JPH08187457A - シート状基材ゴミ取り装置 - Google Patents

シート状基材ゴミ取り装置

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JPH08187457A
JPH08187457A JP33947394A JP33947394A JPH08187457A JP H08187457 A JPH08187457 A JP H08187457A JP 33947394 A JP33947394 A JP 33947394A JP 33947394 A JP33947394 A JP 33947394A JP H08187457 A JPH08187457 A JP H08187457A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状基材が幅方向に彎曲している場合で
も、それにゴミ取りロールを軽く圧着させて、その表面
に付着しているゴミを綺麗に拭き取ることが出来るゴミ
取り装置を提供する。 【構成】 搬送ロール12・13によってシート状基材
の搬送方向がシート状基材の厚み方向に変わる位置に、
周面が粘着性を帯びたゴミ取りロール17と、そのゴミ
取りロールの周面に付着したゴミを拭き取る拭取部材1
8とから成るゴミ取りユニット21・22を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置や塗装装置、
貼合装置等において搬送される紙、プラスチックフイル
ム、磁気シート、金属シート、金属板、合板等のシート
状基材の表面に付着しているゴミを除去するためのシー
ト状基材ゴミ取り装置(以下、単にゴミ取り装置とも言
う。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着シートは、一般にゴミ取りに使用さ
れている。また、印刷装置や塗装装置、貼合装置等にお
けるシート状基材の搬送工程では、その粘着シートを丸
くまるめて筒状にした恰好の表面が粘着性を帯びた粘着
ロールは、ゴミ取りロールとして、シート状基材の搬送
面に設置して使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート状基
材は、その幅方向に彎曲している場合がある。そのよう
な場合には、ゴミ取りロールをシート状基材に強く圧着
させればよい。しかし、シート状基材が厚手の合板や金
属板のように曲げ難いものである場合、ゴミ取りロール
をシート状基材に強く圧着するにも限度がある。このた
め、シート状基材が厚手の合板や金属板の場合には、シ
ート状基板の片面の左右両側縁部とゴミ取りロールの間
のゴミが拭き残され、他の片面では中央部とゴミ取りロ
ールの間のゴミが拭き残されたり、また、シート状基板
の片面では強く接触するゴミ取りロールの中央部だけが
磨耗し、他の片面ではゴミ取りロールの左右両側縁部だ
けが摩耗し、その後彎曲しない平らなシート状基材のゴ
ミ取りにゴミ取りロールが使用し得なくなる等の不都合
が生じる。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、シート状基材が曲げ難
い合板や金属板であり、それが幅方向に彎曲している場
合であっても、ゴミ取りロールを無理に強く圧着させる
ことなく、シート状基材の幅方向に隙間なく密着させ
て、その表面に付着しているゴミを綺麗に拭き取ること
が出来るゴミ取り装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴミ取り装
置は、シート状基材11を所定の方向に導く搬送ロール
12・13によって構成されるシート状基材の搬送面1
5に向けて往復運動する周面が粘着性を帯びたゴミ取り
ロール17と、シート状基材の搬送面15から離れた位
置においてゴミ取りロールの周面に接してゴミ取りロー
ルの周面に付着したゴミを拭き取る拭取部材18とから
成り、そのゴミ取りロール17が往復移動してシート状
基材の搬送面15に接するゴミ取り位置に前後する2本
の搬送ロール12・13の中の一方(13)が搬送面1
5の下側に設けられ他方(12)が搬送面15の上側に
設けられており、それら2本の搬送ロール12・13の
外側にそれらの搬送ロール12・13がシート状基材の
厚み方向において位置を異にする外側搬送面14・16
を形成しており、それらの外側搬送面14・16と、そ
れらの2本の搬送ロール12・13の間の内側搬送面1
5との間が、シート状基材11の厚み方向に曲がって傾
斜していることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図1と図2に図示する本発明の実施例
により説明する。まず、12と13とは、表面のゴム硬
度が80度以上の硬質ウレタンゴムのような耐摩耗性ゴ
ムロールによって構成され、支軸の両端にベアリングが
取り付けられいて回転自在に支持された搬送ロールであ
る。11はシート状基材であり、搬送ロール12と13
の外側の外側搬送面14・16は水平になっている。そ
の前方の搬送ロール12の軸芯は後方の搬送ロール13
の軸芯よりも低くなっており、それらの搬送ロール12
と13の間の内側搬送面15は、それら搬送ロール12
と13の外側の外側搬送面14・16に対して傾斜した
斜面になっている。この内側搬送面15と外側搬送面1
4・16との傾斜角度θは、シート状基材11に硬さや
厚みに応じて設定される。
【0007】搬送ロール12と13の間には、それぞれ
2本のゴミ取りロール17・17と拭取部材18によっ
て構成される2つのゴミ取りユニット21・22が設置
されている。その前方のゴミ取りユニット21のゴミ取
りロール17は、シート状基材11の上面に当接し、後
方のゴミ取りユニット22のゴミ取りロール17は、シ
ート状基材11の下面に当接するようになっている。2
3は、ゴミ取りロール17を軸支してシート状基材の搬
送面15へと昇降駆動するエアーシリンダーである。ゴ
ミ取りロール17の周面は、粘着性を調整したブチルゴ
ムによって構成されている。搬送ロール12と13の間
は、その間にゴミ取りユニット21・22を設置出来る
限度において出来るだけ狭く(距離を短く)する。
【0008】拭取部材18は、巻芯34に巻かれてキャ
リア19に搭載されており、各ゴミ取りユニット21・
22の各2本のゴミ取りロール17・17の間におい
て、キャリア19に運ばれて搬送面15の幅方向に往復
移動するようになっている。即ち、キャリア19は、搬
送面15の幅方向に架け渡されたスクリューボルト(ボ
ルトと同様に螺旋状の溝を有する支軸)24に係合する
螺子孔25を有し、スクリューボルト24の回転方向に
応じて左右に移動する。
【0009】35は、拭取部材18を巻き取る巻取パイ
プである。27・28は、拭取部材18を巻芯34から
巻取パイプ35へと導くガイドロールである。ガイドロ
ール27・28は円筒形になっており、その中心部は貫
通孔になっている。29・30は、スクリューボルト2
4に並行に架け渡された回転軸であり、それらの回転軸
29・30はガイドロール27・28の中心部の貫通孔
を貫通している。これらの回転軸29・30は、移動し
て搬送面15から離れたゴミ取りロール17・17にガ
イドロール27・28が接する位置に配置されている。
ゴミ取りロール17や搬送ロール13が接する搬送面1
5の反対側には、バックアップロール42を設けられて
いる。
【0010】回転軸29・30には、その長さ方向に真
っ直ぐに続くキー溝(図示せず)が付けられており、ガ
イドロール27・28から突き出た突起(図示せず)
が、そのキー溝に遊嵌している。このためガイドロール
27・28は、回転軸29・30と一体になって回転し
つつ、回転軸29・30の長さ方向に移動し得る。31
・32は、回転軸29・30の端に取り付けられた内歯
車であり、33は、その内歯車に噛み合う外歯車であ
り、回転軸29・30は外歯車33によって回転駆動さ
れる。26は、スクリューボルト24を回転するモータ
ーである。
【0011】巻取パイプ35は、回転自在かつ取外自在
にキャリア19にセットされている。その巻取パイプ2
5には、キャリア19に揺動自在に取り付けられた揺動
アーム(図示せず)に軸支されガイドロール27・28
によって回転駆動される巻取ロール36が接触してい
る。このため回転軸29・30と一体になってガイドロ
ール27・28が回転すると、拭取部材18はガイドロ
ール27・28によって巻芯34から引き出され、巻取
ロール36によって巻取パイプ35に巻き上げられるこ
とになる。
【0012】拭取部材18には、洗浄液を含浸させた不
織布その他の布帛が使用される。洗浄液にトルエンやメ
チレンクロライド等の揮発性有機溶剤を使用する場合に
は、キャリア19にノズルを搭載し、そのノズルから洗
浄液を拭取部材18に吹き付けるようにするとよい。2
0は、キャリア20に取り付けられた汚れ感知センサー
であり、搬送面15から離れて拭取部材18に接するゴ
ミ取りロール17の周面の付近に取り付けられている。
【0013】37・38・39は、拭取部材18から垂
れ落ちる洗浄液の排液を受ける受皿である。シート状基
材の上面にゴミ取りロールが作用する上側ゴミ取りユニ
ット22の受皿37・38にはラック(図示せず)が付
けられており、そのラックに噛み合うピニオン40・4
1によって受皿37・38が拭取部材18に向けて上昇
したゴミ取りロール17の下側へと押し出されるように
なっている。シート状基材の下面にゴミ取りロールが作
用する下側ゴミ取りユニット21の受皿39は、往復移
動する拭取部材18の下側に置かれたままになってい
る。
【0014】
【発明の効果】例えば、彎曲している竹の子の皮を、そ
の筋目の長さ方向に折り曲げるとき、その折れ目では彎
曲がなくなり、その折れ曲がって続く2面の境目である
稜線とて真っ直ぐな直線となり、その折れ目に接近した
僅かな部分は平面となる。このことによって理解される
ように、シート状基材11が幅方向に彎曲していても、
搬送ロール12・13を境にして厚み方向に搬送面15
が曲がるとき、その搬送ロール12・13に接近した部
分では彎曲が消えて平面になる。例えばシート状基材1
1が鋼板のようなものの場合には、それが搬送ロール1
3の前方で幅方向に彎曲していて左右両側縁が上向きに
反り上がり中央部が凹んでいても、搬送ロール13を通
過した搬送ロール13と搬送ロール12の間では平らに
なり、搬送ロール12を通過後はシート状基材11の有
する弾性回復力によって再び左右両側縁が上向きに反り
上がった彎曲状態に戻り、それとは逆に、搬送ロール1
3の前方で左右両側縁が下向きに反り返って中央部が浮
き上がっている場合には、搬送ロール13を通過した搬
送ロール13と搬送ロール12の間では平らになり、搬
送ロール12を通過後はシート状基材11の有する弾性
回復力によって再び左右両側縁が下向きに反り返って中
央部が浮き上がった彎曲状態に戻る。そのようにシート
状基材11が鋼板のように弾性回復力に富むものでは、
搬送ロール13・12の通過と共に元の彎曲状態に戻り
易いので、搬送ロール12と13の間隔は、その間にゴ
ミ取りユニット21・22を設置出来る限度において出
来るだけ狭く(距離を短く)する。
【0015】本発明では、搬送面が2本の搬送ロール1
2・13によって曲げられるので、シート状基材11が
幅方向に彎曲していても、その搬送ロール12と搬送ロ
ール13の間ではシート状基材11の表裏は平らな平面
となる。そして、その搬送ロール12と搬送ロール13
に挟まれる内側搬送面15に向けてゴミ取りロール17
を設置しているので、幅方向にシート状基材11が彎曲
していても、それに接触するゴミ取りロール17との間
に隙間が出来ない。このため、シート状基材11が幅方
向に彎曲していても、その表面に付着していたゴミは確
実にゴミ取りロール17に吸着して除去され、また、そ
のようにゴミ取りロール17は平らなシート状基材11
に接触するので左右両側縁や中央部だけが偏って摩耗す
るようなこともなくなる。
【0016】そして本発明に係るゴミ取り装置には、拭
取部材18によって随時周面が清掃されるゴミ取りロー
ル17・17を2本1セットとして取り付けられてお
り、それを交互に清掃しつつシート状基材11に接触さ
せれば、ゴミ取りロール17を清掃するためにシート状
基材11の搬送を止めず連続してゴミを粘着除去するこ
とが出来る。
【0017】また、拭取部材18をゴミ取りロール17
の軸芯方向に移動するキャリア19に搭載したので、ゴ
ミ取りロール17よりも短く小さいものにすることが出
来、そのように小さい拭取部材18はゴミ取りロール1
7に密着し易く、而も、ゴミ取りロール17の回転方向
にだけではなく、その軸芯方向に向けてもゴミ取りロー
ル17が拭取部材18に擦られるので、シート状基材1
1に付着していたゴミが転写して汚れたゴミ取りロール
17の周面が清掃し易くなる。
【0018】そして、その清掃するゴミ取りロール17
の周面に向けて汚れ感知センサー20を設置するとき
は、拭取られずにゴミ取りロール17の周面に付着した
ままになったゴミを清掃・除去して再使用するゴミ取り
ロールからシート状基材11に乗り移って生じるシート
状基材の二次的汚染が予防される。従って本発明に係る
ゴミ取り装置は、表面に付着していたゴミによって生じ
るシート状基材11の印刷不良や塗装不良等の製品不良
を予防するための印刷装置やラミネート装置等の前処理
装置として頗る好都合である。
【0019】尚、この明細書の特許請求の範囲の欄の記
載事項には、図面に表示した番号に対応する番号を付記
しているが、その付記した番号は、この明細書の内容を
理解し易くするためのものであり、その付記した番号に
よって、その付記された特許請求の範囲の欄の記載事項
が、図面の記載事項に限定されることを意味するもので
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ取り装置の要部側面図であ
る。
【図2】本発明に係るゴミ取り装置の要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 シート状基材 12 搬送ロール 13 搬送ロール 14 外側搬送面 15 内側搬送面 16 外側搬送面 17 ゴミ取りロール 18 拭取部材 19 キャリア 20 センサー 21 ゴミ取りユニット 22 ゴミ取りユニット 23 エアーシリンダー 24 スクリューボルト 25 螺子孔 26 モーター 27 ガイドロール 28 ガイドロール 29 回転軸 30 回転軸 31 内歯車 32 内歯車 33 外歯車 34 巻芯 35 巻取パイプ 36 巻取ロール 37 受皿 38 受皿 39 受皿 40 ピニオン 41 ピニオン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基材11を所定の方向に導く搬
    送ロール12・13によって構成されるシート状基材の
    搬送面15に向けて往復運動する周面が粘着性を帯びた
    ゴミ取りロール17と、シート状基材の搬送面15から
    離れた位置においてゴミ取りロールの周面に接してゴミ
    取りロールの周面のゴミを拭き取る拭取部材18とから
    成り、往復移動してゴミ取りロール17がシート状基材
    の搬送面15に接するゴミ取り位置に前後する2本の搬
    送ロール12・13の中の一方(13)が搬送面15の
    下側に設けられ他方(12)が搬送面15の上側に設け
    られており、それら2本の搬送ロール12・13の外側
    にそれらの搬送ロール12・13がシート状基材の厚み
    方向において位置を異にする外側搬送面14・16を形
    成しており、それらの外側搬送面14・16と、それら
    の2本の搬送ロール12・13の間の内側搬送面15と
    の間が、シート状基材11の厚み方向に曲がって傾斜し
    ていることを特徴とするシート状基材ゴミ取り装置。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の拭取部材18が、
    ゴミ取りロール17の軸芯に並行移動するキャリア19
    に搭載されていることを特徴とする前掲請求項1に記載
    のシート状基材ゴミ取り装置。
  3. 【請求項3】 前掲請求項1に記載のゴミ取りロール1
    7の周面の汚れを感知するセンサー20が、ゴミ取りロ
    ール17の周面に向けて設置されていることを特徴とす
    る前掲請求項1に記載のシート状基材ゴミ取り装置。
  4. 【請求項4】 前掲請求項1に記載のゴミ取りロール1
    7と拭取部材18が、2本の搬送ロール12・13の間
    において、搬送面15の上側と下側に設けられているこ
    とを特徴とする前掲請求項1に記載のシート状基材ゴミ
    取り装置。
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