JPH08191205A - 非可逆回路素子 - Google Patents
非可逆回路素子Info
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- JPH08191205A JPH08191205A JP133495A JP133495A JPH08191205A JP H08191205 A JPH08191205 A JP H08191205A JP 133495 A JP133495 A JP 133495A JP 133495 A JP133495 A JP 133495A JP H08191205 A JPH08191205 A JP H08191205A
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- strip
- land
- conductor portion
- central conductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Q値が高い優れた特性を有し、小型かつ簡素
な構成であって、製造が容易である非可逆回路素子を提
供する。 【構成】 複数のストリップ導体12、15がそれぞれ
幅広であって、かつ直線状に延びている。ランド12
a、15aが他のストリップ導体12、15を回避する
ように自らのストリップ導体12、15の延長方向とは
別方向に延びている。
な構成であって、製造が容易である非可逆回路素子を提
供する。 【構成】 複数のストリップ導体12、15がそれぞれ
幅広であって、かつ直線状に延びている。ランド12
a、15aが他のストリップ導体12、15を回避する
ように自らのストリップ導体12、15の延長方向とは
別方向に延びている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波通信機器お
よび移動体通信機器等に用いることに適したアイソレー
タやサーキュレータ等の非可逆回路素子に関する。
よび移動体通信機器等に用いることに適したアイソレー
タやサーキュレータ等の非可逆回路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の非可逆回路素子は、例えば、永
久磁石によってフェライト板の共鳴磁界よりも強い直流
磁界をフェライト板の厚さ方向に印加し、フェライト板
内に生ずるファラデー回転作用によって電磁波の偏波面
を回転させるように動作する。そして、マイクロ波通信
機器等の送信部における増幅器を保護するため等に用い
られる。
久磁石によってフェライト板の共鳴磁界よりも強い直流
磁界をフェライト板の厚さ方向に印加し、フェライト板
内に生ずるファラデー回転作用によって電磁波の偏波面
を回転させるように動作する。そして、マイクロ波通信
機器等の送信部における増幅器を保護するため等に用い
られる。
【0003】図5は、従来の非可逆回路素子の一例を示
す分解斜視図である。図5において、この非可逆回路素
子は、複数のストリップ導体を所定角度をもって交差す
るように両面プリント基板の少なくとも一方の板面上に
配して成る中心導体部310と、中心導体部310に重
ねられるフェライト板320と、中心導体部310に電
気的に接続されて中心導体部310と共に非可逆回路を
構成する整合用のチップコンデンサ361、362およ
び363、ならびに終端抵抗であるチップ抵抗370
と、中心導体部310およびフェライト板320に対し
て磁界を印加するように(例えば、上下に一対)配され
る磁石331および332ならびに磁性ヨーク341お
よび342と、中心導体部310とチップコンデンサ3
61〜363およびチップ抵抗370との接続をなすと
共に、フェライト板320を保持する基板部350と、
基板部350を保持するための下ケース380とを有し
ている。基板部350には、これに取り付けられるチッ
プコンデンサ361〜363およびチップ抵抗370の
上面とほぼ同じ高さなす上面に、入出力電極351が設
けられている。下ケース380には、2つの入出力端子
390aと2つのアース端子390b(それぞれ1つの
みを図示している)とが設けられている。
す分解斜視図である。図5において、この非可逆回路素
子は、複数のストリップ導体を所定角度をもって交差す
るように両面プリント基板の少なくとも一方の板面上に
配して成る中心導体部310と、中心導体部310に重
ねられるフェライト板320と、中心導体部310に電
気的に接続されて中心導体部310と共に非可逆回路を
構成する整合用のチップコンデンサ361、362およ
び363、ならびに終端抵抗であるチップ抵抗370
と、中心導体部310およびフェライト板320に対し
て磁界を印加するように(例えば、上下に一対)配され
る磁石331および332ならびに磁性ヨーク341お
よび342と、中心導体部310とチップコンデンサ3
61〜363およびチップ抵抗370との接続をなすと
共に、フェライト板320を保持する基板部350と、
基板部350を保持するための下ケース380とを有し
ている。基板部350には、これに取り付けられるチッ
プコンデンサ361〜363およびチップ抵抗370の
上面とほぼ同じ高さなす上面に、入出力電極351が設
けられている。下ケース380には、2つの入出力端子
390aと2つのアース端子390b(それぞれ1つの
みを図示している)とが設けられている。
【0004】基板部350、フェライト板320、およ
び中心導体部310は、下ケース380に収容される。
この際に、基板部350の下面の図示しない電極が、下
ケース380に備えられた入出力端子390aとアース
端子390bに導通される。さらに、上下に略同一中心
に永久磁石331および332を設置し、さらにその外
側に磁性ヨーク341および342を設置し、フェライ
ト板320を中心とする閉磁路を構成する。これによっ
て、フェライト板320および中心導体部310に直流
磁界を印加可能になり、非可逆回路素子が構成される。
び中心導体部310は、下ケース380に収容される。
この際に、基板部350の下面の図示しない電極が、下
ケース380に備えられた入出力端子390aとアース
端子390bに導通される。さらに、上下に略同一中心
に永久磁石331および332を設置し、さらにその外
側に磁性ヨーク341および342を設置し、フェライ
ト板320を中心とする閉磁路を構成する。これによっ
て、フェライト板320および中心導体部310に直流
磁界を印加可能になり、非可逆回路素子が構成される。
【0005】図6(a)および(b)は、図5に示した
従来の非可逆回路素子における中心導体部310を説明
するための図であり、(a)は中心導体部310のアー
ス面(図5中では、上面)、(b)は中心導体部310
の部品面(図5中では、下面)を示す。図6(a)およ
び(b)において、中心導体部310は、両面プリント
基板311上にて複数のストリップ導体を所定角度をも
って交差するように配してなる。
従来の非可逆回路素子における中心導体部310を説明
するための図であり、(a)は中心導体部310のアー
ス面(図5中では、上面)、(b)は中心導体部310
の部品面(図5中では、下面)を示す。図6(a)およ
び(b)において、中心導体部310は、両面プリント
基板311上にて複数のストリップ導体を所定角度をも
って交差するように配してなる。
【0006】まず、図6(a)において、両面プリント
基板311のアース面側には、6本のストリップ導体3
12と、アース電極313とがパターン形成により設け
られている。6本のストリップ導体312はいずれも、
アース電極313から延びており、各先端部にはそれぞ
れ、ランド312aが形成されている。ランド312a
は、ストリップ導体312が延びる仮想直線上にある。
図示の場合には、3本のストリップ導体312はそれぞ
れ、その近傍の他のストリップ導体312のランド31
2aを回避するように、一部が円弧状を呈しているた
め、自らと他とのストリップ導体312の絶縁がなされ
ている。また、ランド312a内には、スルーホール3
18がそれぞれ形成されている。さらに、アース電極3
13には3つのスルーホール319が形成されている。
基板311のアース面側には、6本のストリップ導体3
12と、アース電極313とがパターン形成により設け
られている。6本のストリップ導体312はいずれも、
アース電極313から延びており、各先端部にはそれぞ
れ、ランド312aが形成されている。ランド312a
は、ストリップ導体312が延びる仮想直線上にある。
図示の場合には、3本のストリップ導体312はそれぞ
れ、その近傍の他のストリップ導体312のランド31
2aを回避するように、一部が円弧状を呈しているた
め、自らと他とのストリップ導体312の絶縁がなされ
ている。また、ランド312a内には、スルーホール3
18がそれぞれ形成されている。さらに、アース電極3
13には3つのスルーホール319が形成されている。
【0007】図6(b)において、両面プリント基板3
11の部品面側には、6本のストリップ導体315が前
述のアース面側の6本のストリップ導体312に対して
交差するように形成されている。また、3つの入出力電
極316と、3つのアース電極317も形成されてい
る。ストリップ導体315は、ストリップ導体312と
同様に、入出力電極316から延びており、各先端部に
はそれぞれ、ランド315aが形成されている。ランド
315aは、ストリップ導体315が延びる仮想直線上
にある。3本のストリップ導体315はそれぞれ、その
近傍の他のストリップ導体315のランド315aを回
避するように、一部が円弧状を呈しているため、自らと
他とのストリップ導体315の絶縁がなされている。ま
た、ランド315a内には、前述したスルーホール31
8がアース面側から貫通している。即ち、ストリップ導
体315、ランド315aは、図6(a)に示したスト
リップ導体312、ランド312aに重なる位置にあ
る。さらに、3つの入出力電極316と、3つのアース
電極317とが形成されている。3つのアース電極31
7には、スルーホール319がアース面側から貫通して
いる。
11の部品面側には、6本のストリップ導体315が前
述のアース面側の6本のストリップ導体312に対して
交差するように形成されている。また、3つの入出力電
極316と、3つのアース電極317も形成されてい
る。ストリップ導体315は、ストリップ導体312と
同様に、入出力電極316から延びており、各先端部に
はそれぞれ、ランド315aが形成されている。ランド
315aは、ストリップ導体315が延びる仮想直線上
にある。3本のストリップ導体315はそれぞれ、その
近傍の他のストリップ導体315のランド315aを回
避するように、一部が円弧状を呈しているため、自らと
他とのストリップ導体315の絶縁がなされている。ま
た、ランド315a内には、前述したスルーホール31
8がアース面側から貫通している。即ち、ストリップ導
体315、ランド315aは、図6(a)に示したスト
リップ導体312、ランド312aに重なる位置にあ
る。さらに、3つの入出力電極316と、3つのアース
電極317とが形成されている。3つのアース電極31
7には、スルーホール319がアース面側から貫通して
いる。
【0008】以上説明した構成の中心導体部310は、
その入出力電極17が図3に示した基板部350上の入
出力電極351、チップコンデンサ361〜363の上
面に対してはんだ付けされて導通される。
その入出力電極17が図3に示した基板部350上の入
出力電極351、チップコンデンサ361〜363の上
面に対してはんだ付けされて導通される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】非可逆回路素子全般に
は、特性が優れていることと、小型かつ簡素な構成であ
って容易に製造できることとの両立が要求されている。
特性についていえば、例えば、非可逆回路素子としての
尖鋭度Qが高いことが要求されるが、これを実現するた
めには、中心導体部のストリップ導体の幅が広いことが
有利である。例えば、図3に示したごとく、中心導体部
の両面プリント基板を両面プリント基板としてストリッ
プ導体を広幅にすることも対策の一つである。
は、特性が優れていることと、小型かつ簡素な構成であ
って容易に製造できることとの両立が要求されている。
特性についていえば、例えば、非可逆回路素子としての
尖鋭度Qが高いことが要求されるが、これを実現するた
めには、中心導体部のストリップ導体の幅が広いことが
有利である。例えば、図3に示したごとく、中心導体部
の両面プリント基板を両面プリント基板としてストリッ
プ導体を広幅にすることも対策の一つである。
【0010】一方で、ストリップ導体の電気的接続をな
すためのスルーホールは、物理的にそのサイズを小さく
するのには限界があり、このスルーホールを規定するラ
ンドもスルーホールの大きさに応じて狭面積化には限界
があるという事実がある。このため、上述したように、
ストリップ導体の一部が、近傍の他のストリップ導体の
ランドを回避するように円弧状を呈している。したがっ
て、ストリップ導体の広幅化に不都合である。このよう
に、図3に示した例をも含め、従来の非可逆回路素子に
は、その構造上、ストリップ導体をより幅広として尖鋭
度Qを向上させることが十分に実現できないという問題
点がある。特に、小型の非可逆回路素子では、そのスペ
ース上、ストリップ導体を幅広とすることはより困難で
ある。
すためのスルーホールは、物理的にそのサイズを小さく
するのには限界があり、このスルーホールを規定するラ
ンドもスルーホールの大きさに応じて狭面積化には限界
があるという事実がある。このため、上述したように、
ストリップ導体の一部が、近傍の他のストリップ導体の
ランドを回避するように円弧状を呈している。したがっ
て、ストリップ導体の広幅化に不都合である。このよう
に、図3に示した例をも含め、従来の非可逆回路素子に
は、その構造上、ストリップ導体をより幅広として尖鋭
度Qを向上させることが十分に実現できないという問題
点がある。特に、小型の非可逆回路素子では、そのスペ
ース上、ストリップ導体を幅広とすることはより困難で
ある。
【0011】また、従来の非可逆回路素子においては、
その中心導体部と基板部との電気的接続を、互いに対向
する面同士の接触(例えば、図6の例では、中心導体部
310の入出力電極316と基板部350の入出力電極
352)により行っているため、中心導体部を基板部上
に取り付けた後には導通確認が困難であり、製造がしづ
らいばかりか、非可逆回路素子としての信頼性も懸念さ
れるという問題点もある。
その中心導体部と基板部との電気的接続を、互いに対向
する面同士の接触(例えば、図6の例では、中心導体部
310の入出力電極316と基板部350の入出力電極
352)により行っているため、中心導体部を基板部上
に取り付けた後には導通確認が困難であり、製造がしづ
らいばかりか、非可逆回路素子としての信頼性も懸念さ
れるという問題点もある。
【0012】本発明の課題は、優れた特性を有すると共
に、小型かつ簡素な構成であって製造が容易である非可
逆回路素子を提供することである。
に、小型かつ簡素な構成であって製造が容易である非可
逆回路素子を提供することである。
【0013】本発明の他の課題は、信頼性の高い非可逆
回路素子を提供することである。
回路素子を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ストリップ導体を所定角度をもって交差するように両面
プリント基板の少なくとも一方の板面上に配してなる中
心導体部と、前記中心導体部に重ねられるフェライト板
と、前記中心導体部に電気的に接続される整合用のチッ
プコンデンサと、前記中心導体部および前記フェライト
板に対して磁界を印加するように配される磁石と、前記
中心導体部と前記チップコンデンサとの接続をなすと共
に、前記フェライト板を保持する基板部とを有し、前記
複数のストリップ導体のそれぞれの一端からは、前記両
面プリント基板の両面を電気的に接続するスルーホール
を規定するランドが延びる非可逆回路素子において、前
記複数のストリップ導体はそれぞれ、幅広であってかつ
直線状に延びており、前記ランドは、他のストリップ導
体を回避するように自らのストリップ導体の延長方向と
は別方向に延びることを特徴とする非可逆回路素子が得
られる。
ストリップ導体を所定角度をもって交差するように両面
プリント基板の少なくとも一方の板面上に配してなる中
心導体部と、前記中心導体部に重ねられるフェライト板
と、前記中心導体部に電気的に接続される整合用のチッ
プコンデンサと、前記中心導体部および前記フェライト
板に対して磁界を印加するように配される磁石と、前記
中心導体部と前記チップコンデンサとの接続をなすと共
に、前記フェライト板を保持する基板部とを有し、前記
複数のストリップ導体のそれぞれの一端からは、前記両
面プリント基板の両面を電気的に接続するスルーホール
を規定するランドが延びる非可逆回路素子において、前
記複数のストリップ導体はそれぞれ、幅広であってかつ
直線状に延びており、前記ランドは、他のストリップ導
体を回避するように自らのストリップ導体の延長方向と
は別方向に延びることを特徴とする非可逆回路素子が得
られる。
【0015】1つの前記ランドとこれに最も近い他のス
トリップ導体との間隔が一定になるように配してもよ
い。また、前記両面プリント基板の側面には、導体で覆
われた表面を持つ切り欠きが入出力電極として形成され
てもよい。
トリップ導体との間隔が一定になるように配してもよ
い。また、前記両面プリント基板の側面には、導体で覆
われた表面を持つ切り欠きが入出力電極として形成され
てもよい。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
よる非可逆回路素子を説明する。尚、本実施例による非
可逆回路素子は、アイソレータとして構成されている。
ただし、若干パターン変更を行うと共に、終端抵抗を用
いない等すれば、サーキュレータを構成することも可能
である。
よる非可逆回路素子を説明する。尚、本実施例による非
可逆回路素子は、アイソレータとして構成されている。
ただし、若干パターン変更を行うと共に、終端抵抗を用
いない等すれば、サーキュレータを構成することも可能
である。
【0017】図1は、本実施例による非可逆回路素子を
示す分解斜視図である。図1において、本非可逆回路素
子は、図6に示した従来例と同様に、両面プリント基板
11の少なくとも一方の板面(本実施例では両板面)上
に複数(例えば、片面に6本)のストリップ導体を所定
角度をもって交差するように配して成る中心導体部10
と、中心導体部10に重ねられるフェライト板20と、
中心導体部10に電気的に接続されて中心導体部10と
共に非可逆回路を構成する整合用のチップコンデンサ6
1、62および63、ならびに終端抵抗であるチップ抵
抗70と、中心導体部10およびフェライト板20に対
して磁界を印加するように(例えば、上下に一対)配さ
れる磁石31および32ならびに磁性ヨーク41および
42と、中心導体部10とチップコンデンサ61〜63
およびチップ抵抗70との接続をなすと共に、フェライ
ト板20を保持する基板部としての基板部50とを有し
ている。
示す分解斜視図である。図1において、本非可逆回路素
子は、図6に示した従来例と同様に、両面プリント基板
11の少なくとも一方の板面(本実施例では両板面)上
に複数(例えば、片面に6本)のストリップ導体を所定
角度をもって交差するように配して成る中心導体部10
と、中心導体部10に重ねられるフェライト板20と、
中心導体部10に電気的に接続されて中心導体部10と
共に非可逆回路を構成する整合用のチップコンデンサ6
1、62および63、ならびに終端抵抗であるチップ抵
抗70と、中心導体部10およびフェライト板20に対
して磁界を印加するように(例えば、上下に一対)配さ
れる磁石31および32ならびに磁性ヨーク41および
42と、中心導体部10とチップコンデンサ61〜63
およびチップ抵抗70との接続をなすと共に、フェライ
ト板20を保持する基板部としての基板部50とを有し
ている。
【0018】図2(a)および(b)は、図1に示した
本非可逆回路素子における中心導体部10を説明するた
めの図であり、(a)は中心導体部10のアース面(図
1中では、上面)、(b)は中心導体部10の部品面
(図1中では、下面)を示す。図2(a)および(b)
において、中心導体部10は、両面プリント基板11上
にて複数のストリップ導体を所定角度をもって交差する
ように配してなる。
本非可逆回路素子における中心導体部10を説明するた
めの図であり、(a)は中心導体部10のアース面(図
1中では、上面)、(b)は中心導体部10の部品面
(図1中では、下面)を示す。図2(a)および(b)
において、中心導体部10は、両面プリント基板11上
にて複数のストリップ導体を所定角度をもって交差する
ように配してなる。
【0019】まず、図2(a)において、両面プリント
基板11のアース面側には、6本のストリップ導体12
と、アース電極13と、3つの電極14とがパターン形
成により設けられている。
基板11のアース面側には、6本のストリップ導体12
と、アース電極13と、3つの電極14とがパターン形
成により設けられている。
【0020】さて、本実施例では、6本のストリップ導
体12はいずれも、アース電極13から延びており、さ
らにその先端からは、両面プリント基板11の両面を電
気的に接続するスルーホール18を規定するランド12
aが延びている。6本のストリップ導体12はそれぞ
れ、幅広(例えば、図6に示した従来の本非可逆回路素
子と同じ規模の素子であると、従来のストリップ導体の
幅の約2倍以上の寸法が確保される)であって、かつ直
線状に延びている。ランド12aは、自らのストリップ
導体12が延びる仮想直線上の他のストリップ導体12
を回避するように、自らのストリップ導体12の延長方
向とは別方向に延びている。尚、ランド12aとこれに
最も近い他のストリップ導体12との間隔はいずれも同
寸法に配している。このように配すれば、ストリップ導
体間の絶縁性が高い。
体12はいずれも、アース電極13から延びており、さ
らにその先端からは、両面プリント基板11の両面を電
気的に接続するスルーホール18を規定するランド12
aが延びている。6本のストリップ導体12はそれぞ
れ、幅広(例えば、図6に示した従来の本非可逆回路素
子と同じ規模の素子であると、従来のストリップ導体の
幅の約2倍以上の寸法が確保される)であって、かつ直
線状に延びている。ランド12aは、自らのストリップ
導体12が延びる仮想直線上の他のストリップ導体12
を回避するように、自らのストリップ導体12の延長方
向とは別方向に延びている。尚、ランド12aとこれに
最も近い他のストリップ導体12との間隔はいずれも同
寸法に配している。このように配すれば、ストリップ導
体間の絶縁性が高い。
【0021】さらに、両面プリント基板11の側面に
は、導体で覆われた表面を持つ切り欠き19−1がアー
ス電極13に接して形成されており、同じく導体で覆わ
れた表面を持つ切り欠き19−2が電極14に接して形
成されている。
は、導体で覆われた表面を持つ切り欠き19−1がアー
ス電極13に接して形成されており、同じく導体で覆わ
れた表面を持つ切り欠き19−2が電極14に接して形
成されている。
【0022】図2(b)において、両面プリント基板1
1の部品面側には、6本のストリップ導体15が前述の
アース面側の6本のストリップ導体12に対して交差す
るように形成されている。また、3つの入出力電極16
と、3つのアース電極17も形成されている。ストリッ
プ導体15は、ストリップ導体12と同様に、入出力電
極16から幅広であってかつ直線状に延びており、さら
にその先端からはスルーホール18を規定するランド1
5aが延びている。ランド15aも、自らのストリップ
導体15が延びる仮想直線上の他のストリップ導体15
を回避するように、自らのストリップ導体15の延長方
向とは別方向に延びている。また、ランド15aとこれ
に最も近い他のストリップ導体15との間隔はいずれも
同寸法に配している。さらに、3つの入出力電極16に
は切り欠き19−2が接しており、3つのアース電極1
7には切り欠き19−1が接している。
1の部品面側には、6本のストリップ導体15が前述の
アース面側の6本のストリップ導体12に対して交差す
るように形成されている。また、3つの入出力電極16
と、3つのアース電極17も形成されている。ストリッ
プ導体15は、ストリップ導体12と同様に、入出力電
極16から幅広であってかつ直線状に延びており、さら
にその先端からはスルーホール18を規定するランド1
5aが延びている。ランド15aも、自らのストリップ
導体15が延びる仮想直線上の他のストリップ導体15
を回避するように、自らのストリップ導体15の延長方
向とは別方向に延びている。また、ランド15aとこれ
に最も近い他のストリップ導体15との間隔はいずれも
同寸法に配している。さらに、3つの入出力電極16に
は切り欠き19−2が接しており、3つのアース電極1
7には切り欠き19−1が接している。
【0023】図3(a)および(b)は、以上説明した
中心導体部10を図1中の基板部50に取り付ける状態
を説明するための図である。図3(a)において、基板
部50の中央の凹部には、フェライト板20が基板部5
0の上面から突出することなく収容されている。また、
チップコンデンサ61〜63はそれぞれ、各下面の端子
が基板部50上面の図示しない電極に接合され実装され
ている。チップ抵抗70は、その両端の端子が基板部5
0上面の電極に接合され実装されている。また、基板部
50の上面には、スルーホールを備えた入出力電極52
と、導体で覆われた表面を持つ切り欠きを備えたアース
電極53とが形成されている。基板部50の上部におい
て、入出力電極52、アース電極53、チップコンデン
サ61〜63、ならびにチップ抵抗70の各上面は、ほ
ぼ同じ面高さにある。この基板部50に対して、中心導
体部10が、そのアース電極13の形成されたアース面
側を上にして必要箇所をはんだ付けして接合される。
中心導体部10を図1中の基板部50に取り付ける状態
を説明するための図である。図3(a)において、基板
部50の中央の凹部には、フェライト板20が基板部5
0の上面から突出することなく収容されている。また、
チップコンデンサ61〜63はそれぞれ、各下面の端子
が基板部50上面の図示しない電極に接合され実装され
ている。チップ抵抗70は、その両端の端子が基板部5
0上面の電極に接合され実装されている。また、基板部
50の上面には、スルーホールを備えた入出力電極52
と、導体で覆われた表面を持つ切り欠きを備えたアース
電極53とが形成されている。基板部50の上部におい
て、入出力電極52、アース電極53、チップコンデン
サ61〜63、ならびにチップ抵抗70の各上面は、ほ
ぼ同じ面高さにある。この基板部50に対して、中心導
体部10が、そのアース電極13の形成されたアース面
側を上にして必要箇所をはんだ付けして接合される。
【0024】さて、図3(b)において、中心導体部1
0(両面プリント基板11)は、その3つの切り欠き1
9−1の導体で覆われた表面のそれぞれが基板部50の
3つのアース電極53にはんだ付けされて導通される。
また、3つの切り欠き19−2の導体で覆われた表面の
それぞれが基板部50の2つの入出力電極52またはチ
ップコンデンサ63上面の端子およびチップ抵抗70の
一端の端子にはんだ付けされて導通される。このよう
に、中心導体部10における切り欠き19−1、19−
2は、中心導体部10を他部材と電気的に接続する入出
力電極(アース電極をも入出力電極のひとつとしてみな
す)として用いられる。このような接続構造によれば、
中心導体部を基板部上に取り付けた後に、導通確認が容
易であり、たとえ接続が不導通であったとしても、後工
程にて容易に修正することも可能であることは明らかで
ある。よって、製造が容易であるばかりか、非可逆回路
素子としての信頼性にも優れている。
0(両面プリント基板11)は、その3つの切り欠き1
9−1の導体で覆われた表面のそれぞれが基板部50の
3つのアース電極53にはんだ付けされて導通される。
また、3つの切り欠き19−2の導体で覆われた表面の
それぞれが基板部50の2つの入出力電極52またはチ
ップコンデンサ63上面の端子およびチップ抵抗70の
一端の端子にはんだ付けされて導通される。このよう
に、中心導体部10における切り欠き19−1、19−
2は、中心導体部10を他部材と電気的に接続する入出
力電極(アース電極をも入出力電極のひとつとしてみな
す)として用いられる。このような接続構造によれば、
中心導体部を基板部上に取り付けた後に、導通確認が容
易であり、たとえ接続が不導通であったとしても、後工
程にて容易に修正することも可能であることは明らかで
ある。よって、製造が容易であるばかりか、非可逆回路
素子としての信頼性にも優れている。
【0025】図4は、以上説明した本発明の実施例によ
る非可逆回路素子の挿入損失特性を示す図である。図4
において、実線Aは本非可逆回路素子の挿入損失特性を
示し、実線Bは比較例として図5に示した従来の非可逆
回路素子の挿入損失特性を示す。図4から明らかなよう
に、本実施例による非可逆回路素子は、その挿入損失特
性の帯域幅が、従来の非可逆回路素子に比べて20〜4
0%増加している。これは、本非可逆回路素子における
中心導体部のストリップ導体が従来の非可逆回路素子等
に比べて例えば2倍以上に幅広く確保され、Q値が向上
したからであると考えられる。
る非可逆回路素子の挿入損失特性を示す図である。図4
において、実線Aは本非可逆回路素子の挿入損失特性を
示し、実線Bは比較例として図5に示した従来の非可逆
回路素子の挿入損失特性を示す。図4から明らかなよう
に、本実施例による非可逆回路素子は、その挿入損失特
性の帯域幅が、従来の非可逆回路素子に比べて20〜4
0%増加している。これは、本非可逆回路素子における
中心導体部のストリップ導体が従来の非可逆回路素子等
に比べて例えば2倍以上に幅広く確保され、Q値が向上
したからであると考えられる。
【0026】
【発明の効果】本発明による非可逆回路素子は、複数の
ストリップ導体がそれぞれ幅広であってかつ直線状に延
びており、ランドが他のストリップ導体を回避するよう
に自らのストリップ導体の延長方向とは別方向に延びて
いるため、絶縁性を犠牲にすることなくストリップ導体
の幅寸法を広く確保でき、非可逆回路素子として優れた
特性を有している。この特性は、非可逆回路素子を小型
化しても実現される。また、簡素な構成であって、製造
が容易でもある。
ストリップ導体がそれぞれ幅広であってかつ直線状に延
びており、ランドが他のストリップ導体を回避するよう
に自らのストリップ導体の延長方向とは別方向に延びて
いるため、絶縁性を犠牲にすることなくストリップ導体
の幅寸法を広く確保でき、非可逆回路素子として優れた
特性を有している。この特性は、非可逆回路素子を小型
化しても実現される。また、簡素な構成であって、製造
が容易でもある。
【0027】また、両面プリント基板の側面に、導体で
覆われた表面を持つ切り欠きを、中心導体部を素子内の
他部材と電気的に接続する入出力電極として形成すれ
ば、中心導体部を基板部上に取り付けた後でも導通確認
が容易であり、製造しやすく、非可逆回路素子としての
信頼性も高い。
覆われた表面を持つ切り欠きを、中心導体部を素子内の
他部材と電気的に接続する入出力電極として形成すれ
ば、中心導体部を基板部上に取り付けた後でも導通確認
が容易であり、製造しやすく、非可逆回路素子としての
信頼性も高い。
【図1】本発明の一実施例による非可逆回路素子を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】図1に示した非可逆回路素子における中心導体
部を説明するための図であり、(a)は中心導体部のア
ース面を示し、(b)は中心導体部の部品面を示す。
部を説明するための図であり、(a)は中心導体部のア
ース面を示し、(b)は中心導体部の部品面を示す。
【図3】図1に示した非可逆回路素子における中心導体
部基板部に取り付ける状態を説明するための図であり、
(a)は取り付け前の状態を示し、(b)は取り付け後
の状態を示す。
部基板部に取り付ける状態を説明するための図であり、
(a)は取り付け前の状態を示し、(b)は取り付け後
の状態を示す。
【図4】図1に示した非可逆回路素子の挿入損失特性を
比較例と共に示す図である。
比較例と共に示す図である。
【図5】従来例による非可逆回路素子を示す分解斜視図
である。
である。
【図6】図5に示した従来の非可逆回路素子における中
心導体部を説明するための図であり、(a)は中心導体
部のアース面を示し、(b)は中心導体部の部品面を示
す。
心導体部を説明するための図であり、(a)は中心導体
部のアース面を示し、(b)は中心導体部の部品面を示
す。
10 中心導体部 11 両面プリント基板 12、15 ストリップ導体 12a、15a ランド 18 スルーホール 19−1、19−2 切り欠き 20 フェライト板 31、32 磁石 41、42 磁性ヨーク 50 基板部 61〜63 チップコンデンサ 70 チップ抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のストリップ導体を所定角度をもっ
て交差するように両面プリント基板の少なくとも一方の
板面上に配してなる中心導体部と、前記中心導体部に重
ねられるフェライト板と、前記中心導体部に電気的に接
続される整合用のチップコンデンサと、前記中心導体部
および前記フェライト板に対して磁界を印加するように
配される磁石と、前記中心導体部と前記チップコンデン
サとの接続をなすと共に、前記フェライト板を保持する
基板部とを有し、前記複数のストリップ導体のそれぞれ
の一端からは、前記両面プリント基板の両面を電気的に
接続するスルーホールを規定するランドが延びる非可逆
回路素子において、前記複数のストリップ導体はそれぞ
れ、幅広であってかつ直線状に延びており、前記ランド
は、他のストリップ導体を回避するように自らのストリ
ップ導体の延長方向とは別方向に延びることを特徴とす
る非可逆回路素子。 - 【請求項2】 1つの前記ランドとこれに最も近い他の
ストリップ導体との間隔が一定になるように配した請求
項1記載の非可逆回路素子。 - 【請求項3】 前記両面プリント基板の側面には、導体
で覆われた表面を持つ切り欠きが入出力電極として形成
されたことを特徴とする請求項1または2記載の非可逆
回路素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP133495A JPH08191205A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 非可逆回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP133495A JPH08191205A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 非可逆回路素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08191205A true JPH08191205A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11498608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP133495A Pending JPH08191205A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 非可逆回路素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08191205A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106532209A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-03-22 | 苏州工业园区凯艺精密科技有限公司 | 一种微带隔离器 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP133495A patent/JPH08191205A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106532209A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-03-22 | 苏州工业园区凯艺精密科技有限公司 | 一种微带隔离器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030319 |