JPH08192302A - 多軸旋盤 - Google Patents
多軸旋盤Info
- Publication number
- JPH08192302A JPH08192302A JP2117695A JP2117695A JPH08192302A JP H08192302 A JPH08192302 A JP H08192302A JP 2117695 A JP2117695 A JP 2117695A JP 2117695 A JP2117695 A JP 2117695A JP H08192302 A JPH08192302 A JP H08192302A
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- JP
- Japan
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- shaft
- cam
- type tool
- spindle
- axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の主軸2を保持して回転するスピンドル
キャリア1を備えた多軸旋盤において、カム式工具台4
とカム軸15との間にNC式工具台30を容易に配置可
能とする。 【構成】 カム軸15の回転によってカム式工具台4を
制御するリンク機構17に設けている中間軸53を中空
構造とし、その位置にNC式工具台30を配置すると共
に、Z軸スライド33を移動させるためのZ軸ねじ軸3
4を中空の中間軸53内に配置し、リンク機構17に干
渉することなくNC式工具台30の設置を可能とする。
キャリア1を備えた多軸旋盤において、カム式工具台4
とカム軸15との間にNC式工具台30を容易に配置可
能とする。 【構成】 カム軸15の回転によってカム式工具台4を
制御するリンク機構17に設けている中間軸53を中空
構造とし、その位置にNC式工具台30を配置すると共
に、Z軸スライド33を移動させるためのZ軸ねじ軸3
4を中空の中間軸53内に配置し、リンク機構17に干
渉することなくNC式工具台30の設置を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワーク保持用主
軸を備えた多軸旋盤に関する。
軸を備えた多軸旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一のワークに対する複数の加工
を効率良く行うための自動旋盤として、図5に示すよう
に、スピンドルキャリア1に同一円上に位置するよう
に、複数のワーク保持用主軸(以下単に主軸という)2
を一定ピッチで保持させ、このスピンドルキャリア1の
停止時に各主軸2が位置するワーク処理位置(以下単に
位置という)P1、P2、P3、P4、P5、P6に各
主軸2に対応させて工具台3、4、5、6、7、8を設
けておき、前記スピンドルキャリア1を各主軸2が複数
のワーク処理位置P1〜P6を間欠的に移動するように
割り出し回転させ、主軸2に保持されたワークWが各ワ
ーク処理位置に停止した時に対応する工具台3〜8で所
定の加工を行うように構成した多軸旋盤が知られてい
る。
を効率良く行うための自動旋盤として、図5に示すよう
に、スピンドルキャリア1に同一円上に位置するよう
に、複数のワーク保持用主軸(以下単に主軸という)2
を一定ピッチで保持させ、このスピンドルキャリア1の
停止時に各主軸2が位置するワーク処理位置(以下単に
位置という)P1、P2、P3、P4、P5、P6に各
主軸2に対応させて工具台3、4、5、6、7、8を設
けておき、前記スピンドルキャリア1を各主軸2が複数
のワーク処理位置P1〜P6を間欠的に移動するように
割り出し回転させ、主軸2に保持されたワークWが各ワ
ーク処理位置に停止した時に対応する工具台3〜8で所
定の加工を行うように構成した多軸旋盤が知られてい
る。
【0003】通常、この種の多軸旋盤では、各工具台3
〜8は、それぞれ工具9を取り付けるための工具ホルダ
10を保持したクロススライド11を、保持した工具9
が主軸2に対して直角方向に移動するような構成として
いる。このクロススライド11を移動させる機構は、ク
ロススライド11にクロス方向に設けているラック12
と、それに噛み合うピニオンギヤ13を保持したスライ
ド駆動レバー軸14を備えており、このスライド駆動レ
バー軸14の往復回転によりクロススライド11を往復
動させることが可能である。そして、各工具台3〜8の
スライド駆動レバー軸14を往復回転させる手段とし
て、スピンドルキャリア1の上方に配置され、各工具台
3〜8に対応したカムを備えたカム軸15と、そのカム
軸15の回転によって各工具台3〜8のスライド駆動レ
バー軸14を往復回転させるリンク機構とを備えたカム
式駆動装置が設けられている。このように、これらの工
具台3〜8はカム軸15のカムによって制御されるカム
式工具台である。
〜8は、それぞれ工具9を取り付けるための工具ホルダ
10を保持したクロススライド11を、保持した工具9
が主軸2に対して直角方向に移動するような構成として
いる。このクロススライド11を移動させる機構は、ク
ロススライド11にクロス方向に設けているラック12
と、それに噛み合うピニオンギヤ13を保持したスライ
ド駆動レバー軸14を備えており、このスライド駆動レ
バー軸14の往復回転によりクロススライド11を往復
動させることが可能である。そして、各工具台3〜8の
スライド駆動レバー軸14を往復回転させる手段とし
て、スピンドルキャリア1の上方に配置され、各工具台
3〜8に対応したカムを備えたカム軸15と、そのカム
軸15の回転によって各工具台3〜8のスライド駆動レ
バー軸14を往復回転させるリンク機構とを備えたカム
式駆動装置が設けられている。このように、これらの工
具台3〜8はカム軸15のカムによって制御されるカム
式工具台である。
【0004】ところで、スピンドルキャリア1の上方に
配置されたカム軸15と最も離れた位置にある工具台
3、4とを結ぶリンク機構は、距離が長いため単に1本
のレバーでは長さが長くなって剛性が不足する。このた
め、一般的に中間軸を設けてレバーを複数に分割してお
り、その際、中間軸として位置P3、P6にある工具台
5、8のスピンドル駆動レバー軸14を用いている。す
なわち、図6、図7に示すように、例えば、カム軸15
から工具台4のスライド駆動レバー軸14へ到るリンク
機構17は、支軸17aに回転可能に保持され、カム軸
15に取り付けられたカム15aによって揺動させられ
る第一レバー17bと、それに連結された第二レバー1
7cと、位置P3に設けられている工具台5のスライド
駆動レバー軸14に回転可能に保持され、且つ第二レバ
ー17cに連結された第三レバー17dと、この第三レ
バー17dに連結された第四レバー17eと、位置P2
の工具台4のスライド駆動レバー軸14に固定され、第
四レバー17eに連結された第五レバー17fを備えて
おり、前記した工具台5のスライド駆動レバー軸14が
第三レバー17dを保持する中間軸として作用してい
る。
配置されたカム軸15と最も離れた位置にある工具台
3、4とを結ぶリンク機構は、距離が長いため単に1本
のレバーでは長さが長くなって剛性が不足する。このた
め、一般的に中間軸を設けてレバーを複数に分割してお
り、その際、中間軸として位置P3、P6にある工具台
5、8のスピンドル駆動レバー軸14を用いている。す
なわち、図6、図7に示すように、例えば、カム軸15
から工具台4のスライド駆動レバー軸14へ到るリンク
機構17は、支軸17aに回転可能に保持され、カム軸
15に取り付けられたカム15aによって揺動させられ
る第一レバー17bと、それに連結された第二レバー1
7cと、位置P3に設けられている工具台5のスライド
駆動レバー軸14に回転可能に保持され、且つ第二レバ
ー17cに連結された第三レバー17dと、この第三レ
バー17dに連結された第四レバー17eと、位置P2
の工具台4のスライド駆動レバー軸14に固定され、第
四レバー17eに連結された第五レバー17fを備えて
おり、前記した工具台5のスライド駆動レバー軸14が
第三レバー17dを保持する中間軸として作用してい
る。
【0005】また、工具台5のスライド駆動レバー軸1
4には、カム軸15に設けている別のカムによる動きが
別のリンク機構18を介して伝達される構成となってい
る。なお、図6において、19は旋盤フレーム、20、
21は、その旋盤フレーム19の工具台5(位置P3)
の取付位置に形成された軸取付穴、22、23は軸取付
穴20、21にそれぞれ取り付けられ、スライド駆動レ
バー軸14を回転可能に保持する軸受である。また、図
5において、25は位置P6に設けられたスイングスト
ッパであり、主軸2内のワークを主軸先端より一定量だ
け突出させる際にそのワーク先端を突き当てるために使
用するものである。
4には、カム軸15に設けている別のカムによる動きが
別のリンク機構18を介して伝達される構成となってい
る。なお、図6において、19は旋盤フレーム、20、
21は、その旋盤フレーム19の工具台5(位置P3)
の取付位置に形成された軸取付穴、22、23は軸取付
穴20、21にそれぞれ取り付けられ、スライド駆動レ
バー軸14を回転可能に保持する軸受である。また、図
5において、25は位置P6に設けられたスイングスト
ッパであり、主軸2内のワークを主軸先端より一定量だ
け突出させる際にそのワーク先端を突き当てるために使
用するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
多軸旋盤では、工具台3〜8がカム式工具台であって、
クロススライド11の移動がカムによって制御される構
成であるため、条件変更の都度カムを取り替える必要が
あり、作業性が悪く、しかも精密且つ複雑な加工は困難
であるという問題があった。また、工具9を主軸と平行
方向に送ることができないので、この点からも加工の種
類が制限されており、複雑な加工を行うには主軸と平行
方向に送ることができる工具台を別に用意しなければな
らないという問題もあった。
多軸旋盤では、工具台3〜8がカム式工具台であって、
クロススライド11の移動がカムによって制御される構
成であるため、条件変更の都度カムを取り替える必要が
あり、作業性が悪く、しかも精密且つ複雑な加工は困難
であるという問題があった。また、工具9を主軸と平行
方向に送ることができないので、この点からも加工の種
類が制限されており、複雑な加工を行うには主軸と平行
方向に送ることができる工具台を別に用意しなければな
らないという問題もあった。
【0007】これらの欠点を解消するには、一部の工具
台を、ねじ軸とサーボモータを用いたNC制御でスライ
ドを主軸に直交するX軸方向及び主軸に平行なZ軸方向
に送る構成としたNC式工具台とすることが考えられ
る。ところが、位置P3又はP6の工具台5、8をNC
式工具台にしようとすると、ねじ軸及びサーボモータの
取付位置が、その下方に位置する工具台3、4へのカム
式駆動装置のリンク機構17に干渉し、このため、大幅
な設計変更を必要とするという問題があった。
台を、ねじ軸とサーボモータを用いたNC制御でスライ
ドを主軸に直交するX軸方向及び主軸に平行なZ軸方向
に送る構成としたNC式工具台とすることが考えられ
る。ところが、位置P3又はP6の工具台5、8をNC
式工具台にしようとすると、ねじ軸及びサーボモータの
取付位置が、その下方に位置する工具台3、4へのカム
式駆動装置のリンク機構17に干渉し、このため、大幅
な設計変更を必要とするという問題があった。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、カム式工具台に対するカム式駆動装置のリンク
機構に干渉することなく、NC式工具台を配置すること
の可能な多軸旋盤を提供することを目的とする。
もので、カム式工具台に対するカム式駆動装置のリンク
機構に干渉することなく、NC式工具台を配置すること
の可能な多軸旋盤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、カム式工具台を制御するためのカム軸から遠
く離れた位置のカム式工具台と前記カム軸との間に位置
する工具台を、X軸スライドを保持して主軸に平行方向
に移動させるZ軸スライドと、そのZ軸スライドを移動
させるZ軸ねじ軸と、該Z軸ねじ軸を回転駆動するサー
ボモータを備えたNC式工具台とし、しかも、前記カム
軸と前記カム式工具台との間に配置されたリンク機構
に、前記NC式工具台の取付位置に位置するよう中空構
造の中間軸を設け、その中間軸内に前記Z軸ねじ軸を配
置するという構成を備えたものである。
するため、カム式工具台を制御するためのカム軸から遠
く離れた位置のカム式工具台と前記カム軸との間に位置
する工具台を、X軸スライドを保持して主軸に平行方向
に移動させるZ軸スライドと、そのZ軸スライドを移動
させるZ軸ねじ軸と、該Z軸ねじ軸を回転駆動するサー
ボモータを備えたNC式工具台とし、しかも、前記カム
軸と前記カム式工具台との間に配置されたリンク機構
に、前記NC式工具台の取付位置に位置するよう中空構
造の中間軸を設け、その中間軸内に前記Z軸ねじ軸を配
置するという構成を備えたものである。
【0010】ここで、前記中空構造の中間軸の取付位置
は、その位置に設けたNC式工具台をカム式工具台に変
更した時に、該カム式工具台のスライド駆動レバー軸の
取付位置となるようにすることが好ましい。
は、その位置に設けたNC式工具台をカム式工具台に変
更した時に、該カム式工具台のスライド駆動レバー軸の
取付位置となるようにすることが好ましい。
【0011】
【作用】本発明は上述のように、カム式駆動装置のリン
ク機構に設けた中間軸を中空構造とし、その中にNC式
工具台のZ軸ねじ軸を配置したことにより、Z軸ねじ軸
がリンク機構に干渉することがなく、このため、カム軸
と、そのカム軸から遠く離れた位置のカム式工具台との
間に、NC式工具台を容易に配置することが可能であ
る。
ク機構に設けた中間軸を中空構造とし、その中にNC式
工具台のZ軸ねじ軸を配置したことにより、Z軸ねじ軸
がリンク機構に干渉することがなく、このため、カム軸
と、そのカム軸から遠く離れた位置のカム式工具台との
間に、NC式工具台を容易に配置することが可能であ
る。
【0012】特に、前記中空構造の中間軸の取付位置
を、その位置に設けたNC式工具台をカム式工具台に変
更した時に、該カム式工具台のスライド駆動レバー軸の
取付位置となるようにしておくと、旋盤フレームやリン
ク機構を変更することなく、NC式工具台をカム式工具
台に変更したり、その逆に変更することが可能となり、
NC式工具台を備えた多軸旋盤と、そのNC式工具台を
カム式工具台に変更した自動旋盤との部品の共用化率を
高めることができる。
を、その位置に設けたNC式工具台をカム式工具台に変
更した時に、該カム式工具台のスライド駆動レバー軸の
取付位置となるようにしておくと、旋盤フレームやリン
ク機構を変更することなく、NC式工具台をカム式工具
台に変更したり、その逆に変更することが可能となり、
NC式工具台を備えた多軸旋盤と、そのNC式工具台を
カム式工具台に変更した自動旋盤との部品の共用化率を
高めることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例による多軸旋盤のスピ
ンドルキャリア及びその近傍を示す概略正面図、図2は
その多軸旋盤におけるNC式工具台及びその近傍を示す
概略断面図、図3はその多軸旋盤における位置P2、P
3の工具台の概略断面図、図4はその多軸旋盤における
位置P1、P2の工具台に対するカム式駆動装置を示す
概略正面図であり、図5〜図7に示す従来例と同一又は
同様な部品には同一符号を付けて示し、説明は省略す
る。本実施例の多軸旋盤も、図5に示す従来例と同様
に、スピンドルキャリア1に、同一円上に位置するよう
に、複数の主軸2を一定ピッチで保持させており、且つ
そのスピンドルキャリア1を割り出し回転機構によっ
て、各主軸2が位置P1、P2、P3、P4、P5、P
6を順次間欠的に移動するように、割り出し回転させる
構成となっている。
明する。図1は本発明の一実施例による多軸旋盤のスピ
ンドルキャリア及びその近傍を示す概略正面図、図2は
その多軸旋盤におけるNC式工具台及びその近傍を示す
概略断面図、図3はその多軸旋盤における位置P2、P
3の工具台の概略断面図、図4はその多軸旋盤における
位置P1、P2の工具台に対するカム式駆動装置を示す
概略正面図であり、図5〜図7に示す従来例と同一又は
同様な部品には同一符号を付けて示し、説明は省略す
る。本実施例の多軸旋盤も、図5に示す従来例と同様
に、スピンドルキャリア1に、同一円上に位置するよう
に、複数の主軸2を一定ピッチで保持させており、且つ
そのスピンドルキャリア1を割り出し回転機構によっ
て、各主軸2が位置P1、P2、P3、P4、P5、P
6を順次間欠的に移動するように、割り出し回転させる
構成となっている。
【0014】各位置P1〜P6にはそれぞれ、各主軸2
に保持したワークWに対して所定の加工を行うための工
具台が設けられている。本実施例では、位置P1、P
2、P4、P5には従来と同様に、カム式工具台3、
4、6、7が設けられている。また、これらのカム式工
具台3、4、6、7のスライド駆動レバー軸14を往復
回転させるため、スピンドルキャリア1の上方に配置さ
れ、各工具台に対応してカム(15a等)を備えたカム
軸15と、そのカム軸15の回転によって各工具台のス
ライド駆動レバー軸14を往復回転させるリンク機構
(17等)を備えたカム式駆動装置が設けられている。
に保持したワークWに対して所定の加工を行うための工
具台が設けられている。本実施例では、位置P1、P
2、P4、P5には従来と同様に、カム式工具台3、
4、6、7が設けられている。また、これらのカム式工
具台3、4、6、7のスライド駆動レバー軸14を往復
回転させるため、スピンドルキャリア1の上方に配置さ
れ、各工具台に対応してカム(15a等)を備えたカム
軸15と、そのカム軸15の回転によって各工具台のス
ライド駆動レバー軸14を往復回転させるリンク機構
(17等)を備えたカム式駆動装置が設けられている。
【0015】位置P3、P6には従来のカム式工具台に
代えて、NC式工具台30、31が設けられている。こ
れらのNC式工具台30、31は同様な構造のものであ
るので、一方のNC式工具台30について説明する。N
C式工具台30は、旋盤フレーム19に取り付けられた
工具台フレーム32と、その工具台フレーム32に主軸
2に平行なZ軸方向に移動可能に保持されたZ軸スライ
ド33と、Z軸方向に延びるように且つ回転可能に配置
されたZ軸ねじ軸34(その取付位置については後述す
る)と、そのZ軸ねじ軸34を回転駆動するサーボモー
タ35等を備えており、Z軸ねじ軸34にはZ軸スライ
ド33に固定されたナット36が噛み合っている。かく
してサーボモータ35でZ軸ねじ軸34を回転させるこ
とにより、Z軸スライド33をZ軸方向に移動させるこ
とができる。これらのサーボモータ35、Z軸ねじ軸3
4、ナット36等はZ軸スライド33をZ軸方向に移動
させるZ軸スライド駆動装置37を構成する。
代えて、NC式工具台30、31が設けられている。こ
れらのNC式工具台30、31は同様な構造のものであ
るので、一方のNC式工具台30について説明する。N
C式工具台30は、旋盤フレーム19に取り付けられた
工具台フレーム32と、その工具台フレーム32に主軸
2に平行なZ軸方向に移動可能に保持されたZ軸スライ
ド33と、Z軸方向に延びるように且つ回転可能に配置
されたZ軸ねじ軸34(その取付位置については後述す
る)と、そのZ軸ねじ軸34を回転駆動するサーボモー
タ35等を備えており、Z軸ねじ軸34にはZ軸スライ
ド33に固定されたナット36が噛み合っている。かく
してサーボモータ35でZ軸ねじ軸34を回転させるこ
とにより、Z軸スライド33をZ軸方向に移動させるこ
とができる。これらのサーボモータ35、Z軸ねじ軸3
4、ナット36等はZ軸スライド33をZ軸方向に移動
させるZ軸スライド駆動装置37を構成する。
【0016】NC式工具台30は更に、Z軸スライド3
3にX軸方向に移動可能に保持されたX軸スライド43
と、Z軸スライド33にX軸方向に延びるように且つ回
転可能に保持されたX軸ねじ軸44と、そのX軸ねじ軸
44を回転駆動するサーボモータ45等を備えており、
X軸ねじ軸44にはX軸スライド43に固定されたナッ
ト46が噛み合っている。かくしてサーボモータ45で
X軸ねじ軸44を回転させることにより、X軸スライド
43をX軸方向に移動させることができる。これらのサ
ーボモータ45、X軸ねじ軸44、ナット46等はX軸
スライド43をX軸方向に移動させるX軸スライド駆動
装置47を構成する。
3にX軸方向に移動可能に保持されたX軸スライド43
と、Z軸スライド33にX軸方向に延びるように且つ回
転可能に保持されたX軸ねじ軸44と、そのX軸ねじ軸
44を回転駆動するサーボモータ45等を備えており、
X軸ねじ軸44にはX軸スライド43に固定されたナッ
ト46が噛み合っている。かくしてサーボモータ45で
X軸ねじ軸44を回転させることにより、X軸スライド
43をX軸方向に移動させることができる。これらのサ
ーボモータ45、X軸ねじ軸44、ナット46等はX軸
スライド43をX軸方向に移動させるX軸スライド駆動
装置47を構成する。
【0017】X軸スライド43の上面には、工具ホルダ
50が取り付けられ、工具9を取り付けている。前記し
たサーボモータ35、45はNC装置(図示せず)で制
御される構成となっており、従って、Z軸スライド3
3、X軸スライド43の移動を数値制御することが可能
である。かくして、工具9はX軸方向、Z軸方向に共に
数値制御されることとなり、主軸2に保持したワークW
に対して数値制御による精密且つ複雑な加工を行うこと
ができる。
50が取り付けられ、工具9を取り付けている。前記し
たサーボモータ35、45はNC装置(図示せず)で制
御される構成となっており、従って、Z軸スライド3
3、X軸スライド43の移動を数値制御することが可能
である。かくして、工具9はX軸方向、Z軸方向に共に
数値制御されることとなり、主軸2に保持したワークW
に対して数値制御による精密且つ複雑な加工を行うこと
ができる。
【0018】図3から良く分かるように、位置P3のN
C式工具台30の取付位置には、中空構造の中間軸53
が設けられている。この中間軸53は、旋盤フレーム1
9に形成している軸取付穴20、21に取り付けられて
いる。ここで、旋盤フレーム19に形成されている軸取
付穴20、21の位置及び内径は、図6に示す従来の旋
盤フレーム19のものと同一であり、従って、図6に示
す旋盤フレーム19と図3に示す本実施例に用いる旋盤
フレーム19とは実質的に同一のものである。更に、中
間軸53の左端部分を除いた部分の外径は、図6に示す
位置P3のカム式工具台5のスライド駆動レバー軸14
の対応する部分の外径と等しく定められている。かくし
て、図4を図7に比較すれば良く分かるように、図7に
おいて位置P3に配置されているスライド駆動レバー軸
14と同じ位置に、同じ外径の中間軸53が位置するこ
ととなり、その中間軸53には、カム軸15から下方に
位置するカム式工具台4のスライド駆動レバー軸14へ
到るリンク機構17を構成する第三レバー17dが回転
可能に取り付けられている。従って、図4に示す本実施
例で使用するリンク機構17は、図7に示す従来装置に
おけるリンク機構17と実質的に同一であり、従来と同
一形状の第一レバー17b、第二レバー17c、第三レ
バー17d、第四レバー17e、第五レバー17f等を
備えている。
C式工具台30の取付位置には、中空構造の中間軸53
が設けられている。この中間軸53は、旋盤フレーム1
9に形成している軸取付穴20、21に取り付けられて
いる。ここで、旋盤フレーム19に形成されている軸取
付穴20、21の位置及び内径は、図6に示す従来の旋
盤フレーム19のものと同一であり、従って、図6に示
す旋盤フレーム19と図3に示す本実施例に用いる旋盤
フレーム19とは実質的に同一のものである。更に、中
間軸53の左端部分を除いた部分の外径は、図6に示す
位置P3のカム式工具台5のスライド駆動レバー軸14
の対応する部分の外径と等しく定められている。かくし
て、図4を図7に比較すれば良く分かるように、図7に
おいて位置P3に配置されているスライド駆動レバー軸
14と同じ位置に、同じ外径の中間軸53が位置するこ
ととなり、その中間軸53には、カム軸15から下方に
位置するカム式工具台4のスライド駆動レバー軸14へ
到るリンク機構17を構成する第三レバー17dが回転
可能に取り付けられている。従って、図4に示す本実施
例で使用するリンク機構17は、図7に示す従来装置に
おけるリンク機構17と実質的に同一であり、従来と同
一形状の第一レバー17b、第二レバー17c、第三レ
バー17d、第四レバー17e、第五レバー17f等を
備えている。
【0019】位置P3に配置したNC式工具台30のZ
軸ねじ軸34は、中空の中間軸53内に配置されてい
る。これにより、Z軸ねじ軸34をリンク機構17にな
んら干渉することがなく配置することができる。
軸ねじ軸34は、中空の中間軸53内に配置されてい
る。これにより、Z軸ねじ軸34をリンク機構17にな
んら干渉することがなく配置することができる。
【0020】上記したように、本実施例の多軸旋盤は、
位置P3、P6にNC式工具台30、31を配置し、そ
の他の位置にはカム式工具台2、4、6、7を配置して
いるので、スピンドルキャリア1が間欠的に割り出し回
転し、各主軸2を位置P1〜P6に間欠的に移動させる
際に、各主軸2に保持されたワークWの先端に各位置P
1〜P6で次々と各工具台に適した所定の加工が行われ
る。特に、位置P3、P6にNC式工具台30、31を
配置したことにより、数値制御による精密な且つ複雑な
加工が可能である。
位置P3、P6にNC式工具台30、31を配置し、そ
の他の位置にはカム式工具台2、4、6、7を配置して
いるので、スピンドルキャリア1が間欠的に割り出し回
転し、各主軸2を位置P1〜P6に間欠的に移動させる
際に、各主軸2に保持されたワークWの先端に各位置P
1〜P6で次々と各工具台に適した所定の加工が行われ
る。特に、位置P3、P6にNC式工具台30、31を
配置したことにより、数値制御による精密な且つ複雑な
加工が可能である。
【0021】また、この多軸旋盤の製造に当たっては、
使用する旋盤フレーム19、最下部のカム式工具台3、
4を制御するためのリンク機構17等は、図5〜7に示
すカム式工具台のみを使用した従来の多軸旋盤と同一の
ものを使用することができ、安価に製造可能である。
使用する旋盤フレーム19、最下部のカム式工具台3、
4を制御するためのリンク機構17等は、図5〜7に示
すカム式工具台のみを使用した従来の多軸旋盤と同一の
ものを使用することができ、安価に製造可能である。
【0022】なお、上記実施例では、中間位置(位置P
3、P6)の二つの工具台をNC式工具台30、31と
しているが、本発明はこの構成に限らず、一方をカム式
工具台のままとしておいてもよいし、必要に応じ他の工
具台をNC式工具台としてもよい。
3、P6)の二つの工具台をNC式工具台30、31と
しているが、本発明はこの構成に限らず、一方をカム式
工具台のままとしておいてもよいし、必要に応じ他の工
具台をNC式工具台としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、カム
軸の回転によって制御されるカム式工具台を備えた多軸
旋盤において、カム軸より遠く離れた位置に配置された
カム式工具台を制御するためのリンク機構に設けた中間
軸を中空構造とし、その中にNC式工具台のZ軸ねじ軸
を配置する構成としたことにより、Z軸ねじ軸がリンク
機構に干渉することがなく、このため、カム軸と、その
カム軸から遠く離れた位置のカム式工具台との間に、N
C式工具台を容易に配置することができるという効果を
有している。
軸の回転によって制御されるカム式工具台を備えた多軸
旋盤において、カム軸より遠く離れた位置に配置された
カム式工具台を制御するためのリンク機構に設けた中間
軸を中空構造とし、その中にNC式工具台のZ軸ねじ軸
を配置する構成としたことにより、Z軸ねじ軸がリンク
機構に干渉することがなく、このため、カム軸と、その
カム軸から遠く離れた位置のカム式工具台との間に、N
C式工具台を容易に配置することができるという効果を
有している。
【0024】なお、実施例に示すように、中空構造の中
間軸の取付位置を、その位置に設けたNC式工具台をカ
ム式工具台に変更した時に、該カム式工具台のスライド
駆動レバーの取付位置となるようにしておくと、旋盤フ
レームやリンク機構を変更することなく、NC式工具台
をカム式工具台に変更したり、その逆に変更することが
可能となり、NC式工具台を備えた多軸旋盤と、そのN
C式工具台をカム式工具台に変更した自動旋盤との部品
の共用化率を高めることができるという効果が得られ
る。
間軸の取付位置を、その位置に設けたNC式工具台をカ
ム式工具台に変更した時に、該カム式工具台のスライド
駆動レバーの取付位置となるようにしておくと、旋盤フ
レームやリンク機構を変更することなく、NC式工具台
をカム式工具台に変更したり、その逆に変更することが
可能となり、NC式工具台を備えた多軸旋盤と、そのN
C式工具台をカム式工具台に変更した自動旋盤との部品
の共用化率を高めることができるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の一実施例による多軸旋盤のスピンドル
キャリア及びその近傍を示す概略正面図
キャリア及びその近傍を示す概略正面図
【図2】その多軸旋盤におけるNC式工具台及びその近
傍を示す概略断面図
傍を示す概略断面図
【図3】その多軸旋盤における位置P2、P3の工具台
の概略断面図
の概略断面図
【図4】その多軸旋盤における位置P1、P2の工具台
に対するカム式駆動装置を示す概略正面図
に対するカム式駆動装置を示す概略正面図
【図5】従来の多軸旋盤のスピンドルキャリア及びその
近傍を示す概略正面図
近傍を示す概略正面図
【図6】図5の多軸旋盤における位置P2、P3の工具
台の概略断面図
台の概略断面図
【図7】図5の多軸旋盤における位置P1、P2の工具
台に対するカム式駆動装置を示す概略正面図
台に対するカム式駆動装置を示す概略正面図
1 スピンドルキャリア 2 主軸(ワーク保持用主軸) 3〜8 工具台(カム式工具台) 9 工具 11 クロススライド 12 ラック 13 ピニオンギヤ 14 スライド駆動レバー軸 15 カム軸 15a カム 17 リンク機構 19 旋盤フレーム 20、21 軸取付穴 22、23 軸受 30、31 NC式工具台 32 工具台フレーム 33 Z軸スライド 34 Z軸ねじ軸 35 サーボモータ 36 ナット 43 X軸スライド 44 X軸ねじ軸 45 サーボモータ 46 ナット 50 工具ホルダ 53 中間軸
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のワーク保持用主軸を同一円上に保
持し、各ワーク保持用主軸が複数のワーク処理位置を間
欠的に移動するように割り出し回転するスピンドルキャ
リアと、前記複数のワーク処理位置に対応して設けられ
た工具台であって、保持した工具を前記主軸に対して直
角方向に移動させるクロススライドを有する工具台を備
えた多軸旋盤において、前記複数の工具台のうちの一部
の工具台は、往復回転によって前記クロススライドを往
復動させるスライド駆動レバー軸を備えたカム式工具台
であり、前記スピンドルキャリアの外方には、カム軸
と、該カム軸の回転に応じて前記カム式工具台のスライ
ド駆動レバー軸を往復回転させるリンク機構とを備えた
カム式駆動装置が設けられており、更に、前記カム軸か
ら遠く離れた位置にあるカム式工具台と前記カム軸との
間に位置する工具台の少なくとも一つが、X軸スライド
を保持して主軸に平行方向に移動させるZ軸スライド
と、そのZ軸スライドを移動させるZ軸ねじ軸と、該Z
軸ねじ軸を回転駆動するサーボモータを備えたNC式工
具台であり、前記カム軸から遠く離れた位置にあるカム
式工具台に連結された前記リンク機構が、前記NC式工
具台の取付位置に中空構造の中間軸を備え、該中間軸内
に前記Z軸ねじ軸が配置されていることを特徴とする多
軸旋盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117695A JPH08192302A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 多軸旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117695A JPH08192302A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 多軸旋盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08192302A true JPH08192302A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12047632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2117695A Pending JPH08192302A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 多軸旋盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08192302A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105828990A (zh) * | 2013-11-14 | 2016-08-03 | 日本精工株式会社 | 多轴自动车床 |
| CN111804954A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-23 | 龙岩畅通机械设备有限公司 | 一种快速多工位钻管接头专机 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP2117695A patent/JPH08192302A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105828990A (zh) * | 2013-11-14 | 2016-08-03 | 日本精工株式会社 | 多轴自动车床 |
| CN111804954A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-23 | 龙岩畅通机械设备有限公司 | 一种快速多工位钻管接头专机 |
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