JPH08187510A - 断面v字状ないしu字状押出材の製造用ダイス - Google Patents
断面v字状ないしu字状押出材の製造用ダイスInfo
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- JPH08187510A JPH08187510A JP32894894A JP32894894A JPH08187510A JP H08187510 A JPH08187510 A JP H08187510A JP 32894894 A JP32894894 A JP 32894894A JP 32894894 A JP32894894 A JP 32894894A JP H08187510 A JPH08187510 A JP H08187510A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】雄型ダイスにおける成形凸部の撓みに起因する
成形間隙の幅の変動を抑制して、肉厚変動の少ない形状
安定性に優れた断面V字状ないしU字状押出材を得るこ
とのできるダイスを提供する。 【構成】雌型ダイス1と雄型ダイス3の組み合わせから
なる。雌型ダイスには断面V字状ないしU字状の中空押
出孔12が押出方向に形成される一方、雄型ダイスには押
出方向に突出した断面V字状ないしU字状の輪郭を有す
る成形凸部31が形成され、この成形凸部がV字状ないし
U字状の成形間隙4を形成する態様で押出孔に臨まされ
てなる。かつ、押出材の断面形状の開口部103 を形成す
る成形凸部の先端基部36は、雌型ダイスにおける押出孔
の周面の一部14によって当接状態に支持される。かつ、
当接部位において周面14と成型凸部31とに位置決め用の
嵌合部19、37が設けられて、両嵌合部が前記先端基部の
幅方向への移動阻止状態に嵌合されてなる。
成形間隙の幅の変動を抑制して、肉厚変動の少ない形状
安定性に優れた断面V字状ないしU字状押出材を得るこ
とのできるダイスを提供する。 【構成】雌型ダイス1と雄型ダイス3の組み合わせから
なる。雌型ダイスには断面V字状ないしU字状の中空押
出孔12が押出方向に形成される一方、雄型ダイスには押
出方向に突出した断面V字状ないしU字状の輪郭を有す
る成形凸部31が形成され、この成形凸部がV字状ないし
U字状の成形間隙4を形成する態様で押出孔に臨まされ
てなる。かつ、押出材の断面形状の開口部103 を形成す
る成形凸部の先端基部36は、雌型ダイスにおける押出孔
の周面の一部14によって当接状態に支持される。かつ、
当接部位において周面14と成型凸部31とに位置決め用の
嵌合部19、37が設けられて、両嵌合部が前記先端基部の
幅方向への移動阻止状態に嵌合されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウムまたは
その合金等からなる断面V字状ないしU字状(逆V字状
ないし逆U字状も含む)押出材の製造用ダイスに関す
る。
その合金等からなる断面V字状ないしU字状(逆V字状
ないし逆U字状も含む)押出材の製造用ダイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】例えば、建
築用足場板のような幅広材は、これを直接押出そうとす
るとダイスの大型化を派生することから、まず断面V字
状ないしU字状の押出材を押出したのち、これを断面直
線状に展開加工することによって製造される場合があ
る。また、展開加工用に限らず断面V字状ないしU字状
の部材を押出によって製造する場合もある。
築用足場板のような幅広材は、これを直接押出そうとす
るとダイスの大型化を派生することから、まず断面V字
状ないしU字状の押出材を押出したのち、これを断面直
線状に展開加工することによって製造される場合があ
る。また、展開加工用に限らず断面V字状ないしU字状
の部材を押出によって製造する場合もある。
【0003】このような断面V字状ないしU字状の押出
材は、一般に雌型と雄型とのポートホールダイスを用い
て行われる。そして、前記雌型ダイスには断面V字状な
いしU字状の周壁を有する中空押出孔が押出方向に形成
される一方、前記雄型ダイスには押出方向に突出した断
面V字状ないしU字状の輪郭を有する成形凸部が形成さ
れ、この成形凸部が断面V字状ないしU字状の成型間隙
を形成する態様で前記押出孔に臨まされてなる。
材は、一般に雌型と雄型とのポートホールダイスを用い
て行われる。そして、前記雌型ダイスには断面V字状な
いしU字状の周壁を有する中空押出孔が押出方向に形成
される一方、前記雄型ダイスには押出方向に突出した断
面V字状ないしU字状の輪郭を有する成形凸部が形成さ
れ、この成形凸部が断面V字状ないしU字状の成型間隙
を形成する態様で前記押出孔に臨まされてなる。
【0004】しかるに、従来の上記のようなポートホー
ルダイスでは、押出圧力によって雄型ダイスの成形凸部
が撓みやすいという欠点があった。このため、押出材が
通過するダイスの成形間隙の幅が変動し、ひいては押出
材の肉厚変動が大きくなって形状安定性に欠けるという
問題を生じていた。
ルダイスでは、押出圧力によって雄型ダイスの成形凸部
が撓みやすいという欠点があった。このため、押出材が
通過するダイスの成形間隙の幅が変動し、ひいては押出
材の肉厚変動が大きくなって形状安定性に欠けるという
問題を生じていた。
【0005】もとより、雄型ダイスの成形凸部の撓みを
抑制するため、ダイスの厚みを厚くして、機械的な強度
を向上する等の対策が講じられているが、十分ではなか
った。
抑制するため、ダイスの厚みを厚くして、機械的な強度
を向上する等の対策が講じられているが、十分ではなか
った。
【0006】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、雄型ダイスにおける成形凸部
の撓みに起因する成形間隙の幅の変動を抑制して、肉厚
変動の少ない形状安定性に優れた断面V字状ないしU字
状押出材を得ることできるダイスの提供を目的とする。
てなされたものであって、雄型ダイスにおける成形凸部
の撓みに起因する成形間隙の幅の変動を抑制して、肉厚
変動の少ない形状安定性に優れた断面V字状ないしU字
状押出材を得ることできるダイスの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、図面の符号を参照して示すと、雌型ダ
イス(1)と雄型ダイス(3)の組み合わせからなる断
面V字状ないしU字状押出材(100 )の製造用ダイス
(A)であって、前記雌型ダイス(1)には断面V字状
ないしU字状の中空押出孔(12)が押出方向に形成され
る一方、前記雄型ダイス(3)には押出方向に突出した
断面V字状ないしU字状の輪郭を有する成形凸部(31)
が形成され、この成形凸部(31)がV字状ないしU字状
の成形間隙(4)を形成する態様で前記押出孔(12)に
臨まされてなり、かつ、前記押出材(100 )の断面形状
の開口部(103 )を形成する前記成形凸部(31)の先端
基部(36)は、雌型ダイス(1)における押出孔(12)
の周面の一部(14)によって当接状態に支持されるとと
もに、当接部位において周面(14)と成型凸部(31)と
に位置決め用の嵌合部(19)(37)が設けられて、両嵌
合部が前記先端基部(36)の幅方向への移動阻止状態に
嵌合されてなることを特徴とする、断面V字状ないしU
字状押出材の製造用ダイスを要旨とする。
に、この発明は、図面の符号を参照して示すと、雌型ダ
イス(1)と雄型ダイス(3)の組み合わせからなる断
面V字状ないしU字状押出材(100 )の製造用ダイス
(A)であって、前記雌型ダイス(1)には断面V字状
ないしU字状の中空押出孔(12)が押出方向に形成され
る一方、前記雄型ダイス(3)には押出方向に突出した
断面V字状ないしU字状の輪郭を有する成形凸部(31)
が形成され、この成形凸部(31)がV字状ないしU字状
の成形間隙(4)を形成する態様で前記押出孔(12)に
臨まされてなり、かつ、前記押出材(100 )の断面形状
の開口部(103 )を形成する前記成形凸部(31)の先端
基部(36)は、雌型ダイス(1)における押出孔(12)
の周面の一部(14)によって当接状態に支持されるとと
もに、当接部位において周面(14)と成型凸部(31)と
に位置決め用の嵌合部(19)(37)が設けられて、両嵌
合部が前記先端基部(36)の幅方向への移動阻止状態に
嵌合されてなることを特徴とする、断面V字状ないしU
字状押出材の製造用ダイスを要旨とする。
【0008】
【作用】押出に際し、成形凸部(31)が当接面に向かう
方向の圧力や、成形凸部における先端基部(36)の幅方
向の圧力を受けても、雌型の当接面および雌雄両型の嵌
合部(19)(37)において成形凸部を支持することがで
き、成形凸部の撓みが抑制される。従って、成形間隙が
一定幅に保持されるから、押出材の肉厚変動が減少す
る。
方向の圧力や、成形凸部における先端基部(36)の幅方
向の圧力を受けても、雌型の当接面および雌雄両型の嵌
合部(19)(37)において成形凸部を支持することがで
き、成形凸部の撓みが抑制される。従って、成形間隙が
一定幅に保持されるから、押出材の肉厚変動が減少す
る。
【0009】また、雌型ダイス(1)と雄型ダイス
(3)の組合わせに際しては、雌雄両型の嵌合部(19)
(37)が嵌合される状態にセットすれば良いから、両者
の位置決めが容易に行われる。また、組み合わせ状態に
おいて成形間隙(4)が所期する幅に自動的に保持され
る。
(3)の組合わせに際しては、雌雄両型の嵌合部(19)
(37)が嵌合される状態にセットすれば良いから、両者
の位置決めが容易に行われる。また、組み合わせ状態に
おいて成形間隙(4)が所期する幅に自動的に保持され
る。
【0010】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基いて説明
する。
する。
【0011】図1〜図5に示すポートホールダイスは、
図6に示すような断面逆V字状のアルミニウム製押出材
(100 )を製造するためのものである。この押出材(10
0 )は断面形状における中央湾曲部(101 )を、図7の
ように直線状に展開加工して建築用の足場板として用い
られるものであり、断面逆V字状の本体(102 )の開口
部(103 )の両端に1対の足部(104 )(104 )を有す
るものに形成されている。
図6に示すような断面逆V字状のアルミニウム製押出材
(100 )を製造するためのものである。この押出材(10
0 )は断面形状における中央湾曲部(101 )を、図7の
ように直線状に展開加工して建築用の足場板として用い
られるものであり、断面逆V字状の本体(102 )の開口
部(103 )の両端に1対の足部(104 )(104 )を有す
るものに形成されている。
【0012】上記ダイス(A)は、図1及び図2に示す
ように、厚肉円形の雌型ダイス(1)と雄型ダイス
(3)とによって構成されている。
ように、厚肉円形の雌型ダイス(1)と雄型ダイス
(3)とによって構成されている。
【0013】雌型ダイス(1)は、接合面の中央部に成
形材料が流入する凹状の流入部(11)を有し、さらに流
入部(11)の中央に雌型ダイス(1)を厚さ方向(押出
方向)に貫通する押出孔(12)を有している。この押出
孔(12)は、アーチ状の側周面(13)と底面(14)とに
よって押出材(100 )の本体(102 )の形状に対応した
断面V字状の中空孔に形成されている。かつ雌型ダイス
(1)には、押出孔(12)の下部両端に連通する態様
で、押出材(100 )の足部(104 )を形成するための成
型間隙(15)(15)が掘り込み形成されている。また、
押出孔(12)の前記アーチ状の側周面(13)は入側がベ
アリング部(16)となされるとともに、出側は該ベアリ
ング部(16)に続くリリーフ部(17)となされている。
かつ押出孔(12)の前記底面(14)は入側が平坦な当接
面(18)となされるとともに、前記ベアリング部(16)
の位置よりもわずかに出側の位置において、当接面(1
8)から垂直に起立した断面横長長方形状の嵌合突起(1
9)が形成されている。かつ、押出方向と直交する方向
において、嵌合突起(19)の両側には当接面(18)より
もやや高く突出した段部(20)が形成されるとともに、
この段部(20)の入側端面は出側に向かって上方に傾斜
する傾斜面(20a )となされている。
形材料が流入する凹状の流入部(11)を有し、さらに流
入部(11)の中央に雌型ダイス(1)を厚さ方向(押出
方向)に貫通する押出孔(12)を有している。この押出
孔(12)は、アーチ状の側周面(13)と底面(14)とに
よって押出材(100 )の本体(102 )の形状に対応した
断面V字状の中空孔に形成されている。かつ雌型ダイス
(1)には、押出孔(12)の下部両端に連通する態様
で、押出材(100 )の足部(104 )を形成するための成
型間隙(15)(15)が掘り込み形成されている。また、
押出孔(12)の前記アーチ状の側周面(13)は入側がベ
アリング部(16)となされるとともに、出側は該ベアリ
ング部(16)に続くリリーフ部(17)となされている。
かつ押出孔(12)の前記底面(14)は入側が平坦な当接
面(18)となされるとともに、前記ベアリング部(16)
の位置よりもわずかに出側の位置において、当接面(1
8)から垂直に起立した断面横長長方形状の嵌合突起(1
9)が形成されている。かつ、押出方向と直交する方向
において、嵌合突起(19)の両側には当接面(18)より
もやや高く突出した段部(20)が形成されるとともに、
この段部(20)の入側端面は出側に向かって上方に傾斜
する傾斜面(20a )となされている。
【0014】一方、前記雄型ダイス(3)は、その中央
部に、押出方向に向かって突出した成形凸部(31)を有
するとともに、該成形凸部(31)のまわりの位置におい
て、雄型ダイス(3)を貫通する複数個の成形材料導入
孔(32)を有している。前記成形凸部(31)は、その先
端部が逆V字状の側周面(33)と平坦な底面(34)を有
する断面三角形状に形成されるとともに、側周面(33)
には、雌型ダイス(1)のベアリング部(16)に内側に
おいて対向されるベアリング部(35)が形成されてい
る。さらに、押出材(100 )の断面形状の開口部(103
)を形成する成形凸部(31)の先端基部(36)には、
前面から底面にかけての部位が掘り込み状となされるこ
とにより嵌合凹部(37)が形成されている。この嵌合凹
部(37)は前記雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)の断
面形状に適合する孔形状に形成されている。かつ、前記
成形凸部(31)の基部(36)の幅方向において、嵌合凹
部(37)の両側には、底面と前面との境界部分が面取状
となされることにより傾斜面(38)が形成されている。
この傾斜面(38)の傾斜角度は前記雌型ダイス(1)の
段部傾斜面(20a )と同一に設定されている。
部に、押出方向に向かって突出した成形凸部(31)を有
するとともに、該成形凸部(31)のまわりの位置におい
て、雄型ダイス(3)を貫通する複数個の成形材料導入
孔(32)を有している。前記成形凸部(31)は、その先
端部が逆V字状の側周面(33)と平坦な底面(34)を有
する断面三角形状に形成されるとともに、側周面(33)
には、雌型ダイス(1)のベアリング部(16)に内側に
おいて対向されるベアリング部(35)が形成されてい
る。さらに、押出材(100 )の断面形状の開口部(103
)を形成する成形凸部(31)の先端基部(36)には、
前面から底面にかけての部位が掘り込み状となされるこ
とにより嵌合凹部(37)が形成されている。この嵌合凹
部(37)は前記雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)の断
面形状に適合する孔形状に形成されている。かつ、前記
成形凸部(31)の基部(36)の幅方向において、嵌合凹
部(37)の両側には、底面と前面との境界部分が面取状
となされることにより傾斜面(38)が形成されている。
この傾斜面(38)の傾斜角度は前記雌型ダイス(1)の
段部傾斜面(20a )と同一に設定されている。
【0015】而して、上記雌型ダイス(1)と雄型ダイ
ス(3)とが、雌型の接合面(21)と雄型の接合面(3
9)とが合致する向きにて組み合わされるとともに、図
示しない固定手段で固定一体化され、もってポートホー
ルダイス(A)が構成されている。雌型ダイス(1)と
雄型ダイス(3)の組み合わせに際しては、雄型成形凸
部(31)の嵌合凹部(37)と雌型の嵌合突起(19)が嵌
まり合う状態にセットすれば良く、組み合わせ作業を容
易に行うことができる。かかる組合わせ状態において
は、図3〜図5に示すように、雄型ダイス(3)の成形
凸部(31)先端は雌型ダイス(1)の押出孔(12)に臨
んで雌雄両型のベアリング部(16)(35)が逆V字状の
成形間隙(4)を介して対向状に配置されている。か
つ、雄型ダイス(3)の成形凸部(31)の基部(36)底
面は雌型ダイス(1)の押出孔(12)の底面当接面(1
8)に当接支持されて成形凸部(31)の下方への撓みが
阻止されるとともに、成形凸部(31)の嵌合凹部(37)
と雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)とがぴったりと嵌
合して、基部(36)の幅方向における成形凸部(31)の
撓みが阻止される。さらに成形凸部(31)の基部傾斜面
(38)と雌型ダイス(1)の段部傾斜面(20a )とが密
接されて、雌雄両型(1)(3)の前後方向(押出方
向)における位置が決定される。こうして、雌型ダイス
(1)と雄型ダイス(3)とが所期する位置関係に適正
に位置決めされ、成形間隙(4)は押出材(100)の肉
厚相当分に等しい適正な値に確保されている。
ス(3)とが、雌型の接合面(21)と雄型の接合面(3
9)とが合致する向きにて組み合わされるとともに、図
示しない固定手段で固定一体化され、もってポートホー
ルダイス(A)が構成されている。雌型ダイス(1)と
雄型ダイス(3)の組み合わせに際しては、雄型成形凸
部(31)の嵌合凹部(37)と雌型の嵌合突起(19)が嵌
まり合う状態にセットすれば良く、組み合わせ作業を容
易に行うことができる。かかる組合わせ状態において
は、図3〜図5に示すように、雄型ダイス(3)の成形
凸部(31)先端は雌型ダイス(1)の押出孔(12)に臨
んで雌雄両型のベアリング部(16)(35)が逆V字状の
成形間隙(4)を介して対向状に配置されている。か
つ、雄型ダイス(3)の成形凸部(31)の基部(36)底
面は雌型ダイス(1)の押出孔(12)の底面当接面(1
8)に当接支持されて成形凸部(31)の下方への撓みが
阻止されるとともに、成形凸部(31)の嵌合凹部(37)
と雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)とがぴったりと嵌
合して、基部(36)の幅方向における成形凸部(31)の
撓みが阻止される。さらに成形凸部(31)の基部傾斜面
(38)と雌型ダイス(1)の段部傾斜面(20a )とが密
接されて、雌雄両型(1)(3)の前後方向(押出方
向)における位置が決定される。こうして、雌型ダイス
(1)と雄型ダイス(3)とが所期する位置関係に適正
に位置決めされ、成形間隙(4)は押出材(100)の肉
厚相当分に等しい適正な値に確保されている。
【0016】この状態で、押出機のコンテナ内に装填さ
れたアルミニウム・ビレットは、ステムによる加圧によ
って雄型ダイス(3)の成形材料導入孔(32)に流れ込
む。そして、導入孔に流れ込んだ成形材料は、雌型ダイ
ス(1)の流入部(11)を経由してここでいったん合流
したのち、雌雄両型(1)(3)のベアリング部(16)
(35)間の成形間隙(4)および雌型ダイス(1)に設
けられた足部形成用成形間隙(15)から押出される結
果、図6に示す押出材が得られる。
れたアルミニウム・ビレットは、ステムによる加圧によ
って雄型ダイス(3)の成形材料導入孔(32)に流れ込
む。そして、導入孔に流れ込んだ成形材料は、雌型ダイ
ス(1)の流入部(11)を経由してここでいったん合流
したのち、雌雄両型(1)(3)のベアリング部(16)
(35)間の成形間隙(4)および雌型ダイス(1)に設
けられた足部形成用成形間隙(15)から押出される結
果、図6に示す押出材が得られる。
【0017】上記の押出に際し、成形凸部(31)は下向
きのあるいは基部(36)の幅方向の圧力を受けるが、成
形凸部の基部(36)底面は雌型ダイス(1)の当接面
(18)によって支持されており、かつ成形凸部(31)の
嵌合凹部(37)と雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)と
が、基部(36)の幅方向への成形凸部(31)の変形移動
阻止状態にぴったりと嵌合されているから、成形間隙
(4)が拡大しあるいは縮小する方向に成形凸部(31)
が撓むことはない。従って、成形間隙(4)は押出工程
を通じて常時一定に保持される。
きのあるいは基部(36)の幅方向の圧力を受けるが、成
形凸部の基部(36)底面は雌型ダイス(1)の当接面
(18)によって支持されており、かつ成形凸部(31)の
嵌合凹部(37)と雌型ダイス(1)の嵌合突起(19)と
が、基部(36)の幅方向への成形凸部(31)の変形移動
阻止状態にぴったりと嵌合されているから、成形間隙
(4)が拡大しあるいは縮小する方向に成形凸部(31)
が撓むことはない。従って、成形間隙(4)は押出工程
を通じて常時一定に保持される。
【0018】なお、以上の実施例では、断面逆V字状の
押出材(100 )を製造する場合を説明したが、断面U字
状または逆U字状の押出材のダイスに対しても同様に適
用可能である。
押出材(100 )を製造する場合を説明したが、断面U字
状または逆U字状の押出材のダイスに対しても同様に適
用可能である。
【0019】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、押出材の断
面形状の開口部を形成する成形凸部の先端基部は、雌型
ダイスにおける押出孔の周面の一部によって当接状態に
支持されるとともに、当接部位において周面と成型凸部
とに位置決め用の嵌合部が設けられて、両嵌合部が前記
先端基部の幅方向への移動阻止状態に嵌合されてなるこ
とを特徴とするものである。従って、押出に際し、成形
凸部が当接面に向かう方向の圧力や、成形凸部における
先端基部の幅方向の圧力を受けても、雌型の当接面およ
び雌雄両型の嵌合部において成形凸部を支持することが
でき、成形凸部の撓みを抑制することができる。その結
果、成形間隙を一定幅に保持することができるから、押
出材の肉厚変動を減少することができる。しかも、雄型
ダイスの成形凸部が雌型ダイスによって支持されるため
成形凸部の強度が向上し、このためめ押出方向の肉厚を
薄くして雄型ダイス自体の強度を低く設計できる。この
ため、必要押出圧力を減少することができ、これは押出
時に雄型成形凸部に加わる圧力が減少することを意味す
るから、成形凸部の撓みをさらに抑制することができ
る。その結果、形状安定性に優れた押出材を製造するこ
とができるとともに、成形凸部の撓みが抑制されること
でダイス寿命も増大することができる。
面形状の開口部を形成する成形凸部の先端基部は、雌型
ダイスにおける押出孔の周面の一部によって当接状態に
支持されるとともに、当接部位において周面と成型凸部
とに位置決め用の嵌合部が設けられて、両嵌合部が前記
先端基部の幅方向への移動阻止状態に嵌合されてなるこ
とを特徴とするものである。従って、押出に際し、成形
凸部が当接面に向かう方向の圧力や、成形凸部における
先端基部の幅方向の圧力を受けても、雌型の当接面およ
び雌雄両型の嵌合部において成形凸部を支持することが
でき、成形凸部の撓みを抑制することができる。その結
果、成形間隙を一定幅に保持することができるから、押
出材の肉厚変動を減少することができる。しかも、雄型
ダイスの成形凸部が雌型ダイスによって支持されるため
成形凸部の強度が向上し、このためめ押出方向の肉厚を
薄くして雄型ダイス自体の強度を低く設計できる。この
ため、必要押出圧力を減少することができ、これは押出
時に雄型成形凸部に加わる圧力が減少することを意味す
るから、成形凸部の撓みをさらに抑制することができ
る。その結果、形状安定性に優れた押出材を製造するこ
とができるとともに、成形凸部の撓みが抑制されること
でダイス寿命も増大することができる。
【0020】また、雌型ダイスと雄型ダイスの組合わせ
に際しては、雌雄両型の嵌合部を嵌合状態にセットすれ
ば良いから、簡単に両型の位置決めを行うことができる
とともに、組み合わせ状態において成形間隙を所期する
幅に自動的に保持することができる。このため、組み合
わせ作業を簡素化できる効果もある。
に際しては、雌雄両型の嵌合部を嵌合状態にセットすれ
ば良いから、簡単に両型の位置決めを行うことができる
とともに、組み合わせ状態において成形間隙を所期する
幅に自動的に保持することができる。このため、組み合
わせ作業を簡素化できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌型ダイスと雄型ダイスを分離して示す斜視図
である。
である。
【図2】図1の要部を示す斜視図である。
【図3】雌型ダイスと雄型ダイスを組み合わせた状態に
おける図1のIII −III 線断面図である。
おける図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図1〜図5のダイスによって押出される押出材
の断面図である。
の断面図である。
【図7】図6の押出材を展開加工した状態の断面図であ
る。
る。
A…ダイス 1…雌型ダイス 12…押出孔 14…底面 18…当接面 19…嵌合突起(嵌合部) 3…雄型ダイス 31…成形凸部 36…先端基部 37…嵌合凹部(嵌合部) 4…成形間隙 100 …押出材 103 …開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 雌型ダイス(1)と雄型ダイス(3)の
組み合わせからなる断面V字状ないしU字状押出材(10
0 )の製造用ダイス(A)であって、 前記雌型ダイス(1)には断面V字状ないしU字状の中
空押出孔(12)が押出方向に形成される一方、前記雄型
ダイス(3)には押出方向に突出した断面V字状ないし
U字状の輪郭を有する成形凸部(31)が形成され、この
成形凸部(31)がV字状ないしU字状の成形間隙(4)
を形成する態様で前記押出孔(12)に臨まされてなり、 かつ、前記押出材(100 )の断面形状の開口部(103 )
を形成する前記成形凸部(31)の先端基部(36)は、雌
型ダイス(1)における押出孔(12)の周面の一部(1
4)によって当接状態に支持されるとともに、当接部位
において周面(14)と成型凸部(31)とに位置決め用の
嵌合部(19)(37)が設けられて、両嵌合部が前記先端
基部(36)の幅方向への移動阻止状態に嵌合されてなる
ことを特徴とする、断面V字状ないしU字状押出材の製
造用ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328948A JP2790983B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 断面v字状ないしu字状押出材の製造用ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328948A JP2790983B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 断面v字状ないしu字状押出材の製造用ダイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187510A true JPH08187510A (ja) | 1996-07-23 |
| JP2790983B2 JP2790983B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18215896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6328948A Expired - Lifetime JP2790983B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 断面v字状ないしu字状押出材の製造用ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790983B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0248325A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-19 | Sanyo Mach Works Ltd | 搬送装置 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6328948A patent/JP2790983B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0248325A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-19 | Sanyo Mach Works Ltd | 搬送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2790983B2 (ja) | 1998-08-27 |
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