6中の点線45a)を上位アプリケーションプロセ
ス30へ通知する。上位アプリケーションプロセス30
は、プロトコル変換プロセス31から前記要求結果45
を受け取った時点で、次の処理(この例では「音声デー
タの出力」)の準備動作に入ることができる。そして、
準備動作として、例えばディスクから音声データを読み
込んだりすることができる。また、これよりも一歩進ん
で、上位アプリケーションプロセス30を、図6におい
てファクシミリ送受信動作を実行中であるポート(前記
最大8ポート中、このポートを仮に「第1のポート」と
する)から切り離すことも可能である。そして、他のポ
ート(例えば第2のポート)においては別の通信動作に
おける或る処理段階にあるという状況であれば、上位ア
プリケーションプロセス30はこの第2のポートについ
ての処理要求を出力し、その後第1のポートにおける処
理に戻ってくる、という動作を行なうことができる。こ
の実施例では、以後の処理手順においても、これまでに
説明したのと同様な仕様により処理動作が実行されて行
く。
【0022】上述のように「FEPイネーブル」の出力
から「FEPリード」による完了情報の受け取りが行な
われた後、上位アプリケーションプロセス30は、「F
EPライト」を出力して音声データの送信依頼(処理要
求41b)を行なう。この処理要求もまたFEP制御ラ
イブラリ群34へ入力されて、そのライブラリ群の中か
ら「FEPライト」のライブラリが読み出されプロトコ
ル変換プロセス31へ転送される。この「FEPライ
ト」は即時復帰型のライブラリであるから、プロトコル
変換プロセス31はこれを受け取ると、FEP部14に
対してデータ転送要求(処理要求42b)を行なうとと
もに、上位アプリケーションプロセス30に対して要求
結果(図6中点線45bで表す)を通知する。ここで、
上位アプリケーションプロセス30は要求結果45bの
受領により、恰かも一つの処理手順が終わったかのごと
く動作し、音声データ入力メモリ23に送信すべき音声
データを格納する。また、処理時間の関係で余裕があれ
ば、先に説明したように他のポートに対する処理要求を
出力する。
【0023】一方において、FEP部14からはデータ
転送確認の信号がプロトコル受信プロセス32を経由し
てプロトコル変換プロセス31へ送付される。これを受
けてプロトコル変換プロセス31からFEP部14へデ
ータ転送開始信号が送付されるとともに音声データが送
付される。この音声データは、先に上位アプリケーショ
ンプロセス30によって音声データ入力メモリ23に格
納されたデータである。この音声データがFEP部14
から相手ファクシミリ12に送信されると、FEP部1
4はさらにデータを受け取ることができる旨の内容を表
すデータ転送可信号を送出する。これに対してプロトコ
ル変換プロセス31はさらに転送すべき音声データがあ
るか否かをチェックし、なければデータ転送終了信号を
FEP部14に対して送付すると、FEP部14は、こ
れを受けて、データ転送終了確認信号を送出する。これ
により「FEPライト」ライブラリの機能は全て実行完
了したことになるから、プロトコル変換プロセス31は
前記「FEPライト」に対応する処理結果44bとして
完了情報を生成しワークステーション11内の完了情報
出力メモリ25に格納する。そしてプロトコル変換プロ
セス31が上位アプリケーションプロセス30に対して
「FEPリード」のライブラリを送付することにより前
記完了情報を送る。
【0024】ここに挙げたファクシミリ通信動作におい
ては、音声データの受信に引き続いて、相手ファクシミ
リ12からPB信号が送られてくるから、PB指示情報
がFEP部14からプロトコル変換プロセス31へ送付
され、プロトコル変換プロセス31は転送されたPBデ
ータをPBデータ出力メモリ24へ格納する。そしてこ
のPBデータプロトコル変換プロセス31は上位アプリ
ケーションプロセス30に対して「FEPリード」のラ
イブラリを送付し、前記PBデータを送る。
【0025】次に、上位アプリケーションプロセス30
は、「FEPディヴインフォ(機能名:端末情報獲
得)」を出力して通信要求(処理要求41c)を行な
う。この処理要求はFEP制御ライブラリ群34へ入力
されて、そのライブラリ群の中から「FEPディヴイン
フォ」のライブラリが読み出されプロトコル変換プロセ
ス31へ転送される。この「FEPディヴインフォ」は
即時復帰型のライブラリであるから、プロトコル変換プ
ロセス31はこれを受け取ると、FEP部14に対して
通信要求(処理要求42c)を行なうとともに、上位ア
プリケーションプロセス30に対して要求結果(図6中
点線45cで表す)を通知する。ここで、上位アプリケ
ーションプロセス30は要求結果45cの受領により、
恰かも一つの処理手順が終わったかのごとく動作し、次
に行なうべき処理(この場合はファクシミリ送信)に備
えて自己の処理態勢をファクシミリ送信に切り替える。
また、処理時間の関係で余裕があれば、先に説明したよ
うに他のポートに対する処理要求を出力する。
【0026】一方において、FEP部14と相手ファク
シミリ12との間では、相手端末の獲得を行なうために
必要な各種信号のやり取りが行なわれる。その処理内容
として、FEP部14(送信側端末)からファクシミリ
12(受信側端末)へ発呼側の非音声端末を表すコーリ
ング・トーンすなわちCNGが送付され、これに対して
ファクシミリ12からFEP部14へ被呼端末識別信号
であるCEDが返送される。そして、これらの信号の送
受が終了すると、ワークステーション11とファクシミ
リ12との間で通信可能な状態となり、FEP部14か
らは通信可信号がプロトコル受信プロセス32を経由し
てプロトコル変換プロセス31へ送付される。これによ
り「FEPディヴインフォ」ライブラリの機能である端
末情報獲得処理は全て実行完了したことになるから、プ
ロトコル変換プロセス31は前記「FEPディヴインフ
ォ」に対応する処理結果44cとして完了情報を生成し
ワークステーション11内の完了情報出力メモリ25に
格納する。そしてプロトコル変換プロセス31が上位ア
プリケーションプロセス30に対して「FEPリード」
のライブラリを送付することにより前記完了情報を送
る。
【0027】次いで、上位アプリケーションプロセス3
0は、「FEPライト」を出力して画像データの送信依
頼(処理要求41d)を行なう。この処理要求はFEP
制御ライブラリ群34へ入力されて、そのライブラリ群
の中から「FEPライト」のライブラリが読み出されプ
ロトコル変換プロセス31へ転送される。この「FEP
ライト」は即時復帰型のライブラリであるから、プロト
コル変換プロセス31はこれを受け取ると、FEP部1
4に対してデータ転送要求(処理要求42d)を行なう
とともに、上位アプリケーションプロセス30に対して
要求結果(図6中点線45dで表す)を通知する。ここ
で、上位アプリケーションプロセス30は要求結果45
bの受領により、恰かも一つの処理手順が終わったかの
ごとく動作し、画データ入力メモリ21に送信すべき画
像データを格納する。また、処理時間の関係で余裕があ
れば、先に説明したように他のポートに対する処理要求
を出力する。
【0028】一方において、FEP部14と相手ファク
シミリ12との間では、画像データの送受信開始に必要
な各種信号の送受が行なわれる。その処理内容として、
FEP部14から非標準機能の中から設定される機能を
示すNSSおよびトレーニングチェックTrが送付さ
れ、ファクシミリ12からFEP部14へは受信準備完
了を示すCFRが返送される。これに基づき、FEP部
14からはデータ転送確認の信号がプロトコル受信プロ
セス32を経由してプロトコル変換プロセス31へ送付
される。これを受けてプロトコル変換プロセス31から
FEP部14へデータ転送開始信号が送付されるととも
に画像データが送付される。この画像データは、先に上
位アプリケーションプロセス30によって画データ入力
メモリ21に格納されたデータである。この画像データ
がFEP部14から相手ファクシミリ12に送信される
と、FEP部14はさらにデータを受け取ることができ
る旨の内容を表すデータ転送可信号を、プロトコル受信
プロセス32を経由してプロトコル変換プロセス31へ
送付する。これに対してプロトコル変換プロセス31は
さらに転送すべき画像データがあるか否かをチェック
し、なければデータ転送終了信号をFEP部14に対し
て送付する。これにより、FEP部14とファクシミリ
12間では、FEP部14からファクシミリ12へは手
順終了信号EOPが、続いてファクシミリ12からFE
P部14へはメッセージ確認信号MCFが出力される。
これに基づき、FEP部14はデータ転送終了確認信号
をプロトコル受信プロセス32を経由してプロトコル変
換プロセス31に送付する。これにより「FEPライ
ト」ライブラリの機能は全て実行完了したことになるか
ら、プロトコル変換プロセス31は前記「FEPライ
ト」に対応する処理結果44dとして完了情報を生成し
ワークステーション11内の完了情報出力メモリ25に
格納する。そしてプロトコル変換プロセス31が上位ア
プリケーションプロセス30に対して「FEPリード」
のライブラリを送付することにより前記完了情報を送
る。
【0029】さらに、FEP部14は、ファクシミリ1
2に対して切断命令信号DCNを送付するとともに、通
信終了信号を、プロトコル受信プロセス32を経由して
プロトコル変換プロセス31へ送付する。これに応答し
て、プロトコル変換プロセス31は、FEP部14に対
して通信終了確認信号を送付する一方で、ファクシミリ
通信に対応する処理結果44eとして完了情報を生成し
ワークステーション11内の完了情報出力メモリ25に
格納する。そしてプロトコル変換プロセス31が上位ア
プリケーションプロセス30に対して「FEPリード」
のライブラリを送付することにより前記完了情報を送
る。
【0030】次に図7に示す処理動作について説明す
る。この処理動作は、ワークステーション11が音声送
出とPB検出を行なった後、ファクシミリ受信動作を行
なう場合における上位アプリケーションプロセス30、
プロトコル変換プロセス31、プロトコル受信プロセス
32、FEP部14、およびファクシミリ12(12a
〜12nのうちのいずれか)の間における処理手順を示
すタイムシーケンス図である。
【0031】この処理動作においても、「FEPイネー
ブル」処理要求から「FEPライト」による音声データ
の送信依頼およびその処理の完了までは図6に示した処
理と同じなので、ここまでの処理についての説明は省略
し、「FEPディヴインフォ」による端末情報獲得処理
および「FEPライト」によるファクシミリ受信処理に
ついて説明する。
【0032】上位アプリケーションプロセス30は、P
B信号の受領処理が終了した後、「FEPディヴインフ
ォ(機能名:端末情報獲得)」を出力して通信要求(処
理要求41f)を行なう。この処理要求はFEP制御ラ
イブラリ群34へ入力されて、そのライブラリ群の中か
ら「FEPディヴインフォ」のライブラリが読み出され
プロトコル変換プロセス31へ転送される。この「FE
Pディヴインフォ」は即時復帰型のライブラリであるか
ら、プロトコル変換プロセス31はこれを受け取ると、
FEP部14に対して通信要求(処理要求42f)を行
なうとともに、上位アプリケーションプロセス30に対
して要求結果(図6中点線45fで表す)を通知する。
ここで、上位アプリケーションプロセス30は要求結果
45fの受領により、恰かも一つの処理手順が終わった
かのごとく動作し、次に行なうべき処理(この場合はフ
ァクシミリ受信)に備えて自己の処理態勢をファクシミ
リ受信に切り替える。また、処理時間の関係で余裕があ
れば、他のポートに対する処理要求を出力する。
【0033】一方において、FEP部14と相手ファク
シミリ12との間では、相手端末の獲得を行なうために
必要な各種信号のやり取りが行なわれる。その処理内容
として、ファクシミリ12からFEP部14へ発呼側の
非音声端末を表すコーリング・トーンすなわちCNGが
送付され、これに対してFEP部14からファクシミリ
12へ受信端末の伝送機能表示信号であるNSF(非標
準機能識別信号)が送付される。次いで、ファクシミリ
12からFEP部14へ非標準機能の中から設定される
機能を示すNSSが送付される。そして、これらの信号
の送受が終了すると、ワークステーション11とファク
シミリ12との間でファクシミリ通信が可能な状態とな
り、FEP部14からは通信可信号がプロトコル受信プ
ロセス32を経由してプロトコル変換プロセス31へ送
付される。これにより「FEPディヴインフォ」ライブ
ラリの機能である端末情報獲得処理は全て実行完了した
ことになるから、プロトコル変換プロセス31は前記
「FEPディヴインフォ」に対応する処理結果44fと
して完了情報を生成しワークステーション11内の完了
情報出力メモリ25に格納する。そしてプロトコル変換
プロセス31が上位アプリケーションプロセス30に対
して「FEPリード」のライブラリを送付することによ
り前記完了情報を送る。
【0034】次いで、FEP部14からは、プロトコル
受信プロセス32を経由してプロトコル変換プロセス3
1に対してデータ転送要求が送付される。さらに、FE
P部14とファクシミリ12との間では、ファクシミリ
12からFEP部14へトレーニングチェック信号Tr
が送付される。これと同時に、プロトコル変換プロセス
31からFEP部14へデータ転送確認信号が送付され
る。これに基づき、FEP部14からファクシミリ12
へ受信準備完了を示すCFRが送付される一方、これと
同時に、FEP部14からはデータ転送開始信号がプロ
トコル受信プロセス32を経由してプロトコル変換プロ
セス31へ送付される。そして、画像データがファクシ
ミリ12からFEP部14へ、さらにはFEP部14か
らプロトコル受信プロセス32を経由してプロトコル変
換プロセス31へと送付される。この画像データは、プ
ロトコル変換プロセス31によってワークステーション
11内の画データ出力メモリ22に格納される。この画
像データがFEP部14からプロトコル受信プロセス3
2を経由してプロトコル変換プロセス31に送信される
と、プロトコル変換プロセス31はFEP部14に対し
て、さらにデータを受け取ることができる旨の内容を表
すデータ転送可信号を送出する。この転送可信号はファ
クシミリ12へ送付され、ファクシミリ12はさらに転
送すべき画像データがあるか否かをチェックし、なけれ
ば手順終了信号EOPをFEP部14へ送付する。これ
に基づいて、FEP部14は、データ転送終了信号をプ
ロトコル受信プロセス32を経由してプロトコル変換プ
ロセス31へ転送し、これに基づき、プロトコル変換プ
ロセス31はFEP部14に対してデータ転送終了確認
信号を送付する。このデータ転送終了確認信号を受けた
FEP部14は、ファクシミリ12に対してメッセージ
確認信号MCFを送付する。この間に、プロトコル変換
プロセス31は、上位アプリケーションプロセス30に
対して「FEPリード」のライブラリを送付することに
より、先に画データ出力メモリ22に格納した受信画像
データを送る。 さらに、ファクシミリ12からの切断
命令信号DCNに基づき、FEP部14は通信終了信号
をプロトコル受信プロセス32を経由してプロトコル変
換プロセス31に送付する。これに応答して、プロトコ
ル変換プロセス31は、FEP部14に対して通信終了
確認信号を送付する一方で、ファクシミリ通信に対応す
る処理結果44gとして完了情報を生成しワークステー
ション11内の完了情報出力メモリ25に格納する。そ
してプロトコル変換プロセス31が上位アプリケーショ
ンプロセス30に対して「FEPリード」のライブラリ
を送付することにより前記完了情報を送る。
【0035】次に、前述のような音声送出、PB検出、
ファクシミリ送信、およびファクシミリ受信等の各種動
作を行なう場合における、FEP部14、FEP制御部
であるプロトコル変換プロセス31およびプロトコル受
信プロセス32、ならびに上位アプリケーションプロセ
ス30による処理動作管理の効率化を図った処理実行方
法について説明する。とりわけ、この処理実行方法は、
前記最大8ポート分の処理手順を効率よく管理するのに
効果を発揮する。
【0036】本発明においては、前記処理実行方法とし
て、処理の内容に応じて複数のマトリックス構成による
処理テーブル(以下、処理マトリックスという)を用意
し、ポートの状態(ステータス)に対応する発生事象
(イベント)の出現に応じて適切な処理手順が即座に選
択され、且つ実行できるように図っている。これらの処
理マトリックスの例を図8乃至図11に示す。これらの
図のうち、図8はアイドル状態における処理マトリック
ス51を示し、図9は送信動作を行なうための処理マト
リックス52を示し、図10は受信動作を行なうための
処理マトリックス53を示し、図11は通信終了動作を
行なうための処理マトリックス54を示す。そして、こ
れらの処理マトリックス51〜54は、プログラムとし
てワークステーション11のプログラムメモリに格納さ
れている。
【0037】この実施例の各処理マトリックス51〜5
4は一覧表形式になっているが、これらの処理マトリッ
クス51〜54において、横方向へ複数の区画に区分け
された状態項目欄55には、ポートについて、その動作
(アイドル、送信、受信、通信終了)を実行するに当た
って考えられる全ての状態を挙げてあり、縦方向へ複数
の区画に区分けされた発生事象項目欄56には動作を遂
行している間に発生し得ると考えられる全ての事象を挙
げてある。そして、状態項目欄55における特定の状態
と、発生事象項目欄56における或る事象とが合致した
区画には、両項目欄55、56の項目が同時に実現され
た場合において実行されるべき処理手順の内容が関数の
形で規定され格納されている。
【0038】図8に示すアイドル状態での処理マトリッ
クス51についてみると、このアイドル状態処理マトリ
ックス51は、上位アプリケーションプロセス30が或
るポートに対して、例えば「FEPイネーブル」ライブ
ラリの処理中において着呼待ちすべく指示している状態
において、この状態から実際に16Hzの着信信号が送
られてきてから呼をつなぐまで、すなわち通信要求を出
すまでの処理手順を管理する処理マトリックスである。
そして、状態項目欄55には状態の種類として、ポート
獲得要求待ちS0と、呼接続待ちS1と、着呼通知待ち
S2と、アボート確認待ちS3とが挙げてある。また、
発生事象項目欄56には発生事象の種類として、音声着
呼待ち指示E0と、着呼通知E1とが挙げてある。そし
て、この処理マトリックス51の状態項目欄55におけ
る状態S1と、発生事象項目欄56における発生事象E
0とが合致した区画Aには、呼接続待ちの状態の下で音
声着呼待ち指示がなされた場合において実行されるべき
処理手順の内容として、「着信待ち(音声)メモ→S
2」すなわちメモリにフラグを立て、そして状態をS1
からS2へ遷移させるべき動作が規定されている。ま
た、状態項目欄55における状態S2と、発生事象項目
欄56における発生事象E1とが合致した区画Bには、
着呼通知待ちの状態の下で着呼通知がなされた場合にお
いて実行されるべき処理手順の内容として、「FEP部
に対し通信要求送信*1」、すなわちFEP部14に対
して通信要求を送信した上、*1で明示されているよう
に、マトリックススイッチ(或る処理マトリックスから
他の処理マトリックスへ切り替えること)を行なって処
理マトリックスを51から52へ切り換え、状態を処理
マトリックスを52のS4へ遷移すべき動作が規定され
ている。
【0039】次に、図9に示す送信処理マトリックス5
2についてみると、この送信処理マトリックス52は、
上位アプリケーションプロセス30が、例えば図6に示
すように「FEPライト」を出力して画像データの送信
依頼(処理要求41d)を行なう場合における、データ
送信動作の処理手順を管理する処理マトリックスであ
る。そして、処理マトリックス52の状態項目欄55に
は状態の種類として、通信可待ちS4と、データ送信指
示待ちS5と、データ転送確認待ちS6と、データ転送
可待ちS7と、ページ終了確認待ちS8と、データ転送
終了確認待ちS9と、PB指示情報待ちS10とが挙げ
てある。また、発生事象項目欄56には発生事象の種類
として、通信可E2と、データ送信指示E3と、データ
転送確認E4と、データ転送可E5と、データ転送終了
確認E6と、端末情報獲得指示E7と、PB指示情報E
8とが挙げてある。
【0040】そして、この処理マトリックス52の状態
項目欄55における状態S4と、発生事象項目欄56に
おける発生事象E2とが合致した区画Cには、通信可待
ちの状態の下で実際に通信可能な事象が発生した場合に
おいて実行されるべき処理手順の内容として、「*
2」、すなわち*2で明示されているように、上位アプ
リケーションプロセス30から「端末情報獲得指示」を
受信している場合は、上位アプリケーションプロセス3
0に対して「端末情報表示」を送信する。;そうでない
場合は上位アプリケーションプロセス30に対し「着呼
通知」を送信し状態をS5へ遷移させるべき動作が規定
されている。また、状態項目欄55における状態S5
と、発生事象項目欄56における発生事象E3とが合致
した区画Dには、データ送信指示待ちの状態の下でデー
タ送信指示がなされた場合において実行されるべき処理
手順の内容として、「FEP部に対しデータ転送要求送
信。→S6」、すなわちFEP部14に対して「データ
転送要求」信号を送信した上、状態をS6へ遷移すべき
動作が規定されている。
【0041】また、状態項目欄55における状態S6
と、発生事象項目欄56における発生事象E4とが合致
した区画Eには、データ転送確認待ちの状態の下でデー
タ転送確認が行なわれた場合において実行されるべき処
理手順の内容として、「FEP部に対しデータ転送開
始、データ送信。→S7」、すなわちFEP部14に対
して「データ転送開始」信号を送信するとともに、デー
タを送信した上、状態をS7へ遷移すべき動作が規定さ
れている。また、状態項目欄55における状態S7と、
発生事象項目欄56における発生事象E5とが合致した
区画Fには、データ転送可待ちの状態の下でデータ転送
可となった場合において実行されるべき処理手順の内容
として、「FEP部に対しデータ転送終了送信。→S
9」、すなわちFEP部14に対して「データ転送終
了」信号を送信した上、状態をS9へ遷移すべき動作が
規定されている。また、状態項目欄55における状態S
9と、発生事象項目欄56における発生事象E6とが合
致した区画Gには、データ転送終了確認待ちの状態の下
でデータ転送終了確認が行なわれた場合において実行さ
れるべき処理手順の内容として、「*3」、すなわち*
3で明示されているように、音声データ送信中であれば
上位プリケーションプロセス30に対してデータ送信結
果を送信した上、状態をS10へ遷移する。;ファクシ
ミリ送信中であればマトリックススイッチを行なって処
理マトリックスを52から54へ切り換え、状態を処理
マトリックス54のS14へ遷移すべき動作が規定され
ている。
【0042】また、状態項目欄55における状態S5
と、発生事象項目欄56における発生事象E7とが合致
した区画Hには、データ送信指示待ちの状態の下で端末
情報獲得指示が行なわれた場合において実行されるべき
処理手順の内容として、「*4」、すなわち*4で明示
されているように、ファクシミリ送信中であればFEP
部14に対して通信要求を送信した上、状態をS4へ遷
移する。;ファクシミリ受信中であればFEP部14に
対して通信要求を送信した上、マトリックススイッチを
行なって処理マトリックスを52から53へ切り換え、
状態を処理マトリックス53のS4へ遷移すべき動作が
規定されている。さらにまた、状態項目欄55における
状態S10と、発生事象項目欄56における発生事象E
8とが合致した区画Iには、PB指示情報待ちの状態の
下でPB指示情報が送付された場合において実行される
べき処理手順の内容として、「上位APに対しデータ受
信通知送信。→S6」、すなわち、上位アプリケーショ
ンプロセス30に対して「データ受信通知」信号を送信
した上、状態をS10からS5へ遷移すべき動作が規定
されている。
【0043】次に、図10に示す受信処理マトリックス
52についてみると、この受信処理マトリックス53
は、上位アプリケーションプロセス30が、例えば図7
に示すように、相手ファクシミリ12に対して発呼を行
ない画像データの送信依頼を行なう場合における、デー
タ受信動作の処理手順を管理する処理マトリックスであ
る。そして、処理マトリックス53の状態項目欄55に
は状態の種類として、通信可待ちS4と、データ転送要
求待ちS11と、データ転送開始待ちS12と、データ
待ちS13とが挙げてある。また、発生事象項目欄56
には発生事象の種類として、通信可E2と、データ転送
要求E9と、データ転送確認E4と、データ転送E10
と、データ転送終了E11とが挙げてある。
【0044】そして、この処理マトリックス53の状態
項目欄55における状態S4と、発生事象項目欄56に
おける発生事象E2とが合致した区画Jには、通信可待
ちの状態の下で実際に通信可能な事象が発生した場合に
おいて実行されるべき処理手順の内容として、「上位A
Pに対し端末情報表示。→S6」、すなわち、上位アプ
リケーションプロセス30に対して「端末情報表示」信
号を送信し、状態をS11へ遷移させるべき動作が規定
されている。また、状態項目欄55における状態S11
と、発生事象項目欄56における発生事象E9とが合致
した区画Kには、データ転送要求待ちの状態の下でデー
タ転送要求がなされた場合において実行されるべき処理
手順の内容として、「FEP部に対しデータ転送確認送
信。→S12」、すなわちFEP部14に対して「デー
タ転送確認」信号を送信した上、状態をS6へ遷移すべ
き動作が規定されている。
【0045】また、状態項目欄55における状態S12
と、発生事象項目欄56における発生事象E4とが合致
した区画Lには、データ転送開始待ちの状態の下でデー
タ転送確認が行なわれた場合において実行されるべき処
理手順の内容として、「→S13」、すなわち、単に状
態をS13へ遷移すべき動作が規定されている。また、
状態項目欄55における状態S13と、発生事象項目欄
56における発生事象E10とが合致した区画Mには、
データ待ちの状態の下でデータ転送が行なわれた場合に
おいて実行されるべき処理手順の内容として、「FEP
部に対しデータ転送可送信」、すなわちFEP部14に
対して「データ転送可信号」を送信すべき動作が規定さ
れている。さらにまた、状態項目欄55における状態S
13と、発生事象項目欄56における発生事象E11と
が合致した区画Nには、データ待ちの状態の下でデータ
転送が終了した場合において実行されるべき処理手順の
内容として、「*5」、すなわち*5で明示されている
ように、上位アプリケーションプロセス30に対して
「データ受信通知」信号を送信し、またFEP部14に
対し「データ転送終了確認」信号を送信した上、マトリ
ックススイッチを行なって処理マトリックスを53から
54へ切り換え、状態を処理マトリックス54のS14
へ遷移すべき動作が規定されている。
【0046】図11に示す通信終了処理マトリックス5
4についてみると、この通信終了処理マトリックス54
は、通信終了処理動作の処理手順を管理する処理マトリ
ックスである。そして、この通信終了処理マトリックス
54の状態項目欄55には状態の種類として、通信終了
待ちS14と、アポート確認待ちS3とが挙げてある。
また、発生事象項目欄56には発生事象の種類として、
通信終了E12が挙げてある。そして、この通信終了処
理マトリックス54の状態項目欄55における状態S1
4と、発生事象項目欄56における発生事象E12とが
合致した区画Pには、通信終了待ちの状態の下で通信終
了がなされた場合において実行されるべき処理手順の内
容として、FEP部14に対して「通信終了確認」信号
を送信するとともに、上位アプリケーションプロセス3
0に対して「回線断通知」信号を送信する。;さらに、
*6で明示されているように、マトリックススイッチを
行なって処理マトリックスを54から51へ切り換え、
状態を処理マトリックス51のS1へ遷移すべき動作が
規定されている。
【0047】このような処理マトリックスを使った処理
動作の一例を説明する。例えば、或るポートがアイドル
状態処理マトリックス51により処理動作が管理されて
いる場合において、ポート獲得要求があり、呼接続待ち
呼接続待ちという状態になっているときに、上位アプリ
ケーションプロセス30から「FEPイネーブル」の要
求があると、FEP制御ライブラリ群34から「FEP
イネーブル」のライブラリが選択され、その中の「音声
着呼待ち指示」というコマンドがプロトコル変換プロセ
ス31へ転送される。プロトコル変換プロセスは、この
コマンドをイベントE0と認識して、処理マトリックス
51の区画Aに規定された処理を実行する。この区画A
の処理は、「着呼待ち(音声)メモ┸S2」とあるか
ら、メモリにフラグを立て、そして状態をS1からS2
へ遷移させる。これで、そのポートは「着呼通知待ち」
の状態に変わる。
【0048】次に、FEP部14から実際に、着呼通知
に相当する16Hzのコマンドが送付されて来、このコ
マンドデータはFEP制御部に、プロトコル受信プロセ
ス32を経由してプロトコル変換プロセス31へ、そこ
からFEP制御ライブラリ群34のルートではいって来
る。すると、プロトコル変換プロセス31は、現在その
ポートは状態2であり、この状態のところへイベントE
1である「着呼通知」が上がってきたので、区画Bを実
行する旨の伝達をFEP部14に対して行なう。そし
て、FEP部14に対して通信要求を送信した上、マト
リックススイッチを行なって処理マトリックスを51か
ら52へ切り換え、状態を処理マトリックスを52のS
4へ遷移する。これで、そのポートに対する処理動作の
管理は処理マトリックス52によってなされることにな
り、ポートは「その処理マトリックス52中の「通信可
待ち」の状態に変わる。この状態を図6のタイムシーケ
ンスに照らし合わせると、処理要求は「FEPライト」
であり、内容は音声データを送信すべき処理の要求とな
っている。次に、FEP部14から「通信可」のコマン
ドが送付されて来、このコマンドデータは先のコマンド
と同様にプロトコル変換プロセス31へ到達する。そこ
で、プロトコル変換プロセス31は、現在そのポートは
状態4であり、この状態のところへイベントE2である
「通信可」が上がってきたので、区画Cの処理を実行す
る旨の伝達をFEP部14に対して行なう。そして、こ
こでは上位アプリケーションプロセス30から「ポート
獲得指示」を受信しているから、上位アプリケーション
プロセス30に対して「端末情報表示」を送信し、その
後状態をS5へ遷移させる。これで、そのポートは「デ
ータ送信指示待ち」の状態に変わる。この状態を図6の
タイムシーケンスに照らし合わせると「FEPライト」
の処理要求となっており、内容は音声データを送信すべ
き処理の要求である。
【0049】そして、前記の状態のところへ、プロトコ
ル変換プロセス31に対して「FEPライト」のライブ
ラリに基づき「データ送信指示」のコマンドが送付され
て来る。そこで、プロトコル変換プロセス31はこのコ
マンドをイベントE3と認識し、現在そのポートは状態
5であり、この状態のところへイベントE3である「デ
ータ送信指示」が上がってきたので、区画Dの処理を実
行する旨の伝達をFEP部14に対して行なう。そし
て、FEP部14に対して「データ転送要求」信号を送
信した上、状態をS6へ遷移させる。これで、そのポー
トは「データ転送確認待ち」の状態に変わる。
【0050】以下同様にして、ポートの状態の遷移、お
よびコマンド入力による処理動作の選択および実行がプ
ロトコル変換プロセス31により継続され、一連の動作
が遂行されて行く。そして、本発明では処理手順がマト
リックス構成に設定されているから、複数のポート間に
おいて互いに別々の処理を同時進行で実行することがで
きる。すなわち、先の図6および図7に示したタイムシ
ーケンスにしたがった処理実行において、ポートの制御
に関わるライブラリ(例えば「FEPライト」ライブラ
リ)は即時復帰型のライブラリにしておき、その処理要
求を上位アプリケーションプロセス30が出力したとき
は要求結果45を通知し、上位アプリケーションプロセ
ス30を迅速にポートから切り離すようにしていたが、
このポートから切り離されている間に、上位アプリケー
ションプロセス30が別のポートに対する処理要求を出
力した場合には、プロトコル変換プロセス31は、上記
処理マトリックス51〜52をスイッチング処理して、
指定されたポートに対し適切な動作コマンドを送ること
ができるのである。これにより、或るポートに対しては
送信処理動作の制御を行ない、別のポートポートに対し
ては受信処理動作の制御を行ない、また別のポートに対
してはアイドル状態における処理動作の制御を同時進行
で行なうことが可能である。
【0051】図12は、本発明のワークステーションに
おいて使用される画データメモリをはじめとする各メモ
リ21〜25のメモリ構成の改良を図った例を示す図で
ある。図2の例では、各メモリ21〜25は、それぞれ
独立したメモリとして構成されているが、この例におい
ては、一つの実メモリ61を設け、この実メモリ61に
ファクシミリデータ、音声データ、PBデータ、端末情
報データキャラクタデータ、OMRデータ、完了情報デ
ータ、さらには、機能情報データ、制御情報データを格
納している。そして上位アプリケーションプロセス30
の論理空間には共有メモリ域30aを設けるとともに、
その中に共有メモリセグメント30bを設置し、また本
発明のワークステーションのプロトコル変換プロセス3
1を中心としたソフトウェアの論理空間には共有メモリ
域60aを設けるとともに、その中に共有メモリセグメ
ント60bを設置する。そして実メモリ61は、共有メ
モリセグメント30bおよび共有メモリセグメント60
bのいずれによっても管理し得るように構成されてい
る。
【0052】これにより、各種のデータを1個のメモリ
に格納できるから、メモリの容量を有効に利用すること
ができ、しかも実メモリ61は上位アプリケーションプ
ロセス30にとってもプロトコル変換プロセス31にと
っても、自己の管理下に置かれたメモリとして存在す
る。このため、この実メモリ61に対するデータの書き
込み、および読み出し速度を上げることができ、上位ア
プリケーションプロセス30およびプロトコル変換プロ
セス31のいずれにとっても処理速度を向上させること
ができる。
【0053】図13は複数のワークステーションに対し
て1個のFEP制御ライブラリを提供したシステム構成
の改善例を示す図である。図14に示すような通信シス
テムをはじめ、通常のワークステーションのシステムに
あっては、ワークステーションの制御をする側のハード
ウェアとFEP部は1対1という構成になっている。本
発明では、上述のようにコマンドを集合させたライブラ
リによる処理制御を行なうようにしているので、1個の
FEP制御ライブラリによって複数のワークステーショ
ンの処理動作を管理制御することが可能であり、このF
EP制御ライブラリを共有化することによって、或るワ
ークステーションではFEPリード、別のワークステー
ションではFEPライトといった処理動作を行なわせる
ことが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上位アプリケーションプロセスと、FEP部と、FEP
制御部とにより通信システムを構築し、FEP制御部
は、通信動作の種類に応じて複数の処理マトリックスを
有し、各処理マトリックスは、それぞれの通信動作にお
いて生じ得るポートの状態と、発生し得る事象とから次
の処理を割り出すためマトリックス構成に作成したか
ら、処理マトリックスの参照により次に実行すべき処理
が即座に選択できる。また、或るポートについての処理
の実行中に、他のポートについて別の処理マトリックス
により割り出された処理を並行して実行することができ
る。このため、複数の通信動作を実行するのに処理動作
管理が楽に行なえ、且つ全体としての処理速度の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信システムの概略構成を
示すシステム図
【図2】本発明の通信システムにおいて使用されるワー
クステーションの構成を示すブロック図
【図3】前記ワークステーションにおいてその処理動作
を管理実行するソフトウェア構成を示すブロック図
【図4】本発明において使用される即時復帰型のライブ
ラリによる処理実行の手順を説明するタイムシーケンス
【図5】本発明において使用される完了復帰型のライブ
ラリによる処理実行の手順を説明するタイムシーケンス
【図6】本発明の通信システムによるファクシミリ送信
を含んだ通信動作の実行手順を説明するタイムシーケン
ス図
【図7】本発明の通信システムによるファクシミリ受信
を含んだ通信動作の実行手順を説明するタイムシーケン
ス図
【図8】本発明の通信システムにおける通信動作の実行
に際し、アイドル状態における処理動作を管理する手法
を説明する実行管理図
【図9】本発明の通信システムにおける通信動作の実行
に際し、送信動作における処理動作を管理する手法を説
明する実行管理図
【図10】本発明の通信システムにおける通信動作の実
行に際し、受信動作における処理動作を管理する手法を
説明する実行管理図
【図11】本発明の通信システムにおける通信動作の実
行に際し、通信終了状態における処理動作を管理する手
法を説明する実行管理図
【図12】本発明の通信システムに用いられるワークス
テーションのメモリ構成の改良例を示すブロック図
【図13】本発明の通信システムのシステム構成作の改
良例を示すシステム図
【図14】従来の通信システムの概略構成を示すシステ
ム図
【符号の説明】
11 ワークステーション 12 ファクシミリ(相手通信装置) 13 交換網 14 FEP部 15 CPU 16 CRT 17 CRTインタフェース 18 キーボード 19 キーボードインタフェース 20 プログラムメモリ 21 画データ入力メモリ 22 画データ出力メモリ 23 音声データ入力メモリ 24 PBデータ出力メモリ 25 完了情報出力メモリ 26 FEP通信部 27 ライブラリメモリ 30 上位アプリケーションプロセス 31 プロトコル変換プロセス 32 プロトコル受信プロセス 33 FEP通信ソフト部 34 FEP制御ライブラリ群 61 実メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位アプリケーションプロセスと、上位
    アプリケーションプロセスからの処理要求に応じ相手通
    信装置との間で通信処理を行なうFEP部と、FEP部
    にポートを介して接続され上位アプリケーションプロセ
    スからの処理要求を所定のプロトコル信号に変換してF
    EP部に伝達しこのFEP部の動作を制御するFEP制
    御部とにより通信システムを構築し、FEP制御部は、
    通信動作の種類に応じて複数の処理マトリックスを有
    し、各処理マトリックスは、それぞれの通信動作におい
    て生じ得るポートの状態と、その通信動作において発生
    し得る事象とから次の処理を割り出すためマトリックス
    構成に作成されていることを特徴とする通信システムに
    おける処理動作管理方法。
  2. 【請求項2】 ポートの状態と、発生事象とから割り出
    された次の処理には、FEP制御部からFEP部へのコ
    マンドの送付処理動作が含まれることを特徴とする請求
    項1記載の通信システムにおける処理動作管理方法。
  3. 【請求項3】 ポートの状態と、発生事象とから割り出
    された次の処理には、FEP制御部から上位アプリケー
    ションプロセスへの情報転送の処理動作が含まれること
    を特徴とする請求項1または2記載の通信システムにお
    ける処理動作管理方法。
  4. 【請求項4】 ポートの状態と、発生事象とから割り出
    された次の処理には、FEP制御部からFEP部へのコ
    マンドの送付処理動作と、ポートの状態遷移とが含まれ
    ることを特徴とする請求項1記載の通信システムにおけ
    る処理動作管理方法。
  5. 【請求項5】 ポートの状態と、発生事象とから割り出
    された次の処理には、FEP制御部から上位アプリケー
    ションプロセスへの情報転送の処理動作と、ポートの状
    態遷移とが含まれることを特徴とする請求項1または3
    記載の通信システムにおける処理動作管理方法。
  6. 【請求項6】 通信システムには、上位アプリケーショ
    ンプロセスからの処理要求に対応する複数のコマンドを
    群として集合させることにより構成されたライブラリを
    格納するライブラリ格納手段が組み込まれ、FEP制御
    部は、前記ライブラリ格納手段から所定の順序でライブ
    ラリを読み出し、その中のコマンドを処理マトリックス
    に参照させて次の処理動作を割り出すことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の通信システムにおけ
    る処理動作管理方法。
  7. 【請求項7】 ライブラリ格納手段には第1のライブラ
    リ群と、第2のライブラリ群が格納され、FEP制御部
    は、前記ライブラリ格納手段から所定の順序で前記第1
    のライブラリ群と、第2のライブラリ群に属するライブ
    ラリを読み出してFEP部に送付し通信を実行し、前記
    第1のライブラリ群内のライブラリは前記FEP部から
    の返送データを待って次の処理を処理マトリックスから
    割り出し可能にする一方、前記第2のライブラリ群内の
    ライブラリは前記FEP部からの返送データを待たずに
    次の処理動作を処理マトリックスから割り出し可能にし
    たことを特徴とする請求項6記載の通信システムにおけ
    る処理動作管理方法。
  8. 【請求項8】 第2のライブラリ群内のライブラリは、
    その処理実行中、FEP部へコマンドを送付した直後に
    要求結果を上位アプリケーションプロセスに対して通知
    することを特徴とする請求項7記載の通信システムにお
    ける処理動作管理方法。
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