JPH081863B2 - 負荷時タップ切換変圧器 - Google Patents

負荷時タップ切換変圧器

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JPH081863B2
JPH081863B2 JP1327583A JP32758389A JPH081863B2 JP H081863 B2 JPH081863 B2 JP H081863B2 JP 1327583 A JP1327583 A JP 1327583A JP 32758389 A JP32758389 A JP 32758389A JP H081863 B2 JPH081863 B2 JP H081863B2
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tap
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は負荷時タップ切換変圧器に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、500kV、1500/3MVA線負荷時タップ切換変圧器に
おいては、中性点切換によるLVR(負荷時電圧調整装
置)方式が採用されている。この方式は主巻線からなる
本体とタップ巻線およびLTC(負荷時タップ切換器)か
らなるLVRとから構成されており、そのため変圧器全体
が大形化し、ひいては設置スペースが増大している問題
があった。
これに対し、線路切換方式にすると共に、タップ巻線
を主巻線に巻込むことにより、LVRを無くして小形化を
図ることができる。
ところで本体においては4脚鉄心の主脚2ケに主巻線
が巻回され、これらは逆列接続により単相器として使用
される。主巻線に巻込まれたタップ巻線は、夫々タップ
リード線により負荷時タップ切換器に接続される。
タンクの形状、寸法は輸送制限によって制約され、タ
ンク下部においては斜辺部が設けられる。一方、主巻線
寸法(最外径寸法)は主巻線表面とタンクとの間の絶縁
寸法によって決められる。
タップリード線はこれら主巻線とタンクとの間のスペ
ースに配置して配廻しされるが、タップリード線からの
絶縁距離を確保するために変圧器本体が大形化し、輸送
制限を超過する問題があった。
この種の従来例として特開昭54-34026号公報があり、
これはタンク中央部を凸部に形成し、この凸部にリード
線を配置したものであるが、巻線とリード線間、リード
線とタンク間の絶縁距離を確保する必要があり、タンク
寸法が大きくなる問題があった。
一方、特開昭53-53728号公報では、タップリード線を
タンク下部の三角部に配置し、巻線支持材に固定する構
造であるが、タップリード線を両側に配置することにつ
いては考慮されていない。特に、2つの巻線(タップ巻
線)からのタップリード線を夫々反対側(タンクの両側
下部斜辺部)に配置することについては考慮されていな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、タップリード線の引出し配置特に、
鉄心の2脚に巻回されたタップ巻線からの口出しを中身
に対しそれぞれ反対側に引出し、タンク下部の両側のス
ペースに配置することについては配慮されておらず、こ
のため、タップリード線の配廻しによりタンクの形状寸
法が大きくなる問題があった。
逆に、変圧器の電圧、容量から巻線外径寸法が決ま
り、輸送制限からタンク寸法が決まるため、巻線外径面
とタンクとの間に必要な絶縁寸法を確保してタップリー
ド線を配置できない問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、輸送制
限を満足するタンク形状、寸法においてタップ巻線から
の口出し線を負荷時タップ切換器に接続するタップリー
ド線を効果的に配置し、絶縁寸法を充分確保し、かつ輸
送制限内での輸送を可能とした負荷時タップ切換変圧器
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、上タンクおよび斜辺部を有するタ
ンク内に配置され、かつ上,下部鉄心締付金具で締め付
け固定された鉄心と、この鉄心の2脚に夫々巻回され、
かつタップ巻線を含む主巻線と、前記タップ巻線と負荷
時タップ切換器の間を接続するタップリード線とを備え
てなる負荷時タップ切換変圧器において、前記タップ巻
線の口出し線を、前記鉄心に対して夫々反対側に引き出
し、かつこの夫々の口出し線に接続されたタップリード
線を、前記タンク両側の斜辺部と巻線下部と下部鉄心締
付金具とで囲まれたスペースに配置するとともに、この
タップリード巻線を、前記タンク下部の斜辺部,巻線下
部および下部鉄心締付金具に夫々平行となる面を持った
ほぼ三角形状に形成し所期の目的を達成するようにした
ものである。
〔作用〕
すなわちこのように形成された負荷時タップ切換変圧
器であると、タップリード線が、タンク両側の斜辺部と
巻線下部と下部鉄心締付金具とで囲まれたスペースに配
置されるとともに、特にこのタップリード線が、タンク
下部の斜辺部,巻線下部および下部鉄心締付金具に夫々
平行となる面を持ったほぼ三角形状に形成されているの
で、各部品,すなわちタンクの斜辺部や巻線下部、また
下部鉄心締付金具との間隔がそれぞれ充分に確保され、
タップリード線の電界緩和が図られ、したがってタンク
の形状を変えたり寸法を大きくすることなく、タップリ
ード線の収納が可能であり、輸送制限内での輸送が可能
となるのである。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図から第6図には本発明の一実施例が示されてい
る。負荷時タップ切換変圧器は上タンク1および斜辺部
を有するタンク2内に配置され、かつ上、下部鉄心締付
金具3、4で締付固定された鉄心5の2脚にタップ巻線
6を含む主巻線(巻線7)が巻回され、タップ巻線6と
負荷時タップ切換器8との間をタップリード線9で接続
する。このように構成された負荷時タップ切換変圧器で
本実施例ではタップ巻線6の口出し線10を鉄心5に対し
て夫々反対側に引出すと共に、タンク両側の斜辺部と巻
線7と下部鉄心締付金具4とで囲まれたスペースに夫々
口出し線10と接続したタップリード線9を配置し、タッ
プリード線9を鉄心5およびタンク2に対して両側配置
とした。このようにすることによりタンク2の形状、寸
法を大きくしないでもタップリード線9を配置できるよ
うになって、輸送制限を満足するようになり、輸送制限
を満足するタンク形状、寸法においてタップ巻線6から
の口出し線10を負荷時タップ切換器8に接続するタップ
リード線9を効果的に配置し、輸送制限内での輸送を可
能とした負荷時タップ切換変圧器を得ることができる。
すなわち電圧500kV、1500/3MVA級の負荷時タップ切換
単巻変圧器の線路切換方式およびタップ巻線6の主巻線
組込み方式は、第4図の結線図となり、巻線配置は第5
図に示す構造となる。線路切換のためにタップ巻線6は
直列巻線11と分路巻線12との接続部に接続され、分路巻
線12の線路間(v端子)として引出される。巻線構成は
鉄心5の外側に三次巻線13、タップ巻線6、分路巻線1
2、直列巻線11の順に巻回される。
第2図および第3図に示すように、大容量変圧器の巻
線なので、4脚の鉄心5の2脚に夫々三次巻線、タップ
巻線、直列巻線および分路巻線を巻回した巻線7a、7bが
巻回され、これらは並列接続(図示せず)されている。
タップ巻線6は上述のように夫々巻線7a、7bに組込ま
れ、口出し線10a、10bは鉄心5に対して反対側に引出さ
れ、タンク2短辺側の一方に設けられた負荷時タップ切
換器8にタップリード線9a、9bにより接続されている。
タップリード線9a、9bは第1図に示すように、タンク
2下部の斜辺部と巻線7と下部鉄心締付金具4との間で
囲まれたスペースに配置され、夫々反対側に配置されて
いる。
複数本のタップリード線9a、9bは束ねられ、絶縁物質
の支持板(図示せず)に固定されている。この場合、特
にこのタップリード線9は第6図に示されているよう
に、タンク2の斜辺部と巻線7と下部鉄心締付金具4に
夫々平行となる面を持ったほぼ三角形状に束ねて配置さ
れ、タップリード線9の電界緩和が図られ、またタンク
下部のスペースを効果的に使用でき、負荷時タップ切換
変圧器を小形、軽量化できる。
第7図には本発明の他の実施例が示されている。本実
施例は鉄心5の2脚に巻回されたタップ巻線からのタッ
プリード線9a、9bを夫々反対側から引出し、更に、一方
のタップリード線9aを上部側に引出して、上タンク1の
角部と巻線7と上部鉄心締付金具3とで囲まれたスペー
スに配置した。そして他方のタップリード線9bをタンク
2の下部の斜辺部と巻線7と下部鉄心締付金具4とで囲
まれたスペースに配置した。このようにしてタップリー
ド線9a、9bを鉄心5およびタンク2に対して対角配置し
た。この場合もタンク2の形状、寸法を大きくしないで
もタップリード線9a、9bを配置できるようになって、前
述の場合と同様な作用効果を奏することができる。
第8図には本発明の更に他の実施例が示されている。
本実施例はタップ巻線の一方の口出し線を下部側に引出
し、この口出し線と接続したタップリード線9bを、タン
ク2下部の斜辺部と巻線7の下部と下部鉄心締付金具4
とで囲まれたスペースに配置した。そしてタップ巻線の
他方の口出し線を上部側に引出し、この口出し線と接続
したタップリード線9aを上タンク1上部の角部と巻線7
上部と上部鉄心締付金具3とで囲まれたスペースに配置
した。このようにしてタップリード線9a、9bを鉄心5お
よびタンク2に対して上、下配置とした。この場合もタ
ンク2の形状、寸法を大きくしないでもタップリード線
9a、9bを配置できるようになって、前述の場合と同様な
作用効果を奏することができる。
第9図には本発明の更に他の実施例が示されている。
本実施例はタップ巻線の口出し線を鉄心5に対して夫々
反対側に引出すと共に、これら口出し線と接続したタッ
プリード線9a、9bを、上タンク1上部の角部と巻線7上
部と上部鉄心締付金具3とで囲まれたスペースに配置し
た。このようにしてタップリード線9a、9bを鉄心5およ
びタンク2に対して両側配置とした。この場合もタンク
2の形状、寸法を大きくしないでもタップリード線9a、
9bを配置できるようになって、前述の場合と同様な作用
効果を奏することができる。
なおこれら第7図〜第9図においてもタップリード線
9a、9bは夫々のスペース内に第6図のそれと同様に三角
形状に束ねて配置されていることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように本発明によれば、タップリー
ド線がタンクや巻線また鉄心締付金具とで囲まれたスペ
ースに配置され、特にこのタップリード線がタンク,巻
線および鉄心締付金具に夫々平行となる面を持ったほぼ
三角形状に形成されているので、これら各部品との間隔
がそれぞれ充分に確保されてタップリード線の電界緩和
が図られ、したがってタンクの形状を変えたり寸法を大
きくすることなく、タップリード線の収納が可能で、輸
送制限内での輸送が可能なこの種負荷時タップ切換変圧
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の負荷時タップ切換変圧器の一実施例の
側面断面図、第2図は第1図の平面断面図、第3図は第
1図の正面断面図、第4図は同じく一実施例の結線図、
第5図は同じく一実施例の巻線構成を示す説明図、第6
図は同じく一実施例の部分断面図、第7図〜第9図は本
発明の負荷時タップ切換変圧器の夫々異なる他の実施例
を示す側面断面図である。 1……上タンク、2……タンク、3……上部鉄心締付金
具、4……下部鉄心締付金具、5……鉄心、6……タッ
プ巻線、7、7a、7b……巻線(主巻線)、8……負荷時
タップ切換器、9、9a、9b……タップリード線、10、10
a、10b……口出し線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上タンクおよび斜辺部を有するタンク内に
    配置され、かつ上,下部鉄心締付金具で締め付け固定さ
    れた鉄心と、 この鉄心の2脚に夫々巻回され、かつタップ巻線を含む
    主巻線と、 前記タップ巻線と負荷時タップ切換器の間を接続するタ
    ップリード線とを備えてなる負荷時タップ切換変圧器に
    おいて、 前記タップ巻線の口出し線を、前記鉄心に対して夫々反
    対側に引き出し、かつ この夫々の口出し線に接続されたタップリード線を、前
    記タンク両側の斜辺部と巻線下部と下部鉄心締付金具と
    で囲まれたスペースに配置するとともに、 このタップリード線を、前記タンク下部の斜辺部,巻線
    下部および下部鉄心締付金具に夫々平行となる面を持っ
    たほぼ三角形状に形成した ことを特徴とする負荷時タップ切換変圧器。
  2. 【請求項2】上タンクおよび斜辺部を有するタンク内に
    配置され、かつ上,下部鉄心締付金具で締め付け固定さ
    れた鉄心と、 この鉄心の2脚に夫々巻回され、かつタップ巻線を含む
    主巻線と、 前記タップ巻線と負荷時タップ切換器の間を接続するタ
    ップリード線と を備えてなる負荷時タップ切換変圧器において、 前記タップ巻線の口出し線を、前記鉄心に対して夫々反
    対側に引き出し、かつ この夫々の口出し線に接続されたタップリード線を、前
    記上タンク上部の角部と巻線上部と上部鉄心締付金具と
    で囲まれたスペースに配置するとともに、 このタップリード線を、前記上タンク上部の角部、巻線
    上部および上部鉄心締付金具に夫々平行となる面を持っ
    たほぼ三角形状に形成した ことを特徴とする負荷時タップ切換変圧器。
  3. 【請求項3】上タンクおよび斜辺部を有するタンク内に
    配置され、かつ上,下部鉄心締付金具で締め付け固定さ
    れた鉄心と、 この鉄心の2脚に夫々巻回され、かつタップ巻線を含む
    主巻線と、 前記タップ巻線と負荷時タップ切換器の間を接続するタ
    ップリード線と を備えてなる負荷時タップ切換変圧器において、 前記タップ巻線の口出し線を、前記鉄心に対して夫々反
    対側に引き出し、かつ 一方の口出し線に接続されたタップリード線を、前記上
    タンク上部の角部と巻線上部と上部鉄心締付金具とで囲
    まれたスペースに配置し、 他方の口出し線に接続されたタップリード線を、前記タ
    ンク下部の斜辺部と巻線下部と下部鉄心締付金具とで囲
    まれたスペースに配置するとともに、 前記上タンク上部のスペースに配置されたタップリード
    線を、上タンク上部の角部,巻線上部および上部鉄心締
    付金具に夫々平行となる面を持ったほぼ三角形状に形成
    し、かつ 前記タンク下部のスペースに配置されたタップリード線
    を、タンク下部の斜辺部,巻線下部および下部鉄心締付
    金具に夫々平行となる面を持ったほぼ三角形状に形成し
    たことを特徴とする負荷時タップ切換変圧器。
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