JPH08188567A - α−スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法 - Google Patents
α−スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法Info
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- JPH08188567A JPH08188567A JP34024594A JP34024594A JPH08188567A JP H08188567 A JPH08188567 A JP H08188567A JP 34024594 A JP34024594 A JP 34024594A JP 34024594 A JP34024594 A JP 34024594A JP H08188567 A JPH08188567 A JP H08188567A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 色調にすぐれたα−スルホ酸脂肪酸の糖エス
テルを収率よく製造する方法を提供する。 【構成】 下記一般式(1) で表わされるα−スルホ脂肪酸誘導体の製造方法におい
て、下記一般式(2) で表わされる糖誘導体と、下記一般式(3) で表わされるα−スルホ脂肪酸エステルとをアルカリ性
触媒の存在下で反応させることを特徴とする前記方法。
(前記式中、Z−(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊
離水酸基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq
個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反
応に関与して形成された糖残基を示し、R1及びR4は鎖
状脂肪族基、R2は脂肪族基、R3及びR5はアルキレン
基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオンを各示す。
テルを収率よく製造する方法を提供する。 【構成】 下記一般式(1) で表わされるα−スルホ脂肪酸誘導体の製造方法におい
て、下記一般式(2) で表わされる糖誘導体と、下記一般式(3) で表わされるα−スルホ脂肪酸エステルとをアルカリ性
触媒の存在下で反応させることを特徴とする前記方法。
(前記式中、Z−(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊
離水酸基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq
個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反
応に関与して形成された糖残基を示し、R1及びR4は鎖
状脂肪族基、R2は脂肪族基、R3及びR5はアルキレン
基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオンを各示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−スルホ脂肪酸の糖
エステルの製造方法に関するものである。
エステルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、α−スルホ脂肪酸の多価アルコー
ルエステル及びその塩が有用な界面活性剤であることは
知られており、このものは、例えば、繊維処理剤(特開
平4−153368号)や、石油樹脂エマルジョン用乳
化剤(特開平4−156934号)、石油回収用活性剤
(GB2143563)、洗浄剤組成物(特開平6−6
5593号、特開平6−172784号)等にその応用
が試みられている。一方、α−スルホ脂肪酸エステルを
製造する方法としては、α−スルホ脂肪酸低級アルキル
エステルと多価アルコールとをエステル交換反応させる
方法が知られている。このエステル交換反応において
は、反応原料として用いるα−スルホ脂肪酸低級アルキ
ルエステルが酸触媒として作用することから、特別の触
媒を用いなくても反応は円滑に進行する。従って、前記
エステル交換反応においては、無触媒下での反応が一般
的である。ところで、前記のようにしてα−スルホ脂肪
低級アルキルエステルとグルコースを反応させようとす
ると、反応中にグルコースが変質するため、得られる生
成物の着色が生じ、しかも目的物の収率も低くなるとい
う問題を生じる。
ルエステル及びその塩が有用な界面活性剤であることは
知られており、このものは、例えば、繊維処理剤(特開
平4−153368号)や、石油樹脂エマルジョン用乳
化剤(特開平4−156934号)、石油回収用活性剤
(GB2143563)、洗浄剤組成物(特開平6−6
5593号、特開平6−172784号)等にその応用
が試みられている。一方、α−スルホ脂肪酸エステルを
製造する方法としては、α−スルホ脂肪酸低級アルキル
エステルと多価アルコールとをエステル交換反応させる
方法が知られている。このエステル交換反応において
は、反応原料として用いるα−スルホ脂肪酸低級アルキ
ルエステルが酸触媒として作用することから、特別の触
媒を用いなくても反応は円滑に進行する。従って、前記
エステル交換反応においては、無触媒下での反応が一般
的である。ところで、前記のようにしてα−スルホ脂肪
低級アルキルエステルとグルコースを反応させようとす
ると、反応中にグルコースが変質するため、得られる生
成物の着色が生じ、しかも目的物の収率も低くなるとい
う問題を生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、色調にすぐ
れたα−スルホ酸脂肪酸の糖エステルを収率よく製造す
る方法を提供することをその課題とする。
れたα−スルホ酸脂肪酸の糖エステルを収率よく製造す
る方法を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記一般式(1)
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記一般式(1)
【化1】 (前記式中、Z−(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊
離水酸基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq
個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反
応に関与して形成された糖残基を示し、〔(R1O)−
(R3O)t〕は前記糖残基のアノメリック位に結合し、
〔(R4O)−(R5O)u〕及び〔OCOCH(SO
3M)R2〕sは糖残基のアノメリック位以外の位置に結
合し、R1及びR4は炭素数1〜30の鎖状脂肪族基、R
2は炭素数4〜30の脂肪族基、R3及びR5は炭素数1
〜4のアルキレン基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオ
ンを各示し、qは3以上の数、wは0又は1以上の数、
sは1以上の数、t及びuは0〜20の数を各示し、
(w+1+s)はq以下である)で表わされるα−スル
ホ脂肪酸誘導体の製造方法において、下記一般式(2)
離水酸基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq
個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反
応に関与して形成された糖残基を示し、〔(R1O)−
(R3O)t〕は前記糖残基のアノメリック位に結合し、
〔(R4O)−(R5O)u〕及び〔OCOCH(SO
3M)R2〕sは糖残基のアノメリック位以外の位置に結
合し、R1及びR4は炭素数1〜30の鎖状脂肪族基、R
2は炭素数4〜30の脂肪族基、R3及びR5は炭素数1
〜4のアルキレン基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオ
ンを各示し、qは3以上の数、wは0又は1以上の数、
sは1以上の数、t及びuは0〜20の数を各示し、
(w+1+s)はq以下である)で表わされるα−スル
ホ脂肪酸誘導体の製造方法において、下記一般式(2)
【化2】 (式中、Z−(OH)q-w-1は分子中にq個の遊離水酸
基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq個の遊
離水酸基のうちの(w+1)個が反応に関与して形成さ
れた糖残基を示し、R1、R3、R4、R5、q、t、u及
びwは前記と同じ意味を有する)で表わされる糖誘導体
と、下記一般式(3)
基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq個の遊
離水酸基のうちの(w+1)個が反応に関与して形成さ
れた糖残基を示し、R1、R3、R4、R5、q、t、u及
びwは前記と同じ意味を有する)で表わされる糖誘導体
と、下記一般式(3)
【化3】 (式中、R6は低級アルキル基を示し、R2及びMは前記
と同じ意味を有する)で表わされるα−スルホ脂肪酸エ
ステルとをアルカリ性触媒の存在下で反応させることを
特徴とする前記方法が提供される。
と同じ意味を有する)で表わされるα−スルホ脂肪酸エ
ステルとをアルカリ性触媒の存在下で反応させることを
特徴とする前記方法が提供される。
【0006】前記塩形成性陽イオンMとしては、アルカ
リ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、置換又は未置
換のアンモニウムイオン等を挙げることができる。ま
た、前記一般式(1)において、w>0の場合、wとs
との比w/sは、好ましくは2/1〜1/5、より好ま
しくは1〜0.5である。この比が大きすぎると、得ら
れるα−スルホ脂肪酸の糖エステル(以下、単にα−ス
ルホ脂肪酸エステルとも言う)の水溶性が低下する等の
問題が生じるので好ましくなく、一方、小さすぎると、
親水性が高すぎて界面活性能が低下する等の問題が生じ
るので好ましくない。
リ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、置換又は未置
換のアンモニウムイオン等を挙げることができる。ま
た、前記一般式(1)において、w>0の場合、wとs
との比w/sは、好ましくは2/1〜1/5、より好ま
しくは1〜0.5である。この比が大きすぎると、得ら
れるα−スルホ脂肪酸の糖エステル(以下、単にα−ス
ルホ脂肪酸エステルとも言う)の水溶性が低下する等の
問題が生じるので好ましくなく、一方、小さすぎると、
親水性が高すぎて界面活性能が低下する等の問題が生じ
るので好ましくない。
【0007】前記一般式(2)で表わされる糖誘導体
は、次の一般式(4)で表わされる糖から誘導すること
ができる。
は、次の一般式(4)で表わされる糖から誘導すること
ができる。
【化4】 この式において、Zは糖分子から水酸基を除いた後の糖
骨格を示す。前記糖には、単糖、オリゴ糖、多糖が包含
され、それらの具体例を以下に示す。 (1)単糖 単糖としては、次の一般式(5)で表わされるものを挙
げることができる。
骨格を示す。前記糖には、単糖、オリゴ糖、多糖が包含
され、それらの具体例を以下に示す。 (1)単糖 単糖としては、次の一般式(5)で表わされるものを挙
げることができる。
【化5】 前記式中、nは5又は6の数を示す。このような単糖の
具体例としては、アラビノース、リボース、キシロー
ス、キシリロース、リブロース、グルコース、ガラクト
ース、フルクトース、マンノース、ソルボース、タロー
ス、フコース、グルコヘプトース、セドヘプツロース、
マンノヘプツロース、グルコヘプツロース等を挙げるこ
とができる。 (2)オリゴ糖 オリゴ糖としては、次の式で表わされるものを挙げるこ
とができる。
具体例としては、アラビノース、リボース、キシロー
ス、キシリロース、リブロース、グルコース、ガラクト
ース、フルクトース、マンノース、ソルボース、タロー
ス、フコース、グルコヘプトース、セドヘプツロース、
マンノヘプツロース、グルコヘプツロース等を挙げるこ
とができる。 (2)オリゴ糖 オリゴ糖としては、次の式で表わされるものを挙げるこ
とができる。
【化6】 前記式中、nは5又は6の数を示す。Pは1〜10の数
を示す。このようなオリゴ糖としては、マルトース、ラ
クトース、ラクトース、セロビオース、イソマルトー
ス、ゲンチオビオース、ラミナリビオース、キシロビオ
ース、マンノビオース、マルトトリオース、セロトリオ
ース、マンニノトリオース、マルトテトラオースの他、
多糖(セルロース、ヘミセルロース、デンプン、イヌリ
ン、デキストリン、デキストラン、キシラン等)を加水
分解して低分子化したもの等が挙げられる。 (3)多糖 多糖としては、例えば、セルロース、ヘミセルロース、
デンプン、イヌリン、デキストリン、デキストラン、キ
シラン等を挙げることができる。
を示す。このようなオリゴ糖としては、マルトース、ラ
クトース、ラクトース、セロビオース、イソマルトー
ス、ゲンチオビオース、ラミナリビオース、キシロビオ
ース、マンノビオース、マルトトリオース、セロトリオ
ース、マンニノトリオース、マルトテトラオースの他、
多糖(セルロース、ヘミセルロース、デンプン、イヌリ
ン、デキストリン、デキストラン、キシラン等)を加水
分解して低分子化したもの等が挙げられる。 (3)多糖 多糖としては、例えば、セルロース、ヘミセルロース、
デンプン、イヌリン、デキストリン、デキストラン、キ
シラン等を挙げることができる。
【0008】前記一般式(2)で表わされる糖誘導体に
おいて、そのアノメリック位(半アセタール型水酸基が
結合する炭素原子)に結合する脂肪族エーテル基(R1
O)−(R3O)t−は、糖に対して一般式(7) (R1O)−(R3O)t−H (7) (式中、R1、R3及びtは前記と同じ意味を有する)で
表わされる脂肪族アルコールを反応させることによって
導入することができる。この場合の反応は、酸触媒を使
用する従来公知の方法〔Fischer法等、BIO
INDUSTRY,10,408(1993)〕により
実施することができる。また、前記一般式(2)で表わ
される糖誘導体において、そのアノメリック位以外の炭
素に結合するエーテル基(R4O)−(R5O)u−は、
一般式(8) (R4O)−(R5O)u-1−R5−Y (8) (式中、Yは水素原子又は塩素や臭素等のハロゲン原子
を示し、R4、R5及びuは前記と同じ意味を有する)で
表わされる脂肪族オキシ化合物のハロゲン化物等を塩基
性触媒存在下に糖の水酸基に対して反応させることによ
り導入することができる。この場合の脂肪族エーテル基
導入反応は、従来公知のウィリアムソン法によるO−ア
ルキル化法〔文献名:J.Chem,Soc,4,22
9(1852)〕に従って実施することができる。更に
酸又は塩基触媒によるエポキシ開環反応等も用いて行う
こともできる。
おいて、そのアノメリック位(半アセタール型水酸基が
結合する炭素原子)に結合する脂肪族エーテル基(R1
O)−(R3O)t−は、糖に対して一般式(7) (R1O)−(R3O)t−H (7) (式中、R1、R3及びtは前記と同じ意味を有する)で
表わされる脂肪族アルコールを反応させることによって
導入することができる。この場合の反応は、酸触媒を使
用する従来公知の方法〔Fischer法等、BIO
INDUSTRY,10,408(1993)〕により
実施することができる。また、前記一般式(2)で表わ
される糖誘導体において、そのアノメリック位以外の炭
素に結合するエーテル基(R4O)−(R5O)u−は、
一般式(8) (R4O)−(R5O)u-1−R5−Y (8) (式中、Yは水素原子又は塩素や臭素等のハロゲン原子
を示し、R4、R5及びuは前記と同じ意味を有する)で
表わされる脂肪族オキシ化合物のハロゲン化物等を塩基
性触媒存在下に糖の水酸基に対して反応させることによ
り導入することができる。この場合の脂肪族エーテル基
導入反応は、従来公知のウィリアムソン法によるO−ア
ルキル化法〔文献名:J.Chem,Soc,4,22
9(1852)〕に従って実施することができる。更に
酸又は塩基触媒によるエポキシ開環反応等も用いて行う
こともできる。
【0009】本発明の方法を好ましく製造するには、先
ず、糖のアノメリック位にヘミアセタール型脂肪族エー
テル基を導入した後、必要に応じて糖のアノメリック位
以外の位置にエーテル基を導入する。もちろん、アノメ
リック位とそれ以外の位置に脂肪族エーテル基を同時に
導入することもできる。
ず、糖のアノメリック位にヘミアセタール型脂肪族エー
テル基を導入した後、必要に応じて糖のアノメリック位
以外の位置にエーテル基を導入する。もちろん、アノメ
リック位とそれ以外の位置に脂肪族エーテル基を同時に
導入することもできる。
【0010】前記一般式(7)及び(8)で表わされる
脂肪族オキシ化合物において、脂肪族基R1及びR4は、
同一又は異なったものであることができ脂肪族基R1及
びR4は、アルキル基、アルケニル基の他、多価アルコ
ール残基もしくはアルキル化された多価アルコール残基
であることができる。(アルキル)多価アルコール残基
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール等のアルキレングリコールから
誘導される残基;ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のポリアルキレングリコールから誘導
される残基;グリセリン、ポリグリセリン、又はアルキ
ル(ポリ)グリセリンから誘導される残基の他、トリメ
チロールプロパン、トリエチロールプロパン、エリスリ
トール、ソルビット、ペンタエリスリトール等の各種の
多価アルコールから誘導された残基を挙げることができ
る。脂肪族基R1及びR4の炭素数は特に制約されない
が、通常、1〜30、好ましくは6〜22、より好まし
くは8〜18である。この脂肪族基R1及びR4は、不飽
和結合を有していてもよい。このような脂肪族基R1及
びR4としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、
n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシ
ル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデ
シル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オク
タデシル、n−ノナデシル等の直鎖状アルキル基;1−
メチル−ペンチル、1−エチル−ブチル、1−メチル−
ヘキシル、1−メチル−ヘプチル、1−ブチル−ヘキシ
ル等の分岐鎖状アルキル基;2−オクテニル、4−テト
ラデセニル、オレイル等のアルケニル基等の他、前記し
た各種の多価アルコール残基を挙げることができる。ま
た、低級アルキレン基R3及びR5は同一又は異なったも
のであることができ、エチレン基、プロピレン基、ブチ
レン基を挙げることができる。
脂肪族オキシ化合物において、脂肪族基R1及びR4は、
同一又は異なったものであることができ脂肪族基R1及
びR4は、アルキル基、アルケニル基の他、多価アルコ
ール残基もしくはアルキル化された多価アルコール残基
であることができる。(アルキル)多価アルコール残基
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール等のアルキレングリコールから
誘導される残基;ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のポリアルキレングリコールから誘導
される残基;グリセリン、ポリグリセリン、又はアルキ
ル(ポリ)グリセリンから誘導される残基の他、トリメ
チロールプロパン、トリエチロールプロパン、エリスリ
トール、ソルビット、ペンタエリスリトール等の各種の
多価アルコールから誘導された残基を挙げることができ
る。脂肪族基R1及びR4の炭素数は特に制約されない
が、通常、1〜30、好ましくは6〜22、より好まし
くは8〜18である。この脂肪族基R1及びR4は、不飽
和結合を有していてもよい。このような脂肪族基R1及
びR4としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、
n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシ
ル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデ
シル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オク
タデシル、n−ノナデシル等の直鎖状アルキル基;1−
メチル−ペンチル、1−エチル−ブチル、1−メチル−
ヘキシル、1−メチル−ヘプチル、1−ブチル−ヘキシ
ル等の分岐鎖状アルキル基;2−オクテニル、4−テト
ラデセニル、オレイル等のアルケニル基等の他、前記し
た各種の多価アルコール残基を挙げることができる。ま
た、低級アルキレン基R3及びR5は同一又は異なったも
のであることができ、エチレン基、プロピレン基、ブチ
レン基を挙げることができる。
【0011】前記一般式(7)及び(8)におけるt及
びuは、0〜20、好ましくは1〜15、より好ましく
は1〜10の数である。
びuは、0〜20、好ましくは1〜15、より好ましく
は1〜10の数である。
【0012】糖誘導体の好ましい具体例としては、例え
ば、メチルグルコシド、エチルグルコシド、プロピルグ
ルコシド、ブチルグルコシド、アミルグルコシド、6−
ヘキシルオキシ−メチルグルコシド、6−オクチルオキ
シ−メチルグルコシド、6−ドデシルオキシポリオキシ
エチレン−メチルグルコシド、6−オクタデシルオキシ
−メチルグルコシド、2,6−ジヘキシルオキシ−メチ
ルグルコシド、3,6−ジオクチルオキシ−メチルグル
コシド、3,6−ジドデシルオキシ−メチルグルコシ
ド、4,6−ジオクタデシルオキシポリオキシイソプロ
ピレン−メチルグルコシド、2,3,6−トリヘキシル
オキシ−メチルグルコシド、2,4,6−トリドデシル
オキシ−メチルグルコシド、6−ヘキシルオキシ−エチ
ルグルコシド、6−オクチルオキシ−エチルグルコシ
ド、6−ドデシルオキシ−エチルグルコシド、6−オク
タデシルオキシ−メチルグルコシド、2,6−ジヘキシ
ルオキシポリオキシエチレン−エチルグルコシド、3,
6−ジオクチルオキシ−エチルグルコシド、4,6−ジ
ドデシルオキシ−エチルグルコシド、2,6−ジオクタ
デシルオキシ−エチルグルコシド、2,3,6−トリヘ
キシルオキシ−エチルグルコシド、3,4,6−トリド
デシルオキシ−エチルグルコシド、6−ヘキシルオキシ
−オクチルグルコシド、6−オクチルオキシ−オクチル
グルコシド、6−ドデシルオキシポリオキシエチレン−
オクチルグルコシド、6−オクタデシルオキシ−オクチ
ルグルコシド、2,6−ジヘキシルオキシ−オクチルグ
ルコシド、3,6−ジオクチルオキシ−オクチルグルコ
シド、4,6−ジドデシルオキシ−オクチルグルコシ
ド、2,6−ジオクタデシルオキシ−オクチルグルコシ
ド、2,4,6−トリヘキシルオキシ−オクチルグルコ
シド、3,4,6−トリドデシルオキシ−オクチルグル
コシド、6−オクチルオキシ−オレイルグルコシド、6
−オクチルオキシ−ドデシルマルトシド、6−オクチル
オキシ−ヘキサデシルマルトトリオシド、6−ヘキシル
オキシ−(3,4−ジオキサヘプチル)ドデシルグルコ
シド、6−ドデシルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチ
ル)エチルグルコシド、6−ドデシルオキシ−(3−オ
キサトリデシル)プロピルグルコシド、6−オクタデシ
ルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチル)メチルグルコ
シド、6−ヘキシルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチ
ル)ブチルグルコシド、6−ドデシルオキシ−(3−オ
キサドデシル)メチルグルコシド、オクチルグリセリル
グルコシド、デシルグリセリルグルコシド、ドデシルト
リグリセリルグルコシド、オレイルトリグリセリルグル
コシド、ステアリルポリグリセリルグルコシド、エチル
ポリオキシエチレングルコシド、エチルジオキシエチレ
ングルコシド、メチルポリオキシエチレングルコシド等
が挙げられる。
ば、メチルグルコシド、エチルグルコシド、プロピルグ
ルコシド、ブチルグルコシド、アミルグルコシド、6−
ヘキシルオキシ−メチルグルコシド、6−オクチルオキ
シ−メチルグルコシド、6−ドデシルオキシポリオキシ
エチレン−メチルグルコシド、6−オクタデシルオキシ
−メチルグルコシド、2,6−ジヘキシルオキシ−メチ
ルグルコシド、3,6−ジオクチルオキシ−メチルグル
コシド、3,6−ジドデシルオキシ−メチルグルコシ
ド、4,6−ジオクタデシルオキシポリオキシイソプロ
ピレン−メチルグルコシド、2,3,6−トリヘキシル
オキシ−メチルグルコシド、2,4,6−トリドデシル
オキシ−メチルグルコシド、6−ヘキシルオキシ−エチ
ルグルコシド、6−オクチルオキシ−エチルグルコシ
ド、6−ドデシルオキシ−エチルグルコシド、6−オク
タデシルオキシ−メチルグルコシド、2,6−ジヘキシ
ルオキシポリオキシエチレン−エチルグルコシド、3,
6−ジオクチルオキシ−エチルグルコシド、4,6−ジ
ドデシルオキシ−エチルグルコシド、2,6−ジオクタ
デシルオキシ−エチルグルコシド、2,3,6−トリヘ
キシルオキシ−エチルグルコシド、3,4,6−トリド
デシルオキシ−エチルグルコシド、6−ヘキシルオキシ
−オクチルグルコシド、6−オクチルオキシ−オクチル
グルコシド、6−ドデシルオキシポリオキシエチレン−
オクチルグルコシド、6−オクタデシルオキシ−オクチ
ルグルコシド、2,6−ジヘキシルオキシ−オクチルグ
ルコシド、3,6−ジオクチルオキシ−オクチルグルコ
シド、4,6−ジドデシルオキシ−オクチルグルコシ
ド、2,6−ジオクタデシルオキシ−オクチルグルコシ
ド、2,4,6−トリヘキシルオキシ−オクチルグルコ
シド、3,4,6−トリドデシルオキシ−オクチルグル
コシド、6−オクチルオキシ−オレイルグルコシド、6
−オクチルオキシ−ドデシルマルトシド、6−オクチル
オキシ−ヘキサデシルマルトトリオシド、6−ヘキシル
オキシ−(3,4−ジオキサヘプチル)ドデシルグルコ
シド、6−ドデシルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチ
ル)エチルグルコシド、6−ドデシルオキシ−(3−オ
キサトリデシル)プロピルグルコシド、6−オクタデシ
ルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチル)メチルグルコ
シド、6−ヘキシルオキシ−(3,4−ジオキサヘプチ
ル)ブチルグルコシド、6−ドデシルオキシ−(3−オ
キサドデシル)メチルグルコシド、オクチルグリセリル
グルコシド、デシルグリセリルグルコシド、ドデシルト
リグリセリルグルコシド、オレイルトリグリセリルグル
コシド、ステアリルポリグリセリルグルコシド、エチル
ポリオキシエチレングルコシド、エチルジオキシエチレ
ングルコシド、メチルポリオキシエチレングルコシド等
が挙げられる。
【0013】前記一般式(3)で表わされるα−スルホ
脂肪酸エステルにおいて、その脂肪族基R2は、炭素数
4〜30、好ましくは4〜20、より好ましくは6〜1
6を有する。この脂肪族基R2は、飽和又は不飽和のも
のであることができ、また直鎖状又は分岐鎖状のもので
あることができる。R2の具体例としては、n−ブチ
ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−
オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、
n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n
−ヘプタデシル、n−ヘキサデシル、n−ペンタデシ
ル、n−オクタデシル、n−ノナデシル等の直鎖状アル
キル基;1−メチル−ペンチル、1−エチル−ブチル、
1−メチル−ヘキシル、1−メチル−ヘプチル、1−ブ
チル−ヘキシル等の分岐鎖状アルキル基;2−オクテニ
ル、4−テトラデセニル、シス−7−ヘキサデシル等の
アルケニル基等を挙げることができる。また、R6は炭
素数1〜4のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル等であることができる。
脂肪酸エステルにおいて、その脂肪族基R2は、炭素数
4〜30、好ましくは4〜20、より好ましくは6〜1
6を有する。この脂肪族基R2は、飽和又は不飽和のも
のであることができ、また直鎖状又は分岐鎖状のもので
あることができる。R2の具体例としては、n−ブチ
ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−
オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、
n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n
−ヘプタデシル、n−ヘキサデシル、n−ペンタデシ
ル、n−オクタデシル、n−ノナデシル等の直鎖状アル
キル基;1−メチル−ペンチル、1−エチル−ブチル、
1−メチル−ヘキシル、1−メチル−ヘプチル、1−ブ
チル−ヘキシル等の分岐鎖状アルキル基;2−オクテニ
ル、4−テトラデセニル、シス−7−ヘキサデシル等の
アルケニル基等を挙げることができる。また、R6は炭
素数1〜4のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル等であることができる。
【0014】前記一般式(2)で表わされる糖誘導体と
前記一般式(3)で表わされるα−スルホ脂肪酸エステ
ルとの反応は次式で表わされる。
前記一般式(3)で表わされるα−スルホ脂肪酸エステ
ルとの反応は次式で表わされる。
【化9】
【0015】次に、前記反応式(9)のエステル交換反
応について詳述する。本発明においては、前記エスチル
交換反応を行う際の触媒としては、アルカリ性触媒を用
いる。このアルカリ性触媒の例としては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート、水素化ナトリウム、塩
基性イオン交換樹脂等を使用することができる。アルカ
リ性触媒の使用量は、特に制約されないが、糖誘導体1
00重量部に対して、0.01〜10重量部、好ましく
は0.1〜5重量部である。
応について詳述する。本発明においては、前記エスチル
交換反応を行う際の触媒としては、アルカリ性触媒を用
いる。このアルカリ性触媒の例としては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート、水素化ナトリウム、塩
基性イオン交換樹脂等を使用することができる。アルカ
リ性触媒の使用量は、特に制約されないが、糖誘導体1
00重量部に対して、0.01〜10重量部、好ましく
は0.1〜5重量部である。
【0016】前記エステル交換反応を行うには、あらか
じめ糖誘導体とα−スルホ脂肪酸アルキルエステル又は
その塩とを、温度30〜80℃、好ましくは40〜60
℃で混合溶解させる。この場合、必要に応じ、沸点20
0℃以下の有機溶媒、例えばメタノールやエタノール、
プロパノール等の低級アルコールを溶解助剤として用い
ることができる。なお、この混合溶解工程は省略するこ
ともできる。次に、この混合液をそのまま又はこれに高
沸点有機溶媒を加えて、80℃〜150℃、好ましくは
85℃〜115℃、さらに好ましくは95℃〜110℃
の範囲の温度に加熱して、アルカリ性触媒の存在下でエ
ステル交換反応を行わせる。この際、原料としてスルホ
ン酸塩を用いる場合、アルカリ性触媒量は前記に示した
量で良いが、遊離のスルホン酸塩を原料とする場合に
は、スルホン酸と等量のアルカリ触媒でスルホン酸塩を
形成させた後、更に過剰量のアルカリ性触媒を使用する
必要がある。この場合、反応温度が80℃未満では反応
液の粘度が高くなり、速やかに反応が進行しない。また
150℃を越える温度では反応液の着色がひどくなる。
反応中は副生する低級アルコールを反応系外に速やかに
留去させるために減圧下(好ましくは200torr以
下)で行うことが望ましいが、常圧でも差し支えない。
常圧の場合には、反応系内に不活性ガスを流通させて副
生する低級アルコールを系外へ排出させるかもしくはモ
レキュラーシーブス等に副生アルコールを吸着除去させ
る。前記高沸点有機溶媒としては、沸点が80℃以上の
もの、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、N−メチルピロリドン、β−ピコリン、ピリジ
ン、アセトニトリル、ジオキサン、トルエン、キシレン
等が挙げられる。この高沸点有機溶媒の使用量は、糖誘
導体とα−スルホ脂肪酸アルキルエステルとの合計量1
00重量部に対し、10〜2000重量部、好ましくは
50〜1000重量部の割合である。
じめ糖誘導体とα−スルホ脂肪酸アルキルエステル又は
その塩とを、温度30〜80℃、好ましくは40〜60
℃で混合溶解させる。この場合、必要に応じ、沸点20
0℃以下の有機溶媒、例えばメタノールやエタノール、
プロパノール等の低級アルコールを溶解助剤として用い
ることができる。なお、この混合溶解工程は省略するこ
ともできる。次に、この混合液をそのまま又はこれに高
沸点有機溶媒を加えて、80℃〜150℃、好ましくは
85℃〜115℃、さらに好ましくは95℃〜110℃
の範囲の温度に加熱して、アルカリ性触媒の存在下でエ
ステル交換反応を行わせる。この際、原料としてスルホ
ン酸塩を用いる場合、アルカリ性触媒量は前記に示した
量で良いが、遊離のスルホン酸塩を原料とする場合に
は、スルホン酸と等量のアルカリ触媒でスルホン酸塩を
形成させた後、更に過剰量のアルカリ性触媒を使用する
必要がある。この場合、反応温度が80℃未満では反応
液の粘度が高くなり、速やかに反応が進行しない。また
150℃を越える温度では反応液の着色がひどくなる。
反応中は副生する低級アルコールを反応系外に速やかに
留去させるために減圧下(好ましくは200torr以
下)で行うことが望ましいが、常圧でも差し支えない。
常圧の場合には、反応系内に不活性ガスを流通させて副
生する低級アルコールを系外へ排出させるかもしくはモ
レキュラーシーブス等に副生アルコールを吸着除去させ
る。前記高沸点有機溶媒としては、沸点が80℃以上の
もの、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、N−メチルピロリドン、β−ピコリン、ピリジ
ン、アセトニトリル、ジオキサン、トルエン、キシレン
等が挙げられる。この高沸点有機溶媒の使用量は、糖誘
導体とα−スルホ脂肪酸アルキルエステルとの合計量1
00重量部に対し、10〜2000重量部、好ましくは
50〜1000重量部の割合である。
【0017】前記エステル交換反応に際して用いるα−
スルホ脂肪酸エステル又はその塩の使用量は、所望する
α−スルホ脂肪酸の糖エステルに応じて適宜選定する。
例えば、α−スルホ脂肪酸基がsモル結合した製品を主
成分として含む生成物を得ようとする場合には、糖誘導
体1モル当り、s〜1.3sモル、好ましくは1.1s
〜1.2sモルのα−スルホ脂肪酸エステルを用いる。
また、糖誘導体中に含まれている遊離水酸基(q−w-
1)の全てにα−スルホ脂肪酸基が結合した製品を主成
分として含む生成物を得ようとするときには、(q−w
-1)〜1.3(q−w-1)モル、好ましくは1.1(q
−w-1)〜1.2(q−w-1)モルのα−スルホ脂肪酸
エステル又はその塩を用いる。
スルホ脂肪酸エステル又はその塩の使用量は、所望する
α−スルホ脂肪酸の糖エステルに応じて適宜選定する。
例えば、α−スルホ脂肪酸基がsモル結合した製品を主
成分として含む生成物を得ようとする場合には、糖誘導
体1モル当り、s〜1.3sモル、好ましくは1.1s
〜1.2sモルのα−スルホ脂肪酸エステルを用いる。
また、糖誘導体中に含まれている遊離水酸基(q−w-
1)の全てにα−スルホ脂肪酸基が結合した製品を主成
分として含む生成物を得ようとするときには、(q−w
-1)〜1.3(q−w-1)モル、好ましくは1.1(q
−w-1)〜1.2(q−w-1)モルのα−スルホ脂肪酸
エステル又はその塩を用いる。
【0018】本発明においては、前記一般式(1)にお
いて、s=1であるα−スルホ脂肪酸誘導体、即ち、分
子中にスルホン残基を1個有するものの製造が特に好ま
しい。このようなα−スルホ脂肪酸誘導体は、皮膚や毛
髪に対するマイルド性に特にすぐれており、しかも水溶
性及び界面活性剤としての性能にすぐれている。前記一
般式(1)において、s=1の場合には、wは0、1又
は2、好ましくは0又は1であり、R1の炭素数は6〜
22、好ましくは8〜18であり、R4の炭素数は6〜
22、好ましくは8〜18であり、R2の炭素数は4〜
20、好ましくは6〜16である。さらに、t及びuの
数は1〜7、好ましくはゼロである。
いて、s=1であるα−スルホ脂肪酸誘導体、即ち、分
子中にスルホン残基を1個有するものの製造が特に好ま
しい。このようなα−スルホ脂肪酸誘導体は、皮膚や毛
髪に対するマイルド性に特にすぐれており、しかも水溶
性及び界面活性剤としての性能にすぐれている。前記一
般式(1)において、s=1の場合には、wは0、1又
は2、好ましくは0又は1であり、R1の炭素数は6〜
22、好ましくは8〜18であり、R4の炭素数は6〜
22、好ましくは8〜18であり、R2の炭素数は4〜
20、好ましくは6〜16である。さらに、t及びuの
数は1〜7、好ましくはゼロである。
【0019】本発明によるエステル交換反応において
は、触媒としてアルカリ性触媒を用い、アルカリ性条件
下で反応を行うとともに、糖としてそのアノメリック位
水酸基に置換基を有する反応中に変質を生じにくい糖誘
導体を用いることから、副生物が少なく、色調の良好な
α−スルホ脂肪酸の各種糖エステルを収率よく得ること
ができる。特に、過酸化水素漂白されたα−スルホ脂肪
酸エステルを原料として使用した場合には、反応物の着
色がさらに少なく、色調の非常に良好な反応生成物を得
ることができる。
は、触媒としてアルカリ性触媒を用い、アルカリ性条件
下で反応を行うとともに、糖としてそのアノメリック位
水酸基に置換基を有する反応中に変質を生じにくい糖誘
導体を用いることから、副生物が少なく、色調の良好な
α−スルホ脂肪酸の各種糖エステルを収率よく得ること
ができる。特に、過酸化水素漂白されたα−スルホ脂肪
酸エステルを原料として使用した場合には、反応物の着
色がさらに少なく、色調の非常に良好な反応生成物を得
ることができる。
【0020】前記エステル交換反応で得られるα−スル
ホ脂肪酸塩は、必要に応じ、酸と反応させて遊離スルホ
ン酸基(−SO3H)を含むものとすることができる。
さらに用途に応じて後処理(pH調整、漂白など)を施
すことも可能である。
ホ脂肪酸塩は、必要に応じ、酸と反応させて遊離スルホ
ン酸基(−SO3H)を含むものとすることができる。
さらに用途に応じて後処理(pH調整、漂白など)を施
すことも可能である。
【0021】次に、前記糖残基〔Z−(OH)q-w-1-
s〕についてより具体的に説明する。(多)糖残基は、
より具体的には、次の一般式(10)で表わされる 〔mA−(OH)q-w-1-s〕 (10) この式において、mAは、単糖(CnH2nOn)がm個縮
合した(多)糖〔m(CnHn+1O)−(OH)〕〔q=
m(n−1)−2(m−1)〕から、それに含まれる全
水酸基を除いた(多)糖骨格を示し、q(OH)q-w-1-
sは、(多)糖骨格mAに結合する全水酸基の数qのう
ちで、(w+1+s)個の水酸基が反応に関与している
ことを示している。単糖(CnH2nOn)残基がペントー
ス(C5H10O5)残基の場合、全水酸基の数qはn−1
個、即ち4個であり、それらの水酸基のうちの1個(半
アセタール型水酸基)が鎖状脂肪族ヘミアセタール型エ
ーテル基〔(R1O)−(R3O)t−〕で置換され、他
の水酸基のうちの少なくともw個が鎖状脂肪族エーテル
基〔(R4O)−(R5O)u−〕で置換され、他の水酸
基のうちのs個、好ましくは1個が次式(11)で示さ
れるα−スルホ脂肪酸含有基で置換されている。 即ち、この場合の糖残基は、式〔Z−(OH)q-w-1-
s〕(但し、q=4、w=0〜2、s=1〜2、w+1+
s≦4)又は〔(C5H6O)−(OH)q-w-1-s〕(但
し、q=4、w=0〜2、s=1〜2、w+1+s≦
4)で表わされる。
s〕についてより具体的に説明する。(多)糖残基は、
より具体的には、次の一般式(10)で表わされる 〔mA−(OH)q-w-1-s〕 (10) この式において、mAは、単糖(CnH2nOn)がm個縮
合した(多)糖〔m(CnHn+1O)−(OH)〕〔q=
m(n−1)−2(m−1)〕から、それに含まれる全
水酸基を除いた(多)糖骨格を示し、q(OH)q-w-1-
sは、(多)糖骨格mAに結合する全水酸基の数qのう
ちで、(w+1+s)個の水酸基が反応に関与している
ことを示している。単糖(CnH2nOn)残基がペントー
ス(C5H10O5)残基の場合、全水酸基の数qはn−1
個、即ち4個であり、それらの水酸基のうちの1個(半
アセタール型水酸基)が鎖状脂肪族ヘミアセタール型エ
ーテル基〔(R1O)−(R3O)t−〕で置換され、他
の水酸基のうちの少なくともw個が鎖状脂肪族エーテル
基〔(R4O)−(R5O)u−〕で置換され、他の水酸
基のうちのs個、好ましくは1個が次式(11)で示さ
れるα−スルホ脂肪酸含有基で置換されている。 即ち、この場合の糖残基は、式〔Z−(OH)q-w-1-
s〕(但し、q=4、w=0〜2、s=1〜2、w+1+
s≦4)又は〔(C5H6O)−(OH)q-w-1-s〕(但
し、q=4、w=0〜2、s=1〜2、w+1+s≦
4)で表わされる。
【0022】単糖(CnH2nOn)残基がヘキソース(C
6H12O6)残基の場合、全水酸基の数qはn−1個、即
ち5個であり、それらの水酸基のうちの1個(半アセタ
ール型水酸基)が鎖状脂肪族ヘミアセタール型エーテル
基〔(R1O)−(R3O)t−〕で置換され、他の水酸
基のうちのw個が鎖状脂肪族エーテル基〔(R4O)−
(R5O)u−〕で置換され、他の水酸基のうちのs個、
好ましくは1個が前記式(11)で示されるα−スルホ
脂肪酸含有基で置換されている。即ち、この場合の糖残
基は、式〔Z−(OH)q-w-1-s〕(但し、q=5、w
=0〜3、s=1〜3、w+1+s≦5)又は〔(C6H
7O)−(OH)q-w-1-s〕(但し、q=5、w=0〜
3、s=1〜3、w+1+s≦5)で表わされる。一
方、単糖A(CnH2nOn)がポリエーテル化された構造
を有する単糖重合体の骨格mA(m≧2)の場合、全水
酸基の数qはm(n−1)−2(m−1)個であり、そ
れらの水酸基のうちの1個(半アセタール型水酸基)が
鎖状脂肪族ヘミアセタール型エーテル〔(R1O)−
(R3O)t〕で置換され、他の水酸基のうちのw個が鎖
状脂肪族エーテル基〔(R4O)−(R5O)u−〕で置
換され、他の水酸基のうちのs個、好ましくは1個が前
記式(11)で表わされるα−スルホ脂肪酸含有基で置
換されている。この場合の糖残基は、式〔Z−(OH)
q-w-1-s〕(但し、q=m(n−1)−2(m−1)、
w=0〜3、s=1〜3〕で表わされるものであるのが
好ましい。
6H12O6)残基の場合、全水酸基の数qはn−1個、即
ち5個であり、それらの水酸基のうちの1個(半アセタ
ール型水酸基)が鎖状脂肪族ヘミアセタール型エーテル
基〔(R1O)−(R3O)t−〕で置換され、他の水酸
基のうちのw個が鎖状脂肪族エーテル基〔(R4O)−
(R5O)u−〕で置換され、他の水酸基のうちのs個、
好ましくは1個が前記式(11)で示されるα−スルホ
脂肪酸含有基で置換されている。即ち、この場合の糖残
基は、式〔Z−(OH)q-w-1-s〕(但し、q=5、w
=0〜3、s=1〜3、w+1+s≦5)又は〔(C6H
7O)−(OH)q-w-1-s〕(但し、q=5、w=0〜
3、s=1〜3、w+1+s≦5)で表わされる。一
方、単糖A(CnH2nOn)がポリエーテル化された構造
を有する単糖重合体の骨格mA(m≧2)の場合、全水
酸基の数qはm(n−1)−2(m−1)個であり、そ
れらの水酸基のうちの1個(半アセタール型水酸基)が
鎖状脂肪族ヘミアセタール型エーテル〔(R1O)−
(R3O)t〕で置換され、他の水酸基のうちのw個が鎖
状脂肪族エーテル基〔(R4O)−(R5O)u−〕で置
換され、他の水酸基のうちのs個、好ましくは1個が前
記式(11)で表わされるα−スルホ脂肪酸含有基で置
換されている。この場合の糖残基は、式〔Z−(OH)
q-w-1-s〕(但し、q=m(n−1)−2(m−1)、
w=0〜3、s=1〜3〕で表わされるものであるのが
好ましい。
【0023】本発明により得られるα−スルホ脂肪酸エ
ステル又はその塩は、界面活性剤として用いられる。こ
のα−スルホ脂肪酸エステル又はその塩は、洗浄剤組成
物の界面活性剤成分として用いることができる。このよ
うな洗浄剤組成物において、α−スルホ脂肪酸エステル
又はその塩の洗浄剤組成物中濃度は、洗浄剤効果が得ら
れる濃度であればいかなる濃度で配合してもよいが、好
ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは0.5〜
40重量%である。また、前記洗浄剤組成物には、他の
適当な化合物を併用することもできる。例えば、ゼオラ
イト、炭酸ナトリウム(カリウム)、ケイ酸ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウム、ポリアクリル酸等のビルダ
ー;(ポリ)グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;メ
チルセルロース、(ポリ)エチレングリコール、(ポ
リ)プロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコ
ールジステアレート、エタノール等の粘度調整剤、メチ
ルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、グリチルリチ
ン酸カリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、その
他、殺菌剤、パール化剤、酸化防止剤、香料、色素、酵
素、紫外線吸収剤などを必要に応じて配合することがで
きる。さらに前記洗浄剤組成物には、他の界面活性剤を
併用することも可能である。このような界面活性剤とし
ては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オ
レフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエス
テル塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸モノ(ジ)ア
ルキル(アルケニル)エステル系界面活性剤、アルキル
リン酸エステル系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、
タウレート系界面活性剤、高級脂肪酸塩等のアニオン性
界面活性剤や、アルキルサッカライド系界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤等の非
イオン性界面活性剤等が好ましく用いられる。
ステル又はその塩は、界面活性剤として用いられる。こ
のα−スルホ脂肪酸エステル又はその塩は、洗浄剤組成
物の界面活性剤成分として用いることができる。このよ
うな洗浄剤組成物において、α−スルホ脂肪酸エステル
又はその塩の洗浄剤組成物中濃度は、洗浄剤効果が得ら
れる濃度であればいかなる濃度で配合してもよいが、好
ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは0.5〜
40重量%である。また、前記洗浄剤組成物には、他の
適当な化合物を併用することもできる。例えば、ゼオラ
イト、炭酸ナトリウム(カリウム)、ケイ酸ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウム、ポリアクリル酸等のビルダ
ー;(ポリ)グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;メ
チルセルロース、(ポリ)エチレングリコール、(ポ
リ)プロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコ
ールジステアレート、エタノール等の粘度調整剤、メチ
ルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、グリチルリチ
ン酸カリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、その
他、殺菌剤、パール化剤、酸化防止剤、香料、色素、酵
素、紫外線吸収剤などを必要に応じて配合することがで
きる。さらに前記洗浄剤組成物には、他の界面活性剤を
併用することも可能である。このような界面活性剤とし
ては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オ
レフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエス
テル塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸モノ(ジ)ア
ルキル(アルケニル)エステル系界面活性剤、アルキル
リン酸エステル系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、
タウレート系界面活性剤、高級脂肪酸塩等のアニオン性
界面活性剤や、アルキルサッカライド系界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤等の非
イオン性界面活性剤等が好ましく用いられる。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法によれば、着色の点ですぐ
れたα−スルホ脂肪酸の各種の糖エステル又はその塩を
収率よく得ることができる。本発明により得られるα−
スルホ脂肪酸エステル塩は、極めて低い皮膚刺激性を有
するもので、特に、人体の少なくとも一部に接触した態
様において適用される用途、すなわち、硬質表面用、木
質表面用、皮革表面用、皮膚用及び毛髪用の洗浄剤組成
物成分として好ましく適用される。この場合、硬質表面
としては、食器、自動車のボディー等の金属表面や、プ
ラスチック表面、セラミックス表面等がある。木質表面
としては、家具や、柱の表面がある。皮革表面として
は、ハンドバックやブーツ等の表面がある。また、前記
皮膚用及び毛髪用の洗浄剤組成物には、石けん、ボディ
シャンプー、シャンプー等の皮膚毛髪用液体洗浄剤、ハ
ミガキ、マウスウォッシュ等の口腔用品等が包含され
る。さらに、本発明によるα−スルホ脂肪酸エステル又
はその塩を含む洗浄剤組成物は、耐硬水性、分散性にす
ぐれ、洗浄時において高い再汚染防止効果を発揮するも
のである。
れたα−スルホ脂肪酸の各種の糖エステル又はその塩を
収率よく得ることができる。本発明により得られるα−
スルホ脂肪酸エステル塩は、極めて低い皮膚刺激性を有
するもので、特に、人体の少なくとも一部に接触した態
様において適用される用途、すなわち、硬質表面用、木
質表面用、皮革表面用、皮膚用及び毛髪用の洗浄剤組成
物成分として好ましく適用される。この場合、硬質表面
としては、食器、自動車のボディー等の金属表面や、プ
ラスチック表面、セラミックス表面等がある。木質表面
としては、家具や、柱の表面がある。皮革表面として
は、ハンドバックやブーツ等の表面がある。また、前記
皮膚用及び毛髪用の洗浄剤組成物には、石けん、ボディ
シャンプー、シャンプー等の皮膚毛髪用液体洗浄剤、ハ
ミガキ、マウスウォッシュ等の口腔用品等が包含され
る。さらに、本発明によるα−スルホ脂肪酸エステル又
はその塩を含む洗浄剤組成物は、耐硬水性、分散性にす
ぐれ、洗浄時において高い再汚染防止効果を発揮するも
のである。
【0025】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下において示す%及び部はいずれも重量
基準である。
する。なお、以下において示す%及び部はいずれも重量
基準である。
【0026】実施例1 α−スルホパルミチン酸メチルNa塩41.0g(0.
11モル)と、メチル−α−D−グルコシド19.1g
(0.10モル)を100mlのジメチルホルムアミド
に加えた後、ナトリウムメチラート(28%メタノール
溶液)1.0gを加え、温度100℃、圧力33mmH
gの条件で7時間撹拌下で反応を行った。得られた反応
生成物からそれに含まれるジメチルホルムアミドを減圧
下で留去した後、水100mlを加えた後、酸性の粒状
イオン交換樹脂(Dowex 50W−X4、H型)を
水溶液が中性を示すまで加えて撹拌し、塩基性触媒中の
Naイオンを水素イオンに変換させた。このようにして
得られた混合物からイオン交換樹脂を濾別し、濾液を凍
結乾燥して着色の殆どない白色固体〔α−メチルグルコ
シド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa塩〕5
3.4gを得た。このようにして得た白色固体〔A〕を
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析する
と、α−メチルグルコシド(α−スルホパルミチン酸)
モノエステルNa塩とジエステルNaが各々95%及び
2%の反応率で得られていることが確認された。反応原
料として用いたα−スルホパルミチン酸メチルNa塩は
加熱しないと水に溶解しないのに対し、前記白色固体
(Na塩)は冷水に容易に溶解することが確認された。
また、前記白色固体(Na塩)〔A〕のプロトンNMR
によると、δ=4.8ppm(脂肪酸のα位メチンのプ
ロトン)と、3.4ppm(グルコシドのアノメリック
位のα−O−メチルプロトン)がそれぞれ観測された。
11モル)と、メチル−α−D−グルコシド19.1g
(0.10モル)を100mlのジメチルホルムアミド
に加えた後、ナトリウムメチラート(28%メタノール
溶液)1.0gを加え、温度100℃、圧力33mmH
gの条件で7時間撹拌下で反応を行った。得られた反応
生成物からそれに含まれるジメチルホルムアミドを減圧
下で留去した後、水100mlを加えた後、酸性の粒状
イオン交換樹脂(Dowex 50W−X4、H型)を
水溶液が中性を示すまで加えて撹拌し、塩基性触媒中の
Naイオンを水素イオンに変換させた。このようにして
得られた混合物からイオン交換樹脂を濾別し、濾液を凍
結乾燥して着色の殆どない白色固体〔α−メチルグルコ
シド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa塩〕5
3.4gを得た。このようにして得た白色固体〔A〕を
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析する
と、α−メチルグルコシド(α−スルホパルミチン酸)
モノエステルNa塩とジエステルNaが各々95%及び
2%の反応率で得られていることが確認された。反応原
料として用いたα−スルホパルミチン酸メチルNa塩は
加熱しないと水に溶解しないのに対し、前記白色固体
(Na塩)は冷水に容易に溶解することが確認された。
また、前記白色固体(Na塩)〔A〕のプロトンNMR
によると、δ=4.8ppm(脂肪酸のα位メチンのプ
ロトン)と、3.4ppm(グルコシドのアノメリック
位のα−O−メチルプロトン)がそれぞれ観測された。
【0027】実施例2 α−スルホラウリン酸メチルNa塩34.8g(0.1
1モル)と、アルキルポリグルコシドA(オクチルポリ
グルコシドとデシルポリグルコシドとの混合物)30.
6g(0.1モル)を100mlのトルエンに溶解し
た。なお、前記アルキルポリグルコシドAは、オクチル
ポリグルコシドとデシルポリグルコシドとの混合物の7
0%水溶液(商品名「グルコポン225CSUP」、ヘ
ンケル社製)を凍結乾燥して得たものである。次に、前
記のようにして得た溶液にナトリウムメチラート(28
%メタノール水溶液)1.0gを加え、112℃で撹拌
しながら8時間加熱還流してエステル交換反応を行っ
た。この反応に際しては、凝縮した反応溶媒(トルエ
ン)をモレキュラーシーブス4Aの50gを充填したカ
ラムを通過させて、溶媒中に含まれる副生メタノールを
除去した後、再び反応系に戻した。前記反応終了後、反
応生成物からトルエンを留去し、得られた残渣を水10
0mlに溶かして水溶液とした。この水溶液に実施例1
で示した酸性イオン交換樹脂を加え塩基性触媒中のナト
リウムイオンを水素イオンに変換させた後、樹脂を濾別
し、濾液を凍結乾燥して、殆ど着色のない白色固体〔ア
ルキルポリグルコシド(α−スルホラウリン酸)エステ
ルNa塩〕60.1gを得た。このようにして得た白色
固体〔B〕をHPLCで分析すると、アルキルポリグリ
コシド(α−スルホラウリン酸)モノエステルNa塩及
びジエステルNa塩が各々93%及び2%の反応率で得
られていることが確認された。また、前記白色固体
〔B〕をプロトンNMRで分析すると、δ=4.9pp
m(脂肪酸のα位メチンプロトン)、4.2及び4.8
ppm(アノメリック位プロトン)が観測された。前記
白色固体〔B〕は、良好な水溶性を示すことが確認され
た。
1モル)と、アルキルポリグルコシドA(オクチルポリ
グルコシドとデシルポリグルコシドとの混合物)30.
6g(0.1モル)を100mlのトルエンに溶解し
た。なお、前記アルキルポリグルコシドAは、オクチル
ポリグルコシドとデシルポリグルコシドとの混合物の7
0%水溶液(商品名「グルコポン225CSUP」、ヘ
ンケル社製)を凍結乾燥して得たものである。次に、前
記のようにして得た溶液にナトリウムメチラート(28
%メタノール水溶液)1.0gを加え、112℃で撹拌
しながら8時間加熱還流してエステル交換反応を行っ
た。この反応に際しては、凝縮した反応溶媒(トルエ
ン)をモレキュラーシーブス4Aの50gを充填したカ
ラムを通過させて、溶媒中に含まれる副生メタノールを
除去した後、再び反応系に戻した。前記反応終了後、反
応生成物からトルエンを留去し、得られた残渣を水10
0mlに溶かして水溶液とした。この水溶液に実施例1
で示した酸性イオン交換樹脂を加え塩基性触媒中のナト
リウムイオンを水素イオンに変換させた後、樹脂を濾別
し、濾液を凍結乾燥して、殆ど着色のない白色固体〔ア
ルキルポリグルコシド(α−スルホラウリン酸)エステ
ルNa塩〕60.1gを得た。このようにして得た白色
固体〔B〕をHPLCで分析すると、アルキルポリグリ
コシド(α−スルホラウリン酸)モノエステルNa塩及
びジエステルNa塩が各々93%及び2%の反応率で得
られていることが確認された。また、前記白色固体
〔B〕をプロトンNMRで分析すると、δ=4.9pp
m(脂肪酸のα位メチンプロトン)、4.2及び4.8
ppm(アノメリック位プロトン)が観測された。前記
白色固体〔B〕は、良好な水溶性を示すことが確認され
た。
【0028】実施例3 α−スルホステアリン酸メチルNa塩44.1g(0.
11モル)及びメチル−α−D−グルコシド19.1g
(0.10モル)を100mlのアセトニトリルに溶解
させた。この溶液にt−ブトキシカリウム1.0を加
え、82℃で実施例2と同様にして、撹拌しながら7時
間加熱還流してエステル交換反応を行った。前記反応終
了後、反応生成物からアセトニトリルを留去し、得られ
た残渣を実施例1と同様にして、酸性イオン交換樹脂で
処理した後、得られた炉液を凍結乾燥して、着色の殆ん
どない白色固体〔α−メチルグルコシド(α−スルホス
テアリン酸)エステルNa塩〕56.5gを得た。この
ようにして得た白色固体〔C〕をHPLCで分析する
と、このものは、α−メチルグルコシド(α−スルホス
テアリン酸)モノエステルNa塩94%とジエステルN
a塩3%を含むことが確認された。また、前記白色固体
〔C〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8ppm
(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(アノ
メリック位のα−O−メチルプロトン)が観察された。
また、前記白色固体〔C〕は、良好な水溶性を示した。
11モル)及びメチル−α−D−グルコシド19.1g
(0.10モル)を100mlのアセトニトリルに溶解
させた。この溶液にt−ブトキシカリウム1.0を加
え、82℃で実施例2と同様にして、撹拌しながら7時
間加熱還流してエステル交換反応を行った。前記反応終
了後、反応生成物からアセトニトリルを留去し、得られ
た残渣を実施例1と同様にして、酸性イオン交換樹脂で
処理した後、得られた炉液を凍結乾燥して、着色の殆ん
どない白色固体〔α−メチルグルコシド(α−スルホス
テアリン酸)エステルNa塩〕56.5gを得た。この
ようにして得た白色固体〔C〕をHPLCで分析する
と、このものは、α−メチルグルコシド(α−スルホス
テアリン酸)モノエステルNa塩94%とジエステルN
a塩3%を含むことが確認された。また、前記白色固体
〔C〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8ppm
(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(アノ
メリック位のα−O−メチルプロトン)が観察された。
また、前記白色固体〔C〕は、良好な水溶性を示した。
【0029】実施例4 α−スルホステアリン酸メチルNa塩44.1g(0.
11モル)と、下記の構造式で表わされるラウリルオキ
シポリオキシエチレングルコシド67.2g(0.10
モル)をジメチルホルムアミド200mlに溶解させ
た。
11モル)と、下記の構造式で表わされるラウリルオキ
シポリオキシエチレングルコシド67.2g(0.10
モル)をジメチルホルムアミド200mlに溶解させ
た。
【化12】 (pは平均付加モル数を表わし、p=7である) 前記溶液にナトリウムメチラート(28%メタノール溶
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら8時間加熱還流してエステル化反応
を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチルホ
ルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様に
して、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾液
を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔ラウリルオ
キシポリオキシエチレングルコシド(α−スルホステア
リン酸)エステルNa塩〕104.7gを得た。このよ
うにして得た白色固体〔D〕をHPLCで分析すると、
このものは、ラウリルオキシポリオキシエチレングルコ
シド(α−スルホステアリン酸)モノエステルNa塩9
2%とジエステルNa塩2%を含むことが確認された。
また、前記白色固体〔D〕のプロトンNMR分析では、
δ=4.9ppm(脂肪酸のα位メチンプロトン)、
4.2及び4.8ppm(アノメリック位のプロトン)
が観察された。また、前記白色固体〔D〕は、良好な水
溶性を示した。
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら8時間加熱還流してエステル化反応
を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチルホ
ルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様に
して、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾液
を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔ラウリルオ
キシポリオキシエチレングルコシド(α−スルホステア
リン酸)エステルNa塩〕104.7gを得た。このよ
うにして得た白色固体〔D〕をHPLCで分析すると、
このものは、ラウリルオキシポリオキシエチレングルコ
シド(α−スルホステアリン酸)モノエステルNa塩9
2%とジエステルNa塩2%を含むことが確認された。
また、前記白色固体〔D〕のプロトンNMR分析では、
δ=4.9ppm(脂肪酸のα位メチンプロトン)、
4.2及び4.8ppm(アノメリック位のプロトン)
が観察された。また、前記白色固体〔D〕は、良好な水
溶性を示した。
【0030】実施例5 α−スルホラウリン酸メチルNa塩34.8g(0.1
1モル)と、下記の構造式で表わされる6−ドデシルオ
キシ−メチルグルコシド36.3g(0.10モル)を
ジメチルホルムアミド200mlに溶解させた。
1モル)と、下記の構造式で表わされる6−ドデシルオ
キシ−メチルグルコシド36.3g(0.10モル)を
ジメチルホルムアミド200mlに溶解させた。
【化13】 前記溶液にナトリウムメチラート(28%メタノール溶
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら8時間加熱還流してエステル交換反
応を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチル
ホルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様
にして、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾
液を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔6−ドデ
シルオキシ−メチルグルコシド(α−スルホラウリン
酸)エステルNa塩〕64.9gを得た。このようにし
て得た白色固体〔E〕をHPLCで分析すると、このも
のは、6−ドデシルオキシ−メチルグルコシド(α−ス
ルホラウリン酸)モノエステルNa塩91%とジエステ
ルNa塩1%を含むことが確認された。また、前記白色
固体〔E〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8pp
m(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(ア
ノメリック位のα−O−メチルプロトン)が観察され
た。また、前記白色固体〔E〕は、良好な水溶性を示し
た。
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら8時間加熱還流してエステル交換反
応を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチル
ホルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様
にして、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾
液を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔6−ドデ
シルオキシ−メチルグルコシド(α−スルホラウリン
酸)エステルNa塩〕64.9gを得た。このようにし
て得た白色固体〔E〕をHPLCで分析すると、このも
のは、6−ドデシルオキシ−メチルグルコシド(α−ス
ルホラウリン酸)モノエステルNa塩91%とジエステ
ルNa塩1%を含むことが確認された。また、前記白色
固体〔E〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8pp
m(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(ア
ノメリック位のα−O−メチルプロトン)が観察され
た。また、前記白色固体〔E〕は、良好な水溶性を示し
た。
【0031】実施例6 α−スルホステアリン酸メチルNa塩44.1g(0.
11モル)と、下記の構造式で表わされる6−ラウリル
オキシポリオキシエチレン−メチルグルコシド68.7
g(0.10モル)をジメチルホルムアミド200ml
に溶解させた。
11モル)と、下記の構造式で表わされる6−ラウリル
オキシポリオキシエチレン−メチルグルコシド68.7
g(0.10モル)をジメチルホルムアミド200ml
に溶解させた。
【化14】 (pは平均付加モル数を表わし、p=7である) 前記溶液にナトリウムメチラート(28%メタノール溶
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら9時間加熱還流してエステル化反応
を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチルホ
ルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様に
して、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾液
を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔6−ラウリ
ルオキシポリオキシエチレンオキシ−メチルグルコシド
(α−スルホステアリン酸)エステルNa塩〕97.3
gを得た。このようにして得た白色固体〔F〕をHPL
Cで分析すると、このものは、6−ラウリルオキシポリ
オキシエチレンオキシ−メチルグルコシド(α−スルホ
ステアリン酸)モノエステルNa塩93%とジエステル
Na塩2%を含むことが確認された。また、前記白色固
体〔F〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8ppm
(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(アノ
メリック位のα−O−メチルプロトン)が観察された。
また、前記白色固体〔F〕は、良好な水溶性を示した。
液)1.0gを加え、100℃で減圧下(37mmH
g)で撹拌しながら9時間加熱還流してエステル化反応
を行った。前記反応終了後、反応生成物からジメチルホ
ルムアミドを留去し、得られた残渣を実施例1と同様に
して、酸性イオン交換樹脂で処理した後、得られた濾液
を凍結乾燥して着色の殆んどない白色固体〔6−ラウリ
ルオキシポリオキシエチレンオキシ−メチルグルコシド
(α−スルホステアリン酸)エステルNa塩〕97.3
gを得た。このようにして得た白色固体〔F〕をHPL
Cで分析すると、このものは、6−ラウリルオキシポリ
オキシエチレンオキシ−メチルグルコシド(α−スルホ
ステアリン酸)モノエステルNa塩93%とジエステル
Na塩2%を含むことが確認された。また、前記白色固
体〔F〕のプロトンNMR分析では、δ=4.8ppm
(脂肪酸のα位メチンプロトン)、3.4ppm(アノ
メリック位のα−O−メチルプロトン)が観察された。
また、前記白色固体〔F〕は、良好な水溶性を示した。
【0032】実施例7 D−グルコース1.8g(0.01mol)及び下記式
(15)の1−O−n−ドデシルトリグリセリン21g
(0.05mol)及びナフィオンNR50(酸型)
〔アルドリッチ社製〕0.7gを100ml容の3口フ
ラスコに加え、15mmHgの減圧下に、130℃、6
時間加熱、攪拌を行う。反応終了後、反応混合物を室温
まで冷却した後、イオン交換樹脂を濾去し、濾液をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製すると、1−O
−n−ドデシルトリグリセリルグルコシド5.2gが白
色固体として得られた。(収率81%) この際、過剰量の1−O−n−ドデシルトリグリセリル
エーテル及び少量の末反応のグルコースが回収される以
外は副生物は殆んど認められなかった。 HO−〔C3H5(OH)O〕3−C12H25 (15)
(15)の1−O−n−ドデシルトリグリセリン21g
(0.05mol)及びナフィオンNR50(酸型)
〔アルドリッチ社製〕0.7gを100ml容の3口フ
ラスコに加え、15mmHgの減圧下に、130℃、6
時間加熱、攪拌を行う。反応終了後、反応混合物を室温
まで冷却した後、イオン交換樹脂を濾去し、濾液をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製すると、1−O
−n−ドデシルトリグリセリルグルコシド5.2gが白
色固体として得られた。(収率81%) この際、過剰量の1−O−n−ドデシルトリグリセリル
エーテル及び少量の末反応のグルコースが回収される以
外は副生物は殆んど認められなかった。 HO−〔C3H5(OH)O〕3−C12H25 (15)
【0033】次に、実施例1において、メチル−α−D
−グルコシドの代りに、前記で得た1−O−n−ドデシ
ルトリグリセリルグルコシド0.10モルを用いた以外
は同様にして実験を行った。このようにして、着色の殆
んどない白色固体〔G〕〔ドデシルトリグリセリルグル
コシド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕9
1.3gを得た。このものは、モノエステルNaの収率
は82%であった。
−グルコシドの代りに、前記で得た1−O−n−ドデシ
ルトリグリセリルグルコシド0.10モルを用いた以外
は同様にして実験を行った。このようにして、着色の殆
んどない白色固体〔G〕〔ドデシルトリグリセリルグル
コシド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕9
1.3gを得た。このものは、モノエステルNaの収率
は82%であった。
【0034】実施例8 D−グルコース1.8g(0.01mol)及び下記式
(16)で示される1−O−オレイルトリグリセリン2
9.4g(0.06mol)及び活性化モンモリロナイ
トKSF(Siid−Chemie社製)1.2gN−
メチルピロリドン30mlを100ml容の3口フラス
コに加え、15mmHgの減圧下に、120℃、6時間
加熱、攪拌を行う。反応終了後、反応混合物を室温まで
冷却した後、イオン交換樹脂を濾去し、濾液より溶媒を
留去しシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
と、1−O−オレイルトリグリセリルグルコシド5.8
gが白色固体として得られた。(収率89%) この際過剰量の1−O−オレイルトリグリセリエーテル
及び少量の末反応のグルコースが回収される以外は副生
物は殆んど認められなかった。 HO−〔C3H5(OH)O〕3−C18H35 (16)
(16)で示される1−O−オレイルトリグリセリン2
9.4g(0.06mol)及び活性化モンモリロナイ
トKSF(Siid−Chemie社製)1.2gN−
メチルピロリドン30mlを100ml容の3口フラス
コに加え、15mmHgの減圧下に、120℃、6時間
加熱、攪拌を行う。反応終了後、反応混合物を室温まで
冷却した後、イオン交換樹脂を濾去し、濾液より溶媒を
留去しシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
と、1−O−オレイルトリグリセリルグルコシド5.8
gが白色固体として得られた。(収率89%) この際過剰量の1−O−オレイルトリグリセリエーテル
及び少量の末反応のグルコースが回収される以外は副生
物は殆んど認められなかった。 HO−〔C3H5(OH)O〕3−C18H35 (16)
【0035】次に、実施例1において、メチル−α−D
−グルコシドの代りに、前記で得た1−O−オレイルト
リグリセリルグルコシド0.10モルを用いた以外は同
様にして実験を行った。このようにして、着色の殆んど
ない白色固体〔H〕〔オレイルトリグリセリルグルコシ
ド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕99.4
gを得た。モノエステルNaの収率は83%であった。
−グルコシドの代りに、前記で得た1−O−オレイルト
リグリセリルグルコシド0.10モルを用いた以外は同
様にして実験を行った。このようにして、着色の殆んど
ない白色固体〔H〕〔オレイルトリグリセリルグルコシ
ド(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕99.4
gを得た。モノエステルNaの収率は83%であった。
【0037】実施例9 D−グルコース1.8g(0.01mol)及び下記式
(17)のステアリルポリグリセリン(平均重合度m=
6)29.3g(0.04mol)及びDowex50
WX8(酸型)〔Daw Chemical社製〕0.
9g、ジメチルホルムアミド30mlを100ml容の
3口フラスコに加え、15mmHgの減圧下で、130
℃、6時間、加熱、攪拌を行う。反応終了後、実施例8
と同様に後処理、精製を行うと、ステアリルポリグリセ
リルグルコシド7.8g(87%収率)が得られた。 HO−〔C3H5(OH)O〕6−C18H37 (17)
(17)のステアリルポリグリセリン(平均重合度m=
6)29.3g(0.04mol)及びDowex50
WX8(酸型)〔Daw Chemical社製〕0.
9g、ジメチルホルムアミド30mlを100ml容の
3口フラスコに加え、15mmHgの減圧下で、130
℃、6時間、加熱、攪拌を行う。反応終了後、実施例8
と同様に後処理、精製を行うと、ステアリルポリグリセ
リルグルコシド7.8g(87%収率)が得られた。 HO−〔C3H5(OH)O〕6−C18H37 (17)
【0038】次に、実施例1において、メチル−α−D
−グルコシドの代りに、前記で得たステアリルポリグリ
セリルグルコシド0.10モルを用いた以外は同様にし
て実験を行った。このようにして、着色の殆んどない白
色固体〔I〕〔ステアリルトリグリセリルグルコシド
(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕123.7
gを得た。モノエステルNaの収率は82%であった。
−グルコシドの代りに、前記で得たステアリルポリグリ
セリルグルコシド0.10モルを用いた以外は同様にし
て実験を行った。このようにして、着色の殆んどない白
色固体〔I〕〔ステアリルトリグリセリルグルコシド
(α−スルホパルミチン酸)エステルNa〕123.7
gを得た。モノエステルNaの収率は82%であった。
【0039】比較例1 実施例1において、メチル−α−D−グルコシドの代り
にグルコースを用い、α−スルホパルミチン酸メチルN
aの代りに、α−スルホパルミチン酸メチルを用いると
ともに、ナトリウムメチラートを使用しない以外は同様
にして実験を行った。この場合に得られた固体は、黒褐
色の着色の著しいもので、しかも、その収率は12%と
低いものであった。
にグルコースを用い、α−スルホパルミチン酸メチルN
aの代りに、α−スルホパルミチン酸メチルを用いると
ともに、ナトリウムメチラートを使用しない以外は同様
にして実験を行った。この場合に得られた固体は、黒褐
色の着色の著しいもので、しかも、その収率は12%と
低いものであった。
【0040】比較例2 グルコース30g(0.167モル)と50gのα−ス
ルホパルミチン酸メチルエステルNa塩(0.134モ
ル)を100℃、0.1mmHgで2時間乾燥後、10
0mlのジメチルホルムアミドに溶解する。ナトリウム
メトキシド0.5gを加えた後、混合物を100℃、5
時間、減圧下(40mmHg)でメタノールを留去しつ
つ攪拌する。反応終了後ジメチルホルムアミドを留去
(0.1mmHg)し、残渣に無水エタノールを加え、
加温、攪拌した後、未反応グルコース、グルコース重合
物及びα−スルホパルミチン酸ジNaを濾去し、濾液を
結晶化させるとグルコース(α−スルホパルミチン酸)
モノエステルNa塩が得られたが、このものは黒褐色の
着色の著しいものである上、その収率は55%と低いも
のであった。
ルホパルミチン酸メチルエステルNa塩(0.134モ
ル)を100℃、0.1mmHgで2時間乾燥後、10
0mlのジメチルホルムアミドに溶解する。ナトリウム
メトキシド0.5gを加えた後、混合物を100℃、5
時間、減圧下(40mmHg)でメタノールを留去しつ
つ攪拌する。反応終了後ジメチルホルムアミドを留去
(0.1mmHg)し、残渣に無水エタノールを加え、
加温、攪拌した後、未反応グルコース、グルコース重合
物及びα−スルホパルミチン酸ジNaを濾去し、濾液を
結晶化させるとグルコース(α−スルホパルミチン酸)
モノエステルNa塩が得られたが、このものは黒褐色の
着色の著しいものである上、その収率は55%と低いも
のであった。
【0041】実施例10 下記表1に示す界面活性剤について、その性能を以下の
ようにして評価した。その結果を表2に示す。 (皮膚刺激性)5重量%の界面活性剤水溶液を試験液と
して、上腕部クローズドバッチテストを5日間、20検
体について行った。評価方法は次の通りである。 〈評価方法〉 ○:赤変、発疹等の発症例=0 △:発症例=1 ×:発症例=2以上 (タンパク変性)100ppmの牛血清アルブミンをリ
ン酸バッファー(pH7.0)下、1000ppmの界
面活性剤水溶液中に24時間室温放置した後、円偏光二
色性(220nm値)を測定し、界面活性剤を不含水中
で同様に放置した場合の値からの減少量(%)を求め
た。 〈評価方法〉 ○:減少量=0〜4 △: 〃 =5〜10 ×: 〃 =11以上 (起泡性)0.5重量%の界面活性剤水溶液10mlを
目盛付試験管に入れ、25℃恒温に保持した後、20回
/10秒間振盪し、30秒後の泡容量を測定する。 〈評価方法〉 ○:泡容量=80ml以上 △: 〃 =55〜79ml ×: 〃 =54ml以下
ようにして評価した。その結果を表2に示す。 (皮膚刺激性)5重量%の界面活性剤水溶液を試験液と
して、上腕部クローズドバッチテストを5日間、20検
体について行った。評価方法は次の通りである。 〈評価方法〉 ○:赤変、発疹等の発症例=0 △:発症例=1 ×:発症例=2以上 (タンパク変性)100ppmの牛血清アルブミンをリ
ン酸バッファー(pH7.0)下、1000ppmの界
面活性剤水溶液中に24時間室温放置した後、円偏光二
色性(220nm値)を測定し、界面活性剤を不含水中
で同様に放置した場合の値からの減少量(%)を求め
た。 〈評価方法〉 ○:減少量=0〜4 △: 〃 =5〜10 ×: 〃 =11以上 (起泡性)0.5重量%の界面活性剤水溶液10mlを
目盛付試験管に入れ、25℃恒温に保持した後、20回
/10秒間振盪し、30秒後の泡容量を測定する。 〈評価方法〉 ○:泡容量=80ml以上 △: 〃 =55〜79ml ×: 〃 =54ml以下
【0042】(乳化性)30ml共栓付試験管に界面活
性剤の0.5%水溶液10mlを入れた後、この試験管
にサラダ油を10ml添加した。次に、栓をして激しく
30回振盪させ、30℃で30分間放置した後、試験管
中で分離する水の容量(ml)を測定した。 〈評価方法〉 ○:分離水分量=0〜3ml △: 〃 =4〜6ml ×: 〃 =7〜10ml (分散性)0.01重量%のカーボンブラックと0.1
重量%の界面活性剤を含む試料水溶液を50ml調製
し、25℃の恒温浴中で5時間搬とうした。その後24
時間静置し、分散状態を以下の方法に従って評価した。 〈評価方法〉 ○:均一にカーボンブラックが分散している。 ×:分離層が存在する。 (耐硬水性)0.5重量%の界面活性剤水溶液40ml
を100mlのビーカーに入れ、1重量%の酢酸カルシ
ウム水溶液8.5mlを滴下し、耐硬水性を以下の方法
に従って評価した。 〈評価方法〉 ○:ビーカーの底に貼ったタイプ文字が見える。 ×:ビーカーの底に貼ったタイプ文字が見えない。 (耐加水分解性)1重量%の界面活性剤を、pH9、8
0℃、60分間処理し加熱分解せずに残存する界面活性
剤の割合を液体クロマトグラフィーにより求めた。 〈評価方法〉 ○:界面活性剤残存率=90%以上 △: 〃 =80〜89% ×: 〃 =79%以下 (香料保留性)カンキツ(レモン)系香料0.5%、界
面活性剤5%を含む水溶液0.5mlを前腕部に塗布
し、2時間後の臭い立ちの強度を比較した。 〈評価方法〉 ○:臭い立ちが強い。 △: 〃 がかなり強い。 ×: 〃 が弱いか殆んど感じられない。
性剤の0.5%水溶液10mlを入れた後、この試験管
にサラダ油を10ml添加した。次に、栓をして激しく
30回振盪させ、30℃で30分間放置した後、試験管
中で分離する水の容量(ml)を測定した。 〈評価方法〉 ○:分離水分量=0〜3ml △: 〃 =4〜6ml ×: 〃 =7〜10ml (分散性)0.01重量%のカーボンブラックと0.1
重量%の界面活性剤を含む試料水溶液を50ml調製
し、25℃の恒温浴中で5時間搬とうした。その後24
時間静置し、分散状態を以下の方法に従って評価した。 〈評価方法〉 ○:均一にカーボンブラックが分散している。 ×:分離層が存在する。 (耐硬水性)0.5重量%の界面活性剤水溶液40ml
を100mlのビーカーに入れ、1重量%の酢酸カルシ
ウム水溶液8.5mlを滴下し、耐硬水性を以下の方法
に従って評価した。 〈評価方法〉 ○:ビーカーの底に貼ったタイプ文字が見える。 ×:ビーカーの底に貼ったタイプ文字が見えない。 (耐加水分解性)1重量%の界面活性剤を、pH9、8
0℃、60分間処理し加熱分解せずに残存する界面活性
剤の割合を液体クロマトグラフィーにより求めた。 〈評価方法〉 ○:界面活性剤残存率=90%以上 △: 〃 =80〜89% ×: 〃 =79%以下 (香料保留性)カンキツ(レモン)系香料0.5%、界
面活性剤5%を含む水溶液0.5mlを前腕部に塗布
し、2時間後の臭い立ちの強度を比較した。 〈評価方法〉 ○:臭い立ちが強い。 △: 〃 がかなり強い。 ×: 〃 が弱いか殆んど感じられない。
【0043】
【表1】 * 比較例を示す
【0044】
【表2】 * 比較例を示す
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (前記式中、Z−(OH)q-w-1-sは分子中にq個の遊
離水酸基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq
個の遊離水酸基のうちの(w+1+s)個の水酸基が反
応に関与して形成された糖残基を示し、〔(R1O)−
(R3O)t〕は前記糖残基のアノメリック位に結合し、
〔(R4O)−(R5O)u〕及び〔OCOCH(SO
3M)R2〕sは糖残基のアノメリック位以外の位置に結
合し、R1及びR4は炭素数1〜30の鎖状脂肪族基、R
2は炭素数4〜30の脂肪族基、R3及びR5は炭素数1
〜4のアルキレン基、Mは水素原子又は塩形成性陽イオ
ンを各示し、qは3以上の数、wは0又は1以上の数、
sは1以上の数、t及びuは0〜20の数を各示し、
(w+1+s)はq以下である)で表わされるα−スル
ホ脂肪酸誘導体の製造方法において、下記一般式(2) 【化2】 (式中、Z−(OH)q-w-1は分子中にq個の遊離水酸
基を有する糖(Z−(OH)q)においてそのq個の遊
離水酸基のうちの(w+1)個が反応に関与して形成さ
れた糖残基を示し、R1、R3、R4、R5、q、t、u及
びwは前記と同じ意味を有する)で表わされる糖誘導体
と、下記一般式(3) 【化3】 (式中、R6は低級アルキル基を示し、R2及びMは前記
と同じ意味を有する)で表わされるα−スルホ脂肪酸エ
ステルとをアルカリ性触媒の存在下で反応させることを
特徴とする前記方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34024594A JPH08188567A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | α−スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34024594A JPH08188567A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | α−スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188567A true JPH08188567A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18335091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34024594A Pending JPH08188567A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | α−スルホ脂肪酸の糖エステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188567A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001226215A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-08-21 | Kanebo Ltd | 化粧料およびラフィノースのエ−テル誘導体の製造方法 |
| CN111320658A (zh) * | 2018-12-13 | 2020-06-23 | 中石化石油工程技术服务有限公司 | 一种磺化蓖麻油基烷基糖苷及其制备方法和钻井液 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP34024594A patent/JPH08188567A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001226215A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-08-21 | Kanebo Ltd | 化粧料およびラフィノースのエ−テル誘導体の製造方法 |
| CN111320658A (zh) * | 2018-12-13 | 2020-06-23 | 中石化石油工程技术服务有限公司 | 一种磺化蓖麻油基烷基糖苷及其制备方法和钻井液 |
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