JPH081896B2 - ガリウムヒ素への接触構造及びその製造方法 - Google Patents
ガリウムヒ素への接触構造及びその製造方法Info
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- JPH081896B2 JPH081896B2 JP4266557A JP26655792A JPH081896B2 JP H081896 B2 JPH081896 B2 JP H081896B2 JP 4266557 A JP4266557 A JP 4266557A JP 26655792 A JP26655792 A JP 26655792A JP H081896 B2 JPH081896 B2 JP H081896B2
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/85—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group III-V materials, e.g. GaAs
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10D64/01—Manufacture or treatment
- H10D64/011—Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor
- H10D64/0116—Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group III-V semiconductors
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/60—Electrodes characterised by their materials
- H10D64/62—Electrodes ohmically coupled to a semiconductor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はGaAsへの接触構造及
びその製造方法に関し、特にn形ガリウムヒ素への金属
/半導体接触構造について、金の含有量が少ないニツケ
ルゲルマニウム熱処理部と結合した酸化金属タングステ
ンを用いてn形ガリウムヒ素への低抵抗の熱的に安定し
たオーム接触を得る際に適用して好適なものである。
びその製造方法に関し、特にn形ガリウムヒ素への金属
/半導体接触構造について、金の含有量が少ないニツケ
ルゲルマニウム熱処理部と結合した酸化金属タングステ
ンを用いてn形ガリウムヒ素への低抵抗の熱的に安定し
たオーム接触を得る際に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ガリウムヒ素(GaAs)から作られる
電気デバイスは従来のシリコン半導体デバイスより多数
の利点を有する。特にガリウムヒ素デバイスの動作速度
はシリコンデバイスの動作速度よりも一段と高速であ
る。これは電子の移動度がシリコン内よりもガリウムヒ
素内において一段と高速だからである。しかしながらガ
リウムヒ素におけるこの固有の動作速度の利点は個々の
デバイスによつて発生された電気信号を他のデハイスに
伝送できなければり実現され得ない。シリコンデバイス
と同様にガリウムヒ素デバイスはデバイス間の信号伝送
を損なわずに他のデバイスに接続されなければならな
い。従つてデバイスへの信号伝送及びデバイスからの信
号伝送には質の高い接触が必要となる。このことがガリ
ウムヒ素について特に問題となるのは、ガリウムヒ素へ
の接触はシリコンデバイスへの接触ほど容易にできない
からである。従つて質の高い接触がガリウムヒ素になさ
れないかぎりシリコンより優れているガリウムヒ素の動
作速度の利点は実現しない。
電気デバイスは従来のシリコン半導体デバイスより多数
の利点を有する。特にガリウムヒ素デバイスの動作速度
はシリコンデバイスの動作速度よりも一段と高速であ
る。これは電子の移動度がシリコン内よりもガリウムヒ
素内において一段と高速だからである。しかしながらガ
リウムヒ素におけるこの固有の動作速度の利点は個々の
デバイスによつて発生された電気信号を他のデハイスに
伝送できなければり実現され得ない。シリコンデバイス
と同様にガリウムヒ素デバイスはデバイス間の信号伝送
を損なわずに他のデバイスに接続されなければならな
い。従つてデバイスへの信号伝送及びデバイスからの信
号伝送には質の高い接触が必要となる。このことがガリ
ウムヒ素について特に問題となるのは、ガリウムヒ素へ
の接触はシリコンデバイスへの接触ほど容易にできない
からである。従つて質の高い接触がガリウムヒ素になさ
れないかぎりシリコンより優れているガリウムヒ素の動
作速度の利点は実現しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガリウムヒ素デバイス
への接触の電気的質はガリウムヒ素半導体及び接触金属
処理間の抵抗(接触抵抗と呼ぶ)によつて測定される。
この接触を介して流れる電流が接触の両端に与えられた
電圧と直線的な関係にあり、かつ抵抗(V=IR)が低
い場合、この接触は良好なオーム接触であると言われ
る。一般的に種々のガリウムヒ素デバイスがアルミニウ
ム合金配線(他の形式の金属を用いることができる)に
よつて回路製造中に相互接続される。しかしながらガリ
ウムヒ素上に直接アルミニユウム(又は他のほとんどの
金属)を単に堆積することにより、オーム接触ではなく
シヨツトキーダイオードを形成する。このダイオードは
n形ドーパントをもつGaAsをドーピングすることに
よつてn形のGaAsにオーム接触することができる。
特にGaAs内のドーパント濃度はオーム接触を生成す
るために約1E19/cm3 (1×1019/cm3 )以上でなけれ
ばならない。このドーピングレベルによつてダイオード
の電位障壁を電流が十分突き抜けるようになるのでこの
ダイオードは電気的にオーム接触のように動作する。n
形のGaAs接触に対するこの解決策のもつ問題はGa
Asの従来のドーピング技術及びアニール技術がGaA
sをこのような高レベルにドープするのに十分ではない
ということである。従つてGaAsにオーム接触を生成
するために熱処理部それ自身が必要なドーパントを供給
しなければならない。
への接触の電気的質はガリウムヒ素半導体及び接触金属
処理間の抵抗(接触抵抗と呼ぶ)によつて測定される。
この接触を介して流れる電流が接触の両端に与えられた
電圧と直線的な関係にあり、かつ抵抗(V=IR)が低
い場合、この接触は良好なオーム接触であると言われ
る。一般的に種々のガリウムヒ素デバイスがアルミニウ
ム合金配線(他の形式の金属を用いることができる)に
よつて回路製造中に相互接続される。しかしながらガリ
ウムヒ素上に直接アルミニユウム(又は他のほとんどの
金属)を単に堆積することにより、オーム接触ではなく
シヨツトキーダイオードを形成する。このダイオードは
n形ドーパントをもつGaAsをドーピングすることに
よつてn形のGaAsにオーム接触することができる。
特にGaAs内のドーパント濃度はオーム接触を生成す
るために約1E19/cm3 (1×1019/cm3 )以上でなけれ
ばならない。このドーピングレベルによつてダイオード
の電位障壁を電流が十分突き抜けるようになるのでこの
ダイオードは電気的にオーム接触のように動作する。n
形のGaAs接触に対するこの解決策のもつ問題はGa
Asの従来のドーピング技術及びアニール技術がGaA
sをこのような高レベルにドープするのに十分ではない
ということである。従つてGaAsにオーム接触を生成
するために熱処理部それ自身が必要なドーパントを供給
しなければならない。
【0004】一般的にGaAsの接触抵抗の問題を解決
する従来の試みはn形ガリウムヒ素及び配線熱処理部間
に挿入されたゲルマニウム−金(Ge−Au)合金層を
含む。この多重元素合金はGaAs格子内にドーパント
を組み入れるのを容易にするすために用いられる。通常
用いられるGaAsへのオーム接触はニツケル(Ni)
と結合した共融のゲルマニウム−金(Ge−Au)の合
金(88重量%のAu)に基づいている。一般的にこの化
合物は摂氏約 360〔℃〕の共融温度以上でアニール処理
され、当該合金は溶解する。金はGaAs格子からのG
aと高度に反応してアニール処理中にAu−Ga化合物
を形成する。このことによりGaAs格子内にGaの空
格子点が残され、このGaの空格子点はn形ドーパント
であるGeに占有される。このn形ドーパントはトンネ
ル電流に貢献し、接触熱処理部ができないようなドーピ
ング濃度が1E19/cm3 (1×1019/cm3 )以下であると
きでさえもオーム接触を形成する。この接触問題に対す
るこのような解決策がもつ問題は低抵抗接触を有するこ
とに加えて熱的に安定しなければならないということで
ある。接触形成後のデバイス処理は多重レベルの相互接
続処理及びパツケージングを含む。これらのステツプは
GaAsデバイスを数分間ないし数時間摂氏約 400
〔℃〕の温度に晒しておくことができる。接触形成後に
共融に基礎を置くGe−Au−Ni接触を 400〔℃〕に
加熱することにより、接触を局部的に溶解させて接触抵
抗を上昇させる。一般にこの接触抵抗が上昇すると共
に、チツプ上のデバイス間の接触抵抗の変化量も上昇す
る。これは接触熱処理部の溶解がチツプを横切つて均一
に生じないからである。従つて共融に基礎を置くGe−
Au−Ni接触は接触形成後のプロセスがGe−Au−
Ni化合物の接触抵抗を低下させるのでGaAsの接触
抵抗問題に対する解決策にはならない。ガリウムヒ素に
対する信頼性のある接触構造を形成する他の従来の試み
は異なる金属の複数の層を含む。特にこの接触構造は薄
い金層によつて被覆された第1のニツケル層を含み、続
いてGe−Ni層及びタングステン(W)層が被覆され
る。アニール処理されたNiGe(Au)W化合物内の
金の含有量は共融Ge−Au−Ni化合物と比較して少
ない。NiGe(Au)W化合物は共融Ge−Au−N
i化合物より一段と熱的に安定しており、増大した接触
抵抗を保持したままである。このタングステンはAuの
含有量が低い合金のシート抵抗を低減するために加えら
れる。その結果得られた接触構造はガリウムヒ素インタ
フエースに対して高度の熱的安定性、平滑な形態及び均
質な金属を有する低接触抵抗によつて特徴づけられる。
これらの特性はガリウムヒ素接触構造に対する金属の信
頼性を改善するのに不可欠なものである。しかしながら
この特殊な接触構造がもつ問題はタングステンの融点が
非常に高いということである。従つてガリウムヒ素上に
タングステンを蒸着させることは高性能のガリウムヒ素
デバイスのVLSI処理と矛盾してしまう。さらに同一
のニツケル/ゲルマニウム/金の層化された構造上にタ
ングステンを従来のようにスパツタリングすると不十分
な接触抵抗の接触となつてしまう。タングステンを蒸着
するのではなくタングステンをスパツタリングすると接
触構造の目的を損なう。
する従来の試みはn形ガリウムヒ素及び配線熱処理部間
に挿入されたゲルマニウム−金(Ge−Au)合金層を
含む。この多重元素合金はGaAs格子内にドーパント
を組み入れるのを容易にするすために用いられる。通常
用いられるGaAsへのオーム接触はニツケル(Ni)
と結合した共融のゲルマニウム−金(Ge−Au)の合
金(88重量%のAu)に基づいている。一般的にこの化
合物は摂氏約 360〔℃〕の共融温度以上でアニール処理
され、当該合金は溶解する。金はGaAs格子からのG
aと高度に反応してアニール処理中にAu−Ga化合物
を形成する。このことによりGaAs格子内にGaの空
格子点が残され、このGaの空格子点はn形ドーパント
であるGeに占有される。このn形ドーパントはトンネ
ル電流に貢献し、接触熱処理部ができないようなドーピ
ング濃度が1E19/cm3 (1×1019/cm3 )以下であると
きでさえもオーム接触を形成する。この接触問題に対す
るこのような解決策がもつ問題は低抵抗接触を有するこ
とに加えて熱的に安定しなければならないということで
ある。接触形成後のデバイス処理は多重レベルの相互接
続処理及びパツケージングを含む。これらのステツプは
GaAsデバイスを数分間ないし数時間摂氏約 400
〔℃〕の温度に晒しておくことができる。接触形成後に
共融に基礎を置くGe−Au−Ni接触を 400〔℃〕に
加熱することにより、接触を局部的に溶解させて接触抵
抗を上昇させる。一般にこの接触抵抗が上昇すると共
に、チツプ上のデバイス間の接触抵抗の変化量も上昇す
る。これは接触熱処理部の溶解がチツプを横切つて均一
に生じないからである。従つて共融に基礎を置くGe−
Au−Ni接触は接触形成後のプロセスがGe−Au−
Ni化合物の接触抵抗を低下させるのでGaAsの接触
抵抗問題に対する解決策にはならない。ガリウムヒ素に
対する信頼性のある接触構造を形成する他の従来の試み
は異なる金属の複数の層を含む。特にこの接触構造は薄
い金層によつて被覆された第1のニツケル層を含み、続
いてGe−Ni層及びタングステン(W)層が被覆され
る。アニール処理されたNiGe(Au)W化合物内の
金の含有量は共融Ge−Au−Ni化合物と比較して少
ない。NiGe(Au)W化合物は共融Ge−Au−N
i化合物より一段と熱的に安定しており、増大した接触
抵抗を保持したままである。このタングステンはAuの
含有量が低い合金のシート抵抗を低減するために加えら
れる。その結果得られた接触構造はガリウムヒ素インタ
フエースに対して高度の熱的安定性、平滑な形態及び均
質な金属を有する低接触抵抗によつて特徴づけられる。
これらの特性はガリウムヒ素接触構造に対する金属の信
頼性を改善するのに不可欠なものである。しかしながら
この特殊な接触構造がもつ問題はタングステンの融点が
非常に高いということである。従つてガリウムヒ素上に
タングステンを蒸着させることは高性能のガリウムヒ素
デバイスのVLSI処理と矛盾してしまう。さらに同一
のニツケル/ゲルマニウム/金の層化された構造上にタ
ングステンを従来のようにスパツタリングすると不十分
な接触抵抗の接触となつてしまう。タングステンを蒸着
するのではなくタングステンをスパツタリングすると接
触構造の目的を損なう。
【0005】従つて本発明の目的はガリウムヒ素への接
触構造を製造することである。
触構造を製造することである。
【0006】本発明の他の目的は低接触抵抗を有するガ
リウムヒ素への接触構造を製造することである。
リウムヒ素への接触構造を製造することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は接触抵抗の変化
量の低いガリウムヒ素への接触構造を製造することであ
る。
量の低いガリウムヒ素への接触構造を製造することであ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は高信頼性を有す
るガリウムヒ素への接触構造を製造することである。
るガリウムヒ素への接触構造を製造することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は熱的に安定して
いるガリウムヒ素への接触構造を製造することである。
いるガリウムヒ素への接触構造を製造することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は高速度デバイス
のVLSI処理と両立できるガリウムヒ素への接触構造
を製造することである。
のVLSI処理と両立できるガリウムヒ素への接触構造
を製造することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、酸化ガリウム化合物26を有し、
ガリウムヒ素と接触する第1の金属合金層25と、本質
的に金属元素及び酸素からなる第2の層40とを含み、
第1の金属合金層25はガリウムヒ素10及び第2の層
40間に挿入されるようにする。
め本発明においては、酸化ガリウム化合物26を有し、
ガリウムヒ素と接触する第1の金属合金層25と、本質
的に金属元素及び酸素からなる第2の層40とを含み、
第1の金属合金層25はガリウムヒ素10及び第2の層
40間に挿入されるようにする。
【0012】
【作用】本発明はn形GaAsへの低抵抗の接触構造及
びその製造方法を述べる。この接触構造はNi、Au、
Ge及びNiの連続層を堆積することによつて形成され
る。その後第5の層がこの4つの層上に堆積される。第
5の層は金属酸化タングステンである。金属酸化タング
ステンは低圧力アルゴンに酸素を加えた雰囲気内におい
てこの4つの層のスタツク上にタングステンをスパツタ
することによつて形成される。その結果得た5つの層の
スタツクは迅速熱アニール(RTA)プロセスにおいて
アニール処理される。RTAプロセスは 600〔℃〕で5
秒間当該スタツクを加熱する。その結果得られた構造は
その中に分散されたAuGa化合物を少量有する金属間
NiGe化合物からなり、金属酸化タングステンフイル
ムによつて被覆される。金属酸化タングステンフイルム
からの酸素はゲツタリング機構として振る舞うことによ
り、RTAプロセス中にGaAs格子構造内にガリウム
の空格子点を生成する。この酸素は金属タングステン層
及びNiGe熱処理部間、特にその熱処理部内のタング
ステン層側にガリウムをもつ化合物を形成する。この接
触熱処理部のシート抵抗が低いのは金属酸化タングステ
ンフイルムの厚さがゲツタリングプロセスに酸素を与え
るのに必要な厚さよりも実質的に厚いからである。n形
GaAsへの接触抵抗が低いのは酸素が同様の方法によ
り金に対して作用してGaAs内に一段と多くのガリウ
ムの空格子点を生成するからである。これらの空格子点
が接触熱処理部よつて供給されたn形ドーパント(G
e)により充填されることにより、一段と良好なオーム
接触を生成する。この接触構造に信頼性があるのは当該
接触内の金の含有量が低く、かつニツケルがガリウムを
安定化させるからであり、このガリウムはGaAs格子
内のガリウムの空格子点を充填するのに用いられない。
びその製造方法を述べる。この接触構造はNi、Au、
Ge及びNiの連続層を堆積することによつて形成され
る。その後第5の層がこの4つの層上に堆積される。第
5の層は金属酸化タングステンである。金属酸化タング
ステンは低圧力アルゴンに酸素を加えた雰囲気内におい
てこの4つの層のスタツク上にタングステンをスパツタ
することによつて形成される。その結果得た5つの層の
スタツクは迅速熱アニール(RTA)プロセスにおいて
アニール処理される。RTAプロセスは 600〔℃〕で5
秒間当該スタツクを加熱する。その結果得られた構造は
その中に分散されたAuGa化合物を少量有する金属間
NiGe化合物からなり、金属酸化タングステンフイル
ムによつて被覆される。金属酸化タングステンフイルム
からの酸素はゲツタリング機構として振る舞うことによ
り、RTAプロセス中にGaAs格子構造内にガリウム
の空格子点を生成する。この酸素は金属タングステン層
及びNiGe熱処理部間、特にその熱処理部内のタング
ステン層側にガリウムをもつ化合物を形成する。この接
触熱処理部のシート抵抗が低いのは金属酸化タングステ
ンフイルムの厚さがゲツタリングプロセスに酸素を与え
るのに必要な厚さよりも実質的に厚いからである。n形
GaAsへの接触抵抗が低いのは酸素が同様の方法によ
り金に対して作用してGaAs内に一段と多くのガリウ
ムの空格子点を生成するからである。これらの空格子点
が接触熱処理部よつて供給されたn形ドーパント(G
e)により充填されることにより、一段と良好なオーム
接触を生成する。この接触構造に信頼性があるのは当該
接触内の金の含有量が低く、かつニツケルがガリウムを
安定化させるからであり、このガリウムはGaAs格子
内のガリウムの空格子点を充填するのに用いられない。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0014】図1は本発明の接触構造を示す。ガリウム
ウムヒ素基板10はドナーがドープされた不純物領域2
0を有する。ドナーがドープされた不純物領域20への
接触は5つの層からなる構造が堆積されてなされる。そ
の第1の層32はニツケル層である。第2層34は金層
である。第3の層36はゲルマニウム層である。第4の
層38はニツケル層である。第5の層40はガリウムヒ
素及び接触金属処理間の接触抵抗に極めて重要なもので
ある。第5の層40は純粋なタングステンフイルムでは
なく金属酸化タングステンである。この5つの層が個別
に堆積されると、接触構造は熱アニール処理される。こ
のアニール処理により金属酸化タングステンフイルム4
0によつて覆われた金属合金25(図5)が形成され
る。その後アルミニウム配線42がこの接触構造上に堆
積されることにより、以下図5について説明するように
GaAsデバイスを他のデバイスに相互接続させる。
ウムヒ素基板10はドナーがドープされた不純物領域2
0を有する。ドナーがドープされた不純物領域20への
接触は5つの層からなる構造が堆積されてなされる。そ
の第1の層32はニツケル層である。第2層34は金層
である。第3の層36はゲルマニウム層である。第4の
層38はニツケル層である。第5の層40はガリウムヒ
素及び接触金属処理間の接触抵抗に極めて重要なもので
ある。第5の層40は純粋なタングステンフイルムでは
なく金属酸化タングステンである。この5つの層が個別
に堆積されると、接触構造は熱アニール処理される。こ
のアニール処理により金属酸化タングステンフイルム4
0によつて覆われた金属合金25(図5)が形成され
る。その後アルミニウム配線42がこの接触構造上に堆
積されることにより、以下図5について説明するように
GaAsデバイスを他のデバイスに相互接続させる。
【0015】図2は接触構造の深さ(X)における本発
明の場合の理論的なエネルギー帯域構造を示す。GaA
sの格子におけるフエルミ準位(El)は熱平衡状態に
ある金属合金及びGaAs間のインタフエースにおいて
GaAsと接触する金属合金のフエルミ準位とエネルギ
ー(電子ボルト)において等しい。 Phi(φ)は金属合
金及びGaAs間のインタフエースにおける障壁の高さ
である。伝導帯エネルギーEcはフエルミ準位に障壁の
高さを加えたたものに等しい。金属合金及びGaAs間
のインタフエースから離れているGaAsの伝導帯エネ
ルギーはGaAsにおけるバルク伝導帯エネルギーのエ
ネルギーと等しい。またN++領域内を高濃度にドープす
るとGaAsは縮退し、フエルミ準位はN++領域内の伝
導帯を越える。GaAsにおいて伝導帯エネルギーEc
からGaAsの平衡帯エネルギーEvを引いたものは常
に一定でなければならない。その結果平衡帯エネルギー
はGaAsの深さについて伝導帯エネルギーに従う。図
2は上述の拘束のために伝導帯エネルギーのレベルと平
衡帯エネルギーのレベルが金属合金及びGaAs間のイ
ンタフエースの近くにおいていかに上昇曲線を描いてい
るかを示す。エネルギー帯域のこの曲がりがエネルギー
壁50を生成し、このエネルギー壁は深さ方向(X)に
おいて十分薄いので電子は符号52で示すようにこのエ
ネルギー壁を通り抜けることができるが、これとは対照
的に電子は十分なエネルギーを得て符号54で示すよう
にエネルギー壁を越えることができる。図2は電子がエ
ネルギー帯域を通り抜けた結果である理論的な電流密度
Jtを示す。電子が通り抜けた結果であるこの電流密度
はGaAsにおけるドナーのドーピング濃度Ndの平方
根に従つて指数的に増加する。
明の場合の理論的なエネルギー帯域構造を示す。GaA
sの格子におけるフエルミ準位(El)は熱平衡状態に
ある金属合金及びGaAs間のインタフエースにおいて
GaAsと接触する金属合金のフエルミ準位とエネルギ
ー(電子ボルト)において等しい。 Phi(φ)は金属合
金及びGaAs間のインタフエースにおける障壁の高さ
である。伝導帯エネルギーEcはフエルミ準位に障壁の
高さを加えたたものに等しい。金属合金及びGaAs間
のインタフエースから離れているGaAsの伝導帯エネ
ルギーはGaAsにおけるバルク伝導帯エネルギーのエ
ネルギーと等しい。またN++領域内を高濃度にドープす
るとGaAsは縮退し、フエルミ準位はN++領域内の伝
導帯を越える。GaAsにおいて伝導帯エネルギーEc
からGaAsの平衡帯エネルギーEvを引いたものは常
に一定でなければならない。その結果平衡帯エネルギー
はGaAsの深さについて伝導帯エネルギーに従う。図
2は上述の拘束のために伝導帯エネルギーのレベルと平
衡帯エネルギーのレベルが金属合金及びGaAs間のイ
ンタフエースの近くにおいていかに上昇曲線を描いてい
るかを示す。エネルギー帯域のこの曲がりがエネルギー
壁50を生成し、このエネルギー壁は深さ方向(X)に
おいて十分薄いので電子は符号52で示すようにこのエ
ネルギー壁を通り抜けることができるが、これとは対照
的に電子は十分なエネルギーを得て符号54で示すよう
にエネルギー壁を越えることができる。図2は電子がエ
ネルギー帯域を通り抜けた結果である理論的な電流密度
Jtを示す。電子が通り抜けた結果であるこの電流密度
はGaAsにおけるドナーのドーピング濃度Ndの平方
根に従つて指数的に増加する。
【0016】接触熱処理部及びn形GaAs間に電子が
通るトンネルを生成するためにガリウムの空格子点がG
aAs格子構造内に生成されてn形のドナー元素により
充填されなければならない。GaAs格子構造内の空格
子点はGaAs半導体上の金をアニールすることによつ
て生成される。この空格子点は例えばゲルマニウムのよ
うなn形のドーパント元素(
通るトンネルを生成するためにガリウムの空格子点がG
aAs格子構造内に生成されてn形のドナー元素により
充填されなければならない。GaAs格子構造内の空格
子点はGaAs半導体上の金をアニールすることによつ
て生成される。この空格子点は例えばゲルマニウムのよ
うなn形のドーパント元素(
【0017】
【外字1】 −
【0018】
【外字2】 のGaAs格子構造について)の存在において金及びG
aAsをアニールすることによつて充填される。さらに
金/ゲルマニウム/GaAsの反応はニツケルからなる
第1の層を用いることによつて一段と良好に制御され、
このニツケル層の厚さは約50〔Å〕である。第1のニツ
ケル層はGaAsの表面に現れる自然酸化物に浸透する
ことによつてAu−Ga反応を容易にさせる。金層の厚
さは約60〔Å〕である。約 275〔Å〕の厚さのゲルマニ
ウム層はこの金層を覆い、その後約125〔Å〕の厚さの
第2のニツケル層によつて覆われる。第2のニツケル層
はGeの原子と反応することによつて得られる接触に対
して熱安定性を与えるように作用し、このGe原子はG
aAs内に拡散しない。この金属間NiGe化合物の融
点は摂氏約 750〔℃〕であり、次のいかなる処理温度を
も越える温度である。最後に薄い金層がゲルマニウム層
上ではなくゲルマニウム層の下に配設されることによ
り、GaAs格子からのガリウムのゲツタリングを改善
する。
aAsをアニールすることによつて充填される。さらに
金/ゲルマニウム/GaAsの反応はニツケルからなる
第1の層を用いることによつて一段と良好に制御され、
このニツケル層の厚さは約50〔Å〕である。第1のニツ
ケル層はGaAsの表面に現れる自然酸化物に浸透する
ことによつてAu−Ga反応を容易にさせる。金層の厚
さは約60〔Å〕である。約 275〔Å〕の厚さのゲルマニ
ウム層はこの金層を覆い、その後約125〔Å〕の厚さの
第2のニツケル層によつて覆われる。第2のニツケル層
はGeの原子と反応することによつて得られる接触に対
して熱安定性を与えるように作用し、このGe原子はG
aAs内に拡散しない。この金属間NiGe化合物の融
点は摂氏約 750〔℃〕であり、次のいかなる処理温度を
も越える温度である。最後に薄い金層がゲルマニウム層
上ではなくゲルマニウム層の下に配設されることによ
り、GaAs格子からのガリウムのゲツタリングを改善
する。
【0019】接触構造の第1のニツケル層の厚さは約0
〜50〔Å〕である。金層の厚さは約40〜60〔Å〕であ
る。第2のニツケル層とゲルマニウム層とを組み合わせ
たものの厚さはNiGe化合物を形成するように調節さ
れる。この2つの層を堆積すると、この化合した分離層
の厚さは厚さ 275〔Å〕のGeと厚さ 125〔Å〕のNi
で 400〔Å〕となる。NiGeの全体の厚さはGeの厚
さとNiの厚さとの比がぼぼ 2.2対1のままである限り
かなり厚くなるか又はかなり薄くなる。Ni/Au/G
e/Ni層を堆積した後、次にこれらの層は第5の層を
被覆されてアニール処理される。このアニール処理ステ
ツプは迅速熱アニール(RTA)プロセスによつて実行
される。RTAプロセスは毎秒ほぼ 100〔℃〕でアニー
ル温度をランプアツプする。この加熱はアルゴン雰囲気
内において石英水銀灯バンクによつてなされる。このプ
ロセスのための器具は周知であり、商業的に利用できる
ものである。このアニール処理は 600〔℃〕の温度でほ
ぼ5秒ないし30秒間なされる。適当なアニール処理は異
なる時間期間に異なる温度で達成され得る。特に 275
〔Å〕の厚さのGeと 125〔Å〕の厚さのNiとを加え
た好適なものとは異なる厚さのNiGe層は一段と長時
間のアニール処理時間を必要とする一段と厚いフイルム
の場合アニール条件の調整が必要となる。
〜50〔Å〕である。金層の厚さは約40〜60〔Å〕であ
る。第2のニツケル層とゲルマニウム層とを組み合わせ
たものの厚さはNiGe化合物を形成するように調節さ
れる。この2つの層を堆積すると、この化合した分離層
の厚さは厚さ 275〔Å〕のGeと厚さ 125〔Å〕のNi
で 400〔Å〕となる。NiGeの全体の厚さはGeの厚
さとNiの厚さとの比がぼぼ 2.2対1のままである限り
かなり厚くなるか又はかなり薄くなる。Ni/Au/G
e/Ni層を堆積した後、次にこれらの層は第5の層を
被覆されてアニール処理される。このアニール処理ステ
ツプは迅速熱アニール(RTA)プロセスによつて実行
される。RTAプロセスは毎秒ほぼ 100〔℃〕でアニー
ル温度をランプアツプする。この加熱はアルゴン雰囲気
内において石英水銀灯バンクによつてなされる。このプ
ロセスのための器具は周知であり、商業的に利用できる
ものである。このアニール処理は 600〔℃〕の温度でほ
ぼ5秒ないし30秒間なされる。適当なアニール処理は異
なる時間期間に異なる温度で達成され得る。特に 275
〔Å〕の厚さのGeと 125〔Å〕の厚さのNiとを加え
た好適なものとは異なる厚さのNiGe層は一段と長時
間のアニール処理時間を必要とする一段と厚いフイルム
の場合アニール条件の調整が必要となる。
【0020】Ni/Au/Ge/Ni層を被覆する第5
の層は本発明には特に重要である。これはこの第5の層
がGaAs格子から金に対する補足物としてガリウムを
ゲツタするのを支援するからであり、金はすでに金属合
金内に存在している。金はゲツタ因子として有用である
が、接触構造内の多量の金(例えば共融に基礎を置く接
触)は接触の信頼性を低下させる。さらに本発明の接触
熱処理部に最小量以上の金を付加してもGaAs格子か
らのガリウムのゲツタリングはほとんど増加しない。第
5の層が重要であるのは、この第5の層は好ましくない
酸化物を生成せずにこの接触熱処理部に酸素を付加する
からである。この接触熱処理部に酸素を付加することが
重要であるのは、酸素は接触構造がアニール処理される
ときGaAs格子からガリウムをゲツタする点において
は金と同様であるが、熱応力の下では当該接触構造を劣
化させないという点において金と異なるからである。酸
素はガリウムをゲツタし、さらにガリウムは金によつて
ゲツタされる。従つてGaAs格子内に空格子点が一段
と多く生成され、これによりGaAs格子を一段とドー
ピングするようにしてGaAsに対する接触抵抗を低下
させる。
の層は本発明には特に重要である。これはこの第5の層
がGaAs格子から金に対する補足物としてガリウムを
ゲツタするのを支援するからであり、金はすでに金属合
金内に存在している。金はゲツタ因子として有用である
が、接触構造内の多量の金(例えば共融に基礎を置く接
触)は接触の信頼性を低下させる。さらに本発明の接触
熱処理部に最小量以上の金を付加してもGaAs格子か
らのガリウムのゲツタリングはほとんど増加しない。第
5の層が重要であるのは、この第5の層は好ましくない
酸化物を生成せずにこの接触熱処理部に酸素を付加する
からである。この接触熱処理部に酸素を付加することが
重要であるのは、酸素は接触構造がアニール処理される
ときGaAs格子からガリウムをゲツタする点において
は金と同様であるが、熱応力の下では当該接触構造を劣
化させないという点において金と異なるからである。酸
素はガリウムをゲツタし、さらにガリウムは金によつて
ゲツタされる。従つてGaAs格子内に空格子点が一段
と多く生成され、これによりGaAs格子を一段とドー
ピングするようにしてGaAsに対する接触抵抗を低下
させる。
【0021】第5の層は反応的にスパツタされた金属酸
化タングステンフイルムである。この第5の層はWx O
であり、ここでxは好適には4だが約 2.5及び9の間で
ある。タングステンは共に酸素によつて安定化されてい
るベータタングステン(A−15構造)とアモルフアス
相のタングステンとの混合物である。このタングステン
フイルムは不活性ガスと酸素との混合物を有する雰囲気
内においてNi/Au/Ge/Ni層上に反応的にスパ
ツタされる。一般的に不活性ガスはアルゴンであるがキ
セノン、クリプトン又はネオンでもよい。酸素は制御さ
れた方法によりアルゴンと混合される。この酸素はスパ
ツタされたタングステンと反応して金属酸化タングステ
ン(Wx O)フイルムを形成する。純粋なタングステン
をスパツタすることは周知のプロセスであり、室温で実
行される。その結果このスパツタリング技術は高性能の
GaAsデバイス製造に良く適している。スパツタされ
たタングステンに付加された酸素量は十分少ないので当
該フイルムのシート抵抗は低いが、接触抵抗を低下させ
るには十分高い。図3は酸素をGaAs接触構造のタン
グステンからなる第5の層に加えたときの効果(接触抵
抗における)を示す。
化タングステンフイルムである。この第5の層はWx O
であり、ここでxは好適には4だが約 2.5及び9の間で
ある。タングステンは共に酸素によつて安定化されてい
るベータタングステン(A−15構造)とアモルフアス
相のタングステンとの混合物である。このタングステン
フイルムは不活性ガスと酸素との混合物を有する雰囲気
内においてNi/Au/Ge/Ni層上に反応的にスパ
ツタされる。一般的に不活性ガスはアルゴンであるがキ
セノン、クリプトン又はネオンでもよい。酸素は制御さ
れた方法によりアルゴンと混合される。この酸素はスパ
ツタされたタングステンと反応して金属酸化タングステ
ン(Wx O)フイルムを形成する。純粋なタングステン
をスパツタすることは周知のプロセスであり、室温で実
行される。その結果このスパツタリング技術は高性能の
GaAsデバイス製造に良く適している。スパツタされ
たタングステンに付加された酸素量は十分少ないので当
該フイルムのシート抵抗は低いが、接触抵抗を低下させ
るには十分高い。図3は酸素をGaAs接触構造のタン
グステンからなる第5の層に加えたときの効果(接触抵
抗における)を示す。
【0022】図3は異なる接触構造の場合におけるアニ
ール温度の関数としてのn形GaAs領域に対する平均
的な接触抵抗を曲線で示す。曲線Aはアルゴンだけの雰
囲気においてスパツタされたタングステンについての接
触抵抗を表す。曲線Bはアルゴンに酸素を加えた雰囲気
においてスパツタされたタングステンについての接触抵
抗を表す。曲線A及びBを比較すると、最小の接触抵抗
の平均は1/3だけ低下する(0.45〔Ω−mm〕から0.15
〔Ω−mm〕に)だけではなく、接触抵抗におけるデータ
スプレツドも実質的に低下することを示す。このような
改善はVLSIGaAsに適用する場合重要である。こ
のことは接触抵抗の低下がデバイス及びそれに関連した
回路要素の動作速度を増加させる。さらに多くの回路は
クローズデバイスパラメータトラツキング(close devi
ce parameter tracking )に依存して正確な信号を発生
する。接触抵抗のスプレツドを低下させることにより、
デバイスパラメータトラツキングが改善されるので適正
な電気信号を発生することができる。
ール温度の関数としてのn形GaAs領域に対する平均
的な接触抵抗を曲線で示す。曲線Aはアルゴンだけの雰
囲気においてスパツタされたタングステンについての接
触抵抗を表す。曲線Bはアルゴンに酸素を加えた雰囲気
においてスパツタされたタングステンについての接触抵
抗を表す。曲線A及びBを比較すると、最小の接触抵抗
の平均は1/3だけ低下する(0.45〔Ω−mm〕から0.15
〔Ω−mm〕に)だけではなく、接触抵抗におけるデータ
スプレツドも実質的に低下することを示す。このような
改善はVLSIGaAsに適用する場合重要である。こ
のことは接触抵抗の低下がデバイス及びそれに関連した
回路要素の動作速度を増加させる。さらに多くの回路は
クローズデバイスパラメータトラツキング(close devi
ce parameter tracking )に依存して正確な信号を発生
する。接触抵抗のスプレツドを低下させることにより、
デバイスパラメータトラツキングが改善されるので適正
な電気信号を発生することができる。
【0023】堆積された金属酸化タングステンフイルム
の厚さは約 500〔Å〕ないし1000〔Å〕である。当該フ
イルムの厚さは当該接触構造のシート抵抗を制御する。
図4は水晶基板上の1000〔Å〕の厚さのフイルムに対す
るスパツタプロセスの際の酸素(O2 )分圧の関数とし
てのWx Oのシート抵抗を示す。図3の曲線Bにおいて
用いられた酸素の分圧は1E-3(1×10-3)トルのアル
ゴンにおいて 1.5E-4( 1.5×10-4)であつた。酸素と
アルゴンガスとの比率は異なるスパツタリング技術又は
堆積形状が用いられたとき変化する。しかしながらアル
ゴンの分圧に対して酸素の分圧を調整することにより、
1000〔Å〕の厚さのフイルムの場合単位面積当たり約50
〔Ω〕ないし 175〔Ω〕、好適には 135〔Ω〕のシート
抵抗をもつWx Oを生成して、当該タングステン層内に
適正な酸素レベルを生じさせる。金属酸化タングステン
のシート抵抗を制御することは個々の堆積システムの物
理的分析から正確な酸素の流れを決定するよりもWx O
フイルムを形成するには一段と容易かつ一段と正確な方
法である。金属酸化タングステン層がNi/Au/Ge
/Ni層上に堆積されるとこの5つの層をもつ構造はR
TAプロセスを受ける。
の厚さは約 500〔Å〕ないし1000〔Å〕である。当該フ
イルムの厚さは当該接触構造のシート抵抗を制御する。
図4は水晶基板上の1000〔Å〕の厚さのフイルムに対す
るスパツタプロセスの際の酸素(O2 )分圧の関数とし
てのWx Oのシート抵抗を示す。図3の曲線Bにおいて
用いられた酸素の分圧は1E-3(1×10-3)トルのアル
ゴンにおいて 1.5E-4( 1.5×10-4)であつた。酸素と
アルゴンガスとの比率は異なるスパツタリング技術又は
堆積形状が用いられたとき変化する。しかしながらアル
ゴンの分圧に対して酸素の分圧を調整することにより、
1000〔Å〕の厚さのフイルムの場合単位面積当たり約50
〔Ω〕ないし 175〔Ω〕、好適には 135〔Ω〕のシート
抵抗をもつWx Oを生成して、当該タングステン層内に
適正な酸素レベルを生じさせる。金属酸化タングステン
のシート抵抗を制御することは個々の堆積システムの物
理的分析から正確な酸素の流れを決定するよりもWx O
フイルムを形成するには一段と容易かつ一段と正確な方
法である。金属酸化タングステン層がNi/Au/Ge
/Ni層上に堆積されるとこの5つの層をもつ構造はR
TAプロセスを受ける。
【0024】図5はアニール処理された後の接触構造を
示す。アニール処理された第1の層25はその中に少量
のAuGaを有するNiGeからなる。NiGe層内の
AuGaの量はアニール処理された共融に基礎を置くA
u−Ge−Ni接触において見つけられるAuGaの1
〔%〕以下である。第2の層は金属酸化タングステン層
40であり、この金属酸化タングステン層40はその一
段と低い部分27(第1の層25に隣接している)内の
酸素を減損させる。酸素を減損させる金属酸化タングス
テン層40の一段と低い部分27の厚さは約50〜 100
〔Å〕である。金属酸化タングステン層40から外部拡
散された酸素はGaと反応して第1のアニール層25内
に薄い不連続のGa2 O3 層26を生成する。このGa
2 O3 化合物はGaAsの表面から 300〔Å〕という近
いところに見つけることができる。さらに第1のアニー
ル層25はGaAs基板に浸透する。GaAsの表面か
らの浸透範囲は 500〔Å〕以下である。その後アルミニ
ユウム合金配線熱処理部42が従来の方法によりこのア
ニール処理された接触構造上に堆積される。
示す。アニール処理された第1の層25はその中に少量
のAuGaを有するNiGeからなる。NiGe層内の
AuGaの量はアニール処理された共融に基礎を置くA
u−Ge−Ni接触において見つけられるAuGaの1
〔%〕以下である。第2の層は金属酸化タングステン層
40であり、この金属酸化タングステン層40はその一
段と低い部分27(第1の層25に隣接している)内の
酸素を減損させる。酸素を減損させる金属酸化タングス
テン層40の一段と低い部分27の厚さは約50〜 100
〔Å〕である。金属酸化タングステン層40から外部拡
散された酸素はGaと反応して第1のアニール層25内
に薄い不連続のGa2 O3 層26を生成する。このGa
2 O3 化合物はGaAsの表面から 300〔Å〕という近
いところに見つけることができる。さらに第1のアニー
ル層25はGaAs基板に浸透する。GaAsの表面か
らの浸透範囲は 500〔Å〕以下である。その後アルミニ
ユウム合金配線熱処理部42が従来の方法によりこのア
ニール処理された接触構造上に堆積される。
【0025】金属酸化タングステンフイルムを生成する
プロセスは幾つかの異なる方法により達成され得る。例
えばWF6 、O2 及びH2 の混合物に発生した 13.56
〔MHz〕のプラズをもつプラズマ強化化学気相成長法
(PECVD)システムにより実行され得る。さらに金
属酸化タングステンフイルムは全体に亘つて均一組成で
ある必要はない。重要なことはWx Oフイルムの一段と
低い部分27に十分酸素が存在するようにして酸化ガリ
ウムの化合物を形成することにより接触抵抗を低減する
ようにすることである。当該フイルムの一段と低い部分
27の上方の金属酸化タングステンフイルムの化合物内
にはほとんど酸素をもつことができない。すなわち純粋
なタングステンはWx Oの一段と低い部分の上方の材料
であり、接触抵抗は効果的に低減される。
プロセスは幾つかの異なる方法により達成され得る。例
えばWF6 、O2 及びH2 の混合物に発生した 13.56
〔MHz〕のプラズをもつプラズマ強化化学気相成長法
(PECVD)システムにより実行され得る。さらに金
属酸化タングステンフイルムは全体に亘つて均一組成で
ある必要はない。重要なことはWx Oフイルムの一段と
低い部分27に十分酸素が存在するようにして酸化ガリ
ウムの化合物を形成することにより接触抵抗を低減する
ようにすることである。当該フイルムの一段と低い部分
27の上方の金属酸化タングステンフイルムの化合物内
にはほとんど酸素をもつことができない。すなわち純粋
なタングステンはWx Oの一段と低い部分の上方の材料
であり、接触抵抗は効果的に低減される。
【0026】熱処理部内に酸素を加えることがガリウム
のゲツタリングを促進させるという事実を図6〜図8に
示す。図6はアニール処理後の金属酸化タングステンの
第5の層を有する接触構造のオージエ分析である。図7
は第5の層としてスパツタされたタングステンだけを有
する接触構造のオージエ分析である。なお、図6及び図
7において、縦軸のA.C.(%)は、各元素の含有量
を原子濃度(Atomic Concentratio
n)の割合(%)で示してあり、横軸は、接触構造内の
深さ即ち縦方向の位置をスパツタ時間(分)で示してい
る。これは、接触構造における縦方向の位置がスパツタ
付着物質の厚さに対応しており、そして、スパツタ付着
物質の厚さがスパツタ速度を一定にしてスパツタ時間に
対応しているからである。従つて、横軸のスパツタ時間
に対応する厚さに相当した接触構造における縦方向の位
置(接触構造の表面を起点として)に各元素が存在して
いることが示されている。最後に図8は第5の層内の酸
素を他の元素に代えたときの効果を示す。図6はアルゴ
ンに酸素を加えた雰囲気においてスパツタされたWx O
金属合金の酸素含有量が約25〔%〕であることを示す
が、図7はアルゴンだけの雰囲気においてスパツタされ
たW金属合金の酸素含有量が1〔%〕以下であることを
示す。Wx O層内の増加した酸素含有量を予期できる。
しかしながらまた図6は金属合金及び半導体のインタフ
エースの近くにおいて酸素の最高点とガリウムの最高点
が一致することを示す。このことはガリウム−酸素化合
物は金属合金及び半導体のインタフエースの近くに形成
されることを示している。すなわちガリウムはWx Oフ
イルムから外部拡散され、Ga2 03 化合物を形成する
酸素によつてGaAs格子構造からゲツタされる。Wx
Oフイルムのシート抵抗が酸素の外部拡散による影響を
受けないのは厚さが約50〜 100〔Å〕と薄いのでアニー
ル中に酸素が減損するだけだからである。図7は接触構
造内にほとんど酸素がないときガリウムはほとんど外部
拡散しないことを示している。従つて酸素はガリウムの
外部拡散を増大させる元素である。酸素を加えた結果と
して生ずるガリウムの外部拡散及び接触抵抗へのその効
果は予期した効果ではない。さらに図8は第5の層とし
て窒化タングステン(Wx N)化合物を用いたときとW
x Oを用いたときとを比較した場合のアニール温度の関
数としての分離接触構造の接触抵抗を示す。またWx O
層は第5の層として窒化タングステンを用いる合金と比
較した場合接触抵抗は低い。窒素はアニール温度にもか
かわらず酸素と同じようにガリウムと反応せず、窒化タ
ングステン構造の接触抵抗は金属酸化タングステン構造
のレベルまで低減されない。従つて窒素はGaAs格子
からGaをゲツタせず、接触構造内において酸素の代わ
りにはならない。
のゲツタリングを促進させるという事実を図6〜図8に
示す。図6はアニール処理後の金属酸化タングステンの
第5の層を有する接触構造のオージエ分析である。図7
は第5の層としてスパツタされたタングステンだけを有
する接触構造のオージエ分析である。なお、図6及び図
7において、縦軸のA.C.(%)は、各元素の含有量
を原子濃度(Atomic Concentratio
n)の割合(%)で示してあり、横軸は、接触構造内の
深さ即ち縦方向の位置をスパツタ時間(分)で示してい
る。これは、接触構造における縦方向の位置がスパツタ
付着物質の厚さに対応しており、そして、スパツタ付着
物質の厚さがスパツタ速度を一定にしてスパツタ時間に
対応しているからである。従つて、横軸のスパツタ時間
に対応する厚さに相当した接触構造における縦方向の位
置(接触構造の表面を起点として)に各元素が存在して
いることが示されている。最後に図8は第5の層内の酸
素を他の元素に代えたときの効果を示す。図6はアルゴ
ンに酸素を加えた雰囲気においてスパツタされたWx O
金属合金の酸素含有量が約25〔%〕であることを示す
が、図7はアルゴンだけの雰囲気においてスパツタされ
たW金属合金の酸素含有量が1〔%〕以下であることを
示す。Wx O層内の増加した酸素含有量を予期できる。
しかしながらまた図6は金属合金及び半導体のインタフ
エースの近くにおいて酸素の最高点とガリウムの最高点
が一致することを示す。このことはガリウム−酸素化合
物は金属合金及び半導体のインタフエースの近くに形成
されることを示している。すなわちガリウムはWx Oフ
イルムから外部拡散され、Ga2 03 化合物を形成する
酸素によつてGaAs格子構造からゲツタされる。Wx
Oフイルムのシート抵抗が酸素の外部拡散による影響を
受けないのは厚さが約50〜 100〔Å〕と薄いのでアニー
ル中に酸素が減損するだけだからである。図7は接触構
造内にほとんど酸素がないときガリウムはほとんど外部
拡散しないことを示している。従つて酸素はガリウムの
外部拡散を増大させる元素である。酸素を加えた結果と
して生ずるガリウムの外部拡散及び接触抵抗へのその効
果は予期した効果ではない。さらに図8は第5の層とし
て窒化タングステン(Wx N)化合物を用いたときとW
x Oを用いたときとを比較した場合のアニール温度の関
数としての分離接触構造の接触抵抗を示す。またWx O
層は第5の層として窒化タングステンを用いる合金と比
較した場合接触抵抗は低い。窒素はアニール温度にもか
かわらず酸素と同じようにガリウムと反応せず、窒化タ
ングステン構造の接触抵抗は金属酸化タングステン構造
のレベルまで低減されない。従つて窒素はGaAs格子
からGaをゲツタせず、接触構造内において酸素の代わ
りにはならない。
【0027】GaAsに対する接触構造において酸素を
窒素と交換することはできないが、接触構造内の他の元
素を交換することはできる。特にシリコン(Si)をゲ
ルマニウムと置き換えることができる。この場合Ni−
Si−Au−Ni金属積層を準備し、その上にWx Oが
堆積される。この5つの層のスタツクがアニール処理さ
れると、酸素により外部拡散されたガリウムによつて空
になつたままの格子点をこのシリコンが占有する。また
パラジウム(Pd)をニツケル層と置き換えることがで
きる。パラジウムはGaAsの表面上の自然酸化物に浸
透し、ゲルマニウム又はシリコンをもつ化合物内におい
ては熱的に安定している。最後に熱処理部システムにお
いて酸化ニツケルは金属酸化タングステンに代わつて酸
素の源とすることができる。ニツケルは低抵抗であり、
適正な酸化化合物をを形成して4つの層のスタツク上に
スパツタされる。酸化ニツケルが接触構造内の酸素の源
であるとき、ゲルマニウム(又は場合次第でシリコン)
を酸化ニツケル層から分離するニツケル層の厚さを低減
することができる。上述のように層の種類を変更すると
きは、アニール温度と同様にこれらの層の厚さを変更し
なければならない。しかしながらこのような変更は当業
者には周知のことである。
窒素と交換することはできないが、接触構造内の他の元
素を交換することはできる。特にシリコン(Si)をゲ
ルマニウムと置き換えることができる。この場合Ni−
Si−Au−Ni金属積層を準備し、その上にWx Oが
堆積される。この5つの層のスタツクがアニール処理さ
れると、酸素により外部拡散されたガリウムによつて空
になつたままの格子点をこのシリコンが占有する。また
パラジウム(Pd)をニツケル層と置き換えることがで
きる。パラジウムはGaAsの表面上の自然酸化物に浸
透し、ゲルマニウム又はシリコンをもつ化合物内におい
ては熱的に安定している。最後に熱処理部システムにお
いて酸化ニツケルは金属酸化タングステンに代わつて酸
素の源とすることができる。ニツケルは低抵抗であり、
適正な酸化化合物をを形成して4つの層のスタツク上に
スパツタされる。酸化ニツケルが接触構造内の酸素の源
であるとき、ゲルマニウム(又は場合次第でシリコン)
を酸化ニツケル層から分離するニツケル層の厚さを低減
することができる。上述のように層の種類を変更すると
きは、アニール温度と同様にこれらの層の厚さを変更し
なければならない。しかしながらこのような変更は当業
者には周知のことである。
【0028】上述の通り本発明をその最適な実施例に基
づいて図示、説明したが、本発明の精神及び範囲から脱
することなく詳細構成について種々の変更を加えてもよ
い。
づいて図示、説明したが、本発明の精神及び範囲から脱
することなく詳細構成について種々の変更を加えてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によればn形GaA
s基板上にNi、Au、Ge及びNiの連続層を堆積
し、この4つの層からなる連続層上に金属酸化タングス
テン層を堆積することによつて得られた接触構造をRT
Aプロセスによりアニール処理する。このようにして得
られた接触構造はAuGa化合物を含む金属間NiGe
化合物からなり、酸化金属タングステンフイルムによつ
て被覆される。このような接触構造が得られたことによ
り、n形GaAs基板の利点を十分利用できるように当
該n形GaAs基板に接触することができる。
s基板上にNi、Au、Ge及びNiの連続層を堆積
し、この4つの層からなる連続層上に金属酸化タングス
テン層を堆積することによつて得られた接触構造をRT
Aプロセスによりアニール処理する。このようにして得
られた接触構造はAuGa化合物を含む金属間NiGe
化合物からなり、酸化金属タングステンフイルムによつ
て被覆される。このような接触構造が得られたことによ
り、n形GaAs基板の利点を十分利用できるように当
該n形GaAs基板に接触することができる。
【図1】図1はRTAプロセスステツプの前の本発明の
接触構造を示す断面図である。
接触構造を示す断面図である。
【図2】図2は本発明のエネルギー帯域関係を示す略線
図である。
図である。
【図3】図3はアニール温度の関数としての本発明の接
触抵抗を示すグラフである。
触抵抗を示すグラフである。
【図4】図4は酸素分圧の関数としての本発明の接触抵
抗を示すグラフである。
抗を示すグラフである。
【図5】図5はRTAプロセスステツプ後の本発明の接
触構造を示す断面図である。
触構造を示す断面図である。
【図6】図6はスパツタ時間の関数としての本発明にお
けるガリウム及び酸素の含有量を示すグラフである。
けるガリウム及び酸素の含有量を示すグラフである。
【図7】図7はスパツタ時間の関数としての従来の接触
構造におけるガリウム及び酸素の含有量を示すグラフで
ある。
構造におけるガリウム及び酸素の含有量を示すグラフで
ある。
【図8】図8はタングステン合金をゲツタリングしない
場合と比較したときのアニール温度の関数としての本発
明の接触抵抗を示すグラフである。
場合と比較したときのアニール温度の関数としての本発
明の接触抵抗を示すグラフである。
10……ガリウムヒ素基板、20……不純物領域、25
……第1のアニール処理層、26……Ga2 O3 層、2
7……金属酸化タングステン層の一段と低い部分、32
……ニツケル層、34……金層、36……ゲルマニウム
層、38……第2のニツケル層、40……金属酸化タン
グステン、42……アルミニウム合金配線熱処理部、5
0……エネルギー壁。
……第1のアニール処理層、26……Ga2 O3 層、2
7……金属酸化タングステン層の一段と低い部分、32
……ニツケル層、34……金層、36……ゲルマニウム
層、38……第2のニツケル層、40……金属酸化タン
グステン、42……アルミニウム合金配線熱処理部、5
0……エネルギー壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナフタリ・エリアフ・ルステイグ アメリカ合衆国、ニユーヨーク州10520、 クロントン−オン−ハドソン、ヘイステイ ングス・アベニユー 53番地 (72)発明者 ロバート・ジエラルド・スチヤド アメリカ合衆国、ニユーヨーク州10598、 ヨークタウン・ハイツ、フイツキス・コー ト 164番地
Claims (7)
- 【請求項1】酸化ガリウム化合物を有し、ガリウムヒ素
と接触する第1の金属合金層と、 本質的に金属元素及び酸素からなる第2の層とを含み、 上記第1の金属合金層は上記ガリウムヒ素及び上記第2
の層間に挿入されることを特徴とするガリウムヒ素への
接触構造。 - 【請求項2】上記金属元素はタングステン又はニツケル
からなるグループから選択されることを特徴とする請求
項1に記載のガリウムヒ素への接触構造。 - 【請求項3】本質的に酸化ガリウム化合物からなる第1
の層と、 本質的に金属元素及び酸素からなる第2の層と、 ニツケル、ゲルマニウム及び金を含む第3の層とを含
み、 上記第1の層は上記第2の層及び第3の層間に挿入さ
れ、かつ上記第3の層は上記ガリウムヒ素と接触するよ
うになされていることを特徴とするガリウムヒ素への接
触構造。 - 【請求項4】上記金属元素はニツケル及びタングステン
からなるグループから選択されることを特徴とする請求
項3に記載のガリウムヒ素への接触構造。 - 【請求項5】GaAsへの接触構造を製造する方法にお
いて、 ニツケルを含む第1の層を上記GaAs上に堆積するス
テツプと、 金を含む第2の層を上記第1の層上に堆積するステツプ
と、 ゲルマニウムを含む第3の層を上記第2の層上に堆積す
るステツプと、 ニツケルを含む第4の層を上記第3の層上に堆積するス
ツテプと、 金属酸化タングステンを含む第5の層を上記第4の層上
に堆積するステツプと、 上記堆積された層をアニール処理することにより、上記
GaAs及び上記金属酸化タングステン層間に挿入され
た多重金属化合物を形成するステツプとを含み、 上記多重金属化合物は酸化ガリウム化合物を含むように
なされていることを特徴とするGaAsへの接触構造製
造方法。 - 【請求項6】GaAsへの接触構造を製造する方法にお
いて、 上記第1の層の厚さは約0〔Å〕ないし50〔Å〕であ
り、 上記第2の層の厚さは約40〔Å〕ないし60〔Å〕であ
り、 上記第3の層及び第4の層の結合された厚さは少なくと
も約 400〔Å〕であり、かつ上記第3の層の厚さは上記
第4の層の厚さの 2.2倍であることを特徴とするGaA
sへの接触構造の製造方法。 - 【請求項7】上記第5の層の上記第4の層上への堆積は
上記第4の層上へのタングステンのスパツタリングを含
み、上記スパツタリングは本質的に不活性ガス及び酸素
からなる雰囲気内において生ずることを特徴とする請求
項6に記載のGaAsへの接触構造の製造方法。
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