JPH08185531A - 画像塗りつぶし装置 - Google Patents

画像塗りつぶし装置

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JPH08185531A
JPH08185531A JP33933994A JP33933994A JPH08185531A JP H08185531 A JPH08185531 A JP H08185531A JP 33933994 A JP33933994 A JP 33933994A JP 33933994 A JP33933994 A JP 33933994A JP H08185531 A JPH08185531 A JP H08185531A
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JP33933994A
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English (en)
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Tetsukazu Nakae
哲一 仲江
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚的に違和感を与えない塗りつぶし画像を
得るための操作を簡易化することを目的とする。 【構成】 RAM102は、輪郭線、色トレース線の2
種類の境界線を用いて描かれた画像を格納し、CPU1
03は、RAM102に格納された画像上の輪郭線、色
トレース線を検出しながらそれらによって形成されてい
る領域の塗りつぶしを行い、また、色トレース線に対し
てはそれが接している領域に指定された色に塗りつぶし
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、境界線により囲まれた
領域内を指定された色で塗りつぶすための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、画像の表示方式としては、ビットマップ方式が広く
採用されている。このビットマップ方式は、画像上の1
ドットとメモリ上におけるその1ドットの状態を示す画
素データが記憶される場所を一意対応させ、このメモリ
から読出したデータに従って画像上の各点(ドット)を
表現するものであり、これは画像塗りつぶし装置におい
ても広く採用されている。このビットマップ方式におい
て、画像を表現する画像データは、画像上の各点(ドッ
ト)の状態を示す画素データの集合体として構成され
る。
【0003】一方、画像塗りつぶし装置に広く採用され
ている画像の塗りつぶし方式としては、例えばシードフ
ィル方式がある。このシードフィル方式は、境界線で描
かれた画像に対し、境界線により囲まれることで形成さ
れた各領域内をユーザが指定した色に塗りつぶすもので
ある。この塗りつぶしは、通常、各領域毎にその内部に
位置する画素(シードピクセル)を指定し、このシード
ピクセルを基準となる開始位置として、境界線にぶつか
るまで画素(ピクセル)の位置を水平、及び垂直方向に
予め定められた規則に従って移動させながらそれを塗り
つぶすことで行われる。
【0004】ところで、画像を描く境界線は、大別する
と、例えば人と物とを区別するようなその領域を明確に
区別するための線(以降、輪郭線と記す)と、例えば影
になっている部分とそうでない部分とを色の変化で区別
するための線(以降、色トレース線と記す)とに分類す
ることができる。この色トレース線は、色が変化する境
界等を示すことから、輪郭線で囲まれた領域内をさらに
区別する場合等に使用される。
【0005】画像を塗りつぶした後の画像に色トレース
線が残っていると、例えば、影の部分とそうでない部分
との境界が線で示されることになるので、視覚的に人に
違和感を与えることになる。従来の画像塗りつぶし装置
は、この色トレース線の塗りつぶしを行わないことか
ら、ユーザは塗りつぶす色を決定してからその決定した
色の色トレース線を選択し、その色トレース線で境界を
指定しなければならないため、その操作が複雑となり、
色トレース線による領域の指定が容易に行えず、面倒で
あるという問題点があった。
【0006】現在、電子機器は多機能化する傾向があ
り、備えられた各種機能を容易に扱えるように、その操
作を簡易にすることが望まれている。このことは、画像
塗りつぶし装置においても同様であり、画像の塗りつぶ
すを行う際のその操作を容易にすることが望まれてい
た。
【0007】本発明の課題は、視覚的に違和感を与えな
い塗りつぶし画像を得るための操作を簡易化することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像塗りつぶし
装置は、境界を区分するための第1及び第2の境界線が
描かれた画像を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れた画像から第1及び第2の境界線を検出する境界線検
出手段と、境界線検出手段による第1及び第2の境界線
の検出結果に基づいて、第1の境界線、第2の境界線の
各境界線で囲まれ、且つ前記第2の境界線を含む領域内
を予め指定された色で塗りつぶす塗りつぶし手段とを具
備する。
【0009】上記の手段において、境界線検出手段が検
出した第2の境界線を塗りつぶすか否かを設定するため
の設定手段をさらに具備することで、この設定手段によ
り設定された内容に従って第2の境界線の塗りつぶしを
塗りつぶし手段に行わせることが望ましい。
【0010】また、第1の境界線と第2の境界線は異な
る色にするとが望ましく、これにより、境界線検出手段
による境界線の種類の判別が簡易となる。
【0011】
【作用】本発明の画像塗りつぶし装置は、第1及び第2
の境界線で描かれた画像に対し、塗りつぶす領域を形成
している境界線が第1の境界線か第2の境界線であるか
を検出し、これらの境界線を検出しながらユーザが指定
した色に第2の境界線を含む領域の塗りつぶしを行う。
【0012】これにより、第2の境界線をそれが接して
いる領域と同じ色に塗りつぶされることから、塗りつぶ
し後が目立たなくなるように第2の境界線の色を設定す
る必要が回避され、画像の塗りつぶしの設定における操
作が簡易化される。
【0013】また、第2の境界線の塗りつぶしを行うか
否かを設定できるようにすることで、第2の境界線を意
識的に強調させた部分とそうでない部分を有する画像を
得ることもでき、画像の作成における選択肢を広げるこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、本実施例による画像
塗りつぶし装置100のシステム構成を示すブロック図
である。
【0015】図1に示す如く、この画像塗りつぶし装置
100は、特には図示しないが各種スイッチを有し、色
の選択や画像の作成等を行うために用いられる入力操作
部101と、画像データを記憶するRAM(Random Acc
ess Memory)102と、詳細は後述するが、このRAM
102に記憶された画像データに対して色を塗りつぶす
処理を行うとともに、装置全体の制御を行うCPU(Ce
ntral Processing Unit )103と、CPU103から
転送された画像データを入力し、V(ビデオ)RAM1
05上にそれを予め定められた形式に変換して書き込む
VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)104と、こ
のVDP104によりVRAM105に書き込まれた画
像データに従って画像をその画面に表示するディスプレ
イ106とから構成されている。
【0016】ここで、特には図示していないが、CPU
103は各種の制御用プログラムや制御データ等を格納
した内部メモリを有し、また、インターフェイス(I/
F)を介して、例えば磁気ディスク装置が接続されてい
る。
【0017】上記の構成において、その概略動作を説明
する。CPU103は、入力操作部101の各種スイッ
チに対するユーザの操作に応じた内容の制御を実行する
ものである。ユーザがこの入力操作部101を操作する
ことで画像の作成を行うことを指示した場合、CPU1
03は、入力操作部101に備えられたマウス等のポイ
ンティングデバイスの操作に応じて画像データを生成
し、これをVDP104に転送する。VDP104は、
CPU103から転送された画像データをRGBデータ
等に変換し、これをVRAM105に格納する。これに
より、ディスプレイ106の画面上にはユーザが作成し
た画像が表示され、ユーザはこの画面を見ながら輪郭
線、色トレース線を切り換えながら画像を作成する。所
定のスイッチの操作、或いはポインティングデバイスに
よる所定の操作が行われると、CPU103はユーザが
作成した画像の画像データをRAM102の所定の領域
に格納する。
【0018】図2は、RAM102に格納された画像デ
ータの構成を示す説明図である。図中の“AD”、“A
D+1”、“AD+2”は各々アドレスを示し、また、
“xn ”及び“yn ”は(“n”は整数)は色データが
表示されるディスプレイ106の画面上の位置を示す位
置データを各々示している。図2に示すように、1ピク
セルのデータは、画面上の位置をxy座標で表した際の
x軸上の位置、y軸上の位置を示す2つの位置データ
と、その位置データが示す位置のドットの状態を示す色
データとからなる。
【0019】一方、磁気ディスク装置等に既存の画像が
格納されている場合、ユーザがこれに格納された画像を
指定すると、CPU103は、I/Fを介して磁気ディ
スク装置から画像データを入力する。CPU103は、
この転送された画像データをVDP104に転送すると
ともに、これをRAM102に格納する。
【0020】画像の塗りつぶしを行う場合、CPU10
3は、先ず、ユーザが選択した画像に該当する画像デー
タをRAM102、或いは磁気ディスク装置から読み出
し、これをVDP104に転送することで、その選択さ
れた画像をディスプレイ106に表示させる。
【0021】ディスプレイ106に画像が表示される
と、ユーザはマウス等のポインティングデバイスを操作
し、マウスカーソルを輪郭線、色トレース線により囲ま
れた領域内に移動させて色の指定を行う。この指定によ
り、CPU103は、指定された色とともに、この指定
が行われた領域内の位置をシードピクセルの位置として
RAM102に格納する。色の指定が終了し、ユーザが
画像の塗りつぶしを指示すると、詳細は後述するが、C
PU103は順次シードピクセルの位置をRAM102
から読み出しながら領域の塗りつぶしを行い、塗りつぶ
した画像をディスプレイ106に表示させる。
【0022】以上が概略動作である。次に、図3〜図5
に示す塗りつぶし処理のフローチャートを参照しなが
ら、CPU103による画像の塗りつぶしの動作につい
て詳細に説明する。
【0023】この塗りつぶし処理は、上記したように、
ユーザが不図示のスイッチを操作することで、画像の塗
りつぶしを指示した際に行われるものである。図8は、
この塗りつぶし処理により塗りつぶされる対象(領域)
を示す説明図である。図中、各枠は各々ピクセルを示
し、そのピクセルの色はその枠内の線を異ならせること
で示してある。具体的には、横線が入った枠は輪郭線、
左上がりの斜線は色トレース線を示している(図9以降
において、ユーザが設定した色に塗りつぶされた枠は右
上がりの斜線で示す)。また、空白部分は背景色、即ち
塗りつぶしが行われる部分である。以降、この図8に対
して塗りつぶしを行うものとして説明を行う。
【0024】先ず、ステップ301で、各領域毎に塗り
つぶす色をユーザが指定した際にRAM102に記憶さ
せた各シードピクセルのx、y座標値を、RAM102
に設けられた特定の領域に格納する。この領域は、そこ
に格納されたデータを先入れ後出しにするスタックであ
る。
【0025】スタックにx、y座標値を格納すると、次
にステップ302において、このスタックにx、y座標
値が格納されていないか否か、即ちスタックが空か否か
判定される。スタックが空と判定されると、ここで、一
連の処理を終了し、反対にスタックが空ではないと判定
されると、ステップ303の処理に移行する。
【0026】ステップ303〜322の処理は、輪郭
線、色トレース線で囲まれた範囲におけるx軸方向の1
ライン分の塗りつぶしを行う部分であり、先ずステップ
303では、このスタックからシードピクセルのx、y
座標値を取り出し、ステップ304でこのx、y座標値
で示される座標(x,y)のピクセルを現在設定されて
いる色(fill color)に塗りつぶしを行う。
この塗りつぶしは、そのx、y座標値を位置データとし
て有するピクセルデータが格納されているアドレスに、
塗りつぶす色に対応する色コードを書き込むことで実現
される(図2参照)。これにより、図8の塗りつぶし対
象は、図9の状態に移行する。また、図示していない
が、このステップ303において、塗りつぶすピクセル
の座標位置をストアするxレジスタ、yレジスタにスタ
ックから取り出されたx、y座標値が各々ストアされ
る。
【0027】上記したように、色指定時において、その
領域を塗りつぶす色は基準となるシードピクセルのx、
y座標値と対応させて記憶されている。ピクセルを塗り
つぶす色は、スタックから取り出したx、y座標値が色
指定時に記憶した値であったとき、そのx、y座標値に
対応する色に変更される。従って、始めてスタックから
シードピクセルのx、y座標値を取り出したときには、
そのシードピクセルに対応する色が塗りつぶす色に設定
される。
【0028】ステップ304の塗りつぶしが終了する
と、ステップ305でx座標値をsave xレジスタ
にストアし、続くステップ306でxレジスタの値をイ
ンクリメントする。その後、ステップ307の処理に移
行する。
【0029】ステップ307では、現在のxレジスタと
yレジスタの値で指定される座標(x,y)のピクセル
の色(色コード)が背景色(以降、void色と記す)
か否かが判定される。そのピクセルの色がvoid色で
はないと判定されると、後述するステップ310の処理
に移行し、反対にその色がvoid色と判定されると、
続くステップ308でこの座標(x,y)のピクセルを
設定されている色に塗りつぶしを行う。その後、ステッ
プ309でxレジスタをインクリメントして、ステップ
307の処理に戻る。
【0030】ステップ307でxレジスタとyレジスタ
の値で指定されるピクセルの色がvoid色でないと判
定されるまで上記ステップ307〜309の処理を繰り
返し行うことで、ステップ303でスタックから取り出
したx、y座標値を開始位置として、図10に示すよう
に、x軸上を右方向に向かってピクセルが塗りつぶされ
ることになる。
【0031】ステップ307において、現在のxレジス
タとyレジスタの値で指定されるピクセルの色(色コー
ド)がvoid色でないと判定されると、次にステップ
310でそのx座標値から1を引いた値がx righ
tレジスタにストアされる。その後、ステップ311の
処理に移行する。
【0032】ステップ311では、座標(x,y)のピ
クセルが色トレース線か否かが判定される。色トレース
線ではないと判定されると、ステップ314の処理に移
行し、反対に色トレース線と判定されると、ステップ3
12でこの座標(x,y)のピクセルを設定されている
色に塗りつぶし、続くステップ313でxレジスタをイ
ンクリメントした後、ステップ311の処理に戻る。な
お、ステップ310の処理が終了した後のステップ31
1で座標(x,y)のピクセルが色トレース線ではない
と判定した場合、その座標(x,y)のピクセルは輪郭
線ということになる。
【0033】ステップ311で座標(x,y)のピクセ
ルが色トレース線ではないと判定、即ちピクセルの色が
輪郭線、或いはvoid色と判定されるまで上記ステッ
プ311〜313の処理は繰り返される。これにより、
色トレース線は設定された色に塗りつぶされることにな
る。
【0034】ステップ311で座標(x,y)のピクセ
ルが色トレース線ではないと判定されると、これに続く
ステップ314では、save xレジスタにストアし
た値をxレジスタにロードする。これにより、xレジス
タにはシードピクセルのx座標値がストアされ、この処
理に続くステップ315でxレジスタをデクリメントし
た後、ステップ316の処理に移行する。
【0035】ステップ316では、座標(x,y)のピ
クセルがvoid色か否かが判定される。そのピクセル
の色がvoid色ではないと判定されると、後述するス
テップ319の処理に移行し、反対にその色がvoid
色と判定されると、続くステップ317でこの座標
(x,y)のピクセルを設定されている色に塗りつぶし
を行う。その後、ステップ318でxレジスタをデクリ
メントして、ステップ316の処理に戻る。
【0036】ステップ316でそのピクセルの色がvo
id色ではないと判定されるまでステップ316〜31
8の処理を繰り返し行うことで、図11に示すように、
ステップ303でスタックから取り出した座標位置の左
方向のピクセルが順次塗りつぶされる。
【0037】ステップ316で座標(x,y)のピクセ
ルがvoid色ではないと判定されると、次にステップ
319でそのx座標値から1を加算した値がx lef
tレジスタにストアされる。その後、ステップ320の
処理に移行する。
【0038】ステップ320では、座標(x,y)のピ
クセルが色トレース線か否かが判定される。色トレース
線ではないと判定されると、後述するステップ323の
処理に移行し、反対に色トレース線と判定されると、ス
テップ321でこの座標(x,y)のピクセルを設定さ
れている色に塗りつぶし、続くステップ322でxレジ
スタをデクリメントした後、ステップ320の処理に戻
る。なお、ステップ319の処理が終了した後のステッ
プ320で座標(x,y)のピクセルが色トレース線で
はないと判定した場合、その座標(x,y)のピクセル
は輪郭線ということになる。
【0039】ステップ320で座標(x,y)のピクセ
ルが色トレース線ではないと判定、即ちピクセルの色が
輪郭線、或いはvoid色と判定されるまで上記ステッ
プ320〜322の処理は繰り返される。これにより、
色トレース線は設定された色に塗りつぶされることにな
るとともに、1ライン分の塗りつぶしが完了する。
【0040】ステップ320で座標(x,y)のピクセ
ルが色トレース線ではないと判定された後のステップ3
23〜352の処理は、塗りつぶしが完了したラインの
上下のラインの何方かに塗りつぶしを行うピクセルがあ
った場合、シードピクセルとしてそのピクセルのx、y
座標値を新たにスタックに格納し、また、その何方かの
ラインが全て色トレース線であった場合、その色トレー
ス線の塗りつぶしを行う部分である。
【0041】ステップ323〜332では、塗りつぶし
が完了したラインの上のラインに塗りつぶすピクセルが
あるか否かを判定し、その判定結果に応じた処理が行わ
れる。
【0042】先ず、ステップ323では、x left
にストアしていたx座標値をxレジスタにロードする。
このステップ323に続くステップ324においてはy
レジスタにストアされているy座標値をsave yレ
ジスタにストアする。その後、ステップ325でyレジ
スタがインクリメントされ、ステップ326でflug
レジスタに0がセットされる。このflugレジスタに
は、yレジスタで指定されるラインに塗りつぶすピクセ
ルがあるか否かを判定するための値がストアされる。
【0043】ステップ327では、xレジスタの値がx
rightレジスタの値以下か否か判定される。xレ
ジスタの値がx rightレジスタの値以下と判定す
ると、次にステップ328で座標(x,y)のピクセル
がvoid色であるか否か判定する。その色がvoid
色と判定すると、ステップ329でxレジスタをインク
リメントし、ステップ330でxレジスタの値から1を
減算した値(=x−1)をx座標値、yレジスタの値を
y座標値として、この座標値(x−1,y)をスタック
に新たにストアする。その後、ステップ331でflu
gレジスタをインクリメントし、ステップ327の処理
に戻る。
【0044】一方、ステップ328で座標(x,y)の
ピクセルがvoid色でないと判定すると、ステップ3
32でxレジスタをインクリメントした後、ステップ3
27の処理に戻る。
【0045】上記ステップ327〜332の処理は、ス
テップ327でxレジスタの値がxrightレジスタ
の値よりも大きいと判定されるまで繰り返し行われる。
この繰り返し処理が行われる前のステップ323におい
て、xレジスタにはx leftレジスタの値がロード
されている。輪郭線、色トレース線は閉路を形成するこ
とから、通常、色トレース線はx leftレジスタと
x rightレジスタの値で示す範囲内に存在する。
このため、ステップ327でxレジスタの値がx ri
ghtレジスタの値よりも大きいと判定した場合、1ラ
イン分の処理が終了したとしてステップ333の処理に
移行する。このとき、flugレジスタの値が0であれ
ばそのラインは色トレース線か輪郭線の何方かである。
【0046】ステップ333では、このflugレジス
タの値が0か否か、即ちyレジスタの値のラインにvo
id色のピクセルがないか否かが判定される。flug
レジスタの値が0ではないと判定すると、後述する図5
のステップ338の処理に移行しする。反対にその値が
0と判定すると、次にステップ334でxレジスタにx
leftレジスタの値をロードし、そのxレジスタの
値に1を加算した後、ステップ335のfill r処
理を実行する。
【0047】ここで、fill r処理について、図6
に示すフローチャートを参照して説明する。このfil
l r処理は、上述した理由から、x leftレジス
タの値とxrightレジスタの値とで示される範囲内
の色トレース線を塗りつぶす処理である。
【0048】先ず、ステップ601では、xレジスタの
値がx rightレジスタの値以下で、且つ座標
(x,y)のピクセルが色トレース線の色(fille
d boundary)であるか否かが判定される。x
レジスタの値がx rightレジスタの値よりも大き
い場合、或いは座標(x,y)のピクセルが色トレース
線の色ではない場合、その判定はNOとなって一連の処
理が終了し、それ以外の場合、その判定がYESとなっ
てステップ602の処理に移行する。
【0049】ステップ602では、座標(x,y)のピ
クセルを設定された色に塗りつぶしを行う。続くステッ
プ603でxレジスタをインクリメントした後、ステッ
プ601に戻る。
【0050】上記ステップ601〜603の処理をステ
ップ601がNOと判定するまで繰り返し行うことで、
このラインの色トレース線がxレジスタをインクリメン
トされながら設定された色に塗りつぶされる。
【0051】上記fill r処理が終了すると、ステ
ップ336の処理に移行する。このステップ336でx
レジスタにx leftレジスタの値をロードした後、
ステップ337のfill l処理を実行する。
【0052】ここで、fill l処理について、図7
に示すフローチャートを参照して説明する。このfil
l l処理では、xレジスタのデクリメントを行いなが
ら色トレース線の塗りつぶしが行われる。
【0053】先ず、ステップ701では、xレジスタの
値がx leftレジスタの値以下で、且つ座標(x,
y)のピクセルが色トレース線の色(filled b
oundary)であるか否かが判定される。xレジス
タの値がx leftレジスタの値よりも大きい場合、
或いは座標(x,y)のピクセルが色トレース線の色で
はない場合、その判定はNOとなって一連の処理が終了
し、それ以外の場合、その判定がYESとなってステッ
プ702の処理に移行する。
【0054】ステップ702では、座標(x,y)のピ
クセルを設定された色(fillcolor)に塗りつ
ぶしを行い、続くステップ703ではxレジスタのデク
リメントを行う。その後、ステップ701に戻る。
【0055】上記ステップ701〜703の処理をステ
ップ701がNOと判定するまで繰り返し行うことで、
このラインの色トレース線の設定された色への塗りつぶ
しが完了する。
【0056】上記fill l処理が終了すると、次に
図5のステップ338の処理に移行する。ステップ33
8〜352の処理は、図3のステップ303〜332の
処理により塗りつぶされたラインの下のラインについ
て、上述したステップ323〜337の処理と同様に、
新たなシードピクセルの座標値のスタックへのストア、
及び色トレース線の塗りつぶしを行うものである。
【0057】先ず、ステップ338では、x left
レジスタにストアしていたx座標値をxレジスタにロー
ドする。このステップ338に続くステップ339にお
いてはsave yレジスタにストアされていたy座標
値をyレジスタにロードする。その後、ステップ340
でyレジスタがデクリメントされ、ステップ341でf
lugレジスタに0がセットされる。
【0058】ステップ342では、xレジスタの値がx
rightレジスタの値以下か否か判定される。xレ
ジスタの値がx rightレジスタの値以下と判定す
ると、次にステップ343で座標(x,y)のピクセル
がvoid色であるか否か判定する。その色がvoid
色と判定すると、ステップ344でxレジスタをインク
リメントし、ステップ345でxレジスタの値から1を
減算した値(=x−1)をx座標値、yレジスタの値を
y座標値として、この座標値(x−1,y)をスタック
に新たにストアする。その後、ステップ346でflu
gレジスタをインクリメントし、ステップ343の処理
に戻る。
【0059】一方、ステップ343で座標(x,y)の
ピクセルがvoid色でないと判定すると、ステップ3
47でxレジスタをインクリメントした後、ステップ3
42の処理に戻る。
【0060】上記ステップ342〜347の処理は、ス
テップ342でxレジスタの値がxrightレジスタ
の値よりも大きいと判定されるまで繰り返し行われる。
この繰り返し処理が行われる前のステップ338におい
て、xレジスタにはx leftレジスタの値がロード
されているので、ステップ342でxレジスタの値がx
rightレジスタの値よりも大きい場合、1ライン
分の処理が終了したとしてその判定がNOとなり、ステ
ップ333の処理に移行する。このとき、flugレジ
スタの値が0であればそのラインは色トレース線か輪郭
線の何方かである。
【0061】ステップ348では、このflugレジス
タの値が0か否か、即ちyレジスタの値のラインにvo
id色のピクセルがないか否かが判定される。flug
レジスタの値が0ではないと判定すると、図3のステッ
プ302の処理に戻る。反対にその値が0と判定する
と、次にステップ349でxレジスタにx leftレ
ジスタの値をロードし、そのxレジスタに1を加算した
後、ステップ350のfill r処理を実行する。こ
のfill r処理を行うことで、そのラインが色トレ
ース線であった場合、設定された色にそのラインが塗り
つぶされる。
【0062】ステップ350のfill r処理が終了
すると、ステップ351でxレジスタにx leftレ
ジスタの値をロードした後、ステップ352のfill
l処理を実行する。このfill l処理を実行する
ことで、このラインの色トレース線の塗りつぶしが完了
し、この処理の終了後、図3のステップ302に戻る。
【0063】図3のステップ302に戻ると、スタック
が空か否かが再び判定され、スタックが空と判定される
まで、上述したステップ303〜352の処理が繰り返
し行われる。これにより、図12及び図13に示すよう
に、1つの領域は色トレース線を含めて塗りつぶされ、
また、ユーザが指定した他の領域も全て塗りつぶされる
ことになる。このように、色トレース線の色に係わら
す、その色トレース線を含む領域を塗りつぶすことがで
きるので、ユーザが塗りつぶす色毎にその色トレース線
を選択することが不要となり、ユーザは簡易な操作で各
領域を塗りつぶす色の設定を行うことができる。
【0064】また、境界線の色としては2種類あればよ
いので、従来のように色トレース線の種類を多数用意し
なければならない場合と比較すると、その画像データを
より圧縮することができることから、メモリを効率的に
使用することができ、また、メモリにかかるコストを抑
えることができるという効果もある。
【0065】ところで、画像によっては、例えばその境
界を目立たなくするために、通常は輪郭線で描く部分を
色トレース線で描きたいことも考えられる。このような
場合に対応できるように、色トレース線を塗りつぶすか
否かを設定できるようにしてもよい。これは、例えば図
3のステップ320と321の処理のように、色トレー
ス線と判定するとその色トレース線の塗りつぶしを行う
という処理の間に、色トレース線の塗りつぶしが指示さ
れているか否かの判定を行う処理を挿入するだけで実現
させることができる。また、このときには、各色トレー
ス線毎にそれを塗りつぶすか否かを設定できるようにし
てもよい。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
第1及び第2の境界線で描かれた画像に対し、塗りつぶ
す領域を形成している境界線が第1の境界線か第2の境
界線であるかを検出し、これらの境界線を検出しながら
ユーザが指定した色に第2の境界線を含む領域の塗りつ
ぶしを行うため、塗りつぶし後が目立たなくなるように
第2の境界線の色を設定する必要が回避され、画像の塗
りつぶしの設定における操作を簡易化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】画像データの構成を示す説明図である。
【図3】塗りつぶし処理を示すフローチャートである
(その1)。
【図4】塗りつぶし処理を示すフローチャートである
(その2)。
【図5】塗りつぶし処理を示すフローチャートである
(その3)。
【図6】fill r処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】fill l処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】塗りつぶし対象例を示す説明図である。
【図9】塗りつぶし処理の実行経過例を示す説明図であ
る(その1)。
【図10】塗りつぶし処理の実行経過例を示す説明図で
ある(その2)。
【図11】塗りつぶし処理の実行経過例を示す説明図で
ある(その3)。
【図12】塗りつぶし処理の実行経過例を示す説明図で
ある(その4)。
【図13】塗りつぶし処理の実行経過例を示す説明図で
ある(その5)。
【符号の説明】
100 画像塗りつぶし装置 101 入力操作部 102 RAM 103 CPU 104 VDP 105 VRAM 106 ディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】境界を区分するための第1及び第2の境界
    線が描かれた画像を記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像から前記第1及び第2の
    境界線を検出する境界線検出手段と、 前記境界線検出手段による第1及び第2の境界線の検出
    結果に基づいて、前記第1の境界線、前記第2の境界線
    の各境界線で囲まれ、且つ前記第2の境界線を含む領域
    内を予め指定された色で塗りつぶす塗りつぶし手段と、 を具備したことを特徴とする画像塗りつぶし装置。
  2. 【請求項2】前記第1の境界線と前記第2の境界線は異
    なる色である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像塗りつぶし装置。
  3. 【請求項3】前記境界線検出手段が検出した第2の境界
    線を塗りつぶすか否かを設定するための設定手段をさら
    に具備し、 前記塗りつぶし手段は、前記設定手段により設定された
    内容に従って前記第2の境界線の塗りつぶしを行う、 ことを特徴とする請求項1、または2記載の画像塗りつ
    ぶし装置。
JP33933994A 1994-12-29 1994-12-29 画像塗りつぶし装置 Abandoned JPH08185531A (ja)

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JP33933994A JPH08185531A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 画像塗りつぶし装置

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JP (1) JPH08185531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU728659B2 (en) * 1997-08-29 2001-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatus for generating images
US6727906B2 (en) 1997-08-29 2004-04-27 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatus for generating images

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU728659B2 (en) * 1997-08-29 2001-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatus for generating images
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