JPH08185602A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08185602A
JPH08185602A JP33972494A JP33972494A JPH08185602A JP H08185602 A JPH08185602 A JP H08185602A JP 33972494 A JP33972494 A JP 33972494A JP 33972494 A JP33972494 A JP 33972494A JP H08185602 A JPH08185602 A JP H08185602A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic tape
recording
magnetic head
head
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Application number
JP33972494A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kawasaki
敏 川崎
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドと磁気テープとの接触時間に応じ
た最適記録電流値を設定する磁気記録再生装置を提供す
る。 【構成】 回転ドラム24に搭載された磁気ヘッドを磁気
テープT上で走査させることにより所定の信号を記録再
生する際、磁気テープTを異なる条件に応じた走行速度
で走行させるヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置
において、所定の信号の記録レベルを可変するレベル設
定手段4と、磁気テープTに生じる異なる条件毎の走行
負荷に基づく重み付係数を判別する判別手段10b と、判
別手段10bの判別結果に基づいて磁気ヘッドと磁気テー
プとが接触している時間を累積する累積手段10c と、累
積手段10c の出力する時間情報に基づいてレベル設定手
段4の記録レベル制御を行う制御手段10d とを備えたこ
とを特徴とする磁気記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘリカルスキャン方式の
磁気記録再生装置において、磁気ヘッドと磁気テープと
の接触時間に応じた最適記録電流値を設定する磁気記録
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は磁気テープ走行系を説明するため
の図、図4はテンションサーボを説明するための図であ
る。
【0003】回転ドラムに搭載された磁気ヘッド(「回
転ヘッド」ともいう)により磁気記録媒体(例えば、磁
気テープ等)に信号を記録再生する場合、回転ヘッドの
使用時間に応じてこの回転ヘッドの摩耗が進行する。こ
の摩耗により磁気ヘッドの磁気抵抗が増加し、磁気ヘッ
ドの記録レベルが上昇する。
【0004】このため上記した回転ヘッドを備えた磁気
記録再生装置において磁気テープに所定の信号を記録す
るとき、記録レベルが一定に保たれている場合、上記し
た摩耗に応じて磁気ヘッドに供給される記録信号レベル
が一定でも実際の記録レベルがずれるという問題があっ
た。
【0005】この回転ヘッドの摩耗はヘッドの使用時間
(即ち、磁気ヘッドのテープへの当接累積時間)にほぼ
比例して進むので、回転ヘッドの使用時間をカウントす
ることにより、ヘッドの摩耗の度合いをある程度検出す
ることができる。即ち、カウントされた情報をE2 PR
OM等の記憶手段に随時書き込むことによりヘッドの使
用時間を累積することができるので、この使用時間に応
じたヘッドの摩耗の度合いを検出する。
【0006】例えば、この回転ヘッドの使用時間は、磁
気記録再生装置の電源がONされたときからOFFされ
るまでの時間をカウントしたり、テープカセットがロー
ディングされた状態で回転ヘッドが回転している間の時
間をカウントしたりと様々な方法で検出される。
【0007】そして、上記した問題を解決するために、
特に磁気ヘッドのテープへの当接累積時間あるいはイン
ダクタンスの変化量を測定した結果と、予め記憶された
記録電流値とから記録信号の記録電流増幅率を制御する
磁気記録再生装置(特開平4−311803号公報)が
提案されていた。
【0008】ところで、上記した回転ヘッドを磁気テー
プ上で走査させるヘリカルスキャン方式の磁気記録再生
装置の磁気テープ走行系として図3に示すものがある。
この磁気テープ走行系は、図示しないテープカセットを
構成する供給リールSPから送り出された磁気テープTに
対して、これが弛まないように常に一定の張力(テンシ
ョン)を加えるテンションポール21、走行する磁気テー
プTを導くガイドポール22及びガイドローラー23、磁気
テープT上を走査する磁気ヘッドが搭載された回転ドラ
ム24、回転ドラム24から送り出された磁気テープTを導
くガイドローラー25及びガイドポール26、磁気テープT
を走行させるキャプスタン27及びピンチローラー28、磁
気テープTを巻き取る巻取リールTUとから概略構成され
る。
【0009】VTRの通常の記録再生の状態で磁気テー
プTは矢印aの方向に走行することになるが、このとき
テンションポール21は磁気テープTに矢印aと逆方向
(矢印b)にバックテンションをかけることによって回
転ドラム24と磁気テープTとを常に適度な接触状態に保
つ。
【0010】一方で、上記したVTRには「標準モー
ド」、「長時間モード」等の異なる動作モードが設定さ
れている。例えば、標準モードは上記した信号記録再生
を行う際、磁気テープTを基準となる走行速度で走行さ
せるVTRの動作モードであり、長時間モードは磁気テ
ープTを標準モードに所定倍の走行速度で走行させるこ
とにより標準モードの所定倍の信号記録再生時間を得る
VTRの動作モードである。このように標準モードと長
時間モードという異なる条件において磁気テープTを異
なる走行速度で走行させる場合、上記したバックテンシ
ョンを可変するテンションサーボ制御を行っている。
【0011】図4に示すように、磁気テープTが巻き始
めの状態(磁気テープTが供給リールSPに巻かれてお
り、巻取リールTUに巻かれていない状態)では、走行す
る磁気テープTのテンションは弱いため、同図中のバネ
部材30の縮む力によりテンションポール21及びテンショ
ンブレーキ29が矢印cの方向に引っ張られるので磁気テ
ープTにかかるバックテンションが増加する。このバネ
部材30の力(即ち、バックテンション)は供給リールSP
から磁気テープTが送り出されて供給リールSPに磁気テ
ープTがない状態(磁気テープTが巻き終りの状態)で
磁気テープTのテンションと釣り合うように設定されて
いる。即ち、磁気テープTが巻き始めの状態から巻き終
りの状態まで磁気テープTのテンション増加に伴って常
に一定のバックテンションを加えることができるため、
磁気テープTと回転ヘッドとの接触状態を安定に保つこ
とができる。
【0012】また一般的に、上記した回転ヘッドは磁気
記録再生装置の使用環境として高湿度の下では摩耗が激
しいことが知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年VTR用のテープ
カセットとして様々な記録再生時間のものが登場してお
り、特に、長時間記録再生用のテープカセットにおいて
磁気テープTの巻き始めと巻き終りとで磁気テープTに
かかるテンションは、標準時間記録再生用のテープカセ
ットのそれと比して1.2〜1.3倍まで増加する。ま
たこれに加え、VTRの特殊再生(例えば、逆方向の静
止画像再生、スロー再生等)を行った場合、磁気テープ
Tの巻き終りで磁気テープTにかかるテンションは通常
走行時の2倍弱にも達する。即ち、上記したテンション
増加によって磁気ヘッドの摩耗が進むことは明白であり
改善が望まれていた。
【0014】これに対して上記した特開平4−3118
03号公報に記載された磁気記録再生装置には、上記し
たテンションサーボ制御あるいは使用環境について何等
開示されていないため、上記したテンション変化及び使
用環境の湿度変化に伴って磁気ヘッドの摩耗が進んでも
これに追従した適正な記録電流値の制御が行えないとい
う問題がある。
【0015】また、この磁気記録再生装置はインダクタ
ンスの変化量を測定して磁気ヘッドの適正な記録電流値
の制御を行うためインダクタンス計測回路3014を必要と
し、更に、磁気ヘッドの摩耗量を検出するため、磁気記
録再生装置の記録再生動作から独立したインダクタンス
検出動作を行う必要があり、繁雑であるという問題があ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するため、以下(1)〜(3)の構成の信
号処理回路を提供する。 (1) 回転ドラム24に搭載された磁気ヘッドを磁気テ
ープT上で走査させることにより所定の信号を記録再生
する際、前記磁気テープTを異なる条件に応じた走行速
度で走行させるヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装
置において、前記所定の信号の記録レベルを可変するレ
ベル設定手段4と、前記磁気テープTに生じる異なる条
件毎の走行負荷に基づく重み付係数を判別する判別手段
10b と、前記判別手段10b の判別結果に基づいて前記磁
気ヘッドと前記磁気テープとが接触している時間を累積
する累積手段10c と、前記累積手段10c の出力する時間
情報に基づいて前記レベル設定手段4の記録レベル制御
を行う制御手段10d とを備えたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 (2) 回転ドラム24に搭載された磁気ヘッドを磁気テ
ープT上で走査させることにより所定の信号を記録再生
する際、前記磁気テープTを異なる条件に応じた異なる
走行速度で走行させるヘリカルスキャン方式の磁気記録
再生装置において、前記所定の信号の記録レベルを可変
するレベル設定手段4と、前記磁気テープTに生じる異
なる条件毎の走行負荷に基づく重み付係数を判別する判
別手段10b と、前記磁気ヘッドと前記磁気テープTとが
接触している状態での湿度を検出する湿度検出手段12,
10e, 10fと、前記判別手段10b の判別結果及び前記湿度
検出手段12, 10e, 10fの検出結果に基づいて前記磁気ヘ
ッドと前記磁気テープTとが接触している時間を累積す
る累積手段10c と、前記累積手段10c の出力する時間情
報に基づいて前記レベル設定手段4の記録レベル制御を
行う制御手段10d とを備えたことを特徴とする磁気記録
再生装置。 (3) 前記制御手段10d は、前記回転ドラム24へ取り
付けられた磁気ヘッドの突き出し量に応じて前記適性記
録電流値を設定することを特徴とする上記(1)乃至
(2)記載の磁気記録再生装置。
【0017】
【実施例】図1は本磁気記録再生装置を説明するための
ブロック図、図2は湿度検出手段を説明するための図で
ある。また、表1は磁気テープのバックテンションに応
じて設定される係数表、表2は本磁気記録再生装置の使
用環境の湿度に応じて設定される係数表、表3は磁気ヘ
ッドの突き出し量に応じて設定される係数表である。以
下、図面及び表を参照しつつ本発明なる磁気記録再生装
置を説明する。尚、前述したものと同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0018】本発明なる本磁気記録再生装置は、回転ド
ラム24に搭載された磁気ヘッドを磁気テープT上で走査
させることにより所定の信号を記録再生する際、磁気テ
ープTを異なる条件に応じた走行速度で走行させるヘリ
カルスキャン方式の磁気記録再生装置において、この所
定の信号の記録レベルを可変するレベル設定手段4と、
磁気テープTに生じる異なる条件毎の走行負荷に基づく
重み付係数を判別する判別手段10b と、判別手段10b の
判別結果に基づいて磁気ヘッドと磁気テープTとが接触
している時間を累積する累積手段(「摩耗時間累積手
段」という)10cと、摩耗時間累積手段10c の出力する
時間情報に基づいてレベル設定手段4の記録レベル制御
を行う制御手段10d とを備えたことを特徴とするよう構
成した。
【0019】本磁気記録再生装置において信号を記録す
るとき、図1に示すように、図示しない伝送路から供給
された映像信号はYC分離回路1及び同期信号分離回路
7に夫々供給され、YC分離回路1から輝度信号と、色
信号とに分離出力される。また、同期信号分離回路7
は、供給された映像信号に介挿される同期信号を検出
し、これを後述するドラムサーボ8に供給する。
【0020】YC分離回路1から分離出力された輝度信
号は輝度信号処理回路3に、色信号は色信号処理回路2
に夫々供給される。この輝度信号処理回路3及び色信号
処理回路2は周知のVTRの信号処理系に用いられる映
像信号処理回路と同様のものであり、輝度信号処理回路
3は輝度信号に所定の信号処理(クランプ、エンファシ
ス、クリップ、FM変調処理等)を施してFM輝度信号
を出力し、色信号処理回路2は色信号に所定の信号処理
(バースト信号増幅、低域周波数変換処理等)を施して
低域変換色信号を出力する。そして、輝度信号処理回路
3から出力されたFM輝度信号は、レベル設定回路4に
おいて設定された所定の記録レベルに増幅される。
【0021】FM輝度信号及び低域変換色信号は加算器
5において夫々周波数多重された記録信号として記録ア
ンプ6に供給される。記録アンプ6は供給された記録信
号を所定レベルに増幅して磁気ヘッドに供給する。磁気
ヘッドが搭載された回転ドラム24は後述するドラムサー
ボ9によって回転駆動される。これによって回転ヘッド
は走行する磁気テープT上を螺旋状に走査し(ヘリカル
スキャン)、上記した記録信号を磁気テープT上に記録
する。
【0022】ここで、上記したドラムサーボ9は、後述
する比較手段から供給される誤差電流を少なくするよう
ドラムモータ24M を回転制御する。この比較手段はここ
では図示しないがドラムモータ24M から出力されるドラ
ムパルスと、上記した同期信号とを夫々比較することで
夫々の位相のズレを誤差電流として出力するものであ
る。これにより回転ドラム24の回転を安定に保つことが
できる。
【0023】このときマイコン10は図示しない入力手段
により入力された動作指示に基づいてキャプスタンサー
ボ8に制御信号を供給し、これによってキャプスタンサ
ーボ8はキャプスタンモータ27M を駆動する。そしてこ
のキャプスタンモータ27M によって所定の動作条件で磁
気テープTを走行させることができる。
【0024】磁気テープTを走行させるキャプスタン27
に駆動力を伝達するキャプスタンモータ27M はキャプス
タンFG信号を生成しこれを後述するマイコン10に供給
する。また、マイコン10には上記した磁気テープT走行
系の供給リールSP及び巻取リールTUのリール回転情報を
検出するリールセンサ11a, 11bからのリールFG信号が
夫々供給される。
【0025】尚、本磁気記録再生装置は、ここでは詳述
しないが、再生時に、図示しない磁気ヘッドから再生さ
れた信号を復調処理して再生映像信号を出力する信号再
生処理回路を持つことは勿論であり、この信号再生処理
回路は、例えば、上記した輝度信号処理回路3及び色信
号処理回路2と夫々相補的な構成を有している。そし
て、この再生時にも回転ドラム24を回転させ、所定の動
作条件で磁気テープTを走行させるため、上記したよう
にキャプスタンFG信号とリールFG信号とがマイコン
10に夫々供給されるため、記録時と再生時とにおいて夫
々磁気テープの走行に応じたテンションの判別を行うこ
とができる。
【0026】さて、マイコン10はテープ残量計算手段10
a 、判別手段10b 、摩耗時間累積手段10c 、レベル設定
手段10d とから概略構成される。例えば、上記したキャ
プスタンFG信号及びリールFG信号はテープ残量計算
手段10a に夫々供給され、テープ残量計算手段10a はこ
のキャプスタンFG信号から磁気テープTの走行速度情
報を判別し、リールFG信号から供給リールSPと巻取リ
ールTUの回転数を検出する。例えば、磁気テープTの走
行速度と供給リールSPの回転数とから供給リールSPに残
っている磁気テープTの時間、即ち、テープ残量時間を
算出する。
【0027】またこのとき、上記した磁気テープTにか
かるテンションは供給リールSPの巻き始めと巻き終りで
変化しており、テープ残量に対応している。このテープ
残量は、例えば、供給リールSPにどれだけ磁気テープT
が残っているか、あるいは巻取リールTUにどれだけの磁
気テープTが巻き取られたかを上記したリールFG信号
に応じた各リールの回転数に基づいて検出され、これに
よって現在磁気テープTにかかるテンション状態を判別
することができる。また、このテンション状態の判別は
上記した動作条件毎の磁気テープTの走行速度に応じて
行うことも可能となる。
【0028】例えば、上記したテンション状態は、(1)
磁気テープTを定常走行させるとき磁気テープTにかか
るテンション定常とし(通常再生)、(2) 供給リールSP
の巻き終りでテンションは定常の1.2〜1.3倍に増
大し(通常再生〜巻き終り)、(3) 供給リールSPの巻き
終りで磁気テープTを逆方向に走行させるとテンション
は2倍弱まで増大し(逆方向走行)、(4) 磁気テープT
の走行を一時停止させるとテンションは定常となり(一
時停止)、(5) この一時停止からVTRの動作を停止状
態に移行させるとテンションは0まで減少する(動作待
機)。このとき例えば、(5) ではVTRの記録再生動作
の待機状態にあり、回転ドラム24に磁気テープTを巻き
付けた状態であっても磁気ヘッドと磁気テープTとが必
ずしも接触している必要はないので、上記したテンショ
ンは0まで減少する。
【0029】このように、テンション変化が起きると磁
気ヘッドの摩耗に影響がある(例えば、磁気テープTの
テンションが増大したとき磁気ヘッドの摩耗も定常状態
より激しくなる)。そこで、磁気ヘッドの使用時間を累
積してヘッド摩耗の度合いを推定する際、上記したテン
ション変化時は磁気ヘッドの摩耗が定常状態より激しく
なるので、磁気ヘッドの使用時間に所定の係数をかける
ことで正確なヘッド摩耗の度合いに応じた累積使用時間
とする。このときこの係数は、例えば、表1に示すよう
に上記(1) 〜(5) の状態に応じたテンション変化毎に設
定する。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1に示した係数は上記した判別手段
10b に予め記憶される。そしてこの判別手段10b にテー
プ残量計算手段10a から供給リールSP上の磁気テープT
の位置(巻き始め、中央、巻き終り)情報と、図示しな
い入力手段からの動作モードの指示情報とを供給するこ
とによりヘッド摩耗の度合いに応じた係数が判別され、
この判別情報が摩耗時間累積手段10c に供給される。
【0032】摩耗時間累積手段10c は上述したように回
転ヘッドの使用時間をカウントし、そのまま結果を累積
しており、上記判別情報に基づいて現在の回転ヘッドの
使用時間に上記係数をかけて得た時間を累積する。
【0033】摩耗時間累積手段10c は得られた累積時間
情報をレベル設定手段10d に供給する。レベル設定手段
10d は磁気ヘッドの使用時間に応じたヘッド摩耗の度合
いによる磁気ヘッドの適性記録電流値が予め記憶されて
おり、上記した累積時間情報に基づいて現在のヘッド摩
耗の度合いに応じた磁気ヘッドの適性記録電流値を判別
する。そして、この判別結果に基づいて上記したレベル
設定手段10d の記録電流値を補正する。
【0034】こうして磁気テープTにかかるテンション
の変化に応じた磁気ヘッドの使用時間を累積することに
よりヘッド摩耗に追従する正確な適性記録電流値を設定
することが可能となり、常に最適な記録電流により記録
信号を磁気テープTに記録することができる。
【0035】さて上述したように、一般的に磁気テープ
に接触する磁気ヘッドは高湿度の環境においてより多く
摩耗することが知られている。特に、高湿度の環境にお
いて高速で回転する回転ドラムに磁気ヘッドを配置して
磁気テープを走査すると磁気ヘッドの摩耗が定常状態よ
り進む。
【0036】例えば、空気中の湿度60%以下の環境に
おいて、磁気ヘッドの使用時間が100時間でヘッド摩
耗約2.5[μm]とすると、空気中の湿度80%以上
の環境においては、磁気ヘッドの使用時間が100時間
でヘッド摩耗は倍の約5[μm]となる。
【0037】そこで、回転ドラム24に搭載された磁気ヘ
ッドを磁気テープT上で走査させることにより所定の信
号を記録再生する際、前記磁気テープTを異なる条件に
応じた異なる走行速度で走行させるヘリカルスキャン方
式の磁気記録再生装置において、前記所定の信号の記録
レベルを可変するレベル設定手段4と、前記磁気テープ
Tに生じる異なる条件毎の走行負荷に基づく重み付係数
を判別する判別手段10b と、前記磁気ヘッドと前記磁気
テープTとが接触している状態での湿度を検出する湿度
検出手段(湿度センサー12、A/Dコンバータ10e 、判
別手段10f )と、前記判別手段10b の判別結果及び前記
湿度検出手段12, 10e, 10fの検出結果に基づいて前記磁
気ヘッドと前記磁気テープTとが接触している時間を累
積する累積手段10c と、前記累積手段10c の出力する時
間情報に基づいて前記レベル設定手段4の記録レベル制
御を行う制御手段10d とを備えたことを特徴とするよう
構成した。
【0038】これは上記したVTRに、図2に示す湿度
検出手段を加えたもので、この湿度検出手段は、空気中
の湿度を検出する湿度センサー12(例えば、湿度に応じ
て抵抗値の変わる湿度感応素子)、湿度センサー12から
出力される湿度検出信号をデジタル信号に変換するA/
Dコンバータ10e 、A/Dコンバータ10e から出力され
たデジタル検出信号に基づいて所定の係数を判別する判
別手段10f とからなる。この判別手段10f には、例え
ば、表2に示すように空気中の湿度の状態に応じた係数
が予め記憶されている。
【0039】
【表2】
【0040】ここで、例えば、湿度センサー12にはVcc
の定電圧が加えられており、湿度に応じてこの湿度セン
サー12の抵抗が変化するため出力される信号電圧が変化
する(例えば、湿度70%のときセンサー抵抗10[k
Ω]となり、出力される信号電圧は0.5Vcc とな
る)。
【0041】上記表2に示した係数を上記した摩耗時間
累積手段10c に供給することにより、この摩耗時間累積
手段10c は湿度に応じたヘッド使用時間を累積すること
ができるので、上述したように、摩耗時間累積手段10c
は得られた累積時間情報をレベル設定手段10d に供給
し、レベル設定手段10d は上記したように磁気ヘッドの
使用時間に応じて予め記憶された磁気ヘッドの適性記録
電流値を判別し、上記したレベル設定手段10d の記録電
流値を補正する。
【0042】こうして上記したVTRの使用環境におけ
る湿度の変化に応じた磁気ヘッドの使用時間を累積する
ことによりヘッド摩耗に追従する正確な適性記録電流値
を設定することが可能となり、常に最適な記録電流によ
り記録信号を磁気テープTに記録することができる。
【0043】さて、上記したヘリカルスキャン方式の磁
気記録再生装置において、回転ドラムに設置される磁気
ヘッドは、巻き付けられた磁気テープ上をムラなく走査
するため、所定の突き出し量(例えば、40[μm])
で回転ドラムへ取り付けられる。また、高湿度の地域で
使用される磁気記録再生装置はヘッド摩耗が激しいた
め、この突き出し量を多く(例えば、50〜60[μ
m])して対応することもある。
【0044】そこで、上記した磁気ヘッドの突き出し量
に応じて磁気ヘッドの使用時間を累積することによりヘ
ッド摩耗に追従する正確な適性記録電流値を設定するこ
とが可能となり、常に最適な記録電流により記録信号を
磁気テープTに記録することができる。
【0045】例えば、表3に示すように、この突き出し
量に応じた係数を判別し、摩耗時間累積手段10c は得ら
れた累積時間情報をレベル設定手段10d に供給すること
で、レベル設定手段10d は上記したように磁気ヘッドの
使用時間に応じて予め記憶された磁気ヘッドの適性記録
電流値を判別し、上記したレベル設定手段10d の記録電
流値を補正する。
【0046】
【表3】
【0047】尚、上記した判別手段10b 及び判別手段10
f を併用することにより磁気テープTのテンション変
化、又は上記したVTRの使用環境における湿度の変化
に応じた係数を夫々求めることにより、更に細かく磁気
ヘッドの摩耗の状況に応じた磁気ヘッドの使用時間の累
積情報を得ることができるので、より適正な記録電流値
を設定しても良いことは勿論である。
【0048】尚、本実施例では判別手段10b に予め記憶
された係数に基づいて磁気ヘッドの摩耗時間の重み付を
行い、実際の磁気ヘッドの摩耗状況を予測して適性記録
電流値を設定することを述べたが、例えば、磁気テープ
の走行時のテンションをテンションセンサ等で実際に検
出することによって上記した係数を設定し、これに応じ
た適正記録電流値を設定するようにしても良いことは勿
論である。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、磁気テ
ープに生じる走行負荷の変化に応じた磁気ヘッドの使用
時間を検出することにより、より正確なヘッド摩耗に追
従する適性記録電流値を設定することが可能となり、常
に最適な記録電流を設定することができるという効果が
ある。
【0050】請求項2記載の本発明によれば、磁気ヘッ
ドと磁気テープとが接触している状態での湿度を検出す
ることにより、高湿度下で磁気ヘッドの摩耗がより多く
進む場合でも、これに追従する正確な適性記録電流値を
設定することが可能となり、常に最適な記録電流を設定
することができるという効果がある。
【0051】請求項3記載の本発明によれば、上記した
効果に加え、異なる突き出し量で回転ドラムへ取り付け
られた磁気ヘッドに対しても、磁気ヘッドの摩耗に追従
する正確な適性記録電流値を設定することが可能とな
り、常に最適な記録電流を設定することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本磁気記録再生装置を説明するためのブロック
図である。
【図2】湿度検出手段を説明するための図である。
【図3】磁気テープ走行系を説明するための図である。
【図4】テンションサーボを説明するための図である。
【符号の説明】
1…YC分離回路、2…色信号処理回路、3…輝度信号
処理回路、4…レベル設定手段、5…加算器、6…記録
アンプ、7…同期信号分離回路、8…キャプスタンサー
ボ、9…ドラムサーボ、10a…テープ残量検出手段、
10b…判別手段、10c…摩耗時間累積手段、10d
…制御手段、11a,11b…リールセンサー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムに搭載された磁気ヘッドを磁気
    テープ上で走査させることにより所定の信号を記録再生
    する際、前記磁気テープを異なる条件に応じた走行速度
    で走行させるヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置
    において、 前記所定の信号の記録レベルを可変するレベル設定手段
    と、 前記磁気テープに生じる異なる条件毎の走行負荷に基づ
    く重み付係数を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて前記磁気ヘッドと前
    記磁気テープとが接触している時間を累積する累積手段
    と、 前記累積手段の出力する時間情報に基づいて前記レベル
    設定手段の記録レベル制御を行う制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】回転ドラムに搭載された磁気ヘッドを磁気
    テープ上で走査させることにより所定の信号を記録再生
    する際、前記磁気テープを異なる条件に応じた異なる走
    行速度で走行させるヘリカルスキャン方式の磁気記録再
    生装置において、 前記所定の信号の記録レベルを可変するレベル設定手段
    と、 前記磁気テープに生じる異なる条件毎の走行負荷に基づ
    く重み付係数を判別する判別手段と、 前記磁気ヘッドと前記磁気テープとが接触している状態
    での湿度を検出する湿度検出手段と、 前記判別手段の判別結果及び前記湿度検出手段の検出結
    果に基づいて前記磁気ヘッドと前記磁気テープとが接触
    している時間を累積する累積手段と、 前記累積手段の出力する時間情報に基づいて前記レベル
    設定手段の記録レベル制御を行う制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記回転ドラムへ取り付
    けられた磁気ヘッドの突き出し量に応じて前記適性記録
    電流値を設定することを特徴とする請求項1乃至2記載
    の磁気記録再生装置。
JP33972494A 1994-12-28 1994-12-28 磁気記録再生装置 Pending JPH08185602A (ja)

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