JPH08185536A - Cadシステムにおける図形生成方式 - Google Patents

Cadシステムにおける図形生成方式

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JPH08185536A
JPH08185536A JP6327138A JP32713894A JPH08185536A JP H08185536 A JPH08185536 A JP H08185536A JP 6327138 A JP6327138 A JP 6327138A JP 32713894 A JP32713894 A JP 32713894A JP H08185536 A JPH08185536 A JP H08185536A
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JP
Japan
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graphic
composite
program
cad
basic
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JP6327138A
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English (en)
Inventor
Kazuo Abe
一夫 阿部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基本図形の組合せから構成される複合図形生
成手続きの追加・変更作業を効率よく行うことができ、
また資源の共有部分を増やすことで資源の全体量を削減
させる図形生成方式を提供する。 【構成】 基本図形を生成するCADプログラムに組み
込まれた手続きを呼び出し複合図形を生成するための複
合図形用CADプログラム、複合図形用CADプログラ
ム内の手続きに対応させたエントリ及び、複合図形用C
ADプログラムを実行し複合図形を生成する複合図形生
成部とを持つCADシステムにおいて、更にコマンド入
力部4から指定された図形の種類を解析・判定する判定
部16と、基本図形を生成するCADプログラムのみを
記憶するプログラム記憶部2と、複合図形の生成・編集
の管理を一括して行う複合図形管理部10と、を有し、
入力指示で指定された図形の種類が複合図形と判定され
た場合に複合図形管理部10に処理させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCADシステムにおける
図形生成方式、特に複合図形生成の効率性の向上を図る
図形生成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の図形生成方式に適用した
CADシステムのブロック構成図である。CADシステ
ムは、記憶手段として、そのシステムで取り扱う図形の
全タイプについてのデータ構造を定義しているスキーマ
を記憶するスキーマ記憶部1と、スキーマで定義してい
るデータ構造に従って図形データを生成するCADプロ
グラムを記憶するプログラム記憶部2と、CADプログ
ラムにより生成された図形データを記憶する図形データ
ベース3と、を有する。また、入出力手段としてオペレ
ータが図形生成コマンドを入力するためのコマンド入力
部4及び生成された図形等を表示する表示部5を有す
る。更に、図形生成コマンドのタイプを判定する判定部
6及びCADプログラムを実行し図形を生成する図形生
成部7を有するが、これらは通常CPU及びCPUで実
行されるソフトウェアで形成される。
【0003】図9は、従来のCADシステムで用いられ
るCADプログラム及びデータ等の関係並びに各データ
の例を示した図である。このうちスキーマ記憶部1に記
憶されているスキーマは、線分等の基本的な幾何形状と
文字列等の基本図形を論理的にまとめた寸法線等の各種
タイプ及び各タイプ毎に図形データベース3に記憶する
データ形式を対応させて定義している。図形データベー
ス3に蓄積されている作図データは、スキーマで定義さ
れたタイプと、データ形式に従ってCADプログラムに
よって生成された図形に関する座標データ、文字列等の
データ部と、から構成されている。プログラム記憶部2
に記憶されている各CADプログラムは、スキーマで定
義されている各タイプに従って図形を生成する図形生成
機能あるいは生成した図形を編集する図形編集機能を有
する各種手続きから構成されている。生成時には新たな
作図データを図形データベースに格納し、編集時には図
形データベースから既存の作図データを読み出す。
【0004】図10は、従来のCADシステムにおける
図形生成の手順を説明するための図であり、以下、図形
生成処理について説明する。
【0005】コマンド入力部4からオペレータが図形生
成のためのコマンドを入力すると、判定部6においてそ
の入力されたコマンドを解析し生成すべき図形のタイプ
等を判定する。そして、図形生成部7において、当該コ
マンドに応じたCADプログラム内のいずれかの手続き
を実行する。図9において、当該コマンドにより生成す
る図形が線分であれば線分生成手続きを、文字列であれ
ば文字列生成手続きを、寸法であれば寸法生成手続きを
実行する。このように、スキーマで定義している図形の
タイプに対応させて用意されている専用の手続きを実行
する。そして、実行した結果を表示部5に表示する。ま
た、図形を編集する場合においても同様に図形のタイプ
に応じた専用の手続きを実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
おいては以上のように図形生成処理が行われていたため
ある程度パターン化されている基本図形の組合せからな
る複合図形であっても、スキーマで複合図形のデータ形
式を定め、そのデータ形式に対応した一つの手続きを生
成しCADプログラムに組み込む必要があった。例え
ば、同じ寸法線という複合図形であってもその使用の目
的・機能の種類だけスキーマでデータ形式を定義してい
た。従って、新しい図形を追加するときにはその図形の
データ形式をスキーマ記憶部に追加し、CADプログラ
ムに図形生成手続きや編集手続きを追加するといった一
連の作業が必要となり面倒である。
【0007】また、この複合図形の追加によりCADプ
ログラムを記憶するための記憶容量が増大してしまうと
いう問題があった。
【0008】更に、図形の種類に関係なく一律にCAD
プログラムを取り扱っていたため図形の追加・変更の際
の柔軟性、拡張性に欠けるという問題があった。
【0009】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、基本図形の組合せ
から構成される複合図形生成手続きの追加・変更作業を
効率よく行うことができ、また資源の共有部分を増やす
ことで資源の全体量を削減させる図形生成方式を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、図形データを対話
的に操作し図形を生成・編集を行うCADシステムにお
いて、基本図形とその基本図形の組合せから成る複合図
形のデータ構造を定義するスキーマを記憶するスキーマ
記憶手段と、スキーマに従って基本図形を生成するCA
Dプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、複合図
形の生成・編集の管理を一括して行う複合図形管理手段
と、入力指示で指定された図形の種類を解析・判定する
判定手段と、前記判定手段の判定により所定のCADプ
ログラムを実行し図形を生成する図形生成手段と、を有
し、入力指示で指定された図形の種類が複合図形と判定
された場合に前記複合図形管理手段に処理させることを
特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のC
ADシステムにおける図形生成方式において、前記複合
図形管理手段は、複合図形の生成・編集を行うための複
合図形用CADプログラムを記憶する複合図形生成プロ
グラム記憶部と、複合図形用CADプログラムに対応さ
せたエントリを登録するエントリ部と、複合図形用CA
Dプログラムを実行し複合図形を生成する複合図形生成
部と、を含むことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のC
ADシステムにおける図形生成方式において、複合図形
用CADプログラムは、基本図形を生成するCADプロ
グラムを呼び出して実行することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、図形データを対話
的に操作し図形を生成・編集を行うCADシステムにお
いて、基本図形とその基本図形の組合せから成る複合図
形のデータ構造を定義するスキーマを記憶するスキーマ
記憶手段と、スキーマに従って複合図形を生成する複合
図形用CADプログラムを記憶する複合図形用プログラ
ム記憶手段と、複合図形用CADプログラムに対応させ
たエントリを登録するエントリ部を持ちスキーマに従っ
て基本図形を生成するCADプログラムを記憶するプロ
グラム記憶手段と、入力指示で指定された命令を解析し
CADシステムで実行すべき手続きを実行し図形を生成
する図形生成手段と、を有し、前記手続きが基本図形を
生成するCADプログラムに含まれていない場合、入力
指示先を複合図形用CADプログラムに切り替えること
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載のC
ADシステムにおける図形生成方式において、複合図形
用CADプログラムは、基本図形を生成するCADプロ
グラムで実行可能な命令で記述されていることを特徴と
する。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1、4記載
のCADシステムにおける図形生成方式において、取り
扱う複合図形に識別情報を持たせることを特徴とする。
【0016】
【作用】以上のような構成を有する第1、2の発明にお
いては、判定手段が入力指示で指定された図形の種類が
複合図形と判定した場合、複合図形管理手段に処理を移
す。複合図形管理手段は、複合図形のスキーマに基づい
て複合図形を生成する。また、複合図形の編集処理も複
合図形管理手段において行わせる。このように、基本図
形と複合図形の図形生成・編集処理を別個に分離するこ
とができる。
【0017】第3の発明によれば、複合図形は基本図形
の組合せから構成されているので、複合図形用CADプ
ログラムから基本図形を生成するCADプログラムを呼
び出すようにすれば、プログラムの共有化を図ることが
でき、そのためCADプログラムを記憶するための容量
を削減することができる。
【0018】第4の発明によれば、入力指示された命令
を実行する手続きが基本図形を生成するCADプログラ
ムに含まれていない場合、その命令は、複合図形生成用
の命令であると判断し、入力指示先を複合図形用CAD
プログラムに切り替える。そして、エントリに対応した
複合図形用CADプログラム内の命令を入力し実行する
ことで、複合図形の処理を行う。このように、複合図形
の生成処理に関する手続きを基本図形を生成するCAD
プログラムと分離して持たせ、CADプログラムから複
合図形用CADプログラムを呼び出すようにしたので、
複合図形を新たに追加するときでもCADプログラムの
手続きの変更をいっさい行う必要はない。
【0019】第5の発明によれば、複合図形用CADプ
ログラムを基本図形を生成するCADプログラムで実行
可能な命令で記述したので、図形生成手段は入力指示先
を関係なく基本図形を生成するCADプログラムを実行
することができる。
【0020】第6の発明における複合図形管理手段にお
いては、取り扱う複合図形に識別情報を持たせておくこ
とで、複数の複合図形を取り扱うことができる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。なお、従来例と同様の要素には同じ符号
を付ける。
【0022】実施例1.図1は、本実施例におけるCA
Dシステムのブロック構成図である。本実施例における
CADシステムは、基本図形とその基本図形の組合せか
ら成る複合図形のデータ構造を定義するスキーマを記憶
するスキーマ記憶手段としてのスキーマ記憶部1と、ス
キーマに従って基本図形を生成するCADプログラムを
記憶するプログラム記憶手段としてのプログラム記憶部
2と、CADプログラムにより生成された図形データを
記憶する図形データベース3と、オペレータが図形生成
コマンドを入力するためのコマンド入力部4と、生成さ
れた図形等を表示する表示部5と、入力指示で指定され
た図形の種類を解析・判定する判定手段としての判定部
16と、判定部16の判定により所定のCADプログラ
ムを実行し図形を生成する図形生成手段としての図形生
成部7と、複合図形の生成・編集の管理を一括して行う
複合図形管理手段としての複合図形管理部10と、から
構成される。本実施例における複合図形管理部10は、
複合図形を生成するための複合図形用CADプログラム
を記憶する複合図形用プログラム記憶部と、複合図形用
CADプログラムに含まれる各種手続きに対応させた各
エントリが登録されているエントリ部と、複合図形用C
ADプログラムを実行し複合図形を生成する図形生成手
段としての複合図形生成部と、を有している。プログラ
ム記憶部2に記憶されているCADプログラムに複合図
形の手続きがあれば、複合図形用CADプログラムに移
す。複合図形生成部は、図形生成部と同様、CPU及び
CPUで実行されるソフトウェアで形成される。
【0023】ここで、図2を用いてCADシステムで取
り扱うデータの種類について説明する。CADシステム
で取り扱うデータは、レイヤ、ビュー等のようにそれ自
身は表示される図形の情報を持たない非図形データと、
表示される図形の情報を持つ図形データとに大きく分類
することができる。このうち図形データは、更に幾何学
的な特性から分類される線、円、文字列等の基本図形と
これらの基本図形の組合せからで表現できる複合図形と
に分類することができる。なお、複合図形は、複合図形
の組合せから表現できることはいうまでもない。
【0024】図3は、本実施例におけるCADシステム
で用いられるCADプログラム及びデータ等の関係並び
に各データの例を示した図である。本実施例におけるス
キーマは、基本図形の集まりで表現できる寸法線等の複
合図形をその複合図形の目的・機能を問わずに一つの複
合図形として定義し取り扱うことを特徴としている。複
合図形であることを一つのタイプとして定義し、データ
形式には複合図形名、構成要素を定義する。各複合図形
に識別情報として名称(複合図形名)を持たせることで
スキーマで複数の複合図形を定義させることができる。
この識別情報は、名称でなくてもユニークであれば、番
号等であってもよい。本実施例における複合図形管理部
10には、前述したようにエントリと各エントリに対応
した手続きを含む複合図形用CADプログラムとが含ま
れている。従って、スキーマのデータ形式に定義される
複合図形名は複合図形管理部におけるエントリ名であ
り、スキーマで定義されたいずれかの複合図形が参照さ
れると、当該複合図形のエントリに対応した複合図形生
成用の手続きが実行されることになる。また、これに伴
い図形データベースには従来からの線分等のタイプの他
に本実施例においては複合図形に関するタイプの作図デ
ータをも記憶されることになる。
【0025】本実施例において特徴的なことは、CAD
システムで取り扱う複合図形の生成プログラムを基本図
形の各手続きを含むCADプログラムから切り離し複合
図形管理部10にて一括管理させることにしたので、複
合図形の追加、修正等に対しては従来からのCADプロ
グラムを変更せずに複合図形管理部10のみを操作すれ
ばよい構造としたので、効率的にかつ柔軟に対処するこ
とができる。
【0026】図4は、本実施例のCADシステムにおけ
る各構成要素において行われる図形生成処理とその手順
を説明するための図であり、以下、この図を用いて図形
生成処理について説明する。
【0027】コマンド入力部4からオペレータが入力指
示として図形生成のためのコマンドを入力すると、判定
部16においてその入力されたコマンドを解析し生成す
べき図形のタイプ等を判定する。ここで、図形のタイプ
が線分、文字列等から構成される基本図形であると判定
されると、従来と同様に、図形生成部7において当該コ
マンドに応じたプログラム記憶部2に記憶されているC
ADプログラム内のいずれかの手続きが実行されると、
その処理結果である作成された図形に関する作図データ
は図形データベース3に格納されるとともにその図形が
表示部5に表示される。また、図形を編集する場合にお
いても同様に図形の種類に応じた基本図形生成用の手続
きを実行する。
【0028】ここで、判定部16において図形の種類が
複合図形であると判定されると、複合図形管理部10に
処理が移る。複合図形管理部10において、入力された
コマンドで指定された複合図形のエントリに対応した複
合図形用CADプログラムに含まれる手続きを実行す
る。ところで、複合図形は、前述したように基本図形の
組合せにより構成されている。従って、複合図形用CA
Dプログラムに含まれる手続きは、プログラム記憶部2
に記憶されている基本図形を生成するCADプログラム
を呼び出すためのエントリ群で形成し、該当する手続き
を呼び出し実行させることで指示された複合図形を生成
することができる。生成された複合図形に関する作図デ
ータは図形データベース3に格納され、その複合図形は
表示部5に表示される。また、図形を編集する場合にお
いても同様に図形の種類に応じた複合図形生成用の手続
きを実行する。
【0029】以上のように、本実施例によれば、複合図
形管理部10を設け、複合図形の生成・編集に関しては
CADシステムから切り離した構造で持たせることがで
きるので、複合図形の追加、変更等は複合図形管理部1
0のみを操作すればよく、作業効率が向上する。また、
複合図形用CADプログラムは、基本図形用のCADプ
ログラムを呼び出して実行する構造としたので、複合図
形生成用手続きの作成作業が簡略化される。また、プロ
グラムの共有部分が増えることから記憶容量を削減させ
ることができる。
【0030】また、上記実施例では、複合図形用CAD
プログラムと基本図形用のCADプログラムとを切り離
し、複合図形用CADプログラムから基本図形用のCA
Dプログラムを呼び出して実行するようにしたが、それ
らを分離して持たせることで、各CADプログラムを異
なる言語で作成することも可能となる。
【0031】また、CADプログラムを実行する図形生
成手段を基本図形用と複合図形用とを別個に設け判定部
16の判定によりいずれかに処理を移したが、それらを
共用させ、判定部16の判定により1つの図形生成部で
所定すなわち基本図形用又は複合図形用のCADプログ
ラムを実行させるようにしてもよい。
【0032】実施例2.図5は、本実施例におけるCA
Dシステムのブロック構成図である。本実施例における
CADシステムは、従来と同様のスキーマ記憶部1、プ
ログラム記憶部2、図形データベース3、コマンド入力
部4及び表示部5を有している。但し、本実施例におい
ては、プログラム記憶部2に記憶されるCADプログラ
ムには、上記第1実施例における複合図形管理部に含ま
れていたエントリ部に相当するエントリ部が含まれてい
る。また、上記第1実施例における複合図形管理部に含
まれていた複合図形用プログラム記憶部に相当する複合
図形プログラム記憶部20が独立して含まれている。言
い換えると、上記第1実施例における複合図形管理部に
は複合図形プログラム記憶部20のみが含まれている。
【0033】図6は、本実施例におけるCADシステム
で用いられるCADプログラム及びデータ等の関係並び
に各データの例を示した図である。図6に示したよう
に、基本図形を生成するCADプログラムの中には、前
述したエントリ部が含まれている。複合図形用CADプ
ログラムの各手続きは、CADプログラム内の手続きを
実行させる複数の基本図形生成コマンドで記述されてい
る。
【0034】本実施例において特徴的なことは、図形生
成部27において、入力指示された命令がCADプログ
ラムにない手続きすなわち複合図形生成の手続き実行の
命令であると判断すると、入力指示先を複合図形用CA
Dプログラムに切り替え、複合図形用CADプログラム
内の手続きを読み取ってそれを命令としてCADプログ
ラム内の手続きを実行させることである。このような構
成により、複合図形用CADプログラムへの追加、変更
等を行うときでもプログラム記憶部2に記憶されている
CADプログラムの手続きの変更をいっさい行うことは
ない。
【0035】図7は、本実施例における図形生成処理を
説明するための図であり、以下、図6、7を用いて図形
生成処理について説明する。図7において破線で囲まれ
た処理は、複合図形の生成に関する処理である。なお、
入力指示先となる装置名、本実施例における「dev」
は、最初コマンド入力部4に設定しておく。
【0036】入力装置であるコマンド入力部4からオペ
レータが入力指示として図形生成のためのコマンド(命
令)、図6においては「HDIM」という命令を入力す
ると、図形生成部27は、その命令を構文解析する。図
形生成部27においては、CADプログラムが実行され
ており、仮に「HDIM」が基本図形生成用のコマンド
であるならば、CADプログラム内に組み込まれた手続
きを実行し作図データの生成、作成した基本図形を表示
部5に表示する。
【0037】ここで、図形生成部27が入力された命令
を解析した結果、CADプログラム内の手続き実行の命
令でないと判断すると、エントリ部に登録されているエ
ントリを検索する。ここで、エントリ部に「HDIM」
が登録されていれば、それは複合図形用CADプログラ
ムに組み込まれた手続き実行のための命令であると判断
し、入力装置「dev」をコマンド入力部4から複合図
形プログラム記憶部20に切り替える。そして、図形生
成部27は、複合図形「HDIM」の手続きを複合図形
用CADプログラムから読み取る。前述したように複合
図形用CADプログラムの各手続きは、基本図形を生成
するCADプログラムの手続きを実行させるための図形
生成コマンドで記述されているので、図形生成部27に
おいてはコマンド入力部4からの入力指示と同様に複合
図形プログラム記憶部20からの入力指示を読み取る。
そして、読み取った命令に従いCADプログラムに組み
込まれた手続きを実行し作図データの生成、作成した複
合図形を表示部5に表示する。図形生成部27は、複合
図形「HDIM」の記述の終わりを読み取ると、入力装
置「dev」を複合図形プログラム記憶部20からコマ
ンド入力部4に切り替え元に戻す。このように、図形生
成部27は入力指示先を区別することなく基本図形生成
用のコマンドを読み取り複合図形を生成することができ
る。
【0038】本実施例によれば、新しい種類の複合図形
を追加する場合は、複合図形用CADプログラムに新し
い手続きを追加しCADプログラムの手続きにはいっさ
い変更を行う必要がなくエントリ部にコマンド名(複合
図形名)を追加するのみでよい。また、既存の複合図形
を変更する場合は、CADプログラムの変更を行う必要
が全くない。
【0039】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、複
合図形管理手段を設け、複合図形の生成を一括して行う
ようにしたので、基本図形を生成するためのCADプロ
グラムを変更する必要もなく複合図形の追加、修正等の
作業を効率よく行うことが可能となる。また、複合図形
の追加、修正等を柔軟に対処でき、また拡張性のあるC
ADシステムを提供することが可能となる。
【0040】また、基本図形と複合図形のCADプログ
ラムを分離して持たせることができるので、異なる言語
等で作成することが可能となる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、複合図形は
基本図形の組合せから構成されているので、複合図形用
CADプログラムから基本図形を生成するCADプログ
ラムを呼び出すようにすれば、プログラムの共有化を図
ることができるので、その共有部分の記憶容量の削減を
図ることが可能となる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、複合図形の
生成処理に関する手続きを基本図形を生成するCADプ
ログラムと分離して持たせ、CADプログラムから複合
図形用CADプログラムを呼び出すようにしたので、複
合図形を新たに追加するときでもCADプログラムの手
続きの変更をいっさい行う必要はない。これにより、拡
張性のあるCADシステムを提供することが可能とな
る。
【0043】請求項5記載の発明によれば、入力指示さ
れた命令が複合図形生成用の命令であるとき、入力指示
先を複合図形用CADプログラムに切り替え、複合図形
用CADプログラムに組み込まれ基本図形生成用の命令
で記述された当該命令の手続きを読み取り実行すること
で、図形生成手段に入力指示先に関係なく複合図形を生
成させることが可能となる。また、このように複合図形
を生成する際には基本図形生成用の手続きを使用し実行
させるようにしたので、その分、記憶容量の削減を図る
ことが可能となる。
【0044】請求項6記載の発明によれば、取り扱う複
合図形に識別情報を持たせておくことで、複数の複合図
形を取り扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る図形生成方式の第1実施例に適
用したCADシステムのブロック構成図である。
【図2】 第1実施例におけるCADシステムで取り扱
うデータの種類を説明するための図である。
【図3】 第1実施例におけるCADシステムで用いら
れるCADプログラム及びデータ等の関係並びに各デー
タの例を示した図である。
【図4】 第1実施例のCADシステムにおける各構成
要素において行われる図形生成処理とその手順を示した
図である。
【図5】 本発明に係る図形生成方式の第2実施例に適
用したCADシステムのブロック構成図である。
【図6】 第2実施例におけるCADシステムで用いら
れるCADプログラム及びデータ等の関係並びに各デー
タの例を示した図である。
【図7】 第2実施例における図形生成処理を示した図
である。
【図8】 従来の図形生成方式に適用したCADシステ
ムのブロック構成図である。
【図9】 従来のCADシステムで用いられるCADプ
ログラム及びデータ等の関係並びに各データの例を示し
た図である。
【図10】 従来のCADシステムにおける図形生成の
手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 スキーマ記憶部、2 プログラム記憶部、3 図形
データベース、4 コマンド入力部、5 表示部、6、
16 判定部、7、27 図形生成部、10複合図形管
理部、20 複合図形プログラム記憶部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形データを対話的に操作し図形を生成
    ・編集を行うCADシステムにおいて、 基本図形とその基本図形の組合せから成る複合図形のデ
    ータ構造を定義するスキーマを記憶するスキーマ記憶手
    段と、 スキーマに従って基本図形を生成するCADプログラム
    を記憶するプログラム記憶手段と、 複合図形の生成・編集の管理を一括して行う複合図形管
    理手段と、 入力指示で指定された図形の種類を解析・判定する判定
    手段と、 前記判定手段の判定により所定のCADプログラムを実
    行し図形を生成する図形生成手段と、 を有し、入力指示で指定された図形の種類が複合図形と
    判定された場合に前記複合図形管理手段に処理させるこ
    とを特徴とするCADシステムにおける図形生成方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のCADシステムにおける
    図形生成方式において、 前記複合図形管理手段は、 複合図形の生成・編集を行うための複合図形用CADプ
    ログラムを記憶する複合図形生成プログラム記憶部と、 複合図形用CADプログラムに対応させたエントリを登
    録するエントリ部と、 複合図形用CADプログラムを実行し複合図形を生成す
    る複合図形生成部と、 を含むことを特徴とするCADシステムにおける図形生
    成方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のCADシステムにおける
    図形生成方式において、 複合図形用CADプログラムは、基本図形を生成するC
    ADプログラムを呼び出して実行することを特徴とする
    CADシステムにおける図形生成方式。
  4. 【請求項4】 図形データを対話的に操作し図形を生成
    ・編集を行うCADシステムにおいて、 基本図形とその基本図形の組合せから成る複合図形のデ
    ータ構造を定義するスキーマを記憶するスキーマ記憶手
    段と、 スキーマに従って複合図形を生成する複合図形用CAD
    プログラムを記憶する複合図形用プログラム記憶手段
    と、 複合図形用CADプログラムに対応させたエントリを登
    録するエントリ部を持ちスキーマに従って基本図形を生
    成するCADプログラムを記憶するプログラム記憶手段
    と、 入力指示で指定された命令を解析しCADシステムで実
    行すべき手続きを実行し図形を生成する図形生成手段
    と、 を有し、前記手続きが基本図形を生成するCADプログ
    ラムに含まれていない場合、入力指示先を複合図形用C
    ADプログラムに切り替えることを特徴とするCADシ
    ステムにおける図形生成方式。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のCADシステムにおける
    図形生成方式において、 複合図形用CADプログラムは、基本図形を生成するC
    ADプログラムで実行可能な命令で記述されていること
    を特徴とするCADシステムにおける図形生成方式。
  6. 【請求項6】 請求項1、4記載のCADシステムにお
    ける図形生成方式において、 取り扱う複合図形に識別情報を持たせることを特徴とす
    るCADシステムにおける図形生成方式。
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