JPH08189162A - 手摺ブラケットの取付構造 - Google Patents
手摺ブラケットの取付構造Info
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- JPH08189162A JPH08189162A JP286795A JP286795A JPH08189162A JP H08189162 A JPH08189162 A JP H08189162A JP 286795 A JP286795 A JP 286795A JP 286795 A JP286795 A JP 286795A JP H08189162 A JPH08189162 A JP H08189162A
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付後も良好な状態を維持し、取付作業の簡
略化が図れる手摺ブラケットの取付構造を提供するこ
と。 【構成】 手摺ブラケット10は、手摺部30と、該手
摺部30を支持する支持部12と、前記支持部12に作
用する荷重を壁パネル40の芯材44に伝達して石膏ボ
ード48の変形を防止する荷重受部材20と、により構
成され、前記荷重受部材20は、楔状の先端部分を有
し、該先端部分が芯材44に接触するような構成として
いる。
略化が図れる手摺ブラケットの取付構造を提供するこ
と。 【構成】 手摺ブラケット10は、手摺部30と、該手
摺部30を支持する支持部12と、前記支持部12に作
用する荷重を壁パネル40の芯材44に伝達して石膏ボ
ード48の変形を防止する荷重受部材20と、により構
成され、前記荷重受部材20は、楔状の先端部分を有
し、該先端部分が芯材44に接触するような構成として
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手摺ブラケットの取付
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建築物
の壁面部に、手摺を取り付ける場合、従来以下のような
方法が採用されていた。
の壁面部に、手摺を取り付ける場合、従来以下のような
方法が採用されていた。
【0003】まず、壁面部の構成は、図3(A)に示す
ように、壁面部110は、枠状に組まれた芯材(図示せ
ず)にて枠体を構成し、その両面に面材116が固着さ
れ、さらに、建築物の壁内側となる壁面部110の面材
116上には石膏ボード112等の内装材が貼付されて
いる。
ように、壁面部110は、枠状に組まれた芯材(図示せ
ず)にて枠体を構成し、その両面に面材116が固着さ
れ、さらに、建築物の壁内側となる壁面部110の面材
116上には石膏ボード112等の内装材が貼付されて
いる。
【0004】この石膏ボード112の貼付された壁面部
110に、内壁側より手摺100を取り付けるには、前
記手摺100を取り付ける壁面部110(すなわち石膏
ボード上)の所定位置において、石膏ボード112を切
欠いて、下地合板114を石膏ボード112内に埋め込
み、接着釘打ち等により固着し、その接合境界領域にパ
テ処理118等を施す。さらに、前記下地合板114上
に受け駒92、支え駒94等を取り付け、該受け駒9
2、支え駒94を手摺ブラケット90にて覆い、下方よ
りねじ96等により支え駒94と手摺ブラケット90を
取付固定することにより、手摺100と壁面部110と
が取り付けられる。なお、手摺ブラケット90と手摺1
00とは、図示しないビス等により固定される。
110に、内壁側より手摺100を取り付けるには、前
記手摺100を取り付ける壁面部110(すなわち石膏
ボード上)の所定位置において、石膏ボード112を切
欠いて、下地合板114を石膏ボード112内に埋め込
み、接着釘打ち等により固着し、その接合境界領域にパ
テ処理118等を施す。さらに、前記下地合板114上
に受け駒92、支え駒94等を取り付け、該受け駒9
2、支え駒94を手摺ブラケット90にて覆い、下方よ
りねじ96等により支え駒94と手摺ブラケット90を
取付固定することにより、手摺100と壁面部110と
が取り付けられる。なお、手摺ブラケット90と手摺1
00とは、図示しないビス等により固定される。
【0005】しかしながら、このようにして手摺を取り
付けることは、作業が面倒大変であるばかりでなく、部
材点数が多いことからも、コストダウウンが図れず施工
作業の簡略化を図るという工業化の趣旨に沿わない。
付けることは、作業が面倒大変であるばかりでなく、部
材点数が多いことからも、コストダウウンが図れず施工
作業の簡略化を図るという工業化の趣旨に沿わない。
【0006】また、図3(B)に示すように、予め手摺
ブラケット120にねじ挿通用の孔を穿設しておき、該
孔にねじ112等を挿入することにより、石膏ボード1
34上より直接手摺ブラケット120を取付固定するこ
とが考えられる。尚、壁面部は強度確保のために予め石
膏ボード134の裏面には面材の代わりに合板132が
設けられているものとする。
ブラケット120にねじ挿通用の孔を穿設しておき、該
孔にねじ112等を挿入することにより、石膏ボード1
34上より直接手摺ブラケット120を取付固定するこ
とが考えられる。尚、壁面部は強度確保のために予め石
膏ボード134の裏面には面材の代わりに合板132が
設けられているものとする。
【0007】しかし、このような構成では、図3(C)
の二点鎖線Zに示すように、手摺ブラケット120の反
取付側上端部に加わる荷重による曲げモーメントが、石
膏ボード134の取付表面に加わり、かつ、石膏ボード
134が比較的軟性の材料であることからも、手摺ブラ
ケット120が傾斜してしまうという問題点が生じるこ
とが考えられる。
の二点鎖線Zに示すように、手摺ブラケット120の反
取付側上端部に加わる荷重による曲げモーメントが、石
膏ボード134の取付表面に加わり、かつ、石膏ボード
134が比較的軟性の材料であることからも、手摺ブラ
ケット120が傾斜してしまうという問題点が生じるこ
とが考えられる。
【0008】特に前記手摺ブラケット120に重量の比
較的大きな手摺100が取り付けてある場合などは、そ
の自重により、影響度が大となる。さらに、人の手が手
摺にかかり、強大な荷重が加わる場合などはなおさらで
ある。
較的大きな手摺100が取り付けてある場合などは、そ
の自重により、影響度が大となる。さらに、人の手が手
摺にかかり、強大な荷重が加わる場合などはなおさらで
ある。
【0009】また、傾斜した際に、手摺ブラケット12
0の接合方向下端部が石膏ボード134内にめり込むた
めに、手摺100自体が傾斜し外観体裁上見栄えが悪
く、手摺として使用できないばかりか、該石膏ボード1
34が前記取付部近傍を中心に潰れたりして破損すると
いう問題点が生じることが考えられる。
0の接合方向下端部が石膏ボード134内にめり込むた
めに、手摺100自体が傾斜し外観体裁上見栄えが悪
く、手摺として使用できないばかりか、該石膏ボード1
34が前記取付部近傍を中心に潰れたりして破損すると
いう問題点が生じることが考えられる。
【0010】ところで、本出願人は、予め日本特許情報
機構(JAPIO)の先行技術調査(パトリス)によっ
て、検索式:E04F11/18*(補強+強化+荷
重)にて先行技術を調査し、特許32件、実用新案97
件の調査結果を得た。この結果から、上記問題点を解決
するための技術を発見することはできなかった。
機構(JAPIO)の先行技術調査(パトリス)によっ
て、検索式:E04F11/18*(補強+強化+荷
重)にて先行技術を調査し、特許32件、実用新案97
件の調査結果を得た。この結果から、上記問題点を解決
するための技術を発見することはできなかった。
【0011】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、曲げモーメントによる傾斜を防止して、取付後
も良好な状態を維持できる手摺ブラケットの取付構造を
提供することにある。
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、曲げモーメントによる傾斜を防止して、取付後
も良好な状態を維持できる手摺ブラケットの取付構造を
提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、取付作業の簡
略化が図れる手摺ブラケットの取付構造を提供すること
にある。
略化が図れる手摺ブラケットの取付構造を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る手
摺ブラケットは、背面側に受け材を有する仕上げ面材表
面上に取付固定される手摺ブラケットの取付構造であっ
て、前記手摺ブラケットは、手摺部と、前記仕上げ面材
表面に取り付けられて前記手摺を支持する支持部と、を
有し、前記支持部と一体又は別体にて形成され、かつ前
記仕上げ面材を貫通して前記受け材に到達する位置まで
延在され、前記支持部に作用する荷重を前記芯材に伝達
する荷重受部材を設けたことを特徴とする。
摺ブラケットは、背面側に受け材を有する仕上げ面材表
面上に取付固定される手摺ブラケットの取付構造であっ
て、前記手摺ブラケットは、手摺部と、前記仕上げ面材
表面に取り付けられて前記手摺を支持する支持部と、を
有し、前記支持部と一体又は別体にて形成され、かつ前
記仕上げ面材を貫通して前記受け材に到達する位置まで
延在され、前記支持部に作用する荷重を前記芯材に伝達
する荷重受部材を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明に係る手摺ブラケットは、
請求項1において、前記荷重受部材は、前記支持部と一
体的に、かつ前記支持部の下部領域に形成され、前記面
材に埋め込まれる楔状部材であることを特徴とする。
請求項1において、前記荷重受部材は、前記支持部と一
体的に、かつ前記支持部の下部領域に形成され、前記面
材に埋め込まれる楔状部材であることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明に係る手摺ブラケットは、
請求項1において、前記荷重受部材は、前記支持部と別
体で、かつ前記支持部の下部領域と対向する位置にて前
記仕上げ面材に埋め込まれる埋込部材であることを特徴
とする。
請求項1において、前記荷重受部材は、前記支持部と別
体で、かつ前記支持部の下部領域と対向する位置にて前
記仕上げ面材に埋め込まれる埋込部材であることを特徴
とする。
【0016】請求項4の発明に係る手摺ブラケットは、
請求項1から3のいずれかにおいて前記仕上げ面材は、
石膏ボードであることを特徴とする。
請求項1から3のいずれかにおいて前記仕上げ面材は、
石膏ボードであることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1から5の各発明によれば、予め手摺ブ
ラケットに荷重受部材が取り付けられているので、手摺
ブラケットを壁面部の面材に取付固定した際に、脆弱な
ために荷重の支持に不適な面材であっても、手摺部の自
重等の荷重により手摺ブラケットが面材にめりこむのを
防止でき、取付後も良好な状態を維持でき、荷重が付与
される手摺をしっかりと支持固定できる。
ラケットに荷重受部材が取り付けられているので、手摺
ブラケットを壁面部の面材に取付固定した際に、脆弱な
ために荷重の支持に不適な面材であっても、手摺部の自
重等の荷重により手摺ブラケットが面材にめりこむのを
防止でき、取付後も良好な状態を維持でき、荷重が付与
される手摺をしっかりと支持固定できる。
【0018】また、従来のように、手摺ブラケットの取
付位置近傍において面材を削ったり、潰したりしなくて
も、壁面部に固定することができるので、良好な手摺ブ
ラケットの取り付けが可能となり、取り付け後の外観も
見栄えがよく、かつ取付作業の簡略化が図れる。
付位置近傍において面材を削ったり、潰したりしなくて
も、壁面部に固定することができるので、良好な手摺ブ
ラケットの取り付けが可能となり、取り付け後の外観も
見栄えがよく、かつ取付作業の簡略化が図れる。
【0019】さらに、従来の手摺ブラケットに特別な加
工を施さなくても、荷重受部材のみを設ければよく、ま
た取り付ける際の部品点数も少ないことから、コストダ
ウンが図れる。
工を施さなくても、荷重受部材のみを設ければよく、ま
た取り付ける際の部品点数も少ないことから、コストダ
ウンが図れる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る実施例について、図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0021】実施例1 建築物の壁面部において、本実施例に係る手摺ブラケッ
ト10を用いた場合の取付構造及びその構成要素を図1
を用いて説明する。
ト10を用いた場合の取付構造及びその構成要素を図1
を用いて説明する。
【0022】図1は、建築物の壁面部において本実施例
に係る手摺ブラケット10を用いた場合の取付構造を示
す断面図である。
に係る手摺ブラケット10を用いた場合の取付構造を示
す断面図である。
【0023】図1に示すように、本実施例の取付構造の
各構成要素を列挙すると、手摺ブラケット10及び壁パ
ネル40となっている。以下、上記各構成要素について
逐次解説を行う。
各構成要素を列挙すると、手摺ブラケット10及び壁パ
ネル40となっている。以下、上記各構成要素について
逐次解説を行う。
【0024】まず、手摺ブラケット10が取り付けられ
る壁パネル40の説明をして全体の大まかな構成を説明
した後に、手摺ブラケット10の詳細な説明を行う。
る壁パネル40の説明をして全体の大まかな構成を説明
した後に、手摺ブラケット10の詳細な説明を行う。
【0025】壁パネル40は、図1に示すように、四角
枠状に組まれた芯材44及び該芯材44の対向する2辺
間に架設された図示しない補助芯材にて枠体を構成し、
その両面に面材46が固着されており、同壁パネル40
の内壁側となる一面である面材46の上には、石膏ボー
ド48が内装材として貼付されている。
枠状に組まれた芯材44及び該芯材44の対向する2辺
間に架設された図示しない補助芯材にて枠体を構成し、
その両面に面材46が固着されており、同壁パネル40
の内壁側となる一面である面材46の上には、石膏ボー
ド48が内装材として貼付されている。
【0026】尚、図示しないが、前記枠体の内壁側とな
る一面に面材を貼付せず、枠体に直接石膏ボードを貼付
してもよい。この場合、石膏ボードが枠体の剛性を維持
する面材としての機能を兼ねているので、面材に相当す
る部分の材質は、化粧石膏ボード、合板等でも良い。従
って、以下の説明では、”石膏ボード48の表面上”と
記した場合は、枠体に面材46を貼付し、さらに該面材
46上から石膏ボード48を貼付した場合において、石
膏ボード48の上から手摺ブラケット10を取付固定す
る場合を意味する。また、”面材46又は石膏ボード4
8の表面上”と記した場合は、前記意味に加えて、枠体
に直接面材(図示せず)を貼付し、該面材に相当する部
分が合板、石膏ボード等である場合において、該面材の
上から直接手摺ブラケット10を取付固定する場合を含
むことを意味する。
る一面に面材を貼付せず、枠体に直接石膏ボードを貼付
してもよい。この場合、石膏ボードが枠体の剛性を維持
する面材としての機能を兼ねているので、面材に相当す
る部分の材質は、化粧石膏ボード、合板等でも良い。従
って、以下の説明では、”石膏ボード48の表面上”と
記した場合は、枠体に面材46を貼付し、さらに該面材
46上から石膏ボード48を貼付した場合において、石
膏ボード48の上から手摺ブラケット10を取付固定す
る場合を意味する。また、”面材46又は石膏ボード4
8の表面上”と記した場合は、前記意味に加えて、枠体
に直接面材(図示せず)を貼付し、該面材に相当する部
分が合板、石膏ボード等である場合において、該面材の
上から直接手摺ブラケット10を取付固定する場合を含
むことを意味する。
【0027】ところで、石膏ボード48は、内装材とし
ての機能を有し、材質は、準不燃性でかつ硬性のある半
水石膏(CaSO4・1/2H2O)等が好ましく、例え
ば、セミフネンテン(商品名)等が挙げられる。さら
に、石膏に、ガラス繊維、ロックウール、パルプ、パー
ライト、ひる石等の混和材料を用いてもよい。さらにま
た、表面は、耐変退色性、耐汚染性、耐引っかき性の優
れた石膏ボード用原紙に印刷・すきこみなどで加工した
もの、又は表面にオーバレイ・型押し・塗装等で加工し
たもので化粧仕上処理が施されている。
ての機能を有し、材質は、準不燃性でかつ硬性のある半
水石膏(CaSO4・1/2H2O)等が好ましく、例え
ば、セミフネンテン(商品名)等が挙げられる。さら
に、石膏に、ガラス繊維、ロックウール、パルプ、パー
ライト、ひる石等の混和材料を用いてもよい。さらにま
た、表面は、耐変退色性、耐汚染性、耐引っかき性の優
れた石膏ボード用原紙に印刷・すきこみなどで加工した
もの、又は表面にオーバレイ・型押し・塗装等で加工し
たもので化粧仕上処理が施されている。
【0028】次に、手摺ブラケット10の構造を図1を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0029】手摺ブラケット10は、図1に示すような
断面を有する剛性部材で、支持部12、荷重受部材2
0、及び該支持部12に固定されている手摺部30とに
より構成される。尚、本実施例においては、支持部12
と荷重受部材20とは一体化した構造となっている。
断面を有する剛性部材で、支持部12、荷重受部材2
0、及び該支持部12に固定されている手摺部30とに
より構成される。尚、本実施例においては、支持部12
と荷重受部材20とは一体化した構造となっている。
【0030】支持部12は、手摺部30を支持する機能
を有し、壁パネル40の立設方向と平行にかつ上方向に
向かって形成されるような構成としている。また、剛性
部材が好ましく、材質は、例えば、亜鉛ダイカスト等が
挙げられる。
を有し、壁パネル40の立設方向と平行にかつ上方向に
向かって形成されるような構成としている。また、剛性
部材が好ましく、材質は、例えば、亜鉛ダイカスト等が
挙げられる。
【0031】荷重受部材20は、横向き断面略楔状に形
成された楔状部材であり、前記支持部12と一体的に構
成されている。また、該楔状部材は、手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域より取付方向に向かっ
て突出形成した突出端としている。これは、前記手摺ブ
ラケット10を壁パネル40の一面を構成する芯材46
又は石膏ボード48表面上に取り付ける際の、壁パネル
40の石膏ボード48の表面より壁パネル40の内部へ
向けて埋め込み易いようにする為である。
成された楔状部材であり、前記支持部12と一体的に構
成されている。また、該楔状部材は、手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域より取付方向に向かっ
て突出形成した突出端としている。これは、前記手摺ブ
ラケット10を壁パネル40の一面を構成する芯材46
又は石膏ボード48表面上に取り付ける際の、壁パネル
40の石膏ボード48の表面より壁パネル40の内部へ
向けて埋め込み易いようにする為である。
【0032】また、この荷重受部材20を壁パネル40
に取り付ける際には、予め壁パネル40内部の芯材44
又は補助芯材(図示せず)のある面材46又は石膏ボー
ド48の表面上に印等をしておき、面材46又は石膏ボ
ード48の表面上より芯材44へ向けて荷重受部材20
を埋め込む。さらに、この楔状に形成された荷重受部材
20である楔状部材の先端部分が芯材44に接触するよ
うに、予めその長さ(石膏ボード48の表面より芯材4
4の取付面までの長さ)を設定しておく。これにより、
支持部12に加わる曲げモーメントを芯材44に伝達し
て、石膏ボード48の変形を防止することができる(こ
の理由については後述する)。
に取り付ける際には、予め壁パネル40内部の芯材44
又は補助芯材(図示せず)のある面材46又は石膏ボー
ド48の表面上に印等をしておき、面材46又は石膏ボ
ード48の表面上より芯材44へ向けて荷重受部材20
を埋め込む。さらに、この楔状に形成された荷重受部材
20である楔状部材の先端部分が芯材44に接触するよ
うに、予めその長さ(石膏ボード48の表面より芯材4
4の取付面までの長さ)を設定しておく。これにより、
支持部12に加わる曲げモーメントを芯材44に伝達し
て、石膏ボード48の変形を防止することができる(こ
の理由については後述する)。
【0033】手摺部30は、前記手摺ブラケット10の
支持部12の突出端に図示しないねじ等により固定され
るもので、本実施例においては、図1に示すように断面
円形状の部材により構成されている。
支持部12の突出端に図示しないねじ等により固定され
るもので、本実施例においては、図1に示すように断面
円形状の部材により構成されている。
【0034】次に、手摺ブラケット10の構造上の特性
を力学的に説明する。
を力学的に説明する。
【0035】本発明に係る手摺ブラケット10におい
て、以下に示す3つの主な構造上の特性が考えられる。
すなわち、 荷重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット10
の支持部12の取付側下部領域に設けられていること。
て、以下に示す3つの主な構造上の特性が考えられる。
すなわち、 荷重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット10
の支持部12の取付側下部領域に設けられていること。
【0036】前記荷重受部材20である楔状部材の突
出端の先端部分が必ず芯材44に当接すること(言い換
えれば、前記荷重受部材20である楔状部材の突出長さ
が、石膏ボード48の板厚と面材46の板厚とを加えた
距離以上であること)。 前記荷重受部材20である楔状部材が楔形状で、壁パ
ネル40の立設方向に対して直交する方向に先端が先細
りとなる状態で上向きのテーパ面を有すること。
出端の先端部分が必ず芯材44に当接すること(言い換
えれば、前記荷重受部材20である楔状部材の突出長さ
が、石膏ボード48の板厚と面材46の板厚とを加えた
距離以上であること)。 前記荷重受部材20である楔状部材が楔形状で、壁パ
ネル40の立設方向に対して直交する方向に先端が先細
りとなる状態で上向きのテーパ面を有すること。
【0037】まず、の理由即ち荷重受部材20である
楔状部材が手摺ブラケット10本体の取付側下部領域に
設けられる理由を説明する。
楔状部材が手摺ブラケット10本体の取付側下部領域に
設けられる理由を説明する。
【0038】ここで、以下のように各点及び各変数を定
める(図1も参照)。
める(図1も参照)。
【0039】A:力点(手摺ブラケット10に形成され
る支持部20の突出上端) B:支点(荷重受部材20である楔状部材の突出基端) C:作用点(荷重受部材20である楔状部材の突出端) D:仮想的に荷重受部材20である楔状部材を取付側上
部領域に設けた場合の支点 FA:点Aに加わる力(手摺30の自重を含む荷重) FBD:荷重受部材20である楔状部材が取付側上部領域
にある場合の点Bに加わる力(力FAによる曲げモーメ
ントが生じた際に点Bに伝達される力) FC1:点Cに加わる力(荷重FAにより生じる支持反
力) FC2:点Cに加わる力の垂直成分 X:点Dから力FAの方向線上に下ろした垂直線の長さ Y:点Bと点Dとの間の距離 l:点Bと点Cとの間の距離 θ:楔状の楔状部材の傾斜角度 今、手摺ブラケット10の支持部12の突出上端(点
A)に手摺ブラケット10の自重を含む荷重FAが加え
られているとする。
る支持部20の突出上端) B:支点(荷重受部材20である楔状部材の突出基端) C:作用点(荷重受部材20である楔状部材の突出端) D:仮想的に荷重受部材20である楔状部材を取付側上
部領域に設けた場合の支点 FA:点Aに加わる力(手摺30の自重を含む荷重) FBD:荷重受部材20である楔状部材が取付側上部領域
にある場合の点Bに加わる力(力FAによる曲げモーメ
ントが生じた際に点Bに伝達される力) FC1:点Cに加わる力(荷重FAにより生じる支持反
力) FC2:点Cに加わる力の垂直成分 X:点Dから力FAの方向線上に下ろした垂直線の長さ Y:点Bと点Dとの間の距離 l:点Bと点Cとの間の距離 θ:楔状の楔状部材の傾斜角度 今、手摺ブラケット10の支持部12の突出上端(点
A)に手摺ブラケット10の自重を含む荷重FAが加え
られているとする。
【0040】図1の二点鎖線に示すように、仮想的に荷
重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット10の支
持部12の取付側上部領域にあるとする。この時、点A
に荷重 FAが加えられているので、点Dを支点として楔
状の楔状部材の先端部分には支持反力(図示せず)が生
じる。この状態(図1の二点鎖線の場合)で釣り合って
いる時、下部領域の点Bには以下に示すような力FBDが
働く。すなわち、点Dまわりのモーメントは一定である
から、点Aに作用する力 FAの点Dまわりのモーメント
と、点Bに作用する力FBDの点Dまわりのモーメントと
は等しく、X×FA=Y×FBDとなる。従って、FBD=
(X/Y)FAとなる力FBDが働く。これは、点Aに荷
重 FAが加えられることにより、石膏ボード48の許容
応力より大きい力FBDが働き、石膏ボード48の表面が
潰れて、点Dを中心に手摺ブラケット10本体に微少な
回動作用が生じることを意味する。これは、従来の手摺
ブラケットの構造の場合に生じる問題点で、この力 F
BDが荷重FAにより生じた曲げモーメントにより伝達さ
れる力で、石膏ボードを破損する原因と考えられる力で
ある。
重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット10の支
持部12の取付側上部領域にあるとする。この時、点A
に荷重 FAが加えられているので、点Dを支点として楔
状の楔状部材の先端部分には支持反力(図示せず)が生
じる。この状態(図1の二点鎖線の場合)で釣り合って
いる時、下部領域の点Bには以下に示すような力FBDが
働く。すなわち、点Dまわりのモーメントは一定である
から、点Aに作用する力 FAの点Dまわりのモーメント
と、点Bに作用する力FBDの点Dまわりのモーメントと
は等しく、X×FA=Y×FBDとなる。従って、FBD=
(X/Y)FAとなる力FBDが働く。これは、点Aに荷
重 FAが加えられることにより、石膏ボード48の許容
応力より大きい力FBDが働き、石膏ボード48の表面が
潰れて、点Dを中心に手摺ブラケット10本体に微少な
回動作用が生じることを意味する。これは、従来の手摺
ブラケットの構造の場合に生じる問題点で、この力 F
BDが荷重FAにより生じた曲げモーメントにより伝達さ
れる力で、石膏ボードを破損する原因と考えられる力で
ある。
【0041】一方、図1の実線に示す本実施例のよう
に、荷重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域にある場合を考える。
この状態で釣り合っている時、点Bは支点となるので、
荷重 FAにより生じた曲げモーメントにより伝達される
力は、この場合点Cに発生する。すなわち、手摺ブラケ
ット10の支持部12の取付側下部領域を撓ませて石膏
ボード48を押圧する力は、荷重受部材20である楔状
部材により、その楔状の先端部分に伝達される。また、
この時、前記式 FBD=(X/Y)FAにおいて、取付側
下部領域の場合Y→0であるから、Y→0とするとFBC
→∞となり、このポイント(取付側下端、点B)で最大
の力が加わることがわかる。従って、この最大力が発生
する箇所に楔状の楔状部材を設けておけば、他の取付側
側面にはこの最大力より小さい力しか加わらないので、
このポイント(取付側下端、点B)の近傍以外の他の取
付側側面においては、そこに当接する石膏ボード48の
表面が破損することはない。
に、荷重受部材20である楔状部材が手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域にある場合を考える。
この状態で釣り合っている時、点Bは支点となるので、
荷重 FAにより生じた曲げモーメントにより伝達される
力は、この場合点Cに発生する。すなわち、手摺ブラケ
ット10の支持部12の取付側下部領域を撓ませて石膏
ボード48を押圧する力は、荷重受部材20である楔状
部材により、その楔状の先端部分に伝達される。また、
この時、前記式 FBD=(X/Y)FAにおいて、取付側
下部領域の場合Y→0であるから、Y→0とするとFBC
→∞となり、このポイント(取付側下端、点B)で最大
の力が加わることがわかる。従って、この最大力が発生
する箇所に楔状の楔状部材を設けておけば、他の取付側
側面にはこの最大力より小さい力しか加わらないので、
このポイント(取付側下端、点B)の近傍以外の他の取
付側側面においては、そこに当接する石膏ボード48の
表面が破損することはない。
【0042】さらに、この状態のとき、反対に、取付側
上部領域(点D)に生じる力FDB(図示せず)は前記力
FBDと反対方向、すなわち、取付側と反対方向に働くの
で、取付側上部領域で石膏ボード48を押圧することは
なく、該取付側上部領域で石膏ボード48の破損は生じ
ない。
上部領域(点D)に生じる力FDB(図示せず)は前記力
FBDと反対方向、すなわち、取付側と反対方向に働くの
で、取付側上部領域で石膏ボード48を押圧することは
なく、該取付側上部領域で石膏ボード48の破損は生じ
ない。
【0043】こうして、石膏ボード48表面上を押圧す
ることなく、楔状部材の楔状の先端部分が接触する壁パ
ネル40の芯材44内に直接、力(この場合支持反力)
を発生させることできるので、前記従来例のような問題
は発生しない。
ることなく、楔状部材の楔状の先端部分が接触する壁パ
ネル40の芯材44内に直接、力(この場合支持反力)
を発生させることできるので、前記従来例のような問題
は発生しない。
【0044】もし荷重受部材20が取付側上部領域にあ
れば、点Bにおいて、石膏ボード48の許容応力を超え
てしまう力FBDが働き、石膏ボード48の被取付領域の
表面は破壊される。すなわち、石膏ボード48が前記荷
重 FAにより生じた曲げモーメントによる手摺ブラケッ
ト10の撓みにより潰れて破損する。しかし、本実施例
のような荷重受部材20を取付側下部領域に設けること
により、点Bを支点とすることで、その部分(点B)に
生じるはずである力を先端部分(点C)に生じる支持反
力に吸収させて、石膏ボード48の破損を防止すること
が可能となる。次にの理由について説明する。
れば、点Bにおいて、石膏ボード48の許容応力を超え
てしまう力FBDが働き、石膏ボード48の被取付領域の
表面は破壊される。すなわち、石膏ボード48が前記荷
重 FAにより生じた曲げモーメントによる手摺ブラケッ
ト10の撓みにより潰れて破損する。しかし、本実施例
のような荷重受部材20を取付側下部領域に設けること
により、点Bを支点とすることで、その部分(点B)に
生じるはずである力を先端部分(点C)に生じる支持反
力に吸収させて、石膏ボード48の破損を防止すること
が可能となる。次にの理由について説明する。
【0045】今、仮想的に楔状の楔状部材の先端部分で
ある点Cが、長さlより短い点C’(図示せず)にある
とする。この状態で釣り合っている時、点Bまわりのモ
ーメントは一定であるから、長さlより短い点C’(図
示せず)において、点C’に作用する力FC'の点Bまわ
りのモーメントと、点Aに作用する力 FAの点Bまわり
のモーメントとは等しく、点Bと点C’との間の距離を
m(但しl>m)とすると、 X×FA=m×FC'とな
る。
ある点Cが、長さlより短い点C’(図示せず)にある
とする。この状態で釣り合っている時、点Bまわりのモ
ーメントは一定であるから、長さlより短い点C’(図
示せず)において、点C’に作用する力FC'の点Bまわ
りのモーメントと、点Aに作用する力 FAの点Bまわり
のモーメントとは等しく、点Bと点C’との間の距離を
m(但しl>m)とすると、 X×FA=m×FC'とな
る。
【0046】一方、図1のように楔状の楔状部材の先端
部分である点Cが、点Bに対して距離lを保つ場合にお
いて、この状態で釣り合っている時、点Bまわりのモー
メントは一定であるから、点Cに作用する力 FCの点B
まわりのモーメントと、点Aに作用する力FAの点Bま
わりのモーメントとは等しく、 X×FA=l×FCとな
る。
部分である点Cが、点Bに対して距離lを保つ場合にお
いて、この状態で釣り合っている時、点Bまわりのモー
メントは一定であるから、点Cに作用する力 FCの点B
まわりのモーメントと、点Aに作用する力FAの点Bま
わりのモーメントとは等しく、 X×FA=l×FCとな
る。
【0047】従って、(X×FA=)l×FC=m×FC'
であるので、 FC'/FC=l/mとなる。ここで、l>
mであるから、FC'>FCとなる。
であるので、 FC'/FC=l/mとなる。ここで、l>
mであるから、FC'>FCとなる。
【0048】従って、楔状の楔状部材が長い程、その突
出端を構成する先端部分に加わる力FCが、短い場合の
力FC'に対して小さく、該先端部分には、荷重FAによ
る支持反力 FCの負担を受けにくいことがわかる。ま
た、このようにして楔状の楔状部材の先端部分が必ず芯
材44に到達することによって、荷重 FAにより生じた
支持反力 FCを石膏ボード48内に生じさせて石膏ボー
ド48を破損させるようなことはなく、芯材44内に伝
達させることができる。この効果は、手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域に伝達された曲げモー
メントによる手摺ブラケット10の撓みを石膏ボード4
8の表面に伝達しないという、前記による効果と相俟
って生じるものである。
出端を構成する先端部分に加わる力FCが、短い場合の
力FC'に対して小さく、該先端部分には、荷重FAによ
る支持反力 FCの負担を受けにくいことがわかる。ま
た、このようにして楔状の楔状部材の先端部分が必ず芯
材44に到達することによって、荷重 FAにより生じた
支持反力 FCを石膏ボード48内に生じさせて石膏ボー
ド48を破損させるようなことはなく、芯材44内に伝
達させることができる。この効果は、手摺ブラケット1
0の支持部12の取付側下部領域に伝達された曲げモー
メントによる手摺ブラケット10の撓みを石膏ボード4
8の表面に伝達しないという、前記による効果と相俟
って生じるものである。
【0049】次にの理由について説明する今、仮に荷
重受部材である楔状部材が楔形状でなく、テーパ面を有
しない、壁パネル40の立設方向と垂直な一面を有する
板状の部材であるとする。この時点Cに加わる支持反力
をF(図示せず)とする。この支持反力Fは、壁パネル
40の立設方向と同方向に働く。
重受部材である楔状部材が楔形状でなく、テーパ面を有
しない、壁パネル40の立設方向と垂直な一面を有する
板状の部材であるとする。この時点Cに加わる支持反力
をF(図示せず)とする。この支持反力Fは、壁パネル
40の立設方向と同方向に働く。
【0050】一方、楔状部材が楔形状である場合は、前
記力Fと等しい力FC1がテーパ面に対して加わる。この
時、実質的に手摺ブラケット10を支持する支持反力
は、壁パネル40の立設方向と同方向の垂直成分FC2な
ので、楔状の楔状部材の傾斜角をθとすると、FC2(=
FC1cosθ)<FC1なる力 FC2が加わっていることにな
る。
記力Fと等しい力FC1がテーパ面に対して加わる。この
時、実質的に手摺ブラケット10を支持する支持反力
は、壁パネル40の立設方向と同方向の垂直成分FC2な
ので、楔状の楔状部材の傾斜角をθとすると、FC2(=
FC1cosθ)<FC1なる力 FC2が加わっていることにな
る。
【0051】従って、F(=FC1)>FC2となり、板状
の場合に加わる力Fが、楔形状を採ることにより、F>
FC2なる力FC2に減力される。従って、この減力効果に
より、点Cにおいて、荷重 FAによる支持反力の負担を
受けにくくなる。また、楔状のテーパ面による減力効果
だけではなく、楔形状であることにより、手摺ブラケッ
ト10の荷重受部材20である楔状の楔状部材を壁パネ
ル40に埋め込むと同時に、壁パネル40側が該楔状の
楔状部材を引き寄せる、いわゆる引き寄せ効果を生じさ
せることも期待できるので、手摺ブラケット10を強固
に固定させることができ、かつ取付作業が容易にでき
る。
の場合に加わる力Fが、楔形状を採ることにより、F>
FC2なる力FC2に減力される。従って、この減力効果に
より、点Cにおいて、荷重 FAによる支持反力の負担を
受けにくくなる。また、楔状のテーパ面による減力効果
だけではなく、楔形状であることにより、手摺ブラケッ
ト10の荷重受部材20である楔状の楔状部材を壁パネ
ル40に埋め込むと同時に、壁パネル40側が該楔状の
楔状部材を引き寄せる、いわゆる引き寄せ効果を生じさ
せることも期待できるので、手摺ブラケット10を強固
に固定させることができ、かつ取付作業が容易にでき
る。
【0052】また、縦方向に対して小さい力の支持反力
を生じさせた方が、芯材の最大横せん断応力を超えない
力で済むという利点も考えられる。
を生じさせた方が、芯材の最大横せん断応力を超えない
力で済むという利点も考えられる。
【0053】以上のの構造上の特性により、本発
明の手摺ブラケット10は、荷重FA により生じた曲げ
モーメントによる手摺ブラケット10本体の取付側下部
領域の撓みを、荷重受部材20である楔状の楔状部材に
より、石膏ボード48に伝達することなく、壁パネル4
0内の芯材44に伝達して吸収させることができるの
で、従来例のような石膏ボードが潰れたり破損したりと
いう問題点が、解消される。
明の手摺ブラケット10は、荷重FA により生じた曲げ
モーメントによる手摺ブラケット10本体の取付側下部
領域の撓みを、荷重受部材20である楔状の楔状部材に
より、石膏ボード48に伝達することなく、壁パネル4
0内の芯材44に伝達して吸収させることができるの
で、従来例のような石膏ボードが潰れたり破損したりと
いう問題点が、解消される。
【0054】次に、本実施例に係る作用説明すなわち手
摺ブラケット10の取付方法を図1を用いて説明する。
摺ブラケット10の取付方法を図1を用いて説明する。
【0055】予め手摺ブラケット10の取付位置に合わ
せて芯材44又は補助芯材(図示せず)の設けられた壁
パネル40が、建築物構築領域に立設される。
せて芯材44又は補助芯材(図示せず)の設けられた壁
パネル40が、建築物構築領域に立設される。
【0056】壁パネル40の芯材44又は補助芯材(図
示せず)のある箇所の石膏ボード48の表面上に、手摺
ブラケット10の荷重受部材20である楔状部材を手摺
ブラケット10本体の取付側端面と石膏ボード48の表
面が面接触するまで挿入固定する。この時、荷重受部材
20である楔状部材の楔状の先端部分が、芯材44又は
補助芯材(図示せず)の取付面(面材46の当接側端
面)より内部(芯材44側)に位置するまで埋め込ませ
る。
示せず)のある箇所の石膏ボード48の表面上に、手摺
ブラケット10の荷重受部材20である楔状部材を手摺
ブラケット10本体の取付側端面と石膏ボード48の表
面が面接触するまで挿入固定する。この時、荷重受部材
20である楔状部材の楔状の先端部分が、芯材44又は
補助芯材(図示せず)の取付面(面材46の当接側端
面)より内部(芯材44側)に位置するまで埋め込ませ
る。
【0057】このようにすることで、上記した横方向に
かかる曲げモーメントを芯材44へ伝達して、手摺ブラ
ケット10の傾斜を防ぎ、石膏ボード48の損傷を防止
することができる。
かかる曲げモーメントを芯材44へ伝達して、手摺ブラ
ケット10の傾斜を防ぎ、石膏ボード48の損傷を防止
することができる。
【0058】ここで、図1において、図3(B)のよう
な、図示しないねじ等の取り付けを行う。
な、図示しないねじ等の取り付けを行う。
【0059】最後に、手摺ブラケット10の支持部12
の上端に、図示しないねじ等により手摺部30を取付固
定する。
の上端に、図示しないねじ等により手摺部30を取付固
定する。
【0060】以上のように本実施例によれば、予め手摺
ブラケット10の支持部12の取付側下端部に、荷重受
部材である楔状の楔状部材が取り付けられているので、
図3(C)に示す従来例のような手摺の自重により手摺
ブラケットが石膏ボードにめりこむのを防止できるの
で、良好な手摺ブラケットの取り付けが可能となり、取
り付け後も外観上見栄えがよい。
ブラケット10の支持部12の取付側下端部に、荷重受
部材である楔状の楔状部材が取り付けられているので、
図3(C)に示す従来例のような手摺の自重により手摺
ブラケットが石膏ボードにめりこむのを防止できるの
で、良好な手摺ブラケットの取り付けが可能となり、取
り付け後も外観上見栄えがよい。
【0061】また、従来のように、手摺ブラケットの取
付位置近傍において石膏ボードを削ることをしなくて
も、ワンタッチで手摺ブラケットを壁面部に固定するこ
とができるので、施工作業の簡略化が図れる。
付位置近傍において石膏ボードを削ることをしなくて
も、ワンタッチで手摺ブラケットを壁面部に固定するこ
とができるので、施工作業の簡略化が図れる。
【0062】さらに、手摺の取付作業に際して、部品点
数が少なくコストダウンが図れる。実施例2 次に、本発明に係る実施例2について図面に基づいて説
明する。尚、前記実施例1と実質的に同様の構成を有す
る部材には同一の符号を符し、その詳細な説明を省略す
る。
数が少なくコストダウンが図れる。実施例2 次に、本発明に係る実施例2について図面に基づいて説
明する。尚、前記実施例1と実質的に同様の構成を有す
る部材には同一の符号を符し、その詳細な説明を省略す
る。
【0063】建築物の壁面部において、本実施例に係る
手摺ブラケット50を用いた場合の取付構造及びその構
成要素を図2を用いて説明する。
手摺ブラケット50を用いた場合の取付構造及びその構
成要素を図2を用いて説明する。
【0064】図2は、建築物の壁面部において本実施例
に係る手摺ブラケット50を用いた場合の取付構造を示
す断面図である。
に係る手摺ブラケット50を用いた場合の取付構造を示
す断面図である。
【0065】図2に示すように、本実施例2が前記実施
例1と異なるのは、手摺ブラケット50の構造が違う
点、すなわち荷重受部材である楔状部材を手摺ブラケッ
トの支持部と別体にした点で相違する。
例1と異なるのは、手摺ブラケット50の構造が違う
点、すなわち荷重受部材である楔状部材を手摺ブラケッ
トの支持部と別体にした点で相違する。
【0066】したがって、上記部材以外は、手摺ブラケ
ットの取付構造は、上記実施例1とほぼ同様であるの
で、共通部分の説明は省略し、上記異なる部材について
のみ述べる。
ットの取付構造は、上記実施例1とほぼ同様であるの
で、共通部分の説明は省略し、上記異なる部材について
のみ述べる。
【0067】手摺ブラケット50の構造を図2を用いて
説明する。
説明する。
【0068】手摺ブラケット50は、図2に示すような
断面を有する剛性部材で、支持部52及び荷重受部材6
0とにより構成される。尚、本実施例においては、支持
部52と荷重受部材60とは別体の構造となっている。
断面を有する剛性部材で、支持部52及び荷重受部材6
0とにより構成される。尚、本実施例においては、支持
部52と荷重受部材60とは別体の構造となっている。
【0069】支持部52は、手摺30を支持する機能を
有し、壁パネル40の立設方向と平行にかつ上方向に向
かって形成されるような構成としている。また、剛性部
材が好ましく、材質は、例えば、亜鉛ダイカスト等が挙
げられる。
有し、壁パネル40の立設方向と平行にかつ上方向に向
かって形成されるような構成としている。また、剛性部
材が好ましく、材質は、例えば、亜鉛ダイカスト等が挙
げられる。
【0070】荷重受部材60は、埋込部材により構成さ
れており、前記壁パネル40の石膏ボード48の表面よ
り埋め込まれる機能を有し、例えば、ビス、ネジ、釘、
楔状の打入部材等が挙げられる。
れており、前記壁パネル40の石膏ボード48の表面よ
り埋め込まれる機能を有し、例えば、ビス、ネジ、釘、
楔状の打入部材等が挙げられる。
【0071】また、この荷重受部材60である埋込部材
を壁パネル40に取り付ける際には、予め壁パネル40
内部の芯材44又は補助芯材(図示せず)のある面材4
6又は石膏ボード48表面に印等をしておき、面材46
又は石膏ボード48の表面上より芯材44へ向けて荷重
受部材60である埋込部材を挿入する。さらに、この埋
込部材の先端部分が芯材44の取付面に接触するよう
に、予めその埋込部材の長さ(石膏ボード48表面より
芯材44の取付面までの長さ)を設定しておく。これに
より、支持部12に加わる曲げモーメントを芯材44に
伝達して、石膏ボード48の変形を防止することができ
る。
を壁パネル40に取り付ける際には、予め壁パネル40
内部の芯材44又は補助芯材(図示せず)のある面材4
6又は石膏ボード48表面に印等をしておき、面材46
又は石膏ボード48の表面上より芯材44へ向けて荷重
受部材60である埋込部材を挿入する。さらに、この埋
込部材の先端部分が芯材44の取付面に接触するよう
に、予めその埋込部材の長さ(石膏ボード48表面より
芯材44の取付面までの長さ)を設定しておく。これに
より、支持部12に加わる曲げモーメントを芯材44に
伝達して、石膏ボード48の変形を防止することができ
る。
【0072】本実施例2における手摺ブラケット50の
取付方法は、前記実施例1と同様、壁パネル40の芯材
44又は補助芯材(図示せず)のある箇所の石膏ボード
48の表面上に、荷重受部材60である埋込部材を埋め
込み、手摺ブラケット50の支持部52の取付側下部領
域を、該埋込部材の頭部と石膏ボード48の表面上とが
面一となっている該頭部上に当接させて、かつ手摺ブラ
ケット50の支持部52の取付側領域を石膏ボード48
の表面上に当接させる、という方法を採る。この時、頭
部が石膏ボード48の表面より内側に入るまで埋め込
む。さらにこの時、荷重受部材60である埋込部材のね
じ先端部が芯材44又は補助芯材 (図示せず)の面材
46当接側端面よりその内部に挿入する位置にまで食い
込ませる。このようにすることで、上記した横方向に係
る曲げモーメントを芯材44へ伝達して、手摺ブラケッ
ト50の傾斜を防ぎ、石膏ボード48の損傷を防止する
ことができる。
取付方法は、前記実施例1と同様、壁パネル40の芯材
44又は補助芯材(図示せず)のある箇所の石膏ボード
48の表面上に、荷重受部材60である埋込部材を埋め
込み、手摺ブラケット50の支持部52の取付側下部領
域を、該埋込部材の頭部と石膏ボード48の表面上とが
面一となっている該頭部上に当接させて、かつ手摺ブラ
ケット50の支持部52の取付側領域を石膏ボード48
の表面上に当接させる、という方法を採る。この時、頭
部が石膏ボード48の表面より内側に入るまで埋め込
む。さらにこの時、荷重受部材60である埋込部材のね
じ先端部が芯材44又は補助芯材 (図示せず)の面材
46当接側端面よりその内部に挿入する位置にまで食い
込ませる。このようにすることで、上記した横方向に係
る曲げモーメントを芯材44へ伝達して、手摺ブラケッ
ト50の傾斜を防ぎ、石膏ボード48の損傷を防止する
ことができる。
【0073】ここで、図2において、図3(B)のよう
な、図示しないねじ等の取り付けを行う。
な、図示しないねじ等の取り付けを行う。
【0074】最後に、手摺ブラケット50の支持部52
の上端に、図示しないねじ等により手摺部30を取付固
定する。
の上端に、図示しないねじ等により手摺部30を取付固
定する。
【0075】本実施例2における効果は、前記実施例1
と全く同様の効果が期待できる。また、上記効果を満た
しながらも、荷重受部材が埋込部材により構成されてい
るので、実施例1に比べてさらに、強固な手摺ブラケッ
トの取付が可能である。
と全く同様の効果が期待できる。また、上記効果を満た
しながらも、荷重受部材が埋込部材により構成されてい
るので、実施例1に比べてさらに、強固な手摺ブラケッ
トの取付が可能である。
【0076】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、上記実施例1及び2の構造に、図3(B)
に示す従来例の構造を複数個さらに加えた構成として
も、本発明における効果は維持できるので、そのような
変形も可能となる。
ではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、上記実施例1及び2の構造に、図3(B)
に示す従来例の構造を複数個さらに加えた構成として
も、本発明における効果は維持できるので、そのような
変形も可能となる。
【0077】また、荷重受部材である楔状部材を複数、
縦列横列等の配置状態を問わず、設けてもよい。
縦列横列等の配置状態を問わず、設けてもよい。
【0078】さらに、荷重受部材は、支持部に加わる荷
重を芯材に伝達する機能を有するものであれば、どのよ
うな形状、手段でもよく、その他様々な変形が可能であ
る。さらにまた、手摺ブラケット及び手摺の形状も、本
実施例のような形状及び構成を有しなくても、荷重受部
材を有するものであればどのような形状、構成であって
もよい。
重を芯材に伝達する機能を有するものであれば、どのよ
うな形状、手段でもよく、その他様々な変形が可能であ
る。さらにまた、手摺ブラケット及び手摺の形状も、本
実施例のような形状及び構成を有しなくても、荷重受部
材を有するものであればどのような形状、構成であって
もよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1から5の各発明によれば、予め
手摺ブラケットに荷重受部材が取り付けられているの
で、手摺ブラケットを壁面部の面材に取付固定した際
に、脆弱なために荷重の支持に不適な面材であっても、
手摺部の自重等の荷重により手摺ブラケットが面材にめ
りこむのを防止でき、取付後も良好な状態を維持でき、
荷重が付与される手摺をしっかりと支持固定できる。
手摺ブラケットに荷重受部材が取り付けられているの
で、手摺ブラケットを壁面部の面材に取付固定した際
に、脆弱なために荷重の支持に不適な面材であっても、
手摺部の自重等の荷重により手摺ブラケットが面材にめ
りこむのを防止でき、取付後も良好な状態を維持でき、
荷重が付与される手摺をしっかりと支持固定できる。
【0080】また、従来のように、手摺ブラケットの取
付位置近傍において面材を削ったり、潰したりしなくて
も、壁面部に固定することができるので、良好な手摺ブ
ラケットの取り付けが可能となり、取り付け後の外観も
見栄えがよく、かつ施工作業の簡略化が図れる。
付位置近傍において面材を削ったり、潰したりしなくて
も、壁面部に固定することができるので、良好な手摺ブ
ラケットの取り付けが可能となり、取り付け後の外観も
見栄えがよく、かつ施工作業の簡略化が図れる。
【図1】実施例1に係る手摺ブラケットを用いた手摺の
取付構造を示す断面図である。
取付構造を示す断面図である。
【図2】実施例2に係る手摺ブラケットを用いた手摺の
取付構造を示す断面図である。
取付構造を示す断面図である。
【図3】従来の手摺ブラケットを用いた手摺の取付構造
を示す断面図で、(A)は従来の手摺ブラケット、
(B)は他の従来例に係る手摺ブラケット、(C)は
(B)の手摺ブラケットの問題点、をそれぞれ示す。
を示す断面図で、(A)は従来の手摺ブラケット、
(B)は他の従来例に係る手摺ブラケット、(C)は
(B)の手摺ブラケットの問題点、をそれぞれ示す。
10、50、90、120 手摺ブラケット 12 支持部 20 荷重受部材 30、100 手摺部 40 壁パネル 44 芯材 46 面材 48 石膏ボード
Claims (4)
- 【請求項1】 背面側に受け材を有する仕上げ面材表面
上に取付固定される手摺ブラケットの取付構造であっ
て、 前記手摺ブラケットは、手摺部と、前記仕上げ面材表面
に取り付けられて前記手摺を支持する支持部と、を有
し、 前記支持部と一体又は別体にて形成され、かつ前記仕上
げ面材を貫通して前記受け材に到達する位置まで延在さ
れ、前記支持部に作用する荷重を前記芯材に伝達する荷
重受部材を設けたことを特徴とする手摺ブラケットの取
付構造。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記荷重受部材は、 前記支持部と一体的に、かつ前記支持部の下部領域に形
成され、前記面材に埋め込まれる楔状部材であることを
特徴とする手摺ブラケットの取付構造 - 【請求項3】 請求項1において、 前記荷重受部材は、 前記支持部と別体で、かつ前記支持部の下部領域と対向
する位置にて前記仕上げ面材に埋め込まれる埋込部材で
あることを特徴とする手摺ブラケットの取付構造。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかにおいて前記
仕上げ面材は、石膏ボードであることを特徴とする手摺
ブラケットの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP286795A JPH08189162A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 手摺ブラケットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP286795A JPH08189162A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 手摺ブラケットの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189162A true JPH08189162A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11541319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP286795A Withdrawn JPH08189162A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 手摺ブラケットの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189162A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290666A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Naigai:Kk | 建築用ブラケットの支持構造 |
| CN105275164A (zh) * | 2014-07-08 | 2016-01-27 | 纳咖(珠海)建材有限公司 | 连续扶手 |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP286795A patent/JPH08189162A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290666A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Naigai:Kk | 建築用ブラケットの支持構造 |
| CN105275164A (zh) * | 2014-07-08 | 2016-01-27 | 纳咖(珠海)建材有限公司 | 连续扶手 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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