JPH08186894A - 電磁型音響変換器 - Google Patents

電磁型音響変換器

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JPH08186894A
JPH08186894A JP32644894A JP32644894A JPH08186894A JP H08186894 A JPH08186894 A JP H08186894A JP 32644894 A JP32644894 A JP 32644894A JP 32644894 A JP32644894 A JP 32644894A JP H08186894 A JPH08186894 A JP H08186894A
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JP
Japan
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diaphragm
coil
acoustic transducer
step portion
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP32644894A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kitanishi
真一路 北西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音圧レベルが向上する電磁型音響変換器を提
供するものである。 【構成】 容器1の内面周囲に形成した段差部13に磁
性体材料からなる振動板3を載置固定するとともに、該
振動板3を振動させるコイル4及びマグネット5を配置
した電磁型音響変換器において、前記振動板3が載置さ
れる段差部13に複数の突起部13a〜13dを断続的
に形成するとともに、前記振動板3の端部をゴム状接着
材31を介して段差部13と接着・固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁型音響変換器、特
に音圧感度の高い電磁型音響変換器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電磁型音響変換器40は、図5の断面構
造図で示すように、下部容器(以下、単に容器という)
1と上部容器(以下、蓋体という)2とからなる容器体
の内部に、振動板30と、コイル4及びマグネット5を
組み合わせた磁束発生手段を夫々配置していた。
【0003】容器1は、底面に音響抵抗布12が貼付さ
れた音漏洩穴11が形成されており、その内壁には、底
面側から振動板30を載置する第1の段差部13、コイ
ル4及びマグネット5を一体化させるコイルボビン体6
を載置する第2の段差部14、蓋体2を載置する第3の
段差部15が形成されている。
【0004】第1の段差部13には、必要に応じてアマ
チュア31を貼着した磁性体材料又は非磁性体材料から
なる振動板30が載置され接着材で固定されている。
【0005】第2の段差部14には、コイル4及びマグ
ネット5を搭載したプラスチック製のコイルボビン体6
が載置され、エポキシ樹脂などの接着材で固定されて
る。このコイルボビン体6の中央部は筒状貫通体(ボビ
ン部)61が形成され、このボビン部61の周囲にコイ
ル4を構成する線材を巻回されており、その周囲にマグ
ネット5が接着されている。
【0006】第3の段差部15には、Niメッキを施し
た鉄などの磁性体金属材料からなる蓋体2が載置され、
嵌着され、エポキシ樹脂などの接着材で固定されてい
る。この蓋体2の中央には、容器2側に突出した突出部
21が形成されており、コイルポビン体6のボビン部6
1の内部に貫挿され、振動板30に近接するようになっ
ている。尚、この突出部はコイル4及びマグネット5か
ら発生する磁束を集中させ、振動板30に及ぼす影響を
大きくするヨーク部として作用する。また、蓋体2の表
面には複数の放音穴22・・・が形成されている。
【0007】これにより、容器1内は、振動板30によ
って放音側空間(前気室A)と裏面側空間(後気室B)
に仕切られ、放音側に配置されたコイル4及びマグネッ
ト5から発生した磁束がヨーク部21から放出され、振
動板30やアマチュア31を磁化させる。この時、コイ
ル4に音声信号に対応する交流信号が与えられると、蓋
体2の突出部21から放出される磁束の強度及び磁束の
発生方向が変動し、これに伴い振動板30が屈曲振動
し、前気室A及び後気室Bの空気が振動して、所定周波
数の音響信号が放音穴22が放音されることになる。
【0008】尚、容器1の放音側外部には、音声信号に
対応する磁束が漏れることになり、この漏れ磁束をピッ
クアップコイルなどで捕捉することにより、難聴者が音
声信号を得ることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、振動板
30は容器1の内壁面に周設された第1の段差部13に
載置されており、且つ振動板30の全周囲端部で段差部
13に面接触されている。
【0010】このため、振動板3がコイル4及びマグネ
ット5の磁束によって、上下振動を行う際、特に、振動
板3の振動方向が第1の段差部13と当接する方向の場
合、逆に第1の段差部13から振動板30に逆方向に曲
げる力が発生し、振動板30にストレスを加わえ、その
結果、低音域での音圧が低下してしまう。
【0011】本発明は上述の問題点に鑑みて案出したも
のであり、その目的は、振動板と該振動板が載置される
段差部との関係に着目し、振動板の端部に加わるストレ
スを極小化して音響特性の音圧レベルの劣化を防止させ
ることができ、しかも音響特性の制御が簡単な電磁型音
響変換器を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器の内面周
囲に形成した段差部に磁性体材料からなる振動板を載置
固定するとともに、該振動板を振動させるコイル及びマ
グネットを配置した電磁型音響変換器において、前記容
器の段差部上に複数の突起部を断続的に形成し、且つ前
記振動板の端部を、前記突起部に保持させるとともに、
ゴム状接着材を介して段差部に固定させた電磁型音響変
換器である。
【0013】
【作用】本発明によれば、振動板が載置される段差部
に、実質的に振動板を保持する突起部が断続的に形成さ
れており、さらに、振動板と段差部とがゴム状接着材で
固定されている。
【0014】このため、振動板は、突起部に点接触する
ことになり、振動板が上下に振動しても、実質的に振動
板の主面と段差部とが面接触することがなく振動板の端
部部分にストレスが発生することがなく、音響特性上の
音圧レベルが低音域で向上し、全体としても音圧レベル
が向上する。
【0015】また、振動板を挟んで、振動板およびゴム
状接着材でもって、前気室と後気室とに分離できるた
め、音圧特性の制御も容易となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の電磁型音響変換器を図面に基
づいて詳説する。
【0017】図1は、電磁型音響変換器の外観図であ
り、図2はその分解断面図である。
【0018】尚、従来と同一部分は同一符号を付す。
【0019】本発明の電磁型音響変換器10は、容器体
となる容器1及びヨーク板を兼ねた蓋体2と、振動板
3、コイル4、マグネット5とから構成されている。
【0020】容器1は、ABSプラスチックなどからな
り、全体としては直径20〜25mm、厚み3〜4mm
の有底筒状をなしている。この底面には音漏洩穴11が
形成されており、内部側底面の音漏洩穴11の開口には
音響抵抗布12が貼付されている。
【0021】また、内部側壁には、3つ段差部13〜1
5が周設されている。開口側の下部から、第1の段差部
13は、振動板3の載置部であり、第2の段差部14
は、コイルボビン体6の載置部であり、第3の段差部1
5は、蓋体2の固定部である。
【0022】蓋体2は、Niメッキを施した鉄などの磁
性体金属材料からなり、第3の段差部15に嵌着される
形状を成している。蓋体2の中央部には容器内部側に突
出した突出部21が形成されている。尚、この突出部2
1がヨーク部となる。また、蓋体2の表面には、複数の
放音穴22・・・が形成されている。
【0023】振動板3は、第1の段差部13に載置され
るものであり、SUS430、Ni−Fe合金などの磁
性体金属材料からなり、その形状は例えば直径18mm
である。さらに振動板3の中央部分には、例えば42N
i−Fe合金から成るアマチュア31が接着材によって
固定されている。
【0024】コイル4及びマグネット5は、夫々コイル
ボビン体6に巻回又は載置固定されている。
【0025】コイルボビン体6は、容器1の第2の段差
部14に載置されるとともに、中央部分には、貫通穴を
有するボビン部61が形成され、また、容器1の一部か
ら外部に突出するようになっている。そして、この部分
には外部に延出するリード端子62、63が形成されて
いる。
【0026】コイル4は、コイルボビン体6のボビン部
61に線材を巻回することによって構成される。
【0027】マグネット5は、例えば、ゴム成分とFe
−Al−Ni−Co系、Cu−Ni−Fe系などの磁石
鋼成分とを混合して固化したもので、ボビン部61の周
囲に配置されるようにリング状を成している。
【0028】このようなコイルボビン体6を容器1の第
2の段差部14に載置・固定することにより、容器1内
に、コイル4及びマグネット5を所定位置に配置するこ
とができる。
【0029】ここで、本発明の特徴的なことは、第1の
段差部13には、振動板2を3点以上で支持する突起部
13a〜13dが形成されており、さらに、図4に示す
ように、第1の段差部13上の振動板3の端部はシリコ
ーン樹脂などのゴム状接着材37によって接着・固定さ
れている。
【0030】尚、突起部13a〜13dの形状は、例え
ば表面形状が1mm四方であり、高さ0.03mmの非
常に微小なものである。
【0031】即ち、振動板3は突起部13a〜13dで
4点支持されることになり、従来のように第1の段差部
13と面接触することがない。しかも、振動板3の端部
の実質的な固定は、ゴム状接着材によって行われてい
る。したがって、振動板3の外周部の端部は、殆どの領
域で完全に自由端状態となり、また、突起部13a〜1
3dと当接する部分も、実質的に点接触状態となるた
め、振動板3が振動しても、第1の段差部13と実質的
に接触することがなく、振動板3の端部にストレスがか
かりにくく、安定した振動が可能となる。これにより、
振動板3の端部部分にストレスが発生せず、音響特性上
の音圧レベルが低音域で向上し、全体としても音圧レベ
ルが向上する。
【0032】上述の振動板3の端部を実質的に自由端状
端にするためには、振動板3と第1の段差部13とを固
定するための接着材32として、シリコーン系樹脂など
のゴム状の接着材を用いることが望ましい。本発明者が
種々検討した結果、硬度としては30〜60(ショア−
Dスケール)の接着材32が望ましいことが判った。
【0033】硬度が30(ショア−Dスケール)未満で
は、振動板3と突起部13a〜13dとの接着部分が振
動動作によって劣化してしまい、充分な接着性が維持し
にくく、また、硬度が60(ショア−Dスケール)を越
えると、振動板3の端部の自由端作用が損なわれてしま
うためである。
【0034】さらに、上述したように、振動板3のスト
レスがかかりにくく、音響特性上の音圧レベルが低音域
で向上し、全体としても音圧レベルが向上するととも
に、振動板3を挟んで、前気室Aと後気室Bに分離する
ことができるため、蓋体2に形成した放音穴22の開口
度合いや音響抵抗布12のメッシュ開口度合いの調整に
よって簡単に音響特性を制御できることになる。
【0035】次に、上述の各構成部品の組立は、まず、
所定形状の容器1の底面の音漏洩穴11に音響抵抗布1
2を貼付する。
【0036】また、振動板3の中央部分に、アマチュア
31を接着材で接着する。
【0037】さらに、コイルボビン体6のボビン部61
に、線材を巻回してコイル4を形成し、コイル4の両端
をリード端子62、63に接合し、さらに、ボビン部6
1の周囲に、マグネット5を接着材で接着する。
【0038】上述の容器1の第1の段差部13にシリコ
ーン樹脂などのゴム状接着材32を塗布し、アマチュア
31を一体化した振動板3を第1の段差部13から突出
する突起部13a〜13dに載置し、さらに必要に応じ
て振動板3の端部にシリコーン樹脂などのゴム状接着材
32を供給する。ここで、先にゴム状接着材32を塗布
することにより、振動板3と突起部13a〜13dとの
間ち接着材32の層を形成することができる。
【0039】次に、容器1の第2の段差部14に接着材
を塗布し、コイル4、マグネット5を配置したコイルボ
ビン体6を載置する。
【0040】最後に、容器1の第3の段差部15に接着
材を塗布し、蓋体2を載置する。この時、蓋体2のヨー
ク部分の突出部21は、コイルボビン体6のボビン部6
1の貫通穴に貫挿され、突出部21の先端は、振動板3
の中央部に近接される。
【0041】この状態で、振動板3、コイルボビン体
6、蓋体2と各段差部13〜15との間の接着材を硬化
して、一体化を行う。
【0042】次に、このように組立られた電磁型音響変
換器10において、コイル4の固有磁束が蓋体2の突出
部21から、振動板3及びアマチュア31に向けて放出
され、振動板3及びアマチュア31を磁化させることに
なる。この状態における突出部21と振動板3との間隔
は、例えば0.1〜0.5mmに設定される。
【0043】次に、コイルボビン体61に巻回したコイ
ル4に音声信号に対応した所定交流信号を与えると、そ
の電流の流れ方向、大きさに応じて、コイル4に磁束が
発生することになり、この交番する磁束と上述のマグネ
ット5の固有磁束と合成された磁束が蓋体2の突出部2
1から振動板3及びアマチュア31に影響を及ぼす。
【0044】これにより、振動板3及びアマチュア31
が蓋体2の突出部21に引き寄せられ、また引き離され
ることにより、振動板3が屈曲振動を起こし、振動板3
によって仕切られた容器内の前気室A及び後気室Bの空
気を振動させる。
【0045】これにより、前気室Aの振動された空気が
放音穴22を介して、外部に放出され、電流信号に対応
する可聴音響信号に変換されることになる。また、コイ
ル4で交番する磁束は、蓋体2を介して外部方向にも及
び磁界が発生するため、この磁界を捕捉するピックアッ
プコイルを用いれば、難聴者が音声信号を得ることもで
きる。
【0046】一般に、ヨーク部21と振動板3との空間
距離(エアギャップ)Xと、音圧SPLとの間には、S
PL=logk(1/x)の関係式があり、本発明の構
造の電磁型音響変換器でエアギャップXを140〜15
0μm程度にしても、音圧レベルが95dBが得られ
る。これに対して第1の段差部13に直接振動板30の
端部が面接触する従来構造の電磁型音響変換器でエアギ
ャップXを120〜130μmと狭くしても、音圧レベ
ルが93dB程度しか得られなかった。
【0047】換言すれば、コイル4の巻線数が少なくと
も、またマグネット5の磁力が比較的弱くとも、所定の
音圧特性が得られ、小形、軽量、安価な電磁型音響変換
器となる。
【0048】尚、蓋体2及びコイルボビン体6の形状、
固定方法、容器1の構造など種々に変更することが可能
であり、さらにコイルボビン体6を省略して、直接、蓋
体2にコイル4及びマグネット5を接着するなど種々の
変更が可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、振動板
が実質的に載置される部分が、微小な突起部となり、し
かも、振動板と段差部との固定が、ゴム状接着材を介し
て行われるため、実質的に振動板の端部が自由端状態と
なり、この振動板の端部で振動が阻害されることがな
く、同時に振動板の端部にストレスがかかりにくく、さ
らには、振動板と段差部との接触が緩和されるため、音
圧特性、特に低音域での特性が向上する電磁型音響変換
器となる。
【0050】しかも、放音穴や音響抵抗布によって、簡
単に音響特性を制御することができ、コイルやマグネッ
トから発生する磁束が比較的小さくしても、安定的に振
動させることができる小形、軽量、安価の電磁型音響変
換器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁型音響変換器の外観斜視図であ
る。
【図2】本発明の電磁型音響変換器の断面構造図であ
る。
【図3】本発明の電磁型音響変換器の分解断面構造図で
ある。
【図4】本発明の第1の段差部の突起部と振動板との接
触状態を説明する断面図である。
【図5】従来の電磁型音響変換器の断面構造図である。
【符号の説明】
10・・・電磁型音響変換器 1・・・・・容器 13・・・・第1の段差部 13a〜13d・・・突起部 14・・・・第2の段差部 15・・・・第3の段差部 2・・・・・蓋体 21・・・・ヨーク部 22・・・・・放音穴 3・・・・振動板 32・・・ゴム状接着材 4・・・・・・・コイル 5・・・・・・・マグネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の内面に形成した段差部に磁性体材
    料からなる振動板の端部を固定するとともに、該振動板
    を振動させるコイル及びマグネットを配置した電磁型音
    響変換器において、 前記容器の段差部上に複数の突起部を断続的に形成し、
    且つ前記振動板の端部を、前記突起部に保持させるとと
    もに、ゴム状接着材を介して段差部に固定させたことを
    特徴とする電磁型音響変換器。
JP32644894A 1994-12-27 1994-12-27 電磁型音響変換器 Pending JPH08186894A (ja)

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JP32644894A JPH08186894A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 電磁型音響変換器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000295693A (ja) * 1999-04-05 2000-10-20 Citizen Electronics Co Ltd 電磁発音体のヨークおよびその製造方法
JP2009055490A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Rohm Co Ltd マイクロホン装置
WO2017221762A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 株式会社村田製作所 電気音響変換装置

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