JPH08189104A - 吸音体の取付装置 - Google Patents
吸音体の取付装置Info
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- JPH08189104A JPH08189104A JP7019690A JP1969095A JPH08189104A JP H08189104 A JPH08189104 A JP H08189104A JP 7019690 A JP7019690 A JP 7019690A JP 1969095 A JP1969095 A JP 1969095A JP H08189104 A JPH08189104 A JP H08189104A
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸音体を軽量化することにより取扱い易く、
壁等への取付作業を容易にし、取付コストを安くする。 【構成】 繊維状物質の集合体からなり吸音体を構成す
る繊維成形体1の所定位置に繊維成形体1の厚さ方向に
貫通する穴2Aを有する固定部品2を取付け、この繊維
成形体1を撥水剤で処理して撥水性と耐候性を付与し、
この固定部品2の穴2A内に弾性を備えねじ4Aに係合
する複数の係合爪24を設け、コンクリート壁面等の基
体3に埋め込まれたアンカーボルト4の外部に突出する
ねじ4Aを固定部品2の穴2Aへ挿通して係合爪24に
係合させて吸音体を基体3に取付ける。
壁等への取付作業を容易にし、取付コストを安くする。 【構成】 繊維状物質の集合体からなり吸音体を構成す
る繊維成形体1の所定位置に繊維成形体1の厚さ方向に
貫通する穴2Aを有する固定部品2を取付け、この繊維
成形体1を撥水剤で処理して撥水性と耐候性を付与し、
この固定部品2の穴2A内に弾性を備えねじ4Aに係合
する複数の係合爪24を設け、コンクリート壁面等の基
体3に埋め込まれたアンカーボルト4の外部に突出する
ねじ4Aを固定部品2の穴2Aへ挿通して係合爪24に
係合させて吸音体を基体3に取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道,道路,空港,
競技場,遊戯施設等の騒音対策が必要とされるところで
使用される吸音体の取付装置に関する。
競技場,遊戯施設等の騒音対策が必要とされるところで
使用される吸音体の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば屋外用防音壁では、グラス
ウールをアルミニウム製のボックスに入れ、このボック
スの音響入射面側にパンチングを施したり、ルーバーを
設けて開口個所を形成し、このボックスをコンクリート
壁へ固着していた。グラスウールはそれ自身をむき出し
で直接コンクリート壁に取付ける方が吸音性能上好まし
いが、グラスウールは降雨等での吸水による吸音率の低
下や紫外線による劣化が発生するため、上述のようにボ
ックスに入れざるを得なかった。
ウールをアルミニウム製のボックスに入れ、このボック
スの音響入射面側にパンチングを施したり、ルーバーを
設けて開口個所を形成し、このボックスをコンクリート
壁へ固着していた。グラスウールはそれ自身をむき出し
で直接コンクリート壁に取付ける方が吸音性能上好まし
いが、グラスウールは降雨等での吸水による吸音率の低
下や紫外線による劣化が発生するため、上述のようにボ
ックスに入れざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸音体は、ボッ
クスを使用するため重量が増加し、壁への取付けも面倒
で施工作業の効率も悪く、壁に取付けた後も吸音体は音
響入射面積が小さくなり吸音性が低下し、取付コストも
高いものであった。
クスを使用するため重量が増加し、壁への取付けも面倒
で施工作業の効率も悪く、壁に取付けた後も吸音体は音
響入射面積が小さくなり吸音性が低下し、取付コストも
高いものであった。
【0004】そこで、この発明は、吸音体を軽量化する
ことにより取扱い易く、壁等への取付作業を容易にし、
取付コストを安くした吸音体の取付装置を提供すること
を目的とする。
ことにより取扱い易く、壁等への取付作業を容易にし、
取付コストを安くした吸音体の取付装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、繊維状物質の集合体からなり吸音体を
構成する繊維成形体の所定位置に繊維成形体の厚さ方向
に貫通する穴を有する固定部品を取付け、この繊維成形
体を撥水剤で処理して撥水性と耐候性を付与し、この固
定部品の穴内に弾性を備えねじに係合する複数の係合爪
を設け、コンクリート壁面等の基体に埋め込まれたアン
カーボルトの外部に突出するねじを固定部品の穴へ挿通
して係合爪に係合させて吸音体を基体に取付けるもので
ある。
め、この発明は、繊維状物質の集合体からなり吸音体を
構成する繊維成形体の所定位置に繊維成形体の厚さ方向
に貫通する穴を有する固定部品を取付け、この繊維成形
体を撥水剤で処理して撥水性と耐候性を付与し、この固
定部品の穴内に弾性を備えねじに係合する複数の係合爪
を設け、コンクリート壁面等の基体に埋め込まれたアン
カーボルトの外部に突出するねじを固定部品の穴へ挿通
して係合爪に係合させて吸音体を基体に取付けるもので
ある。
【0006】
【作用】壁等の基体に埋め込んだアンカーボルトを吸音
体に取付けられた固定部品の穴に挿入すれば、吸音体を
基体に取付けることが簡単にでき、取付コストも安くな
り、さらに吸音体の大部分はむき出しとなり、吸音性能
も高く、軽いので基体への配置も簡単となる。
体に取付けられた固定部品の穴に挿入すれば、吸音体を
基体に取付けることが簡単にでき、取付コストも安くな
り、さらに吸音体の大部分はむき出しとなり、吸音性能
も高く、軽いので基体への配置も簡単となる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
照にして説明する。
【0008】図1に示す実施例では、繊維状物質の集合
体からなり吸音体を構成する繊維成形体1の所定位置に
繊維成形体1の厚さ方向に貫通する穴2Aを有する固定
部品2を取付け、コンクリート壁面等の基体3に埋め込
まれたアンカーボルト4の外部に突出するねじ4Aを固
定部品2の穴2Aに挿通して繊維成形体1を基体3に取
付けてある。繊維成形体1は撥水剤で処理され、撥水性
と耐候性を付与され、むき出しのままでも雨水や紫外線
等で悪影響を受けることがない。固定部品2の詳細は図
2ないし図4に示すように、一方の部材21はフランジ
22を有し、中心に筒部23を有している。この筒部2
3には弾性を備えねじ4Aの谷に嵌合してねじ4Aに係
合する2個一対の係合爪24を有するとともに、他方の
部材26と一体化するための2個一対の爪25を有して
いる。他方の部材26は、図4に示すように段部27を
有し、この段部27に一方の部材21の爪25が係合す
るようになっている。一方の部材21の筒部23を他方
の部材26に嵌め込むと爪25が段部27に係合し両者
は一体化する。この固定部品2は、POMやPBTのよ
うな耐候性に優れたプラスチック材料あるいは種々の金
属材料で形成することができ、図面に示す形状に限定さ
れるものではない。
体からなり吸音体を構成する繊維成形体1の所定位置に
繊維成形体1の厚さ方向に貫通する穴2Aを有する固定
部品2を取付け、コンクリート壁面等の基体3に埋め込
まれたアンカーボルト4の外部に突出するねじ4Aを固
定部品2の穴2Aに挿通して繊維成形体1を基体3に取
付けてある。繊維成形体1は撥水剤で処理され、撥水性
と耐候性を付与され、むき出しのままでも雨水や紫外線
等で悪影響を受けることがない。固定部品2の詳細は図
2ないし図4に示すように、一方の部材21はフランジ
22を有し、中心に筒部23を有している。この筒部2
3には弾性を備えねじ4Aの谷に嵌合してねじ4Aに係
合する2個一対の係合爪24を有するとともに、他方の
部材26と一体化するための2個一対の爪25を有して
いる。他方の部材26は、図4に示すように段部27を
有し、この段部27に一方の部材21の爪25が係合す
るようになっている。一方の部材21の筒部23を他方
の部材26に嵌め込むと爪25が段部27に係合し両者
は一体化する。この固定部品2は、POMやPBTのよ
うな耐候性に優れたプラスチック材料あるいは種々の金
属材料で形成することができ、図面に示す形状に限定さ
れるものではない。
【0009】繊維成形体1は、繊維径分布の中心が30
デニール以下の短繊維を素材として平均見掛け密度0.
04〜0.15g/cm3 の繊維集合体に成形して成るも
のである。30デニール以下の短い短繊維を用いるとと
もに見掛け密度を所定範囲に収めることで繊維成形体1
内部の通気抵抗を大きくして吸音特性を良好にしてい
る。仮りに、30デニール以上の繊維を用いると、同一
見掛け密度において疎な状態になり、通気抵抗が上がら
ず吸音特性の劣ったものになる。そこで、これを見掛け
密度の高いものにするだけで吸音特性を改善しようとす
ると、硬くなり過ぎて音を放射し易くなり、逆に防音性
能は低下する。さらにこれらの観点から見掛け密度の上
限は0.15g/cm3 に設定する必要がある。一方、3
0デニール以下の細い繊維を用いても、見掛け密度が
0.04g/cm3 以下では、通気抵抗が大きくならず、
吸音性を期待することができず防音性能が不十分とな
る。短繊維の材質としては、例えば、ポリエステル,ポ
リプロピレン,ポリエチレン,ナイロン,ビニロン等の
合成繊維の他に、羊毛,綿,麻等の天然繊維を使用する
こともできる。この場合瀝青質あるいはその類似材料を
溶融紡糸あるいはその他の方法で繊維状にし、これを前
述した短繊維の中に10重量%以上混入するか、あるい
は単独で使用した繊維集合体の成形品を使用することに
よっても、大きな遮音・吸音効果が得られる。瀝青質の
類似材料としては、瀝青質の脆さや温度依存性を樹脂や
ゴムあるいは熱可塑性エラストマー等で改質した瀝青質
を30重量%以上含むものが使用される。このような瀝
青質またはその類似材料を繊維状にしたものを使用して
大きな遮音・吸音効果が得られる理由は、瀝青質の制振
性(抗ダンピング性)が繊維集合体の中に付与され、遮
音・吸音性のみならず振動を抑制する機能が得られるた
めである。
デニール以下の短繊維を素材として平均見掛け密度0.
04〜0.15g/cm3 の繊維集合体に成形して成るも
のである。30デニール以下の短い短繊維を用いるとと
もに見掛け密度を所定範囲に収めることで繊維成形体1
内部の通気抵抗を大きくして吸音特性を良好にしてい
る。仮りに、30デニール以上の繊維を用いると、同一
見掛け密度において疎な状態になり、通気抵抗が上がら
ず吸音特性の劣ったものになる。そこで、これを見掛け
密度の高いものにするだけで吸音特性を改善しようとす
ると、硬くなり過ぎて音を放射し易くなり、逆に防音性
能は低下する。さらにこれらの観点から見掛け密度の上
限は0.15g/cm3 に設定する必要がある。一方、3
0デニール以下の細い繊維を用いても、見掛け密度が
0.04g/cm3 以下では、通気抵抗が大きくならず、
吸音性を期待することができず防音性能が不十分とな
る。短繊維の材質としては、例えば、ポリエステル,ポ
リプロピレン,ポリエチレン,ナイロン,ビニロン等の
合成繊維の他に、羊毛,綿,麻等の天然繊維を使用する
こともできる。この場合瀝青質あるいはその類似材料を
溶融紡糸あるいはその他の方法で繊維状にし、これを前
述した短繊維の中に10重量%以上混入するか、あるい
は単独で使用した繊維集合体の成形品を使用することに
よっても、大きな遮音・吸音効果が得られる。瀝青質の
類似材料としては、瀝青質の脆さや温度依存性を樹脂や
ゴムあるいは熱可塑性エラストマー等で改質した瀝青質
を30重量%以上含むものが使用される。このような瀝
青質またはその類似材料を繊維状にしたものを使用して
大きな遮音・吸音効果が得られる理由は、瀝青質の制振
性(抗ダンピング性)が繊維集合体の中に付与され、遮
音・吸音性のみならず振動を抑制する機能が得られるた
めである。
【0010】また、繊維成形体1は結合剤を含みかつ平
板状に予備成形された短繊維集合体(予備成形体)をモ
ールド内にセットし、これを加熱圧縮成形することによ
っても得ることができる。このような予備成形体として
は、ポリエステル繊維をポリエチレン,低融点ポリエス
テル繊維あるいは瀝青質繊維等の結合剤で固めたものを
使用することができる。
板状に予備成形された短繊維集合体(予備成形体)をモ
ールド内にセットし、これを加熱圧縮成形することによ
っても得ることができる。このような予備成形体として
は、ポリエステル繊維をポリエチレン,低融点ポリエス
テル繊維あるいは瀝青質繊維等の結合剤で固めたものを
使用することができる。
【0011】繊維成形体1は、以上述べたような種々の
成形法で得ることができるが、一層均質な充填を行い密
度分布を小さくするためには、開繊しばらばらになった
繊維を気体(空気)とともにモールド内へ吹き込み、多
数の網穴よりこの空気のみを排出し、短繊維のみをモー
ルド内に充填して成形する方法を採用するのが好まし
い。このような空気搬送式の充填法により、自由な形状
の充填が可能となり、全体に均質で軟らかい多孔質なも
のを得ることができる。このようにして得られる充填物
を成形固化するためには結合剤が必要である。この結合
剤としては、加熱溶融しかつ反応固化するフェノール樹
脂あるいは蒸気吹き込みにより反応固化するウレタン系
接着剤等種々の材質が考えられるが、繊維状の形成を備
えた結合剤が好適に使用できる。このような繊維状の結
合剤としては、加熱あるいは蒸気によって溶融する低融
点のポリエステル繊維、あるいは加熱によって溶融しか
つ冷却によって固化するポリエチレンやポリプロピレン
の繊維を使用することができる。望ましくは、繊維素材
が低融点成分と高融点成分から構成され、低融点成分が
高融点成分の外側、すなわち繊維表面となるように配置
して成る複合繊維が耐久性および音響性能の面から好都
合である。すなわち、この複合繊維を低融点成分の融点
より高くかつ高融点成分の融点より低い温度で加熱成形
すれば、結合剤繊維も完全な繊維状態のまま低融点成分
の溶融により結合でき、高い耐久性と音響性能を確保す
ることができる。また、瀝青質の繊維等、繊維形態であ
り加熱等により溶融するものであれば、その他のものを
使用することもできる。繊維状の接合材を混合した多孔
質層の成形方法としては、型温度を結合剤融点以下に調
節し、該融点以上の温度の熱風あるいは蒸気の吹き込み
で結合剤を溶融して多孔質な繊維成形体1を形成する方
法が望ましい。この場合、熱風および冷風の切替え手段
を付加すればさらに成形サイクルを改善することができ
るし、熱風等の吹き込みにより、多孔質層内部まで均一
な溶融,硬化ができる。このように、モールド内に素材
としての短繊維を繊維状の結合剤とともに吹き込み、さ
らに熱風を吹き込んで結合剤を溶融させ、短繊維を結合
せしめることにより、軟らかくかつ軽量で所望の形状の
繊維成形体1を得ることができる。このような繊維成形
体1を用いることにより、寸法精度が高く、防音性能に
優れたものとなる。
成形法で得ることができるが、一層均質な充填を行い密
度分布を小さくするためには、開繊しばらばらになった
繊維を気体(空気)とともにモールド内へ吹き込み、多
数の網穴よりこの空気のみを排出し、短繊維のみをモー
ルド内に充填して成形する方法を採用するのが好まし
い。このような空気搬送式の充填法により、自由な形状
の充填が可能となり、全体に均質で軟らかい多孔質なも
のを得ることができる。このようにして得られる充填物
を成形固化するためには結合剤が必要である。この結合
剤としては、加熱溶融しかつ反応固化するフェノール樹
脂あるいは蒸気吹き込みにより反応固化するウレタン系
接着剤等種々の材質が考えられるが、繊維状の形成を備
えた結合剤が好適に使用できる。このような繊維状の結
合剤としては、加熱あるいは蒸気によって溶融する低融
点のポリエステル繊維、あるいは加熱によって溶融しか
つ冷却によって固化するポリエチレンやポリプロピレン
の繊維を使用することができる。望ましくは、繊維素材
が低融点成分と高融点成分から構成され、低融点成分が
高融点成分の外側、すなわち繊維表面となるように配置
して成る複合繊維が耐久性および音響性能の面から好都
合である。すなわち、この複合繊維を低融点成分の融点
より高くかつ高融点成分の融点より低い温度で加熱成形
すれば、結合剤繊維も完全な繊維状態のまま低融点成分
の溶融により結合でき、高い耐久性と音響性能を確保す
ることができる。また、瀝青質の繊維等、繊維形態であ
り加熱等により溶融するものであれば、その他のものを
使用することもできる。繊維状の接合材を混合した多孔
質層の成形方法としては、型温度を結合剤融点以下に調
節し、該融点以上の温度の熱風あるいは蒸気の吹き込み
で結合剤を溶融して多孔質な繊維成形体1を形成する方
法が望ましい。この場合、熱風および冷風の切替え手段
を付加すればさらに成形サイクルを改善することができ
るし、熱風等の吹き込みにより、多孔質層内部まで均一
な溶融,硬化ができる。このように、モールド内に素材
としての短繊維を繊維状の結合剤とともに吹き込み、さ
らに熱風を吹き込んで結合剤を溶融させ、短繊維を結合
せしめることにより、軟らかくかつ軽量で所望の形状の
繊維成形体1を得ることができる。このような繊維成形
体1を用いることにより、寸法精度が高く、防音性能に
優れたものとなる。
【0012】繊維成形体1は、セラミック系,シリコー
ン系,フッ素樹脂系等の撥水剤で処理することにより撥
水性と耐候性を付与できる。例えば、一定の形状に成形
された繊維成形体1の表面側にセラミック系撥水剤をス
プレーにて吹き付けてもよい。また、予め撥水処理して
おいた繊維を上述の方法で繊維成形体1としてもよい。
ン系,フッ素樹脂系等の撥水剤で処理することにより撥
水性と耐候性を付与できる。例えば、一定の形状に成形
された繊維成形体1の表面側にセラミック系撥水剤をス
プレーにて吹き付けてもよい。また、予め撥水処理して
おいた繊維を上述の方法で繊維成形体1としてもよい。
【0013】図5は、所定の大きさに成形された繊維成
形体1の四隅に固定部品2を取付けたものを示し、この
固定部品2の取付けは、第1の部材21と第2の部材2
6とを繊維成形体1の表裏から嵌合させればよい。固定
部材2の取付けは、繊維成形体1に穴をあけ、この穴の
個所に撥水処理を施した後に行う。
形体1の四隅に固定部品2を取付けたものを示し、この
固定部品2の取付けは、第1の部材21と第2の部材2
6とを繊維成形体1の表裏から嵌合させればよい。固定
部材2の取付けは、繊維成形体1に穴をあけ、この穴の
個所に撥水処理を施した後に行う。
【0014】図6は、繊維成形体1同志を連結具5で連
結する場合を示し、2枚の連結具5には長穴6が形成し
てあり、基体3に埋め込まれた別のアンカーボルト7を
この長穴6に挿通し、ナット8で締結する。またこれら
連結具5の他端側には固定部品2に挿通するアンカーボ
ルト4が挿通する穴をあけてある。2枚の連結具5を用
い、長穴6の存在により、図6に示す点線のようにアン
カーボルト4の埋設位置がずれていても吸収することが
できる。なお、各連結具5の他端側に穴をあけず、アン
カーボルト4のねじ部と同じものを立設しておき、この
ねじ部を固定部品2に挿通してもよい。この場合、基体
3には連結具5が直接固定され、連結具5を介して繊維
成形体1も基体3に取付けられることとなる。
結する場合を示し、2枚の連結具5には長穴6が形成し
てあり、基体3に埋め込まれた別のアンカーボルト7を
この長穴6に挿通し、ナット8で締結する。またこれら
連結具5の他端側には固定部品2に挿通するアンカーボ
ルト4が挿通する穴をあけてある。2枚の連結具5を用
い、長穴6の存在により、図6に示す点線のようにアン
カーボルト4の埋設位置がずれていても吸収することが
できる。なお、各連結具5の他端側に穴をあけず、アン
カーボルト4のねじ部と同じものを立設しておき、この
ねじ部を固定部品2に挿通してもよい。この場合、基体
3には連結具5が直接固定され、連結具5を介して繊維
成形体1も基体3に取付けられることとなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、繊維状物質の集合体からなり吸音体を構成する繊維
成形体の所定位置に繊維成形体の厚さ方向に貫通する穴
を有する固定部品を取付け、この繊維成形体を撥水剤で
処理して撥水性と耐候性を付与し、この固定部品の穴内
に弾性を備えねじに係合する複数の係合爪を設け、コン
クリート壁面等の基体に埋め込まれたアンカーボルトの
外部に突出するねじを固定部品の穴へ挿通して係合爪に
係合させて吸音体を基体に取付けるので、取付作業も容
易となり、取付コストも安くなる。また、吸音体を構成
する繊維成形体に撥水剤を処理しておくことにより、屋
外でむき出しのまま使用できるので、この吸音体の吸音
特性も向上する。
ば、繊維状物質の集合体からなり吸音体を構成する繊維
成形体の所定位置に繊維成形体の厚さ方向に貫通する穴
を有する固定部品を取付け、この繊維成形体を撥水剤で
処理して撥水性と耐候性を付与し、この固定部品の穴内
に弾性を備えねじに係合する複数の係合爪を設け、コン
クリート壁面等の基体に埋め込まれたアンカーボルトの
外部に突出するねじを固定部品の穴へ挿通して係合爪に
係合させて吸音体を基体に取付けるので、取付作業も容
易となり、取付コストも安くなる。また、吸音体を構成
する繊維成形体に撥水剤を処理しておくことにより、屋
外でむき出しのまま使用できるので、この吸音体の吸音
特性も向上する。
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】固定部品の一方の部材の斜視図。
【図3】固定部品の一方の部材の正面図。
【図4】固定部品の他方の部材の断面図。
【図5】固定部品を繊維成形体の四隅に取付けた正面
図。
図。
【図6】繊維成形体同士を連結する例を示す正面図。
【図7】図6の底面図。
【符号の説明】 1 繊維成形体 2 固定部品 2A 穴 3 基体 4 アンカーボルト 4A ねじ 24 係合爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16B 35/04 B
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維状物質の集合体からなり吸音体を構
成する繊維成形体の所定位置に繊維成形体の厚さ方向に
貫通する穴を有する固定部品を取付け、この繊維成形体
を撥水剤で処理して撥水性と耐候性を付与し、 この固定部品の穴内に弾性を備えねじに係合する複数の
係合爪を設け、 コンクリート壁面等の基体に埋め込まれたアンカーボル
トの外部に突出するねじを固定部品の穴へ挿通して係合
爪に係合させて吸音体を基体に取付けることを特徴とす
る吸音体の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019690A JPH08189104A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 吸音体の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019690A JPH08189104A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 吸音体の取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189104A true JPH08189104A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=12006248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7019690A Pending JPH08189104A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 吸音体の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189104A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505382A (ja) * | 2010-04-28 | 2013-02-14 | クナウフ ギプス カーゲー | 建材板または建材板セット、建材板のための固定システムおよび建材板を固定するための方法 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7019690A patent/JPH08189104A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505382A (ja) * | 2010-04-28 | 2013-02-14 | クナウフ ギプス カーゲー | 建材板または建材板セット、建材板のための固定システムおよび建材板を固定するための方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |