JPH08185187A - 車両用警音器及び車両用警音装置 - Google Patents
車両用警音器及び車両用警音装置Info
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- JPH08185187A JPH08185187A JP33845494A JP33845494A JPH08185187A JP H08185187 A JPH08185187 A JP H08185187A JP 33845494 A JP33845494 A JP 33845494A JP 33845494 A JP33845494 A JP 33845494A JP H08185187 A JPH08185187 A JP H08185187A
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単独で使用する場合であっても、消費電流を
増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い警告
性を備えた警報音を放音させる。 【構成】 ダンパー4の外周側に、ハウジング3に支持
された外周部4aと、振動子12が設けられた振動部4
cとの分割振動を許容するコルゲーション部4bを形成
する。また、振動子12に、音響工学上の性質が異なる
部材からなる第1の振動板23と第2の振動板24を設
ける。振動子12が往復作動すると、双方の振動子2
3,24及びダンパー4の振動部4cから、それぞれ異
なる周波数の音が発生し、広い周波数帯域を有する警報
音が放音される。
増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い警告
性を備えた警報音を放音させる。 【構成】 ダンパー4の外周側に、ハウジング3に支持
された外周部4aと、振動子12が設けられた振動部4
cとの分割振動を許容するコルゲーション部4bを形成
する。また、振動子12に、音響工学上の性質が異なる
部材からなる第1の振動板23と第2の振動板24を設
ける。振動子12が往復作動すると、双方の振動子2
3,24及びダンパー4の振動部4cから、それぞれ異
なる周波数の音が発生し、広い周波数帯域を有する警報
音が放音される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用警音器及び車両
用警音装置に関する。
用警音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に用いられる警音器として
は、例えば図6に示した構造のものが知られている。す
なわち警音器61は、車体前部のラジエータコアサポー
ト(図示せず)に設けられた取付プレート2に固定され
たハウジング3を有している。ハウジング3は車体前方
に向かって拡開する形状であり、その開口部を円形の板
バネ材からなるダンパー4によって閉鎖されている。ダ
ンパー4は、内側が車体前方に向かって湾出するリング
状のダンパー押え5によって、その全周をハウジング3
に固定されている。ハウジング3の内部にはドーナツ盤
状の固定板6に支持された駆動コイル7が設けられ、そ
の内部にはハウジング3を固定するボルトに一体形成さ
れた固定コア8が内嵌されている。前記駆動コイル7の
巻線の一端はハウジング3の外側に設けられた接続端子
9に接続され、その他端側は、前記固定板6に設けられ
た可動接点10に接続されており、ハウジング3に設け
られた固定接点11を介して車体側にアースされてい
る。一方、前述したダンパー4の中心には、軸状の振動
子12が貫通して固定されている。振動子12の一端側
には可動板13と可動コア14とが設けられており、ま
た、振動子12の他端側には振動板15がナット16に
より固定されている。振動板15は、ナット16を取り
囲む環状の山を形成する形状であり、その全周が前記ダ
ンパー押え5により、隙間をもって被蓋されている。
は、例えば図6に示した構造のものが知られている。す
なわち警音器61は、車体前部のラジエータコアサポー
ト(図示せず)に設けられた取付プレート2に固定され
たハウジング3を有している。ハウジング3は車体前方
に向かって拡開する形状であり、その開口部を円形の板
バネ材からなるダンパー4によって閉鎖されている。ダ
ンパー4は、内側が車体前方に向かって湾出するリング
状のダンパー押え5によって、その全周をハウジング3
に固定されている。ハウジング3の内部にはドーナツ盤
状の固定板6に支持された駆動コイル7が設けられ、そ
の内部にはハウジング3を固定するボルトに一体形成さ
れた固定コア8が内嵌されている。前記駆動コイル7の
巻線の一端はハウジング3の外側に設けられた接続端子
9に接続され、その他端側は、前記固定板6に設けられ
た可動接点10に接続されており、ハウジング3に設け
られた固定接点11を介して車体側にアースされてい
る。一方、前述したダンパー4の中心には、軸状の振動
子12が貫通して固定されている。振動子12の一端側
には可動板13と可動コア14とが設けられており、ま
た、振動子12の他端側には振動板15がナット16に
より固定されている。振動板15は、ナット16を取り
囲む環状の山を形成する形状であり、その全周が前記ダ
ンパー押え5により、隙間をもって被蓋されている。
【0003】そして、かかる警音器61にあっては、駆
動コイル7に電流が流れると振動子12が駆動コイル7
側に移動し、同時に可動板13が可動接点10を移動さ
せて、駆動コイル7に流れる電流を遮断する。すると、
振動子12がダンパー4のバネ力により元の位置に移動
する一方、可動接点10が再び固定接点11に接触し、
以後前記動作を繰り返す。すなわち駆動コイル7に電流
が流れると、振動子12が往復作動し、これに伴う振動
板15の振動によって警報音が放音されるようになって
いる。一方、警報音は車外のノイズとより明確に区別で
きることが重要であるため、自動車にあっては、一般に
高音用と低音用との2つの警音器を設けることにより、
警報音の周波数帯域を拡大し、これにより警告性の向上
を図る一方、音色に高級感をもたせるようにしている。
また、低価格車にあっては警音器を1つとする場合もあ
るが、その場合には警報音の周波数帯域が狭くなるた
め、警報音の音圧レベルを上げることによって警告性を
確保するようにしている。
動コイル7に電流が流れると振動子12が駆動コイル7
側に移動し、同時に可動板13が可動接点10を移動さ
せて、駆動コイル7に流れる電流を遮断する。すると、
振動子12がダンパー4のバネ力により元の位置に移動
する一方、可動接点10が再び固定接点11に接触し、
以後前記動作を繰り返す。すなわち駆動コイル7に電流
が流れると、振動子12が往復作動し、これに伴う振動
板15の振動によって警報音が放音されるようになって
いる。一方、警報音は車外のノイズとより明確に区別で
きることが重要であるため、自動車にあっては、一般に
高音用と低音用との2つの警音器を設けることにより、
警報音の周波数帯域を拡大し、これにより警告性の向上
を図る一方、音色に高級感をもたせるようにしている。
また、低価格車にあっては警音器を1つとする場合もあ
るが、その場合には警報音の周波数帯域が狭くなるた
め、警報音の音圧レベルを上げることによって警告性を
確保するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、車1台に高音用と低音用との2つの警音器を
設けることには、コスト的に不利であり、逆に警音器を
1つにして警報音の音圧レベルを上げる場合には、警音
器の消費電流が多くなるという問題があった。
たように、車1台に高音用と低音用との2つの警音器を
設けることには、コスト的に不利であり、逆に警音器を
1つにして警報音の音圧レベルを上げる場合には、警音
器の消費電流が多くなるという問題があった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、単独で使用する場合であっても、消費電
流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い
警告性を備えた警報音を放音させることができる車両用
警音器及び車両用警音装置の提供を目的とする。
たものであり、単独で使用する場合であっても、消費電
流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い
警告性を備えた警報音を放音させることができる車両用
警音器及び車両用警音装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の車両用警音器にあっては、車体に支持されるハ
ウジングにダンパーを張設し、該ダンパーの中央に該ダ
ンパーを貫通する振動子を設け、該振動子に、前記ダン
パーに対向する振動板を設けるとともに、前記振動子を
電磁吸引力を用いて往復作動させ、前記振動板から警報
音を発生させる車両用警音器において、下記の構成を備
えたものとした。
本発明の車両用警音器にあっては、車体に支持されるハ
ウジングにダンパーを張設し、該ダンパーの中央に該ダ
ンパーを貫通する振動子を設け、該振動子に、前記ダン
パーに対向する振動板を設けるとともに、前記振動子を
電磁吸引力を用いて往復作動させ、前記振動板から警報
音を発生させる車両用警音器において、下記の構成を備
えたものとした。
【0007】(1)前記振動子に、音響工学上の性質が
異なる部材からなる複数枚の振動板を設けた構成。ここ
で音響工学上の性質とは、機械振動系におけるステフィ
ネスであって、これを決める要素としては、振動板の材
質、大きさ(半径)、剛性、重さ等がある。
異なる部材からなる複数枚の振動板を設けた構成。ここ
で音響工学上の性質とは、機械振動系におけるステフィ
ネスであって、これを決める要素としては、振動板の材
質、大きさ(半径)、剛性、重さ等がある。
【0008】(2)前記振動板を、前記ダンパーに対向
する全域が前記ダンパーに向かって湾曲するパラボリッ
ク形状とした構成。
する全域が前記ダンパーに向かって湾曲するパラボリッ
ク形状とした構成。
【0009】(3)前記ダンパーに、前記ハウジングに
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成した構
成。
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成した構
成。
【0010】(4)前記ダンパーに、前記ハウジングに
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成し、かつ
前記振動子に、音響工学上の性質が異なる部材からなる
複数枚の振動板を設けた構成。
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成し、かつ
前記振動子に、音響工学上の性質が異なる部材からなる
複数枚の振動板を設けた構成。
【0011】(5)前記ダンパーに、前記ハウジングに
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成し、かつ
前記振動板を、前記ダンパーに対向する全域が前記ダン
パーに向かって湾曲するパラボリック形状とした構成。
支持された外周部と、前記振動子が設けられた振動部と
の分割振動を許容するコルゲーション部を形成し、かつ
前記振動板を、前記ダンパーに対向する全域が前記ダン
パーに向かって湾曲するパラボリック形状とした構成。
【0012】また、本発明の車両用警音装置にあって
は、警音器を支持する車体側の取付部に、前記警音器を
支持する支持部と、該支持部の周囲に連続しかつ該支持
部の車体に対する分割振動を許容するコルゲーション部
とを設けるとともに、前記支持部を後方に向かって湾曲
したパラボリック形状としたものとした。
は、警音器を支持する車体側の取付部に、前記警音器を
支持する支持部と、該支持部の周囲に連続しかつ該支持
部の車体に対する分割振動を許容するコルゲーション部
とを設けるとともに、前記支持部を後方に向かって湾曲
したパラボリック形状としたものとした。
【0013】また、好ましくは、前記警音器が、前述し
た本発明の車両用警音器であるものとした。
た本発明の車両用警音器であるものとした。
【0014】
【作用】(1)の構成を有する車両用警音器において
は、複数枚の振動板が音響工学上の性質が異なる部材か
らなるため、振動子が往復作動するときには、複数枚の
振動板から互いに異なる周波数の音が発せられる。従っ
て、振動板が1枚である場合に比べ警報音の周波数帯域
が広くなる。
は、複数枚の振動板が音響工学上の性質が異なる部材か
らなるため、振動子が往復作動するときには、複数枚の
振動板から互いに異なる周波数の音が発せられる。従っ
て、振動板が1枚である場合に比べ警報音の周波数帯域
が広くなる。
【0015】また、(2)の構成を有するものでは、振
動板が、ダンパーに対向する全域がダンパーに向かって
湾曲するパラボリック形状であるため、振動板が発する
警報音の音圧エネルギーが主として車体前方側へ集中さ
れる。
動板が、ダンパーに対向する全域がダンパーに向かって
湾曲するパラボリック形状であるため、振動板が発する
警報音の音圧エネルギーが主として車体前方側へ集中さ
れる。
【0016】また、(3)の構成を有するものでは、振
動子が往復作動するとき、振動板と共にダンパーの振動
部が振動し、その振動部からも音が発生する。従って、
ダンパーが単に振動子を支持するものに比べ警報音の周
波数帯域が広くなる。
動子が往復作動するとき、振動板と共にダンパーの振動
部が振動し、その振動部からも音が発生する。従って、
ダンパーが単に振動子を支持するものに比べ警報音の周
波数帯域が広くなる。
【0017】また、(4)の構成を有するものでは、
(1)の構成と(3)の構成とが相俟って、警報音の周
波数帯域がより広くなる。
(1)の構成と(3)の構成とが相俟って、警報音の周
波数帯域がより広くなる。
【0018】また、(5)の構成を有するものでは、
(2)の構成と(3)の構成とによって、より広い周波
数帯域を有する警報音の音圧エネルギーが車体前方側へ
集中される。
(2)の構成と(3)の構成とによって、より広い周波
数帯域を有する警報音の音圧エネルギーが車体前方側へ
集中される。
【0019】一方、前記構成からなる車両用警音装置に
あっては、車体側の取付部に設けられた警音器を支持す
る支持部が、後方に向かって湾曲するパラボリック形状
であるため、警音器が発する音が取付部に反射すること
により車体前方側へ集中される。同時に、前記支持部
は、その周囲に形成されたコルゲーション部によって車
体側との分割振動を許容されているため、警音器が音を
発するときには、支持部が警音器と共振することによ
り、前記警報音の周波数帯域が広がる。また、前記警音
器が前述した(1)〜(5)の構成を有する車両用警音
器であるものにあっては、前記作用がより顕著なものと
なる。
あっては、車体側の取付部に設けられた警音器を支持す
る支持部が、後方に向かって湾曲するパラボリック形状
であるため、警音器が発する音が取付部に反射すること
により車体前方側へ集中される。同時に、前記支持部
は、その周囲に形成されたコルゲーション部によって車
体側との分割振動を許容されているため、警音器が音を
発するときには、支持部が警音器と共振することによ
り、前記警報音の周波数帯域が広がる。また、前記警音
器が前述した(1)〜(5)の構成を有する車両用警音
器であるものにあっては、前記作用がより顕著なものと
なる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図1は、本発明の第1実施例を示す車両用警音
器21の模式断面図であって、車両用警音器21は図6
でもって既説したものと同様に、車体前部に設けられた
図示しないラジエータコアサポートに設けられた取付プ
レート2にボルト固定されたハウジング3を有してい
る。ハウジング3は車体前方に向かって拡開する形状で
あり、その開口部を円形の板バネ材かならるダンパー4
によって閉鎖されている。ハウジング3の内部にはドー
ナツ盤状の固定板6に支持された駆動コイル7が設けら
れ、その内部にはハウジング3を固定するボルトに一体
形成された固定コア8が内嵌されている。前記駆動コイ
ル7の巻線の一端はハウジング3の外側に設けられた接
続端子9に接続され、その他端側は、前記固定板6に設
けられた可動接点10に接続されており、ハウジング3
に設けられた固定接点11を介して車体側にアースされ
ている。
明する。図1は、本発明の第1実施例を示す車両用警音
器21の模式断面図であって、車両用警音器21は図6
でもって既説したものと同様に、車体前部に設けられた
図示しないラジエータコアサポートに設けられた取付プ
レート2にボルト固定されたハウジング3を有してい
る。ハウジング3は車体前方に向かって拡開する形状で
あり、その開口部を円形の板バネ材かならるダンパー4
によって閉鎖されている。ハウジング3の内部にはドー
ナツ盤状の固定板6に支持された駆動コイル7が設けら
れ、その内部にはハウジング3を固定するボルトに一体
形成された固定コア8が内嵌されている。前記駆動コイ
ル7の巻線の一端はハウジング3の外側に設けられた接
続端子9に接続され、その他端側は、前記固定板6に設
けられた可動接点10に接続されており、ハウジング3
に設けられた固定接点11を介して車体側にアースされ
ている。
【0021】一方、前述したダンパー4は、複数のビス
22,22によりハウジング3に固定された外周部4a
と、その内側に連続する環状でかつ断面波形状のコルゲ
ーション部4bと、その内側に連続する振動部4cとか
らなり、コルゲーション部4bによって、外周部4aと
振動部4cとが分割振動を許容されている。また、ダン
パー4の中心すなわち振動部4cの中心には、軸状の振
動子12が貫通して固定されている。振動子12の一端
側には可動板13と可動コア14とが設けられている。
22,22によりハウジング3に固定された外周部4a
と、その内側に連続する環状でかつ断面波形状のコルゲ
ーション部4bと、その内側に連続する振動部4cとか
らなり、コルゲーション部4bによって、外周部4aと
振動部4cとが分割振動を許容されている。また、ダン
パー4の中心すなわち振動部4cの中心には、軸状の振
動子12が貫通して固定されている。振動子12の一端
側には可動板13と可動コア14とが設けられている。
【0022】また、振動子12の他端側には、第1の振
動板23と、その前方側に位置する第2の振動板24と
がナット16により固定されている。第1の振動板23
はスチール製であり、ナット16を取り囲む環状の山を
形成する形状であるとともに、前記ダンパー4の全域を
覆う大きさに形成されている。これに対し、第2の振動
板24はプラスチック製であり、前方に向かって拡開し
たラッパ型であるとともに、前記ダンパー4のコルゲー
ション部4bとほぼ同一の直径を有する大きさに形成さ
れている。つまり、第1の振動板23と第2の振動板2
4とは音響工学上の性質が異なる部材であり、機械振動
系におけるステフィネスが第1の振動板23に比べて第
2の振動板の方が大きくなっている。
動板23と、その前方側に位置する第2の振動板24と
がナット16により固定されている。第1の振動板23
はスチール製であり、ナット16を取り囲む環状の山を
形成する形状であるとともに、前記ダンパー4の全域を
覆う大きさに形成されている。これに対し、第2の振動
板24はプラスチック製であり、前方に向かって拡開し
たラッパ型であるとともに、前記ダンパー4のコルゲー
ション部4bとほぼ同一の直径を有する大きさに形成さ
れている。つまり、第1の振動板23と第2の振動板2
4とは音響工学上の性質が異なる部材であり、機械振動
系におけるステフィネスが第1の振動板23に比べて第
2の振動板の方が大きくなっている。
【0023】以上の構成からなる本実施例において、駆
動コイル7に電流を流すと、振動子12が、駆動コイル
7及び固定コア8に生ずる電磁吸引力と、ダンパー4の
バネ力とによって往復作動する。これに伴い第1の振動
板23と第2の振動板24が振動し警報音が放音され
る。このとき、双方の振動板23,24は、音響工学上
の性質が異なる部材からなるため、双方の振動板23,
24からは、互いに異なる周波数の音が発せられる。具
体的には、第1の振動板23から低音が、また第2の振
動板24から高音が発せられる。従って、従来例で示し
た振動板が1枚であるものに比べ警報音の周波数帯域が
広くなる。しかも、駆動コイル7に供給する電流を増や
す必要もない。よって、本実施例の車両用警音器21に
あっては、これを単独で使用する場合であっても、消費
電流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近
い警告性を備えた警報音を放音させることが可能とな
る。
動コイル7に電流を流すと、振動子12が、駆動コイル
7及び固定コア8に生ずる電磁吸引力と、ダンパー4の
バネ力とによって往復作動する。これに伴い第1の振動
板23と第2の振動板24が振動し警報音が放音され
る。このとき、双方の振動板23,24は、音響工学上
の性質が異なる部材からなるため、双方の振動板23,
24からは、互いに異なる周波数の音が発せられる。具
体的には、第1の振動板23から低音が、また第2の振
動板24から高音が発せられる。従って、従来例で示し
た振動板が1枚であるものに比べ警報音の周波数帯域が
広くなる。しかも、駆動コイル7に供給する電流を増や
す必要もない。よって、本実施例の車両用警音器21に
あっては、これを単独で使用する場合であっても、消費
電流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近
い警告性を備えた警報音を放音させることが可能とな
る。
【0024】しかも、本実施例の車両用警音器21にお
いては、振動子12が固定されたダンパー4の振動部4
cが、コルゲーション部4bによって外周部4aとの分
割振動を許容されている。このため、振動子12の往復
作動時には、第1及び第2の振動板23,24と共に前
記振動部4cが振動し、振動部4cからも固有の音が発
生する。従って、ダンパー4が単に振動子12を支持す
るものである場合に比べ警報音の周波数帯域をより広く
することができる。よって、前述した効果をより顕著な
ものとすることが可能である。
いては、振動子12が固定されたダンパー4の振動部4
cが、コルゲーション部4bによって外周部4aとの分
割振動を許容されている。このため、振動子12の往復
作動時には、第1及び第2の振動板23,24と共に前
記振動部4cが振動し、振動部4cからも固有の音が発
生する。従って、ダンパー4が単に振動子12を支持す
るものである場合に比べ警報音の周波数帯域をより広く
することができる。よって、前述した効果をより顕著な
ものとすることが可能である。
【0025】なお、本実施例においては、振動子12に
2枚の振動板23,24が設けられた構成と、ダンパー
4の振動部4cが、コルゲーション部4bによって外周
部4aとの分割振動を許容されている構成とを備えたも
のを示したが、前者の構成のみを備えたものや、後者の
構成のみを備えたものであっても、前述した効果を奏す
ることが可能である。また、本実施例においては、第1
の振動板23に比べて第2の振動板24のステフィネス
を大きくするため、両者の材質の組み合わせを、前者を
スチール製とし後者をプラスチック製としたが、例えば
ステンレスと、りん青銅製、あるいは黄銅とプラスチッ
ク等の他の組み合わせであってもよい。また、材質を変
える以外に、例えば、図2に示すように、振動板23
(24)に、複数の穴25・・・を設けることによっ
て、双方のステフィネスを調整するようにしてもよい。
2枚の振動板23,24が設けられた構成と、ダンパー
4の振動部4cが、コルゲーション部4bによって外周
部4aとの分割振動を許容されている構成とを備えたも
のを示したが、前者の構成のみを備えたものや、後者の
構成のみを備えたものであっても、前述した効果を奏す
ることが可能である。また、本実施例においては、第1
の振動板23に比べて第2の振動板24のステフィネス
を大きくするため、両者の材質の組み合わせを、前者を
スチール製とし後者をプラスチック製としたが、例えば
ステンレスと、りん青銅製、あるいは黄銅とプラスチッ
ク等の他の組み合わせであってもよい。また、材質を変
える以外に、例えば、図2に示すように、振動板23
(24)に、複数の穴25・・・を設けることによっ
て、双方のステフィネスを調整するようにしてもよい。
【0026】また、図3は、本発明の第2実施例を示す
車両用警音器31の模式断面図である。車両用警音器3
1は図1に示したものと同様に、車体側の取付プレート
2にボルト固定されたハウジング3を有している。ハウ
ジング3は車体前方に向かって拡開する形状であり、そ
の開口部を円形の板バネ材かならるダンパー4によって
閉鎖されている。ダンパー4は図1に示したものと同一
であって、その中心すなわち振動部4cの中心には、軸
状の振動子12が貫通して固定されている。
車両用警音器31の模式断面図である。車両用警音器3
1は図1に示したものと同様に、車体側の取付プレート
2にボルト固定されたハウジング3を有している。ハウ
ジング3は車体前方に向かって拡開する形状であり、そ
の開口部を円形の板バネ材かならるダンパー4によって
閉鎖されている。ダンパー4は図1に示したものと同一
であって、その中心すなわち振動部4cの中心には、軸
状の振動子12が貫通して固定されている。
【0027】振動子12の一端側には可動コア14が設
けられており、振動子12によって、ダンパー4の裏面
側にはコイルユニット32が固定されている。このコイ
ルユニット32は、図1に示した駆動コイル7に相当す
るコイル33を有するものであって、コイル33内部に
は、ハウジング3を前記取付プレート2に固定するボル
トに一体形成された固定コア8が内嵌されている。な
お、前記コイル33の巻線の一端はハウジング3の外側
に設けられた接続端子9に接続され、その他端側は、前
記コイルユニット32に設けられた可動接点10に接続
されるとともに、ハウジング3に設けられた固定接点1
1を介して車体側にアースされている。一方、前記振動
子12の他端側には振動板34がナット16により固定
されている。振動板34は、ダンパー4に対向する全域
がダンパー4に向かって湾曲するパラボリック形状に形
成されている。なお、振動板34の外周側はダンパー4
側へ向かって湾曲している。
けられており、振動子12によって、ダンパー4の裏面
側にはコイルユニット32が固定されている。このコイ
ルユニット32は、図1に示した駆動コイル7に相当す
るコイル33を有するものであって、コイル33内部に
は、ハウジング3を前記取付プレート2に固定するボル
トに一体形成された固定コア8が内嵌されている。な
お、前記コイル33の巻線の一端はハウジング3の外側
に設けられた接続端子9に接続され、その他端側は、前
記コイルユニット32に設けられた可動接点10に接続
されるとともに、ハウジング3に設けられた固定接点1
1を介して車体側にアースされている。一方、前記振動
子12の他端側には振動板34がナット16により固定
されている。振動板34は、ダンパー4に対向する全域
がダンパー4に向かって湾曲するパラボリック形状に形
成されている。なお、振動板34の外周側はダンパー4
側へ向かって湾曲している。
【0028】以上の構成からなる本実施例において、コ
イル33に電流を流すと、振動子12及びコイルユニッ
ト32が、コイル33及び固定コア8に生ずる電磁吸引
力と、ダンパー4のバネ力とによって往復作動する。こ
れに伴い振動板34が振動し警報音が発生する。このと
き、振動板34は、ダンパー4に対向する全域がダンパ
ー4に向かって湾曲するパラボリック形状であるため、
振動板34が発する警報音の音圧エネルギーが車体前方
側へ集中される。このため、コイル33に供給する電流
が従来と同一であったとしても、車体前方側へ向かって
放音される警報音が大きくなる。しかも、ダンパー4
が、図1に示したものと同一の構造であることから、ダ
ンパー4が単に振動子12を支持するものに比べ警報音
の周波数帯域を広くすることができる。
イル33に電流を流すと、振動子12及びコイルユニッ
ト32が、コイル33及び固定コア8に生ずる電磁吸引
力と、ダンパー4のバネ力とによって往復作動する。こ
れに伴い振動板34が振動し警報音が発生する。このと
き、振動板34は、ダンパー4に対向する全域がダンパ
ー4に向かって湾曲するパラボリック形状であるため、
振動板34が発する警報音の音圧エネルギーが車体前方
側へ集中される。このため、コイル33に供給する電流
が従来と同一であったとしても、車体前方側へ向かって
放音される警報音が大きくなる。しかも、ダンパー4
が、図1に示したものと同一の構造であることから、ダ
ンパー4が単に振動子12を支持するものに比べ警報音
の周波数帯域を広くすることができる。
【0029】よって、本実施例の車両用警音器31にあ
っては、これを単独で使用する場合であっても、消費電
流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い
警告性を備えた警報音を放音させることが可能となる。
なお、本実施例においては、振動板34がパラボリック
形状である構成と、ダンパー4の振動部4cが、コルゲ
ーション部4bによって外周部4aとの分割振動を許容
されている構成とを備えたものを示したが、前者の構成
のみを備えたものであっても、車体前方側へ向かって放
音される警報音を大きくすることによって、前述した効
果を奏することが可能である。また、その場合、第1実
施例で示したもののように、振動板34の前後に音響工
学上の性質が異なる部材からなる他の振動板を設けるよ
うにすれば、放音される警報音の周波数帯域を広くする
ことができ、本実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
っては、これを単独で使用する場合であっても、消費電
流を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い
警告性を備えた警報音を放音させることが可能となる。
なお、本実施例においては、振動板34がパラボリック
形状である構成と、ダンパー4の振動部4cが、コルゲ
ーション部4bによって外周部4aとの分割振動を許容
されている構成とを備えたものを示したが、前者の構成
のみを備えたものであっても、車体前方側へ向かって放
音される警報音を大きくすることによって、前述した効
果を奏することが可能である。また、その場合、第1実
施例で示したもののように、振動板34の前後に音響工
学上の性質が異なる部材からなる他の振動板を設けるよ
うにすれば、放音される警報音の周波数帯域を広くする
ことができ、本実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0030】また、図4は、本発明の第3実施例を示す
車両用警音装置41の模式断面図である。すなわち、車
体前部に設けられたラジエータコアサポート71には円
形の取付穴72が開口している。取付穴72は、本発明
の支持部を構成する取付プレート42によって閉鎖され
ており、取付プレート42の内側中央部には、図6に示
したものと同一の警音器61が固定されている。取付プ
レート42は、車体後方に向かって湾曲したパラボリッ
ク形状を有しており、その周縁に形成されたフランジ4
3が、取付穴72の開口縁73に複数のボルト44,ナ
ット45により固定されることによって、ラジエータコ
アサポート71に支持されている。また、ラジエータコ
アサポート71には、前記開口縁73の外周側にコルゲ
ーション部74が形成されており、前記取付プレート4
2はコルゲーション部74によって車体に対する分割振
動を許容されている。なお、前記警音器61の構造につ
いては図6と同一の符号を付し説明を省略する。
車両用警音装置41の模式断面図である。すなわち、車
体前部に設けられたラジエータコアサポート71には円
形の取付穴72が開口している。取付穴72は、本発明
の支持部を構成する取付プレート42によって閉鎖され
ており、取付プレート42の内側中央部には、図6に示
したものと同一の警音器61が固定されている。取付プ
レート42は、車体後方に向かって湾曲したパラボリッ
ク形状を有しており、その周縁に形成されたフランジ4
3が、取付穴72の開口縁73に複数のボルト44,ナ
ット45により固定されることによって、ラジエータコ
アサポート71に支持されている。また、ラジエータコ
アサポート71には、前記開口縁73の外周側にコルゲ
ーション部74が形成されており、前記取付プレート4
2はコルゲーション部74によって車体に対する分割振
動を許容されている。なお、前記警音器61の構造につ
いては図6と同一の符号を付し説明を省略する。
【0031】以上の構成からなる本実施例においては、
警音器61を支持する取付プレート42が車体後方に向
かって湾曲するパラボリック形状であるため、警音器6
1が発する音が取付プレート42に反射することにより
車体前方側へ集中される。このため、警音器61の駆動
コイル7に供給する電流が従来と同一であったとして
も、車体前方側へ向かって放音される警報音が大きくな
る。同時に、前記取付プレート42はコルゲーション部
74によって車体側との分割振動を許容されているた
め、警音器61が音を発するときには、取付プレート4
2が警音器61に共振することにより車体前方側へ向か
って放音される警報音の周波数帯域が広がる。よって、
警音器61を単独で使用する場合であっても、消費電流
を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い警
告性を備えた警報音を放音させることが可能となる。
警音器61を支持する取付プレート42が車体後方に向
かって湾曲するパラボリック形状であるため、警音器6
1が発する音が取付プレート42に反射することにより
車体前方側へ集中される。このため、警音器61の駆動
コイル7に供給する電流が従来と同一であったとして
も、車体前方側へ向かって放音される警報音が大きくな
る。同時に、前記取付プレート42はコルゲーション部
74によって車体側との分割振動を許容されているた
め、警音器61が音を発するときには、取付プレート4
2が警音器61に共振することにより車体前方側へ向か
って放音される警報音の周波数帯域が広がる。よって、
警音器61を単独で使用する場合であっても、消費電流
を増やすことなく、2つの警音器を用いた場合に近い警
告性を備えた警報音を放音させることが可能となる。
【0032】また、図5は本発明の第4実施例を示す車
両用警音装置51の模式断面図である。以下、図4に示
したものと相違する部分についてのみ説明する。すなわ
ち、この車両用警音装置51においては、車体前部に設
けられたラジエータコアサポート71に、車体後方に向
かって湾曲するパラボリック形状の支持部75が形成さ
れるとともに、支持部75の内側中央に図6に示したも
のと同一の警音器61が固定されている。また、支持部
75の周囲に断面波形状のコルゲーション部76が形成
されており、このコルゲーション部76によって支持部
75の車体に対する分割振動が許容されている。つま
り、本実施例の車両用警音装置51は、前記車両用警音
装置41の取付プレート42がラジエータコアサポート
71に一体形成された構成であり、かかる構成において
も、図4に示したものと同様の効果が得られる。
両用警音装置51の模式断面図である。以下、図4に示
したものと相違する部分についてのみ説明する。すなわ
ち、この車両用警音装置51においては、車体前部に設
けられたラジエータコアサポート71に、車体後方に向
かって湾曲するパラボリック形状の支持部75が形成さ
れるとともに、支持部75の内側中央に図6に示したも
のと同一の警音器61が固定されている。また、支持部
75の周囲に断面波形状のコルゲーション部76が形成
されており、このコルゲーション部76によって支持部
75の車体に対する分割振動が許容されている。つま
り、本実施例の車両用警音装置51は、前記車両用警音
装置41の取付プレート42がラジエータコアサポート
71に一体形成された構成であり、かかる構成において
も、図4に示したものと同様の効果が得られる。
【0033】なお、前述した第3実施例および第4実施
例においては、車両用警音装置41,51が従来例で示
した警音器61を備えたものを示したが、警音器61を
第1実施例および第2実施例において示したもの、或は
言及したものに代えることもできる。その場合には、前
述した効果をより一層顕著なものとすることができる。
また、前述した各実施例においては、車両用警音器2
1,31等のダンパー4が、電磁吸引力により一方向へ
移動した後の振動子12を他方向へ移動させる機能を有
するものについて説明したが、ダンパー4は必ずしもか
かる機能を有する必要はない。例えば、振動子12の固
定コア8側にリターンスプリングが設けられ、そのリタ
ーンスプリングのバネ力によって、電磁吸引力により一
方向へ移動した後の振動子12が他方向へ移動されるも
のであっても構わない。
例においては、車両用警音装置41,51が従来例で示
した警音器61を備えたものを示したが、警音器61を
第1実施例および第2実施例において示したもの、或は
言及したものに代えることもできる。その場合には、前
述した効果をより一層顕著なものとすることができる。
また、前述した各実施例においては、車両用警音器2
1,31等のダンパー4が、電磁吸引力により一方向へ
移動した後の振動子12を他方向へ移動させる機能を有
するものについて説明したが、ダンパー4は必ずしもか
かる機能を有する必要はない。例えば、振動子12の固
定コア8側にリターンスプリングが設けられ、そのリタ
ーンスプリングのバネ力によって、電磁吸引力により一
方向へ移動した後の振動子12が他方向へ移動されるも
のであっても構わない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の車両用
警音器にあっては音響工学上の性質が異なる複数枚の振
動板を設けることにより、また、請求項3のものではダ
ンパーに振動部を設けることにより、警報音の周波数帯
域が従来よりも広くなる構成とした。よって、単独で使
用する場合であっても、消費電流を増やすことなく、2
つの警音器を用いた場合に近い警告性を備えた警報音を
放音させることが可能となる。さらに、請求項4のもの
では、請求項1及び請求項3の構成を備えた構成とした
ことから、前記効果がより顕著となる。
警音器にあっては音響工学上の性質が異なる複数枚の振
動板を設けることにより、また、請求項3のものではダ
ンパーに振動部を設けることにより、警報音の周波数帯
域が従来よりも広くなる構成とした。よって、単独で使
用する場合であっても、消費電流を増やすことなく、2
つの警音器を用いた場合に近い警告性を備えた警報音を
放音させることが可能となる。さらに、請求項4のもの
では、請求項1及び請求項3の構成を備えた構成とした
ことから、前記効果がより顕著となる。
【0035】また、請求項2の車両用警音器にあって
は、振動板を、ダンパーに対向する全域がダンパーに向
かって湾曲するパラボリック形状とすることにより、振
動板が発する警報音の音圧エネルギーが車体前方側へ集
中される構成とした。このため、振動子を往復作動させ
るための電流が従来と同一であったとしても、車体前方
側へ向かって放音される警報音が大きくなる。よって、
単独で使用する場合であっても、消費電流を増やすこと
なく、2つの警音器を用いた場合と近い警告性を備えた
警報音を放音させることが可能となる。
は、振動板を、ダンパーに対向する全域がダンパーに向
かって湾曲するパラボリック形状とすることにより、振
動板が発する警報音の音圧エネルギーが車体前方側へ集
中される構成とした。このため、振動子を往復作動させ
るための電流が従来と同一であったとしても、車体前方
側へ向かって放音される警報音が大きくなる。よって、
単独で使用する場合であっても、消費電流を増やすこと
なく、2つの警音器を用いた場合と近い警告性を備えた
警報音を放音させることが可能となる。
【0036】また、請求項5の車両用警音器にあって
は、請求項2及び請求項3の構成を備えた構成としたこ
とから、警報音の周波数帯域が従来よりも広くなるとと
もに、車体前方側へ向かって放音される警報音が大きく
なる。よって、単独で使用する場合であっても、消費電
流をあまり増やすことなく、2つの警音器を用いた場合
と近い警告性を備えた警報音を放音させることが可能と
なる。
は、請求項2及び請求項3の構成を備えた構成としたこ
とから、警報音の周波数帯域が従来よりも広くなるとと
もに、車体前方側へ向かって放音される警報音が大きく
なる。よって、単独で使用する場合であっても、消費電
流をあまり増やすことなく、2つの警音器を用いた場合
と近い警告性を備えた警報音を放音させることが可能と
なる。
【0037】一方、請求項6の車両用警音装置にあって
は、車体側の取付部が、警音器の発する音を反射させて
車体前方側へ集中させ、同時に警音器に共振することに
より警報音の周波数帯域を広げる構成とした。よって、
警音器を単独で使用する場合であっても、消費電流を増
やすことなく、2つの警音器を用いた場合と近い警告性
を備えた警報音を放音させることが可能となる。
は、車体側の取付部が、警音器の発する音を反射させて
車体前方側へ集中させ、同時に警音器に共振することに
より警報音の周波数帯域を広げる構成とした。よって、
警音器を単独で使用する場合であっても、消費電流を増
やすことなく、2つの警音器を用いた場合と近い警告性
を備えた警報音を放音させることが可能となる。
【0038】また、請求項7の車両用警音装置では、警
音器を請求項1〜5のいずれかの車両用警音器としたこ
とから、前述した効果をより顕著なものとすることがで
きる。
音器を請求項1〜5のいずれかの車両用警音器としたこ
とから、前述した効果をより顕著なものとすることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例を示す車両用警音器の模式
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に用いる他の振動板を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す車両用警音器の模式
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す車両用警音装置の模
式断面図である。
式断面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す車両用警音装置の模
式断面図である。
式断面図である。
【図6】従来の車両用警音器を示す模式断面図である。
3 ハウジング 4 ダンパー 4b コルゲーション部 4c 振動部 7 駆動コイル 8 固定コア 12 振動子 14 可動コア 15 振動板 21 車両用警音器 23 第1の振動板 24 第2の振動板 31 車両用警音器 34 振動板 41 車両用警音装置 42 取付プレート(支持部) 51 車両用警音装置 74 コルゲーション部 75 支持部 76 コルゲーション部
Claims (7)
- 【請求項1】 車体に支持されるハウジングにダンパー
を張設し、該ダンパーの中央に該ダンパーを貫通する振
動子を設け、該振動子に、前記ダンパーに対向する振動
板を設けるとともに、前記振動子を電磁吸引力を用いて
往復作動させ、前記振動板から警報音を発生させる車両
用警音器において、 前記振動子に、音響工学上の性質が異なる部材からなる
複数枚の振動板を設けたことを特徴とする車両用警音
器。 - 【請求項2】 車体に支持されるハウジングにダンパー
を張設し、該ダンパーの中央に該ダンパーを貫通する振
動子を設け、該振動子に、前記ダンパーに対向する振動
板を設けるとともに、前記振動子を電磁吸引力を用いて
往復作動させ、前記振動板から警報音を発生させる車両
用警音器において、 前記振動板を、前記ダンパーに対向する全域が前記ダン
パーに向かって湾曲するパラボリック形状としたことを
特徴とする車両用警音器。 - 【請求項3】 車体に支持されるハウジングにダンパー
を張設し、該ダンパーの中央に該ダンパーを貫通する振
動子を設け、該振動子に、前記ダンパーに対向する振動
板を設けるとともに、前記振動子を電磁吸引力を用いて
往復作動させ、前記振動板から警報音を発生させる車両
用警音器において、 前記ダンパーの外周側に、前記ハウジングに支持された
外周部と、前記振動子が設けられた振動部との分割振動
を許容するコルゲーション部を形成したことを特徴とす
る車両用警音器。 - 【請求項4】 車体に支持されるハウジングにダンパー
を張設し、該ダンパーの中央に該ダンパーを貫通する振
動子を設け、該振動子に、前記ダンパーに対向する振動
板を設けるとともに、前記振動子を電磁吸引力を用いて
往復作動させ、前記振動板から警報音を発生させる車両
用警音器において、 前記ダンパーに、前記ハウジングに支持された外周部
と、前記振動子が設けられた振動部との分割振動を許容
するコルゲーション部を形成し、かつ前記振動子に、音
響工学上の性質が異なる部材からなる複数枚の振動板を
設けたことを特徴とする車両用警音器。 - 【請求項5】 車体に支持されるハウジングにダンパー
を張設し、該ダンパーの中央に該ダンパーを貫通する振
動子を設け、該振動子に、前記ダンパーに対向する振動
板を設けるとともに、前記振動子を電磁吸引力を用いて
往復作動させ、前記振動板から警報音を発生させる車両
用警音器において、 前記ダンパーに、前記ハウジングに支持された外周部
と、前記振動子が設けられた振動部との分割振動を許容
するコルゲーション部を形成し、かつ前記振動板を、前
記ダンパーに対向する全域が前記ダンパーに向かって湾
曲するパラボリック形状としたことを特徴とする車両用
警音器。 - 【請求項6】 警音器を支持する車体側の取付部に、前
記警音器を支持する支持部と、該支持部の周囲に連続し
かつ該支持部の車体に対する分割振動を許容するコルゲ
ーション部とを設けるとともに、前記支持部を後方に向
かって湾曲したパラボリック形状としたことを特徴とす
る車両用警音装置。 - 【請求項7】 前記警音器が、請求項1〜5のいずれか
1項に記載された車両用警音器であることを特徴とする
請求項6記載の車両用警音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33845494A JPH08185187A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | 車両用警音器及び車両用警音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33845494A JPH08185187A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | 車両用警音器及び車両用警音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08185187A true JPH08185187A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18318318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33845494A Pending JPH08185187A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | 車両用警音器及び車両用警音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08185187A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2147700A1 (es) * | 1997-02-10 | 2000-09-16 | Bosch Gmbh Robert | Claxon electromagnetico. |
| JP2019159106A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 浜名湖電装株式会社 | 車両用警音器 |
-
1994
- 1994-12-31 JP JP33845494A patent/JPH08185187A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2147700A1 (es) * | 1997-02-10 | 2000-09-16 | Bosch Gmbh Robert | Claxon electromagnetico. |
| JP2019159106A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 浜名湖電装株式会社 | 車両用警音器 |
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